JP2013228607A - 表示装置および照明装置 - Google Patents

表示装置および照明装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2013228607A
JP2013228607A JP2012101420A JP2012101420A JP2013228607A JP 2013228607 A JP2013228607 A JP 2013228607A JP 2012101420 A JP2012101420 A JP 2012101420A JP 2012101420 A JP2012101420 A JP 2012101420A JP 2013228607 A JP2013228607 A JP 2013228607A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
polarization
display device
control element
light source
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012101420A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013228607A5 (ja
Inventor
Kazuyuki Takahashi
一幸 高橋
Kazumasa Kaneda
一賢 金田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2012101420A priority Critical patent/JP2013228607A/ja
Priority to US13/863,078 priority patent/US20130286356A1/en
Priority to CN2013101389101A priority patent/CN103376636A/zh
Publication of JP2013228607A publication Critical patent/JP2013228607A/ja
Publication of JP2013228607A5 publication Critical patent/JP2013228607A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21VFUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS THEREOF; STRUCTURAL COMBINATIONS OF LIGHTING DEVICES WITH OTHER ARTICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F21V13/00Producing particular characteristics or distribution of the light emitted by means of a combination of elements specified in two or more of main groups F21V1/00 - F21V11/00
    • F21V13/02Combinations of only two kinds of elements
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21VFUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS THEREOF; STRUCTURAL COMBINATIONS OF LIGHTING DEVICES WITH OTHER ARTICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F21V9/00Elements for modifying spectral properties, polarisation or intensity of the light emitted, e.g. filters
    • F21V9/14Elements for modifying spectral properties, polarisation or intensity of the light emitted, e.g. filters for producing polarised light
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B27/00Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
    • G02B27/48Laser speckle optics
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/74Projection arrangements for image reproduction, e.g. using eidophor
    • H04N5/7416Projection arrangements for image reproduction, e.g. using eidophor involving the use of a spatial light modulator, e.g. a light valve, controlled by a video signal
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/12Picture reproducers
    • H04N9/31Projection devices for colour picture display, e.g. using electronic spatial light modulators [ESLM]
    • H04N9/3102Projection devices for colour picture display, e.g. using electronic spatial light modulators [ESLM] using two-dimensional electronic spatial light modulators
    • H04N9/3111Projection devices for colour picture display, e.g. using electronic spatial light modulators [ESLM] using two-dimensional electronic spatial light modulators for displaying the colours sequentially, e.g. by using sequentially activated light sources
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/12Picture reproducers
    • H04N9/31Projection devices for colour picture display, e.g. using electronic spatial light modulators [ESLM]
    • H04N9/3141Constructional details thereof
    • H04N9/315Modulator illumination systems
    • H04N9/3161Modulator illumination systems using laser light sources

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Projection Apparatus (AREA)
  • Liquid Crystal (AREA)
  • Polarising Elements (AREA)
  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)

Abstract

【課題】干渉パターンの発生を低減することが可能な表示装置等を提供する。
【解決手段】表示装置は、レーザ光源を含む光源部と、この光源部から出射された光を映像信号に基づいて変調する光変調素子と、レーザ光源から出射されるレーザ光の光路上に配設され、入射光の偏光状態を制御して2種類以上の偏光状態を有する出射光を出射する偏光制御素子とを備えている。
【選択図】図1

Description

本開示は、レーザ光を含む光を照射する照明装置、およびそのような照明装置を用いて映像表示を行う表示装置に関する。
プロジェクタ(投射型表示装置)の主要部品の1つである光学モジュールは、一般に、光源を含む照明光学系(照明装置,光源装置)と、光変調素子を含む投射光学系(投影光学系)とから構成されている。このようなプロジェクタの分野では、近年、マイクロプロジェクタと呼ばれる小型(手のひらサイズ)かつ軽量な携帯型プロジェクタが普及し始めている。このマイクロプロジェクタでは、従来、照明装置の光源として主にLED(Light Emitting Diode)が使用されている。
一方で、最近では照明装置の新たな光源として、レーザが注目されている。例えば、赤(R),緑(G),青(B)の3原色のレーザ光を用いたプロジェクタとして、従来から気体レーザを用いたものが知られている。このように、レーザを光源として用いたプロジェクタは、例えば特許文献1,2において提案されている。光源としてレーザを用いることにより、色再現範囲が広く、かつ消費電力も小さいプロジェクタを得ることができる。
特開昭55−65940号公報 特開平6−208089号公報
ところで、レーザ光のようなコヒーレント光を拡散面に照射すると、通常の光では見られない斑点上の模様が観察される。このような模様は、スペックル模様と呼ばれている。このスペックル模様は、拡散面の各点で散乱された光が、面上の微視的な凹凸に応じたランダムな位相関係で干渉し合うために生じるものである。
ここで、上記したレーザを光源として用いたプロジェクタでは、スクリーン上において、このようなスペックル模様(干渉パターン)が表示画像に重畳される。このため、人間の眼には強度のランダムノイズとして認識され、表示画質が低下してしまうことになる。このように、スペックル模様の発生は、コヒーレント性を有するレーザ光を光源として用いる場合に共通の問題であることから、このスペックル模様(スペックルノイズ)の発生を低減させる手法の提案が望まれる。
本開示はかかる問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、干渉パターンの発生を低減することが可能な照明装置および表示装置を提供することにある。
本開示の照明装置は、レーザ光源を含む光源部と、レーザ光源から出射されるレーザ光の光路上に配設され、入射光の偏光状態を制御して2種類以上の偏光状態を有する出射光を出射する偏光制御素子とを備えたものである。
本開示の表示装置は、上記本開示の照明装置における光源部および偏光制御素子と、この光源部から出射された光を映像信号に基づいて変調する光変調素子とを備えたものである。
本開示の照明装置および表示装置では、光源部内のレーザ光源から出射されたレーザ光が偏光制御素子へ入射すると、その入射光の偏光状態が制御されて、2種類以上の偏光状態を有する出射光が出射される。したがって、そのような2種類以上の偏光同士が空間的に重畳されることにより、レーザ光における可干渉性(コヒーレンス)が低減する。
本開示の照明装置および表示装置によれば、レーザ光の光路上に偏光制御素子を設け、2種類以上の偏光状態を有する出射光を出射するようにしたので、レーザ光における可干渉性を低減することができる。よって、レーザ光に起因した干渉パターンの発生を低減する(表示画質を向上させる)ことが可能となる。
本開示の第1の実施の形態に係る表示装置の全体構成を表す図である。 図1に示した偏光制御素子の詳細構成例を表す模式平面図である。 干渉パターンの発生原理について説明するための模式図である。 干渉パターンの発生原理について説明するための他の模式図である。 比較例1に係る表示装置の全体構成を表す図である。 図2に示した偏光制御素子の作用について説明するための模式図である。 図2に示した偏光制御素子の作用について説明するための他の模式図である。 実施例1,2に係る干渉パターンの測定系の構成を表す模式図である。 実施例1,2に係る投影領域と測定領域との関係を表す模式図である。 比較例2および実施例1に係る干渉パターンの測定結果を表す特性図である。 比較例2および実施例2に係る干渉パターンの測定結果を表す特性図である。 第2の実施の形態に係る表示装置の全体構成を表す図である。 変形例1〜3に係る偏光制御素子の構成例を表す模式平面図である。 変形例4,5に係る偏光制御素子の構成例を表す模式図である。 変形例6,7に係る偏光制御素子の配置例を表す模式図である。
以下、本開示の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、説明は以下の順序で行う。

