JP2013253345A - コーマ - Google Patents
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Abstract
【課題】各コーミングヘッドから送り出されるスライバの太さの変動を精度良く検出することができるコーマを提供する。
【解決手段】コーマは、複数のコーミングヘッドを有し、コーミングヘッドは、デタッチングローラとコーミング部カレンダローラとの間にフリース案内プレートを備えている。コーミング部カレンダローラは、スライバの太さに応じて駆動ローラ30と被動ローラ31との距離が変更可能に構成され、被動ローラ31の駆動ローラ30に対する変位を検出する変位検出手段46を備えている。変位検出手段46は、駆動ローラ30と被動ローラ31との距離を連続的に計測する距離センサ48を備えている。距離センサ48の検出信号に基づき、スライバの太さの変動が予め設定された範囲内になるように、デタッチングローラの駆動を制御してピーシングタイミングを調整する。
【選択図】図3
【解決手段】コーマは、複数のコーミングヘッドを有し、コーミングヘッドは、デタッチングローラとコーミング部カレンダローラとの間にフリース案内プレートを備えている。コーミング部カレンダローラは、スライバの太さに応じて駆動ローラ30と被動ローラ31との距離が変更可能に構成され、被動ローラ31の駆動ローラ30に対する変位を検出する変位検出手段46を備えている。変位検出手段46は、駆動ローラ30と被動ローラ31との距離を連続的に計測する距離センサ48を備えている。距離センサ48の検出信号に基づき、スライバの太さの変動が予め設定された範囲内になるように、デタッチングローラの駆動を制御してピーシングタイミングを調整する。
【選択図】図3
Description
本発明は、コーマに関する。
コーマは、複数(例えば、8個)のコーミングヘッドを平行に配設した作業部を備えている。各コーミングヘッドは、一対のラップローラ及びフィードローラの作用により所定量ずつ送り出されて、ボトムニッパ及びトップニッパからなるニッパに把持されたラップの先端をコーミングシリンダにより梳り、梳られたフリースをニッパの前進によってデタッチングローラへ向けて移動させる。このフリースの前進に対応してデタッチングローラが逆転し、先に引き取ったフリースを後退させ、このフリースの上に前述した梳られたばかりのフリースを重ね合わせ、その後、デタッチングローラが正転してニッパからフリースを引き取るとともに、フリース内に突き刺されたトップコームによりフリースの後端を梳る。この作用の繰返しにより作られたフリースをカレンダローラで圧縮してスライバとする。そして、各コーミングヘッドからそれぞれ送り出されたスライバが集束された後、ドラフト装置でドラフトされたスライバが、コイラ装置によりケンス内に収容される。
従来、コーマ揚がりのスライバ厚(太さ)を、時間の経過につれて変化することなく、時間が経過しても可能な限り一定に維持できるようにするコーマが提案されている(特許文献1参照)。特許文献1では、ドラフト装置でドラフトされた後のスライバの厚さに相当する電気的信号を連続的に送出する漏斗の形のセンサ装置を備えている。そして、センサ装置の出力信号に基づいてコーミングヘッドの構成エレメントの内の少なくとも一つの構成エレメントを制御する。
スライバの太さの変動が生じる原因として、ニッパ装置へ供給されるラップの厚さムラや、ロール状に巻かれているラップが送り出される際、リッキングにより内側に巻かれている状態のラップから良好に剥がれずに、所定の厚さあるいは幅を有さない状態でラップがニッパ装置へ供給されることが挙げられる。特許文献1では、ドラフト装置でドラフトされた後のスライバ、即ち複数本のスライバがダブリングされた後のスライバの厚さ(太さ)を検知しているため、センサ装置のSN比が悪くなる。また、スライバの厚さの変動を検出しても、どのコーミングヘッドで形成されたスライバが原因であるのかを特定できない。
本発明は、前記の問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、各コーミングヘッドから送り出されるスライバの太さの変動を精度良く検出することができるコーマを提供することにある。
