JP2014033361A - ホワイトバランス調整装置、表示装置、ホワイトバランス調整方法、及びプログラム - Google Patents

ホワイトバランス調整装置、表示装置、ホワイトバランス調整方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】4つ以上の原色からなる色空間を有する多原色ディスプレイにおけるホワイトバランス調整の技術を提供すること。
【解決手段】ホワイトバランス調整装置は、4つ以上の原色からなる色空間(第2の色空間)を有する表示装置へ入力する画像信号の色空間(第1の色空間)で定められている白色点を基準として、表示装置のホワイトバランス調整を行う。第1生成部は、第2の色空間の異なる3原色を組み合わせた組のうち、第1の色空間における指定白色点の色度を色域内に含む複数の各組について、指定白色点を基準として、組の3原色を三刺激値に変換する変換式を生成する。第2生成部は、第1生成部において生成された各変換式に重みづけを行って加算し、加算結果に基づいて、第2の色空間における全ての原色に対するホワイトバランス調整係数を生成する。
【選択図】図3

Description

本発明は、ホワイトバランス調整装置、表示装置、ホワイトバランス調整方法、及びプログラムに関し、特に、多原色ディスプレイにおけるホワイトバランス調整の技術に関する。
近年、R(Red)G(Green)B(Blue)の3原色に加えて、この3原色以外の他の原色を用いてディスプレイの広色域化を図る技術が提案されている。例えばN個(N≧4)の原色からなる色空間を有する多原色ディスプレイにおいて画像信号の色を再現する場合、RGBの色空間における再現すべき色の色度値をN次元の色空間に変換する。この場合、再現すべき1つの色に対して複数の3原色の組み合わせが存在する。下記特許文献1及び特許文献2には、このような多原色ディスプレイにおいて色を再現する際に最適な原色を特定する技術が開示されている。
特開2004−166045号公報 特表2008−538614号公報
ところで、多原色ディスプレイにおいて色を再現する際、多原色ディスプレイに入力される色信号の色空間で基準とされている白色点と、多原色ディスプレイの色空間における白色点とを合わせる必要がある。入力信号の色空間の白色点と多原色ディスプレイの色空間の白色点とが合っていなければ、入力信号の色とは異なる色が多原色ディスプレイに表示される。
本発明は、4つ以上の原色からなる色空間を有する多原色ディスプレイにおけるホワイトバランス調整の技術を提供することを目的とする。
本発明に係るホワイトバランス調整装置は、第1の色空間を有する画像信号が入力される、第2の色空間を有する表示装置のホワイトバランスを調整するホワイトバランス調整装置であって、前記第2の色空間は、4つ以上の原色からなる色域を有し、前記4つ以上の原色から3つの原色を組み合わせてなる複数の異なる3原色の組のうち、前記第1の色空間で定められている指定白色点の色度を色域内に含む複数の各組について、前記指定白色点を基準として、前記組の3原色を三刺激値に変換する変換式を生成する第1生成手段と、前記第1生成手段が生成した各変換式に重みづけを行って加算し、加算結果に基づいて、前記全ての原色に対するホワイトバランス調整係数を生成する第2生成手段と、を有する。
本発明によれば、4つ以上の原色からなる色空間を有する多原色ディスプレイのホワイトバランス調整を行うことができる。
図1は、第1実施形態に係る表示装置を示す図である。 図2は、第1実施形態における表示装置のxy色度図である。 図3は、第1実施形態に係る表示装置の機能構成例を示す図である。 図4は、RGBと白色点の色度座標の例を示す図である。 図5は、第1実施形態における表示装置のRGB及び固有白色点と白色点(D65)の色度座標を示す図である。 図6は、第1実施形態における表示装置のDGBと固有白色点の色度座標を示す図である。 図7は、第1実施形態における表示部に入力されるRGBD信号を示す図である。 図8Aは、RGBの組を用いてホワイトバランス調整する場合の図である 図8Bは、図8AにおけるRGBの信号値を調整する場合の図である。 図9Aは、RBDの組を用いてホワイトバランス調整する場合の図である。 図9Bは、図9AにおけるRBDの信号値を調整する場合の図である。 図10は、第1実施形態における表示部に入力されるRGBDの入力値をホワイトバランス調整した場合を表す図である。 図11は、第1実施形態に係る表示装置の動作フローを示す図である。 図12Aは、第3実施形態に係る表示装置の機能構成例を示す図である。 図12Bは、第3実施形態における表示部に入力されるガンマ補正されたRGBD信号を示す図である。 図13は、変形例(1)における表示装置のxy色度図である。
