JP2014042129A - 原稿照明装置及びそれを用いた画像読取装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】導光体の副走査方向の反りを矯正して、光源を用いた一体型走査光学系ユニットの光源と導光体を高精度に保持することが出来る画像読取装置を提供すること。
【解決手段】原稿面を照明する照明手段と、照明手段は主走査方向に並ぶ複数の光源と、複数の光源から出射される光を原稿面に導くための導光体と、導光体を支持する基板を有し、導光体は複数の光源から出射した光を進入させる入射面と、入射面から入射した光の進行方向前方に配置された反射面と、反射面で反射した光が出射する出射面を有し、原稿面で反射した反射光を読取る、主走査方向に複数の読取画素を配置した読取手段とを備えた画像読取装置において、導光体は複数の光源間に副走査方向の位置決めをする係合突起を主走査方向の異なる位置に少なくとも3つ設けられ、導光体の副走査方向の反りを緩和させたことを特徴とする画像読取装置。
【選択図】 図1

Description

本発明は、画像読取装置に関するものである。特に照明手段、複数の折返しミラー、結像光学系、そして読取手段を含む一体型走査光学系ユニットを用いて原稿の画像情報を読取るようにした、イメージスキャナーやデジタル複写機等の装置に好適な画像読取装置に関するものである。
従来よりイメージスキャナーやデジタル複写機等の画像読取装置が種々と提案されている。
図12は一体走査光学系ユニットを有する画像読取装置の要部概略図である。
同図における一体型走査光学系ユニット(以下「キャリッジ」とも称す。)507は原稿台ガラス(原稿台)502上に載置された原稿501を照明する照明手段503により照明された原稿501からの光束を読取る読取手段(ラインセンサーもしくはイメージセンサー)505を有する。さらに原稿501からの光束を読取手段505に導く複数の折返しミラー504a〜504d、該原稿501からの画像情報に基づく光束を読取手段505面上に結像させる結像光学系(結像レンズ)506等を有する。
このように構成された一体型走査光学系ユニット507は駆動手段としての駆動モータ(副走査モータ)508により同図に示す矢印A方向(副走査方向)に走査される。
一体型走査光学系ユニット507を構成する各要素は、その各要素の相対位置関係を変えずに原稿を走査するものである。
同図において複数の折返しミラーは第1折返しミラー504a、第2折返しミラー504b、第3折返しミラー504c、そして第4折返しミラー504dから成る。各ミラーは、原稿501からの光束が第1折返しミラー504aから第2折返しミラー504bへ、第2折返しミラー504bから第3折返しミラー504cへ、第3折返しミラー504cから第4折返しミラー504dへ入射するようにそれぞれ配置されている。そして第4折返しミラー504dへ入射した光束は結像光学系506により読取手段505面上へ結像する。
このような構成において、読取手段505で読取られた原稿の画像情報は電気信号として特定の画像処理部(不図示)に送られ、特定の信号処理を施された後に出力されるようになっている。また画像読取装置は、本装置を駆動するための電源部(不図示)を併せ持っている。
そして原稿面を照明する照明手段503は主走査方向に並ぶ複数の光源と、複数の光源から出射される光を原稿面に導くための導光体を備えている。そして導光体は複数の光源から出射した光を進入させる入射面と、入射面から入射した光の進行方向前方に配置された反射面と、反射面で反射した光が出射する出射面を有する。
ところで、従来よりこの種の画像読取装置においては、導光体の反りを矯正して高精度に保持することが要望される。
この解決策としては従来より種々と提案されており、例えば特許文献1がある。
特開2005−269108号公報
しかしながら、上記の画像読取装置においては、下記に示す問題点がある。
特許文献1は、光源ユニットまたはケースに導光体の出射面に掛かるリブを設けたことで位置精度の確保をしているが、導光体端部で保持するため中央部で湾曲が残存しやすい。
そこで、本発明の目的は導光体の反りを矯正して導光体を高精度に保持することができる画像読取装置の提供である。
上記目的を達成するために、本発明は、
原稿面を照明する照明手段と、
