JP2014046796A - ロックアップ制御装置 - Google Patents

ロックアップ制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2014046796A
JP2014046796A JP2012191008A JP2012191008A JP2014046796A JP 2014046796 A JP2014046796 A JP 2014046796A JP 2012191008 A JP2012191008 A JP 2012191008A JP 2012191008 A JP2012191008 A JP 2012191008A JP 2014046796 A JP2014046796 A JP 2014046796A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
speed
lockup
turbine
engine speed
engine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012191008A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuyuki Kanenaka
克行 金中
Kenji Iihara
健司 飯原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daihatsu Motor Co Ltd filed Critical Daihatsu Motor Co Ltd
Priority to JP2012191008A priority Critical patent/JP2014046796A/ja
Publication of JP2014046796A publication Critical patent/JP2014046796A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Fluid Gearings (AREA)
  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)

Abstract

【課題】本発明は、スピーディーにロックアップが可能となり、燃費向上、ショックの軽減が可能なAT車のロックアップ制御装置の提供をする。
【解決手段】本発明のロックアップ制御装置は代表的には、オフアップ変速時に、車速から変速終了後のタービン回転数を算出し、算出されたタービン回転数よりも高い回転数で、電子スロットルによりエンジン回転数を保持し、そしてロックアップを実施する制御構成を有している。
【選択図】図1

