JP2013231472A - 管継手 - Google Patents

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秀幸 真田
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Abstract

【課題】 二重シール構造によって内部流体の漏洩に対する高い信頼性を確保しながらも、シール部材の数を抑えて部品点数を少なくできる雌型継手を提供すること。
【解決手段】 雄型継手を着脱可能に連結する雌型継手において、貫通孔を有する筒状の雌型継手本体と、貫通孔内に配置されるスライド部材と、スライド部材を前方に向かって付勢する弾性部材と、スライド部材の前端面に配置された環状の第1シール部材と、貫通孔の内周面に固定された第2シール部材と、を備えており、第2シール部材の内周面には、半径方向内側に向かって突出する第1凸状シール部と第2凸状シール部とが設けられており、雄型継手が連結された状態において、雄型継手の前端面が第1シール部材と密封係合し、雄型継手の外周面が第2シール部材の第1凸状シール部と密封係合し、スライド部材の外周面が第2シール部材の第2凸状シール部と密封係合するようにする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、管継手に関し、特に、管継手のシール構造の改良に関する。
図3は従来の管継手の一つの形式を示している。該管継手は、雌型継手(ソケット)1が弁機能を備えるスライド部材2を備えており、該スライド部材2の前端面には端面シール部材3が配置されている。雄型継手(プラグ)4を雌型継手1に挿入すると、雄型継手4の前端面5が端面シール部材3に当接しスライド部材2を後方に変位させて、雄型継手4と雌型継手1とが流体連通された状態となる。この流体連通状態において、雄型継手4の前端面5は端面シール部材3と密封係合され、当該管継手からの流体の漏出を防ぐようになっている。この漏出を更に確実に防ぐために、雄型継手4の外周面6と雌型継手1の内周面との間を密封する周面シール部材7が設けられており、端面シール部材3と周面シール部材7とで二重のシール構造を構成している。また、スライド部材2は、該スライド部材2に連接された壁面部8を介して、固定シール部材9によって雌型継手4の内周面に密封係合されている。(特許文献1)。
実公平2−34557号
このような二重のシール構造とするためには、端面シール部材によって密封された部分から漏出した流体が外部に漏れないようにするためだけの周面シール部材を付加的に用意する必要があるだけでなく、該周面シール部材を収納保持するため溝を雌型継手に付加的に加工する必要もある。しかし、製作、メンテナンス等の面から考えれば、そのような付加的な部材及び加工はなるべく少なくすることが望まれる。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、上述の如き従来の二重シール構造において必要とされていた周面シール部材、及び、この周面シール部材を収納保持するために必要とされていた溝を付加的に設ける必要がなく、より簡単な構造とした二重のシール構造を備える雌型継手を提供することを目的とする。
すなわち本発明は、
雄型継手を着脱可能に連結する雌型継手であって、
前端部と該前端部から後方に延びる貫通孔とを有する、筒状の雌型継手本体と、
前記雌型継手本体の前記貫通孔内に、該貫通孔の内周面に対して該貫通孔の軸線方向で摺動可能に保持される、筒状のスライド部材と、
前記雌型継手本体の前記貫通孔内に配置され、前記スライド部材を前記軸線方向で前方に向かって付勢する弾性部材と、
前記スライド部材の前端面に配置された環状の第1シール部材と、
前記貫通孔の前記内周面に固定された筒状の第2シール部材と、を備えており、
前記第2シール部材の内周面には、半径方向内側に向かって突出する第1凸状シール部と、該第1凸状シール部から前記軸線方向で後方に離れた位置に半径方向内側に向かって突出する第2凸状シール部とが設けられており、