1.第1の実施の形態(光変調素子として反射型の液晶素子を用いた例)
2.実施例(第1の実施の形態に係る実施例1,2)
3.第2の実施の形態(光変調素子としてDMDを用いた例)
4.第1,第2の実施の形態に共通の変形例
変形例1〜5(偏光制御素子の他の構成例)
変形例6,7(偏光制御素子の他の配置例)
5.その他の変形例
<第1の実施の形態>
[表示装置3の構成]
図1は、本開示の第1の実施の形態に係る表示装置(表示装置3)の全体構成を表すものである。この表示装置3は、スクリーン30(被投射面)に対して映像(映像光)を投射する投射型の表示装置であり、照明装置(光源装置)1と、この照明装置1から出射された照明光(光源光)を用いて映像表示を行うための光学系(表示光学系)とを備えている。なお、図1中に示した一点鎖線は光軸を表している。
(照明装置1)
照明装置1は、赤色レーザ11R、緑色レーザ11G、青色レーザ11B、レンズ12R,12G,12B、ダイクロイックプリズム131,132、フライアイレンズ14、コンデンサレンズ15および偏光制御素子16を備えている。
赤色レーザ11R、緑色レーザ11Gおよび青色レーザ11Bはそれぞれ、赤色レーザ光、緑色レーザ光または青色レーザ光を発する3種類の光源である。これらのレーザ光源により光源部が構成されており、ここでは、これら3種類の光源がいずれもレーザ光源となっている。赤色レーザ11R、緑色レーザ11Gおよび青色レーザ11Bはそれぞれ、例えば半導体レーザや固体レーザ等からなる。なお、例えばこれらのレーザ光源がそれぞれ半導体レーザである場合、一例として、赤色レーザ光の波長λr=600〜700nm程度、緑色レーザ光の波長λg=500〜600nm程度、青色レーザ光の波長λb=400〜500nm程度である。
レンズ12R,12Gは、赤色レーザ11Rから出射された赤色レーザ光および緑色レーザ11Gから出射された緑色レーザ光をそれぞれコリメートして(平行光として)、ダイクロイックプリズム131と結合するためのレンズ(結合レンズ)である。同様に、レンズ12Bは、青色レーザ11Bから出射されたレーザ光をコリメートして(平行光として)、ダイクロイックプリズム132と結合するためのレンズ(結合レンズ)である。なお、これらのレンズ12R,12G,12Bによって、ここでは入射した各レーザ光をコリメートしている(平行光としている)が、この場合には限られず、レンズ12R,12G,12Bによってコリメートしなくてもよい(平行光としてなくてもよい)。ただし、上記のようにコリメートしたほうが装置構成の小型化を図ることができるため、より望ましいと言える。
ダイクロイックプリズム131は、レンズ12Rを介して入射した赤色レーザ光を選択的に透過させる一方、レンズ12Gを介して入射した緑色レーザ光を選択的に反射させるプリズムである。ダイクロイックプリズム132は、ダイクロイックプリズム131から出射した赤色レーザ光および緑色レーザ光をそれぞれ選択的に透過させる一方、レンズ12Bを介して入射した青色レーザ光を選択的に反射させるプリズムである。これにより、赤色レーザ光、緑色レーザ光および青色レーザ光に対する色合成(光路合成)がなされるようになっている。
フライアイレンズ14は、基板上に複数のレンズ(単位セル)が2次元配置されてなる光学部材(インテグレータ)であり、これらのレンズの配列に応じて入射光束を空間的に分割して出射させるものである。これにより、このフライアイレンズ14からの出射光が均一化される(面内の強度分布が均一化される)ようになっている。なお、このフライアイレンズ14が、本開示における「均一化光学部材」の一具体例に対応している。
コンデンサレンズ15は、フライアイレンズ14からの出射光を集光し、後述する反射型液晶素子21へ向けて照明光を効率良く導くためのレンズである。
偏光制御素子(偏光分割素子,偏光分離素子)16は、レーザ光の光路上に配置されており、入射したレーザ光(入射光Lin)の偏光状態を制御(変換,分割,分離)し、2種類以上の偏光状態を有する出射光Loutを出射面Sout側から出射する平板状の素子である。この偏光制御素子16は、具体的には、後述する偏光ビームスプリッタ22よりも投射レンズ23側(偏光ビームスプリッタ22とスクリーン30との間)の光路上に配置されるようになっており、ここでは偏光ビームスプリッタ22と投射レンズ23との間の光路上に配置されている。ここで、このように偏光制御素子16が偏光ビームスプリッタ22よりも投射レンズ23側(後段側)に配置されているのは、以下の理由による。すなわち、後述するように、偏光ビームスプリッタ22と反射型液晶素子21との組み合わせで映像光を生成する場合、これらの素子間においても偏光状態の制御がなされる。このことから、その偏光状態の関係が崩されないようにするため、偏光ビームスプリッタ22の後段側に配置されるようになっている。
図2は、偏光制御素子16の平面構成(X−Y平面構成)例を模式的に表したものであり、上記した出射面Sout側からみた平面構成例を示している。この偏光制御素子16では、出射光Loutの出射面Sout(X−Y平面)が、複数の分割領域(ここでは4つの分割領域A11〜A14)に分割されている。また、この例では、これらの4つの分割領域A11〜A14が、出射面Sout内で2次元配列(マトリクス配列)されている。つまり、X軸の正方向に沿って、分割領域A12,A11の順、および、分割領域A13,A14の順に、それぞれ並んで配置されている。また、Y軸の正方向に沿って、分割領域A13,A12の順、および、分割領域A14,A11の順に、それぞれ並んで配置されている。そして、上記した2種類以上の偏光状態の出射光Loutが、これらの4つの分割領域A11〜A14から個別に出射されるようになっている。
具体的には、例えば偏光制御素子16への入射光Linが、X軸方向に沿った偏光軸を有する直線偏光状態の場合、ここでは、分割領域A11からは、出射面Sout側からみて左回り方向の円偏光状態(偏光状態P11)の出射光Loutが出射されている。また、分割領域A12からは、出射面Sout側からみて左上斜め方向に沿った偏光軸を有する直線偏光状態(偏光状態P12)の出射光Loutが出射されている。分割領域A13からは、出射面Sout側からみて右回り方向の円偏光状態(偏光状態P13)の出射光Loutが出射されている。分割領域A14からは、出射面Sout側からみて右上斜め方向に沿った偏光軸を有する直線偏光状態(偏光状態P14)の出射光Loutが出射されている。このように、この偏光制御素子16からの出射光Loutには、1または複数種類の直線偏光状態(ここでは、2種類の偏光状態P12,P14)と、1または複数種類の円偏光状態(ここでは、2種類の偏光状態P11,P13)との双方が含まれるようにするのが望ましい。このようにしてバリエーションが異なる多様な偏光状態が出射光Lout内に混在することにより、後述する干渉パターンの低減作用がより増強されるからである。
このような偏光制御素子16は、例えば、分割領域A11〜A14ごとに種類の異なる光学素子(1/4波長板,1/2波長板等の機能を有する素子など)を配置することで構成される。そのような光学素子は、例えば、偏光子フイルム、水晶(複屈折性材料)、ワイヤーグリット、偏光子等からなる。
(表示光学系)
前述した表示光学系は、偏光ビームスプリッタ(PBS;Polarization Beam Splitter)22、反射型液晶素子21(光変調素子)および投射レンズ23(投射光学系)を用いて構成されている。
偏光ビームスプリッタ22は、反射型液晶素子21と投射レンズ23との間の光路上に配置されており、特定の偏光(例えばp偏光)を選択的に透過させると共に、他方の偏光(例えばs偏光)を選択的に反射させる光学部材である。これにより、照明装置1(具体的にはコンデンサレンズ15)からの出射光(例えばs偏光)が選択的に反射され、反射型液晶素子21へ入射するようになっている。また、この反射型液晶変調素子21から出射した映像光(例えばp偏光)が選択的に透過し、投射レンズ23側(偏光制御素子16)へ入射するようになっている。
