JP2013251550A - 基板乾燥装置及び基板乾燥方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】パーティクルの発生を減らして基板の破損を防止する。
【解決手段】本発明の基板乾燥装置は、乾燥工程が遂行される空間を提供するハウジング、ハウジング内で基板を支持する支持部材、ハウジングに超臨界状態の工程流体を供給する供給ライン、及びハウジングから工程流体を排気する排気ラインを含む。供給ラインは、工程流体を第1供給流量でハウジングに供給する第1供給ラインと、工程流体を第2供給流量でハウジングに供給する第2供給ラインを含む。供給ラインは、工程流体の貯蔵部に連結された前方供給ラインと、ハウジングに連結された後方供給ラインとをさらに含む。第1供給ラインと第2供給ラインは、互いに並列に連結され、前方供給ラインと後方供給ラインを連結させる。
【選択図】図5

Description

本発明は半導体基板製造装置及び方法に関し、より詳細には、基板を乾燥する装置及び方法に関する。
一般的に半導体素子は、シリコンウエハーのような基板に対して写真工程(photo process)、蝕刻工程(etching process)、イオン注入工程(ion implantation process)、蒸着工程(Deposition process)等の多様な工程を通じて形成される。
そして、各々の工程を遂行する過程で、パーティクル(particle)、有機汚染物、金属不純物等の多様な異物質が発生する。このような異物質は、基板に欠陥(defect)を発生させ、半導体素子の性能及び収率に直接的な悪影響を及ぶ要因として作用する。そのため、半導体素子の製造工程では、このような異物質を除去するための洗浄工程が必要である。
洗浄工程は、薬液(chemical)で基板上に汚染物質を除去する薬液処理工程、純水(pure water)で基板上に残留する薬液を除去する洗浄工程(wet cleaning process)、及び乾燥流体を供給して基板表面に残留する純水を乾燥するための乾燥工程(drying process)を含む。
従来の乾燥工程では、純水が残っている基板の上に加熱された窒素ガスを供給して乾燥工程を遂行した。しかし、基板上に形成されたパターンの線幅が狭くなり、横縦比が大きくなるにしたがって、パターン間での純水の除去が効率的に行われないという問題があった。このために、最近では、純水に比べて揮発性が大きくて表面張力が低いイソプロパノールアルコール(isopropyl alcohol)のような液相の有機溶剤で基板上の純水を置換し、以後に加熱された窒素ガスを供給して、基板を乾燥している。
しかし、非極性である有機溶剤と、極性である純水とでは、混合が効率的に行われないので、純水を液相の有機溶剤で置換するためには、長時間、多量の液相の有機溶剤を供給しなければならない。
従来の乾燥工程は、基板上の純水を比較的表面張力が小さいイソプロパノールアルコール等の有機溶剤で置換した後、これを蒸発させる方式で行われてきた。
しかし、このような乾燥方式は、有機溶剤を利用しても線幅30nm以下の微細な回路パタ−ンを有する半導体素子に対しては、相変わらず、崩壊現象(pattern collapse)を誘発するので、最近このような問題点を克服することができる超臨界乾燥工程(supercritical drying process)が既存の乾燥工程を代替して行く趨勢である。
韓国特許公開第10−2013−0035840号公報
本発明は、工程チャンバーに超臨界流体を供給する時、発生するパーティクルの発生を減らして基板の破損を防止する基板乾燥装置及び方法を提供することを、課題とする。
また、本発明は、超臨界流体を速い速度で供給及び排気することによって、工程時間を短縮し、工程効率を向上させる基板乾燥装置及び方法を提供することを、課題とする。
なお、本発明が解決しようとする課題は、上述した課題に限定されない。言及していない課題は、本明細書や図面から当業者であれば、明確に理解され得る。
本発明は基板乾燥装置を提供する。
本発明の基板乾燥装置は、乾燥工程が遂行される空間を提供するハウジング、前記ハウジングの内部に提供されて基板を支持する支持部材、前記ハウジングに超臨界状態の工程流体を供給する供給ラインを含む流体供給手段及び前記ハウジングから前記工程流体を排気する排気ラインを含む排気手段を含み、前記供給ラインは前記工程流体を第1供給流量で前記ハウジングに供給するように設けた第1供給ライン及び前記工程流体を第2供給流量で前記ハウジングに供給するように設けた第2供給ラインを含む。
前記供給ラインは前記工程流体の貯蔵部に連結された前方供給ライン及び前記ハウジングに連結された後方供給ラインをさらに含み、前記第1供給ラインと第2供給ラインが互いに並列に連結され、前記前方供給ラインと前記後方供給ラインを連結させることができる。
前記第1供給ラインは前記工程流体が前記第1供給流量で移動するように調節する第1流量バルブを含み、前記第2供給ラインは前記工程流体が前記第2供給流量で移動するように調節する第2流量バルブを含み、前記第2供給流量が前記第1供給流量より多くなるように第1流量バルブと第2流量バルブが調節され得る。
前記供給ラインは前記工程流体が第3供給流量で移動するように調節する第3流量バルブが提供される第3供給ラインをさらに含み、前記第3供給流量が前記第2供給流量より多くなるように第3流量バルブが調節され得る。
前記供給ラインは前記工程流体の流量を調節する制御器をさらに含み、前記制御器が前記乾燥工程の中で前記第2流量バルブの開放程度を調節して前記供給ラインを通過する前記工程流体の流量を制御するように設け得る。
本発明の他の実施形態による基板乾燥装置は、乾燥工程が遂行される空間を提供するハウジング、前記ハウジングの内部に提供されて基板を支持する支持部材、前記ハウジングへ超臨界状態の工程流体を供給する供給ラインを含む流体供給手段及び前記ハウジングから前記工程流体を排気する排気ラインを含む排気手段を含み、前記排気ラインは前記工程流体が第1排気流量で前記ハウジングから排気されるように設けた第1排気ライン及び前記工程流体が第2排気流量で前記ハウジングから排気されるように設けた第2排気ラインを含む。
前記排気ラインは前記ハウジングに連結された前方排気ライン及び前記工程流体の再生装置に連結された後方排気ラインをさらに含み、前記第1排気ラインと第2排気ラインが互いに並列に連結され、前記前方排気ラインと前記後方排気ラインを連結させることができる。
前記第1排気ラインは前記工程流体が前記第1排気流量で排気されるように調節する第1流量バルブを含み、前記第2排気ラインは前記工程流体が前記第2排気流量で排気されるように調節する第2流量バルブを含み、前記第2排気流量が前記第1排気流量より多くなるように第1流量バルブと第2流量バルブが調節され得る。
前記排気ラインは前記工程流体が第3排気流量で排気されるように調節する第3流量バルブが提供される第3排気ラインをさらに含み、前記第3排気流量が前記第2排気流量より多くなるように第3流量バルブが調節され得る。
本発明は基板乾燥方法を提供する。
本発明の基板乾燥方法は、超臨界状態の工程流体をハウジングの内部に供給する流量が調節されることによって、ハウジングの内部の圧力を制御して基板を乾燥させ、初期には前記工程流体の流量を第1供給流量にして、前記工程流体が前記ハウジングの内部に供給される段階と、後期には前記工程流体の流量を第2供給流量にして、前記工程流体が前記ハウジングの内部に供給される段階を含み、前記第1供給流量が前記第2供給流量より少なく提供される。
前記第2供給流量で供給される段階は、前記第1供給流量で前記工程流体を前記ハウジングに供給して設定された圧力に到達すれば、前記第2供給流量で前記工程流体が供給されるものであり得る。
前記第1供給流量で供給される段階では、前記工程流体が前記ハウジングの下面を通じて前記ハウジングの内部に供給され、前記第2供給流量で供給される段階では、前記工程流体が前記ハウジングの上面を通じて前記ハウジングの内部に供給され得る。
前記第1供給流量で供給される段階では、前記工程流体が前記ハウジングの下面を通じて前記ハウジングの内部に供給され、前記第2供給流量で供給される段階では、前記工程流体が前記ハウジングの上面と下面を通じて同時に前記ハウジングの内部に供給され得る。
