JP2013535182A - 屋内無線アプリケーションのための接着剤付きケーブル配線システム - Google Patents
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Abstract
接着剤付き多チャネルRF信号ケーブルは、穴が全体に形成される少なくとも1つの導管部分を有し、かつ1つ以上のRF信号チャネルを含む本体と、ケーブルを取り付け面に取り付けるための接着剤支持体層を有するフランジ部分と、を備える。接着剤付きケーブル配線は、分配される複数のRF/携帯電話トラフィックチャネルを提供し、これらチャネルは、建物内でそれぞれが無線分配を必要とする異なる搬送波専用、異なるサービス専用、及び/又は信号を建物内の他の場所へのルーティング専用であり得る。
【選択図】図1B
【選択図】図1B
Description
本発明は、屋内無線(IBW)水平ケーブル配線アプリケーションのための接着剤付きケーブル配線に関する。
無線通信及びそれに伴うワイヤレス技術の継続的な拡大は、現在配置されているよりも更に多くの「セルサイト」を必要とすることになる。この拡大は、特に4G/LTE(長期発展)ネットワークの配置において、現在のセルサイト数の2倍から10倍の増加であると推測されている。セルサイト数のこの劇的な増加は、少なくとも一部には、ワイヤレス・アプリケーションの帯域幅の高需要に起因しており、所与のセルサイトの帯域幅は、サイトの範囲内の全ての利用可能なUE(ユーザー装置)と共有される必要がある。
更に増加する顧客に所望の帯域幅を提供するために、より良好な無線通信範囲が必要である。したがって、従来の大きい「マクロ」セルサイトの新たな設置に加えて、「ミクロ」セルサイト(オフィスビル、学校、病院、及び住宅ユニットなどの建造物内のサイト)の数を拡大する必要性が存在する。建物及び関連構造物内での無線適用範囲を改善するために、屋内無線(IBW)分散アンテナシステム(DAS)が利用される。従来のDASは、300MHz〜6GHzの周波数範囲の無線周波数(RF)信号に適応するために、戦略的に配置されたアンテナ、又は建物全体に及ぶ漏えい同軸ケーブルを使用する。従来のRF技術は、TDMA、CDMA、WCDMA、GSM、UMTS、PCS/携帯電話、iDEN、WiFi、及びその他多を包含する。
合衆国の外では、事業者は、いくつかの国において、建物の内部の無線適用範囲を拡大するよう法律で義務付けられている。合衆国の中では、特に世界が現行の4Gアーキテクチャ以上へと移行する場合には、帯域幅需要及び安全上の懸念がIBWアプリケーションを後押しすることになるであろう。
建物の内部で無線通信を分配するための、数多くの既知のネットワークアーキテクチャが存在している。こうしたアーキテクチャは、受動、能動、及びハイブリッドシステムの選択を含む。能動アーキテクチャは、一般に、電気信号を再構成しかつ信号を送信/受信する遠隔電子装置まで光ファイバケーブルによって運ばれる、操作されたRF信号を含む。受動アーキテクチャは、通常は穿孔されたシールドの漏えい同軸ネットワークを通して信号を放射しかつ受信するコンポーネンツを含む。ハイブリッドアーキテクチャは、アクティブ信号分配点まで光学的に運ばれた後、複数の送信/受信アンテナで終端する複数の同軸ケーブルに送り込まれるネイティブRF信号を含む。特定の例としては、アナログ/増幅RF、RoF(Radio over Fiber、RFoGつまりRF over glassとしても知られる)、ピコセル及びフェムトセルにバックホールするファイバ、及び遠隔ユニットから(例えば、床の中の)残りの水平配線までの広範囲に及ぶ受動同軸分配によるRoF垂直つまり立ち上がり分配(riser distribution)が挙げられる。こうした従来のアーキテクチャは、電子回路の複雑性及びコスト、サービスを簡単に追加できない、全ての組み合わせのサービスをサポートできない、距離制限、又は面倒な設置条件といった点で限界があり得る。
IBWアプリケーションのための従来のケーブル配線は、RFS(www.rfsworld.com)から入手可能なRADIAFLEX(商標)ケーブル配線、水平配線用の標準1/2インチ(1.27cm)同軸ケーブル配線、立ち上がりケーブル用の7/8インチ(2.22cm)同軸ケーブル配線、並びに、立ち上がり及び水平分配用の標準光ファイバケーブル配線を含む。
特に古い建物及び構造物の中で、異なる無線ネットワークアーキテクチャのためのIBWケーブル配線を提供する際に、物理的及び審美的問題が存在する。難点としては、建物へのアクセスの獲得、立ち上がりクローゼット内の限られたケーブル配線スペース、並びにケーブルルーティング及び管理のためのスペースが挙げられる。
本発明の代表的な態様によると、接着剤付き多チャネルRF信号ケーブルは、全体に穴が形成されている少なくとも1つの導管部分を有し、かつ1つ以上のRF信号チャネルを含む本体と、ケーブルを取り付け面に取り付けるための接着剤支持体層を有するフランジ部分と、を備える。
一態様において、本体及びフランジ部分は、重合体から形成される。更なる態様において、重合体は、1つ以上のRF信号チャネルの上に押出される重合体である。別の態様において、本体及びフランジ部分は、金属から形成される。更なる態様において、金属は、2ミル(0.05mm)以下の厚さを有する低誘電体材料層で覆われる。
別の態様において、本体は2つの導管部分を含み、第1の導管が第1のRF信号チャネルを備えかつ第2の導管が第2のRF信号チャネルを備える。更なる態様において、第1のRF信号チャネルは同軸ケーブルを含み、第2のRF信号チャネルは光ファイバを含む。更なる態様において、同軸ケーブルは、第1のチャネルからの第1のRF信号を放射的に送信及び/又は受信するように構成される。更なる態様において、第1のRF信号チャネルの半径方向位置は、RF信号ケーブルの長さにわたって維持される。更なる態様において、第1のチャネルは、第1のチャネルの軸方向長さに沿って長手方向に形成された複数の放射開口を含む。更なる態様において、第1のチャネルは、第1のチャネルの軸方向長さに沿って形成された長手方向スロットを含み、長手方向スロットが、約20度〜約55度の開口部を有する。更なる態様において、第2の導管は、各々の別個のRF信号チャネルをそれぞれ提供する複数の光ファイバを含む。
本発明の別の態様によると、屋内無線アプリケーションのための分散アンテナシステムは、穴が全体に形成された少なくとも1つの導管部分を有し、かつ1つ以上のRF信号チャネルを含む本体と、ケーブルを取り付け面に取り付けるための接着剤支持体層を有するフランジ部分と、を含む接着剤付き多チャネルRF信号ケーブルを含む。
別の態様において、接着剤付き多チャネルRF信号ケーブルは、第1の無線サービスプロバイダからのRF信号を運ぶ第1のRF信号チャネルと、第2の無線サービスプロバイダからのRF信号を運ぶ第2のRF信号チャネルとを備える。別の態様において、接着剤付き多チャネルRF信号ケーブルは、天井の直下の位置で建物の壁に接着剤で取り付け可能である。
別の態様において、接着剤付き多チャネルRF信号ケーブルは、ハイブリッドネットワークアーキテクチャのための水平ケーブル配線を提供する。別の態様において、接着剤付き多チャネルRF信号ケーブルは、受動ネットワークアーキテクチャのための水平ケーブル配線を提供する。別の態様において、接着剤付き多チャネルRF信号ケーブルは、アクティブネットワークアーキテクチャのための水平ケーブル配線を提供する。
本発明の上記の概要は、本発明の図示された各実施形態又は全ての実施を説明しようとするものではない。下記の図及び発明を実施するための形態によって、これらの実施形態を更に詳細に例示する。
本発明を添付図面を参照して更に詳しく説明する。
本発明の態様による第1の代表的な接着剤付きダクトの等角図。
本発明の別の態様による別の代表的な接着剤付きダクトの等角図。
本発明の別の態様による別の代表的な接着剤付きダクトの等角図。
本発明の他の態様による代替的な接着剤付き多チャネルケーブルの等角断面図。
本発明の他の態様による代替的な接着剤付き多チャネルケーブルの等角断面図。
