JP2013531817A - 間隙を充填する及び防水するための補助装置を有する光ケーブル接続容器 - Google Patents

Abstract

間隙を充填する及び防水するための補助装置を有する光ケーブル接続容器（１）が提供されている。接続容器は、少なくとも一つのケーブル導入端面（２）、間隙を充填する及び防水するための少なくとも一つの補助装置、及び少なくとも一つの弾性収縮管（４）を含む。ケーブル導入端面（２）は、第一中空円柱管（３）とともに提供される。弾性収縮管（４）で防水処理される光ケーブルは、曲げ加工した後、デュアルケーブルの形で中空円柱管（３）を通過する。故に、ケーブルの中途接続及びケーブルの中途分岐は、ケーブルを切断せずに、接続容器で処理することができる。前記補助装置は、中空円柱管（３）における前記光ケーブルと協働し、第一防水構造は、補助装置が弾性収縮管（４）によって包まれている場所で形成されている。第一中空円柱管（３）の少なくとも外側及び補助装置の少なくとも一部も、第二防水構造を形成するように、弾性収縮管（４）によって包まれている。接続容器は、より優れた防水効果を提供し、コストを削減する。

Description

関連出願と優先権主張の相互参照
本出願は、世界知的財産局での２０１０年７月２日に出願された国際特許出願第ＰＣＴ/ＣＮ２０１０/０７４９４６号（２０１２年１月５日に公開された国際特許公開第ＷＯ２０１２/０００２０５ Ａ１号）に基づく利益を主張し、当該国際特許出願の開示は、参照によって本明細書に組み込まれる。

本発明は、間隙を充填する及び防水するための補助装置を有する光ケーブル接続容器に関する。 特に、本発明は、ケーブルの中間接続または分岐接続を操作する時の防水処理のための弾性収縮管を使用可能な改良の光ケーブル接続容器に関する。

有線伝送（例えば電気通信、ケーブルテレビ、監視システムなど）の技術分野では、光ファイバーケーブルは、音声、データ、ビデオ及びメッセージを送信するために広く使用される。光ファイバーケーブルは、光ケーブル接続容器の助けを借りて、任意の指定した場所にメッセージを送信して、ケーブルの接続及び継ぎを操作する。

従来の光ファイバーケーブルは、主に中間のバックボーンケーブルとして使用される。光ケーブル接続容器は、ほとんど線形接続操作と分岐接続操作のために使用される。線形接続操作は、切断したケーブルを同量の芯を有する他のケーブルと接続する操作である。分岐接続操作は、より多くの芯を有するケーブルをより少ない芯を有する他のケーブルと接続する操作である。比較してみると、現在の通信ネットワークは、ファイバトゥザホーム（ＦＴＴＨ）の広帯域サービスの時代に踏み込んでいる。大量の光ファイバーは、光ケーブル接続容器を利用することによって、ユーザ側で光ファイバー設備に分配する必要がある。したがって、光ケーブル接続容器は、直線接続及び分岐接続操作に適用できるのみならず、大量の光ファイバーケーブルのための中間に導入された分岐接続操作に必然的に適用できる。中間に導入された分岐接続操作は、光ケーブル接続容器を介して中央部における多芯光ファイバーを有するバックボーンケーブルから分割された少量の未使用ケーブルを、光ファイバー・ケーブル・サービスが顧客に必要とされる際に新しいユーザー側への接続のための一つの他の中間接続ケーブルと接続するための操作である。多くの場合では、バックボーン光ファイバーケーブル、特に光ファイバーケーブルは、使用中に切断することができない。

従来技術の光ケーブル接続容器では、直接接続や分岐接続操作のため、ケーブル導入端面にケーブルを通過させる防水処理方法は、機械、熱収縮及び弾性収縮管の三つのタイプがある。機械タイプの部品は、複雑であり、コストが高い。熱収縮タイプは、コストが比較的低いが、例えば、施工中に火を使用する必要性、一定品質を制御する難しさ、ケーブルの揺れや歪みによる防水効果に及ぼす悪影響などの欠点を有している。又、熱収縮タイプは、吊り付け又は壁掛けの環境に使用することに十分であるが、水が一年中に累積しているマンホールに取り付けされる地下の光ファイバーケーブルに不十分である。それどころか、弾性収縮管タイプは、施工に対し最も便利である。更に、弾性収縮管タイプも一定の施工品質、優れた防水効果、低コストの材料という利点を有している。したがって、直接接続操作または分岐接続操作のケーブルのいずれかに防水処理を実行するために、弾性収縮管を採用することは、施工者にとって最良の選択である。