照明手段は主走査方向に並ぶ複数の光源と、
複数の光源から出射される光を原稿面に導くための導光体と、
導光体を支持する基板を有し、
導光体は複数の光源から出射した光を進入させる入射面と、
入射面から入射した光の進行方向前方に配置された反射面と、
反射面で反射した光が出射する出射面を有し、
原稿面で反射した反射光を読取る、主走査方向に複数の読取画素を配置した読取手段とを備えた画像読取装置において、
導光体は複数の光源間に副走査方向の位置決めをする係合突起を主走査方向の異なる位置に少なくとも3つ設けたことを特徴とする画像読取装置。
本発明によれば導光体の副走査方向反りを矯正して、導光体を高精度に保持することができる。
本発明による実施例1の要部構成図 本発明による実施例1の照明手段を示す副走査断面図 本発明による実施例1の照明手段を示す主走査断面図 本発明による実施例1の照明手段を示す光軸断面図 本発明による実施例1の導光体内における配光特性を示す図 本発明による実施例2の照明手段を示す副走査断面図 本発明による実施例2の照明手段を示す主走査断面図 本発明による実施例2の照明手段を示す光軸断面図 本発明による実施例3の照明手段を示す副走査断面図 本発明による実施例3の照明手段を示す主走査断面図 本発明による実施例3の照明手段を示す光軸断面図 従来の画像読取装置の要部構成図
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。
本実施例において、光学的な間隔とは、光束が進行する方向の間隔(光路長)を意味する。
また、本実施例において、物理的な間隔は、副走査断面内において定義され、主走査方向及び副走査方向と直交する方向の間隔を意味する。
図1は本発明による実施例1の画像読取装置の要部概略図、図2は本発明による照明手段103の副走査断面図、図3は本発明による照明手段103の主走査断面図、図4は本発明による照明手段103の光軸断面図である。
尚、以下の説明において、キャリッジ107の左右方向とは駆動手段(副走査モータ)108によってキャリッジ107が駆動される方向のことで、副走査方向に相当している。またキャリッジの上下方向とは原稿面101の法線方向(鉛直方向)のことであり、上側の方向とは原稿面101側の方向のことであり、下側の方向とはその逆の方向のことである。主走査方向とは読取手段105の画素の並び方向(紙面垂直方向)である。
図中、1は画像読取装置本体、102は原稿台(原稿台ガラス)であり、その原稿台102面上に原稿101が載置されている。
107は一体型走査光学系ユニットであり、後述する照明手段103、複数の折返しミラー104a〜104d、結像光学系106、そして読取手段105を一体的に収納している。一体型走査光学系ユニット107は、モータ等の駆動装置108により副走査方向(図1において矢印A方向)へ走査し、原稿101の画像情報を読取っている。
尚、一体型走査光学系ユニット107と原稿101とを相対的に移動させて原稿101の画像情報を読取るようにしても良い。また、一体型走査光学系ユニット107を以下「キャリッジ」とも称す。
103は照明手段であり、導光体201、基板206、光源205、係合突起207a、207b、207cより成っており、原稿台102に載置した原稿101を照明している。
104a、104b、104c、104dは各々順に第1、第2、第3、第4折返しミラーであり、後述する位置に配置されており、原稿101からの光束を反射させている。
106は結像レンズからなる結像光学系であり、複数の折返しミラー104a、104b、104c、104dで反射された原稿101の画像情報に基づく光束を読取手段105面上に結像させている。
105は読取手段であり、ラインセンサー(もしくはイメージセンサー)の電荷結合素子より成っており、結像光学系106の結像位置であって、主走査方向に複数の読取画素を配置している。
108は駆動装置としての副走査モータであり、キャリッジ107を副走査方向に移動させている。
複数の折返しミラーは第1、第2、第3、第4折返しミラー104a、104b、104c、104dの4枚の折返しミラーより成っている。