反射型液晶素子21は、照明装置1(コンデンサレンズ15)からの出射光を、図示しない表示制御部から供給される映像信号に基づいて変調しつつ反射させることにより、映像光を出射する光変調素子である。このとき、反射型液晶素子21では、入射時と出射時とにおける各偏光状態(例えば、s偏光またはp偏光)が異なるものとなるように、反射がなされる。このような反射型液晶素子21は、例えばLCOS(Liquid Crystal On Silicon)等の液晶素子からなる。
投射レンズ23は、反射型液晶素子21により変調された後に偏光制御素子16を介して入射した映像光(偏光制御素子16からの出射光Lout)を、スクリーン30に対して投射(拡大投射)するためのレンズである。
[表示装置3の作用・効果]
(1.表示動作)
この表示装置3では、まず照明装置1において、赤色レーザ11R、緑色レーザ11Gおよび青色レーザ11Bからそれぞれ出射された光(レーザ光)が、レンズ12R,12G,12Bによってそれぞれコリメートされ、平行光となる。次いで、このようにして平行光とされた各レーザ光(赤色レーザ光、緑色レーザ光および青色レーザ光)は、ダイクロイックプリズム131,132によって色合成(光路合成)がなされる。光路合成がなされた各レーザ光は、フライアイレンズ14へ入射して均一化(面内の強度分布の均一化)がなされ、コンデンサレンズ15を介して照明光として出射する。このようにして、照明装置1から照明光が出射される。
次いで、この照明光は、偏光ビームスプリッタ22によって選択的に反射され、反射型液晶素子21へ入射する。反射型液晶素子21では、この入射光が映像信号に基づいて変調されつつ反射されることにより、映像光として出射する。ここで、この反射型液晶素子21では、入射時と出射時とにおける各偏光状態が異なるものとなるため、反射型液晶素子21から出射した映像光は選択的に偏光ビームスプリッタ22を透過し、偏光制御素子16を介して投射レンズ23へと入射する。そして、この入射光(映像光)は、投射レンズ23によって、スクリーン30に対して投射(拡大投射)される。
この際、赤色レーザ11R、緑色レーザ11Gおよび青色レーザ11Bはそれぞれ、時分割的に順次発光(パルス発光)し、各レーザ光(赤色レーザ光,緑色レーザ光,青色レーザ光)を出射する。そして、反射型液晶素子21では、各色成分(赤色成分、緑色成分、青色成分)の映像信号に基づいて、対応する色のレーザ光が時分割的に順次変調される。これにより、映像信号に基づくカラー映像表示が表示装置3においてなされる。
(2.偏光制御素子16の作用)
次に、偏光制御素子16の作用(後述する干渉パターンの低減作用)について、比較例(比較例1)と比較しつつ詳細に説明する。
(干渉パターンの発生原理)
最初に、図3および図4を参照して、レーザ光に起因した干渉パターン(スペックルノイズ)の発生原理について説明する。
まず、レーザ光のようなコヒーレント光が拡散面に照射されると、通常の光では見られない斑点上の模様が観察される。このような模様は、スペックル模様(スペックルノイズ)と呼ばれている。このスペックル模様は、拡散面の各点で散乱された光が、面上の微視的な凹凸に応じたランダムな位相関係で干渉し合うために生じるものである。
ここで、図3および図4を参照して、このスペックルノイズの発生原理について具体的に説明する。まず、この例では、図3に示したように、表示装置3からスクリーン30へ向けて、拡大投射された映像光である投射光Lpが出射されている。そして、この投射光Lpのうちの一部の光束である2つの投射光束Lpa,Lpbがそれぞれ、スクリーン30上で隣接する2つの投影点Pa,Pbに投影されているものとする。このとき、例えば図4に示したように、これらの投影点Pa,Pbにおいて投射光束Lpa,Lpbがそれぞれ反射され、拡散光束Lda,Ldbが発生する。これらの拡散光束Lda,Ldbではそれぞれ、拡散光束となっても部分的にはそれらの偏光状態が保持されるため、例えば図4中のII−II線に沿った拡散光束Lda,Ldbの断面図で示したように、これらの光束同士の重畳領域Aolでは、以下のようになる。すなわち、この重畳領域Aolにおいて、拡散光束Lda,Ldbの偏光状態が互いに同じ状態である場合、拡散光束Lda,Ldb同士が干渉し合う。そして、そのときの干渉度合いが強い場合には、スペックルノイズとして観測されることになる。
このような原理により、表示装置3のようにレーザ光源を用いたプロジェクタでは、スクリーン30上において、スペックル模様(干渉パターン)が表示画像に重畳される。したがって、そのままでは人間の眼には強度のランダムノイズとして認識され、表示画質が低下してしまうことになる。
そこで、レーザ光源を用いたプロジェクタにおいて、このような干渉パターンの発生を低減するために、スクリーンを微小振動させる手法が考えられる。一般に、人間の眼および脳は、約20〜50ms内の画像のちらつきは判別できない。つまり、その時間内の画像は眼の中で積分され、平均化されている。したがって、この時間内に、スクリーン上において独立のスペックルパターンを多数重畳させることにより、スペックルノイズを人間の眼の中で気にならない程度に平均化しようとするものである。しかしながら、この手法では大型のスクリーン自体を微小振動させる必要があるため、装置構成が大型化してしまう。また、それとともに、消費電力の増加や騒音の問題などについても懸念される。
(比較例1)
一方で、図5に示した比較例1に係る表示装置(表示装置100)では、以下のようにして干渉パターンの発生を低減させている。この比較例1の表示装置100は、本実施の形態の表示装置3と同様に、スクリーン30に対して映像光を投射する投射型の表示装置である。表示装置100は、赤色レーザ101R、緑色レーザ101G、青色レーザ101B、ダイクロイックミラー102R,102G,102B、拡散素子103、モータ(駆動部)104、レンズ105、光変調素子106および投射レンズ107を備えている。
この表示装置100では、赤色レーザ101R、緑色レーザ101Gおよび青色レーザ101Bから出射された各色のレーザ光は、ダイクロイックミラー102R,102G,102Bにおいて色合成(光路合成)がなされ、拡散素子103へ入射する。この入射光は、拡散素子103によって拡散されたのち、レンズ105によって照明光として光変調素子106へ照射される。この光変調素子106では、この照明光が映像信号に基づいて変調されつつ反射されることにより、映像光として出射する。この映像光は、投射レンズ107によってスクリーン30に対して投射(拡大投射)され、これにより映像信号に基づくカラー映像表示が表示装置100においてなされる。
そして、この表示装置100では、モータ104によって拡散素子103を機械的に回転させ、スペックルパターンの位置をスクリーン30上で高速に変位させることにより、干渉パターンの発生を低減させている。しかしながらこの手法では、拡散素子103によってこの拡散素子103への入射光を拡散させていることから、光の利用効率が低下してしまうことになる。
(本実施の形態の作用)
これに対して本実施の形態の表示装置3(照明装置1)では、偏光制御素子16を用いて、以下のようにして上記の問題を解決している。
まず、この偏光制御素子16では、例えば図2に示したように、レーザ光源(赤色レーザ11R、緑色レーザ11Gおよび青色レーザ11B)から出射されたレーザ光(赤色レーザ光,緑色レーザ光,青色レーザ光)が入射光Linとして入射すると、以下の偏光制御がなされる。すなわち、偏光制御素子16では入射光Linの偏光状態が制御され、2種類以上の偏光状態を有する出射光Loutが、出射面Sout側から出射される。具体的には、この例では、分割領域A11からは左回り方向の円偏光状態(偏光状態P11)の出射光Loutが出射され、分割領域A12からは左上斜め方向に沿った偏光軸を有する直線偏光状態(偏光状態P12)の出射光Loutが出射される。また、分割領域A13からは右回り方向の円偏光状態(偏光状態P13)の出射光Loutが出射され、分割領域A14からは右上斜め方向に沿った偏光軸を有する直線偏光状態(偏光状態P14)の出射光Loutが出射される。
