JP2013231773A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】第2筐体を弾性部材により開位置に位置するように付勢することができながら、組立作業の円滑化を図ることができる画像形成装置を提供すること。
【解決手段】
プリンタ1では、本体連結部27を備える本体フレーム3と、本体フレーム3に対して開位置と閉位置とに回動可能に構成される支持フレーム4と、支持フレーム4にスライド移動可能に構成されるスライダ70と、スライダ70と本体連結部27とに揺動可能に接続されるアーム110と、スライダ70と支持フレーム4と係合されるスプリング71とを備え、スライダ70が、スライダ70のスライド移動方向において、本体連結部27に近づけられる向きにスプリング71によって付勢される。
【選択図】図6

Description

本発明は、電子写真方式が採用される画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置として、装置本体内に、現像剤像を担持する感光体と、感光体に現像剤を供給する現像ユニットとを備えるプリンタが知られている。
例えば、装置本体の上面において、感光体や現像ユニットをメンテナンスするための開口部と、開口部を開閉する支持部材とを有するプリンタが知られている(たとえば、特許文献1参照。)。
このプリンタでは、支持部材は、装置本体に近接する近接状態に配置されているときに開口部を閉鎖し、装置本体から離間する離間状態に配置されているときに開口部を開放する。
そして、このプリンタには、装置本体に対して起立して支持部材を離間状態に保持するアームと、アームの途中部と支持部材とに係止され、アームを起立させるように付勢するアームばねとが設けられている。
特開2009−251230号公報
しかるに、特許文献1に記載のプリンタを組み立てるには、まず、装置本体に支持部材を組み付けた後、支持部材を離間状態に維持しながら、装置本体と支持部材とにアームを取り付け、続いて、アームの途中部と支持部材とにアームばねの両端部を係止させる。
つまり、アームばねは、プリンタの組立工程において、支持部材が離間状態に保持された状態で、引っ張られ(変位され)、支持部材とアームの途中部とに係止される。
しかし、アームばねは、アームを介して支持部材を離間状態に保持させるのに十分な付勢力を有しているため、付勢力に抗してアームばねを変位させ、支持部材とアームとに係止させるには、労力を必要とし、そのため、プリンタの組立作業が煩雑となるという不具合がある。
そこで、本発明の目的は、組立作業の円滑化を図ることができる画像形成装置を提供することにある。
(1)上記した目的を達成するために、本発明の画像形成装置は、第1筐体と、第1筐体に対して開位置と閉位置とに回動可能に構成される第2筐体と、第1筐体または第2筐体のいずれか一方の筐体に設けられ、一方の筐体に対してスライド移動可能に構成されるスライド部材と、第1筐体または第2筐体のいずれか他方の筐体に形成される連結部と、スライド部材と連結部とを連結し、スライド部材および連結部のそれぞれに揺動可能に接続されるアーム部材と、スライド部材に係合される第1係合部と、一方の筐体に係合される第2係合部とを有し、第2筐体が閉位置に位置しているときのスライド部材が、スライド部材のスライド移動方向において、連結部に近づけられる向きに付勢される弾性部材とを備えている。
このような構成によれば、一方の筐体にスライド部材が設けられており、弾性部材の第1係合部がスライド部材に係合され、弾性部材の第2係合部が一方の筐体に係合されている。
そのため、このような画像形成装置の組立工程では、まず、弾性部材を一方の筐体およびスライド部材に組み付けることができる。そして、弾性部材を組み付けた後、アーム部材をスライド部材と他方の筐体とに接続することができる。
すなわち、画像形成装置の組立工程において、弾性部材を一方の筐体およびスライド部材に組み付けることができるので、弾性部材をアーム部材および筐体(第1筐体または第2筐体)に組み付ける必要がなく、弾性部材およびアーム部材の組み付け作業の円滑化を図ることができる。
そのため、画像形成装置の組立作業の円滑化を図ることができる。
また、弾性部材が、スライド部材のスライド移動方向において、スライド部材を連結部に近づける向きに付勢しているので、第2筐体は弾性部材により、スライド部材およびアーム部材を介して、開位置に位置されるように付勢されている。
従って、第2筐体を弾性部材により開位置に位置するように付勢することができながら、画像形成装置の組立作業の円滑化を図ることができる。
本発明の画像形成装置によれば、組立作業の円滑化を図ることができる。
図1は、本発明の画像形成装置の一実施形態としてのプリンタを示す断面図である。 図2は、支持フレームが閉位置に位置しているときの図1に示すプリンタを左上側から見た斜視図である。 図3は、支持フレームが開位置に位置しているときの図1に示すプリンタを左上側から見た斜視図である。 図4は、支持フレームが閉位置に位置しているときの図3に示す回動フレームであって、(a)は、右上側から見た斜視図であり、(b)は、右側面図である。 図5は、支持フレームが閉位置と開位置との途中位置に位置しているときの図3に示す回動フレームであって、(a)は、右上側から見た斜視図であり、(b)は、右側面図である。 図6は、支持フレームが開位置に位置しているときの図3に示す回動フレームであって、(a)は、右上側から見た斜視図であり、(b)は、右側面図である。 図7は、図4に示すスライダのスライド移動を説明するための底面視における説明図であって、(a)は、支持フレームが開位置に位置しているときのスライダの状態を示し、(b)は、支持フレームが閉位置と開位置との途中位置に位置しているときのスライダの状態を示し、(c)は、支持フレームが閉位置に位置しているときのスライダの状態を示す。 図8は、図4に示すスライダのスライド移動を説明するための平面視における説明図であって、(a)は、支持フレームが開位置に位置しているときのスライダの状態を示し、(b)は、支持フレームが閉位置と開位置との途中位置に位置しているときのスライダの状態を示し、(c)は、支持フレームが閉位置に位置しているときのスライダの状態を示す。 図9は、図4に示すフレーム側壁の側断面図である。 図10は、図3に示すアームの組み付けを説明する説明図である。
1.プリンタの全体構成
図1に示すように、画像形成装置の一例としてのプリンタ1は、本体ケーシング2と、本体ケーシング2の上に設けられ、原稿の画像情報を読み取る画像読取ユニット10とを一体的に備える複合機である。
なお、以下の説明において、方向について言及する場合には、プリンタ1を水平に載置した状態を基準として、図1における紙面左側を前側とし、図1における紙面右側を後側とする。また、プリンタ1を前側から見たときを左右の基準とする。すなわち、図1の紙面手前側が右側であり、紙面奥側が左側である。
本体ケーシング2は、図1および図2に示すように、側面視略矩形状の略ボックス形状に形成され、第1筐体および他方の筐体の一例としての本体フレーム3と、第2筐体および一方の筐体の一例としての支持フレーム4とを備えている。
