JP2014039995A - ガラスの中に埋め込まれた犠牲フィーチャをエッチングすることによってmems構造を製造するための方法 - Google Patents
ガラスの中に埋め込まれた犠牲フィーチャをエッチングすることによってmems構造を製造するための方法 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】MEMS構造を製造する方法を提供すること。
【解決手段】この方法は、シリコン基板の第1の表面の近傍のドープ層に加工構造を製造するステップを含む。シリコン基板の第1の表面は、第1の1つまたは複数の犠牲フィーチャが埋め込まれた第1の平らなガラス構造に結合される。また、この方法は、シリコン基板のバルクを除去するためにエッチングするステップを含み、バルクはシリコン基板の第1の表面の反対側であり、エッチングによってバルクが除去され、第1の平らなガラス構造に結合された加工構造が残される。また、この方法は、第1の平らなガラス構造から第1の1つまたは複数の犠牲フィーチャを除去するためにエッチングするステップを含む。
【選択図】図10
【解決手段】この方法は、シリコン基板の第1の表面の近傍のドープ層に加工構造を製造するステップを含む。シリコン基板の第1の表面は、第1の1つまたは複数の犠牲フィーチャが埋め込まれた第1の平らなガラス構造に結合される。また、この方法は、シリコン基板のバルクを除去するためにエッチングするステップを含み、バルクはシリコン基板の第1の表面の反対側であり、エッチングによってバルクが除去され、第1の平らなガラス構造に結合された加工構造が残される。また、この方法は、第1の平らなガラス構造から第1の1つまたは複数の犠牲フィーチャを除去するためにエッチングするステップを含む。
【選択図】図10
Description
関連出願の相互参照
[0001]本出願は、参照により本明細書に組み込まれている、2012年8月22日に出願した米国仮特許出願第61/691984号の利益を主張するものである。
連邦支援研究または開発に関する供述
[0002]本発明は、AFRLによって裁定されたFA8650−12−C−7203下における政府支援の下に実施されたものである。政府は、本発明における特定の権利を有している。
[0001]本出願は、参照により本明細書に組み込まれている、2012年8月22日に出願した米国仮特許出願第61/691984号の利益を主張するものである。
連邦支援研究または開発に関する供述
[0002]本発明は、AFRLによって裁定されたFA8650−12−C−7203下における政府支援の下に実施されたものである。政府は、本発明における特定の権利を有している。
[0003]様々な微小電気機械システム(MEMS)用途のためには、リソグラフィによってアスペクト比の大きいフィーチャをガラス基板の中にパターン化し、エッチングする必要がある。これらの用途には、慣性センサ、水晶/ガラスMEMS共振器、MEMS回転プラットフォーム、等々がある。これらの材料をパターン化するための従来の方法には、ウェット化学エッチプロセスおよびディープ反応性イオンエッチングがある。
[0004]一実施形態では、MEMS構造を製造する方法が提供される。この方法は、シリコン基板の第1の表面の近傍のドープ層に加工構造を製造するステップを含む。シリコン基板の第1の表面は、第1の1つまたは複数の犠牲フィーチャが埋め込まれた第1の平らなガラス構造に結合される。また、この方法は、シリコン基板のバルクを除去するためにエッチングするステップを含み、バルクはシリコン基板の第1の表面の反対側であり、エッチングによってバルクが除去され、第1の平らなガラス構造に結合された加工構造が残される。また、この方法は、第1の平らなガラス構造から第1の1つまたは複数の犠牲フィーチャを除去するためにエッチングするステップを含む。
[0005]図面は、単に例示的実施形態を示したものにすぎず、したがって範囲を限定するものと見なしてはならず、これらの例示的実施形態は、添付の図面を使用することにより、追加特性および詳細と共に説明されることを理解されたい。
[0020]一般的な実践によれば、説明されている様々なフィーチャはスケール通りには描かれておらず、その例示的実施形態に関連する特定のフィーチャを強調して描かれている。
[0021]ガラス材料のウェットエッチングは等方性プロセスであり、アスペクト比が大きいパターニングおよび正確なフィーチャ制御を困難にしている。ディープ反応性イオンエッチング(DRIE)は、ウェットエッチングより良好なフィーチャ制御、ならびにアスペクト比がより大きい構造を形成する能力を提供する。しかしながら、ガラス材料のためのDRIEプロセスは、比較的遅く、汚く、また、応力の問題および熱不整合の問題の原因になり得る分厚い金属ハードマスクが必要である。分厚いハードマスクが使用される理由は、ガラスのDRIEは、そのほとんどが極わずかな化学成分を使用した物理プロセスであることによるものである。シリコンまたは分厚いフォトレジスト/重合体の使用を含む非金属マスク手法も存在しているが、これらの手法は独自の弱点を抱えている。したがってフィーチャ制御、アスペクト比および表面品質の制御は、シリコン上のDRIEプロセスを使用した場合よりはるかに困難である。