Description

本発明は、ロックアップオフ状態でオフアップ変速した場合であってもスピーディーにロックアップ実施ができ、燃費が向上しショックを軽減し得るロックアップ制御装置に関する。
ロックアップ機構とは、トルクコンバータによる伝達効率の悪さを改善するために設けられたクラッチ機構であり、エンジンとトランスミッションの回転軸を直結状態にすることで燃費や動力性能の向上を図るものである。
ロックアップの実施においてエンジンの回転数とトランスミッションの入力軸回転数(以下、「タービン回転数」と言う)が一致又は差が小さいならば問題ないが、両回転数の差が大きいとクラッチをつなぐ際にショックが発生し得る。通常、エンジントルクが大きく油圧がある状態でロックアップ制御を実施する場合、エンジン回転数が高い状態からゆっくりと両回転軸を同期させて直結している。
しかしながら、ロックアップオフの状態でオフアップ変速(アクセルオフおよびシフトアップ)を実施したとき変速終了時にはエンジン回転数<タービン回転数になりやすい。この状態でアクセルオンしロックアップ制御を実施しようとしても、エンジントルクが小さい状態なので油圧を少々上げるだけで直ちに両回転軸を直結してしまってショックが出てしまう。したがって、実際にはエンジン回転数<タービン回転数の状態になるとロックアップ制御を実施することができない。
これに対して例えば、特許文献1では、エンジンが変速機により駆動されるコースト状態か否かを判断し、コースト状態でロックアップ領域になったときにエンジン回転数を上昇させ、エンジン回転数がロックアップし得る回転数に到達した時点でロックアップを実施するAT車のロックアップ制御構成が開示されている。
しかしながら、特許文献1はエンジン回転数<タービン回転数となったときにエンジン回転数を上昇する制御をしているが、現実にエンジン回転数<タービン回転数となってから制御実行するものであり、ロックアップ実施が少々遅れるためその分フューエルカットができず燃費性能に問題がある。
特許第4078789号公報
本発明は、上記課題に鑑み創作されたものであり、ロックアップオフの状態でオフアップ変速等したときに変速終了時のエンジン回転数が落ち込み過ぎてロックアップ実施が不能になることがなく、燃費性能も高い制御構成を有するロックアップ制御装置の提供を目的とする。
本発明は、
ロックアップオフ時にコースト状態に入った場合に、車速から変速終了後のタービン回転数を算出し、
算出されたタービン回転数よりも高い回転数で、エンジン回転数上昇手段によりエンジン回転数を保持し、ロックアップを実施する、
制御構成を有するロックアップ制御装置を提供する。
上記本発明は代表的には、
オフアップ変速時に、車速から変速終了後のタービン回転数を算出し、
算出されたタービン回転数よりも高い回転数で、電子スロットルによりエンジン回転数を保持し、そしてロックアップを実施する制御構成を有している。
本発明によれば、オフアップ変速後にエンジン回転数がタービン回転数よりも下がってしまう前にエンジン回転数を上昇させるのでロックアップができない状態にならずスピーディーなロックアップが可能となり、燃費向上、ショックの軽減を図ることができる。
とりわけ本発明のロックアップ制御装置では、車速(タービン回転数と比例)からエンジン回転数の上昇量を算出できるため、実際にエンジン回転数<タービン回転数となってしまう前にエンジン回転数を上昇させてロックアップを実施できる点が大きく有利である。
本発明のロックアップ制御装置で制御されるオフアップ変速時のエンジン回転数とタービン回転数とを示すタイミングチャート例である。 本発明のロックアップ制御装置に関する電気制御系を示す略ブロック図である。 本ロックアップ制御装置での制御構成例を示すフローチャートである。
以下、本発明の一実施形態に係るロックアップ制御装置について、図面を参照しつつ詳細に説明する。まず、図1は本ロックアップ制御装置で制御されるオフアップ変速時のエンジン回転数とタービン回転数とを示すタイミングチャートであり、これを参照しつつ以下、説明する。
図1の縦軸は、エンジン及びタービンの回転数(rpm)を示しており、横軸は時間(sec)である。また、(1)はエンジン回転数を示しており、(2)はタービン回転数を示している。図1でのオフアップはアクセルをオフにして3速から4速シフトアップする場合である。オフアップ変速前には大きく、エンジン回転数(1)>タービン回転数(2)であることがわかる。図1の場合、まずエンジン回転数とタービン回転数とで差がある。エンジン回転はトルクコンバータで滑りながらタービンに入力されているからである。ここではエンジン回転数(1)のタービン回転数(2)への伝達差は200rpm程度である。
時間A付近でオフアップ変速を開始している。時間A〜Bではアクセルを戻しているためエンジン回転数(1)が減少している。そして、時間Bで3速から4速へのシフトアップを開始しており、その後、コースト状態になりタービン回転数(2)及びエンジン回転数(1)ともに減少する。なお、図1の(3)には3速時のタービン回転数を示しており、(4)には4速時のタービン回転数を示している。3速時のタービン回転数(3)と4速時のタービン回転数(4)とは車速から算出される値である。例えば、タイヤの回転数×デフギヤ比×変速比で算出される。
タービン回転数(2)は減少していくが時間Cで4速時のタービン回転数(4)に到達するとその値(4)で一定になる。一方、エンジン回転数(1)は、本来、点線(5)に示すように時間C以降もさらに減少し、エンジン回転数(1)<タービン回転数(2)、という状態になる。これはロックアップしていない状態なのでトルクコンバータによる回転伝達に滑りがあるからである(コースト状態ではタービン回転に追従してエンジンが回転するからである)。
この状態でロックアップを実施しようとしても元々エンジントルクが小さい状態なので回転軸の直結反応が非常に敏感な状態になっており、油圧を少しでも上げると直ちに回転軸を直結してしまいショックが発生する。したがって、エンジン回転数(1)<タービン回転数(2)の状態ではロックアップを実施できない。これに対してエンジントルクも大きくエンジン回転数の高いときは何の問題なくロックアップを実施することができる。
そこで、本発明のロックアップ制御装置では、エンジン回転数(1)がタービン回転数(2)よりも落ち込む前に電子スロットルによりエンジン回転を高くする制御をしている。図1の時間C以降にも明白なようにエンジン回転数(1)が4速時のタービン回転数(4)に近づくと電子スロットルにより回転数上昇するように制御している。図1の場合には50〜100rpm程度分だけエンジン回転数を上昇させている(回転数(6)参照)。
次に、本ロックアップ制御装置での具体的な制御構成例を説明する。
図2は、本ロックアップ制御装置に関する電気制御系を示す略ブロック図である。1は、マイクロコンピュータからなるECU(電子制御部)であり、ここではエンジンのECUとトランスミッションのECUとを統合する概念として示している。このECU1には、エンジン回転数センサ2、タービン回転数センサ3、スロットル開度センサ4からの信号が受信される。さらに、ECU1には、エンジン回転数上昇手段(例えば、電子スロットル)5と、図示しないロックアップクラッチの油圧サーボを駆動制御するためにリニアソレノイドバルブSLU6と、が接続している。本ロックアップ制御装置では、ECU1がエンジン回転数やタービン回転数を検出しながらエンジン回転数が所定値まで減少するときに電子スロットル5を所望のスロットル開度に制御し、エンジン回転数を上昇させ、SLUでロックアップを実施している。
図3を参照すれば、本ロックアップ制御装置での制御例を示すフローチャートである。
本ロックアップ制御は、ロックアップオフ状態であることが前提となる。まず、ECU1でスロットル開度センサ4からの信号によりアクセルオフか否かを判断する(STEP1)。そして、ECU1が変速線図等から判断して変速駆動を開始する(STEP2)。その結果、図1に示すようにタービン回転数(2)が減少する。
オフアップ変速開始が確認されるとシフトアップ後のタービン回転数R4を算出し設定する(STEP3)。ここでは図1に示すように3速から4速に変速しており、タービン回転数R4は図1に示すタービン回転数(4)を意味している。タービン回転数R4は、例えば、
R4=タイヤの回転数×デファレンシャルギヤ比(固定)×の4速変速比(固定)
で算出されるものであり、R4は閾値として設定される。
また、エンジン回転数の上昇量R6−R4も算出し、設定する(STEP4)。これは上述するようにエンジン回転数がタービン回転数R4よりも落ち込まないようにエンジン回転数を上昇させるためであり、上昇量R6−R4は図1のエンジン回転数(6)−タービン回転数(4)と同一である。この場合、R6−R4=50〜100rpmに設定している。
エンジン回転数の上昇量R6−R4が算出されると、電子スロットル5が作動され(STEP5)、エンジン回転数が増加する。その後、ロックアップ実施可能条件を満足する場合は(STEP6)、ロックアップの実施が許可される(STEP7)。実際にロックアップを実施するときはSLU6を作動させる。
以上、本発明のロックアップ制御装置についての実施形態およびその概念について説明してきたが本発明はこれに限定されるものではなく特許請求の範囲および明細書等に記載の精神や教示を逸脱しない範囲で他の変形例、改良例が得られることが当業者は理解できるであろう。
本発明は、オフアップ変速後にエンジン回転数がタービン回転数よりも下がってしまう前にエンジン回転数を上昇させる制御を実行する。このために本発明はスピーディーにロックアップが可能となり、燃費向上、ショックの軽減が可能なロックアップ制御装置としての利用可能である。
1 ECU(電子制御装置)
2 エンジン回転数センサ
3 タービン回転数センサ
4 スロットル開度センサ
5 エンジン回転数上昇手段(電子スロットル)
6 SLU