本発明の他の態様による代替的な接着剤付き多チャネルケーブルの等角断面図。
本発明の他の態様による代替的な接着剤付き多チャネルケーブルの等角断面図。
本発明の他の態様による代替的な接着剤付き多チャネルケーブルの断面図。
本発明の他の態様による代替的な接着剤付き多チャネルケーブルの断面図。
本発明の他の態様による代替的な接着剤付き多チャネルケーブルの断面図。
本発明の別の態様による代表的な接着剤付き積層多チャネルケーブルの等角断面図。
本発明の別の態様による、壁に取り付けられた代表的な接着剤付きダクトの概略図。
本発明の別の態様による、壁に取り付けられた代表的な接着剤付きダクトの概略図。
本発明の別の態様による、壁に取り付けられた代表的な接着剤付きダクトの概略図。
本発明の別の態様による、壁に取り付けられた代表的な接着剤付きダクトの概略図。
本発明の別の態様による別の代表的な接着剤付きダクトの等角図。
本発明の別の態様による別の代表的な接着剤付きダクトの等角図。 本発明は様々な変更例及び代替形状が可能であるが、その具体例を一例として図面に示すと共に詳細に説明する。しかしながらその目的とするところは、本発明を記載された特定の実施形態に限定することにはない点は理解されるべきである。逆に、添付の請求の範囲に記載した発明の範囲を逸脱すること無く、あらゆる変更、均等物、及び代替物を含むことを意図する。
以下の発明を実施するための形態においては、本明細書の一部を構成する添付の図面を参照し、本発明を実施することができる特定の実施形態を例として示す。この点に関して、「上」、「下」、「前」、「後」、「先」、「前方」、「垂下」といった方向用語は、説明する図の配向に関して用いられる。本発明の実施形態の構成要素は多くの異なる方向に配置することができるので、方向に関する用語は、説明を目的として使われるものであって、決して限定するものではない。他の実施形態を利用することもでき、また構造的又は論理的な変更を、本発明の範囲から逸脱することなく行うことができることを理解すべきである。以下の詳細な説明は、したがって、限定的な意味で解釈されるべきではなく、また、本発明の範囲は、添付の特許請求の範囲によって定義される。
本発明は、屋内無線(IBW)アプリケーションのための水平ケーブル配線用高分子又は積層金属ケーブル配線に関する。本明細書に記載される本発明のケーブル配線ソリューションは、同軸(coax)ケーブル、光ファイバ、及び配電ケーブル配線のための無線周波数(RF)信号経路を提供する。接着剤付きケーブル配線は、より良好な審美性のために低衝撃プロファイルを有して設計される。接着剤付きケーブル配線は、分配される複数のRF/携帯電話トラフィックチャネルを提供する。これら多チャネルは、異なる搬送波専用(各搬送波は建物内で無線分配が必要である)、又は異なるサービスを提供するため専用であり得る。これらの多チャネルはまた、信号を建物内の他の場所にルーティングため専用でもあり得る。接着剤付きケーブル配線は、独立したアンテナを必要とせずにRF/携帯電話信号を放射するための1つ以上の放射チャネルを提供することもできる。接着剤付きケーブル配線構造は、接着剤付きケーブル配線のケーブル配線に沿った特定の位置において、特注設計の又はプログラム可能な放射領域を可能にし、RF信号レベルはケーブルの他の部分に保持されることができる。したがって、接着剤付きケーブル配線は、柔軟なネットワーク設計、及び所与の室内放射環境の最適化を可能にする。
本発明の第1の態様において、接着剤付きケーブルダクト110は、IBWアプリケーションのための水平ケーブル配線を提供するために、1つ以上のRF信号チャネルを収容する。図1Aに示されるように、ダクト110は、導管部分を有する本体112を有し、導管部分を通る穴113が設けられている。穴113は、その中に配置される1つ以上のRF通信回線を収容するようにサイズ設定される。こうしたRF通信回線は、以下に更に説明されるように、同軸ケーブル、光ファイバ、及び/又は電力線を含むことができる。使用の際、ダクト110に1つ以上のRF通信回線を予め実装しておくことができる。好ましい態様において、RF通信回線は、約300MHz〜約6GHzの伝送周波数範囲を有するRF信号を送信するように構成される。
導管部分は、略円形断面を有することができるが、代替実施形態では、矩形、正方形、三角形、楕円形、又は他の多角形の断面のような別の形状を有してもよい。
一態様では、ダクト110は、ポリオレフィン、ポリウレタン、ポリ塩化ビニル(PVC)などの重合体材料で形成された構造物である。例えば、一態様では、ダクト110は、ポリウレタンエラストマー(例えば、Elastollan 1185A10FHF)などの代表的な材料を含んでもよい。特定の用途の必要に応じて、難燃剤、安定剤、充填剤などの添加物を含めることもできる。好ましい態様では、ダクト110は、柔軟性であり、したがって、亀裂や***なしに角部や他の構造に沿って導き曲げることができる。ダクト110は、従来の押し出し成形プロセスを使用して連続形成することができる。
代替的な態様において、ダクト110は、銅又はアルミニウムなどの金属材料から形成され得る。一態様において、金属材料は、厚さが比較的薄く(例えば、最大2ミル(0.05mm))、かつダクトの本体周囲に外皮又は外殻を形成する、液晶高分子又は熱可塑性材料などの高分子フィルムで予めラミネートされていてもよい。この外皮は、水分がダクトに浸透するのを防止するのを助けることができ、装飾カバーとしても使用され得る。
また、ダクト110は、壁に、又は床、天井、又はモールディングなどの取り付け面に敷設されるか取り付けられたときにダクト110の支持を提供するフランジ又は類似の平坦部分を含む。ほとんどの用途では、取り付け面は、略平坦である。取り付け面には、テクスチャ又は他の構造が形成されていてもよい。他の用途では、取り付け面は、ピラー又はカラムが見られるような湾曲部を有してもよい。フランジは、図1Aに示されるようにダクトの長手方向軸に沿って延在する。例示的なダクト110は、二重のフランジ構造を有し、フランジ部分115a及び115bは、中心に配置された導管部分の下に位置決めされる(使用中)。代替態様では、フランジは、単一のフランジ部分を有することができる。代替用途では、面内及び面外の曲がりのためにツバの一部分を取り外すことができる。
好ましい態様では、フランジ115a、115bは、略平坦面形状を有する背面又は底面116を有する。この平坦面は、接着剤層118を使用して、ダクト110を取り付け面、壁、又は他の表面(例えば、乾式壁又は他の従来からある建材)に接着するのに適した表面積を提供する。
必要に応じて、ダクト110は、撚り合わされた又はアラミド糸であるアラミドストリング又はより糸(例えば、織物又は不織のケブラー材料)などの補強部材を含み得る。アラミドストリング又はアラミド糸は、接着又は非接着の状態であり得る。代替的な補強部材の材料としては、金属ワイヤ又はグラスファイバー部材が挙げられる。補強部材は、ダクト110の本体と縦方向に伴行し得、(ダクトの本体及び/又はフランジ115a/115bの)底面116と接着剤層118との間に配置され得る。補強部材は、敷設中及び敷設後にダクトが伸びる及び緩むのを防止することができ、そのような伸び及び緩みは、取り付け面からのダクトの剥離を引き起こす可能性がある。
本発明の好ましい態様では、接着剤層118は、表面116の全体又は少なくとも一部に配置される、エポキシなどの接着剤、転写接着剤、アクリル接着剤、又は両面テープを含む。一態様では、接着剤層118は、工場で貼り付けられた3M VHB 4941F粘着テープ(3M Company,St.Paul MNより入手可能)を含む。別の態様において、接着剤層118は、ストレッチリリース接着剤などの除去可能な接着剤を含む。「除去可能な接着剤」とは、ダクト110を取り付け面(好ましくは、略平坦面であるが、ある程度の表面テクスチャ及び/又は湾曲が考えられる)に取り付けて、敷設者/ユーザーがダクトをその取り付け位置から取り外すように操作するまでダクト110が取り付け状態で留まるようにすることができることを意味する。ダクトは取り外し可能であるが、接着剤は、ユーザーがダクトを所定の場所に長期間留めたい用途に適切である。好適な除去可能な接着剤は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれるPCT特許出願US2011/029715により詳細に記載されている。
