JP2014004074A - 紐留め具 - Google Patents

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Abstract

【課題】取り付けのための作業性を向上すると共に、紐の抜け落ちを防止することのできる紐留め具を提供する。
【解決手段】紐を通すための第1の挿通口を有した雌部材と、第2の挿通口を有するとともに、前記雌部材内に摺動自在に挿通された雄部材と、前記雄部材を前記雌部材から突出する方向へ付勢するバネ手段とを備え、前記雄部材をバネ手段の付勢力に抗して押圧することで、第1、第2の挿通口の位置を一致させて紐を挿通して固定する紐留め具であって、前記雄部材に形成された第2の挿通口の周縁から内側に向かって突出するリブを設けたので、1個の挿通口にループ状態に紐を通しても、抜け止めすることができる。
【選択図】図1

Description

この発明は、バックパック類の開口縁や衣服の袖口や頸廻りに配置されて開口度合いを調整する紐類(紐、ロープ、コード等)を任意の長さ位置で固定することができ、特に紐の取り込み操作が容易で有ると共にループ状の紐が抜け落ちる虞のない紐留め具に関するものである。
従来、紐を2本挿通して使用する紐留め具には、図9に示すような2孔式の紐留め具と図10に示すような1孔式の紐留め具が存在する。2孔式の場合、雄部材1は、雌部材2内側に摺動可能に配置されると共に、図外の係合爪等で所定量以上の突出が規制されている。また、雌部材2内に配置されたバネ部材によって、雄部材1は、突出方向に付勢されている。雄部材1と雌部材2にはそれぞれ、略等しい大きさの挿通口1a、1b、2a、2bが形成されている。このような構成の紐留め具に紐Lを挿通する場合、雄部材1を押圧して、夫々の挿通口の位置を一致させた後、例えば挿通口1a、2a、2b、1bの順に挿通しなければならなかった。2孔式の例として例えば、特許文献1に示すような紐留め具が開示されている。
また、図10に示す1孔式の場合は、雄部材3と雌部材4に夫々楕円形の挿通口3a、4aが形成されている。このような構成の紐留め具に2本の紐Lを挿通する場合、雄部材3を押圧して、夫々の挿通口3a、4aの位置を一致させた後、ループ状の紐Lを2本、同時に挿通することができる。しかし、紐Lを緩める際に抜けてしまう虞があるために、抜け止めリング5を取り付ける必要があった。1孔式の例として例えば、特許文献2に示すような紐留め具が開示されている。
特開2008−178588号公報 特開昭59−148518号公報
しかし、図9に示す2孔式の紐留め具の場合では、矢印方向に紐Lを引張ってもループ状の紐が抜けることはないが、紐を紐留め具にセットする際に一本づつ挿入しなければならず、操作が煩雑であった。特に衣類の縫製工場等では不便であった。
また、図10に示す1孔式の紐留め具の場合、ループ状の紐Lをそのまま挿入することができ操作が容易であるが、雄部材を押圧しながら紐Lを矢印方向に引くと抜け落ちてしまうために、抜け止めリング5を取付る必要があった。
この発明は、上記した従来の不都合を解消する為になされたもので、紐を通すための第1の挿通口を有した雌部材と、第2の挿通口を有するとともに、この雌部材内に摺動自在に挿通された雄部材の第2の挿通口の周縁から内側に向かって突出するリブを設けたので、1個の挿通口にループ状態に紐を通しても、抜け止めすることができる紐留め具を提供するものである。
この発明は、以下のような内容である。
(1)上記目的を達成するため、本発明は紐を通すための第1の挿通口を有した雌部材と、第2の挿通口を有するとともに、前記雌部材内に摺動自在に挿通された雄部材と、前記雄部材を前記雌部材から突出する方向へ付勢するバネ手段とを備え、前記雄部材をバネ手段の付勢力に抗して押圧することで、第1、第2の挿通口の位置を一致させて紐を挿通して固定する紐留め具であって、前記雄部材に形成された第2の挿通口の周縁から内側に向かって突出するリブを設けたことを特徴とする。
