JP2014031001A - データ処理装置および記録データ生成方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数のドット配置パターンで構成されるマトリクスを単位とし、これを繰り返し用いて画像データに適用して2値化する構成において、記録画像におけるテクスチャを低減する。
【解決手段】オフセット処理は、オフセット値K=kのとき、基本マトリクスの4×4の各区画の位置(X、Y)についてX+kYを計算する。そして、これらの値のうち、値がkとなる区画が位置(0、0)になるように、ドット配置パターンを全体的にずらす。そして、オフセット値を基本マトリクスを繰り返し用いるごとに異ならせてオフセット処理を行う。これにより、階調値Lv1からなる基本マトリクスを画素領域に用いた場合に、規則的なテクスチャが低減されている。
【選択図】図7

Description

本発明は、データ処理装置および記録データ生成方法に関し、詳しくは、画像データの量子化における、ドット配置パターンを用いて2値記録データを生成する技術に関するものである。
この種のドット配置パターンは、例えば、1画素が縦、横600dpiの解像度の画像データに対して、縦方向を2倍の解像度の1200dpiとした1画素×2画素の各画素に、画像データの階調値に応じて“記録(ドット有り)”または“非記録(ドット無し)”を定めたものである。そして、2値データ生成では、画像データが示す階調値に対応したドット配置パターンを用いることにより、600dpiの画像データが示す階調値を、1画素×2画素の範囲の2値データ(ドット有り/ドット無し)に変換することができる。この2値化技術によれば、低解像度のデータ処理、転送などとすることができ、データ処理、転送の時間が長大なものとなることを防ぐことができ、また、記録装置におけるメモリ容量を小さなものとすることができる。
特許文献1には、以上説明したドット配置パターンを用いた2値データ生成技術が記載されている。具体的には、例えば、上述の1画素×2画素のパターンを1単位とするときに、その4単位×4単位のマトリクスを600dpiの解像度の画像データに対して縦および横方向に繰り返して適用し2値データを生成するものである。
特開2004−90462号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示された技術を単に適応した場合には、記録される画像において、基礎単位となる4単位×4単位のマトリクスのサイズに対応した周期的なパターン(テクスチャ)が発生し、画像品位を低下させることがある。すなわち、4単位×4単位のマトリクスを構成する1画素×2画素の単位を配置したパターンが、その配置関係が固定されたまま繰り返されることにより、記録画像全体において上記1画素×2画素の単位の配置に集中、分散のパターンが生じ、これが周期的なテクスチャとなって現れる。
本発明は、複数のドット配置パターンで構成されるマトリクスを単位とし、これを繰り返し用いて画像データに適用し2値化する構成において、記録画像におけるテクスチャを低減することが可能なデータ処理装置および記録データ生成方法を提供することを目的とする。
そのために本発明では、データ処理装置であって、記録媒体の所定領域に形成する画像を構成する複数の画素それぞれの階調を多値で示す多値データを取得する取得手段と、前記取得手段により取得された前記多値データにおける複数の前記画素それぞれに対応する多値データに基づく、前記複数の画素それぞれのドットの配置を決定するために使用するドット配置パターンを、前記複数の画素に対応させて配列した単位マトリクスに従って、前記所定領域における前記複数の画素のドットの配置を前記所定領域毎に決定するドット配置決定手段と、第1の前記所定領域に記録するドットの配置を決定するために用いられる前記単位マトリクスの前記ドット配置パターンの前記配列と、前記第1の所定領域とは前記記録媒体における位置が異なる第2の所定領域に記録するドットの配置を決定するために用いられる前記単位マトリクスの前記ドット配置パターンの前記配列と、が異なるように、前記記録媒体における前記所定領域の位置に応じて、前記単位マトリクスにおける前記ドット配置パターンの配列を決定する配列決定手段と、を具えたことを特徴とする。
以上の構成によれば、複数のドット配置パターンで構成されるマトリクスを単位とし、これを繰り返し用いて画像データに適用し2値化する構成において、記録画像におけるテクスチャを低減することが可能となる。
本発明の一実施形態に係るインクジェット記録装置の概略構成を示す斜視図である。 図2(a)は、図1に示した本実施形態の記録装置において構成される画像処理システムを示すブロック図であり、図2(b)は、図2(a)に示した画像処理部402の詳細な構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態の記録ヘッドのノズル配列を示す図である。 (a)および(b)は、本実施形態のドット配置パターンを説明する図である。 (a)は、図4(b)に示したLv1に対応する2つのドット配置パターンを、主走査方向および副走査方向において組み合わせて構成した4×4の基本マトリクスを示す図であり、(b)は、図5(a)に示す基本マトリクスを、そのまま主走査方向および副走査方向に繰り返し用いた結果を示す図である。 図2(b)に示すオフセット値発生部で発生させる基本マトリクスのオフセット値Kを示す図である。 図6に示したオフセット値Kのうち、例としてK=0と、K=9の場合のオフセット処理を説明する図である。 図6および図7にて説明したオフセット処理によって、階調値Lv1からなる基本マトリクスを画素領域に用いた結果を示す図である。 (a)〜(c)は、本実施形態に係る、階調値が2(Lv2)の場合のドット配置パターンを説明する図である。 (a)および(b)は、図9(c)に示したドット配置パターンを4×4の区画に配置して構成される、量子化データがLv2のベタ画像である場合の基本マトリクスおよびそれをそのまま用いたときの状態を示す図である。 図6および図7にて説明したオフセット処理を行って基本マトリクスを用いた結果を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る、オフセット値発生部507で発生するオフセット値を示す図である。 図12に示す規則的なオフセット値を用い、図7にて説明したオフセット処理によってドット配置パターンを展開した結果を示す図である。 