Claims (1)

  1. ロックアップオフ状態でオフアップ変速時に、車速から変速終了後のタービン回転数を算出し、
    算出されたタービン回転数よりも高い回転数で、エンジン回転数上昇手段によりエンジン回転数を保持し、ロックアップを実施する、
    制御構成を有するロックアップ制御装置



JP2012191008A 2012-08-31 2012-08-31 ロックアップ制御装置 Pending JP2014046796A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012191008A JP2014046796A (ja) 2012-08-31 2012-08-31 ロックアップ制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012191008A JP2014046796A (ja) 2012-08-31 2012-08-31 ロックアップ制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014046796A true JP2014046796A (ja) 2014-03-17

Family

ID=50606894

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012191008A Pending JP2014046796A (ja) 2012-08-31 2012-08-31 ロックアップ制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014046796A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20150138744A (ko) * 2014-06-02 2015-12-10 고성석 자동 변속기 차량의 연비향상 방법

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0781460A (ja) * 1993-09-10 1995-03-28 Toyota Motor Corp 車両用ロックアップクラッチの制御装置
JPH07279700A (ja) * 1994-04-05 1995-10-27 Nissan Motor Co Ltd ロックアップ制御装置
JPH0958302A (ja) * 1995-08-25 1997-03-04 Toyota Motor Corp 車両用直結クラッチの制御装置
JP2003262148A (ja) * 2002-03-08 2003-09-19 Toyota Motor Corp 内燃機関の燃料噴射制御装置
JP2006161684A (ja) * 2004-12-07 2006-06-22 Mazda Motor Corp 車両のエンジン始動装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0781460A (ja) * 1993-09-10 1995-03-28 Toyota Motor Corp 車両用ロックアップクラッチの制御装置
JPH07279700A (ja) * 1994-04-05 1995-10-27 Nissan Motor Co Ltd ロックアップ制御装置
JPH0958302A (ja) * 1995-08-25 1997-03-04 Toyota Motor Corp 車両用直結クラッチの制御装置
JP2003262148A (ja) * 2002-03-08 2003-09-19 Toyota Motor Corp 内燃機関の燃料噴射制御装置
JP2006161684A (ja) * 2004-12-07 2006-06-22 Mazda Motor Corp 車両のエンジン始動装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20150138744A (ko) * 2014-06-02 2015-12-10 고성석 자동 변속기 차량의 연비향상 방법
KR101636127B1 (ko) * 2014-06-02 2016-07-04 고성석 자동 변속기 차량의 연비향상 방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4321253B2 (ja) トルクコンバータのロックアップ制御装置
JP4200992B2 (ja) 車両用自動変速機の変速制御装置
JP2002327834A (ja) 自動変速機の変速制御装置
US8346444B2 (en) Real time transmission shift quality detection and evaluation utilizing transmission output shaft acceleration
JP2010078124A (ja) 車両のコースティング走行制御装置
JP2015215063A (ja) 車両用自動変速機の変速制御装置
JP6306435B2 (ja) 車両の制御装置
US8862352B2 (en) System and method for improved double transition shift operations for automatic transmissions
KR102274021B1 (ko) 엔진-변속기 제어 시스템 및 그 제어 방법
JP2014046796A (ja) ロックアップ制御装置
WO2017033900A1 (ja) 自動変速機の制御装置
JP6288043B2 (ja) ロックアップクラッチの制御装置
JP5497571B2 (ja) 自動変速機の制御装置
JP2014234064A (ja) 制御装置
JP2011149484A (ja) トルクコンバータの制御装置
JP6358137B2 (ja) ロックアップクラッチのスリップ制御装置
JP4712295B2 (ja) 自動変速制御装置
JP2016148284A (ja) 車両の制御装置
JP2005172078A (ja) トルクコンバータのロックアップ制御装置
JP2020034020A (ja) 変速制御装置および変速制御方法
JP5566156B2 (ja) 自動変速機のロックアップ制御方法
JP5601918B2 (ja) 変速機制御装置
JP4415310B2 (ja) 自動変速制御装置
JP2010007767A (ja) 自動変速機の制御装置
JP4940274B2 (ja) 内燃機関の制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150817

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160530

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160603

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160725

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20170106