これにより、前述した図3および図4の例で説明した拡散光束Lda,Ldbはそれぞれ、偏光制御素子16を通過後にスクリーン30上の投影点La,Lbで反射されることで、例えば図6に示したような光束断面を有する偏光状態となる。つまり、これらの拡散光束Lda,Ldbの光束断面はいずれも、この例では4つの異なる偏光状態を示す分割領域A21〜A24を有するものとなる。具体的には、分割領域A21では、左回り方向の円偏光状態(偏光状態P11)となり、分割領域A22では、左上斜め方向に沿った偏光軸を有する直線偏光状態(偏光状態P12)となる。また、分割領域A23では、右回り方向の円偏光状態(偏光状態P13)となり、分割領域A24では、右上斜め方向に沿った偏光軸を有する直線偏光状態(偏光状態P14)となる。すなわち、拡散光束Lda,Ldbではいずれも、各分割領域A21〜A24における偏光状態が、上記した偏光制御素子16における各分割領域A11〜A14からの出射光Loutにおける偏光状態と等しくなる。
そして、このような光束断面を有する拡散光束Lda,Ldb同士の一部が、空間的に重なり合うと、例えば図7(A)〜(C)に示したようになる。なお、これらの図7(A)〜(C)の例では便宜上、拡散光束Ldaにおける上記した4つの分割領域A21〜A24をそれぞれ分割領域A21a〜A24a、拡散光束Ldaにおける4つの分割領域A21〜A24をそれぞれ分割領域A21b〜A24bとして説明する。
まず、図7(A)の例では、拡散光束Lda,Ldb同士が、X軸方向に沿って部分的に重畳している。具体的には、拡散光束Ldaにおける分割領域A21aと、拡散光束Ldbにおける分割領域A22bとの一部が互いに重畳すると共に、拡散光束Ldaにおける分割領域A24aと、拡散光束Ldbにおける分割領域A23bとの一部が互いに重畳し、重畳領域Aolが形成されている。これによりこの重畳領域Aol内では、分割領域A21aにおける偏光状態P11と分割領域A22bにおける偏光状態P12とが互い重なり合うと共に、分割領域A24aにおける偏光状態P14と分割領域A23bにおける偏光状態P13とが互い重なり合うことになる。
一方、図7(B)の例では、拡散光束Lda,Ldb同士が、Y軸方向に沿って部分的に重畳している。具体的には、拡散光束Ldaにおける分割領域A23aと、拡散光束Ldbにおける分割領域A22bとの一部が互いに重畳すると共に、拡散光束Ldaにおける分割領域A24aと、拡散光束Ldbにおける分割領域A21bとの一部が互いに重畳し、重畳領域Aolが形成されている。これによりこの重畳領域Aol内では、分割領域A23aにおける偏光状態P13と分割領域A22bにおける偏光状態P12とが互い重なり合うと共に、分割領域A24aにおける偏光状態P14と分割領域A21bにおける偏光状態P11とが互い重なり合うことになる。
他方、図7(C)の例では、拡散光束Lda,Ldb同士が、X軸方向およびY軸方向とは異なる斜め方向(X−Y平面内での斜め方向)に沿って、部分的に重畳している。具体的には、この例では主に、拡散光束Ldaにおける分割領域A24aと、拡散光束Ldbにおける分割領域A21b,A22b,A23bとの一部がそれぞれ、互いに重畳している。また、拡散光束Ldbにおける分割領域A22bと、拡散光束Ldaにおける分割領域A21a,A23a,A24aとの一部がそれぞれ、互いに重畳している。これらの重畳により、重畳領域Aolが形成されている。これによりこの重畳領域Aol内では、分割領域A24aにおける偏光状態P14と、分割領域A21b,A22b,A23bにおける偏光状態P11,P12,P13とが、互い重なり合うことになる。また、分割領域A22bにおける偏光状態P12と、分割領域A21a,A23a,A24aにおける偏光状態P11,P13,P14とが、互い重なり合うことになる。
このようにして拡散光束Lda,Ldb同士では、2種類以上の偏光同士(偏光状態P11〜P14同士)が空間的に重畳されることにより、レーザ光における可干渉性(コヒーレンス)が低減し、その結果、前述した干渉パターン(スペックルノイズ)の発生が抑えられる。なお、ここでは、スクリーン30において反射された拡散光のうちの2つの拡散光束Lda,Ldb同士での空間的な重なりを例に挙げて説明したが、実際の拡散光内では任意の拡散光束同士での空間的な重なりが発生し、同様の原理によって可干渉性が低下することになる。
また、本実施の形態では、このような手法を用いて干渉パターンの発生を低減させる際に、上記比較例1の手法などとは異なり、各レーザ光源から出射されたレーザ光の損失が生じることはない。したがって、光利用効率の向上が図られる。
加えて、本実施の形態では、スクリーン30自体や光学素子などを微小振動させる等の動的な手段を用いることなく、干渉パターン発生の低減が実現される。したがって、装置構成の簡易化・小型化が図られる。
以上のように本実施の形態では、レーザ光の光路上に偏光制御素子16を設け、2種類以上の偏光状態を有する出射光Loutを出射するようにしたので、レーザ光における可干渉性を低減することができる。よって、レーザ光に起因した干渉パターンの発生を低減する(表示画質を向上させる)ことが可能となる。
<実施例>
続いて、上記第1の実施の形態に係る具体的な実施例(実施例1,2)について説明する。
図8は、実施例1,2に係る干渉パターンの測定系の構成を模式的に表したものである。この測定系は、緑色レーザ11G、レンズ12G、フライアイレンズ14、テレセントリック光学系41、矩形状の開口(アパーチャ)42および投射レンズ23と、スクリーン30と、CCD(Charge Coupled Device)432および撮像レンズ431を有する撮像装置43と、を備えている。この測定系にはまた、フライアイレンズ14とテレセントリック光学系41との間の光路上(実施例1)、または、開口42と投射レンズ23との間の光路上(実施例2)に、第1の実施の形態で説明した偏光制御素子16が配置されている。なお、この測定系において、緑色レーザ11Gおよびレンズ12Gからなる光源ユニットと、開口42と、投射レンズ23と、スクリーン30上に投影される投影像と、撮像装置43とについての詳細構成は、以下の通りである。
(詳細構成)
・光源ユニット:緑色レーザ光Lg(平行光)の波長=532nm,Lgの径φ=6mm
・開口42:アスペクト比=16:9
・投射レンズ23:Fナンバー=2.0,焦点距離=5mm
・投影像:25インチ
・撮像装置43:解像度=1392ピクセル(X軸方向)×1040ピクセル(Y軸方向),サイズ=2/3インチ,Fナンバー=16,焦点距離=50mm,撮影距離=933mm
また、スクリーン30上の投影像における投影領域51と、撮像装置43による測定領域(撮影領域)52との位置関係は、例えば図9に示したようになっている。具体的には、以下の(1)式により規定されるスペックルコントラストCs(干渉パターンの発生程度を示す指標)の測定条件(輝度プロファイル)は、以下のようになっている。
Cs=(σ/I) ……(1)
(σ:輝度分布(強度分布)の標準偏差、I:輝度分布の平均値)
(測定条件)
・測定数値:輝度階調
・測定領域52:投影領域51におけるX軸方向,Y軸方向の各々についての中心部分
・計測方向:測定領域52内におけるX軸方向,Y軸方向の2方向
(干渉パターンの測定結果)
図10(A),(B)はそれぞれ、比較例2(図8に示した測定系において、偏光制御素子16を設けないようにした例)に係る干渉パターンの測定結果を表したものである。一方、図10(C),(D)はそれぞれ、上記した実施例1に係る干渉パターンの測定結果を表したものである。具体的には、図10(A),(C)はそれぞれ、計測方向がX軸方向である場合の測定結果であり、X軸方向の画素数(撮像画素数)と撮像信号の強度(輝度)との関係を示している。一方、図10(B),(D)はそれぞれ、計測方向がY軸方向である場合の測定結果であり、Y軸方向の画素数(撮像画素数)と撮像信号の強度(輝度)との関係を示している。これらの図10(A)〜(D)により、比較例2(スペックルコントラストCs=0.37)と比べて実施例1(スペックルコントラストCs=0.31)のほうが、干渉パターンの発生程度が小さくなり、表示画質が向上していることが分かる。