(2)また、前記リブは、略長円形または楕円形に形成された第2の挿通口の長軸中央に形成されたことを特徴とする。
(3)前記リブは、第2の挿通口の下周縁から上に向かって突出形成されたことを特徴とする。
(4)前記リブは、雄部材の幅寸法と略等しい長さを有することを特徴とする。
(5)前記バネ手段は、前記雄部材と一体的に構成されたことを特徴とする。
本発明は、紐を通すための第1の挿通口を有した雌部材と、第2の挿通口を有するとともに、前記雌部材内に摺動自在に挿通された雄部材と、前記雄部材を前記雌部材から突出する方向へ付勢するバネ手段とを備え、前記雄部材をバネ手段の付勢力に抗して押圧することで、第1、第2の挿通口の位置を一致させて紐を挿通して固定する紐留め具であって、前記雄部材に形成された第2の挿通口の周縁から内側に向かって突出するリブを設けたので、紐を挿通口に2本通す際に、紐の途中からループ状にして一度に挿通でき操作性を増すことができると共に、紐が引っ張られても引き抜ける虞もない。また、紐の引き抜け防止のために、リング等を取付る必要もない。
また、前記リブは、略長円形または楕円形に形成された第2の挿通口の長軸中央に形成されたので、紐が引き抜けるのを防止することができる。
また、前記リブは、第2の挿通口の下周縁から上に向かって突出形成されたので、紐が引き抜けるのを防止することができる。
また、紐を挿通口に通す際に、リブが邪魔になりにくく、紐の挿通作業が容易である。
また、前記リブは、雄部材の幅寸法と略等しい長さを有するので、確実に紐が引き抜けるのを防止することができる。
また、前記バネ手段は、前記雄部材と一体的に構成されたので、部品点数の削減を達成できる。
図1は、本発明の一実施形態を示す紐留め具の正面図である。 図2は、同紐留め具の側面図である。 図3は、同紐留め具を構成する雌部材の正面図である。 図4は、図3のA−A線断面図である。 図5は、同紐留め具を構成する雌部材の側面図である。 図6は、図5のB−B線断面図である。 図7は、同紐留め具を構成する雄部材の正面図である。 図8は、同紐留め具の使用態様を示す説明図である。 図9は、従来の2孔式の紐留め具の一例を示す説明図である。 図10は、従来の1孔式の紐留め具の一例を示す説明図である。
本発明の紐留め具は、突出方向へバネ付勢された雄部材を付勢力に抗して押圧することで、挿通口の位置を一致させて紐を挿通して固定するものであって、雄部材に形成された挿通口の周縁から内側に向かって突出するリブを設けたので、1個の挿通口に紐の途中からループ状態に紐を通すことができると共に、抜け止めすることができる。
以下、一実施の形態を示す図面に基づいて本発明を詳細に説明する。図1は本発明の一実施形態を示す紐留め具の正面図、図2は本発明の紐留め具の側面図、図3はその正面図、図4は、図3のA−A線断面図である。ここで、紐留め具10は、紐を通すための第1の挿通口11を有した雌部材12と、第2の挿通口13を有するとともに、雌部材内に摺動自在に挿通された雄部材14と、雄部材14を雌部材12から突出する方向へ付勢するバネ手段15とを備え、雄部材14をバネ手段15の付勢力に抗して押圧することで、第1、第2の挿通口11、13の位置を一致させて紐を挿通して固定するものであって、前記雄部材14に形成された第2の挿通口13の周縁から内側に向かって突出するリブ16を備えている。
雌部材12は、図3〜図6に示すように本実施の形態では扁平な有底の筒状に形成されており、上端に雄部材14の挿通される開口部12aを有している。また、雌部材12には、ベルト等を挿通可能なベルト孔17が形成されており、紐留め具10自体をベルト等で取付部材に取付ることができる。更に、雌部材12の上端近傍の左右の側壁12bを貫通して第1の挿通口11が形成されている。第1の挿通口11は略長円形或いは楕円形に形成されている。