本体フレーム3は、図3に示すように、本体ケーシング2の下側部分であって、上方に向かって開放される略ボックス形状に形成されている。
本体フレーム3の上端部は、開口部の一例としての本体開口部5として区画されている。
本体開口部5は、本体フレーム3の内外を上下方向に連通している。
支持フレーム4は、図2に示すように、本体ケーシング2の上側部分であって、前後方向に延びる側面視略矩形状に形成されている。また、支持フレーム4は、図2および図3に示すように、その後端部を支点として、本体開口部5を開放する開位置(図3参照)と、本体開口部5を閉鎖する閉位置(図2参照)とに、本体フレーム3に対して、回動可能に構成される。
すなわち、支持フレーム4は、本体開口部5を開閉するカバー部材として構成されている。
なお、以下のプリンタの全体構成の説明においては、支持フレーム4が閉位置(図1および図2参照)に配置された状態を基準として説明する。
また、プリンタ1は、図1に示すように、本体ケーシング2内において、カートリッジの一例としてのプロセスカートリッジ6と、露光部材の一例としてのLEDユニット12とを備えている。
プロセスカートリッジ6は、複数色(ブラック、イエロー、マゼンタ、シアン)のそれぞれに対応して、複数(4つ)設けられ、前後方向に互いに間隔を隔てて並列配置されている。プロセスカートリッジ6は、支持フレーム4が開位置に配置された状態(図3参照)で、本体開口部5を介して本体フレーム3に対して着脱可能に収容されている。
また、プロセスカートリッジ6は、感光体の一例としての感光ドラム7と、現像ローラ8と、帯電器9とを備えている。
感光ドラム7は、プロセスカートリッジ6の下端部において、その上側および下側が露出されるように、回転可能に支持されている。現像ローラ8は、感光ドラム7に対して前上側から接触するように、プロセスカートリッジ6に回転可能に支持されている。帯電器9は、感光ドラム7の後上側部分に対して間隔を隔てて対向するように、プロセスカートリッジ6に支持されている。
LEDユニット12は、感光ドラム7の上側部分に対して、間隔を隔てて対向するように、支持フレーム4の下面に支持されている(図3参照)。
また、プロセスカートリッジ6には、現像ローラ8の上側において、トナーが収容されている。
プロセスカートリッジ6内のトナーは、正極性に帯電され、一定厚さの薄層として現像ローラ8の表面に担持される。
一方、感光ドラム7の表面は、帯電器9によって一様に帯電された後、LEDユニット12によって所定の画像データに基づいて露光される。これにより、感光ドラム7の表面には、画像データに基づく静電潜像が形成される。そして、現像ローラ8に担持されるトナーが感光ドラム7の表面上の静電潜像に供給されることにより、感光ドラム7の表面上にトナー像が担持される。
用紙Pは、本体フレーム3の底部に設けられる給紙トレイ13内に収容されており、各種ローラによって、後上側へUターンするように搬送されて、所定のタイミングで1枚ずつ、感光ドラム7と搬送ベルト14との間に給紙される。その後、用紙Pは、搬送ベルト14によって、すべての感光ドラム7に順次対向されるように、前側から後側に向かって搬送される。このとき、感光ドラム7に担持されるトナー像は、搬送ベルト14を挟んで感光ドラム7の下側に対向配置される転写ローラ15の転写バイアスにより、用紙Pに転写される。
そして、用紙Pは、加熱ローラ16と加圧ローラ17との間を通過するときに加熱および加圧される。これにより、トナー像は、用紙Pに熱定着される。
その後、用紙Pは、前上側へUターンするように搬送されて、支持フレーム4の上面に設けられる排紙トレイ18に排紙される。
2.本体フレーム
本体フレーム3は、図3に示すように、左右方向に互いに間隔を隔てて対向配置される1対の側壁22と、1対の側壁22のそれぞれの前端部を連結する前壁23と、1対の側壁22のそれぞれの後端部を連結する後壁24(図1参照)とを備えている。
1対の側壁22のそれぞれは、左右方向に厚みを有する略平板形状に形成され、前後方向に延びる側面視略矩形状に形成されている。1対の側壁22のそれぞれは、図4に示すように、回動軸35を備えている。
回動軸35は、左右方向に延びる略円柱形状に形成され、側壁22の左右方向内側面における後上端部に支持されている(図3参照)。
また、側壁22には、図3に示すように、位置決め凹部29と、連結部の一例としての本体連結部27とが設けられている。
位置決め凹部29は、側壁22の上面における前端部に設けられている。位置決め凹部29は、平面視略矩形状に形成され、側壁22の上面から下方に向かって凹むように形成されている。
本体連結部27は、位置決め凹部29の後方であって、側壁22の前後方向略中央部分に設けられている。本体連結部27は、側壁22の上端部の左右方向内側面から上方に向かって突出する略平板形状に形成され、その略中央部分には、左右方向に貫通する貫通穴28が形成されている。貫通穴28は、側面視略円形状に形成されている。
なお、側壁22における貫通穴28と左右方向に対向する部分には、左右方向外側に向かって窪む側面視略円形状の接続溝(図示せず)が形成されている。
前壁23は、前後方向に厚みを有する略平板形状に形成されている。前壁23には、その上面に、嵌合凹部30と、受入凹部32とが設けられている。
嵌合凹部30は、前壁23の上面における左右方向両端部にそれぞれ設けられている。嵌合凹部30は、平面視略矩形状に形成され、前壁23の上面から下方に向かって凹むように形成されている。
受入凹部32は、2つの嵌合凹部30間であって、前壁23の上面における左右方向略中央部分に形成されている。受入凹部32は、前壁23の上面から下方に向かって窪む正面視略U字状に形成されている。また、受入凹部32は、対応する前壁23の前端部が切り欠かれることにより、前方に向かって開放されている。
3.支持フレーム
支持フレーム4は、図3に示すように、回動フレーム40と、トレイ形成部材41と、1対のサイドカバー42とを備えている。
(1)回動フレーム
回動フレーム40は、図4に示すように、左右方向に間隔を隔てて対向配置される1対のフレーム側壁45と、1対のフレーム側壁45のそれぞれの左右方向内側面を連結する架設板46とを備えている。
1対のフレーム側壁45のそれぞれは、前後方向に延びる略杆状に形成されている。
架設板46は、図4(a)に示すように、略平板形状に形成されている。詳しくは、架設板46は、その前端縁から前後方向略5/6の部分が、前後方向に沿って水平に延び、次いで、残りの部分(前後方向略1/6の部分)が、後方に向かうに従って、下方に向けて傾斜するように形成されている。
架設板46の前後方向長さは、フレーム側壁45の前後方向長さよりも短く形成されている。そして、架設板46は、その前端が、フレーム側壁45の前面と略面一となるように、1対のフレーム側壁45の左右方向内側面を連結している。
フレーム側壁45には、回動部50と、レール形成部51とが設けられている。
