JP6589414B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、複写機、プリンター、ファクシミリやこれら機能を複合的に備える複合機などの電子写真方式の画像形成装置に関する。
画像形成装置には、通常、画像プロセス装置や給紙装置や定着装置などが、本体フレームを構成する2つの側板(前フレームおよび後ろフレーム)によって挟まれた空間内に配置される。画像形成装置を小型化するためには、これらの側板の間隔をできるだけ狭くして、用紙幅より若干広い程度の間隔にすることが望ましい。しかしながら、側板の間隔を狭くすると、定着装置には、ヒーターハーネスや駆動伝達部があるので、これらの側板の間の空間に収まらなくなってしまう。
そこで、画像形成装置をより小型化するためには、側板において定着装置と干渉する部分に大きな切り欠きを設けるか、もしくは、定着装置と干渉する部分だけを側板とは別体の鋼板で構成する必要がある。しかしながら、前者の場合には、側板の強度が低下してしまうという問題があり、後者の場合には、部品数が増えてしまうことから、各部品の位置精度を良好に保つことが難しくなるという問題がある。
これらの問題を解消するために、特許文献1に記載の画像形成装置では、側板において定着装置と干渉する部分に大きな切り欠きを設けるとともに、この切り欠き部に、繊維強化樹脂を用いた樹脂成型によって形成した、定着ユニットを保持する定着ガイド部材を、構造体の一部として固定している。
特開2006−258998号公報
しかしながら、特許文献1に記載の画像形成装置では、大きな切り欠きを覆うために、大きな定着ガイド部材が必要になり、高価な繊維強化樹脂をたくさん使用するために画像形成装置のコストが高くなってしまうという問題がある。
また、樹脂で覆うということは、少なくとも側板に別体の鋼板を取り付ける場合よりも強度が低くなってしまうので、画像形成装置の重量を支えるのに十分な剛性が得られないおそれがある。
本発明は、上記のような現状を検討して改善を施した画像形成装置を提供することを技術的課題としている。
請求項1の発明は、回転部材を含む定着装置と、前記定着装置の第1端部側に設けられた本体フレームと、前記定着装置の前記第1端部側に設けられ、前記回転部材を駆動するための定着駆動ユニットとを備え、前記本体フレームは、前記定着装置の長手方向に対して垂直な本体フレーム主面と、前記本体フレーム主面の端部から前記本体フレーム主面に対して垂直に延びる本体フレーム側面とを含んでおり、前記本体フレームには、前記本体フレーム主面と前記本体フレーム側面とに跨る切り欠きが形成されており、前記定着駆動ユニットは、モーターと、複数のギヤーと、前記複数のギヤーを支持するユニットフレームとを含み、前記切り欠きを覆うように、前記本体フレームに固定されており、前記ユニットフレームは、前記定着装置の長手方向に対して垂直なユニットフレーム主面と、前記本体フレームに前記ユニットフレームを締結部材で締結するための複数の締結面とを含み、前記複数の締結面のうちの前記本体フレーム側面に対応する締結面と、前記ユニットフレーム主面との間に、これらのいずれの面とも平行ではない斜面、または曲面が形成されているいうものである。
請求項2の発明は、回転部材を含む定着装置と、前記定着装置の第1端部側に設けられた本体フレームと、前記定着装置の前記第1端部側に設けられ、前記回転部材を駆動するための定着駆動ユニットとを備え、前記本体フレームは、前記定着装置の長手方向に対して垂直な本体フレーム主面と、前記本体フレーム主面の端部から前記本体フレーム主面に対して垂直に延びる本体フレーム側面とを含んでおり、前記本体フレームには、前記本体フレーム主面と前記本体フレーム側面とに跨る切り欠きが形成されており、前記定着駆動ユニットは、モーターと、複数のギヤーと、前記複数のギヤーを支持するユニットフレームとを含み、前記切り欠きを覆うように、前記本体フレームに固定されており、前記ユニットフレームは、前記複数のギヤーを挟持する第1フレーム及び第2フレームを含み、前記第1フレームと前記第2フレームのうちの一方のみが、締結部材によって前記本体フレーム側面と締結されているというものである。
請求項3の発明は、回転部材を含む定着装置と、前記定着装置の第1端部側に設けられた本体フレームと、前記定着装置の前記第1端部側に設けられ、前記回転部材を駆動するための定着駆動ユニットと、中間転写ベルトを含む中間転写ユニットと、画像形成装置に対して前記中間転写ユニットを着脱するための中間転写ユニットガイド部材とを備え、前記本体フレームは、前記定着装置の長手方向に対して垂直な本体フレーム主面と、前記本体フレーム主面の端部から前記本体フレーム主面に対して垂直に延びる本体フレーム側面とを含んでおり、前記本体フレームには、前記本体フレーム主面と前記本体フレーム側面とに跨る切り欠きが形成されており、前記定着駆動ユニットは、前記切り欠きを覆うように、前記本体フレームに固定されており、前記定着駆動ユニットの一部は、前記中間転写ユニットガイド部材に直接的または間接的に位置決めされており、前記定着駆動ユニットの他の一部は、前記定着駆動ユニットと前記本体フレーム主面のそれぞれに設けられた一対の係止部によって、前記本体フレーム主面に位置決めされているというものである。
請求項4の発明は、回転部材を含む定着装置と、前記定着装置の第1端部側に設けられた本体フレームと、前記定着装置の前記第1端部側に設けられ、前記回転部材を駆動するための定着駆動ユニットとを備え、前記本体フレームは、前記定着装置の長手方向に対して垂直な本体フレーム主面と、前記本体フレーム主面の端部から前記本体フレーム主面に対して垂直に延びる本体フレーム側面とを含んでおり、前記本体フレームには、前記本体フレーム主面と前記本体フレーム側面とに跨る切り欠きが形成されており、前記定着駆動ユニットは、前記切り欠きを覆うように、前記本体フレームに固定されており、前記定着駆動ユニットの上部は、前記定着駆動ユニットと前記本体フレーム主面のそれぞれに設けられた一対の係止部によって、前記本体フレーム主面に位置決めされており、前記一対の係止部は、当該一対の係止部のみによって前記定着駆動ユニットが前記本体フレーム主面から落下することなく前記本体フレーム主面上に留まることが可能となるように構成されているというものである。
