JP2013508096A - 眼内移植システムおよび眼内移植方法 - Google Patents
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Abstract
本発明は、眼内インプラントおよびその搬送システムを提供するものであり、かかるシステムは、被検体の眼のシュレム管の少なくとも一部を通って延びるのに適した構成であるととともに、シュレム管のその部分が眼内インプラントの搬送に好適な路線選定をもたらすか否かを判定するのに適した構成である導管装置と、被検体の眼のシュレム管の内部に配備するのに適した構成である眼内インプラントと、眼のシュレム管に導管装置および眼内インプラントを搬入するのに適した構成の遠位開口が設けられたカニューレとを備えている。或る実施例では、導管装置は更に、シュレム管の一部の内部の水路を開存させるのに適した構成である。本発明はまた、被検体の眼の緑内障を治療する方法を提案しており、かかる方法は、眼のシュレム管にカニューレの遠位出口ポートの少なくとも一部を挿入する工程と、カニューレを通してシュレム管に導管装置を搬入する工程と、カニューレを通してシュレム管に眼内インプラントを搬入する工程と、シュレム管内部の適所に眼内インプラントを残存させた状態で眼から導管装置およびカニューレを取り出す工程とを含んでいる。
Description
<関連出願との相互参照>
本願は、合衆国法典第35編第119条に基づく、2009年10月23日出願の米国仮出願第61/254,523号の優先権を主張するものであり、かかる仮出願の開示内容は引例に挙げることにより本願の一部を成すものとする。
本願は、合衆国法典第35編第119条に基づく、2009年10月23日出願の米国仮出願第61/254,523号の優先権を主張するものであり、かかる仮出願の開示内容は引例に挙げることにより本願の一部を成すものとする。
<引例に挙げることによる文書内容編入>
本明細書中に言及されている出版物および特許出願は全て、引例に挙げることにより本願に編入されるものであるが、編入の程度は、個々の出版物または特許出願を詳細かつ独自的に表わした場合に、個々の出版物または特許出願に言及することにより本願の一部を成すことになるのと同程度に本願に編入される。
本明細書中に言及されている出版物および特許出願は全て、引例に挙げることにより本願に編入されるものであるが、編入の程度は、個々の出版物または特許出願を詳細かつ独自的に表わした場合に、個々の出版物または特許出願に言及することにより本願の一部を成すことになるのと同程度に本願に編入される。
合衆国国立衛生研究所(NIH)の国立眼病研究所による立案報告書によれば、緑内障は目下のところ世界中で回復不能な失明の主要原因であるとともに、白内障に次ぐ失明の第2の原因となっている。斯様に、国立眼病研究所の立案報告書は、「相当の傾注と資材投入により引き続きこの種の疾病の病態生理学的機能変化と管理を決定することに専心することが重要である」と結論している。緑内障研究者らは、眼圧と緑内障との間に強い相関関係があることに気付いている。
薬物治療に加えて、緑内障の多様な外科治療が既に開示されている。例えば、前眼房から眼球外血管へ房水を向かわせるようにしたシャントの移植がある(リー、シェッペンス共著「房水・血管へのシャントおよび眼圧」調査眼科学誌、1966年2月刊(Lee and Scheppens, ‘Aqueous-Venous Shunt and Intraocular Pressure,’ Investigative Ophthalmology))。これ以外にも早期に、緑内障治療インプラントは前眼房から結膜下泡状突起まで導通させるものがある(例えば、米国特許第4,968,296号および米国特許第5,180,362号)。更に別な外科治療として、前眼房からシュレム管内の一点まで導通させるシャントがある(シュピーゲルほか共著「シュレム管インプラント−原発開放隅角緑内障に罹った患者の眼圧を低下させる新規な方法」眼科外科手術とレーザー誌、1999年6月刊(Spiegel et al., ‘Schlemm’s Canal Implant: A New Method to Lower Intraocular Pressure in Patients with POAG,’ Ophthalmic Surgery and Lasers)、米国特許第6,450,984号、および、米国特許第6,450,984号)。
もっと後年には、一部または全体がシュレム管内に配備される緑内障治療装置が開示された。かかる装置の具体例は、例えば、米国特許第7,740,604号、米国特許公開第 2009/0082860号、米国特許公開第2009/0227934号、米国特許公開第2009/0132040号、米国特許公開第2010/0121342号、米国特許公開第2006/0195187号、米国特許出願連続番号第12/833,863号などに見られる。
リー、シェッペンス共著「房水・血管へのシャントおよび眼圧」調査眼科学誌、1966年2月刊(Lee and Scheppens, ‘Aqueous-Venous Shunt and Intraocular Pressure,’ Investigative Ophthalmology)
シュピーゲルほか共著「シュレム管インプラント−原発開放隅角緑内障に罹った患者の眼圧を低下させる新規な方法」眼科外科手術とレーザー誌、1999年6月刊(Spiegel et al., ‘Schlemm’s Canal Implant: A New Method to Lower Intraocular Pressure in Patients with POAG’ Ophthalmic Surgery and Lasers)
場合によっては、緑内障に罹っている患者のシュレム管はその本来の機能の或る部分または全部を喪失していることがある。緑内障を原因とする異常眼圧のせいで、シュレム管およびその関連組織は可動性を喪失してしまうことがある。患者によっては、上述の諸症状の結果として、シュレム管の一部または全部が崩壊して、更にその後に閉塞することもある。このような事例では、シュレム管の壁の各部が押し塞がれる恐れがあるとともに、開放形状に戻ることができなくなる恐れがある。時間経過とともに、シュレム管の崩壊した壁どうしが付着してしまい、管が小室に分画されてしまうこともある。よって、シュレム管の内部にインプラントを移植する前に、シュレム管の管腔が一部でも、または、その全部が閉鎖されているか否かを判定することが有利であり、すなわち、インプラントを載置するのに十分な空間が存在することを確保および確認し、更に任意で、管腔の一部または全部を開存させるのが有利である。
本発明の一局面は、眼内インプラントおよびその搬送システムを提供するものであり、かかるシステムは、被検体の眼のシュレム管の少なくとも一部を通って延びるのに適した構成であるととともに、シュレム管のその部分が眼内インプラントの搬送に好適な路線選定をもたらすか否かを判定するのに適した構成である導管装置(トルクチューブまたはコイル)と、被検体の眼のシュレム管の内部に配備するのに適した構成である眼内インプラントと、眼のシュレム管に導管装置および眼内インプラントを搬入するのに適した構成の遠位開口が設けられたカニューレとを備えている。或る実施例では、導管装置は更に、シュレム管の一部の内部の水路を開存させるのに適した構成である。