また、図11(A),(B)はそれぞれ、上記した比較例2に係る干渉パターンの測定結果を表したものであり、図11(C),(D)はそれぞれ、上記した実施例2に係る干渉パターンの測定結果を表したものである。具体的には、図11(A),(C)はそれぞれ、計測方向がX軸方向である場合の測定結果であり、図11(B),(D)はそれぞれ、計測方向がY軸方向である場合の測定結果である。これらの図11(A)〜(D)により、比較例2(スペックルコントラストCs=0.37)と比べて実施例2(スペックルコントラストCs=0.33)のほうが、干渉パターンの発生程度が小さくなり、表示画質が向上していることが分かる。
<第2の実施の形態>
続いて、本開示の第2の実施の形態について説明する。第1の実施の形態の表示装置3では、光変調素子として液晶素子(反射型液晶素子21)を用いていたのに対し、本実施の形態の表示装置では、以下説明するように、光変調素子としてDMD(Digital Mirror Device)が用いられている。なお、第1の実施の形態における構成要素と同一のものには同一の符号を付し、適宜説明を省略する。
[表示装置3Aの構成]
図12は、第2の実施の形態に係る表示装置(表示装置3A)の全体構成を表すものである。この表示装置3Aも投射型の表示装置であり、照明装置(光源装置)1Aと、この照明装置1Aから出射された照明光(光源光)を用いて映像表示を行うための光学系(表示光学系)とを備えている。なお、図12中に示した一点鎖線は光軸を表している。
(照明装置1A)
照明装置1Aは、第1の実施の形態の照明装置1と同様に、赤色レーザ11R、緑色レーザ11G、青色レーザ11B、レンズ12R,12G,12B、ダイクロイックプリズム131,132、フライアイレンズ14、コンデンサレンズ15および偏光制御素子16を備えている。
ただしこの照明装置1Aでは、偏光制御素子16の配置位置が、照明装置1とは異なっている。具体的には、偏光制御素子16が、フライアイレンズ14よりも後段側(後述するDMD21A側;フライアイレンズ14とスクリーン30との間)の光路上に配置されるようになっており、ここではフライアイレンズ14とコンデンサレンズ15との間の光路上に配置されている。
(表示光学系)
本実施の形態の表示光学系は、ミラープレート22A、DMD21A(光変調素子)および投射レンズ23を用いて構成されている。すなわち、第1の実施の形態の表示光学系において、偏光ビームスプリッタ22の代わりにミラープレート22Aを設けると共に、反射型液晶素子21の代わりにDMD21Aを設けた構成となっている。
ミラープレート22Aは、照明装置1A(コンデンサレンズ15)からの出射光(照明光)を反射させ、DMD21A側へと入射させるための光反射素子である。
DMD21Aは、ミラープレート22Aにより反射されて入射した照明光を、図示しない表示制御部から供給される映像信号に基づいて変調しつつ反射させることにより、映像光を出射する光変調素子である。このとき、DMD21Aでは反射型液晶素子21とは異なり、入射時と出射時とで偏光状態が保持されるようになっている。
[表示装置3Aの作用・効果]
本実施の形態の表示装置3A(照明装置1A)においても、基本的には第1の実施の形態の表示装置3(照明装置1)と同様の作用により、同様の効果を得ることが可能である。すなわち、レーザ光の光路上に偏光制御素子16が設けられていることにより、レーザ光における可干渉性を低減することができ、レーザ光に起因した干渉パターンの発生を低減する(表示画質を向上させる)ことが可能となる。
特に、本実施の形態では光変調素子としてDMD21Aを用いるようにしたので、第1の実施の形態のように光変調素子として反射型液晶素子21を用いた場合とは異なり、DMD21Aの後段側(スクリーン30側)だけでなく前段側(レーザ光源側)にも偏光制御素子16を配置することが可能である。これは上記したように、DMD21Aでは反射型液晶素子21とは異なり、入射時と出射時とで偏光状態が保持されるためである。
<変形例>
続いて、上記第1,第2の実施の形態に共通の変形例(変形例1〜7)について説明する。なお、これらの実施の形態における構成要素と同一のものには同一の符号を付し、適宜説明を省略する。
[変形例1〜5]
まず、変形例1〜5について説明する。これらの変形例1〜5では、本開示における「偏光制御素子」の他の構成例について説明する。
図13(A)〜(C)はそれぞれ、変形例1〜3に係る偏光制御素子(偏光制御素子16A〜16C)における出射面Sout側からみた平面構成(X−Y平面構成)例を、模式的に表したものである。また、図14(A)は、変形例4に係る偏光制御素子(偏光制御素子16D)における出射面Sout側からみた平面構成(X−Y平面構成)例を、模式的に表したものである。一方、図14(B)は、変形例5に係る偏光制御素子(偏光制御素子16E)における断面構成(Y−Z平面構成)例を、模式的に表したものである。
図13(A)に示した変形例1の偏光制御素子16Aでは、偏光制御素子16と同様に、出射面Sout(X−Y平面)が、複数の分割領域(ここでは4つの分割領域A11〜A14)に分割されており、2次元配列(マトリクス配列)されている。そして、2種類以上の偏光状態の出射光Loutが、これらの4つの分割領域A11〜A14から個別に出射されるようになっている。具体的には、分割領域A11からは、X軸方向に沿った偏光軸を有する直線偏光状態(偏光状態P21)の出射光Loutが出射されている。また、分割領域A12からは、出射面Sout側からみて左上斜め方向に沿った偏光軸を有する直線偏光状態(偏光状態P22)の出射光Loutが出射されている。分割領域A13からは、Y軸方向に沿った偏光軸を有する直線偏光状態(偏光状態P23)の出射光Loutが出射されている。分割領域A14からは、出射面Sout側からみて右上斜め方向に沿った偏光軸を有する直線偏光状態(偏光状態P24)の出射光Loutが出射されている。
このように、偏光制御素子16Aからの出射光Loutには、1または複数種類の直線偏光状態(ここでは、4種類の偏光状態P21〜P24)のみが含まれている。つまり、偏光制御素子16とは異なり、出射光Loutに直線偏光状態と円偏光状態との双方が含まれないようにしてもよい。ただし、前述した理由から、これらの双方が含まれるようにするのが望ましい。
図13(B),(C)に示した変形例2,3の偏光制御素子16B,16Cではそれぞれ、出射面Sout(X−Y平面)が、複数の単位領域(ここでは4つの単位領域Au)に分割されており、これらの単位領域Auが2次元配列(マトリクス配列)されている。そして、各単位領域Au内には、偏光制御素子16,16Bと同様に、互いに異なる偏光状態の出射光Loutが出射される複数の分割領域(ここでは4つの分割領域)が設けられている。また、偏光制御素子16Bにおける単位領域Au内からは、偏光制御素子16と同様に直線偏光状態と円偏光状態との双方を含む出射光Loutが出射されるようになっている。一方、偏光制御素子16Cにおける単位領域Au内からは、偏光制御素子16Bと同様に直線偏光状態のみを含む出射光Loutが出射されるようになっている。
このように、出射面Sout内に、各々が複数の分割領域を有する複数の単位領域Auが配列されることによって、出射面Sout内に多数の分割領域(ここでは16個の分割領域)が設けられているようにしてもよい。なお、これらの単位領域Auや分割領域の個数については2個以上であればよく、特に限定されない。
一方、図14(A)に示した変形例4の偏光制御素子16Dでは、偏光制御素子16と同様に、出射面Sout(X−Y平面)が、複数の分割領域(ここでは4つの分割領域A31〜A34)に分割されている。ただし、この偏光制御素子16Dでは偏光制御素子16とは異なり、4つの分割領域A31〜A34が、出射面Sout内で1次元配列(ここではY軸方向に沿った1次元配列)されている。そして、2種類以上の偏光状態の出射光Loutが、これらの4つの分割領域A31〜A34から個別に出射されるようになっている。具体的には、ここではこれらの分割領域A31〜A34からはそれぞれ、互いに異なる方向に沿った偏光軸を有する直線偏光状態(偏光状態P31〜P34)の出射光Loutが出射されている。
このように、偏光制御素子の出射面Soutにおける複数の分割領域の配列手法については特に限定されず、これまでに説明した1次元配列や2次元配列(マトリクス配列)の他、例えば、放射状に配列したり、周状に配列したりしてもよい。