[0022]本明細書において説明されている実施形態によれば、ガラスの中に埋め込まれているシリコンをエッチ除去することにより、アスペクト比が大きいフィーチャをガラスの中に有するMEMS構造を製造する方法が提供される。図1〜図11Bは、このような方法におけるステージの例を示したもので、そのうちの図1〜図4Bは、ガラス基板の中にシリコンフィーチャを形成するプロセスを示し、また、図5〜図11Bは、ガラス基板中のシリコンフィーチャをエッチ除去することによって製造することができるMEMSデバイスの一例を示したものである。
[0023]以下のプロセスは単一のMEMS構造に関して説明されているが、プロセスはウェーハレベルで実施することが可能であり、複数のMEMS構造が同時に形成される。すなわち複数の全く異なるMEMS構造をウェーハスタック上の全く異なる領域に形成することができる。次にウェーハスタックをシンギュレーションして全く異なる領域を分離し、それにより複数のMEMS構造を得ることができる。
[0024]図1〜図4Aは、1つまたは複数の埋め込まれたシリコンフィーチャを有するガラス基板を形成するためのプロセスフローの断面の例を示したものである。図1に示されているように、シリコン基板102がエッチングされ、その頂部加工表面106に1つまたは複数のフィーチャ104、105が画定され、また、これらのフィーチャ104、105の間に1つまたは複数の空胴108が画定される。フィーチャ104、105は、任意の適切な半導体製造プロセスを使用して形成することができる。シリコン基板102(フィーチャ104、105を含む)は、比較的低いドーピング濃度を有している。フィーチャ104、105は、ガラス基板の中に埋め込まれ、引き続いてガラス基板からエッチ除去されて、フィーチャ104のネガがガラス基板の中に形成されるように構成される、1つまたは複数の埋め込むべきフィーチャ104を含む。この例は、同じような高さまで延在している1つまたは複数のフィーチャ104の各々を示したものであるが、他の例では、シリコン基板102中の異なるフィーチャは異なる高さを有することができる。
[0025]また、フィーチャ104、105は、基板102の縁の周りに連続周囲を形成する縁フィーチャ105を含む。縁フィーチャ105は外壁として使用され、それにより縁フィーチャ105と埋め込むべきフィーチャ104の間の空胴108、および/またはすべての縁の上の縁フィーチャ105によって形成される内部空胴に真空(図2参照)を形成することができる。図2には、縁フィーチャ105によって形成された周囲の中の単一のデバイス領域(フィーチャ104を含む)しか示されていないが、MEMS構造がウェーハレベルで形成される例では、縁フィーチャ105は、周囲内に配置された多数のデバイス領域が存在するよう、ウェーハ全体の周囲に配置することができ、個々のデバイス領域はフィーチャ104を含むことができる。すなわち単一の縁フィーチャ105は、ウェーハ全体のための真空チャンバの外壁を形成することができる。
[0026]図2に示されているように、ガラス基板110がシリコン基板102の頂部加工表面106に結合される(例えば陽極接合)。一例では、ガラス基板110はホウケイ酸ガラスから構成される。ガラス基板110は、フィーチャ104、105の間の1つまたは複数の空胴108が密閉され、それにより密閉された真空が個々の空胴108内に形成されるよう、真空中で頂部加工表面106に結合される。ガラス基板110は、密閉された真空の「頂部」表面を形成し、シリコン基板102のバルクは、密閉された真空の「底部」を形成し、また、フィーチャ105ならびにフィーチャ104は、密閉された真空の側「壁」を形成している。いくつかの例では、埋め込むべきフィーチャ104は、フィーチャ104が密閉された真空の壁を形成しないような幾何構造を有することができ、その代わりに縁フィーチャ105のみを利用してこのような壁が形成される。
[0027]図3に示されているように、ガラス基板110がシリコン基板102に結合された構造が、ガラス基板110の軟化点より高い温度に加熱され、シリコン基板102のフィーチャ104、105の周りにガラス基板110が真空成形される。すなわちガラス基板110が流れて、シリコン基板102中のフィーチャ104、105の間の空胴108を充填する。結果として得られるガラスおよびシリコン構造は、ガラス基板110によって形成されたその主外部表面(面)112、およびシリコン基板102によって形成された他の主外部表面(面)114(外部表面112の反対側)のうちの一方を有している。