本発明の或る実施例はまた、カニューレの遠位開口が眼内に置かれると、眼の外部から操作して、開存させる導管装置および眼内インプラントを移動させるのに適した構成の近位制御部を備えている。開存させる導管装置は、眼内インプラントの内部に配備されるとともに眼内インプラントと相関的に移動するような構成であってもよい。
或る実施例では、本発明のシステムは、流体と、カニューレを通して眼のシュレム管に流体(例えば、組織を拡張させるのに適した調製の拡張剤)を注入するのに適した構成の流体注入機構とを備えている。そのような実施例の或るものにおいては、開存させる導管装置には流体管腔が設けられており、流体注入機構は、開存させる導管装置の管腔を通して流体を注入するのに適した構成である。そのような実施例の或るものにおいては、開存させる導管装置は、流体管腔、流体管腔を包囲している線形チューブ、または、その両方と連絡状態にある遠位開口を有しているようにしてもよい。
或る実施例では、流体注入機構は円筒部材に配備されたピストンを有している。かかる
実施例では、近位制御部にハンドルが設けられているが、注入機構は円筒部材の出口からハンドルまで延びている注入チューブも有している。
実施例では、近位制御部にハンドルが設けられているが、注入機構は円筒部材の出口からハンドルまで延びている注入チューブも有している。
本発明のもう1つの局面は、被検体の眼の緑内障を治療する方法を提案しており、かかる方法は、眼のシュレム管にカニューレの遠位出口ポートの一部または全部を挿入する工程と、カニューレを通してシュレム管に導管装置を搬入する工程と、カニューレを通してシュレム管に眼内インプラントを搬入する工程と、シュレム管内部の適所に眼内インプラントを残存させた状態で眼から導管装置およびカニューレを取り出す工程とを含んでいる。或る実施例では、この方法は、導管装置を通して染料を搬送してから染料の動きを観察することで、シュレム管内部の閉塞の位置を識別する工程を含んでいる。
或る実施例では、上述の方法は、導管装置を用いてシュレム管内の水路を開存させる工程を含んでいる。水路を開存させる工程は、シュレム管の内部で導管装置を移動させる工程を含んでいるようにしてもよい。水路を開存させる工程は、導管装置を通して流体(例えば、拡張剤、治療薬、染料、または、これらの各種組合せ)を搬送するにあたり、例えば、シュレム管の内部の閉塞を貫いて流体を移動させることでシュレム管の互いに隣接し合う複数区分相互の間の流体連絡をより良好にすることにより流体を搬送する工程を含んでいるようにしてもよい。
或る実施例では、上述の搬入する工程は、眼からカニューレの遠位先端を取り出すことなしに、開存させる導管装置および眼内インプラントを搬送する工程を含んでいる。この方法の幾つかの実施例は、シュレム管内において開存させる導管装置と眼内インプラントとを互いに相関的に移動させる工程を含んでいる。
或る実施例では、上述の搬入する工程は、開存させる導管装置の上を伝って眼内インプラントを搬送する工程を含んでいる。幾つかの実施例では、上述の挿入する工程は、ab interno アプローチ、すなわち、眼の内側からのアプローチにより眼のシュレム管にカニューレの遠位出口ポートの一部または全部を挿入する工程を含んでいる。これとは異なる実施例では、上述の挿入する工程は、ab externo アプローチ、すなわち、眼の外側からのアプローチにより眼のシュレム管にカニューレの遠位出口ポートの一部または全部を挿入する工程を含んでいる。
本発明の更に別な局面は、眼内インプラントおよびその搬送システムを提供するものであり、かかるシステムは、被検体の眼のシュレム管の少なくとも一部を通って延びるのに適した構成であるととともに、シュレム管のその部分が眼内インプラントの搬送に好適な路線選定をもたらすか否かを判定するのに適した構成である導管装置と、眼のシュレム管に導管装置および眼内インプラントを搬入するのに適した構成の遠位開口が設けられたカニューレと、カニューレに相関的に導管装置を移動させるのに適した構成の近位制御部とを備えている。
本発明のもう1つ別な局面は、被検体の眼の緑内障を治療する方法を提案するものであり、かかる方法は、眼のシュレム管にカニューレの遠位出口ポートの一部または全部を挿入する工程と、カニューレによりシュレム管に導管装置を搬入するにあたり近位制御部を用いて搬入する工程と、シュレム管内の適所に眼内インプラントを残存させた状態で眼から導管装置およびカニューレを取り出す工程とを含んでいる。
本発明の新規な特徴は、添付の特許請求の範囲に詳細に明示されている。本発明の各種の特徴および利点のより良い理解は、本発明の原理が利用されている具体的な実施例を明示した後段の詳細な説明と添付の図面とを参照することにより得られるものである。
以下の詳細な説明は添付図面を参照しながら読むべきであるが、複数の異なる図面にわたって同一構成部材は同じ参照番号が付されている。これら図面は、必ずしも等尺であるとは限らないが、具体的な実施例を描写しているものであって、本発明の範囲を制限する意図はない。選択された構成部材については、構成、材料、寸法、および、製造プロセスの具体例が提示されている。それ以外の構成部材については、本発明の分野の当業者には周知であるものを採用している。当業者なら認識できるだろうが、提示されている各種具体例の大半が、利用することのできる好適な代替例を有している。
図1は、本例の詳細な説明に従った具体的な医療処置手順を様式化して表した図である。この具体的な医療処置手順においては、眼内インプラントおよびその搬送システムのような治療システム100を用いて、医者が被検体Pの眼20を治療している。図1の具体的処置手順においては、医者は自身の右手RHに治療システム100のハンドル部を保持している。医者の左手(図示せず)を使って、隅角レンズ23のハンドルHを保持するようにしてもよい。医者の中には左手に治療システムのハンドルを保持しながら隅角レンズのハンドルHを右手RHに保持するのを好む人もいることが分る。
図1に例示されている具体的な処置手順の最中には、医者は隅角レンズ23および顕微鏡25を利用しながら前眼房の内部を視認することができる。図1の詳細Aは、医者が見ている画像の様式化された模擬図である。カニューレ102の遠位部が詳細Aに見ることができる。網罫は、前眼房を包囲している多様な組織(例えば、線維柱帯)の下位にあるシュレム管SCの位置を示している。カニューレ102の遠位開口104は眼20のシュレム管SCの近傍に置かれる。本例の詳細な説明に従った或る方法では、カニューレ102の遠位開口104はシュレム管SCと流体連絡状態に置かれる。この事例では、装置(例えば、インプラント、または、インプラントの搬送装置)は遠位開口104を通ってシュレム管SCの中へ前進させられる。
図2Aは、図1に示された治療システム100および眼20を更に例示している斜視図である。図2Aでは、治療システム100のカニューレ102が眼20の角膜40を通って延びているのが例示されている。カニューレ102の遠位部は、眼20の角膜40によって画定されている前眼房の内側に配備される。図2Aの実施例では、カニューレ102は、その遠位開口104がシュレム管SCと流体連絡状態になるように設置することができるような構成になっている。