本発明の一実施形態に係るホワイトバランス調整装置は、第1の色空間を有する画像信号が入力される、第2の色空間を有する表示装置のホワイトバランスを調整するホワイトバランス調整装置であって、前記第2の色空間は、4つ以上の原色からなる色域を有し、前記4つ以上の原色から3つの原色を組み合わせてなる複数の異なる3原色の組のうち、前記第1の色空間で定められている指定白色点の色度を色域内に含む複数の各組について、前記指定白色点を基準として、前記組の3原色を三刺激値に変換する変換式を生成する第1生成手段と、前記第1生成手段が生成した各変換式に重みづけを行って加算し、加算結果に基づいて、前記全ての原色に対するホワイトバランス調整係数を生成する第2生成手段と、を備える(第1の構成)。この構成によれば、画像信号の色空間で定められている白色点に応じた多原色ディスプレイのホワイトバランス調整を行うことができる。
上記第1の構成において、前記第1生成手段は、前記複数の組毎に、前記第2の色空間における固有の白色点を前記指定白色点に調整する第1係数を求め、前記第1係数を用いて前記変換式を生成し、前記第2生成手段は、前記変換式の第1係数の加算結果を前記ホワイトバランス調整係数として生成する、としてもよい(第2の構成)。この構成によれば、ディスプレイが有する固有の白色点を画像信号の色空間で定められた白色点に調整することができる。
また、上記第2の構成において、前記第1生成手段は、前記各組の3原色の信号値が予め定めた値以下となるように前記第1係数を調整する、としてもよい(第3の構成)。ディスプレイに入力可能な原色の信号値の範囲は予め定められている。この構成によれば、ディスプレイに入力可能な信号値の範囲内となるように各原色の入力値を調整することができる。
また、上記第1から第3のいずれかの構成において、前記第2生成手段は、前記全ての原色に対するホワイトバランス調整係数の最大値が予め定めた上限値となるように調整することとしてもよい(第4の構成)。各原色に対するホワイトバランス調整係数の最大値が上限値より小さい場合、画像信号の色空間で定められている白色点を表示する際の原色の入力値が小さくなる。その結果、ディスプレイに表示される白色点の輝度も小さくなる。この構成によれば、本構成を備えていない場合と比べて、ディスプレイにおける白色点の輝度を高めることができる。
また、上記第1から第4のいずれかの構成において、前記第2生成手段において生成された前記ホワイトバランス調整係数にガンマ補正処理を行うガンマ補正手段を備える、としてもよい(第5の構成)。この構成によれば、非線形のディスプレイに適用することができる。
また、本発明の一実施形態に係る表示装置は、上記第1から第5のいずれか構成と、入力される画像信号の画像を表示する表示部と、を有し、前記いずれかの構成は、生成したホワイトバランス調整係数を用いてホワイトバランス調整を行った画像信号を前記表示部へ入力することとしてもよい。
本発明の一実施形態に係るホワイトバランス調整方法は、第1の色空間を有する画像信号が入力される、第2の色空間を有する表示装置のホワイトバランスを調整するホワイトバランス調整方法であって、前記第2の色空間は、4つ以上の原色からなる色域を有し、前記4つ以上の原色から3つの原色を組み合わせてなる複数の異なる3原色の組のうち、前記第1の色空間で定められている指定白色点の色度を色域内に含む複数の各組について、前記指定白色点を基準として、前記組の3原色を三刺激値に変換する変換式を生成する第1生成ステップと、前記第1生成ステップで生成された各変換式に重みづけを行って加算し、加算結果に基づいて、前記全ての原色に対するホワイトバランス調整係数を生成する第2生成ステップと、を行う。
本発明の一実施形態に係るプログラムは、コンピュータに、第1の色空間を有する画像信号が入力される、第2の色空間を有する表示装置のホワイトバランスを調整する処理を実行させるプログラムであって、前記第2の色空間は、4つ以上の原色からなる色域を有し、前記4つ以上の原色から3つの原色を組み合わせてなる複数の異なる3原色の組のうち、前記第1の色空間で定められている指定白色点の色度を色域内に含む複数の各組について、前記指定白色点を基準として、前記組の3原色を三刺激値に変換する変換式を生成する第1生成ステップと、前記第1生成ステップで生成された各変換式に重みづけを行って加算し、加算結果に基づいて、前記全ての原色に対するホワイトバランス調整係数を生成する第2生成ステップと、を実行させる。
<第1実施形態>
(1)概要