[0028]次にガラス基板110の外部表面112およびシリコン基板102の外部表面114の一部が除去される。図4Aに示されている例では、中に埋め込まれたシリコンフィーチャ104、および平らな構造116の縁を形成している縁フィーチャ105を含んだ概ね平らなガラス構造116が残るよう、ガラス基板110およびシリコン基板102のバルクが除去されている。この例では、フィーチャ104、105が露出するよう、一定の量のガラス基板110が外部表面112から除去されている。他の例では、外部表面112のガラス基板110の除去は、ガラス基板110の層の下方に一部またはすべてのフィーチャ104を残すことができ(すなわち露出されない)、このような例は、フィーチャ104の高さが変化する場合に使用することができる。
[0029]ガラス基板110およびシリコン基板102の一部は、切断、研磨、エッチング、研削または任意の他の適切な方法によって除去することができる。いくつかの例では、結果として得られるガラス構造116が研磨され、それにより滑らかな表面が形成される。図4Bは、シリコンフィーチャ104が中に埋め込まれ、また、縁に周囲を形成している縁フィーチャ105を有する平らなガラス構造116の上面図である。図4Bに示されているように、フィーチャ104は、ガラス基板110の中に円形の幾何構造を有している。他の例では、複数の埋め込まれたフィーチャおよび/または他の幾何構造を有する埋め込まれたフィーチャを使用することができる。
[0030]図5〜図11Bは、ガラス基板110の中に埋め込まれたシリコンフィーチャ104をエッチ除去することによって製造されるMEMS構造の形成におけるステージの例を示したものである。図5に示されているように、埋め込まれたフィーチャ104は、構造116の第1の表面(側)118で部分的にエッチ除去することができる。このエッチングは、DRIEまたはウェットエッチング用試薬を使用して実施することができる。また、縁フィーチャ105も、エッチングまたは機械加工によって除去することができる。他の例では、縁フィーチャ105は、プロセスの他のステップの間に除去することができる。
[0031]また、図6に示されているように、構造116の第1の表面118でガラス基板110の一部をエッチ除去し、それにより第1の表面118に所望のガラスフィーチャ(例えば凹所/メサ)を形成することができる。いくつかの例では、第1の表面118の埋め込まれたフィーチャ104の上に保護層(例えばフォトレジストまたはポリイミド)を置くことができ、それにより第1の表面118をエッチングしている間、埋め込まれたフィーチャ104の一部の除去を制限することができる。いくつかの例では、第1の表面118にメタライゼーションをパターン化し、あるいはメタライゼーションを置くことができる。
[0032]一代替例では、埋め込まれたフィーチャ104が結果として得られる平らなガラス構造116の外部表面118に露出しないよう、ガラス構造116の厚さ全体にわたって貫通して延在している埋め込まれたフィーチャ104の代わりに、ガラス基板110のバルクを上で説明したように除去する際に(図4A)、埋め込まれたフィーチャ104を覆うガラスの層を外部表面118に残すことができる。このような例の一実施態様では、埋め込まれたフィーチャ104は既にガラス構造116の表面118の下に位置しているため、埋め込まれたフィーチャ104は、図6に関連して説明したようなエッチ除去は実施されない。このような一実施態様では、ガラス表面118をエッチ除去して所望のガラスフィーチャ(例えば凹所/メサ)を形成し、埋め込まれたフィーチャ104を部分的にエッチングすることなく、形成されたこのような凹所にフィーチャ104を露出させることができる。
[0033]図1〜図6における上記行為を第2のガラス基板および第2のシリコン基板に対して反復し、それによりシリコンフィーチャが中に埋め込まれた第2のガラス構造(116)を形成することができる。(第1の)ガラス構造116および第2のガラス構造(116)を使用してシリコン加工構造を収容し、それにより、結果として得られる、以下で説明するMEMS構造を形成することができる。