請求項の発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置において、前記定着駆動ユニットは、前記本体フレーム主面と前記本体フレーム側面の両方に固定されているというものである。
請求項の発明は、請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像形成装置において、前記切り欠きの縁部には、当該縁部を曲げることによって形成された縁補強部(47)が設けられているというものである。
請求項の発明は、請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像形成装置において、前記本体フレーム側面における前記切り欠きの縁部には、当該縁部を曲げることによって形成された縁補強部(47)が設けられており、前記定着駆動ユニットは、少なくとも前記本体フレーム側面における前記縁補強部の近傍に、締結部材(51)で締結されているというものである。
請求項の発明は、請求項1〜のいずれか1項に記載の画像形成装置において、前記本体フレーム側面には、当該本体フレーム側面を補強するためのビード(48)が形成されており、前記定着駆動ユニットは、少なくとも前記本体フレーム側面における前記ビード内または前記ビード近傍に、締結部材(51)で締結されているというものである。
請求項の発明は、請求項1〜のいずれか1項に記載の画像形成装置において、位置決め支持部材(80)と、前記定着装置を支持するための定着フレーム(83)とをさらに備え、前記定着駆動ユニットと前記定着フレームは、前記位置決め支持部材を介して互いに位置決めされているというものである。
請求項10の発明は、請求項1〜のいずれか1項に記載の画像形成装置において、前記定着駆動ユニットは、排紙装置を駆動するためのギヤー(72)と、中間転写ユニットを駆動するためのギヤー(73)とを含むというものである。
請求項11の発明は、回転部材を含む定着装置と、前記定着装置の第1端部側に設けられた本体フレームと、前記定着装置の前記第1端部側に設けられ、前記回転部材を駆動するための定着駆動ユニットとを備え、前記本体フレームは、前記定着装置の長手方向に対して垂直な本体フレーム主面と、前記本体フレーム主面の端部から前記本体フレーム主面に対して垂直に延びる本体フレーム側面とを含んでおり、前記本体フレームには、前記本体フレーム主面と前記本体フレーム側面とに跨る切り欠きが形成されており、前記定着駆動ユニットは、前記切り欠きを覆うように、前記本体フレームに固定されており、前記本体フレーム側面における前記切り欠きの縁部には、当該縁部を曲げることによって形成された縁補強部が設けられており、前記定着駆動ユニットは、モーターと、複数のギヤーと、前記複数のギヤーを支持するユニットフレームとを含み、前記ユニットフレームは、前記定着装置の長手方向に対して垂直なユニットフレーム主面と、前記本体フレームに前記ユニットフレームを締結部材で締結するための複数の締結面とを含み、前記複数の締結面のうちの前記本体フレーム側面に対応する側面締結面は、前記本体フレーム側面における前記縁補強部から離れた位置に位置しており、前記側面締結面と、前記ユニットフレーム主面との間に、これらのいずれの面とも平行ではない斜面、または曲面が形成されており、前記ユニットフレーム主面は、前記本体フレーム側面における前記縁補強部と同一平面上に位置しているというものである。
請求項12の発明は、回転部材を含む定着装置と、前記定着装置の第1端部側に設けられた本体フレームと、前記定着装置の前記第1端部側に設けられ、前記回転部材を駆動するための定着駆動ユニットと、中間転写ベルトを含む中間転写ユニットと、画像形成装置に対して前記中間転写ユニットを着脱するための中間転写ユニットガイド部材と、前記定着装置を支持するための定着フレームとを備え、前記本体フレームは、前記定着装置の長手方向に対して垂直な本体フレーム主面と、前記本体フレーム主面の端部から前記本体フレーム主面に対して垂直に延びる本体フレーム側面とを含んでおり、前記本体フレームには、前記本体フレーム主面と前記本体フレーム側面とに跨る切り欠きが形成されており、前記定着駆動ユニットは、前記切り欠きを覆うように、前記本体フレームに固定されており、前記定着駆動ユニットと前記定着フレームは、前記中間転写ユニットガイド部材を介して互いに位置決めされているというものである。
本発明によれば、定着装置を配置するために本体フレーム主面と本体フレーム側面とに跨るような大きな切り欠きを設ける場合でも、その大きな切り欠きが定着駆動ユニットで覆われるように、定着駆動ユニットが本体フレーム主面と本体フレーム側面の両方に固定されるので、定着駆動ユニット自体が本体フレームの一部のように機能し、本体フレームの強度を保つことができる。
プリンターの構成を示すブロック図である。 プリンターの一部を示す図である。 後ろフレームに設けられた切り欠きを示す図である。 後ろフレームに定着駆動ユニットを装着した状態を示す図である。 定着駆動ユニットの外観を示す図である。 定着駆動ユニットの内部を示す図である。 定着駆動ユニットの上面図である。 本体フレームと定着駆動ユニットの内側フレームとの位置関係を示す模式図である。 定着駆動ユニットに装着された位置決め支持部材を示す図である。 位置決め支持部材による位置決め構造を示す図である。 定着駆動ユニット及び定着装置を装着したプリンターの一部を示す図である。 定着駆動ユニットと排紙装置との連結部分を示す図である。
