JP2014024365A - 非接触給電システム - Google Patents

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均 長谷川
Takayuki Kashiwagi
隆行 柏木
Yasuaki Sakamoto
泰明 坂本
Tomoshi Kitazawa
智志 北澤
Keiichiro Kondo
圭一郎 近藤
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Abstract

【課題】 可動部分がなく、高速で連続的に力率を変化させることができる非接触給電システムを提供する。
【解決手段】 非接触給電システムにおいて、単相PWM電力変換装置により、単相の瞬時電流検出を用い、電源周波数検出のためのゼロクロスの周期検出を行い演算することにより、力率を調整する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、非接触給電システムに関するものであり、特に、その力率制御装置に関するものである。
近年、感電の心配がなく、省保守であるため、家電製品、電気自動車等で非接触で給電を行う技術の開発が盛んに行われている。また、鉄道においても非接触給電技術の開発を進めている。
かかる非接触給電の方式としては、発電機方式、変圧器方式、共鳴方式、電磁波方式等があるが、速度依存性がなく、比較的大きな電力を大きな空隙で伝送できる変圧器方式が鉄道に適用する場合は有望である。
特開2012−023167号公報 特開2007−181162号公報 特開2006−287994号公報
従来の変圧器方式の非接触給電装置は、電力としては比較的高い周波数である数kHz〜数十kHzの帯域を使う。このため、1次コイルや2次コイルの誘導成分の影響が大きく、特に力率が悪い。この誘導成分の影響をキャンセル(力率を改善)するため、共振コンデンサを使用する。
しかしながら、このような共振コンデンサは、周囲温度の変化等でキャパシタンスが変化してしまう。また、コイルのインダクタンスも1次コイル−2次コイル間のギャップ変化等で変化する。このため、給電中に力率が変化してしまうといった問題があった。
この問題を解決するためには、状況に応じて、共振コンデンサのキャパシタンスを変化させる必要がある。かかる共振コンデンサのキャパシタンスを変化させる方法はこれまでにいくつか提案されている(上記特許文献1,2参照)。しかし、これらの方法では、可動部分がある、連続的に変化できない、速い速度で変化できないなどのさらなる問題があった。
また、無効電力変換装置にて力率制御を行う方法があるが、これが適用されるのは、これまでは、数十〜数百Hzまでであった(上記特許文献3参照)。
さらに、1次側と2次側の間で相対運動があるために、制御が煩雑であり、2次側の情報のみで制御することが望ましい。
本発明は、上記状況に鑑みて、可動部分がなく、高速で連続的に力率を変化させることができる非接触給電システムを提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、
〔1〕非接触給電システムにおいて、単相PWM電力変換装置により、単相の瞬時電流検出を用い、電源周波数検出のためのゼロクロスの周期検出を行い演算することにより、力率を調整することを特徴とする。
〔2〕上記〔1〕記載の非接触給電システムにおいて、1次側に直列に共振コンデンサを接続し、1次側のインバータを、共振形インバータとして動作させ、2次側には共振コンデンサは接続せず、電圧形のPWM整流回路とEDLCを接続することを特徴とする。
〔3〕上記〔2〕記載の非接触給電システムにおいて、前記EDLCにインバータを介して鉄道車両用誘導電動機を駆動することを特徴とする。
〔4〕上記〔2〕記載の非接触給電システムにおいて、電力変換装置の指令キャパシタンスを、検出2次電流を基準として90度位相をずらした信号と目標とのリアクタンスとの積により、制御することを特徴とする。
〔5〕上記〔1〕記載の非接触給電システムにおいて、前記単相PWM電力変換装置を1パルスモードの電力変換装置として使用することを特徴とする。
本発明によれば、次のような効果を奏することができる。
(1)従来のような2次側の共振コンデンサが不要となる。
