JP2014041761A - 照明装置、表示装置及びテレビ受信装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】隣り合った光源基板の間に形成される隙間に由来する輝度ムラの発生が抑制された照明装置の提供。
【解決手段】本発明の照明装置12は、複数の光源16が並んでなる光源列L1と、光源16らの光が入射される光入射面19c、光を出射させる光出射面19aを有する導光板19と、光源列L1が複数のサブ光源列L11,L12に分かれるように各々がサブ光源列L11,L12毎に割り当てられ、光源16が実装され光入射面19cと対向する実装面17aを各々が有し、隣り合った端部171,172間に隙間S1が形成されるように列状に並べられてなる複数の光源基板17と、隙間S1を覆う形で光源基板17と光入射面19cとの間に配され、光源16よりも光入射面19c側に張り出す形をなし、光源16と光入射面19cとの間の間隔を規制する本体部22a、光入射面19cに向けて光を反射する光反射面22bを有する規制反射部材22とを備える。
【選択図】図5
【解決手段】本発明の照明装置12は、複数の光源16が並んでなる光源列L1と、光源16らの光が入射される光入射面19c、光を出射させる光出射面19aを有する導光板19と、光源列L1が複数のサブ光源列L11,L12に分かれるように各々がサブ光源列L11,L12毎に割り当てられ、光源16が実装され光入射面19cと対向する実装面17aを各々が有し、隣り合った端部171,172間に隙間S1が形成されるように列状に並べられてなる複数の光源基板17と、隙間S1を覆う形で光源基板17と光入射面19cとの間に配され、光源16よりも光入射面19c側に張り出す形をなし、光源16と光入射面19cとの間の間隔を規制する本体部22a、光入射面19cに向けて光を反射する光反射面22bを有する規制反射部材22とを備える。
【選択図】図5
Description
本発明は、照明装置、表示装置及びテレビ受信装置に関する。
テレビ、携帯電話、携帯情報端末等の表示装置に、液晶パネルが利用されている。液晶パネルは、画像を表示させるために、外部の光を利用する必要がある。そのため、この種の表示装置は、特許文献1に示されるように、液晶パネルと共に、液晶パネルに光を供給するための照明装置(所謂、バックライト装置)を備えている。この照明装置は、液晶パネルの背面側に配されており、面状に広がった光を液晶パネルの背面に向けて照射するように構成されている。
前記照明装置としては、特許文献1に示されるように、透明な板状部材からなる導光板と、この導光板の端面と対向するように配される光源ユニットとを備えた、所謂、エッジライト型(又はサイドライト型)のものが知られている。導光板の前記端面は、光源ユニットから発せられた光が入射される光入射面となっており、また、導光板の表側の板面は前記光入射面から入射された光を出射させる光出射面となっている。この種の照明装置では、近年、前記光源ユニットとして、複数個のLED(Light Emitting Diode)が長尺状のLED基板上に実装されたもの(以下、LEDユニット)が汎用されている。なお、LED基板の表面には、光を反射する光反射層(光反射膜)が形成されている。
ところで、照明装置の大型等に伴い、複数本のLEDユニットを一列に並べた状態で前記光入射面と対向するように配置されることがある。この場合、隣り合ったLEDユニットの間には、LED基板の熱膨張、LED基板の寸法公差、及びLED基板の取付公差等を許容するために、若干の隙間が確保されている。
上述した照明装置のように、複数本のLEDユニットを一列に並べた状態で導光板の光入射面に対向配置させると、隣り合ったLEDユニット(LED基板)の間に形成される隙間の前方部分の輝度が、その周りの部分の輝度よりも低くなるという問題があった。前記隙間には、LED基板の表面上に形成されているような光反射層が設けられていない。そのため、前記隙間に光が進入しても、前記光が効率良く光入射面側に向かうことができなくなっている。その結果、導光板の光入射面のうち、前記隙間と対向する部分は、入射される光の量がその他の部分よりも少なくなるため、導光板を表側から平面視した際、前記隙間の前方部分の導光板(光出射面)に、周辺よりも輝度が低くLEDの光出射方向に沿ったスジ状の暗部が現れることになる。このような暗部が導光板に現れると、照明装置の光出射面から出射される面状の光に輝度ムラが発生し、ひいては表示装置の表示ムラが発生し、問題となっている。
本発明は、隣り合った光源基板の間に形成される隙間に由来する輝度ムラの発生が抑制された照明装置等を提供することである。
本発明に係る照明装置は、複数の光源が互いに間隔を保ちつつ列状に並べられてなる光源列と、板状部材であって、前記板状部材の端面からなり前記光源列と対向し前記光源からの光が入射される光入射面と、前記板状部材の表側の板面からなり前記光入射面から入射された光を出射させる光出射面とを有する導光板と、前記光源列が複数のサブ光源列に分かれるように各々が前記サブ光源列毎に割り当てられ、前記光源が実装されると共に前記光入射面と対向する実装面を各々が有し、隣り合った端部間に隙間が形成されるように列状に並べられてなる複数の光源基板と、前記隙間を覆う形で前記光源基板と前記光入射面との間に配され、前記光源よりも前記光入射面側に張り出す形をなし、前記光源と前記光入射面との間の間隔を規制する本体部と、この本体部の表面に配され前記光入射面に向けて光を反射する光反射面とを有する規制反射部材と、を備える。
前記照明装置において、前記規制反射部材は、前記光源基板と前記光入射面との間に配され、前記光源よりも前記光入射面側に張り出す形をなし、前記光源と前記光入射面との間の間隔を規制する本体部を有している。この本体部は、隣り合った光源基板の端部間に形成される隙間を覆う形で前記光源基板と前記光入射面との間に配されており、前記隙間に光源からの光が進入することを抑制している。また、前記本体部の表面には、光反射面が配されており、この光反射面によって、導光板の前記光入射面に向けて光が反射される。したがって、前記照明装置では、前記規制反射部材の本体部により、前記隙間に光が進入することが抑制されると共に、前記光反射面によって前記光入射面に向けて光を反射することができる。その結果、前記照明装置では、前記隙間と対向する部分の光入射面に入射される光の量が増加し、前記光入射面の前記隙間と対向する部分と、それ以外の部分との間における光入射量の差が少なくなり、導光板の光出射面から出射される光に前記隙間に由来する輝度ムラが発生することが抑制される。
前記照明装置において、前記光反射面は、前記本体部の表面に形成される光反射性を有する塗膜の表面からなるものであってもよい。前記光反射面が、光反射性を有する塗膜から形成されると、前記塗膜の組成や前記塗膜の厚みを適宜、変更することによって前記光反射面の光反射率を適宜、調節することが可能となる。また、前記光反射面が光反射性を有する塗膜から形成されると、前記本体部の表面形状(例えば、平面状、曲面状)に関係なく、適宜、前記本体部の表面に設けることができる。
前記照明装置において、前記本体部は、弾性材料からなるものであってもよい。前記本体部が、弾性材料からなると、前記導光板の光入射面が、前記規制反射部材に接触しても、前記規制反射部材の本体部が弾性変形するため、前記光入射面が前記規制反射部材によって傷つくことが抑制される。なお、前記弾性材料としては、白色を呈する弾性材料が好ましい。このような白色の弾性材料からなると、前記本体部の表面をそのまま光反射面として利用することが可能となる。また、前記本体部の表面に光反射性の前記塗膜が形成されている場合、前記塗膜が剥がれても、下側から白色の本体部が露出するため、その露出した部分を光反射面の一部として利用することが可能となる。
前記照明装置において、前記本体部は、前記隙間を全て覆う形で前記導光板の厚み方向に沿って延びる柱状をなし、前記光反射面は、柱状をなす前記本体部の周面に配されるものであってもよい。前記本体部が、このような構成を備えていると、前記光源からの光が前記隙間に進入することが確実に抑制される。
前記照明装置において、前記本体部は、隣り合った前記光源基板の各端部が伸長可能なように、前記隙間を覆う形で前記光源基板の各端部に接触配置されるものであってもよい。前記本体部が、このような構成を備えていると、前記規制反射部材の本体部が、前記隙間を覆う形で配されていても、前記光源基板の各端部が熱等の影響により伸長することが許容される。