前記工程流体が前記第1供給流量で供給される段階と、前記第2供給流量で供給される段階とは、各々別の供給ラインを通じて前記ハウジングに供給され得る。
前記工程流体の流量が前記供給ラインに提供されたバルブを制御して調節され得る。
前記バルブが前記工程流体が供給される間に調節されることによって、前記工程流体の流量を制御し、前記ハウジングの内部の圧力を制御することができる。
前記工程流体の流量を第3供給流量にして、前記工程流体が前記ハウジングの内部に供給される段階をさらに含み、前記第1供給流量で前記工程流体が前記ハウジングに供給されて設定された圧力に到達すれば、前記第3供給流量で前記工程流体が供給され、他の設定された圧力に到達すれば、前記第2供給流量で前記工程流体が供給され得る。
本発明の他の実施形態による基板乾燥方法は、超臨界状態の工程流体をハウジングの外部に排気する流量が調節されることによって、ハウジングの内部の圧力を制御して基板を乾燥させ、初期には前記工程流体の流量を第1排気流量にして、前記工程流体が前記ハウジングの外部に排気される段階と、後期には前記工程流体の流量を第2排気流量にして、前記工程流体が前記ハウジングの外部に排気される段階と、を含み、前記第1排気流量が前記第2排気流量より少なく提供され得る。
前記第2排気流量で排気される段階は、前記第1排気流量で前記工程流体を前記ハウジングから排気して設定された圧力に到達すれば、前記第2排気流量で前記工程流体が排気されるものであり得る。
前記工程流体が前記第1排気流量で排気される段階と、前記第2排気流量で排気される段階とは、各々別の排気ラインを通じて前記ハウジングから排気され得る。
前記工程流体の流量が前記供給ラインに提供されたバルブを制御して調節され得る。
前記工程流体の流量を第3排気流量にして、前記工程流体が前記ハウジングの外部に排気される段階をさらに含み、前記第1排気流量で前記工程流体が前記ハウジングから排気されて設定された圧力に到達すれば、前記第3排気流量で前記工程流体が排気され、他の設定された圧力に到達すれば、前記第2排気流量で前記工程流体が排気され得る。
本発明によれば、工程チャンバーに超臨界流体を供給する時、パーティクルが発生することを防止して基板の破損を予防することができる。
また、本発明によれば、超臨界流体を迅速に供給及び排気することによって、工程時間を短縮して工程効率を向上させることができる。
なお、本発明の効果は、上述した効果に限定されない。言及していない効果は、本明細書や図面から当業者であれば明確に理解され得る。
二酸化炭素の相変化に関するグラフである。 基板処理装置の一実施形態の平面図である。 図2の第1工程チャンバーの断面図である。 図2の第2工程チャンバーの断面図である。 図2の第2工程チャンバーに連結される工程流体の供給及び排気ラインを示す図面である。 図2の第2工程チャンバーに連結される工程流体の供給及び排気ラインの変形例を示す図面である。 図2の第2工程チャンバーに連結される工程流体の供給及び排気ラインの他の実施形態を示す図面である。 基板処理方法の一実施形態の順序図である。 基板乾燥方法の一実施形態の順序図である。 図9の基板乾燥方法の動作図である。 図9の基板乾燥方法の動作図である。 図9の基板乾燥方法の動作図である。 図9の基板乾燥方法の動作図である。 図9の基板乾燥方法の動作図である。
以下、本発明の実施形態を添付された図面を参照して、さらに詳細に説明する。なお、本発明の実施形態は様々な形態に変形することができるので、本発明の範囲は、以下の実施形態に限定して解釈されるものではない。図面では、説明のために各要素の形状を概略的に示している。
以下においては、本発明による基板処理装置(図2の100)に関して説明する。
基板処理装置100は超臨界流体を工程流体として利用して基板Sを処理する超臨界工程を遂行することができる。
ここで、基板Sは半導体素子や平板ディスプレイ(FPD:flat panel display)及びその他に薄膜に回路パターンが形成された物の製造に利用される基板を全て含む包括的な概念である。このような基板Sの例としては、シリコンウエハーを含む多様なウエハー、ガラス基板、有機基板等がある。
超臨界流体とは、臨界温度と臨界圧力を超過した超臨界状態に到達すれば、形成される気体と液体との性質を同時に有する相(phase)を意味する。超臨界流体は分子密度は液体に近いし、粘性度は気体に近い性質を有し、これによって拡散力、浸透力、溶解力が非常に優れ、化学反応に有利であり、表面張力概ね無いので、微細構造に界面張力を加えない特性を有する。
超臨界工程はこのような超臨界流体の特性を利用して遂行されるが、その代表的な例としては、超臨界乾燥工程と超臨界蝕刻工程とがある。以下においては、超臨界工程に関して超臨界乾燥工程を基準に説明する。但し、これは説明を容易にするためのことに過ぎないので、基板処理装置100は超臨界乾燥工程以外の他の超臨界工程を遂行することができる。
超臨界乾燥工程は、超臨界流体で基板Sの回路パターンに残留する有機溶剤を溶解して基板Sを乾燥させる方式で遂行することができ、乾燥効率が優れるだけでなく、崩壊現象を防止することができる長所がある。超臨界乾燥工程に利用される超臨界流体としては有機溶剤と混和性がある物質を使用することができる。例えば、超臨界二酸化炭素(scCO2:supercritical carbon dioxide)が超臨界流体として使用される。
図1は二酸化炭素の相変化に関するグラフである。
二酸化炭素は臨界温度が31.1℃であり、臨界圧力が7.38Mpaであって比較的に低いので、超臨界状態に変化させやすく、温度と圧力とを調節して相変化を制御することが容易であり、価額が低廉であるという長所がある。また、二酸化炭素は毒性が無いので、人体に無害であり、不燃性、非活性の特性を有し、超臨界二酸化炭素は水やその他の有機溶剤に比べて10〜100倍ぐらい拡散係数(diffusion coefficient)が高く、浸透が速く、有機溶剤の置換が速く、表面張力が概ねないので、微細な回路パタ−ンを有する基板Sの乾燥に利用するのに有利であるという物性を有する。これだけでなく、二酸化炭素は多様な化学反応の部産物として生成されるものを再活用できると同時に、超臨界乾燥工程に使用した後、これを気体に転換させて有機溶剤を分離して再使用することができるので、環境汚染の側面でも負担が少ない。
以下においては、本発明による基板処理装置100の一実施形態に関して説明する。本発明の一実施形態による基板処理装置100は、超臨界乾燥工程を含んで洗浄工程を遂行することができる。
図2は基板処理装置の一実施形態の平面図である。
図2に示すように、基板処理装置100はインデックスモジュール1000及び工程モジュール2000を含む。
インデックスモジュール1000は外部から基板Sが搬送されて工程モジュール2000に基板Sを搬送し、工程モジュール2000は超臨界乾燥工程を遂行することができる。
インデックスモジュール1000は設備前方端部モジュール(EFEM:equipment front end module)として、ロードポート1100及び移送フレーム1200を含む。
ロードポート1100には基板Sが収容される容器Cが置かれる。容器Cには、前面開放一体形ポッド(FOUP:front opening unified pod)が使用される。容器Cはオーバーヘッドトランスファー(OHT:overhead transfer)によって、外部からロードポート1100に搬入されるか、或いはロードポート1100から外部に搬出される。
移送フレーム1200はロードポート1100に置かれる容器Cと工程モジュール2000との間に基板Sを搬送する。移送フレーム1200はインデックスロボット1210及びインデックスレール1220を含む。インデックスロボット1210はインデックスレール1220の上で移動し、基板Sを搬送することができる。
工程モジュール2000は工程を遂行するモジュールとして、バッファチャンバー2100、移送チャンバー2200、第1工程チャンバー3000、及び第2工程チャンバー4000を含む。
バッファチャンバー2100はインデックスモジュール1000と工程モジュール2000との間に搬送される基板Sが臨時的に留まる空間を提供する。バッファチャンバー2100には基板Sが置かれるバッファスロットが提供される。