回動部50は、後方に向かって開放される側面視略C字状に形成され、その前端部がフレーム側壁45の後端部に連結されている。回動部50は、詳しくは後述するが、本体フレーム3の後壁24に設けられる回動軸35に相対回転可能に嵌合される。
レール形成部51は、フレーム側壁45の上面の左右方向外側端部から、左右方向外方に向かって突出する略平板形状に形成されている。
レール形成部51は、図8に示すように、前後方向において、3つの部分に区画されており、具体的には、ダンパー穴形成部56と、レール部58と、延長部の一例としてのフック支持部59とに区画されている。
ダンパー穴形成部56は、レール形成部51の前端部から略1/7の部分であって、その左右方向外側部分には、ダンパー穴55が形成されている。
また、ダンパー穴形成部56は、図4(a)に示すように、位置決め凸部52と、ダンパー筒53とを備えている。
位置決め凸部52は、位置決め凹部29に対応して設けられ、ダンパー穴形成部56の下面における前端部から下方に向かって突出する側面視略矩形状に形成されている。
ダンパー筒53は、図3に示すように、位置決め凸部52の後側に設けられ、ダンパー穴55の周端部から下方に向かって延びる略円筒形状に形成されている。
レール部58は、図8に示すように、ダンパー穴形成部56の後端部からレール形成部51の略1/2までの部分であって、スライドガイド穴60と、ロックガイド穴66とが形成されている。
スライドガイド穴60は、レール部58の左右方向外側部分において、前後方向に延びるように、レール形成部51を上下方向に貫通する平面視略矩形状に形成されている。スライドガイド穴60は、受入穴61と、レール穴62とから構成されている。
受入穴61は、スライドガイド穴60の前側部分であって、平面視略矩形状に形成されている。受入穴61の幅(左右方向長さ)は、スライダ70の左右方向長さよりも長く形成されている。
レール穴62は、スライドガイド穴60の後側部分であって、受入穴61の後端部から連続して後方に向かって延びる平面視略矩形状に形成されている。レール穴62の幅(左右方向長さ)は、受入穴61の幅(左右方向長さ)よりも短く形成されている。
ロックガイド穴66は、図8(b)に示すように、レール部58におけるレール穴62の前端部の左側部分において、レール穴62から左側に間隔を隔てて形成されている。ロックガイド穴66は、ロック軸64(後述)を中心とする略円弧形状に形成されている。
レール部58には、図7および図8に示すように、制動部材および突部の一例としての制動突起63(図7参照)と、ロック軸64(図8参照)とが一体的に設けられている。
制動突起63は、図7に示すように、レール部58の下面において、レール穴62の前端部の左右方向両側にレール部58と一体的に設けられている。詳しくは、制動突起63は、レール穴62の左右方向両端縁から左右方向外側に間隔を隔てて、1対設けられている。制動突起63は、図9に示すように、レール部58の下面から下方に向かって突出する側面視略三角形状に形成されており、その前端部から略4/7が後方に向かうに従って下方に傾斜し、その後、略1/7が後方に向かって延び、さらに、略2/7が後方に向かうに従って上方に傾斜するように形成されている。すなわち、制動突起63は、レール部58の下面に対して、その前側部分がゆるやかに下方に向かって傾斜し、その後側部分が、前側部分よりも急角度で下方に向かってに傾斜している。
ロック軸64は、図8(a)に示すように、レール部58の上面において、受入穴61の前端部の左右方向内側に設けられている。ロック軸64は、図9に示すように、レール部58の上面から上方に向かって突出する略円柱形状に形成されている。
フック支持部59は、レール部58の後端部からレール形成部51の後端部までの部分であって、図4に示すように、ばねフック65を備えている。
ばねフック65は、フック支持部59の前後方向略中央部分であって、レール穴62の後端縁から後方に間隔を隔てて設けられ、フック支持部59の上面から上方に向かって突出する側面視略矩形状の平板形状に形成されている。ばねフック65の後端部には、後方に向かって開放される側面視略C字状の切り欠きが形成されている(図9参照)。
さらに、レール形成部51は、ダンパー軸54(図3参照)と、スライド部材の一例としてのスライダ70と、弾性部材の一例としてのスプリング71と、制動部材およびロック部材の一例としてのロック部材72とを備えている。
ダンパー軸54は、図3に示すように、ダンパー筒53の内径と略同径(わずかに小径)の略円柱形状に形成されている。ダンパー軸54は、ダンパー筒53内に挿通され、トレイ形成部材41(後述)が組み付けられた状態で、トレイ形成部材41(後述)の下面と、ダンパー軸54の上面との間に介在されるダンパーばね(図示せず)により、下側に向けて付勢されている。
スライダ70は、詳しくは後述するが、図8(a)に示すように、レール部58のスライドガイド穴60内にスライド移動可能に配置されている。
スライダ70は、上下方向に延びる略角柱形状に形成されている(図9参照)。スライダ70の左右方向長さは、受入穴61の左右方向長さよりもわずかに小さく、レール穴62の左右方向長さよりも大きく形成されている。
スライダ70の左右方向両側面における上下方向略中央部分には、図示しないが、スライダ70の前端から後端にわたって、左右方向内側に向かって窪む1対の凹溝が形成されている。スライダ70の1対の凹溝の上下方向長さは、レール形成部51の厚みと略同じ長さに形成されている。
また、スライダ70には、図9に示すように、スライダフック75と、鍔部76と、スライダ連結部77とが一体的に設けられている。
スライダフック75は、スライダ70の後面上部から後方に向かって突出する側面視略L字状に形成されている。
鍔部76は、図7(c)に示すように、スライダ70の上下方向略中央部分であって、凹溝の下側において、スライダ70の前側および後側にそれぞれ1対設けられている。鍔部76は、スライダ70の左右方向両側面から左右方向に沿って突出する略平板形状に形成されている。鍔部76の上面は、凹溝の下面と略面一に形成されている。1対の鍔部76の左右方向両端部間の長さは、1対の制動突起63間の間隔と略同じ長さに形成されている。
スライダ連結部77は、図9に示すように、左右方向に延びる略円柱形状に形成され、図7に示すように、その左右方向略中央部分がスライダ70の下端部の前後方向略中央部に、連結されている。
スプリング71は、図8(a)に示すように、収縮方向のばね力を有する引っ張りばねである。スプリング71は、その前端部に、第1係合部の一例としての第1係合部85を備え、その後端部に、第2係合部の一例としての第2係合部86を備えている。
第1係合部85および第2係合部86はそれぞれ、略円環形状に形成されている。
スプリング71は、図9に示すように、レール形成部51の上側において、第1係合部85とスライダフック75とが係合され、第2係合部86とばねフック65とが係合されることにより、スライダ70とばねフック65との間に架設され、スライダ70を後方(ばねフック65)に向けて付勢している。すなわち、支持フレーム4を本体フレーム3に組み付けた状態(後述)で、第1係合部85は、レール部58を挟んで、本体連結部27と反対側に設けられ、第2係合部86は、フック支持部59を挟んで本体連結部27と反対側に備えられている。また、スプリング71は、スライダ70を、スライダ70のスライド移動方向において、本体連結部27に近づける向きに付勢している。