本発明の第3の実施形態に係る、オフセット値発生部507が発生するオフセット値(X、Y)を示す図である。 図14で説明したオフセット値(X、Y)のうち、例として、オフセット値(X、Y)=(0、0)と、オフセット値(X、Y)=(1、2)の場合のオフセット処理を説明する図である。 図14説明したオフセット値を用いた、図15で説明したオフセット処理によって、ドット配置パターンに展開した結果を示す図である。 本発明の第4の実施形態に係るインクジェット記録装置のデータ処理や制御の構成を示すブロック図である。 図17に示す記録データ処理部115の処理の概略を説明するブロック図である。 図18にて説明した記録データ処理部115の処理の詳細を示すフローチャートである。 図18および図19に示した多値変換処理の詳細を示す図である。 図20に示したオフセット値生成回路300の処理の詳細を説明するブロック図である。 マルチパス記録のための記録データ処理部115を説明する図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るインクジェット記録装置の概略構成を示す斜視図である。用紙などの記録媒体Pは、搬送ローラ1501とこのローラに対して記録媒体を弾性的に付勢しつつ従動するピンチローラ1502との間に挟まれ、搬送ローラ1501の回転に応じて、プラテン1503に案内、支持されながら図中矢印A方向に搬送される。プラテン1503は、キャリッジ1508に搭載された、インクを吐出する記録ヘッドの吐出口が形成された面(吐出面)と対向する記録領域に設けられている。このプラテン1503は、記録媒体Pの裏面を支持することで、記録媒体Pの表面と吐出面との距離を一定ないし所定の距離に維持する。プラテン1503上に搬送されて記録が行われた記録媒体Pはその後、排出ローラ1505とこれに従動する回転体である拍車1506との間に挟まれてA方向に搬送され、排紙トレイ1507上に排出される。
キャリッジ1508は、記録ヘッド(不図示)および記録ヘッドに供給するインクを貯留したインクタンク1504を着脱可能に搭載している。そして、キャリッジ1508は、不図示のモータ等の駆動機構によって駆動されることにより、2本のガイドレール1509、1510に沿って往復移動することができる。このキャリッジの移動によって記録ヘッドを記録媒体Pに対して走査し、この走査の間に記録データに応じてインクを吐出することにより記録を行うことができる。このキャリッジ移動方向は記録媒体搬送方向(矢印A方向)と交差する方向であり、主走査方向または横方向と呼ばれる。これに対し、記録媒体搬送方向は副走査方向または縦方向と呼ばれている。そして、以上説明した記録ヘッドの走査と、記録媒体の搬送とを交互に繰り返すことにより、記録媒体Pの全体に記録が行われる。
図2(a)は、図1に示した本実施形態の記録装置において構成される画像処理システムを示すブロック図である。図2(a)において、401はスキャナやデジタルカメラなどの画像入力機器からの多値画像データやハードディスクク等の各種記録媒体に保存されている多値画像データを入力する画像入力部を示す。402は画像入力部401で入力された多値画像データに対して、公知の色変換処理や後述する2値化処理を施して2値記録データを出力する画像処理部を示す。また、403は画像処理部402で生成された2値記録データに基づいて画像記録を行う画像出力部を示す。この画像出力部は、図1に示した記録機構を有している。
図2(a)に示した、特に画像入力部401や画像処理部402は、記録装置において各部の動作制御やデータ処理を実行するCPUや、そのCPUが実行する制御プログラムを格納したROM、また、その制御プログラムを実行するための作業領域として用いられるRAMなどによって構成される。なお、画像処理部402に関して後述される、ドット配置パターンを用いた2値化処理の構成は、必ずしも記録装置に設けられる必要はない。例えば、パーソナルコンピュータなど、記録装置のホスト装置において画像処理部402が構成されてもよい。このように記録装置あるいはホスト装置など、画像処理部を有して後述の2値化処理を行う装置をここでは画像処理装置という。
図2(b)は、図2(a)に示した画像処理部402の詳細な構成を示すブロック図である。入力データ補正部501は、画像入力部401からの多値画像データ、例えば、1画素8ビット(256階調)で表現される多値画像データを入力し、後述する量子化で発生した誤差を処理対象の画素の画像データに加算することで、入力画像データの補正を行う。このとき、1画素分の入力画像データ(8ビット)が表現する0〜255の値に対して、9ビットで表現される誤差(−255〜255)が加算されるため、結果として、1画素について誤差を加算した画像データは10ビットで表現され、その値は−255〜510となる。しかし、本実施形態の入力データ補正部は、その画像データを0〜255の範囲に制限し、1画素8ビットの画像データを出力する。
量子化部502は、入力データ補正部501で補正された多値画像データを、その8ビット256値より低いN値に量子化する。このN値は、入力解像度と出力解像度の関係などに基づいて定められる。本実施形態では入力解像度は600dpiであり、出力解像度は主走査方向に600dpi、副走査方向に1200dpiである。この場合、1画素8ビットの入力画像データに対して、出力画像データのドット(“記録”)を配置可能な位置は1画素(主走査方向)×2画素(副走査方向)の2箇所であり、この1画素×2画素の1単位で表現可能な階調数は0ドット、1ドット、2ドットの3値となる。すなわち、量子化部502は、「0」、「128」、「255」のいずれかである、3値の量子化データを出力する。なお、本明細書においては、階調のレベルを示す値として「階調値」という表現を用いる。すなわち、階調数が3であれば、階調値「N」は、「Lv0」、「Lv1」、「Lv2」で表される。そして、それぞれの量子化値は階調値に対応しており、例えば、量子化値「0」、「128」、「255」のそれぞれは、階調値「Lv0」、「Lv1」、「Lv2」に対応している。なお、後述するドット配置パターン展開部505には、量子化値に対応した階調値が出力されるようにしてもよい。なお、以下において説明を分かりやすくするために、ドット配置パターン展開部505には、量子化部502から階調値が出力されるものとして説明する。