前記照明装置において、前記実装面は、絶縁性の光反射膜を有し、前記光反射面は、前記光反射膜と同じ光反射率を有するものであってもよい。前記光反射面が、前記実装面の前記光反射膜と同じ光反射率を有すると、前記実装面で反射された光と、前記規制反射部材の前記光反射面で反射された光との間の明るさのばらつきを抑えることができる。
前記照明装置において、前記本体部が、金属材料からなり、前記光反射面は、前記本体部の表面からなるものであってもよい。前記規制反射部材の前記本体部が、金属材料からなると、前記本体部の表面をそのまま前記光反射面として利用することが可能となる。
前記照明装置において、前記光反射面は、前記光入射面と対向する部分が曲面状又は平面状をなすものであってもよい。前記光反射面が、前記光入射面と対向する部分が曲面状又は平面状をなすものであると、前記規制反射部材の前記本体部が前記光入射面に接触しても、その接触部分は曲面状又は平面状となっているため、前記光入射面との接触が緩和され、前記光入射面が傷つくことが抑制される。
前記照明装置において、前記導光板の裏側の板面を覆う形で配される板状の底部と、この底部の周縁に立設され前記光源基板よりも外側に配される壁部とを有するシャーシを備え、前記規制反射部材は、前記本体部が前記壁部に接続される形で固定されるものであってもよい。
前記照明装置において、前記規制反射部材は、前記隙間を通過する形で前記本体部と前記壁部とを連結する連結固定部を有するものであってもよい。前記規制反射部材は、前記隙間を通過する形で前記本体部と前記壁部とを連結する連結固定部を利用して、前記壁部に固定されると、前記規制反射部材の取り付け構造が小型化される。
前記照明装置において、前記導光板の裏側の板面を覆う形で配される板状の底部とを有するシャーシを備え、前記規制反射部材は、前記本体部が前記底部に接続される形で固定されるものであってもよい。
前記照明装置において、前記光源基板における前記実装面の反対側に配される放熱部材を備え、前記規制反射部材は、前記本体部が前記放熱部材に接続される形で固定されるものであってもよい。前記規制反射部材が、前記放熱部材に接続される形で固定されると、前記規制反射部材が受けた熱を前記放熱部材へ移動させて逃がすことができる。
本発明に係る表示装置は、前記照明装置と、前記照明装置からの光を利用して表示を行う表示パネルとを備える。
前記表示装置において、前記表示パネルは、一対の基板間に液晶を封入してなる液晶パネルからなるものであってもよい。
本発明に係るテレビ受信装置は、前記表示装置を備える。
本発明によれば、隣り合った光源基板の間に形成される隙間に由来する輝度ムラの発生が抑制された照明装置等を提供できる。
<実施形態1>
本発明の実施形態1を、図1から図6を参照しつつ説明する。本実施形態では、照明装置12と、この照明装置12を備える液晶表示装置10と、この液晶表示装置10を備えるテレビ受信装置TVについて例示する。なお、各図面には、X軸、Y軸及びZ軸が示されている。また、図2及び図3に示される上側を表側とし、同図下側を裏側として、照明装置12等をする。
本発明の実施形態1を、図1から図6を参照しつつ説明する。本実施形態では、照明装置12と、この照明装置12を備える液晶表示装置10と、この液晶表示装置10を備えるテレビ受信装置TVについて例示する。なお、各図面には、X軸、Y軸及びZ軸が示されている。また、図2及び図3に示される上側を表側とし、同図下側を裏側として、照明装置12等をする。
図1は、実施形態1に係るテレビ受信装置TVの概略構成を示す分解斜視図である。図1に示されるように、本実施形態のテレビ受信装置TVは、主として、液晶表示装置(表示装置)10と、この液晶表示装置10を挟むようにして収納する表裏両キャビネットCa,Cbと、電源Pと、チューナーTと、スタンドSとを備える。液晶表示装置10は、その表示面が鉛直方向(Y軸方向)に沿うように、スタンドSによって支持されている。
図2は、液晶表示装置10の概略構成を示す分解斜視図である。図3は、液晶表示装置10の短辺方向に沿った断面構成を示す断面図(図2のA−A’線断面図)である。図2に示されるように、液晶表示装置10は、表側から平面視した際に、全体として横長の矩形状をなしており、液晶パネル(表示パネル)11と、この液晶パネル11の背面11b側に配される照明装置12と、液晶パネル11の表側(表示面11a側)から被せられる額縁状のベゼル13とを備える。これらは、前記ベゼル13等を照明装置12に取り付けることによって一体的に保持されている。なお、ベゼル13は、金属材料等からなる。
液晶パネル11は、図2に示されるように、表側から平面視した際に、全体として横長の矩形状をなしている。液晶パネル11は、主として、互いに向かい合う一対の透明なガラス基板と、これらの基板間に封入される液晶層とを備える。これらの基板のうち、背面11b側(裏側)に配される一方のガラス基板は、所謂、薄膜トランジスタ(以下、TFT)アレイ基板であり、表示面11a側(表側)に配される他方のガラス基板は、所謂、カラーフィルタ(以下、CF)基板である。
TFTアレイ基板は、主として、透明なガラス製の板上に、スイッチング素子としての複数個のTFTと、各TFTのドレイン電極に接続する透明な複数個の画素電極とがマトリクス状(行列状)に設けられたものからなる。個々のTFT及び画素電極は、画素毎に設けられており、互いに交差するように前記ガラス製の板上に設けられている複数本のゲート配線と、複数本のソース配線とによって区画されている。なお、各TFTにおけるゲート電極は前記ゲート配線と接続し、それらのソース電極は前記ソース配線と接続している。
CF基板は、主として、透明なガラス製の板上に、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)等の各色からなるCFが、前記TFTアレイ基板の各画素に対応するように、マトリクス状に設けられたものからなる。各CFは、前記ガラス製の板上に格子状に設けられている遮光性のブラックマトリクス(BM)によって区画されている。なお、前記CF及び前記BM上には、前記TFTアレイ基板の画素電極と向かい合う透明な対向電極等が設けられている。
液晶パネル11は、上述したソース配線、ゲート配線及び対向電極等に、駆動回路基板から画像を表示するために必要な画像データや各種制御信号が供給されるように構成されており、所謂、アクティブマトリクス方式で駆動する。なお、液晶パネル11には、その表示面11a側と背面11b側に、前記一対のガラス基板を挟むようにそれぞれ偏光板(不図示)が設けられている。
照明装置12は、所謂、エッジライト型(サイドライト型)であり、主として、シャーシ14と、光学シート15と、LEDユニット(光源ユニット)LUと、導光板19と、反射シート20と、フレーム21と、規制反射部材22とを備えている。図4は、照明装置12の平面図である。図4には、フレーム21や光学シート15が取り除かれた状態の照明装置12が示されている。
シャーシ14は、上側が開口した浅底の箱状をなし、アルミニウム系材料等の金属材料からなる板材をプレス加工等して形成される。シャーシ14は、表側から平面視した際に横長の矩形状である底部14aと、この底部14aの長辺方向の縁に立設されている一対の壁部14c,14dと、前記底部14aの短辺側の縁に立設されている一対の壁14e,14fとを備える。
LEDユニットLUは、主として、複数個のLED(光源)16と、LED基板(光源基板)17とを備えている。LEDユニットLUは、全体的には長手状をなしており、照明装置12の各長辺側に、それぞれ配されている。各長辺側には、それぞれ2つのLEDユニットLUが一列に並べられた状態で、各壁部14c,14dに沿うように配されている。つまり、照明装置12では、合計4つのLEDユニットLUが利用されている。
LED16は、LED基板17に固着される基板部上にLEDチップを樹脂材により封止した構造(所謂、LEDパッケージ)となっている。基板部に実装されるLEDチップは、主発光波長が1種類からなる。具体的には、青色を単色発光するものがLEDチップとして利用されている。LEDチップを封止する樹脂材には、LEDチップから発せられた青色の光により励起されて所定の色を発光する蛍光体が分散配合されている。前記樹脂材は、全体として概ね白色光を発するように構成されている。なお、蛍光体としては、例えば、黄色光を発光する黄色蛍光体、緑色光を発光する緑色蛍光体、及び赤色光を発光する赤色蛍光体の中から適宜、組み合せたものを用いてもよいし、それらを単独で用いてもよい。LED16は、LED基板17に対する実装面とは反対側の面が主発光面16aとなっている、所謂、頂面発光型である。