以下に、本願発明を具現化した実施形態を、画像形成装置の一例であるタンデム方式のカラーデジタルプリンター(以下、プリンターと称する)に適用した場合の図面に基づいて説明する。なお、以下の説明において必要に応じて特定の方向や位置を示す用語(例えば「左」、「右」、「上」、「下」、「手前」、「奥」等)を用いる場合は、図1において紙面に直交した方向を正面視とし、これを基準にしている。これらの用語は説明の便宜のために用いたものであり、本願発明の技術的範囲を限定するものではない。
(1).プリンターの概要
まず、図1を参照しながら、プリンター1の概要を説明する。図1に示すように、プリンター1は、その筐体2内に、画像プロセス装置3、給紙装置4、及び定着装置5等を備えている。詳細は図示していないが、プリンター1は、例えばLANといったネットワークに接続されていて、外部端末(図示省略)からの印刷指令を受け付けると、当該指令に基づいて印刷を実行するように構成されている。
筐体2内の下部に位置する給紙装置4は、紙などの記録媒体Sを収容する給紙カセット21、給紙カセット21内の記録媒体Sを最上層から繰り出すピックアップローラー22、繰り出された記録媒体Sを1枚ずつに分離する一対の分離ローラー23、及び、1枚に分離された記録媒体Sを所定のタイミングにて画像プロセス装置3に搬送する一対のタイミングローラー24等を備えている。各給紙カセット21内の記録媒体Sは、ピックアップローラー22及び分離ローラー23の回転にて、最上層のものから1枚ずつ搬送経路30に送り出される。搬送経路30は、給紙装置4の給紙カセット21から、タイミングローラー24のニップ部、画像プロセス装置3の二次転写ニップ部、及び定着装置5の定着ニップ部を経て、筐体2上部にある1対の排出ローラー26に至る。
給紙カセット21内の記録媒体Sは、通紙幅(搬送方向と直交する幅寸法)の中央を基準にして、センター基準にセットされる。図示は省略するが、給紙カセット21内には、給紙前の記録媒体Sをセンター基準に幅寄せする一対の側部規制板を備えている。一対の側部規制板は、通紙幅方向に互いに連動して遠近移動するように構成されている。給紙カセット21内の記録媒体Sを一対の側部規制板にて通紙幅方向両側から挟持することによって、給紙カセット21内の記録媒体Sがその規格に拘らずセンター基準にセットされる。従って、画像プロセス装置3での転写処理や、定着装置5での定着処理もセンター基準で実行される。
給紙装置4の上方に位置する画像プロセス装置3は、像担持体の一例である感光体ドラム13上に形成されたトナー像を記録媒体Sに転写する役割を担うものであり、中間転写体としての中間転写ベルト6、並びに、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(K)の各色に対応する計4つの作像部7等を備えている。
中間転写ベルト6は導電性を有する素材からなる無端状のものであり、像担持体の一例でもある。中間転写ベルト6は、筐体2内の中央部右側に位置する駆動ローラー8と、同じく中央部左側に位置する従動ローラー9とに巻き掛けられている。主モーター(図示省略)の動力伝達にて駆動ローラー8を図1の反時計方向に回転させることにより、中間転写ベルト6は図1の反時計方向に周回する。
中間転写ベルト6のうち駆動ローラー8に巻き掛けられた部分の外周側には、二次転写ローラー10が配置されている。二次転写ローラー10は中間転写ベルト6に当接していて、中間転写ベルト6と二次転写ローラー10との間(当接部分)が二次転写領域としての二次転写ニップ部になっている。二次転写ローラー10は、中間転写ベルト6の回転に伴って、又は二次転写ニップ部に挟持搬送される記録媒体Sの移動に伴って、図1の時計方向に回転する。中間転写ベルト6のうち従動ローラー9に巻き掛けられた部分の外周側には、中間転写ベルト6上の未転写トナーを除去する転写ベルトクリーナー12が配置されている。転写ベルトクリーナー12は中間転写ベルト6に当接している。
4つの作像部7は、中間転写ベルト6の下方において、図1の左からイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の順に、中間転写ベルト6に沿って並べて配置されている。図1では説明の便宜上、各作像部7に、再現色に応じて符号Y,M,C,Kを添えている。各作像部7は図1の時計方向に回転する像担持体の一例としての感光体ドラム13を備えている。感光体ドラム13の周囲には、図1における時計回りの回転方向に沿って順に、帯電装置14、露光装置19、現像装置15、一次転写ローラー16及び感光体クリーナー17が配置されている。
感光体ドラム13は負帯電性のものであり、主モーターからの動力伝達によって図1の時計方向に回転するように構成されている。帯電装置14は、感光体ドラムの表面を一様に帯電させるものである。現像装置15は、負の極性を呈するトナーを利用して、感光体ドラム13上に形成された静電潜像を反転現像にて顕在化させるものである。
一次転写ローラー16は中間転写ベルト6の内周側に位置していて、中間転写ベルト6を挟んで、対応する作像部7の感光体ドラム13に対峙している。一次転写ローラー16も、中間転写ベルト6の回転に伴って図1の反時計方向に回転する。中間転写ベルト6と一次転写ローラー16との間(当接部分)は一次転写領域としての一次転写ニップ部になっている。感光体クリーナー17は、感光体ドラム13上に残留する未転写トナーを除去するためのものであり、感光体ドラム13に当接している。4つの作像部7の下方には露光装置19が配置されている。露光装置19は、外部端末等からの画像情報に基づき、レーザー光によって各感光体ドラム13に静電潜像を形成するものである。