(2)可動部分がなく、高速で連続的に力率を変化させることができる。
(3)1次側の情報なしで、力率制御が可能になる。
本発明に係る非接触給電システムの構成図である。 本発明に係る非接触給電システムの交流側等価回路図である。 本発明に係る非接触給電システムの直流側等価回路図である。 本発明に係るPWM整流回路パワー制御系ブロック図である。 本発明に係る実験システムの構成図である。 本発明に係る制御系ブロック線図である。 受電コイル位置ずれなしの状態の電源電圧νs 、電源電流is 、PWM整流回路出力電圧νi 、直列共振コンデンサ電圧νcsの各波形を示す図である。 本発明にかかるicon 演算の様子を示す図である。 本発明の他の実施例を示す単相ワンパルス型非接触給電システムの構成図である。 本発明の他の実施例を示す単相ワンパルス型非接触給電システムにおける1パルス単相ブリッジ電圧形自励式変換器の制御装置の構成を示すブロック図である。 本発明の他の実施例を示す単相ワンパルス型非接触給電システムの動作例である交流出力電圧とゲートパターンの波形図である。
本発明の非接触給電システムは、単相PWM電力変換装置により、単相の瞬時電流検出を用い、電源周波数検出のためのゼロクロスの周期検出を行い演算することにより、力率を調整するようにした。
以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は本発明に係る非接触給電システムの構成図、図2はその非接触給電システムの交流側等価回路図である。
図1において、1は交流電源、2は整流器、3は1次側の共振形インバータ、4は1次側に直列にされた共振コンデンサ、5は非接触電力供給コイル、6は電圧形のPWM整流回路、7はエネルギーを蓄積するための蓄電デバイスとしての電気二重層キャパシタ(EDLC)である。
1次側に直列に共振コンデンサ4を接続し、1次側のインバータを、共振形インバータ3として動作させる。2次側には共振コンデンサは接続せず、電圧形のPWM整流回路6とEDLC7が接続されている。この構成が送受電コイルの位置ずれに対する伝送電力限界から最も適している。ここでは、電力制御及び電源の力率調整はすべて2次側のPWM整流回路6にて行う。
以下、この回路構成を用いた制御法について説明する。
図2において、1次側の直列の共振コンデンサ4は1次側のコイルの自己インダクタンスを、PWM整流回路6の等価回路のコンデンサは2次側のコイルの自己インダクタンスを保障するように値を決めれば良い。よって、PWM整流回路6の等価容量は式(1)で与えられる。そのためPWM整流回路6が出力する電圧ベクトルの容量性インピーダンス成分Cは一意に決定することができる。
C=1/2πf0 (lm +l2 ) …(1)
伝送電力制御は2次側の電流icon の二乗(icon 2 とPWM整流回路6の等価抵抗値Rcの積で表すことができる。そのため、下記式(2)より等価抵抗値Rcは2次側に伝送する電力から決定する。
c =p/(icon 2 …(2)
図3は本発明に係る非接触給電システムの直流側等価回路図、図4はそのPWM整流回路パワー制御系ブロック図である。
0 * が伝送したい電力指令値となっており、直流電圧の偏差を取りPI制御をかけることでPWM整流回路出力側である蓄電部分のジュール損失分を出し、それを電力指令値に足すことで2次側に供給する電力指令値であるP* を算出する。そのP* を二次側の電流icon の二乗で割ることでPWM整流回路が出力する電圧ベクトルを構成する際の等価抵抗成分の値を算出している。
以上の演算により、PWM整流回路の等価容量成分及び等価抵抗成分が算出できたので、下記式(3)の演算により、PWM整流回路交流側出力電圧の指令値ec * を演算する。この回路は単相であるため、演算方法として、下記式(4)及び式(5)により、指令値の実数部νr 及び指令値の虚数部νc の演算を行う。ここでicon は歪みのない正弦波であると定義して演算を行っている。なお、式(3)において、ec はPWM整流回路交流出力電圧、isは集電コイル電流瞬時値を検出して、三相二相変換により、算出される空間電流ベクトル、Lc はPWM整流回路の容量性インピーダンス成分、Rc はPWM整流回路の抵抗成分である。
c =(Rc −jω0 Lc)is …(3)
νr =Rc ・icon sinθ …(4)