図2Aおよび図2Bの実施例においては、カニューレ102によって画定された管腔内に導管装置126が配備されている。治療システム100は、カニューレ102の長尺に沿って導管装置を前進および後退させることができる機構を備えている。導管装置126を眼20のシュレム管内に設置するにあたり、カニューレ102の遠位開口104に通して導管装置を進入させている間も遠位開口104がシュレム管SCと流体連絡状態にあるようにすることによって設置される。
図2Bは、治療システム100のカニューレ102を更に例示している拡大詳細図である。図2Bの例示の実施例では、導管装置126はカニューレ102の遠位開口104に通して前進させられる。図2Bのカニューレ102は、遠位開口104と流体連絡している通路124を画定している。導管装置126は、治療システム100により通路124に沿って遠位開口104に通して移動させることができる。治療システム100は眼の外側に配備された近位制御機構101を有しているが、上記のような機能はこの機構が行うことができる。
図2Cは、図2Aに示された眼20を更に例示している拡大斜視図である。図2Cでは、治療システム100のカニューレ102は眼20の角膜40を通って延びているように見えるが、これは、カニューレ102の遠位部Dを眼20の前眼房ACに配備したためである。図2Cでは、カニューレ102の近位部Pは前眼房ACの外側に配備されている。図2Cの実施例では、カニューレ102は、その遠位ポート104が眼20のシュレム管と流体連絡状態になるように設置されている。治療システム100の導管装置126は、カニューレ102の遠位ポート104を通って眼20のシュレム管に進入させられている。
図3は、本例の詳細な説明に従った具体的な治療システム1100を例示している、様式化された平面図である。図3の治療システム1100は、導管装置1152、カニューレ1108、および、流体注入集成体1162を備えている。図3の実施例では、流体注入集成体1162は、流体1164を充填した注射器(すなわち、円筒部材に配備されたピストン)1163を有している。図3の治療システム1100を使うことにより、例えば、眼のシュレム管が眼内インプラントの搬送に好適な路線選定をもたらすか否かを判定し、眼のシュレム管を開存させ、または、その両方を実施することができる。
本例の詳細な説明に従った具体的な方法は、カニューレ1108の遠位ポート1109に通して眼のシュレム管に導管装置1152の遠位部を進入させる工程を含んでいるようにするとよい。導管装置1152を前進させている際に抵抗に遭った場合に備えて、ユーザーには、シュレム管の一部または全部を閉鎖させるようにとの指示が与えられている。導管装置1152に閉鎖部を突破して前進させることで、シュレム管の水路を開存させ、シュレム管の互いに隣接し合う区分相互の間の流体連絡をより良好にし、または、その両方を実施することができる。これに代えて、または、これに加えて、導管装置を利用して流体1164をシュレム管に注入することで、水路を開存させ、導管装置を水路に更に進入させるための潤滑作用を供与し、または、その両方を実施することができる。感触を利用して閉塞部の位置探査をすることに加えて、閉塞部を視覚的に認識する目的でも、医者は導管装置1152を利用することができる。例えば、導管装置1152を使用することで、視覚化向上液(例えば、染料)をシュレム管に注入するようにしてもよい。流体がシュレム管に注入されると、シュレム管内のその流体の動きを、図1に示されているような顕微鏡および隅角レンズを利用しながら医者が目視することができる。治療システム1100を利用することで、房水排出装置のようなインプラントを眼のシュレム管に搬入することもできる。このような事例では、房水排出装置は導管装置1152に取り付けられているようにするとよい。
図3には、導管装置1152がカニューレ1108の遠位ポート1109を通って延びているのが例示されている。カニューレ1108は治療システム1100の近位制御部1102に連結されている。近位制御部1102は、導管装置1152を前進および後退させることができる機構1166を備えている。図3の具体的な実施例においては、機構1166は近位制御部1102の概ね内側に配備される。
図3の実施例においては、導管装置1152はコイル状ケーブルを備えている。注入チューブ1156は、注射器1163の流体注入ポート1168を起点に近位制御部1102を通って延びて、導管装置1152まで流体1164を搬送する。導管装置1152から流出した流体1164は、図3の様式化された平面図では多数の液滴で表現されている。流体注入集成体1162は、レバーが設けられた機構を備えている。この機構は注射器1163と協働して流体を分配する(例えば、図3に示された液滴)。図3の具体的な実施例では、流体注入集成体1162は、そのレバーが作動されるたび毎に或る調整量の流体を分配することになる。或る具体的な方法においては、一連の調整量の漸増に応じて流体がシュレム管に注入されることで、シュレム管が閉塞状態となっている領域の水路の壁が徐々に離隔してゆく。流体注入集成体1162の更に別な実施例が考えられるが、本例の詳細な説明の真髄および範囲から逸脱することはないことが分かる。例えば、流体注入集成体1162は、ラチェット機構をクリックすること1回あたりの調整量を分配することができる、ねじ式ラチェットプランジャーを採用してもよい。
流体1164としては、本例の詳細な説明の真髄および範囲から逸脱しない多様な物質が挙げられることが分かる。或る応用例に好適な流体の具体例として、水、生理食塩水、ヒアルロン酸、弾性粘液、または、これらの各種組合せを含んでいる。「粘弾性液」とう語は、外科処置手順の一部として眼に注入される多様な粘弾性物質を説明する目的で使用されることがある。眼の外科手術で使用するための粘弾性液は、バウシュ・アンド・ロム・インコーポレーティッド(Baush and Lomb Incorporated、居所は米国ニューヨーク州ロチェスター)およびアルコン・インコーポレーティッド(Alcon, Incorporated、居所はスイス国フネンベルク)から購入可能である。粘弾性液は、例えば、ヒアルロン酸を含有していることがある。ヒアルロン酸は、眼の後眼房を満たしている硝子液中に天然に存在しているのが見られる。従って、この物質は眼の外科手術で使用するのに極めて好適である。ヒアルロン酸はまた、ヒアルロナンやヒアルロナートとしても周知である。
図3を参照すると、ループ1172は注入チューブ1156に形成されている。或る有用な実施例においては、ループ1172の寸法は、システム遠位端の導管装置1152をシュレム管の全長に亘って挿通して前進させるのに必要なレベルの運動を供与するのに適するように設定されている。図3の具体的な実施例では、ループ1172は近位制御部1102の内部に配備されている。