誤差演算部504は、量子化部502で量子化した量子化値について、入力データ補正部501で補正された多値画像データとの誤差を演算する。具体的には、量子化部502で1画素8ビットの画像データは3値に量子化されるため、その量子化値「0」、「128」、「255」を表現する8ビットデータが誤差演算部504に入力される。一方、入力データ補正部501からは1画素8ビット(0〜255)の画像データが入力される。その結果、得られる誤差データの値は、−255〜255となり、9ビットで表現されるデータとなる。誤差メモリ503は、このようにして誤差演算部504によって得られた誤差を未処理の周囲の画素について所定の比率で分配し、それらを格納する。具体的には、誤差メモリはDRAMなどによって構成される。
ドット配置パターン展開部505は、本発明の実施形態として後述するように、量子化部502からの量子化された画像データである、階調値データ、本実施形態の3値の場合には、「Lv0」、「Lv1」、「Lv2」に応じて、ドットデータ(2値データ)を出力する。配置パターン展開部505は、その2値化処理の際に、基本マトリクス格納部506に格納されたドット配置パターンの基本マトリクスを繰り返して用いる。そして、オフセット値発生部507は、後述するように、基本マトリクスを構成する複数のドット配置パターンの配置をオフセットするためのオフセット量を決定するためのオフセット値を、基本マトリクスを繰り返して用いるごとに発生する。
(第1実施形態)
以上説明した記録装置における、本発明の第1の実施形態に係るドット配置パターンを用いた2値化処理を以下に説明する。
図3は、本実施形態の記録ヘッドのノズル配列を示す図である。図3は、1つの色のインクを吐出するノズル配列を示しており、1つのインク色のノズル配列はノズル列aとノズル列bから構成される。ノズル列aとノズル列bはそれぞれ600dpiの密度で吐出口(ノズル)が配列しており、また、ノズル列aとノズル列bは互いに副走査方向において1200dpiずれて配置されている。これにより、本実施形態の記録ヘッドは、副走査方向について、1200dpiの解像度で記録を行うことができる。
図4(a)および(b)は、本実施形態のドット配置パターンを説明する図であり、図3に示した本実施形態の記録ヘッドを用いて600dpi(主走査方向)×1200dpi(副走査方向)の解像度の記録を行う場合のドット配置パターンを示している。
図4(a)に示すように、量子化部502によって、600dpi(主走査方向)×600dpi(副走査方向)の解像度の量子化された画像データとして、例えば「レベル1(Lv1)」が得られる。これに対して、図4(b)に示すように、ドット配置パターン展開部505で用いるドット配置パターンは、量子化データLv1に対応して、ノズル列aで記録するドット配置パターン(図4(b)の左側;以下、「上パターン」ともいう)と、ノズル列bで記録するドット配置パターン(図4(b)の右側;以下、「下パターン」ともいう)の2通りが用意される。すなわち、ある画素の量子化データがLv1である場合、その画素のデータは図4(b)に表す2通りのドット配置パターンのいずれかで2値化が行われる。
図5(a)は、図4(b)に示したLv1に対応する2つのドット配置パターンを、主走査方向および副走査方向において組み合わせて構成した4×4の基本マトリクスを示す図である。この基本マトリクスは、4×4のマトリクスの第1行が、「上パターン」、「上パターン」、「下パターン」、「下パターン」からなり、第2行が、「上パターン」、「下パターン」、「下パターン」、「上パターン」からなり、第3行が、「下パターン」、「下パターン」、「上パターン」、「上パターン」からなり、第4行が、「下パターン」、「上パターン」、「上パターン」、「下パターン」からなるものである。
ドット配置パターン展開部505は、この基本マトリクスを主走査方向および副走査方向に繰り返し用いることにより、記録ヘッドの走査によって記録すべき領域の画像データについて、量子化部502で量子化された3値のデータを2値データ(ドットデータ)に変換する。なお、図5(a)に示す基本マトリクスの例は、記録する画像が1種類の量子化データLv1が連続するいわゆるベタ画像である場合を示している。すなわち、記録する画像が、例えば、自然画などの画像では、基本マトリクスを構成する4×4の各ドット配置パターンが、ある1種類のレベルだけにならないことがあるのはもちろんである。ベタ画像の場合に本発明が有効に作用し、また、その効果が顕著となることから、図5(a)を始めとしてその他の図およびそれらの説明では、基本マトリクスが1種類のドット配置パターンで構成される例について示す。
図5(b)は、図5(a)に示す基本マトリクスを、そのまま主走査方向および副走査方向に繰り返し用いた結果を示す図である。図5(b)に示すように、単に基本マトリクスをそのまま用いる場合には、特許文献1に関して前述したように、4×4のマトリクスサイズでテクスチャ(図の例では、右上から左下に発生している斜めの線)が発生する。
これに対し、本実施形態では、ドット配置パターン展開部505は、オフセット値発生部507が発生するオフセット値に応じて、基本マトリクスにおける4×4のドット配置パターンの配置を変更する。詳しくは、図6以降で後述するように、基本マトリクスを繰り返し用いるごとに、オフセット値を発生しその値に対応するオフセット量分だけ、基本マトリクスにおけるドット配置パターンの配置をずらす。
図6は、オフセット値発生部507で発生させる基本マトリクスのオフセット値Kを示す図である。図6に示すように、本実施形態のオフセット値Kは0〜15のいずれかであり、これらの値Kが4(主走査方向)×4(副走査方向)の区画に配置され、その配置される区画が乱数で定められる。これを一般化すると、オフセット値Kの範囲は、0≦K<(A×B)の整数であり、A×B通りである。本実施形態では、A=B=4でオフセット値は16通りとなる。
オフセット値発生部507は、最初に基本マトリクスを用いる画素領域では、オフセット値「0」を発生する。そして、その領域と主走査方向に右側で隣接する画素領域で基本マトリクスを用いるときは、オフセット値「4」を発生する。同様にして、基本マトリクスを用いる領域が変わるごとに、順次、オフセット値「12」、「13」が発生する。そして、以上の画素領域と副走査方向で隣接する領域で、基本マトリクスを用いるとき、オフセット値「0」を発生した画素領域に隣接する画素領域ではオフセット値「5」が発生する。以降、同様に主走査方向において、順次、オフセット値「8」、「1」、「11」が発生し、さらに、副走査方向において隣接する画素領域ではオフセット値「6」、「9」、「2」、「7」が発生し、さらに、副走査方向において隣接する画素領域ではオフセット値「10」、「14」、「15」、「3」が発生する。そして、基本マトリクスを用いる画素領域において、図6に示す4×4の区画の総てのオフセット値の発生を終了すると、つまり16回の基本マトリクスの適用を終了すると、上述したオフセット値「0」から同様の処理を繰り返す。
