JP2014003379A - 通信端末、通信方法、及びプログラム - Google Patents

通信端末、通信方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】送信するデータのサイズや通信方式をユーザに意識させることなく、簡単な操作だけで、最適な通信方式での通信を可能とする。
【解決手段】通信端末100は、相手の通信端末と近距離でデータ通信を行う第1の無線通信部101と、第1の無線通信部101による通信方式に比べ高速なデータ通信が可能な第2の無線通信部102と、相手の通信端末に送信するデータサイズを判定するデータサイズ判定部103と、データサイズ判定部による判定結果に基づいて、第1の無線通信部101、または第2の無線通信部102のいずれか一方を、相手の通信端末とデータ通信を行う無線通信部として選択する通信方式選択部104とを備えている。
【選択図】図7

Description

本発明は、近接無線通信時に最適な通信方法を自立的に選択する通信端末、通信方法、及びプログラムに関する。
近年、その手軽さから、NFC(Near Field Communication)や、データ転送速度が比較的に高速なBluetooth(登録商標)やWLAN(Wireless Local Area Network;無線LAN)を利用して、携帯電話機などの通信端末間でデータ通信を行うことが注目されている。
NFCには、ユーザがカード(通信端末)をリーダ・ライタにかざすという簡単な操作だけで、データ通信ができるという手軽さがある。しかしながら、NFCによるデータ送受信速度は、最大でも848kbpsであり、画像や動画などをやり取りする場合には、通信端末同士を長時間近づけておく必要があり、ユーザの使い勝手が悪いという問題がある。
また、転送速度が比較的に高速なBluetooth(登録商標)やWLANを利用したデータ通信のためには、予め通信端末間で設定(Bluetooth(登録商標)のペアリングやWLANのセキュリティ設定など)を行う必要があり、実際には、その煩わしさからあまり利用されていない。Bluetooth(登録商標)のペアリングやWLANのセキュリティ設定は、NFCのP2P(Peer to Peer)機能を利用して行うことも可能だが、やり取りするデータサイズや相手の通信端末が具備している通信手段などをユーザが判断して、ペアリングを予め行わなければいけない煩わしさがある。
例えば、特許文献1には、プリンタとパーソナルコンピュータとが直接WLANにより通信を行う際に、プリンタからSSIDを含む情報を含むビーコン信号を定期的に送信し、該ビーコン信号をパーソナルコンピュータが受信することで、アクセス制御やデータの暗号化のための接続情報(SSID(Service Set Identifier)やWEP(Wired Equivalent
Privacy)キーなど)のやり取りや設定などを自動化する技術が提案されている。
また、特許文献2には、デジタルテレビジョン受像機のディスプレイにSSIDやWEPキー等の接続情報を変換した画像パターンを表示し、該画像パターンをデジタルスチルカメラで撮影して接続情報に再変換し、該接続情報を用いて無線によってデジタルテレビジョン受像機と接続する技術が提案されている。
また、特許文献3には、携帯電話機と認証装置とがRFID(Radio Frequency IDentification)による第1の通信を用いて接続し、該第1の通信を用いて、認証装置からBluetooth(登録商標)による第2の通信に必要な第2通信設定情報を携帯電話機1へ送信することで、携帯電話機1が、第2の通信を用いて接続するための設定処理を、利用者からの入力を伴うことなく、認証装置2から送信されてきた第2通信設定情報を用いて自動的に行う技術が提案されている。
また、特許文献4には、近距離無線通信によるアクセスに基づいて、近距離無線通信機能を搭載した機器が保持している利用者毎の証明書情報に基づいて利用者の正当性を判断し、当該正当性が認証されたときに、通信路の暗号化、電子データの信頼性及び/又は正規性の認証判定を行う技術が提案されている。
また、特許文献5には、ディスプレイとタッチパネルを具備した携帯端末上で、***作機器からリモコンアプリケーションを、WLANや、Bluetooth(登録商標)や赤外線等のデジタル無線通信を利用して受信し、***作機器毎に適合したアプリケーションを携帯端末上で起動して操作する技術が提案されている。
特開2006−060578号公報 特開2008−211507号公報 特開2010−114740号公報 特開2011−155495号公報 特開2011−244122号公報
上記特許文献1〜5では、NCF通信やビーコン信号、画像パターンを用いて認証に必要とされる情報を送受信し、認証後は、高速通信可能なWLANや、Bluetooth(登録商標)に切り替えるので、ユーザの煩わしさを少なからず軽減することができる。
しかしながら、送受信するデータサイズや各通信方式の電波状態(受信レベルやエラー発生率など)、端末の状態(各通信方式の消費電力、バッテリ残電力、通信時間(データサイズと通信速度から算出)、通信方式の有無)に関係なく、通信方式を切り替えている。
このため、上記特許文献1〜5では、例えば、ある程度の受信レベルの通信方式や、エラー発生率が小さい通信方式、あるいは、通信時間が短い通信方式、あるいは、バッテリの残電力が少ないので消費電力が小さい通信方式を利用するなどを選択することができず、データサイズや電波状態、端末の状態に基づく最適な通信方式でデータ通信を行えないという問題があった。