また、図14(B)に示した変形例5の偏光制御素子16Eは、レーザ光(入射光Linおよび出射光Lout)の光路(素子の厚み方向)に沿って積層された、複数種類の光学素子(ここでは4種類の光学素子161〜164)により構成されている。そして、2種類以上の偏光状態の出射光Loutが、これら4種類の光学素子161〜164から個別に出射されるようになっている。なお、これらの光学素子161〜164はそれぞれ、例えば、前述した各分割領域を構成する光学素子と同様の素子からなる。
このように、これまでに説明した偏光制御素子16,16A〜16Dとは異なり、出射面Sout内で複数の分割領域を空間的に分割して配置するのではなく、レーザ光の光路(素子の厚み方向)に沿って複数種類の光学素子を積層させることによって、2種類以上の偏光状態を生成するようにしてもよい。
[変形例6,7]
次に、変形例6,7について説明する。これらの変形例6,7では、本開示における「偏光制御素子」の他の配置例(望ましい配置例)について説明する。
図15(A),(B)はそれぞれ、変形例6,7に係る偏光制御素子16(あるいは偏光制御素子16A〜16Eのいずれか)の配置例を模式的に表したものである。これらの変形例6,7に係る表示装置3(または表示装置3A)では、投射レンズ23内に、開口を有する絞り230が設けられている。そして、偏光制御素子16(16A〜16E)が、この絞り230の位置(あるいはその近傍)に配置されるようになっている。例えば、これらの変形例6,7では、投射レンズ23における入射瞳位置Pin(あるいはその近傍)、または、射出瞳位置Pout(あるいはそのの近傍)に、偏光制御素子16(16A〜16E)配置されている。
具体的には、図15(A)に示した変形例6では、投射レンズ23における入射瞳位置Pinに、偏光制御素子16(16A〜16E)配置されている。一方、図15(B)に示した変形例7では、投射レンズ23における射出瞳位置Poutに、偏光制御素子16(16A〜16E)配置されている。
このように、投影像(投射光Lp)を構成する全光束が共通に交わる位置である、投射レンズ23の瞳位置(物理的には絞り位置)あるいはその近傍に、偏光分割素子16(16A〜16E)を配置するようにするのが望ましい。これにより、複数の光束同士での可干渉性の低減作用が最も効果的になされるようになり、干渉パターンの発生を更に低減する(表示画質を更に向上させる)ことが可能となるとなるからである。
<その他の変形例>
以上、実施の形態、実施例および変形例を挙げて本開示の技術を説明したが、本技術はこれらの実施の形態等に限定されず、種々の変形が可能である。
例えば、偏光制御素子の構成例や配置例については、上記実施の形態等で説明したものには限られず、他の構成例や配置例としてもよい。
また、上記実施の形態等では、複数種類(赤色用,緑色用,青色用)の光源がいずれもレーザ光源である場合について説明したが、この場合には限られず、複数種類の光源のうちの少なくとも1つがレーザ光源であればよい。すなわち、光源部内に、レーザ光源と他の光源(例えばLED等)とを組み合わせて設けるようにしてもよい。
更に、上記実施の形態等では、光変調素子が反射型の液晶素子またはDMDである場合を例に挙げて説明したが、これらの場合には限られない。すなわち、例えば、光変調素子が透過型の液晶素子であってもよい。
加えて、上記実施の形態等では、異なる波長の光を発する3種類の光源を用いた場合について説明したが、例えば3種類の光源ではなく、1種類や2種類,4種類以上の光源を用いるようにしてもよい。
また、上記実施の形態等では、光学装置および表示装置の各構成要素(光学系)を具体的に挙げて説明したが、全ての構成要素を備える必要はなく、また、他の構成要素を更に備えていてもよい。具体的には、例えばダイクロイックプリズム131,132の代わりに、ダイクロイックミラーを設けるようにしてもよい。同様に、本開示における「均一化光学部材」として、上記実施の形態等で説明したフライアイレンズ14以外の光学部材(例えば、ロッドインテグレータなど)を用いてもよい。
更に、上記実施の形態等では、光変調素子により変調された光をスクリーンに投射する投射光学系(投影レンズ)を備え、投射型の表示装置として構成されている場合について説明したが、本技術は、直視型の表示装置などにも適用することが可能である。
なお、本技術は以下のような構成を取ることも可能である。
(1)
レーザ光源を含む光源部と、
前記光源部から出射された光を映像信号に基づいて変調する光変調素子と、
前記レーザ光源から出射されるレーザ光の光路上に配設され、入射光の偏光状態を制御して2種類以上の偏光状態を有する出射光を出射する偏光制御素子と
を備えた表示装置。
(2)
前記偏光制御素子では、前記出射光の出射面が複数の分割領域に分割されており、
前記2種類以上の偏光状態の出射光が、前記複数の分割領域から個別に出射される
上記(1)に記載の表示装置。
(3)
前記複数の分割領域が、前記出射面内で2次元配列または1次元配列されている
上記(2)に記載の表示装置。
(4)
前記偏光制御素子からの前記出射光に、1または複数種類の直線偏光状態と、1または複数種類の円偏光状態との双方が含まれている
上記(2)または(3)に記載の表示装置。
(5)
前記偏光制御素子が、前記レーザ光の光路に沿って積層された複数種類の光学素子からなり、
前記2種類以上の偏光状態の出射光が、前記複数種類の光学素子から個別に出射される
上記(1)に記載の表示装置。
(6)
前記光変調素子により変調された光を被投射面に対して投射する投射光学系を備えた
上記(1)ないし(5)のいずれかに記載の表示装置。
(7)
前記偏光制御素子が、前記投射光学系における入射瞳位置の近傍、または射出瞳位置の近傍に配置されている
上記(6)に記載の表示装置。
(8)
前記投射光学系が絞りを有し、
前記偏光制御素子が、前記絞りの近傍に配置されている
上記(6)または(7)に記載の表示装置。
(9)
前記光変調素子と前記投射光学系との間の光路上に、偏光ビームスプリッタが配設されており、
前記偏光制御素子が、前記偏光ビームスプリッタよりも前記投射光学系側に配置されている
上記(6)ないし(8)のいずれかに記載の表示装置。
(10)
前記光変調素子が液晶素子である
上記(9)に記載の表示装置。
(11)
前記光源部と前記光変調素子との間の光路上に、均一化光学部材が配設されており、
前記偏光制御素子が、前記均一化光学部材よりも前記光変調素子側に配置されている
上記(1)ないし(8)のいずれかに記載の表示装置。
(12)
前記光変調素子がDMD(Digital Mirror Device)である
上記(11)に記載の表示装置。
(13)
前記光源部は、赤色光、緑色光または青色光を発する3種類の光源を有する
上記(1)ないし(12)のいずれかに記載の表示装置。
(14)
前記3種類の光源のうちの少なくとも1つが、前記レーザ光源である
上記(13)に記載の表示装置。
(15)
レーザ光源を含む光源部と、
前記レーザ光源から出射されるレーザ光の光路上に配設され、入射光の偏光状態を制御して2種類以上の偏光状態を有する出射光を出射する偏光制御素子と
を備えた照明装置。
1,1A…照明装置(光源装置)、11R…赤色レーザ、11G…緑色レーザ、11B…青色レーザ、12R,12G,12B…レンズ、131,132…ダイクロイックプリズム、14…フライアイレンズ、15…コンデンサレンズ、16,16A〜16E…偏光制御素子、161〜164…光学素子、21…反射型液晶素子、21A…DMD、22…偏光ビームスプリッタ、22A…ミラープレート、23…投射レンズ、230…絞り、3,3A…表示装置、30…スクリーン、Lin…入射光、Lout…出射光、Lp…投射光、Lpa,Lpb…投射光束、Lda,Ldb…拡散光束、Sout…出射面、A11〜A14,A21〜A24,A21a〜A24a,A21b〜A24b,A31〜A34…分割領域、Aol…重畳領域、Au…単位領域、P11〜P14,P21〜P24,P31〜P34…偏光状態、Pa,Pb…投影点、Pin…入射瞳位置、Pout…射出瞳位置。

