JP2014016131A - 空気調和機 - Google Patents

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Abstract

【課題】電装品ユニットの安全性を確保し、メンテナンス性の良い空気調和機を提供する。
【解決手段】室内機(図示せず)に設けた電装品ユニットは、熱交換器(図示せず)の前面上部側に横長置き状態で配置され、各種電気部品を実装してなるプリント基板1aを収納する電装品箱7を備え、前記電装品箱7は、樹脂ケース7bと樹脂カバー7aで構成され、前記樹脂ケース7bをベース基板1bで覆うとともに、前記樹脂カバー7aを金属カバー7cで覆い、前記プリント基板1aと前記ベース基板1bとを短絡させ、さらに、前記金属カバー7cの側壁にネジ固定部53を設けて、前記金属カバー7cと前記ベース基板1bとをネジ7dにより接合して短絡させたもので、樹脂ケース7bと金属カバー7cの2重構成で類焼を防止し、ユーザーが電装品箱7に触れたときの感電を防止することができると共に、電装品ユニットのメンテナンス性を向上させることができる。
【選択図】図7

Description

本発明は、空気調和機に関するものである。
従来のこの種の空気調和機の室内機は、本体内の熱交換器及び送風ファンの側面側のスペースに、幅が狭く高さおよび奥行き寸法のある電装品箱を収納したものが多く見受けられ、この電装品箱は、各種電気部品を実装してなるプリント基板を縦置き状態で配置し、小型化しているものがある(例えば、特許文献1参照)。
また、室内機の吹出口の上部であって、熱交換器の下部に位置する水受け皿の前面側に細長い電装品箱を配置し、従来と同一寸法の室内機であっても熱交換器やファンの配置スペースを増加して、空調効率を向上しているものがある(例えば、特許文献2参照)。
特開2008−82687号公報 特開2001−65916号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載されたような、電装品箱が本体の側面側に配置された従来の空気調和機の構成では、その部分のスペースが活用できないため、通風路の吹出口の幅を拡大して左右風向性能を向上させることができなかった。
また、上記特許文献2に記載されたような、水受け皿の下前面に細長い電装品箱を配置した従来の空気調和機の構成では、電装品箱内部への水の浸入に対する設計配慮が不可欠であり、さらに風が流れない場所であるために電装品箱内部に収納されるプリント基板の結露と電装品箱内部温度に対する設計配慮(特許文献2では放熱用の孔を電装品箱のカバーに設けている)が必要とされ、万が一プリント基板が発火した場合の窒息消化とプリント基板への結露水や埃などの浸入防止の両立が困難であった。
本発明は、上記従来技術の有するこのような課題に鑑みてなされたものであり、空調効率および風向性能を向上させるとともに、電装品箱内部の温度上昇低減と万が一プリント基板から発火した場合の窒息消化・類焼の防止を両立しつつ、また不燃材として金属製の板金を電装品箱のカバーとして構成した場合においても、ユーザーが電装品箱に触れることによる感電を防止して安全性を確保するとともに、プリント基板の修理、交換など電装品ユニットのメンテナンス性を向上させた空気調和機を提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本発明の空気調和機は、電装品ユニットと、熱交換器と、通風路と、ファンと、吹出口を有する室内機を備え、前記電装品ユニットは、前記熱交換器の前面上部側に横長置き状態で配置され、各種電気部品を実装してなるプリント基板を収納する電装品箱を備え、前記電装品箱は、樹脂ケースと樹脂カバーで構成され、前記樹脂ケースを金属ケースで覆うとともに、前記樹脂カバーを金属カバーで覆い、前記プリント基板と前記金属ケースとを短絡させて、さらに、前記金属カバーの側壁にネジ固定部を設けて、前記金属カバーと前記金属ケースとをネジにより接合して短絡させたもので、電装品ユニットを熱交換器の前面上部側に横長置き状態で配置するため、従来からの