図7は、図6に示したオフセット値Kのうち、例としてK=0と、K=9の場合のオフセット処理を説明する図である。本実施形態のオフセット処理は、先ず、基本マトリクスの4×4の各区画の位置を、主走査方向位置X(0〜3)および副走査方向位置Y(0〜3)の座標で表し、(X、Y)とする。ここで、この区画の位置は、X+A×Yの値によるアドレスで特定することできる(Aは本実施形態では4)。例えば、位置(0、0)はアドレス0(=0+4×0)、位置(1、0)はアドレス1(=1+4×0)、位置(0、1)はアドレス4(=0+4×1)、・・・、位置(3、3)はアドレス15(=3+4×3)である。本実施形態に係るオフセットは、上述のように定められるアドレスのうちオフセット値に基づいて求められるアドレスの区画が位置(0、0)になるように、ドット配置パターンを全体的にずらす処理である。より具体的には、図6に示したオフセット値KをK=i(iは0〜15の整数)で表すと、アドレスがi%16となる区画が位置(0、0)に、アドレスが(i+1)%16となる区画が位置(0、1)に、アドレスが(i+2)%16となる区画が位置(0、2)に、アドレスが(i+3)%16となる区画が位置(0、3)に、アドレスが(i+4)%16となる区画が位置(1、0)に、・・・なるようにそれぞれドット配置パターンの位置をずらす。なお、上記「(i+n)%16」は、(i+n)を16で割った場合の剰余を示している。
以上のオフセット処理によれば、図7に示すように、オフセット値K=0の場合の基本マトリクスは、図5(a)に示した基本マトリクスと同じマトリクスとなる。また、オフセット値K=9の場合の基本マトリクスは、ドット配置パターンが全体的に9区画分ずれたものとなる。
図8は、図6および図7にて説明したオフセット処理によって、階調値Lv1からなる基本マトリクスを画素領域に用いた結果を示す図である。オフセット処理をせずに単純に基本マトリクスを繰り返し用いた結果を示す図5(b)と比較すると、規則的なテクスチャが低減されている。
図9(a)〜(c)は、本実施形態に係る、階調値が2(Lv2)の場合のドット配置パターンを説明する図である。図9(a)に示すように、量子化部502からは600dpiの量子化データである階調値のデータLv2が出力される。この600dpiの量子化データの1画素は、図9(b)に示すように、副走査方向における解像度が1200dpiである1画素×2画素に対応する。そして、これらの画素に対応してドット配置パターンが規定されている。本実施形態のドット配置パターンは、副走査方向における2つの画素の上側の画素に2ドット配置するパターンと、副走査方向における2つの画素それぞれに1ドットずつ配置する、2通りのパターンが用いられる。すなわち、2ドット両方を図1のノズル列aで重ねて記録する場合と、ノズル列aとノズル列bで1ドットずつ記録する場合である。図9(c)は、図9(b)に示す2通りのドット配置を便宜上見やすく書き換えたものである。
図10(a)および(b)は、図9(c)に示したドット配置パターンを4×4の区画に配置して構成される、量子化データがLv2のベタ画像である場合の基本マトリクスおよびそれをそのまま用いたときの状態を示す図であり、Lv1の場合の図5(a)および(b)と同様の図である。
図10(a)に示すように、基本マトリクスは、図9(c)に示す2つのドット配置パターンを所定の順序で用いて構成される。そして、量子化データがLv2の場合も、図10(b)に示すように、オフセット処理をせずに基本マトリクスを繰り返し用いる場合は、4×4のマトリクスサイズでテクスチャ(ここでは右上から左下に発生している斜め線)が発生する。
これに対し、本実施形態は、階調値Lv2に対して、図6、図7にて上述したオフセット処理を行う。図11は、このオフセット処理を行って基本マトリクスを用いた結果を示す図である。階調値がLv2の場合も、オフセットをせずに基本マトリクスを繰り返し用いた図10(b)と比較すると、規則的なテクスチャを軽減することができる。
なお、前述したように、基本マトリクスは記録する画像によって異なり、図5(a)や図10(a)に示したような、4×4の区画の総てに1つの階調値に対応したドット配置パターンが配置されるとは限らない。本発明の実施形態では、このような場合でも、基本マトリクスを繰り返し用いる際にオフセット処理を実行することはもちろんである。
(第2実施形態)
上述した第1実施形態は、オフセット値の発生を、乱数を用いることによって行う形態に関するものであるが、この形態に限られない。図12は、本発明の第2の実施形態に係る、オフセット値発生部507で発生するオフセット値を示す図であり、第1実施形態に係る図6と同様の図である。図12に示すように、本実施形態は、主走査方向および副走査方向において、規則的なオフセット値が発生する。
図13は、図12に示す規則的なオフセット値を用い、図7にて説明したオフセット処理によってドット配置パターンを展開した結果を示す図である。図13に示すように、本実施形態のような規則的なオフセット値を用いた場合も、規則的なテクスチャを軽減することができる。
(第3実施形態)
第1実施形態や第2実施形態は、基本マトリクスの各区画位置(X、Y)に、オフセット値にもとづいて計算した値(アドレス)を1次元的に割り当て、アドレスがi%16となる区画が画素位置(0、0)になるよう各ドット配置パターンをずらす処理に係るものである。オフセット処理はこの形態に限られないことはもちろんである。
図14は、本発明の第3の実施形態に係る、オフセット値発生部507が発生するオフセット値(X、Y)を示す図である。図14に示すように、本実施形態では、オフセット値は基本マトリクスの2次元の区画位置(X、Y)に基づいて発生する。すなわち、オフセット値発生部507は、基本マトリクスにおける区画位置を表す各座標X、Yについて、0≦X<A、0≦Y<Bの範囲(X、Yは整数)の乱数で座標を発生させ、その座標が位置(0、0)になるようオフセットをする。
