JP2013517776A5 - - Google Patents

Claims (15)

1. 細胞培地中で増殖する細胞の細胞増殖を高める方法であって、
   前記方法は、
   前記細胞培地に、組み換えアルブミンを含む補足物を追加する工程を含み、
   前記組み換えアルブミンは植物中で生成され、
   前記補足物は約１ＥＵエンドトキシン／１ｍｇアルブミン未満を有し、および、
   前記アルブミンは約２％未満の凝集アルブミンを含むことを特徴とする方法。
2. 無血清培地に適応させた細胞の生産性を高めるための方法であって、
   前記方法は、
   前記無血清培地に、組み換えアルブミンを含む補足物を追加する工程を含み、
   前記組み換えアルブミンは植物中で生成され、
   前記補足物は約１ＥＵエンドトキシン／１ｍｇアルブミン未満を有し、および、
   前記アルブミンは約２％未満の凝集アルブミンを含むことを特徴とする方法。
3. 前記細胞は組織培養細胞であることを特徴とする請求項１又は２に記載の方法。
4. 前記細胞は、ＣＨＯ細胞、ハイブリドーマ細胞、ベロ細胞、またはプライマリー細胞からなる群から選択されることを特徴とする請求項１又は２に記載の方法。
5. 前記プライマリー細胞は幹細胞であることを特徴とする請求項４に記載の方法。
6. 前記プライマリー細胞はＢ細胞由来であることを特徴とする請求項４に記載の方法。
7. 前記プライマリー細胞はＢ細胞であることを特徴とする請求項４に記載の方法。
8. 前記プライマリー細胞はＴ細胞由来であることを特徴とする請求項４に記載の方法。
9. 前記プライマリー細胞はＴ細胞であることを特徴とする請求項４に記載の方法。
10. 前記補足物は熱ショックタンパク質の少なくとも約０．０１％ｗｔ／ｗｔを含むことを特徴とする請求項１又は２に記載の方法。
11. 前記熱ショックタンパク質はイネの熱ショックタンパク質であることを特徴とする請求項１０に記載の方法。
12. 前記イネの熱ショックタンパク質は、イネＨＳＰ７０とイネの胚乳腔の結合タンパク質とからなる群から選択されることを特徴とする請求項１１に記載の方法。
13. 前記イネの熱ショックタンパク質は、イネ（ｇｂ｜ＡＣＪ５４８９０．１｜）、ＥＥＣ６９０７３／ＯｓＩ＿３７９３８、および、ＡＡＢ６３４６９からなる群から選択されることを特徴とする請求項１１に記載の方法。
14. 前記補足物は少なくとも約０．０１％ｗｔ／ｗｔＨＳＰ７０、少なくとも約０．０４％ｗｔ／ｗｔＨＳＰ７０、少なくとも約０．０６％ｗｔ／ｗｔＨＳＰ７０、少なくとも約０．０８％ｗｔ／ｗｔＨＳＰ７０、または少なくとも約０．１％ｗｔ／ｗｔＨＳＰ７０を含むことを特徴とする請求項１２に記載の方法。
15. 前記組み換えアルブミンは、約１００ｍｇ／Ｌと約２００ｍｇ／Ｌの間、約２００ｍｇ／Ｌと約４００ｍｇ／Ｌの間、約４００ｍｇ／Ｌと約６００ｍｇ／Ｌの間、約６００ｍｇ／Ｌと約８００ｍｇ／Ｌの間、約８００ｍｇ／Ｌと約１０００ｍｇ／Ｌの間、約１０００ｍｇ／Ｌと約２０００ｍｇ／Ｌの間、約２０００ｍｇ／Ｌと約５０００ｍｇ／Ｌの間、約５０００ｍｇ／Ｌと約１００００ｍｇ／Ｌの間、または約１００００ｍｇ／Ｌと約２００００ｍｇ／Ｌの間の最終濃度になるまで加えられることを特徴とする請求項１又は２に記載の方法。