JP2013231549A - 空気調和機システム - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザのいる空間の快適性を向上させることができ、かつ、省エネ性にも優れた空気調和機システムを提供すること。
【解決手段】室外機3及び室内機4を有する空気調和機と、一又は複数の室内に配置され室内機4と双方向の通信が可能な複数のリモコン(ワイヤードリモコン1、ワイヤレスリモコン2)とを備え、前記各リモコンは、それぞれ自己の周囲の室温を検知する室温検知手段(103,203)と、当該リモコンの操作情報の入力を可能とする操作部(102,202)とを有するとともに、前記操作部を介して操作情報が入力されたときに少なくとも前記室温検知手段により検知された室温及び当該操作情報を室内機4へ送信し、室内機4は、リモコン操作のされたリモコンから前記室温及び前記操作情報を受信したときは、常に、当該室温を制御対象として当該室温を用いて温調制御を行う制御部401を有する空気調和機システムを提供する。
【選択図】図2

Description

本発明は、同一空間あるいは複数空間を空調対象とする空気調和機システムに関する。
従来の空気調和機システムでは、周囲の空間の温度を測定する温度センサ及びユーザの操作により暑い又は寒いことを申告する申告手段を備えた複合センサと、申告手段による申告がなされた複合センサの温度センサによる測定温度等に基づいて空調設備を制御する制御手段とを備えたものがある(例えば、特許文献1参照。)。この構成では、ユーザが申告手段を操作することによりユーザのいる空間の室温(申告箇所温度)に基づいて温調制御がなされる。
また、従来の空気調和機システムでは、スケジュール設定や手動設定により温調制御に用いる室温センサ及び設定温度を切り換えるものがある(例えば、特許文献2参照。)。
特開2008−45779号公報 特開2004−279000号公報
しかしながら、特許文献1に記載の空気調和機システムでは、ユーザのいる空間の室温を直接的な温調制御対象とすることができるものの、申告手段の操作などセンサ設定操作が必要となり、ユーザが意識してセンサ設定を変更する必要があるため、センサ設定を変更せずに設定温度を変更した場合は、ユーザのいる空間の温度が直接的な温調制御対象とならず、快適性及び省エネ性が低下するという問題があった。
また、特許文献2に記載の空気調和機システムでは、スケジュール設定により温調制御に用いる室温センサ及び設定温度を切り替えているが、実際にはユーザのいない空間の室温をもとに温調制御していることがあるため、実際にユーザがいる空間の温度が設定温度よりも上がりすぎてしまったり、あるいは逆に下がりすぎてしまったりすることがあり、快適性及び省エネ性が低下するという問題があった。
この発明は、上記に鑑みてなされたもので、ユーザのいる空間の快適性を向上させることができ、かつ、省エネ性にも優れた空気調和機システムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る空気調和機システムは、室外機及び室内機を有する空気調和機と、一又は複数の室内に配置され前記室内機と双方向の通信が可能な複数のリモコンと、を備え、前記各リモコンは、それぞれ自己の周囲の室温を検知する室温検知手段と、当該リモコンの操作情報の入力を可能とする操作部とを有するとともに、前記操作部を介して操作情報が入力されたときに少なくとも前記室温検知手段により検知された室温及び当該操作情報を前記室内機へ送信し、前記室内機は、リモコン操作されたリモコンから前記室温及び前記操作情報を受信したときは、常に、当該室温を制御対象として当該室温を用いて温調制御を行う制御部を有することを特徴とする。