各作像部7は、感光体ドラム13、帯電装置14、露光装置19、現像装置15及び感光体クリーナー17をひとまとまりにハウジング20内に収容してカートリッジ化(一体構造化)されていて、いわゆるプロセスカートリッジとして筐体2に交換可能(着脱可能)に装着されている。なお、中間転写ベルト6の上方には、各現像装置15に供給されるトナーを収容するホッパー(図示省略)が配置されている。
各作像部7において、帯電装置14にて帯電される感光体ドラム13に、露光装置19から画像信号に対応したレーザー光が投射されると、静電潜像が形成される。静電潜像は、現像装置15から供給されるトナーにて反転現像されて各色のトナー像となる。各感光体ドラム13上のトナー像は、それぞれ対応した一次転写ニップ部において、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの順で、感光体ドラム13から中間転写ベルト6の外周面に一次転写されて重ねられる。感光体ドラム13に残った未転写トナーは感光体クリーナー17にて掻き取られ、感光体ドラム13上から取り除かれる。そして、記録媒体Sが二次転写ニップ部を通過する際に、重ね合わせられた4色のトナー像が記録媒体Sに一括して二次転写される。中間転写ベルト6に残った未転写トナーは転写ベルトクリーナー12にて掻き取られ、中間転写ベルト6上から取り除かれる。
二次転写ローラー10の上方に位置する定着装置5は、加熱ローラー31とこれに圧接する加圧ローラー32とを備えている。加熱ローラー31と加圧ローラー32との当接部分が定着領域である定着ニップ部になっている。二次転写ニップ部を通過して未定着トナー像を載せた記録媒体Sは、加熱ローラー31と加圧ローラー32との間の定着ニップ部を通過する際に加熱・加圧され、記録媒体S上にトナー像が定着される。その後、記録媒体Sは、定着ニップ部の下流側に設けられた分離部材により加熱ローラー31から分離され、搬送経路30上を搬送されたのちに排出ローラー26の回転にて排紙トレイ27上に排出される。
筐体2内部のうち画像プロセス装置3と給紙装置4との間には、プリンター1の制御全般を司る制御部28が配置されている。制御部28には、各種演算処理、記憶及び制御を実行するコントローラー(図示省略)が内蔵されている。
(2)プリンターの内部構造
次に、図2を参照して、プリンター1の内部構造について説明する。
プリンター1の内部には、プリンター1を構成する各部材を支持するための本体フレームが設けられている。本体フレームは、プリンター1の下部に位置するベースフレーム40と、ベースフレーム40の奥端部に固定された後ろフレーム41と、ベースフレーム40の手前端部に固定された前フレーム(図示省略)等を含んでいる。
後ろフレーム41と前フレームは、奥行き方向に離れて対峙しており、後ろフレーム41と前フレームとで挟まれた空間に、画像プロセス装置3、給紙装置4、定着装置5等が配置される。
後ろフレーム41は、板金を折り曲げたり切り欠いたりすることによって所定の形状に加工されている。後ろフレーム41は、奥行き方向に対して垂直な後ろフレーム主面42と、後ろフレーム主面42の右端部から奥側に延びる後ろフレーム側面43とを含んでいる。
後ろフレーム41には、後ろフレーム主面42と後ろフレーム側面43とに跨るように、大きな切り欠き44が形成されている。この切り欠き44は、後ろフレーム41と定着装置5の奥端部との干渉を回避するために設けられている。
プリンター1の奥行き方向のサイズをより小さくするためには、前フレームと後ろフレーム41との間隔をできるだけ小さくする必要があり、用紙幅よりも若干広い程度にするのが望ましい。しかしながら、そのようにした場合には、定着装置5にはヒーターハーネスや駆動伝達部が含まれているため、定着装置5が前フレームと後ろフレーム41の間の空間に収まらなくなってしまう。そこで、後ろフレーム41に図2に示すような切り欠き44を設けることにより、プリンター1内に定着装置5を収められるようにしている。
後ろフレーム41には、フック孔45を含む複数の孔が形成されている。フック孔45については後述する。
また、後ろフレーム41には、中間転写ユニットレール46等が固定されている。中間転写ユニットレール46は、中間転写ユニット(中間転写ベルト6、駆動ローラー8、従動ローラー9、一次転写ローラー16等を一体化したもの)をプリンター1に着脱する際のガイド手段としての機能と、中間転写ユニットをプリンター1内の所定位置に保持するための位置決め手段としての機能を有している。中間転写ユニットは、プリンター1の右側面に設けられた扉を開放した状態で、中間転写ユニットレール46に沿って左右方向に移動されることによって着脱される。
図3は、後ろフレーム41に設けられた切り欠き44を左奥側から見た斜視図である。切り欠き44の縁部には、淵絞り47が設けられている。淵絞り47は、切り欠き44の縁部を直角に折り曲げることによって形成される。淵絞り47を設けることによって、切り欠き44の周辺の後ろフレーム41の剛性を高めることができる。
後ろフレーム側面43には、ビード48が形成されている。ビード48は、後ろフレーム側面43の補強のために形成された段差部(凸領域または凹領域)である。ビード48を形成することによって、後ろフレーム側面43は撓みにくくなる。後ろフレーム側面43には、扉や他のユニットも固定されているため、それらの位置精度を保つためにも、後ろフレーム側面43の撓みを防止することは重要である。
後ろフレーム主面42には、複数の締結孔49Aが形成されている。これらの締結孔49Aは、後述する定着駆動ユニット60をネジで後ろフレーム主面42に締結するための孔である。
