JP2013258674A - アンテナ接続端子、及びアンテナ装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明の一形態に係るアンテナ接続端子1は、同軸ケーブル20の外部導体23に巻着する導電性の巻着部2と、巻着部2に接した導電性の接続部3とを有し、接続部3に設けられた脚部3bがアンテナの基板に形成された第1の給電点に接続する。同軸ケーブル20の内部導体21は、脚部3bに沿って延設されて、上記基板の第2の給電点に接続する。
【選択図】図1
Description
本発明の第1の実施形態(以下、「本実施形態」と記載)に係るアンテナ接続端子について、以下、図1から図10に基づいて説明する。なお、本実施形態に係るアンテナ接続端子は、同軸ケーブルをアンテナ基板に接続する際に、同軸ケーブルとアンテナ基板との間に介在する接続端子(接続治具あるいはコネクタと言い換えてもよい)である。
以上のように、本実施形態のアンテナ接続端子は、同軸ケーブルの外部導体に巻着部が巻着すると、巻着部と基板との間にある接続部に同軸ケーブルの内部導体が沿って配される形態となる。そして、上記の構成によれば、接続部が、巻着部とアンテナの基板との間に所定の間隔が確保されるように所定の長さを有しているので、内部導体も少なくとも当該所定の長さを有する。そのため、内部導体に何らかの理由で衝撃が加わった場合であっても、内部導体における当該所定の長さの部分がその衝撃を緩和して、衝撃が内部導体と被接続対象物(給電点)と接続箇所に影響を与えることを抑えることができる。そのため、上記の構成によれば、内部導体と被接続対象物との接続信頼性を向上させることができるアンテナ接続端子を提供することができる。
本実施形態では、図1および図6に示すように脚部3bに沿って延びる内部導体露出部分21Aにおける内部導体21が、延設方向に一直線状に構成されている。これに対して本変形例(1)では、内部導体露出部分21Aにおける内部導体21が、コイル状に構成されている点で、上述の本実施形態とは異なる。これについて、図8を用いて説明する。
上述の変形例(1)と同様に、巻着部2と基板との間の距離よりも内部導体露出部分21Aにおける内部導体21の長さを長く構成するために、変形例(2)および(3)の構成を採用してもよい。
次に、本発明の第2の実施形態(以下、「本実施形態」と記載)に係るアンテナ接続端子について、図11から図14を用いて説明する。なお、本実施形態において説明すること以外の構成は、先述の実施形態1と同じである。また、説明の便宜上、先述の実施形態1の図面に示した部材と同一の機能を有する部材については、同一の符号を付し、その説明を省略する。
本実施形態のように、接続部3の基部3a´をボックス構造とすることにより、4本の脚部3bは、内部導体露出部分21Aの内部導体21を上下左右で囲んだ構造となっている。そのため、同軸ケーブルを確実にアンテナの基板に接続させることができ、内部導体21への衝撃緩和を効果的に実現することができる。
上述した本実施形態のアンテナ接続端子1´は、接続部3の基部3a´がボックス構造を有しており、脚部3bがアンテナの基板に貫通する構成であったが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、図13および図14に示す構造のアンテナ接続端子1´´であってもよい。図13および図14に示すアンテナ接続端子1´´は、接続部3の基部3a´´が、巻着部2から基板側に向けて開口径が拡がる円錐型を有しており、開口端に設けられた複数の脚部3b´は、開口を拡げる方向に延設されている。すなわち、図13に示すように同軸ケーブル20を設置した状態において、各脚部3b´は、内部導体21の延設方向に対して垂直方向に延びている。脚部3b´は、図14に示すように、アンテナのアンテナ基板30´には貫通せず、アンテナ基板30´における同軸ケーブル配設側の表面に取り付けられている。第1の給電点がアンテナ基板30´における同軸ケーブル配設側とは反対側にあるため、例えば、ピンなどをアンテナ基板30´に貫通させることによって脚部3b´と第1の給電点とを導通させる。
次に、本発明の第3の実施形態(以下、「本実施形態」と記載)に係るアンテナ接続端子について、図15から図21を用いて説明する。なお、本実施形態において説明すること以外の構成は、先述の実施形態1と同じである。また、説明の便宜上、先述の実施形態1の図面に示した部材と同一の機能を有する部材については、同一の符号を付し、その説明を省略する。