LED基板17は、全体的には、シャーシ14の長辺方向(X軸方向)に沿って細長く延びた板状(長尺状)をなしている。LED基板17は、その表側の板面(実装面)17aがX軸方向及びZ軸方向に沿った姿勢(つまり、導光板19の板面19aと直交させた姿勢)で、シャーシ14内に収容されている。LED基板17は、その裏側の板面17bが、シャーシ14の壁部14c(又は壁部14d)に接触した状態で、壁部14c(又は壁部14d)に図示されないネジ(ビス)等の固定手段によって固定されている。
LED基板17は、主として、アルミニウム系材料等の金属材料からなる長尺状(帯状)の基材と、この基材上に形成される合成樹脂からなる絶縁層と、この絶縁層上に形成される銅箔等の金属膜からなる配線パターンと、この配線パターンを覆うように前記絶縁層上に形成される白色の絶縁膜からなる反射層(反射膜)とを備える。なお、説明の便宜上、各図には、LED基板17における前記基材、絶縁層、配線パターン及び反射層は、一体的に示されている。
LED基板17の表側の板面(実装面)17a上には、複数個のLED16が表面実装されている。各LED16は、板面17a上において、LED基板17の長手方向(X軸方向)に沿って一列に並んでいる。各LED16は、板面(実装面)17a上において、互いに同じ形状(外観形状)であると共に、互いに等間隔で並んでいる。各LED16は、LED基板17毎に、前記配線パターンによって互いに直列接続されている。
反射シート20は、表側から平面視した際に、シャーシ14の底部14a等と同様、横長の矩形状をなしている。本実施形態の反射シート20は、白色の発泡プラスチックシート(例えば、発泡ポリエチレンテレフタレートシート)からなる。この反射シート20は、導光板19の裏側の板面19fを覆うように、底部14aに載せられる形で、シャーシ14内に収容されている。つまり、反射シート20は、導光板19とシャーシ14の底部14aとの間で挟まれる形となっている。
導光板19は、液晶パネル11及びシャーシ14と同様、平面に視て横長の矩形状であり、所定の厚みを有する板状部材からなる。導光板19は、屈折率が空気よりも高くかつ略透明な合成樹脂材料(例えば、PMMA等のアクリル樹脂やポリカーボネート樹脂等)から製造される。導光板19は、光学シート15よりも厚みが大きな板状をなしている。導光板19は、その主面(表側の板面19a,裏側の板面19b)における長辺方向がX軸方向と一致し、その短辺方向がY軸方向と一致し、そして主面(板面19a,19b)と直交する板厚方向がZ軸方向と一致するように、各図に示されている。導光板19は、その裏側の板面19bが、反射シート20を介して底部14aと対向するようにシャーシ14内に収容される。
導光板19の長辺側における2つの端面19c,19dの外側には、それぞれLEDユニットLUが配されている。各端面19c,19dに対して、LEDユニットLUの各LED16がそれぞれ所定間隔を保ちつつ対向している。なお、導光板19の端面19c,19dは、LED16から発せられた光が入射される光入射面19c,19dとなっている。導光板19は、光入射面19c,19dから入射された光を、内部で伝播させつつ表側へ向かうように立ち上げて出射させる機能を有する。導光板19の表側の板面19aは、光入射面19c,19dから入射された光を、液晶パネル11(光学シート15)に向けて出射させる光出射面19aとなっている。
なお、光入射面19c,19dは、X軸方向及びZ軸方向(LED基板17の主板面17a)に沿ってそれぞれ平行に配されており、光出射面19aに対して略直交している。また、導光板19の短辺側における2つの端面19e,19fは、Y軸方向及びZ軸方向に沿ってそれぞれ平行に配されており、光出射面19aに対して略直交している。
導光板19の光出射面19a又は裏側の板面19bの少なくともいずれか一方には、導光板19内部の光を反射させる反射部(不図示)、又は導光板19内部の光を散乱させる散乱部(不図示)が所定の面内分布を持つようパターニングされている。それらによって、光出射面19aからの出射光が面内において均一な分布となるように調節されている。
図4に示されるように、導光板19の一方の光入射面19cと対向する形で、一列に並べられた一対(2つ)のLEDユニットLU1,LU2が配されている。隣り合ったLEDユニットLU1,LU2の間(隣り合ったLED基板17の間)には、隙間S1が形成されている。この隙間S1は、LED基板17の熱膨張、LED基板17の寸法公差及びLED基板17の取付公差等を許容するために、設けられるものである。隙間S1の前方には、光入射面19cが配されており、隙間S1は光入射面19cと対向する形となっている。光入射面19cのうち、隙間S1と対向する部分は、光入射面19cの長辺方向における略中央に位置している。LED基板17の長手方向(X軸方向)における隙間S1の大きさ(幅)は、適宜、設定される。
一方のLEDユニットLU1が備える各LED16と、他方のLEDユニットLU2が備える各LED16とは、一列に繋がった1つのLED列(光源列)L1を形成している。LED列L1は、X軸方向に沿って伸びた状態で、光入射面19cと間隔を保ちつつ対向している。LED列L1を構成する各LED16のうち、LEDユニットLU1に割り当てられている複数個のLED16は、LEDユニットLU1のLED基板17上でサブLED列(サブ光源列)L11をなしている。また、LED列L1を構成する各LED16のうち、LEDLU2に割り当てられている複数個のLED16は、LEDユニットLU2のLED基板17上で他のサブLED列(サブ光源列)L12をなしている。本実施形態の場合、LED列L1は、合計20個のLED16により構成されている。そして、LED列L1を構成する20個のLED16は、それぞれ10個のLED16からなるサブLED列L11,L12毎に、LEDユニットLU1,LU2に割り当てられている。なお、サブLED列L11を構成する各LED16の間隔P1と、サブLED列L12を構成する各LED16の間隔(ピッチ)とは、共に同じ間隔(大きさ)に設定されている。また、LEDユニットLU1側の端部171上に実装されているLED16と、LEDユニットLU2側の端部172に実装されているLED16との間の間隔は、上述した間隔P1と略同じになるように設定される。
これに対して、図4に示されるように、導光板19の他方の光入射面19dと対向する形で、一列に並べられた他の一対(2つ)のLEDユニットLU3,LU4が配されている。隣り合ったLEDユニットLU3,LU4の間(隣り合ったLED基板17の間)にも、上述した隙間S1と同様な隙間S2が形成されている。隙間S2の前方には、光入射面19dが配されており、隙間S2は光入射面S2と対向する形となっている。また、一方のLEDユニットLU3が備える各LED16と、他方のLEDユニットLU4が備える各LED16とは、一列に繋がった1つのLED列(光源列)L2を形成している。つまり、本実施形態の照明装置12は、2本のLED列L1,L2を備えている。LED列L2は、X軸方向に沿って伸びた状態で、光入射面19dと間隔を保ちつつ対向している。
LED列L2を構成する各LED16のうち、LEDユニットLU3に割り当てられている複数個のLED16は、LEDユニットLU3のLED基板17上でサブLED列(サブ光源列)L21をなしている。また、LED列L2を構成する各LED16のうち、LEDユニットLU4に割り当てられている複数個のLED16は、LEDユニットLU4のLED基板17上で他のサブLED列(サブ光源列)L22をなしている。LED列L2も、LED列L1と同様、合計20個のLED16により構成されている。そして、LED列L2を構成する20個のLED16は、それぞれ10個のLED16からなるサブLED列L21,L22毎に、LEDユニットLU3,LU4に割り当てられている。なお、サブLED列L21を構成する各LED16の間隔(ピッチ)と、サブLED列L22を構成する各LED16の間隔(ピッチ)とは、共に同じ間隔(P1)に設定されている。