前記の目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、複数のコーミングヘッドを有し、前記コーミングヘッドは、デタッチングローラとコーミング部カレンダローラとの間にフリース案内プレートを備えたコーマである。そして、前記コーミング部カレンダローラは、スライバの太さに応じて駆動ローラと被動ローラとの距離が変更可能に構成され、前記被動ローラの前記駆動ローラに対する変位を検出する変位検出手段を備えている。ここで、「被動ローラの駆動ローラに対する変位を検出する」とは、被動ローラの変位を直接検出することに限らず、被動ローラと一体に移動可能な被検出部の変位を検出することにより、被動ローラの変位を間接的に検出することも含む。
この発明では、各コーミングヘッドにコーミング部カレンダローラの被動ローラの変位を検出する変位検出手段が設けられているため、各コーミングヘッドのカレンダローラから送り出されるスライバの太さの変動を検出することが可能となる。そのため、ダブリングされたスライバをドラフトするドラフト装置の後にスライバの太さを検出するセンサ装置を設けた従来装置と異なり、SN比が良好な状態でスライバの太さムラを検出することができる。したがって、各コーミングヘッドから送り出されるスライバの太さの変動を精度良く検出することができるコーマを提供することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記変位検出手段は、前記駆動ローラと前記被動ローラとの距離を連続的に計測する検出器を備えている。変位検出手段の検出結果は種々の目的に利用でき、例えば、ピーシングタイミングの調整を自動的に行うことに利用した場合、駆動ローラと被動ローラとの距離を連続的に検出できる場合は、間欠的に検出する場合に比べて、ピーシングタイミングの調整を適切に行うことができる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記検出器の検出信号に基づき、前記スライバの太さの変動が予め設定された範囲内になるように、前記デタッチングローラの駆動を制御してピーシングタイミングを調整するピーシングタイミング調整手段を備えている。この発明では、各コーミングヘッドのコーミング部カレンダローラから送り出されるスライバの太さの変動が、予め設定された範囲内になるため、ダブリングされてドラフトされた製品スライバとして目的の品質のものを得ることができる。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、前記ピーシングタイミング調整手段は、前記検出器の検出信号を太さムラピッチ毎のピークに変換し、ピーシングピークが予め設定された値以下となるように前記ピーシングタイミングを調整する。ここで、「ピーシングピーク」とは、ピーシングに起因する周期的なスライバ太さムラのピークを意味する。この発明では、ピーシングピークが予め設定された値以下となるようにピーシングタイミングの調整が行われるため、連続的に検出されるスライバ太さの変動全てに対応してピーシングタイミングの調整を行う場合に比べて、ピーシングタイミングの調整が簡単になる。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の発明において、前記変位検出手段は、前記被動ローラと一体に移動して前記駆動ローラに対する距離が変化する被検出部と、前記被検出部までの距離を検出する検出器とを備えている。したがって、この発明では、被動ローラを検出器で直接検出する場合に比べて、検出器の配設位置の自由度が大きくなり、変位検出手段の設置スペースの確保が容易になる。
本発明によれば、各コーミングヘッドから送り出されるスライバの太さの変動を精度良く検出することができるコーマを提供することができる。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図1〜図3にしたがって説明する。
図1に示すように、コーマ10は、複数(8個)のコーミングヘッド11が平行に配設され、各コーミングヘッド11はラップLが載置される一対のラップローラ12を備えている。ラップローラ12の下流側には図示しないコーミング部と、コーミング部のコーミング作用を受けて送り出されるフリースFを案内集束するフリース案内プレート13と、フリース案内プレート13で集束された後のスライバSを引き出し、圧縮するローラ部14とが設けられている。ローラ部14の下流には、案内テーブル15がスライバSの送り出し方向と直交する方向(図1の左右方向)に延びるように配設されている。そして、各コーミングヘッド11から送り出されたスライバSは、案内テーブル15上に設けられたガイドローラ16と係合して移動方向を変えて、案内テーブル15の一端側に設けられたドラフト部17まで移動し、8本束ねられてドラフト部17でドラフトされたスライバSは、図示しないコイラ装置によりケンス内に収納される。