移送チャンバー2200はその周囲に配置されたバッファチャンバー2100、第1工程チャンバー3000、及び第2工程チャンバー4000の間に基板Sを搬送する。移送チャンバー2200は移送ロボット2210及び移送レール2220を包含することができる。移送ロボット2210は移送レール2220の上で移動し、基板Sを搬送することができる。
第1工程チャンバー3000と第2工程チャンバー4000とは洗浄工程を遂行することができる。この時、洗浄工程は第1工程チャンバー3000と第2工程チャンバー4000とで順次的に遂行することができる。例えば、第1工程チャンバー3000では洗浄工程の中でケミカル工程、リンス工程、及び有機溶剤工程が遂行され、続いて第2工程チャンバー4000では超臨界乾燥工程が遂行することができる。
このような第1工程チャンバー3000と第2工程チャンバー4000とは移送チャンバー2200の側面に配置される。例えば、第1工程チャンバー3000と第2工程チャンバー4000は移送チャンバー2200の他の側面に互いに対向するように配置される。
また、工程モジュール2000には第1工程チャンバー3000と第2工程チャンバー4000とが複数に提供される。複数の工程チャンバー3000、4000は移送チャンバー2200の側面に一列に配置されるか、又は上下に積層されて配置されるか、又はこれらの組み合わせによって配置される。
勿論、第1工程チャンバー3000と第2工程チャンバー4000との配置は上述した例に限定されなく、基板処理装置100のフットプリントや工程効率等のような多様な要素を考慮して適切に変更することができる。
以下においては、第1工程チャンバー3000に関して説明する。
図3は図2の第1工程チャンバーの断面図である。
第1工程チャンバー3000はケミカル工程、リンス工程、及び有機溶剤工程を遂行することができる。勿論、第1工程チャンバー3000はこれら工程の中で一部の工程のみを選択的に遂行することができる。ここで、ケミカル工程は基板Sに洗浄剤を提供して基板Sの上の異物質を除去する工程であり、リンス工程は基板にリンス剤を提供して基板Sの上に残留する洗浄剤を洗浄する工程であり、有機溶剤工程は基板Sに有機溶剤を提供して基板Sの回路パターンの間に残留するリンス剤を表面張力低い有機溶剤で置換する工程である。
図3に示すように、第1工程チャンバー3000は支持部材3100、ノズル部材3200及び回収部材3300を含む。
支持部材3100は基板Sを支持し、支持された基板Sを回転させる。支持部材3100は支持プレート3110、支持ピン3111、チャッキングピン3112、回転軸3120、及び回転駆動器3130を包含することができる。
支持プレート3110は基板Sと同一又は類似な形状の上面を有し、支持プレート3110の上面には支持ピン3111とチャッキングピン3112とが形成される。支持ピン3111は基板Sを支持し、チャッキングピン3112は支持された基板Sを固定することができる。
支持プレート3110の下部には回転軸3120が連結される。回転軸3120は回転駆動器3130から回転力が伝達されて支持プレート3110を回転させる。これによって、支持プレート3110に安着された基板Sが回転することができる。この時、チャッキングピン3112は基板Sが正位置を離脱することを防止することができる。
ノズル部材3200は基板Sに薬剤を噴射する。ノズル部材3200はノズル3210、ノズルバー3220、ノズル軸3230、及びノズル軸駆動器3240を含む。
ノズル3210は支持プレート3110に安着された基板Sに薬剤を噴射する。薬剤は、例えば洗浄剤、リンス剤又は有機溶剤である。ここで、洗浄剤では過酸化水素H溶液や過酸化水素溶液にアンモニアNHOH、塩酸HCl又は硫酸HSOを混合した溶液又はブッ酸HF溶液等が使用され得る。また、リンス剤としては純水が使用され得る。又、有機溶剤としてはイソプロパノールアルコールを含めてエチルグリコール(ethyl glycol)、1−プロパノール(propanol)、テトラハイドロリックフラン(tetra hydraulic franc)、4−ヒドロキシル(hydroxyl)、4−メチル(methyl)、2−ペンタノン(pentanone)、1−ブタノール(butanol)、2−ブタノール、メタノール(methanol)、エタノール(ethanol)、n−プロピルアルコール(n−propyl alcohol)、ジメチルエチル(dimethylether)の溶液やガスが使用され得る。
このようなノズル3210はノズルバー3220の一端底面に形成される。ノズルバー3220はノズル軸3230に結合され、ノズル軸3230は昇降又は回転することができるように提供される。ノズル軸駆動器3240はノズル軸3230を昇降又は回転させてノズル3210の位置を調節することができる。
回収部材3300は基板Sに供給された薬剤を回収する。ノズル部材3200によって基板Sに薬剤が供給されれば、支持部材3100は基板Sを回転させて基板Sの全領域に薬剤が均一に供給されるようにする。基板Sが回転すれば、基板Sから薬剤が飛散し、飛散する薬剤は回収部材3300によって、回収される。
回収部材3300は回収筒3310、回収ライン3320、昇降バー3330、及び昇降駆動器3340を包含することができる。
回収筒3310は支持プレート3110を囲む環形リング形状に提供される。回収筒3310は複数であり、複数の回収筒3310は上部から見る時、順に支持プレート3110から遠くなるリング形状に提供され、支持プレート3110から遠い距離にある回収筒3310であるほど、その高さが高くなるように提供される。これによって、回収筒3310の間の空間に基板Sから飛散される薬剤が流入される回収口3311が形成される。
回収筒3310の下面には回収ライン3320が形成される。回収ライン3320は回収筒3310に回収された薬剤を再生する薬剤再生システム(図示せず)に供給する。
昇降バー3330は回収筒3310に連結されて昇降駆動器3340から動力が伝達されて回収筒3310を上下に移動させる。昇降バー3330は回収筒3310が複数である場合、最外殻に配置された回収筒3310に連結されてもよい。昇降駆動器3340は昇降バー3330を通じて回収筒3310を昇降させて複数の回収口3311の中で飛散する薬剤が流入される回収口3311を調節することができる。
図4は図2の第2工程チャンバーの一実施形態の断面図である。
図4に示すように、第2工程チャンバー4000はハウジング4100、昇降部材4200、支持部材4300、加熱部材4400、供給ポート4500、遮断部材4600、及び排気ポート4700を包含することができる。
第2工程チャンバー4000は超臨界流体を利用して超臨界乾燥工程を遂行することができる。上述したように、第2工程チャンバー4000で遂行される工程は超臨界乾燥工程以外に他の超臨界工程であってもよく、さらに、第2工程チャンバー4000は超臨界流体の代わりに他の工程流体を利用して工程を遂行してもよい。
ハウジング4100は超臨界乾燥工程が遂行される空間を提供する。ハウジング4100は臨界圧力以上の高圧を耐えられる材質で提供される。
ハウジング4100は上部ハウジング4110と上部ハウジング4110の下部に配置される下部ハウジング4120を具備して上下部とに区分される構造で提供される。
上部ハウジング4110は固定されて設置され、下部ハウジング4120は昇降することができる。下部ハウジング4120が下降して上部ハウジング4110から離隔されれば、第2工程チャンバー4000の内部空間が開放され、基板Sが第2工程チャンバー4000の内部空間に搬入されるか、或いは内部空間から搬出される。ここで、第2工程チャンバー4000に搬入される基板Sは第1工程チャンバー3000で有機溶剤工程を経て有機溶剤が残留する状態であり得る。なお、下部ハウジング4120が上昇して上部ハウジング4110に密着されれば、第2工程チャンバー4000の内部空間が密閉され、その内部で超臨界乾燥工程が遂行することができる。
昇降部材4200は下部ハウジング4120を昇降させる。昇降部材4200は昇降シリンダー4210及び昇降ロード4220を包含することができる。昇降シリンダー4210は下部ハウジング4120に結合されて上下方向の駆動力、即ち乘降力を発生させる。昇降ロード4220はその一端が昇降シリンダー4210に挿入されて垂直上方に延長されて他端が上部ハウジング4110に結合される。このような構造にしたがって、昇降シリンダー4210で駆動力が発生すれば、昇降シリンダー4210と昇降ロード4220が相対的に昇降されて昇降シリンダー4210に結合された下部ハウジング4120が昇降される。