規制反射部材22は、隣り合ったLED基板17の間に形成される隙間S1,S2を覆う形で、LED基板17と導光板19の各光入射面19c,19dとの間に配される。規制反射部材22は、各隙間S1,S2に対して、それぞれ1つずつ割り当てられている。各隙間S1,S2に割り当てられている各規制反射部材22,22は、互いに同じ構造を備えている。ここで、隙間S1側に配されている規制反射部材22を例に挙げて、規制反射部材22について詳細に説明する。
図5は、規制反射部材22の平面図である。図5には、照明装置12の表側から平面視した際の規制反射部材22の上面が示されている。また、図6は、LEDユニットLUのLED16側から見た規制反射部材22の正面図である。規制反射部材22は、導光板19の光入射面19cがLED16と接触しないように、光入射面19cとLED16との間の間隔(距離)を規制する機能を備えると共に、光を光入射面19c側に向けて反射する機能を備えている。
規制反射部材22は、主として、本体部22aと、光反射面22bとを備えている。本体部22aは、隣り合ったLEDユニットLU1,LU2の間に形成される隙間S1を、LED基板17の板面17a側から覆う形で、各LEDユニットLU1,LU2の各LED基板17,17と、導光板19の光入射面19c(図4参照)との間に配される部分である。本体部22aは、LED基板17がシャーシ14の底部14aに対して起立する方向(Z軸方向)に沿って延びた三角柱状をなしている。三角柱状をなした本体部22aは、底部14aに起立した状態となっている。
三角柱状をなした本体部22aが有する3つの側面(周面)のうち、1つの側面(背面)22a1が隙間S1を板面17a側から全体的に覆っている。このように、本体部22aは、隙間S1を余すところなく、覆うことが好ましい。そして、残りの2つの側面は、導光板19の光入射面19c側に向いており、各側面に、それぞれ光反射面22bが形成されている。本体部22aの側面22a1は、矩形状をなしており、隙間S1と共に、隣り合った各LED基板17,17における各端部171,172の表面(板面17a)に接触する形で配されている。
本体部22aは、合成ゴム、エラストマー等の弾性材料を所定形状に加工したものからなり、外力が加えられると弾性変形する。本体部22aは、隣り合った各LED基板17,17における各端部171,172に密着した状態で、LED16よりも導光板19の光入射面19c側に張り出した形をなしている。図5に示されるように、本体部22aの上面は、頂角が光入射面19c側に配される二等辺三角形状をなしており、本体部22aは、前記頂角がLED16の主発光面16aよりも、光入射面19c側に張り出した形となっている。
本体部22aの高さ(Z軸方向の長さ)は、本実施形態の場合、LED基板17の高さ(短手方向の長さ)と略同じに設定されている。本体部22aは、一方のLED基板17の端部171に実装されているLED16と、他方のLED基板17の端部172に実装されているLED16との間に、配されている。本体部22aと各端部171,172上の各LED16との間には隙間があり、本体部22a(規制反射部材22)が各LED16と接触することが防止されている。
光反射面22bは、LED16から発せられた光のうち、隙間S1側に向かう光を反射して、光入射面19c側に向かわせる機能を備えている。本実施形態の場合、光反射面22bは、導光板19の光入射面19c側を向く本体部22aの表面(側面22a1以外の2つの側面)に形成された光反射膜の表面からなる。この光反射膜としては、公知の光反射膜を適宜、使用することができる。本実施形態の場合、光反射面22bは、光入射面19cに対して傾斜した状態で対向している。光反射面22bの光反射率は、目的に応じて、適宜、設定される。光反射面22bは、本体部22aの表面のうち、少なくとも導光板19の光入射面19c側を向く部分に設けることが好ましい。
規制反射部材22は、シャーシ14の壁部14cに連結固定部23を介して固定されている。この連結固定部23は、規制反射部材22の一部であり、本体部22aの背面22a1側に取り付けられている。連結固定部23は、細長く延びた棒状をなしており、その先端部分は、壁部14cに設けられている貫通状の取付孔140に挿し込まれている。また、連結固定部23の反対側の端部は、本体部22aに固定されている。連結固定部23は、本体部22aと同じ材質から形成されてもよいし、本体部22aとは異なる材質(例えば、プラスチック材料、金属材料)から形成されてもよい。本実施形態の場合、連結固定部23は、本体部22aよりも強度の高いプラスチック製の成型部品からなる。連結固定部23は、図5に示されるように、隙間S1内を通る形で本体部22aと壁部14cとの間を接続している。規制反射部材22は、本体部22aが各LED基板17,17の各端部171,172に板面17a側から接触するように、連結固定部23がシャーシ14の壁部14cに固定される。なお、規制反射部材22は、各LED基板17が熱を受けて伸長した際に、各端部171,172が移動できる程度の力で、各端部171,172を壁部14cとの間で挟む形となっている。規制反射部材22の本体部22aとLED基板17との間には、本発明の目的を損なわない限り、若干の隙間が形成されていてもよい。
規制反射部材22はLED16よりも光入射面19c側に張り出しているため、導光板19の熱膨張時や導光板19の組み付け時等において、導光板19の光入射面19cがLED16側に近付くことがあっても、LED16よりも前に必ず規制反射部材22が導光板19の光入射面19cに接触することになる。そして、規制反射部材22は、近付き過ぎた光入射面19cを押し返すように導光板19に対して作用する。なお、本実施形態の規制反射部材22の本体部22aは、上述したように弾性材料からなるため、導光板19の光入射面19cと接触すると若干、弾性変形する。そのため、規制反射部材22と光入射面19cとの接触が緩和されている。ただし、規制反射部材22の本体部22aは、導光板19に押されて弾性変形しても、光入射面19cがLED16と接触しないように、本体部22aの形状、弾性率等が設定されている。
光学シート15は、図2等に示されるように、液晶パネル11等と同様、表側から平面視した際に、横長の矩形状をなしている。光学シート15は、拡散シート15a、レンズシート15b、及び反射型偏光シート15cの積層物からなる。光学シート15は、導光板19の表側の板面(光出射面)19aを覆うように、前記板面19a上に載せられている。光学シート15の大きさは、導光板19の板面19aの大きさと、略同じに設定されている。
フレーム21は、液晶パネル11及び導光板19の周縁に沿った額縁状(枠状)の部材であり、合成樹脂等からなる。フレーム21は黒色であり、遮光性を有する。フレーム21は、導光板19の端部を、光学シート15を介して略全周に亘って表側から押さえる。フレーム21は、導光板19等を収容したシャーシ14の各壁部14c,14d,14e,14fの上端側から被せられる。フレーム21は、シャーシ14の各壁部14c,14d,14e,14fに、ネジ等の固定手段(不図示)によって固定される。なお、フレーム21の内周縁上には、液晶パネル11の周縁が載せられている。
液晶パネル11は、その周縁が、フレーム21とこのフレーム21の表側から被せられる上述したベゼル13とによって挟まれた状態で、シャーシ14に取り付けられている。なお、ベゼル13は、フレーム21等と共にシャーシ14の各壁部14c,14d,14e,14fに、ネジ等の固定手段(不図示)によって固定される。
液晶表示装置10は、液晶パネル11の表示面11aに画像を表示させる際、照明装置12が備える各LEDユニットLUの各LED16が発光(点灯)する。各LED16が発光すると、導光板19の端面(光入射面)19c,19dから導光板19の内部に光が入射する。入射した光は、導光板19の裏側に敷かれている反射シート20、導光板19の裏面19b又は表面19aに形成されている反射部等によって反射等されて、導光板19内を進みつつ、その表側の板面(光出射面)19aから出射する。板面19aから出射した光は、光学シート15を通過して面状に拡がった光となって、液晶パネル11をその背面11bから照らす。液晶パネル11は、この照明装置12からの光を利用して、表示面11aに画像を表示させている。