この発明によれば、ユーザのいる空間の快適性を向上させることができ、かつ、省エネ性にも優れた空気調和機システムを提供することができる。
図1は、実施の形態1に係る空気調和機システムの配置構成の一例を示す図である。 図2は、実施の形態1に係る空気調和機システムの機能ブロック図である。 図3は、室温検知手段(温度センサ)選択の動作イメージを示す図である。
以下に、本発明に係る空気調和機システムの実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本実施の形態に係る空気調和機システムの配置構成の一例を示す図である。図1に示すように、この空気調和機システムは、例えば複数の室から構成された家屋40に設置されている。家屋40は、例えば三つの室を備えており、具体的には、リビングダイニング50、寝室51、及び洋室52を備えている。
屋外には、空気調和機の室外機3が設置されている。屋内には、空気調和機の室内機4が設置され、室内機4は室外機3と接続されている。リビングダイニング50内には、暖房設備として例えば床暖房6が配置され、この床暖房6は水配管を介して室内機4及び室外機3と接続されている。さらに、リビングダイニング50内には、ワイヤードリモコン1及びワイヤレスリモコン2が配置されている。ワイヤードリモコン1は、室内機4と有線で接続されており、室内機4との間で双方向の通信可能である。ワイヤレスリモコン2は、室内機4との間で双方向の無線通信可能である。寝室51内には、暖房設備として例えばラジエータ暖房5が配置され、このラジエータ暖房5は水配管を介して室内機4及び室外機3と接続されている。さらに、寝室51内には、ワイヤレスリモコン2が配置されている。このワイヤレスリモコン2は、室内機4との間で双方向の無線通信可能である。洋室52内には、暖房設備として例えばラジエータ暖房5が配置され、このラジエータ暖房5は水配管を介して室内機4及び室外機3と接続されている。さらに、洋室52内には、ワイヤレスリモコン2が配置されている。このワイヤレスリモコン2は、室内機4との間で双方向の無線通信可能である。
このように、本実施の形態では、空気調和機システムは、複数空間(複数の室)を空調対象としており、各空間内には、室内機4と通信可能な一又は複数個のリモコン(リモートコントローラ)が配置されている。リモコンは、有線又は無線のいずれでもよい。なお、本実施の形態は、単一の室(同一空間)を空調対象とする場合にも適用可能であり、この場合は、単一の室内に複数個のリモコンを配置すればよい。
また、本実施の形態では、空気調和機システムは、一例として、熱源機(室外機3)から水配管を介して供給される温水又は冷水によって暖房又は冷房を行う給湯暖房システムについて記載しているが、これに限定されず、熱源機から供給される冷媒により冷暖房を行うシステムであってもよい。
図2は、本実施の形態に係る空気調和機システムの機能ブロック図である。室内機4は、ワイヤードリモコン1及び各ワイヤレスリモコン2との通信を行う通信部402と、ワイヤードリモコン1及び各ワイヤレスリモコン2から送信された室温データ等をもとに温調制御を行う制御部401とを備えている。
ワイヤードリモコン1は、自己の周囲の室温を検知するための室温検知手段103(温度センサ)と、ユーザが各種設定操作を行い操作情報の入力を可能とする操作部102と、設定情報や運転情報等を表示するための表示部101と、室内機4との通信を行う通信部104とを備えている。
ワイヤレスリモコン2は、それぞれ、自己の周囲の室温を検知するための室温検知手段203(温度センサ)と、ユーザが各種設定操作を行い操作情報の入力を可能とする操作部202と、設定情報や運転情報等を表示するための表示部201と、室内機4との通信を行う通信部204とを備えている。