図15は、図14で説明したオフセット値(X、Y)のうち、例として、オフセット値(X、Y)=(0、0)と、オフセット値(X、Y)=(1、2)の場合のオフセット処理を説明する図である。オフセット値(X、Y)=(0、0)の基本マトリクスは、図5(a)に示した基本マトリクスと同じマトリクスである。また、オフセット値(X、Y)=(1、2)の場合は、基本マトリクスにおける(X、Y)=(1、2)座標の区画が区画位置(0、0)になるよう全体的にドット配置パターンをずらしたときの基本マトリクスを示している。
図16は、図14説明したオフセット値を用いた、図15で説明したオフセット処理によって、ドット配置パターンに展開した結果を示す図である。図16で示されるように、本実施形態のように基本マトリクスの画素位置を(X、Y)の2次元でオフセット値として乱数で発生させる場合も規則的なテクスチャを軽減することができる。
(変形例)
上述した各実施形態は、1つの階調値に対してドット配置パターンが2種類ある場合の例ついて説明したが、本発明の適用がこの形態に限られないことはもちろんである。例えば、1つの階調値に対してドット配置パターンが1種類あるいは3種類以上ある場合でも、前述した本発明の課題であるテクスチャが生じることがあり、また、本発明のオフセット処理を行うことによってそれを軽減することができる。
また、基本マトリクスのサイズは、上述した例の4×4に限られない。このサイズは、記録装置の仕様や記録する画像の解像度などに応じて、適切にテクスチャを低減できるものとして定めることができる。
さらに、上述の実施形態では、記録解像度が副走査方向において1200dpiである記録ヘッドを用いて説明を行ったが、これに限られない。例えば、記録解像度が例えば600dpiである記録ヘッドを用いても、記録媒体の搬送量を1200dpiにすれば同様の効果を得ることができる。さらには、本発明の適用は、この解像度に限られないことは以上の説明からも明らかである。
(第4実施形態)
図17は、本発明の第4の実施形態に係るインクジェット記録装置のデータ処理や制御の構成を示すブロック図である。
本発明の一実施形態に係る記録システムは、パーソナルコンピュータ(PC)などのホスト装置900と、このホスト装置からの画像データや記録制御データなどを受信して、画像データ処理およびそれに基づく記録を行う記録装置100と、を有して構成される。記録装置100は、インクを吐出する複数のノズルを配列した記録ヘッド101を用い、この記録ヘッドを主走査方向に走査することにより記録を行う形態の装置である。
図17において、CPU117は、記録装置の電源立上げ時に、ROM118からコードテーブルバッファ116C(LSI内蔵SRAM)に、図20等にて後述されるコードテーブルデータをコピーする処理を実行する。そして、ホストインターフェース111は、記録開始時に、ホスト装置900からJPEG形式の画像データを入力する。この画像データは、RAM116に設けられた受信バッファ116A(DRAM)に格納される。画像処理部114は、JPEG形式の画像データをC、M、Y、Kの色成分の多値データに変換し、RAM116に設けられた多値データバッファ116B(DRAM)に格納する。本実施形態では、ホスト装置900からの画像データは8ビット、256値を持つデータであり、これが量子化によって4値の多値データに変換される。
記録データ処理部115は、図20等で後述するように、コードテーブルバッファ116Cに格納されたコードテーブルデータを用いて、上記多値データに対してドット配置パターンを適用し、ドットデータ(2値データ)を生成する。すなわち、記録データ生成処理を行う。そして、生成したドットデータをドットデータバッファ116D(LSI内蔵SRAM)に格納する。データ転送部121は、ドットデータバッファ116Dに格納されている2値データを記録ヘッド101へ転送する。これらの記録データ処理部115やデータ転送部121の処理は、エンコーダ処理部122が出力するヒートトリガ信号と同期することにより、記録媒体の搬送タイミングに対応した処理とする事ができる。CPU117は、ROM118に格納されている制御プログラムに従って、上述したデータ処理やデータ転送の処理を制御するとともに、記録ヘッドの駆動制御や記録媒体の搬送制御等を行う。
図18は、図17にて説明した記録データ処理部115の処理の概略を説明するブロック図である。
図18において、多値画像データは、説明および図示の簡略化のため、4画素×4画素分のデータとして示されているが、用いる記録媒体の全体に展開される大きさを持つことはもちろんである。この4画素×4画素の所定サイズは、図20等にて後述する、本実施形態のコードテーブル(第1〜第3実施形態の図7(a)に示した基礎マトリクス(単位マトリクス)に対応するもの)のサイズと同じものであり、このサイズの単位で多値変換処理200〜203が行われる。換言すれば、本実施形態のコードテーブルデータは、多値画像に対して4画素×4画素の単位で繰り返し用いられ、これにより、記録媒体に全体にドット配置パターンによるドットデータの展開が行なわれる。但し、本発明の実施形態では、後述されるように、コードテーブルがそのコード値(第1〜第3実施形態の基礎マトリクスにおけるドット配置パターンに対応する)をコードテーブルの画素に対してオフセットした状態で適用されることにより、擬似的に記録媒体サイズのコードテーブルを用いて2値データの生成を行うことが可能となる。また、本実施形態で扱う多値データは4値(4レベル)のデータである。すなわち、図18に示すように、多値データは、600dpi×600dpiの解像度の画素ごとに0、1、2または3のいずれかの値(レベル)を持つデータである。
多値データバッファ116Bから読み出された多値データは、レベルごとの多値変換処理200〜203によってドットデータに変換される。この多値変換処理では、図20にてその詳細が説明されるように、多値画像データの画素ごとに、コードテーブルデータが示すコード値に対応したドット配置を持つドット配置パターンを適用する。本実施形態は、ドット配置パターンは、1単位が1200dpi×1200dpiの解像度の2画素×2画素からなるものである。従って、多値変換処理によって、600dpi×600dpiの解像度の多値データは、1200dpi×1200dpiの解像度のドット(2値)データに変換される。多値変換処理200〜203によって生成されたレベルごとのドットデータは、合成処理204によって合成されることにより、最終的なドットデータが生成されてドットデータバッファ116Dに格納される。