前記雄型継手が、前記雌型継手本体の前記前端部から前記貫通孔内に挿入されて連結された状態において、前記雄型継手の前端面が、前記第1シール部材に当接し前記スライド部材を前記弾性部材の付勢力に抗して後方に変位させ、前記雄型継手の前記前端面が前記第1シール部材と密封係合し、前記雄型継手の外周面が前記第2シール部材の前記第1凸状シール部と密封係合し、前記スライド部材の外周面が前記第2シール部材の前記第2凸状シール部と密封係合するようにされた、雌型継手を提供する。
この雌型継手においては、スライド部材の外周面と雌型継手本体のない周面との間を密封する第2シール部材によって、接続状態における雌型継手本体の貫通孔の内周面と雄型継手の外周面との間も同時に密封することができるので、必要な部品の数を抑えることができるとともにシール部材を固定保持する溝の加工も減らすことができる。
好ましくは、前記第1凸状シール部と前記第2凸状シール部との間における前記第2シール部材の内周面は、前記スライド部材の前記外周面と接触しないようにすることができる。
より好ましくは、前記第1凸状シール部と前記第2凸状シール部との間における前記第2シール部材の内周面は、前記第1凸状シール部に近接した位置に第1環状溝を有し、前記第2凸状シール部に近接した位置に第2環状溝を有しているようにすることができる。
第1及び第2凸状シール部のそれぞれに近接した位置に第1及び第2環状溝が形成されているので、第1及び第2凸状シール部が雄型継手とスライド部材にそれぞれ密封係合して半径方向で圧縮されたときに、該圧縮による変形分が環状溝に逃げることができるようになる。それによって、雄型継手またはスライド部材に対して過大な接触力が生じたり、第1及び第2凸状シール部以外の場所の内周面が雄型継手またはスライド部材に接触したりして摺動摩擦抵抗が不必要に大きくなることがないようにすることができる。
具体的には、前記スライド部材は、大径部と、該大径部に連接して前記軸線方向で後方に位置する小径部とを有しており、前記雄型部材が連結されていない状態では、前記小径部が前記第2シール部材の前記第2凸状シール部の半径方向内側に位置して前記第2凸状シール部が前記スライド部材の前記外周面と接触せず、前記雄型部材が連結された状態では、前記大径部が前記第2凸状シール部の半径方向内側に位置して、前記第2凸状シール部が前記スライド部材の前記外周面に密封係合するようにすることができる。
雄型部材が連結されていない状態で、第2凸状シール部はスライド部材に接触していないので、第2シール部材とスライド部材との非連結状態での摺動摩擦抵抗を小さくすることができる。また、連結時にのみ圧縮されるので圧縮されている時間が小さくなり、第2シール部材の寿命を長くすることも可能となる。
さらに具体的には、前記雌型継手本体は、前記貫通孔内において前記軸線方向で前方に向かって延在する筒状のスライド部材支持部を有しており、
前記スライド部材は、前記貫通孔内において該貫通孔の前記内周面と前記スライド部材支持部の外周面との間で摺動可能に保持されており、該スライド部材は、該スライド部材の内周面に密封固定された第3シール部材を更に備えており、前記第3シール部材が前記スライド部材支持部の前記外周面と摺動可能に密封係合しているようにすることができる。
より具体的には、前記雌型継手本体は、筒状の第1本体部と、該第1本体部の外周面に該第1本体部と同軸状にしてスナップフィットにより固定されて該第1本体部よりも前方にまで延在する筒状の第2本体部と、を有しており、前記第1本体部は前記第2シール部材の後端面に係合する前端面を有し、前記第2本体部は前記第2シール部材の外周面と前端面とに係合する内周面を有しており、前記第2シール部材は前記第1本体部と前記第2本体部との間に固定されているようにすることができる。
第2シール部材を2つの部材の間で固定するようにすることで、雌型継手本体部の貫通孔内に手間の掛かる溝加工を施す必要をなくすことができる。また、第2シール部材の組み付けもしやすくすることができる。
また本発明は、上記いずれかの雌型継手と、該雌型継手の前記貫通孔に挿入されて連結される雄型継手と、を備える管継手を提供する。
以下、本発明に係る雌型継手の実施形態を添付した図面に基づき説明する。
本願発明に係る雌型継手の側面部分断面図である。 図1に示す雌型継手に雄型継手が連結された状態を示す図である。 従来の管継手を示す図である。
