JP2014020659A - 冷蔵庫 - Google Patents

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Takahito Kusano
隆人 草野
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Abstract

【課題】弁の動作音を低減するとともに、水分や塵埃等からの弁の汚染を防止した冷蔵庫を提供することを目的とする。
【解決手段】冷媒が流れる冷凍サイクルの配管11と、配管11が接続されて冷媒流量を調整する弁5と、弁5を冷蔵庫本体の機械室壁面に連結して支持する支持手段6と、を備え、支持手段6は、弁5に接続された配管11を避けて弁5の周囲を覆うカバー部12を有し、カバー部12は弁5の上方位置に傾斜13が形成されたことを特徴とする。
【選択図】図5B

Description

本発明は、冷蔵庫に関する。
一般的な冷蔵庫においては、冷凍サイクル中に電動弁を組込み冷媒の流量を調整したり、複数の冷媒流路を選択的に切り替えたりすることにより、外気や冷蔵庫内の温度などの条件に応じ冷却を制御する手法が採用されている。
例えば、特開2012−83078号公報(特許文献1)には、「ステッピングモータ30によって弁の開閉を行う三方弁11と、三方弁11を支持する支持部材36と、三方弁11が離間した状態で支持部材36が固定される固定部材37と、固定部材37が冷蔵庫1のキャビネット100に固定された状態で、固定部材37とキャビネット100との間に介される弾性部材46とを有するもの」が記載されている(要約の解決手段欄)。
特開2012−83078号公報
引用文献1の図2等に記載されているように、機械室内に弁を配置する構成では、機械室に外気中のほこりや塵が流入して弁に付着する可能性がある。
また、蒸発器に付着した霜を溶かした除霜水は、機械室内の蒸発皿に排水されて蒸発させるのが一般的である。この構成では、蒸発皿で発生する水蒸気によって機械室内の湿度が高くなるため、弁の表面に結露が生じたり、滞留した結露水によるほこりの吸着が生じたりしやすい。さらに堆積したほこり等によって湿気の吸着が促進されて、電動弁の電気的動作の信頼性低下や金属部の腐食等の悪影響が生じる可能性がある。
また、機械室カバーを有する冷蔵庫では、修理等の特殊な場合を除いてカバーを取り外す機会は稀であるため、長期間の使用を想定すれば弁を湿気やほこりから保護する構造を設ける必要がある。
また、弁や圧縮機、送風ファン等の電動部品の動作時に発生する騒音は、主に機械室の吸気口及び排気口といった機械室と冷蔵庫外を連通する部位から外部に放射される。ここで、圧縮機運転音の場合は比較的長時間に亘って連続的に発生し続けるため、使用者の耳が慣れやすく、気になりにくい性質である。これに対して、電動弁の動作音は1時間当たり数回程度の頻度において、1回あたり数秒〜10秒前後の長さで実施される切替え動作時に散発的に発生する。
そのため、使用者の耳には弁の動作音が異音として捉えられ易い性質があり、騒音を低減することが電動弁を有する冷蔵庫における課題となる。
そこで本発明は、弁の動作音を低減するとともに、水分や塵埃等からの弁の汚染を防止した冷蔵庫を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、例えば特許請求の範囲に記載の構成を採用する。本願は上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば、冷媒が流れる冷凍サイクルの配管と、該配管が接続されて冷媒流量を調整する弁と、前記弁を冷蔵庫本体の機械室壁面に連結して支持する支持手段と、を備え、前記支持手段は、前記弁に接続された前記配管を避けて前記弁の周囲を覆うカバー部を有し、該カバー部は前記弁の上方位置に傾斜が形成されたことを特徴とする。
本発明によれば、弁の動作音を低減するとともに、水分や塵埃等からの弁の汚染を防止した冷蔵庫を提供することができる。
弁の設置構造を示す冷蔵庫本体の機械室周囲の概略図。 電動弁及び支持手段を示す概略図。 実施例1における電動弁及び支持手段を示す概略図。 図3Aの矢印A方向から見た図。 複数の電動弁及び支持手段を示す概略図。 実施例2における複数の電動弁及び支持手段を示す概略図。 図5Aの矢印B方向から見た図。 実施例1における騒音低減効果を説明する周波数応答関数の図。
以下、本発明の一実施例について、図面を用いて説明する。
