JP2013250517A - 画像形成装置および画像形成装置のトナー量検知方法 - Google Patents

画像形成装置および画像形成装置のトナー量検知方法 Download PDF

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Abstract

【課題】廃トナー容器内のトナーの蓄積量を高精度に検知することができる画像形成装置、又は、画像形成方法を提供する。
【解決手段】感光ドラムを有する像形成部と、ドラムクリーナと、廃トナー容器108と、モータ104によって回転駆動されるスクリュー107a,107bと、廃トナー容器内のトナーによってモータがスクリューを回転駆動できなくなると、モータを空転させるトルクリミッタ105と、モータの回転速度を複数の回転速度で切り替えることで検出されるモータが空転する回転速度に応じて廃トナー容器内のトナーの蓄積量を決定すると、を有する画像形成装置。
【選択図】図2

Description

本発明は、容器内に蓄積されたトナーの蓄積量を検知する技術に関するものである。
電子写真方式の画像形成装置には、複数の色成分毎に像担持体上に形成された画像を中間転写体上に重ねて転写することで、この中間転写体上に重畳トナー像を形成した後、この重畳トナー像をシートに転写することで、カラー画像を形成するものがある。このような画像形成装置では、像担持体から中間転写体にトナー像を転写したときに像担持体にトナーが残留したり、中間転写体からシートにトナー像を転写したときに中間転写体にトナーが残留してしまう。そのため、従来から、像担持体に残留したトナーや中間転写体に残留したトナーをクリーニングユニットにより除去し、廃トナー搬送路を介して廃トナー容器に回収する構成のものがある。
ここで、回収したトナーが廃トナー容器から溢れることを防止するため、廃トナー容器に蓄積されたトナーの蓄積量が所定量となったことを検出すると、廃トナー容器がまもなく満杯となることを報知する構成が知られている(特許文献1)。具体的には、廃トナー容器に蓄積されたトナーが所定の嵩まで堆積すると、廃トナー容器内の堆積したトナーによって押し上げられたレバー部材がフォトセンサの光路を遮蔽する構成となっている。つまり、特許文献1は、フォトセンサの光路がレバー部材によって遮蔽されたことによって、廃トナー容器に蓄積されたトナーの蓄積量が所定量となったことを検出し、画像形成装置の操作部に廃トナー容器の交換をユーザに報知する構成となっている。
さらに、特許文献1では、廃トナー容器内のトナーの蓄積量が所定量となったことが検出された後、シートに形成される画像の印字率を1枚毎に積算し、この積算値が規定値に達することで廃トナー容器が満杯となったことをユーザに報知する構成となっている。これは、シート上に形成する画像の印字率が高ければ高いほど、廃トナー容器に回収されるトナーの量が増加するからである。このような画像形成装置は、廃トナー容器が満杯となった場合、廃トナー容器からトナーが溢れないように、廃トナー容器が交換されるまで画像の形成を禁止する構成となっている。
特開2009−80473号公報
しかしながら、画像形成装置内の温度や湿度、及び、現像剤の劣化具合に応じて像担持体や中間転写体上に残留するトナーの量が変化してしまい、廃トナー容器の満杯を高精度に検知することができないという問題があった。そのため、廃トナー容器が満杯となっていないにも拘わらず、画像形成動作が禁止されてしまったり、廃トナー容器の交換頻度が高くなることで廃トナー容器を交換するための費用を増加させていた。
そこで、本発明の目的は、容器に蓄積されたトナーの蓄積量を高精度に検知できる画像形成装置、又は、画像形成方法を提供することである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の画像形成装置は、像担持体と、トナー像を前記像担持体に形成する像形成手段と、前記像形成手段により前記像担持体に形成されるトナー像を記録材に転写する転写手段と、前記像担持体に残留したトナーを回収するクリーニング手段と、前記クリーニング手段により回収されたトナーが蓄積される容器と、前記容器内で回転する回転部材と、前記回転部材を回転駆動する駆動手段と、前記容器に蓄積されるトナーによって、前記回転部材の回転を妨げる負荷が増大すると、前記駆動手段を空転させるトルクリミッタと、前記トルクリミッタにより前記駆動手段が空転する回転速度を検出する検出手段と、前記検出手段により検出される回転速度に応じて、前記容器に蓄積されるトナーの蓄積量を決定する決定手段と、を有することを特徴とする。
また、上記課題を解決するため、他の請求項に記載の画像形成装置のトナー量検知方法は、像担持体と、トナー像を前記像担持体に形成する像形成手段と、前記像形成手段により前記像担持体に形成されるトナー像を記録材に転写する転写手段と、前記像担持体に残留したトナーを回収するクリーニング手段と、前記クリーニング手段により回収されたトナーが蓄積される容器と、前記容器内で回転する回転部材と、前記回転部材を回転駆動する駆動手段と、前記容器に蓄積されるトナーによって、前記回転部材の回転を妨げる負荷が増大すると、前記駆動手段を空転させるトルクリミッタと、を有する画像形成装置であって、前記トルクリミッタにより前記駆動手段が空転する回転速度を検出する検出ステップと、前記駆動手段が空転する回転速度に応じて、前記容器に蓄積されるトナーの蓄積量を決定する決定ステップと、を有することを特徴とする。