そこで本発明は、送信するデータサイズや通信方式をユーザに意識させることなく、通信端末同士を接近(タッチ)させるという簡単な操作だけで、最適な通信方式でデータ通信を行うことができる通信端末、通信方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明の通信端末は、通信端末同士の間でデータの送受信を行う通信端末であって、相手の通信端末と近距離無線通信方式でデータ通信を行う第1の無線通信部と、前記第1の無線通信部と異なる通信方式でデータ通信を行う第2の無線通信部と、前記相手の通信端末に送信するデータサイズを判定するデータサイズ判定部と、前記データサイズ判定部による判定結果に基づいて、前記第1の無線通信部、または前記第2の無線通信部のいずれか一方を、前記相手の通信端末とデータ通信を行う無線通信部として選択する通信方式選択部とを備えることを特徴とする通信端末である。
本発明の通信方法は、通信端末同士の間でデータの送受信を行う通信方法であって、相手の通信端末に送信するデータサイズを判定するステップと、前記判定結果に基づいて、前記相手の通信端末と近距離無線通信方式でデータ通信を行う第1の無線通信部と、前記第1の無線通信部と異なる通信方式でデータ通信を行う第2の無線通信部とのいずれか一方を、前記相手の通信端末とデータ通信を行う無線通信部として選択するステップとを含むことを特徴とする通信方法である。
本発明のプログラムは、通信端末同士の間でデータの送受信を行う通信端末のコンピュータに、相手の通信端末に送信するデータサイズを判定するデータサイズ判定機能、前記データサイズ判定機能による判定結果に基づいて、前記相手の通信端末と近距離無線通信方式でデータ通信を行う第1の無線通信部と、前記第1の無線通信部と異なる通信方式でデータ通信を行う第2の無線通信部とのいずれか一方を、前記相手の通信端末とデータ通信を行う無線通信部として選択する通信方式選択機能を実行させることを特徴とするプログラムである。
この発明によれば、送信するデータのサイズや通信方式をユーザに意識させることなく、通信端末同士を接近(タッチ)させるという簡単な操作だけで、最適な通信方式を用いて通信端末間で通信を行うことができる。
本発明の実施形態による通信端末1(第1の通信端末1a、または第2の通信端末1b)の構成を示すブロック図である。 本実施形態において、第1の通信端末1aの動作を説明するためのフローチャートである。 本実施形態において、第1の通信端末1aの動作を説明するためのフローチャートである。 本実施形態において、第1の通信端末1aから要求を受けた第2の通信端末1bの動作を説明するためのフローチャートである。 本実施形態において、第1の通信端末1aから要求を受けた第2の通信端末1bの動作を説明するためのフローチャートである。 本実施形態による第1の通信端末1aと第2の通信端末1bの動作を説明するためのシーケンス図である。 付記1の構成を示すブロック図である。
以下では、通信を開始する端末(Initiator)を第1の通信端末とし、該第1の通信端末に対してデータを受信する側の端末(Target)を第2の通信端末として説明する。第1の通信端末には、例えば、携帯電話機やスマートフォン、PDA(Personal Data Assistant)、タブレットPC(Personal
Computer)、ノート(ブック)PCなどが含まれる。また、第2の通信端末には、上記第1の通信端末と同様に、携帯電話機やスマートフォン、PDA、タブレットPC、ノート(ブック)PCに加えて、プリンタや複合機なども含まれる。
本発明では、第1の通信端末が、第2の通信端末との間における、送受信するデータサイズや、データ種別、各通信方式の電波状態(受信レベルやエラー発生率など)、端末の状態(各通信方式の消費電力、バッテリ残電力、通信時間(データサイズと通信速度から算出)、通信方式の有無)の少なくとも1つ、あるいはそれらの組み合わせを、所定の閾値と比較するなどし、比較結果に基づいて通信方式を選択し、NFC(近接無線通信)により、第2の通信端末に対して必要な設定(Bluetooth(登録商標)ならペアリング、WLANならwepキーの入力など)を行った後、上記選択した通信方式で第2の通信端末に対するデータ転送を行う。
これにより、送信するデータのサイズや通信方式をユーザに意識させることなく、第1の通信端末と第2の通信端末との間で最適な通信方式でデータを送受信することを可能とする。なお、最適なデータ通信とは、単に通信時間が短くなるだけに限らず(高速なデータ通信というだけでなく)、消費電力が最も小さな通信方式や、伝送エラーが最も少ない通信方式なども含まれる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態による通信端末1(第1の通信端末1a、または第2の通信端末1b)の構成を示すブロック図である。図において、通信端末1は、操作部11、表示部12、Bluetooth(登録商標)通信部13、WLAN通信部14、NFC通信部15、記憶部16、無線送受信部17、アンテナ18、及び通信制御部19を備えている。