図4Aは、本例の詳細な説明による具体的な導管装置1152の遠位部を例示している部分断面図である。この実施例では、導管装置1152はケーブル1154と、ケーブル1154の遠位端に位置する遠位先端部1160とから構成されている。遠位先端部1160は、例えば、溶接によってケーブル1154に取り付けられる。遠位先端部1160は非外傷性となるように丸味付けされている。遠位先端部1160には、遠位開口1170と流体連絡状態にある先端管腔1174が設けられている。本実施例では、ケーブル1154は、複数の糸線1176を含んでいる螺旋コイル(例えば、ステンレス鋼、ニチノール、または、それ以外の好適な材料から形成されている)が中空のチューブ状の構造体を形成しているものとして構成されている。或る特定の有用な実施例では、ケーブル1154はトルクケーブルである。幾つかの応用例には好適であると思われるトルクケーブルは、フォート・ウエイン・メタルズ・インコーポレーティッド(Fort Wayne Metals, Inc.、居所は合衆国インディアナ州フォート・ウエイン)および朝日インテック(愛知県名古屋市)から購入できる。図4Aの実施例では、個々の糸線1176は一般に螺旋形状を有している。図4Aの実施例では、ケーブル1154の糸線1176はケーブル管腔1178を画定している。コイルの潤滑性を向上させることができる手段として、潜在的外傷を更に低減するとともに滑らかな予測可能な前進を容易にする表面皮膜(ポリテトラフルオロエチレンやヘパリン)を付与する方法がある。ライナーチューブ1158はケーブル管腔1178の内側に配備される。ライナーチューブ1158は、例えば、ポリイミドから形成することができ、また、遠位先端部1160により画定されている先端管腔1174と流体連絡しているライナー管腔1180を画定している。図4Aには複数の矢印が含まれているが、これらは、導管装置1152の先端管腔1174を通って流れて遠位開口部1170から流出しているのが図示されている、流体1164を表したものである。この遠位開口を通って注入される流体(例えば、粘弾性液)を利用することで、例えば、シュレム管の壁が崩壊し、シュレム管の壁が互いに付着し、または、その両方が起こってしまった領域においてシュレム管の壁を徐々に離隔させることができる。新たに開けた空間は、シュレム管に断裂や穿孔を生じてしまうことなくケーブルが非外傷的に前進する通路となる。
図4Aでは、ライナーチューブ1158は、その遠位端がケーブル1154を通って遠位先端部1160の近位面まで延びるように設置される。図4Bでは、ライナーチューブ1158は遠位先端部1160の近位面より近位で終端し、ケーブル1154の遠位部1182を管腔1180の内部の流体(例えば、粘弾性液)に晒す。この流体は次にケーブル1154の互いに隣接し合う糸線1176の間を流動することができるが、これは矢印1164によって示されているとおりである。互いに隣接し合う糸線1176の間から射出された流体を利用することで、例えば、シュレム管の壁が崩壊して互いに重なり合っている領域においてシュレム管の壁を徐々に離隔することができる。
図5は、本発明のもう1つ別の実施例による導管装置2152の遠位部を例示している部分断面図である。本実施例では、遠位先端部2160は閉鎖状態であり、すなわち、遠位先端部2160は図4Aおよび図4Bの実施例には示されている遠位開口を欠いている。本実施例のまた別な構成部材は図4Aおよび図4Bの実施例の構成部材と同じであるため、同一参照番号を有している。図5に例示されているように、ケーブル1154の遠位部1182は管腔1180の内側の流体に晒されている。このような事例では、流体(例えば、粘弾性液)はケーブル1154の互いに隣接し合う糸線1176の間を流動することができる。互いに隣接し合う糸線1176の間を射出される流体を利用することで、例えば、シュレム管の壁を徐々に拡張して、導管装置そのものよりも大きな寸法にすることができる。拡張された管腔は、インプラントなどのようなより大型の装置を収容する際に有用である。
本発明の導管装置(上述の導管装置1152や導管装置2152)を利用することで、シュレム管の該当部分が眼内インプラントの搬送に好適な路線選定をもたらしているか否かを判定することができる。導管装置を利用することで、シュレム管の完全に遮断された部分または一部が遮断された部分を開存させることもできるが、その方法として、導管装置がシュレム管を通って前進させられている際に、流体(粘弾性液)を射出する、機械力を加える、または、その両方がある。導管装置を利用することで、トリパンブルーやインドシアニングリーンなどのようなシュレム管拡張剤、着色薬剤、または、染料を搬送して医者のシュレム管視認力を向上させることができ、治療薬(例えば、エタクリン酸、サイトカラシン、Rhoキナーゼの拮抗薬などの、集合管・線維柱帯の機能向上用治療薬)を搬送することができ、または、その両方が実施できる。事例によっては、シュレム管視認能力向上は、黒色光と連携させて蛍光染料を使用することで達成される。
本発明のシステムを利用すれば、導管装置、眼内インプラント、または、その両方を ab interno アプローチすなわち眼の内側からのアプローチ、または、 ab externo アプローチすなわち眼の外側からのアプローチにより配備することができる。図6から図8は、被検体の眼の詳細を例示している。図6は、瞳32の中心を通る切断面により設けられる縦断面図として示されている眼20の一部を例示した拡大斜視図である。眼20は瞳32の外郭を規定している虹彩30を含んでいる。眼20は、概念的には、2つの房室を備えた流体が充満した眼球であると説明される。眼20の鞏膜34は、硝子液として周知である粘性の流体が充満した後眼房PCを包囲している。眼20の角膜36は、房水として周知である流体が充満した前眼房ACを取り囲んでいる。角膜36は眼20の膜縁38で鞏膜34と合流している。眼20のレンズ40は前眼房ACと後眼房PCとの間に位置している。レンズ40は多数の繊毛状の毛様体42によって適所に保持されている。
被検体が物体を見るときはいつでも、被検体は眼の角膜、房水、および、レンズを通して物体を見ている。透明であるために、角膜およびレンズには血管が含まれていることはあり得ない。従って、角膜およびレンズを通って流れることでこれら組織に養分を供与したりこれら組織から老廃物を取り除く血液は皆無である。その代わりに、前述の各機能は房水によって実施される。眼を通って絶え間なく流れる房水は、血管の無い眼の各部位(例えば、角膜およびレンズ)に養分を供与する。このような房水の流れはまた、これらの組織から老廃物を取り除く。
房水は、毛様体として周知の器官によって作られる。毛様体は継続的に房水を分泌する上皮細胞を含んでいる。健康な眼では、新たな房水が毛様体の上皮細胞によって分泌されると、房水流は眼から流出する。この過剰な房水が血流に入り、静脈血によって運び去られて眼から出てゆく。
シュレム管SCは、虹彩30を包囲しているチューブ状の構造体である。シュレム管SCの2か所の側部切開端部が図6の縦断面図で見てとれる。健康な眼では、房水は前眼房ACから流出してシュレム管SCに流入する。房水はシュレム管SCを出てから多数の集合管(図9に参照符号CCと示されている)に流入する。シュレム管SCを出た後で、房水は静脈血流に吸収されて眼から運び出される。
図7は、図6に示された眼20のシュレム管SCおよび虹彩30を例示している、様式化された斜視図である。図7では、シュレム管SCが虹彩30を包囲しているのが例示されている。図7を参照すると、シュレム管SCは虹彩30の上に僅かに被さっているのが分かる。虹彩30は瞳32の外郭を規定している。図7の具体的な実施例においては、シュレム管SCおよび虹彩30は、切断面が瞳32の中心を通っている縦断面が図示されている。