本発明によれば、容器内に蓄積されたトナーの蓄積量を高精度に検知できる。
画像形成装置の要部概略図 廃トナー容器の要部概略図 トルクリミッタの要部概略図 空転時のモータ回転速度と廃トナー容器の蓄積量との対応関係を示すデータ 画像形成装置の構成を示すブロック図 モータの回転速度を制御する電気回路図 モータ回転速度とモータ駆動電流値との関係を示す図 画像形成装置による画像形成処理を示すフローチャート図 蓄積量検知処理を示すフローチャート図
図1は本実施形態の画像形成装置500の概略断面図である。画像形成装置500は操作パネル200とリーダ部1Rとプリンタ部1Pとから構成される。
プリンタ部1Pは、各色成分のトナー像を形成する4つの像形成部StY、StM、StC、StKを有している。像形成部StYはイエローのトナー像を形成し、像形成部StMはマゼンタのトナー像を形成し、像形成部StCはシアンのトナー像を形成し、像形成部StKはブラックのトナー像を形成する。
像形成部StYは、イエローの色成分のトナー像を担持する感光ドラム14と、この感光ドラム14を帯電する帯電器27と、感光ドラム14にイエローの色成分に対応した静電潜像を形成するため、感光ドラム14を露光する露光装置LYを有する。さらに、像形成部StYは、感光ドラム14上に形成された静電潜像を、トナーを有する現像剤を用いてトナー像として顕像化する現像器23と、感光ドラム14上のトナー像を後述の中間転写ベルト13に転写する1次転写ローラ90を有している。
さらに、像形成部StYは、中間転写ベルト13に転写されずに感光ドラム14上に残留したトナーを除去するドラムクリーナ31を有している。ドラムクリーナ31は、板状のゴム部材からなるクリーナブレードを有し、このクリーナブレードが所定の力で感光ドラム14に当接された状態で感光ドラム14が矢印A方向に回転すると、感光ドラム14上に残留したトナーを掃き取ることができる。即ち、ドラムクリーナ31は像担持体としての感光ドラム14上に残留したトナーを清掃するクリーニング手段として機能する。なお、ドラムクリーナ31で掃き取られたトナーは、廃トナー搬送路109(図2)を介して廃トナー容器108に搬送される。
ここで、各像形成部StM、StC、StKはイエローのトナー像を形成する像形成部StYと同様の構成であるため、その構成の説明を省略する。
前述の中間転写ベルト13は、トナー像が担持される中間転写体であり、像形成部StY、StM、StC、StKで形成された各色成分のトナー像が重ねて転写されることで、フルカラーのトナー像を担持する。中間転写ベルト13の周囲には、この中間転写ベルト13上のトナー像を紙などの記録材Pへ転写するための2次転写対向ローラ13b、および、2次転写ローラ40が配設されている。さらに、中間転写ベルト13は駆動ローラ13a、2次転写対向ローラ13b、従動ローラ13cに張架されている。中間転写ベルト13は、駆動ローラ13aの回転によって矢印B方向へ移動する。
また、中間転写ベルト13には、中間転写ベルト13から記録材Pへと転写されずに残留したトナーを除去するベルトクリーナ99が配設されている。ベルトクリーナ99も前述のドラムクリーナ31と同様に板状のゴム部材からなるクリーナブレードを有する。ベルトクリーナ99は、このクリーナブレードが所定の力で中間転写ベルト13に当接された状態で中間転写ベルト13が矢印B方向に回転すると、中間転写ベルト13上に残留したトナーを掃き取ることができる。つまり、中間転写ベルト13上に残留したトナーを清掃するベルトクリーナ99も、クリーニング手段として機能する。なお、本実施形態では、ベルトクリーナ99によって掃き取られたトナーも、不図示の廃トナー搬送路を通って廃トナー容器108に回収される構成とした。
定着器35は、加熱ローラと加圧ローラを有しており、記録材Pに担持されたトナー像を、熱と圧力によって定着させる。
操作パネル200は画像形成枚数等を入力するテンキー、画像形成を開始するためのコピーボタン、片面印刷と両面印刷等の各種印刷モードを設定するモード選択ボタン、画像形成装置の各種操作を補助するためのガイダンスを表示可能な液晶画面を備えている。なお、液晶画面はタッチパネルとなっている。
リーダ部1Rでは原稿台に原稿が置かれ、ユーザによって操作パネル200のコピーボタンが押されると、原稿に光を照射し、原稿で反射した光を反射鏡を介してイメージセンサ21で受光する。イメージセンサ21は、原稿からの反射光をカラーフィルタによってレッド、ブルー、グリーンの輝度信号として取得する。イメージセンサ21によって取得された輝度信号は、CPU101(図5)によって公知の画像処理が施されてイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの色成分毎のトナー像を形成するための画像データに変換される。
ここで、画像形成装置500は、リーダ部1Rが原稿を読み取ることで画像データを取得する構成としたが、画像形成装置500と通信可能に接続されたスキャナやPCなどの外部装置からI/F230(図5)を介して画像データが転送される構成も有している。
次にプリンタ部1Pが画像データに応じた画像を形成する画像形成動作について説明する。
像形成部StYでは、感光ドラム14が帯電器27によりその表面を一様に帯電され、露光装置LYがイエローに対応する画像データに応じて変調したレーザビームを感光ドラム14上に露光する。これにより、感光ドラム14の表面に、画像データのイエローの色成分に対応した静電潜像が形成される。