操作部11は、ユーザが通信端末1に対して指示を入力する。表示部12は、ユーザから与えられた指示結果を表示する。Bluetooth(登録商標)通信部13は、無線通信を行うためのモジュールである。WLAN通信部14は、無線通信を行うためのモジュールである。なお、Bluetooth(登録商標)通信部13、及びWLAN通信部14は、特定の無線通信に依存せず、無線通信できる手段であれば他の手段でもよい。NFC通信部15は、約10cmの近距離で通信行うためのモジュールである。
記憶部16は、例えば電気的に書き換えや消去が可能な不揮発メモリであるフラッシュメモリ素子やHDD(Hard Disk Drive)などからなり、通信制御部19のCPU(図示略)により実行される種々のアプリケーションプログラムなどを格納する。
特に、本実施形態では、記憶部16は、データ通信にBluetooth(登録商標)通信部13やWLAN通信部14を用いる際に、Bluetooth(登録商標)通信部13やWLAN通信部14の使用条件として、各通信方式の電波状態(受信レベルやエラー発生率など)、端末の状態(各通信方式の消費電力、バッテリ残電力、通信時間(データサイズと通信速度から算出)、通信方式の有無)を記憶する。該使用条件は、予めデフォルト値が工場出荷時点で記憶されていてもよいし、後からユーザが適宜登録(設定)するようにしてもよいし、所定の時間間隔で当該通信端末がデータ収集して登録するようにしてもよい。
例えば、各通信方式の電波状態として、受信レベルやエラー発生率などは、通信の度に履歴情報として記録すればよい。また、端末の状態として、バッテリ残電力は、所定の時間間隔で検出して記録すればよい。また、通信時間は、そのときのデータサイズと各通信方式の通信速度とから算出すればよい。なお、通信速度は、理論的な通信速度であれば固定値であるが、実際の通信速度であれば、上記電波状態(受信レベルやエラー発生率など)で変化するので、これらを履歴情報として記録する際にその都度算出すればよい。
無線送受信部17は、移動機システムに属する基地局(図示略)との間で通信データを送受信するための処理を行う。アンテナ18は、移動機システムに属する基地局との間で信号を送受信するためのモジュールである。
通信制御部19は、通信方式切替制御部21、Bluetooth(登録商標)ペアリング制御部22、及びWLAN(鍵管理マネージャ)23を備えている。通信方式切替制御部21は、Bluetooth(登録商標)ペアリング制御部22とWLAN(鍵管理マネージャ)23を用いて、近距離無線通信を行う第2の通信端末1bとの間でペアリングする際に、Bluetooth(登録商標)通信部13とWLAN通信部14、及びNFC通信部15を制御する。
より具体的には、通信方式切替制御部21は、第2の通信端末1bに送信するデータサイズを判定し(データサイズ判定部)、該データサイズが所定の閾値より小さい場合には、データ通信に用いる通信手段として、NFC通信部15を選択し、データサイズが所定の閾値以上である場合には、Bluetooth(登録商標)通信部13、またはWLAN通信部14を選択する(通信方式選択部)。なお、データサイズの判定は、ユーザが送信するデータを指定(選択)し、当該第1の通信端末1aを、第2の通信端末1bに接近(タッチ)させるなどの行為を行うことを契機に、NFC通信部15による近距離通信が確立した状態で行われる。
また、通信方式切替制御部21は、Bluetooth(登録商標)通信部13、またはWLAN通信部14のいずれか一方を選択する際には、各通信方式の電波状態(受信レベルやエラー発生率など)、端末の状態(各通信方式の消費電力、バッテリ残電力、通信時間(データサイズと通信速度から算出)、通信方式の有無)のいずれか1つ、または複数の組み合わせを、所定の閾値と比較し、該比較結果に基づいて、Bluetooth(登録商標)通信部13、またはWLAN通信部14が利用可能であるか否かを判定する(利用可否判定部)。
本実施形態では、通信方式切替制御部21は、まず、WLAN通信部14が利用可能であるか否かを判定し、利用可能であれば、WLAN通信部14を選択する。一方、WLAN通信部14が利用可能でなければ、通信方式切替制御部21は、Bluetooth(登録商標)通信部13が利用可能であるか否かを判定し、利用可能であれば、Bluetooth(登録商標)通信部13を選択するようになっている。さらに、Bluetooth(登録商標)通信部13、及びWLAN通信部14の双方が利用不可であれば、通信方式切替制御部21は、NFC通信部15によるデータ通信を選択するようになっている。但し、WLAN通信部14とBluetooth(登録商標)通信部13の順番については反対であってもよい。
また、通信方式切替制御部21が、データ通信に用いる通信手段として、Bluetooth(登録商標)通信部13、またはWLAN通信部14を選択した場合、まず、NFC通信部15は、第2の通信端末1bに対して必要な設定(Bluetooth(登録商標)ならペアリング、WLANならwepキーの入力など)を行うためのセキュリティ情報と機器情報を送信する。その後、通信方式切替制御部21は、Bluetooth(登録商標)通信部13、またはWLAN通信部14によりデータ通信を行うよう、NFC通信部15からBluetooth(登録商標)通信部13、またはWLAN通信部14への切り替えを制御する(通信方式切替部)。