次に、本実施の形態の動作について説明する。ワイヤードリモコン1は、ユーザにより操作部102を介して操作情報が入力されたときに、少なくとも自己の室温検知手段103により検知された室温及び操作部102によりユーザ操作された操作情報を、リモコン通信により室内機4へ送信する。なお、このリモコン通信は、通信部104を介して行われる。また、各ワイヤレスリモコン2は、ユーザにより操作部202を介して操作情報が入力されたときに、少なくとも自己の室温検知手段203により検知された室温及び操作部202によりユーザ操作された操作情報を、リモコン通信により室内機4へ送信する。なお、このリモコン通信は、通信部204を介して行われる。
例えば、寝室51内に存在するユーザが寝室51内のワイヤレスリモコン2を操作しその設定温度を変更した場合は、ワイヤレスリモコン2は、寝室51内の室温及び変更された設定温度に関する操作情報を室内機4へ送信する。なお、ユーザ操作は設温操作に限らず何らかのリモコン操作とすることができる。
また、例えば、リビングダイニング50内に存在するユーザがワイヤードリモコン1を操作しその設定温度を変更した場合は、ワイヤードリモコン1は、リビングダイニング50内におけるワイヤードリモコン1の周囲の室温及び変更された設定温度に関する操作情報を室内機4へ送信する。なお、ユーザ操作は設温操作に限らず何らかのリモコン操作とすることができる。その他のワイヤレスリモコン2についても同様である。
室内機4の制御部401は、ワイヤードリモコン1又はワイヤレスリモコン2から送信された室温及び操作情報を受信し、これらがいずれのリモコンから送信されたものであるのかを特定することができる。ここで、制御部401は、受信データに含まれる送信元情報から送信元がいずれのリモコンであるかを特定することができる。なお、制御部401は、通信部402を介して受信データを受信する。
次に、制御部401は、受信データに含まれる室温を用いて当該室温のみを制御対象として温調制御を行う。すなわち、制御部401は、ユーザ操作のあったリモコンの室温検知手段による検知室温を使用して温調制御を行い、当該リモコンの存在する室内の室温が設定温度に近づくように制御する。例えば、寝室51内に存在するユーザが寝室51内のワイヤレスリモコン2を操作しその設定温度を変更した場合は、制御部401は、寝室51内のワイヤレスリモコン2により検知された室温を使用して温調制御を行う。制御部401は、ユーザによる他のリモコン操作が発生しない限り、このような温調制御を例えば一定時間継続する。なお、このときの設定温度は、ユーザ操作が設温調整である場合はリモコンから操作情報として当然に送信されるが、ユーザ操作が設温調整以外の場合は例えばリモコンから室温及び操作情報とともに送信されるようにしてもよいし、既に設定温度の情報を受信して保持している場合はその設定温度を用いるようにしてもよい。
更に、制御部401は、いずれのリモコンの室温検知手段による検知室温が選択されて温調制御が行われているのかを示す室温検知手段選択情報をリモコン通信によりすべてのリモコン(ワイヤードリモコン1及び各ワイヤレスリモコン2)へ送信する。
ワイヤードリモコン1は、受信した室温検知手段選択情報をもとに、自己の検知室温が選択されて温調制御に用いられている場合は、その旨を表す内容を表示部101に表示し、自己の検知室温が選択されていない場合は、非表示とすることができる。つまり、ワイヤードリモコン1は、自己の検知室温が選択されて温調制御に用いられている場合は、室温検知手段選択情報を表示部101に表示し、自己の検知室温が選択されていない場合は、非表示とすることができる。なお、この場合において、非表示とする代わりに、その室温検知手段による検知室温が選択されて温調制御に用いられている他のリモコンを特定する内容、すなわち、室温検知手段選択情報を表示するようにしてもよい。