図1に示すように、コーマ10は、複数(8個)のコーミングヘッド11が平行に配設され、各コーミングヘッド11はラップLが載置される一対のラップローラ12を備えている。ラップローラ12の下流側には図示しないコーミング部と、コーミング部のコーミング作用を受けて送り出されるフリースFを案内集束するフリース案内プレート13と、フリース案内プレート13で集束された後のスライバSを引き出し、圧縮するローラ部14とが設けられている。ローラ部14の下流には、案内テーブル15がスライバSの送り出し方向と直交する方向(図1の左右方向)に延びるように配設されている。そして、各コーミングヘッド11から送り出されたスライバSは、案内テーブル15上に設けられたガイドローラ16と係合して移動方向を変えて、案内テーブル15の一端側に設けられたドラフト部17まで移動し、8本束ねられてドラフト部17でドラフトされたスライバSは、図示しないコイラ装置によりケンス内に収納される。
図2に示すように、コーミングヘッド11は、一対のラップローラ12と、フィードローラ18を備えたニッパ装置19と、コーミングシリンダ20と、前後2対のデタッチングローラ21とを備えている。ニッパ装置19は、コーミングシリンダ20の上方で前後進揺動可能に配設されたニッパフレーム22を有し、ニッパフレーム22は、その底部にボトムニッパ23が設けられている。ニッパフレーム22には支軸22aを介してニッパアーム24が回動可能に設けられ、ニッパアーム24の先端にトップニッパ24aが固定されている。トップニッパ24aはニッパフレーム22の前後進揺動運動に同期して所定のタイミングで開閉して、ボトムニッパ23と協同してラップLを挟持するようになっている。ニッパフレーム22にはトップコーム25がボトムニッパ23の前方において、ニッパフレーム22と同期して所定の運動を行うように図示しない取り付け部を介して取り付けられている。
コーミングシリンダ20の後方、かつニッパフレーム22の下方には、ニッパシャフト26が往復回動可能に配設されている。ニッパシャフト26にはニッパフレーム駆動アーム27の第1端部が一体回動可能に固定され、その第2端部にニッパフレーム22の後端部が支軸27aを介して回動可能に支持されている。ニッパフレーム22は、ニッパシャフト26の往復回動(揺動運動)によって、ボトムニッパ23の先端部がデタッチングローラ21に対して接近・離間するように前後に揺動する構成になっている。この実施形態では、デタッチングローラ21は、図示しないメインモータと独立して駆動されるサーボモータ28により、他の駆動系と独立して駆動されるようになっている。
デタッチングローラ21の前方(図2の左方)には、フリース案内プレート13を挟んでローラ部14が設けられている。ローラ部14は、一対のデリベリローラ(引出しローラ)29と、駆動ローラ30及び被動ローラ31からなるコーミング部カレンダローラ32を備えている。駆動ローラ30は全てのコーミングヘッド11に共通の駆動軸で駆動され、被動ローラ31はそれぞれ対応する各駆動ローラ30側へ付勢され、駆動ローラ30の回転により回転される。
次にコーミング部カレンダローラ32の構成を詳述する。図3に示すように、駆動ローラ30は、全てのコーミングヘッド11に共通の駆動軸33に一体回転可能に固定されている。駆動軸33は、被動ローラ31を支持する支持ブラケット34を貫通している。支持ブラケット34に駆動軸33と平行に延びる状態で基端が固定された第1の回転支軸35には第1レバー36が基端において回動可能に支持されている。第1レバー36の先端側には被動ローラ31を回転可能に支持する支持軸37の基端が固定されている。支持軸37には被動ローラ31が図示しない軸受けを介して回転可能に支持されている。第1レバー36の先端側には、第1レバー36を被動ローラ31が駆動ローラ30側へ近づく方向へ付勢する付勢手段としてのコイルばね38を支持する支持部39が一体に形成されている。支持部39は円柱状に、かつ支持軸37と直交する状態で斜め上方に向かって延びるように形成されている。コイルばね38は支持部39に遊挿された状態で一端が第1レバー36と係合している。