代替的な態様では、接着剤支持体層118は取り外し可能なライナー119を含む。使用の際、このライナー119を取り外し、接着剤層を取り付け面に適用することができる。
本明細書に記載されるダクトの多くは、対称形状を有するものとして示されるが、ダクト設計は、本明細書が示される当業者に明らかなように、非対称形状(例えば、片側のフランジが他方のフランジより幅広いなど)を有するように修正され得る。
更に、本明細書で述べるダクトは、少なくとも2つの材料で共押出し成形されてもよい。第1の材料は、衝撃、圧縮による突発的損傷などに対して各ダクトの導管部分内の通信回線又は他のケーブルを保護するか、又は更にはステープル留めなどの故意の誤用に対してある程度の保護を提供する特性を呈することができる。第2の材料は、コーナリングのための機能的柔軟性を提供することができる。
いくつかの態様では、ダクトは、V0難燃性材料を含むことができ、塗装可能な材料から形成されることができ、又は更なる代替案では、別の装飾材料で覆われることができる。
別の態様では、図1Bに示されるように、接着剤付きダクト210は、IBWアプリケーションのための水平ケーブル配線を提供する複数のRF信号チャネルを収容する。ダクト210は本体212を含み、複数の導管(ここでは、穴213a及び213b)が本体212を通って設けられる。穴213a及び213bはそれぞれ、穴の中に配置される1つ以上のRF通信回線を収容するように寸法設定される。この例では、穴213aは第1のRF信号チャネル201aを収容するように寸法設定され、穴213bは第2のRF信号チャネル201bを収容するように寸法設定される。この態様では、第1のRF信号チャネル201aは、外側導体シールド209で取り囲まれた誘電体材料208で取り囲まれた導電性コア207を有する同軸ケーブルを備える。第2のRF信号チャネル201bは光ファイバを含む。光ファイバ信号通信チャネルは、RFoGを支持するように最適化され得る。例えば、光ファイバは、ネイティブRF信号を伝送するように設計された単一モード光ファイバを含み得る。使用目的によっては多モードファイバを使用することもできる。代替的な態様では、以下に更に詳細に説明されるように、第1のRF信号チャネル201aは、放射同軸ケーブルを含み得る。更なる代替態様において、穴213bは、少なくとも第2の同軸ケーブル又は電力線を収容し得る。別の代替態様において、接着剤付きケーブル配線は、CAT5、CAT6線として構成されたより多くの通信チャネルのうちの1つを更に含み得る。別の代替案では、電力は、同軸線の1つ以上の導電性コアを通じて送信され得る。
ダクト210は、上述されたもののような重合体材料から形成される構造体であり得る。更なる態様において、ダクト210は、オーバージャケット押出プロセスで通信線の上に直接押出されることができる。あるいは、ダクト210は、上述のように、銅又はアルミニウムなどの金属材料から形成され得る。アクセススリットのある又はないダクト210を敷設者に提供することができる。
ダクト210は、壁に、又は床、天井、若しくはモールディングなどの取り付け面に敷設されるか取り付けられたときにダクト210の支持を提供するフランジ215a、215b又は類似の平坦部分を含む。好ましい態様では、フランジ215a、215bは、略平坦面形状を有する背面又は底面216を有する。必要に応じて、ダクト210は、上述されたもののような1つ以上の補強部材を含み得る。好ましい態様において、接着剤層218は、表面216の全体又は少なくとも一部に配置される、エポキシなどの接着剤、転写接着剤、アクリル接着剤、感圧接着剤、両面テープ、又は上述のもののような除去可能な接着剤を含む。図示されていないが、取り外し可能なライナーを提供することができ、該ライナーは、接着剤層が取り付け面に貼り付けられるときに除去され得る。
別の態様では、図1Cに示されるように、接着剤付きダクト210’は、IBWアプリケーションのための水平ケーブル配線を提供するために、複数のRF信号チャネルを収容する。ダクト210’は本体212を含み、複数の導管(ここでは、穴213a及び213b)が本体212を通って設けられる。穴213a及び213bはそれぞれ、穴の中に配置される1つ以上のRF通信回線を収容するように寸法設定される。この例では、穴213aは、同軸ケーブル、又はより詳細には放射同軸ケーブルとして構成された第1のRF信号チャネル201aを収容するように寸法設定され、穴213bは、それぞれが光ファイバとして構成されている複数のRF信号チャネル201b、201c、201d、及び201eを収容するように寸法設定される。代替態様では、より多い又はより少ない数のRF信号チャネルを穴213bの中に配置することができる。
この態様では、チャネル201b〜201eのそれぞれは、別個のRF信号経路として構成されることができる。したがって、チャネル201bは、第1の周波数帯域の信号経路を提供することができ、チャネル201cは、第2の周波数帯域の信号経路を提供することができ、チャネル201dは、第3の周波数帯域の信号経路を提供することができ、チャネル201eは、第4の周波数帯域の信号経路を提供することができる。あるいは、チャネル201bは、第1のサービスプロバイダ用の信号経路を提供することができ、チャネル201cは、第2のサービスプロバイダ用の信号経路を提供することができ、チャネル201dは、第3のサービスプロバイダ用の信号経路を提供することができ、チャネル201eは、第4のサービスプロバイダ用の信号経路を提供することができる。あるいは、チャネル201bは、第1のサービスタイプ(例えば、GSM)のための信号経路を提供することができ、チャネル201cは、第2のサービスタイプ(例えば、iDEN)のための信号経路を提供することができ、チャネル201dは、第3のサービスタイプ(例えば、UMTS)のための信号経路を提供することができ、チャネル201eは、第4のサービスタイプ(例えば、PCS/携帯電話)のための信号経路を提供することができる。
代替的な態様において、ダクト210’は、少なくとも第2の同軸ケーブル又は電力線を収容することができる。例えば、図示されていないが、穴213aは第1の同軸ケーブルを有することができ、穴213bは第2の同軸ケーブルを有することができる。
ダクト210’は、上述されたもののような重合体材料又は金属材料から構成される構造体であり得る。スリットのある又はないダクト210’を敷設者に提供することができる。更なる態様において、ダクト210’は、オーバージャケット押出プロセスで通信線の上に直接押し出されることができる。
ダクト210’はまた、壁に、又は床、天井、若しくはモールディングなどの取り付け面に敷設されるか取り付けられたときにダクト210’の支持を提供するフランジ又は類似の平坦部分を含む。好ましい態様では、フランジ215a、215bは、略平坦面形状を有する背面又は底面216を有する。必要に応じて、ダクト210’は、上述されたもののような1つ以上の補強部材を含むことができる。好ましい態様において、接着剤層218は、表面216の全体又は少なくとも一部に配置される、上述されたもののような、エポキシなどの接着剤、転写接着剤両面テープ、又は除去可能な接着剤を含む。図示されていないが、取り外し可能なライナーを提供することができ、該ライナーは、接着剤層が取り付け面に貼り付けられるときに除去され得る。
更なる代替態様において、ダクト210、210’は複数の導管を含むことができ、該導管のそれぞれは異なる寸法の穴を有し、各穴は、特定のケーブルタイプを穴の中に収容するように構成され得る。