本実施例では、原稿101からの光束が、第1折返しミラー104aで反射された後、第2折返しミラー104bへ入射し、第2折返しミラー104bで反射された光束が第3折返しミラー104cへ入射し、第3折返しミラー104cで反射された光束が第4折返しミラー104dへ入射するように各ミラーを配置している。更に第4折返しミラー104で反射された光束が結像光学系106に入射するように各折返しミラーを配置している。
本実施例において、照明手段103の導光体201は207a、207b、207cの係合突起と一体成型されており、基板206と密着している。
係合突起207a、207b、207cは主走査方向に3つの係合突起が形成されている。
基板206には係合突起207a、207b、207cが係合する係合孔208a、208b、208cが設けてある。
主走査中央部に位置する係合孔208bの主走査幅Bは係合突起207bの主走査方向幅Dと比べて略同寸法に設定されており、主走査方向・副走査方向の位置を規制する役割を担う。
一方、主走査端部方向に位置する係合孔208a、208cの主走査幅A、Cは係合突起207a、207cの主走査方向幅Dと比べて若干大きい寸法に設定されており、主走査方向には自由度を持ちつつ副走査方向の反りを矯正する役割を担う。
光源と係合突起の主走査方向の間隔をLとする。
導光体内における配光特性において、光源から放射される光強度が最も強い方向を基準0度とする。その時、光強度が50%までの範囲を配光角θ、全反射までの範囲を臨界角ω(図5)とする。
入射面から係合突起までの副走査方向の距離dとする。
このとき、
d≦L/tanθ・・・(1)
より望ましくは
d≦L/tanω・・・(2)
なる条件を満足するように係合突起が形成されている。
条件式(1)を満たすことによって、係合突起は光源から放射される光のうち光強度が50%以下の空間に配置されている。これにより導光体入射面近傍の光損失が少ない空間に係合突起が形成され、副走査方向の反りを矯正できる。
条件式(2)を満たすことによって、係合突起は光源から放射される光のうち臨界角以上の空間に配置されている。これにより導光体入射面近傍の全反射をしない空間に係合突起が形成され、光量損失なく副走査方向の反りを矯正できる。
本実施例では、
光源から放射される光強度が50%までの範囲内の配光角θ=35°、全反射までの範囲内の臨界角ω=42.2°
主走査端部の光源間のピッチT1=6mm、光源と係合突起の間隔L1=3mm、入射面から係合突起までの副走査方向の距離d1=1mm
主走査端部の光源間のピッチT2=14mm、光源と係合突起の間隔L2=7mm、入射面から係合突起までの副走査方向の距離d2=1mm
主走査端部の光源間のピッチT3=6mm、光源と係合突起の間隔L3=3mm、入射面から係合突起までの副走査方向の距離d3=1mm
である。
これら各数値を条件式(1)に当てはめると
d1=1.00、L1/tanθ=4.28
d2=1.00、L2/tanθ=10.00
d3=1.00、L3/tanθ=4.28
となる。これは条件式(1)を満足している。
条件式(1)を満たすことによって、係合突起は光源から放射される光のうち光強度が50%以下の空間に配置されている。これにより導光体入射面近傍の全反射が少ない空間に係合突起が形成され、副走査方向の反りを矯正できる。
これら各数値を条件式(2)に当てはめると
d1=1.00、L1/tanθ=3.31
d2=1.00、L2/tanθ=7.72
d3=1.00、L3/tanθ=3.31
となる。これは条件式(2)を満足している。
条件式(2)を満たすことによって、係合突起は光源から放射される光のうち臨界角以上の空間に配置されている。これにより導光体入射面近傍の全反射をしない空間に係合突起が形成され、光量損失なく副走査方向の反りを矯正できる。
かつ係合突起が主走査方向に3つ設けてあるため、主走査全域で導光体の湾曲が残存しにくくなる。
このように本実施例では導光体を有する画像読取装置において係合突起の配置を適切に設定することにより、一体型走査光学系ユニットの光源と導光体を高精度に保持することができる。
図6は本発明による照明手段103の副走査断面図、図7は本発明による照明手段103の主走査断面図、図8は本発明による照明手段103の光軸断面図である。同図において図1に示した要素と同一要素には同符番を付している。
本実施例において前述の実施例1と異なる点は、導光体出射面の主走査端部近傍に主走査/副走査方向と直交する方向の反りを矯正する保持機構を設けたことである。
