JP2014038604A - 通信行動の統計分析システム - Google Patents

Abstract

【課題】通信機器室に設置し、一つ以上の携帯電話使用者がアプリケーションストアへのアクセス行動を分析する通信行動の統計分析システムを提供する。
【解決手段】受信モジュールが通信機器室より複数の伝送データを受信し、同一携帯電話使用者の複数の行動データをまとめて生成した後、フィルタモジュールにかけて、プラットフォーム情報、リクエストされたオブジェクトプログラム、リクエストタイムとリクエスト内容を取得する。引き続き、処理モジュールを利用し、各オブジェクトプログラムのリクエスト数、リクエスト時間およびアクセス内容を統計分析し、少なくとも一つの統計図を生成した上、表示モジュールに表示させる。これによって、通信業者は各種携帯電話の応用ソフトの受け入れ度と消費趨勢を容易に把握できる。
【選択図】図１

Description

本発明は通信データ伝送の監視制御技術に関し、特に大量な通信伝送のデータを統計分析することによって、通信業者に各種携帯電話の応用ソフトの嗜好と購入状況を把握させる通信行動の統計分析システムに関する。

アプリケーションストア（Ａｐｐｌｉｃａｔｉｏｎ Ｓｔｏｒｅ（登録商標）， Ａｐｐ Ｓｔｏｒｅ（登録商標））はもともとアップル社（Ａｐｐｌｅ Ｉｎｃ．）が自らのアイフォン（ｉＰｈｏｎｅ（登録商標））、アイポッド（ｉＰｏｄ（登録商標））と（ｉＰａｄ（登録商標））などの製品のために立ち上げた応用ソフト発行プラットフォームの名称であり、消費者に各種のフリーソフトあるいはゲーム、スケジュール管理、辞典、クリップアートと財テクなどの実用ソフトなど、無料または有料ソフトのブラウジングとダウンロードが提供されている。さらに、アップル社はフリーソフト広告主の募集と、有料ソフトの販売報酬によって、莫大な商業利益を上げ、通信市場に斬新なビジネスモデルを確立している。
アプリケーションストアの成功から、関連の通信業者も市場シェアの獲得を図り、Ａｎｄｒｏｉｄ Ｍａｒｋｅｔ、Ｇｏｏｇｌｅ Ｐｌａｙ ＳｔｏｒｅおよびＳａｍｓｕｎｇ ＡＰＰｓなど、それぞれアプリケーションストアを立ち上げている。アプリケーションストアはもはやアップル社の固有名称でなくなり、各種のマイクロプログラムを提供するソフトプラットフォームの通称として使われると共に、携帯電話応用ソフトの幕開けの時代に入った。
一方、携帯電話の応用ソフトはすでに携帯電話使用者の生活で欠かすことができない、もっとも依存度の高いツールとなっている。よって、携帯電話応用ソフト今回の潮流に乗せ、最も良い商業利益を獲得することは各通信業者が苦慮する課題である。そのため、多くの通信業者はサーチエンジンを利用し、装置室のログファイル（ｌｏｇ）を収集した上、通信業者で特注の照会、監視制御またはリポート出力などの作業プロセス構築が可能な、データインデックス（Ｉｎｄｅｘ）を構築している。

しかし、前記ログファイルは入り交じったコードや番号の組み合わせで解読が困難であり、加えて数量が膨大でしかも統合整理が難しく、通信業者のデータ統合が困難なことから、理想なデータ解析結果が得られず、分析精度を低下させる状況にある。

そのため、通信業者に分かりやすく、かつ精確な分析リポートを提供し、通信業者が便利に付加価値サービスを希望の携帯電話使用者に提供し、そのうえ運営計画を自動に作成し、より適切な商業利益獲得フォミュラーを提供することは、考案者が解決を図る課題である。

公知技術の課題について、本発明の目的は通信業者が各種携帯電話の応用ソフトの各消費層における受け入れ度と購入状況を容易に把握させることによって、より精確にビジネスサービス提供を可能にする通信行動の統計分析システムを提供することである。