Bluetooth(登録商標)ペアリング通信制御部22は、第2の通信端末1bとBluetooth(登録商標)ペアリングする際に必要となる処理を行う。WLAN(鍵管理マネージャ)23は、WLANのセキュリティ設定や第2の通信端末1bとやり取りする際に必要となる処理を行う。
図2、及び図3は、本実施形態において、第1の通信端末1aの動作を説明するためのフローチャートである。まず、第1の通信端末1aのユーザが、送信するデータを記憶部16から指定(選択)し、当該第1の通信端末1aを、第2の通信端末1bに接近(タッチ)させる。これにより、第1の通信端末1aは、NFC通信部15による近距離通信を確立し、図2、及び図3のフローチャートで示されるフローチャートを実行する。
通信方式切替制御部21は、まず、第2の通信端末1bに送信するデータサイズを、図1に示す記憶部16から取得し(ステップS10)、取得したデータサイズが所定の閾値以上であるか否かを判定する(ステップS12)。
そして、取得したデータサイズの方が所定の閾値以上である場合には(ステップS12のYES)、通信方式切替制御部21は、第1の通信端末1aのWLAN機能が利用可能であるかを、WLAN通信部14に問い合わせ(ステップS14)て、WLAN機能が利用可能であるか否かを判定する(ステップS16)。WLAN機能が利用可能であるか否かは、電波状態(受信レベル、エラー発生率など)や、端末の状態(消費電力、残電力、通信時間、あるいはWLAN機能を備えているか)に基づいて判定する。
例えば、WLAN機能を備えていない場合や、受信レベルが所定の閾値以下である場合、エラー発生率が所定の閾値以上である場合、消費電力と残電力との関係からWLAN機能でデータ送信した際に十分な残電力がないと判断される場合、あるいは、WLAN機能でデータ送信した際に所定の通信時間以上を要すると判断される場合などには、利用不可と判定し、それ以外で利用可能と判定する。
そして、WLAN機能が利用可能な場合には(ステップS16のYES)、通信方式切替制御部21は、NFC通信部15による近接無線を用いて第2の通信端末1bとネゴシエーションを行い、WLAN接続要求を行う(ステップS18)。次に、通信方式切替制御部21は、第2の通信端末1bからWLAN接続可能であることを示す応答が返却されたか否かを判定する(ステップS20)。そして、WLAN接続可能であることを示す応答が返却された場合には(ステップS20のYES)、通信方式切替制御部21は、WLAN接続のために必要なセキュリティ情報(WLAN(鍵管理マネージャ)23で生成された情報)を取得した後、NFC通信部15による近接無線を用いて第2の通信端末1bに対してセキュリティ情報と機器情報を送信する(ステップS22)。
次に、通信方式切替制御部21は、第2の通信端末1bに対して、NFC通信部15による近接無線を用いてWLAN接続要求を行う(ステップS24)。通信方式切替制御部21は、近接無線を用いたWLAN接続要求を行った後、NFC通信を終了し、WLAN通信部14によるWLAN通信に切り替える(ステップS26)。WLAN通信部14は、第2の通信端末1bとWLAN通信を開始する(ステップS28)。すなわち、WLAN(鍵管理マネージャ)23が、WLAN通信のセキュリティ設定を行い、WLAN通信部14が、第2の通信端末1bとWLAN通信を行ってデータを送信する。
このとき、通信方式切替制御部21は、WLAN通信部14によりデータ通信を行っていることを、メッセージやグラフィックス、動画などで表示部12に表示するようにしてもよい。ユーザは、この表示を確認することで、WLAN通信によるデータ通信が開始したことを知ることができ、第1の通信端末1aを第2の通信端末1bから離しても(自由に移動しても)よいことを知ることができる。なお、WLAN通信で第2の通信端末1bと通信する際には、第1の通信端末1aと第2の通信端末1bのどちらも通信開始端末となることが可能である。
一方、WLAN機能が利用可能でない場合(ステップS16のNO)、あるいは、WLAN機能が利用可能であったものの、第2の通信端末1bからWLAN接続可能であることを示す応答が返却されなかった場合には(ステップS20のNO)、通信方式切替制御部21は、Bluetooth(登録商標)通信が利用可能であるか、Bluetooth(登録商標)通信部13に問い合わせを行う(図3のステップS30)。そして、Bluetooth(登録商標)通信が利用可能であるか否かを判定する(ステップS32)。Bluetooth(登録商標)通信が利用可能であるか否かは、電波状態(受信レベル、エラー発生率など)や、端末の状態(消費電力、残電力、通信時間、Bluetooth(登録商標)機能を備えているか)に基づいて判定する。
例えば、Bluetooth(登録商標)機能を備えていない場合や、受信レベルが所定の閾値以下である場合、エラー発生率が所定の閾値以上である場合、消費電力と残電力との関係からBluetooth(登録商標)機能でデータ送信した際に十分な残電力がないと判断される場合、あるいは、Bluetooth(登録商標)機能でデータ送信した際に所定の通信時間以上を要すると判断される場合などには、利用不可と判定し、それ以外で利用可能と判定する。
そして、Bluetooth(登録商標)通信が利用可能である場合には(ステップS32のYES)、通信方式切替制御部21は、NFC通信部15による近接無線を用いて第2の通信端末1bとネゴシエーションを行い、第2の通信端末1bに対してBluetooth(登録商標)接続要求を行う(ステップS34)。次に、通信方式切替制御部21は、Bluetooth(登録商標)接続要求を行った後、第2の通信端末1bからBluetooth(登録商標)接続可能である(OK)ことを示す応答が返却されたか否かを判定する(ステップS36)。