次いで、感光ドラム14上の静電潜像は、現像器23のトナーによって顕像化されると、イエローの色成分に対応したトナー像として感光ドラム14上に担持される。イエローの色成分のトナー像は感光ドラム14の矢印A方向の回転に伴い、1次転写ローラ90が中間転写ベルト13を介して感光ドラム14を押圧している1次転写部へと搬送される。1次転写ローラ90に転写電圧が印加された状態で、感光ドラム14上のイエローの色成分のトナー像が1次転写部を通過すると、このイエローの色成分のトナー像が中間転写ベルト13に転写される。なお、像形成部StM、StC、StKも像形成部StYがイエローの色成分の画像を形成する処理と同様の処理によって各感光ドラム15、16、17上に各色成分の画像を形成する。
像形成部StY、StM、StC、StKが、画像データの各色成分に対応するトナー像を中間転写ベルト13上に順次重ねて転写することで、中間転写ベルト13上にはフルカラーのトナー像が形成される。
中間転写ベルト13上に担持されたフルカラーのトナー像は、中間転写ベルト13の矢印B方向への移動に伴い、2次転写ローラ40が中間転写ベルト13を介して2次転写対向ローラ13bを押圧している2次転写部Nipへと搬送される。このとき、給紙カセット1内の記録材Pがピックアップローラ7、給紙ローラ対8、搬送ローラ対10により1枚ずつ給紙され、2次転写部Nipへ向けて搬送される。給紙ローラ対8と、搬送ローラ対10とによって搬送される記録材Pは、レジストレーションローラ12で紙の位置と送り出しのタイミングを調整され、中間転写ベルト13上のトナー像と接触するように2次転写部Nipに供給される。
中間転写ベルト13上のトナー像と、レジストレーションローラ12から送り出された記録材Pが2次転写部Nipに進入すると、2次転写ローラ40に転写電圧が印加され、2次転写対向ローラ13bと2次転写ローラ40との間に転写電界が形成される。これにより中間転写ベルト13上のトナー像は記録材Pへと転写される。
2次転写部Nipでトナー像が転写された記録材Pは定着器35へと搬送される。定着器35では、加熱ローラおよび加圧ローラが記録材Pを挟持、搬送しながら、加熱ローラ内に設けられたヒータにより加熱することで、トナー像を記録材Pへと定着する。その後、トナー像を定着した記録材Pは排紙トレイ38に排出される。
次に、本実施形態の画像形成装置に設けられた廃トナー容器108と廃トナー搬送路109の構成を図2に基づいて説明する。なお、廃トナー容器108は、回転部材としてのスクリュー107a、107bと、これらスクリュー107a、107bの回転軸の端部に設けられたギアとを1つのユニットとして、画像形成装置500に交換可能に装着される構成となっている。
本実施形態の廃トナー搬送路109は、搬送スクリュー110を有しており、搬送スクリュー110の回転によってドラムクリーナ31が回収したトナーを廃トナー容器108へ向けて搬送する。廃トナー搬送路109内のトナーが搬送スクリュー110によって開口部まで搬送されると、この搬送されたトナーが開口部から落下して廃トナー容器108内に蓄積される。ここで、ドラムクリーナ32、33、34やベルトクリーナ99によって回収されたトナーを廃トナー容器108に搬送する構成は、廃トナー搬送路109と同様の構成となっており、詳しい説明を省略する。
廃トナー容器108内には2本のスクリュー107a、107bが設けられている。スクリュー107a、107bは、その軸線方向に回転することによって、廃トナー容器108に収容されるトナーを均す。これにより、スクリュー107a、107bは、廃トナー容器108内のトナーが局所的に高くなり、廃トナー容器108から溢れることを抑制している。ギア列106は、スクリュー107aの回転軸のギアと、スクリュー107bの回転軸の端部に設けられたギアと、これらギアの間に介在するギアとから構成されている。これにより、2つのスクリュー107a、107bは連動して回転する構成となっている。
トルクリミッタ105は、スクリュー107a、107bの回転負荷の大きさに応じて、スクリュー107a、107bの回転と非回転とを切り替える。スクリュー107bが廃トナー容器108内のトナーに触れていない場合、スクリュー107a、107bの回転負荷の大きさがトルクリミッタ105を動作させる所定値よりも小さいので、スクリュー107a、107bは回転することができる。しかし、廃トナー容器108に蓄積されるトナーの量が増加して、スクリュー107aが廃トナー容器108内のトナーに埋もれている場合、スクリュー107a、107bの回転負荷が増大する。スクリュー107a、107bの回転負荷の大きさがトルクリミッタ105を動作させる所定値以上となると、スクリュー107a、107bは回転することができなくなる。
ここで、本実施形態のトルクリミッタ105の構成について図3に基づいて詳しく説明する。
図3は、トルクリミッタ105の要部概略図である。スクリュー107a、107bを回転駆動させるモータ104の出力軸の端部にはギア305が設けられている。係合部材302は、ギア部302aと、軸部302bと、軸部302bの回転軸の軸心を中心に、放射状に設けられた複数の半球状の凸部302cとで構成されている。ギア部302aはモータ104のギア305を介して、モータ104の駆動力を受ける。これにより、係合部材302が回転する。係合部材302の軸部302bに設けられた凸部302cは、スクリュー107aの回転軸306の端部のフランジ301に形成された複数の半球状の凹部301aと勘合する構成となっている。また、モータ104が固定されている板金304とギア部302aとの間にはバネ303が設けられている。バネ303は、軸部302bの凸部302cを、フランジ301の凹部301aに勘合させるため、係合部材302に対して矢印F方向に押し込み力を生じている。