弾性収縮管は、高い伸び率、高い引張り強度及び優れた復元率を有する弾性物体で製作される。管内径を拡大するために、弾性収縮管の内部側からストライプ様式で抽出可能な螺旋形状を有する管状の硬質プラスチック物が弾性収縮管内に挿入される。弾性収縮管を使用して防水処理するための方法は、次のように行われる。まず、拡大された内径を有する弾性収縮管の一部を置きて、光ファイバーケーブルを通過するための導入端面に配置された中空円柱管の外側部分を覆い、弾性収縮管の他部を置きて、中空円筒管の外部に置かれて接続された光ファイバーケーブルが通過する部分を覆う。弾性収縮管の内部に挿入された螺旋形状を有する管状の硬質プラスチック物を抽出した後、弾性収縮管の内径は、拡大された前の元の小内径に復元する。前記小内径は、中空円柱管の外径及び光ファイバーケーブルの外径よりも小さい。弾性収縮管の径方向の収縮力は、中空円筒管の外部に置かれた光ファイバーケーブルの部分及び中空円柱管の外側部分に作用し、それに応じて緊密な防水構造が形成される。

従来技術では、中間導入接続の分岐接続によって操作された光ファイバーケーブルが通過するケーブル導入端面を使用する光ケーブル接続容器に適した防水方法は、単に二種類（機械タイプと熱収縮タイプ）を含む。防水処理のための弾性収縮管を光ファイバーケーブルの中間に導入された分岐接続操作に使用できない理由は、中間に導入された分岐接続操作のために光ファイバーケーブルを準備している間、光ファイバーケーブル及びそれに含まれる芯線が切断できなく、前記光ファイバーケーブルは、デュアルケーブル方式でケーブルの接続及び継ぎを操作するための前記光ケーブル接続容器に入る。しかし、弾性収縮管は、収縮した後、デュアルケーブルとの間に形成される隙間を密接に覆うことは困難であり、防水効果を得ることができない。なお、光ファイバーケーブルを曲げることには、特定の技術基準がある。一般的には、戸外の光ファイバーケーブルの曲げ曲率直径は６ｍｍである。したがって、デュアルケーブル方式で光ファイバーケーブルを通過するための中空円柱管の孔径に対して、長辺の内径は、一般的な遠距離通信の供給業者の要求に基づき、６ｍｍより大きい。しかし、一般的な光ファイバーケーブルの直径は、１.５〜２ｍｍであるため、孔の周縁部及び光ファイバーケーブルの間には大きな裂け目がある。故に、防水処理を実行するために、弾性収縮管を採用することは適切でない。したがって、従来の光ケーブル接続容器において、弾性収縮管タイプの防水処理は、単に直接接続や分岐接続操作に使用することができるが、熱収縮タイプまたは機械タイプの防水処理は、中間に導入された接続の分岐接続を使用する必要がある。

従来技術の光ケーブル接続容器を改善するための実現可能な解決策があると、ケーブルは、デュアルケーブル方式で光ケーブル接続容器の導入端面とそれに配置された中空円柱管に通過し、あるいは弾性収縮管が防水処理のために使用される。光ケーブル接続容器と防水処理を使用するケーブル接続操作の方法は、実行可能な方法で標準化されると、施工の品質と安全性を改善するだけでなく、施工者の製造及びメンテナンスに関するコストも大幅に下げる。

したがって、出願人は、技術の欠如から生じる欠点に鑑みて、本発明” 間隙を充填する及び防水するための補助装置を有する光ケーブル接続容器”を発明する。

本発明の主な目的は、間隙を充填する及び防水するための補助装置を有する光ケーブル接続容器を提供することにより、優れた防水機構を提供し、防水問題を解決することができる。これにより、施工の品質と安全性を改善するだけでなく、施工者の製造及びメンテナンスに関するコストも大幅に下げることができる。