支持ブラケット34には、第1の回転支軸35に対して駆動軸33と反対側に、第2の回転支軸40が第1の回転支軸35と平行に固定されており、第2の回転支軸40には第2レバー41が回動可能に支持されている。第2レバー41にはコイルばね38の他端と係合してコイルばね38を第1レバー36側へ付勢するワッシャ42を支持する支持部43が設けられている。支持部43は、第2レバー41に回動可能に突設された軸44と、軸44を貫通する状態で固定されたボルト45で構成されている。ワッシャ42は、コイルばね38と当接する面と反対側の面が軸44に形成された平面部に当接した状態で配置されている。そして、コイルばね38は、一端側が第1レバー36に当接し、他端側がワッシャ42に当接した状態で、第1レバー36を被動ローラ31が駆動ローラ30に近づく方向へ所定の圧力で付勢する状態に保持されている。コイルばね38の付勢力は、駆動ローラ30と被動ローラ31との間を所定の太さのスライバSが通過する際に、駆動ローラ30の軸心と、被動ローラ31の軸心との距離が所定の値になるように設定されている。
支持ブラケット34には、被動ローラ31の駆動ローラ30に対する変位を検出する変位検出手段46が設けられている。変位検出手段46は被動ローラ31の変位を直接検出するのではなく、被動ローラ31と一体に移動して駆動ローラ30に対する距離が変化する被検出部47と、被検出部47までの距離を検出する検出器としての距離センサ48とを備えている。距離センサ48として、駆動ローラ30と被動ローラ31との距離を連続的に計測可能なセンサが使用されている。距離センサ48として、例えば、渦電流式変位センサやレーザー式変位計が使用される。
被検出部47は、第1レバー36に固定された側面略L字状の金属板で形成され、距離センサ48により検出される平面部47aが、駆動ローラ30の軸心及び被動ローラ31の軸心を含む平面と垂直で、かつ被動ローラ31の軸心と平行な状態が基準位置となるように第1レバー36に固定されている。基準位置とは、所定の太さのスライバSが被動ローラ31により駆動ローラ30側へ押圧された状態における位置を意味する。距離センサ48は、支持ブラケット34に固定された支持板49に固定されている。支持板49は、距離センサ48を固定する固定部49aが、被検出部47の平面部47aが基準位置にある状態において平面部47aと平行になる状態で支持ブラケット34に固定されている。
なお、図3は、隣接するコーミングヘッド11の一方のコーミングヘッド11のコーミング部カレンダローラ32のみを図示しており、支持ブラケット34には、隣接する他方のコーミング部カレンダローラ32及び変位検出手段46等が対称に設けられている。
デタッチングローラ21駆動用のサーボモータ28を制御する制御装置50(図2に図示)は、距離センサ48の検出信号を入力し、距離センサ48の検出信号に基づいてサーボモータ28を制御する。制御装置50は、スライバSの太さの変動が予め設定された範囲内になるように、デタッチングローラ21の駆動を制御してピーシングタイミングを調整するピーシングタイミング調整手段を構成する。制御装置50は、サーボモータ28の制御専用ではなく、コーマ10の他の駆動系を制御する制御装置が兼用している。
制御装置50は、距離センサ48の検出信号を太さムラピッチ毎のピークに変換し、ピーシングピークが予め設定された値以下となるようにピーシングタイミングを調整する。「ピーシングピーク」とは、ピーシングに起因する周期的なスライバSの太さムラのピークを意味する。制御装置50には、コーマ10の運転条件に対応して、ピーシングピークの許容値がメモリ(図示せず)に記憶されている。制御装置50は、距離センサ48の検出信号に基づき、ピーシングピークが予め設定された値以下となるように、サーボモータ28によりデタッチングローラ21の駆動を制御してピーシングタイミングを調整する。
次に前記のように構成されたコーマの作用を説明する。
図示しないメインモータにより駆動されて揺動運動(往復回動)を行うニッパシャフト26の揺動に基づいてボトムニッパ23が前後に揺動されるとともに、トップニッパ24aが上下に揺動されてボトムニッパ23の先端部との間でラップLの把持解放を行う。デタッチングローラ21は、サーボモータ28により駆動され、ボトムニッパ23の前進、後退に同期して揺動(往復回動)される。デタッチングローラ21は、ボトムニッパ23の前進時に逆転され、ボトムニッパ23の後退時に正転される。
図示しないメインモータにより駆動されて揺動運動(往復回動)を行うニッパシャフト26の揺動に基づいてボトムニッパ23が前後に揺動されるとともに、トップニッパ24aが上下に揺動されてボトムニッパ23の先端部との間でラップLの把持解放を行う。デタッチングローラ21は、サーボモータ28により駆動され、ボトムニッパ23の前進、後退に同期して揺動(往復回動)される。デタッチングローラ21は、ボトムニッパ23の前進時に逆転され、ボトムニッパ23の後退時に正転される。
