JP2014006294A - カラー画像形成装置、カラー画像形成システム、カラー画像処理方法、およびカラー画像処理プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】使用制限のある現像剤があったとしても、少なくとも指定された色については本来の色を保持した上で画像を形成する。
【解決手段】複数の異なる色の現像剤を収容する収容手段と、複数の現像剤の少なくとも一部を使用して、画像形成処理を実行する画像形成手段と、複数の現像剤のうち一部の使用が制限される場合に、使用が制限されていない現像剤を使用して画像形成処理できるように、処理対象のジョブにより指定された色を変更した上で、画像形成手段に画像形成処理を実行させる制御手段と、制御手段による色変更の対象から除外される色である変更禁止色の指定を受け付ける受付手段と、を備え、制御手段は、色変更において、処理対象のジョブにより指定された色のうち、変更禁止色に対する色変更を禁止して画像形成処理を実行させる、カラー画像形成装置。
【選択図】図1
【解決手段】複数の異なる色の現像剤を収容する収容手段と、複数の現像剤の少なくとも一部を使用して、画像形成処理を実行する画像形成手段と、複数の現像剤のうち一部の使用が制限される場合に、使用が制限されていない現像剤を使用して画像形成処理できるように、処理対象のジョブにより指定された色を変更した上で、画像形成手段に画像形成処理を実行させる制御手段と、制御手段による色変更の対象から除外される色である変更禁止色の指定を受け付ける受付手段と、を備え、制御手段は、色変更において、処理対象のジョブにより指定された色のうち、変更禁止色に対する色変更を禁止して画像形成処理を実行させる、カラー画像形成装置。
【選択図】図1
Description
この発明は、複数の異なる色の現像剤の少なくとも一部を使用して画像形成処理を行なうカラー画像形成装置、カラー画像形成システム、カラー画像処理方法、およびカラー画像処理プログラムに関する。
複数の異なる色の現像剤(例えば、カラートナーやカラーインク)を使用する画像形成装置において、印刷途中で現像剤切れ等が生じた場合には、印刷できなくなるという場合がある。このように、印刷ができなくなるという事態を回避するために、特許文献1(特開2004−276335号公報)は、特定の現像剤の残量が少なくなった場合には、印刷データで指定された色を変換して印刷する技術を開示している。
上記従来技術の画像形成装置は、印刷データで指定された色を一律に変換して印刷するので、ユーザーが意図しない色変更が行われる場合があるという問題がある。
本発明の目的は、特定の現像剤の残量が少なくなったとしても、可能な限りユーザーの意図に反しないように、本来の色を保持した上で画像形成を継続できるカラー画像形成装置、カラー画像形成システム、カラー画像処理方法、およびカラー画像処理プログラムを提供することである。
この実施形態のある局面に従うと、複数の異なる色の現像剤を収容する収容手段と、複数の現像剤の少なくとも一部を使用して、画像形成処理を実行する画像形成手段と、複数の現像剤のうち一部の使用が制限される場合に、使用が制限されていない現像剤を使用して画像形成処理できるように、処理対象のジョブにより指定された色を変更した上で、画像形成手段に画像形成処理を実行させる制御手段と、制御手段による色変更の対象から除外される色である変更禁止色の指定を受け付ける受付手段と、を備え、制御手段は、色変更において、処理対象のジョブにより指定された色のうち、変更禁止色に対する色変更を禁止して画像形成処理を実行させる、カラー画像形成装置を提供する。
好ましくは、処理対象のジョブは、複数ページの画像形成処理を指示するジョブを含み、制御手段は、複数ページの全てについて、変更禁止色を保持するモード、および、複数ページのうち指定されたページについて、変更禁止色を保持するモードを選択的に実行する。
好ましくは、受付手段は、変更禁止色を保持したまま、画像形成手段に画像形成処理を実行させることができない場合に、先に指定された変更禁止色の変更を促す通知を行なう。
好ましくは、受付手段は、処理対象のジョブにより定義される画像を表示手段に表示させ、該画像に対して、変更禁止色の指定を受け付ける。
好ましくは、受付手段は、表示された画像内の指定された画素の色を変更禁止色として受け付ける。
好ましくは、受付手段は、表示された画像内の指定された領域内の色を変更禁止色として受け付ける。
好ましくは、受付手段は、表示された画像内の指定された部分画像の色を変更禁止色として受け付ける。
好ましくは、受付手段は、変更禁止色の選択を受け付ける画像を表示手段に表示する。
好ましくは、複数の現像剤のうち一部の使用が制限される場合とは、該一部の現像剤の残量が予め定められた所定量未満である場合を含む。
好ましくは、複数の現像剤のうち一部の使用が制限される場合とは、該一部の現像剤の残量が予め定められた所定量未満である場合を含む。
好ましくは、変更禁止色は、該変更禁止色に近似する色も含む。
本発明の異なる局面によれば、カラー画像形成装置と、処理対象のジョブをカラー画像形成装置に送信する情報処理装置と、を備えたカラー画像形成システムであって、カラー画像形成装置は、複数の異なる色の現像剤を収容する収容手段と、複数の現像剤の少なくとも一部を使用して、画像形成処理を実行する画像形成手段と、複数の現像剤のうち一部の使用が制限される場合に、使用が制限されていない現像剤を使用して画像形成処理できるように、処理対象のジョブにより指定された色を変更した上で、画像形成手段に画像形成処理を実行させる制御手段と、を含み、情報処理装置は、制御手段による色変更の対象から除外される色である変更禁止色の指定を受け付ける受付手段と、を含み、制御手段は、色変更において、処理対象のジョブにより指定された色のうち、変更禁止色に対する色変更を禁止して、画像形成処理を実行させる。
本発明の異なる局面によれば、カラー画像形成装置と、処理対象のジョブをカラー画像形成装置に送信する情報処理装置と、を備えたカラー画像形成システムであって、カラー画像形成装置は、複数の異なる色の現像剤を収容する収容手段と、複数の現像剤の少なくとも一部を使用して、画像形成処理を実行する画像形成手段と、複数の現像剤のうち一部の使用が制限される場合に、使用が制限されていない現像剤を使用して画像形成処理できるように、処理対象のジョブにより指定された色を変更した上で、画像形成手段に画像形成処理を実行させる制御手段と、を含み、情報処理装置は、制御手段による色変更の対象から除外される色である変更禁止色の指定を受け付ける受付手段と、を含み、制御手段は、色変更において、処理対象のジョブにより指定された色のうち、変更禁止色に対する色変更を禁止して、画像形成処理を実行させる。
本発明の異なる局面によれば、収容されている複数の異なる色の現像剤の少なくとも一部を使用するカラー画像処理方法であって、複数の現像剤のうち一部の使用が制限される場合に、使用が制限されていない現像剤を使用して画像形成処理できるように、処理対象のジョブにより指定された色を変更する制御ステップと、色変更の対象から除外される色である変更禁止色の指定を受け付ける受付ステップと、を含み、制御ステップは、変更禁止色が指定された場合には、色変更において、処理対象のジョブにより指定された色のうち、変更禁止色に対する色変更を禁止するステップを含む。
本発明の異なる局面によれば、収容されている複数の異なる色の現像剤の少なくとも一部を使用した画像形成を実行するための画像処理プログラムであって、画像処理プログラムは、コンピュータに、複数の現像剤のうち一部の使用が制限される場合に、使用が制限されていない現像剤を使用して画像形成処理できるように、処理対象のジョブにより指定された色を変更する制御ステップと、色変更の対象から除外される色である変更禁止色の指定を受け付ける受付ステップと、を含み、制御ステップは、変更禁止色が指定された場合には、色変更において、処理対象のジョブにより指定された色のうち、変更禁止色に対する色変更を禁止するステップと、を実行させる。
本発明のカラー画像形成システム、カラー画像形成装置、カラー画像処理方法、およびカラー画像処理プログラムであれば、使用制限のある現像剤があったとしても、少なくとも指定された色については本来の色を保持した上で画像を形成する。
以下に、発明を実施するための形態を示す。なお、同じ機能を持つ構成部や同じ処理を行う過程には同じ番号を付し、重複説明を繰り返さない。
[本実施形態の概略]
図1を参照して、本実施形態の概略を説明する。図1は、本実施形態の概略を説明するための図である。図1は、本実施形態に関連する画像形成装置、および、本実施形態の画像形成装置が、トナー不足などにより印刷する色を変更した画像の一例である。
図1を参照して、本実施形態の概略を説明する。図1は、本実施形態の概略を説明するための図である。図1は、本実施形態に関連する画像形成装置、および、本実施形態の画像形成装置が、トナー不足などにより印刷する色を変更した画像の一例である。
図1(A)は、本実施形態に関連する画像形成装置が色変更する前の画像であり、図1(B)は、本実施形態に関連する画像形成装置が色変更した後の画像である。図1(C)は、本実施形態の画像形成装置が色変更する前の画像であり、図1(D)は、本実施形態の画像形成装置が色変更した後の画像である。なお、図1(A)と図1(C)とは同一である。
本実施形態に関連する画像形成装置は、図1(A)および図1(B)に示すように、全ての画像2004、2006の色を一律に変更して印刷する。
一方、本実施形態の画像形成装置は、図1(C)に示すように、色変更の対象から除外される色をユーザーが指定できる。図1(C)の例では、ユーザーは、画像2004を指定している。これにより、図1(D)に示すように、本実施形態の画像形成装置は、画像2004が有する色を、色変更の対象から除外して(色変更せずに)印刷する。換言すれば、本実施形態の画像形成装置は、画像2004が有する色を保持して印刷する。
従って、本実施形態の画像形成装置では、ユーザーは、色変更をさせたくない色を指定でき、その結果、ユーザーが意図しない色変更を行わずに印刷することができる。
[実施形態1]
<ハードウェア構成>
次に、図2を参照して、実施形態1の画像形成システム1000、情報処理装置100、画像形成装置200Aについて説明する。図2の例では、画像形成システム1000は、情報処理装置100と、画像形成装置200Aとを含む。また、図2は、情報処理装置100と画像形成装置200Aのハードウェア構成例を示した図でもある。
<ハードウェア構成>
次に、図2を参照して、実施形態1の画像形成システム1000、情報処理装置100、画像形成装置200Aについて説明する。図2の例では、画像形成システム1000は、情報処理装置100と、画像形成装置200Aとを含む。また、図2は、情報処理装置100と画像形成装置200Aのハードウェア構成例を示した図でもある。
画像形成装置200Aは、複数色の現像剤の少なくとも一部を使用して、記録媒体に対してカラー画像またはモノクロ画像を形成する。画像形成装置200は例えば、プリンタ、ファクシミリ、複写装置、プロッタ、これらの複合機などである。画像形成装置が、電子写真方式である場合には、現像剤は、トナーである。また、画像形成装置が、インクジェット方式である場合には、現像剤は、インクである。なお、本実施形態では、画像形成装置は、カラー画像を形成することによりカラー画像形成装置としてもよい。
記録媒体は、例えば、用紙、糸、繊維、皮革、金属、プラスチック、ガラス、木材、セラミックスなどを含む。画像は、記号、文字、図形、もしくはこれらのうち少なくとも2つの組み合わせなどである。
情報処理装置100は、例えば、PC(Personal Computer)、携帯電話、スマートフォン、タブレット、ディスプレイ装置、ホワイトボード、などである。
以下の説明では、典型例として、カラー電子写真方式の画像形成装置200について説明する。この場合、現像剤としては「トナー」が用いられ、複数色としては、「イエロー、マゼンダ、シアン、ブラック」の4色が用いられ、記録媒体としては「用紙」が用いられる。また、「画像形成処理」を「印刷」とも称す。
画像形成装置200Aは、通信I/F部102、ROM(Read Only Memory)104と、RAM(Random Access Memory)106と、EEPROM(Electronically Erasable and Programmable Read Only Memory)108と、HDD(Hard disk drive)110と、ファクシミリ部112と、カードI/F部114と、自動原稿搬送部118と、原稿読取部120と、画像形成部122と、給紙部124と、操作パネル126と、収容部140と、CPU(Central Processing Unit)130と、を含む。
通信I/F部102は、画像形成装置200Aをネットワークやファックスなどのデータ伝送路に接続するインターフェースである。
ROM104は、画像形成装置200Aが起動されるときに実行されるプログラムや各種データを格納する。
RAM106は、ROM104やHDD110から読み出された各種プログラムやデータを一時保持する。
HDD110は、各種プログラム、画像形成装置200Aで取り扱われる受信文書データや読み取り画像データ、各アプリケーションにより利用されるデータなど、各種データを格納している。
ファクシミリ部112は、通信I/F部102を用いて、相手方の端末装置に画像データなどをファクス送信する。
カードI/F部114は、画像形成装置200Aと記憶媒体116とのインターフェースである。記憶媒体116からの各種データは、カードI/F部114を経由して、HDD17などに格納される。
自動原稿搬送部118は、ユーザーによりセットされた原稿を自動的に原稿読取部120まで搬送する。
原稿読取部120は、該原稿読取部120の読み取り面に配置された原稿を光学的に読み取り、画像データを生成する。
画像形成部122は、例えば、用紙に対して印刷を行う。画像形成装置200Aが、電子写真方式であれば、画像形成部122は、感光体ドラムなどである。画像形成装置200Aがインクジェット方式であれば、画像形成部122は記録ヘッドなどである。
操作パネル126は、表示部1262と操作部1264と、を含むタッチパネル式ディスプレイである。操作部1264は、ハードキーなどで構成され、画像形成装置200Aへのユーザーによる各操作の入力を受け付ける。表示部1262は、ディスプレイなどで構成され、例えば画像形成動作に関する各種情報を表示する。
収容部140は、各色(ここでは、イエロー、マゼンダ、シアン、ブラック)についてのトナーを収容する。画像形成部122は、収容部に収容されているトナーを用いて、印刷処理を行う。