従来技術の欠点を克服するために、本発明は、間隙を充填する及び防水するための補助装置を有する光ケーブル接続容器を提供する。前記光ケーブル接続容器は、少なくとも一つのケーブル導入端面に光ファイバー芯線を有する第一ケーブルを通過し、中間接続又は分岐接続によって前記第一ケーブルを操作し、前記光ファイバー芯線を切断せずにＵ字型に曲げて、防水プロセスにおける少なくとも第一弾性収縮管によって処理することを予定する前記少なくとも一つのケーブル導入端面と、前記ケーブル導入端面に形成され、前記曲げた第一ケーブルが前記通信光ケーブル接続容器に出入りするように通過する少なくとも一つの第一中空円柱管と、前記補助装置の第一特定位置に第一防水構造を形成するように、前記Ｕ字型に曲げた第一ケーブルと協力し、前記第一弾性収縮管によって前記第一特定位置を覆い、前記第一弾性収縮管によって前記第一中空円柱管及び前記曲げた第一ケーブルを覆い、前記第一弾性収縮管は、第二防水構造を形成するように、前記第一中空円柱管の外側部分及び補助装置の部分を束ねる及び覆う少なくとも一つの補助装置と、を備える。補助装置を使用する目的は、前記光ファイバー芯線を切断せずに、光ファイバーケーブルを、デュアルケーブル方式で光ケーブル接続容器のケーブル導入端面に通過し、前記光ケーブル接続容器に入り、中間接続又は分岐接続を行う。デュアルケーブルとの間の隙間は、まず、コーキングの防水補助装置により、隙間がない楕円形柱体又は円形柱体の第二防水構造を形成し、弾性収縮管の使用を容易にし、防水処理を行う。

又、本発明に係る光ケーブル接続容器において、前記補助装置は、補助装置は、ケーブル束化筐体、固定用ネジ、接着性と可塑性の特性を有する防水接着剤、エラストマー防水パッド及びそれらの組み合わせからなる群から選ばれた少なくとも一つの部品を有する。

更に、本発明に係る光ケーブル接続容器において、前記ケーブル導入端面には、第二ケーブルが前記光ケーブル接続容器に出入りするように通過するための第二中空円柱管が形成される。

更に、本発明に係る光ケーブル接続容器において、第二中空円柱管の外側部分及び前記第二ケーブルが前記第二中空円柱管の外に通過する部分の両方が、第三防水構造を形成するように第二弾性収縮管で覆われる。

尚、本発明に係る光ケーブル接続容器において、前記光ケーブル接続容器は、第一ケーブル固定具を更に含み、前記第一ケーブル固定具は、締結リング、締結バンド、クランプ・ジョイント、及びそれらの組み合わせからなる群から選ばれた少なくとも一つの部品を有し、前記光ケーブル接続容器の外側に前記第一ケーブルを固定するために用いられる。

更に、本発明に係る光ケーブル接続容器において、前記ケーブル導入端面は、メインケーブルを通過する第一位置を有し、前記光ケーブル接続容器には、収集盤を有する少なくとも一つの収集盤サポートが更に含まれ、前記第一位置は、第一線形経路に配置され、前記第一線形経路には、前記メインケーブルが前記収集盤によってブロックされ、及び干渉されることなく、前記光ケーブル接続容器に入る。

更に、本発明に係る光ケーブル接続容器において、前記ケーブル導入端面は、第三ケーブルが直接接続及び分岐接続のいずれかで操作されるように、前記ケーブル導入端面に貫通する第二位置を有し、
前記第二位置は、第二線形経路に配置され、前記第二線形経路には、前記第三ケーブルが前記収集盤によってブロックされ、及び干渉されることなく、前記光ケーブル接続容器に入る。