図19は、上述した記録データ処理部115の処理の詳細を示すフローチャートである。多値データを2値データに変換するタイミングで本処理が起動される(S400)。先ず、変換処理に係わる多値データに基づいて記録する、記録媒体上の位置の情報(X、Y)を取得する(S401)。この情報は、図21を参照してその詳細が説明されるコードテーブルのオフセット値を生成する処理で、そのコードテーブルを適用する、4画素×4画素の多値データ群に基づいて記録が行われる記録媒体上の位置に基づいてオフセット値を生成するために用いられる。そして、C、M、Y、Kのインク色ごとに以下の処理を行う(K=0(C)、1(M)、2(Y)、3(K))。先ず、ステップS402で、多値データバッファ116Bから記録媒体の位置(X、Y)に対応する、4画素×4画素分の多値データを読みだす。そして、多値データのレベルごとに以下の処理を行う(N=0、1、2、3)。先ず、ステップS403で、処理に係る多値レベルとインク色の組に応じたコードテーブルをコードテーブルバッファ116Cから読みだす。
次に、ステップS404で、処理に係る、上述の記録媒体上の位置(X、Y)、多値レベル、およびインク色に基づいてオフセット値を生成する。そして、生成したオフセット値を用いてコードテーブルをオフセット変換し(ステップS405)、オフセットされたコードテーブルにおける画素ごとのコード値に従って、その画素のドット配置パターンを決定する(ステップS406)。そして、このように決定された4画素×4画素のそれぞれのドット配置パターンに従って、16画素×16画素分のドット配置を決定する(ステップS407)。以上のステップS404〜S407の処理を総てのレベルについて行う(ステップS408)。
次に、ステップS409で、各レベルのドット配置を合成し、ある1つのインク色のドットデータを得る。そして、ステップS410で、ドットデータをドットデータバッファ116Dに格納する。
以上のステップS402〜S410の処理を総てのインク色について行う。また、以上説明した図19に示す処理は、記録媒体上の位置(X、Y)を変化させながら、画像を記録する記録媒体の全体に対して行う。
図20は、図18および図19にて説明した多値変換処理の詳細を示す図であり、具体的には、多値データのレベル1に対応した多値変換処理201の詳細を示している。なお、他のレベルの多値データに対する多値変換処理も同様の処理となることは以下の説明からも明らかである。
多値データバッファ116Bから読みだした多値データを変換する際、先ず、コードテーブルバッファ116Cからコードテーブルを読みだす。このコードテーブルは、本実施形態では、記録ヘッドから吐出されるインク色である、C、M、Y、Kと、多値データのレベルである、0、1、2、3との16通りの組合せについて異なるものが用意される。すなわち、図20に示す処理は、多値データのレベル1と多値データのインク色C、M、Y、Kのうちの1つのインク色の組に対応したコードテーブルを用いた多値変換処理を示している。コードテーブルは、4画素×4画素の画素配列における各画素にコード値A、B、C、Dのいずれかが定められたものである。このコード値は、図20のコード値変換表に示すように、同じ1つのレベルに対応して用意される4つのドット配置パターンを特定するものである。図20に示す例では、コード値Aは、2画素×2画素の画素配列おいて左上にドット(吐出を示す“1”の2値データ)が配置されたドット配置パターンを特定する。コード値B、C、Dも同様にそれぞれのドット配置パターンを特定するものである。
なお、本明細書では、コードテーブルにおいてコード値が規定される一単位を「画素」としているが、コードテーブルが画像データでないことはもちろんである。コードテーブルを適用する際に多値画像データの画素の一単位に対してコードテーブルのコード値を規定する一単位が対応することから上記のように称している。
読み出されたコードテーブル対して、オフセット値生成回路300が生成したオフセット値によってオフセット後のコードテーブル301が得られる。オフセット値生成回路300は、図21にてその詳細が後述されるようにオフセット値を生成する。図20に示す例では、生成されるオフセット値は、X方向に2画素分、Y方向に1画素分である((X、Y)=(2、−1))。オフセットは、X方向およびY方向それぞれの画素の移動として処理することができる。そして、X方向の移動は、4画素×4画素の画素配列における、それぞれ縦4画素からなる列単位で行う。X方向に2画素分の場合、各列をそれぞれ2画素分X方向(図20の右方向)に移動させる。この移動で、4画素×4画素の画素配列の中に移動先がない列は上記移動によって空いた画素配列に移動する。すなわち、4画素×4画素の画素配列において上記列ごとのX方向の回転を行う。Y方向の移動も同様である。すなわち、この移動は、4画素×4画素の画素配列における、それぞれ横4画素からなる行単位で行う。Y方向に−1画素分の場合、各行をそれぞれ−1画素分Y方向(図20の下方向)に回転させる。すなわちY方向と逆に位置画素分移動させる。このオフセット値によるオフセット処理の結果、コードテーブルは、図20に示すオフセット後のコードテーブル301となる。
次に、オフセット変換後のコードテーブル301の画素ごとのコード値によってドット配置データ変換表302を参照し、その画素のドット配置パターンを定める。このようにしてコードテーブルの各画素にドット配置パターンを定めることにより、コードテーブル全体のドット配置変換テーブル303を作成することができる。
そして、多値データバッファ116Bから読みだした、ある1つのインク色の多値データのうち、レベル1の画素を、この画素に対応するドット配置変換テーブル303の画素のドット配置パターンに置き換える。これにより、レベル1の多値データを2値データに変換した、ドットデータを得ることができる。
なお、オフセット処理は、上述した形態に限られるものでないことはもちろんである。コードテーブルにおける画素ごとに規定されたコード値を、所定の画素配列においてずらす処理であれば、そのずらし方は限定されない。
図21は、図20に示したオフセット値生成回路300の処理の詳細を説明するブロック図である。本実施形態のオフセット値生成は、擬似乱数に基づいて行われる。図21に示すように、本実施形態の擬似乱数は、そのときの多値変換処理に係る、紙面位置X、紙面位置Y、インク色固有値、多値データレベル固有値の4つの情報を、初期値ないしシードとして発生されるものである。