ボトムニッパ23は、デタッチングローラ21の回転が停止された状態で前進端に位置する状態から後退し、後退途中でデタッチングローラ21からニッパ装置19のニッパ部に繋がるフリースFが切断される。そして、コーミングシリンダ20のシリンダ針列(図示せず)がニッパ部から垂れ下がるラップLを梳る。ボトムニッパ23が最後退位置に達した状態では、シリンダ針列はまだラップLと係合しており、シリンダコーミングが継続されている。その状態からニッパフレーム22が前進を開始して、シリンダ針列とラップLとの係合が終了してコーミングシリンダによるコーミングが終了する。
その後、デタッチングローラ21の逆転が開始され、先行フリースが後退され、その後、ボトムニッパ23の前進が継続された状態でトップニッパ24aが開き、フィードローラ18が所定量回転されてラップLが所定量送り出される。次にデタッチングローラ21の正転が開始され、先行フリースの引き取りが開始され、後続フリースが先行フリースに接合(ピーシング)される。この時、トップコーム25のニードルがフリースFに突き刺さる。そして、更にボトムニッパ23の前進が継続されて、ニッパフレーム22が前進端に達した時にデタッチングローラ21の正転が停止される。そのため、デタッチングローラ21の駆動、即ち正転開始時、停止時、逆転開始時及び停止時を変更してピーシングタイミングを調整することにより、フリースFの接合部の厚さが調整(変更)されて、コーミング部カレンダローラ32から送り出されるスライバSの太さが調整される。
制御装置50は、コーマ10の運転条件にしたがって各駆動系及びサーボモータ28を制御する。ロール状に巻かれたラップLがラップローラ12及びフィードローラ18の回転により所定の厚さで解かれてニッパ装置19へ送り出されている状態では、コーミング部カレンダローラ32からは所定の太さのスライバSが送り出される。しかし、ロール状に巻かれたラップLが内側に巻かれているラップから良好に剥がれずに、一部が内側のラップLに残った状態でニッパ装置19へ供給されたり、内側のラップLの一部が送り出されるラップLに付着した状態で供給されたりすると、コーミング部カレンダローラ32から送り出されるスライバSは所定の太さから変動した太さ状態で送り出される。
距離センサ48は、被検出部47の平面部47aまでの距離を連続的に検出する。スライバSの太さが予め設定されたコーマ10の運転条件に対応した基準太さであれば、被動ローラ31は基準位置に保持される。しかし、スライバSの太さが基準太さより太くなれば、被動ローラ31はスライバSにより駆動ローラ30から離れる方向の力を受け、第1レバー36が第1の回転支軸35を中心に平面部47aが距離センサ48から離れる方向へ回動される。また、スライバSの太さが基準太さより細くなれば、被動ローラ31はコイルばね38の付勢力により駆動ローラ30に近づく方向の力を受け、第1レバー36が第1の回転支軸35を中心に平面部47aが距離センサ48に近づく方向へ回動される。その結果、距離センサ48は平面部47aまでの距離を検出することにより、スライバSの太さの変動を連続的に検出することができる。
制御装置50は、距離センサ48の検出信号に基づき、検出信号を太さムラピッチ毎のピークに変換し、ピーシングピークが予め設定された値以下となるように、サーボモータ28によりデタッチングローラ21の駆動を制御してピーシングタイミングを調整する。その結果、供給されるラップLの厚さの変動によりコーミング部カレンダローラ32を通過するスライバSの太さの変動が、製品スライバの品質に支障を来すまで継続されることが防止される。距離センサ48は、コーミング部カレンダローラ32から送り出されるスライバの太さの変動を検出するため、ダブリングされたスライバSの太さを検出するセンサ装置を設けた従来装置と異なり、SN比が良好な状態でスライバSの太さムラを検出することができる。したがって、各コーミングヘッド11から送り出されるスライバSの太さの変動を精度良く検出することができる。
この実施形態によれば、以下に示す効果を得ることができる。
(1)コーマ10は、複数のコーミングヘッド11を有し、コーミングヘッド11は、デタッチングローラ21とコーミング部カレンダローラ32との間にフリース案内プレート13を備えている。コーミング部カレンダローラ32は、スライバSの太さに応じて駆動ローラ30と被動ローラ31との距離が変更可能に構成され、被動ローラ31の駆動ローラ30に対する変位を検出する変位検出手段46を備えている。したがって、各コーミングヘッド11から送り出されるスライバSの太さの変動を精度良く検出することができる。