更に、本発明に係る光ケーブル接続容器において、前記光ケーブル接続容器は、前記収集盤サポートを固定するための第二ケーブル固定具を更に含み、前記第二ケーブル固定具は、前記第二位置に対応する第二特定位置で前記収集盤サポートを固定する。メイン光ファイバーケーブルは、収集盤サポートに関する固定、受け入れ、配置などの操作及び素子の位置に決定された方式及び技術的な要件がある。従って、ケーブル導入端面は、任意の変換に適していなく、必要な時には、最善の利益を得るために、メイン光ファイバーケーブルの導入端面を変換する。故に、本発明に係る光ケーブル接続容器は、第二ケーブル固定具を含む。必要な時に、メイン光ファイバーケーブルは、ケーブル導入端面の異なる出入口を選択することができ、選択された出入口を介して光ケーブル接続容器に入ることができる。メイン光ファイバーケーブルは、依然として決定された方式及び技術的な要件に従って、操作することができ、出入口の変換による悪影響を軽減し、ケーブル導入端面の出入口の応用範囲を広げ、操作の技術品質を確保する。

更に、本発明に係る光ケーブル接続容器において、前記第一及び第二の防水構造は、それぞれ第一及び第二熱収縮管で固定されている。

本発明は、光ケーブル接続容器を提供する。前記光ケーブル接続容器は、ケーブルが中間接続又は分岐接続で操作されるように貫通するケーブル導入端面と、ヘアピン状に曲げられた前記ケーブルが貫通するように、前記ケーブル導入端面に配置される第一中空円柱管と、防水構造を形成するように、間隙を充填し、水に耐え、曲げられた前記ケーブルを覆う補助装置と、を備える。

本発明は、光ケーブル接続容器を提供する。前記光ケーブル接続容器は、ケーブルが貫通し、第一中空円柱管を有するケーブル導入端面と、前記第一中空円柱管を貫通するＵ字型に曲げられたケーブルと、第一防水構造を形成するように、間隙を充填し、水に耐え、曲げられた前記ケーブルを覆う補助装置と、前記第一中空円柱管の外側部分を束ねて覆い、前記第一防水構造における曲げられた前記ケーブルの少なくとも一部が第二防水構造を形成する弾性収縮管と、を備える。

したがって、本発明における光ケーブル接続容器は、間隙を充填する及び防水するための補助装置を有し、様々な欠点（例えば不十分な機能、高いコスト、不一致の施工品質及び乏しい工事安全など）を克服し、全体の機能を向上させるだけでなく、施工の品質や安全性を効果的に向上させ、施工者の製造及びメンテナンスに関するコストも大幅に下げることができる。

本発明の第一実施形態に係る間隙を充填する及び防水するための補助装置を有する光ケーブル接続容器を示す図である。 本発明の第一実施形態に係る間隙を充填する及び防水するための補助装置を有する光ケーブル接続容器を示す図である。 本発明の第一実施形態に係る間隙を充填する及び防水するための補助装置を有する光ケーブル接続容器を示す図である。 本発明の第一実施形態に係る間隙を充填する及び防水するための補助装置を有する光ケーブル接続容器を示す図である。 本発明の第一実施形態に係る間隙を充填する及び防水するための補助装置を有する光ケーブル接続容器を示す図である。 本発明の第一実施形態に係る光ファイバケーブルが通過するための間隙を充填する及び防水するための補助装置を有する補助装置を有する光ケーブル接続容器のケーブル導入端面を示す図である。 本発明の第一実施形態に係る間隙を充填する及び防水するための補助装置を有する光ケーブル接続容器の内部を一視界において示す図である。 本発明の第一実施形態に係る間隙を充填する及び防水するための補助装置を有する光ケーブル接続容器の内部を他視界において示す図である。

以下のように、本発明“間隙を充填する及び防水するための補助装置を有する光ケーブル接続容器”を実施例に基づいて詳述するが、あくまでも例示であって、本発明の範囲はこれらの実施形態に限定されない。本発明の範囲は、特許請求の範囲に記載されており、さらに特許請求の範囲の記載と均等な意味及び範囲内での全ての変更を含んでいる。