[0034]図7は、MEMS構造のための加工構造を形成するために使用される第3のシリコン基板702を示したものである。フィーチャ704は、第3のシリコン基板702の頂部加工表面706を形成している頂部層708の中に製造されている。フィーチャ704は、ハンドル710(第3のシリコン基板702のバルク)が以下で説明するように除去されると、加工構造になる。したがってフィーチャ704は、加工構造の幾何構造に従って製造される。一例では、頂部層708は、低度にドープされた、またはドープされていない第3のシリコン基板702のバルク710に対して高度にドープされた第3のシリコン基板702の層を備えている。頂部層708は、エチレンジアミン・ピロカテコール(EDP)のようなエッチング用試薬中のエッチ停止として作用するよう、縮退的にドープされたp型(p++)であってもよい。一例では、頂部層708は、結果として得られる加工構造の厚さに対応する深さを有している。例では、頂部層708は、シリコン基板710上の高度にドープされたエピタキシャルシリコンで形成することができる。他の例では、頂部層708は、高度にドープされたシリコンウェーハを、低度にドープされた、またはドープされていないシリコンウェーハに結合し、次に高度にドープされたウェーハを研磨して所望の厚さ(例えば25〜100ミクロン)まで厚さを薄くすることによって形成することができる。図7に示されているように、高度にドープされた頂部層708は頂部加工表面706の近傍に位置しており、その中にフィーチャ704が製造されており、一方、基板の残りの部分は、基板のバルク710を構築している。
[0035]図8に示されているように、加工構造が中に製造された第3のシリコン基板702が第1のガラス構造116に結合される(例えば陽極接合)。第3のシリコン基板702は、第3のシリコン基板702の頂部加工表面706(すなわち頂部層708)がガラス構造116の第1の表面118に結合されるように結合される。第3のシリコン基板702はガラス構造116と整列させることができ、それにより加工構造の該当する部分をガラス構造116の第1の表面118のガラスフィーチャ(例えば凹所/メサ)に整列させることができる。
[0036]保護層120は、ガラス構造116の背面(第1の表面118とは反対側の外部表面)に含むことができ、それにより埋め込まれたフィーチャ104がガラス構造116の背面に露出しないよう、埋め込まれたシリコンフィーチャ104を覆うことができる。保護層120は、第3のシリコン基板702のバルク710を以下で説明するようにエッチングしている間、埋め込まれたフィーチャ104がエッチングされるのを保護することができる。
[0037]図9Aに示されているように、次に第3のシリコン基板702のバルク710を除去することができる。バルク710は、エッチングによって除去することができ、例えば第3のシリコン基板702が結合されたガラス構造116を液体エッチング用試薬に浸すことによって除去することができる。液体エッチング用試薬は、低度にドープされた、またはドープされていないシリコンをエッチングし、一方、高度に(縮退的に)ドープされたp型シリコンを極めて低速でエッチングするか、あるいは全くエッチングしない選択的エッチング用試薬であってもよい。EDPは、このようなエッチング用試薬の一例である。したがって選択的エッチング用試薬は、第3のシリコン基板702のバルク710をエッチ除去し、また、第3のシリコン基板702の高度にドープされた層によって形成される加工構造712を完全な状態で、かつ、ガラス構造116に結合された状態で残すことができる。第3のシリコン基板702が結合されたガラス構造116は、液体エッチング用試薬に浸すことによってこのようなエッチングを実施することができる。いくつかの例では、第3のシリコン基板702のバルク710がエッチ除去された後、第1の表面118からのシリコンフィーチャ104のエッチングが生じないよう、あるいは生じても極わずかなものになるよう、エッチングのタイミングが制御される。一例では、水酸化カリウム(KOH)などの非選択的エッチング用試薬または研削を使用して、ほとんどのバルク710が除去される。次に、除去するバルク710が少量である場合には、選択的エッチング用試薬を使用して残りのバルク710を除去することができる。
[0038]埋め込まれたフィーチャ104は、第3のシリコン基板702のバルク710と同様、低度にドープされた、またはドープされていないシリコンから構成されているため、埋め込まれたフィーチャ104も同じくエッチング用試薬によってエッチングすることが可能である。しかしながら、保護層120は、ガラス構造116の背面でエッチング用試薬と埋め込まれたフィーチャ104が接触するのを防止することによって埋め込まれたフィーチャ104を保護する。一例では、保護層120は、ガラス構造116の背面に結合されるもう1つの基板(例えばキャップウェーハ)である。他の例では、保護層120は、フォトレジストまたはポリイミドなどのコーティングである。さらに他の例では、保護層120は、ガラス基板116を図4Aに関連して上で説明したように形成している間、埋め込まれたフィーチャ104を覆っている残されたガラスの層である。一代替例では、保護層120は使用されず、埋め込まれたシリコンフィーチャ104は、第3のシリコン基板702のバルクと同時にエッチ除去される。
