JP2013521101A5 - - Google Patents

Claims (14)

1. 患者の眼のレーザ治療用のシステムであって、システムは、
   第１端および第２端が設けられた干渉性ファイバー管束と、
   干渉性ファイバー管束の第１端に連結された第１サブシステムとを備えており、
   第１サブシステムは少なくとも２つの分離したレーザエネルギー集中領域を含む或るパターンの治療用光線を生成するにあたり、第１サブシステムが少なくとも２つの分離したレーザエネルギー集中領域の寸法を調節することができて少なくとも２つの分離したレーザエネルギー集中領域により形成される或るパターンを調節することができるとともに或るパターンの治療用光線を干渉性ファイバー管束の第１端に向かうよう方向制御する構成になっており、システムは、
   干渉性ファイバー管束の第２端に連結された第２サブシステムを更に備えており、
   第２サブシステムは或るパターンの治療用光線を干渉性ファイバー管束の第２端から受光するとともに或るパターンの治療用光線を患者の眼に伝送する構成になっていることを特徴とする、システム。
2. 第１サブシステムは或るパターンの治療用光線を干渉性ファイバー管束の第１端の一部に向かうよう方向制御する構成になっており、第２サブシステムは干渉性ファイバー管束の第２端の一部から或るパターンの治療用光線を受光する構成になっており、干渉性ファイバー管束の第２端の前記一部は干渉性ファイバー管束の第１端の前記一部と合致していることを特徴とする、請求項１に記載のシステム。
3. 干渉性ファイバー管束の第１端に対する干渉性ファイバー管束の第１端の前記一部の相対位置は、干渉性ファイバー管束の第２端に対する干渉性ファイバー管束の第２端の前記一部の相対位置と概ね同じであることを特徴とする、請求項２に記載のシステム。
4. 治療用光線は概ね非可視波長の光線であることを特徴とする、請求項１に記載のシステム。
5. 治療用光線は出力が30ミリワットから2ワットの範囲であることを特徴とする、請求項１に記載のシステム。
6. 第１サブシステムは、
   レーザ光線を生成する構成のレーザ源と、
   レーザ光線を受光してからレーザ光線の寸法を調節することにより少なくとも２つの分離したレーザエネルギー集中領域の寸法を調節する構成の投光点寸法選択機と、
   投光点寸法選択機から寸法調節済みのレーザ光線を受光してから受光した寸法調節済みのレーザ光線を選択的に方向制御し直すことにより少なくとも２つの分離したレーザエネルギー集中領域により形成されるパターンを生成する構成の走査機とを備えていることを特徴とする、請求項１に記載のシステム。
7. レーザ源は平均出力が1.2ミリワット未満で概ね可視波長の光線である整列ビームを生成する構成であることを特徴とする、請求項６に記載のシステム。
8. 走査機はコリメータレンズおよび走査装置を備えていることを特徴とする、請求項６に記載のシステム。
9. 走査装置は検流器、微小電気機械システム（MEMS）装置、または、回転式多角形装置を備えていることを特徴とする、請求項８に記載のシステム。
10. 第１サブシステムは、多モードファイバーを介してレーザ間接検眼鏡（LIO）または眼内探針に接続するためのインターフェイスを更に備えており、インターフェイスは多モードファイバーにより１条の治療用光線を伝送する構成であることを特徴とする、請求項１に記載のシステム。
11. 第１サブシステムは、第２サブシステムを含んでいる第２格納庫とは物理的に分離している第１格納庫内に包含されていることを特徴とする、請求項１に記載のシステム。
12. 第２サブシステムは、細隙灯、眼内探針、または、レーザ間接検眼鏡（LIO）に組み込まれていることを特徴とする、請求項１に記載のシステム。
13. 第２サブシステムは、細隙灯、眼内探針、または、レーザ間接検眼鏡（LIO）に接続されていることを特徴とする、請求項１２に記載のシステム。
14. 第２サブシステムは、視野を調節するための視野調節モジュールを備えていることを特徴とする、請求項１に記載のシステム。