別の実施形態において、接着剤付きケーブルダクトは、多チャネルRF信号分配を提供するために使用され得る、積層された多チャネル(LMC)ケーブルとして構成される。図2Aに示されるように、LMCケーブル400は、それぞれが通信回線を有する多チャネル401a〜401dを含む。言うまでもなく、本願明細書の本説明を提供された当業者には明らかなように、LMCケーブル400は、より少ない又は多い数の通信回線チャネル(例えば、2つのチャネル、3つのチャネル、5つのチャネル、6つのチャネル等)を含むことができる。
一態様において、チャネルのそれぞれは、外側導体シールド416で取り囲まれた誘電体材料414で取り囲まれた中心導体412を有する同軸ケーブルを備える。中心導体412は、銅などの従来の金属ワイヤであり得る。マイクロ波同軸ケーブルアプリケーションなどのアプリケーションによっては、中心導体412は、銅めっきされたアルミ線を含み得る。誘電体材料414は、低損失誘電体を提供するために相当量の空気を混入させた発泡誘電体などの、従来の誘電体材料であり得る。外側導体シールド416は、従来の金属(箔)又は金属箔と、誘電体材料の上に真空蒸着された金属との組み合わせである。こうした導波構造は、少ない表皮効果損失及び良好なRF接地を提供することができる。好ましい態様において、同軸ケーブルチャネルは、約300MHz〜約6GHzの伝送周波数範囲を有する無線周波数(RF)信号の伝送をもたらすように構成される。
金属製の二次外側シース420がチャネル401a〜401dのそれぞれの上に積層されて、ケーブルのアセンブリ構造を提供することができる。この例では、金属製の二次外側シース420は、チャネル401a〜401dのそれぞれの導体シールド416の上に直接積層されている。金属製の二次外側シース420は、銅又はアルミニウムなどの金属から形成されることができ、約0.001インチ(0.02cm)〜約0.015インチ(0.03cm)の厚さを有する。
外側シース420は、ロールツーロールプロセスなどの従来の積層プロセスを用いて信号通信チャネル401a〜401dの上に積層されることができ、2つの外側シース層420は、信号通信チャネル401a〜401dの上に結合される。結合は、熱可塑性ライナー、選択的な場所におけるホットメルト接着剤、又は他の従来のプロセスを用いて達成され得る。一態様では、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる米国特許出願第61/218,739号に記載されているような積層プロセスを用いることができる。
金属製の外側シース420は難燃性であり、熱放散をもたらすことができる。更に、外側シース420は、その中に配置される多チャネルの共通のRF接地を提供することができる。金属製の外側シース420は、敷設中の機械的安定性も提供する。この代表的な実施形態は、LMCケーブル400を形成するものとして積層プロセスを記載しているが、ケーブル400は、例えば、信号通信チャネルの間の及び/又は周辺部に沿った上部及び底部外側金属層を抵抗溶接するなどの代替プロセスを用いて構成されることもできる。
ケーブル400は、薄型で略平坦な構造を有することができ、様々なIBWの水平ケーブル配線アプリケーションで使用することができる。例えば、図3Aの断面図に示されるように、外側シース420は、各チャネルの導体シールド416が直接接触しないように同軸チャネル401a〜401dのそれぞれの上に積層される。これに加えて、上述されたもののような標準的な取り付け面にLMCケーブル100を取り付けるのを助けるために、ケーブル400の片側に接着剤支持体層418が設けられる。接着剤支持体層418は、アクリル系感圧接着剤などの接着剤、又は上述のその他の接着剤のうちの1つを含む。
別の代替態様では、図3Bの断面図に示されるように、外側シース420の最上層が同軸チャネル401a〜401dのそれぞれの上に積層され、下側のシース層が平坦な背面422を提供する、代替的なLMCケーブル500が示されている。接着剤支持体層418もまた、表面422の少なくとも一部に設けられることができる。更なる代替案では、図3Cの断面図に示されるように、各チャネルが隣接するチャネルに接触するように、及びLMCケーブル600がまた平坦な背面422を更に有するように互いに巻包されている同軸チャネル401a〜401dのそれぞれの上に外側シース420がともに積層されている、代替的なLMCケーブル600が示されている。接着剤支持体層418もまた、表面422の少なくとも一部に設けられることができる。更なる代替態様では、LMCケーブル500及び600に関し、各チャネル401a〜401dは導体シールド416なしで形成され得る。
必要に応じて、LMCケーブル400、500、600は、低誘電体材料から形成されてケーブルの外周を覆う、非常に薄い(例えば、厚さが最大2ミル(0.05mm))外皮を更に含み得る。この低誘電体材料の外皮は、外側シールド/導体シースに放射開口が形成されている場合に、水分が各同軸チャネル内の発泡誘電体に浸透するのを防止することができる。低誘電体材料の外皮は、装飾カバーとしても使用することができる。あるいは、外側の金属製シールドの中に開口部を有する放射構造が形成される領域では、代表的なシーリング材は、放射開口を封止するための疎水性コーティングを提供する、EGC−1700又はEGC−2702などのNovec流体を含む。
図2Aに戻って参照すると、一態様において、第1のチャネル401aは、第1のチャネル401a上の二次外側シース420及び外側導体シールド416を通って切断された1つ以上の放射開口430の配列を介して携帯電話通信信号を放射する、専用の放射チャネルである。スロットは、特定の軸方向長さ及び横方向幅を有するように形成され、かつ第1のチャネル401aの長さに沿って軸方向に離間している、開口部430の反復周期構造を含み得る。このような開口部が規則的な間隔及び寸法を有する場合、開領域と覆われた領域との間のインピーダンス不整合は、同調効果を作り出すことができる。代替的な態様では、以下により詳細に提供されるように、開口部430は、第1のチャネル401aの長さに沿って、非周期構造、又は更にはランダム構造を提供し得る。一態様において、チャネル401aは、放射(送信)及び受信チャネルとして動作することができる。他の態様では、第1のチャネル401aは、送信チャネルとしてのみ動作する。他の態様では、第1のチャネル401aは、受信チャネルとしてのみ動作する。
従来の漏えい同軸とは異なり、第1のチャネル401aは、第1のチャネルの放射部分が選択領域に限定されるように特注設計され得る。例えば、放射開口430の一部の上に金属テープを組み込むことにより、ヘッドエンドと信号が放射される場所との間の信号レベルを保持することが可能となる。図4に示されるように、金属テープ480は、第1のチャネル401aの一部の上に載置され得る。金属テープ480は、接着剤の非常に薄い層(外側金属層との容量結合を最大にするため)、及び任意に審美的目的のための装飾外層(典型的には、外側金属層の外観とマッチする)を有する銅箔であり得る。敷設者は、建物全体にケーブル400をルーティングし、室内及び領域内へのRF伝送が望ましい領域内で、工場で積層された取り外し可能なホイルテープを除去することができる。金属テープを組み込むことにより、特定の敷設に必要な、現場でプログラム可能な放射位置を規定することが可能になる。更に、放射信号が必要でない領域内の放射損失が低減されるので、金属テープの選択的使用は、敷設は容易であるが固有損失が大きいより小さな同軸ケーブルの使用を可能にする。
代表的な製造プロセスでは、LMCケーブル400、500、600は、所与の同軸チャネルに放射開口を穿孔するためのインライン穿孔ステーションに入ってもよい。このプロセスは、所与のネットワーク設計ごとのケーブルの受託製造を可能にするために、コンピュータで制御されてもよい。次に、穿孔された導体シールド/シースは積層されて、ケーブル構造となり得る。銅又はアルミニウムの接着剤ストリップは、開口部の上に載置されて、現場でプログラム可能なアンテナ指向性図を提供するために後で除去され得るシールドを形成してもよい。