図1は、本実施形態に係る表示装置1を示す図である。表示装置1は、ホワイトバランス調整部10と表示部20とを含む。本実施形態において、表示装置1は、線形ディスプレイである。図2は、表示装置1のxy色度図である。図2に示すように、表示装置1は、RGBの3原色と、この3原色以外の他の原色D(例えばCyan)の4つの原色(RGBD)からなる色域を有する。表示装置1は、表示装置1が有する色空間(第2の色空間)における固有の白色点を、入力される画像信号に定められているsRGBなどの規格に基づく色空間(第1の色空間)における白色点(指定白色点)に調整するホワイトバランス調整処理を行う。以下、表示装置1の具体的な構成について説明する。
(2)構成
図3は、表示装置1においてホワイトバランス調整処理を実現するための機能ブロック図である。図3に示すように、ホワイトバランス調整部10は、第1生成部101及び第2生成部102を有する。表示装置1は、CPU(Central Processing Unit)(図示略)とROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)を含むメモリ(図示略)を有する。CPUがROMに記憶されている制御プログラムを実行することにより、ホワイトバランス調整部10の各部の機能を用いてホワイトバランス調整処理を実現する。なお、本構成のほか、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)のような集積回路を用いてホワイトバランス調整処理を実現してもよい。
第1生成部101は、sRGBなどの規格で定められた色空間における白色点を基準として、4つの原色RGBDのうち、例えばRGBとDGBの2組の各3原色を三刺激値に変換する変換式を生成する。
ここで、RGBと三刺激値(XYZ)との一般的な関係式について説明する。図4は、RGBと白色点Wの色度座標を表している。RGB値とXYZ値の関係は、以下の式1で表される。なお、色度座標のxyzと三刺激値XYZとは、x=X/(X+Y+Z)、y=Y/(X+Y+Z)、z=Z/(X+Y+Z)の関係を有する。
Figure 2014033361
白色点の輝度を基準とするため、以下の式2によって白色点Wの三刺激値(X,Y,Z)を正規化する。また、以下の式3により、RGBを白色点Wに合わせるための係数(S,S,S)を定義する。
Figure 2014033361
図4のxyz値と式2及び式3より、式1の変換マトリクスは、以下の式4のように定義される。
Figure 2014033361
(RGB→XYZ変換)
上記の式1〜4に基づき、RGBの3原色を三刺激値に変換する式について説明する。図5は、表示装置1における3原色RGBと固有白色点P1と白色点P(D65)の色度座標例を示している。固有白色点P1の色度座標は、R=G=B=1(最大値)の色信号を表示装置1に入力したときに表示装置1に表示される色の色度を示している。従って、固有白色点P1は、表示装置1におけるRGBに基づく色空間において最も高い輝度となる色を表す。RGB及び白色点P(D65)の色度座標は、表示装置1に入力される画像信号の規格で定められている色度を表している。この例では、sRGBの規格に基づく色度を表している。
上述した式2、式3の白色点の座標に固有白色点P1の色度座標を代入し、図5の原色R、G、Bの色度座標を式3に代入することにより、式3における固有係数(S,S,S)は以下の式5で定義される。
Figure 2014033361
図5の色度座標と上記式4及び式5より、RGBの3原色の三刺激値への変換は以下の式6で定義される。下付き文字のPは、固有白色点を白色点としていることを意味する。
Figure 2014033361
(DGB→XYZ変換)
次に、上述したRGBの組と同様にして、DGBの3原色を三刺激値に変換する式について説明する。図6は、表示装置1における3原色DGBと固有白色点P2、及び白色点P(D65)の色度座標を示している。固有白色点P2の色度座標は、表示装置1においてR=0、D=G=B=1(最大値)が入力されたときの色の色度を表している。上述した式5と同様の方法により、固有白色点P2を白色点Wとして、DGBの3原色を用いた場合の固有係数(S,S,S)は、以下の式7のように定義される。また、図6の色度座標と式7より、DGBの3原色の三刺激値への変換は以下の式8で定義される。
Figure 2014033361
図2に示すように、RGBとDGBの各色空間の固有白色点P1及びP2と、白色点P(D65)とは異なっている。式6及び式8は、固有白色点P1及びP2に基づく三刺激値の変換を示しており、上記の式5及び式7に示す固有係数(S,S,S)及び(S,S,S)は表示装置1の特性を表している。
(輝度調整処理)
