JP2014013651A - コネクタ固定機構およびコネクタ固定方法 - Google Patents

コネクタ固定機構およびコネクタ固定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 コネクタをパネルに固定する際の作業工数を削減すると共に、作業ミスを削減できるコネクタ固定部材、コネクタ取り付けパネルおよびコネクタ保持装置を提供する。
【解決手段】 コネクタ固定機構は、コネクタに当接する当接面と、該当接面から延出する、前記コネクタを把持する複数の延出片とを有するコネクタ固定部材と、前記コネクタがはめ込まれる開口を有するパネルであって、該開口は、前記当接面が前記コネクタに当接した状態において前記延出片が差し込まれるスリットを有するパネルとを備える。
【選択図】 図2

Description

本発明は、コネクタ固定機構およびコネクタ固定方法に関する。
例えば特許文献1は、他の機器とのインターフェースとなるコネクタを、板金等で構成されるパネルに取り付ける技術を開示する。コネクタには、例えばD−sub型のコネクタがある。このコネクタは、相手コネクタと接続する接続部と、その接続部を保持すると共にパネルに当接する取付面とを備える。作業者は、コネクタをパネルに固定する際、コネクタの取付面をパネルに当接すると共に、六角ネジ、ワッシャ、バネワッシャ、六角ナット等のパーツでパネル面の前後からコネクタを挟む。そして、作業者は、ソケットレンチ等の工具を2個使用しながら、このパネル面の前後から六角ネジを締めることで、当該コネクタをパネルに固定する。
上記複数のパーツは、通常、ケーブルメーカから納入される際に、コネクタの取付面に予めネジ止めされている。したがって、作業者がこのコネクタをパネルに取り付ける際、まず、これらネジ止めされた複数のパーツを一旦分解する必要がある。作業者は、複数のパーツを分解した後、当該コネクタと複数のパーツを一括してパネル面に取り付け、ソケットレンチ等の工具をパネル面の前後2個使用しながらネジ締めする。このように、コネクタの固定作業は、多くの工数を必要とするので作業効率が悪い。
また、相手コネクタとの嵌合を保証するために、コネクタを取り付けるパネルの厚さ寸法に応じて、ワッシャの使用枚数を調整したり、高さの異なる複数種の六角ネジから最適な六角ネジを選定したりする作業が必要となる。この枚数調整や部品選定を行う作業において、選定ミス等の作業間違いが起こる恐れがある。
上記課題に対して、コネクタを樹脂プラスチックで固定したり、プレス成型によりコネクタを製造したりすることが考えられる。しかしながら、このような対策では、グランド接地が不可となる可能性があると共に、初期投資費用が非常に高価となる。
特開2002−170634号公報
上述したように、コネクタをパネルに固定する際、作業者は、まず、コネクタにネジ止めされた状態で納入された複数のパーツを一旦分解する。そして、六角ネジを選定すると共に、ワッシャの枚数を調整する。そして、作業者は、このコネクタと複数のパーツを一括してパネル面に取り付け、ソケットレンチ等の工具を2個使用しながら当該パネルの前後面からネジ締めする。このように、コネクタの固定作業は、多くの工数を必要とすると共に、作業ミスが発生する恐れがあるという課題がある。
本願発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、コネクタをパネルに固定する際の作業工数を削減すると共に、作業ミスを削減できるコネクタ固定機構およびコネクタ固定方法を提供することを主要な目的とする。
本発明の第1のコネクタ固定機構は、コネクタに当接する当接面と、該当接面から延出する、前記コネクタを把持する複数の延出片とを有するコネクタ固定部材と、前記コネクタがはめ込まれる開口を有するパネルであって、該開口は、前記当接面が前記コネクタに当接した状態において前記延出片が差し込まれるスリットを有するパネルとを備える。
本発明の第1のコネクタ固定方法は、コネクタに当接する当接面と、該当接面から延出する、前記コネクタを把持する複数の延出片とを有する第1の固定部材を用いて、前記コネクタの一端側を、該コネクタがはめ込まれる開口を有するパネルに取り付け、前記コネクタに当接する当接面と、該当接面から延出する、前記コネクタを把持する複数の延出片とを有する第2の固定部材に設けられた前記複数の延出片を、前記パネルが有する開口に設けられたスリットに沿って前記コネクタの他端側において前記第1の固定部材の方向にスライドし、スライドした前記第2の固定部材が前記コネクタの他端側に当接した状態で前記コネクタをパネルに固定する。