本実施形態の液晶表示装置10は、隣り合ったLEDユニットLU1,LU2の間にある隙間S1と、隣り合ったLEDユニットLU3,LU4の間にある隙間S2とが、それぞれ規制反射部材22,22によって覆い隠されている。本実施形態の場合、規制反射部材22の本体部22aが、各隙間S1,S2を板面17a側から余すところなく覆っている。そのため、本実施形態の液晶表示装置10(照明装置12)では、各LED16から発せられた光が、各隙間S1,S2に進入して、各隙間S1,S2で吸収等されることが抑制されている。また、各規制反射部材22,22の表面のうち、導光板19の各光入射面19c,19dに向かう表面に、光反射面22bが形成されている。そのため、LED16から発せられた光のうち、各隙間S1,S2に向かう光は、各規制反射部材22,22の光反射面22bで反射されることになり、光反射面22bで反射された光は、直接又は間接的に、各光入射面19c,19dへ向かうことになる。そして、光反射面22bで反射された光は、各隙間S1,S2と対向する部分の各光入射面19c,19dから導光板19内に入射される。その結果、隙間S1と対向する部分の光入射面19cに入射される光の量が増加し、その部分に入射される光の量と、その周りの部分(例えば、LED16と対向する部分)の光入射面19cに入射される光の量との差が少なくなる。そのため、導光板19を表側から平面視した際、隙間S1の前方部分の導光板19に、スジ状の暗部が現れることが抑制されている。また、隙間S2と対向する部分の光入射面19dに入射される光の量についても、同様に、その周りの部分(例えば、LED16と対向する部分)の光入射面19dに入射される光の量との差が少なくなり、導光板19を表側から平面視した際、隙間S1の前方部分の導光板19に、スジ状の暗部が現れることが抑制されている。
したがって、本実施形態の照明装置12は、規制反射部材22を備えることによって、光出射面19aから出射される面状の光に、各隙間S1,S2に由来する輝度ムラが発生することが抑制される。そして、本実施形態の液晶表示装置10は、規制反射部材22を備えることによって、各隙間S1,S2に由来する表示ムラが発生することが抑制される。
また、本実施形態の液晶表示装置10(照明装置12)において、規制反射部材22が備える光反射面22bは、本体部22aの表面に形成される光反射性を有する塗膜(光反射膜)からなる。このように光反射面22bが、光反射性を有する塗膜から形成されると、塗膜の組成や塗膜の厚みを適宜、変更することによって、光反射面22bの光反射率を適宜、調節することができる。また、光反射面22bが光反射性を有する塗膜から形成されると、本体部22aの表面形状に関係なく、適宜、本体部22aの表面(光入射面19c,19dと対向する表面)に、光反射面22bを設けることができる。
また、本実施形態の液晶表示装置10(照明装置12)において、規制反射部材22の本体部22aは、弾性材料からなる。本体部22aが、弾性材料からなると、導光板19の光入射面19c,19dが、規制反射部材22に接触しても、規制反射部材22の本体部22aが弾性変形するため、光入射面19c,19dが規制反射部材22によって傷つくことが抑制される。なお、弾性材料としては、白色を呈する弾性材料が好ましい。このような白色の弾性材料からなると、本体部22aの表面をそのまま光反射面22bとして利用することが可能となる。また、本体部22aの表面に光反射性の塗膜が形成されている場合、塗膜が剥がれても、下側から白色の本体部が露出するため、その露出した部分を光反射面22bの一部として利用することが可能となる。
また、本実施形態の液晶表示装置10(照明装置12)において、規制反射部材22の本体部22aは、隙間S1,S2を全て覆う形(余すところなく覆う形で)で導光板19の厚み方向に沿って延びる柱状(三角柱状)をなしている。また、規制反射部材22の光反射面22bは、三角柱状(柱状)をなす本体部22aの周面(側面)に配されるものであってもよい。本体部22aが、このような構成を備えていると、LED(光源)16からの光が隙間S1,S2に進入することが確実に抑制される。
また、本実施形態の液晶表示装置10(照明装置12)において、規制反射部材22の本体部22aは、隣り合ったLED基板17,17の各端部171,172が伸長可能なように、隙間S1,S2を覆う形でLED基板17,17の各端部171,172に接触配置されている。本体部22aが、このような構成を備えていると、規制反射部材22の本体部22aが、隙間S1,S2を覆う形で配されていても、LED基板17,17の各端部171,172が熱等の影響により伸長することが許容される。
また、本実施形態の液晶表示装置10(照明装置12)は、導光板19の裏側の板面19bを覆う形で配される板状の底部14aと、この底部14aの周縁に立設されLED基板17よりも外側に配される壁部14c,14dとを有するシャーシ14を備えており、規制反射部材22は、本体部22aが壁部14cに接続される形で固定されている。規制反射部材22は、隙間S1,S2を通過する形で本体部22aと壁部14c,14dとを連結する連結固定部23を有している。このように、規制反射部材22が、隙間S1,S2を通過する形で本体部22aと壁部14c,14dとを連結する連結固定部23を利用して、壁部14c,14dに固定されると、規制反射部材22の取り付け構造が小型化され、好ましい。
<実施形態2>
次いで、本発明の実施形態2を、図7及び図8を参照しつつ説明する。なお、以降の各実施形態では、実施形態1と同じ部分については、実施形態1のものと同じ符号を付して、その詳細な説明は省略する。図7は、実施形態2に係る規制反射部材22Aの平面図(上面図)であり、図8は、LEDユニットLUのLED16側から見た実施形態2に係る規制反射部材22Aの正面図である。本実施形態の規制反射部材22Aは、Z軸方向に沿って延びると共に隙間S1を覆う形で配される四角柱状の本体部22Aaと、この本体部22Aaの表面に形成される第1光反射面22Ab1と、第2光反射面22Ab2,22Ab2と、本体部22Aaを壁部14cに固定するY軸方向に沿って延びた連結固定部23Aとを備えている。本体部22Aaは、実施形態1と同様、弾性材料からなる。
次いで、本発明の実施形態2を、図7及び図8を参照しつつ説明する。なお、以降の各実施形態では、実施形態1と同じ部分については、実施形態1のものと同じ符号を付して、その詳細な説明は省略する。図7は、実施形態2に係る規制反射部材22Aの平面図(上面図)であり、図8は、LEDユニットLUのLED16側から見た実施形態2に係る規制反射部材22Aの正面図である。本実施形態の規制反射部材22Aは、Z軸方向に沿って延びると共に隙間S1を覆う形で配される四角柱状の本体部22Aaと、この本体部22Aaの表面に形成される第1光反射面22Ab1と、第2光反射面22Ab2,22Ab2と、本体部22Aaを壁部14cに固定するY軸方向に沿って延びた連結固定部23Aとを備えている。本体部22Aaは、実施形態1と同様、弾性材料からなる。
本実施形態の規制反射部材22Aは、本体部22Aaの表面(周面)のうち、光入射面19c(実施形態1の図4参照)に対して、略平行な状態で対向している表面に形成される第1光反射面22Ab1と、この第1光反射面22Ab1に隣接し光入射面19cに対して略垂直な状態の表面に形成される第2光反射面22Ab2,22Ab2とを備えている。第2光反射面22Ab2が形成されている本体部22Aaの表面は、光入射面19cに対向していないものの、光入射面19c側に露出しているため、LED16からの光が当たる部分となっている。そのため、本体部22Aaの表面(周面)のうち、少なくとも光入射面19c側に露出している表面(周面)に、光反射面22Ab1,22Ab2,22Ab2が形成されている。なお、各光反射面22Ab1,22Ab2,22Ab2は、実施形態1と同様、光反射膜からなる。本体部22Aaの背面22Aa1には、光反射面は形成されていない。他の実施形態においては、背面22Aa1にも光反射面(光反射膜)が形成されていてもよい。
<実施形態3>