図1、図2に示すように、本発明に係る雌型継手10は、雌型継手本体20と、スライド部材30と、第1シール部材40と、第2シール部材50とを備えている。雌型継手本体20には、その前端部21から軸線方向90で後方に延びて後端部22にまで至る貫通孔23が設けられており、スライド部材30と第1及び第2シール部材40、50は、この貫通孔23内に配置されている。貫通孔23内には、雌型継手本体20に後端で連結固定され該貫通孔23の軸線方向90で前方に突出する円筒状のスライド部材支持部24が、貫通孔23の内周面23−1の内側に間隔を開けて同心状にして設けられており、スライド部材30の内周面31がスライド部材支持部24の外周面24−1上を摺動するようになっている。スライド部材30は、その前端面に軸線方向90で延びる第1シール部材係合溝32を有しており、第1シール部材40はこのシール部材係合溝32に嵌め込まれて固定されている。スライド部材30は、その前端部に位置し第1シール部材係合溝32が形成された大径部33と、大径部33に連接して軸線方向90で後方に位置する小径部34と、小径部34の後端に位置するフック部35とからなっている。スライド部材30の後端部にあるスプリング受け部36と雌型継手本体20の貫通孔23内にあるスプリング受け部25との間には、弾性部材としてスライド部材付勢スプリング60が配置されており、このスライド部材付勢スプリング60によってスライド部材30は軸線方向90で前方に向かって付勢されている。貫通孔23の内周面23−1にはフック係合凸部26が設けられており、スライド部材付勢スプリング60によって前方に付勢されているスライド部材30は、そのフック部35がフック係合凸部26に後方から当接することで、それ以上前方に移動して雌型継手本体20の貫通孔23から外れないようになっている。雌型継手本体20の貫通孔23の内周面23−1には第2シール部材係合溝27がさらに設けられており、第2シール部材50がこの第2シール部材係合溝27に収容されて貫通孔23の内周面上に固定されている。図示の実施形態では、この第2シール部材係合溝27を形成するのを容易にするために、雌型継手本体20は第1本体部20−1と該第1本体部20−1の前方に連結された第2本体部20−5とから構成されている。
スライド部材30の内周面31には、第3シール部材68を固定するための第3シール部材係合溝38が設けられており、スライド部材30の内周面31とスライド部材支持部24の外周面24−1との間を摺動可能な状態で密封係合している。
雌型継手10はさらに、雌型継手本体20の外周面上を摺動する円筒状のスリーブ62と、スリーブ62の外周面を覆ってスリーブ62と同軸状に配置され雌型継手本体20に固定された円筒状のスリーブ保持部材65と、を備えている。スリーブ付勢スプリング61が、スリーブ保持部材65の後部に位置するスプリング受け部66と、スリーブ62の後端面63との間に配置されており、このスリーブ付勢スプリング61によってスリーブ62は軸線方向90で前方に付勢される。雌型継手本体20の第2シール部材係合溝27の前方の位置には、ロックボール保持孔28が設けられており、ロックボール70がこのロックボール保持孔28内においてスライド部材30の外周面37とスリーブ62の内周傾斜面64との間に保持されている。
第2シール部材50の内周面51には、半径方向内側に向かって突出する第1凸状シール部55と、第1凸状シール部55から軸線方向90で後方に位置し半径方向内側に向かって突出する第2凸状シール部56とが設けられている。第1凸状シール部55と第2凸状シール部56との間の内周面51には、第1凸状シール部55に近接した位置に第1環状溝57が形成され、第2凸状シール部56に近接した位置に第2環状溝58が形成されている。
雌型継手10と雄型継手80とが連結されていない図1の状態では、第2シール部材50の第1凸状シール部55はスライド部材30の外表面37の大径部33の部分に係合して圧縮されているが、第2凸状シール部56は小径部34の半径方向外側に位置しておりスライド部材30の外表面37には接触していない。第2凸状シール部56がスライド部材30に接触しないようにすることで、スライド部材30への摺動摩擦抵抗が小さくなり、スライド部材30を摺動させるのに必要な力を小さくすることができる。また、圧縮されて変形している時間を少なくすることで寿命を向上させることもできる。