また、後ろフレーム側面43には、複数の締結孔49Bが形成されている。これらの締結孔49Bは、後述する定着駆動ユニット60をネジで後ろフレーム側面43に締結するための孔である。これらの締結孔49Bは、淵絞り47の近傍に形成されている。また、それらのうちの1つは、ビード48の近傍に形成されている。淵絞り47の近傍や、ビード48の近傍(またはビード48の内部)は、その他の部分よりも剛性が高くなっているので、淵絞り47やビード48の近傍に定着駆動ユニット60をネジで締結することによって、定着駆動ユニット60を締結することによって後ろフレーム側面43が撓んでしまうことを防止することができる。
図3において、切り欠き44の下部には、中間転写ユニットレール46の右上部分の奥側面が見えている。この奥側面には、中間転写ユニットレール46に対して位置決め支持部材80(図9参照)を位置決めするための2つの位置決め部50が形成されている。これらの位置決め部50は、位置決め支持部材80に設けられた2つの突起(位置決め部81A)に対応する孔になっている。
図4は、後ろフレーム41に定着駆動ユニット60を装着した状態で、図3と同じ方向から後ろフレーム41を見た図である。定着駆動ユニット60は、定着装置5の回転部材(例えば、加圧ローラー32)を回転させるための駆動源としてのモーター63や、モーター63の駆動力を定着装置5に伝達するための複数のギヤー74(図6参照)等を一体化したものであって、内側フレーム61と外側フレーム62とで複数のギヤー74を挟持するように構成されている。内側フレーム61は、定着装置5に近い方のフレーム(すなわち、定着駆動ユニット60における手前側のフレーム)であり、外側フレーム62は、定着装置5から遠い方のフレーム(すなわち、定着駆動ユニット60における奥側のフレーム)である。内側フレーム61と外側フレーム62は、いずれも、板金を折り曲げたり切り欠いたりすることによって所定の形状に加工されている。
定着駆動ユニット60は、後ろフレーム41に形成された切り欠き44を全体的に覆うようにして、複数のネジ51によって後ろフレーム41に締結される。より具体的には、内側フレーム61が、後ろフレーム主面42および後ろフレーム側面43にネジ51で締結されることによって、定着駆動ユニット60が後ろフレーム41に締結される。
なお、外側フレーム62については、内側フレーム61にのみ締結され、後ろフレーム主面42および後ろフレーム側面43には締結されない。よって、外側フレーム62は、後ろフレーム主面42や後ろフレーム側面43からの力を受けて移動することがないため、定着駆動ユニット60内のギヤーを常に良好に噛み合わせることができる。
次に、図5及び図6を参照して、定着駆動ユニット60の構成について、より詳細に説明する。図5は、定着駆動ユニット60を手前側から見た斜視図であり、図6は、内側フレーム61を外した状態で、定着駆動ユニット60を図5と同じ方向から見た斜視図である。
定着駆動ユニット60の内側フレーム61は、奥行き方向に対して垂直な内側フレーム主面64と、内側フレーム61と後ろフレーム主面42とをネジ51で締結するための6つの締結面66Aと、内側フレーム61と後ろフレーム側面43とをネジ51で締結するための2つの締結面66Bとを含んでいる。そして、内側フレーム主面64と各締結面66Aとの間には、垂直面65が設けられている。また、内側フレーム主面64と、2つの締結面66Bのうちの上側の締結面66Bとの間には、斜面68が設けられている。斜面68は、内側フレーム主面64に対して約45度傾いており、かつ、締結面66Bに対しても約45度傾いている。
各締結面66Aには1つの締結孔67Aが設けられている。また、2つの締結面66Bのうちの上側の締結面66Bには2つの締結孔67Bが設けられており、下側の締結面66Bには1つの締結孔67Bが設けられている。
6つの垂直面65のうちの1つには、後ろフレーム主面42に形成されたフック孔45(図2参照)に挿入するためのフック69が形成されている。フック69をフック孔45に挿入することによって、後ろフレーム41に対して定着駆動ユニット60の上部が左右方向に動く(がたつく)のを防止することができ、定着駆動ユニット60の位置精度を高めることができる。また、定着駆動ユニット60の取付作業時に、誤って定着駆動ユニット60が落下してしまうことを防止することもできる。
内側フレーム主面64には、位置決め支持部材80(図9参照)に対して定着駆動ユニット60を位置決めするための2つの位置決め部70が形成されている。これらの位置決め部70は、位置決め支持部材80に設けられた2つの突起(図10に示す位置決め部82)に対応する孔になっている。また、内側フレーム主面64の一部が手前側に折り曲げられており、そこには、位置決め支持部材80をネジで締結するための締結孔67Cが形成されている。
内側フレーム主面64には、複数のギヤー軸が貫通しており、それらのギヤー軸を介して、定着ギヤー71、排紙ギヤー72及び中間転写ギヤー73がそれぞれ回転駆動されるようになっている。定着ギヤー71は、定着装置5に含まれる回転部材(例えば、加圧ローラー32)を回転させるためのギヤーである。排紙ギヤー72は、排紙装置90(図12参照)に含まれる回転部材(排出ローラー26)を回転させるためのギヤーである。中間転写ギヤー73は、中間転写ユニットに含まれる一次転写ローラー16(具体的には、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)に対応する3つの一次転写ローラー16)を、対応する感光体ドラム13に対して圧接させたり離間させたりするためのギヤーである。
内側フレーム61と外側フレーム62の間には、図6に示すように、モーター63の駆動力を伝達するための複数のギヤー74と、モーター63の駆動力を中間転写ギヤー73に伝達したり遮断したりするための電磁クラッチ75が設けられている。
図7は、定着駆動ユニット60を上側から見た図であり、図8は、定着駆動ユニット60を上側から見たときの、内側フレーム主面64と後ろフレーム41との位置関係を模式的に示す断面図である。内側フレーム主面64は、各締結面66Aから、奥行き方向に間隔D1(すなわち、垂直面65の奥行き方向の幅)だけ離れている。すなわち、内側フレーム主面64は、後ろフレーム主面42から間隔D1だけ離れている。