図2Aに戻って参照すると、ケーブル400は、それぞれが同軸ケーブル構造を含むチャネル401b〜401dを更に備える。この態様では、チャネル401b〜401dのそれぞれは、別個のRF信号経路として構成される。したがって、チャネル401bは、第1の周波数帯域の信号経路を提供することができ、チャネル401cは、第2の周波数帯域の信号経路を提供することができ、以下同様である。あるいは、チャネル401bは、第1のサービスプロバイダ用の信号経路を提供することができ、チャネル401cは、第2のサービスプロバイダ用の信号経路を提供することができ、以下同様である。あるいは、チャネル401bは、第1のサービスタイプ(例えば、GSM)のための信号経路を提供することができ、チャネル401cは、第2のサービスタイプ(例えば、iDEN)のための信号経路を提供することができ、以下同様である。
このタイプのケーブル形状の利点は、分離したサービス経路を有することにより、受動相互変調(PIM、異なる周波数で動作するサービスが相互に作用する)の影響が低減され得ることである。
前記で言及したように、本発明の接着剤付きケーブル配線は、放射同軸ケーブル構造を有するRF信号チャネルを備えることができる。例えば、図2Aは、一定間隔で離間した放射開口430を有する第1のチャネル401aを示している。前記で言及したように、開口部が規則的な間隔及び寸法を有する場合、開領域とホイルで覆われた領域との間のインピーダンス不整合は、同調効果を作り出すことができる。この効果は、いくらかの周波数選択的な同調を含み、これは望ましくない可能性がある。いくつかの態様において、ケーブル形状は、不必要な周波数を除去するために、目的のある同調が導入されるのを可能にすることができる。
接着剤付きケーブル形状は、広帯域性能をもたらすために同調効果を低減する又は排除する方法を更に提供する。一つの代替態様において、放射開口は、「ランダムな」穿孔形状により形成される。形成中、ケーブルは、事前に選択されたランダム・シーケンス(特定の最小及び最大間隔)を用いてコンピュータ制御された穿孔機を駆動する、コンピュータ制御されたインライン穿孔機に通されることができる。例えば、図2Bは、チャネルの軸方向長さに沿ってランダムに離間した一連の放射開口430a〜430xを備える第1のチャネル401a’を有する代替的なケーブル400’を示している。開口部430a、430b、430c、430d等のそれぞれは、異なる形状(長さ及び幅)を有することができ、開口部のそれぞれは、チャネル401a’の軸方向長さに沿って異なる距離離間され得る。一般的な取り付け面に取り付けるために、上述されたもののような接着剤支持体層(図示せず)がケーブル400’の上に提供され得る。
別の代替態様において、広帯域性能は、外側シース420に長手方向スロットを含ませることによって得ることができる。例えば、図2Cに示されるように、代替的なケーブル400’’は、外側シース/導体シールドの中に縦方向に形成されたスロット435を有する第1のチャネル401a’’を備えている。スロット435は、チャネル401a’’の軸方向全長に沿って、又はチャネル401a’’の軸方向長さの少なくとも実質的に一部に沿って、約20度〜約55度の開口部、好ましくは約45度の開口部を有する。この構成は、伝送路のインピーダンスを変化させる(一例を挙げれば、従来のTimes Microwave(Amphenol)LMR−400同軸ケーブルと類似の構成を有するチャネルの45度スロットを用いると、インピーダンスは50オームから50.6オームへと増加する)。この細長いスロット435で考慮すべき代償は、機械的強度の低下である。この代替実施形態として、前述の低誘電体材料などの外側コーティング又は封入材料(encasing material)を使用して、追加の機械的強度を得ることができる。あるいは、例えば、スロットを完全に覆う低誘電率フィルム又はテープを利用してもよい。上述されたもののような接着剤支持体層(図示せず)が、一般的な取り付け面に取り付けるためにケーブル400’’の上に提供され得る。
別の態様において、本発明の接着剤付きケーブルは、複数の放射チャネルを備えることができる。例えば、図2Dに示されるように、LMCケーブル400’’’は放射チャネル401a及び401d’を備えており、該放射チャネルのそれぞれは、それらの上に形成された複数の放射開口430を有している。放射チャネル401a及び401dは、周期的に離間した開口又はランダムに離間した開口を利用してもよい。この構成では、放射チャネルは、信号通信チャネル401b及び401cによって分離されている。この構成では、分離した放射チャネルはクロストークを誘発しにくい。あるいは、放射チャネルは互いに隣接していることができる、つまり、例えば、チャネル401a及び401bが放射チャネルであることができる、又は、チャネル401b及び401cが放射チャネルであることができる。更なる代替案では、複数の放射チャネルはそれぞれ、非放射チャネルによって分離されることができる、つまり、例えば、チャネル401a及びチャネル401cは非放射チャネル401bによって分離される放射チャネルであることができる。
更なる代替案では、各外側導体シールドが、長手方向スロット付き構成(例えば、チャネルにわたって長手方向に形成された約20度〜約55度の開口、好ましくは約45度の開口スロット)を有するように、各チャネル401a〜401dを構成することができる。ケーブルは、特定のアプリケーションで必要な場合には、チャネルを覆う金属製の外側シースで積層されることができる。
更に、放射チャネルは、それぞれ、図2Bに示されるランダムな開口構造、又は図2Cに示される長手方向スロット付き構造など、異なる開口構造を有することができる。
前述の接着剤付きケーブル構造は、種々の異なるIBWアーキテクチャの様々なIBWアプリケーションで使用され得る。例えば、本明細書に記載されるLMCケーブル配線は、受動銅同軸ケーブル分配アーキテクチャの一部として使用され得る。このアーキテクチャでは、複数の信号通信チャネルは、それぞれ同軸ケーブル構造を含み得る。ヘッドエンド能動部品を備えるだけで、接着剤付きケーブルの1つ以上の放射チャネルは、建物全体に複数のアンテナを実装する必要性を排除する。例えば、つり天井の下への敷設に関し、ケーブルはつり天井支持構造物に対して平らになるので、ケーブルの略平面構造は、放射開口が下方に向くのを可能にする。
このシステムはまた、従来のスプリッター、タップ、及び/又はカップラーで水平な同軸チャネルに接続された個別の放射アンテナを実装することができる。このようにして、複数のサービス通信事業者は、接着剤付きRF信号ケーブル配線を、水平ケーブル配線、若しくは放射アンテナシステムの一部、又はその両方として使用することができる。このタイプのアーキテクチャは、多くの異なるRFプロトコル(例えば、あらゆる携帯電話サービス、iDEN、Ev−DO、GSM、UMTS、CDMAなど)と共に動作することができる。
一つの代替態様において、多チャネルケーブル配線は、複数の同軸ケーブルを含むことができる。例えば、別個の同軸導体は、多入力多出力(MIMO)アンテナシステム、例えば、2×2 MIMOアンテナシステム、4×4 MIMOアンテナシステムなどの独立したアンテナと接続し得る。別の代替態様では、第1及び第2の同軸導体は、偏波アンテナシステムの単一アンテナと接続され得る。
別の例では、本明細書に記載される接着剤付きRF信号ケーブル配線は、能動アナログ分配アーキテクチャの一部として使用され得る。このタイプのアーキテクチャでは、RF信号分配は、同軸ケーブル又はファイバ(RoF)を通じて行われることができる。このアーキテクチャでは、ケーブル配線は選択された能動部品と組み合わされることができ、能動部品の種類(例えば、RoFのO/E変換器、MMIC増幅器)は、特定のアーキテクチャの種類に基づいて選択される。このタイプのアーキテクチャは、建物内でより長い伝搬距離を提供することができ、多くの異なるRFプロトコル(例えば、あらゆる携帯電話サービス、iDEN、Ev−DO、GSM、UMTS、CDMAなど)と共に動作することができる。