本願発明によれば、コネクタをパネルに固定する際の作業工数を削減すると共に、作業ミスを削減できる効果が得られる。
本発明の第1の実施形態に係るコネクタの分解斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係るコネクタの固定部材の分解斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係るコネクタ固定機構を示す前面からの斜視図(a)と、同じく背面からの斜視図(b)である。 本発明の第1の実施形態に係るコネクタをパネルに固定する手順を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係るコネクタをパネルに固定する手順を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係るコネクタをパネルに固定する手順を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係るコネクタ固定機構を示す前面からの斜視図(a)と、同じく背面からの斜視図(b)である。 本発明の第3の実施形態に係るコネクタ固定機構を示す前面からの斜視図(a)と、同じく背面からの斜視図(b)である。 本発明の第4の実施形態に係るコネクタ固定機構を示す前面からの斜視図(a)と、同じく背面からの斜視図(b)である。 本発明の第5の実施形態に係るコネクタ固定機構を示す前面からの斜視図(a)と、同じく背面からの斜視図(b)である。
第1の実施形態
次に、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係るコネクタの分解斜視図である。本実施形態では、D−sub型のコネクタをパネルに固定することについて説明する。図1に示すように、コネクタ10は、相手コネクタと接続する接続部11と、接続部11を保持すると共に、固定するパネルに当接する取付面12とを備える。
コネクタ10は、一般に、図1に示す、六角ネジ13、ワッシャ14、バネワッシャ15、六角ナット16が取付面12に予め仮組み(仮止め)または完全固定された状態で、例えばケーブルメーカから納入される。
図2は、第1の実施形態に係るコネクタの固定部材の分解斜視図である。図1を参照して説明したコネクタ10は、パネル20の背面から、固定部材であるブラケット30a、30bを用いて固定される。ブラケット30a、30bは、コネクタ10の長手方向から当該コネクタ10を挟み込むと共に、それぞれ固定ネジ33a、33bがネジ止めされることによって、コネクタ10をパネル20に固定する。ブラケット30a、ブラケット30bは、板金等で製造されてよく、また互いに同一形状であってよい。
図3(a)は、第1の実施形態に係るコネクタ固定機構を示す前面からの斜視図であり、図3(b)は、同じく背面からの斜視図である。図3(a)、(b)に示すように、コネクタ10は、パネル20の背面からブラケット30a、30bを用いて固定される。
まず、コネクタ10を固定するブラケット30a、30bおよびパネル20の構造について説明する。
図2に示すように、ブラケット30a、30bは、コネクタ10の取付面12を背面からパネル20に押し当てる当接面31a、31bと、その当接面31a、31bから垂直方向に延出するツメ32a、32bをそれぞれ備える。パネル20は、コネクタ10と、そのコネクタ10にネジ止めされた六角ネジ13がはめ込まれるパネル穴21と、ブラケット30a、30bを固定する固定ネジ33a、33bがそれぞれ貫通する丸長穴22a、丸穴22bとを含む。パネル穴21には、また、スリット23a、23bが設けられている。
パネル20には、コネクタ10の取付面12が当接されると共に、コネクタ10の接続部11および六角ネジ13がパネル穴21から露出するように取り付けられる。ブラケット30a、30bは、当接面31a、31bをコネクタ10の取付面12に背面から当接した状態で、コネクタ10を挟み込んでパネル20に固定する。