[0039]図9Bは、平らなガラス基板116の表面118の加工構造712を示す、図9Aの第3のシリコン基板702の上面図である。図9Bに示されている例では、加工構造712は、複数のばね906を介して外部部分904に取り付けられた回転子902を備えている。埋め込まれた犠牲フィーチャ104は、ガラス構造116の全く異なるセクション間の境界を形成しており、回転子902が取り付けられるガラス構造116のセクションは、外部部分904が取り付けられるセクションとは全く異なっている。したがって埋め込まれた犠牲フィーチャ104が除去された後、ばね906をたわませることにより、回転子902および回転子902が取り付けられるガラス構造116のセクションを外部部分904に対して部分的に回転させることができる。他の例では、他の加工構造を形成することができる。
[0040]エッチングが完了すると(例えばガラス構造116および加工構造712が液体エッチング用試薬から除去されると)、適切な方法で保護層120を除去することができる。図10に示されているように、上で説明した第1のガラス構造116と同じ方法で形成された、フィーチャ104−2が中に埋め込まれた第2の平らなガラス構造116−2が、加工構造712の露出表面に結合される。第2の平らなガラス構造116−2は、ガラスフィーチャ(例えば凹所/メサ)が中に画定された(第1の)表面118−2が第1のガラス構造116の第1の表面118と対向するように配向され、また、表面118−2は、該当する加工構造712および/または第1の表面118に結合される(例えば陽極接合)。図10に示されている例では、表面118−2は加工構造712に結合されている。したがって加工構造712は、第1のガラス構造116と第2のガラス構造116−2の間に結合されている。
[0041]次に、第1および第2の平らなガラス構造116、116−2の埋め込まれたフィーチャ104、104−2がエッチ除去される。一例では、埋め込まれたフィーチャ104をエッチ除去することにより、第1のガラス構造116の全く異なるセクションが互いに分離され、また、第2の平らなガラス構造116−2の埋め込まれたフィーチャ104−2をエッチ除去することにより、第2のガラス構造116−2の全く異なるセクションが互いに分離される。埋め込まれたフィーチャ104、104−2は、加工構造712を形成している縮退的にドープされたp型シリコン層に対して、低ドープの、あるいはドープされていない埋め込まれたフィーチャ104、104−2を選択的にエッチングするEDPなどの選択的エッチング用試薬を使用してエッチングすることができる。
[0042]図11Aは、第1のガラス構造116および第2のガラス構造116−2の両方の埋め込まれたフィーチャ104、104−2がエッチ除去された後の完成したMEMS構造の一例を示したものである。図11Bは、完成したMEMS構造の上面図である。図に示されているように、完成したMEMS構造は、2つの全く異なるセクションを備えた第1の(底部)ガラス構造116、および2つの全く異なるセクションを備えた第2の(頂部)ガラス構造116−2を含む。ガラス構造116、116−2のこれらのセクションは、アスペクト比が大きいリング形ギャップ122、122−2によって互いに分離されている。アスペクト比が大きいリング形ギャップ122、122−2は、個々のガラス構造116、116−2を完全に貫通して延在しており、シリコンフィーチャ104、104−2のネガである。すなわち、アスペクト比が大きいリング形ギャップ122、122−2は、埋め込まれたシリコンフィーチャ104、104−2がエッチ除去された後に残される空間である。結果として得られるMEMS構造は、MEMS構造の内部部分を外部部分から懸垂しているMEMS回転懸垂構造であり、加工構造は、同じくコームドライブを形成している。埋め込まれたフィーチャ104、104−2をエッチ除去することにより、外部部分904に接続されている第1および第2の平らなガラス構造116、116−2のセクションから回転子902に接続されている第1および第2の平らなガラス構造116、116−2のセクションが分離される。埋め込まれたフィーチャ104、104−2がエッチ除去されると、ばね906のみが回転子部分(902)と外部部分(904)の間の機械的な結合であり、したがって回転子部分(902)を外部部分904に対して移動させることができる。