上記の式6及び式8は、RGBとDGBの各組の色空間における固有白色点P1、P2の輝度値(Yw)で各々正規化されて求められているため、各組の色空間における輝度の基準を統一する。第1生成部101は、例えば、RGBの組の輝度を基準としてDGBの組の輝度を調整する。具体的には、式6の変換マトリクスにおいて、G成分に対応する第2列と、B成分に対応する第3列の要素のうちの任意の要素(例えば、0.6942)を、式8の行列における同じ位置の要素(例えば、0.3955)で除算することによって輝度調整係数(=1.7552)を算出する。そして、以下の式9に示すように、輝度調整係数を式8に乗算する処理を行う。これにより、RGBとDGBの各色空間における輝度が統一され、2つの色空間のGB面が連続する。
Figure 2014033361
(RGBD→XYZ変換)
全ての原色RGBDを三刺激値に変換する式は以下の式10のように定義される。第1生成部101は、輝度が調整された式6及び式9を用いて式10の変換マトリクスを生成する。具体的には、RGBDの各成分と対応する式6及び式9の行列の要素を式10の変換マトリクスに代入することにより式11の結果が得られる。
Figure 2014033361
図7は、式11の状態を表している。つまり、上記の式11は、表示部20にRGBDの各入力値が入力されると、表示装置1の固有白色点を基準とする三刺激値(XYZ)に変換されることを示している。そのため、第1生成部101は、式11を用い、RGBの組について白色点P(D65)を基準とするホワイトバランス調整を行う。なお、表示装置1の固有白色点の色度座標は、式11において(R,G,B,D)=(1,1,1,1)とした場合の色度座標であり、(x,y,z)=(0.2169,0.3317,0.4514)である。
(ホワイトバランス調整・変換式の生成)
第1生成部101は、白色点P(D65)の色度を色域に含む3原色の組を特定する。つまり、図2のxy色度図において、白色点P(D65)を含む3原色の組は、RGBとRBDの2組である。第1生成部101は、RGB及びRBDのの各3原色を用いて白色点P(D65)の三刺激値を表現するための第1係数を求める。以下、RGBとDGBの各組について具体的に説明する。
(1)RGBの組
式11においてD=0を設定すると、以下の式12に示すように、上述した式6と同様の結果となる。式12における変換マトリクスは、固有白色点P1を基準とする三刺激値に変換するため、RGBの各成分に第1係数(K,K,K)を乗算し、白色点P(D65)を基準として変換する以下の式13を生成する。つまり、図8Aに示すように、RGBの各入力値に第1係数(K,K,K)を乗算した信号値が表示部20に入力されると、白色点P(D65)を基準とする三刺激値に変換する。なお、下付き文字のD65は、画像信号の規格で定められた白色点(D65)を白色点としていることを意味する。
Figure 2014033361
図2に示すxy色度図から、白色点P(D65)の色度座標(x,y,z)は、(0.3127,0.3290,0.3583)である。この色度座標を、上述した式4に代入すると、(X,Y,Z)=(0.905,1.000,1.0891)となる。この値を上記式13の(X,Y,Z)に代入する。そして、白色点を示すRGBの入力値として(R,G,B)=(1,1,1)を上記の式13に代入すると、以下の式14に示す第1係数が得られる。
Figure 2014033361
式14に示す第1係数(K,K,K)には1より大きい値が含まれている。これら第1係数がRGBの各信号値に乗算されると、表示部20へ入力される信号値は入力可能な信号値の範囲(0以上1以下)を超える。そのため、第1生成部101は、RGBの各信号値が範囲内となるように第1係数を調整する。具体的には、第1係数(K,K,K)の各値を、第1係数における最大値で除算する。この例では、最大値K=max(K,K,K)=K=1.0993である。従って、第1係数(K,K,K)を最大値Kで除算すると、以下の式15となる。
Figure 2014033361
上記式13において、第1係数(K,K,K)を調整した(K,K,K)に置き換えると、RGBの組に対応する変換式は以下の式16で表される。式16は、図8Bに示すように、第1係数(K,K,K)によって調整されたRGBの信号値が表示部20に入力されることにより白色点P(D65)を基準とする三刺激値に変換することを示している。
Figure 2014033361
(2)RBDの組