支持部材4300は上部ハウジング4110と下部ハウジング4120との間に基板Sを支持する。支持部材4300は上部ハウジング4110の下面に設置されて垂直下方に延長され、その下端で水平方向に垂直に折曲される構造に提供され得る。
支持部材4300が設置される上部ハウジング4110には水平調整部材4111が設置される。水平調整部材4111は上部ハウジング4110の水平度を調整する。上部ハウジング4110の水平度が調整されれば、それによって上部ハウジング4111に設置された支持部材4300に安着された基板Sの水平が調節される。超臨界乾燥工程で基板Sが傾けば、基板Sに残留する有機溶剤が傾斜面に沿って流れて基板Sの特定部分が乾燥されないか、或いは過乾燥されて基板Sが損傷される虞がある。水平調整部材4111は基板Sの水平を合わせてこのような問題点を防止することができる。
加熱部材4400は第2工程チャンバー4000の内部を加熱する。加熱部材4400は第2工程チャンバー4000の内部に供給された超臨界流体を臨界温度以上に加熱して超臨界流体の上に維持するか、又は液化された場合に再び超臨界流体になるようにする。加熱部材4400は上部ハウジング4110及び下部ハウジング4120の中で少なくとも1つの壁内に埋め込まれて設置される。このような加熱部材4400は例えば、外部から電源を受信して熱を発生させるヒーターとして提供される。
供給ポート4500は第2工程チャンバー4000に超臨界流体を供給する。供給ポート4500は上部供給ポート4510及び下部供給ポート4520を包含することができる。上部供給ポート4510は上部ハウジング4110に形成されて支持部材4300によって支持される基板Sの上面に超臨界流体を供給する。下部供給ポート4520は下部ハウジング4120に形成されて支持部材4300によって支持される基板Sの下面に超臨界流体を供給する。
このような上部供給ポート4510と下部供給ポート4520では先に下部供給ポート4520が超臨界流体を供給し、後に上部供給ポート4510が超臨界流体を供給することができる。超臨界乾燥工程は初期に第2工程チャンバー4000の内部が臨界圧力に未達する状態で進行されるので、第2工程チャンバー4000の内部に供給される超臨界流体は液化される。したがって、超臨界乾燥工程の初期に上部供給ポート4510に超臨界流体が供給される場合には超臨界流体が液化されて重力によって基板Sに落下して基板Sを損傷させる虞がある。上部供給ポート4510は下部供給ポート4520を通じて第2工程チャンバー4000に超臨界流体が供給されて第2工程チャンバー4000の内部圧力が臨界圧力に到達すれば、超臨界流体の供給を始め、供給される超臨界流体が液化されて基板Sに落下することを防止することができる。
遮断部材4600は供給ポート4500を通じて供給される超臨界流体が基板Sに直ちに噴射されることを遮断する。遮断部材4600は遮断プレート4610と支持台4620を包含することができる。
超臨界乾燥工程の初期に下部供給ポート4520を通じて超臨界流体が供給される場合には、ハウジング4100の内部気圧が低い状態であるので、供給される超臨界流体が速い速度に噴射される。このように速い速度に噴射される超臨界流体が基板Sに直接的に到達するようになれば、超臨界流体の物理的な圧力によって超臨界流体が基板Sの中で直接噴射される部分が曲がれてリーニング現象が発生する。また、超臨界流体の噴射力によって、基板Sが揺れて基板Sに残留する有機溶剤が流れて基板Sの回路パターンに損傷が発生することもあり得る。
したがって、下部供給ポート4520と支持部材4300の間に配置された遮断プレート4610は超臨界流体が基板Sに直接噴射されることを遮断して超臨界流体の物理的力によって基板Sに損傷が発生することを防止することができる。
選択的に、遮断部材4600は第2工程チャンバー4000で包含されないことがあり得る。
排気ポート4700は第2工程チャンバー4000から超臨界流体を排気する。
排気ポート4700は下部ハウジング4120に形成される。超臨界乾燥工程の後期には第2工程チャンバー4000から超臨界流体が排気されてその内部圧力が臨界圧力以下に降圧されて超臨界流体が液化される。液化された超臨界流体は重力によって下部ハウジング4120に形成された排気ポート4700を通じて排出される。
以下においては、本発明の実施形態にしたがって超臨界流体が供給され、排気される基板乾燥装置に対して説明する。図5は、図2の第2工程チャンバーに連結される工程流体の供給及び排気ラインを示す図面である。
図5に示すように、超臨界流体は、流体供給手段を構成する供給ライン4800を通じて、第2工程チャンバー4000のハウジング4100の内部に供給される。また、超臨界流体は、排気手段を構成する排気ライン4900を通じて、第2工程チャンバー4000のハウジング4100の外部に排気される。
供給ライン4800は前方供給ライン4880と後方供給ライン4890、4891、4892、第1供給ライン4810、及び第2供給ライン4820を含む。
前方供給ライン4880の一端は貯藏タンク4850に連結され、第1及び第2後方供給ライン4891、4892の一端は第2工程チャンバー4000に連結される。第1供給ライン4810と第2供給ライン4820は互いに並列に連結され、前方供給ライン4880と後方供給ライン4890を連結させる。
前方供給ライン4880は貯藏タンク4850と第1供給ライン4810及び第2供給ライン4820を連結する。前方供給ライン4880の一端は貯藏タンク4850に連結され、前方供給ライン4880の他端は並列に連結された第1供給ライン4810と第2供給ライン4820の分岐点に連結される。超臨界流体は貯藏タンク4850から前方供給ライン4880を通じて第1供給ライン4810と第2供給ライン4820の分岐点に移動される。
第1供給ライン4810及び第2供給ライン4820は互いに並列に連結される。一端の分岐点には前方供給ライン4880が連結され、他端の分岐点には後方供給ライン4890が連結される。
第1供給ライン4810は第1開閉バルブ4810aと第1流量バルブ4810bを含む。第1開閉バルブ4810aは前方供給ライン4880で移動された超臨界流体が第1供給ライン4810に移動されることを制御する。第1流量バルブ4810bは第1供給ライン4810に移動される超臨界流体の流量を調節する。第1流量バルブ4810bは既定の流量で超臨界流体を移動されるようにして第2工程チャンバー4000の内部に流れ込まれる超臨界流体の圧力を調節する。
第2供給ライン4820は第2開閉バルブ4820aと第2流量バルブ4820bを含む。第2開閉バルブ4820aは前方供給ライン4880で移動された超臨界流体が第2供給ライン4820に移動されることを制御する。第2流量バルブ4820bは第2供給ライン4820に移動される超臨界流体の流量を調節する。第2流量バルブ4820bは既定の流量で超臨界流体を移動されるようにして第2工程チャンバー4000の内部に流れ込まれる超臨界流体の圧力を調節する。第2流量バルブ4820bと第1流量バルブ4810bは第1供給ライン4810と第2供給ライン4820を移動する超臨界流体の流量が異なるように設定されて提供される。一例によれば、第2供給流量が第1供給流量より多くなるように提供される。
超臨界流体の供給工程初期に第2工程チャンバー4000の内部に流れ込まれる超臨界流体は第1供給ライン4810を通じて提供する。第1供給ライン4810に移動される超臨界流体の流量が第2供給ライン4820より少ないので、第2工程チャンバー4000の内部に超臨界流体の初期加圧が低く形成される。したがって、第2工程チャンバー4000の内部にパーティクルが発生することを防止することができる。また、超臨界流体の初期加圧によって基板Sの損傷を防止することができる。第1供給ライン4810を通じて超臨界流体が供給されて第2工程チャンバー4000の内部が既定の圧力に到達すれば、第2供給ライン4820を通じて超臨界流体が多量に供給される。したがって、工程時間を短縮して工程の効率性を図ることができる。