[0043]特定の構造(すなわち回転プラットフォーム)について上述したが、他の構造を製造するために上記プロセスに修正を加えることができる。さらに、ギャップ122およびフィーチャ104、ならびにガラス構造を貫通しているそれらの深さの特定の幾何構造が示されている(例えばギャップ122およびフィーチャ104は、ガラス構造116を完全に貫通している)が、他の例では、フィーチャ104および/またはギャップ122のための他の幾何構造および/または深さを使用することができる。いくつかの例では、ガラス構造116の中に埋め込まれたフィーチャ104は、金属などの他の犠牲材料で形成することができる。このような実施形態では、金属(または他の犠牲材料)を適切なパターンでシリコン基板102上に堆積させることができ、それによりガラス基板110の中に埋め込まれることになる埋め込むべきフィーチャ104を形成することができる。次に、図3に関連して上で説明したように、ガラス基板110を頂部加工表面106に結合し、埋め込まれたフィーチャ104に真空成形するために加熱することができる。
[0044]同様のプロセスを使用して、慣性センサおよび水晶/ガラス共振器などの他の構造を形成することができる。
実施形態例
[0045]例1はMEMS構造を製造する方法を含み、この方法は、シリコン基板の第1の表面の近傍のドープ層に加工構造を製造するステップと、第1の1つまたは複数の犠牲フィーチャが埋め込まれた第1の平らなガラス構造にシリコン基板の第1の表面を結合するステップと、シリコン基板のバルクを除去するためにエッチングするステップであって、バルクがシリコン基板の第1の表面の反対側であり、エッチングによってバルクが除去され、第1の平らなガラス構造に結合された加工構造が残される、ステップと、第1の平らなガラス構造から第1の1つまたは複数の犠牲フィーチャを除去するためにエッチングするステップとを含む。
実施形態例
[0045]例1はMEMS構造を製造する方法を含み、この方法は、シリコン基板の第1の表面の近傍のドープ層に加工構造を製造するステップと、第1の1つまたは複数の犠牲フィーチャが埋め込まれた第1の平らなガラス構造にシリコン基板の第1の表面を結合するステップと、シリコン基板のバルクを除去するためにエッチングするステップであって、バルクがシリコン基板の第1の表面の反対側であり、エッチングによってバルクが除去され、第1の平らなガラス構造に結合された加工構造が残される、ステップと、第1の平らなガラス構造から第1の1つまたは複数の犠牲フィーチャを除去するためにエッチングするステップとを含む。
[0046]例2は例1に記載の方法を含み、第1の1つまたは複数の犠牲フィーチャを除去するためのエッチングにより、第1の平らなガラス構造が、加工構造によって機械的に一体に結合される複数の全く異なるセクションに分離される。
[0047]例3は、例1または2に記載の方法を含み、シリコン基板のドープ層が縮退的にp型にドープされ、より高度にドープされたシリコンに対して、より低度にドープされたシリコンを選択的にエッチングする選択的エッチング用試薬を少なくとも部分的に使用して、シリコン基板のバルクを除去するためのエッチングが実施される。
[0048]例4は例3に記載の方法を含み、第1の1つまたは複数の犠牲フィーチャを除去するためのエッチングが、より高度にドープされたシリコンに対して、より低度にドープされたシリコンを選択的にエッチングする選択的エッチング用試薬を使用して実施される。
[0049]例5は、例1〜4のうちのいずれかに記載の方法を含み、加工構造が第1の平らなガラス構造に結合されると、第2の1つまたは複数の犠牲フィーチャが埋め込まれた第2の平らなガラス構造に加工構造の露出表面を結合するステップであって、それにより第1の平らなガラス構造と第2の平らなガラス構造の間に加工構造が配置される、ステップと、第2の平らなガラス構造から第2の1つまたは複数の犠牲フィーチャを除去するためにエッチングするステップとを含む。
[0050]例6は例5に記載の方法を含み、第1の平らなガラス構造の頂部表面の第1の1つまたは複数のガラスフィーチャをエッチングするステップであって、第1の平らなガラス基板にシリコン基板の第1の表面を結合するステップが、第1の平らなガラス構造の頂部表面にシリコン基板の第1の表面を結合するステップを含む、ステップと、第2の平らなガラス構造の頂部表面の第2の1つまたは複数のガラスフィーチャをエッチングするステップであって、第2の平らなガラス基板に加工構造の露出表面を結合するステップが、第2の平らなガラス構造の頂部表面に加工構造を結合するステップを含む、ステップとを含む。
[0051]例7は例6に記載の方法を含み、第1の平らなガラス構造へのシリコン基板の結合に先立って、第1の平らなガラス構造の頂部表面の近傍の第1の平らなガラス構造の第1の1つまたは複数の犠牲フィーチャを部分的にエッチングするステップと、第2の平らなガラス構造への加工構造の露出表面の結合に先立って、第2の平らなガラス構造の頂部表面の近傍の第2の平らなガラス構造の第2の1つまたは複数の犠牲フィーチャを部分的にエッチングするステップとを含む。