シュレム管SCの形状は幾分か不規則的であり、被検体ごとに異なっている可能性がある。シュレム管SCの形状は、概念的には、一部が平坦にされた円筒状チューブと考えられる。図7を参照すると、シュレム管SCは第1主要面50、第2主要面52、第1小面54、および、第2小面56から成っているのが分かる。
シュレム管SCは虹彩30を取り巻くリングを形成しており、その場合、瞳32はリングの中心に配置される。第1主要面50はシュレム管SCによって形成されたリングの外側にあり、第2主要面52はシュレム管SCによって形成されたリングの内側にある。従って、第1主要面50はシュレム管SCの外側主要面とも称され、また、第2主要面52はシュレム管SCの内側主要面とも称される。図7を参照すると、第1主要面50は第2主要面52に比べて瞳32からの距離が長いことが分かる。緑内障に罹っている患者の眼は内側の圧力が高いせいで、シュレム管の内側主要壁がその外側主要壁に対して押圧される。時間が経過すると、内側主要壁と外側主要壁の癒着が生じることがある。このような癒着はシュレム管を閉塞させ、シュレム管内を巡る液流を阻害し、シュレム管を互いに隔絶した小室に分画する。本例の詳細な説明による具体的な方法を医者が採用することで、シュレム管を検査して前述のような閉塞部位の位置と性質を識別することができる。例えば、本例の詳細な説明による導管装置を使用することで、流体(例えば、染料)をシュレム管に注入することができる。流体がシュレム管に注入されると、医者は、図1に例示されているような顕微鏡および隅角レンズを用いながらシュレム管の内部の流体の動きを観察することができる。このような態様でシュレム管を検査することで、医者は検査中の眼の解剖学的構造を明瞭に把握することができる。こうして知り得たことは、房水排出装置をいつ・どこに設置するかを判断する際に医者の意思決定を特徴づけることになる。
図8は、図7に示されたシュレム管SCを更に例示している拡大断面図である。図8に例示されているように、シュレム管SCはその壁Wが管腔58の外郭を規定している。シュレム管SCの形状は幾分かは不規則的であり、被検体ごとに異なっている。シュレム管SCの形状は、概念的には、一部が平坦になった円筒状チューブと考えられる。管腔58の断面は、楕円の形状に匹敵する。管腔58の長軸線60および短軸線62は図8では破線で例示されている。
長軸線60および短軸線62の長さは被検体ごとに異なっている。短軸線62の長さは、大半の被検体においては1マイクロメートルから30マイクロメートルの間である。長軸線60の長さは、大半の被検体では150マイクロメートルから350マイクロメートルの間である。
図8を参照すると、シュレム管SCは第1主要面50、第2主要面52、第1小面54、および、第2小面56から成っているのが分かる。図8の具体的な実施例では、第1主要面50は第1小面54および第2小面56よりも長い。また、図8の具体的な実施例でも、第2主要面52は第1小面54および第2小面56よりも長い。
図9は、眼20を示している、様式化された斜視図である。図9の実施例においては、眼の上瞼と下瞼は外科手術器具で開いたままにされて、医者が眼に接近できるようにしている。眼20の角膜24は膜縁で眼20の鞏膜26と合流している。眼20のシュレム管SCは鞏膜26よりも下位に配備されている。シュレム管SCは、図9では破線で例示されている。これら破線は、概ね、眼20の虹彩22を包囲している。
緑内障の治療は、例えば、眼内に1個以上の房水排出装置を移植することにより実施される。シュレム管の該当部分が眼内インプラントの搬送に好適な路線選定をもたらすか否かを判定する目的で導管装置を使用するための、更にまた、眼内に房水排出装置を設置するための、眼の外側からのアプローチの具体的な方法を、以下に記載する複数の図面が例示している。図9の眼20の鞏膜26には、2つの切開部が設けられている。これら2つの切開部は、第1鞏膜組織弁28の輪郭を形作っている。第1鞏膜組織弁28の輪郭を形作っている2つの切開部は、鞏膜26の厚み全体よりも短い距離にわたって延びている。従って、これら2つの切開部は部分厚さの切開部と称されてもよい。図9に例示されているように、第1鞏膜組織弁28は上に折り捲られている。
図10は、図9に示された眼20の更に別な斜視図である。図10の眼20には、更にもう2つの別な切開部が設けられている。これら2つの別な切開部は、鞏膜26のより深い位置まで延びて、第2鞏膜組織弁30の輪郭を形作っている。鞏膜26に設けられた切開部は眼20に窪み32を形成している。図10において、第2鞏膜組織弁30は上に折り捲られている。或る有用な実施例では、第2鞏膜組織弁30は外科手術により眼20から除去されている。このような事例では、切開前に第2鞏膜組織弁30によって占有されていた領域は、前眼房ACを出た房水の貯蔵所として作用する。この貯蔵所は、眼20から房水が流出するのを容易にすることができる。例示のために、眼20の一部は図10では枠Fで囲まれている。眼20のこの部分は、図11以降では例示のために拡大されている。
図11は、眼20の枠Fによって囲まれた部分を例示している拡大図である。鞏膜26に設けられた切開部は眼20に窪み32を形成している。切開部は、シュレム管SCの壁34を切り通してシュレム管SCのほぼ半ばまで延びている。シュレム管SCの壁34は第1開口36および第2開口38を画定している。本例の詳細な説明による幾つかの具体的な方法は、第1開口36に通して第1房水排出装置を前進させる工程と、第2開口38に通して第2房水排出装置を前進させる工程とを含んでいる。場合によっては、1個の房水排出装置のみがシュレム管に挿入されることもある。
図12は、眼20の枠Fで囲まれた部分を示している、もう1つ別な拡大図である。シュレム管SCは、虹彩22を包囲しているやや静止ぎみの導管である。虹彩22は瞳44の外郭を規定している。場合によっては、緑内障に罹っている患者のシュレム管はその自然な機能の幾分かまたは全部を喪失している。緑内障が原因で生じる異常眼圧のせいで、シュレム管およびその関連組織は圧力勾配に反応する(圧力勾配にたいして移動する)能力を喪失している。被検体によっては、上述の諸症状の結果としてシュレム管の崩壊とそれに続く閉塞が生じることがある。このような事例では、シュレム管の壁は押されて閉鎖状態となることがあるうえに、開存した形状に戻ることができなくなる怖れがある。時間が経過すると、シュレム管の崩壊した壁は相互に付着し合い、シュレム管が小室に分画された状態となってしまう場合もある。カニューレ108が窪み32の近位に配備されている。図12の実施例においては、カニューレ108の遠位先端部40は鈍磨な形状を呈している。カニューレ108の遠位先端部40の一部または全部がシュレム管の壁を切り抜いた開口に挿入されるような構成である実施例も考えられる。図12の実施例においては、シュレム管SCの壁34は第1開口36および第2開口38の輪郭を規定している。