ロック部材72は、図8(a)に示すように、レール形成部51の上面において、受入穴61の周端部における左右方向内側部分に設けられている。ロック部材72は、軸部90と、脚部91と、制動部92と、押圧部93とを備えている。
軸部90は、上下方向に延びる略円筒形状に形成され、その内径がロック軸64の外径と略同径(わずかに大径)に形成されている。そして、軸部90には、ロック軸64が相対回転可能に挿通されている。
脚部91は、軸部90の後端部から連続して、後方に向かって延びる略角柱形状に形成されている。
また、脚部91は、被押圧部95を一体的に備えている。
被押圧部95は、脚部91の上面における後端部に設けられ、脚部91の上面から上方に向かって突出する(図示せず)平面視略矩形状に形成されている。脚部91の後端部には、その下面から下方に向けて突出する挿通部(図示せず)が設けられている。
制動部92は、脚部91の後端部から右方に向かって突出する平面視略矩形状に形成されている。制動部92は、その後端面が、第1面の一例としての第1面96として形成され、その右側面が、第2面の一例としての第2面97として形成されている。
第1面96は、制動部92の左端部から右端部に向かうに従って前方に向かって傾斜するように形成されている。
第2面97は、第1面96の右端部から前方に向かって延びるように形成されている。
押圧部93は、ベース98と、押圧ばね99とを備えている。
ベース98は、平面視略矩形状に形成され、被押圧部95から左側に間隔を隔てて、レール形成部51に固定配置されている。
押圧ばね99は、ベース98と被押圧部95との間に介在され、その右端部が被押圧部95の左側面に接続され、その左端部がベース98の右側面に接続されている。これにより、押圧ばね99は、被押圧部95を介して制動部92を右方に向けて付勢している。
つまり、ロック部材72は、軸部90にロック軸64が挿通されることにより、レール形成部51の上面に回転自在に配置され、押圧部93によって、右方に向けて付勢されている。
(2)トレイ形成部材
トレイ形成部材41は、図2および図3に示すように、回動フレーム40の上面に配置されている。トレイ形成部材41は、前後方向に向かって延び、上方に向かって開放される正面視略U字状に形成されている。なお、トレイ形成部材41の上面は、上述した排紙トレイ18として区画されている。
また、トレイ形成部材41は、その下側部分が、下方に向かって開放され、回動フレーム40を収容可能な前後左右方向長さを有している。
トレイ形成部材41は、図3に示すように、嵌合凸部103と、把持部104とを備えている。
嵌合凸部103は、トレイ形成部材41の前端部における下端部において、左右方向に間隔を隔てて1対形成されている。そして、詳しくは後述するが、嵌合凸部103が、嵌合凹部30に嵌合されることによって、本体フレーム3に対して、支持フレーム4が閉位置に維持される。
把持部104は、支持フレーム4を回動させるために、ユーザが把持可能に設けられている。把持部104は、トレイ形成部材41の前端部の左右方向中央部において、下面から上方に向かって窪み、下側が開放される正面視略U字状に形成されている。把持部104には、フック解除部107が設けられている。
フック解除部107は、正面視において、その一部が露出されている。図示しないが、フック解除部107の左右方向両端部と、1対の嵌合凸部103とがそれぞれ連結されている。
(3)サイドカバー
サイドカバー42は、前後方向に沿って延び、左右方向内方に向かって開放される断面略U字状に形成されている。サイドカバー42は、その前後上下方向長さが、トレイ形成部材41と略同じ長さに形成され、トレイ形成部材41を左右方向外側から被覆するように設けられている。
4.画像読取ユニット
支持フレーム4は、図2に示すように、その上面、すなわち、本体フレーム3の反対側に、画像読取ユニット10を備えている。
画像読取ユニット10は、支持フレーム4とともに、本体フレーム3に対して回動される。
画像読取ユニット10では、原稿が、押えカバー11とガラス面(図示せず)との間に配置された後、原稿の画像情報が読み取られる。
5.アーム
本体ケーシング2の本体フレーム3と支持フレーム4との間には、図3に示すように、アーム部材の一例としてのアーム110が設けられている。
なお、以下の説明においては、支持フレーム4が閉位置(図4(a)参照)に配置された状態を基準として説明する。
アーム110は、図4(a)に示すように、アーム本体部111と、1対の第1接続部112と、1対の第2接続部113とを備えている。
アーム本体部111は、前後方向に延びる略杆状に形成されている。
1対の第1接続部112のそれぞれは、アーム本体部111の後端部の左右方向端部から後方に向かって突出し、わずかに下方に向かって膨出する略平板形状に形成されている。つまり、1対の第1接続部112は、左右方向に互いに間隔を隔てて対向配置されている。第1接続部112は、接続突起115を備えている。
接続突起115は、1対の第1接続部112の左右方向両外側面から、左右方向両外側へ延びる略円柱形状に形成されている。また、1対の第1接続部112のそれぞれに設けられる接続突起115は、互いに中心軸線を共有するように配置されている。
1対の第2接続部113のそれぞれは、アーム本体部111の前端部の左右方向端部から上方に向かって突出する略平板形状に形成されている。つまり、1対の第2接続部113は、左右方向に互いに間隔を隔てて対向配置されている。1対の第2接続部113の間隔は、スライダ連結部77の左右方向長さよりもわずかに小さく形成されている。第2接続部113は、接続穴117を備えている。
接続穴117は、第2接続部113を左右方向に貫通する側面視略円形状に形成されている。また、1対の第2接続部113のそれぞれに設けられる接続穴117は、互いに中心軸線を共有するように配置されている。
そして、アーム110は、2つの接続突起115の一方が本体ケーシング2の本体連結部27の貫通穴28に相対回転可能に嵌合されるとともに、他方の接続突起115が本体ケーシング2の接続溝(図示せず)に嵌合されることにより、本体ケーシング2に対して、揺動可能に接続されている(図3参照)。
また、アーム110は、2つの接続穴117のそれぞれが支持フレーム4のスライダ70のスライダ連結部77の左右両端部に相対回転可能に嵌合することにより、支持フレーム4に対して、揺動可能に接続されている。
6.プリンタの組み立て
次に、プリンタ1の組み立てについて説明する。
プリンタ1を組み立てるには、まず、回動フレーム40に各部材を組み付ける。
(1)回動フレームに対する各部材の組み付け
回動フレーム40に各部材を組み付けるには、まず、上記した回動フレーム40およびスライダ70を用意して、回動フレーム40のレール形成部51にスライダ70を組み付ける。