雄部材14は、図7等に示すように雌部材12の開口部12aより大きな頭部18と、雌部材12に挿入可能で扁平な本体部14aと、本体部14aを軸線に対して直角方向に貫いて形成された第2の挿通口13と、雌部材12の一部と係合して抜け止めとなるストッパ19を有している。第2の挿通口13は、第1の挿通口11と略等しい大きさで、略長円形或いは楕円形に形成されている。
また、第2の挿通口13の下周縁から内側(上)に向かってリブ16が突出形成されている。更に、リブ16は、第2の挿通口13の長軸中央に形成されると共に、扁平な本体部14aの幅寸法Hと略等しい長さを有している(図2参照)。リブ16の断面形状は、第2の挿通口13の下周縁からなだらかに立ち上がり、略半円状の頂部を有している。
ストッパ19は、本体部14aのリブ16の下に配置され、横方向に突出しており、雌部材12の第1の挿通口11の上縁に当接して、雄部材14の突出量を制限する。
バネ手段15は、本実施の形態では波型に折曲された板状の弾性材より構成されており、先端に略円柱状の当接部15aが形成されている。また本実施の形態では、雄部材14と一体的に合成樹脂等で構成されている。当接部15aは、雌部材12の内底に当接し、バネ手段15の変形量に拘わらず、常に内底面と線接触するよう構成されている。
このように構成された紐留め具10の動作を図1、図8等に従って説明する。図1は、紐留め具10に紐を挿通する前の状態を示すもので、バネ手段15で突出方向に付勢された雄部材14は、ストッパ19によって突出が制限されている。この状態から、雄部材14を押圧して第1の挿通口11と第2の挿通口13の位置を合わせた後、紐Lをループ状にして2本同時に挿通することができる。また、挿通した紐を引き抜こうとしても、図8に示すようにループ状の紐Lの間にリブ16が位置するので、抜け落ちることがない。また、紐留め具10は、ベルト孔17にベルトを挿通して、バックパックや衣服に固定することができる。
本発明では、紐Lをループ状にして2本同時に挿通することができ、容易に挿入作業ができると共に、紐の端を引っ張っても抜け落ちることがなく、抜け止めリングの装着も必要ない。したがって、衣類の縫製工場等において作業性を向上することができる。
なお、以上の実施例ではバネ手段を波型に折曲された板状の弾性材から構成される例について説明したが、これに限ることなく、コイルバネ、線状バネ等から構成されるものであってもよい。
10 紐留め具
11 第1の挿通口
12 雌部材
12a 開口部
12b 側壁
13 第2の挿通口
14 雄部材
14a 本体部
15 バネ手段
16 リブ
17 ベルト孔
18 頭部
19 ストッパ

Claims (5)

  1. 紐を通すための第1の挿通口を有した雌部材と、
    第2の挿通口を有するとともに、前記雌部材内に摺動自在に挿通された雄部材と、
    前記雄部材を前記雌部材から突出する方向へ付勢するバネ手段とを備え、
    前記雄部材をバネ手段の付勢力に抗して押圧することで、第1、第2の挿通口の位置を一致させて紐を挿通して固定する紐留め具であって、
    前記雄部材に形成された第2の挿通口の周縁から内側に向かって突出するリブを設けたことを備えたことを特徴とする紐留め具。
  2. 前記リブは、略長円形または楕円形に形成された第2の挿通口の長軸中央に形成されたことを特徴とする請求項1に記載の紐留め具。
  3. 前記リブは、第2の挿通口の下周縁から上に向かって突出形成されたことを特徴とする請求項1または2に記載の紐留め具。
  4. 前記リブは、雄部材の幅寸法と略等しい長さを有することを特徴とする請求項1〜3の何れか1に記載の紐留め具。
  5. 前記バネ手段は、前記雄部材と一体的に構成されたことを特徴とする請求項1〜4の何れか1に記載の紐留め具。
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