また、収容部140は、現像器128と、トナーホッパー129とを含む。本実施形態の画像形成装置では、電子写真方式を採用している。現像器128は、感光体(図示せず)に対して現像剤を付着することにより、現像させる。現像器128は、少量の各色のトナーを収容できる。また、現像器128は、画像形成部122に含まれるものである。
また、トナーホッパー129は、現像器128よりも多量の各色のトナーを収容する。また、現像器128が収容するトナー濃度またはトナー量が低下した場合には、トナーホッパー129は、現像器128に対して、CPU130の制御により、トナー補給を行なう。また、現像器128を第1収容部とし、トナーホッパー129を第2収容部としてもよい。
また、CPU130は、例えば、通信I/F部102を介してジョブを受信した場合に、ジョブに含まれている印刷データを解釈して、ビットマップイメージを生成する。CPU130は、ビットマップイメージを画像形成部122に印刷させる。CPU130の他の処理については後述する。
また、情報処理装置100は、表示部1262と、操作部1264と、CPU1266と、を含む。表示部1262は、画像形成装置200Aから送信された情報を表示する。操作部1264は、ユーザーから、様々な情報(上述した変更禁止色の入力など)を受け付ける。CPU1266は、情報処理装置100全体の制御などを行う。
<処理の流れ>
次に、図3〜図5を参照して、処理の流れについて説明する。図3は、CPU130の機能構成例を示した図である。また、図4および図5は、実施形態1の画像形成装置200Aの処理フローの一例を示した図である。
次に、図3〜図5を参照して、処理の流れについて説明する。図3は、CPU130の機能構成例を示した図である。また、図4および図5は、実施形態1の画像形成装置200Aの処理フローの一例を示した図である。
図3に示すように、CPU130は、制御部1302と、受付部1304と、生成部1305と、判断部1306と、を実現する。また、判断部1306は、算出部1308と、検出部1310と、決定部1312と、を実現する。
ユーザーは、画像形成装置200Aに印刷させるためのジョブ指令を操作部1264(例えば、キーボードやマウス)を用いて、情報処理装置100に入力する。そうすると、ステップS2において、情報処理装置100は、指令されたジョブを生成し、画像形成装置200Aに対して送信する。
ジョブは、画像形成装置200Aに形成させる画像についての画像データと、該画像の色が示された色データと、画像の濃度が示された濃度データなどを含む。また、ジョブで指定された、画像形成装置200Aに印刷させる画像を「指定画像」という。また、ジョブで指定された画像の色を「指定色」という。ジョブで指定された画像の濃度を「指定濃度」という。
ステップS4において、画像形成装置200Aの通信I/F部102は、該ジョブを受信する。
ステップS6において、センサ130は、トナーホッパー129に収容されている、複数(複数色)のトナーそれぞれの有無を検出する。センサ130は、トナーホッパー129の底面に装着されている。例えば、センサ130は光センサである。センサ130はトナー収容部分に対して発光して、その反射光を解析することにより、複数色のトナーそれぞれの有無を検出できる。
そして検出部1310は、センサ130の各色の検出結果(つまり、各色のトナーの有無を示す結果)をセンサ130から取得する。RAM106は、検出部1310が検出した検出結果を一旦記憶する。また、CPU130は、トナーホッパー129に収容されていない色のトナーの使用を制限する。図6は、センサ130の各色の検出結果の一例を示した図である。図6に示すように、検出部1310が、シアンのトナーがトナーホッパー129に収容されていない旨の検出結果を取得した場合について説明する。また、トナーホッパー129に収容されていないトナーを「使用制限トナー」とする。
ステップS8では、決定部1312が、印刷可能であるか否かを判断する。具体的には、決定部1312は、使用制限トナーがあると判断すると、印刷不可能であると判断する(ステップS8のNO)。また、決定部1312は、使用制限トナーがないと判断すると、決定部1312は、印刷可能であると判断する(ステップS8のYES)。
決定部1312は、印刷可能であると判断し(ステップS8のYES)、処理は、ステップS9に移行する。ステップS9では、画像形成部122は、入力されたジョブに基づいて(指定画像、指定色、指定濃度、指定サイズのままで)、印刷を行い、処理は終了する。
一方、決定部1312は、印刷不可能である判断した場合には(ステップS8のNO)、処理はステップS10に移行する。また、以下の例では、検出部1310は、トナーホッパー129にはシアン色が収容されていない旨を表す検出結果を取得した場合を説明する。
ステップS10では、生成部1305は、トナー(この例では、シアントナー)が不足している旨のメッセージ(以下、「トナー不足メッセージ」という。)を生成し、情報処理装置100に対して、通信I/F部102経由で送信する。
ステップS12では、情報処理装置100は、送信されたトナー不足メッセージを受信する。更に、情報処理装置100は、受信したトナー不足メッセージをユーザーに対して通知する。ここで、トナー不足メッセージの通知手法は、例えば、情報処理装置100の表示部1262にトナー不足メッセージを表示するようにしてもよいし、情報処理装置100が、トナー不足メッセージを音声通知してもよいし、他の手法を用いてもよい。
図8は、ステップS12で、表示部1262に表示される表示画面の一例である。上述のように、画像形成部122が色変更印刷を行う、ことをユーザーが所望する場合には、ユーザーはYESボタン402を操作部1264(マウスなど)で選択する。また、上述のように、画像形成部122が色変更印刷を行う、ことをユーザーが所望しない場合には、ユーザーはNOボタン404を操作部1264で選択する。また、情報処理装置100がタッチパネル機能を備える場合(つまり、表示部1262と操作部1264とは一体化されている場合)には、ユーザーは、YESボタン402またはNOボタン404をユーザーの指でタッチする。以下では、クリックまたはタッチなどを、単に「クリック等」という。
情報処理装置100のCPU1266が、ユーザーがNOボタン404に対してクリック等をした、と判断した場合には(ステップS14のNO)、処理は終了する。一方、情報処理装置100のCPU1266が、ユーザーがYESボタン402に対してクリック等をした、と判断した場合(つまり、画像形成装置200Aに色変更印刷させる場合)には(ステップS14のYES)、処理はステップS16に移行する。
ステップS16では、情報処理装置100のCPU1266は、画像形成装置200Aに色変更印刷させる旨のコマンド信号である色変更印刷指示信号を生成する。そして、情報処理装置100のCPU1266は、画像形成装置200Aに対して、該色変更印刷指示信号を送信する。
ステップS18では、画像形成装置200Aは、通信I/F部102経由で、色変更印刷指示信号を受信する。処理は、ステップS20に移行する。
ステップS20では、生成部1305は、変更禁止色指定メッセージを生成し、情報処理装置100に対して送信する。該変更禁止色指定メッセージは、画像形成装置200Aが印刷するプレビュー画像(のデータ)、および、後述する図9記載の変更禁止色指定画像(のデータ)などを含む。変更禁止色は、制御部1302による色変更の対象から除外される色である。
ステップS22では、情報処理装置100は、変更禁止色指定メッセージを受信する。処理は、図5記載のステップS24に移行する。
ステップS24では、情報処理装置100のCPU1266は、変更禁止色指定メッセージに含まれる変更禁止色指定画面を表示部1262に表示させる。図9は、変更禁止色指定画面の一例である。図9の例は、変更禁止色を指定するか否かの入力をユーザーから受け付ける画面である。ユーザーが変更禁止色を指定する、ことを選択する場合には、YESボタン406をクリック等する。ユーザーが変更禁止色を指定しない、ことを選択する場合には、NOボタン408をクリック等する。
情報処理装置100のCPU1266が、ユーザーによりNOボタン408がクリックまたはタッチされた、と判断すると、処理は終了する。また、情報処理装置100のCPU1266が、ユーザーによりYESボタン406がクリックまたはタッチされた、と判断すると、情報処理装置100のCPU1266は、図10記載の選択画面を表示する。
図10は、選択画面の一例を示した図である。図10の例では、変更しない色(変更禁止色)の指定手法をユーザーが選択する画面である。図10の例では、変更禁止色の指定手法を「点で指定する」、「領域で指定する」、「画像で指定する」、のうちいずれかから、ユーザーは選択できる。ユーザーは、ボタン410、412、414のうちいずれか1つをクリックなどをすることにより、所望の指定手法を選択できる。例えば、ユーザーは、ボタン410等をクリックすることにより、「点で指定する手法」を選択できる。また、ユーザーはボタン412をクリックなどをすることにより、「領域で指定する手法」を選択できる。また、ユーザーは、ボタン414をクリックなどをすることにより、「画像で指定する手法」を選択できる。以下、それぞれの手法について説明する。
<「点で変更禁止色を指定する」場合について>
まず、ユーザーが、点で変更禁止色を指定する場合について説明する。ユーザーが、図10記載の「点で指定する」ボタン410をクリックなどすると、情報処理装置100は、プレビュー画像415を表示部1262に表示させる。図11は、該プレビュー画像415の一例である。図11のプレビュー画像415は、テキスト文書と円グラフ画像を含む。
まず、ユーザーが、点で変更禁止色を指定する場合について説明する。ユーザーが、図10記載の「点で指定する」ボタン410をクリックなどすると、情報処理装置100は、プレビュー画像415を表示部1262に表示させる。図11は、該プレビュー画像415の一例である。図11のプレビュー画像415は、テキスト文書と円グラフ画像を含む。
ユーザーは、プレビュー画像415を目視して、該プレビュー画像の中の画素(点)を指定することにより、情報処理装置100は、該指定された画素の色を変更禁止色として受け付ける。該指定は、ユーザーによりクリックなどで行われる。ユーザーは、保持したい色をプレビュー画像415内の前画素から選択し、該保持したい色の画素を指定する。情報処理装置100は、指定された画素の色を、変更禁止色として受け付ける。
ここでは、ユーザーはプレビュー画像415内の、円グラフの一部の画像416内の画素416aを指定したとする。情報処理装置100は、指定された画素416aの色を読取り、該読み取った色を受け付ける。そして、ユーザーが画素416aを指定することにより、後述するように、画像形成装置200Aは、画素416を連続的に含む画像416の色を保持して色変更印刷できる。
<「領域で変更禁止色を指定する」場合について>
次に、「領域で変更禁止色を指定する」場合について説明する。ユーザーが、図10記載の「領域で指定する」ボタン412をクリックなどすると、情報処理装置100は、プレビュー画像を表示部1262に表示させる。
次に、「領域で変更禁止色を指定する」場合について説明する。ユーザーが、図10記載の「領域で指定する」ボタン412をクリックなどすると、情報処理装置100は、プレビュー画像を表示部1262に表示させる。
図12は、該場合の、情報処理装置100が表示部1262に表示させるプレビュー画像418である。ユーザーは、プレビュー画像418を目視して、領域を指定することにより、指定された領域内の画素の色を、変更禁止色として指定できる。
図12は、ユーザーは、右上に示されている「ABC会社」のロゴマーク420を指定する場合を示している。図12の例では、ユーザーにより指定された領域は、破線で示されている。該破線を境界線422といい、領域422という場合もある。
ユーザーが操作部1264(例えば、マウス)やユーザーの指で囲むことにより、情報処理装置100が、該マウスやユーザーの指の軌跡を境界線422として、表示部1262に表示させる。
このように、ユーザーが境界線422内の領域を指定することにより、情報処理装置100は、該領域内の複数の画素それぞれが有する色を、変更禁止色として受け付ける。そして、ユーザーが画素416aを指定することにより、後述するように、画像形成装置200Aは、境界線422内の画素それぞれの色を保持して色変更印刷できる。
<「画像で変更禁止色を指定する」場合について>
次に、「画像で変更禁止色を指定する」場合について説明する。ユーザーが、図10記載の「画像で指定する」ボタン414をクリックなどすると、情報処理装置100は、プレビュー画像を表示部1262に表示させる。
次に、「画像で変更禁止色を指定する」場合について説明する。ユーザーが、図10記載の「画像で指定する」ボタン414をクリックなどすると、情報処理装置100は、プレビュー画像を表示部1262に表示させる。
図13は、該場合の、情報処理装置100が表示部1262に表示させるプレビュー画像430である。ユーザーは、プレビュー画像430を目視して、画像(以下、「部分画像」という。)を指定することにより、指定された部分画像が含む画素の色を、変更禁止色として指定できる。
図13は、ユーザーは、左下に示されている「XYZプロジェクト」の文字を部分画像432として指定する場合を示している。図13の例では、ユーザーは、図12で説明した手法により、所望の部分画像432を境界線434で囲むことにより、該所望の部分画像432を指定できる。
このように、ユーザーが境界線434内の部分画像432を指定することにより、受付部1304は、部分画像432を読みとり、該部分画像432の複数の画素それぞれが有する色を、変更禁止色として受け付ける。
また、実施形態1では、「領域で変更禁止色を指定する手法」と「部分画像で変更禁止色を指定する手法」とは、同一となる。「領域で変更禁止色を指定する手法」と「部分画像で変更禁止色を指定する手法」との違いは、後述する実施形態2で説明する。
説明を図5に戻す。ステップS26において、情報処理装置100は、ユーザーから指定された変更禁止色を画像形成装置200Aに対して、送信する。変更禁止色の送信は、例えば、変更禁止色のYMCKデータを送信すればよい。
ステップS28において、CPU130は、使用制限トナー(トナーホッパー129に収容されていないトナー)の非常時使用可能トナー量Axを呼び出す。ここで、非常時使用可能トナー量は、予め、各色Y,M,C,Bそれぞれについて定められており、例えば、ROM104に記憶されている。また、各色Y,M,C,Bそれぞれの非常時使用可能トナー量をAy,Am,Ac,Abとする。また、非常時使用可能トナー量は、現像器128が、トナーホッパー129から補給をされずに、かつ、トナー濃度が正常濃度未満とならずに現像できる最小値である。非常時使用可能トナー量Ay,Am,Ac,Abは、それぞれ例えば、8gとする。