スライダ70をレール形成部51に組み付けるには、図7(c)に示すように、スライドガイド穴60の受入穴61に対して、スライダ70を下方から上方に向かって挿通させる。
そうすると、スライダ70の鍔部76の上面がレール部58の下面に接触される。
そして、鍔部76の上面をレール部58の下面に接触させた状態において、スライダ70をレール穴62に沿って、後方に向けてスライド移動させる。すると、スライダ70の凹溝が、レール穴62の周縁のレール部58にスライド自在に嵌合される。
これにより、回動フレーム40のレール形成部51にスライダ70が組み付けられる。
次いで、図8(a)に示すように、スライダ70および回動フレーム40にスプリング71を組み付ける。
スライダ70および回動フレーム40にスプリング71を組み付けるには、まず、スライダ70のスライダフック75に対して、スプリング71の第1係合部85を上側から引っ掛けるように係合させる。
次いで、スプリング71を後方に引っ張って変位させ、第2係合部86をばねフック65に引っ掛けるように係合させる。
これにより、スプリング71のスライダ70および回動フレーム40に対する組み付けが完了する。
このとき、スライダ70が、スプリング71の付勢力により、後方(ばねフック65)に向けて付勢されている。
次いで、回動フレーム40にロック部材72を組み付ける。
回動フレーム40にロック部材72を組み付けるには、まず、レール形成部51のロック軸64に対してロック部材72の軸部90を相対回転可能に挿通させるとともに、レール形成部51のロックガイド穴66に対してロック部材72の脚部91の挿通部(図示せず)を相対移動可能に挿通させる。
また、押圧ばね99を、押圧部93のベース98の右側面と、制動部92の被押圧部95の左側面とに接続させる。
これにより、ロック部材72が、ロック軸64を中心として揺動可能に組み付けられ、押圧ばね99が、被押圧部95を介して制動部92を右方に向けて弾性的に押圧している。
以上によって、回動フレーム40に対する各部材の組み付けが完了する。
(2)本体フレームに対するアームの組み付け
次に、図6(a)に示すように、本体フレーム3に回動フレーム40を組み付ける。
本体フレーム3に回動フレーム40を組み付けるには、まず、本体フレーム3の本体連結部27に対して、アーム110の第1接続部112を接続させる。
詳しくは、アーム110の第1接続部112を後下方に傾けて、本体連結部27の近傍に配置させる。そして、本体連結部27の貫通穴28および側壁22の接続溝(図示せず)に対して、第1接続部112の接続突起115を挿通させる。
これにより、アーム110は、本体フレーム3に対して揺動可能に支持される。
(3)支持フレームの組み立て
次に、図3に示すように、支持フレーム4を組み立てる。
支持フレーム4を組み立てるには、回動フレーム40に対し、トレイ形成部材41を上方から組み付ける。
そして、サイドカバー42を、回動フレーム40およびトレイ形成部材41を被覆するように、左右方向両外側から係合させる。
そうすると、回動フレーム40の上面に組み付けられたスプリング71が、トレイ形成部材41およびサイドカバー42によって被覆され、支持フレーム4内に収容される。
次いで、支持フレーム4の上面、すなわち、本体フレーム3の反対側に画像読取ユニット10を取り付ける。
(4)本体フレームに対する支持フレームの組み付け
次いで、本体フレーム3に支持フレーム4を組み付ける。まず、支持フレーム4の後端部を後下方に傾けて、回動フレーム40の回動部50と、本体フレーム3の回動軸35とを回動自在に係合させる。
そして、図10に示すように、回動フレーム40を開位置に保持しながら、アーム110を右側面視で接続突起115を中心として時計回りに揺動させ、アーム110の1対の第2接続部113をスライダ70のスライダ連結部77に当接させる。
すると、1対の第2接続部113のぞれぞれは、左右方向外側に弾性変形する。
さらに、アーム110を右側面視時計方向に揺動させ、接続穴117とスライダ連結部77とが左右方向に対向すると、1対の第2接続部113が復元して、第2接続部113の接続穴117内に、スライダ70のスライダ連結部77の左右方向両端部が挿通される。
これにより、スライダ70のスライダ連結部77に対して、アーム110が揺動可能に接続される。
支持フレーム4は、回動フレーム40とともに、本体フレーム3に対して回動可能に構成される。また、画像読取ユニット10は、支持フレーム4とともに、本体フレーム3に対して回動可能に構成される。
以上によって、本体フレーム3に対する支持フレーム4の組み付けが完了し、プリンタ1の組み立てが完了する。
7.支持フレームの開閉動作
支持フレーム4が閉位置に配置されている状態において、図4に示すように、アーム110は第1接続部112の接続突起115を支点として前後方向に沿って傾倒する傾倒位置に配置されており、スライダ70は、レール穴62の前側に配置されている。
そして、支持フレーム4は、図3に示すように、位置決め凸部52が位置決め凹部29に挿通され、嵌合凸部103が嵌合凹部30に嵌合されており、支持フレーム4が閉位置(図2参照)に維持されている。
そして、支持フレーム4を閉位置から開位置へ移動させるには、支持フレーム4の把持部104を把持して、フック解除部107を押圧する。すると、フック解除部107が移動されるとともに、嵌合凸部103が連動して、嵌合凸部103の嵌合凹部30に対する嵌合が解除される。
そして、把持部104を把持しながら、支持フレーム4を上側へ移動させる。
すると、嵌合凸部103が嵌合凹部30から、位置決め凸部52が位置決め凹部29から、それぞれ離脱される。
また、スライダ70は、スプリング71によって、後方へ向かう方向へ付勢されているので、支持フレーム4の閉位置から開位置への回動を補助している。
そして、支持フレーム4を開位置に向けて移動させると、スライダ70が、図8に示すように、スプリング71の付勢力により、レール穴62に沿って、レール穴62の後端部まで、後方へスライド移動される。
なお、スライダ70が、レール穴62に沿って、前後方向にスライド移動されるときの軌跡をスライド軌跡とする。
これにより、図6に示すように、第2接続部113がスライダ70のスライド移動に追従することで、アーム110が第1接続部112を支点として傾倒位置から、上下方向に起立する起立位置へ向かって付勢され、支持フレーム4が右側面視時計方向に回動される。
これにより、支持フレーム4が開位置(図3参照)に保持される。
なお、ロック部材72の制動部92は、図8(a)に示すように、押圧ばね99により、右方に向けて付勢され、制動部92の右端部(第1面96および第2面97)が、スライダ70のスライド軌跡内に位置されるロック位置に配置されている。
一方、支持フレーム4を開位置から閉位置へ移動させるには、支持フレーム4の前端部を下側へ移動させる。
すると、図8(b)に示すように、スライダ70が、スプリング71の付勢力に抗して、レール穴62に沿って、前方へスライド移動される。