定着ギヤー71や排紙ギヤー72は、概ね、締結面66Aよりも奥側に位置している。よって、後ろフレーム41に装着する前の状態の定着駆動ユニット60を床に置いた時に、定着ギヤー71や排紙ギヤー72が垂直面65及び締結面66Aによって保護されるため、定着ギヤー71や排紙ギヤー72が床に接触して損傷することを回避することができる。
前述したように、後ろフレーム41に設けられた切り欠き44の縁部には、淵絞り47が設けられている。図8に示すように、締結面66Bは、後ろフレーム側面43に設けられた淵絞り47から少し離れた位置で、後ろフレーム側面43にネジ51で締結される。内側フレーム主面64と締結面66Bとの間には斜面68が設けられており、内側フレーム主面64と、後ろフレーム側面43に設けられた淵絞り47とが、同一平面上に位置するように構成されている。その結果、内側フレーム主面64と、後ろフレーム側面43に設けられた淵絞り47との間の隙間が小さくなるため、この隙間に指などが挟まってしまうことを防止することができる。
また、内側フレーム主面64と締結面66Bとの間に斜面68を設けることによって、定着駆動ユニット60を後ろフレーム41に締結する際に、定着駆動ユニット60から後ろフレーム側面43に対して過大な力が作用してしまうことを防止することができ、後ろフレーム側面43の撓みを防止することができる。
なお、本実施形態では、内側フレーム主面64と締結面66Bとの間に斜面68を設けているが、斜面68の代わりに曲面を設けるようにしても構わない。
次に、図9及び図10を参照して、定着駆動ユニット60等を位置決めするための位置決め支持部材80について説明する。図9は、位置決め支持部材80を定着駆動ユニット60に装着した状態を示している。図10は、位置決め支持部材80を右側から見た模式図である。
位置決め支持部材80の手前側面には2つの位置決め部81Aが設けられており、奥側面には2つの位置決め部82(図10参照)が設けられており、右側面には1つの位置決め部81Bが設けられている。
位置決め支持部材80は、位置決め支持部材80に形成されている2つの位置決め部82を、定着駆動ユニット60の内側フレーム61に形成されている2つの位置決め部70にそれぞれ挿入した状態で、内側フレーム61にネジで締結される。
位置決め支持部材80が締結された定着駆動ユニット60は、後ろフレーム41に装着される。以下、定着駆動ユニット60を後ろフレーム41に装着する手順について説明する。
まず、定着駆動ユニット60の内側フレーム61に形成されているフック69を、後ろフレーム主面42に形成されているフック孔45に挿入する。それから、位置決め支持部材80に形成されている2つの位置決め部81Aを、中間転写ユニットレール46に形成されている2つの位置決め部50にそれぞれ挿入する。そして、この状態で、定着駆動ユニット60の各締結面66Aと、後ろフレーム主面42とを、ネジ51で締結する。その後、定着駆動ユニット60の各締結面66Bと、後ろフレーム側面43とを、ネジ51で締結する。
定着装置5は、定着フレーム83によって支持される。定着フレーム83の奥側端部には、図示しない位置決め部(孔)が形成されており、位置決め支持部材80に形成されている位置決め部81Bを定着フレーム83の位置決め部に挿入した状態で、定着フレーム83を位置決め支持部材80にネジで締結する。具体的には、定着駆動ユニット60の内側フレーム61に形成されている締結孔67Cを通じて、定着フレーム83が位置決め支持部材80にネジで締結される。このようにして、定着フレーム83及び定着装置5を装着した様子を、図11に示す。
このように、中間転写ユニットレール46、定着駆動ユニット60および定着フレーム83(定着装置5)が、位置決め支持部材80を介して相互に位置決めされるので、これらの位置関係の精度を高めることができる。特に、定着駆動ユニット60と定着フレーム83(定着装置5)とが位置決め支持部材80を介して相互に位置決めされるので、定着ギヤー71と、定着装置5に設けられている不図示の入力ギヤー(定着装置5の回転部材を回転させるためのギヤー)との位置関係の精度を高めることができ、これらのギヤーを良好に噛み合わせることができる。
なお、本実施形態では、位置決め支持部材80を独立した部材として設けているが、他の実施形態においては、中間転写ユニットレール46に位置決め支持部材80の機能を持たせてもよい。例えば、中間転写ユニットレール46自体に、位置決め支持部材80の位置決め部81Aや位置決め部81Bに相当する突起を設けるようにしてもよい。
なお、本実施形態では、位置決め支持部材80の位置決め部81Aを突起とし、中間転写ユニットレール46の位置決め部50を孔としているが、他の実施形態においては、中間転写ユニットレール46の位置決め部50を突起とし、位置決め支持部材80の位置決め部81Aを孔としてもよい。他の位置決め部70、82、81Bについても同様である。
次に、図12を参照して、定着駆動ユニット60と排紙装置90との関係について説明する。排紙装置90には、排出ローラー26を回転させるための排紙駆動軸91が設けられており、この排紙駆動軸91の端部には、排紙駆動軸91と一体となって回転する入力ギヤー92と、排紙駆動軸91に対して回転自在なピッチリング93が設けられている。一方、定着駆動ユニット60の排紙ギヤー72のギヤー軸にも、ギヤー軸に対して回転自在なピッチリング94が設けられている。