図3(a)は、バネ303の押し込み力Fによって、係合部材302の軸部302bに設けられた凸部302cとフランジ301の凹部301aとが勘合している状態を示している。一方、図3(b)は、係合部材302の軸部302bに設けられた凸部302cとフランジ301の凹部301aとが離脱した状態を示している。
スクリュー107a、107bの回転負荷の大きさがモータ104により係合部材302を回転駆動する力(トルク)よりも大きくなると、モータ104がスクリュー107a、107bを回転駆動できなくなる。これにより、係合部材302の軸部302bに設けられた凸部302cとフランジ301の凹部301aとの接触面に、係合部材302をフランジ301から離間させる方向の力が生じる。係合部材302をフランジ301から離間させる方向の力が、バネ303の押し込み力よりも大きくなると、トルクリミッタ105は、係合部材302を矢印G方向へ移動してモータ104を空転させる。
ここで、トルクリミッタ105がモータ104を空転させる際のスクリュー107a、107bの回転負荷の大きさは、バネ303のバネ係数、トルクリミッタ105の構造、スクリュー107a、107bの構造、モータのトルクなどによって異なる。
図4は、モータ104の単位時間あたりの回転数(以降、回転速度と称す。)をV0からV7まで段階的に増加させていき、モータ104が空転したときの回転速度と廃トナー容器108内のトナーの蓄積量との関係を示した表である。ここで、モータ104の回転速度はV0<V1<V2<V3<V4<V5<V6<V7の関係となっている。以下、図4を、空転時のモータ104の回転速度と廃トナー容器108内のトナーの蓄積量との対応関係を示すデータと称す。本実施形態では、廃トナー容器108内のトナーの蓄積量を検知する際に、モータ104の回転速度をV1からV7まで増加していき、モータ104が空転した時の回転速度を特定する構成となっている。図4の空転時のモータ104の回転速度と廃トナー容器108内のトナーの蓄積量との対応関係を示したデータは、モータ104が空転した時の回転速度を特定した結果に応じて、廃トナー容器108内のトナーの蓄積量を検知する際に参照される。なお、回転速度V0は、画像形成している間、モータ104がスクリュー107a、107bを回転する際のモータ104の回転速度である。
図5は、本実施形態の画像形成装置500の制御ブロック図である。
CPU101は、画像形成装置500全体を制御する制御回路である。ROM210には、画像形成装置で実行する各種処理を制御するための制御プログラムが格納されている。さらに、ROM210には、図4の空転時のモータの回転速度と廃トナー容器108の蓄積量とのデータが記憶されている。RAM220は、CPU101が動作するためのシステムワークメモリである。
I/F230は、PCなどの外部装置から入力される画像データをCPU101に出力するためのインターフェースである。
像形成部StY、StM、StC、StKや操作パネル200、イメージセンサ21は、前述の図1で説明したので、ここでの説明を省略する。
モータ駆動部103は、CPU101から出力される信号に応じた回転速度でモータ104を回転させるため、この回転速度に応じた信号をモータ104に出力する。本実施形態では、モータ104が前述のV0からV7までの8段階の回転速度で駆動される構成とした。モータ104は、モータ駆動部103から出力される信号に応じて回転することにより、スクリュー107a、107bを回転駆動させる。
電流検知部102は、モータ駆動部103がモータ104を駆動させるときの電流値をCPU101に出力する。電流検知部102の構成は後述の図6にて説明する。
次に、モータ駆動部103がモータ104を回転させるための電気回路図を図6に示す。なお、以下の説明においてモータ104はDCブラシレスモータとしたが、回転速度の変速が可能であれば、DCブラシレスモータ以外のモータを用いてもよい。
モータ駆動部103は、CPU101から出力される信号に応じて複数のスイッチSW201、202、203、204、205、206によりモータ104の各コイルに印加される電流の向きを切り替えて、モータ104の回転速度を制御する。モータ104は、スイッチSW201、202、203、204、205、206がオンされる時間とオフされる時間との周期が短ければ短いほど回転速度を増加させる。
ホール素子209a、209b、209cはモータ104の周囲に間隔をあけて配置され、モータ104の回転速度に比例した周波数の信号(電圧値)をモータ駆動部103にフィードバックする。モータ駆動部103は、モータ104の実際の回転速度を応じてスイッチSW201、202、203、204、205、206を制御するので、モータ104の回転速度を目標とする回転速度に制御することができる。