後方供給ライン4890、4891、4892は第1供給ライン4810と第2供給ライン4820を通じて異なる流量で移動される超臨界流体を第2工程チャンバー4000の内部に供給する。後方供給ライン4890は第2工程チャンバー4000の上部に連結された第1後方供給ライン4891と第2工程チャンバー4000の下部に連結された第2後方供給ライン4892を含む。一例によれば、第2工程チャンバー4000の内部の上側に基板Sが位置した場合は第1供給ライン4810で移動された超臨界流体は第2後方供給ライン4892を通じて第2工程チャンバー4000の下部に提供される。これは超臨界流体の供給初期には基板Sで遠い下部供給ポート4520に超臨界流体を供給して初期加圧によって基板Sの破損を防止するためである。したがって、第2後方供給ライン4892を通じて超臨界流体が供給されて既定の圧力に到達すれば、第1後方供給ライン4891を通じて超臨界流体を多量に供給することができる。
排気ライン4900は前方排気ライン4980と後方排気ライン4990、第1排気ライン4910、第2排気ライン4920、及び第3排気ライン4930を含む。
前方排気ライン4980は第2工程チャンバー4000と第1排気ライン4910、第2排気ライン4920及び第3排気ライン4930を連結する。前方排気ライン4980の一端は第2工程チャンバー4000に連結され、前方排気ライン4980の他端は並列に連結された第1排気ライン4910、第2排気ライン4920及び第3排気ライン4930の分岐点に連結される。超臨界流体は第2工程チャンバー4000で前方排気ライン4980を通じて第1排気ライン4910、第2排気ライン4920、及び第3排気ライン4930の分岐点に移動される。
第1排気ライン4910、第2排気ライン4920、及び第3排気ライン4930は互いに並列に連結されて提供される。
第1排気ライン4910は一端は第1排気ライン4910、第2排気ライン4920、及び第3排気ライン4930の分岐点に連結され、他端は外部(図示せず)に連結される。超臨界流体は第1排気ライン4910に移動されて外部に排気される。
第1排気ライン4910は第1開閉バルブ4910a、第1流量バルブ4910b、及び第1チェックバルブ4910cを含む。第1開閉バルブ4910aは前方排気ライン4980で移動された超臨界流体が第1排気ライン4910に移動されることを制御する。第1流量バルブ4910bは第1排気ライン4910に移動される超臨界流体の流量を調節する。第1流量バルブ4910bは既定の第1排気流量で超臨界流体を移動されるようにして第2工程チャンバー4000で排気される超臨界流体の圧力を調節する。第1チェックバルブ4910cは超臨界流体が第2工程チャンバー4000で大気に放出される方向のみに移動されるようにする。
第2排気ライン4920は一端は第1排気ライン4910、第2排気ライン4920及び第3排気ライン4930の分岐点に連結され、他端は後方排気ライン4990に連結される。第2排気ライン4920は第3排気ライン4930と互いに並列に連結される。
第2排気ライン4920は第2開閉バルブ4920a、第2流量バルブ4920b、及び第2チェックバルブ4920cを含む。第2開閉バルブ4920aは前方排気ライン4980から移動された超臨界流体が第2排気ライン4920に移動されることを制御する。第2流量バルブ4920bは第2排気ライン4920に移動される超臨界流体の流量を調節する。第2流量バルブ4920bは既定の第2排気流量で超臨界流体を移動されるようにして第2工程チャンバー4000の内部に流れ込まれる超臨界流体の圧力を調節する。第2流量バルブ4920bと第1流量バルブ4910bは第1排気ライン4910と第2排気ライン4920を移動する超臨界流体の流量が異なるように設定されて提供される。一例によれば、第1排気流量が第2排気流量より多くなるように提供される。第2チェックバルブ4920cは超臨界流体が超臨界流体再生装置4950方向のみに移動されるようにする。
第3排気ライン4930は一端は第1排気ライン4910、第2排気ライン4920及び第3排気ライン4930の分岐点に連結され、他端は後方排気ライン4990に連結される。第3排気ライン4930は第2排気ライン4920と互いに並列に連結される。第3排気ライン4930は乾燥工程進行の中で超臨界流体を供給し、排気する工程を繰り返す過程で超臨界流体の排気の時に利用される。
第3排気ライン4930は第3開閉バルブ4930a、第3流量バルブ4930b、及び第3チェックバルブ4930cを含む。第3開閉バルブ4930aは前方排気ライン4980で移動された超臨界流体が第3排気ライン4930に移動されることを制御する。第3流量バルブ4930bは第3排気ライン4930に移動される超臨界流体の流量を調節する。第3流量バルブ4930bは既定の流量で超臨界流体を移動されるようにして第2工程チャンバー4000の内部に流れ込まれる超臨界流体の圧力を調節する。第3チェックバルブ4930cは超臨界流体が超臨界流体再生装置4950方向のみに移動されるようにする。
排気工程初期には超臨界流体は第2工程チャンバー4000で第2排気ライン4920を通じて排気される。第2排気ライン4920に移動される超臨界流体の流量が第1排気ライン4910より少ないので、第2工程チャンバー4000の内部に超臨界流体の初期圧力変化が少なくなる。したがって、第2工程チャンバー4000の内部にパーティクルが発生することを防止することができる。また、超臨界流体の初期加圧によって、基板Sの損傷を防止することができる。第2排気ライン4920を通じて超臨界流体が排気されて第2工程チャンバー4000の内部が既定の圧力に到達すれば、第1排気ライン4910を通じて多い流量の超臨界流体が排気される。したがって、工程時間を短縮して工程の効率性を図ることができる。
後方排気ライン4990は第1排気ライン4910と第2排気ライン4920を通じて異なる流量で移動される超臨界流体を工程流体の超臨界流体再生装置4950に移動させる。後方排気ライン4990の一側は第1排気ライン4910と第2排気ライン4920の分岐点に連結され、他側は超臨界流体再生装置4950に連結される。
以下においては、本発明の変形例にしたがって超臨界流体が供給され、排気される基板乾燥装置に対して説明する。図6は、図2の第2工程チャンバーに連結される工程流体の供給及び排気ラインの変形例を示す図面である。
図6に示すように、供給ライン5800は前方供給ライン5880と後方供給ライン5890、5891、5892、第1供給ライン5810、第2供給ライン5820、及び第3供給ライン5830を含む。
供給ライン5800は図5の供給ライン4800と比較して第3供給ライン5830をさらに含む。第3供給ライン5830は第1供給ライン5810と第2供給ライン5820より移動される超臨界流体の流量が多く提供される。超臨界流体の供給初期に第1供給ライン5810を通じて低い圧力に超臨界流体を供給し、既定の圧力に到達すれば、第3供給ライン5830を通じて大量の超臨界流体を供給する。第3供給ライン5830は第2供給ライン5820より移動される超臨界流体の流量が多いので、工程時間を短縮し、工程効率を図ることができる。
第3供給ライン5830は第1供給ライン5810及び第2供給ライン5820と互いに並列に連結される。一端の分岐点には前方供給ライン5880が連結され、他端の分岐点には後方供給ライン5890が連結される。
第3供給ライン5830は第3開閉バルブ5830aと第3流量バルブ5830bを含む。第3開閉バルブ5830aは前方供給ライン5880で移動された超臨界流体が第3供給ライン5830に移動されることを制御する。第3流量バルブ5830bは第3供給ライン5830に移動される超臨界流体の流量を調節する。第3流量バルブ5830bは既定の流量で超臨界流体を移動されるようにして第2工程チャンバー4000の内部に流れ込まれる超臨界流体の圧力を調節する。一例によれば、第3流量バルブ5830bは第3供給ライン5830を移動する超臨界流体の流量を第2供給ライン5820を移動する超臨界流体の流量より多くなるように設定されていることがあり得る。
排気ライン5900は前方排気ライン5980と後方排気ライン5990、第1排気ライン5910、第2排気ライン5920、第3排気ライン5930、及び第4排気ライン5940を含む。