導光体201は307a、307b、307cの係合突起と一体成型されており、基板206と密着している。
基板206には係合突起307a、307b、307cが係合する係合孔308a、308b、308cが設けてある。
主走査中央部に位置する係合孔308bの主走査幅Bは係合突起307bの主走査方向幅Dと比べて略同寸法に設定されており、主走査方向・副走査方向の位置決めの役割を担う。
一方、主走査端部方向に位置する係合孔308a、308cの主走査幅A、Cは係合突起307a、307cの主走査方向幅Dと比べて若干大きい寸法に設定されており、副走査方向の反りを矯正する役割を担う。
導光体出射面の近傍にリブ309a、309bが設けてある。導光体の出射面がリブ309a、309bに掛かることで主走査/副走査方向と直交する方向の反りを矯正する。
本実施例では、
光源から放射される光強度が50%までの範囲内の配光角θ=35°、全反射までの範囲内の臨界角ω=42.2°
主走査端部の光源間のピッチT1=10mm、光源と係合突起の間隔L1=5mm、入射面から係合突起までの副走査方向の距離d1=5mm
主走査端部の光源間のピッチT2=14mm、光源と係合突起の間隔L2=7mm、入射面から係合突起までの副走査方向の距離d2=5mm
主走査端部の光源間のピッチT3=10mm、光源と係合突起の間隔L3=5mm、入射面から係合突起までの副走査方向の距離d3=5mm
である。
これら各数値を条件式(1)に当てはめると
d1=5.00、L1/tanθ=7.14
d2=5.00、L2/tanθ=10.00
d3=5.00、L3/tanθ=7.14
となる。これは条件式(1)を満足している。
条件式(1)を満たすことによって、係合突起は光源から放射される光のうち光強度が50%以下の空間に配置されている。これにより導光体入射面近傍の全反射が少ない空間に係合突起が形成され、副走査方向の反りを矯正できる。
これら各数値を条件式(2)に当てはめると
d1=5.00、L1/tanθ=5.51
d2=5.00、L2/tanθ=7.72
d3=5.00、L3/tanθ=5.51
となる。これは条件式(2)を満足している。
条件式(2)を満たすことによって、係合突起は光源から放射される光のうち臨界角以上の空間に配置されている。これにより導光体入射面近傍の全反射をしない空間に係合突起が形成され、光量損失なく副走査方向の反りを矯正できる。
かつ係合突起が主走査方向に3つ設けてあり、主走査端部近傍にリブを設けてあるため、主走査全域で導光体の湾曲が残存しにくくなる。
このように本実施例では導光体を有する画像読取装置において係合突起の配置を適切に設定することにより、一体型走査光学系ユニットの光源と導光体を高精度に保持することができる。
図9は本発明による照明手段103の副走査断面図、図10は本発明による照明手段103の主走査断面図、図11は本発明による照明手段103の光軸断面図である。同図において図1に示した要素と同一要素には同符番を付している。
本実施例において前述の実施例1と異なる点は、係合突起を4箇所にして、導光体出射面の主走査端部近傍に主走査/副走査方向と直交する方向の反りを矯正する保持機構を設けたことである。
本実施例において、導光体201は407a、407b、407c、407dの係合突起と一体成型されており、基板206と密着している。
基板206には係合突起407a、407b、407c、407dが係合する係合孔408a、408b、408c、408dが設けてある。
主走査方向に位置する係合孔408cの主走査幅Cは係合突起407cの主走査方向幅Eと比べて略同寸法に設定されており、主走査方向・副走査方向の位置決めの役割を担う。
一方、端部方向に位置する係合孔408a、408b、408dの主走査幅A、B、Dは係合突起407a、407b、407dの主走査方向幅Eと比べて若干大きい寸法に設定されており、副走査方向の反りを矯正する役割を担う。
導光体出射面の近傍にリブ409a、409bが設けてある。導光体の出射面がリブ409a、409bに掛かることで主走査/副走査方向と直交する方向の反りを矯正する。
本実施例では、
光源から放射される光強度が50%までの範囲内の配光角θ=35°、全反射までの範囲内の臨界角ω=42.2°