νc =xc ・icon sin(θ−90°)=−xc ・icon cosθ …(5)
c * =νr +νc …(6)
このように、上記式(6)に示すように、上記νr とνc の二つの値を足すことにより指令値ec * を算出し、あたかもdq変換を行っているかのように演算をしている。
以下、上記した非接触給電による制御の妥当性及びコイルの位置ずれによるパワーフローの影響を評価する。
図5は本発明に係る実験システムの構成図、図6はその制御系ブロック線図である。
図5において、11は交流電源、12は1次側の直列共振コンデンサ、13は非接触電力供給コイル、14はインバータ、15はEDLC、16は制御ボード、17はオシロスコープ、18はパーソナルコンピュータである。
負荷にはEDLC15を接続し、直流側の電圧が確立されている状態で実験を行う。ここでは、例としてPWM整流回路部にはMywayプラス社製のインバータである「MWINV 5R022」(商品名)14を用い、同社の制御ボード(PE−PRO)16(商品名)によって制御するものを示す。「MWINV 5R022」14は3相インバータであるが、本実験では単相で用いるためインバータのw相は用いず、u相とv相のみを用いる。また、交流電源11は歪みのない正弦波電圧を供給できるものとして、位置ずれの実験で用いた信号発生器とバイポーラアンプを用いる。
インバータ14に搭載されている電流センサ及び電圧センサによって交流側の電流icon 及び直流側電圧Vdc・電流Idcを検出してA/D変換を行い、その信号を制御ボード16に取り込む。その値から単相交流電圧の指令値を演算し、三角波キャリア比較を行うことで変調率を算出しその信号をPWMゲート信号としてインバータ14のスイッチング素子へ送っている。またその時の制御変数などの値はD/A変換を行いオシロスコープ17〔例えば、テクトロニクス社製DPO2014(商品名)へと出力する。交流側の各電圧電流はオシロスコープ17にて波形を測定し、直流側の電圧電流Vdc,Idcはディジタルマルチメータを用いて測定している。
次に、その実験条件について説明する。
本実験で用いる各定数を表1に示す。
Figure 2014024365
また、制御に用いるブロック図を図6に示す。
電源周波数は直列共振コンデンサとコイル定数が共振する周波数を用いたため、数Hzまで設定している。また、バイポーラ電源の制約上2.0Amsまでしか電源電流を流せないためその範囲で実験できる値の定数を用いている。
ここでは、受電コイルの位置ずれの際のパワーフローの影響を評価することを目的としているため、位置ずれが生じた際により安定にPWM整流回路が動作出来るように多パルスのスイッチングにより実験を行う。
表2に本実験の使用機器及びインバータ、EDLC、バイポーラ電源(バイポーラアンプ)の機器の仕様を示す。
Figure 2014024365
ここで、EDLCは、パワーシステム社,M1−001−22−2.7であり、静電容量:53.83〔F〕、内部抵抗:40.4〔mΩ〕、最高充電電圧:59.4Vである。インバータは、上述したMWINV−5R022であり、そのインバータの仕様は表3の通りである。
Figure 2014024365
また、バイポーラアンプは、周波数帯域DC〜500〔kHz〕、最大電圧±150〔V〕(300〔VP-P 〕)、最大電流2〔Arms〕,5.66〔AP-P 〕(40〔Hz〕〜200〔kHz〕)、±1.0〔A〕(DC〜40〔Hz〕)、消費電力700〔W〕/950〔VA〕である。
実験方法は、EDLC15電圧を条件で示した電圧で調整し、制御ボード16を起動させ、インバータ14の整流動作によりEDLC15への給電を行う。その際にオシロスコープ17及びディジタルマルチメータで測定した電圧・電流値から入力電力及び出力電力を計算する。また、その際の直列共振コンデンサ12の電圧も測定する。測定終了後、受電コイルを縦方向に0.5cmずらしていき同様の測定を行う。
図7は受電コイル位置ずれなしの状態の電源電圧νs 、電源電流is 、PWM整流回路出力電圧νi 、直列共振コンデンサ電圧νcsの各波形を示す図である。
この図において、波形aが電源電圧νs 、波形bが電源電流is 、波形cが PWM整流回路出力電圧νi 、波形dが直列共振コンデンサ電圧νcsを示している。