次いで、本発明の実施形態3を、図9及び図10を参照しつつ説明する。図9は、実施形態3に係る規制反射部材22Bの平面図(上面図)であり、図10は、LEDユニットLUのLED16側から見た実施形態3に係る規制反射部材22Bの正面図である。本実施形態の規制反射部材22Bは、断面が台形状をなし、Z軸方向に沿って延びつつ、隙間S1を覆う形で配される柱状の本体部22Baと、この本体部22Baの表面に配される第1光反射面22Bb1,第2光反射面22Bb2,22Bb2と、本体部22Aaを壁部14cに固定するY軸方向に沿って延びた連結固定部23Bとを備えている。本実施形態の本体部22Baは、実施形態1のものと異なり、金属製(例えば、アルミニウム系材料)からなる。また、各光反射面22Bb1,22Bb2,22Bb2は、本体部22Baの表面そのものからなる。本体部22Baの表面は研磨されており、光反射性が高められている。このように、本体部22Baの表面そのものを光反射面22Bb1,22Bb2,22Bb2として利用してもよい。なお、他の実施形態においては、金属製の本体部22Baの表面に、実施形態1と同様な光反射性の塗膜(光反射膜)を形成して、前記塗膜の表面を光反射面として利用してもよい。
次いで、本発明の実施形態3を、図9及び図10を参照しつつ説明する。図9は、実施形態3に係る規制反射部材22Bの平面図(上面図)であり、図10は、LEDユニットLUのLED16側から見た実施形態3に係る規制反射部材22Bの正面図である。本実施形態の規制反射部材22Bは、断面が台形状をなし、Z軸方向に沿って延びつつ、隙間S1を覆う形で配される柱状の本体部22Baと、この本体部22Baの表面に配される第1光反射面22Bb1,第2光反射面22Bb2,22Bb2と、本体部22Aaを壁部14cに固定するY軸方向に沿って延びた連結固定部23Bとを備えている。本実施形態の本体部22Baは、実施形態1のものと異なり、金属製(例えば、アルミニウム系材料)からなる。また、各光反射面22Bb1,22Bb2,22Bb2は、本体部22Baの表面そのものからなる。本体部22Baの表面は研磨されており、光反射性が高められている。このように、本体部22Baの表面そのものを光反射面22Bb1,22Bb2,22Bb2として利用してもよい。なお、他の実施形態においては、金属製の本体部22Baの表面に、実施形態1と同様な光反射性の塗膜(光反射膜)を形成して、前記塗膜の表面を光反射面として利用してもよい。
また、規制反射部材22Bのうち、光反射面19c側に最も近い部分(光反射面22Bb1が形成されている部分)は、平面状となっている。そのため、規制反射部材22Bの本体部22Ba(光反射面22Bb1)が光入射面19cに接触しても、その接触部分が平面状となっているため、光入射面19cとの接触が緩和され、光入射面19cが規制反射部材22Bによって傷つくことが抑制される。
<実施形態4>
次いで、本発明の実施形態4を、図11及び図12を参照しつつ説明する。図11は、実施形態4に係る規制反射部材22Cの平面図(上面図)であり、図12は、LEDユニットLUのLED16側から見た実施形態4に係る規制反射部材22Cの正面図である。本実施形態の規制反射部材22Cは、断面が五角形状をなし、Z軸方向に沿って延びつつ、隙間S1を覆う形で配される柱状の本体部22Caと、この本体部22Caの表面に配される第1光反射面22Cb1,22Cb1、第2光反射面22Cb2,22Cb2と、本体部22Caを壁部14cに固定するY軸方向に沿って延びた連結固定部23Cとを備えている。本実施形態の本体部22Caは、実施形態1のものと同様、弾性材料からなる。本体部22Caは、図11に示されるように、表側から平面視した際の形状(断面形状)が、五角形状をなしている。この断面形状は、前方側の二等辺三角形状の断面部分と、その後方側の四角形状(長方形状)の断面部分とを合わせた形をなしている。この本体部22Caの表面(周面)のうち、光入射面19c側を向く部分には、第1光反射面22Cb1,22Cb1が形成されている。第1光反射面22Cb1,22Cb1は、前方側にある断面が二等辺三角形状の部分に配されている。また、本体部22Caの表面(周面)のうち、光入射面19cに対して略垂直な状態の部分には、第2光反射面22Cb2,22Cb2が形成されている。第2光反射面22Cb2,22Cb2は、端面が二等辺三角形状の部分の後方側にあり、断面が四角形状の部分に配されている。
次いで、本発明の実施形態4を、図11及び図12を参照しつつ説明する。図11は、実施形態4に係る規制反射部材22Cの平面図(上面図)であり、図12は、LEDユニットLUのLED16側から見た実施形態4に係る規制反射部材22Cの正面図である。本実施形態の規制反射部材22Cは、断面が五角形状をなし、Z軸方向に沿って延びつつ、隙間S1を覆う形で配される柱状の本体部22Caと、この本体部22Caの表面に配される第1光反射面22Cb1,22Cb1、第2光反射面22Cb2,22Cb2と、本体部22Caを壁部14cに固定するY軸方向に沿って延びた連結固定部23Cとを備えている。本実施形態の本体部22Caは、実施形態1のものと同様、弾性材料からなる。本体部22Caは、図11に示されるように、表側から平面視した際の形状(断面形状)が、五角形状をなしている。この断面形状は、前方側の二等辺三角形状の断面部分と、その後方側の四角形状(長方形状)の断面部分とを合わせた形をなしている。この本体部22Caの表面(周面)のうち、光入射面19c側を向く部分には、第1光反射面22Cb1,22Cb1が形成されている。第1光反射面22Cb1,22Cb1は、前方側にある断面が二等辺三角形状の部分に配されている。また、本体部22Caの表面(周面)のうち、光入射面19cに対して略垂直な状態の部分には、第2光反射面22Cb2,22Cb2が形成されている。第2光反射面22Cb2,22Cb2は、端面が二等辺三角形状の部分の後方側にあり、断面が四角形状の部分に配されている。
本実施形態の本体部22Caは、実施形態1のものと同様、弾性材料からなる。そして、本体部22Caの表面に形成されている各光反射面22Cb1,22Cb2は、光反射膜からなる。ただし、この光反射膜は、LED基板17の板面(実装面)17a上に形成されている光反射膜と同じ材料からなる。そして、各反射面22Cb1,22Cb2の光反射率は、板面17a上に形成されている光反射膜の光反射膜と同じに設定されている。このように、規制反射部材22Cの光反射面22Cb1,22Cb2が、板面(実装面)17a上の光反射膜と同じ光反射率を有すると、板面(実装面)17aで反射された光と、規制反射部材22Cの光反射面22Cb1,22Cb2で反射された光との間の明るさのばらつきを抑えることができる。
<実施形態5>
次いで、本発明の実施形態5を、図13及び図14を参照しつつ説明する。図13は、実施形態5に係る規制反射部材22Dの平面図(上面図)であり、図14は、LEDユニットLUのLED16側から見た実施形態5に係る規制反射部材22Dの正面図である。本実施形態の規制反射部材22Dは、断面が半円形状をなし、Z軸方向に沿って延びつつ、隙間S1を覆う形で配される柱状(半円柱状)の本体部22Daと、この本体部22Daの表面(周面)に配される光反射面22Dbと、本体部22Daを壁部14cに固定するY軸方向に沿って延びた連結固定部23Dとを備えている。本実施形態の本体部22Daは、実施形態3と同様、金属材料からなる。本体部22Daは、図13に示されるように、表側から平面視した際の形状(断面形状)が、円弧部分が光入射面19c側に配される半円形状をなしている。光反射面22Dbは、光入射面19cと対向する本体部22Daの表面(周面)に形成されている光反射膜からなる。
次いで、本発明の実施形態5を、図13及び図14を参照しつつ説明する。図13は、実施形態5に係る規制反射部材22Dの平面図(上面図)であり、図14は、LEDユニットLUのLED16側から見た実施形態5に係る規制反射部材22Dの正面図である。本実施形態の規制反射部材22Dは、断面が半円形状をなし、Z軸方向に沿って延びつつ、隙間S1を覆う形で配される柱状(半円柱状)の本体部22Daと、この本体部22Daの表面(周面)に配される光反射面22Dbと、本体部22Daを壁部14cに固定するY軸方向に沿って延びた連結固定部23Dとを備えている。本実施形態の本体部22Daは、実施形態3と同様、金属材料からなる。本体部22Daは、図13に示されるように、表側から平面視した際の形状(断面形状)が、円弧部分が光入射面19c側に配される半円形状をなしている。光反射面22Dbは、光入射面19cと対向する本体部22Daの表面(周面)に形成されている光反射膜からなる。
