JP2013513785A - 交換可能なサブモジュールを備えたセンサを使用する光ファイバ電流センサ - Google Patents

交換可能なサブモジュールを備えたセンサを使用する光ファイバ電流センサ Download PDF

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Abstract

光ファイバ電流センサは、光源(3)と光検出器(7)とを有する測定ユニット(1)と、コンダクタ(12)の周囲に巻きつけられた感知ファイバ(11)と感知ファイバ(11)に接続されたリターダ(10)とを有するセンサヘッド(2)と、を具備する。光ファイバ電流センサの電流の関数としてのスケール係数は、測定ユニット(1)およびセンサヘッド(2)に対する2つのスケーリング関数f’、びf’の積によって表される。スケーリング関数f’、f’を表すデータは、測定ユニット(1)のメモリ(22)に格納され、一方、スケーリング関数f’を表すデータは、センサヘッド(2)のメモリ(23)に格納される。2つのそのようなメモリデバイス(22、23)の提供は、スケーリング関数f’、f’を別々に格納することを可能にする。これにより、センサヘッドと同様に容易に、制御ユニットを代替可能なモジュール(1、2)へ変える。
【選択図】図1

Description

発明は、光ファイバ電流センサを操作する方法と、さらに、この方法を実行するための光ファイバ電流センサに関する。
光ファイバ電流センサは、参考1〜7に記述されている。一般的には、そのようなセンサは、センサヘッドと、オプトエレクトロニクスの測定ユニットと、その間の光ファイバケーブルとからなる。センサヘッドは、コンダクタ(この電流Iは測定される)の周囲に巻きつけられた感知ファイバと、感知ファイバに接続された光リターダ(retarder)とを含む。光リターダは、ほぼ90°の微分位相シフトを引き起こし、それによって、コネクトファイバ中の線形偏光と感知ファイバ中の円形偏光との間で変換する。電流Iの磁界は、感知ファイバの中に伝播する左右の円偏光間の位相シフトを導入する。オプトエレクトロニクスの測定ユニットは、プロセッサ信号と同様に、光源と光検出器とを含んでいる。光源からの光は、コネクトファイバを通ってセンサヘッドに送られる。センサヘッドから戻る光は、光検出器によって処理され測定される。また、信号Sは、そこから生成される。信号プロセッサは、信号Sから電流Iを算出する。
一般的には、この計算は、センサの反応および非線形性を明らかにするために、電流センサの較正データについての知識を要求する。
この種のセンサは、電気送信の変電所および配電網のような高電圧環境の中でしばしば使用される。また、センサヘッドは、高電圧電位でマウントされる。例えば、それは、独立している電気絶縁カラムの上に置かれる、または、回路遮断器のような他の高圧設備に統合されてもよい。オプトエレクトロニクスの測定ユニットは、例えば回路遮断器の近くのアウトドアキャビネットまたは変電所制御室に、接地電位で置かれる。
本発明の問題は、オプトエレクトロニクス電流センサによる電流の測定に対して、上述されたタイプの方法を提供することである。また、それは、センサの簡単なメンテナンスを可能にする。
この問題は、請求項1の方法によって解決される。従って、コンダクタ中の電流Iは、I=(S/g)・f’(S)・f’(S)による信号Sから算出される。
ここで、f’は、測定された信号S(または同等の電流I)による前記測定ユニットのスケーリング関数であり、f’は、測定された信号S(または同等の電流I)による前記センサヘッドのスケーリング関数であり、gは、信号Sから独立した定数である。
さらに、f’(S)および/またはf’(S)は、測定ユニットおよびセンサヘッドの温度TおよびTの影響をそれぞれ受けてもよい。
換言すると、発明は、電流センサのスケーリング関数を、測定ユニットのスケーリング関数およびセンサヘッドのスケーリング関数の積として表すことができるという理解に基づく。従って、交換された部分が、そのスケーリング関数f’またはf’の記述を備える限り、センサを再度測定せずに、測定ユニットまたはセンサヘッドを交換することが可能になる。
本発明によるスキームは、センサヘッドスケーリング関数f’から独立して、測定ユニットスケーリング関数f’を決定することを可能にする。
一般に、名目上同一のセンサは、センサコンポーネントの欠陥の結果および製造許容範囲(manufacturing tolerance)のように、それらの反応が多少異なってもよい。しかしながら、それは、理論上実験的に発見され、そのような欠陥の影響は、π(および対応する電流)の磁気光学の位相シフトで本質的に消える。したがって、センサのスケーリング関数中のこのポイントは、較正(calibration)に対する絶対参照として有利に役立ってもよい。さらに、欠陥が、特に小さな磁気光学の位相シフト(電流)で干渉縞コントラストを減少し、一般にこの体制でのセンサスケール係数を向上させることは観察された。したがって、スケール係数向上は、有利に縞コントラストの測定に由来する場合がある。このように与えられたスケーリング関数の上限および下限の範囲における2つのポイントでは、全体の関数は、理論モデルに由来する場合がある。その手順および変更は、測定ユニットおよびセンサヘッドの個々の較正に適用されてもよい。
その発明は、さらに上記の方法を実行するための光ファイバ電流センサに関する。センサは、
コンダクタの周囲に巻きつけられた感知ファイバと感知ファイバに接続されたリターダとを有するセンサヘッドと、
光源と光検出器とを有する測定ユニットと、
センサヘッドを測定ユニットに接続する偏光保持ファイバ(polarization maintaining fiber)と、を具備する。
さらに、センサは、
センサヘッドスケーリング関数f’を表示するデータと同様、測定ユニットスケーリング関数f’を表示するデータの格納のための測定ユニットに起因する第1のメモリと、
センサヘッドスケーリング関数f’を表示するデータの格納のためのセンサヘッドに起因する第2のメモリと、
を具備する。
2つのそのようなメモリデバイスの提供は、スケーリング関数f’、f’を別々に格納することを可能にする。これにより、センサヘッドと同様に、制御ユニットを容易に代替可能なモジュール(1、2)に変化する。
発明は、次の詳細な説明で考察が与えられるとき、上述されたそれら以外の目的が明らかになり、より理解されるだろう。そのような説明は、添付された図面を参照する。
図1は、センサの第1の実施形態を示す。 図2は、センサの第2の実施形態を示す。 図3は、センサの第3の実施形態を示す。 図4は、3つの異なる温度Tにおけるf対項4ψの典型的な実例を示す。 図5は、3つの異なるセンサを除いて一定温度におけるfを示す。 図6は、標準化された干渉強度対位相シフト(φmod)を示す。 図7は、感知ファイバ軸とリターダ軸との間の角度を示す。 図8は、3つのリターダに対する関数f対項4ψを示す。 図9は、ε=0°、7°、13°および異なるリターダ方向βに対する関数f対4ψを示す。