同様に、各ワイヤレスリモコン2は、受信した室温検知手段選択情報をもとに、自己の室温が選択されて温調制御に用いられている場合は、その旨を表す内容を表示部201に表示し、自己の室温が選択されていない場合は、非表示とすることができる。つまり、各ワイヤレスリモコン2は、自己の室温が選択されて温調制御に用いられている場合は、室温検知手段選択情報を表示部201に表示し、自己の室温が選択されていない場合は、非表示とすることができる。なお、この場合において、非表示とする代わりに、その室温検知手段による検知室温が選択されて温調制御に用いられている他のリモコンを特定する内容、すなわち、室温検知手段選択情報を表示するようにしてもよい。
図3は、室温検知手段(温度センサ)選択の動作イメージを示す図である。図3において、「スケジュールのみの場合」は、どのリモコンの室温検知手段(温度センサ)による検知室温が選択されて温調制御に用いられるのかが予めスケジュールにより決められている場合を表している(例えば、特許文献2参照。)。具体的には、0:00〜7:00間は、寝室51内のワイヤレスリモコン2の室温検知手段203による検知室温が選択されて温調制御に用いられ、7:00〜21:00間は、リビングダイニング50内の例えばワイヤードリモコン1の室温検知手段103による検知室温が選択されて温調制御に用いられ、21:00〜24:00間は、寝室51内のワイヤレスリモコン2の室温検知手段203による検知室温が選択されて温調制御に用いられる。
また、「手動によりセンサ設定変更した場合」は、上記のようにスケジュール設定された状況下で、ユーザが特定のリモコン操作を実行することにより、制御部401にて温調制御に用いられる室温が当該リモコンの室温検知手段(温度センサ)による検知室温に設定されるように手動でセンサ選択情報(室温検知手段選択情報)を設定する場合を表している(例えば、特許文献2参照。)。具体的には、7:00〜21:00間は、スケジュールによれば、リビングダイニング50内のワイヤードリモコン1の室温検知手段103による検知室温が選択されていたところ、手動により設定変更されたことにより、15:00〜21:00間は、洋室52内のワイヤレスリモコン2の室温検知手段203による検知室温が選択されて温調制御に用いられる。
次に、「ユーザ操作(例えば設温変更など)した場合」は、本実施の形態の動作に対応するものであり、15:00〜21:00間は、上記の手動設定により、洋室52内のワイヤレスリモコン2の室温検知手段203による検知室温が選択されていたところ、19:00に寝室51内に在室したユーザが寝室51内のワイヤレスリモコン2を操作(例えば設温変更など)したため、制御部401は、19:00〜21:00間は、寝室51内のワイヤレスリモコン2により検知された室温を使用して温調制御を行うことを表している。
このようにして、リモコン操作されたときは、常に、ユーザが確実にいる空間にあるリモコンの検知室温を使用して温調制御を行うことにより、ユーザの快適性を向上させることが可能となる。また、ユーザが意識しなくてもその検知室温が温調制御に使用される室温検知手段が切り替わるため、複雑な設定作業が不要となり操作性が向上するとともに、設定変更忘れによる無駄な昇温等がなくなるため、消費電力を低減でき省エネとなる。
これに対し、例えば特許文献1に記載の空気調和機システムでは、ユーザのいる空間の室温を温調制御の対象とするためには、ユーザは申告手段の操作なども含めてこの目的のための特定のセンサ設定操作が必要となり、ユーザが意識してセンサ設定を変更する必要がある。そのため、センサ設定を変更せずに設定温度を変更した場合は、ユーザのいる空間の温度が直接的な温調制御の対象とならず、必要以上に室温が上昇するなど快適性及び省エネ性が低下するという問題があった。
実施の形態2.