第一実施形態
図１（Ａ）〜１（Ｅ）は、本発明の第一実施形態に係る間隙を充填する及び防水するための補助装置を有する光ケーブル接続容器１を示す図である。光ケーブル接続容器１は、ケーブルが通過するのケーブル導入端面２を有している。図１（Ａ）に示すように、ケーブル導入端面２には、中空円柱管３が形成されている。光ケーブル接続容器１は、間隙を充填し及び防水するための補助装置と、弾性収縮管及び熱収縮管のいずれかを指定できる収縮管４と、を更に有する。図１（Ｂ）に示すように、前記補助装置は、二つの束化筐体４０１、固定用ネジ４０２、防水両面接着テープ４０３、及びエラストマー防水片面接着テープ４０４を含む。二つの束化筐体４０１は、半円柱形になり、ケーブルを密接に束ねるために、デュアルケーブルの各々を収容するための凹状空間をそれぞれ有する。防水両面接着テープ４０３は、接着性と可塑性の特性を有する。エラストマー防水片面接着テープ４０４の代わりに、他の適用可能な接着剤に置き換えることができる。前記ケーブルは、デュアルケーブル方式で形状を有するように、切断せずに、二つ折り形状、Ｕ字型、または他の可能な形状に曲げられる。前記ケーブルは、ケーブル導入端面２に形成された中空円柱管３に通過し、光ケーブル接続容器１に入る準備ができている。防水処理の操作は、後述するように進められている。他の隙間は、異なるケーブルの組み合わせによって形成され、本発明にも適用可能である。たとえば、ケーブルは、光ケーブル接続容器におけるＵ字部、及び光ケーブル接続容器の外の直線部分を有する。隙間は、デュアルケーブル方式でケーブルの直線部分に形成されている。他の例では、ケーブルは、中空管を介して光ケーブル接続容器の外側部分から内側までに延び、前記内側部分に一部を残し、前記内側部分から離れ、中空管を介して外側部分に向かう。ケーブルは、前記内側部分に延びる前の第一部分と、前記内側部分から離れる第二部分と、を有する。他の隙間は、第一及び第二部分の間に形成される。まず、接着性と可塑性の特性を有する防水両面接着テープ４０３は、半円柱の束化筐体４０１に入れて敷設されている。束化筐体４０１は、凹状空間を有し、前記凹状空間には、デュアルケーブルの各々を収容する。密着性と可塑性の特性を有する防水両面接着テープ４０３は、光ファイバーケーブル５の接合部を包含するように使用される。光ファイバーケーブル５の接合部は、中間導入分岐接続及び束化筐体４０１のため、曲げたタイプのケーブルを密接に束ねる。統合の円柱体の防水構造を形成するために、固定用ネジ４０２を使用して前記接合部を固定し、二つの半円柱束化筐体４０１を緊密に組み合わせる。固定用ネジ４０２を密接に固定した後、束化筐体４０１との間の隙間から押し出す防水両面接着テープ４０３の超過部分を除去する。エラストマー防水片面粘着テープ４０４は、二つの半円柱の束化筐体４０１を組み合わせることによって形成された統合の円柱束化体の外面を包含して使用する。図１（Ｃ）に示すように、第一防水構造は、デュアルケーブル５と束化筐体４０１の各々との間に形成されている。更に、光ファイバーケーブル５と第一防水構造は、中間導入分岐接続によって操作されることを予定し、収縮管４に挿入され、収縮管４で覆われ、防水処理を行う。収縮管４は、弾性収縮管、熱収縮管、又はそれらの組み合わせを指定できる。第一防水構造を有する光ファイバーケーブル５は、そこに含まれる芯線６を切断することなく曲げられ、第一中空円柱管３を通過し、デュアルケーブル方式で光ケーブル接続容器１に挿入された後、光ケーブル接続容器１に固定されている。図１（Ｄ）に示すように、収縮管４は、第二防水構造を形成ように、中空円筒管の外部に位置する曲がったケーブルの部分及び第一中空円柱管３の外部を束化する及び覆う。図１（Ｅ）に示すように、ケーブル５の接合部への防水処理は、中間導入分岐接続によって操作されることを予定し、ケーブル５がケーブル導入端面２に通過することを完成させる。したがって、本発明の実施形態に係る光ケーブル接続容器１は、ケーブル５を光ケーブル接続容器１に接続するために、あらゆる種類のケーブル接続方法及び/又はケーブル接続の要件の準備に適している。