これにより、図5に示すように、第2接続部113がスライダ70のスライド移動に追従することで、アーム110が第1接続部112を支点として右側面視反時計方向に揺動する。そのため、支持フレーム4が、本体フレーム3の回動軸35を支点として右側面視反時計方向に回動される。
そして、支持フレーム4は、開位置と閉位置との間の途中位置に配置される。
支持フレーム4を途中位置に移動させると、スライダ70の鍔部76が、レール部58の制動突起63の後側に接触し(図7(b)参照)、スライダ70が、ロック位置に配置されるロック部材72の制動部92に形成される第1面96と当接する(図8(b)参照)。
そして、途中位置から、支持フレーム4をさらに下側へ移動させると、図7(b)に示すように、スライダ70の鍔部76が、制動突起63の突出分だけ、下側へ弾性変形する。さらに支持フレーム4を下側へ押圧していくと、図7(c)に示すように、鍔部76が制動突起63を乗り越えて前方へスライド移動され、鍔部76が復元して、鍔部76の上面が再びレール部58の下面に接触する。
また、途中位置から、さらに支持フレーム4を下側へ移動させるときに、スライダ70が、第1面96に摺擦されながら、制動部92を押圧ばね99の付勢力に抗して左方側に揺動させ、レール穴62に沿って、前方へスライド移動される。
そうして、図8(c)に示すように、ロック部材72の制動部92は、その第2面97が、スライダ70に接触する。すなわち、ロック部材72の制動部92が、スライド規制外に位置されるロック解除位置に配置される。
上述したスライダ70と制動突起63との接触、および、スライダ70とロック部材72との当接により、スライダ70の前方に向かうスライド移動が規制され、支持フレーム4が開位置から閉位置に向かって、必要以上に勢いよく回動することが規制されている。
そして、さらに支持フレーム4を下側へ移動させると、図3に示すように、ダンパー軸54が、本体フレーム3の上面と当接され、ダンパーばね(図示せず)に抗して、ダンパー筒53内の上方へ移動される。
そして、図4に示すように、アーム110は傾倒位置に配置される。
すると、図3に示すように、位置決め凸部52が位置決め凹部29に挿通され、嵌合凸部103が嵌合凹部30に嵌合されることにより、支持フレーム4が閉位置(図2参照)に保持される。
なお、これにより、図2に示すように、把持部104は、受入凹部32に対向される。
また、再度、支持フレーム4を閉位置から開位置へ移動させるには、上記したように、把持部104を把持しながら、支持フレーム4を上側へ移動させる。
すると、ダンパー軸54が、ダンパーばね(図示せず)によって、下方に向けて付勢されているので、支持フレーム4の回動が補助され、支持フレーム4が開位置から途中位置移動する。
このとき、スライダ70は、図8(c)に示すように、その左側面において、ロック部材72の第2面97が摺擦されながら、レール穴62に沿って、後方にスライド移動される。
このように、スライダ70がレール穴62に沿って後方へスライド移動する場合、ロック部材72がスライダ70の左側面から接触されているため、スライダ70がレール穴62に沿って前方へスライド移動する場合と比較して、ロック部材72のスライダ70に対する抵抗が小さくなる。
また、途中位置において、スライダ70は、図7(c)に示すように、鍔部76がレール部58の制動突起63の前側に接触する。すると、鍔部76は、制動突起63の突出分だけ、下側へ弾性変形する。さらに支持フレーム4を上側へ押圧していくと、図7(b)に示すように、スライダ70が制動突起63を乗り越えて後方へスライド移動され、鍔部76が復元して、鍔部76の上面が再びレール部58の下面に接触する。
このように、スライダ70がレール穴62に沿って後方へスライド移動する場合、スライダ70が、制動突起63における傾斜がゆるやかな前側部分に接触するので、スライダ70がレール穴62に沿って前方へスライド移動する場合と比較して、制動突起63のスライダ70に対する抵抗が小さくなる。
そして、支持フレーム4をさらに上側へ移動させると、支持フレーム4は開位置(図3参照)に保持される。
8.作用効果
(1)このプリンタ1によれば、図6に示すように、支持フレーム4にスライダ70が設けられており、スプリング71の第1係合部85がスライダ70に係合され、スプリング71の第2係合部86が支持フレーム4のばねフック65に係合されている。
そのため、このようなプリンタ1の組立工程では、まず、スプリング71を支持フレーム4およびスライダ70に組み付けることができる。そして、スプリング71を組み付けた後、アーム110をスライダ70と本体フレーム3とに接続することができる。
すなわち、プリンタ1の組立工程において、スプリング71を支持フレーム4および支持フレーム4に設けられたスライダ70に組み付けることができるので、アーム110を本体フレーム3と支持フレーム4とに組み付けた後に、アーム110にスプリング71を組み付ける組み付け作業に比べると、スプリング71およびアーム110の組み付け作業の円滑化を図ることができる。
そのため、プリンタ1の組立作業の円滑化を図ることができる。
また、スプリング71が、スライダ70のスライド移動方向において、スライダ70を本体連結部27に近づける向きに付勢しているので、支持フレーム4はスプリング71により、スライダ70およびアーム110を介して、開位置に位置されるように付勢されている。
従って、支持フレーム4をスプリング71により開位置に位置するように付勢することができながら、プリンタ1の組立作業の円滑化を図ることができる。
(2)また、このプリンタ1によれば、図7および図8に示すように、支持フレーム4は、レール部58を備える。
そのため、レール部58が、スライダ70のスライド移動をガイドするので、スライダ70の確実なスライド移動を確保することができる。
(3)また、このプリンタ1によれば、図7に示すように、制動突起63がスライダ70のスライド移動の軌跡内に設けられるので、スライダ70が本体連結部27から離れる方向にスライド移動されるときに、スライダ70と制動突起63とが接触する。
つまり、支持フレーム4が開位置から閉位置に向かって回動されるときに、制動突起63によってスライダ70のスライド移動が確実に規制される。
そのため、支持フレーム4が開位置から閉位置に向かって、必要以上に勢いよく回動することを抑制できる。
(4)また、このプリンタ1によれば、図8に示すように、支持フレーム4が開位置に位置しているときには、ロック部材72がロック位置に配置されているので、スライダ70が本体連結部27から離れる方向にスライド移動されるときに、スライダ70と、軌跡内に配置されるロック部材72の制動部92とが当接する。
つまり、支持フレーム4が開位置から閉位置に向かって回動されるときに、ロック部材72によってスライダ70のスライド移動が確実に規制される。
そのため、支持フレーム4が開位置から閉位置に向かって、必要以上に勢いよく回動することを抑制できる。
(5)また、このプリンタ1によれば、図8に示すように、ロック部材72がロック位置に配置され、スライダ70が本体連結部27から離れる方向にスライド移動されるときに、軌跡内において、ロック部材72の第1面96とスライダ70とが当接する。