電流検知部102は、モータ104を回転させるための電気回路に接続された電気抵抗207と、この電気抵抗207の端子間電圧をディジタル信号に変換するA/Dコンバータ208とで構成される。この電流検知部102は、モータ104のコイルに通電される電流値を検知している。モータ104のコイルに通電される電流値は、スクリュー107a、107bを回転駆動させるためにモータ104のトルクを増加させるほど高くなる。即ち、CPU101は、電流検知部102から出力されるディジタル信号に応じて、モータ104のトルクに応じたモータ駆動電流値を検知することができる。
本実施形態では、CPU101がモータ104の回転速度と、電流検知部102から出力されるモータ駆動電流値とに基づき、廃トナー容器108内のトナーの蓄積量を検知する。具体的には、モータ104の回転速度を増加させながら電流検知部102から出力されるモータ駆動電流値に応じて、トルクリミッタ105がモータ104を空転させるときの回転速度を特定する。これは、トルクリミッタ105によってモータ104が空転している際のモータ駆動電流値が、スクリュー107a、107bがトナーに接触しながら回転する際に電流検知部102から出力されるモータ駆動電流値よりも低くなるからである。そのため、回転速度を変更した後のモータ駆動電流値が回転速度を変更する前のモータ駆動電流値未満であれば、回転速度を変更した後のモータの回転速度を、モータ104が空転している回転速度として特定することができる。CPU101は、図4に示した空転時のモータの回転速度と廃トナー容器108の蓄積量との対応関係を示すデータを参照することで、空転時のモータ104の回転速度に応じた廃トナー容器108内のトナーの蓄積量を検知することができる。
図7は、廃トナー容器108内のトナーの蓄積量を検知する蓄積量検知動作を行った場合の、モータ104の回転速度(以下、モータ回転速度と称す。)をV0から増加させていった場合のモータ駆動電流値の変化を示した図である。
CPU101は、モータ回転速度V0でスクリュー107a、107bを回転駆動させながら、画像形成動作を実施する。このとき、電流検知部102は、モータ回転速度V0に応じてモータ駆動電流値I0を出力する。画像形成動作が終了すると、CPU101は、廃トナー容器108内のトナーの蓄積量を検知する蓄積量検知動作を実行する。
CPU101は、蓄積量検知動作を実行している間、モータ回転速度を段階的に増加させながら電流検知部102から出力されるモータ駆動電流値を検知する。図7では、モータ回転速度V7とした場合のモータ駆動電流値がモータ駆動電流値I6よりも低下している。これは、トルクリミッタ105がモータ104を空転させたことで、モータ104をモータ回転速度V7で回転させるために必要なトルクが低下したことを示している。つまり、モータ回転速度をV6からV7に増加させたにも拘らず、電流検知部102から出力されるモータ駆動電流値がモータ駆動電流値I6よりも低い場合、回転速度変更後のモータ回転速度V7でモータ104が空転したと判定することができる。
CPU101は、回転速度変更後のモータ回転速度V7に基づき、ROM210に記憶された空転時のモータ回転速度と廃トナー容器の蓄積量との対応関係を示すデータを参照して、廃トナー容器108内のトナーの蓄積量を特定する。図7において、廃トナー容器108内のトナーの蓄積量は70[%]として求められる。
次いで、CPU101はモータ回転速度をV0以下とすることで、トルクリミッタ105がモータ104を空転させた状態から、モータ104の駆動力をスクリュー107a、107bに伝達できる状態に復帰させる。モータ104の回転速度がV0以下に低下すれば、係合部材302を回転軸301のフランジ301aから離間させる方向の力が、バネ303の押し込み力よりも小さくなるので、係合部材302とフランジ301とが一体となって回転駆動できる状態となる。その後、CPU101は画像形成装置が次の画像形成動作を開始するために、モータ回転速度V0に制御する。
図8は本実施形態の画像形成装置が画像を形成する際のCPU101の動作を説明するフローチャートである。なお、図8のフローチャートの処理はCPU101がROM210に格納されたプログラムを読み出すことにより実行される。本実施形態では、画像形成中にモータ104を回転速度V0で駆動させ、廃トナー容器108内のトナーの蓄積量を検知する際にモータ104の回転速度をV1からV7に増加させるように切り替えながら空転時のモータ104の回転速度を検知し、この検知された回転速度に応じて廃トナー容器108内のトナーの蓄積量を求めている。以下、画像形成装置が画像を形成する画像形成処理について詳細に説明する。
先ず、CPU101は、画像形成装置の主電源がオンされると、枚数カウンタnの値を0に設定し(S100)、印刷を開始する信号が入力されるまで待機する(S101)。CPU101は、PCなどの外部装置からI/F230を介して画像データが入力されると、モータ回転速度をV0に制御し(S102)、画像データに基づく画像を形成する(S103)。CPU101は、ステップS103で像形成部StY、StM、StC、StKにより1ページ分の画像を形成した後、枚数カウンタnを1増加する(S104)。