図7に示されているように、電源電圧νs (波形a)とPWM整流回路出力電圧is (波形c)とはほぼ同相となっており、電源の力率1が達成されていることから、瞬時電流検出によりPWM整流回路出力電圧指令値が適切に与えられていると言える。
このように、本発明では、単相の瞬時電流検出を用いるため制御方法が三相の場合と異なり、瞬時値のみの検出となる。そのため電源周波数検出のためのゼロクロスの周期検出を行い、以下の後述の図8のように、ある瞬間のicon から位相90度ずらしたicon ′を、それまでのサンプリングによってメモリに格納されているicon の値から得ている。
次に、鉄道車両へ適用される非接触給電システムの場合は、図1及び図5に示されたEDLC7,15にインバータ(図示なし)を介して鉄道車両を駆動する誘導電動機(IM)(図示なし)が接続される。
なお、この実施例では、電力変換素子にIGBTを用いているが、他の素子であってもよい。
図8は本発明にかかるicon 演算の様子を示す図である。
con の値は常にサンプリングされると同時にメモリに格納されている。例えば図8のA点におけるicon を計測した時、icon ′の値は、計測した時よりも90度前の既にメモリに格納されているA′点におけるicon の値を用いる。
この方法を用いることで、請求項4では、特に、2次側のみの情報で制御できるということを主張している。2次側の情報のみで制御できれば、例えば、一次側の電流位相の情報を無線で通信するような複雑なことなしに、簡易な構成で制御できるメリットがある。また、演算上も2次電流との積をとるという単純な4則演算ですむので、計算速度も速くできる効果がある。
図9は本発明の他の実施例を示す単相ワンパルス型非接触給電システムの構成図、図10はその単相ワンパルス型非接触給電システムにおける1パルス単相ブリッジ電圧形自励式変換器の制御装置の構成を示すブロック図である。
図9において、1パルス単相ブリッジ電圧形自励式変換器21は、環流ダイオード22A,22B,22C,22Dが逆並列に接続された複数の自己消孤形デバイス21A,21B,21C,21Dをブリッジ接続して構成され、その交流端子が蓄電デバイスであるEDLC32に接続されとともに、直流端子が直流コンデンサ23に接続されている。この図では、自己消孤形デバイス21A,21B,21C,21DをIGBTとしているが、これに限定されるものではなく、GTO、バイポーラトランジスタ、およびMOSFET等、自己消孤能力を持つデバイスであれば、何でも構わない。
本発明では、このように構成された1パルス単相ブリッジ電圧形自励式変換器における単相ブリッジ電圧形変換器21の直流コンデンサ23からの電流と、出力側の直流コンデンサ31に印加される前記単相ワンパルス電圧と、前記蓄電デバイス32への供給電流とを制御する制御ボード33およびパーソナルコンピュータ34、オシロスコープ35とを備える。蓄電デバイス32としては例えば、電気二重層キャパシタ(EDLC)を用いる。
また、図10において、パルス幅演算装置24では、1パルス単相ブリッジ電圧形自励式変換器21の交流端子に出力される交流出力電圧の基本波実効値Vout から所望のパルス幅αを演算する。比例器40では、パルス幅演算装置24からの交流出力電圧のパルス幅αにゲインAを乗じる。比例器41では、パルス幅演算装置24からの交流出力電圧のパルス幅αにゲイン(1−A)を乗じる。加算器27では、比例器40からの出力を、交流出力電圧の位相θに加算する。減算器28は、比例器41からの出力を、交流出力電圧の位相θから減算する。位相変換装置25Aでは、加算器27から入力された位相を、0から2πの範囲に変換してアームの位相指令値を演算する。位相変換装置25Bでは、減算器28から入力された位相を、0から2πの範囲に変換してアームの位相指令値を演算する。例えば、3πが位相変換装置25A,25Bに入力された場合には、出力はπとなる。
ゲートパターン発生装置26Aでは、位相変換装置25Aからの入力が、0以上πより小さい場合は、1のゲートパターンを出力し、π以上2πよりも小さい場合は0のゲートパターンを出力する(Uアームゲートパターン)。ゲートパターン発生装置26Bでは、位相変換装置25Bからの入力が、0以上πより小さい場合は、1のゲートパターンを出力し、π以上2πよりも小さい場合は0のゲートパターンを出力する(Vアームゲートパターン)。反転器29Aでは、ゲートパターン発生装置26Aからの出力を入力とし、当該入力を反転して出力する(Xアームゲートパターン)。反転器29Bでは、ゲートパターン発生装置26Bからの出力を入力とし、当該入力を反転して出力する(Yアームゲートパターン)。なお、自己消孤形デバイスは、ゲートパターンが1の時にオンし、0の時にオフする。