本実施形態では、規制反射部材22Dの光反射面22Dbは、光入射面19cと対向する部分が曲面状をなしている。このように、光入射面19cが曲面状をなしていると、規制反射部材22Dの本体部22Daが光入射面19cに接触しても、その接触部分は曲面状となっているため、光入射面19cとの接触が緩和され、光入射面19cが傷つくことが抑制される。
<実施形態6>
次いで、本発明の実施形態6を、図15及び図16を参照しつつ説明する。図15は、実施形態6に係る規制反射部材22Eの平面図(上面図)であり、図16は、LEDユニットLUのLED16側から見た実施形態6に係る規制反射部材22Eの正面図である。本実施形態の規制反射部材22Eは、正面側(板面17a側)から見た際、楕円形状をなし、隙間S1を覆う形で配される本体部22Eaと、この本体部22Eaの表面に配される第1光反射面22Eb1,第2光反射面22Eb2と、本体部22Eaを壁部14cに固定するY軸方向に沿って延びた連結固定部23Eとを備えている。本実施形態の本体部22Eaは、隙間S1を板面17a側から覆う形で配されているものの、若干、隙間S1が露出する形となっている。ただし、隙間S1の大部分は、本体部22Eaによって覆い隠されている。本体部22Eaは、LED基板17の厚み方向(Y軸方向)に沿って配される扁平な楕円柱状をなしている。
次いで、本発明の実施形態6を、図15及び図16を参照しつつ説明する。図15は、実施形態6に係る規制反射部材22Eの平面図(上面図)であり、図16は、LEDユニットLUのLED16側から見た実施形態6に係る規制反射部材22Eの正面図である。本実施形態の規制反射部材22Eは、正面側(板面17a側)から見た際、楕円形状をなし、隙間S1を覆う形で配される本体部22Eaと、この本体部22Eaの表面に配される第1光反射面22Eb1,第2光反射面22Eb2と、本体部22Eaを壁部14cに固定するY軸方向に沿って延びた連結固定部23Eとを備えている。本実施形態の本体部22Eaは、隙間S1を板面17a側から覆う形で配されているものの、若干、隙間S1が露出する形となっている。ただし、隙間S1の大部分は、本体部22Eaによって覆い隠されている。本体部22Eaは、LED基板17の厚み方向(Y軸方向)に沿って配される扁平な楕円柱状をなしている。
上述した各実施形態では、各本体部が隙間S1を余すところなく覆い隠している。これに対して、本実施形態では、隙間S1が若干、本体部22Eaの周りから露出した状態となっている。このように、規制反射部材22Eの本体部22Eaは、隙間S1の大部分を覆うものであれば、問題ない。なお、隙間S1のうち、規制反射部材22Eの本体部22Eaによって覆われる範囲は、80%以上が好ましく、90%以上がより好ましく、95%以上が更に好ましい。隙間S1のうち、少なくとも80%以上の部分が本体部22Eaによって覆われていれば、照明装置において隙間S1に由来する輝度ムラの発生を抑制することができる。なお、本実施形態の本体部22Eaは、実施形態1と同様、弾性材料からなる。また、各光反射面22Eb1,22Eb2は、実施形態1と同様、本体部22Eaの表面に形成された光反射膜からなる。
<実施形態7>
次いで、本発明の実施形態7を、図17を参照しつつ説明する。図17は、LEDユニットLUのLED16側から見た実施形態7に係る規制反射部材22Fの正面図である。本実施形態の規制反射部材22Fは、本体部22Faと、光反射面22Fb,22Fbとを備えている。本体部22Fa及び光反射面22Fbの構成は、実施形態1のものと同様である。ただし、本実施形態の場合、規制反射部材22Fの固定方法が、実施形態1と異なっている。規制反射部材22Fは、シャーシ14の底部14aに、固定部23Fを利用して固定される。
次いで、本発明の実施形態7を、図17を参照しつつ説明する。図17は、LEDユニットLUのLED16側から見た実施形態7に係る規制反射部材22Fの正面図である。本実施形態の規制反射部材22Fは、本体部22Faと、光反射面22Fb,22Fbとを備えている。本体部22Fa及び光反射面22Fbの構成は、実施形態1のものと同様である。ただし、本実施形態の場合、規制反射部材22Fの固定方法が、実施形態1と異なっている。規制反射部材22Fは、シャーシ14の底部14aに、固定部23Fを利用して固定される。
本実施形態の照明装置は、実施形態1と同様、導光板19の裏側の板面19bを覆う形で配される板状の底部14aを有するシャーシ14を備えている。また、この底部14aの所定個所には、貫通状の取付孔240が設けられている。上述した固定部23Fは、細長く延びた棒状をなしており、その一端が本体部22Faに固定されている。固定部23Fの前記一端は、本体部22Faの底面側に固定されている。なお、本体部22Faの底面は、シャーシ14の底部14aと接触している。固定部23Fは、他端側から、底部14aに設けられた取付孔240に挿し込まれている。規制反射部材22Fは、固定部23Fが取付孔240に挿し込まれることによって、底部14aに固定される。本実施形態のように、規制反射部材22Fは、本体部22Faが底部14aに接続される形で固定されるものであってもよい。このように、規制反射部材22Fが、底部14aに固定されると、隙間S1の大きさに関係なく、固定部23Fの大きさを設定することが可能となる。ただし、規制反射部材の取り付け構造を小型化する観点からは、上述したように、隙間S1を通過させる連結固定部23等を利用する実施形態1等の取り付け構造の方が、好ましい。
<実施形態8>
次いで、本発明の実施形態8を、図18を参照しつつ説明する。図18は、実施形態8に係る規制反射部材22Gの平面図(上面図)である。本実施形態の照明装置は、シャーシ14の内側に、放熱部材18を備えている。各LEDユニットLU1,LU2は、放熱部材18の表側の板面18aに固定されている。放熱部材18は、LED基板17の長手方向(X軸方向)に沿って延びた板状をなしている。この放熱部材18は、熱伝導性の高い金属材料(例えば、アルミニウム系材料)を所定形状に加工したものからなり、シャーシ14の底部14aに固定されている。放熱部材18は、LED16の点灯に伴って発生した熱を、各LEDユニットLU1,LU2から受け取り、その受け取った熱をシャーシ14の底部14aへ移動させて放熱させる機能を備えている。なお、放熱部材18の裏側の板面18bは、シャーシ14の壁部14cと対向している。
次いで、本発明の実施形態8を、図18を参照しつつ説明する。図18は、実施形態8に係る規制反射部材22Gの平面図(上面図)である。本実施形態の照明装置は、シャーシ14の内側に、放熱部材18を備えている。各LEDユニットLU1,LU2は、放熱部材18の表側の板面18aに固定されている。放熱部材18は、LED基板17の長手方向(X軸方向)に沿って延びた板状をなしている。この放熱部材18は、熱伝導性の高い金属材料(例えば、アルミニウム系材料)を所定形状に加工したものからなり、シャーシ14の底部14aに固定されている。放熱部材18は、LED16の点灯に伴って発生した熱を、各LEDユニットLU1,LU2から受け取り、その受け取った熱をシャーシ14の底部14aへ移動させて放熱させる機能を備えている。なお、放熱部材18の裏側の板面18bは、シャーシ14の壁部14cと対向している。
本実施形態の規制反射部材22Gは、金属製であり、隙間S1を覆うようにZ軸方向に沿って延びた三角柱状の本体部22Gaと、この本体部22Gaの表面に形成される光反射膜からなる光反射面22Gb,22Gbと、金属製であり、本体部22Gaを放熱部材18に固定するY軸方向に沿って延びた棒状の連結固定部23Gとを備えている。放熱部材18には、貫通状の取付孔340が設けられている。この取り付け孔340に連結固定部23Gが挿し込まれる形で、規制反射部材22Gが放熱部材18に固定されている。なお、連結固定部23Gは、隣り合った各LED基板17,17の各端部171,172の間(つまり、隙間S1)を通る形で、規制反射部材22Gの本体部22Gaと放熱部材18とを接続している。