図13は、眼20の一部を例示している、更にもう1つ別な斜視図である。図13の実施例においては、カニューレ108の遠位先端部40は、シュレム管SCの壁34を切り抜いた開口38の近傍に配備されている。図13を参照すると、カニューレ108の遠位ポート42は、シュレム管SCの壁34によって輪郭が規定されている開口38と概ね整列しているのが分かる。本例の詳細な説明による幾つかの方法は、カニューレの遠位ポートをシュレム管の壁を切り抜いた開口と整列させる工程を含んでいる。導管装置はカニューレの遠位ポートに通して前進させられるとともに、シュレム管の壁によって輪郭が規定されている開口にも進入させられる。導管装置を使用することで、例えば、開口の近傍に位置するシュレム管のその部分が房水排出装置の搬送に好適な路線選定をもたらすか否かを判定することができる。場合によっては、房水排出装置は、カニューレの遠位部に通して前進させられるとともに、シュレム管の壁によって輪郭が規定されている開口にも進入させられる。
図14は、眼20の一部を例示している、更にもう1つ別な斜視図である。図14の実施例においては、導管装置154および房水排出装置122はシュレム管SCに既に進入完了している。図14に例示されているように、導管装置154はカニューレ108の遠位ポート42を通って延びているとともに、シュレム管SCの壁34によって輪郭が規定されている開口38を通って延びている。導管装置154は、上述の実施例のうちの1つに関して既に説明されたとおりであってもよい。治療システム100は、導管装置154を前進および後退させることができる機構を備えているようにしてもよい。この実施例では、房水排出装置122は導管装置154の遠位部の周囲に配備されている。房水排出装置122および導管装置154は、図14の実施例においては互いに滑動自在に嵌合している。治療システム100は、房水排出装置122を前進および後退させることができる機構を備えているようにしてもよい。
導管装置154を使用することで、シュレム管の該当部分が房水排出装置122などのような眼内インプラントの搬送に好適な路線選定をもたらすか否かを判定することができる。導管装置154を形成するにあたり、捩れ無しで導管装置154に開存している水路を前進させることができるようにするのに十分な円柱強度を有するように形成される。導管装置がシュレム管に進入している際の捩れすなわち抵抗の感触は、シュレム管の該当部分の一部または全部が遮断されており、よって、眼内インプラントの搬送には適さないことをユーザーに知らせることになる。
上述のように、或る有用な実施例においては、治療システム100の導管装置154には、眼の外科手術中にシュレム管に流体(例えば、粘弾性合成液)を注入するための流体源と流体連絡している1個以上の遠位開口が設けられているようにしてもよい。シュレム管に房水排出装置を設置することを必要とする眼の外科手術処置手順においては、粘弾性のゲル状合成液が使用されて、シュレム管に直接導入されることで、敏感な組織を外傷から保護することができるとともに拡張制御によりシュレム管の崩壊部を拡張させるように流体圧を供与することができる。粘弾性液はまた、インプラントとシュレム管との間に潤滑な界面をもたらすことで、インプラントの設置を容易にする。導管装置がシュレム管の中に移されてシュレム管に沿ってポケットとポケットすなわち分画された小室と小室との間に液流が確立されると(房水排出装置がトルクケーブルの周囲に配備されている、いないに関わらず)、粘弾性液の注入がシュレム管を開存させるのを助け、導管装置とシュレム管の壁との間に潤滑な界面をもたらすことができる。
図15は、眼20の一部を例示している、更に別な斜視図である。図15の実施例においては、導管装置154はシュレム管SCから後退させられて、眼内インプラント122を適所に残存させている。幾つかの有用な実施例では、治療システム100は、導管装置154と押しチューブ(図示せず)の両方を前進および後退させることができる機構を備えている。このような事例では、導管装置154がシュレム管から後退させられている間、押しチューブは房水排出装置122が近位方向に引っ張られるのを阻止している。
図16は、眼20の一部を例示している、更に別な斜視図である。図16の実施例においては、カニューレ108のカニューレ先端部40は移動によりシュレム管SCから離隔完了している。房水排出装置122がシュレム管に残存しているのが図示されている。図示のように、第2鞏膜組織弁は、任意で外科手術により眼20から除去されてしまっている。除去前には第2鞏膜組織弁30が占有していた窪み32は、前眼房ACを出た房水の貯蔵所として作用する。この所蔵所は、前眼房ACから房水が流出するのを容易にすることができる。
図17は、眼20の一部を例示している、更にもう1つ別の斜視図である。図17の実施例においては、第1鞏膜組織弁28は窪み32を覆うように折り重ねられている。或る有用な方法では、第1鞏膜組織弁28は、複数の縫合糸を用いて、鞏膜26の残余の部分に固着される。
図18Aおよび図18Bは、眼20を例示している、様式化された平面図である。窪み32は眼20の中に形成されている。図18Aの実施例においては、眼20のシュレム管の壁によって輪郭が規定された第1開口36に1個の房水排出装置122Aのみが進入させられている。図18Bの実施例においては、シュレム管の壁によって輪郭が規定されている第1開口36には第1房水排出装置122Aが進入させられており、シュレム管の壁によって輪郭が規定されている第2開口38には第1房水排出装置122Bが進入させられている。図18Aおよび図18Bに例示されているインプラントは、本例の方法に従って、上述のシステムを利用して移植される。
図19Aおよび図19Bは、眼20を例示している、様式化された平面図である。窪み32は眼20に既に形成されている。第1房水排出装置122は、第1の眼20のシュレム管に進入完了している。19Aの具体的な実施例においては、第1房水排出装置122の入口部46は、第1の眼20の前眼房ACの中まで延びるように設置されている。他方で、図19Bの房水排出装置122は全体がシュレム管の中にあって、眼20の前眼房ACの中まで延びていることはない。本例の詳細な説明に従った方法は、第1房水排出装置の入口部を前眼房の中に進入させる工程を含んでいるようにしてもよい。図19Aおよび図19Bに例示されているインプラントは、本実施例の方法に従って、上述のシステムを使用して移植される。
図9ないし図19に例示されている方法は、一般に、ab externo 法すなわち眼の外側からの方法と称することもできる。シュレム管への接近を確立するのに、眼の内側からのアプローチまたは眼の外側からのアプローチのいずれでも利用することができる。ここで説明される「眼の外側からの方法」は、緑内障の閉塞隅角形成を治療する場合には特に有用となる場合がある。本例の詳細な説明による方法は、被検体が閉塞隅角緑内障に罹っていることを識別する工程と、その被検体の眼(片目または両目)に本例で例示されている方法工程を実施する工程とを含んでいる。或る実施例では、概ね直状のカニューレ(例えば、鈍磨な遠位先端部が設けられている)が、眼の外側からのアプローチと組合わせて利用される。