[0052]例8は、例1〜7のうちのいずれかに記載の方法を含み、シリコン基板のバルクを除去するためのエッチングに先立って、第1の平らなガラス基板の底部表面に保護層が置かれ、底部表面は、シリコン基板が結合された表面の反対側である。
[0053]例9は例8に記載の方法を含み、底部表面に保護層を置くステップは、底部表面にキャップウェーハを置くステップ、底部表面にコーティング材を置くステップ、または第1の1つまたは複数の犠牲フィーチャの上にガラスの層を残すステップのうちの1つを含む。
[0054]例10は、例1〜9のうちのいずれかに記載の方法を含み、縮退的にドープされたp型層としてドープ層を形成するために、シリコン基板の第1の表面をドーピングするステップを含む。
[0055]例11は、例1〜10のうちのいずれかに記載の方法を含み、第2のシリコン基板の第2の表面に1つまたは複数のフィーチャを製造するステップ、ガラス基板と第2のシリコン基板の間に1つまたは複数の密閉された真空が形成されるよう、ガラス基板を第2のシリコン基板の第2の表面に結合するステップ、およびガラス基板が1つまたは複数の密閉された真空中に流入するよう、ガラス基板を加熱するステップによって、1つまたは複数の犠牲フィーチャが埋め込まれた第1の平らなガラス構造を形成するステップと、1つまたは複数のフィーチャが埋め込まれた平らなガラス構造を形成するために、ガラス基板の外部表面の一部および第2のシリコン基板のバルクを除去するステップであって、1つまたは複数のフィーチャが1つまたは複数の犠牲フィーチャである、ステップとを含む。
[0056]例12は例11に記載の方法を含み、1つまたは複数のフィーチャを第2の表面に製造するステップは、異なる高さを有するフィーチャを形成するステップを含む。
[0057]例13は、例11または12に記載の方法を含み、ガラス基板の外部表面の一部および第2のシリコン基板のバルクを除去するステップは、平らなガラス構造の頂部表面および底部表面の両方の1つまたは複数のフィーチャの少なくとも一部を露出させるステップを含む。
[0057]例13は、例11または12に記載の方法を含み、ガラス基板の外部表面の一部および第2のシリコン基板のバルクを除去するステップは、平らなガラス構造の頂部表面および底部表面の両方の1つまたは複数のフィーチャの少なくとも一部を露出させるステップを含む。
[0058]例14は、例11〜13のうちのいずれかに記載の方法を含み、第2のシリコン基板の周囲に縁フィーチャを製造するステップを含む。
[0059]例15は、例11〜14のうちのいずれかに記載の方法を含み、第2のシリコン基板の第2の表面に1つまたは複数のフィーチャを製造するステップは、シリコンでできた1つまたは複数のフィーチャを形成するために第2の表面をエッチングするステップを含む。
[0059]例15は、例11〜14のうちのいずれかに記載の方法を含み、第2のシリコン基板の第2の表面に1つまたは複数のフィーチャを製造するステップは、シリコンでできた1つまたは複数のフィーチャを形成するために第2の表面をエッチングするステップを含む。
[0060]例16は、例11〜15のうちのいずれかに記載の方法を含み、第2のシリコン基板の第2の表面に1つまたは複数のフィーチャを製造するステップは、金属でできた1つまたは複数のフィーチャを形成するために第2の表面に金属を堆積させるステップを含む。
[0061]例17はMEMS構造を製造する方法を含み、この方法は、1つまたは複数の犠牲フィーチャが埋め込まれた第1の平らなガラス構造、および1つまたは複数の犠牲フィーチャが埋め込まれた第2の平らなガラス構造を用意するステップと、シリコン基板の頂部加工表面の近傍のドープ層の中に加工構造を製造するステップと、頂部加工表面が第1の平らなガラス構造に結合されるよう、シリコン基板を第1の平らなガラス構造に結合するステップと、シリコン基板のバルクを除去するためにエッチングするステップと、第1の平らなガラス構造に結合された加工構造の露出表面に第2の平らなガラス構造を結合するステップと、第1の平らなガラス構造から1つまたは複数のフィーチャを除去し、第2の平らなガラス構造から1つまたは複数のフィーチャを除去するためにエッチングするステップとを含む。
[0062]例18は例17に記載の方法を含み、加工構造は、回転子、外部部分、および回転子を外部部分に接続している複数のばねを備えており、第1の平らなガラス構造から1つまたは複数のフィーチャを除去し、第2の平らなガラス構造から1つまたは複数のフィーチャを除去するためのエッチングステップは、回転子に取り付けられている第1および第2の平らなガラス構造のセクションを、外部部分に取り付けられている第1および第2の平らなガラス構造のセクションから分離するステップを含む。