室内機に比べ熱交換器および吹出口の有効幅を拡大することができて、空調効率および風向性能の向上が図れるとともに、電装品箱を水受け皿より高い位置に配置するため水の浸入等の影響をなくし、また、吸い込み空気が流れる場所であるためにプリント基板への露付き防止設計が容易となり、かつ放熱性が高いために電装品箱に放熱孔が不要になり、電装品箱の内部に埃や水が浸入するのを防止するとともに、電装品箱を樹脂ケースと金属カバーとで2重構成にするため、窒息消化・類焼を防止した構造が可能となる。さらに、ユーザーの感電を防止するため金属ケースと金属カバーとを短絡させる接合部を金属カバーの側壁に設けてネジ固定したことにより、ユーザーが電装品箱に触れたときの感電を防止するとともに、プリント基板の修理、交換など電装品ユニットのメンテナンス性を向上させることができる。
本発明の空気調和機は、空調効率および風向性能を向上させるとともに、電装品箱内部の温度上昇低減と万が一プリント基板から発火した場合の窒息消化・類焼の防止を両立しつつ、また不燃材として金属製の板金を電装品箱のカバーとして構成した場合においても、ユーザーが電装品箱に触れることによる感電を防止するとともに、電装品ユニットのメンテナンス性も向上させることができる。
本発明の実施の形態1における空気調和機の室内機の運転中の側面図 同室内機の正面図 同室内機の断面図(図2におけるA−A断面) 同室内機の電装品ユニットの正面側斜視図 同電装品ユニットの背面側斜視図 同室内機の通風路の風速分布図 同室内機の電装品箱の分解斜視図 同電装品ユニットの電装品箱のカバーを開けた図 同電装品ユニットの断面図(図8におけるD−D断面) 同室内機が室内へ設置され、電装品ユニットをメンテナンスする状態の図 同室内機の断面図(図2におけるB−B断面) 同電装品ユニットの断面図(図4におけるC−C断面) 同電装品ユニットの内部を示した図
第1の発明は、電装品ユニットと、熱交換器と、通風路と、ファンと、吹出口を有する室内機を備え、前記電装品ユニットは、前記熱交換器の前面上部側に横長置き状態で配置され、各種電気部品を実装してなるプリント基板を収納する電装品箱を備え、前記電装品箱は、樹脂ケースと樹脂カバーで構成され、前記樹脂ケースを金属ケースで覆うとともに、前記樹脂カバーを金属カバーで覆い、前記プリント基板と前記金属ケースとを短絡させて、さらに、前記金属カバーの側壁にネジ固定部を設けて、前記金属カバーと前記金属ケースとをネジにより接合して短絡させたもので、電装品ユニットを熱交換器の前面上部側に横長置き状態で配置するため、従来からの室内機に比べ熱交換器および吹出口の有効幅を拡大することができて、空調効率および風向性能の向上が図れるとともに、電装品箱を水受け皿より高い位置に配置するため水の浸入等の影響をなくし、また、吸い込み空気が流れる場所であるためにプリント基板への露付き防止設計が容易となり、かつ放熱性が高いために電装品箱に放熱孔が不要になり、電装品箱の内部に埃や水が浸入するのを防止するとともに、電装品箱を樹脂ケースと金属カバーとで2重構成にするため、窒息消化・類焼を防止した構造が可能となる。さらに、ユーザーの感電を防止するため金属ケースと金属カバーとを短絡させる接合部を金属カバーの側壁に設けてネジ固定したことにより、ユーザーが電装品箱に触れたときの感電を防止するとともに、プリント基板の修理、交換な
ど電装品ユニットのメンテナンス性を向上させることができる。
第2の発明は、特に、第1の発明の金属カバーの側壁に設けたネジ固定部の角度を、室内機の正面から見てネジが略水平状態で取付けられるように設定したもので、電装品ユニットのメンテナンス時に、室内機の正面からネジの取り付け、取り外しが容易にできる。
第3の発明は、特に、第1又は第2の樹脂カバーと金属カバーは、電装品箱の下方向に開閉できるようにしたもので、室内機が部屋の天井と近接して設置された場合においても、電装品ユニットのメンテナンス時に電装品箱のカバーを開閉するとき、カバーが天井に当るなどの問題がなく容易に作業ができるものである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における空気調和機の室内機の運転中の側面図、図2は、同室内機の正面図、図3は、同室内機の断面図(図2におけるA−A断面)、図4は、同室内機の電装品ユニットの正面側斜視図、図5は、同電装品ユニットの背面側斜視図、図6は、同室内機の通風路の風速分布図、図7は、同室内機の電装品箱の分解斜視図、図8は、同電装品ユニットの電装品箱のカバーを開けた図、図9は、同電装品ユニットの断面図(図8におけるD−D断面)、図10は、同室内機が室内へ設置され、電装品ユニットをメンテナンスする状態の図、図11は、同室内機の断面図(図2におけるB−B断面)、図12は、同電装品ユニットの断面図(図4におけるC−C断面)、図13は、同電装品ユニットの内部を示した図である。