発明を実行するためのモード
1. センサ構造
センサの構造は、参考1−7で書かれている。有利なセンサバージョンは、図1に示される。それは、測定ユニット1およびセンサヘッド2を含む。
測定ユニット1は、光源3およびy型統合光位相変調器4を含む。90°スプライス(splice)5は、位相変調器4の出力のうちの1つに配置される。次のその光波は、偏光保持ファイバカプラ6に再結合される。センサヘッド2から戻る光は、位相変調器4を通り、光検出器7に到達する。信号プロセッサ8は、フォトダイオード7からの信号を処理し、かつ位相変調器4の操作を制御するために使用される。
センサヘッド2は、リターダ10および感知ファイバ11の1つ以上のループを含む。感知ファイバ11は、電流コンダクタ12に巻きつけられる。それは、測定するために電流Iを運ぶ。リフレクタ13は、感知ファイバ11の端に配置される。
偏光保持ファイバ15は、センサヘッド2および測定ユニット1を接続する。その一端では、それは、例えば、ファイバコネクタ16を介してカプラ6へ接続される。その他端で、それは、リターダ10に接続される。
別の多少簡易化された有利なバージョンは、図2に示される。ここで、図1のy型統合光位相変調器および偏光保持ファイバカプラのコンビネーションは、LiNbO微分位相変調器のような統合された光複屈折変調器18と取り替えられる。それは、直交偏光方向の光波に対して非相互(non-reciprocal)の位相変調器としてここで役立つ。光源3は、望ましくは、広帯域源、例えばスーパー発光性の発光ダイオード(SLED)である。その光は、ファイバリヨ減極剤(fiber Lyot depolarizer)(図示せず)で消極する。図2の例では、光は、ファイバカプラ19を通って送られ、次に、ファイバ偏光器20で偏光される。その偏光は、ピグテール(高速軸および遅延軸に沿った偏向方向を備える)の2つの直交偏光モードが、ほぼ同じ振幅で生成されるのと同じ方法で、位相変調器18の偏光保持(pm)ファイバピグテールへ結合される。この目的のために、ファイバ偏光器からの光の偏向方向は、ピグテールファイバの複屈折の軸に対して45°に整列する。ピグテール軸は、変調器の電気光学軸と平行に整列する。2つの直交光波は、偏光保持ファイバ15を通って、変調器から感知ファイバまで移動する。感知ファイバ11の1つ以上のループは、電流コンダクタ12を囲む。直交線形偏光(orthogonal linear polarization)は、4分の1波のリターダ10として動作する偏光保持ファイバ(好ましくは、楕円コアファイバ)の短いセクションによる感知ファイバ11の近端における左右の回転偏光に変換される。ファイバコイルの遠端で、円偏光波は、リフレクタ13によって反射され、交換された偏光を備えた2回目をコイルに渡す。4分の1波のリターダ10は、戻り円形波を直交線形波へ変換する。前方への迂回線形波と比較して、後方への迂回線形波の偏向方向も交換される。電流Iの磁界は、左右の円偏光波の間の電流Iに比較して、微分位相シフトΔφを生成する。参考1、4で示されたように、感知ファイバ11中の光波は、ファラデー効果の温度依存性を補償するために、回転偏光の代わりに、定義された楕円偏光状態に準備されてもよい。これは、図1の実施形態においても真実に反しない。
戻り線形偏光波は、再び変調器18を通り、次に、ファイバ偏光器20で干渉をもたらす。干渉信号は、光検出器7で検知される。変調器を含む閉ループ検出器は、ファイバジャイロスコープ[9、10]から分かるような技術によって、電流生成位相シフトを回復する。測定ユニットとセンサヘッドの間のファイバ15は、偏光保持ファイバコネクタ16を備えている。コネクタ16は、センサの設置を単純化し、2つのコンポーネントのうちの1つの置換が必要であるべきだった場合、センサヘッド2から測定ユニット1を分離することを可能にする。ファイバコネクタの代わりは、ファイバスプライシングである。
感知ファイバ11は、特定の低い固有の線形複屈折(低い複屈折ファイバ)で生成された標準シングルモードファイバまたはシングルモードファイバでもよい。好ましくは、裸のファイバは、コーティングからまたはパッケージ[1、3、7]からのファイバストレスを回避するために、石英ガラスの薄い毛管に備わっている。そのようなストレスは、光波のファラデー感知(円形または楕円形)偏光を妨害し、センサの性能を下げるかもしれない。ファイバコイルは、曲がりで生じた線形ファイバ複屈折を除去するために、熱によりアニールされてもよい。または、それは、アニールされていないファイバでもよい。後者の場合、曲がりで生じた複屈折は、さらに下に記述されるようなことを考慮に入れてもよい。さらなる代案として、感知ファイバは、高い複屈折のスパンファイバ[13]でもよい。ここで、曲がりで生じた線形複屈折は、ファイバに組み込まれた円偏光複屈折の適正量によって効果的に消される。
好ましくは、変調器18は、ニオブ酸リチウム基板[11]へのチタンの拡散によって生成された導光路を備えたニオブ酸リチウム変調器である。操作の波長範囲では、導光路は、基本の空間モード(TEとTMモード)の直交偏光モードを支援する。好ましくは、基板は、xカットまたはzカット(それぞれ基板面に垂直なX軸またはZ軸)される。光は、y方向に伝播する。好ましくは、偏光器20(45°スプライス)と変調器18との間のファイバピグテールは、変調器に近いファイバ側で2つの直交偏光のユニティ(unity)をもたせるのに十分な長さで選ばれる。したがって、このファイバ側(例えばファイバの保持からのストレスによる)での偏光クロスカップリングは、検出器に到達する光波の干渉を妨害しないだろう。さらに、偏光保持ファイバの高速および遅延軸は、同様の理由で、変調器18の高速および遅延軸に平行にそれぞれ配置される。
閉ループ検出の代わりに、開ループ検出が、使用されてもよい。開ループ検出の場合には、圧電セラミックディスクまたはその周面上を囲むファイバを備えたチューブが、変調器[1、5]のように使用されてもよい。
図3は、同じタイプのセンサだが、共通の測定ユニット1(つまり、共通の光源3および共通の信号処理ユニット8)で操作される3つのセンサヘッド2を有するセンサを示す。ここで、共通の光源3からの光は、1×3のファイバカプラ21による3つのチャネル上に分散される。好ましくは、次の2×1のファイバカプラ19は、例えば、0.5:0.5の代わりに、0.8:0.2のカップリング比で、非対称のカプラである。その結果、センサヘッド2から光源へバック反射された光パワーは、ファクタ(0.5×0.5)/(0.2×0.2)=6.25によって、減少される。したがって、光源3は、バック反射された光パワーによって、摂動の傾向がない。
2. 従来の較正
図1−3による理想的なセンサに対して、電流で生成された光位相シフトは、[1]によって与えられる。
Figure 2013513785
