JP2014020790A - 情報端末 - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザが機器の電源を切り忘れた場合でも、機器の電源がオン状態のまま放置されてしまうのを抑制して省電力化を図ることが可能な情報端末を提供する。
【解決手段】このタブレット100(情報端末)は、音声を検知可能なマイク1と、照明装置200、TV300およびエアコン400を操作可能な信号を照明装置200、TV300およびエアコン400に対して送信するBluetooth(登録商標)4と、制御部7とを備え、制御部7は、少なくともマイク1による検知結果に基づいて人がいないと判断した場合には、照明装置200、TV300およびエアコン400の電源を待機状態にする信号を照明装置200、TV300およびエアコン400機器に対してBluetooth(登録商標)4に送信させる制御を行うように構成されている。
【選択図】図1
【解決手段】このタブレット100(情報端末)は、音声を検知可能なマイク1と、照明装置200、TV300およびエアコン400を操作可能な信号を照明装置200、TV300およびエアコン400に対して送信するBluetooth(登録商標)4と、制御部7とを備え、制御部7は、少なくともマイク1による検知結果に基づいて人がいないと判断した場合には、照明装置200、TV300およびエアコン400の電源を待機状態にする信号を照明装置200、TV300およびエアコン400機器に対してBluetooth(登録商標)4に送信させる制御を行うように構成されている。
【選択図】図1
Description
この発明は、情報端末に関し、特に、機器を操作可能な情報端末に関する。
従来、機器を操作可能な音声認識型照明用スイッチが知られている(たとえば、特許文献1参照)。
上記特許文献1には、音声を検知可能なマイク部(音声検知部)と、マイク部による検知結果と予め記憶された音声パターンとを比較して音声を認識する音声認識部と、制御部とを備えた音声認識型照明用スイッチが開示されている。この音声認識型照明用スイッチの制御部は、ユーザが音声により「オン」または「オフ」を指示した場合に、音声認識部により認識された認識結果に基づいて、照明装置(機器)の電源をユーザの指示に応じて制御するように構成されている。
しかしながら、上記特許文献1の音声認識型照明用スイッチでは、ユーザが音声により指示する必要があるので、ユーザが指示し忘れた場合には、照明装置が点灯したまま放置されてしまうという不都合がある。このため、上記特許文献1の音声認識型照明用スイッチの制御技術を、情報端末に適用した場合でも、ユーザが指示し忘れると照明装置(機器)の電源がオン状態のまま放置されてしまうため、省電力化を図るのが困難であるという問題点がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、ユーザが機器の電源を切り忘れた場合でも、機器の電源がオン状態のまま放置されてしまうのを抑制して省電力化を図ることが可能な情報端末を提供することである。
この発明の一の局面による情報端末は、音声を検知可能な音声検知部と、機器を操作可能な信号を機器に対して送信する信号送信部と、制御部とを備え、制御部は、少なくとも音声検知部による検知結果に基づいて人がいないと判断した場合には、機器の電源を待機状態またはオフにする信号を機器に対して信号送信部に送信させる制御を行うように構成されている。
この発明の一の局面による情報端末では、上記のように、少なくとも音声検知部による検知結果に基づいて人がいないと判断した場合には、機器の電源を待機状態またはオフにする信号を機器に対して信号送信部に送信させる制御を行う制御部を設けることによって、ユーザが指示を行わなくても、音声検知部による検知結果に基づいて人がいないことを判断して自動的に機器の電源を待機状態またはオフにすることができるので、ユーザが機器の電源を切り忘れた場合でも、機器の電源がオン状態のまま放置されてしまうのを抑制することができる。その結果、ユーザが機器の電源を切り忘れた場合でも、省電力化を図ることができる。また、情報端末に搭載されていることが多いマイクなどの音声検知部を用いて人がいないことを判断することができるので、人を検知するために専用の人感センサを別途設ける必要がない。
上記一の局面による情報端末において、好ましくは、制御部は、音声の変化が所定の基準よりも小さい状態が所定時間継続した場合に人がいないと判断し、機器の電源を待機状態またはオフにする信号を機器に対して信号送信部に送信させる制御を行うように構成されている。このように構成すれば、音声の変化が所定の基準よりも小さい場合に音声の変化が少ないかまたはないと判断することができるので、この状態が所定時間継続した場合に、人がいないと判断して容易に機器の電源を待機状態またはオフにすることができる。