また、ステップS28において、算出部1308は、変更禁止色に該当する箇所(以下、変更禁止色箇所)の必要トナー量aを算出する。例えば、ユーザーが、図11記載の画素416aを指定した場合には、算出部1308は、円グラフの一部の画像416を印刷するために必要な、各色ごとのトナー量a(必要トナー量)を算出する。
また、ステップS28において、算出部1308は、変更禁止色を保持した色変更を仮定して、変更禁止色以外の箇所(以下、「変更禁止色以外箇所」という。)を印刷するために必要な、各色ごとのトナー量bを算出する。ここで、算出部1308による、トナー量bの算出手法について説明する。
算出部1308は、予め定められたルールおよび色相環に従った色変更を仮定した上で、必要トナー量bを算出する。図14〜図19は、予め定められたルールの一例を示した図である。また、図14〜図16内の文言「無い」は、トナー収容量が「0」である場合をいう。また、図14〜図16内の文言「不足」は、トナー収容量が「0」ではないが、印刷途中で「0」になる場合をいう。
図14は、印刷内容が文字である場合のルールの一例を示した図である。図15は、印刷内容がグラフである場合のルールの一例を示した図である。図16は、印刷内容が写真である場合のルールの一例を示した図である。
図17および図18は、図14記載のルールで用いる色相環の一例である。図19は、図15記載のルールで用いる色相環の一例である。
図14の例では、例えば、ブラックトナーが不足している場合には、「全印刷データで均等に、印刷ドットの間引きを行う。ただし、間引きすぎて、見えなくならないように50%以上の間引きを行う際には、「イエロー、マゼンダ、シアン」のうち少なくとも1つを混合する。」というルールに、算出部1308は従う。
図15の例では、例えば、ブラックトナーが不足している場合には、他に使われておらず、残量の最も多いトナーを代替色とし、代替色での印刷を行う。
図16の例では、例えば、ブラックトナーが不足している場合には、最も残色が多い色による単色印刷を行う。
このように、画像形成装置200Aの設計者などが定めたルールや色相環を用いることにより、算出部1308が、適切な色変更を仮定することができる。図14〜図19のルールや色相環はあくまで一例であり、他のルールや色相環を用いるようにしてもよい。
説明を図5に戻す。ステップS28では、算出部1308は、各色のトナーについての変更禁止色箇所の必要トナー量aと、各色のトナーについての変更禁止色以外箇所の必要トナー量bを、を加算することにより、必要トナー量B(=a+b)を算出する。つまり、必要トナー量Bは変更禁止色を反映した色変更後の印刷で必要なトナー量である。CPU130は、算出された、各色の必要トナー量Bx(xは、y,m,c,k)を一旦、RAM106に格納する。そして、決定部1312は、各色ごとの必要トナー量Bxと、各色の非常時使用可能トナー量Axと、それぞれ比較する。
ステップS30において、決定部1312は、印刷可能か否かを判断する。ここで、決定部1312が、ステップS28の比較の結果、全ての色について以下の式(1)を満たすと判断すれば、変更禁止色を反映させた色変更を施した印刷が可能であると判断する(ステップS30のYES)。処理はステップS31に移行する。
Ax−Bx>0 (1)
一方、決定部1312が上記式(1)を満たさないと色が1以上あると判断すると、印刷不可能であると判断する(ステップS30のNO)。処理は、ステップS33に移行する。
Ax−Bx>0 (1)
一方、決定部1312が上記式(1)を満たさないと色が1以上あると判断すると、印刷不可能であると判断する(ステップS30のNO)。処理は、ステップS33に移行する。
ステップS31では、制御部1302は、ステップS28で仮定した色変更(変更禁止色を反映させた色変更)で、画像形成部122に印刷させる。具体的には、制御部1302は、印刷データを変更して、画像形成部122に印刷させる。
ステップS32では、CPU130は、ROM104に格納されている非常時使用可能トナー量Axを更新する。具体的には、CPU130は、以下の式(2)により、非常時使用可能トナー量Axを更新する。
Ax←Ax−Bx (2)
例えば、ステップS31の印刷以前の各色の非常時使用可能トナー量Axがそれぞれ8mgであり、ステップS31でC,M,Y,Kそれぞれのトナーの使用量が図7に示すように、2mg、5mg、3mg、2mgである場合について説明する。この場合には、C,M,Y,Kそれぞれの非常時使用可能トナー量Axは、上記式(2)により、6mg,3mg,5mg、6mgに更新される。そして、該更新された非常時使用可能トナー量Axは、次回の印刷以降に用いられる。
Ax←Ax−Bx (2)
例えば、ステップS31の印刷以前の各色の非常時使用可能トナー量Axがそれぞれ8mgであり、ステップS31でC,M,Y,Kそれぞれのトナーの使用量が図7に示すように、2mg、5mg、3mg、2mgである場合について説明する。この場合には、C,M,Y,Kそれぞれの非常時使用可能トナー量Axは、上記式(2)により、6mg,3mg,5mg、6mgに更新される。そして、該更新された非常時使用可能トナー量Axは、次回の印刷以降に用いられる。
またステップS33では、制御部1302が、画像形成部122に画像形成処理を実行させることができない、と判断すると、その旨をユーザーに対して通知する。具体的には、ステップS33で、生成部1305は、印刷不可メッセージを生成し、情報処理装置100に対して送信する。
ステップS34において、情報処理装置100は、印刷不可メッセージを受信すると、該印刷不可メッセージを表示部1262に表示させる。このように、制御部1302は、情報処理装置100の表示部1262に、印刷不可メッセージを表示することにより、ユーザーに対して印刷不可メッセージを通知する。その他の例として情報処理装置100が、音通知により、印刷不可メッセージを通知するようにしてもよい。
図20は、印刷不可メッセージの一例である。図20に示す印刷不可メッセージは、変更禁止色の保持が不可能である旨を示すメッセージ502と、先に(ステップS24で)指定された変更禁止色の変更を促すメッセージ504と、を含む。
図20の例では、受付部1304が変更禁止色の保持が不可能である旨を示すメッセージ502は「指定された色の保持はできません」である。また、変更禁止色の変更を受け付ける旨のメッセージ504は、「指定を変更しますか?」である。これにより、ユーザーは、変更禁止色の変更の余地を得ることができる。
ステップS36では、制御部1302が、変更禁止色を変更するか否かを判断する。ユーザーが、変更禁止色の変更を所望する場合には、ユーザーがYESボタン506をクリック等をする。ユーザーがYESボタン506をクリック等すると、制御部1302は、変更禁止色を変更する、と判断する(ステップS36のYES)。そして、処理は、ステップS24に戻る。上述のように、ステップS24では、再び、受付部1304は、図10記載の選択画面を表示する。このようにして、受付部1304は、変更禁止色の変更を受け付ける。
一方、ユーザーがNOボタン508をクリック等すると、制御部1302は、変更禁止色を変更しない、と判断する(ステップS36のNO)。そして、印刷中止して、処理は終了する。
このように、制御部1302が、ステップS30で、印刷不可能と判断した場合には(ステップS30でYES)、受付部1304は変更禁止色の変更の指定を再び受け付けることが好ましい(ステップS34、S36、S24)。従って、ステップS30で制御部1302が、印刷不可能であると判断した場合でも、ユーザーが変更禁止色を変更することにより、印刷できる場合がある。
この実施形態1の画像形成装置200Aは、ユーザーから変更禁止色を受け付けることができる。従って、画像形成装置200Aは、使用制限のあるトナーがある場合でも、変更禁止色を保持しつつ、色変更印刷を行うことができる。従って、ユーザーにとって、意図しない色変更が行われることがなく、ユーザーにとって、印刷結果物の品質の低下を最小限にすることができる。
なお、変更禁止色の指定を行うモジュール(この例では、受付部1304)は、画像形成装置200Aに対応するプリンタードライバーに組み込んでもよい。また、変更禁止色の指定を行うモジュールは、該プリンタードライバーとは別個のアプリケーションとして、情報処理装置100にダウンロードさせるようにしてもよい。
またジョブにより印刷を指定された指定画像がXML(Extensible Markup Language)言語で記述されている場合には、情報処理装置100のCPU1266および画像形成装置200Aの制御部1302は、XML言語に含まれているタグ情報を用いて、変更禁止色箇所と、変更禁止以外箇所と、を判別するようにしてもよい。
[実施形態2]
次に、実施形態2について説明する。情報処理装置100入力されるジョブが、複数ページの画像形成処理を指示するジョブが含まれている場合がある。この場合に、実施形態2の画像形成装置200Bでは、ユーザーは、全ページモードまたは単ページモードを選択できる。全ページモードは、複数ページの全てにおいて、変更禁止色を保持して色変更印刷するモードである。単ページモードは、図11などで指定された箇所のみにおいて、変更禁止色を保持して色変更印刷するモードである。
次に、実施形態2について説明する。情報処理装置100入力されるジョブが、複数ページの画像形成処理を指示するジョブが含まれている場合がある。この場合に、実施形態2の画像形成装置200Bでは、ユーザーは、全ページモードまたは単ページモードを選択できる。全ページモードは、複数ページの全てにおいて、変更禁止色を保持して色変更印刷するモードである。単ページモードは、図11などで指定された箇所のみにおいて、変更禁止色を保持して色変更印刷するモードである。
図21は、実施形態2の画像形成装置200Bの処理フローの後半部の一例である。また、実施形態2の画像形成装置200Bの処理フローの前半部は、図4と同様であるので処理フローの前半部については、説明を繰り返さない。図21は、図5と比較すると、ステップS24、S26がそれぞれ、ステップS54、S56に代替されており、ステップS58、S60が追加されている点で異なる。
また、画像形成装置200Bのハードウェア構成およびCPU130の機能構成例それぞれは、図2記載のハードウェア構成および図3記載のCPU130の機能構成例と同様であることから、説明を繰り返さない。
図21記載のステップS54では、受付部1304が、図11〜図13のうちいずれか1つの画像で、変更禁止色を受け付けた後に、情報処理装置100のCPU1266は、全ページモードか単ページモードかの選択をユーザーから受け付けるモード選択画面を表示する。
<「点で変更禁止色を指定する」場合について>
図11記載の「点で変更禁止色を指定する」場合について、ユーザーは、プレビュー画像415を目視して、該プレビュー画像の中の画素(点)を指定すると、情報処理装置100は、図22記載の選択画面を表示する。図22は、「点で変更禁止色を指定する」場合の選択画面の一例である。
図11記載の「点で変更禁止色を指定する」場合について、ユーザーは、プレビュー画像415を目視して、該プレビュー画像の中の画素(点)を指定すると、情報処理装置100は、図22記載の選択画面を表示する。図22は、「点で変更禁止色を指定する」場合の選択画面の一例である。
図22記載のモード選択画面は、「選択した箇所の色は変更しない」旨のメッセージ522、および、単ページモードボタン524、全ページモードボタン526、を含む。ユーザーは、単ページモードを所望する場合には、単ページモードボタン524に対してクリック等を行う。また、ユーザーは、全ページモードを所望する場合には、全ページモードボタン526に対してクリック等を行う。
また、図22の例では、モード選択画面内に、CPU1266は、変更禁止色528を表示する。これにより、ユーザーは、変更禁止色528を確認することができる。
ステップS56では、CPU1266は、変更禁止色と、クリック等されたボタンのモード(全ページモードか単ページモード)と、を画像形成装置200Bに対して送信する。
ステップS58では、画像形成装置200Bの制御部1302は、ステップS56で送信されたモードが、全ページモードか単ページモードか、を判断する。制御部1302が、全ページモードであると判断すると、処理はステップS60に移行する。
ステップS60では、制御部1302は、文書全体の変更禁止色箇所を抽出する。つまり、図11の例では、原稿の複数ページ全てにおいて、受付部1304は、画素416aの画素の色を有する画素の集合(変更禁止色)を抽出する。
これにより、画像形成装置200Bは、ユーザーが指定した箇所の色と、他のページ内の、該指定した箇所の色と、を保持して印刷できる。ステップS28のその他の処理については、実施形態1と同様であるので、説明を繰り返さない。
<「領域で変更禁止色を指定する」場合について>
図12記載の「領域で変更禁止色を指定する」場合について、ユーザーは、プレビュー画像418を目視して、該プレビュー画像の中の領域422を指定すると、情報処理装置100は、図23記載の選択画面を表示する。図23は、「領域で変更禁止色を指定する」場合の選択画面の一例である。
図12記載の「領域で変更禁止色を指定する」場合について、ユーザーは、プレビュー画像418を目視して、該プレビュー画像の中の領域422を指定すると、情報処理装置100は、図23記載の選択画面を表示する。図23は、「領域で変更禁止色を指定する」場合の選択画面の一例である。
図23記載のモード選択画面は、「選択した領域内の色は変更しない」旨のメッセージ532、および、単ページモードボタン534、全ページモードボタン536、を含む。ユーザーは、単ページモードを所望する場合には、単ページモードボタン534に対してクリック等を行う。また、ユーザーは、全ページモードを所望する場合には、全ページモードボタン536に対してクリック等を行う。
また、図23の例では、モード選択画面内に、CPU1266は、指定された領域内の画像538を表示する。これにより、ユーザーは、指定した領域内の画像538を確認することができる。
ステップS56では、CPU1266は、変更禁止色と、クリック等されたボタンのモードと、を画像形成装置200Bに対して送信する。以降の処理は、上述した通りなので、説明を繰り返さない。