図1〜3において、本実施の形態における空気調和機は、冷媒配管(図示せず)で互いに接続された室外機(図示せず)と室内機40とで構成されており、室内機40は、本体2と、本体2の前面開口部2aを開閉自在の可動前面パネル4(以下、「前面パネル4」という。)を有しており、空気調和機の運転停止時は、前面パネル4は本体2に密着して前面開口部2aを閉じているのに対し、空気調和機の運転時は、前面パネル4は本体2から離反する方向に移動して前面開口部2aを開放する。尚、図3は、前面パネル4が前面開口部2aを閉じた状態を示している。
また、本体2の内部には、熱交換器6と、前面開口部2a及び上面開口部2bから取り入れられた室内空気を熱交換器6で熱交換して室内に吹き出すためのファン8と、熱交換した空気を室内に吹き出す吹出口10を開閉するとともに空気の吹き出し方向を上下に変更する上下風向偏向羽根12(以下、「上下羽根12」という)と、空気の吹き出し方向を左右に変更する左右風向偏向羽根14(以下、「左右羽根14」という)を備えている。
尚、上下羽根12は、吹出口10を開閉する下羽根18と、下羽根18の上方に設けられ下羽根18と協働して吹出口10から吹き出された空気の吹き出し方向を制御する上羽根20とで構成され、下羽根18は、駆動軸(図示せず)に連結される一方、上羽根20は駆動軸(図示せず)に連結され、各駆動軸(図示せず)は駆動モータ等の駆動源(図示せず)に連結されている。
そして、空気調和機が運転を開始すると、上下羽根12は、回動して吹出口10を開口し、ファン8が駆動されることで、室内空気は、前面開口部2aおよび上面開口部2bを介して室内機40の内部に取り入れられる。取り入れられた室内空気は、熱交換器6で熱交換を行い、ファン8を通過して、ファン8の下流側に形成された通風路28を通過し吹
出口10より吹き出される。
また、前面開口部2aおよび上面開口部2bと熱交換器6との間には、前面開口部2aおよび上面開口部2bから取り入れられた室内空気に含まれる塵埃を除去するためのフィルタ16が設けられており、このフィルタ16は、フィルタ枠3aに取り付けられている。また、フィルタ16の下部前面側及び吹出口10の上側には、表示ユニット41が設けられている。
このように構成された室内機40の本体2内部の前面上部に配置した電装品ユニット1の構成について説明する。
電装品ユニット1は、図2、4、5に示すように、本体2内部のほぼ全幅に渡って横長に配置構成するために補強された金属ケースからなるベース基板1bを設け、このベース基板1b上の右半分側に電装品箱7を備え、また、左側には前面パネル4を開閉駆動させる駆動装置42bと、左側端には強制運転スイッチ44を備えており、さらに、電装品箱7と駆動装置42bとの間には、運転時の前面開口部2a、上面開口部2b(図1に示す)を有効に活かすための開口部1cをベース基板1bに設けている。そして、電装品箱7と駆動装置42bとの間には開口部1cを構成した左樹脂ケース31と左樹脂カバー30とを設けて、ベース基板1bを覆う構造となっている。
そして、本体2の内部構成は、図1に示したように、熱交換器6の前面上部は一定の傾斜角をもった傾斜面6aを形成し、さらに前記熱交換器6を囲むように配設したフィルタ16は、前記熱交換器6の傾斜面6aと同じ傾斜角をもった傾斜面16aを形成しており、電装品ユニット1は、このフィルタ16の傾斜面16aに対し同じ傾斜角を持ちながら横長に配置している。
このような配置構成により、熱交換器6と、本体2内部の通風路28の幅および吹出口10の幅を広く配設することを可能にしている。
また、電装品ユニット1を前記通風路28内のファン8の中心8a位置より上側に配置することで、図6に示す風速分布図の遅い領域への配置となり、風性能への悪影響を低減することができるものである(ここで、風速分布とは、風速の流れを矢印で表したもので、風速の速さを矢印の長さで表し、風速の方向を矢印の角度で表したものである)。