排気ライン5900は図5の排気ライン4900と比較して第4排気ライン5940をさらに含む。第4排気ライン5940は第1排気ライン5910と第2排気ライン5920より排気される超臨界流体の流量が多くなるように提供される。超臨界流体の排気初期に第1排気ライン5910を通じて圧力変化が少なくなるように超臨界流体を排気し、既定の圧力に到達すれば、第4排気ライン5940を通じて大量の超臨界流体を排気する。第4排気ライン5940は第1及び第2排気ライン5910、5920より移動される超臨界流体の流量が多いので、排気時間を短縮し、工程効率を図ることができる。
第4排気ライン5940は第1排気ライン5910、第2排気ライン5920、及び第3排気ライン5930と互いに並列に連結される。一端の分岐点には前方排気ライン5980が連結され、他端の分岐点には後方排気ライン5990が連結される。
第4排気ライン5940は第4開閉バルブ5940a、第1排気流量バルブ5940b、及び第4チェックバルブ4940cを含む。第4開閉バルブ5940aは前方排気ライン5980で移動された超臨界流体が第4排気ライン5940に移動されることを制御する。第1排気流量バルブ5940bは第4排気ライン5940に移動される超臨界流体の流量を調節する。第1排気流量バルブ5940bは既定の流量で超臨界流体を排気されるようにして第2工程チャンバー4000の内部の圧力変化を調節する。第4チェックバルブ4940cは超臨界流体が超臨界流体再生装置5950の方向のみに移動されるようにする。
以下においては、本発明の他の実施形態にしたがって超臨界流体が供給され、排気される基板乾燥装置に対して説明する。図7は、図2の第2工程チャンバーに連結される工程流体の供給及び排気ラインの他の実施形態を示す図面である。
図7に示すように、供給ライン6800は前方供給ライン6880と後方供給ライン6891、6892、及び制御器6870を含む。
制御器6870は供給ライン6800上の流量バルブ6880bを制御して供給ライン6800を移動する超臨界流体の流量を調節する。制御器6870は超臨界流体を供給する工程の途中に流量バルブ6880bを調節して超臨界流体が第2工程チャンバー4000の内部に供給される圧力を調節することができる。これを通じて第2工程チャンバー4000の内部に超臨界流体が供給される時に第2工程チャンバー4000の内部にパーティクルが発生することを防止し、基板Sの破損を防止することができる。
排気ライン6900は前方排気ライン6980と第1排気ライン6910、第2排気ライン6920、第1制御器6971、及び第2制御器6972を含む。
第1及び第2制御器6971、6972は第1及び第2排気ライン6910、6920上の第1及び第2流量バルブ6910b、6920bを制御して第1及び第2排気ライン6910、6920を移動する超臨界流体の流量を調節する。第1及び第2制御器6971、6972は超臨界流体を供給する工程の途中に第1及び第2流量バルブ6910b、6920bを調節して超臨界流体が第2工程チャンバー4000で排気の時に圧力変化を調節することができる。これを通じて第2工程チャンバー4000で超臨界流体が排気される時、急激な圧力変化によって、第2工程チャンバー4000の内部にパーティクルが発生することを防止し、基板Sの破損を防止することができる。
以下においては、本発明による基板乾燥方法に関して上述した基板処理装置100を利用して説明する。但し、これは説明を簡単にするためのものに過ぎないので、基板乾燥方法は上述した基板処理装置100の以外にもこれと同一又は類似な他の装置を利用して遂行することができる。また、本発明による基板乾燥方法はこれを遂行するコード又はプログラムの形態にコンピューター読出し可能記録媒体に格納され得る。
以下においては、基板処理方法の一実施形態に関して説明する。基板処理方法の一実施形態は洗浄工程全般に関する。
図8は基板処理方法の一実施形態の順序図である。
基板処理方法の一実施形態は第1工程チャンバー3000に基板Sを搬入する段階(S110)、ケミカル工程を遂行する段階(S120)、リンス工程を遂行する段階(S130)、有機溶剤工程を遂行する段階(S140)、第2工程チャンバー4000に基板Sを搬入する段階(S150)、超臨界乾燥工程を遂行する段階(S160)、及びロードポート1100に置かれる容器Cに基板Sを収納する段階(S170)を含む。一方、上述した段階は必ず説明された順に実行されなければならないことではなく、後に説明された段階が先に説明された段階に先に遂行されることもできる。これは後述する基板処理方法の他の実施形態でも同様である。以下においては、各段階に関して説明する。
第1工程チャンバー3000に基板Sを搬入する(S110)。先ずオーバーヘッドトランスファー等の搬送装置等が基板Sが収納された容器Cをロードポート1100に置く。容器Cが置かれれば、インデックスロボット1210が容器Cから基板Sを引き出してこれをバッファスロットに積載する。バッファスロットに積載された基板Sは移送ロボット2210によって引き出されて第1工程チャンバー3000に搬入され、支持プレート3110に安着される。
第1工程チャンバー3000に基板Sが搬入されれば、ケミカル工程を遂行する(S120)。支持プレート3110に基板Sが置かれれば、ノズル軸駆動器3240によってノズル軸3230が移動及び回転してノズル3210が基板Sの上部に位置する。ノズル3210は基板Sの上面に洗浄剤を噴射する。洗浄剤が噴射されれば、基板Sから異物質が除去される。この時、回転駆動器3130は回転軸3120を回転させて基板Sを回転させる。基板Sが回転されれば、洗浄剤が基板Sに均一に供給され、また基板Sから飛散される。飛散される洗浄剤は回収筒3310に流れ込まれ、回収ライン3320を通じて工程流体再生装置(図示せず)に送られる。この時、昇降駆動器3340は昇降バー3330を通じて複数の回収筒3310の中でいずれか1つに飛散される洗浄剤が流入されるように回収筒3310を昇降させる。
基板Sの上の異物質が十分に除去されれば、リンス工程を遂行する(S130)。ケミカル工程が終了されれば、基板Sには異物質が除去され、洗浄剤が残留になる。複数のノズル3210の中で洗浄剤を噴射したノズル3210は基板Sの上部から逸脱し、他のノズル3210が基板Sの上部に移動して基板Sの上面にリンス剤を噴射する。基板Sにリンス剤が供給されれば、基板Sに残留する洗浄剤が洗浄される。リンス工程の中でも基板Sの回転と薬剤との回収が行われる。昇降駆動器3340は洗浄剤を回収した回収筒3310と他の回収筒3310にリンス剤が流入されるように回収筒3310の高さを調節する。
基板Sが十分に洗浄されれば、有機溶剤工程を遂行する(S140)。リンス工程が終了されれば、その他のノズル3210が基板Sの上部に移動して有機溶剤を噴射する。有機溶剤が供給されれば、基板S上のリンス剤が有機溶剤に置換される。一方、有機溶剤工程の中では基板Sを回転させないか、或いは低速に回転させる。基板Sの上で有機溶剤が直ちに蒸発すれば、有機溶剤の表面張力によって回路パターンに界面張力が作用して回路パターンが崩壊される可能性があるためである。
第1工程チャンバー3000で有機溶剤工程が終了されれば、第2工程チャンバー4000に基板Sを搬入し(S150)、第2工程チャンバー4000が超臨界乾燥工程を遂行する。段階S150と段階S160に対しては後述する基板処理方法の他の実施形態で詳細に説明するようにする。
超臨界乾燥工程が終了されれば、基板Sをロードポート1100に置かれる容器Cに収納する(S170)。第2工程チャンバー4000が開放されれば、移送ロボット2210が基板Sを引き出す。基板Sはバッファチャンバー2100に移動し、インデックスロボット1110によって、バッファチャンバー2100から引き出されて容器Cに収納される。
以下においては、基板処理方法の他の実施形態に関して説明する。基板処理方法の他の実施形態は第2工程チャンバーが超臨界乾燥工程を遂行する方法に関する。
図9は基板乾燥方法の一実施形態の順序図である。