上記一の局面による情報端末において、好ましくは、情報端末の周辺を撮像可能な撮像部をさらに備え、制御部は、音声検知部による検知結果に加えて、撮像部による撮像結果にも基づいて人がいないと判断した場合に、機器の電源を待機状態またはオフにする信号を機器に対して信号送信部に送信させる制御を行うように構成されている。このように構成すれば、音声検知部による検知結果だけでなく、撮像部による撮像結果にも基づいて人がいないと判断することができるので、より精度よく人がいないことを判断することができる。
この場合、好ましくは、音声検知部による検知結果および撮像部による撮像結果を記憶可能な記憶部をさらに備え、制御部は、記憶部に記憶された音声検知部による検知結果および撮像部による撮像結果に基づいて、音声の変化が所定の基準よりも小さい状態が第1の所定時間継続し、かつ、撮像された画像が略変化しない状態が第2の所定時間継続した場合に人がいないと判断し、機器の電源を待機状態またはオフにする信号を機器に対して信号送信部に送信させる制御を行うように構成されている。このように構成すれば、音声の変化が所定の基準よりも小さい状態が第1の所定時間継続し、かつ、撮像された画像が略変化しない状態が第2の所定時間継続した場合に、人がいないことを精度よく判断して機器の電源を待機状態またはオフにすることができる。
上記一の局面による情報端末において、好ましくは、機器は、複数個設けられ、信号送信部は、複数個の機器に対して操作信号を送信可能に構成され、制御部は、人がいないと判断した場合には、複数個の機器それぞれの電源を待機状態またはオフにする信号を複数個の機器に対して信号送信部に送信させる制御を行うように構成されている。このように構成すれば、ユーザが指示を行わなくても、制御部により、自動的に複数個の機器それぞれを待機状態またはオフにすることができるので、複数個の機器の電源がオン状態のまま放置されるのを抑制することができる。
上記一の局面による情報端末において、好ましくは、制御部は、人がいないと判断した場合には、機器の電源を待機状態またはオフにする信号を機器に対して信号送信部に送信させる制御を行い、かつ、省エネモードに移行する制御を行うように構成されている。このように構成すれば、人がいない場合に、機器の電源がオン状態のまま放置されるのを抑制して機器の省電力化を図り、かつ、情報端末の省電力化を図ることができる。
上記省エネモードに移行する制御を行う制御部を備える構成において、好ましくは、明るさを検知可能な照度センサをさらに備え、制御部は、人がいないと判断した場合には、機器の電源を待機状態またはオフにする信号を機器に対して信号送信部に送信させる制御を行い、かつ、省エネモードに移行した場合でも制御部および照度センサには電力の供給を継続しながら、照度センサにより所定の明るさ以上の明るさが検知された場合には、照度センサおよび制御部以外の電子部品に電力の供給を再開する制御を行うように構成されている。このように構成すれば、機器の電源がオンにされることにより所定の明るさ以上になった場合に、情報端末を省エネモードから自動的に復帰させることができるので、ユーザの操作負担を軽減することができる。
上記撮像部を備える構成において、好ましくは、前面に撮像部が配置された筺体と、筺体の姿勢を認識可能な加速度センサとをさらに備え、制御部は、加速度センサによる筺体の姿勢の検知結果に基づいて筺体の前面が筺体の設置面に対向するように筺体が設置されていると判断した場合には、撮像部による撮像結果は考慮せずに音声検知部による検知結果だけに基づいて人がいないと判断した場合に、機器の電源を待機状態またはオフにする信号を機器に対して信号送信部に送信させる制御を行うように構成されている。このように構成すれば、撮像部が設置面に対向するように筺体の前面が伏せて置かれている場合には、撮像部により情報端末周辺を適切に撮像することができないので、その場合には、音声検知部による検知結果だけを用いて人がいないことを判断する精度が低下するのを抑制することができる。
本発明によれば、上記のように、ユーザが機器の電源を切り忘れた場合でも、機器の電源がオン状態のまま放置されてしまうのを抑制して省電力化を図ることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図3を参照して、本発明の一実施形態によるタブレット100の構成について説明する。