ここで、Vは、感知ファイバのベルデ定数であり、Nは、コンダクタの周囲の感知ファイバループの数であり、Iは、コンダクタを通る電流である。方程式(1)では、特に、感知ファイバは、任意の複屈折がなく、リターダは、完全な4分の1波のリターダであると仮定されている。
しかしながら、実用的なセンサでは、考慮しなければならないいくつかのさらなる問題がある。
1つには、ベルデ定数Vは、光源3の波長(1/λにほぼ比例する)および温度(1/V)/(δV/δT)=0.7×10−4−1に依存する。
参考4では、適切に準備されたリターダの温度依存性が、ベルデ定数の温度依存性を本質的に補償するために使用される場合、方法が示された。
さらに、参考3を見て、方程式(1)の単純な関係から外れてしまうかもしれないいくつかの要因がある。その結果、所定の電流における名目上の同一のセンサの生信号は、一定のマージン内で異なってもよい。これらの逸脱の起点は、次のものを含んでいる。
・感知ファイバコイルの欠陥。
例えば、曲がりで生じたおよび/または固有のファイバ複屈折、不完全な整数ループ数N。
・ファラデー効果の温度補償。
参考1、4による温度補償は、量εによって90°から外れるリターダで働く。δの量における感知ファイバ中の無視できない曲がりで生じた複屈折位相遅延δおよびファイバコイル面に対するリターダ軸の方向εの場合、εの固有値は、リターダファイバの特性に依存する。非90°のリターダは、スケール係数(それは、ε、δ、β、つまり、リターダファイバ特性およびコイルパラメータに依存する)の変化をもたらし、したがって、異なるセンサコイル[3]に対して変化してもよい。
・スケール係数に影響する他のリターダに関連する結果。
遅延は、製造許容範囲のため、ターゲットから外れる。
リターダの複屈折軸とコネクトファイバ軸との間の角度は、完全な45°の角度から外れる。
標準コイル(曲がりで生じたファイバ複屈折の(残留)軸)[3]に対するリターダ軸の方向の許容範囲。
・変調器の欠陥。
ファイバピグテールおよびファイバスプライスにおける変調器内の直交光波間の偏光クロスカップリング。
変調器欠陥は、温度の関数として変化してもよい。
・不完全なファイバ偏光器。
これらの欠陥は、センサのスケール係数に影響し、信号対電流の関係に非線形性を取り込む。さらに、複屈折および分極クロスカップリングのような欠陥は、一般に温度に応じて変化し、したがって、センサの温度依存性に寄与するかもしれない。
測定ユニット1は、電流で生じた位相シフトΔφを電気信号(デジタルワードまたはアナログ電流または電圧)に変換する。この生信号Sは、センサヘッドによって既知の電流の範囲を送り、電流I:S=F(I)の関数として、信号Sを測定することによって、一次電流I(アンペア)のユニットで、慣例通りに測定される。さらに、較正プロセスは、一般に、温度の影響を明らかにするまたは適切な温度補償を確認するために、測定ユニット1およびセンサヘッド2に対する温度サイクルを含んでいる。
プロセスは、結果として、(標準化された)スケーリング関数fを始める1組の較正係数となる。関数fは、次のものによる一次電流Iへの検知された微分磁気光学位相シフトΔφに関係がある。
Figure 2013513785
Figure 2013513785
もし存在するならば、関数fcは、上記の言及された欠陥、非線形性および温度依存性のどれも明らかにする。ベルデ定数の波長依存性は、さらに以下が考慮される。標準波長(λ)である時間は、V=V(λ)で仮定される。一般に、fは、電流Iまたは(等価の)信号Sの関数、センサヘッド温度Tおよび測定ユニット温度Tである。さらに、fは、波長に応じて多少変化してもよい。この記述の目的に関して、波長の全ての影響は、共通の修正項に含まれている(以下を参照)。理想的なセンサ(欠陥がない)関数f(I、T、T)については、すべての条件の下のユニティが等しい。
信号S=F(I)は、次のものによって与えられる。
Figure 2013513785
Figure 2013513785
例えば、ラジアンに関する最下位ビットと光位相シフトとの間の固定関係をセットする、デジタルエレクトロニクスの場合、ファクタkは、定数である。
方程式(5)は、次のように書き換えられてもよい。
Figure 2013513785
Figure 2013513785
温度効果の補正のために、センサは、Tおよび/またはTを測定する1つまたはいくつかの温度センサを備えていてもよい。
センサ信号Sの関数としての電流Iは、I=F−1(S)によって与えられる。ここで、F−1(S)は、関数F(I)の逆数である。
電流Iは、次のように書かれてもよい。
Figure 2013513785
ここで、f’(S、T、T)は、信号Sを電流Iに変換するためのスケーリング関数である。
一般に、ユニティからのfおよびf’のずれは、小さく、つまり、Δφ〜4ψである。したがって、よい近似では、f’は、比率S/k(=Δφ)を備えた項4ψの方程式(2)のfの交換によってfから導いてもよい。fの逆数は、次のようにとる。
Figure 2013513785
従来の較正プロセスは、全体としてセンサに対して済んでいる、つまり、センサヘッド2および測定ユニット1は、個々に較正されない。言及された欠陥が、デバイスからデバイスで異なるので、オリジナルの較正の精度をある程度自由にすることなく、例えば構成要素障害(component failure)の場合には、測定ユニットまたはセンサヘッドを交換することは一般に可能ではない。したがって、現場での再測定が、多くの場合可能ではないかもしれないので、現場での構成要素障害は、完全なセンサを交換することを要求してもよい。しかしながら、センサヘッドが、スイッチギヤーのような他の高圧設備に統合されてもよいので、完全なセンサの交換は、やり難いかもしれない。その結果、センサの十分な置換は、設備のシャットダウンおよび拡張停電を要求してもよい。
特に、もしセンサ精度のロスがなく、測定ユニットを交換することが可能ならば、そのような障害を回避することができるだろう。(測定ユニットは、センサヘッドより故障しがちであると考えられる。後者は、受動素子だけからなる。)
したがって、本発明は、測定ユニットとセンサヘッドを個々に較正することを可能にする手順を示し、センサを較正する必要なく、現場で一方の構成を交換することを可能にすることを目的とする。
3. 測定ユニットとセンサヘッドの個々の較正
測定ユニット1は、位相シフトΔφを測定し、それをデジタル量に変換する。適切な信号処理によって、デジタル信号は、ラジアンのユニットで本質的に測定される。上に考えた閉ループ信号処理回路は、例えば、変調器に位相ランプを適用する。その瞬間の傾斜は、瞬間の位相シフトΔφおよび電流に比例する。ファイバコイルに適用された一定の直流の場合には、それが上限に達するまで、ランプ電圧は、時間で線形的に増加する。したがって、制御ループは、2πの位相シフトΔφと等価な量によって、電圧をリセットする。(つまり、動作点は、隣接する干渉縞へシフトされる。)ここで、1つは、Δφの関数として干渉信号が、2πの周期性を有する事実を利用する。2πリセットに対して必要とされた電圧ステップは、ラジアンに関する電圧の較正を表し、したがって、ファクタkを定義する。詳細は、参考10を参照する。最後に、電圧は、センサヘッドを通って既知の電流を送ることにより、電流(アンペア)のユニットで測定される。