次に、RBDの組について説明する。RBDの組の場合、式11において、G=0を設定すると以下の式17となる。上記したRGBの場合と同様、式17において、RBDの各成分に第1係数(K,K,K)を乗算すると、白色点P(D65)を基準として変換する以下の式18の結果が得られる。つまり、図9Aに示すように、RBDの各入力値に第1係数(KR1,KB1,KD1)を乗算した信号値が表示部20へ入力されると、白色点P(D65)を基準とする三刺激値に変換される。
Figure 2014033361
上述したRGBの組と同様、白色点P(D65)の色度座標(X,Y,Z)=(0.905,1.000,1.0891)を上記式18の(X,Y,Z)に代入する。そして、白色点を示すRBDの入力値として(R,B,D)=(1,1,1)を式18に代入することにより、以下の式19に示す第1係数(KR1,KB1,KD1)が得られる。
Figure 2014033361
上述したRGBの組と同様、式19の第1係数(KR1,KB1,KD1)には1より大きい値が含まれている。これら第1係数がRBDの各入力値に乗算されると、表示部20に入力する信号値は入力可能な信号値の範囲(0以上1以下)を超える。そのため、第1生成部101は、RBDの各信号値が範囲内となるように調整する。
具体的には、RGBの場合と同様、第1係数(KR1,KB1,KD1)の各値を、第1係数における最大値で除算する。この例では、最大値Km1=max(KR1,KB1,KD1)=KR1=1.8730である。第1係数(KR1,KB1,KD1)を最大値Km1で除算すると、以下の式20となる。そして、上記式18において、第1係数(KR1,KB1,KD1)を調整した(Kr1,Kb1,Kd1)に置き換えると、RBDの組の変換式として以下の式21が得られる。つまり、式21は、図9Bに示すように、第1係数(Kr1,Kb1,Kd1)によって調整されたRBDの信号値が表示部20に入力されることにより、白色点P(D65)を基準とする三刺激値に変換されることを示している。
Figure 2014033361
(ホワイトバランス調整係数の生成)
次に、第2生成部102の処理について説明する。第2生成部102は、第1生成部101で生成された変換式を用いて、白色点P(D65)を基準とする、全ての原色RGBDに対応するホワイトバランス調整係数を生成する。具体的には、以下の式22に示すように、第1生成部101において生成されたRGBとRBDの各変換式(式16、式21)にα、(1-α)の重みづけを行って加算する。以下の式22を整理すると式23のように書き換えられる。
Figure 2014033361
上記の式23における係数(Kr2,Kg2,Kb2,Kd2)は、以下の式24で表される。式23は、図10に示すように、係数(Kr2,Kg2,Kb2,Kd2)によって調整されたRGBDの各入力値が表示部20に入力されることにより白色点P(D65)を基準とする三刺激値に変換されることを示している。つまり、係数(Kr2,Kg2,Kb2,Kd2)は、表示装置1の固有白色点を白色点P(D65)に調整するためのホワイトバランス調整係数である。
Figure 2014033361
(但し、0≦α≦1.0)
上記の式24において、例えばα=0.5を設定すると、ホワイトバランス調整係数(Kr2,Kg2,Kb2,Kd2)=(1.0000,0.4686,0.3625,0.1711)となる。上記の式23に、このホワイトバランス調整係数と上記の式11の変換マトリクスを代入すると、以下の式25が得られる。
Figure 2014033361
ここで、式25を用い、白色点P(D65)を基準とするホワイトバランス調整がなされているか検証する。上記の式25に、白色点を示すRGBDの入力値として(R,G,B,D)=(1,1,1,1)を代入すると、(X,Y,Z)=(0.6860,0.7218,0.7861)が得られる。色度座標(x,y,z)は、(x,y,z)=(X/X+Y+Z,Y/X+Y+Z,Z/X+Y+Z)の関係式を満たす。この関係式に、(X,Y,Z)=(0.6860,0.7218,0.7861)を代入すると、(x,y,z)=(0.3127,0.3290,0.3583)が得られる。
図5に示すxy色度座標から明らかなように、上記xyzの値は白色点P(D65)の色度座標の値と同じである。従って、上記の式25は、白色点P(D65)を基準とするホワイトバランス調整がなされていることが分かる。
なお、上記式11において、(R,G,B,D)=(1,1,1,1)を代入すると、(X,Y,Z)=(1.2743,1.9486,2.6523)に変換される。上記関係式にXYZの各値を代入すると、(x,y,z)=(0.2169,0.3317,0.4514)が得られる。これは、上記した表示装置1の固有白色点の色度座標と同値でああり、白色点P(D65)の色度座標の値と異なっている。従って、式11は白色点P(D65)を基準とするホワイトバランス調整がなされていない状態であることが分かる。