図２は、本発明の第一実施形態に係る光ファイバケーブルが通過するための間隙を充填する及び防水するための補助装置を有する光ケーブル接続容器のケーブル導入端面を示す図である。第二中空円柱管７は、直接接続又は分岐接続操作によって光ファイバケーブル８を通過し、光ケーブル接続容器１に入ることを予定するためのものであり、ケーブル導入端面２にさらに形成されている。図２に示すように、収縮管４は、第三防水構造を形成するために、第二中空円柱管７の外周面を同時に束ね及び覆い、ケーブル８の一部を第二中空円柱管７から通過することに使用される。第二中空円柱管７やケーブル８の外径が少し小さく、或いは、ケーブル８の表面が少し傷がある場合、エラストマー防水片面接着テープ４０４により、ケーブル８を囲んで、その外径を収縮管４の内径の大きさに合わせ、ケーブル８の表面にある傷を補うことができるまでに適切に拡大する。

図３は、本発明の第一実施形態に係る間隙を充填する及び防水するための補助装置を有する光ケーブル接続容器の内部を一視界において示す図である。第一ケーブル固定具９は、光ケーブル接続容器１の内部に配置されている。第一ケーブル固定具９は、締結リング、締結バンド、クランプ・ジョイント、又はそれらの組み合わせである。第一ケーブル固定具９は、ステンレス鋼の締結リング１０を使用することで、光ケーブル接続容器１の内側部分に位置するケーブル８を固定する。

図４は、本発明の第一実施形態に係る間隙を充填する及び防水するための補助装置を有する光ケーブル接続容器の内部を他視界において示す図である。光ファイバーケーブルを収集するための収集盤サポート１１は、光ケーブル接続容器１の内部に配置されている。メインケーブル５が通過するための第一中空円柱管３のケーブル導入端面２における第一位置は、線形経路に配置され、前記線形経路には、メインケーブル５が収集盤サポート１１に配置された収集盤１２によってブロックされ、及び干渉されることなく、光ケーブル接続容器１に入る。第二ケーブル固定具１３は、光ケーブル接続容器１の内部に更に配置されている。第二ケーブル固定具１３は、締結リング、締結バンド、クランプ・ジョイント、又はそれらの組み合わせである。図４に示すように、第二ケーブル固定具１３は、中間導入分岐接続操作ための別のメインケーブル５又は直接接続操作のためのメインケーブル５０１を通過させるために、第二位置に対応する異なる特定位置で収集盤サポート１１を固定する。更に、図３に示すように、メインケーブル５が通過するための第二中空円柱管７のケーブル導入端面２における第二位置は、線形経路に配置され、前記線形経路には、メインケーブル８が収集盤サポート１１に配置された収集盤１２によってブロックされ、及び干渉されることなく、光ケーブル接続容器１に入る。

上記第一実施形態の説明に基づいて、本発明に係る間隙を充填する及び防水するための補助装置を有する光ケーブル接続容器は、機能不全、高いコスト、一貫性がない施工品質、及び施工安全性を維持する難しさなど、従来技術における様々な欠点を克服する。又、標準化のツールや操作方法は、施工の品質や安全性を効果的に向上させ、施工者の製造及びメンテナンスに関するコストも大幅に下げる。

以上の説明によると、当業者であれば本発明の技術思想を逸脱しない範囲で、多様な変更及び修正が可能であることが分かる。従って、本発明の技術的な範囲は、明細書の詳細な説明に記載された内容に限らず、特許請求の範囲によって定めなければならない。

１光ケーブル接続容器
２ケーブル導入端面
３、７中空円柱管
４収縮管
５光ファイバーケーブル
６芯線
８ケーブル
９第一ケーブル固定具
１０締結リング
１１収集盤サポート
１２収集盤
１３第二ケーブル固定具
４０１束化筐体
４０２固定用ネジ
４０３防水両面接着テープ
４０４エラストマー防水片面接着テープ
５０１メインケーブル

Claims (11)