Claims (15)

  1. レーザ光源を含む光源部と、
    前記光源部から出射された光を映像信号に基づいて変調する光変調素子と、
    前記レーザ光源から出射されるレーザ光の光路上に配設され、入射光の偏光状態を制御して2種類以上の偏光状態を有する出射光を出射する偏光制御素子と
    を備えた表示装置。
  2. 前記偏光制御素子では、前記出射光の出射面が複数の分割領域に分割されており、
    前記2種類以上の偏光状態の出射光が、前記複数の分割領域から個別に出射される
    請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記複数の分割領域が、前記出射面内で2次元配列または1次元配列されている
    請求項2に記載の表示装置。
  4. 前記偏光制御素子からの前記出射光に、1または複数種類の直線偏光状態と、1または複数種類の円偏光状態との双方が含まれている
    請求項2に記載の表示装置。
  5. 前記偏光制御素子が、前記レーザ光の光路に沿って積層された複数種類の光学素子からなり、
    前記2種類以上の偏光状態の出射光が、前記複数種類の光学素子から個別に出射される
    請求項1に記載の表示装置。
  6. 前記光変調素子により変調された光を被投射面に対して投射する投射光学系を備えた
    請求項1に記載の表示装置。
  7. 前記偏光制御素子が、前記投射光学系における入射瞳位置の近傍、または射出瞳位置の近傍に配置されている
    請求項6に記載の表示装置。
  8. 前記投射光学系が絞りを有し、
    前記偏光制御素子が、前記絞りの近傍に配置されている
    請求項6に記載の表示装置。
  9. 前記光変調素子と前記投射光学系との間の光路上に、偏光ビームスプリッタが配設されており、
    前記偏光制御素子が、前記偏光ビームスプリッタよりも前記投射光学系側に配置されている
    請求項6に記載の表示装置。
  10. 前記光変調素子が液晶素子である
    請求項9に記載の表示装置。
  11. 前記光源部と前記光変調素子との間の光路上に、均一化光学部材が配設されており、
    前記偏光制御素子が、前記均一化光学部材よりも前記光変調素子側に配置されている
    請求項1に記載の表示装置。
  12. 前記光変調素子がDMD(Digital Mirror Device)である
    請求項11に記載の表示装置。
  13. 前記光源部は、赤色光、緑色光または青色光を発する3種類の光源を有する
    請求項1に記載の表示装置。
  14. 前記3種類の光源のうちの少なくとも1つが、前記レーザ光源である
    請求項13に記載の表示装置。
  15. レーザ光源を含む光源部と、
    前記レーザ光源から出射されるレーザ光の光路上に配設され、入射光の偏光状態を制御して2種類以上の偏光状態を有する出射光を出射する偏光制御素子と
    を備えた照明装置。
JP2012101420A 2012-04-26 2012-04-26 表示装置および照明装置 Pending JP2013228607A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012101420A JP2013228607A (ja) 2012-04-26 2012-04-26 表示装置および照明装置
US13/863,078 US20130286356A1 (en) 2012-04-26 2013-04-15 Display unit and illumination device
CN2013101389101A CN103376636A (zh) 2012-04-26 2013-04-19 显示单元和照明装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012101420A JP2013228607A (ja) 2012-04-26 2012-04-26 表示装置および照明装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013228607A true JP2013228607A (ja) 2013-11-07
JP2013228607A5 JP2013228607A5 (ja) 2015-03-05