図2および図20ないし図22は、本発明の実施例による導管装置、眼内インプラント、または、その両方を搬送する目的で眼の内側からのアプローチが採用されているのを例示している。図20Aは、搬送システムのカニューレ200の遠位先端部202が眼の前眼房ACを通り抜けつつあるのを例示している。この図では、シュレム管SCの内側主要壁252が外側主要壁250と並行になってシュレム管内の周方向の流れを阻止して、房水が最も近い集合管に接近する流路を排除してしまっている。図20Bでは、カニューレ200の遠位先端部202が線維柱帯TMを通り抜け完了し、カニューレ200の遠位開口204の少なくとも一部がシュレム管SCの内部にある。図20Cでは、導管装置226がカニューレ200の遠位開口204を通ってシュレム管に進入しつつあり、シュレム管のその部位が眼内インプラントの搬送に好適な路線選定をもたらしているか否かを判定しようとの目的、前進しつつある導管装置の機械的作用により、粘弾性液などのような流体の注入により、または、その両方により、シュレム管のその部位を開存させようとの目的、または、その両方の目的を果たしつつある。図20Cの複数の矢印は導管装置226の側壁を通って流れる流体を表している。この流体は一連の調整量が漸増して流体がシュレム管に注入されることで、シュレム管の閉塞している領域の壁を徐々に離隔することができる。その後、図20Dに例示されているように、シュレム管からカニューレ200を引き抜く前に、シュレム管のその部位に眼内インプラント(図示せず)を設置することができる。図21は、カニューレ200が眼の角膜を通って前眼房およびシュレム管に入っていくのを例示している。
図22Aないし図22Fは、本発明による治療方法の各工程を例示している。図22Bにおいては、カニューレ200は前眼房に通して挿入され、遠位先端部202の一部または全部をシュレム管SCに設置している。図22Cおよび図22Dにおいて、導管装置226はカニューレ200から外に出て既にシュレム管SCに進入させられている。粘弾性液などのような流体228が導管装置226からシュレム管に排出されることで、導管装置226の前進に好適な潤滑性を供与し、シュレム管を拡張させ、または、その両方を実施することができる。その後で、図22Fに例示されているように、眼内インプラント250がシュレム管に設置される。
場合によっては、視認可能な着色剤が粘弾性合成液に添加されてもよい。このような事例では、視認可能な着色剤はシュレム管の開存性の評価を容易にしている。この間に得られる情報は、医者が被検体を事前検査するのを助けるとともに、その被検体の房水排出装置設置処置手順中の房水排出の潜在的成功を予測するのを支援することができる。
図23Aは、本例の詳細な説明による具体的な治療システム3100を例示している、様式化された斜視図である。図23Bは、治療システム3100の一部を更に例示している拡大詳細図である。図23Aおよび図23Bは、図23と総称される。図23の治療システム3100は眼内インプラント3122、導管装置3152、押しチューブ3190、カニューレ3108、および、流体注入集成体3162を備えている。図23の治療システム3100を使用することで、例えば、眼のシュレム管が眼内インプラント3122の搬送に好適な線路選定をもたらしているか否かを判定し、眼のシュレム管を開存させ、眼のシュレム管に眼内インプラントを設置し、または、これらの各種組合せを実施することができる。
図23の実施例においては、押しチューブ3190および眼内インプラント3122はその両方ともが、導管装置3152の周囲に配備されている。図23Bにおいて、押しチューブ3190はカニューレ3108の遠位ポート3109を通って張り出しているのが見て取れる。導管装置3152の遠位部は、図23Aでは、眼内インプラント3122を越えた先まで延びているのが分かる。図23の実施例においては、導管装置3152は、押しチューブ3190および眼内インプラント3122によって画定された管腔内に滑動自在に配備される。従って、導管装置3152は、押しチューブ3190および眼内インプラント3122の両方に相関的に軸線方向に(例えば、遠位方向および近位方向に)自由に並進することができる。このような配置により、導管装置3152は眼内インプラント3122を越えた先まで前進させられてシュレム管に進入することができる。導管装置3152の遠位端はシュレム管の一部に通して進入させられることで、例えば、シュレム管のその部分が眼内インプラント3122の搬送に好適な路線選定をもたらしているか否かを判定することができる。この判定を行った後で、ユーザーはシュレム管の鑑定済みの部分に眼内インプラント3122を進入させるとよい。図23の具体的な実施例では、眼内インプラント3122は押しチューブ3190を使って前進させることができる。
押しチューブ3190および導管装置3152の動きは、治療システム3100の近位制御部3102を使って制御することができる。図23の具体的な実施例においては、近位制御部3102は第1機構3166Aおよび第2機構3166Bを備えている。第1機構3166Aは導管装置3152を前進および後退させることができる。押しチューブ3190は、第2機構3166Bにより軸線方向に前進および後退させることができる。
治療システム3100のカニューレ3108は、導管装置3152および眼内インプラント3122を被検体の眼のシュレム管に搬入するのに適した構成および形状になっている。本例で説明されている治療システムと併用することができる多数の具体的なカニューレは、米国特許出願第12/632,738号に開示されている。この米国特許出願の開示は、ここで引例に挙げることによりその全体が本例の一部を成すものとする。
治療システム3100の眼内インプラント3122は、被検体の眼のシュレム管の内側に配備されるのに適した構成および形状になっている。幾つかの応用例に好適である眼内インプラントは、例えば、米国特許第7,740,604号、米国特許公開第 2009/0082860号、米国特許公開第2009/0227934号、米国特許公開第2009/0132040号、米国特許公開第2010/0121342号、米国特許公開第2006/0195187号、米国特許出願連続番号第12/833,863号などに開示されている。これら米国特許および特許出願の全開示内容はここに引例に挙げることにより本件の一部を成すものとする。
図23の治療システム3100は流体注入集成体3162を備えている。流体注入集成体3162の一例として、流体で満たされた注射器(すなわち、円筒部材中に配備されたピストン)が挙げられる。流体注入集成体3162の1つの機構は、その入力部材(例えば、レバー)が一回作動するたび毎に或る調整量の流体を分配するよう構成されていてもよい。流体注入集成体3162は、注入チューブ3156により導管装置3152と流体連絡している。
図24は、眼内インプラント3122、押しチューブ3190、および、カニューレ3108を更に例示している拡大平面図である。図24を参照すると、眼内インプラント3122および押しチューブ3190は接続部2192において互いに機械的に連結されていることが分かる。図24の実施例においては、眼内インプラント3192の穂先状部が押しチューブ3190により輪郭を規定されている開口に受容されている。これに加えて、押しチューブ3190の穂先状部もカニューレ3108により輪郭を規定されている開口に受容されている。図24の実施例においては、導管装置3152は接続部3192を通って張り出している。眼内インプラント3122および押しチューブ3190を通って延びている導管装置3152が存在している時には、これら2つの部材を一緒にロックする。接続部3192を含んでいる領域は図24では枠Fで囲まれている。この領域は、図25以降では例示のために拡大されている。