そして、Bluetooth(登録商標)接続可能であることを示す応答が返却された場合には(ステップS36のYES)、通信方式切替制御部21は、第2の通信端末1bからセキュリティ情報と機器情報など接続に必要な情報を、NFC通信部15による近接無線を用いて取得する(ステップS38)。その後、NFC通信部15による近接無線を用いて、第2の通信端末1bに対してBluetooth(登録商標)接続要求を行う(ステップS40)。通信方式切替制御部21は、近接無線を用いたBluetooth(登録商標)接続要求を行った後、NFC通信を終了し、Bluetooth(登録商標)通信部13によるBluetooth(登録商標)通信に切り替える(ステップS42)。次に、Bluetooth(登録商標)ペアリング制御部22は、第2の通信端末1bとの間でペアリングを行い(ステップS44)、Bluetooth(登録商標)通信部13は、第2の通信端末1bとBluetooth(登録商標)通信を開始する(ステップS46)。すなわち、Bluetooth(登録商標)通信部13が、第2の通信端末1bとBluetooth(登録商標)通信を行ってデータを送信する。
このとき、通信方式切替制御部21は、Bluetooth(登録商標)通信部13によりデータ通信を行っていることを、メッセージやグラフィックス、動画などで表示部12に表示するようにしてもよい。ユーザは、この表示を確認することで、Bluetooth(登録商標)通信によるデータ通信が開始したことを知ることができ、第1の通信端末1aを第2の通信端末1bから離しても(自由に移動しても)よいことを知ることができる。
一方、第2の通信端末1bに送信するデータサイズが所定の閾値より小さい場合(図2のステップS12のNO;近接無線(NFC)通信を使用した場合でもユーザの待ち時間が短い場合)、あるいは、Bluetooth(登録商標)通信が利用できない場合(ステップS32のNO;近接無線(NFC)通信の代替として通信できる機能を備えていない場合)、あるいは、Bluetooth(登録商標)通信が利用可能であるものの、第2の通信端末1bからBluetooth(登録商標)通信可能であることを示す応答が返却されなかった場合には(ステップS36のNO)、通信方式切替制御部21は、通信方式を切り替えることなく、NFC通信部15の近接無線を用いて、第2の通信端末1bと無線通信を行ってデータを送信する(ステップS48)。
このとき、通信方式切替制御部21は、NFC通信部15によりデータ通信を行っていることを、メッセージやグラフィックス、動画などで表示部12に表示するようにしてもよい。ユーザは、この表示を確認することで、WLAN通信によるデータ通信が開始したことを知ることができ、データ通信が終了するまで、第1の通信端末1aを第2の通信端末1bから離してはいけないこと(接近させておかなければならないこと)を知ることができる。
図4、及び図5は、本実施形態において、第1の通信端末1aから要求を受けた第2の通信端末1bの動作を説明するためのフローチャートである。第2の通信端末1bは、第1の通信端末1aから接続要求を受けると、図4、及び図5のフローチャートで示される近接無線通信動作を実行する。第2の通信端末1bは、まず、近接無線通信により、第1の通信端末1aとネゴシエーションを行い(ステップS60)、第1の通信端末1aからWLAN接続要求を受けると、WLAN接続可能であるか否かを判定する(ステップS62)。WLAN機能が利用可能であるか否かは、電波状態(受信レベル、エラー発生率など)や、端末の状態(消費電力、残電力、通信時間、WLAN機能を備えているか否か)に基づいて判定する。
例えば、WLAN機能を備えていない場合や、受信レベルが所定の閾値以下である場合、エラー発生率が所定の閾値以上である場合、消費電力と残電力との関係からWLAN機能でデータ送信した際に十分な残電力がないと判断される場合、あるいは、WLAN機能でデータ送信した際に所定の通信時間以上を要すると判断される場合などには、利用不可と判定し、それ以外で利用可能と判定する。
そして、WLAN接続可能である場合には(ステップS62のYES)、第2の通信端末1bは、第1の通信端末1aにWLAN接続可能であることを示す応答を返却する(ステップS64)。次に、第2の通信端末1bは、第1の通信端末1aからステップS22で送信されるセキュリティ情報と機器情報を受信し(ステップS66)、WLAN通信部14を起動して待ち受け状態となる(ステップS68)。次に、第2の通信端末は、第1の通信端末1aからのWLAN接続要求を受け(ステップS70)、第1の通信端末1aとWLAN通信を開始する(ステップS72)。
一方、WLAN接続可能でない場合には(ステップS62のNO)、第2の通信端末1bは、第1の通信端末1aと近接無線(NFC)でネゴシエーションを行う(ステップS74)。次に、第2の通信端末1bは、第1の通信端末1aからBluetooth(登録商標)接続要求を受けると、自身のBluetooth(登録商標)通信部13にBluetooth(登録商標)通信が利用可能であるか否かの確認を行う(ステップS76)。Bluetooth(登録商標)通信が利用可能であるか否かは、電波状態(受信レベル、エラー発生率など)や、端末の状態(消費電力、残電力、通信時間、Bluetooth(登録商標)機能を備えているか否か)に基づいて判定する。