本発明の目的に基づき、通信行動の統計分析システムは、通信装置室に設置され、少なくとも一つの携帯電話使用者がネットワーク上のアプリケーションストアにオンライン接続した後のアクセス行動を分析する。受信モジュールと、フィルタモジュールと、処理モジュールと、表示モジュールと、を備える。
受信モジュールは電気通信手段により通信装置室とフィルタモジュールとを接続し、処理モジュールは電気通信手段によりフィルタモジュールと表示モジュールとを接続する。受信モジュールは、通信装置室複数の伝送データを受信し、複数の時間データと、複数の識別データと、複数のオブジェクトデータと、複数の作動データとを取得および分析することによって、同一の識別データを統合して、相関性をもつ時間データと、オブジェクトデータと、作動データとを統合することによって、同一携帯電話使用者の複数の行動データを生成する。
フィルタモジュールが行動データを受信し、フィルタモジュールが行動データの識別データを分析して携帯電話使用者のプラットフォーム情報を取得すると共に、各行動データに含める時間データと、オブジェクトデータと、作動データのスクリーニングを行い、携帯電話使用者のリクエスト行動に関わるリクエスト時間と、リクエスト内容と、オブジェクトプログラムのプログラムコードとを取得する。処理モジュールはプラットフォーム情報と、リクエスト時間と、リクエスト内容と、プログラムコードとを受信し、アプリケーションストアにオンライン接続して、プログラムコードを照会し、オブジェクトプログラムに対応するプログラムの名称と、プログラムタイプを取得した上、記オブジェクトプログラムのリクエスト数と、対応のリクエスト時間と、リクエスト内容とを分析した上、少なくとも一つの統計図を生成する。
表示モジュールはさらにプラットフォーム情報と、リクエスト時間と、プログラム名と、プログラムタイプと、統計図とを受信および表示する。

そのうち、受信モジュールは通信装置室の伝送ログを収集した上、伝送データを形成するサーチエンジンを有する。識別データは少なくとも携帯電話使用者の携帯電話番号と、国際移動電話加入者識別番号（Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ Ｍｏｂｉｌｅ Ｓｕｂｓｃｒｉｂｅｒ Ｉｄｅｎｔｉｆｉｃａｔｉｏｎ Ｎｕｍｂｅｒ， ＩＭＳＩ）と、国際移動体装置識別番号（Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ Ｍｏｂｉｌｅ Ｅｑｕｉｐｍｅｎｔ Ｉｄｅｎｔｉｆｉｃａｔｉｏｎ Ｎｕｍｂｅｒ， ＩＭＥＩ）とインターネットプロトコール（Ｉｎｔｅｒｎｅｔ Ｐｒｏｔｏｃｏｌ， ＩＰ）のいずれかを含み、かつフィルタモジュールは国際移動電話加入者識別番号または国際移動体装置識別番号の分析によって、Ａｎｄｒｏｉｄ Ｄｏｗｎｌｏａｄ ｍａｎａｇｅｒ、ｉＴｕｎｅｓ（登録商標）またはＭａｃ Ａｐｐ Ｓｔｏｒｅプラットフォーム情報を取得する。これにより、通信業者はプラットフォームの使用具合に基づき、容易に提携業者を選択できる。

通信業者に各種携帯電話応用ソフトの発展傾向を把握させるため、処理モジュールによってオブジェクトプログラムのプログラム価格とプログラム提供者を取得し、統計図は各オブジェクトプログラムのダウンロード時系列図と、ダウンロード数比例図または各時点の価格曲線図を表示される。従って、現時点もっともホットな応用ソフトの種類を知ることができると共に、消費傾向を把握し、研究開発の方針を精確に計画できる。

前述のとおり、本発明の通信行動の統計分析システムは、サーチエンジンに組み入れられて、消費者それぞれの各種携帯電話応用ソフトへのブラウジング、ダウンロードまたは購入などの行動を分析すると共に、一目瞭然の統計図を提供することによって、通信業者に容易な消費者の消費傾向と嗜好タイプを把握させ、関連製品の精確なマーケティングを実施し、販売量の向上を提供できる。

本発明の好ましい実施例のシステムブロック図である。 本発明の好ましい実施例の分析フロー図である。 本発明の好ましい実施例による一画面の概略図である。 本発明の好ましい実施例によるもう一つ画面の概略図である。

本考案の内容のさらなる理解を図るため、下記の説明を図面と組合せて、参考にしていただきたい。

図１ないし３の、本発明の好ましい実施例のブロック図と、分析フロー図と、画面表示図とを参照する。
図に示すように、複数携帯電話使用者３がそれぞれネットワーク経由アプリケーションストア４にオンライン接続して、ウェブページをブラウジング、フリーソフトまたは有料ソフトの購入などの行為によって、データ伝送基地局としての通信装置室２が大量な伝送ログを生成し、各時点の通信行為を記録する。よって、通信業者に各種携帯電話応用ソフトの受け入れ度と消費傾向の把握を図るため、本発明の通信行動の統計分析システム１は通信装置室２に設置していて、前述の行動の統計分析を提供すると共に、各通信業者にシステム画面から各表示欄が定義できるように、様々な使用習慣と嗜好性に適合しシステムの実用性を向上する。
本発明の通信行動の統計分析システム１は受信モジュール１０と、フィルタモジュール１１と、処理モジュール１２と、表示モジュール１３とを備える。受信モジュール１０はサーチエンジンを設けていて、かつ通信手段によってフィルタモジュール１１と、通信装置室２のサーバーなどの通信設備に接続しており、処理モジュール１２は通信手段によってフィルタモジュール１１と、表示モジュール１３に接続する。