図19に示す処理のステップS401で取得した記録媒体上の、多値変換処理に係る画素群の位置(X、Y)に基づき、紙面位置X500と紙面位置Y501が定められる。紙面位置X500および紙面位置Y501はそれぞれ16ビットのデータであり、合わせて32ビットのデータAが作成される。一方、多値変換処理に係る多値データのインク色の固有値502を16ビットのデータとし、また、上記多値データのレベルの固有値503を16ビットのデータとする。そして、これら固有値のデータを合わせた32ビットのデータBが作成される。
擬似乱数生成回路504は、これらデータAおよびBを初期値ないしシードとして擬似乱数を生成する。具体的には、32ビットのデータAと32ビットのデータBについて、ビットシフト演算と排他的論理和の演算を、本実施形態では10回行うことにより、32ビットのデータを得る。そして、この32ビットデータの下位2ビットをX方向のオフセット値とし、上位2ビットをY方向のオフセット値とする。
以上説明したように、本実施形態によれば、記録媒体に多値画像データを対応付けて2値記録データを展開するべく、一定のサイズのコードテーブルを繰り返し用いる。そして、その繰り返しごとにコードテーブルのコード値を規定した画素配列のオフセット、つまり画素配列の変更を行い、そのオフセット値を記録媒体に対する多値画像データの位置に基づいて定める。具体的には、記録媒体の位置情報(X、Y)が、オフセット値を生成するための擬似乱数の発生における初期値ないしシードとして用いられる。これにより、生成されるオフセット値は、記録媒体の位置情報(X、Y)に対して一意に定まることになる。すなわち、オフセット値が記録媒体の全体において相互に関連し、16通り(X=4通り×Y=4通り)のオフセット値それぞれが記録媒体の全体に分散したものとなる。この結果、所定のサイズのコードテーブルを繰り返し用いるのにも拘わらず、擬似的に記録媒体サイズのコードテーブルを用いることと同等となる。加えて、乱数でオフセット値を生成していることから、それぞれのオフセット値の記録媒体の全体に対する位置は、非周期で分散性が良好なものとなる。
また、データBも同様に擬似乱数の発生における初期値ないしシードとして用いていることから、オフセット値がインク色や多値データのレベルに対して一意に定まることになる。この結果、例えば、インク色や多値データのレベルごとに、オフセット値を異ならせることにより、例えば、所望の画質を有した画像を記録することが可能となる。また、逆に、例えば、4色のインクのオフセット値を同じ値にして記録媒体に吐出されるインクの組合せを制御したい場合には、このインク色ごとの固有値を同じ値とすればよい。多値データのレベルごとの固有値も同様で、レベル間で同じオフセット値を得たい場合には、多値レベルごとの固有値を同じ値とすればよい。
なお、本実施形態では、擬似乱数発生回路の入出力ビット数を32ビットとしたが、このビット数に限られないことはもちろんである。入出力ビット数が大きければ、擬似乱数による非周期性が向上するため、記録媒体の大きさに応じてビット数を増減することができる。本実施形態では、擬似乱数の発生のための演算回数を10回としたが、この回数に限られないことはもちろんである。記録媒体のサイズなどに応じた、所望の非周期性を得ることができる回数とすることができる。
また、本実施形態では、オフセット値のビット数をX方向とY方向それぞれ2ビットとする構成としたが、これに限定されるものではない。すなわち、本実施形態では、ドット配置変換テーブル303のサイズが、X方向が4画素、Y方向が4画素であるため、それぞれ2ビットのオフセット値としたが、ドット配置変換テーブルの大きさによってこのビット数を定めることができる。
さらに、オフセット値発生の形態は擬似乱数発生回路に限られない。例えば、四則演算などを利用した生成であってもよい。但し、過去のオフセット値からオフセット値を作成する回路は相応しくない。仮に、過去のオフセット値が影響を及ぼす場合は、バッファ116Bから読みだす多値データの順番を固定としないと、バッファ116Cに格納するドット配置パターン204が変わり、再現性がなくなるためである。また、擬似乱数発生を真の乱数発生とすることも望ましくない。紙面位置に対して一意に決定する値でなければ再現性がないためである。
図22は、マルチパス記録のための記録データ処理部115(図17)を説明する図である。以上説明したコードテーブルを用いて作成したドットデータに基づいて、マルチパス記録を行うことができる。図22に示すように、レベルごとのドットデータを合成して得られるドットデータ204と、Lパス目のマスクテーブル205との論理積が演算されて、Lパス目のドットデータ206が得られる。そして、Lパス目のドットデータ206はドットデータバッファ116Dに格納される。1と書かれているのは記録許容画素でありドットの記録を許可する画素である。0と書かれているのは非記録許容画素であり、そのパスでのドットの記録を許可しない画素である。
なお、以上説明した多値データ返還処理部を含む記録データ処理部は、インクジェット記録装置においてその処理の実行がされるものとしたが、例えば、ホスト装置において、上述した記録データ処理部の処理を実行してもよい。これら記録装置またはそのホスト装置など上記記録データ処理部の処理を実行する装置がデータ処理装置を構成する。
200〜203 多値変換処理
204 合成後のドットデータ
300 オフセット値生成回路
301 オフセット変換後のコードテーブル
302 ドット配置データ変換表
303 ドット配置変換テーブル
502 量子化部
505 ドット配置パターン展開部
506 基本マトリクス格納部
507 オフセット値発生部

Claims (20)

  1. データ処理装置であって、
    記録媒体の所定領域に形成する画像を構成する複数の画素それぞれの階調を多値で示す多値データを取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された前記多値データにおける複数の前記画素それぞれに対応する多値データに基づく、前記複数の画素それぞれのドットの配置を決定するために使用するドット配置パターンを、前記複数の画素に対応させて配列した単位マトリクスに従って、前記所定領域における前記複数の画素のドットの配置を前記所定領域毎に決定するドット配置決定手段と、
    第1の前記所定領域に記録するドットの配置を決定するために用いられる前記単位マトリクスの前記ドット配置パターンの前記配列と、前記第1の所定領域とは前記記録媒体における位置が異なる第2の所定領域に記録するドットの配置を決定するために用いられる前記単位マトリクスの前記ドット配置パターンの前記配列と、が異なるように、前記記録媒体における前記所定領域の位置に応じて、前記単位マトリクスにおける前記ドット配置パターンの配列を決定する配列決定手段と、