例えば、Bluetooth(登録商標)機能を備えていない場合や、受信レベルが所定の閾値以下である場合、エラー発生率が所定の閾値以上である場合、消費電力と残電力との関係からBluetooth(登録商標)機能でデータ送信した際に十分な残電力がないと判断される場合、あるいは、Bluetooth(登録商標)機能でデータ送信した際に所定の通信時間以上を要すると判断される場合などには、利用不可と判定し、それ以外で利用可能と判定する。
そして、Bluetooth(登録商標)通信で接続可能な場合には(ステップS76のYES)、第2の通信端末1bは、第1の通信端末1aにBluetooth(登録商標)接続可能である(OK)ことを示す応答を返却する(ステップS78)。次に、第2の通信端末は、第1の通信端末1aからステップS22で送信されるセキュリティ情報と機器情報を受信し(ステップS80)、自身のBluetooth(登録商標)通信部13を起動して待ち受け状態となる(ステップS82)。次に、第2の通信端末1bは、第1の通信端末1aからのBluetooth(登録商標)接続要求を受け(ステップS84)、自身のBluetooth(登録商標)通信部13を用いて、第1の通信端末1aとBluetooth(登録商標)通信を開始する(ステップS86)。
一方、Bluetooth(登録商標)通信で接続可能でない場合には(ステップS76のNO)、第2の通信端末1bは、第1の通信端末1aと近接無線(NFC)を用いて無線通信を行う(ステップS88)。
なお、図3に示すステップS46、図5に示すステップS86の処理は、第2の通信端末1bが第1の通信端末1aからの応答待ち状態に入り、第1の通信端末1a側からの通信開始を待つようにしてもよい。
図6は、本実施形態による第1の通信端末1aと第2の通信端末1bの動作を説明するためのシーケンス図である。図6には、上述したフローチャートで説明したる第1の通信端末1aと第2の通信端末1bの動作の流れを示した。まず、第1の通信端末1aのユーザが、送信するデータを記憶部16から指定(選択)し、当該第1の通信端末1aを、第2の通信端末1bに接近(タッチ)させる。これを契機に、第1の通信端末1aと第2の通信端末1bとがNFC通信部15による近接無線通信を開始する(ステップSS10)。次に、第1の通信端末1aは、第2の通信端末1bに送信するデータサイズをチェックし(ステップSS12)、データサイズが所定の閾値以上であるか否かを判定する(ステップSS14)。
そして、データサイズが所定の閾値以上である場合には(ステップSS14のYES)、第1の通信端末1aと第2の通信端末1bとの双方で、WLAN通信が利用可能であるか否かを判定する(ステップSS16、SS18)。データサイズが所定の閾値以上である場合には、NFC通信では、データ送信に時間がかかるため(1フレーム当たりの通信時間が決まっている動画データなどの場合には、通信時間を超えると、動画再生が止まる)、より高速な通信方式であるWLAN通信が利用可能であるか判定する。なお、WLAN通信が利用可能であるか否かの判定方法は前述した通りである。
そして、第1の通信端末1aと第2の通信端末1bとの双方で、WLAN通信が利用可能である場合には(ステップSS16、SS18のYES)、第1の通信端末1aから、近接無線(NFC通信)で第2の通信端末1bとネゴシエーションし、WLAN通信に必要となるセキュリティ情報と機器情報を送信する(ステップSS20)。その後、第1の通信端末1aでは、NFC通信からWLAN通信に切り替え(ステップSS22)、第2の通信端末1bでは、上記セキュリティ情報と機器情報を用いてWLAN通信部を起動して待ち受け状態になる(ステップSS24)。そして、第1の通信端末1aと第2の通信端末1bとで、WLAN通信を開始してデータ転送を行う(ステップSS26)。
一方、第1の通信端末1a、または第2の通信端末1bのいずれか一方、あるいは双方で、WLAN通信が利用できない場合には(ステップSS16のNO、または/及びSS18のNO)、第1の通信端末1aと第2の通信端末1bとの双方で、Bluetooth(登録商標)通信が利用可能であるか否かを判定する(ステップSS28、SS30)。すなわち、WLAN通信が利用可能でない場合には、次に高速な通信方式であるBluetooth(登録商標)通信が利用可能であるか判定する。なお、Bluetooth(登録商標)通信が利用可能であるか否かの判定方法は前述した通りである。
そして、第1の通信端末1aと第2の通信端末1bとの双方で、Bluetooth(登録商標)通信が利用可能である場合には(ステップSS28、SS30のYES)、第1の通信端末1aから、近接無線(NFC)通信で第2の通信端末1bとネゴシエーションし、Bluetooth(登録商標)通信に必要となるセキュリティ情報と機器情報を送信する(ステップSS32)。その後、第1の通信端末1aは、近接無線(NFC)通信からBluetooth(登録商標)通信に切り替え(ステップSS34)、第2の通信端末1bは、上記セキュリティ情報と機器情報を用いてBluetooth(登録商標)通信部を起動して待ち受け状態になる(ステップSS36)。そして、第1の通信端末1aと第2の通信端末1bとで、Bluetooth(登録商標)通信を開始してデータ転送を行う(ステップSS28)。