代表的な実施では、図5Aに示されるように、接着剤付きケーブルダクト710は、二重導管構造を有して形成されることができ、ハイブリッドケーブル配線ソリューションを提供することができる。
ダクト710は本体712を含み、複数の導管(ここでは穴713a及び713b)が本体712を通って設けられる。穴713aは、放射同軸ケーブルを含む第1のRF信号チャネル701aを収容するように寸法設定される。この態様では、穴713aは、同軸ケーブルの外径と一致する内径を有し、それによって、敷設中及び敷設後の信号通信チャネル701aの半径方向の配向を固定する密着嵌合を提供する。穴713bは、RF信号チャネル701b、701c、及び701dを収容するように寸法設定される。この態様では、RF信号チャネル701b〜701dは、それぞれ、RoFを実現するのに最適な光ファイバを備える。
この態様では、RF信号チャネル710aは、図2Cに示される信号通信チャネル401a’’の構造と同様の長手方向スロットを有する放射同軸ケーブルを含み、スロットは、外側シース/導体シールドに縦方向に形成され、チャネル401a’’の軸方向長さのかなりの部分に沿って約45度の開口部を有する。
この態様では、ダクト710は、上述されたもののような重合体材料から形成され、オーバージャケット押出プロセスでRF信号チャネルの上に直接押出されることができる。ダクト710は、接着剤裏材718を介して壁10に取り付けられるときにダクトの支持を提供する、フランジ構造715a、715bを更に備える。必要に応じて、ダクト710は、上述されたもののような1つ以上の補強部材を含むことができる。好ましい態様において、接着剤層718は、上述されたもののような、エポキシなどの接着剤、転写接着剤両面テープ、又は除去可能な接着剤を含む。
この態様では、ダクト710は、天井15の真下の位置の壁10に取り付けられる。信号通信チャネル701aは、ダクトの長さに沿って半径方向の配向で固定されているので、ダクト710は室内又は廊下の中心に面し、それにより、室内、廊下、又は他の場所内に好適な有効範囲を提供して、送信リンク及び/又は逆方向リンク信号と結合するアンテナとして動作することができる放射場50を提供する。更に、RF信号チャネル701b〜701dは、異なる搬送波、異なる周波数、及び/又は建物内の異なるサービス専用であり得る、複数の個別のRF経路を提供する。
ダクト710は天井の真下の位置の壁10に敷設されて示されているが、本願明細書の本説明を提供された当業者には明らかなように、ダクト710(又は本明細書に記載されている接着剤付きケーブルのいずれか)は、壁10の他の高さ、天井15、室内若しくは廊下の床の上、又は他の取付構造に敷設することも可能である。
図5Aに示される例示的な実施は、例えば、ハイブリッドネットワークアーキテクチャで有用であり得る。
別の態様では、図5Bに示されるように、接着剤付きケーブルダクト710’は、図5Aに示される二重導管ダクトと同様に形成され得るが、ハイブリッドケーブル配線ソリューションを提供するために金属製の本体を有している。ダクト710’は、複数の導管(ここでは穴713a及び713b)を有する本体712’を含む。穴713aは、放射同軸ケーブルを含む第1のRF信号チャネル701aを収容するように寸法設定される。この態様では、穴713aは、同軸ケーブルの外径と一致する内径を有し、それによって、敷設中及び敷設後の信号通信チャネル701aの半径方向の配向をダクトの長さに沿って固定する密着嵌合を提供する。穴713bは、RF信号チャネル701b、701c、及び701dを収容するように寸法設定される。この態様では、RF信号チャネル701b〜701dは、それぞれ、RoFを実現するのに最適な光ファイバを備える。
この態様では、RF信号チャネル710aは、図2Cに示される信号通信チャネル401a’’の構造と同様の長手方向スロットを有する放射同軸ケーブルを含み、スロットは、外側シース420及び導体シールド416に縦方向に形成され、チャネル401a’’の軸方向長さのかなりの部分に沿って約45度の開口部を有する。あるいは、RF信号チャネル701aは、信号通信チャネルの長さに沿って形成された、ランダムに穿孔された開口の配列を有する放射同軸ケーブルを含み得る。
この態様では、ダクト710’は、銅などの金属材料から形成され、薄い高分子積層体(図示せず)を外皮として有する。ダクト710’は、接着剤裏材718を介して壁10に取り付けられるときにダクトの支持を提供する、フランジ構造715a、715bを更に備える。好ましい態様において、接着剤層718は、上述されたもののような、エポキシなどの接着剤、転写接着剤両面テープ、又は除去可能な接着剤を含む。
図5Aの実施形態と同様に、ダクト710’は、天井15の真下の位置の壁10に取り付けられる。信号通信チャネル701aは、半径方向の配向で穴713a内に固定され、それにより、ダクト710’は、室内、廊下、又は他の場所内に好適な有効範囲を提供して、送信リンク及び/又は逆方向リンク信号と結合するアンテナとして動作することができる放射場50を提供する。更に、ダクト710’は、複数の個別のRF経路を提供するRF信号チャネル701b〜701dを備える。
図5Bに示される例示的な実施は、ハイブリッドネットワークアーキテクチャにとって有用であり得る。
別の態様では、図5Cに示されるように、接着剤付きケーブルダクト810は、図1Aに示される単一導管ダクトと同様に形成され得る。ダクト810は本体812を有し、そこを通って穴813が形成されている。穴813は、RF信号チャネル801a〜801cを収容するように寸法設定されるが、より多くの又は少ない数のRF信号チャネルを穴813の中に配置することができる。この態様では、RF信号チャネル801a〜801cは、それぞれ、RFoGを支持するように最適化された光ファイバを含む。
この態様では、ダクト810は、上述されたもののような重合体材料から形成され、オーバージャケット押出プロセスでRF信号チャネルの上に直接押出されることができる。ダクト810は、接着剤裏材818を介して壁10に取り付けられるときにダクトの支持を提供する、フランジ構造815a、815bを更に備える。必要に応じて、ダクト810は、上述されたもののような1つ以上の補強部材を含むことができる。好ましい態様では、接着剤層818は、上述されたもののような、エポキシなどの接着剤、転写接着剤両面テープ、又は除去可能な接着剤を含む。RF信号チャネル801a〜801cは、異なる搬送波、異なる周波数、及び/又は建物内の異なるサービス専用であり得る、複数の個別のRF経路を提供する。
図5Cに示されるような例示的な実施は、能動DASネットワークアーキテクチャにとって有用であり得る。
別の態様では、図5Dに示されるように、接着剤付きケーブルダクト810’は、図5Cに示される単一導管ダクトと同様に形成され得る。ダクト810’は本体812’を含み、そこを通って穴813が形成されている。穴813は、非放射同軸ケーブル又は放射同軸ケーブルを含み得るRF信号チャネル801aを収容するように寸法設定されている。図5Dに示されるように、図2Cに示される信号通信チャネル401a’’の構造と類似した長手方向スロットを有する放射同軸ケーブルが提供され、スロットは、外側シース420及び導体シールド416に縦方向に形成され、チャネル401a’’の軸方向長さのかなりの部分に沿って約45度の開口部を有する。あるいは、RF信号チャネル801aは、信号通信チャネルの長さに沿って形成された、ランダムに穿孔された開口の配列を有する放射同軸ケーブルを含み得る。
この態様では、ダクト810’は、銅などの金属材料から形成され、薄い高分子積層体(図示せず)を外皮として有する。ダクト810’は、接着剤裏材818を介して壁10に取り付けられるときにダクトの支持を提供する、フランジ構造815a、815bを更に備える。好ましい態様では、接着剤層818は、上述されたもののような、エポキシなどの接着剤、転写接着剤両面テープ、又は除去可能な接着剤を含む。