[0063]例19はMEMS構造を製造する方法を含み、この方法は、複数の領域を画定する第1のガラスウェーハであって、個々の領域が全く異なるMEMS構造に対応し、また、個々の領域に1つまたは複数の犠牲フィーチャが埋め込まれた第1のガラスウェーハを用意するステップと、複数の領域を画定する第2のガラスウェーハであって、個々の領域が全く異なるMEMS構造に対応し、また、個々の領域に1つまたは複数の犠牲フィーチャが埋め込まれた第2のガラスウェーハを用意するステップと、シリコンウェーハの頂部加工表面の近傍の縮退的にドープされたp型層の中に加工構造を製造するステップと、頂部加工表面が第1のガラスウェーハに結合されるよう、シリコンウェーハを第1のガラスウェーハに結合するステップと、加工構造が残るよう、シリコンウェーハのバルクを除去するために選択的にエッチングするステップと、第1のガラスウェーハに結合された加工構造の露出表面に第2のガラスウェーハを結合するステップと、第1のガラスウェーハから1つまたは複数のフィーチャを除去し、第2のガラスウェーハから1つまたは複数のフィーチャを除去するために選択的にエッチングするステップと、複数のMEMS構造を形成するために、複数の領域の周りの第1のガラスウェーハに結合された加工構造に結合された第2のガラスウェーハをシンギュレーションするステップとを含む。
[0064]例20は例19に記載の方法を含み、加工構造は、回転子、外部部分、および回転子を外部部分に接続している複数のばねを備えており、第1のガラスウェーハから1つまたは複数のフィーチャを除去し、第2のガラスウェーハから1つまたは複数のフィーチャを除去するためにエッチングするステップは、回転子に取り付けられている第1および第2のガラスウェーハのセクションを、外部部分に取り付けられている第1および第2のガラスウェーハのセクションから分離するステップを含む。
Claims (3)
- MEMS構造を製造する方法であって、
シリコン基板の第1の表面の近傍のドープ層に加工構造を製造するステップであって、前記シリコン基板の前記ドープ層が縮退的にp型にドープされる、ステップと、
第1の1つまたは複数の犠牲フィーチャが埋め込まれた第1の平らなガラス構造に前記シリコン基板の前記第1の表面を結合するステップと、
前記シリコン基板のバルクを除去するためにエッチングするステップであって、前記バルクが前記シリコン基板の前記第1の表面の反対側であり、エッチングするステップによって前記バルクが除去され、前記第1の平らなガラス構造に結合された前記加工構造が残され、前記シリコン基板の前記バルクを除去するためにエッチングするステップが、より高度にドープされたシリコンに対して、より低度にドープされたシリコンを選択的にエッチングする選択的エッチング用試薬を少なくとも部分的に使用して実施される、ステップと、
前記第1の平らなガラス構造から前記第1の1つまたは複数の犠牲フィーチャを除去するためにエッチングするステップであって、より高度にドープされたシリコンに対して、より低度にドープされたシリコンを選択的にエッチングする選択的エッチング用試薬を使用して実施される、ステップと
を含む方法。 - 前記加工構造が前記第1の平らなガラス構造に結合されると、第2の1つまたは複数の犠牲フィーチャが埋め込まれた第2の平らなガラス構造に前記加工構造の露出表面を結合するステップであって、それにより前記第1の平らなガラス構造と前記第2の平らなガラス構造の間に前記加工構造が配置される、ステップと、
前記第2の平らなガラス構造から前記第2の1つまたは複数の犠牲フィーチャを除去するためにエッチングするステップであって、より高度にドープされたシリコンに対して、より低度にドープされたシリコンを選択的にエッチングする選択的エッチング用試薬を使用して実施される、ステップと
を含む、請求項1に記載の方法。 - 1つまたは複数のシリコンフィーチャを中に形成するために、第2のシリコン基板の第2の表面をエッチングするステップ、
前記ガラス基板と前記第2のシリコン基板の間に1つまたは複数の密閉された真空が形成されるよう、ガラス基板を前記第2のシリコン基板の前記第2の表面に結合するステップ、および
前記ガラス基板が前記1つまたは複数の密閉された真空中に流入するよう、前記ガラス基板を加熱するステップ
によって、1つまたは複数の犠牲フィーチャが埋め込まれた前記第1の平らなガラス構造を形成するステップと、
前記1つまたは複数のシリコンフィーチャが埋め込まれた平らなガラス構造を形成するために、前記ガラス基板の外部表面の一部および前記第2のシリコン基板のバルクを除去するステップであって、前記1つまたは複数のシリコンフィーチャが前記1つまたは複数の犠牲フィーチャである、ステップと
を含む、請求項1に記載の方法。
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