開ループ信号処理の場合には、位相校正は、検出器で見られた変調周波数の1、2または4つの調波に由来してもよい。
新しい校正手順によれば、方程式2−6の関数fは、測定ユニットおよびセンサヘッドに対する個々のスケーリング関数の積f=f・fによってそれぞれ置き換えられる。同様に、方程式8、9の関数f’は、f’=f’・f’によって置き換えられる。したがって、方程式8は、次のようなものを導き出す。
Figure 2013513785
下記に記述されたように、関数f、f(f’、f’)は、互いに関係なく決定することができる。
3.1 測定ユニットの較正
下記の中で、測定ユニットを較正するための、つまり、関数f、f’を決定するための多くの異なる方法が、記述される。
a) 信号対電流測定から生じる較正
図4は、測定ユニット1の様々な温度Tに対するf対項4ψ=4・V・N・Iの典型的な実例を示す。関数fは、上に言及された理由を温度に依存してもよい。図5は、異なる測定ユニットに対する一定温度におけるfを示す。同様に、例証されるように、ユニットからユニットまでの欠陥の程度における変化は、fに差異を生じさせてもよい。本発明につながる働きでは、欠陥の影響は、πの倍数に等しい電流に引き起こされた位相シフト4ψ=4VNI、つまり、πの倍数で、大部分が消えること、関数fは、個別センサ間の変化およびTと無関係のユニティと本質的に等しいことが、理論上見つかり、実験的に確認された。理由は、そのような位相シフトでは、欠陥(例えば分極クロスカップリング)によって生成された寄生波および干渉(図1および2)にもたらされる2つの直交光波が、ある意味では、互いに重ね合わさるということである。結果は、理想的なセンサの2つの波に似ている。したがって、π(または、πの倍数)における信号は、絶対参照として役立つことができる。(ここで、要求は、感知ファイバ11の複屈折が十分に小さいことである;無視できない複屈折の場合については、さらに下のコメントを参照されたい。)
較正の目的で、測定ユニット1は、既知のセンサヘッドスケーリング関数fまたはf’を有する基準センサヘッドに接続される。有利に、基準センサヘッドは、電流Iと無関係に、f=1(影響力の精度内)の感知で理想的である。基準センサヘッドのコイルは、一定温度(基準温度T、つまり、V=V(λ、T))で維持される。理想的なコイルは、任意の線形複屈折がなく、完全な4分の1波、つまり、ε=0°のリターダを有する。無視してよいほどに小さな複屈折を備えたコイルは、本質的に低い複屈折を有するファイバの単一ループで、および十分に大きなループ直径(例えば1.5m)で実現されてもよい。無視できるものとして、この直径における曲がりで生じたファイバストレスおよび複屈折が考慮されてもよい。1.5mのループ直径、80μmのファイバ直径、1310nmの波長を仮定し、複屈折の位相遅延は、約0.6°のみである。好ましくは、ファイバは、パッケージング関連のストレスを回避するために、参考3、7で記述されるように、準備されパッケージにされる。1310nmにおけるπの光位相シフトの生成は、1つファイバループの場合、約750kAの電流を要求する。これは、例えば、ファイバの周囲が包まれた500万のコンダクタループ中の150Aの電流で、達成されてもよい。
ファイバリターダは、複屈折の楕円のコアファイバの短いセクションが好適である。ストレスに引き起こされた複屈折を備えたファイバとは対照的に、このタイプのリターダの遅延は、比較的小さな温度依存性を有する。所望の90°遅延は、参考1、4、12に記述されるような微調整手順によって、初期の大きな開始値(例えば95°)から接近されてもよい。90°の遅延が到達したかを決定するための測定は、以下のとおりである:各微調整ステップの後に、リターダ温度は、例えば、−20℃と100℃の間で変化し、所定の電流におけるセンサ信号で生じる影響が、測定される。熱電冷却機/ヒータは、温度制御に使用されてもよい。電流は、4ψがゼロに近い場合、90°からのリターダの偏向へのための信号の感度が、最大であるので、4ψ≪πのようなものが選ばれる。センサ信号のリターダ温度の影響が、最小である場合、位相遅延は、90°である。これは、センサスケール係数が、εにほぼ比例して変化するという事実による。ここで、εは、90°からのリターダの偏向である(参考1、4)。完全な信号線形性からの偏向は、このように準備されたファイバコイルに対して0.1%よりかなり下である。リターダ波長調整に使用されてもよい別の基準は、信号(スケール係数)が90°の遅延で最小に達するという事実である。リターダ生成が、制御の下で十分よい場合、余分な微調整が、回避されてもよく、リターダが、所望の90°遅延で直接生成されてもよいことは明白である。
測定ユニットの較正は、選択された温度Tにおける電流I(または4ψ)の関数としてセンサ信号Sの測定を含んでいる。測定は、求められた項g・f(I、T)=S/I、(1/g)・f’・(S、T)=I/S(仮定f=1)を生成する。既知のパラメータgでは、スケーリング関数f’(4ψ、T)およびf’(S、T)が、さらに知られている。注:較正については、積g・f、(1/g)・f’を決定するのに十分である。つまり、gについての明示的な知識は、必要ではない。
簡潔な解決法では、スケーリング関数f(I、T)(またはf’(S、T)と同等)の値は、複数の電流値Iに対して(または、同等の、複数の信号値Sに対して)決定することができる。温度Tおよび得られた値は、ルックアップ表に格納されてもよい。したがって、ルックアップ表は、測定された信号Sおよび温度Tから電流Iを算出するために使用される。
多くの場合、関数f、f’を決定するための任意の方法の組合せとして、第1のステップで、例えば室温で、単一の所定の温度Tにおける信号S対電流Iを測定するのに、第2のステップで、選択された(所定の)電流I(例えば、関連する電流)におけるS対温度Tを測定するのに、十分かもしれない。したがって、関数f(I、T)は、2つの関数の積によって次のように概算する。
Figure 2013513785
同様に、信号Sを電流Iに変換するための関数f’(S、T)は、次のものによって与えられる。
Figure 2013513785
その後、電流Iは、生信号Sから以下のように算出される。
Figure 2013513785
関数f’(S、T)は、多項式として以下のように表してもよい。
Figure 2013513785
同様に、f’(S、T)は、多項式によって以下のように表してもよい。
Figure 2013513785
代案として、関数f’(S、T)およびf’(S、T)は、ルックアップ表に再び格納されてもよい。