本実施形態のように、照明装置が、LED基板17における実装面17aの反対側に配される放熱部材18を備え、規制反射部材22Gの本体部22Gaが放熱部材18に接続される形で固定されるものであってもよい。規制反射部材22Gが、放熱部材18に接続される形で固定されると、規制反射部材22Gが受けた熱を放熱部材18へ移動させて逃がすことができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、規制反射部材の本体部における表面うち、導光板の光入射面側に露出している表面に、光反射面が形成されていたが、他の実施形態においては、本体部の全ての表面に光反射面が形成されていてもよい。
(2)上記実施形態では、規制反射部材の本体部が、弾性材料又は金属材料から形成されていたが、他の実施形態においては、本発明の目的を達成できる限り、例えば、プラスチック材料等の他の材料から形成されてもよい。
(3)上記実施形態3,5,8では、規制反射部材の本体部が、金属材料から形成されていたが、他の実施形態においては、金属材料に替えて弾性材料を用いてもよい。
(4)規制反射部材の本体部に設けられる連結固定部(固定部)は、1つであってもよいし、2つ以上であってもよい。
(5)上記実施形態では、1つのLED列(光源列)に、2つのLED基板が割り当てられていたが、他の実施形態においては、1つのLED列に対して3つ以上のLED基板が割り当てられていてもよい。つまり、1つのLED列に対して、2つ以上の隙間(隣り合ったLED基板の間に形成される隙間)が形成されてもよい。
(6)上記実施形態では、光源としてLEDを利用するものを例示したが、他の実施形態においては、LED以外の光源を利用してもよい。
(7)他の実施形態においては、例えば、導光板の1つの端面のみに、LED(LEDユニット)が対向するような構成であってもよい。
(8)上記実施形態では、液晶パネル及びシャーシがその短辺方向を鉛直方向と一致させた縦置き状態とされるものを例示したが、液晶パネル及びシャーシがその長辺方向を鉛直方向と一致させた縦置き状態とされるものも本発明に含まれる。
(9)上記実施形態では、液晶表示装置のスイッチング素子としてTFTを用いたが、TFT以外のスイッチング素子(例えば薄膜ダイオード(TFD))を用いた液晶表示装置にも本発明は適用可能であり、また、カラー表示する液晶表示装置以外にも、白黒表示する液晶表示装置にも適用可能である。
(10)上記実施形態では、表示パネルとして液晶パネルを用いた液晶表示装置を例示したが、他の種類の表示パネルを用いた表示装置にも本発明は適用可能である。
(11)上記実施形態では、チューナーを備えたテレビ受信装置を例示したが、チューナーを備えていない表示装置にも本発明は適用可能である。
10…液晶表示装置(表示装置)、11…液晶パネル(表示パネル)、12…照明装置、13…ベゼル、14…シャーシ、14a…底部、14c,14d,14e,14f…壁部、15…光学シート(光学部材)、16…光源(LED)、17…LED基板(光源基板)、18…放熱部材、19…導光板、19a…表側の板面(光出射面)、19b…裏側の板面、19c,19d…光入射面、20…反射シート、21…フレーム、22…規制反射部材、22a…本体部、22b…光反射面、23…連結固定部、S1,S2…隙間、LU…LEDユニット(光源ユニット)、TV…テレビ受信装置
Claims (15)
- 複数の光源が互いに間隔を保ちつつ列状に並べられてなる光源列と、
板状部材であって、前記板状部材の端面からなり前記光源列と対向し前記光源からの光が入射される光入射面と、前記板状部材の表側の板面からなり前記光入射面から入射された光を出射させる光出射面とを有する導光板と、
前記光源列が複数のサブ光源列に分かれるように各々が前記サブ光源列毎に割り当てられ、前記光源が実装されると共に前記光入射面と対向する実装面を各々が有し、隣り合った端部間に隙間が形成されるように列状に並べられてなる複数の光源基板と、
前記隙間を覆う形で前記光源基板と前記光入射面との間に配され、前記光源よりも前記光入射面側に張り出す形をなし、前記光源と前記光入射面との間の間隔を規制する本体部と、この本体部の表面に配され前記光入射面に向けて光を反射する光反射面とを有する規制反射部材と、を備える照明装置。 - 前記光反射面は、前記本体部の表面に形成される光反射性を有する塗膜の表面からなる請求項1に記載の照明装置。
- 前記本体部は、弾性材料からなる請求項1又は請求項2に記載の照明装置。
- 前記本体部は、前記隙間を全て覆う形で前記導光板の厚み方向に沿って延びる柱状をなし、前記光反射面は、柱状をなす前記本体部の周面に配される請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の照明装置。
- 前記本体部は、隣り合った前記光源基板の各端部が伸長可能なように、前記隙間を覆う形で前記光源基板の各端部に接触配置される請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の照明装置。
- 前記実装面は、絶縁性の光反射膜を有し、
前記光反射面は、前記光反射膜と同じ光反射率を有する請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の照明装置。 - 前記本体部が、金属材料からなり、前記光反射面は、前記本体部の表面からなる請求項1に記載の照明装置。
- 前記光反射面は、前記光入射面と対向する部分が曲面状又は平面状をなす請求項7に記載の照明装置。
- 前記導光板の裏側の板面を覆う形で配される板状の底部と、この底部の周縁に立設され前記光源基板よりも外側に配される壁部とを有するシャーシを備え、
前記規制反射部材は、前記本体部が前記壁部に接続される形で固定される請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の照明装置。 - 前記規制反射部材は、前記隙間を通過する形で前記本体部と前記壁部とを連結する連結固定部を有する請求項9に記載の照明装置。
- 前記導光板の裏側の板面を覆う形で配される板状の底部とを有するシャーシを備え、
前記規制反射部材は、前記本体部が前記底部に接続される形で固定される請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の照明装置。 - 前記光源基板における前記実装面の反対側に配される放熱部材を備え、
前記規制反射部材は、前記本体部が前記放熱部材に接続される形で固定される請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の照明装置。 - 請求項1から請求項12のいずれか一項に記載の照明装置と、前記照明装置からの光を利用して表示を行う表示パネルとを備える表示装置。
- 前記表示パネルは、一対の基板間に液晶を封入してなる液晶パネルからなる請求項13に記載の表示装置。
- 請求項13又は請求項14に記載された表示装置を備えるテレビ受信装置。
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JP2012183440A JP2014041761A (ja) | 2012-08-22 | 2012-08-22 | 照明装置、表示装置及びテレビ受信装置 |
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WO2016181838A1 (ja) * | 2015-05-08 | 2016-11-17 | シャープ株式会社 | 照明装置、表示装置、及びテレビ受信装置 |
WO2017168529A1 (ja) * | 2016-03-28 | 2017-10-05 | 堺ディスプレイプロダクト株式会社 | 光源装置及び表示装置 |
JP2018006096A (ja) * | 2016-06-29 | 2018-01-11 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | Ledユニット及びそれを備えた照明器具 |
-
2012
- 2012-08-22 JP JP2012183440A patent/JP2014041761A/ja active Pending
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CN107532785A (zh) * | 2015-05-08 | 2018-01-02 | 夏普株式会社 | 照明装置、显示装置、以及电视接收装置 |
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