本発明の一実施形態によるタブレット100は、図1に示すように、マイク1と、カメラ2と、記憶部3と、Bluetooth(登録商標)4と、加速度センサ5と、照度センサ6と、制御部7とを備えている。また、図2に示すように、タブレット100の筺体11の前面11a側(X1方向側)には表示部12が配置されている。また、マイク1、カメラ2および照度センサ6は、筺体11の前面11aに配置されている。また、Bluetooth(登録商標)4は、筺体11の前面11aの上側(Z1方向側)端部近傍に配置されている。なお、タブレット100は、本発明の「情報端末」の一例である。
また、タブレット100は、照明装置200の電源をオフ状態に制御可能に構成されている。また、タブレット100は、TV(テレビジョン装置)300およびエアコン(エアコンディショナ)400のそれぞれの電源を待機状態またはオフ状態に制御可能に構成されている。また、タブレット100は、省エネモードに移行可能に構成されている。なお、照明装置200、TV300およびエアコン400は、本発明の「機器」の一例である。
マイク1は、タブレット100周辺の音声を検知可能に構成されている。すなわち、マイク1は、タブレット100周辺で人が発した音声や物音などを検知することが可能である。なお、マイク1は、本発明の「音声検知部」の一例である。
カメラ2は、タブレット100周辺を撮像可能に構成されている。すなわち、カメラ2は、タブレット100周辺における人の動きを検知することが可能である。なお、カメラ2は、本発明の「撮像部」の一例である。
記憶部3は、書き換え可能な不揮発性メモリである。また、記憶部3は、マイク1により検知された音声データおよびカメラ2により撮像された画像データを記憶可能なように構成されている。なお、音声データは、本発明の「検知結果」の一例である。また、画像データは、本発明の「撮像結果」および「撮像された画像」の一例である。
Bluetooth(登録商標)4は、照明装置200、TV300およびエアコン400を操作可能な信号を照明装置200、TV300およびエアコン400のそれぞれに対して送信するように構成されている。具体的には、Bluetooth(登録商標)4は、照明装置200の電源をオフ状態にする信号を送信可能に構成されている。また、Bluetooth(登録商標)4は、TV300およびエアコン400の電源を待機状態にする信号またはオフ状態にする信号を送信可能に構成されている。また、Bluetooth(登録商標)4は、本発明の「信号送信部」の一例である。
加速度センサ5は、筺体11の姿勢を認識可能に構成されている。たとえば、加速度センサ5は、筺体11の前面11aが設置面に対向するように設置されている筺体11の姿勢を認識可能に構成されている。また、照度センサ6は、タブレット100周辺の明るさを検知可能に構成されている。すなわち、照度センサ6は、タブレット100周辺の照明装置200が点灯したことを検知可能である。
ここで、本実施形態では、制御部7は、タブレット100全体の動作を制御するように構成されている。また、制御部7は、マイク1による音声データおよびカメラ2による画像データに基づいて人がいないと判断するように構成されている。制御部7は、人がいないと判断した場合に、照明装置200の電源をオフ状態にする信号を照明装置200に対してBluetooth(登録商標)4に送信させる制御を行うように構成されている。また、制御部7は、人がいないと判断した場合に、TV300およびエアコン400の電源を待機状態にする信号をTV300およびエアコン400に対してBluetooth(登録商標)4に送信させる制御を行うように構成されている。
制御部7は、音声データにおける音声の振幅が所定の基準値よりも小さい(図3参照)状態が所定時間(たとえば、60分間)継続したか否かを判断するように構成されている。また、制御部7は、音声の振幅が所定の基準値よりも小さい状態が所定時間継続したか否かの判断を所定のタイミング(たとえば、10分間隔)で行うように構成されている。
また、制御部7は、画像データが略変化しない状態が所定時間(たとえば、60分間)継続したか否かを判断するように構成されている。また、制御部7は、画像データが略変化しない状態が所定時間継続したか否かの判断を所定のタイミング(たとえば、10分間隔)で行うように構成されている。