「領域で変更禁止色を指定する」場合において、ユーザーが全ページモードを選択した場合には、ステップS60において、受付部1304は、図12記載の領域422の座標を求める。そして、算出部1308は、図24記載のように、領域422と同座標の、他ページの領域4222と、を変更禁止箇所として、抽出する。これにより、画像形成装置200Bは、ユーザーが指定した領域内の色と、他ページ内の、該指定した領域と同座標の領域内の色と、を保持して印刷できる。
「領域で変更禁止色を指定する」場合について、全ページモードを選択すると、画像形成装置200Bは、例えば、各ページ内のヘッダーやフッターで記載されているロゴマークの色を保持して印刷できる。
<「画像で変更禁止色を指定する」場合について>
図13記載の「画像(部分画像)で変更禁止色を指定する」場合について、ユーザーは、プレビュー画像418を目視して、該プレビュー画像の中の部分画像432を指定すると、情報処理装置100は、図25記載の選択画面を表示する。図25は、「部分画像で変更禁止色を指定する」場合の選択画面の一例である。
図13記載の「画像(部分画像)で変更禁止色を指定する」場合について、ユーザーは、プレビュー画像418を目視して、該プレビュー画像の中の部分画像432を指定すると、情報処理装置100は、図25記載の選択画面を表示する。図25は、「部分画像で変更禁止色を指定する」場合の選択画面の一例である。
図25記載のモード選択画面は、「選択した部分画像の色は変更しない」旨のメッセージ542、および、単ページモードボタン544、全ページモードボタン546、を含む。ユーザーは、単ページモードを所望する場合には、単ページモードボタン544に対してクリック等を行う。また、ユーザーは、全ページモードを所望する場合には、全ページモードボタン546に対してクリック等を行う。
また、図25の例では、モード選択画面内に、CPU1266は、指定された部分画像548を表示する。これにより、ユーザーは、部分画像548を確認することができる。
「画像で変更禁止色を指定する」場合において、ユーザーが全ページモードを選択した場合には、ステップS60において、算出部1308は、図13記載の部分画像432の形状を取得する。そして、算出部1308は、図26記載のように、該部分画像432と同一の形状を有する、他ページ内の部分画像4322と、を変更禁止箇所として、抽出する。ここで、同一の形状とは、大きさが異なり形状が同一であるものや、座標(位置)が異なり形状が同一であるものを含む。これにより、画像形成装置200Bは、ユーザーが指定した部分画像の色と、他ページ内の、該指定した部分画像と同一形状の部分画像の色と、を保持して印刷できる。
「画像で変更禁止色を指定する」場合について、全ページモードを選択すると、画像形成装置200Bは、例えば、各ページ内の全てのロゴマークの色を保持して印刷できる。
[実施形態3]
次に、実施形態3の画像形成装置200Cについて説明する。実施形態1の画像形成装置200Aは、図11〜図13で説明したように、ユーザーに対してプレビュー画像を表示して、該プレビュー画像から変更禁止色の指定を受け付けた。この実施形態3の画像形成装置200Cは、プレビュー画像を表示するのではなく、ユーザーに変更禁止色を入力させる。
次に、実施形態3の画像形成装置200Cについて説明する。実施形態1の画像形成装置200Aは、図11〜図13で説明したように、ユーザーに対してプレビュー画像を表示して、該プレビュー画像から変更禁止色の指定を受け付けた。この実施形態3の画像形成装置200Cは、プレビュー画像を表示するのではなく、ユーザーに変更禁止色を入力させる。
実施形態3の画像形成装置200Cのハードウェア構成は図2記載のハードウェア構成と同様であり、CPUの機能構成例は図3記載の機能構成例と同様であり、処理フローは図4および図5記載の処理フローと同様であることから、説明を繰り返さない。
図27は、ステップS24(図5記載)で、受付部1304の指示のもと、CPU1266が表示部1262に表示させる、変更禁止色選択画面の一例である。
図27に示す変更禁止色選択画面は、変更しない色の選択をユーザーに対して促す旨のメッセージ552と、選択対象であり、変更禁止色の候補となる色が複数表示される選択領域554と、を含む。ユーザーは、操作部1264により、カーソル556を移動させ、所望の変更禁止色を選択する。
ステップS26では、情報処理装置100は、選択された変更禁止色についてのデータを画像形成装置200に対して送信する。
印刷画像が、テキスト画像である場合、または、テキスト画像を多く含む場合において、ユーザーが、例えば、赤字で修正した箇所の色(つまり、赤色)を保持して、画像形成装置200Cに印刷させたい場合がある。このような場合に、ユーザーは直感的に変更禁止色を選択できる。
[実施形態4]
次に、実施形態4について説明する。画像形成装置200Dについて説明する。上述の画像形成装置200B、200Cは、指定または選択された変更禁止色と同一色を保持して印刷をする。この実施形態4の画像形成装置200Dは、指定または選択された変更禁止色、および、該変更禁止色と近似した色(以下、「変更禁止近似色」という。)の少なくとも一方を保持して印刷する。
次に、実施形態4について説明する。画像形成装置200Dについて説明する。上述の画像形成装置200B、200Cは、指定または選択された変更禁止色と同一色を保持して印刷をする。この実施形態4の画像形成装置200Dは、指定または選択された変更禁止色、および、該変更禁止色と近似した色(以下、「変更禁止近似色」という。)の少なくとも一方を保持して印刷する。
この実施形態4では、変更禁止色はCMYKの各値(0〜255)で表されるとする。この場合には、CMYKそれぞれについて誤差を予め定めておく。そして、画像形成装置200Dは、指定または選択された変更禁止色の各CMYKの誤差範囲内の色も、変更禁止近似色として、保持して印刷する。
この実施形態4の画像形成装置200Dによれば、変更禁止色および変更禁止近似色のうち少なくとも一方を保持して印刷する。従って、画像形成装置200Dは、色の誤判定を防ぐことができる。
[実施形態5]
次に、実施形態5の画像形成装置200Eについて説明する。上記実施形態1〜4では、情報処理装置100と画像形成装置200A〜Dとを備える画像形成システムについて説明した。実施形態5では、図28を参照して、画像形成装置200E単独で行う処理について説明する。図28は、画像形成装置200Eの処理フローの一例を示した図である。また、画像形成装置200Eのハードウェア構成は図2記載のハードウェア構成と同様であり、CPU130の機能構成例は図3記載の機能構成例と同様であるので、説明を繰り返さない。
次に、実施形態5の画像形成装置200Eについて説明する。上記実施形態1〜4では、情報処理装置100と画像形成装置200A〜Dとを備える画像形成システムについて説明した。実施形態5では、図28を参照して、画像形成装置200E単独で行う処理について説明する。図28は、画像形成装置200Eの処理フローの一例を示した図である。また、画像形成装置200Eのハードウェア構成は図2記載のハードウェア構成と同様であり、CPU130の機能構成例は図3記載の機能構成例と同様であるので、説明を繰り返さない。
図28のステップ番号と、図4および図5のステップ番号と、の対応を説明する。以下では、例えば、図28のステップS104と、図4および図5のステップS6とが対応している場合には、(S104、S6)と示す。そうすると、(S102、S4)、(S104、S6)、(S106、S8)、(S108、S12)、(S110、S14)、(S112、S24)、(S114、S28)、(S116、S30)、(S118、S36)、(S122、S31)となる。
ステップS2では、制御部1302は、ジョブが画像形成装置200Eに対してユーザーにより入力されたか否かを判断する。ユーザーからのジョブの入力とは、例えば、ユーザーが原稿を自動原稿搬送部118にセットして、操作部1264の印刷ボタンを押下すること等である。制御部1302が、ジョブが入力された、と判断すると(ステップS102のYES)、処理はステップS104に移行する。
ステップS104では、算出部1308が、ジョブから必要トナー量を算出する。また、検出部1310が、収容トナー量を検出する。決定部1312が、必要トナー量と収容トナー量を比較する。
ステップS106では、決定部1312は、比較結果により、印刷可能か否かを判断する。決定部1312が印刷可能であると判断すると(ステップS106のYES)、ステップS107において、画像形成部122は、ジョブ通りの印刷を行う。そして、処理は終了する。
一方、決定部1312が印刷不能であると判断すると(ステップS106のNO)、処理は、ステップS108に移行する。ステップS108において、制御部1302は、表示部1262にトナー不足メッセージ(図8参照)を表示する。ユーザーは、色変更して印刷するか否かを選択する。
制御部1302が、ユーザーから色変更しない旨の入力がされた、と判断すると(ステップS110のNO)、処理は終了する。一方、制御部1302が、ユーザーから色変更して印刷する旨の入力がされた、と判断すると(ステップS110のYES)、処理はステップS112に移行する。
ステップS112では、受付部1304が、変更禁止色指定画面(図9、図10など)を表示する。受付部1304が、変更禁止色の指定を受け付けると、ステップS114では、決定部1312が、非常時使用可能トナー量Axと、使用トナー量Bxとを比較する。
ステップS116では、決定部1312が、印刷可能か否かを判断する。決定部が印刷可能であると判断すると(ステップS116のYES)、制御部1302が、変更禁止色を保持しつつ、色変更して画像形成部122に画像形成処理を実行させる。
一方、決定部1312が、印刷不可能であると判断すると(ステップS116のNO)、処理はステップS118に移行する。
ステップS118では、受付部1304は、印刷不可メッセージ(図20参照)を表示部1262に表示させる。制御部1302が、ユーザーから変更禁止色を変更する旨の入力がなされた、と判断すると(ステップS118のYES)、処理はステップS112に戻る。一方、制御部1302が、ユーザーから変更禁止色を変更しない旨の入力がなされた、と判断すると(ステップS118のNO)、処理は終了する。
この実施形態5の画像形成装置200Eであれば、画像形成装置200E単独で、ユーザーから変更禁止色指定を受け付けて変更禁止色を保持しつつ色変更した印刷を行うことができる。
[その他の実施形態]
上記実施形態では、収容部140が、現像器128とトナーホッパー129とを含む例について説明した。その他の例として、収容部140が他の構成を含むようにしてもよい。
上記実施形態では、収容部140が、現像器128とトナーホッパー129とを含む例について説明した。その他の例として、収容部140が他の構成を含むようにしてもよい。
また、複数色の現像剤のうち一部の使用が制限される場合とは、決定部1312が該一部の現像剤の残量が予め定められた所定値G未満であると判断した場合を含む。上記の例では、該所定値Gは非常時使用可能トナー量Axである。
また、複数色の現像剤のうち一部の使用が制限される場合とは、収容部に収容されているトナーが、使用するトナー量よりも少ない場合としてもよい。
また、上記の説明では、「使用制限のある現像剤」は、不足トナーである、として説明した。「使用制限のあるトナー」の他の例を説明する。各色のトナーを略同時期に使用完了させる制御を行う画像形成装置があるとする。この画像形成装置では、収容量(残量)の多いトナーを、収容量の少ないトナーよりも優先して、使用する必要がある。従って、この画像形成装置では、収容量の少ないトナーを「使用制限のあるトナー」とする。
また、各色のトナーそれぞれに、使用期限が設けられている場合には、該各色のトナーのうち、使用制限の期日に最も近いトナーが、「使用制限のあるトナー」となる。
また使用制限のあるトナーが予め判明している場合には、該使用制限のあるトナーを識別するための識別情報をEEPROM108に、記憶させるようにしてもよい。この場合には、制御部1302は、該識別情報が示すトナーを「使用制限のあるトナー」として、処理を行うようにしてもよい。この場合には、判断部1306はなくてもよい。
また、本発明の画像形成装置は、CPUとその上で実行されるプログラムにより実現される。本発明を実現するプログラムは、コンピューターが読み取り可能な記録媒体、例えば半導体メモリ、ハードディスク、CD−ROM、DVD等に格納することができ、これらの記録媒体に記録して提供され、又は、通信インターフェースを介してネットワークを利用した送受信により提供される。
また、今回開示された実施形態はすべての点で例示であって、制限的なものではない。本発明の範囲は、上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
106 RAM、112 ファクシミリ部、116 記憶媒体、118 自動原稿搬送部、122 画像形成部、124 給紙部、126 操作パネル、128 現像器、129 トナーホッパー、130 センサ、140 収容部。
この発明は、複数の異なる色の現像剤の少なくとも一部を使用して画像形成処理を行なうカラー画像形成装置、カラー画像形成システム、カラー画像処理方法、およびカラー画像処理プログラムに関する。
複数の異なる色の現像剤(例えば、カラートナーやカラーインク)を使用する画像形成装置において、印刷途中で現像剤切れ等が生じた場合には、印刷できなくなるという場合がある。このように、印刷ができなくなるという事態を回避するために、特許文献1(特開2004−276335号公報)は、特定の現像剤の残量が少なくなった場合には、印刷データで指定された色を変換して印刷する技術を開示している。
上記従来技術の画像形成装置は、印刷データで指定された色を一律に変換して印刷するので、ユーザーが意図しない色変更が行われる場合があるという問題がある。
本発明の目的は、特定の現像剤の残量が少なくなったとしても、可能な限りユーザーの意図に反しないように、本来の色を保持した上で画像形成を継続できるカラー画像形成装置、カラー画像形成システム、カラー画像処理方法、およびカラー画像処理プログラムを提供することである。
この実施形態のある局面に従うと、複数の異なる色の現像剤を収容する収容手段と、複数の現像剤の少なくとも一部を使用して、画像形成処理を実行する画像形成手段と、複数の現像剤のうち一部の使用が制限される場合に、使用が制限されていない現像剤を使用して画像形成処理できるように、処理対象のジョブにより指定された色を変更した上で、画像形成手段に画像形成処理を実行させる制御手段と、制御手段による色変更の対象から除外される色である変更禁止色の指定を受け付ける受付手段と、を備え、制御手段は、色変更において、処理対象のジョブにより指定された色のうち、変更禁止色に対する色変更を禁止して画像形成処理を実行させる、カラー画像形成装置を提供する。