実施の形態1では、制御部401は、ユーザ操作のあったリモコンの室温検知手段による検知室温を使用して温調制御を行っている。本実施の形態では、制御部401は、ユーザ操作のあったリモコンの室温検知手段による検知室温のみならず、他のリモコンの室温検知手段による検知室温も温調制御に用いるが、ユーザ操作のあったリモコンの室温検知手段による検知室温に対しては他のリモコンの室温検知手段による検知室温よりも大きな重み付けをして制御温度を算出し、この制御温度を使用して温調制御を行う。以下、具体例を用いて説明する。なお、本実施の形態の構成は、図1及び図2に示す実施の形態1の構成と同じであるので、構成の説明は省略する。
例えば、寝室51内に存在するユーザがワイヤレスリモコン2を操作した場合は、ワイヤレスリモコン2は、寝室51内の室温及び操作情報を室内機4へ送信する。制御部401は、これらの室温及び操作情報を受信し、これらが寝室51内のワイヤレスリモコン2から送信されたものであることを認識する。
次に、制御部401は、ユーザ操作のなされた寝室51内の室温(T1)、洋室52内のワイヤレスリモコン2の室温検知手段203による室温(T2)、リビングダイニング50内のワイヤードリモコン1の室温検知手段103による室温(T3)、及びリビングダイニング50内のワイヤレスリモコン2の室温検知手段203による室温(T4)を用いて、例えば加重平均により、制御温度T=a1・T1+a2・T2+a3・T3+a4・T4を算出する。ここで、a1〜a4は重み付けの定数であり、a1>a2,a3,a4、かつ、a1+a2+a3+a4=1を満たす。すなわち、ユーザ操作のなされた寝室51内の室温T1の重み付けを他のリモコンによる検知室温に対する重み付けよりも大きくする。
a1〜a4は例えば予め設定した値を用いることができる。なお、a1〜a4を、ユーザの操作情報の内容(例えば、設定温度、運転モード、風速等)に応じて設定することもできる。例えば、ユーザが設定温度を操作した場合は、他の操作を行った場合よりもa1をより大きく設定することができる。また、a1〜a4を、予め設定された規定時間内のユーザの操作の回数に応じて設定することもできる。例えば、規定時間内に、同じ室内の同じリモコンから複数回のリモコン操作があった場合は、操作回数が増加するにつれて、a1をより大きく設定することができる。
また、室温T2〜T4については、例えば各リモコンから室内機4へ定期的にリモコン通信で送信させるようにし、直近に受信した値を用いるようにしてもよいし、あるいは、制御部401が各リモコンに対して室温T2〜T4を送信するように指令し、各リモコンから返信された最新の値を用いるようにしてもよい。
さらに、制御部401は、ユーザ操作のなされた寝室51内のワイヤレスリモコン2の設定温度(Ts1)、洋室52内のワイヤレスリモコン2の設定温度(Ts2)、リビングダイニング50内のワイヤードリモコン1の設定温度(Ts3)、及びリビングダイニング50内のワイヤレスリモコン2の設定温度(Ts4)を用いて、設定温度Ts=a1・Ts1+a2・Ts2+a3・Ts3+a4・Ts4を算出する。設定温度Ts1〜Ts4については、リモコンから制御部401へ既に送信されている場合はその値を用いることができるし、あるいは、制御部401が各リモコンに対して設定温度Ts1〜Ts4を送信するように指令し、各リモコンから送信された設定値を用いるようにしてもよい。
制御部401は、制御温度Tが設定温度Tsに近づくように温調制御を行う。制御部401は、ユーザによる他のリモコン操作が発生しない限り、このような温調制御を例えば一定時間継続する。
更に、制御部401は、どのリモコンの室温検知手段による室温がどのくらいの重み付けで制御温度が算出されて温調制御しているのかを示す重み付け情報をリモコン通信によりすべてのリモコン(ワイヤードリモコン1及び各ワイヤレスリモコン2)へ送信する。ワイヤードリモコン1は、受信した重み付け情報を表示部101にて表示する。同様に、各ワイヤレスリモコン2は、受信した重み付け情報を表示部201にて表示する。
このように、リモコン操作されたときは、常に、ユーザ操作があったリモコンの検知室温を重み付けして制御温度を算出し温調制御を行うことで、ユーザが確実にいる空間にあるリモコンの検知室温の寄与を大きくして温調制御を行うことにより、ユーザの快適性を向上させることが可能となる。また、ユーザが意識しなくてもユーザが操作したリモコンの室温検知手段による検知室温が重み付けされて温調制御に使用されるので、複雑な設定作業が不要となり操作性が向上するとともに、設定変更忘れによる無駄な昇温等がなくなるため、消費電力を低減でき省エネとなる。