制御部7は、記憶された音声データにおける音声の振幅が所定の基準値よりも小さい状態が所定時間継続し、かつ、記憶された画像データが所定時間略変化しない場合に人がいないと判断する。また、制御部7は、音声の振幅が所定の基準値よりも小さい状態が所定時間継続しない場合には、画像データの変化の有無に関わらず人がいると判断するように構成されている。また、制御部7は、画像データが略変化しない状態が所定時間継続しない場合には、音声の振幅が所定の基準値よりも小さい状態が所定時間継続するか否かに関わらず人がいると判断するように構成されている。そして、制御部7は、人がいないと判断した場合には、照明装置200の電源をオフ状態にする信号を照明装置200に対してBluetooth(登録商標)4に送信させる制御を行うように構成されている。また、制御部7は、TV300およびエアコン400の電源を待機状態にする信号をTV300およびエアコン400に対してBluetooth(登録商標)4に送信させる制御を行うように構成されている。
また、制御部7が、音声データにおける音声の振幅が所定の基準値よりも小さい状態、および、画像データが略変化しない状態のそれぞれが所定時間(たとえば、60分間隔)継続したか否かの判断のタイミングを、上記所定時間よりも短い時間間隔(たとえば、10分間隔)で行うことにより、上記所定時間間隔で判断する場合とは異なり、人の有無の判断をより頻繁に行うことができるので、人がいなくなった場合により迅速に対応することができる。また、制御部7の制御負担を軽減することを考慮すると、その判断をリアルタイムで継続して行うのではなく、10分間隔など所定の時間間隔で行うことが好ましい。また、上記所定時間を短くし過ぎると、ユーザがトイレに行くなどタブレット100の周辺から短時間離れただけでも人がいないと判断されてしまうため、所定時間は60分程度にすることが好ましい。
また、制御部7は、照明装置200の電源をオフ状態にする信号を照明装置200に送信させるとともに、TV300およびエアコン400の電源を待機状態にする信号を、それぞれ、TV300およびエアコン400に送信させた後、タブレット100を省エネモードに移行する制御を行うように構成されている。また、制御部7は、省エネモードに移行した場合でも、制御部7および照度センサ6に電力の供給を継続する制御を行うように構成されている。すなわち、制御部7は、省エネモードに移行した場合には、マイク1、カメラ2、記憶部3、Bluetooth(登録商標)4および加速度センサ5への電力供給を停止する制御を行うように構成されている。
また、制御部7は、省エネモードにおいて、照度センサ6により所定の明るさ以上の明るさが検知された場合には、照度センサ6および制御部7への電力供給を継続させたまま、これら以外の電子部品に電力の供給を再開する制御を行うように構成されている。
また、制御部7は、加速度センサ5による筺体11の姿勢の検知結果に基づいて筺体11の前面11aが筺体11の設置面に対向するように筺体11が設置されていると判断した場合には、カメラ2による画像データは考慮せずにマイク1による音声データだけに基づいて人がいないと判断するように構成されている。
次に、図4を参照して、本実施形態によるタブレット100の制御部7により実行される機器制御の処理フローについて説明する。なお、機器制御の処理は、タブレット100の電源がオン状態の場合に実行される。
まず、ステップS1において、所定時間(たとえば、60分)分の音声データおよび画像データが取得されたか否かが判断される。所定時間分の音声データおよび画像データが取得されるまでこの判断が繰り返され、所定時間分の音声データおよび画像データが取得されると、ステップS2に進む。
次に、ステップS2において、音声データにおける音声の振幅が所定の基準値よりも小さい(図3参照)状態が所定時間継続し、かつ、画像データが略変化しない状態が所定時間継続したか否かが判断される。音声データにおける音声の振幅が所定の基準値よりも小さい状態が所定時間継続しない場合、または、画像データが略変化しない状態が所定時間継続しない場合には、人がいると判断して機器制御の処理を終了する。すなわち、所定時間内において、音声の振幅が所定の基準値以上となる状態が一時的にでも生じると、人がいると判断されるとともに、所定時間内において、画像データが一度でも変化すると、人がいると判断される。一方、音声データにおける音声の振幅が所定の基準値よりも小さい状態が所定時間継続し、かつ、画像データが略変化しない状態が所定時間継続したと判断された場合には、人がいないと判断してステップS3に進む。
ステップS3において、照明装置200、TV300およびエアコン400に電源を待機状態またはオフ状態にする信号が送信される。具体的には、制御部7は、電源をオフ状態にする信号を照明装置200に対してBluetooth(登録商標)4に送信させる制御を行う。また、制御部7は、電源を待機状態にする信号をTV300およびエアコン400のそれぞれに対してBluetooth(登録商標)4に送信させる制御を行う。