図25Aおよび図25Bは、眼内インプラント3122と押しチューブ3190の間に形成されている接続部を例示した拡大斜視図である。図25Aの実施例においては、眼内インプラント3122および押しチューブ3190は接続部3192で機械的に連結されている。図25Bの実施例においては、眼内移植片3122と押しチューブ3190との間の接続部は破断させてある。
本発明に関連する更に別な詳細については、関連技術の当業者のレベルの範囲内に入る程度に、各種の材料および製造技術を採用することができる。本発明の方法に基づく各種局面についても、常識的に採用される、または、論理上採用される更に別な作用に関しては同じことが言える。また、本件に記載されている発明の各種変形例の任意の特徴はいずれも、単独で明示されて特許請求の範囲に記載されている場合もあれば、本件に記載の1つ以上の他の特徴と組合わせて明治されて特許請求の範囲に記載されている場合もあるものと思量される。同様に、或る単数の部材についての言及は、同一部材が複数存在している可能性をも含むものである。特に、本件および添付の特許請求の範囲で使用されているように、単数の形態である英語の冠詞の「a (1つの、或る、同一の)」、「said(該1つの、前記1つの)」、および、「the(その1つの、該1つの)」は、文脈で明確に別途に単数限定の指示がない限り、複数形についての言及をも含むものである。特許請求の範囲は任意の構成要素のいずれをも排除するように草案されている場合もあることに更に留意するべきである。斯様に、この一文の意図するところは、「単に」「〜のみ」「〜しかない」などといった排他的用語を特許請求の範囲の構成要素の記載と関連付けて使用するための先例の役割、または、「否定」による限定表現を使用するための先例の役割を果たすことである。本件に別途の規定がない限り、本件で使用されている技術用語および科学用語はいずれも、本発明が属している技術分野の当業者が共通して理解するのと同じ意味を有しているものである。本発明の範囲は本件明細書によって限定されるべきではなく、むしろ、添付の特許請求の範囲を記載した用語が明白に意味するところによってのみ限定されるべきである。
Claims (25)
- 眼内インプラントおよびその搬送システムであって、該システムは、被検体の眼のシュレム管の少なくとも一部または全部を通って延びるのに適した構成であるととともに、シュレム管の該部分が眼内インプラントの搬送に好適な路線選定をもたらすか否かを判定するのに適した構成である導管装置と、被検体の眼のシュレム管の内部に配備するのに適した構成である眼内インプラントと、眼のシュレム管に導管装置および眼内インプラントを搬入するのに適した構成の遠位開口が設けられたカニューレとを備えている、システム。
- 該導管装置はシュレム管の該部分の内側で水路を開存させるのに適した構成であることを特徴とする、請求項1に記載のシステム。
- 該カニューレの遠位開口が眼内に置かれると、眼の外部から操作して、開存させる該導管装置および該眼内インプラントを移動させるのに適した構成の近位制御部を更に備えている、請求項1に記載のシステム。
- 開存させる該導管装置は、該眼内インプラントの内部に配備されるとともに該眼内インプラントと相関的に移動するように構成されていることを特徴とする、請求項1に記載のシステム。
- 開存させる該導管装置としてコイルが挙げられることを特徴とする、請求項1に記載のシステム。
- 流体と、該カニューレを通して眼のシュレム管に流体を注入するのに適した構成の流体注入機構とを更に備えている、請求項1に記載のシステム。
- 開存させる該導管装置には流体管腔が設けられており、該流体注入機構は、開存させる該導管装置の管腔を通して流体を注入するのに適した構成であることを特徴とする、請求項6に記載のシステム。
- 開存させる該導管装置は、該流体管腔と連絡状態にある遠位開口を有していることを特徴とする、請求項7に記載のシステム。
- 開存させる該導管装置は、該流体管腔を包囲している線形チューブと連絡状態にある遠位開口を有していることを特徴とする、請求項7に記載のシステム。
- 該流体注入機構は、円筒部材に配備されたピストンを有していることを特徴とする、請求項6に記載のシステム。
- 該近位制御部にハンドルが設けられており、該注入機構は該円筒部材の出口からハンドルまで延びている注入チューブも有していることを特徴とする、請求項10に記載のシステム。
- 該流体として、シュレム管の該部分の内側の組織を拡張させるのに適した調製にされた拡張剤が挙げられることを特徴とする、請求項6に記載のシステム。
- 被検体の眼の緑内障を治療方法であって、該方法は、眼のシュレム管にカニューレの遠位出口ポートの少なくとも一部または全部を挿入する工程と、カニューレを通してシュレム管に導管装置を搬入する工程と、カニューレを通してシュレム管に眼内インプラントを搬入する工程と、シュレム管内部の適所に眼内インプラントを残存させた状態で眼から導管装置およびカニューレを取り出す工程とを含んでいる、方法。
- 該導管装置を通して染料を搬送してから染料の動きを観察することで、シュレム管内部の閉塞の位置を識別する工程を更に含んでいる、請求項13に記載の方法。
- 該導管装置を用いてシュレム管内の水路を開存させる工程を更に含んでいる、請求項13に記載の方法。
- 水路を開存させる該工程は、シュレム管の内部で該導管装置を移動させる工程を含んでいることを特徴とする、請求項15に記載の方法。
- 水路を開存させる該工程は、該導管装置を通して流体を搬送する工程を含んでいることを特徴とする、請求項15に記載の方法。
- シュレム管の内部の閉塞を貫いて流体を移動させることでシュレム管の互いに隣接し合う複数区分相互の間の流体連絡をより良好にする工程を更に含んでいる、請求項17に記載の方法。
- 該流体としては、シュレム管の該部分の内側の組織を拡張させるのに適した調製にされた拡張剤が挙げられることを特徴とする、請求項17に記載の方法。
- 該流体としては、治療剤が挙げられることを特徴とする、請求項17に記載の方法。
- 搬入する該工程は、眼から該カニューレの遠位先端を取り出すことなしに、開存させる該導管装置および該眼内インプラントを搬送する工程を含んでいることを特徴とする、請求項13に記載の方法。
- シュレム管内において開存させる該導管装置と該眼内インプラントとを互いに相関的に移動させる工程を更に含んでいる、請求項13に記載の方法。
- 搬入する該工程は、開存させる該導管装置の上を伝って該眼内インプラントを搬送する工程を含んでいることを特徴とする、請求項13に記載の方法。
- 挿入する該工程は、ab interno アプローチ、すなわち、眼の内側からのアプローチにより眼のシュレム管に該カニューレの該遠位出口ポートの少なくとも一部または全部を挿入する工程を含んでいることを特徴とする、請求項13に記載の方法。
- 挿入する該工程は、ab externo アプローチ、すなわち、眼の外側からのアプローチにより眼のシュレム管に該カニューレの該遠位出口ポートの少なくとも一部または全部を挿入する工程を含んでいることを特徴とする、請求項13に記載の方法。
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