図1は一般的な電動弁の設置例を示す。冷蔵庫本体7の後方下部には、機械室4が形成されている。機械室4には、圧縮機1、送風ファン2、蒸発皿3等が配置されている。蒸発皿3では、図示しない冷却器で発生した霜を融解して生じる除霜水を受けて、圧縮機1の排熱を利用して蒸発を促進させる。
さらに機械室4には、圧縮機1や冷却器と接続されて冷媒が流れる冷凍サイクルの配管と、この配管が接続されて冷凍サイクル内の冷媒流量を調整する弁5が配置されている。
弁5は、支持手段6によって冷蔵庫本体7の機械室4壁面に連結されることで支持されている。また、支持手段6と冷蔵庫本体7は、締結手段(例えば、ねじ、溶接、ろう付け等の周知な締結手段)で固定した構造である。
機械室4後方の開口部は、図示しない板金製の機械室カバーで覆い、内部の部品を保護する構造である。
冷蔵庫本体7の機械室4側壁を構成する部分には、一側壁面に外気を流入させる吸気口8、他側壁面に機械室4内の空気を流出させる排気口9がそれぞれ設けられている。この構成において、送風ファン2を運転すると、外気が吸気口8から取り入れられて、圧縮機1の排熱や、蒸発皿3上の除霜水が気化した水蒸気が、排気口9から冷蔵庫本体7外部へ排出される。
本実施例では、冷蔵庫の冷凍サイクル内の冷媒流量を調整する電動弁の支持手段の一例について説明する。
図2は、一般的な支持手段と弁の構造を示す概略図である。弁5本体と支持手段6は、例えば、ねじ、溶接、ろう付け等の周知な締結手段10で接続されており、弁5本体下側には冷媒が出入りする配管11が接続されている。
支持手段6は、図1に示すように、機械室4内の冷蔵庫本体7壁面に、ねじ等の締結手段で固定することにより、弁5を所定の位置に固定する。
図3Aは、本実施例における電動弁及び支持手段を示す概略図、図3Bは、図3Aの矢印A方向から見た図である。弁5本体と支持手段6の接続、及び支持手段6と冷蔵庫本体7の接続は、図1及び図2で説明した構造と同様である。
本実施例においては、冷媒の出入する配管11が弁5下側の面に接続されており、この弁5下側に接続された配管11を避けて、弁5の他部をカバー部12によって覆う構造である。換言すると、配管11が接続された弁5の下面を除く他面(例えば立方体状であれば5面)を、カバー部12で覆う。カバー部12は、支持手段6の一部に一体に形成された構成か、別体で構成して支持手段6に連結した構成である。
さらに、カバー部12を形成する面の内、弁5の上方に位置する面は、傾斜13を有する。
この弁5の具体的な効果について、図1、図3A、図3Bを用いて説明する。送風ファン2を運転すると、機械室4内には吸気口8から外気とともに塵埃が侵入する。侵入した外気はその後、蒸発皿3からの水蒸気を含んで高湿空気となる。この状態の空気中に弁5が晒されると、弁5に塵埃や水滴が付着して好ましくない。特に、図1のように、送風ファン2、蒸発皿3の下流側に弁5が配置された場合、空気中に多くの水蒸気や塵埃を含む可能性が高まり、弁5がその影響を受けやすい。
そこで、本実施例では、弁5の側面と上面を、カバー部12によって覆う。これにより、送風ファン2から送風された空気が、弁5に直接吹きつけられにくくなる。そのため、弁5本体への結露や塵埃の吸着を抑制し、電動弁の電気的動作の信頼性低下や金属部の腐食を防止することが可能である。
また、カバー部12上面の傾斜13によって、カバー部12に発生する結露水を傾斜方向に流して滞留を防ぐことが可能である。さらに、傾斜13の向きや角度を調整し水を所定の位置に意図的に導くことにより、機械室4内部の電気部品に水が掛かったり、機械室の隙間から冷蔵庫外部へ水が滴下したりすることを防ぐことができる。
また、カバー部12は、傾斜13の低い側に接続した側壁下部に、支持手段6の鍔部6aが接続されている。これにより、カバー部12の傾斜13から側壁を伝わって流れた水分は、鍔部6aから所定位置に適切に排水することができる。
図6は、本実施例における電動弁の動作音の低減効果を説明する周波数応答関数グラフである。図2の従来例及び図3A(図3B)の本実施例のそれぞれについて、冷蔵庫に組み込んだ状態でモデル化し、電動弁を音源とした音響解析を実施した結果である。具体的な測定条件は、冷蔵庫の前後左右の外壁4面から各1mの距離の面内における音圧レベルの最大値を抽出した。従来例に対して本実施例では、解析周波数のほぼ全域において音圧レベルが低減された。これにより、カバー部12によって弁5で発生する動作音が遮音されることで、吸気口8や排気口9から冷蔵庫外部へ放射される騒音を低減し、騒音問題の発生を抑制することが可能である。