好ましくは、処理対象のジョブは、複数ページの画像形成処理を指示するジョブを含み、制御手段は、複数ページの全てについて、変更禁止色を保持するモードでの動作、または、複数ページのうち指定されたページについて、変更禁止色を保持するモードでの動作を選択的に実行する。
好ましくは、受付手段は、変更禁止色を保持したまま、画像形成手段に画像形成処理を実行させることができない場合に、先に指定された変更禁止色の変更を促す通知を行なう。
好ましくは、受付手段は、処理対象のジョブにより定義される画像を表示手段に表示さ
せ、該画像に対して、変更禁止色の指定を受け付ける。
せ、該画像に対して、変更禁止色の指定を受け付ける。
好ましくは、受付手段は、表示された画像内の指定された画素の色を変更禁止色として受け付ける。
好ましくは、受付手段は、表示された画像内の指定された領域内の色を変更禁止色として受け付ける。
好ましくは、受付手段は、表示された画像内の指定された部分画像の色を変更禁止色として受け付ける。
好ましくは、受付手段は、変更禁止色の選択を受け付ける画像を表示手段に表示する。
好ましくは、複数の現像剤のうち一部の使用が制限される場合とは、該一部の現像剤の残量が予め定められた所定量未満である場合を含む。
好ましくは、複数の現像剤のうち一部の使用が制限される場合とは、該一部の現像剤の残量が予め定められた所定量未満である場合を含む。
好ましくは、変更禁止色は、該変更禁止色に近似する色も含む。
本発明の異なる局面によれば、カラー画像形成装置と、処理対象のジョブをカラー画像形成装置に送信する情報処理装置と、を備えたカラー画像形成システムであって、カラー画像形成装置は、複数の異なる色の現像剤を収容する収容手段と、複数の現像剤の少なくとも一部を使用して、画像形成処理を実行する画像形成手段と、複数の現像剤のうち一部の使用が制限される場合に、使用が制限されていない現像剤を使用して画像形成処理できるように、処理対象のジョブにより指定された色を変更した上で、画像形成手段に画像形成処理を実行させる制御手段と、を含み、情報処理装置は、制御手段による色変更の対象から除外される色である変更禁止色の指定を受け付ける受付手段と、を含み、制御手段は、色変更において、処理対象のジョブにより指定された色のうち、変更禁止色に対する色変更を禁止して、画像形成処理を実行させる。
本発明の異なる局面によれば、カラー画像形成装置と、処理対象のジョブをカラー画像形成装置に送信する情報処理装置と、を備えたカラー画像形成システムであって、カラー画像形成装置は、複数の異なる色の現像剤を収容する収容手段と、複数の現像剤の少なくとも一部を使用して、画像形成処理を実行する画像形成手段と、複数の現像剤のうち一部の使用が制限される場合に、使用が制限されていない現像剤を使用して画像形成処理できるように、処理対象のジョブにより指定された色を変更した上で、画像形成手段に画像形成処理を実行させる制御手段と、を含み、情報処理装置は、制御手段による色変更の対象から除外される色である変更禁止色の指定を受け付ける受付手段と、を含み、制御手段は、色変更において、処理対象のジョブにより指定された色のうち、変更禁止色に対する色変更を禁止して、画像形成処理を実行させる。
本発明の異なる局面によれば、収容されている複数の異なる色の現像剤の少なくとも一部を使用するカラー画像処理方法であって、複数の現像剤のうち一部の使用が制限される場合に、使用が制限されていない現像剤を使用して画像形成処理できるように、処理対象のジョブにより指定された色を変更する制御ステップと、色変更の対象から除外される色である変更禁止色の指定を受け付ける受付ステップと、を含み、制御ステップは、変更禁止色が指定された場合には、色変更において、処理対象のジョブにより指定された色のうち、変更禁止色に対する色変更を禁止するステップを含む。
本発明の異なる局面によれば、収容されている複数の異なる色の現像剤の少なくとも一部を使用した画像形成を実行するための画像処理プログラムであって、画像処理プログラムは、コンピュータに、複数の現像剤のうち一部の使用が制限される場合に、使用が制限されていない現像剤を使用して画像形成処理できるように、処理対象のジョブにより指定された色を変更する制御ステップと、色変更の対象から除外される色である変更禁止色の指定を受け付ける受付ステップとを実行させ、制御ステップは、変更禁止色が指定された場合には、色変更において、処理対象のジョブにより指定された色のうち、変更禁止色に対する色変更を禁止するステップを含む。
本発明のカラー画像形成システム、カラー画像形成装置、カラー画像処理方法、およびカラー画像処理プログラムであれば、使用制限のある現像剤があったとしても、少なくとも指定された色については本来の色を保持した上で画像を形成する。
以下に、発明を実施するための形態を示す。なお、同じ機能を持つ構成部や同じ処理を行う過程には同じ番号を付し、重複説明を繰り返さない。
[本実施形態の概略]
図1を参照して、本実施形態の概略を説明する。図1は、本実施形態の概略を説明するための図である。図1は、本実施形態に関連する画像形成装置、および、本実施形態の画像形成装置が、トナー不足などにより印刷する色を変更した画像の一例である。
図1を参照して、本実施形態の概略を説明する。図1は、本実施形態の概略を説明するための図である。図1は、本実施形態に関連する画像形成装置、および、本実施形態の画像形成装置が、トナー不足などにより印刷する色を変更した画像の一例である。
図1(A)は、本実施形態に関連する画像形成装置が色変更する前の画像であり、図1(B)は、本実施形態に関連する画像形成装置が色変更した後の画像である。図1(C)は、本実施形態の画像形成装置が色変更する前の画像であり、図1(D)は、本実施形態の画像形成装置が色変更した後の画像である。なお、図1(A)と図1(C)とは同一である。
本実施形態に関連する画像形成装置は、図1(A)および図1(B)に示すように、全ての画像2004、2006の色を一律に変更して印刷する。
一方、本実施形態の画像形成装置は、図1(C)に示すように、色変更の対象から除外される色をユーザーが指定できる。図1(C)の例では、ユーザーは、画像2004を指定している。これにより、図1(D)に示すように、本実施形態の画像形成装置は、画像2004が有する色を、色変更の対象から除外して(色変更せずに)印刷する。換言すれば、本実施形態の画像形成装置は、画像2004が有する色を保持して印刷する。
従って、本実施形態の画像形成装置では、ユーザーは、色変更をさせたくない色を指定でき、その結果、ユーザーが意図しない色変更を行わずに印刷することができる。
[実施形態1]
<ハードウェア構成>
次に、図2を参照して、実施形態1の画像形成システム1000、情報処理装置100、画像形成装置200Aについて説明する。図2の例では、画像形成システム1000は、情報処理装置100と、画像形成装置200Aとを含む。また、図2は、情報処理装置100と画像形成装置200Aのハードウェア構成例を示した図でもある。
<ハードウェア構成>
次に、図2を参照して、実施形態1の画像形成システム1000、情報処理装置100、画像形成装置200Aについて説明する。図2の例では、画像形成システム1000は、情報処理装置100と、画像形成装置200Aとを含む。また、図2は、情報処理装置100と画像形成装置200Aのハードウェア構成例を示した図でもある。
画像形成装置200Aは、複数色の現像剤の少なくとも一部を使用して、記録媒体に対してカラー画像またはモノクロ画像を形成する。画像形成装置200は例えば、プリンタ、ファクシミリ、複写装置、プロッタ、これらの複合機などである。画像形成装置が、電子写真方式である場合には、現像剤は、トナーである。また、画像形成装置が、インクジェット方式である場合には、現像剤は、インクである。なお、本実施形態では、画像形成装置は、カラー画像を形成することによりカラー画像形成装置としてもよい。
記録媒体は、例えば、用紙、糸、繊維、皮革、金属、プラスチック、ガラス、木材、セラミックスなどを含む。画像は、記号、文字、図形、もしくはこれらのうち少なくとも2つの組み合わせなどである。
情報処理装置100は、例えば、PC(Personal Computer)、携帯電話、スマートフォン、タブレット、ディスプレイ装置、ホワイトボード、などである。
以下の説明では、典型例として、カラー電子写真方式の画像形成装置200について説明する。この場合、現像剤としては「トナー」が用いられ、複数色としては、「イエロー、マゼンダ、シアン、ブラック」の4色が用いられ、記録媒体としては「用紙」が用いられる。また、「画像形成処理」を「印刷」とも称す。
画像形成装置200Aは、通信I/F部102、ROM(Read Only Memory)104と、RAM(Random Access Memory)106と、EEPROM(Electronically Erasable and Programmable Read Only Memory)108と、HDD(Hard disk drive)110と、ファクシミリ部112と、カードI/F部114と、自動原稿搬送部118と、原稿読取部120と、画像形成部122と、給紙部124と、操作パネル126と、収容部140と、CPU(Central Processing Unit)130と、を含む。
通信I/F部102は、画像形成装置200Aをネットワークやファックスなどのデータ伝送路に接続するインターフェースである。
ROM104は、画像形成装置200Aが起動されるときに実行されるプログラムや各種データを格納する。
RAM106は、ROM104やHDD110から読み出された各種プログラムやデータを一時保持する。
HDD110は、各種プログラム、画像形成装置200Aで取り扱われる受信文書データや読み取り画像データ、各アプリケーションにより利用されるデータなど、各種データを格納している。
ファクシミリ部112は、通信I/F部102を用いて、相手方の端末装置に画像データなどをファクス送信する。
カードI/F部114は、画像形成装置200Aと記憶媒体116とのインターフェースである。記憶媒体116からの各種データは、カードI/F部114を経由して、HDD17などに格納される。
自動原稿搬送部118は、ユーザーによりセットされた原稿を自動的に原稿読取部120まで搬送する。
原稿読取部120は、該原稿読取部120の読み取り面に配置された原稿を光学的に読み取り、画像データを生成する。
画像形成部122は、例えば、用紙に対して印刷を行う。画像形成装置200Aが、電子写真方式であれば、画像形成部122は、感光体ドラムなどである。画像形成装置200Aがインクジェット方式であれば、画像形成部122は記録ヘッドなどである。
操作パネル126は、表示部1261と操作部1263と、を含むタッチパネル式ディスプレイである。操作部1263は、ハードキーなどで構成され、画像形成装置200Aへのユーザーによる各操作の入力を受け付ける。表示部1261は、ディスプレイなどで構成され、例えば画像形成動作に関する各種情報を表示する。
収容部140は、各色(ここでは、イエロー、マゼンダ、シアン、ブラック)についてのトナーを収容する。画像形成部122は、収容部に収容されているトナーを用いて、印刷処理を行う。
また、収容部140は、現像器128と、トナーホッパー129とを含む。本実施形態の画像形成装置では、電子写真方式を採用している。現像器128は、感光体(図示せず)に対して現像剤を付着することにより、現像させる。現像器128は、少量の各色のトナーを収容できる。また、現像器128は、画像形成部122に含まれるものである。
また、トナーホッパー129は、現像器128よりも多量の各色のトナーを収容する。また、現像器128が収容するトナー濃度またはトナー量が低下した場合には、トナーホッパー129は、現像器128に対して、CPU130の制御により、トナー補給を行なう。また、現像器128を第1収容部とし、トナーホッパー129を第2収容部としてもよい。
また、CPU130は、例えば、通信I/F部102を介してジョブを受信した場合に、ジョブに含まれている印刷データを解釈して、ビットマップイメージを生成する。CPU130は、ビットマップイメージを画像形成部122に印刷させる。CPU130の他の処理については後述する。
また、情報処理装置100は、表示部1262と、操作部1264と、CPU1266と、を含む。表示部1262は、画像形成装置200Aから送信された情報を表示する。操作部1264は、ユーザーから、様々な情報(上述した変更禁止色の入力など)を受け付ける。CPU1266は、情報処理装置100全体の制御などを行う。
<処理の流れ>
次に、図3〜図5を参照して、処理の流れについて説明する。図3は、CPU130の機能構成例を示した図である。また、図4および図5は、実施形態1の画像形成装置200Aの処理フローの一例を示した図である。
次に、図3〜図5を参照して、処理の流れについて説明する。図3は、CPU130の機能構成例を示した図である。また、図4および図5は、実施形態1の画像形成装置200Aの処理フローの一例を示した図である。
図3に示すように、CPU130は、制御部1302と、受付部1304と、生成部1305と、判断部1306と、を実現する。また、判断部1306は、算出部1308と、検出部1310と、決定部1312と、を実現する。
ユーザーは、画像形成装置200Aに印刷させるためのジョブ指令を操作部1264(例えば、キーボードやマウス)を用いて、情報処理装置100に入力する。そうすると、ステップS2において、情報処理装置100は、指令されたジョブを生成し、画像形成装置200Aに対して送信する。
ジョブは、画像形成装置200Aに形成させる画像についての画像データと、該画像の色が示された色データと、画像の濃度が示された濃度データなどを含む。また、ジョブで指定された、画像形成装置200Aに印刷させる画像を「指定画像」という。また、ジョブで指定された画像の色を「指定色」という。ジョブで指定された画像の濃度を「指定濃度」という。
ステップS4において、画像形成装置200Aの通信I/F部102は、該ジョブを受信する。
ステップS6において、センサ132は、トナーホッパー129に収容されている、複数(複数色)のトナーそれぞれの有無を検出する。センサ132は、トナーホッパー129の底面に装着されている。例えば、センサ132は光センサである。センサ132はトナー収容部分に対して発光して、その反射光を解析することにより、複数色のトナーそれぞれの有無を検出できる。