図5Aの実施形態と同様に、ダクト810’は、天井15の真下の位置の壁10に取り付けられる。信号通信チャネル801aは、半径方向の配向で穴813内に固定され、それにより、ダクト810’は、室内、廊下、又は他の場所内に好適な有効範囲を提供して、送信リンク及び/又は逆方向リンク信号と結合するアンテナとして動作することができる放射場50を提供する。
図5Dに示される例示的な実施は、受動又は能動DAS水平配線(非放射又は放射)ネットワークアーキテクチャにとって、及び個別のアンテナに代わる能動DASにとって有用であり得る。
代表的な接着剤付きケーブル配線を取り付けるために利用することができる代表的な工具類は、米国特許公報US2009−0324188に記載されている。
別の態様では、図6Aに示されるように、接着剤付きダクト910は複数のチャネルを収容して、IBWアプリケーションのための水平ケーブル配線を提供する。ダクト910は本体912を含み、本体912は、そこを通って提供される複数の導管(ここでは、穴913、並びにダクトのフランジ構造の中に形成された追加の穴914a及び914b)を有している。この態様では、穴913は、その中に配置される1つ以上のRF通信回線を収容するように寸法設定されている。この例では、穴913は、12本の光ファイバ901a〜901lを収容するように寸法設定されている。言うまでもなく、アプリケーションによっては、より多くの又は少ない数の光ファイバを利用することができる。光ファイバは、RFoGを支持するように最適化され得る。例えば、光ファイバは、ネイティブRF信号を伝送するように設計されている単一モード光ファイバを含むことができる。いくつかのアプリケーションでは、多モードファイバを利用することも可能である。
追加の穴914a及び914bは、追加の信号通信チャネル及び/又は電力線を提供することができる。この態様では、第1の追加チャネル914aは第1の電力線902aを支持し、第2の追加チャネル914bは第2の電力線902bを支持している。あるいは、第1及び第2の追加チャネル914a、914bは、同軸ケーブルを支持することができる。第1及び第2の追加チャネル914a、914bへのアクセスは、それぞれスリット906a、906bを介して提供され得る。別の代替態様では、接着剤付きケーブル配線は、CAT5、CAT6線として構成されたより多くの通信チャネルのうちの1つを含み得る。別の代替案では、電力は、同軸線の1つ以上の導電性コアを通じて送信され得る。
ダクト910は、上述されたもののような重合体材料から形成される構造体であり得る。更なる態様において、ダクト910は、オーバージャケット押出プロセスで通信線の上に直接押し出されることができる。あるいは、ダクト910は、上述のように、銅又はアルミニウムなどの金属材料から形成され得る。(1つ又は複数の)アクセススリットのある又はないダクト910を敷設者に提供することができる。
ダクト910は、壁に、又は床、天井、若しくはモールディングなどの取り付け面に敷設されるか取り付けられたときにダクト910の支持を提供するフランジ915a、915b又は類似の平坦部分を含む。好ましい態様では、フランジ915a、915bは、略平坦面形状を有する背面又は底面916を有する。必要に応じて、ダクト910は、上述されたもののような1つ以上の補強部材を含むことができる。好ましい態様では、接着剤層918は、表面916の全体又は少なくとも一部に配置される、上述されたもののような、エポキシなどの接着剤、転写接着剤、アクリル接着剤、感圧接着剤、両面テープ、又は除去可能な接着剤を含む。取り外し可能なライナー919を提供することができ、該ライナーは、接着剤層が取り付け面に貼り付けられるときに除去され得る。
別の態様では、図6Bに示されるように、接着剤付きダクト1010は、IBWアプリケーションのための水平ケーブル配線を提供するために、複数のチャネルを収容する。ダクト1010は本体1012を含み、本体1012は、そこを通って提供される複数の導管(ここでは、穴1013、並びにダクトの外側ジャケット1011構造体の中に形成された4つの追加の穴1014a〜1014b)を有している。4つの追加の穴1014a〜1014bが図6Bに示されているが、より多くの又は少ない数の追加の穴を提供することが可能である。この態様では、穴1013は、その中に配置される1つ以上のRF通信回線を収容するように寸法設定されている。この例では、穴1013は、12本の光ファイバ1001a〜1001lを収容するように寸法設定されている。言うまでもなく、アプリケーションによっては、より多くの又は少ない数の光ファイバを利用することができる。光ファイバは、RFoGを支持するように最適化され得る。例えば、光ファイバは、ネイティブRF信号を伝送するように設計されている単一モード光ファイバを含むことができる。いくつかのアプリケーションでは、多モードファイバを利用することも可能である。
追加の穴1014a〜1014bは、追加の信号通信チャネル及び/又は電力線を提供することができる。この態様では、第1の追加チャネル1014aは第1の電力線1002aを支持し、第2の追加チャネル1014bは第2の電力線1002bを支持し、第3の追加チャネル1014cは第3の電力線1002cを支持し、第4の追加チャネル1014dは第4の電力線1002dを支持する。あるいは、追加チャネル1014a〜1014dは、同軸ケーブルを支持することができる。第1及び第2の追加チャネル1014a〜1014dへのアクセスは、それぞれ、ダクトの長さに沿って延びるスリット1006a〜1006dを介して提供され得る。この設計は、敷設者が必要に応じて、直接的なやり方で電力線をダクト1010に挿入する又はダクト1010から除去するのを可能にする。別の代替態様では、接着剤付きケーブル配線は、CAT5、CAT6線として構成されたより多くの通信チャネルのうちの1つを含み得る。別の代替案では、電力は、同軸線の1つ以上の導電性コアを通じて送信され得る。
ダクト1010は、上述されたもののような重合体材料から形成される構造体であり得る。更なる態様において、ダクト1010は、オーバージャケット押出プロセスで通信線の上に直接押し出されてもよい。この態様では、ダクト1010は、上述のように、銅又はアルミニウムなどの金属材料から形成され得る。(1つ又は複数の)アクセススリットのある又はないダクト1010を敷設者に提供することができる。
また、ダクト1010は、壁に、又は床、天井、若しくはモールディングなどの他の取り付け面に敷設されるか取り付けられたときにダクト1010の支持を提供するフランジ1015a、1015b又は類似の平坦部分を含む。好ましい態様では、フランジ1015a、1015bは、略平坦面形状を有する背面又は底面1016を有する。必要に応じて、ダクト1010は、上述されたもののような1つ以上の補強部材を含むことができる。好ましい態様では、接着剤層1018は、表面1016の全体又は少なくとも一部に配置される、上述されたもののような、エポキシなどの接着剤、転写接着剤、アクリル接着剤、感圧接着剤、両面テープ、又は除去可能な接着剤を含む。図示されていないが、取り外し可能なライナーを提供することができ、該ライナーは、接着剤層が取り付け面に貼り付けられるときに除去され得る。
本明細書に記載される接着剤付きケーブル配線は、他の屋内及び屋外用途で、並びにオフィスビル、オフィススイート、及びアパートなどの商業又は住居用の建物でも利用可能である。
上述の接着剤付きケーブル配線は、該ケーブル配線が放射同軸ケーブルを提供することができるという理由で、中間配線盤(IDF)からアンテナまでの既存の水平経路が欠如した建物の中で使用することができる。更に、乾式壁天井を有しかつ点検用パネルがほとんどない建物では、本発明の接着剤付きケーブル配線は、既存の乾式壁天井に入る必要なく敷設されることができる。一部の古い建物には、設計図がないか又は設計図が不正確である場合があるので、本明細書に記載される接着剤付きケーブル配線は、外観調査に基づいて敷設されることができる接着剤付きケーブル配線は、既存の手の込んだ装飾及び廊下の端正さを妨げる必要性を最小限に抑える又は排除するのを助ける。更に、広範囲にわたる工事領域を設置する必要性を回避することができる。