次いで、CPU101は、後述の蓄積量検知処理によって決定される廃トナー容器108内のトナーの蓄積量が95[%]未満であるか否かを判定する(S105)。なお、画像形成装置500の主電源がオンされた後、1度も蓄積量検知処理(図9)が実行されていない場合、廃トナー容器108内のトナーの蓄積量を95[%]未満であるとして以降の処理が実施される。ステップS105において、廃トナー容器108内のトナーの蓄積量が95[%]未満であれば、枚数カウンタnの値が1000以上であるか否かを判定する(S106)。ステップS106において、CPU101は1000ページ分の画像を形成したか否かを判定している。ステップS106において、枚数カウンタnの値が1000未満であれば、CPU101は入力された画像データに対応する画像を全て形成したか否かを判定する(S109)。ステップS109において、入力された画像データに対応する画像を全て形成していない場合、CPU101はステップS102へ移行し、次の画像の形成を開始する。
一方、ステップS109において、入力された画像データに対応する画像を全て形成した場合、CPU101はモータ104の回転を停止させた後(S110)、ステップS101へ移行し、印刷を開始する信号が次に入力されるまで待機する。
また、ステップS105において、廃トナー容器108内のトナーの蓄積量が95[%]以上であれば、CPU101は蓄積量検知処理を実行し(S107)、枚数カウンタnの値を0にリセットした後(S108)、ステップS109へ移行する。つまり、本実施形態では、廃トナー容器108内のトナーの蓄積量が95[%]以上となると、1ページ分の画像が形成される度に蓄積量検知処理が実行される構成とした。
また、ステップS106において、枚数カウンタnの値が1000以上である場合、CPU101は蓄積量検知処理を実行し(S107)、枚数カウンタnの値を0にリセットした後(S108)、ステップS109へ移行する。すなわち、本実施形態では、廃トナー容器108内のトナーの充填量が95[%]未満である間、1000ページ分の画像が形成される度に蓄積量検知処理が実行される構成とした。
次に、図8のステップS107において実行される蓄積量検知処理について図9のフローチャートに基づき説明する。なお、このフローチャートの処理はCPU101がROM210に格納されたプログラムを読み出すことにより実行される。
蓄積量検知処理が開始されると、先ず、CPU101は、電流検知部102から出力されるモータ駆動電流値A1を測定する(S201)。ここで、ステップS201で測定したモータ駆動電流値A1が第1の電流値に相当し、このときのモータ回転速度が第1の回転速度に相当する。
次いで、CPU101はモータ回転速度を1段階上げて(S202)、モータ回転速度が十分に安定した状態で、電流検知部102から出力されるモータ駆動電流値A2を測定する(S203)。ここで、ステップS203で測定したモータ駆動電流値A2が第2の電流値に相当し、このときのモータ回転速度が第2の回転速度に相当する。
次いで、回転速度変更後のモータ回転速度でモータ104が空転しているか否かを判定するため、CPU101は、ステップS203で測定したモータ駆動電流値A2が、ステップS201で測定したモータ駆動電流値A1未満であるか否かを判定する(S204)。ステップS204において、モータ駆動電流値A2がモータ駆動電流値A1以上であれば、CPU101はモータ104が空転していないと識別し、回転速度変更後のモータ回転速度がV7であるか否かを判定する(S205)。ステップS205において、回転速度変更後のモータ回転速度がV7でなければ、モータ駆動電流値A1をモータ駆動電流値A2として後(S206)、ステップS202へ移行し、モータ回転速度を1段階上げる。
一方、ステップS205において、回転速度変更後のモータ回転速度がV7であれば、CPU101は蓄積量検知処理を終了し、図8に示したフローチャートのステップS108に移行する。ここで、本実施形態の蓄積量検知処理では、CPU101がモータ回転速度をV0からV7まで8段階で制御する構成となっている。そのため、本実施形態では、ステップS205において、回転速度変更後のモータ回転速度がV7である場合、廃トナー容器108内のトナーの蓄積量が70[%]未満であると識別し、蓄積量検知処理を終了する構成とした。
また、ステップS204において、モータ駆動電流値A2がモータ駆動電流値A1未満であれば、CPU101は、回転速度変更後のモータ回転速度がモータ104を空転させるモータ回転速度であると識別する。これにより、CPU101は、回転速度変更後のモータ回転速度に基づき、ROM210に記憶された空転時のモータ回転速度と廃トナー容器の蓄積量との対応関係を示すデータ(図4)を参照して、廃トナー容器108の蓄積量を決定する(S207)。即ち、CPU101は、ステップS202からステップS206を繰り返すことで、前回設定したモータ回転速度よりも速いモータ回転速度に切り替えながら、トルクリミッタ105によってモータ104が空転するときのモータ回転速度を特定している。ここで、CPU101と電流検知部102とは、トルクリミッタ105によってモータ104が空転するときのモータ回転速度を検出する検出手段として機能する。
次いで、CPU101は、ステップS207で決定した廃トナー容器108内のトナーの蓄積量を、操作パネル200の液晶画面に表示し(S208)、廃トナー容器108内のトナーの蓄積量が100[%]であるか否かを判定する(S209)。ステップS208において、操作パネル200の液晶画面は、廃トナー容器108内のトナーの蓄積量を表示する表示手段として機能する。