一方、ロック部材72がロック解除位置に配置され、スライダ70がスライダ70のスライド移動方向において、本体連結部27に近づく方向にスライド移動されるときに、軌跡外において、ロック部材72の第2面97がスライダ70と接触する。
そのため、スライダ70が本体連結部27に近づく方向にスライド移動する場合、スライダ70が本体連結部27から離れる方向にスライド移動する場合と比較して、スライダ70のスライド移動に対するロック部材72の抵抗は、小さくなるように設定されている。
その結果、スライダ70が本体連結部27に近づく方向にスライド移動する場合、すなわち、支持フレーム4が閉位置から開位置に向かって回動する場合に、支持フレーム4を円滑に回動させることができる。
従って、支持フレーム4が開位置から閉位置に向かって、必要以上に勢いよく回動することを抑制できながら、支持フレーム4を閉位置から開位置に向かって円滑に回動させることができる。
(6)また、このプリンタ1によれば、図3に示すように、支持フレーム4を開位置と閉位置とに回動させることにより、本体開口部5を開閉することができる。
そのため、本体開口部5を介して本体フレーム3に対して、プロセスカートリッジ6を円滑に着脱できる。
(7)また、このプリンタ1によれば、図3に示すように、支持フレーム4にLEDユニット12が備えられているので、支持フレーム4の重量が増加する。
支持フレーム4の重量が増加すると、スプリング71の付勢力は、支持フレーム4を開位置に位置させるために、支持フレーム4の重量の増加に応じて、大きくなるように設定される。
そのため、スプリング71の組み付け作業がより煩雑となる。
しかし、支持フレーム4がスライダ70を備える構成では、プリンタ1の組立工程において、スプリング71を支持フレーム4およびスライダ70に組み付けることができるので、スプリング71の付勢力が大きくなっても、スプリング71の組み付け作業の円滑化を図ることができる。
また、支持フレーム4の重量が増加しても、支持フレーム4は、スプリング71の付勢力により、閉位置から開位置へ向かう方向への回動が補助されているので、安定して閉位置から開位置に向かって回動される。
(8)また、このプリンタ1によれば、図3に示すように、支持フレーム4に画像読取ユニット10が備えられているので、支持フレーム4の重量が増加する。
支持フレーム4の重量が増加すると、スプリング71の付勢力は、支持フレーム4を開位置に位置させるために、支持フレーム4の重量の増加に応じて、大きくなるように設定される。
そのため、スプリング71の組み付け作業がより煩雑となる。
しかし、支持フレーム4がスライダ70を備える構成では、プリンタ1の組立工程において、スプリング71を支持フレーム4およびスライダ70に組み付けることができるので、スプリング71の付勢力が大きくなっても、スプリング71の組み付け作業の円滑化を図ることができる。
また、支持フレーム4の重量が増加しても、支持フレーム4は、スプリング71の付勢力により、閉位置から開位置へ向かう方向への回動が補助されているので、安定して閉位置から開位置に向かって回動される。
(9)また、このプリンタ1によれば、図3に示すように、スライダ70のスライド移動方向において、スライダ70の回動支点に向かうスライド移動をスプリング71の付勢力によって補助することができる。
そのため、スプリング71は、スライダ70およびアーム110を介して、支持フレーム4を閉位置から開位置に位置させるように確実に付勢できる。
一方、支持フレーム4が開位置から閉位置に向かって回動されるときは、スライダ70がスプリング71の付勢力に抗して、回動支点から離れる方向に向けてスライド移動されるので、スライダ70およびアーム110が、ダンパー機構として機能され、支持フレーム4の回動速度を抑制できる。
その結果、支持フレーム4が開位置から閉位置に向かって、必要以上に勢いよく回動することをより確実に抑制でき、支持フレーム4の操作性を図ることができる。
(10)また、このプリンタ1によれば、図4に示すように、回動される支持フレーム4に、スライダ70がスライド移動可能に設けられ、スプリング71がスライダ70と支持フレーム4とに係止されている。
そのため、ユーザが支持フレーム4を回動させるために、支持フレーム4に力を加えると、その力が、本体フレーム3にスライダ70が設けられた場合と比較して、より円滑にスライダ70に伝達される。
その結果、支持フレーム4のよりスムーズな回動動作を確保することができる。
また、スライダ70が支持フレーム4に設けられているので、スライダ70が本体フレーム3に設けられた場合と比較して、本体フレーム3内のスペースを確保することができる。
(11)また、このプリンタ1によれば、図4に示すように、スプリング71の第1係合部85がレール部58を挟んで本体連結部27と反対側においてスライダ70と係合し、スプリング71の第2係合部86がフック支持部59を挟んで本体連結部27と反対側において支持フレーム4と係合しているので、スプリング71をレール部58およびフック支持部59を挟んで本体連結部27と反対側に配置させることができる。
つまり、スプリング71と本体フレーム3との間には、レール部58およびフック支持部59が介在されている。
そのため、スプリング71が本体フレーム3側へ露出することを防止することができる。
9.変形例
上記したスライダ70は、支持フレーム4に備えられていたが、これに対して、本体フレーム3に組み付けることもできる。
この場合、本体フレーム3が一方の筐体の一例として対応し、支持フレーム4が他方の筐体の一例として対応する。
また、上記の実施形態では、スプリング71に、収縮方向のばね力を有する引っ張りばねを用いたが、これに対して、膨張方向のばね力を有する圧縮ばねを用いることもできる。
すなわち、スプリング71は、スプリング71が伸びようとするばね力を用いて、スライダ70を、レール穴62に沿って、本体連結部27に近づける方向へ付勢する。これにより、アーム110を傾倒位置から起立位置に向けて付勢されることで、支持フレーム4の閉位置から開位置に向けての回動を補助することができる。
また、このような変形例においても、上記した実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
なお、上記した実施形態および変形例は適宜組み合わせることができる。
具体的には、上記した実施形態では、スライダ70およびばねフック65が支持フレーム4に備えられ、本体連結部27が本体フレーム3に設けられている。支持フレーム4が閉位置に位置した状態において、本体連結部27およびばねフック65がスライダ70よりも後側に配置されている。そして、引っ張りばねであるスプリング71が、スライダ70およびばねフック65にそれぞれ係合され、引っ張りばねの収縮方向のばね力により、スライダ70を後方(本体連結部27)に向けて付勢している。
上記した実施形態に対し、ばねフック65がスライダ70よりも前側に配置され、圧縮ばねであるスプリング71が、圧縮ばねの膨張方向のばね力により、スライダ70を後方(本体連結部27)に向けて付勢することもできる。