さらなる代案として、関数は、スプライン曲線によって表してもよい。
温度効果の大きさ、操作の必要な温度領域、必要精度に依存して、一般に、室温で、単一の温度においてのみ、それは、f対電流Iを決定するのに十分かもしれない。
上述されたように、手順は、パラメータg=k・V・Nの明示的な決定を要求しない。原則として、それは、gおよびf(I、T)の積を決定するのに十分である。必要に応じて、gの値は、4ψ=πにおける供給された電流および測定された信号から決定してもよい。ここで、f=1(ファイバコイルfのスケーリング関数が、理想的なコイルを仮定する電流と無関係なユニティと等しいことに留意する)。既知のファイバループNの数およびベルデ定数Vで、手順は、(上に言及された自己校正に加えて)ファクタkの独立した検証を表す。
本記述および請求項の目的で、項f、g・fは、交換できて使用することができる。言い換えれば、例えば、fが測定されることが要求された場合、fが明示的に測定される、または、g・fが測定されることが、理解される。
b) 干渉縞視認度から生じた較正
測定ユニットは、理想的なファイバコイルに再び接続される、つまり、fは、基準温度Tにおける電流と無関係のユニティと等しい。前のセクション中の手順とは対照的に、較正は、実際に電流を流す必要なく済んでいる。(完全なコイルの代わりに、リフレクタを備えた感知ファイバの短いセクションは既に十分だろう)。代わりに、関数fは、4ψ=πに対応する電流におけるf=1の情報およびゼロ電流における干渉縞視認度から決定される。上記の言及された欠陥(分極クロスカップリング)は、図4、5に例証されるような非線形性を導入し、同時に、縞視認度を減少する。図6は、欠陥を備えたセンサ(測定ユニット、実線内の分極クロスカップリング)および理想的なセンサ(破線)に対する非相互の位相変調器によって導入された標準化された干渉強度対位相シフトφmodを示す。磁気光学位相シフト4ψは、ゼロまたはゼロ点近くであると仮定する。4ψ=πにおいて、図6の中で定義されるようなa、bを備えたv=(b−a)/(a+b)として定義された、縞視認度vは、ユニティ(前記欠陥の存在においてさえ)に近づいている。つまり、干渉強度対φmodは、図6の破線に本質的に続く。ゼロ電流において、φmod=π(180°)における標準化された強度オフセットaは、それを示すことができる、所定の温度T(図4参照)における関数fのユニティからのオフセットhと等しいことが示される。より一般に、hは、h=p・aとして与えられる。ここで、パラメータpが、光学部品の詳述に依存し、実験的に決定されてもよい。下記では、pがp=1と等しいと仮定されている。4ψ=0(f=1+h)および4ψ=π(f=1)におけるfを知ることは、関数fは、磁気光学位相シフトおよび電流の全範囲に対して決定することができる。参考3で概説された形式に続いて、関数fは、次のような本ケースで表現されてもよい。
Figure 2013513785
Figure 2013513785
Figure 2013513785
Figure 2013513785
したがって、記述されるように実験的に決定したパラメータhで、関数fは、4ψの関数および等価な電流I=ψ/VNとして算出することができる。任意、つまり、f(I、T)(f’(S、T)と同様)である場合、その手順は、温度を備えたfの変化を決定するために、測定ユニットの様々な温度のために繰り返されてもよい。ここで、パラメータgは、所定のタイプのすべてのセンサに対して既知で一定であるとして考慮される。
従って、パラメータhは、干渉縞視認度から決定することができる。干渉縞視認度は、順に、測定ユニット1によって放射された偏光(light polarization、光分極)間の位相シフトの導入に対して変調器4または18を操作することにより測定され、それによって、光検出器7で干渉縞を生成する。
関数f’(S)で決定された所定の温度Tにおける関数f=f(4ψ)または等価のf=f(I)は、関係f=f(4ψ)中の置換により、方程式(9)によって概算されてもよい。項4ψは、項S/k(S/k=Δφ〜4ψ)を備える。関数fの逆数は、次のように得られる。
Figure 2013513785
c) 小電流におけるスケール係数から生じた較正
縞視認度からf(およびf’)のゼロ(または小さな)電流値を生じさせる代わりに、パラメータhは、(上記から理想的なコイルを再び用いて)小電流、つまり、4ψ≪1を適用することによって、決定されてもよい。残りの手順は、セクションbのようである。特に、測定ユニット1は、センサヘッドスケーリング関数f=1を有する理想的なセンサヘッドに再び接続される。理想的なセンサヘッドの感知ファイバは、電流Iを運ぶコンダクタの周囲に巻きつけられる。
d) 位相変調器における分極クロストークから生じた較正
一般に、関数fは、位相変調器およびそのファイバピグテール(通常軸と異常軸との間の光結合)における分極クロストーク(PCT)によって主として決定される。したがって、次のように、変調器クロストークおよびその温度依存性を単に測定し、パラメータhおよび関数f、f’を引き出すのに十分かもしれない。
分極クロストークは、次のように定義される。
Figure 2013513785
ここで、線形偏光が、複屈折ファイバ軸(ここではx)に平行なその偏光を備えた変調器の入口ファイバピグテールへ始められると仮定されている。PおよびPは、xとyに平行な偏向方向に対する出口ピグテールで検知された光パワーをそれぞれ示す。
十分に小さなPCTについては、パラメータhは、h=2(P/P)として与えられ、4ψ=0におけるfは、f=1+hとして再び与えられる。
注: 上記から、電流Iおよび温度Tの関数としてのfが知られている場合、上記の手順による測定ユニット1の較正が、非理想のコイル(それは、ユニティと異なるfである)との関係を断つことは明らかである。非理想のコイルの関数f(I、T)は、下記に述べられた方法のうちの1つによって決定されてもよい。
3.2 センサヘッドの較正
理想的なセンサヘッドのスケーリング関数は、電流の大きさと無関係に、ユニティ(f=1)と等しい、つまり、磁気光学の位相シフトΔφは、電流Iを備えた完全な線形で増加する。センサヘッドの望ましいデザインは、非90°リターダ(例えば、100°の遅延を備えたリターダ)を使用する。適切な遅延を選ぶことによって、遅延の温度依存性およびセンサスケールのその影響は、ベルデ定数[1]の温度依存性のバランスを本質的に保つ。温度補償に対するファイバコイルの余分な温度センサが免除される。
上で言及されたように、非90°リターダは、センサ応答である量の非線形性を導入する。さらに、スケーリング関数は、そのような複屈折が存在する場合には、感知ファイバ中の曲がりで生じたまたは固有の複屈折によって、標準のファイバコイルへのリターダ軸の方向によって、影響される。広い電流範囲に関する優れたセンサ精度が必要な場合、結果が説明されるに違いない。位相シフトΔφは、[3]として書かれてもよい。