第2生成部102は、生成したホワイトバランス調整係数をメモリに記憶する。第2生成部102は、入力される画像信号に応じたRGBDの入力値をメモリ内のホワイトバランス調整係数を用いて調整したRGBD信号を表示部20へ出力する。
表示部20は、第2生成部102から出力されるRGBD信号に基づいて画像を表示する。
(動作)
以下、本実施形態に係る表示装置1のホワイトバランス調整処理の動作について説明する。図11は、本実施形態におけるホワイトバランス調整処理の動作フローを示す図である。表示装置1は、ホワイトバランス調整部10の第1生成部101において、4つの原色RGBDのうち、異なる3原色を有する任意の2組(例えばRGB、DGB)を用い、各組の3原色を三刺激値に変換する式6及び式8を生成する(ステップS11)。
表示装置1は、第1生成部101において、ステップS11で生成された式6及び式8を用いて輝度調整処理を行う(ステップS12)。具体的には、任意の2組の一方の組(例えばRGB)の色空間における輝度を基準とし、式8を用いてスケーリング処理を行う。その結果、他方の組(DGB)の色空間における輝度が調整されて式9の結果が得られる。
次に、表示装置1は、第1生成部101において、ステップS11及びステップS12で得られた式6及び式9を用い、全ての原色RGBDを三刺激値に変換する式11を生成する(ステップS13)。そして、第1生成部101において、式11を用いてホワイトバランス調整を行う(ステップS14)。具体的には、指定された白色点P(D65)の色度を色域に含む2組の各3原色(RGB、RBD)を用いて白色点を表現するための各第1係数を式14、式19によって求める。そして、式15、式20により、各3原色の信号値の範囲を調整した第1係数を求める。
表示装置1は、第1生成部101において、ステップS14で求められた第1係数を用いて各3原色(RGB、RBD)を三刺激値に変換する変換式として式16、式21を生成する(ステップS15)。そして、表示装置1は、ホワイトバランス調整部10の第2生成部102において、ステップS15で生成された式16、式21の変換式に重みづけして加算し、RGBDを三刺激値に変換する式22を得る(ステップS16)。第2生成部102は、RGBDの各原色に対応する第1係数の加算結果(式24)をホワイトバランス調整係数として生成する(ステップS17)。
上述した第1実施形態では、表示部20に対する全ての原色の入力値を1としたときに、画像信号の規格で定められている白色点P(D65)の三刺激値に変換することができるホワイトバランス調整係数が生成される。そのため、上述したホワイトバランス調整処理は、各原色の入力値が1のときに白色を表示するという一般的な白色点の定義と一致しており、4原色以上を用いた多原色の表示制御において汎用性を有する。
<第2実施形態>
上述した第1実施形態の例では、α=0.5を設定し、ホワイトバランス調整係数(Kr2,Kg2,Kb2,Kd2)は、(Kr2,Kg2,Kb2,Kd2)=(1.0000,0.4686,0.3625,0.1711)である。この例では、ホワイトバランス調整係数の最大値が1.0となっているが、ホワイトバランス調整係数の最大値が1.0未満となる場合もある。この場合、白色を表示するための各原色の信号値はいずれも1.0未満となる。表示部20に入力される各原色の信号値が1.0未満となる場合、表示装置1における白色点の輝度が小さくなり、表示装置1が有する色の表現能力を活かすことができない。
本実施形態では、表示装置1が有する色の表現能力を高めるべく、表示部20において白色を表示する際の原色の信号値の最大値が1.0となるようにホワイトバランス調整係数を調整する。具体的には、第2生成部102において、ホワイトバランス調整係数の各値を、ホワイトバランス調整係数の最大値K(=max(Kr2,Kg2,Kb2,Kd2))で除算し、以下の式25に示すホワイトバランス調整係数(Kr3,Kg3,Kb3,Kd3)を求める。
Figure 2014033361
上述した第2実施形態では、白色を表示する際の表示部20に入力される原色の信号値の最大値が1.0となるようにホワイトバランス調整係数が調整される。その結果、本調整処理を行わない場合と比べて、表示装置1が有する色の表現能力を活かすことが可能となる。
<第3実施形態>
上述した第1実施形態では、表示装置1が線形ディスプレイの例を用いた。本実施形態では、表示装置1が非線形ディスプレイの場合について説明する。図12Aは、本実施形態に係る表示装置1Aの構成を示す図である。なお、上述した第1実施形態と同様の構成については第1実施形態と同じ符号が付されている。以下、第1実施形態と異なる部分について説明する。