ピッチリング93及びピッチリング94は、排紙装置90の排紙駆動軸91と、定着駆動ユニット60の排紙ギヤー72のギヤー軸との間隔(ピッチ)を一定に保つために設けられており、付勢部材等によってピッチリング93をピッチリング94に常に当接させることによって、その間隔が一定に保たれる。その結果、排紙装置90の入力ギヤー92と定着駆動ユニット60の排紙ギヤー72とが常に良好に噛み合うようになる。このように、ピッチリング93及びピッチリング94を用いることによって、定着駆動ユニット60と排紙装置90の位置関係の精度を高めることができる。
以上のように、本実施形態によれば、定着装置5を配置するために後ろフレーム41に大きな切り欠き44を設ける場合でも、その大きな切り欠き44が定着駆動ユニット60で覆われるように、定着駆動ユニット60が後ろフレーム41に固定されるので、定着駆動ユニット60自体が後ろフレーム41の一部のように機能し、後ろフレーム41の強度を保つことができる。
また、特に、後ろフレーム主面42と後ろフレーム側面43とに跨るような大きな切り欠き44を設ける場合には、後ろフレーム41の折り曲げ部(後ろフレーム主面42と後ろフレーム側面43の境界)の一部が欠けることになるため、後ろフレーム41の強度が大きく低下してしまうが、本実施形態では、定着駆動ユニット60が後ろフレーム主面42と後ろフレーム側面43の両方に固定されるので、後ろフレーム41の強度を保つことができる。
(3)変形例
本願発明は、前述の実施形態に限らず、様々な態様に具体化できる。例えば、画像形成装置としてプリンターを例に説明したが、これに限らず、複写機、ファクシミリ又はこれらの機能を複合的に備えた複合機等でもよい。その他、各部の構成は図示の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更が可能である。
1 プリンター
5 定着装置
6 中間転写ベルト
26 排出ローラー
40 ベースフレーム
41 後ろフレーム
42 後ろフレーム主面
43 後ろフレーム側面
44 切り欠き
45 フック孔
46 中間転写ユニットレール
47 淵絞り
48 ビード
49A 締結孔
49B 締結孔
50 位置決め部
51 ネジ
60 定着駆動ユニット
61 内側フレーム
62 外側フレーム
63 モーター
64 内側フレーム主面
65 垂直面
66A 締結面
66B 締結面
67A 締結孔
67B 締結孔
67C 締結孔
68 斜面
69 フック
70 位置決め部
71 定着ギヤー
72 排紙ギヤー
73 中間転写ギヤー
74 ギヤー
75 電磁クラッチ
80 位置決め支持部材
81A 位置決め部
81B 位置決め部
82 位置決め部
83 定着フレーム
90 排紙装置
91 排紙駆動軸
92 入力ギヤー
93 ピッチリング
94 ピッチリング

Claims (12)

  1. 回転部材を含む定着装置と、
    前記定着装置の第1端部側に設けられた本体フレームと、
    前記定着装置の前記第1端部側に設けられ、前記回転部材を駆動するための定着駆動ユニットとを備え、
    前記本体フレームは、前記定着装置の長手方向に対して垂直な本体フレーム主面と、前記本体フレーム主面の端部から前記本体フレーム主面に対して垂直に延びる本体フレーム側面とを含んでおり、
    前記本体フレームには、前記本体フレーム主面と前記本体フレーム側面とに跨る切り欠きが形成されており、
    前記定着駆動ユニットは、モーターと、複数のギヤーと、前記複数のギヤーを支持するユニットフレームとを含み、前記切り欠きを覆うように、前記本体フレームに固定されており、
    前記ユニットフレームは、前記定着装置の長手方向に対して垂直なユニットフレーム主面と、前記本体フレームに前記ユニットフレームを締結部材で締結するための複数の締結面とを含み、
    前記複数の締結面のうちの前記本体フレーム側面に対応する締結面と、前記ユニットフレーム主面との間に、これらのいずれの面とも平行ではない斜面、または曲面が形成されている、画像形成装置。
  2. 回転部材を含む定着装置と、
    前記定着装置の第1端部側に設けられた本体フレームと、
    前記定着装置の前記第1端部側に設けられ、前記回転部材を駆動するための定着駆動ユニットとを備え、
    前記本体フレームは、前記定着装置の長手方向に対して垂直な本体フレーム主面と、前記本体フレーム主面の端部から前記本体フレーム主面に対して垂直に延びる本体フレーム側面とを含んでおり、
    前記本体フレームには、前記本体フレーム主面と前記本体フレーム側面とに跨る切り欠きが形成されており、
    前記定着駆動ユニットは、モーターと、複数のギヤーと、前記複数のギヤーを支持するユニットフレームとを含み、前記切り欠きを覆うように、前記本体フレームに固定されており、
    前記ユニットフレームは、前記複数のギヤーを挟持する第1フレーム及び第2フレームを含み、
    前記第1フレームと前記第2フレームのうちの一方のみが、締結部材によって前記本体フレーム側面と締結されている、画像形成装置。
  3. 回転部材を含む定着装置と、
    前記定着装置の第1端部側に設けられた本体フレームと、
    前記定着装置の前記第1端部側に設けられ、前記回転部材を駆動するための定着駆動ユニットと、
    中間転写ベルトを含む中間転写ユニットと、
    画像形成装置に対して前記中間転写ユニットを着脱するための中間転写ユニットガイド部材とを備え、
    前記本体フレームは、前記定着装置の長手方向に対して垂直な本体フレーム主面と、前記本体フレーム主面の端部から前記本体フレーム主面に対して垂直に延びる本体フレーム側面とを含んでおり、
    前記本体フレームには、前記本体フレーム主面と前記本体フレーム側面とに跨る切り欠きが形成されており、
    前記定着駆動ユニットは、前記切り欠きを覆うように、前記本体フレームに固定されており、
    前記定着駆動ユニットの一部は、前記中間転写ユニットガイド部材に直接的または間接的に位置決めされており、