雄型継手80を雌型継手本体20の前端部21側から貫通孔23内に挿入していくと、雄型継手80の前端面84が第1シール部材40に当接する。さらに雄型継手80を挿入していって、スライド部材付勢スプリング60の付勢力に抗してスライド部材30を後方に変位させながら雄型継手80のロック溝82がロックボール70の半径方向内側に位置すると、ロックボール70がスリーブ62の内周傾斜面64によって半径方向内側に押されて雄型継手80のロック溝82内に嵌まり、それに伴ってロックボール70とスリーブ62の内周傾斜面64との係合が解除され、スリーブ62がスリーブ付勢スプリング61の付勢力によって前方に移動する。このようにして図2に示すような、雌型継手10と雄型継手80とが連結した状態となる。
雌型継手10と雄型継手80とが連結された図2の状態において、第1シール部材40は、スライド部材付勢スプリング60の付勢力により雄型継手80の前端面84に押しつけられて雄型継手80と密封係合した状態となっている。また、第2シール部材50の第1凸状シール部55は、雄型継手80の外周面86によって圧縮されて雄型継手80と密封係合した状態となっている。このとき、第1凸状シール部55の圧縮された部分は、近接する第1環状溝57へと逃げるようになっている。同様に、第2凸状シール部56は、スライド部材30の外周面37によって圧縮されてスライド部材30と密封係合した状態となり、第2凸状シール部56で圧縮された部分は、近接する第2環状溝58へと逃げるようになっている。このようにして、第1凸状シール部55と第2凸状シール部56以外の部分の内周面51は、半径方向内側に大きく変形しないようになっており、第1凸状シール部55と第2凸状シール部56とが圧縮されているか否かに関わらず、非連結状態(図1)から連結状態(図2)に至る過程において常にスライド部材30の外周面37と接触しないようになっている。
このように、本発明に係る管継手の雌型継手では、第2シール部材だけで、雌型継手本体の貫通孔と雄型継手の外周面との間及び雌型継手本体の貫通孔とスライド部材の外周面との間の2箇所を密封することができるので、シール部材の数を少なくすることができ、また、シール部材を収納する溝をすくなくすることができる。
本実施形態では、第2シール部材50を固定する第2シール部材係合溝27は、第1本体部20−1と、この第1本体部20−1とは別体とされた円筒状の第2本体部20−5とによって構成されている。第1本体部20−1の外表面には係止凸部20−2が形成され、第2本体部20−5の内周面には係止凹部20−6が形成されている。第2本体部20−5は第1本体部20−1と同軸状に配置され、第1本体部20−1の係止凸部20−2と第2本体部20−5の係止凹部20−6とがスナップフィット係合することで、第2本体部20−5が第1本体部20−1に固定されている。固定された第2本体部20−5は、第1本体部20−1の前端面20−3からさらに軸線方向90で前方にまで延在している。第1本体部20−1の前端面20−3と第2本体部20−5の内周面20−7とによって半径方向外側に凹んだ断面矩形状の環状溝が形成されるようになっており、この環状溝が第2シール部材50を固定するための第2シール部材係合溝27となる。比較的に複雑な形状となる雌型継手本体20をこのように分割することで、例えば、樹脂成形でも容易に作製することができるようになり、製造コストを抑えることができるようになる。
10 雌型継手 20 雌型継手本体
20−1 第1本体部 20−2 係止凸部
20−3 前端面 20−5 第2本体部
20−6 係止凹部 20−7 内周面
21 前端部 22 後端部
23 貫通孔 23−1 内周面
24 スライド部材支持部 24−1 外周面
25 スプリング受け部 26 フック係合凸部
27 第2シール部材係合溝 28 ロックボール保持孔
30 スライド部材 31 内周面
32 第1シール部材係合溝 33 大径部
34 小径部 35 フック部
36 スプリング受け部 37 外周面
38 第3シール部材係合溝 40 第1シール部材
50 第2シール部材 51 内周面