スリット23a、23bは、ブラケット30a、30bを用いてコネクタ10がパネル20に固定される際に、ブラケット30a、30bの当接面31a、31bがコネクタ10に当接した状態において、ツメ32a、32bが差し込まれる細い隙間(空隙)である。コネクタ10の取付面12がツメ32a、32bに把持されると共に、ツメ32a、32bがスリット23a、23bに差し込まれるので、コネクタ10はパネル穴21からずれることなく固定される。このツメ32a、32bとスリット23a、23bは、コネクタ10を設計上推奨される位置にガイドするので、コネクタ10の固定位置の精度を向上できる。
ここで、ブラケット30aの構造について説明する。図2に示すように、丸長穴22aは、固定ネジ33aのネジ径と比較して、コネクタの長手方向、すなわち横方向に長い寸法の開口をなす。また、スリット23aは、ツメ32aの幅寸法よりも長い寸法を有する。パネル20が横方向に長い開口をなす丸長穴22aと、長さがツメ32aの幅寸法よりも長いスリット23aを有する構造をなすので、固定ネジ33aに仮固定されたブラケット30aは、横方向にスライド可能である。このように、ブラケット30aはスライド可能であるので、コネクタ10をパネル20に固定する際に、取付面12に重ならない位置まで移動でき、コネクタ10固定の邪魔にならない。なお、ブラケット30a、30bは、それぞれ固定ネジ33a、33bによってパネル20に完全ではなく緩く留められた仮固定の状態で作業現場に納入される。
一方、丸穴22bがなす開口の大きさは、固定ネジ33bが嵌るサイズでよく、また、スリット23bは、ツメ32bの幅寸法と同じ長さでよい。コネクタ10は、仮固定されたブラケット30aを、作業者にスライドされながら、パネル穴21にはめ込まれる。
図4ないし図6は、コネクタ10をパネル20に固定する手順を示す図である。図4ないし図6を参照して、コネクタ10をパネル20に固定する手順を説明する。
上述のように、コネクタ10は、六角ネジ13、ワッシャ14、バネワッシャ15および六角ナット16が搭載された状態で、例えばケーブルメーカから納入される。本実施形態では、これらのパーツを用いてコネクタ10をパネル20に固定する構造を採用しないので、作業者は、これら複数のパーツを分解する必要はない。作業者は、これらのパーツを分解せずに、ソケットレンチ等の工具を前後から2個使用しながらコネクタ10に完全に固定しておく。なお、これらのパーツが完全に固定された状態で納入された場合は、作業者は、この固定作業を行わない。
図4に示すように、パネル20にはブラケット30a、30bが固定ネジ33a、33bを用いて仮固定されている。この状態で、作業者は、ブラケット30aを、図4の矢印方向、すなわちブラケット30bから離れる方向にスライドする。これにより、ブラケット30aは、コネクタ10のはめ込みを妨げないように、取付面12と重ならない位置まで移動される。
図5に示すように、作業者は、コネクタ10の取付面12における一端側をブラケット30bに引っ掛けると共に、ツメ32bで取付面12を挟む。そして、コネクタ10をパネル穴21に倒しこむ。倒しこんだら、作業者は、図6に示すように、コネクタ10から離れる方向にスライドしていたブラケット30aを、矢印方向、すなわちコネクタ10の方向にスライドさせる。そして、作業者は、コネクタ10の取付面12における他端側に対してブラケット30aを、ブラケット30bの方向およびパネル20の方向に押し当てる。そして、作業者は、ブラケット30aとブラケット30bを用いてコネクタ10を挟み込みながら、ブラケット30aを固定ネジ33aで固定すると共に、ブラケット30bを固定ネジ33bで固定する。上記手順により、コネクタ10がパネル20に固定される。
なお、上記コネクタ固定機構は、取付面12を備えるコネクタであれば、オス(プラグ)のコネクタにもメス(リセプタクル)のコネクタにも適用可能である。また、コネクタの極数(ピン数)に関わりなく、適用可能である。
以上のように、第1の実施形態によれば、コネクタ10の取付面12における一端側を引っ掛けるブラケット30bと、その取付面12における他端側においてスライドすることによりコネクタ10に当接することが可能なブラケット30aを用いて、コネクタ10をパネル20に固定するコネクタ固定機構が実現される。この機構により、作業者は、コネクタ10に搭載された六角ネジ13、ワッシャ14、バネワッシャ15、六角ナット16等の複数のパーツを分解することなく、コネクタ10をパネル20に固定できるので、作業工数を削減できるという効果が得られる。