一方、第1の通信端末1aから第2の通信端末1bに送信するデータサイズが所定の閾値より小さい場合には(ステップSS14のNO)、比較的低速な近接無線(NFC)通信で十分であるので、そのままNFC通信部15による近接無線通信を開始してデータ転送を行う(ステップSS40)。
また、第1の通信端末1a、または第2の通信端末1bのいずれか一方、あるいは双方で、WLAN通信が利用できず(ステップSS16のNO、または/及びSS18のNO)、かつBluetooth(登録商標)通信も利用できない場合にも(ステップSS28のNO、または/及びSS30のNO)、そのままNFC通信部15による近接無線通信を開始してデータ転送を行う(ステップSS40)。
上述した実施形態によれば、送受信するデータサイズや各種通信の電波状態(受信レベルやエラー発生率など)、端末の状態(消費電力、残電力、通信時間、通信方式の有無)に応じて自動的に通信方式を選択するので、送信するデータサイズや通信方式をユーザに意識させることなく、通信端末同士を接近(タッチ)させるという簡単な操作だけで、通信端末間で最適なデータ通信を行うことができる。
なお、上述した実施形態では、送信すべきデータサイズが所定の閾値以上であるか否かで、NFC通信から、WLAN通信、またはBluetooth(登録商標)通信のいずれかに切り替えるようにしたが、送信すべきデータサイズ以外にも、例えば、消費電力、残電力、通信時間などを用いてもよいし、2つ以上の情報(データサイズ、消費電力、残電力、通信時間など)を組み合わせて通信方式を切り替える際の判定基準に用いるようにしてもよい。
また、通信方式を切り替える際の判定基準に用いる所定の閾値は、1つに限定されない。例えば、第1の閾値と第2の閾値(第1の閾値<第2の閾値)を設け、通信方式を切り替える際の判定基準(データサイズ、消費電力、残電力、通信時間など)が、第1の閾値未満(第1の範囲)、第1の閾値以上で、かつ第2の閾値未満(第2の範囲)、第2の閾値以上(第3の範囲)の3つの範囲を想定し、それぞれの範囲にNFC通信、WLAN通信、Bluetooth(登録商標)通信を割り当てるようにしてもよい。
以下、本発明の特徴を付記する。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
図7は、付記1の構成図である。なお、図7と図1との対応について説明する。図7に示す第1の無線通信部101は、図1のNFC通信部15に相当し、図7の第2の無線通信部102は、図1のBluetooth(登録商標)通信部13、及びWLAN通信部14に相当する。また、図7のデータサイズ判定部103は、図1の通信方式切替制御部21の一機能に相当し、図7の通信方式選択部104は、図1の通信方式切替制御部21の一機能に相当する。
この図に示すように、付記1記載の発明は、
通信端末同士の間でデータの送受信を行う通信端末であって、
相手の通信端末と近距離無線通信方式でデータ通信を行う第1の無線通信部101と、
前記第1の無線通信部101と異なる通信方式でデータ通信を行う第2の無線通信部102と、
前記相手の通信端末に送信するデータサイズを判定するデータサイズ判定部103と、
前記データサイズ判定部による判定結果に基づいて、前記第1の無線通信部101、または前記第2の無線通信部102のいずれか一方を、前記相手の通信端末とデータ通信を行う無線通信部として選択する通信方式選択部104と
を備えることを特徴とする通信端末100である。
(付記2)
前記通信方式選択部により前記第2の無線通信部が選択された場合、前記第1の無線通信部によって前記第2の無線通信部によるデータ通信を行うためのネゴシエーションを前記相手の通信端末との間で行わせた後、前記第1の無線通信部から前記第2の無線通信部に切り替える通信方式切替部を更に備えることを特徴とする付記1に記載の通信端末である。
(付記3)
前記通信方式切替部は、前記ネゴシエーション終了後、前記第2の無線通信部によるデータ通信に必要とされる情報を、前記第1の無線通信部によって前記相手の通信端末に送信させた後、前記第1の無線通信部から前記第2の無線通信部に切り替えることを特徴とする付記2に記載の通信端末である。
(付記4)
前記通信方式選択部は、前記第2の無線通信部を選択した場合であっても、前記相手の通信端末から前記第2の無線通信部による通信が可能であることを示す応答がない場合には、前記第1の無線通信部を、データ通信を行う通信部として再選択することを特徴とする付記1から3のいずれかに記載の通信端末である。
(付記5)
前記第2の無線通信部は、異なる通信方式を用いる複数の無線通信部からなり、前記複数の無線通信部を用いる使用条件を記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶されている使用条件に基づいて、前記複数の無線通信部の各々が前記相手の通信端末とのデータ通信に利用可能であるか否かを判定する利用可否判定部とを更に備え、前記通信方式選択部は、前記第2の無線通信部を選択する際に、前記利用可否判定部による判定結果に基づいて、前記複数の無線通信部の中から前記相手の通信端末とのデータ通信に用いる無線通信部を選択することを特徴とする付記1から4のいずれかに記載の通信端末である。
(付記6)