ステップS209において、廃トナー容器108内のトナーの蓄積量が100[%]でなければ、廃トナー容器108内のトナーの蓄積量が80[%]以上であるか否かを判定する(S210)。ステップS210において、廃トナー容器108内のトナーの蓄積量が80[%]以上であれば、操作パネル200の液晶画面に廃トナー容器の交換時期が近いことを報知するためのメッセージを表示する(S211)。ここで、操作パネル200は、廃トナー容器108の蓄積量が第2の蓄積量に相当する80[%]となると、廃トナー容器108の交換時期が近付いていることを報知する報知手段として機能する。
次いで、CPU101は、モータ104の駆動力がスクリュー107a、107bに伝達できるように、モータ回転速度をV0以下に制御し(S212)、蓄積量検知処理を終了させる。
一方、ステップS210において、廃トナー容器108内のトナーの蓄積量が80[%]以上でなければ、モータ回転速度をV0以下に制御した後(S212)、蓄積量検知処理を終了させる。これにより、トルクリミッタ105が係合部材302の軸部302bに設けられた凸部302cとフランジ301の凹部301aとを勘合させ、モータ104の駆動力をスクリュー107a、107bに伝達できる状態となる。
また、ステップS209において、廃トナー容器108内のトナーの蓄積量が100[%]であれば、CPU101は、画像形成動作の実行を禁止し(S213)、モータ104の回転を停止させる(S214)。ステップS213において、CPU101は、廃トナー容器108の蓄積量が第1の蓄積量に相当する100[%]となると、画像形成動作の実行を禁止する禁止手段として機能する。
次いで、CPU101は、操作パネル200の液晶画面に廃トナー容器108の交換をユーザに報知するメッセージを表示して(S215)、蓄積量検知処理と画像形成処理を終了させる。ここで、操作パネル200は、廃トナー容器108の蓄積量が第1の蓄積量に相当する100[%]となると、廃トナー容器108の交換を報知する報知手段として機能する。
また、本実施形態では、モータ回転速度をV0からV7の8段階に制御し、トルクリミッタ105がモータ104を空転させたときのモータ回転速度に応じて、廃トナー容器108内のトナーの蓄積量を検知する構成とした。しかしながら、廃トナー容器108内のトナーの蓄積量をもっと細かく検知する構成としてもよい。例えば、空転時のモータ回転速度と廃トナー容器108の蓄積量との対応関係を0[%]から100[%]まで5[%]刻みで識別できるように、モータ回転速度を21段階で切り替えて制御する構成としてもよい。
また、本実施形態では、廃トナー容器108の蓄積量が65[%]未満である場合、廃トナー容器の蓄積量をユーザに報知することなく、蓄積量検知処理を終了させる構成としている。しかしながら、CPU101が操作パネル200の液晶画面に廃トナー容器108内のトナーの蓄積量が65[%]未満である旨のメッセージを表示する構成としてもよい。
また、本実施形態では、係合部材302の軸部302bに設けられた凸部302cと、回転軸306のフランジ301の凹部301aとが勘合するトルクリミッタ105を用いる構成とした。しかし、トルクリミッタ105の構造は、本実施形態の構造に限定されず、回転負荷の大きさが所定値以上となることでモータ104を空転させる構成であればどのような構造であってもよい。
また、本実施形態では、廃トナー容器108とスクリュー107a、107bとが1つのユニットとして画像形成装置500に交換できる構成としたが、廃トナー容器108だけが交換できる構成としても良い。
また、本実施形態では、図7に示したように、モータ104の回転速度を段階的に増加させ、電流検知部102から出力されるモータ駆動電流値が所定値Ilim以下となった場合に、モータ104が空転していることを判定する構成としてもよい。
また、本実施形態では像形成部StY、StM、StC、StKを有する画像形成装置500を用いて説明したが、ブラックの画像を形成する像形成部StKだけを有し、感光ドラム上の画像を直接記録材に転写する画像形成装置にも適用することができる。この構成とする場合、ブラックの画像が形成される像担持体としての感光ドラム上に残留したトナーを廃トナー容器108に回収させる構成とすればよい。
101 CPU
102 電流検知部
103 モータ駆動部
104 モータ
105 トルクリミッタ
107a、107b スクリュー
108 トナー容器

Claims (16)

  1. 像担持体と、
    トナー像を前記像担持体に形成する像形成手段と、
    前記像形成手段により前記像担持体に形成されるトナー像を記録材に転写する転写手段と、
    前記像担持体に残留したトナーを回収するクリーニング手段と、
    前記クリーニング手段により回収されたトナーが蓄積される容器と、
    前記容器内で回転する回転部材と、
    前記回転部材を回転駆動する駆動手段と、
    前記容器に蓄積されるトナーによって、前記回転部材の回転を妨げる負荷が増大すると、前記駆動手段を空転させるトルクリミッタと、
    前記トルクリミッタにより前記駆動手段が空転する回転速度を検出する検出手段と、