また、上記した実施形態に対し、本体連結部27がスライダ70よりも前側に配置され、圧縮ばねであるスプリング71が、圧縮ばねの膨張方向のばね力により、スライダ70を前方(本体連結部27)に向けて付勢することもできる。
また、上記した実施形態に対し、本体連結部27およびばねフック65がスライダ70よりも前側に配置され、引っ張りばねであるスプリング71が、引っ張りばねの収縮方向のばね力により、スライダ70を前方(本体連結部27)に向けて付勢することもできる。
また、上記した実施形態に対し、スライダ70およびばねフック65を本体フレーム3に備え、本体連結部27を支持フレーム4に設けることもできる。
また、上記した実施形態に対し、スライダ70およびばねフック65を本体フレーム3に備え、本体連結部27を支持フレーム4に設ける。そして、ばねフック65がスライダ70よりも前側に配置され、圧縮ばねであるスプリング71が、圧縮ばねの膨張方向のばね力により、スライダ70を後方(本体連結部27)に向けて付勢することもできる。
また、上記した実施形態に対し、スライダ70およびばねフック65を本体フレーム3に備え、本体連結部27を支持フレーム4に設ける。そして、本体連結部27をスライダ70よりも前側に配置し、圧縮ばねであるスプリング71が、圧縮ばねの膨張方向のばね力により、スライダ70を前方(本体連結部27)に向けて付勢することもできる。
また、上記した実施形態に対し、スライダ70およびばねフック65を本体フレーム3に備え、本体連結部27を支持フレーム4に設ける。そして、本体連結部27およびばねフック65をスライダ70よりも前側に配置し、引っ張りばねであるスプリング71が、引っ張りばねの収縮方向のばね力により、スライダ70を前方(本体連結部27)に向けて付勢することもできる。
1 プリンタ
3 本体フレーム
4 支持フレーム
5 本体開口部
6 プロセスカートリッジ
7 感光ドラム
10 画像読取ユニット
12 LEDユニット
27 本体連結部
58 レール部
59 フック支持部
63 制動突起
70 スライダ
71 スプリング
72 ロック部材
85 第1係合部
86 第2係合部
96 第1面
97 第2面
110 アーム

Claims (12)

  1. 第1筐体と、
    前記第1筐体に対して開位置と閉位置とに回動可能に構成される第2筐体と、
    前記第1筐体または前記第2筐体のいずれか一方の筐体に設けられ、前記一方の筐体に対してスライド移動可能に構成されるスライド部材と、
    前記第1筐体または前記第2筐体のいずれか他方の筐体に形成される連結部と、
    前記スライド部材と前記連結部とを連結し、前記スライド部材および前記連結部のそれぞれに揺動可能に接続されるアーム部材と、
    前記スライド部材に係合される第1係合部と、前記一方の筐体に係合される第2係合部とを有し、前記第2筐体が前記閉位置に位置しているときの前記スライド部材が、前記スライド部材のスライド移動方向において、前記連結部に近づけられる向きに付勢される弾性部材と
    を備えていることを特徴とする、画像形成装置。
  2. 前記一方の筐体は、前記スライド部材のスライド移動をガイドするためのレール部を備えていることを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記一方の筐体には、前記スライド部材のスライド移動方向において、前記スライド部材が前記連結部から離れる方向にスライド移動するときに、前記スライド部材がスライド移動を規制される制動部材が設けられていることを特徴とする、請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制動部材は、前記スライド部材のスライド移動の軌跡内に設けられ、前記スライド部材のスライド移動方向において、前記スライド部材が前記連結部から離れる方向にスライド移動するときに、前記スライド部材と接触することで、前記スライド部材のスライド移動を規制する突部を備えることを特徴とする、請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記制動部材は、前記スライド部材のスライド移動方向において、前記スライド部材が前記連結部から離れる方向にスライド移動するときに、前記スライド部材と当接するロック部材を備え、
    前記ロック部材は、少なくとも一部が前記スライド部材のスライド移動の軌跡内に配置されるロック位置と、前記軌跡内から退避されるロック解除位置とに移動可能に構成され、前記第2筐体が前記開位置に位置しているときには、前記ロック位置に配置されていることを特徴とする、請求項3または4に記載の画像形成装置。
  6. 前記ロック部材は、
    前記ロック位置に配置されたときに、前記スライド部材のスライド移動の前記軌跡内において、前記スライド部材と当接するように配置される第1面と、
    前記ロック解除位置に配置されたときに、前記軌跡外において、前記スライド部材と接触するように配置される第2面とを備えていることを特徴とする、請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記第1筐体は、開口部を有し、前記開口部を介して着脱可能に構成されるカートリッジを収容し、
    前記第2筐体は、前記開口部を開閉するカバー部材であることを特徴とする、請求項1ないし6のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  8. 前記第1筐体は、表面に静電潜像が形成される感光体を収容し、
    前記第2筐体は、前記感光体を露光可能に構成される露光部材を備えていることを特徴とする、請求項1ないし7のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  9. 前記第2筐体は、前記第1筐体の反対側に、原稿を読み取るための画像読取部を備えていることを特徴とする、請求項1ないし8のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  10. 前記連結部は、前記第2筐体が閉位置に位置しているときの前記スライド部材よりも、前記スライド部材のスライド移動方向において、前記第2筐体の回動支点側に備えられていることを特徴とする、請求項1ないし9のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  11. 前記一方の筐体は、前記レール部から連続して前記スライド部材のスライド移動方向に沿って延びる延長部を備え、
    前記第1係合部は、前記レール部を挟んで前記連結部と反対側に設けられ、
    前記第2係合部は、前記延長部を挟んで前記連結部と反対側に備えられていることを特徴とする、請求項2に記載の画像形成装置。
  12. 前記スライド部材は、前記第2筐体に設けられていることを特徴とする、請求項1ないし11のいずれか一項に記載の画像形成装置。


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