本実施形態のように、巻着部2´が同軸ケーブル20の外殻24に巻着した構成とすることにより、同軸ケーブルが引っ張られた場合であっても、外殻に巻着部が巻着(固定)されているため、内部導体や外部導体が不都合に外部に露出する虞がない。外殻に巻着した巻着部は半田などによって接着固定することができる。
本実施形態では、接続部3の基部3aが外部導体露出部分23Aに接触しているが、本発明はこれに限定されるものではない。つまり、本発明に係るアンテナ接続端子が同軸ケーブルと電気的に接続していない構成としてもよい。図17は、本実施形態の変形例(1)を示す図であり、アンテナ接続端子が同軸ケーブルと電気的に接続していない構成を示している。図17は、図16に対応している。
本実施形態では、アンテナ接続端子1´´´が同軸ケーブル20の外殻24のみに巻着しているが、本発明はこれに限定されるものではない。本変形例(2)では、図18および図19に示すように、同軸ケーブル20の外殻24に巻着する巻着部2´に加えて、外部導体露出部分23Aに巻着している第2の巻着部2´´を有した構成となっている。なお、図18が図15に対応し、図19が図16に対応する。
本実施形態では、アンテナ接続端子1´´´が同軸ケーブル20の外殻24のみに巻着しているが、本発明はこれに限定されるものではない。本変形例(3)では、図20および図21に示すように、同軸ケーブル20に巻着する巻着部2´´´は、外殻24および外部導体露出部分23Aに一括して巻着する。外殻24と外部導体露出部分23Aとは外径が互いに異なるが、アンテナ接続端子1´´´を可とう性材料から構成し、巻着(圧着)処理の際に、外部導体露出部分23Aに巻着する領域を外殻24に巻着する領域よりもきつく巻着させることにより、図20および図21に示す巻着部2´´´を実現することができる。
2、2´、2´´、2´´´ 巻着部
3 接続部
3a、3a´、3a´´ 基部(接続部)
3b、3b´ 脚部(接続部)
3c 接合面
3d 側面
10 フェルール
20 同軸ケーブル
21 内部導体
21A 内部導体露出部分
21B コイル
21C 部分
21D 屈曲部分
22 絶縁層
22A 絶縁層露出部分
23 外部導体
23A 外部導体露出部分
24 外殻
30、30´ アンテナ基板
30h 貫通孔
Claims (10)
- アンテナ基板と、同軸ケーブルと、上記同軸ケーブルを上記アンテナ基板に接続するためのアンテナ接続端子とを備えたアンテナ装置であって、
上記アンテナ接続端子は、上記同軸ケーブルに巻着された巻着部と、上記巻着部に連なり、上記アンテナ基板に形成されたアンテナパターンの一方の給電点に接続された接続部とを備えており、
上記同軸ケーブルの内部導体は、上記アンテナパターンの他方の給電点に接続されている、
ことを特徴とするアンテナ装置。 - 上記アンテナ接続端子の上記巻着部は、上記アンテナ接続端子の上記接続部によって上記アンテナ基板から離間されており、
上記同軸ケーブルの内部導体は、上記アンテナ基板よりも上記同軸ケーブル側において弛んでいることを特徴とする請求項1に記載のアンテナ装置。 - 上記同軸ケーブルの内部導体は、上記アンテナ基板よりも上記同軸ケーブル側において曲げられている、
ことを特徴とする請求項2に記載のアンテナ装置。 - 上記同軸ケーブルの内部導体は、上記アンテナ基板よりも上記同軸ケーブル側においてコイル状に曲げられている、
ことを特徴とする請求項3に記載のアンテナ装置。 - 上記巻着部は、上記同軸ケーブルの外殻に巻着していることを特徴とする請求項1から4までの何れか1項に記載のアンテナ装置。
- 上記巻着部は、上記同軸ケーブルの外部導体露出部分に巻着していることを特徴とする請求項1から5までの何れか1項に記載のアンテナ装置。
- 同軸ケーブルをアンテナ基板に接続するためのアンテナ接続端子であって、
上記同軸ケーブルに巻着される巻着部と、
上記巻着部に連なり、上記アンテナ基板に形成されたアンテナパターンに接続される接続部とを備えている、
ことを特徴とするアンテナ接続端子。 - 上記接続部は、上記巻着部に連なる基部と、上記基部から上記巻着部側と反対側に突出した脚部であって、上記アンテナパターンに接続される脚部とを備えている、
ことを特徴とする請求項7に記載のアンテナ接続端子。 - 上記脚部は、上記アンテナ基板を貫通する、
ことを特徴とする請求項8に記載のアンテナ接続端子。 - 上記基部は、上記同軸ケーブルの内部導体露出部分を取り囲むように立体成形されている、
ことを特徴とする請求項8または9に記載のアンテナ接続端子。
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2012
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