通信端末同士の間でデータの送受信を行う通信方法であって、相手の通信端末に送信するデータサイズを判定するステップと、前記判定結果に基づいて、前記相手の通信端末と近距離無線通信方式でデータ通信を行う第1の無線通信部と、前記第1の無線通信部と異なる通信方式でデータ通信を行う第2の無線通信部とのいずれか一方を、前記相手の通信端末とデータ通信を行う無線通信部として選択するステップとを含むことを特徴とする通信方法である。
(付記7)
通信端末同士の間でデータの送受信を行う通信端末のコンピュータに、相手の通信端末に送信するデータサイズを判定するデータサイズ判定機能、前記データサイズ判定機能による判定結果に基づいて、前記相手の通信端末と近距離無線通信方式でデータ通信を行う第1の無線通信部と、前記第1の無線通信部と異なる通信方式でデータ通信を行う第2の無線通信部とのいずれか一方を、前記相手の通信端末とデータ通信を行う無線通信部として選択する通信方式選択機能を実行させることを特徴とするプログラムである。
1 通信端末
1a 第1の通信端末
1b 第2の通信端末
11 操作部
12 表示部
13 Bluetooth(登録商標)通信部
14 WLAN通信部
15 NFC通信部
16 記憶部
17 無線送受信部
18 アンテナ
19 通信制御部
21 通信方式切替制御部
22 Bluetooth(登録商標)ペアリング制御部
23 WLAN(鍵管理マネージャ)
100 通信端末
101 第1の無線通信部
102 第2の無線通信部
103 通信方式切替制御部
104 無線送受信部

Claims (7)

  1. 通信端末同士の間でデータの送受信を行う通信端末であって、
    相手の通信端末と近距離無線通信方式でデータ通信を行う第1の無線通信部と、
    前記第1の無線通信部と異なる通信方式でデータ通信を行う第2の無線通信部と、
    前記相手の通信端末に送信するデータサイズを判定するデータサイズ判定部と、
    前記データサイズ判定部による判定結果に基づいて、前記第1の無線通信部、または前記第2の無線通信部のいずれか一方を、前記相手の通信端末とデータ通信を行う無線通信部として選択する通信方式選択部と
    を備えることを特徴とする通信端末。
  2. 前記通信方式選択部により前記第2の無線通信部が選択された場合、前記第1の無線通信部によって前記第2の無線通信部によるデータ通信を行うためのネゴシエーションを前記相手の通信端末との間で行わせた後、前記第1の無線通信部から前記第2の無線通信部に切り替える通信方式切替部を更に備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信端末。
  3. 前記通信方式切替部は、
    前記ネゴシエーション終了後、前記第2の無線通信部によるデータ通信に必要とされる情報を、前記第1の無線通信部によって前記相手の通信端末に送信させた後、前記第1の無線通信部から前記第2の無線通信部に切り替える
    ことを特徴とする請求項2に記載の通信端末。
  4. 前記通信方式選択部は、
    前記第2の無線通信部を選択した場合であっても、前記相手の通信端末から前記第2の無線通信部による通信が可能であることを示す応答がない場合には、前記第1の無線通信部を、データ通信を行う通信部として再選択する
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の通信端末。
  5. 前記第2の無線通信部は、
    異なる通信方式を用いる複数の無線通信部からなり、
    前記複数の無線通信部を用いる使用条件を記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶されている使用条件に基づいて、前記複数の無線通信部の各々が前記相手の通信端末とのデータ通信に利用可能であるか否かを判定する利用可否判定部と
    を更に備え、
    前記通信方式選択部は、
    前記第2の無線通信部を選択する際に、前記利用可否判定部による判定結果に基づいて、前記複数の無線通信部の中から前記相手の通信端末とのデータ通信に用いる無線通信部を選択する
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の通信端末。
  6. 通信端末同士の間でデータの送受信を行う通信方法であって、
    相手の通信端末に送信するデータサイズを判定するステップと、
    前記判定結果に基づいて、前記相手の通信端末と近距離無線通信方式でデータ通信を行う第1の無線通信部と、前記第1の無線通信部と異なる通信方式でデータ通信を行う第2の無線通信部とのいずれか一方を、前記相手の通信端末とデータ通信を行う無線通信部として選択するステップと
    を含むことを特徴とする通信方法。
  7. 通信端末同士の間でデータの送受信を行う通信端末のコンピュータに、
    相手の通信端末に送信するデータサイズを判定するデータサイズ判定機能、
    前記データサイズ判定機能による判定結果に基づいて、前記相手の通信端末と近距離無線通信方式でデータ通信を行う第1の無線通信部と、前記第1の無線通信部と異なる通信方式でデータ通信を行う第2の無線通信部とのいずれか一方を、前記相手の通信端末とデータ通信を行う無線通信部として選択する通信方式選択機能
    を実行させることを特徴とするプログラム。
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