主走査端部の光源間のピッチT1=10mm、光源と係合突起の間隔L1=5mm、入射面から係合突起までの副走査方向の距離d1=1.5mm
主走査端部の光源間のピッチT2=12mm、光源と係合突起の間隔L2=6mm、入射面から係合突起までの副走査方向の距離d2=1.5mm
主走査端部の光源間のピッチT3=12mm、光源と係合突起の間隔L3=6mm、入射面から係合突起までの副走査方向の距離d3=1.5mm
主走査端部の光源間のピッチT4=10mm、光源と係合突起の間隔L4=5mm、入射面から係合突起までの副走査方向の距離d4=1.5mm
である。
これら各数値を条件式(1)に当てはめると
d1=2.00、L1/tanθ=7.14
d2=2.00、L2/tanθ=8.57
d3=2.00、L3/tanθ=8.57
d4=2.00、L4/tanθ=7.14
となる。これは条件式(1)を満足している。
条件式(1)を満たすことによって、係合突起は光源から放射される光のうち光強度が50%以下の空間に配置されている。これにより導光体入射面近傍の全反射が少ない空間に係合突起が形成され、副走査方向の反りを矯正できる。
これら各数値を条件式(2)に当てはめると
d1=2.00、L1/tanθ=5.51
d2=2.00、L2/tanθ=6.62
d3=2.00、L3/tanθ=6.62
d4=2.00、L4/tanθ=5.51
となる。これは条件式(2)を満足している。
条件式(2)を満たすことによって、係合突起は光源から放射される光のうち臨界角以上の空間に配置されている。これにより導光体入射面近傍の全反射をしない空間に係合突起が形成され、光量損失なく副走査方向の反りを矯正できる。
かつ係合突起が主走査方向に4つ設けてあるため、主走査端部近傍にリブを設けてあるため、主走査全域で導光体の湾曲が残存しにくくなる。
このように本実施例では導光体を有する画像読取装置において係合突起の配置を適切に設定することにより、一体型走査光学系ユニットの光源と導光体を高精度に保持することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
1 画像読取装置
101、501 原稿(原稿面、画像)
102、502 原稿台ガラス
103、503 照明手段
104a、104b、104c、104d 折返しミラー
504a、504b、504c、504d 折返しミラー
105、505 読取手段(ラインセンサー)
106、506 結像光学系
107、507 一体型走査光学系ユニット(キャリッジ)
108、508 副走査モータ
201 導光体
202 入射部
203 出射部
204 反射部
205 LED
206 基板
207a、207b、207c、307a、307b、307c、407a、407b、407c、407d 係合突起
208a、208b、208c、308a、308b、308c、408a、408b、408c、408d 係合孔
309a、309b、409a、409b リブ

Claims (4)

  1. 複数の光源を直線状に配列した光源アレイと
    光源の配列方向に長い入射部と原稿面に対向する出射部を有した樹脂製導光体と、
    光源の配列方向に長い基板を有し、
    導光体の入射部近傍かつ光源の正面ではない少なくとも3つ位置に係合突起が光源配列方向に離間して設けられ、
    同係合突起が基板と係合することを特徴とする原稿照明装置。
  2. 光源と係合突起の光源配列方向の間隔をL、導光体内において、光源から入射した光強度が垂直入射に対して50%となる配光角をθとすると、前記導光体の入射面から係合突起までの最短距離dが、d≦L/tanθなる関係を満足することを特徴とする請求項1に記載の原稿照明装置。
  3. 前記導光体は出射部の両端に突き当て部を有し、補助矯正具が導光体の突き上げ部と接することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の原稿照明装置。
  4. 請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の原稿照明装置を用いたことを特徴とする画像読取装置。
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