次に、実施例1と異なる冷蔵庫の冷凍サイクル内の冷媒流量を調整する電動弁の支持手段の一例について説明する。
図4は、電動弁を2つ有する冷蔵庫における電動弁及び支持手段の従来例を示す概略図である。図4の構成は、支持手段6を挟んでその両側に、2つの弁5をそれぞれねじ等の締結手段10で接続した構造である。弁5は、支持手段6の締結部を隔ててほぼ左右対称に並列に設置され、この状態で支持手段6を機械室内の冷蔵庫本体壁面に固定することで、弁5が所定の位置に固定される。
図5Aは、本実施例における電動弁及び支持手段を示す概略図、図5Bは、図5Aの矢印B方向から見た図である。弁5と支持手段6の接続、及び支持手段6と冷蔵庫本体7の接続は、図4と同様であるが、本実施例においては並列に設置された2つの弁5の外周面の内、冷媒出入り口の配管11の接続した下側の面を除く面(例えば、立方体の場合は5面)をカバー部12で覆う。なお、図5では、2つの弁5をカバー部12に接続して、2つの弁5の間にカバー部及び締結部を設けていないが、図4の構成のように、複数の弁5の間にカバー部や締結部が位置する構成であってもよい。
弁カバー部12を形成する面の内、複数の弁5の上面側に位置する面には、複数の弁5の上方全体に亘って傾斜13を有する。これにより、弁5本体への結露や塵埃の吸着防止を図ることができる。また、弁5の動作音の低減効果については、実施例1と同様のため説明は省略する。
以上より、本発明は、冷媒が流れる冷凍サイクルの配管と、該配管が接続されて冷媒流量を調整する弁と、前記弁を冷蔵庫本体の機械室壁面に連結して支持する支持手段と、を備え、前記支持手段は、前記弁に接続された前記配管を避けて前記弁の周囲を覆うカバー部を有し、該カバー部は前記弁の上方位置に傾斜が形成される。
また、冷媒が流れる冷凍サイクルの配管と、該配管がそれぞれ接続されて冷媒流量を調整する複数の弁と、前記複数の弁を冷蔵庫本体の機械室壁面に連結して支持する支持手段と、を備え、前記複数の弁にそれぞれ接続された前記配管を避けて前記複数の弁の周囲を覆うカバー部を有し、該カバー部は前記複数の弁の上方位置に傾斜が形成される。
これにより、電動弁は外周を覆うカバー部に隔てられて、弁本体周囲は機械室内の空気とある程度隔離される。
この構成で、例えば機械室内の送風ファンにより発生する送風が、弁に直接届きにくくなる。送風ファンによって発生した送風には、外気中の塵埃や、蒸発皿からの水蒸気を含んでいるが、この気流が弁に直接吹き付けられないことで、弁表面に結露や塵埃の吸着を抑制して保護することが可能である。
さらに、弁上面側を覆うカバー部上面の傾斜によって、特に湿度が高く結露が生じやすい場合でも、カバー部に結露水が滞留することなく傾斜の向きに応じた所定の位置に結露水を導くことが可能となる。
さらに、電動弁の動作時に発生する騒音は、電動弁外周の大半を覆うカバー部により遮音されるため、機械室の外気吸入口や排気口から冷蔵庫外部に放射される騒音レベルを低減することが可能である。
1 圧縮機
2 送風ファン
3 蒸発皿
4 機械室
5 弁
6 支持手段
7 冷蔵庫本体
8 吸気口
9 排気口
10 ねじ(締結手段)
11 配管
12 カバー部
13 傾斜

Claims (2)

  1. 冷媒が流れる冷凍サイクルの配管と、該配管が接続されて冷媒流量を調整する弁と、前記弁を冷蔵庫本体の機械室壁面に連結して支持する支持手段と、を備え、
    前記支持手段は、前記弁に接続された前記配管を避けて前記弁の周囲を覆うカバー部を有し、該カバー部は前記弁の上方位置に傾斜が形成されたことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 冷媒が流れる冷凍サイクルの配管と、該配管がそれぞれ接続されて冷媒流量を調整する複数の弁と、前記複数の弁を冷蔵庫本体の機械室壁面に連結して支持する支持手段と、を備え、
    前記複数の弁にそれぞれ接続された前記配管を避けて前記複数の弁の周囲を覆うカバー部を有し、該カバー部は前記複数の弁の上方位置に傾斜が形成されたことを特徴とする冷蔵庫。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017036746A (ja) * 2015-08-07 2017-02-16 日立アプライアンス株式会社 支持構造及びこれを備えた機器

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