そして検出部1310は、センサ132の各色の検出結果(つまり、各色のトナーの有無を示す結果)をセンサ132から取得する。RAM106は、検出部1310が取得した検出結果を一旦記憶する。また、CPU130は、トナーホッパー129に収容されていない色のトナーの使用を制限する。図6は、センサ132の各色の検出結果の一例を示した図である。図6に示すように、検出部1310が、シアンのトナーがトナーホッパー129に収容されていない旨の検出結果を取得した場合について説明する。また、トナーホッパー129に収容されていないトナーを「使用制限トナー」とする。
ステップS8では、決定部1312が、印刷可能であるか否かを判断する。具体的には、決定部1312は、使用制限トナーがあると判断すると、印刷不可能であると判断する(ステップS8のNO)。また、決定部1312は、使用制限トナーがないと判断すると、決定部1312は、印刷可能であると判断する(ステップS8のYES)。
決定部1312は、印刷可能であると判断し(ステップS8のYES)、処理は、ステップS9に移行する。ステップS9では、画像形成部122は、入力されたジョブに基づいて(指定画像、指定色、指定濃度、指定サイズのままで)、印刷を行い、処理は終了する。
一方、決定部1312は、印刷不可能である判断した場合には(ステップS8のNO)、処理はステップS10に移行する。また、以下の例では、検出部1310は、トナーホッパー129にはシアン色が収容されていない旨を表す検出結果を取得した場合を説明する。
ステップS10では、生成部1305は、トナー(この例では、シアントナー)が不足している旨のメッセージ(以下、「トナー不足メッセージ」という。)を生成し、情報処理装置100に対して、通信I/F部102経由で送信する。
ステップS12では、情報処理装置100は、送信されたトナー不足メッセージを受信する。更に、情報処理装置100は、受信したトナー不足メッセージをユーザーに対して通知する。ここで、トナー不足メッセージの通知手法は、例えば、情報処理装置100の表示部1262にトナー不足メッセージを表示するようにしてもよいし、情報処理装置100が、トナー不足メッセージを音声通知してもよいし、他の手法を用いてもよい。
図8は、ステップS12で、表示部1262に表示される表示画面の一例である。上述のように、画像形成部122が色変更印刷を行う、ことをユーザーが所望する場合には、ユーザーはYESボタン402を操作部1264(マウスなど)で選択する。また、上述のように、画像形成部122が色変更印刷を行う、ことをユーザーが所望しない場合には、ユーザーはNOボタン404を操作部1264で選択する。また、情報処理装置100がタッチパネル機能を備える場合(つまり、表示部1262と操作部1264とは一体化されている場合)には、ユーザーは、YESボタン402またはNOボタン404をユーザーの指でタッチする。以下では、クリックまたはタッチなどを、単に「クリック等」という。
情報処理装置100のCPU1266が、ユーザーがNOボタン404に対してクリック等をした、と判断した場合には(ステップS14のNO)、処理は終了する。一方、情報処理装置100のCPU1266が、ユーザーがYESボタン402に対してクリック等をした、と判断した場合(つまり、画像形成装置200Aに色変更印刷させる場合)には(ステップS14のYES)、処理はステップS16に移行する。
ステップS16では、情報処理装置100のCPU1266は、画像形成装置200Aに色変更印刷させる旨のコマンド信号である色変更印刷指示信号を生成する。そして、情報処理装置100のCPU1266は、画像形成装置200Aに対して、該色変更印刷指示信号を送信する。
ステップS18では、画像形成装置200Aは、通信I/F部102経由で、色変更印刷指示信号を受信する。処理は、ステップS20に移行する。
ステップS20では、生成部1305は、変更禁止色指定メッセージを生成し、情報処理装置100に対して送信する。該変更禁止色指定メッセージは、画像形成装置200Aが印刷するプレビュー画像(のデータ)、および、後述する図9記載の変更禁止色指定画像(のデータ)などを含む。変更禁止色は、制御部1302による色変更の対象から除外される色である。
ステップS22では、情報処理装置100は、変更禁止色指定メッセージを受信する。処理は、図5記載のステップS24に移行する。
ステップS24では、情報処理装置100のCPU1266は、変更禁止色指定メッセージに含まれる変更禁止色指定画面を表示部1262に表示させる。図9は、変更禁止色指定画面の一例である。図9の例は、変更禁止色を指定するか否かの入力をユーザーから受け付ける画面である。ユーザーが変更禁止色を指定する、ことを選択する場合には、Y
ESボタン406をクリック等する。ユーザーが変更禁止色を指定しない、ことを選択する場合には、NOボタン408をクリック等する。
ESボタン406をクリック等する。ユーザーが変更禁止色を指定しない、ことを選択する場合には、NOボタン408をクリック等する。
情報処理装置100のCPU1266が、ユーザーによりNOボタン408がクリックまたはタッチされた、と判断すると、処理は終了する。また、情報処理装置100のCPU1266が、ユーザーによりYESボタン406がクリックまたはタッチされた、と判断すると、情報処理装置100のCPU1266は、図10記載の選択画面を表示する。
図10は、選択画面の一例を示した図である。図10の例では、変更しない色(変更禁止色)の指定手法をユーザーが選択する画面である。図10の例では、変更禁止色の指定手法を「点で指定する」、「領域で指定する」、「画像で指定する」、のうちいずれかから、ユーザーは選択できる。ユーザーは、ボタン410、412、414のうちいずれか1つをクリックなどをすることにより、所望の指定手法を選択できる。例えば、ユーザーは、ボタン410をクリックなどすることにより、「点で指定する手法」を選択できる。また、ユーザーはボタン412をクリックなどをすることにより、「領域で指定する手法」を選択できる。また、ユーザーは、ボタン414をクリックなどをすることにより、「画像で指定する手法」を選択できる。以下、それぞれの手法について説明する。
<「点で変更禁止色を指定する」場合について>
まず、ユーザーが、点で変更禁止色を指定する場合について説明する。ユーザーが、図10記載の「点で指定する」ボタン410をクリックなどすると、情報処理装置100は、プレビュー画像415を表示部1262に表示させる。図11は、該プレビュー画像415の一例である。図11のプレビュー画像415は、テキスト文書と円グラフ画像を含む。
まず、ユーザーが、点で変更禁止色を指定する場合について説明する。ユーザーが、図10記載の「点で指定する」ボタン410をクリックなどすると、情報処理装置100は、プレビュー画像415を表示部1262に表示させる。図11は、該プレビュー画像415の一例である。図11のプレビュー画像415は、テキスト文書と円グラフ画像を含む。
ユーザーは、プレビュー画像415を目視して、該プレビュー画像の中の画素(点)を指定することにより、情報処理装置100は、該指定された画素の色を変更禁止色として受け付ける。該指定は、ユーザーによりクリックなどで行われる。ユーザーは、保持したい色をプレビュー画像415内の全画素から選択し、該保持したい色の画素を指定する。情報処理装置100は、指定された画素の色を、変更禁止色として受け付ける。
ここでは、ユーザーはプレビュー画像415内の、円グラフの一部の画像416内の画素416aを指定したとする。情報処理装置100は、指定された画素416aの色を読取り、該読み取った色を受け付ける。そして、ユーザーが画素416aを指定することにより、後述するように、画像形成装置200Aは、画素416aを連続的に含む画像416の色を保持して色変更印刷できる。
<「領域で変更禁止色を指定する」場合について>
次に、「領域で変更禁止色を指定する」場合について説明する。ユーザーが、図10記載の「領域で指定する」ボタン412をクリックなどすると、情報処理装置100は、プレビュー画像を表示部1262に表示させる。
次に、「領域で変更禁止色を指定する」場合について説明する。ユーザーが、図10記載の「領域で指定する」ボタン412をクリックなどすると、情報処理装置100は、プレビュー画像を表示部1262に表示させる。
図12は、該場合の、情報処理装置100が表示部1262に表示させるプレビュー画像418である。ユーザーは、プレビュー画像418を目視して、領域を指定することにより、指定された領域内の画素の色を、変更禁止色として指定できる。
図12は、ユーザーは、右上に示されている「ABC会社」のロゴマーク420を指定する場合を示している。図12の例では、ユーザーにより指定された領域は、破線で示されている。該破線を境界線422といい、領域422という場合もある。
ユーザーが操作部1264(例えば、マウス)やユーザーの指で囲むことにより、情報処理装置100が、該マウスやユーザーの指の軌跡を境界線422として、表示部1262に表示させる。
このように、ユーザーが境界線422内の領域を指定することにより、情報処理装置100は、該領域内の複数の画素それぞれが有する色を、変更禁止色として受け付ける。そして、ユーザーが境界線422を指定することにより、後述するように、画像形成装置200Aは、境界線422内の画素それぞれの色を保持して色変更印刷できる。
<「画像で変更禁止色を指定する」場合について>
次に、「画像で変更禁止色を指定する」場合について説明する。ユーザーが、図10記載の「画像で指定する」ボタン414をクリックなどすると、情報処理装置100は、プレビュー画像を表示部1262に表示させる。
次に、「画像で変更禁止色を指定する」場合について説明する。ユーザーが、図10記載の「画像で指定する」ボタン414をクリックなどすると、情報処理装置100は、プレビュー画像を表示部1262に表示させる。
図13は、該場合の、情報処理装置100が表示部1262に表示させるプレビュー画像430である。ユーザーは、プレビュー画像430を目視して、画像(以下、「部分画像」という。)を指定することにより、指定された部分画像が含む画素の色を、変更禁止色として指定できる。
図13は、ユーザーは、左下に示されている「XYZプロジェクト」の文字を部分画像432として指定する場合を示している。図13の例では、ユーザーは、図12で説明した手法により、所望の部分画像432を境界線434で囲むことにより、該所望の部分画像432を指定できる。
このように、ユーザーが境界線434内の部分画像432を指定することにより、情報処理装置100は、部分画像432を読みとり、該部分画像432の複数の画素それぞれが有する色を、変更禁止色として受け付ける。
また、実施形態1では、「領域で変更禁止色を指定する手法」と「部分画像で変更禁止色を指定する手法」とは、同一となる。「領域で変更禁止色を指定する手法」と「部分画像で変更禁止色を指定する手法」との違いは、後述する実施形態2で説明する。
説明を図5に戻す。ステップS26において、情報処理装置100は、ユーザーから指定された変更禁止色を画像形成装置200Aに対して、送信する。変更禁止色の送信は、例えば、変更禁止色のYMCKデータを送信すればよい。
ステップS28において、CPU130は、使用制限トナー(トナーホッパー129に収容されていないトナー)の非常時使用可能トナー量Axを呼び出す。ここで、非常時使用可能トナー量は、予め、各色Y,M,C,Bそれぞれについて定められており、例えば、ROM104に記憶されている。また、各色Y,M,C,Bそれぞれの非常時使用可能トナー量をAy,Am,Ac,Abとする。また、非常時使用可能トナー量は、現像器128が、トナーホッパー129から補給をされずに、かつ、トナー濃度が正常濃度未満とならずに現像できる値である。非常時使用可能トナー量Ay,Am,Ac,Abは、それぞれ例えば、8mgとする。
また、ステップS28において、算出部1308は、変更禁止色に該当する箇所(以下、変更禁止色箇所)の必要トナー量aを算出する。例えば、ユーザーが、図11記載の画素416aを指定した場合には、算出部1308は、円グラフの一部の画像416を印刷するために必要な、各色ごとのトナー量a(必要トナー量)を算出する。
また、ステップS28において、算出部1308は、変更禁止色を保持した色変更を仮定して、変更禁止色以外の箇所(以下、「変更禁止色以外箇所」という。)を印刷するために必要な、各色ごとのトナー量bを算出する。ここで、算出部1308による、トナー量bの算出手法について説明する。
算出部1308は、予め定められたルールおよび色相環に従った色変更を仮定した上で、必要トナー量bを算出する。図14〜図19は、予め定められたルールの一例を示した図である。また、図14〜図16内の文言「無い」は、トナー収容量が「0」である場合をいう。また、図14〜図16内の文言「不足」は、トナー収容量が「0」ではないが、印刷途中で「0」になる場合をいう。
図14は、印刷内容が文字である場合のルールの一例を示した図である。図15は、印刷内容がグラフである場合のルールの一例を示した図である。図16は、印刷内容が写真である場合のルールの一例を示した図である。
図17および図18は、図14記載のルールで用いる色相環の一例である。図19は、図15記載のルールで用いる色相環の一例である。
図14の例では、例えば、ブラックトナーが不足している場合には、「全印刷データで均等に、印刷ドットの間引きを行う。ただし、間引きすぎて、見えなくならないように50%以上の間引きを行う際には、「イエロー、マゼンダ、シアン」のうち少なくとも1つを混合する。」というルールに、算出部1308は従う。
図15の例では、例えば、ブラックトナーが不足している場合には、他に使われておらず、残量の最も多いトナーを代替色とし、代替色での印刷を行う。
図16の例では、例えば、ブラックトナーが不足している場合には、最も残色が多い色による単色印刷を行う。
このように、画像形成装置200Aの設計者などが定めたルールや色相環を用いることにより、算出部1308が、適切な色変更を仮定することができる。図14〜図19のルールや色相環はあくまで一例であり、他のルールや色相環を用いるようにしてもよい。
説明を図5に戻す。ステップS28では、算出部1308は、各色のトナーについての変更禁止色箇所の必要トナー量aと、各色のトナーについての変更禁止色以外箇所の必要トナー量bを、を加算することにより、使用トナー量B(=a+b)を算出する。つまり、使用トナー量Bは変更禁止色を反映した色変更後の印刷で必要なトナー量である。CPU130は、算出された、各色の使用トナー量Bx(xは、y,m,c,k)を一旦、RAM106に格納する。そして、決定部1312は、各色ごとの使用トナー量Bxと、各色の非常時使用可能トナー量Axと、それぞれ比較する。
ステップS30において、決定部1312は、印刷可能か否かを判断する。ここで、決定部1312が、ステップS28の比較の結果、全ての色について以下の式(1)を満たすと判断すれば、変更禁止色を反映させた色変更を施した印刷が可能であると判断する(ステップS30のYES)。処理はステップS31に移行する。