(1)コーマ10は、複数のコーミングヘッド11を有し、コーミングヘッド11は、デタッチングローラ21とコーミング部カレンダローラ32との間にフリース案内プレート13を備えている。コーミング部カレンダローラ32は、スライバSの太さに応じて駆動ローラ30と被動ローラ31との距離が変更可能に構成され、被動ローラ31の駆動ローラ30に対する変位を検出する変位検出手段46を備えている。したがって、各コーミングヘッド11から送り出されるスライバSの太さの変動を精度良く検出することができる。
(2)各コーミング部カレンダローラ32から送り出されるスライバSの太さの変動を検出するため、ダブリングされた後のスライバSの太さを検出する場合と異なり、スライバSの太さの変動が生じているコーミングヘッド11を簡単に特定することができる。また、ダブリングされてドラフト装置でドラフトされた後のスライバSの変動を検出する場合に比べて、ピーシングタイミング調整後のスライバSが変位検出手段46で検出されるまでの距離が短く、最適なピーシングタイミングに調整されたか否かの確認を早く行うことができる。
(3)変位検出手段46は、駆動ローラ30と被動ローラ31との距離を連続的に計測する検出器(距離センサ48)を備えている。変位検出手段46の検出結果は種々の目的に利用でき、例えば、ピーシングタイミングの調整を自動的に行うことに利用した場合、駆動ローラ30と被動ローラ31との距離を連続的に検出できる場合は、間欠的に検出する場合に比べて、ピーシングタイミングの調整を適切に行うことができる。
(4)コーマ10は、距離センサ48の検出信号に基づき、スライバSの太さの変動が予め設定された範囲内になるように、デタッチングローラ21の駆動を制御してピーシングタイミングを調整するピーシングタイミング調整手段(制御装置50)を備えている。したがって、各コーミングヘッド11のコーミング部カレンダローラ32から送り出されるスライバSの太さの変動が、予め設定された範囲内になるため、ダブリングされてドラフトされた製品スライバとして目的の品質のものを得ることができる。
(5)ピーシングタイミング調整手段は、検出器の検出信号を太さムラピッチ毎のピークに変換し、ピーシングピークが予め設定された値以下となるようにピーシングタイミングを調整する。したがって、連続的に検出されるスライバ太さの変動全てに対応してピーシングタイミングの調整を行う場合に比べて、ピーシングタイミングの調整が簡単になる。
(6)変位検出手段46は、被動ローラ31と一体に移動して駆動ローラ30に対する距離が変化する被検出部47と、被検出部47までの距離を検出する検出器(距離センサ48)とを備えている。したがって、被動ローラ31を検出器で直接検出する場合に比べて、検出器の配設位置の自由度が大きくなり、変位検出手段46の設置スペースの確保が容易になる。
(7)被動ローラ31は、駆動軸33と平行に設けられた第1の回転支軸35に回動可能に設けられた第1レバー36の先端側に回転可能に設けられ、第1レバー36を被動ローラ31が駆動ローラ30側に近づく方向へ付勢するコイルばね38は、第1レバー36の回動に連動して回動される第2レバー41と、第1レバー36との間に設けられている。したがって、コイルばね38を回動不能に固定された支持部との間に設けた場合と異なり、スライバSが基準太さより太くなった場合に、コイルばね38による付勢力が増大しない状態で第1レバー36が回動することができ、第1レバー36の回動量がスライバSの太さの変動量に対応した回動量となる。その結果、距離センサ48による検出結果の精度が高くなる。
(8)スライバSの太さを直接検知する部分は被動ローラ31の周面であるが、被動ローラ31は第1レバー36に支持されており、駆動ローラ30との距離は、第1レバー36を回動することにより変更することができる。したがって、従来技術の漏斗の形のセンサ装置と異なり、検出箇所にスライバを容易に通すことができる。
実施形態は前記に限定されるものではなく、例えば、次のように具体化してもよい。
○ 制御装置50は、距離センサ48の検出信号に基づき、スライバSの太さが予め設定された範囲内にあるか否かを判断し、スライバSの太さの変動が予め設定された範囲から逸脱した場合、サーボモータ28によりデタッチングローラ21の駆動を制御してピーシングタイミングを調整してもよい。この場合、コーマ10の運転条件に対応した基準となるスライバSの太さからの変動量と、その変動量に対応する距離センサ48の検出信号との関係を示す関係式又はマップが制御装置50のメモリ(図示せず)に記憶されている。