Family

ID=49461969

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012101420A Pending JP2013228607A (ja) 2012-04-26 2012-04-26 表示装置および照明装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20130286356A1 (ja)
JP (1) JP2013228607A (ja)
CN (1) CN103376636A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015099323A (ja) * 2013-11-20 2015-05-28 セイコーエプソン株式会社 プロジェクター
KR20160144735A (ko) * 2015-06-09 2016-12-19 에스케이텔레콤 주식회사 광학엔진장치 및 합성/균일화 프리즘
JP2017097084A (ja) * 2015-11-20 2017-06-01 日本放送協会 立体像表示装置

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104808425A (zh) * 2014-01-26 2015-07-29 中能激光显示技术(上海)有限公司 一种激光光源光束参数一致性的调整装置及其调整方法
CN106537248B (zh) 2014-07-29 2019-01-15 索尼公司 投影型显示装置
JP6372266B2 (ja) 2014-09-09 2018-08-15 ソニー株式会社 投射型表示装置および機能制御方法
CN112099295B (zh) * 2017-08-18 2021-11-05 青岛海信激光显示股份有限公司 双色激光光源和激光投影机
WO2019033672A1 (zh) 2017-08-18 2019-02-21 海信集团有限公司 双色激光光源和激光投影机
CN112147838B (zh) * 2017-08-18 2021-11-05 青岛海信激光显示股份有限公司 双色激光光源和激光投影机
US10634982B2 (en) * 2017-09-01 2020-04-28 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Light source device and projection display apparatus
CN207457625U (zh) * 2017-11-22 2018-06-05 歌尔科技有限公司 消散斑装置、激光光源及激光投影***
CN108600740B (zh) * 2018-04-28 2020-09-18 Oppo广东移动通信有限公司 光学元件检测方法、装置、电子设备和存储介质
CN110928123A (zh) * 2018-09-19 2020-03-27 青岛海信激光显示股份有限公司 一种激光器阵列、激光光源及激光投影设备
WO2020057124A1 (zh) 2018-09-19 2020-03-26 青岛海信激光显示股份有限公司 一种激光器阵列、激光光源及激光投影设备
CN111208696A (zh) * 2018-11-02 2020-05-29 中强光电股份有限公司 复合相位转换元件及投影装置

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008256740A (ja) * 2007-03-30 2008-10-23 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> 画像表示装置およびディスプレイシステム。
JP2009122430A (ja) * 2007-11-15 2009-06-04 Sony Corp 投射型表示装置および映像表示方法
JP2009198637A (ja) * 2008-02-20 2009-09-03 Seiko Epson Corp プロジェクタ
JP2010156841A (ja) * 2008-12-26 2010-07-15 Olympus Corp 照明装置、及びそれを備えた投射型表示装置
WO2010134980A2 (en) * 2009-05-21 2010-11-25 Eastman Kodak Company Out-of-plane motion of speckle reduction element
WO2012033178A1 (ja) * 2010-09-08 2012-03-15 大日本印刷株式会社 照明装置、投射装置および投射型映像表示装置
JP3174812U (ja) * 2009-03-06 2012-04-12 上海三▲しん▼科技発展有限公司 小型プロジェクター用光学エンジン
JP2012078807A (ja) * 2010-09-08 2012-04-19 Asahi Glass Co Ltd 投射型表示装置

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI235263B (en) * 2002-05-14 2005-07-01 Sony Corp Illuminating optical system, image display unit and method of illuminating space modulation element
CN101359159B (zh) * 2007-07-30 2010-06-02 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 投影光学***
US20090310086A1 (en) * 2008-06-16 2009-12-17 Haizhang Li Light projector and projection method with enhanced contrast
JP5581958B2 (ja) * 2010-10-12 2014-09-03 ソニー株式会社 照明装置、投影型表示装置、直視型表示装置

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008256740A (ja) * 2007-03-30 2008-10-23 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> 画像表示装置およびディスプレイシステム。
JP2009122430A (ja) * 2007-11-15 2009-06-04 Sony Corp 投射型表示装置および映像表示方法
JP2009198637A (ja) * 2008-02-20 2009-09-03 Seiko Epson Corp プロジェクタ
JP2010156841A (ja) * 2008-12-26 2010-07-15 Olympus Corp 照明装置、及びそれを備えた投射型表示装置
JP3174812U (ja) * 2009-03-06 2012-04-12 上海三▲しん▼科技発展有限公司 小型プロジェクター用光学エンジン
WO2010134980A2 (en) * 2009-05-21 2010-11-25 Eastman Kodak Company Out-of-plane motion of speckle reduction element
WO2012033178A1 (ja) * 2010-09-08 2012-03-15 大日本印刷株式会社 照明装置、投射装置および投射型映像表示装置
JP2012078807A (ja) * 2010-09-08 2012-04-19 Asahi Glass Co Ltd 投射型表示装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015099323A (ja) * 2013-11-20 2015-05-28 セイコーエプソン株式会社 プロジェクター
KR20160144735A (ko) * 2015-06-09 2016-12-19 에스케이텔레콤 주식회사 광학엔진장치 및 합성/균일화 프리즘
KR102223620B1 (ko) 2015-06-09 2021-03-05 (주) 브라이튼코퍼레이션 광학엔진장치 및 합성 및 균일화 프리즘
JP2017097084A (ja) * 2015-11-20 2017-06-01 日本放送協会 立体像表示装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20130286356A1 (en) 2013-10-31
CN103376636A (zh) 2013-10-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2013228607A (ja) 表示装置および照明装置
US9407886B2 (en) Illumination optical system and projector including fluorophore
US10819961B2 (en) Light source apparatus for use in projection three-dimensional display apparatus, with dynamic diffusion plate
US8851681B2 (en) Illumination device and display unit
JP4301282B2 (ja) プロジェクタ
JP2013044800A (ja) 照明装置および表示装置
US10649321B2 (en) Light source device and projector
JP2015060035A (ja) プロジェクター
JP2009198637A (ja) プロジェクタ
JP2010256572A (ja) 投射型表示装置
JP4997931B2 (ja) プロジェクタ
JP2017083636A (ja) 照明装置及びプロジェクター
JP4353287B2 (ja) プロジェクタ
JP2008041513A (ja) 照明装置及びプロジェクタ
US9175826B2 (en) Illuminating unit and display
CN111830774A (zh) 光源装置以及投射型显示装置
JP2011215531A (ja) プロジェクター
CN111722461A (zh) 激光投影装置
JP2014178693A (ja) 照明装置および表示装置
JP6323072B2 (ja) 照明装置およびプロジェクター
JP2014048377A (ja) 表示装置および照明装置
JP5991389B2 (ja) 照明装置及びプロジェクター
JP6295730B2 (ja) 光源装置およびプロジェクター
JP2017215527A (ja) 照明光切り替え機構及び該機構を備えたプロジェクタ、照明光切り替え方法
JP2006292792A (ja) 光投射装置及びプロジェクタ

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150116

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150116

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151014

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20151014

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20160301