    前記検出手段により検出される回転速度に応じて、前記容器に蓄積されるトナーの蓄積量を決定する決定手段と、を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記決定手段は、前記駆動手段を複数の回転速度で切り替えることで、前記複数の回転速度の内、前記検出手段により検出される回転速度に応じて、前記容器に蓄積されるトナーの蓄積量を決定することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記決定手段は、前記駆動手段が回転速度を増加するように切り替えることで、前記検出手段により検出される回転速度に応じて、前記容器に蓄積されるトナーの蓄積量を決定することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記検出手段は、前記駆動手段が前記回転部材を回転駆動する際に前記駆動手段に供給される電流を検知する電流検知部をさらに有し、
    前記検出手段は、前記駆動手段が前記回転部材を第1の回転速度で回転駆動させたときに前記電流検知部によって検知される第1の電流値が、前記駆動手段が前記回転部材を前記第1の回転速度よりも速い第2の回転速度で回転駆動させたときに前記電流検知部によって検知される第2の電流値よりも大きければ、前記第2の回転速度を前記空転する回転速度として検出することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  5. 前記決定手段により決定される前記容器内のトナーの蓄積量が第1の蓄積量となると、前記容器の交換を報知する報知手段を更に有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  6. 前記決定手段により決定される前記容器内のトナーの蓄積量が第1の蓄積量となると、前記像形成手段による画像形成動作の実行を禁止する禁止手段を更に有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  7. 前記報知手段は、前記決定手段により決定される前記容器内のトナーの蓄積量が前記第1の蓄積量よりも少ない第2の蓄積量となると、前記容器の交換時期に近付いていることを報知することを特徴とする請求項5又は6に記載の画像形成装置。
  8. 前記決定手段により決定される前記容器内のトナーの蓄積量を表示する表示手段を更に有することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  9. 像担持体と、
    トナー像を前記像担持体に形成する像形成手段と、
    前記像形成手段により前記像担持体に形成されるトナー像を記録材に転写する転写手段と、
    前記像担持体に残留したトナーを回収するクリーニング手段と、
    前記クリーニング手段により回収されたトナーが蓄積される容器と、
    前記容器内で回転する回転部材と、
    前記回転部材を回転駆動する駆動手段と、
    前記容器に蓄積されるトナーによって、前記回転部材の回転を妨げる負荷が増大すると、前記駆動手段を空転させるトルクリミッタと、を有する画像形成装置のトナー量検知方法であって、
    前記トルクリミッタにより前記駆動手段が空転する回転速度を検出する検出ステップと、
    前記駆動手段が空転する回転速度に応じて、前記容器に蓄積されるトナーの蓄積量を決定する決定ステップと、を有することを特徴とするトナー量検知方法。
  10. 前記検出ステップは、前記駆動手段を複数の回転速度で切り替えながら、前記複数の回転速度の内、前記駆動手段が空転する回転速度を検出することを特徴とする請求項9に記載のトナー量検知方法。
  11. 前記検出ステップは、前記駆動手段が回転速度を増加するように切り替えながら、前記駆動手段が空転する回転速度を検出することを特徴とする請求項10に記載のトナー量検知方法。
  12. 前記検出ステップは、前記駆動手段が前記回転部材を第1の回転速度で回転駆動させたときに前記駆動手段に供給される第1の電流値を検知し、前記駆動手段が前記回転部材を前記第1の回転速度よりも速い第2の回転速度で回転駆動させたときに前記駆動手段に供給される第2の電流値を検知する電流検知ステップをさらに有し、
    前記検出ステップは、前記第1の電流値が前記第2の電流値よりも大きくなった場合、前記第2の回転速度を前記駆動手段が空転する回転速度として検出することを特徴とする請求項9乃至11のいずれか一項に記載のトナー量検知方法。
  13. 前記決定ステップにより決定される前記容器内のトナーの蓄積量が第1の蓄積量となると、前記容器の交換を報知する報知ステップを更に有することを特徴とする請求項9乃至12のいずれか一項に記載のトナー量検知方法。
  14. 前記決定ステップにより決定される前記容器内のトナーの蓄積量が第1の蓄積量となると、前記像形成手段による画像形成動作の実行を禁止する禁止ステップを更に有することを特徴とする請求項9乃至13のいずれか一項に記載のトナー量検知方法。
  15. 前記報知ステップは、前記決定ステップにより決定される前記容器内のトナーの蓄積量が前記第1の蓄積量よりも少ない第2の蓄積量となると、前記容器の交換時期に近付いていることを報知することを特徴とする請求項13又は14に記載のトナー量検知方法。
  16. 前記決定ステップにより決定される前記容器内のトナーの蓄積量を表示手段に表示する表示ステップを更に有することを特徴とする請求項9乃至15のいずれか一項に記載のトナー量検知方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016130766A (ja) * 2015-01-13 2016-07-21 キヤノン株式会社 画像形成装置

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