次に、ステップS4において、照度センサ6および制御部7に電源の供給を継続しながら、省エネモードに移行される。その後、機器制御の処理を終了する。
なお、ステップS2において、音声データにおける音声の振幅が所定の基準値よりも小さい状態が所定時間継続し、かつ、画像データが略変化しない状態が所定時間継続したと判断された場合には、機器制御の処理を終了した後、後述の復帰処理(図5参照)に移行される。また、ステップS2において、人がいると判断された場合、機器制御の処理を終了した後、所定のタイミング(たとえば、10分間隔)で機器制御の処理が繰り返し実行される。
次に、図5を参照して、本実施形態によるタブレット100の制御部7により実行される復帰処理フローについて説明する。この処理は、人がいないと判断されて省エネモードに移行した場合に、継続的に実行される。
ステップS11において、照度センサ6により所定の明るさ以上の明るさが検知されたか否かが判断される。所定の明るさ以上の明るさが検知されるまでこの判断が繰り返され、所定の明るさ以上の明るさが検知されるとステップS12に進む。
ステップS12において、各部(マイク1、カメラ2、記憶部3、Bluetooth(登録商標)4および加速度センサ5)に電力の供給が再開される。その後、復帰処理を終了する。
本実施形態では、上記のように、少なくともマイク1による検知結果に基づいて人がいないと判断した場合には、照明装置200の電源をオフ状態にする信号と、TV300およびエアコン400の電源を待機状態にする信号とをBluetooth(登録商標)4に送信させる制御を行う制御部7を設ける。これにより、ユーザが指示を行わなくても、マイク1による検知結果に基づいて人がいないことを判断して自動的に照明装置200の電源をオフ状態にするとともに、TV300およびエアコン400の電源を待機状態にすることができるので、ユーザが照明装置200、TV300およびエアコン400の電源を切り忘れた場合でも、照明装置200、TV300およびエアコン400の電源がオン状態のまま放置されてしまうのを抑制することができる。その結果、ユーザが照明装置200、TV300およびエアコン400の電源を切り忘れた場合でも、省電力化を図ることができる。また、タブレット100に搭載されていることが多いマイク1を用いて人がいないことを判断することができるので、人を検知するために専用の人感センサを別途設ける必要がない。
本実施形態では、上記のように、音声の振幅が所定の基準値よりも小さい状態が所定時間継続した場合に人がいないと判断し、照明装置200の電源をオフ状態にする信号と、TV300およびエアコン400の電源を待機状態にする信号とをBluetooth(登録商標)4に送信させる制御を行うように制御部7を構成する。これにより、音声の振幅が所定の基準値よりも小さい場合に音声の変化が少ないと判断することができるので、この状態が所定時間継続した場合に、人がいないと判断して容易に照明装置200の電源をオフ状態にするとともに、TV300およびエアコン400の電源を待機状態にすることができる。
本実施形態では、上記のように、マイク1による検知結果に加えて、カメラ2による撮像結果にも基づいて人がいないと判断した場合に、照明装置200の電源をオフ状態にするとともに、TV300およびエアコン400の電源を待機状態にする信号をBluetooth(登録商標)4に送信させる制御を行うように制御部7を構成する。これにより、マイク1による検知結果だけでなく、カメラ2による撮像結果にも基づいて人がいないと判断することができるので、より精度よく人がいないことを判断することができる。
本実施形態では、上記のように、記憶部3に記憶されたマイク1による検知結果およびカメラ2による撮像結果に基づいて、音声の振幅が所定の基準値よりも小さい状態が所定時間継続し、かつ、撮像された画像が略変化しない状態が所定時間継続した場合に人がいないと判断し、照明装置200の電源をオフ状態にする信号と、TV300およびエアコン400の電源を待機状態にする信号とをBluetooth(登録商標)4に送信させる制御を行うように制御部7を構成する。これにより、音声の振幅が所定の基準値よりも小さい状態が所定時間継続し、かつ、撮像された画像が略変化しない状態が所定時間継続した場合に、人がいないことを精度よく判断して照明装置200の電源をオフ状態にするとともに、TV300およびエアコン400の電源を待機状態にすることができる。