1. 間隙を充填する及び防水するための補助装置を有する光ケーブル接続容器であって、
   少なくとも一つのケーブル導入端面に光ファイバー芯線を有する第一ケーブルを通過し、中間接続又は分岐接続によって前記第一ケーブルを操作し、前記光ファイバー芯線を切断せずにＵ字型に曲げて、防水プロセスにおける少なくとも第一弾性収縮管によって処理することを予定する前記少なくとも一つのケーブル導入端面と、
   前記ケーブル導入端面に形成され、前記曲げた第一ケーブルが前記通信光ケーブル接続容器に出入りするように通過する少なくとも一つの第一中空円柱管と、
   前記補助装置の第一特定位置に第一防水構造を形成するように、前記Ｕ字型に曲げた第一ケーブルと協力し、前記第一弾性収縮管によって前記第一特定位置を覆い、前記第一弾性収縮管によって前記第一中空円柱管及び前記曲げた第一ケーブルを覆い、前記第一弾性収縮管は、第二防水構造を形成するように、前記第一中空円柱管の外側部分及び補助装置の部分を束ねる及び覆う少なくとも一つの補助装置と、を備えることを特徴とする光ケーブル接続容器。
2. 前記補助装置は、補助装置は、ケーブル束化筐体、固定用ネジ、接着性と可塑性の特性を有する防水接着剤、エラストマー防水パッド及びそれらの組み合わせからなる群から選ばれた少なくとも一つの部品を有することを特徴とする請求項１に記載の光ケーブル接続容器。
3. 前記ケーブル導入端面には、第二ケーブルが前記光ケーブル接続容器に出入りするように通過するための第二中空円柱管が形成されることを特徴とする請求項１に記載の光ケーブル接続容器。
4. 第二中空円柱管の外側部分及び前記第二ケーブルが前記第二中空円柱管の外に通過する部分の両方が、第三防水構造を形成するように第二弾性収縮管で覆われることを特徴とする請求項３に記載の光ケーブル接続容器。
5. 前記光ケーブル接続容器は、第一ケーブル固定具を更に含み、
   前記第一ケーブル固定具は、締結リング、締結バンド、クランプ・ジョイント、及びそれらの組み合わせからなる群から選ばれた少なくとも一つの部品を有し、前記光ケーブル接続容器の外側に前記第一ケーブルを固定するために用いられることを特徴とする請求項４に記載の光ケーブル接続容器。
6. 前記ケーブル導入端面は、メインケーブルを通過する第一位置を有し、
   前記光ケーブル接続容器には、収集盤を有する少なくとも一つの収集盤サポートが更に含まれ、
   前記第一位置は、第一線形経路に配置され、前記第一線形経路には、前記メインケーブルが前記収集盤によってブロックされ、及び干渉されることなく、前記光ケーブル接続容器に入ることを特徴とする請求項５に記載の光ケーブル接続容器。
7. 前記ケーブル導入端面は、第三ケーブルが直接接続及び分岐接続のいずれかで操作されるように、前記ケーブル導入端面に貫通する第二位置を有し、
   前記第二位置は、第二線形経路に配置され、前記第二線形経路には、前記第三ケーブルが前記収集盤によってブロックされ、及び干渉されることなく、前記光ケーブル接続容器に入ることを特徴とする請求項６に記載の光ケーブル接続容器。
8. 前記光ケーブル接続容器は、前記収集盤サポートを固定するための第二ケーブル固定具を更に含み、
   前記第二ケーブル固定具は、前記第二位置に対応する第二特定位置で前記収集盤サポートを固定することを特徴とする請求項７に記載の光ケーブル接続容器。
9. 前記第一及び第二の防水構造は、それぞれ第一及び第二熱収縮管で固定されていることを特徴とする請求項８に記載の光ケーブル接続容器。
10. ケーブルが中間接続又は分岐接続で操作されるように貫通するケーブル導入端面と、
    ヘアピン状に曲げられた前記ケーブルが貫通するように、前記ケーブル導入端面に配置される第一中空円柱管と、
    防水構造を形成するように、間隙を充填し、水に耐え、曲げられた前記ケーブルを覆う補助装置と、を備えることを特徴とする光ケーブル接続容器。
11. ケーブルが貫通し、第一中空円柱管を有するケーブル導入端面と、
    前記第一中空円柱管を貫通するＵ字型に曲げられたケーブルと、
    第一防水構造を形成するように、間隙を充填し、水に耐え、曲げられた前記ケーブルを覆う補助装置と、
    前記第一中空円柱管の外側部分を束ねて覆い、前記第一防水構造における曲げられた前記ケーブルの少なくとも一部が第二防水構造を形成する弾性収縮管と、を備えることを特徴とする光ケーブル接続容器。
    
    
    

Images