また、本実施形態に係る機構は、六角ネジ13、ワッシャ14、バネワッシャ15、六角ナット16等のパーツを用いてコネクタ10をパネル20に固定する構造を採用しないので、これらのパーツは、パネル20の板厚に関係なくコネクタ10の仕様のみに応じて選定すればよい。したがって、これら複数のパーツをパネル20の板厚に適合するように選定する必要がないので、選定ミス等の作業間違いを削減または無くすことができるという効果が得られる。
また、本実施形態に係る機構は、ブラケット30a、30bが備えるツメ32a、32bと、パネル20が備えるスリット23a、23bとが、コネクタ10を設計上推奨される位置にガイドするので、固定位置の精度を向上できるという効果が得られる。また、ブラケット30aとブラケット30bは、互いに同一形状でよいので、製造が簡易であるという効果が得られる。また、本実施形態に係る機構は、六角ネジ13等によりコネクタ10をパネル20に固定する構造を採用しないので、出荷後の作業現場における保守に際して、六角レンチ等の特殊な工具は不要である。したがって、標準工具であるプラスドライバのみで保守が可能となるので、保守作業が容易になるという効果が得られる。さらに、本実施形態に係る機構は、ブラケット30aを板金により製造するので、グランド接地が可能であるという効果が得られる。
第2の実施形態
図7(a)は、第2の実施形態に係るコネクタ固定機構を示す前面からの斜視図であり、図7(b)は、同じく背面からの斜視図である。本実施形態では、2つのコネクタ10を、ブラケット34a、34bを用いてパネル20に固定することを説明する。ブラケット34a、34bは、複数個のコネクタ10の取付面12に対して背面から当接する当接面35a、35bを備える。また、ブラケット34a、34bは、第1の実施形態と同様に、コネクタ10を把持するツメ36a、36bを備える。また、ブラケット34a、34bは、2つのコネクタ10の間をさらに固定するツメ37a、37bを備える。
パネル20は、第1の実施形態と同様に、スリット23aおよび丸長穴22aを備える。したがって、ブラケット34aは、第1の実施形態と同様に、図7(a)および(b)に示すコネクタの長手方向にスライド可能である。作業者は、第1の実施形態と同様に、まず、2つのコネクタ10の一端側をブラケット34bに引っ掛けると共に、ツメ36bで取付面12を挟む。そして、作業者は、コネクタ10をパネル穴21に倒しこむと共に、コネクタ10から離れる方向にスライドしていたブラケット34aをコネクタ10の方向にスライドさせる。これにより、ブラケット34aはコネクタ10の他端側に当接する。そして、作業者は、ブラケット34aとブラケット34bを用いてコネクタ10を挟み込みながら、ブラケット34aを固定ネジ33aで固定すると共に、ブラケット34bを固定ネジ33bで固定する。
以上のように、第2の実施形態によれば、ブラケット34a、34bは、複数個のコネクタ10の取付面12に対して背面から当接する当接面35a、35bを備えるので、複数個のコネクタ10を一括してパネル20に固定できるという効果が得られる。
第3の実施形態
図8(a)は、第3の実施形態に係るコネクタ固定機構を示す前面からの斜視図であり、図8(b)は、同じく背面からの斜視図である。本実施形態では、第1の実施形態で横方向にコネクタ10をパネル20にはめ込んでいたことに対して、縦方向にコネクタ10をはめ込むことのみが異なる。すなわち、パネル20は、縦方向に長いスリット23aと、縦方向に長い丸長穴22aを備える。これにより、作業者は、上下方向にブラケット30aをスライド可能である。その他の構成は、第1の実施形態と同様である。
以上のように、第3の実施形態によれば、ブラケット30aを上方向にスライド可能な構成としたので、パネル20に対して縦方向にコネクタ10を固定する際にも、作業手順を削減できると共に、作業ミスを削減できる効果が得られる。
第4の実施形態
図9(a)は、第4の実施形態に係るコネクタ固定機構を示す前面からの斜視図であり、図9(b)は、同じく背面からの斜視図である。本実施形態では、コネクタ10の短手方向から、ブラケット38a、38bを用いてコネクタ10を挟んでパネル20に固定することを示す。図9(a)に示すように、ブラケット38a、38bは、それぞれツメ39a、39bを備える。