本実施形態では、上記のように、人がいないと判断した場合には、照明装置200の電源をオフ状態にするとともに、TV300およびエアコン400の電源を待機状態にする信号をBluetooth(登録商標)4に送信させる制御を行い、かつ、省エネモードに移行する制御を行うように制御部7を構成する。これにより、人がいない場合に照明装置200、TV300およびエアコン400の電源がオン状態のまま放置されるのを抑制して機器の省電力化を図り、かつ、タブレット100の省電力化を図ることができる。
本実施形態では、上記のように、人がいないと判断した場合には、省エネモードに移行した場合でも制御部7および照度センサ6には電力の供給を継続しながら、照度センサ6により所定の明るさ以上の明るさが検知された場合には、照度センサ6および制御部7以外の電子部品に電力の供給を再開する制御を行うように制御部7を構成する。これにより、照明装置200の電源がオンにされることにより所定の明るさ以上になった場合に、タブレット100を省エネモードから自動的に復帰させることができるので、ユーザの操作負担を軽減することができる。
本実施形態では、上記のように、加速度センサ5による筺体11の姿勢の検知結果に基づいて筺体11の前面11aが筺体11の設置面に対向するように筺体11が設置されていると判断した場合には、カメラ2による撮像結果は考慮せずにマイク1による検知結果だけに基づいて人がいないと判断した場合に、照明装置200の電源をオフ状態する信号と、TV300およびエアコン400の電源を待機状態にする信号とをBluetooth(登録商標)4に送信させる制御を行うように制御部7を構成する。これにより、カメラ2が設置面に対向するように筺体11が伏せて置かれている場合には、カメラ2によりタブレット100周辺を適切に撮像することができないので、その場合には、マイク1による検知結果だけを用いて人がいないと判断する精度が低下するのを抑制することができる。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、上記実施形態では、本発明の情報端末の一例としてのタブレットに本発明を適用する例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、たとえば、フォトフレームなど、タブレット以外の情報端末に本発明を適用してもよい。
また、上記実施形態では、音声データ(検知結果)における音声の振幅が所定の基準値よりも小さい状態が所定時間継続するとともに、撮像された画像データ(撮像結果)が略変化しない状態が音声データの検知結果と同じ所定時間継続した場合に人がいないと判断する例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、音声データ(検知結果)における音声の振幅が所定の基準値よりも小さい状態が第1の所定時間継続し、かつ、撮像された画像データ(撮像結果)が略変化しない状態が第1の所定時間とは異なる第2の所定時間継続した場合に、人がいないと判断してもよい。
また、上記実施形態では、省エネモードにおいて、制御部および照度センサに電力の供給を継続し、照度センサにより所定の明るさ以上の明るさが検知された場合に、照度センサおよび制御部以外の電子部品に電力の供給を再開する例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、省エネモードにおいて、音声検知部および撮像部の少なくとも一方に電力の供給を継続し、ユーザが戻ってきた際に、音声検知部の検知結果および撮像部の撮像結果に基づいて人がいると判断し、機器の電源を省エネモードから復帰させるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、マイク(音声検知部)による検知結果に加えて、カメラ(撮像部)による撮像結果に基づいて、人がいないと判断した例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、音声検知部による検知結果のみに基づいて、人がいないと判断してもよい。
また、上記実施形態では、3つの照明装置200、TV300およびエアコン400(複数個の機器)の電源状態を制御する例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、1つ、2つ、または、4つ以上の機器の電源状態を制御してもよい。
また、上記実施形態では、本発明の信号送信部としてBluetooth(登録商標)を設けた例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、たとえば、赤外線センサなど、Bluetooth(登録商標)以外の信号通信部であってもよい。