    を具えたことを特徴とするデータ処理装置。
  2. 前記第2の所定領域に対応する前記単位マトリクスにおける前記ドット配置パターンの配列は、前記第1の所定領域に対応する前記単位マトリクスにおける前記ドット配置パターンの配列がオフセットされた配列であることを特徴とする請求項1に記載のデータ処理装置。
  3. 前記配列決定手段は、前記記録媒体における複数の前記所定領域それぞれの位置に応じて、前記単位マトリクスにおける前記ドット配置パターンの配列をオフセットするオフセット量を決定し、
    前記ドット配置決定手段は、決定された前記オフセット量で前記ドット配置パターンの配列がオフセットされた前記単位マトリクスを用いて前記複数の前記所定領域それぞれにおけるドットの配置を決定することを特徴とする請求項1に記載のデータ処理装置。
  4. 前記オフセット量を決定するためのオフセット値を生成するオフセット値生成手段をさらに有することを特徴とする請求項3に記載のデータ処理装置。
  5. 前記オフセット値生成手段は、前記記録媒体における前記多値データの位置情報を初期値として用いる擬似乱数発生回路を有してオフセット値を生成することを特徴とする請求項4に記載のデータ処理装置。
  6. 前記オフセット値生成手段は、記録に用いるインク色の固有値を初期値として用いる擬似乱数発生回路を有してオフセット値を生成することを特徴とする請求項4に記載のデータ処理装置。
  7. 前記オフセット値生成手段は、前記多値データのレベルの固有値を初期値として用いる擬似乱数発生回路を有してオフセット値を生成することを特徴とする請求項4に記載のデータ処理装置。
  8. 前記オフセット値生成手段は、前記オフセット値が規則的な値となるように前記オフセット値を発生させることを特徴とする請求項4に記載のデータ処理装置。
  9. 前記オフセット値生成手段は、前記単位マトリクスの前記画素配列におけるドット配置パターンの縦方向および横方向の位置を(X、Y)とし、また、前記横方向の画素数をA、前記縦方向の画素数をBとし、ドット配置パターンの位置(X、Y)を、アドレスX+AYで表す場合、該アドレスが、オフセット値をA×Bで割ったときの剰余となる位置の画素が位置(0、0)になるよう前記オフセット値を定めることを特徴とする請求項4に記載のデータ処理装置。
  10. 前記オフセット値生成手段は、前記単位マトリクスにおけるドット配置パターンの縦方向および横方向の位置を(X、Y)とするとき、ドット配置パターンの位置(X、Y)の座標X、Yを乱数で座標を発生し、その座標が位置(0、0)になるよう前記オフセット値を定めることを特徴とする請求項4に記載のデータ処理装置。
  11. データ処理方法であって、
    記録媒体の所定領域に形成する画像を構成する複数の画素それぞれの階調を多値で示す多値データを取得する工程と、
    取得された前記多値データにおける複数の前記画素それぞれに対応する多値データに基づく、前記複数の画素それぞれのドットの配置を決定するために使用するドット配置パターンを、前記複数の画素に対応させて配列した単位マトリクスに従って、前記所定領域における前記複数の画素のドットの配置を前記所定領域毎に決定する工程と、
    第1の前記所定領域に記録するドットの配置を決定するために用いられる前記単位マトリクスの前記ドット配置パターンの前記配列と、前記第1の所定領域と前記記録媒体における位置が異なる第2の所定領域に記録するドットの配置を決定するために用いられる前記単位マトリクスの前記ドット配置パターンの前記配列と、が異なるように、前記記録媒体における前記所定領域の位置に応じて位置に応じて、前記単位マトリクスにおける前記ドット配置パターンの配列を決定する工程と、
    を有することを特徴とするデータ処理方法。
  12. 前記第2の所定領域に対応する前記単位マトリクスにおける前記ドット配置パターンの配列は、前記第1の所定領域に対応する前記単位マトリクスにおける前記ドット配置パターンの配列がオフセットされた配列であることを特徴とする請求項11に記載のデータ処理方法。
  13. 前記記録媒体における複数の前記所定領域それぞれの位置に応じて、前記単位マトリクスにおける前記ドット配置パターンの配列をオフセットするオフセット量を決定し、
    決定された前記オフセット量で前記ドット配置パターンの配列がオフセットされた前記単位マトリクスを用いて前記複数の前記所定領域それぞれにおけるドットの配置を決定することを特徴とする請求項11に記載のデータ処理方法。
  14. 前記オフセット量を決定するためのオフセット値を生成することを特徴とする請求項13に記載のデータ処理方法。
  15. 前記記録媒体における多値データの位置情報を初期値として用いる擬似乱数発生回路を有して前記オフセット値を生成することを特徴とする請求項14に記載のデータ処理方法。
  16. 記録に用いるインク色の固有値を初期値として用いる擬似乱数発生回路を有してオフセット値を生成することを特徴とする請求項14に記載のデータ処理方法。
  17. 前記多値データのレベルの固有値を初期値として用いる擬似乱数発生回路を有してオフセット値を生成することを特徴とする請求項14に記載のデータ処理方法。
  18. 前記オフセット値が規則的な値となるように前記オフセット値を発生させることを特徴とする請求項14に記載のデータ処理方法。
  19. 前記単位マトリクスの前記画素配列におけるドット配置パターンの縦方向および横方向の位置を(X、Y)とし、また、前記横方向の画素数をA、前記縦方向の画素数をBとし、ドット配置パターンの位置(X、Y)を、アドレスX+AYで表す場合、該アドレスが、オフセット値をA×Bで割ったときの剰余となる位置の画素が位置(0、0)になるよう前記オフセット値を定めることを特徴とする請求項14に記載のデータ処理方法。
  20. 前記オフセット値生成工程は、前記単位マトリクスにおけるドット配置パターンの縦方向および横方向の位置を(X、Y)とするとき、ドット配置パターンの位置(X、Y)の座標X、Yを乱数で座標を発生し、その座標が位置(0、0)になるよう前記オフセット値を定めることを特徴とする請求項14に記載のデータ処理方法。
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