パネル穴21は、ブラケット38aが縦方向にスライド可能なように、縦方向に長いスリット23aと、縦方向に長い丸長穴22aを有する。作業者は、ブラケット38aをブラケット38bから離れる方向、すなわち上方向にスライドさせながら、ブラケット38bにコネクタ10の短手方向の一端部を引っ掛ける。そして、作業者は、コネクタ10をパネル穴21に倒しこみながら、上方向にスライドさせていたブラケット38aをブラケット38bの方向、すなわち下方向にスライドさせる。そして、作業者は、ブラケット38aとブラケット38bを用いてコネクタ10を挟み込みながら、それぞれ固定ネジ33a、33bで固定する。
以上のように、第4の実施形態によれば、コネクタ10の短手方向からブラケット38a、38bでコネクタ10を挟み込んでパネル20に固定することができるので、製品の設計に合わせてブラケット38a、38bを設ける位置を変更できるという効果が得られる。
第5の実施形態
図10は、第5の実施形態に係るコネクタ固定機構100を示す図である。図10に示すように、コネクタ固定機構100は、コネクタ10(図10には不図示)に当接する当接面103と、該当接面103から垂直方向に延出する、前記コネクタを把持する複数の延出片102とを有するコネクタ固定部材101と、前記コネクタがはめ込まれる開口105を有するパネル104であって、該開口105は、前記当接面103が前記コネクタに当接した状態において前記延出片102が差し込まれるスリット106を有するパネル104とを備える。
コネクタ固定部材101は、上記実施形態で説明したブラケット30a,30bに相当する。延出片102は、上記実施形態で説明したツメ32a,32bに相当する。開口105は、上記実施形態で説明したパネル穴21に相当する。
以上のように、本実施形態に係るコネクタ固定機構は、上記構成を備えるので、コネクタ10をパネル104に固定する際の作業工数を削減すると共に、作業ミスを削減できるという効果が得られる。
本発明は、例えば、パソコン、サーバ、プリンタ等の電子機器に適用できる。
10 コネクタ
11 接続部
12 取付面
20 パネル
21 パネル穴
22a 丸長穴
22b 丸穴
23a、23b スリット
30a、30b ブラケット
31a、31b 当接面
32a、32b ツメ
33a、33b 固定ネジ

Claims (6)

  1. コネクタに当接する当接面と、該当接面から延出する、前記コネクタを把持する複数の延出片とを有するコネクタ固定部材と、
    前記コネクタがはめ込まれる開口を有するパネルであって、該開口は、前記当接面が前記コネクタに当接した状態において前記延出片が差し込まれるスリットを有するパネルと
    を備えたコネクタ固定機構。
  2. 前記コネクタ固定部材は、前記コネクタの一端側に当接した状態で該コネクタを前記パネルに固定する第1の固定部材と、前記コネクタの他端側に当接した状態で該コネクタを前記パネルに固定する第2の固定部材とを備えた
    請求項1記載のコネクタ固定機構。
  3. 前記第1のコネクタ固定部材および第2のコネクタ固定部材は、それぞれ、前記複数の延出片として、一対の延出片を有する
    請求項2記載のコネクタ固定機構。
  4. 前記パネルは、前記延出片の幅寸法よりも長い寸法を有する前記スリットを備えた
    請求項2または請求項3記載のコネクタ固定機構。
  5. 前記パネルは、前記第2の固定部材を固定するネジが貫通され、該ネジのネジ径よりも前記第1の固定部材および第2の固定部材を結ぶ方向に長い寸法の開口をなすネジ穴を備えた
    請求項4記載のコネクタ固定機構。
  6. コネクタに当接する当接面と、該当接面から延出する、前記コネクタを把持する複数の延出片とを有する第1の固定部材を用いて、前記コネクタの一端側を、該コネクタがはめ込まれる開口を有するパネルに取り付け、
    前記コネクタに当接する当接面と、該当接面から延出する、前記コネクタを把持する複数の延出片とを有する第2の固定部材に設けられた前記複数の延出片を、前記パネルが有する開口に設けられたスリットに沿って前記コネクタの他端側において前記第1の固定部材の方向にスライドし、
    スライドした前記第2の固定部材が前記コネクタの他端側に当接した状態で前記コネクタを前記パネルに固定する
    コネクタ固定方法。
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