本発明は、空気調和機システムとして好適である。
1 ワイヤードリモコン
2 ワイヤレスリモコン
3 室外機
4 室内機
5 ラジエータ暖房
6 床暖房
40 家屋
50 リビングダイニング
51 寝室
52 洋室
101,201 表示部
102,202 操作部
103,203 室温検知手段
104,204,402 通信部
401 制御部

Claims (8)

  1. 室外機及び室内機を有する空気調和機と、
    一又は複数の室内に配置され前記室内機と双方向の通信が可能な複数のリモコンと、
    を備え、
    前記各リモコンは、それぞれ自己の周囲の室温を検知する室温検知手段と、当該リモコンの操作情報の入力を可能とする操作部とを有するとともに、前記操作部を介して操作情報が入力されたときに少なくとも前記室温検知手段により検知された室温及び当該操作情報を前記室内機へ送信し、
    前記室内機は、リモコン操作されたリモコンから前記室温及び前記操作情報を受信したときは、常に、当該室温を制御対象として当該室温を用いて温調制御を行う制御部を有することを特徴とする空気調和機システム。
  2. 前記各リモコンは、それぞれ表示部を有し、
    前記制御部は、リモコン操作されたリモコンから前記室温及び前記操作情報を受信した後、いずれのリモコンの室温検知手段による室温が選択されて温調制御が行われているのかを示す室温検知手段選択情報を通信により前記各リモコンへ送信し、
    前記各リモコンは、前記制御部から前記室温検知手段選択情報を受信した後、それぞれ前記室温検知手段選択情報を前記表示部にて表示することを特徴とする請求項1に記載の空気調和機システム。
  3. 室外機及び室内機を有する空気調和機と、
    一又は複数の室内に配置され前記室内機と双方向の通信が可能な複数のリモコンと、
    を備え、
    前記各リモコンは、それぞれ自己の周囲の室温を検知する室温検知手段と、当該リモコンの操作情報の入力を可能とする操作部とを有するとともに、前記操作部を介して操作情報が入力されたときに少なくとも前記室温検知手段により検知された室温及び当該操作情報を前記室内機へ送信し、
    前記室内機は、リモコン操作されたリモコンから前記室温及び前記操作情報を受信したときは、常に、当該リモコン操作されたリモコンからの室温及び他のすべてのリモコンの室温検知手段により検知され通信により取得した室温を用いて、前記リモコン操作されたリモコンからの室温の重み付けを最も大きくした加重平均としての制御温度を算出し、当該制御温度を制御対象として当該制御温度を用いて温調制御を行う制御部を有する
    ことを特徴とする空気調和機システム。
  4. 前記制御部は、前記制御温度を算出する際に、前記操作情報の内容に応じて前記重み付けの大きさを設定することを特徴とする請求項3に記載の空気調和機システム。
  5. 前記制御部は、前記制御温度を算出する際に、規定時間内における前記リモコン操作されたリモコンの操作回数に応じて前記重み付けの大きさを設定することを特徴とする請求項3又は4に記載の空気調和機システム。
  6. 前記各リモコンは、それぞれ表示部を有し、
    前記制御部は、リモコン操作されたリモコンから前記室温及び前記操作情報を受信した後、どのリモコンの室温検知手段による室温がどのくらいの重み付けで前記制御温度が算出されているのかを示す重み付け情報を通信により前記各リモコンへ送信し、
    前記各リモコンは、それぞれ、前記制御部から前記重み付け情報を受信した後、前記重み付け情報を前記表示部にて表示することを特徴とする請求項3〜5のいずれか1項に記載の空気調和機システム。
  7. 前記空気調和機は、前記室外機から供給される温水又は冷水を用いて暖房又は冷房を行う給湯暖房機であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の空気調和機システム。
  8. 前記空気調和機は、前記室外機から供給される冷媒を用いて暖房又は冷房を行うものであることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の空気調和機システム。
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