基板乾燥方法の一実施形態は第2工程チャンバー4000に基板Sを搬入する段階(S210)、ハウジング4100を密閉する段階と(S220)と、第1供給流量で超臨界流体を供給する段階(S230)と、第2工程チャンバー4000の内部が既設定の圧力に到達の時、第2供給流量で超臨界流体を供給する段階(S240)と、第2工程チャンバー4000の内部の一定な圧力範囲内で超臨界流体を供給及び排気を繰り返す段階(S250)と、第1排気流量で超臨界流体を排気する段階(S260)と、既設定の圧力に到達の時、第2排気流量で超臨界流体を排気する段階(S270)と、ハウジング4100を開放する段階(S280)と、第2工程チャンバー4000から基板Sを搬出する段階(S290)と、を含む。以下においては、前記段階の中で超臨界流体を供給し、排気する段階(S230〜S270)に関して説明する。
図10乃至図14は図9の基板乾燥方法の動作図である。
工程初期に超臨界流体を第2工程チャンバー4000の内部に供給する場合は次の通りである。図10に示すように、超臨界流体が流れ込まれる工程初期には第1供給ライン4810の第1開閉バルブ4810aと第2後方供給ライン4892の開閉バルブ4892aが開かれ、第2供給ライン4820の第2開閉バルブ4820aと第1後方供給ライン4891の開閉バルブ4891aが閉じる。したがって、超臨界流体は貯藏タンク4850で前方供給ライン4880と第1供給ライン4810及び第2後方供給ライン4892を通じて第2工程チャンバー4000の内部に供給される。
工程初期に第2工程チャンバー4000の内部に超臨界流体が流れ込まれながら、初期加圧の時に基板Sが破損されるか、或いは第2工程チャンバー4000の内部にパーティクルが発生し得る。これを防止するために、第1供給ライン4810の第1流量バルブ4810bは移動する超臨界流体の流量を第1供給流量に調節する。第1供給流量は超臨界流体が第2工程チャンバー4000の内部に初期加圧の時にも基板Sが破損されるか、或いはパーティクルが発生しない程度の低い圧力変化が生じられるようにする。この時、超臨界流体は基板Sの破損を防止するために、基板Sで遠く位置した第2後方供給ライン4892を通じて第2工程チャンバー4000の下面に供給される。
第2工程チャンバー4000の内部に超臨界流体が流れ込まれて既定の圧力に到達されれば、大量の超臨界流体を供給する。図11に示すように、図10で超臨界流体の供給によって第2工程チャンバー4000の内部が既定の圧力に到達すれば、第1供給ライン4810の第1開閉バルブ4810aと第2後方供給ライン4892の開閉バルブ4892aが閉じ、第2供給ライン4820の第2開閉バルブ4820aと第1後方供給ライン4891の開閉バルブ4891aが開かれる。超臨界流体は貯藏タンク4850で前方供給ライン4880と第2供給ライン4820及び第1後方供給ライン4891を通じて流体を第2工程チャンバー4000の内部に供給される。この時、第2供給ライン4820を通過する超臨界流体の第2供給流量は第1供給ライン4810の第1供給流量より多くなるように調節される。第2工程チャンバー4000の内部が一定の圧力以上になれば、圧力変化によって、基板Sが破損されるか、或いはパーティクルが発生しないので、乾燥効率を高くするために大量の超臨界流体を基板に近くに供給することができる。これを通じて、乾燥工程時間を短縮し、乾燥工程の効率を図ることができる。
第2工程チャンバー4000の内部が既定の圧力に到達すれば、工程速度と効率を高くするために第2工程チャンバー4000上部と下部を通じて同時に超臨界流体を供給することができる。図12に示すように、基板乾燥方法の変形例として、第2工程チャンバー4000の内部が超臨界流体の供給に既定の圧力に到達すれば、超臨界流体を供給する時、第1後方供給ライン4891と第2後方供給ライン4892で同時に第2工程チャンバー4000の内部に供給することができる。この時、第1供給ライン4810の第1開閉バルブ4810aが閉じ、第1後方供給ライン4891の開閉バルブ4891a、第2後方供給ライン4892の開閉バルブ4892a及び第2供給ライン4820の第2開閉バルブ4820aが開かれる。この時、第2工程チャンバー4000の内部に超臨界流体の供給速度を高くすることによって、工程時間を短縮して効率化を図ることができる。
図示せずが、第2供給ライン4820の第2流量バルブ4820bを工程進行の中に調節して第2供給ライン4820を通じて移動する超臨界流体の流量を調節することができる。このような場合には追加的な供給ライン無しで工程進行の中に超臨界流体の流量を調節することによって、第2工程チャンバー4000の内部の圧力を調整することができる。これを通じて第2工程チャンバー4000の内部にパーティクルが発生することを防止し、基板Sの破損を防ぐことができる。
また、図示せずが、第1供給ライン4810と第2供給ライン4820の既定の超臨界流体の流量よりさらに多い第3供給流量で超臨界流体を供給することができる。このような場合には第1供給ライン4810を通じて超臨界流体を供給して既設定の圧力に到達すれば、第3供給流量で超臨界流体を供給して工程時間を短縮し、工程効率を図ることができる。
超臨界流体が排気される工程初期には少ない流量の超臨界流体が排気される。図13に示すように、排気工程初期には第1排気ライン4910の第1開閉バルブ4910aと第3排気ライン4930の第3開閉バルブ4930aが閉じ、第2排気ライン4920の第2開閉バルブ4920aが開かれる。したがって、超臨界流体は第2工程チャンバー4000で前方排気ライン4980と第2排気ライン4920を通じて排気される。
第2排気ライン4920の第2流量バルブ4920bは第2工程チャンバー4000で超臨界流体が初期排気の時に急激な圧力変化によって、基板Sが破損されるか、或いは第2工程チャンバー4000の内部にパーティクルが発生しないように、移動する超臨界流体の流量を第2排気流量に調節する。第2排気流量は排気初期に急激に第2工程チャンバー4000の内部の圧力が変化しないように設定される。これを通じて第2工程チャンバー4000の内部のパーティクルの発生と基板Sが破損を防止することができる。
第2排気ライン4920を通じて第2工程チャンバー4000の内部の圧力が既定の圧力に到達すれば、第1排気ライン4910を通じて超臨界流体を排気する。図14に示すように、第2工程チャンバー4000の内部が超臨界流体を排気して既定の圧力に到達すれば、第2排気ライン4920の第2開閉バルブ4920aと第3排気ライン4930の第3開閉バルブ4930aが閉じ、第1排気ライン4910の第1開閉バルブ4910aが開かれる。超臨界流体は第2工程チャンバー4000で前方排気ライン4980と第1排気ライン4910を通じて排気される。この時、第1排気ライン4910を通じて排気される超臨界流体の第1排気流量は第2排気ライン4920の第2排気流量より多くなるように調節される。第2工程チャンバー4000の内部の圧力が既定の圧力に到達すれば、急激な圧力変化にも基板Sが破損されるか、或いは第2工程チャンバー4000の内部にパーティクルが発生しないので、大量の超臨界流体を排気することができる。これを通じて乾燥工程時間を短縮し、乾燥工程の効率を図ることができる。
図示せずが、第2排気ライン4920の第2流量バルブ4920bを工程進行の中に調節して第2排気ライン4920を通じて移動する超臨界流体の流量を調節することができる。このような場合には追加的な排気ライン無しで工程進行の中に超臨界流体の流量を調節することによって、第2工程チャンバー4000の内部の圧力を調整することができる。これを通じて第2工程チャンバー4000の内部にパーティクルが発生することを防止し、基板Sの破損を防ぐことができる。
また、図示せずが、第1排気ライン4910と第2排気ライン4920の既定の超臨界流体の流量よりさらに多い第3排気流量で超臨界流体を排気することができる。このような場合には第1排気流量で超臨界流体を排気して既設定の圧力に到達すれば、第3排気流量で超臨界流体を排気して工程時間を短縮し、工程効率を図ることができる。
以上の詳細な説明は、本発明を例示したものに過ぎない。また、前述の内容は本発明の望ましい実施形態を示したものであり、本発明は、多様な他の組み合わせ、変更及び環境で使用することができる。即ち、本明細書に開示された発明の概念の範囲、前述した開示内容と均等な範囲及び/又は当業界の技術又は知識の範囲内で、変更又は修正が可能である。
100 基板処理装置
1000 インデックスモジュール
2000 工程モジュール