Figure 2013513785
Figure 2013513785
Figure 2013513785
Figure 2013513785
Figure 2013513785
その後、スケーリング関数fは、次によって算出される。
Figure 2013513785
ここで、δおよびδは、曲がりで生じた固有の複屈折による感知ファイバ中の複屈折位相遅延をそれぞれ示す。角度βおよびβは、偏光保持ファイバリードの主軸と曲がりで生じた固有の複屈折の遅延軸との間のそれぞれの角度である(図7)。曲がりで生じた複屈折の遅延軸は、ファイバコイルの通常の方向と一致する。固有の複屈折は、無視できる(δ=0)として仮定することができる。上記の均等化は、次のように縮小する。
Figure 2013513785
Figure 2013513785
Figure 2013513785
曲がりで生じた複屈折によるファイバ回転(rad/回転)に対する複屈折の位相遅延は、次のものから(参考[3]および基準)によって与えられる。
Figure 2013513785
ここで、r、Rは、ファイバとループの半径をそれぞれ示す。E=7.5・1010PaおよびC=−3.28・10−12Pa−1は、それぞれヤング率および応力光学係数(stress-optic coefficient)であり、λは、操作の波長である。
図8は、90°(ε=7°、8°、9°)から異なる偏向で、3つのリターダに対する関数fのための理論的な結果を示す。感知ファイバは、任意の複屈折(δ=0、δ=0)がないと仮定される。曲がりは、リターダ方向に依存しない。さらに、関数fは、位相シフト4ψ=π(またはπの倍数)におけるユニティと等しい。
図9は、δ=1.33°(δ=0°)の複屈折の位相遅延を備えたファイバコイルに対するε=0°、7°、13°のためのf対4ψを示す。(そのような遅延は、例えば、半径0.82m、ファイバ直径80μmおよび波長820nmを備えた単一ファイバループで生成される。)曲がりが、今、リターダ方向によって影響されることが理解される。β=45°、90°および135°に対する曲がりは、45°において、遅延リターダ軸の平行方向に、標準のファイバコイルに垂直な方向にそれぞれ相当する。曲がりが、今4ψ=180°におけるユニティから多少外れることは、明らかである。リターダ軸が、標準のファイバコイルに45°である場合、偏向は最も小さい。ゼロでない複屈折δに対して、関数fは、さらにπの倍数に相当する磁気光学の位相シフト4ψにおけるユニティとやはり等しいが、無視できないδ値の場合、奇妙なπの倍数におけるユニティから極めて外れてもよい。
注: リターダの遅延ρおよび複屈折δは、光源の波長によるので、関数fは、波長に多少依存する(セクション3.3を参照)。
下記において、センサヘッドを測定するための、つまり、関数fの決定のための多くの異なる方法が、記述される。
a) 信号対電流測定から生じたコイル較正
ファイバコイルは、上に記述されるように調整された測定ユニットに接続され、つまり、測定ユニットスケーリング関数f、f’が、知られている。スケーリング関数f(またはgとfの積)およびf’は、電流の範囲を供給し、その結果生じた信号Sを測定して、決定される。
b) 干渉縞視認度から生じたコイル較正
ファイバコイルは、既知のパラメータaおよびhを備えた調整された測定ユニットと関係がある。ゼロ電流におけるスケーリング関数fは、φmod=πにおける標準化された強度オフセットaから決定される。今、オフセットは、測定ユニットおよびファイバコイルからの寄与aおよびaからそれぞれなる:a=a+aまたはa=a−a。ゼロ電流の近くの関数fは、h=aを備えたf=1+hとして与えられる。関数fは、上記の方程式による電流範囲全体に対して決定される。再び、パラメータgは、所定のタイプの全てのセンサに対して既知であり一定であるとして考慮される。方程式(21)と同様に、関数fは、次のように与えられる。
Figure 2013513785
特に、曲がりで生じた複屈折位相遅延δ(δと同様)が、無視できる場合、関数f(I=0)=1+h(ψ=0に対応する)は、ε値を算出するために、方程式(28)−(31)に挿入することができる。それから、fは、方程式(28)−(31)を再び使用して、電流Iの任意値に対して算出することができる。
δが無視できない場合、rとRが知られているならば、それは、方程式(32)から算出することができる。パラメータβまたはεのうちの少なくとも1つは、製造プロセスから知られている(少なくともおおよそ)はずである。例えば、βが知られている場合、εは、方程式(23)−(28)のf(I=0)=1+hを挿入することにより、算出することができる。そこから、fは、方程式(23)−(28)を使用して、任意値を算出することができる。εが知られている場合、βを算出し、方程式(23)−(28)を使用して、fを再び算出することができる。
c) 小電流でスケール係数から生じたコイル較正
ゼロ電流で縞視認度を測定する代わりに、小さな磁気光学位相シフト(4ψ≪1)のスケーリング関数fは、小電流の適用により決定される。残りの手順は、セクションbでのようになる。ε(または適用可能な場合はβ)の値が、測定データに適合することができる場合、そこから、fsは、方程式(23−28)または方程式(28−31)を用いて、IまたはSの任意の値に対して算出することができる。
d) 関数fの算出によるコイル較正
所定の良く知られたパラメータρ、δ、βのセットに対して、関数f(およびf’)は、単に、上で与えられた方程式のセットによるf=f(4ψ)の算出によって、決定されてもよい。
e) 温度の影響
上に議論されたファイバコイルは、本質的に温度補償であり、つまり、余分な手段は、較正に対する温度に関して必要ではない。
本質的に温度補償でないファイバコイルは、1つまたはいくつかの余分な温度センサを備えてもよい。したがって、スケーリング関数f=f(I、T)[f’=f’(S、T)]の温度依存性は、関数f(またはf’)の温度依存性と同じ方法で考慮される。
3.3 操作の波長の影響
ベルデ定数Vは、波長の関数である。よい近似では、Vは、V(λ)=(λ/λ)V(λ)として書かれてもよい。したがって、上で定義されたパラメータg=k・V(λ)・Nは、パラメータkおよびNとは別に、基準波長λにおける既知のベルデ定数および光源の実際の波長λを用いて、決定される。一般に、光源は、スーパー発光ダイオードのような、広帯域の半導体光源である。ここで、λは、所定のスペクトルに対する重心波長である。この波長は、もし一定を保持できない場合、光源温度および駆動電流によって影響され、これらのパラメータは考慮されるに違いない。
上に言及されたように、関数f、f’、f、f’は、多少波長とともに変更される。対応する効果は、理論的な考察から生じ、上記の手順に含まれてもよい。または、全体的な波長依存性は、所定のタイプのセンサ(ベルデ定数Vと同様にf、f’、f、f’の波長依存性を含む)に対して実験的に決定されてもよい。これは、共通の波長係数L(λ)に結果としてなる。その後、パラメータgは、g=L(λ)・kV(λ)・Nとして与えられる。