また、熱交換器6の結露水を排水するための水受け皿9よりも高い位置に電装品箱7が配置されるため、結露水が電装品箱7の内部へ浸入することを防止する構成となっている。さらに、電装品ユニット1は、フィルタ16の傾斜面16aから20mm以上の距離を開けて離した位置に配置しているため、電装品ユニット1の背面側にも風を通すことができ、電装品箱7への露付き防止を図ることができるとともに、電装品箱7内部の温度上昇を低減することができるため、電装品箱7に放熱孔を不要とし、埃や水の浸入を防止することができる。
次に、電装品ユニット1の固定構成について説明する。図3に示すように、室内機40の本体2のベースである台枠5には、ファン8と、熱交換器6と、フィルタ自動清掃ユニット3が、それぞれ直に固定されている。電装品ユニット1は、フィルタ自動清掃ユニット3の骨格をなすフィルタ枠3aに固定されており、電装品ユニット1の両端部の右側に引掛け部1d、左側に爪1e(図5に示す。)を設け、前記フィルタ枠3aの両側にそれぞれ係止固定して構成している。また、図2に示すように、電装品ユニット1の右端にはターミナルユニット43が爪固定され、ターミナルユニット43はフィルタ自動清掃ユニット3にネジ固定されている。
次に、電装品箱7の構成について説明する。図7に示したように、プリント基板1aは半田面側を樹脂ケース7b側に向けて樹脂ケース7bに形成した爪(図示せず)とリブ(図示せず)によって支持され、各種電気部品が実装された部品面側は、樹脂カバー7aで覆うように構成している。
そして、図8および図9に示すように、樹脂ケース7bに軸穴55aを、樹脂カバー7aには軸55bをそれぞれ設けた回転支持部55で両者を係合し、樹脂カバー7aは回転支持部55を回転軸として下方向に開閉動作する。このように、樹脂カバー7aを下方向に開閉する構成にすることで、図10に示すように、本体2が、部屋の壁60に天井61と近接して設置された場合においても、電装品ユニット1のメンテナンスなどで電装品箱7の樹脂カバー7aを開閉するときに、樹脂カバー7aが天井61と干渉することなく容易に作業を行うことができるものである。
また、電装品箱7は、図12に示すように、樹脂ケース7bと樹脂カバー7aは互いの側壁が重なる部分を多くして嵌合し、これによりプリント基板1aを密封した構造にするとともに、樹脂カバー7aの外壁を金属カバー7cで覆っている。そして、図7に示すように、電装品箱7は、ベース基板1bへ装着され、プリント基板1aをベース基板1bにネジ7dで固定するとともに、電気的に短絡させている。
また、金属カバー7cの側壁にネジ固定部53を設け、ベース基板1bへネジ固定するとともに、電気的に短絡させている。このような構成にすることで、金属カバー7cとベース基板1bには高電圧の電荷が帯電することなく、ユーザーが電装品箱7に触れても感電することはない。さらに、上記のような構成においては、電気部品が万が一発火した場合でも樹脂ケース7bと樹脂カバー7a、ベース基板1bと金属カバー7cによって、窒息消化と類焼を防止するものである。尚、この場合、樹脂ケース7bおよび樹脂カバー7aの樹脂は難燃性のものを用いることがより好ましい。
また、図11に示すように、ネジ固定部53は、電装品ユニット1を本体2へ装着したときにネジ7dの軸が略水平(図中、二点鎖線で表示)となるように、ネジ7dの受面角度を設定している。このような構造にすることにより、電装品箱7のメンテンナンスなどでネジ7dを取付け、取外しする際に、本体2の正面からドライバーを略水平に保ちながら作業を行うことが可能となり、メンテナンスを容易に行うことができるものである。
ここで、電装品ユニット1の構成について追記して説明する。図13に示すように、電装品ユニット1は、その電装品ユニット1の左右端を略直線状に結ぶ通路50をプリント基板1aに沿って配設しており、プリント基板1aと各種電装部品とを接続するハーネス52はこの通路50に収納されている。
尚、通路50は、右半分は樹脂ケース7bで形成して樹脂カバー7aで覆い、左半分は左樹脂ケース31で形成して左樹脂カバー30で覆っている。また、通路50の左右端は両側とも壁面が無く開放されており、ハーネス52は、必要に応じて左右どちらからでも電装品ユニット1内に引き回すことが可能である。このような構成により、本体2内へ設置する各種電装部品の配置に対する設計自由度の向上や、ハーネス52の低コスト化も図れる。さらに、通路50内には複数の押えリブ51を設けて、ハーネス52を保持して浮き上がりを防止している。このような構成により、ハーネス52を整然と引き回すことができるため、ハーネス52の絡みや、樹脂ケース7b、樹脂カバー7aへの噛み込みを低減できるものである。