Ax−Bx>0 (1)
一方、決定部1312が上記式(1)を満たさないと色が1以上あると判断すると、印刷不可能であると判断する(ステップS30のNO)。処理は、ステップS33に移行する。
Ax−Bx>0 (1)
一方、決定部1312が上記式(1)を満たさないと色が1以上あると判断すると、印刷不可能であると判断する(ステップS30のNO)。処理は、ステップS33に移行する。
ステップS31では、制御部1302は、ステップS28で仮定した色変更(変更禁止色を反映させた色変更)で、画像形成部122に印刷させる。具体的には、制御部1302は、印刷データを変更して、画像形成部122に印刷させる。
ステップS32では、CPU130は、ROM104に格納されている非常時使用可能トナー量Axを更新する。具体的には、CPU130は、以下の式(2)により、非常時使用可能トナー量Axを更新する。
Ax←Ax−Bx (2)
例えば、ステップS31の印刷以前の各色の非常時使用可能トナー量Axがそれぞれ8mgであり、ステップS31でC,M,Y,Kそれぞれのトナーの使用量が図7に示すように、2mg、5mg、3mg、2mgである場合について説明する。この場合には、C,M,Y,Kそれぞれの非常時使用可能トナー量Axは、上記式(2)により、6mg,3mg,5mg、6mgに更新される。そして、該更新された非常時使用可能トナー量Axは、次回の印刷以降に用いられる。
Ax←Ax−Bx (2)
例えば、ステップS31の印刷以前の各色の非常時使用可能トナー量Axがそれぞれ8mgであり、ステップS31でC,M,Y,Kそれぞれのトナーの使用量が図7に示すように、2mg、5mg、3mg、2mgである場合について説明する。この場合には、C,M,Y,Kそれぞれの非常時使用可能トナー量Axは、上記式(2)により、6mg,3mg,5mg、6mgに更新される。そして、該更新された非常時使用可能トナー量Axは、次回の印刷以降に用いられる。
またステップS33では、制御部1302が、画像形成部122に画像形成処理を実行させることができない、と判断すると、その旨をユーザーに対して通知する。具体的には、ステップS33で、生成部1305は、印刷不可メッセージを生成し、情報処理装置100に対して送信する。
ステップS34において、情報処理装置100は、印刷不可メッセージを受信すると、該印刷不可メッセージを表示部1262に表示させる。このように、制御部1302は、情報処理装置100の表示部1262に、印刷不可メッセージを表示させることにより、ユーザーに対して印刷不可メッセージを通知する。その他の例として情報処理装置100が、音通知により、印刷不可メッセージを通知するようにしてもよい。
図20は、印刷不可メッセージの一例である。図20に示す印刷不可メッセージは、変更禁止色の保持が不可能である旨を示すメッセージ502と、先に(ステップS24で)指定された変更禁止色の変更を促すメッセージ504と、を含む。
図20の例では、変更禁止色の保持が不可能である旨を示すメッセージ502は「指定された色の保持はできません」である。また、変更禁止色の変更を受け付ける旨のメッセージ504は、「指定を変更しますか?」である。これにより、ユーザーは、変更禁止色の変更の余地を得ることができる。
ステップS36では、情報処理装置100のCPU1266が、変更禁止色を変更するか否かを判断する。ユーザーが、変更禁止色の変更を所望する場合には、ユーザーがYESボタン506をクリック等をする。ユーザーがYESボタン506をクリック等すると、CPU1266は、変更禁止色を変更する、と判断する(ステップS36のYES)。そして、処理は、ステップS24に戻る。上述のように、ステップS24では、再び、CPU1266は、図10記載の選択画面を表示する。このようにして、CPU1266は、変更禁止色の変更を受け付ける。
一方、ユーザーがNOボタン508をクリック等すると、CPU1266は、変更禁止色を変更しない、と判断する(ステップS36のNO)。そして、印刷中止して、処理は終了する。
このように、制御部1302が、ステップS30で、印刷不可能と判断した場合には(ステップS30でNO)、CPU1266は変更禁止色の変更の指定を再び受け付けることが好ましい(ステップS34、S36、S24)。従って、ステップS30で制御部1302が、印刷不可能であると判断した場合でも、ユーザーが変更禁止色を変更することにより、印刷できる場合がある。
この実施形態1の画像形成装置200Aは、ユーザーから変更禁止色を受け付けることができる。従って、画像形成装置200Aは、使用制限のあるトナーがある場合でも、変更禁止色を保持しつつ、色変更印刷を行うことができる。従って、ユーザーにとって、意図しない色変更が行われることがなく、ユーザーにとって、印刷結果物の品質の低下を最小限にすることができる。
なお、変更禁止色の指定を行うモジュール(受付部1304)は、画像形成装置200Aに対応するプリンタードライバーに組み込んでもよい。また、変更禁止色の指定を行うモジュールは、該プリンタードライバーとは別個のアプリケーションとして、情報処理装置100にダウンロードさせるようにしてもよい。
またジョブにより印刷を指定された指定画像がXML(Extensible Markup Language)言語で記述されている場合には、情報処理装置100のCPU1266および画像形成装置200Aの制御部1302は、XML言語に含まれているタグ情報を用いて、変更禁止色箇所と、変更禁止以外箇所と、を判別するようにしてもよい。
[実施形態2]
次に、実施形態2について説明する。情報処理装置100入力されるジョブが、複数ページの画像形成処理を指示するジョブが含まれている場合がある。この場合に、実施形態2の画像形成装置200Bでは、ユーザーは、全ページモードまたは単ページモードを選択できる。全ページモードは、複数ページの全てにおいて、変更禁止色を保持して色変更印刷するモードである。単ページモードは、図11などで指定された箇所のみにおいて、変更禁止色を保持して色変更印刷するモードである。
次に、実施形態2について説明する。情報処理装置100入力されるジョブが、複数ページの画像形成処理を指示するジョブが含まれている場合がある。この場合に、実施形態2の画像形成装置200Bでは、ユーザーは、全ページモードまたは単ページモードを選択できる。全ページモードは、複数ページの全てにおいて、変更禁止色を保持して色変更印刷するモードである。単ページモードは、図11などで指定された箇所のみにおいて、変更禁止色を保持して色変更印刷するモードである。
図21は、実施形態2の画像形成装置200Bの処理フローの後半部の一例である。また、実施形態2の画像形成装置200Bの処理フローの前半部は、図4と同様であるので処理フローの前半部については、説明を繰り返さない。図21は、図5と比較すると、ステップS24、S26がそれぞれ、ステップS54、S56に代替されており、ステップS58、S60が追加されている点で異なる。
また、画像形成装置200Bのハードウェア構成およびCPU130の機能構成例それぞれは、図2記載のハードウェア構成および図3記載のCPU130の機能構成例と同様であることから、説明を繰り返さない。
図21記載のステップS54では、情報処理装置100のCPU1266が、図11〜図13のうちいずれか1つの画像で、変更禁止色を受け付けた後に、情報処理装置100のCPU1266は、全ページモードか単ページモードかの選択をユーザーから受け付けるモード選択画面を表示する。
<「点で変更禁止色を指定する」場合について>
図11記載の「点で変更禁止色を指定する」場合について、ユーザーは、プレビュー画像415を目視して、該プレビュー画像の中の画素(点)を指定すると、情報処理装置100は、図22記載の選択画面を表示する。図22は、「点で変更禁止色を指定する」場合の選択画面の一例である。
図11記載の「点で変更禁止色を指定する」場合について、ユーザーは、プレビュー画像415を目視して、該プレビュー画像の中の画素(点)を指定すると、情報処理装置100は、図22記載の選択画面を表示する。図22は、「点で変更禁止色を指定する」場合の選択画面の一例である。
図22記載のモード選択画面は、「選択した箇所の色は変更しない」旨のメッセージ522、および、単ページモードボタン524、全ページモードボタン526、を含む。ユ
ーザーは、単ページモードを所望する場合には、単ページモードボタン524に対してクリック等を行う。また、ユーザーは、全ページモードを所望する場合には、全ページモードボタン526に対してクリック等を行う。
ーザーは、単ページモードを所望する場合には、単ページモードボタン524に対してクリック等を行う。また、ユーザーは、全ページモードを所望する場合には、全ページモードボタン526に対してクリック等を行う。
また、図22の例では、モード選択画面内に、CPU1266は、変更禁止色528を表示する。これにより、ユーザーは、変更禁止色528を確認することができる。
ステップS56では、CPU1266は、変更禁止色と、クリック等されたボタンのモード(全ページモードか単ページモード)と、を画像形成装置200Bに対して送信する。
ステップS58では、画像形成装置200Bの制御部1302は、ステップS56で送信されたモードが、全ページモードか単ページモードか、を判断する。制御部1302が、全ページモードであると判断すると、処理はステップS60に移行する。
ステップS60では、制御部1302は、文書全体の変更禁止色箇所を抽出する。つまり、図11の例では、原稿の複数ページ全てにおいて、制御部1302は、画素416aの画素の色を有する画素の集合(変更禁止色)を抽出する。
これにより、画像形成装置200Bは、ユーザーが指定した箇所の色と、他のページ内の、該指定した箇所の色と、を保持して印刷できる。ステップS28のその他の処理については、実施形態1と同様であるので、説明を繰り返さない。
<「領域で変更禁止色を指定する」場合について>
図12記載の「領域で変更禁止色を指定する」場合について、ユーザーは、プレビュー画像418を目視して、該プレビュー画像の中の領域422を指定すると、情報処理装置100は、図23記載の選択画面を表示する。図23は、「領域で変更禁止色を指定する」場合の選択画面の一例である。
図12記載の「領域で変更禁止色を指定する」場合について、ユーザーは、プレビュー画像418を目視して、該プレビュー画像の中の領域422を指定すると、情報処理装置100は、図23記載の選択画面を表示する。図23は、「領域で変更禁止色を指定する」場合の選択画面の一例である。
図23記載のモード選択画面は、「選択した領域内の色は変更しない」旨のメッセージ532、および、単ページモードボタン534、全ページモードボタン536、を含む。ユーザーは、単ページモードを所望する場合には、単ページモードボタン534に対してクリック等を行う。また、ユーザーは、全ページモードを所望する場合には、全ページモードボタン536に対してクリック等を行う。
また、図23の例では、モード選択画面内に、CPU1266は、指定された領域内の画像538を表示する。これにより、ユーザーは、指定した領域内の画像538を確認することができる。
ステップS56では、CPU1266は、変更禁止色と、クリック等されたボタンのモードと、を画像形成装置200Bに対して送信する。以降の処理は、上述した通りなので、説明を繰り返さない。
「領域で変更禁止色を指定する」場合において、ユーザーが全ページモードを選択した場合には、ステップS60において、制御部1302は、図12記載の領域422の座標を求める。そして、制御部1302は、図24記載のように、領域422と同座標の、他ページの領域4222と、を変更禁止箇所として、抽出する。これにより、画像形成装置200Bは、ユーザーが指定した領域内の色と、他ページ内の、該指定した領域と同座標の領域内の色と、を保持して印刷できる。
「領域で変更禁止色を指定する」場合について、全ページモードを選択すると、画像形成装置200Bは、例えば、各ページ内のヘッダーやフッターで記載されているロゴマークの色を保持して印刷できる。
<「画像で変更禁止色を指定する」場合について>
図13記載の「画像(部分画像)で変更禁止色を指定する」場合について、ユーザーは、プレビュー画像418を目視して、該プレビュー画像の中の部分画像432を指定すると、情報処理装置100は、図25記載の選択画面を表示する。図25は、「部分画像で変更禁止色を指定する」場合の選択画面の一例である。
図13記載の「画像(部分画像)で変更禁止色を指定する」場合について、ユーザーは、プレビュー画像418を目視して、該プレビュー画像の中の部分画像432を指定すると、情報処理装置100は、図25記載の選択画面を表示する。図25は、「部分画像で変更禁止色を指定する」場合の選択画面の一例である。
図25記載のモード選択画面は、「選択した部分画像の色は変更しない」旨のメッセージ542、および、単ページモードボタン544、全ページモードボタン546、を含む。ユーザーは、単ページモードを所望する場合には、単ページモードボタン544に対してクリック等を行う。また、ユーザーは、全ページモードを所望する場合には、全ページモードボタン546に対してクリック等を行う。
また、図25の例では、モード選択画面内に、CPU1266は、指定された部分画像548を表示する。これにより、ユーザーは、部分画像548を確認することができる。
「画像で変更禁止色を指定する」場合において、ユーザーが全ページモードを選択した場合には、ステップS60において、制御部1302は、図13記載の部分画像432の形状を取得する。そして、制御部1302は、図26記載のように、該部分画像432と同一の形状を有する、他ページ内の部分画像4322を変更禁止箇所として、抽出する。ここで、同一の形状とは、大きさが異なり形状が同一であるものや、座標(位置)が異なり形状が同一であるものを含む。これにより、画像形成装置200Bは、ユーザーが指定した部分画像の色と、他ページ内の、該指定した部分画像と同一形状の部分画像の色と、を保持して印刷できる。
「画像で変更禁止色を指定する」場合について、全ページモードを選択すると、画像形成装置200Bは、例えば、各ページ内の全てのロゴマークの色を保持して印刷できる。
[実施形態3]
次に、実施形態3の画像形成装置200Cについて説明する。実施形態1の画像形成装置200Aは、図11〜図13で説明したように、ユーザーに対してプレビュー画像を表示して、該プレビュー画像から変更禁止色の指定を受け付けた。この実施形態3の画像形成装置200Cは、プレビュー画像を表示するのではなく、ユーザーに変更禁止色を入力させる。