3.4 較正データの記憶
複数のファイバループを含むセンサヘッドの較正データと同様に、光源波長上の情報を含む測定ユニット1の較正データは、測定ユニット1の第1のメモリ22に格納される。複数のファイバループを含むセンサヘッド2の較正データも、センサヘッド2に起因するメモリ23、例えば、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)で、格納されてもよい。
有利に、第1のメモリ22は、測定ユニット1に配置される。第2のメモリ23は、センサヘッド2の一部である、つまり、それは、センサヘッド2に物理的に接続される。第2のメモリ23は、例えば、コイルを測定ユニットに接続する偏光保持ファイバケーブル15の制御ユニット端に位置させることができる。
測定ユニットまたはセンサヘッドが交換される場合、測定ユニットは、コイルデータを読み、新しいデータでそれ自体を再構成する。較正データとは別に、EPROM23は、センサヘッドおよび光ファイバケーブル長の光損失のようなさらなるパラメータを含んでいてもよい。
4. 注記
測定ユニットおよびセンサヘッドは、互いに分離される、または、コネクトファイバケーブルに沿った1つまたはいくつかのファイバコネクタによって結合されてもよい。または、ファイバは、統合スプライサによって結合されてもよい。
部分的に、上記の較正概念は、他のタイプの光ファイバ電流センサ、特に、サニャクタイプの干渉電流センサ[1]または偏光電流センサに適用されてもよい。ここで、ファラデー効果は、線形偏光[8]の偏光回転として観察される。
今発明の好ましい実施形態が示され記述される一方、発明は、それらに制限されず、別の種々に具体化されてもよく、次の請求項の範囲内を実施されてもよいことが、はっきりと理解される。
参考
1.K. Bohnert, G. Gabus, J. Nehring, and H. Braendle, “Temperature and vibration insensitive fiber-optic current sensor”, J. of Lightwave Technology 20(2), 267-276 (2002).
2.K. Bohnert, H. Braendle, M. Brunzel, P. Gabus, and P. Guggenbach, “Highly accurate fiber-optic dc current sensor for the electro-winning industry”, IEEE/IAS Transactions on Industry Applications 43(1), 180-187, 2007.
3.K. Bohnert, P. Gabus, J. Nehring, H. Braendle, M. Brunzel, “Fiber-optic high current sensor for electrowinning of metals”, Journal of Lightwave Technology, 25(11), 3602-3609, 2007.
4.EP 1 115 000
5.EP 1 154 278
6.EP 1 512 981
7.WO2005/111633
8.Y. N. Ying, Z. P. Wang, A. W. Palmer, K. T. V. Grattan, D. A. Jackson, Rev. Sci. Instruments 66, 3097, 1995.
9.R. A. Bergh, H.C. Lefevre, and H. J. Shaw, “An overview of fiber-optic gyroscopes”, J. Lightw. Technol., 2 (2), 91-107, 1984.
10.“The fiber-optic gyroscope”, Herve Lefevre, Artech House, Boston, London, 1993.
11.M. Lawrence, Lithium niobate integrated optics, Reports on Progress in Physics, 363-429, 1993.
12.EP 1 107 029
13.R. I. Laming and D. N. Payne, “Electric current sensors employing spun highly birefringent optical fibers”, J. Lightw. Technol., 7(12), 2084-2094, 1989.
参照番号
1:測定ユニット
2:センサヘッド
3:光源
4:変調器
5:90°スプライス
6:ファイバカプラ
10:リターダ
11:感知ファイバ
12:コンダクタ
13:リフレクタ
15:偏光保持ファイバ、偏光保持ファイバケーブル
16:ファイバコネクタ
18:微分位相変調器
19:ファイバカプラ
20:ファイバ偏光器
21:1×3ファイバカプラ
22、23:メモリ
a、b:干渉縞パラメータ(図6)
、b:測定ユニット用の干渉縞パラメータ
、b:センサヘッド用の干渉縞パラメータ
、f’:標準化されたスケーリング関数
、f’:測定ユニットスケーリング関数
、f’:センサヘッドスケーリング関数
F、F−1:関数、逆関数
g:4kVN
h:p・a
、h:センサヘッド、測定ユニット用のそれぞれのh
I:電流
:選択された電流
k:ファクタ
N:感知ファイバループの番号
p:パラメータ、一般的に1
R:ループ半径
r:ファイバ半径
S:信号、生信号
:電流Iの信号
:測定ユニット温度
:基準温度
:センサヘッド温度
U:方程式(9)参照
V:ベルデ定数
v:縞視認度
β、β:標準コイルおよび固有の複屈折に関する偏光保持ファイバ軸のそれぞれの方向
Δφ、ψ:位相シフト
δ、δ:曲がりで生じた固有の複屈折位相遅延
ε:90°遅延からのリターダのオフセット
γ:方程式(10)参照
λ:波長
λ:基準波長

Claims (16)

  1. コンダクタ(12)で電流Iを測定する光ファイバ電流センサを操作する方法であって、
    前記電流センサは、
    前記コンダクタ(12)の周囲に巻きつけられた感知ファイバ(11)と、前記感知ファイバ(11)に接続されたリターダ(10)と、を有するセンサヘッド(2)と、
    光源(3)と光検出器(7)とを有する測定ユニット(1)と、
    前記センサヘッド(2)を前記測定ユニット(1)に接続する偏光保持ファイバ(15)と、
    を具備し、
    前記方法は、
    前記光源(3)から前記センサヘッド(2)まで光を送るステップと、
    前記光検出器(7)によって、前記センサヘッド(2)からの戻り光から生じた信号Sを測定するステップと、