○ 制御装置50は、距離センサ48の検出信号に基づき、スライバSの太さが予め設定された範囲内にあるか否かを判断し、スライバSの太さの変動が予め設定された範囲から逸脱した場合、サーボモータ28によりデタッチングローラ21の駆動を制御してピーシングタイミングを調整してもよい。この場合、コーマ10の運転条件に対応した基準となるスライバSの太さからの変動量と、その変動量に対応する距離センサ48の検出信号との関係を示す関係式又はマップが制御装置50のメモリ(図示せず)に記憶されている。
○ スライバSの太さに応じて、被動ローラ31の駆動ローラ30からの距離が変更される構成として、被動ローラ31を駆動ローラ30と平行な状態でスライド可能な構成としてもよい。
○ 被動ローラ31が支持された第1レバー36を、被動ローラ31が駆動ローラ30側に近づく方向へ付勢するコイルばね38は、第1レバー36と所定位置に固定された支持部との間に設けてもよい。しかし、この場合は、第1レバー36の回動に伴って、コイルばね38が被動ローラ31を介してスライバSに付与する付勢力が変化するため、距離センサ48の検出量の変動量が単純にスライバSの太さの変動量に比例せず、付勢力の変化を考慮して変動量を求める必要がある。
○ 被動ローラ31を駆動ローラ30側へ付勢する付勢手段はコイルばね38に限らず、例えば、板ばねであってもよい。
○ 変位検出手段46は、駆動ローラ30と被動ローラ31との距離を間接的に検出する構成に限らず、検出器(距離センサ48)から被動ローラ31あるいは被動ローラ31の支持軸37まで距離を直接検出する構成としてもよい。
○ 変位検出手段46は、駆動ローラ30と被動ローラ31との距離を間接的に検出する構成に限らず、検出器(距離センサ48)から被動ローラ31あるいは被動ローラ31の支持軸37まで距離を直接検出する構成としてもよい。
○ 距離センサ48の検出信号を、ピーシングタイミングの調整にのみ利用する構成に限らない。例えば、距離センサ48の検出信号に基づいて、ピーシングタイミングを調整する代わりに、トップコーム25の突き刺し深さを変化させる調整装置の駆動制御に利用してもよい。
○ 変位検出手段46は、駆動ローラ30と被動ローラ31との距離を連続的に計測して、計測結果を出力する検出器に限らず、スライバSの太さムラが予め設定された値以上か否かを出力する検出器を備えていてもよい。この場合、例えば、リッキングによるラップ剥がれ不良の有無の検出に利用できる。
○ 制御装置50は、スライバSの太さの変動量が予め設定された範囲を超える状態が、所定時間以上継続する場合、異常信号を出力し、その異常信号に基づいて警報装置が駆動されるようにしてもよい。この場合、作業者がコーマの異常に早期に気付くことができる。
S…スライバ、10…コーマ、11…コーミングヘッド、13…フリース案内プレート、21…デタッチングローラ、30…駆動ローラ、31…被動ローラ、32…コーミング部カレンダローラ、46…変位検出手段、47…被検出部、48…検出器としての距離センサ、50…ピーシングタイミング調整手段としての制御装置。
Claims (5)
- 複数のコーミングヘッドを有し、前記コーミングヘッドは、デタッチングローラとコーミング部カレンダローラとの間にフリース案内プレートを備えたコーマであって、
前記コーミング部カレンダローラは、スライバの太さに応じて駆動ローラと被動ローラとの距離が変更可能に構成され、前記被動ローラの前記駆動ローラに対する変位を検出する変位検出手段を備えていることを特徴とするコーマ。 - 前記変位検出手段は、前記駆動ローラと前記被動ローラとの距離を連続的に計測する検出器を備えている請求項1に記載のコーマ。
- 前記検出器の検出信号に基づき、前記スライバの太さの変動が予め設定された範囲内になるように、前記デタッチングローラの駆動を制御してピーシングタイミングを調整するピーシングタイミング調整手段を備えている請求項2に記載のコーマ。
- 前記ピーシングタイミング調整手段は、前記検出器の検出信号を太さムラピッチ毎のピークに変換し、ピーシングピークが予め設定された値以下となるように前記ピーシングタイミングを調整する請求項3に記載のコーマ。
- 前記変位検出手段は、前記被動ローラと一体に移動して前記駆動ローラに対する距離が変化する被検出部と、前記被検出部までの距離を検出する検出器とを備えている請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載のコーマ。
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