55 第1凸状シール部 56 第2凸状シール部
57 第1環状溝 58 第2環状溝
60 スライド部材付勢スプリング 61 スリーブ付勢スプリング
62 スリーブ 63 後端面
64 内周傾斜面 65 スリーブ保持部材
66 スプリング受け部 68 第3シール部材
70 ロックボール 80 雄型継手
82 ロック溝 84 前端面
86 外周面 90 軸線方向

Claims (7)

  1. 雄型継手を着脱可能に連結する雌型継手であって、
    前端部と該前端部から後方に延びる貫通孔とを有する、筒状の雌型継手本体と、
    前記雌型継手本体の前記貫通孔内に、該貫通孔の内周面に対して該貫通孔の軸線方向で摺動可能に保持される、筒状のスライド部材と、
    前記雌型継手本体の前記貫通孔内に配置され、前記スライド部材を前記軸線方向で前方に向かって付勢する弾性部材と、
    前記スライド部材の前端面に配置された環状の第1シール部材と、
    前記貫通孔の前記内周面に固定された筒状の第2シール部材と、を備えており
    前記第2シール部材の内周面には、半径方向内側に向かって突出する第1凸状シール部と、該第1凸状シール部から前記軸線方向で後方に離れた位置に半径方向内側に向かって突出する第2凸状シール部とが設けられており、
    前記雄型継手が、前記雌型継手本体の前記前端部から前記貫通孔内に挿入されて連結された状態において、前記雄型継手の前端面が、前記第1シール部材に当接し前記スライド部材を前記弾性部材の付勢力に抗して後方に変位させ、前記雄型継手の前記前端面が前記第1シール部材と密封係合し、前記雄型継手の外周面が前記第2シール部材の前記第1凸状シール部と密封係合し、前記スライド部材の外周面が前記第2シール部材の前記第2凸状シール部と密封係合するようにされた、雌型継手。
  2. 前記第1凸状シール部と前記第2凸状シール部との間における前記第2シール部材の内周面は、前記スライド部材の前記外周面と接触しないようにされている、請求項1に記載の雌型継手。
  3. 前記第1凸状シール部と前記第2凸状シール部との間における前記第2シール部材の内周面は、前記第1凸状シール部に近接した位置に第1環状溝を有し、前記第2凸状シール部に近接した位置に第2環状溝を有している、請求項1又は2に記載の雌型継手。
  4. 前記スライド部材は、大径部と、該大径部に連接して前記軸線方向で後方に位置する小径部とを有しており、前記雄型部材が連結されていない状態では、前記小径部が前記第2シール部材の前記第2凸状シール部の半径方向内側に位置して前記第2凸状シール部が前記スライド部材の前記外周面と接触せず、前記雄型部材が連結された状態では、前記大径部が前記第2凸状シール部の半径方向内側に位置して、前記第2凸状シール部が前記スライド部材の前記外周面に密封係合するようにされている、請求項1乃至3のいずれかに記載の雌型継手。
  5. 前記雌型継手本体は、前記貫通孔内において前記軸線方向で前方に向かって延在する筒状のスライド部材支持部を有しており、
    前記スライド部材は、前記貫通孔内において該貫通孔の前記内周面と前記スライド部材支持部の外周面との間で摺動可能に保持されており、該スライド部材は、該スライド部材の内周面に密封固定された第3シール部材を更に備えており、前記第3シール部材が前記スライド部材支持部の前記外周面と摺動可能に密封係合している、請求項1乃至4のいずれかに記載の雌型継手。
  6. 前記雌型継手本体は、筒状の第1本体部と、該第1本体部の外周面に該第1本体部と同軸状にしてスナップフィットにより固定されて該第1本体部よりも前方にまで延在する筒状の第2本体部と、を有しており、前記第1本体部は前記第2シール部材の後端面に係合する前端面を有し、前記第2本体部は前記第2シール部材の外周面と前端面とに係合する内周面を有しており、前記第2シール部材は前記第1本体部と前記第2本体部との間に固定されている、請求項1乃至5のいずれかに記載の雌型継手。
  7. 請求項1乃至6のいずれかに記載の雌型継手と、該雌型継手の前記貫通孔に挿入されて連結される雄型継手と、を備える管継手。
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