    I=(S/g)・f’(S)・f’(S)から前記電流Iを算出するステップと、
    を具備し、
    前記f’(S)は、前記信号Sによる前記測定ユニット(1)のスケーリング関数であり、
    前記f’(S)は、前記信号Sによる前記センサヘッド(2)のスケーリング関数であり、
    前記gは、前記信号Sから独立した定数である、方法。
  2. 前記センサヘッドスケーリング関数f’から独立して、前記測定ユニットスケーリング関数f’を決定するステップをさらに具備する、請求項1の方法。
  3. 前記測定ユニットスケーリング関数f’は、温度Tと同様の前記信号Sの関数であり、
    前記測定ユニットスケーリング関数f’は、
    少なくとも1つの電流値に対して、前記測定ユニットスケーリング関数f’(S、T)を得るために、所定の温度Tの電流の関数として前記信号Sを測定することと、
    前記所定の温度T以外の少なくとも1つの温度に対して、前記関数f’(S、T)を得るために、所定の電流Iの前記信号Sを測定することと、
    ’(S、T)=f’(S、T)・f’(S、T)/f’(S、T)によって、前記測定ユニットスケーリング関数f’を概算することと、
    によって決定される、前の請求項のうちのいずれかの方法。
  4. 前記測定ユニットスケーリング関数f’は、温度Tと同様の前記信号Sの関数であり、
    前記測定ユニットスケーリング関数f’は、
    複数の電流および温度値に対して、前記信号Sの値を測定することと、
    ルックアップ表に前記測定ユニットスケーリング関数f’の値を格納することと、
    によって決定される、請求項1または2のうちのいずれかの方法。
  5. 既知のセンサヘッドスケーリング関数f’を有する基準センサヘッド(2)に前記測定ユニット(1)を接続することと、
    前記基準センサヘッド(2)によって感知された少なくとも1つの電流に対する前記信号Sを測定することと、
    によって、前記測定ユニットスケーリング関数f’を決定するステップを具備する、前の請求項のうちのいずれかの方法。
  6. 前記基準センサヘッド(2)の前記センサヘッドスケーリング関数f’は、前記電流Iと無関係に、1と等しい、請求項5の方法。
  7. 前記測定ユニット(1)は、位相変調器(4、18)を有し、
    前記測定ユニットスケーリング関数f’は、
    前記測定ユニット(1)を前記基準センサヘッド(2)に接続することと、
    前記測定ユニット(1)によって生成された偏光間の位相シフトを導入するための前記変調器(4、18)を操作することによって、前記光検出器(7)で干渉縞を生成することと、
    前記干渉縞の干渉縞視認度(v)を測定することと、
    によって決定される、請求項5または6のうちのいずれかの方法。
  8. 前記測定ユニットスケーリング関数f’は、f’(S)=1/[f(S/k)]によって概算され、
    =Δφ/(4ψ
    Figure 2013513785
    Figure 2013513785
    Figure 2013513785
    kは、定数であり、hは、測定されたパラメータである、前の請求項のうちのいずれかの方法。
  9. 前記測定されたパラメータhは、前記干渉縞視認度(v)から測定される、請求項7および8の方法。
  10. 前記測定されたパラメータhは、
    センサヘッドスケーリング関数f’=1を有し、コンダクタ(12)の周囲に巻きつけられたコイルを有するセンサヘッド(2)へ前記測定ユニット(1)を接続するステップと、
    前記センサ信号Sを測定するための前記コンダクタ(12)まで電流Iを送り、前記信号Sから前記パラメータhを決定するステップと、
    によって決定される、請求項8の方法。
  11. 記測定されたパラメータhは、前記測定ユニット(1)の中の偏光クロストークの決定により、決定される、請求項8−10のうちのいずれかの方法。
  12. 既知の測定ユニットスケーリング関数f’を有する測定ユニット(1)に前記センサヘッド(2)を接続し、
    前記センサヘッド(2)に電流および/または温度Tsの範囲を適用することにより、前記信号Sを測定することによって、
    前記センサヘッドスケーリング関数f’を決定するステップを具備する、前の請求項のうちのいずれかの方法。
  13. 前記センサヘッドスケーリング関数f’は、f’(S)=1/[f(S/k)]によって概算され、
    =Δφ/(4ψ
    Figure 2013513785
    Figure 2013513785
    Figure 2013513785
    Figure 2013513785
    Figure 2013513785
    δおよびδは、曲がりで生じた固有の複屈折による前記感知ファイバ(11)中の複屈折位相遅延をそれぞれ示し、
    βおよびβは、前記感知ファイバ(11)の前記偏光保持ファイバ(15)の主軸と曲がりで生じた固有の複屈折の遅延軸との間のそれぞれの角度であり、
    特に、δ=0である、前の請求項のうちのいずれかの方法。
  14. 前記測定ユニットは、位相変調器(4、18)を有し、
    前記センサヘッドスケーリング関数f’は、
    既知の測定ユニットスケーリング関数f’を有する測定ユニット(1)に前記センサヘッド(2)を接続することと、
    前記測定ユニット(1)によって生成された偏光間の位相シフトを導入するための前記測定ユニット(1)の前記変調器(4、18)を操作することによって、前記光検出器(7)で干渉縞を生成することと、
    前記干渉縞の干渉縞視認度(v)を測定することと、
    によって決定される、前の請求項のうちのいずれかの方法。
  15. 前の請求項のうちのいずれかの方法を実行するための光ファイバ電流センサであって、
    前記コンダクタ(12)の周囲に巻きつけられた感知ファイバ(11)と、前記感知ファイバ(11)に接続されたリターダ(10)と、を有するセンサヘッド(2)と、
    光源(3)と光検出器(7)とを有する測定ユニット(1)と、
    前記センサヘッド(2)を前記測定ユニット(1)に接続する偏光保持ファイバ(15)と、
    前記測定ユニットスケーリング関数f’の格納のための前記測定ユニット(1)に起因する第1のメモリ(22)と、
    前記センサヘッドスケーリング関数f’の格納のための前記センサヘッド(2)に起因する第2のメモリ(23)と、
    を具備する電流センサ。
  16. 前記第1のメモリ(22)は、前記測定ユニット(1)の一部であり、および/または、前記第2のメモリ(23)は、前記センサヘッド(2)の一部であり、
    特に、前記第2のメモリ(23)は、前記偏光保持ファイバ(15)の制御ユニット端に位置する、請求項15の光ファイバ電流センサ。
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