図12Aに示すように、ホワイトバランス調整部10Aは、第1生成部101、第2生成部102に加えてガンマ補正部103を有する。ガンマ補正部103は、表示装置1Aに入力されるガンマ補正されたRGBDの各入力値(R1,G1,B1,D1)=(R1/γ,G1/γ,B1/γ,D1/γ)に対するホワイトバランス調整係数について、表示装置1Aの規格で定められたガンマ値(γ)を用いてガンマ補正処理を行う。具体的には、ガンマ補正部103は、第2生成部102において生成されたホワイトバランス調整係数を(Kr4,Kg4,Kb4,Kd4)=((Kr21/γ,(Kg21/γ,(Kb21/γ,(Kd21/γ)にガンマ補正する。従って、図12Bに示すように、ガンマ補正されたRGBDの各入力値(R1,G1,B1,D1)に対し、ホワイトバランス調整係数(Kr4,Kg4,Kb4,Kd4)を乗算した各原色の信号が表示部20Aに入力される。
表示部20Aは、ホワイトバランス調整部10Aでガンマ補正されたRGBDの信号値に対してガンマ値(γ)を付与して画像を表示する。
<変形例>
以上、本発明についての実施形態を説明したが、本発明は上述の実施形態のみに限定されず、以下の態様も本発明の範囲に含まれる。
(1)上述した第1実施形態から第3実施形態では、RGBDの4つの原色からなる色空間を有する表示装置1のホワイトバランス調整について説明したが、4つ以上の原色からなる色空間を有する表示装置であればこれに限らない。ここで、表示装置1が5つの原色からなる色空間を有する場合について説明する。
図13は、本変形例に係る表示装置の色度図を例示したものである。図13において、原色D1は図2の原色Dと同じであり、この例では原色D2が追加されている。この例において、白色点P(D65)を含む3原色の組は、RGB、RBD1、及びRBD2である。上述した式6及び式8と同様に、例えば、RGB、D1GB、D2GBの各組について固有白色点を基準とする三刺激値への変換式を求める。そして、第1実施形態と同様の方法でRGB、RBD1、RBD2の各組について第1係数を求め、上述した式22と同様にして、5つの原色を三刺激値に変換する以下の式200を求める。
Figure 2014033361
上記式200のβは上述した係数αと同様、重みづけの係数を表している。RBD2の組における第3項のマトリクスと係数はRGBやRBD1と同様にして求められる。上記式200において、α=1, β=1のとき、RGBの組だけでホワイトバランス調整を行うことになる。また、β=1のとき、RGBとRBD1の2組を用いてホワイトバランス調整を行うことになる。6つ以上の原色を用いる場合についても上記した5つの原色を用いる場合と同様に処理すればよい。
(2)上述した実施形態では、RGBの組の輝度値を基準としてDGBの組の輝度を調整する例を説明したが、DGBの組の輝度を基準としてRGBの組の輝度を調整するようにしてもよい。つまり、この場合、DGBの組は上述した式8をそのまま用い、RGBの組については、式6を以下の式100のように変形する。この結果、RGBとDGBのGB面の境界が不連続にならない。
Figure 2014033361
上記式8と式100に基づき、原色RGBDを三刺激値に変換する式は以下の式101となる。
Figure 2014033361
上述した式11と式101は各々異なる輝度値の基準によって導かれた式である。これらの式は任意の輝度値を1として、相対的に表したものである。実際の表示装置は、絶対輝度が用いられている。ここで、表示装置の絶対輝度による三刺激値の変換式を求めてみる。式11と式101において(R,G,B,D)=(1,1,1,1)を代入すると、Y=1.9486、Y=1.1102が各々得られる。Y値は輝度信号である。これらの値で式11と式101を各々除算すると、いずれも以下の式102が得られる。そして、式102に最大輝度Lを乗算すると以下の式103に示すように絶対輝度による三刺激値の変換式が得られる。
Figure 2014033361
このように、相対的な輝度値の基準を任意に設定しても、絶対輝度による表示装置の三刺激値の変換式はその輝度基準の影響を受けないことが分かる。
(3)上述した第1実施形態では、表示装置1に入力されるRGBDの各色信号を三刺激値に変換する式の生成において、異なる3つの原色からなる組のうち、RGBとDGBの組を用いる例を説明したが、例えば、RGBとRBD、RGBとRGDなどの組み合わせでもよい。要は、RGBDの4色が含まれるように3原色の組を特定すればよい。