通信業者が執行する動作を選択し、例えば原始の伝送ログを表示し、かつ分析の最終日を限定した上、画面上のサーチボタン１３０をクリックすれば、通信行動の統計分析システム１が以下のステップに沿って分析を実行される。

＜ステップ１＞
まず、ステップＳ１において、受信モジュール１０は通信設備室２より類似機械語の原始の伝送ログを受信し時系列により初歩的にまとめて、複数の伝送データ２０を生成し、そのまま箇条書きに表示する。伝送データ２０を分析して、複数の時間データ１００と、複数の識別データ１０１と、複数のオブジェクトデータ１０２と、複数の作動データ１０３を取得すると共に、同一の識別データ１０１をまとめて、関連性を持つ時間データ１００と、オブジェクトデータ１０２と、作動データ１０３と統合し、同一携帯電話使用者３に係る複数の行動データに対応させた上、フィルタモジュール１１に伝送する。
そのうち、時間データ１００は携帯電話使用者３がネットワークにオンライン接続したときの、それぞれの作動行為の時間ログであり、識別データ１０１とオブジェクトデータ１０２はコードで表示していて、かつそれぞれ携帯電話使用者３と、オンライン接続端末のネットワーク環境と、装置情報と、携帯電話番号と、国際移動電話加入者識別番号（ＩＭＳＩ）と、国際移動体装置識別番号（ＩＭＥＩ）と、インターネットプロトコール（ＩＰ）と、導入されたソフトウェアなどが含まれている。さらに、係る作動データ１０３は、すなわち携帯電話使用者３のネットワーク経由のブラウジング、ダウンロードまたはフィードバック行動である。

＜ステップ２＞
引き続きステップＳ２に進む。フィルタモジュール１１が行動データを受信および各行動データに含める識別データ１０１を分析し、照会リストにてコード様式のデータをｉＰｈｏｎｅ／４．３．１（３；１６ＧＢ）、ｉＰａｄなどの装置名と型式番号、１７２．１６．１．１アドレス、ｉＴｕｎｅｓ使用のソフトウェアまたはブラウザーの種類とバージョンなど、一般に分かりやすい携帯電話使用者３のプラットフォーム情報１１０に変換した上、フィルタモジュール１１によって、各行動データの時間データ１００と、オブジェクトデータ１０２と、作動データ１０３とをスクリーニングにより、携帯電話使用者３による作動リクエストのリクエスト時間１１１とリクエスト内容１１２と、オブジェクトプログラムのプログラムコード１１３およびその他処理結果の情報を取得する。
係るリクエスト内容１１２は例えば、リクエスト目標のアドレス、装置コード、ブラウジングリクエスト、ダウンロードリクエストまたは購入リクエストなどの行動、リクエスト結果、通信時間およびデータパッケージの長さなどの情報を含ませて置くことができ、通信業者の様々な設定に従って、簡易型または完全型の分析結果を随時に提供できる。

＜ステップ３＞
引き続き、ステップＳ３に進み、処理モジュール１２がプラットフォーム情報１１０と、リクエスト時間１１１と、リクエスト内容１１２とプログラムコード１１３を受信した後、ステップ３０に進む。

＜ステップ３０＞
ステップＳ３０に進み、システムに設定された欄の定義に基づき、プラットフォーム情報１１０から表示したい部分の情報を抽出する。同時に、ステップ３１に進む。

＜ステップ３１＞
ステップＳ３１に進み、処理モジュール１２はリクエスト内容１１２に含めるリクエスト目標のアドレスに基づき、係るアプリケーションストア４に接続した上、プログラムコード１１３を照会することによって、オブジェクトプログラムのプログラム名１２０と、プログラムタイプ１２１と、プログラム価格１２２その他プログラム提供者と、プログラムの案内、同一提供者の他のプログラムなどを取得する。

＜ステップ３２＞
引き続きＳ３２に進み、処理モジュール１２によって、各オブジェクトプログラムのリクエスト回数と、対応のリクエスト時間１１１と、リクエスト内容１１２とを統計および分析を行い、少なくとも一つの統計図１２３を生成する。

＜ステップ４＞
最後に、ステップＳ４に進み、通信業者自らが定義したシステムの欄に基づき、表示モジュール１３に表示させる少なくとも一つのプラットフォーム情報１１０と、リクエスト時間１１１と、プログラム名１２０と、プログラムタイプ１２１と、統計図１２３を受信してシステム画面に表示させる。
本実施例において、統計図１２３は例えばアプリケーションストア４がブラウジングリクエストを受け入れた時系列図を設定し、各時点における各種携帯電話の応用ソフトのブラウジング数を統計する。