また、上記実施形態では、説明の便宜上、本発明の制御部の処理を処理フローに沿って順番に処理を行うフロー駆動型のフローチャートを用いて説明したが、本発明はこれに限られない。本発明では、制御部の処理動作を、イベントごとに処理を実行するイベント駆動型(イベントドリブン型)の処理により行ってもよい。この場合、完全なイベント駆動型で行ってもよいし、イベント駆動およびフロー駆動を組み合わせて行ってもよい。
1 マイク(音声検知部)
2 カメラ(撮像部)
3 記憶部
4 Bluetooth(信号送信部)
5 加速度センサ
6 照度センサ
7 制御部
11 筺体
11a 前面
100 タブレット(情報端末)
200 照明装置(機器)
300 TV(機器)
400 エアコン(機器)
2 カメラ(撮像部)
3 記憶部
4 Bluetooth(信号送信部)
5 加速度センサ
6 照度センサ
7 制御部
11 筺体
11a 前面
100 タブレット(情報端末)
200 照明装置(機器)
300 TV(機器)
400 エアコン(機器)
Claims (8)
- 音声を検知可能な音声検知部と、
機器を操作可能な信号を前記機器に対して送信する信号送信部と、
制御部とを備え、
前記制御部は、少なくとも前記音声検知部による検知結果に基づいて人がいないと判断した場合には、前記機器の電源を待機状態またはオフにする信号を前記機器に対して前記信号送信部に送信させる制御を行うように構成されている、情報端末。 - 前記制御部は、音声の変化が所定の基準よりも小さい状態が所定時間継続した場合に人がいないと判断し、前記機器の電源を待機状態またはオフにする信号を前記機器に対して前記信号送信部に送信させる制御を行うように構成されている、請求項1に記載の情報端末。
- 前記情報端末の周辺を撮像可能な撮像部をさらに備え、
前記制御部は、前記音声検知部による検知結果に加えて、前記撮像部による撮像結果にも基づいて人がいないと判断した場合に、前記機器の電源を待機状態またはオフにする信号を前記機器に対して前記信号送信部に送信させる制御を行うように構成されている、請求項1または2に記載の情報端末。 - 前記音声検知部による検知結果および前記撮像部による撮像結果を記憶可能な記憶部をさらに備え、
前記制御部は、前記記憶部に記憶された前記音声検知部による検知結果および前記撮像部による撮像結果に基づいて、音声の変化が所定の基準よりも小さい状態が第1の所定時間継続し、かつ、撮像された画像が略変化しない状態が第2の所定時間継続した場合に人がいないと判断し、前記機器の電源を待機状態またはオフにする信号を前記機器に対して前記信号送信部に送信させる制御を行うように構成されている、請求項3に記載の情報端末。 - 前記機器は、複数個設けられ、
前記信号送信部は、前記複数個の機器に対して操作信号を送信可能に構成され、
前記制御部は、人がいないと判断した場合には、前記複数個の機器それぞれの電源を待機状態またはオフにする信号を前記複数個の機器に対して前記信号送信部に送信させる制御を行うように構成されている、請求項1〜4のいずれか1項に記載の情報端末。 - 前記制御部は、人がいないと判断した場合には、前記機器の電源を待機状態またはオフにする信号を前記機器に対して前記信号送信部に送信させる制御を行い、かつ、省エネモードに移行する制御を行うように構成されている、請求項1〜5のいずれか1項に記載の情報端末。
- 明るさを検知可能な照度センサをさらに備え、
前記制御部は、人がいないと判断した場合には、前記機器の電源を待機状態またはオフにする信号を前記機器に対して前記信号送信部に送信させる制御を行い、かつ、前記省エネモードに移行した場合でも前記制御部および前記照度センサには電力の供給を継続しながら、前記照度センサにより所定の明るさ以上の明るさが検知された場合には、前記照度センサおよび前記制御部以外の電子部品に電力の供給を再開する制御を行うように構成されている、請求項6に記載の情報端末。 - 前面に前記撮像部が配置された筺体と、
前記筺体の姿勢を認識可能な加速度センサとをさらに備え、
前記制御部は、前記加速度センサによる前記筺体の姿勢の検知結果に基づいて前記筺体の前面が前記筺体の設置面に対向するように前記筺体が設置されていると判断した場合には、前記撮像部による撮像結果は考慮せずに前記音声検知部による検知結果だけに基づいて人がいないと判断した場合に、前記機器の電源を待機状態またはオフにする信号を前記機器に対して前記信号送信部に送信させる制御を行うように構成されている、請求項3または4に記載の情報端末。
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