    前記定着駆動ユニットの他の一部は、前記定着駆動ユニットと前記本体フレーム主面のそれぞれに設けられた一対の係止部によって、前記本体フレーム主面に位置決めされている、画像形成装置。
  4. 回転部材を含む定着装置と、
    前記定着装置の第1端部側に設けられた本体フレームと、
    前記定着装置の前記第1端部側に設けられ、前記回転部材を駆動するための定着駆動ユニットとを備え、
    前記本体フレームは、前記定着装置の長手方向に対して垂直な本体フレーム主面と、前記本体フレーム主面の端部から前記本体フレーム主面に対して垂直に延びる本体フレーム側面とを含んでおり、
    前記本体フレームには、前記本体フレーム主面と前記本体フレーム側面とに跨る切り欠きが形成されており、
    前記定着駆動ユニットは、前記切り欠きを覆うように、前記本体フレームに固定されており、
    前記定着駆動ユニットの上部は、前記定着駆動ユニットと前記本体フレーム主面のそれぞれに設けられた一対の係止部によって、前記本体フレーム主面に位置決めされており、
    前記一対の係止部は、当該一対の係止部のみによって前記定着駆動ユニットが前記本体フレーム主面から落下することなく前記本体フレーム主面上に留まることが可能となるように構成されている、画像形成装置。
  5. 前記定着駆動ユニットは、前記本体フレーム主面と前記本体フレーム側面の両方に固定されている、請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記切り欠きの縁部には、当該縁部を曲げることによって形成された縁補強部が設けられている、請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記本体フレーム側面における前記切り欠きの縁部には、当該縁部を曲げることによって形成された縁補強部が設けられており、
    前記定着駆動ユニットは、少なくとも前記本体フレーム側面における前記縁補強部の近傍に、締結部材で締結されている、請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記本体フレーム側面には、当該本体フレーム側面を補強するためのビードが形成されており、
    前記定着駆動ユニットは、少なくとも前記本体フレーム側面における前記ビード内または前記ビード近傍に、締結部材で締結されている、請求項1〜のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 位置決め支持部材と、
    前記定着装置を支持するための定着フレームとをさらに備え、
    前記定着駆動ユニットと前記定着フレームは、前記位置決め支持部材を介して互いに位置決めされている、請求項1〜のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 前記定着駆動ユニットは、排紙装置を駆動するためのギヤーと、中間転写ユニットを駆動するためのギヤーとを含む、請求項1〜のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  11. 回転部材を含む定着装置と、
    前記定着装置の第1端部側に設けられた本体フレームと、
    前記定着装置の前記第1端部側に設けられ、前記回転部材を駆動するための定着駆動ユニットとを備え、
    前記本体フレームは、前記定着装置の長手方向に対して垂直な本体フレーム主面と、前記本体フレーム主面の端部から前記本体フレーム主面に対して垂直に延びる本体フレーム側面とを含んでおり、
    前記本体フレームには、前記本体フレーム主面と前記本体フレーム側面とに跨る切り欠きが形成されており、
    前記定着駆動ユニットは、前記切り欠きを覆うように、前記本体フレームに固定されており、
    前記本体フレーム側面における前記切り欠きの縁部には、当該縁部を曲げることによって形成された縁補強部が設けられており、
    前記定着駆動ユニットは、モーターと、複数のギヤーと、前記複数のギヤーを支持するユニットフレームとを含み、
    前記ユニットフレームは、前記定着装置の長手方向に対して垂直なユニットフレーム主面と、前記本体フレームに前記ユニットフレームを締結部材で締結するための複数の締結面とを含み、
    前記複数の締結面のうちの前記本体フレーム側面に対応する側面締結面は、前記本体フレーム側面における前記縁補強部から離れた位置に位置しており、
    前記側面締結面と、前記ユニットフレーム主面との間に、これらのいずれの面とも平行ではない斜面、または曲面が形成されており、
    前記ユニットフレーム主面は、前記本体フレーム側面における前記縁補強部と同一平面上に位置している、画像形成装置。
  12. 回転部材を含む定着装置と、
    前記定着装置の第1端部側に設けられた本体フレームと、
    前記定着装置の前記第1端部側に設けられ、前記回転部材を駆動するための定着駆動ユニットと、
    中間転写ベルトを含む中間転写ユニットと、
    画像形成装置に対して前記中間転写ユニットを着脱するための中間転写ユニットガイド部材と、
    前記定着装置を支持するための定着フレームとを備え、
    前記本体フレームは、前記定着装置の長手方向に対して垂直な本体フレーム主面と、前記本体フレーム主面の端部から前記本体フレーム主面に対して垂直に延びる本体フレーム側面とを含んでおり、
    前記本体フレームには、前記本体フレーム主面と前記本体フレーム側面とに跨る切り欠きが形成されており、
    前記定着駆動ユニットは、前記切り欠きを覆うように、前記本体フレームに固定されており、
    前記定着駆動ユニットと前記定着フレームは、前記中間転写ユニットガイド部材を介して互いに位置決めされている、画像形成装置。
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