次に、実施形態3の画像形成装置200Cについて説明する。実施形態1の画像形成装置200Aは、図11〜図13で説明したように、ユーザーに対してプレビュー画像を表示して、該プレビュー画像から変更禁止色の指定を受け付けた。この実施形態3の画像形成装置200Cは、プレビュー画像を表示するのではなく、ユーザーに変更禁止色を入力させる。
実施形態3の画像形成装置200Cのハードウェア構成は図2記載のハードウェア構成と同様であり、CPUの機能構成例は図3記載の機能構成例と同様であり、処理フローは図4および図5記載の処理フローと同様であることから、説明を繰り返さない。
図27は、ステップS24(図5記載)で、受付部1304の指示のもと、CPU1266が表示部1262に表示させる、変更禁止色選択画面の一例である。
図27に示す変更禁止色選択画面は、変更しない色の選択をユーザーに対して促す旨のメッセージ552と、選択対象であり、変更禁止色の候補となる色が複数表示される選択領域554と、を含む。ユーザーは、操作部1264により、カーソル556を移動させ、所望の変更禁止色を選択する。
ステップS26では、情報処理装置100は、選択された変更禁止色についてのデータを画像形成装置200に対して送信する。
印刷画像が、テキスト画像である場合、または、テキスト画像を多く含む場合において、ユーザーが、例えば、赤字で修正した箇所の色(つまり、赤色)を保持して、画像形成装置200Cに印刷させたい場合がある。このような場合に、ユーザーは直感的に変更禁止色を選択できる。
[実施形態4]
次に、実施形態4について説明する。画像形成装置200Dについて説明する。上述の画像形成装置200B、200Cは、指定または選択された変更禁止色と同一色を保持して印刷をする。この実施形態4の画像形成装置200Dは、指定または選択された変更禁止色、および、該変更禁止色と近似した色(以下、「変更禁止近似色」という。)の少なくとも一方を保持して印刷する。
次に、実施形態4について説明する。画像形成装置200Dについて説明する。上述の画像形成装置200B、200Cは、指定または選択された変更禁止色と同一色を保持して印刷をする。この実施形態4の画像形成装置200Dは、指定または選択された変更禁止色、および、該変更禁止色と近似した色(以下、「変更禁止近似色」という。)の少なくとも一方を保持して印刷する。
この実施形態4では、変更禁止色はCMYKの各値(0〜255)で表されるとする。この場合には、CMYKそれぞれについて誤差を予め定めておく。そして、画像形成装置200Dは、指定または選択された変更禁止色の各CMYKの誤差範囲内の色も、変更禁止近似色として、保持して印刷する。
この実施形態4の画像形成装置200Dによれば、変更禁止色および変更禁止近似色のうち少なくとも一方を保持して印刷する。従って、画像形成装置200Dは、色の誤判定を防ぐことができる。
[実施形態5]
次に、実施形態5の画像形成装置200Eについて説明する。上記実施形態1〜4では、情報処理装置100と画像形成装置200A〜Dとを備える画像形成システムについて説明した。実施形態5では、図28を参照して、画像形成装置200E単独で行う処理について説明する。図28は、画像形成装置200Eの処理フローの一例を示した図である。また、画像形成装置200Eのハードウェア構成は図2記載のハードウェア構成と同様であり、CPU130の機能構成例は図3記載の機能構成例と同様であるので、説明を繰り返さない。
次に、実施形態5の画像形成装置200Eについて説明する。上記実施形態1〜4では、情報処理装置100と画像形成装置200A〜Dとを備える画像形成システムについて説明した。実施形態5では、図28を参照して、画像形成装置200E単独で行う処理について説明する。図28は、画像形成装置200Eの処理フローの一例を示した図である。また、画像形成装置200Eのハードウェア構成は図2記載のハードウェア構成と同様であり、CPU130の機能構成例は図3記載の機能構成例と同様であるので、説明を繰り返さない。
図28のステップ番号と、図4および図5のステップ番号と、の対応を説明する。以下では、例えば、図28のステップS104と、図4および図5のステップS6とが対応している場合には、(S104、S6)と示す。そうすると、(S102、S4)、(S104、S6)、(S106、S8)、(S108、S12)、(S110、S14)、(S112、S24)、(S114、S28)、(S116、S30)、(S118、S36)、(S122、S31)となる。
ステップS102では、制御部1302は、ジョブが画像形成装置200Eに対してユーザーにより入力されたか否かを判断する。ユーザーからのジョブの入力とは、例えば、ユーザーが原稿を自動原稿搬送部118にセットして、操作部1263の印刷ボタンを押下すること等である。制御部1302が、ジョブが入力された、と判断すると(ステップS102のYES)、処理はステップS104に移行する。
ステップS104では、算出部1308が、ジョブから必要トナー量を算出する。また、検出部1310が、収容トナー量を検出する。決定部1312が、必要トナー量と収容トナー量を比較する。
ステップS106では、決定部1312は、比較結果により、印刷可能か否かを判断する。決定部1312が印刷可能であると判断すると(ステップS106のYES)、ステップS107において、画像形成部122は、ジョブ通りの印刷を行う。そして、処理は終了する。
一方、決定部1312が印刷不能であると判断すると(ステップS106のNO)、処理は、ステップS108に移行する。ステップS108において、制御部1302は、表示部1261にトナー不足メッセージ(図8参照)を表示する。ユーザーは、色変更して印刷するか否かを選択する。
制御部1302が、ユーザーから色変更しない旨の入力がされた、と判断すると(ステップS110のNO)、処理は終了する。一方、制御部1302が、ユーザーから色変更して印刷する旨の入力がされた、と判断すると(ステップS110のYES)、処理はステップS112に移行する。
ステップS112では、受付部1304が、変更禁止色指定画面(図9、図10など)を表示する。受付部1304が、変更禁止色の指定を受け付けると、ステップS114では、決定部1312が、非常時使用可能トナー量Axと、使用トナー量Bxとを比較する。
ステップS116では、決定部1312が、印刷可能か否かを判断する。決定部が印刷可能であると判断すると(ステップS116のYES)、制御部1302が、変更禁止色を保持しつつ、色変更して画像形成部122に画像形成処理を実行させる。
一方、決定部1312が、印刷不可能であると判断すると(ステップS116のNO)、処理はステップS118に移行する。
ステップS118では、受付部1304は、印刷不可メッセージ(図20参照)を表示部1261に表示させる。制御部1302が、ユーザーから変更禁止色を変更する旨の入力がなされた、と判断すると(ステップS118のYES)、処理はステップS112に戻る。一方、制御部1302が、ユーザーから変更禁止色を変更しない旨の入力がなされた、と判断すると(ステップS118のNO)、処理は終了する。
この実施形態5の画像形成装置200Eであれば、画像形成装置200E単独で、ユーザーから変更禁止色指定を受け付けて変更禁止色を保持しつつ色変更した印刷を行うことができる。
[その他の実施形態]
上記実施形態では、収容部140が、現像器128とトナーホッパー129とを含む例について説明した。その他の例として、収容部140が他の構成を含むようにしてもよい。
上記実施形態では、収容部140が、現像器128とトナーホッパー129とを含む例について説明した。その他の例として、収容部140が他の構成を含むようにしてもよい。
また、複数色の現像剤のうち一部の使用が制限される場合とは、決定部1312が該一部の現像剤の残量が予め定められた所定値G未満であると判断した場合を含む。上記の例では、該所定値Gは非常時使用可能トナー量Axである。
また、複数色の現像剤のうち一部の使用が制限される場合とは、収容部に収容されているトナーが、使用するトナー量よりも少ない場合としてもよい。
また、上記の説明では、「使用制限のある現像剤」は、不足トナーである、として説明した。「使用制限のあるトナー」の他の例を説明する。各色のトナーを略同時期に使用完了させる制御を行う画像形成装置があるとする。この画像形成装置では、収容量(残量)の多いトナーを、収容量の少ないトナーよりも優先して、使用する必要がある。従って、この画像形成装置では、収容量の少ないトナーを「使用制限のあるトナー」とする。
また、各色のトナーそれぞれに、使用期限が設けられている場合には、該各色のトナーのうち、使用制限の期日に最も近いトナーが、「使用制限のあるトナー」となる。
また使用制限のあるトナーが予め判明している場合には、該使用制限のあるトナーを識別するための識別情報をEEPROM108に、記憶させるようにしてもよい。この場合には、制御部1302は、該識別情報が示すトナーを「使用制限のあるトナー」として、処理を行うようにしてもよい。この場合には、判断部1306はなくてもよい。
また、本発明の画像形成装置は、CPUとその上で実行されるプログラムにより実現される。本発明を実現するプログラムは、コンピューターが読み取り可能な記録媒体、例えば半導体メモリ、ハードディスク、CD−ROM、DVD等に格納することができ、これらの記録媒体に記録して提供され、又は、通信インターフェースを介してネットワークを利用した送受信により提供される。
また、今回開示された実施形態はすべての点で例示であって、制限的なものではない。本発明の範囲は、上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
106 RAM、112 ファクシミリ部、116 記憶媒体、118 自動原稿搬送部、122 画像形成部、124 給紙部、126 操作パネル、128 現像器、129 トナーホッパー、130 センサ、140 収容部。
Claims (13)
- 複数の異なる色の現像剤を収容する収容手段と、
前記複数の現像剤の少なくとも一部を使用して、画像形成処理を実行する画像形成手段と、
前記複数の現像剤のうち一部の使用が制限される場合に、使用が制限されていない現像剤を使用して画像形成処理できるように、処理対象のジョブにより指定された色を変更した上で、前記画像形成手段に画像形成処理を実行させる制御手段と、
前記制御手段による色変更の対象から除外される色である変更禁止色の指定を受け付ける受付手段と、を備え、
前記制御手段は、色変更において、前記処理対象のジョブにより指定された色のうち、前記変更禁止色に対する色変更を禁止して画像形成処理を実行させる、カラー画像形成装置。 - 前記処理対象のジョブは、複数ページの画像形成処理を指示するジョブを含み、
前記制御手段は、
前記複数ページの全てについて、前記変更禁止色を保持するモード、および、
前記複数ページのうち指定されたページについて、前記変更禁止色を保持するモード
を選択的に実行する、請求項1記載のカラー画像形成装置。 - 前記受付手段は、
前記変更禁止色を保持したまま、前記画像形成手段に画像形成処理を実行させることができない場合に、先に指定された前記変更禁止色の変更を促す通知を行なう、請求項1または2記載のカラー画像形成装置。 - 前記受付手段は、
前記処理対象のジョブにより定義される画像を表示手段に表示させ、該画像に対して、前記変更禁止色の指定を受け付ける、請求項1または2記載のカラー画像形成装置。 - 前記受付手段は、前記表示された画像内の指定された画素の色を前記変更禁止色として受け付ける、請求項4記載のカラー画像形成装置。
- 前記受付手段は、前記表示された画像内の指定された領域内の色を前記変更禁止色として受け付ける、請求項4または5記載のカラー画像形成装置。
- 前記受付手段は、前記表示された画像内の指定された部分画像の色を前記変更禁止色として受け付ける、請求項4〜6いずれか1項記載のカラー画像形成装置。
- 前記受付手段は、
前記変更禁止色の選択を受け付ける画像を表示手段に表示する、請求項1〜3いずれか1項記載のカラー画像形成装置。 - 前記複数の現像剤のうち一部の使用が制限される場合とは、該一部の現像剤の残量が予め定められた所定量未満である場合を含む、請求項1〜8いずれか1項記載のカラー画像形成装置。
- 前記変更禁止色は、該変更禁止色に近似する色も含む、請求項1〜9いずれか1項記載のカラー画像形成装置。
- カラー画像形成装置と、
処理対象のジョブを前記カラー画像形成装置に送信する情報処理装置と、を備えたカラー画像形成システムであって、
前記カラー画像形成装置は、
複数の異なる色の現像剤を収容する収容手段と、
前記複数の現像剤の少なくとも一部を使用して、画像形成処理を実行する画像形成手段と、
前記複数の現像剤のうち一部の使用が制限される場合に、使用が制限されていない現像剤を使用して画像形成処理できるように、前記処理対象のジョブにより指定された色を変更した上で、前記画像形成手段に画像形成処理を実行させる制御手段と、を含み、
前記情報処理装置は、
前記制御手段による色変更の対象から除外される色である変更禁止色の指定を受け付ける受付手段と、を含み、
前記制御手段は、色変更において、前記処理対象のジョブにより指定された色のうち、前記変更禁止色に対する色変更を禁止して、画像形成処理を実行させる、カラー画像形成システム。 - 収容されている複数の異なる色の現像剤の少なくとも一部を使用するカラー画像処理方法であって、
前記複数の現像剤のうち一部の使用が制限される場合に、使用が制限されていない現像剤を使用して画像形成処理できるように、処理対象のジョブにより指定された色を変更する制御ステップと、
色変更の対象から除外される色である変更禁止色の指定を受け付ける受付ステップと、を含み、
前記制御ステップは、前記変更禁止色が指定された場合には、色変更において、前記処理対象のジョブにより指定された色のうち、前記変更禁止色に対する色変更を禁止するステップを含む、カラー画像処理方法。 - 収容されている複数の異なる色の現像剤の少なくとも一部を使用した画像形成を実行するための画像処理プログラムであって、
前記画像処理プログラムは、コンピュータに、
前記複数の現像剤のうち一部の使用が制限される場合に、使用が制限されていない現像剤を使用して画像形成処理できるように、処理対象のジョブにより指定された色を変更する制御ステップと、
色変更の対象から除外される色である変更禁止色の指定を受け付ける受付ステップと、を含み、
前記制御ステップは、前記変更禁止色が指定された場合には、色変更において、前記処理対象のジョブにより指定された色のうち、前記変更禁止色に対する色変更を禁止するステップと、を実行させるためのカラー画像処理プログラム。
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