図11は、本発明の他の実施例を示す単相ワンパルス型非接触給電システムの動作例である交流出力電圧とゲートパターンの波形図であり、ゲインA=1/2の時の交流出力電圧とゲートパターンの波形を示している。
この図において、上から1段目は交流出力電圧波形、2段目はUアームゲートパターン、3段目はXアームゲートパターン、4段目はVアームゲートパターン、5段目はYアームゲートパターンをそれぞれ示している。パルス幅αがゼロの時には、UアームとVアームのゲートパターンは、同期した180°オン、180°オフのパルスであり、交流出力電圧Vout はゼロを維持する。パルス幅αがゼロでなくなると、α/2を交流出力電圧の位相θに対して、Uアームの場合は加算し、Vアームの場合は減算する。
このように、1パルス単相ブリッジ電圧形自励式変換器の制御装置は、パルス幅演算装置24により演算された交流出力電圧のパルス幅の一部を交流出力電圧の位相に加算し、一部を差し引いた残りのパルス幅を交流出力電圧の位相から減算し、当該各アーム自己消孤形デバイスのゲートパターンを発生する構成として、所望の基本波実効値と位相の交流出力電圧(1パルス電圧)を交流端子より出力するようにしている。
すなわち、交流出力電圧Vout は、パルス幅αの1パルスとなり、その位相は交流出力電圧の位相θに同期する。したがって、1パルス単相ブリッジ電圧形自励式変換器の交流出力電圧の基本波実効値および位相を、高速かつ正確に制御することができる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形が可能であり、これらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の非接触給電システムは、可動部分がなく、高速で連続的に力率を変化させることができる非接触給電システムとして利用可能である。
1,11 交流電源
2 整流器
3,12 1次側の共振形インバータ
4 1次側に直列にされた共振コンデンサ
5,13 非接触電力供給コイル
6 電圧形のPWM整流回路
7,15,32 電気二重層キャパシタ(EDLC)
14 インバータ
16,33 制御ボード
17,35 オシロスコープ
18,34 パーソナルコンピュータ
21 1パルス単相ブリッジ電圧形自励式変換器
22A,22B,22C,22D 環流ダイオード
21A,21B,21C,21D 逆並列に接続された複数の自己消孤形デバイス
23 直流コンデンサ
24 パルス幅演算装置
27 加算器
28 減算器
40 比例器
41 比例器
25A,25B 位相変換装置
26A,26B ゲートパターン発生装置
29A,29B 反転器

Claims (5)

  1. 単相PWM電力変換装置により、単相の瞬時電流検出を用い、電源周波数検出のためのゼロクロスの周期検出を行い演算することにより、力率を調整することを特徴とする非接触給電システム。
  2. 請求項1記載の非接触給電システムにおいて、1次側に直列に共振コンデンサを接続し、1次側のインバータを、共振形インバータとして動作させ、2次側には共振コンデンサは接続せず、電圧形のPWM整流回路とEDLCを接続することを特徴とする非接触給電システム。
  3. 請求項2記載の非接触給電システムにおいて、前記EDLCにインバータを介して鉄道車両用誘導電動機を駆動することを特徴とする非接触給電システム。
  4. 請求項2記載の非接触給電システムにおいて、電力変換装置の指令キャパシタンスを、検出2次電流を基準として90度位相をずらした信号と目標とのリアクタンスとの積により、制御することを特徴とする非接触給電システム。
  5. 請求項1記載の非接触給電システムにおいて、前記単相PWM電力変換装置を1パルスモードの電力変換装置として使用することを特徴とする非接触給電システム。
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