(4)上述した第3実施形態において、ホワイトバランス調整係数(Kr2,Kg2,Kb2,Kd2)と同様に、第2実施形態のホワイトバランス調整係数(Kr3,Kg3,Kb3,Kd3)についてガンマ補正処理を行うようにしてもよい。
(5)上述した実施形態では、表示装置1の内部にホワイトバランス調整部を有する例を説明したが、表示装置1に接続される外部の装置をホワイトバランス調整装置として機能させてもよい。この場合、外部の装置は、ホワイトバランス調整部10の機能を備えるように構成する。
(6)上述した実施形態のホワイトバランス調整部10として機能させるプログラムや、そのプログラムが記録された記録媒体を流通させ、そのプログラムをコンピュータの内部又は外部記憶装置にインストールして実行させてもよい。
1,1A…表示装置、10,10A…ホワイトバランス調整部、20,20A…表示部、101…第1生成部、102…第2生成部、103…ガンマ補正部

Claims (8)

  1. 第1の色空間を有する画像信号が入力される、第2の色空間を有する表示装置のホワイトバランスを調整するホワイトバランス調整装置であって、
    前記第2の色空間は、4つ以上の原色からなる色域を有し、
    前記4つ以上の原色から3つの原色を組み合わせてなる複数の異なる3原色の組のうち、前記第1の色空間で定められている指定白色点の色度を色域内に含む複数の各組について、前記指定白色点を基準として、前記組の3原色を三刺激値に変換する変換式を生成する第1生成手段と、
    前記第1生成手段が生成した各変換式に重みづけを行って加算し、加算結果に基づいて、前記全ての原色に対するホワイトバランス調整係数を生成する第2生成手段と、
    を有するホワイトバランス調整装置。
  2. 前記第1生成手段は、前記複数の組毎に、前記第2の色空間における固有の白色点を前記指定白色点に調整する第1係数を求め、前記第1係数を用いて前記変換式を生成し、
    前記第2生成手段は、前記変換式の第1係数の加算結果を前記ホワイトバランス調整係数として生成する、請求項1に記載のホワイトバランス調整装置。
  3. 前記第1生成手段は、前記各組の3原色の信号値が予め定めた値以下となるように前記第1係数を調整する、請求項2に記載のホワイトバランス調整装置。
  4. 前記第2生成手段は、前記全ての原色に対するホワイトバランス調整係数の最大値が予め定めた上限値となるように調整する、請求項1から3のいずれか一項に記載のホワイトバランス調整装置。
  5. 前記第2生成手段において生成された前記ホワイトバランス調整係数にガンマ補正処理を行うガンマ補正手段を備える、請求項1から4のいずれか一項に記載のホワイトバランス調整装置。
  6. 請求項1から5のいずれか一項に記載のホワイトバランス調整装置と、
    入力される画像信号の画像を表示する表示部と、を有し、
    前記ホワイトバランス調整装置は、生成したホワイトバランス調整係数を用いてホワイトバランス調整を行った画像信号を前記表示部へ入力する、表示装置。
  7. 第1の色空間を有する画像信号が入力される、第2の色空間を有する表示装置のホワイトバランスを調整するホワイトバランス調整方法であって、
    前記第2の色空間は、4つ以上の原色からなる色域を有し、
    前記4つ以上の原色から3つの原色を組み合わせてなる複数の異なる3原色の組のうち、前記第1の色空間で定められている指定白色点の色度を色域内に含む複数の各組について、前記指定白色点を基準として、前記組の3原色を三刺激値に変換する変換式を生成する第1生成ステップと、
    前記第1生成ステップで生成された各変換式に重みづけを行って加算し、加算結果に基づいて、前記全ての原色に対するホワイトバランス調整係数を生成する第2生成ステップと、
    を行うホワイトバランス調整方法。
  8. コンピュータに、第1の色空間を有する画像信号が入力される、第2の色空間を有する表示装置のホワイトバランスを調整する処理を実行させるプログラムであって、
    前記第2の色空間は、4つ以上の原色からなる色域を有し、
    前記4つ以上の原色から3つの原色を組み合わせてなる複数の異なる3原色の組のうち、前記第1の色空間で定められている指定白色点の色度を色域内に含む複数の各組について、前記指定白色点を基準として、前記組の3原色を三刺激値に変換する変換式を生成する第1生成ステップと、
    前記第1生成ステップで生成された各変換式に重みづけを行って加算し、加算結果に基づいて、前記全ての原色に対するホワイトバランス調整係数を生成する第2生成ステップと、
    を実行させるプログラム。
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