もしくは、表示モジュール１３は図４に示す本発明の好ましい実施例の次の画面の態様図のように、設定によって、一枚のオブジェクトプログラムのブラウジング時系列図と、一枚の各オブジェクトプログラムのブラウジング数比例図、一枚の各オブジェクトプログラムの価格分布曲線図と、一枚のオブジェクトプログラムに属するタイプの比例図の統計図１２３をそのままに表示し、過去３０日以内の通信行動の分析結果を明確に表示させることができる。
さらに、統計図１２３は各オブジェクトプログラムのダウンロード時系列図、各オブジェクトプログラムのダウンロード数比例図または各時点の価格曲線図などであっても良い。通信行動に時間、価格と、消費層が特定の携帯電話応用ソフトへの影響などを相互比較して、正確な市場趨勢を把握できる。

１ 通信行動の統計分析システム
１０ 受信モジュール
１００ 時間データ
１０１ 識別データ
１０２ オブジェクトデータ
１０３ 作動データ
１１ フィルタモジュール
１１０ プラットフォーム情報
１１１ リクエスト時間
１１２ リクエスト内容
１１３ プログラムコード
１２ 処理モジュール
１２０ プログラム名
１２１ プログラムタイプ
１２２ プログラム価格
１２３ 統計図
１３ 表示モジュール
１３０ サーチボタン
２ 通信装置室
２０ 伝送データ
３ 携帯電話使用者
４ アプリケーションストア
Ｓ１〜Ｓ４ ステップ

Claims (6)

1. 通信装置室に設置され、少なくとも一つの携帯電話使用者がネットワークを経由してアプリケーションストアに接続された後の行動を統計分析する通信行動の統計分析システムであって、
   前記通信装置室と電気通信手段によって接続され、前記通信装置室に備える複数の伝送データを受信および分析により、複数の時間データと、複数の識別データと、複数のオブジェクトデータと、複数の作動データとを取得し、同一の識別データを統合した上、相関性をもつ前記時間データと、前記オブジェクトデータと、前記作動データとを統合することによって、同一の前記携帯電話使用者の複数の行動データを生成する受信モジュールと、
   前記受信モジュールと電気通信手段により接続され、前記行動データを受信した後、各前記行動データに備える前記識別データを分析して前記携帯電話使用者のプラットフォーム情報を取得すると共に、各前記行動データに含める前記時間データと、前記オブジェクトデータと、前記作動データのスクリーニングを行うことによって、前記携帯電話使用者のリクエスト行動に関わるリクエスト時間と、リクエスト内容と、オブジェクトプログラムのプログラムコードを取得するフィルタモジュールと、
   電気通信手段によって、前記フィルタモジュールに接続し、前記プラットフォーム情報と、前記リクエスト時間と、前記リクエスト内容と、前記プログラムコードとを受信し、アプリケーションストアに接続して、前記プログラムコードを検索することによって、前記オブジェクトプログラムに対応するプログラムの名称と、プログラムタイプを取得した上、各前記オブジェクトプログラムのリクエスト数と、対応の前記リクエスト時間と、前記リクエスト内容とを分析した上、少なくとも一つの統計図を生成する処理モジュールと、
   電気通信手段によって、前記処理モジュールに接続され、前記プラットフォーム情報と、前記リクエスト時間と、プログラム名と、プログラムタイプと、前記統計図とを受信および表示する表示モジュールと、を備えることを特徴とする、
   通信行動の統計分析システム。
2. 前記受信モジュールは、前記通信装置室の伝送ログを収集し、伝送データを形成するためのサーチエンジンを設けることを特徴とする、請求項１記載の通信行動の統計分析システム。
3. 前記識別データは少なくとも前記携帯電話使用者の携帯電話番号と、国際移動電話加入者識別番号と国際移動体装置識別番号とインターネットプロトコールいずれかの一つを含むことを特徴とする、請求項２記載の通信行動の統計分析システム。
4. 前記フィルタモジュールは、国際移動電話加入者識別番号または国際移動体装置識別番号の分析によって、前記プラットフォーム情報を取得することを特徴とする、請求項３記載の通信行動の統計分析システム。
5. 前記処理モジュールによって、前記オブジェクトプログラムのプログラム価格と、プログラム提供者を取得することを特徴とする、請求項４記載の通信行動の統計分析システム。
6. 前記統計図は各前記オブジェクトプログラムのダウンロード時系列図と、ダウンロード回数比例図または各時点の価格曲線図であることを特徴とする、請求項５記載の通信行動の統計分析システム。

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