JP2013510265A5 - 燃料噴射装置を備えるエンジン - Google Patents

Description

本発明は燃料噴射装置を備えるエンジンに関する。

本発明は燃料噴射装置を備えるエンジンに関する。

Claims (21)

1. 第１ピストンであって、該第１ピストンの内部の円筒形のチャンバ、および前記円筒形のチャンバ内への通路を画定する表面を有する前記第１ピストンと、
   前記円筒形のチャンバの内部において往復動し、かつ前記円筒形のチャンバと協働して燃焼室を画定するように構成される１つまたは複数の第２ピストンと、
   前記燃焼室内に燃料を噴射するために、少なくとも部分的に前記第１ピストンの通路を通って延びる燃料噴射装置とを備えるエンジンであって、
   前記第１ピストンは前記燃料噴射装置に対して往復動するように構成されるエンジン。
2. 前記燃料噴射装置は、前記第１ピストンが往復動するときに、前記第１ピストンに対して前記通路の内部において往復動するように構成される請求項１に記載のエンジン。
3. 前記エンジンは、エンジン筐体をさらに備え、
   前記燃料噴射装置は前記エンジン筐体に対して静止している請求項１に記載のエンジン。
4. 前記第１ピストンは前記エンジン筐体に対して、第１軸線に沿って往復動するように構成され、
   前記１つまたは複数の第２ピストンは前記第１ピストンに対して、第２軸線に沿って往復動するように構成され、
   前記第２軸線は前記第１軸線に直交している請求項３に記載のエンジン。
5. 前記第１ピストンは表面を有するニップルを備え、前記ニップルの表面は少なくとも部分的に前記円筒形のチャンバへの前記通路を画定する請求項１に記載のエンジン。
6. 前記ニップルは、環状シール部材を収容するための環状凹部を画定する表面を有する請求項５に記載のエンジン。
7. 前記環状凹部は前記ニップルの最遠端の近傍に位置する請求項６に記載のエンジン。
8. 少なくとも一部が前記環状凹部内に配置され、前記燃焼室をシールする環状シール部材をさらに備える請求項６に記載のエンジン。
9. 前記環状シール部材は、前記燃焼室に向かって先細に傾斜した断面形状を備える内部の孔を有する請求項８に記載のエンジン。
10. 前記環状シール部材は、山状の断面形状を有する内部の孔を備える請求項８に記載のエンジン。
11. 前記環状シール部材は、前記燃料噴射装置のシール部に対して遊嵌する請求項８に記載のエンジン。
12. 前記燃料噴射装置の前記シール部は、前記シールの耐久性を強化するための薬剤で被膜される請求項１１に記載のエンジン。
13. 前記薬剤はモリブデンを含む請求項１２に記載のエンジン。
14. 前記燃料噴射装置が前記燃焼室内に最大に延びた状態における位置と、前記燃焼室から最も離間した状態における位置との中間の行程に位置するときに、前記燃料噴射装置は燃料を前記燃焼室内に噴射するように構成される請求項１に記載のエンジン。
15. 前記円筒形のチャンバの内部において、相互に対向して配置される２つの第２ピストンを備え、
    前記燃焼室は対向する２つの第２ピストンの間の空間を有する請求項１に記載のエンジン。
16. 前記第１ピストンは、
    前記第１ピストンの第１側部に配置された１つまたは複数の燃焼室吸気弁と、
    前記第１側部に対向する前記第１ピストンの第２側部に配置された１つまたは複数の燃焼室排出弁とをさらに備え、
    前記燃料噴射装置は前記第１ピストンの第１側部から燃料を前記燃焼室に噴射するように構成される請求項１に記載のエンジン。
17. 小型圧縮着火式のエンジンとして実装される請求項１に記載のエンジン。
18. 前記燃料噴射装置の一部分の周りにおいて前記燃焼室をシールするように構成される環状シール部材をさらに備える請求項１に記載のエンジン。
19. 小型圧縮着火式のエンジンであって、
    エンジン筐体と、
    前記エンジン筐体内に配置された第１ピストンであって、該第１ピストンの内部の円筒形のチャンバ、および前記円筒形のチャンバ内への通路を画定する表面を有する前記第１ピストンと、
    対向する第２ピストンであって、該第２ピストンは前記円筒形のチャンバ内部において往復動し、前記円筒形のチャンバと協働して、前記対向する第２ピストンの間に燃焼室を画定するように構成される前記第２ピストンと、
    前記エンジン筐体に対して静止する燃料噴射装置であって、前記燃焼室内に燃料を噴射するために、少なくとも部分的に前記第１ピストンの通路を通って延びる前記燃料噴射装置とを備えるエンジンであって、
    前記第１ピストンは前記エンジン筐体および前記燃料噴射装置に対して往復動するように構成されるエンジン。
20. 前記第１ピストンは、エンジン筐体に対して、第１軸線に沿って往復動するように構成され、
    前記第２ピストンは、前記第１ピストンに対して、第２軸線に沿って往復動するように構成され、
    前記第２軸線は前記第１軸線に直交している請求項１９に記載のエンジン。
21. 前記第１ピストンは表面を有するニップルを備え、前記ニップルの表面は少なくとも部分的に前記円筒形のチャンバ内への前記通路を画定し、
    前記ニップルは、環状シール部材を収容するための前記ニップルの最遠端の近傍に環状凹部を画定する表面を有し、
    前記環状凹部は前記ニップルの最遠端の近傍に位置し、
    環状シール部材が少なくとも部分的に前記環状凹部の内部に配置され、かつ前記燃焼室をシールするように構成される請求項１９に記載のエンジン。