以上のように、本実施の形態においては、電装品ユニット1を熱交換器6の前面上部に
横長置き状態で配置することにより、熱交換器6および吹出口10の有効幅が拡大できるため、空調効率および風向性能が向上する。また、電装品箱7を水受け皿9より高い位置に配置するため水の浸入などの影響を無くすとともに、吸い込み空気が流れる場所であるためにプリント基板1aへの露付き防止設計が容易となり、かつ放熱性が高いために電装品箱7の放熱孔が不要となるので、電装品箱7内部に埃などの浸入が防止できる。さらに、樹脂カバー7a、樹脂ケース7bと金属カバー7cと金属製のベース基板1bによる窒息消化・類焼を防止した構造とすることができる。
また、電装品ユニット1の金属カバー7cとベース基板1bとを短絡し、さらにプリント基板1aとも短絡することで、電装品ユニット1にユーザーが触れたときの感電を防止することができる。そして、樹脂カバー7aを下方向に開閉できる構造にするとともに、金属カバー7cとベース基板1bとの接合点であるネジ固定部53を金属カバー7cの側壁に設けて所定の角度に設定したことにより、本体2が部屋の壁60に天井61と近接して設置された場合においても、樹脂カバー7aが天井61と干渉することを心配することなく、かつ本体2の正面からネジの取付け、取外しができるため、電装品ユニット1のメンテナンスが容易に行える。
さらに、電装品ユニット1は、その左右端を略直線状に結ぶ通路50を設けてハーネス52を収納するとともに、この通路50内には押えリブ51を複数設けてハーネス52を保持して浮き上がりを防止する。これにより、ハーネス52を整然と引き回すことができるため、ハーネス52の絡みや、樹脂ケース7b・樹脂カバー7aへの噛み込みが低減できて、電装品ユニットの組立性とメンテナンス性の向上が図れる。
本発明に係る空気調和機は、電装品ユニットを本体内の前面上部に配置することにより、熱交換器および吹出口の有効幅を広げて、空調効率および風向性能を向上させるとともに、電装品ユニットの組立性とメンテナンス性を容易にするもので、一般家庭で使用される空気調和機を含む様々な空気調和機に有用である。
1 電装品ユニット
1a プリント基板
1b ベース基板(金属ケース)
1c 開口部
1d 引掛け部
1e 爪
2 本体
2a 前面開口部
2b 上面開口部
3 フィルタ自動清掃ユニット
3a フィルタ枠
4 可動前面パネル(前面パネル)
5 台枠
6 熱交換器
6a 傾斜面
7 電装品箱
7a 樹脂カバー
7b 樹脂ケース
7c 金属カバー
7d ネジ
8 ファン
8a 中心
9 水受け皿
10 吹出口
12 上下風向偏向羽根(上下羽根)
14 左右風向偏向羽根(左右羽根)
16 フィルタ
16a 傾斜面
18 下羽根
20 上羽根
28 通風路
30 左樹脂カバー
31 左樹脂ケース
40 室内機
41 表示ユニット
42b 駆動装置
43 ターミナルユニット
44 強制運転スイッチ
50 通路
51 押えリブ
52 ハーネス
53 ネジ固定部
55 回転支持部
55a 軸穴
55b 軸
60 壁
61 天井

Claims (3)

  1. 電装品ユニットと、熱交換器と、通風路と、ファンと、吹出口を有する室内機を備え、前記電装品ユニットは、前記熱交換器の前面上部側に横長置き状態で配置され、各種電気部品を実装してなるプリント基板を収納する電装品箱を備え、前記電装品箱は、樹脂ケースと樹脂カバーで構成され、前記樹脂ケースを金属ケースで覆うとともに、前記樹脂カバーを金属カバーで覆い、前記プリント基板と前記金属ケースとを短絡させて、さらに、前記金属カバーの側壁にネジ固定部を設けて、前記金属カバーと前記金属ケースとをネジにより接合して短絡させたことを特徴とする空気調和機。
  2. 金属カバーの側壁に設けたネジ固定部の角度を、室内機の正面から見てネジが略水平状態で取付けられるように設定したことを特徴とした請求項1に記載の空気調和機。
  3. 樹脂カバーと金属カバーは、電装品箱の下方向に開閉できるようにしたことを特徴とした請求項1又は2に記載の空気調和機。
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