種々の接着剤付きRF信号ケーブルの実施形態に関連して上述したように、本発明のケーブル配線は、複数のチャネルを含むRF信号分配手段を、建物又は他の構造物内に提供する。したがって、それぞれが建物内での無線分配を必要とする異なる搬送波は、接着剤付きRF信号ケーブル布線を利用することができ、そこでは共通の水平敷設が異なる搬送波をサポートすることができ、コスト削減及び搬送波の自律性(carrier autonomy)がもたらされる。更に、GSM、UMTS、iDEN、Ev−DO、LTEなどといった異なるサービスを、接着剤付きRF信号ケーブル配線によって分配することができる。更に、上で論じた接着剤付きRF信号ケーブル配線構造を用いると、分離した信号経路は異なる周波数で動作するサービスを行うので、PIMが低減又は排除される。更に、接着剤付きRF信号ケーブル配線は、マルチパスRF環境の様々なMIMOアーキテクチャで実施されることができ、同軸ケーブルの複数のレーンはアンテナシステムに方向付けられることができる。別の代替案では、接着剤付きRF信号ケーブル配線は、単一の一体型アンテナユニットから送受信することができる偏波アンテナシステムで使用され得る。接着剤付きRF信号ケーブル配線は、位相遅延制御のために同じ長さの経路を提供することができる。
接着剤付きRF信号ケーブル配線は、「ランチルーム」「会議室」「カンファレンスルーム」などの建物内の異なる場所への信号のルーティングも提供する。複数チャネルの設計は、必要に応じて、別個の受信チャネルが他のチャネルと無関係に設定されるのも可能にする。このタイプの構成は、ユーザー装置(UE)信号をセルサイトに戻すためのより良好な信号調節を提供することができる。
LMCケーブル配線は、直接的なやり方で建物の壁又は天井に敷設され得るアンテナ構造としての機能を果たす放射同軸チャネルを含むことができる。選択された放射開口の上に金属テープを組み込むことにより、ヘッドエンドと信号が放射される領域との間の信号レベルを保持することが可能となる。金属テープにより、特定の敷設に必要な、現場でプログラム可能な放射位置を規定することが更に可能となる。また、選択された放射開口の上に金属テープを組み込むことにより、比較的小さい寸法の同軸ケーブルを複数の信号通信チャネルに使用するのが可能となる。この小さな製品形状因子は、極めて敷設し易くあり得る。損失は、別個の受信同軸チャネル、必要な場合のみ輻射力、及び必要な場合に増幅器を使用して、開口部を封止したままヘッドエンドから遠い領域に別個の信号を送信することによって管理され得る。
このように、複数のアウトバウンドチャネル、専用の受信チャネル、及び現場でプログラム可能な放射体を備えた本明細書に記載される接着剤付きRF信号ケーブルは、柔軟なネットワーク設計及び所与の室内放射環境の最適化をもたらす。
上記の実施形態はIBWアプリケーションに関連して記載されているが、本発明の接着剤付きRF信号ケーブル配線は、屋外無線アプリケーションでも同様に使用可能である。
本発明は上記に述べた特定の実施例に限定されるものと考えるべきではなく、添付の特許請求の範囲に適正に記載されるように本発明の全ての態様を網羅するものと理解すべきである。本発明を適用可能な様々な変更、等価のプロセス、及び多くの構造が、本明細書を参照することで本発明が対象とする技術分野における当業者には直ちに明らかとなろう。特許請求の範囲は、このような修正及び装置を網羅することを意図する。
Claims (23)
- 接着剤付き多チャネルRF信号ケーブルであって、
全体に穴が形成されている少なくとも1つの導管部分を有し、かつ1つ以上のRF信号チャネルを含む本体と、
前記ケーブルを取り付け面に取り付けるための接着剤支持体層を有するフランジ部分と、を備える、接着剤付き多チャネルRF信号ケーブル。 - 前記本体及びフランジ部分が重合体から形成される、請求項1に記載の接着剤付き多チャネルRF信号ケーブル。
- 前記重合体が、前記1つ以上のRF信号チャネルの上に押出される重合体である、請求項2に記載の接着剤付き多チャネルRF信号ケーブル。
- 前記本体及びフランジ部分が、金属から形成される、請求項1に記載の接着剤付き多チャネルRF信号ケーブル。
- 前記金属が、2ミル(0.05mm)以下の厚さを有する低誘電体材料層で覆われる、請求項4に記載の接着剤付き多チャネルRF信号ケーブル。
- 前記本体が2つの導管部分を含み、第1の導管が第1のRF信号チャネルを備えかつ第2の導管が第2のRF信号チャネルを備える、請求項1〜5のいずれか一項に記載の接着剤付き多チャネルRF信号ケーブル。
- 前記第1のRF信号チャネルが同軸ケーブルを含み、前記第2のRF信号チャネルが光ファイバを含む、請求項6に記載の接着剤付き多チャネルRF信号ケーブル。
- 前記同軸ケーブルが、前記第1のチャネルからの第1のRF信号を放射的に送信及び/又は受信するように構成される、請求項7に記載の接着剤付き多チャネルRF信号ケーブル。
- 前記第1のRF信号チャネルの半径方向位置が、前記RF信号ケーブルの長さにわたって維持される、請求項8に記載の接着剤付き多チャネルRF信号ケーブル。
- 前記第1のチャネルが、前記第1のチャネルの軸方向長さに沿って長手方向に形成された複数の放射開口を含む、請求項8に記載の接着剤付き多チャネルRF信号ケーブル。
- 前記第1のチャネルが、前記第1のチャネルの前記軸方向長さに沿って形成された長手方向スロットを含み、該長手方向スロットが、約20度〜約55度の開口部を有する、請求項8に記載の接着剤付き多チャネルRF信号ケーブル。
- 前記第2の導管が、別個のRF信号チャネルをそれぞれ提供する複数の光ファイバを含む、請求項7に記載の接着剤付き多チャネルRF信号ケーブル。
- 前記第1のRF信号チャネルが、第1のアンテナに接続される第1の同軸ケーブルを含み、前記第2のRF信号チャネルが、第2のアンテナに接続される第2の同軸ケーブルを含む、請求項6に記載の接着剤付き多チャネルRF信号ケーブル。
- 前記ダクトが、第1の導管部分と、全体に形成される少なくとも1つの追加導管部分とを有し、第1の導管が複数の光ファイバを含み、第2の導管が電力線を有する、本体を含む、請求項1に記載の接着剤付き多チャネルRF信号ケーブル。
- 前記少なくとも1つの追加導管部分が、前記フランジに形成される、請求項14に記載の接着剤付き多チャネルRF信号ケーブル。
- 前記少なくとも1つの追加導管部分が、前記本体の外側ジャケット部分に形成される、請求項14に記載の接着剤付き多チャネルRF信号ケーブル。
- 穴が全体に形成された少なくとも1つの導管部分を有し、かつ1つ以上のRF信号チャネルを含む本体と、ケーブルを取り付け面に取り付けるための接着剤支持体層を有するフランジ部分と、を含む接着剤付き多チャネルRF信号ケーブルを含む、屋内無線アプリケーション用の分散アンテナシステム。
- 前記接着剤付き多チャネルRF信号ケーブルが、第1の無線サービスプロバイダからのRF信号を運ぶ第1のRF信号チャネルと、第2の無線サービスプロバイダからのRF信号を運ぶ第2のRF信号チャネルとを備える、請求項17に記載の分散アンテナシステム。
- 前記接着剤付き多チャネルRF信号ケーブルが、ハイブリッドネットワークアーキテクチャのための水平ケーブル配線を提供する、請求項17に記載の分散アンテナシステム。
- 前記接着剤付き多チャネルRF信号ケーブルが、受動ネットワークアーキテクチャのための水平ケーブル配線を提供する、請求項17に記載の分散アンテナシステム。
- 前記接着剤付き多チャネルRF信号ケーブルが、アクティブネットワークアーキテクチャのための水平ケーブル配線を提供する、請求項17に記載の分散アンテナシステム。
- 前記接着剤付き多チャネルRF信号ケーブルが、MIMOアンテナシステムのための水平ケーブル配線を提供する、請求項17に記載の分散アンテナシステム。
- 前記接着剤付き多チャネルRF信号ケーブルが、天井直下の位置で建物の壁に接着剤で取り付けられる、請求項17〜22のいずれか一項に記載の分散アンテナシステム。
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