3000 第1工程チャンバー
4000 第2工程チャンバー
4850 貯藏タンク
4800 供給ライン
4900 排気ライン

Claims (22)

  1. 乾燥工程が遂行される空間を提供するハウジングと、
    前記ハウジングの内部に提供されて基板を支持する支持部材と、
    前記ハウジングに超臨界状態の工程流体を供給する供給ラインを含む流体供給手段と、
    前記ハウジングから前記工程流体を排気する排気ラインを含む排気手段と、を含み、
    前記供給ラインは、
    前記工程流体を第1供給流量で前記ハウジングに供給するように設けた第1供給ラインと、
    前記工程流体を第2供給流量で前記ハウジングに供給するように設けた第2供給ラインと、を含むことを特徴とする基板乾燥装置。
  2. 前記供給ラインは、
    前記工程流体の貯蔵部に連結された前方供給ラインと、
    前記ハウジングに連結された後方供給ラインと、をさらに含み、
    前記第1供給ラインと第2供給ラインが互いに並列に連結され、前記前方供給ラインと前記後方供給ラインを連結させることを特徴とする請求項1に記載の基板乾燥装置。
  3. 前記第1供給ラインは前記工程流体が前記第1供給流量で移動するように調節する第1流量バルブと、を含み、
    前記第2供給ラインは前記工程流体が前記第2供給流量で移動するように調節する第2流量バルブと、を含み、
    前記第2供給流量が前記第1供給流量より多くなるように第1流量バルブと第2流量バルブが調節されることを特徴とする請求項1に記載の基板乾燥装置。
  4. 前記供給ラインは、
    前記工程流体が第3供給流量で移動するように調節する第3流量バルブが提供される第3供給ラインと、をさらに含み、
    前記第3供給流量が前記第2供給流量より多くなるように第3流量バルブが調節されることを特徴とする請求項3に記載の基板乾燥装置。
  5. 前記供給ラインは、
    流量バルブの流量を調節する制御器とをさらに含み、
    前記制御器が前記乾燥工程の中で前記第2流量バルブの開放程度を調節して前記供給ラインを通過する前記工程流体の流量を制御するように設けたことを特徴とする請求項3に記載の基板乾燥装置。
  6. 乾燥工程が遂行される空間を提供するハウジングと、
    前記ハウジングの内部に提供されて基板を支持する支持部材と、
    前記ハウジングに超臨界状態の工程流体を供給する供給ラインを含む流体供給手段と、
    前記ハウジングから前記工程流体を排気する排気ラインを含む排気手段と、を含み、
    前記排気ラインは、
    前記工程流体が第1排気流量で前記ハウジングから排気されるように設けた第1排気ラインと、
    前記工程流体が第2排気流量で前記ハウジングから排気されるように設けた第2排気ラインと、を含むことを特徴とする基板乾燥装置。
  7. 前記排気ラインは、
    前記ハウジングに連結された前方排気ラインと、
    前記工程流体の再生装置に連結された後方排気ラインと、をさらに含み、
    前記第1排気ラインと第2排気ラインが互いに並列に連結され、前記前方排気ラインと前記後方排気ラインを連結させることを特徴とする請求項6に記載の基板乾燥装置。
  8. 前記第1排気ラインは前記工程流体が前記第1排気流量で排気されるように調節する第1流量バルブと、を含み、
    前記第2排気ラインは前記工程流体が前記第2排気流量で排気されるように調節する第2流量バルブと、を含み、
    前記第1排気流量が前記第2排気流量より多くなるように第1流量バルブと第2流量バルブが調節されることを特徴とする請求項6に記載の基板乾燥装置。
  9. 前記排気ラインは、
    前記工程流体が第3排気流量で排気されるように調節する第3流量バルブが提供される第3排気ラインと、をさらに含み、
    前記第3排気流量が前記第2排気流量より多くなるように第3流量バルブが調節されることを特徴とする請求項8に記載の基板乾燥装置。
  10. 超臨界状態の工程流体をハウジングの内部に供給する流量が調節されることによって、ハウジングの内部の圧力を制御して基板を乾燥させる基板乾燥方法において、
    初期には前記工程流体の流量を第1供給流量にして、前記工程流体が前記ハウジングの内部に供給される段階と、
    後期には前記工程流体の流量を第2供給流量にして、前記工程流体が前記ハウジングの内部に供給される段階と、を含み、
    前記第1供給流量が前記第2供給流量より少なく提供されることを特徴とする基板乾燥方法。
  11. 前記第2供給流量で供給される段階は、
    前記第1供給流量で前記工程流体を前記ハウジングに供給して設定された圧力に到達すれば、前記第2供給流量で前記工程流体が供給されるものであることを特徴とする請求項10に記載の基板乾燥方法。
  12. 前記第1供給流量で供給される段階では、前記工程流体が前記ハウジングの下面を通じて前記ハウジングの内部に供給され、
    前記第2供給流量で供給される段階では、前記工程流体が前記ハウジングの上面を通じて前記ハウジングの内部に供給されることを特徴とする請求項11に記載の基板乾燥方法。
  13. 前記第1供給流量で供給される段階では、前記工程流体が前記ハウジングの下面を通じて前記ハウジングの内部に供給され、
    前記第2供給流量で供給される段階では、前記工程流体が前記ハウジングの上面と下面を通じて同時に前記ハウジングの内部に供給されることを特徴とする請求項11に記載の基板乾燥方法。
  14. 前記工程流体が前記第1供給流量で供給される段階と、前記第2供給流量で供給される段階とは、各々別の供給ラインを通じて前記ハウジングに供給されることを特徴とする請求項10に記載の基板乾燥方法。
  15. 前記工程流体の流量が供給ラインに提供された流量バルブを制御して調節されることを特徴とする請求項10に記載の基板乾燥方法。
  16. 前記流量バルブが前記工程流体が供給される間に調節されることによって、前記工程流体の流量を制御し、前記ハウジングの内部の圧力を制御することを特徴とする請求項15に記載の基板乾燥方法。
  17. 前記工程流体の流量を第3供給流量にして、前記工程流体が前記ハウジングの内部に供給される段階と、をさらに含み、
    前記第1供給流量で前記工程流体が前記ハウジングに供給されて設定された圧力に到達すれば、前記第3供給流量で前記工程流体が供給され、他の設定された圧力に到達すれば、前記第2供給流量で前記工程流体が供給されることを特徴とする請求項11に記載の基板乾燥方法。
  18. 超臨界状態の工程流体をハウジングの外部に排気する流量が調節されることによって、ハウジングの内部の圧力を制御して基板を乾燥させる基板乾燥方法において、
    初期には前記工程流体の流量を第1排気流量にして、前記工程流体が前記ハウジングの外部に排気される段階と、
    後期には前記工程流体の流量を第2排気流量にして、前記工程流体が前記ハウジングの外部に排気される段階と、を含み、
    前記第1排気流量が前記第2排気流量より少なく提供されることを特徴とする基板乾燥方法。
  19. 前記第2排気流量で排気される段階は、
    前記第1排気流量で前記工程流体を前記ハウジングから排気して設定された圧力に到達すれば、前記第2排気流量で前記工程流体が排気されるものであることを特徴とする請求項18に記載の基板乾燥方法。
  20. 前記工程流体が前記第1排気流量で排気される段階と、前記第2排気流量で排気される段階とは、各々別の排気ラインを通じて前記ハウジングから排気されることを特徴とする請求項18に記載の基板乾燥方法。
  21. 前記工程流体の流量が供給ラインに提供された流量バルブを制御して調節されることを特徴とする請求項18に記載の基板乾燥方法。
  22. 前記工程流体の流量を第3排気流量にして、前記工程流体が前記ハウジングの外部に排気される段階と、をさらに含み、
    前記第1排気流量で前記工程流体が前記ハウジングから排気されて設定された圧力に到達すれば、前記第3排気流量で前記工程流体が排気され、他の設定された圧力に到達すれば、前記第2排気流量で前記工程流体が排気されることを特徴とする請求項18に記載の基板乾燥方法。
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