JP2013228015A - 真空断熱材および被断熱装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】被断熱部への被覆率が高まり、保温性能が向上することができる真空断熱材を提供する。
【解決手段】外形が3次元曲面を有するとともに当該3次元曲面を保持するプラスチックから構成される骨格部2と、骨格部2の周囲に配設され、無機質繊維、有機質繊維または、それらの複合繊維から構成される芯部3と、骨格部2および芯部3を覆い、内部を減圧状態に保持する包装部4にて構成され、骨格部2は、複数の骨格材20が縦横に交差されて形成されている。
【選択図】図1

Description

この発明は、被断熱部への被覆率を高め、保温性能向上させることができる真空断熱材および被断熱装置に関するものである。
従来の真空断熱材は、近年の省エネルギー化活動の促進にともない、住環境機器の消費電力削減のための高効率化技術が重要となってきている。特に熱源を有し、蓄熱した熱を効率良く主たる目的に提供する機器においては、蓄熱部と外部との断熱構造の高効率化が求められている。給湯機もこの一例であり、貯湯タンクの保温効率を向上させ消費電力量低減を図るため、断熱性能の優れた真空断熱材と発泡性樹脂等で複合構成された断熱体を該当箇所へ被覆することにより、これを実現している。貯湯タンクの更なる保温効率向上には、貯湯タンクの側面外周部と上面外周部に密接するかたちで真空断熱材は配置させるとが望ましい。
従来、真空断熱材は平板状に形成されており、曲面を有する貯湯タンクの周囲に配置させた場合、貯湯タンク表面と密接する部分と密接しない部分が生じ、密接しない部分において断熱効率の低下が生じる。この対策として、真空成形された断熱材をプレスなどの後加工により形状変形させ、曲面形状の硬質プラスチックに接着させたもの(例えば、特許文献1参照)、または、真空断熱材の平面部へ溝を形成し、平板形状の断熱材に可撓性をもたせたものを対象断熱部へ適用しているものがある(例えば、特許文献2参照)。
特開2004−132438(4頁8〜27行、図1) 特開2001−336691(3頁1〜22行、図1)
先の従来の真空断熱材は、平板形状の真空断熱材を加熱した状態で曲げ型にて成形し、少なくとも一面に硬質発泡性プラスチックを接着することにより所望形状を維持することができると述べられているが、真空断熱材の最外部を覆う包装部には長期気密性を維持するためのバリア層が設けられており、このバリア層が曲げ加工による伸びにより破損または層の厚みの低下を生じ気密性を著しく劣化させる。このため、真空断熱体としての断熱
性能を著しく損なうという問題点があった。
後の従来の真空断熱材は、真空断熱材に収納する芯部の積層量を予め調整し厚み方向に垂直な平面部へ溝を形成することで、平板形状断熱材の可撓性を向上させた断熱材の紹介もある。この場合、折り曲げが必要な形状部位への断熱体としては有用であるが、給湯機タンク上面外周部のような3次元的な曲面を有する形状に対し、所望形状へ加工し被覆率を高めるための断熱構造としては十分に満足していないという問題点があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたものであり、被断熱部への被覆率を高め、保温性能向上させることが可能な真空断熱材および被断熱装置を提供することを目的とする。
この発明の真空断熱材は、
外形が3次元面を有するとともに当該3次元面を保持するプラスチックから構成される骨格部と、
上記骨格部の周囲に配設され、無機質繊維、有機質繊維または、それらの複合繊維から構成される芯部と、
上記骨格部および上記芯部を覆い、内部を減圧状態に保持する包装部とにて構成されるものである。
また、この発明の被断熱装置は、
被断熱部を備えた被断熱装置において、
上記被断熱部の外周形状に沿うように上述した真空断熱材の上記3次元面が形成され配設されているものである。
この発明の真空断熱材は、
外形が3次元面を有するとともに当該3次元面を保持するプラスチックから構成される骨格部と、
上記骨格部の周囲に配設され、無機質繊維、有機質繊維または、それらの複合繊維から構成される芯部と、
上記骨格部および上記芯部を覆い、内部を減圧状態に保持する包装部とにて構成されるので、
被断熱部への被覆率が高まり、保温性能が向上する。
また、この発明の被断熱装置は、
被断熱部を備えた被断熱装置において、
上記被断熱部の外周形状に沿うように上述した真空断熱材の上記3次元面が形成され配設されているので、
被断熱部への被覆率が高まり、保温性能が向上する。
この発明の実施の形態1の真空断熱材の構成を示す図である。 図1に示した真空断熱材における骨格部の構成を示す図である。 図1に示した真空断熱材における上層芯部の構成を示す図である。 図1に示した真空断熱材における中層芯部の構成を示す図である。 図1に示した真空断熱材における下層芯部の構成を示す図である。 図1に示した真空断熱材の製造方法を示す図である。 図1に示した真空断熱材における貯湯タンクの構成を示す図である。 この発明の実施の形態1の真空断熱材における他例の骨格部の構成を示す図である。 この発明の実施の形態1の真空断熱材における他例の骨格部の構成を示す図である。 この発明の実施の形態1の真空断熱材における他例の骨格部の構成を示す図である。 この発明の実施の形態2の真空断熱材の構成を示す図である。 図11に示した真空断熱材における骨格部の構成を示す図である。 図11に示した真空断熱材における上層芯部の構成を示す図である。 図11に示した真空断熱材における中層芯部の構成を示す図である。 図11に示した真空断熱材における下層芯部の構成を示す図である。 この発明の実施の形態2の真空断熱材における他例の骨格部の構成を示す図である。 この発明の実施の形態3の真空断熱材の芯部組合わせの構成を示す図である。 この発明の実施の形態4の真空断熱材の芯部組合わせの構成を示す図である。 この発明の実施の形態5の真空断熱材の芯部組合わせの構成を示す図である。 この発明の実施の形態6の真空断熱材の芯部組合わせの構成を示す図である。 この発明の実施の形態7の真空断熱材の芯部組合わせの構成を示す図である。 この発明の実施の形態8の真空断熱材の芯部組合わせの構成を示す図である。 この発明の実施の形態9の真空断熱材の給湯機への配置構成を示す図である。 この発明の実施の形態10の真空断熱材の給湯機への配置構成を示す図である。
実施の形態1.
以下、本願発明の実施の形態について説明する。本発明は、一般的に使用されている平板状の真空断熱材などを所望形状に成形するために後加工すると、包装部へのしわや亀裂および、破れを招き包装部の内部の真空が壊れる恐れがあるほか、ガスバリア性を有する中間層へ引っ張り、圧縮の荷重負荷が掛かることで経年的な劣化を促進させ信頼性の欠如を伴う。そこで、包装部への負担を与えることなく任意の3次元面を有する断熱材の構造および製造方法を提案するものである。
図1はこの発明の実施の形態1における真空断熱材の構成を示す上面図(a)および上面図のA−A’線断面図(b)である。図において、真空断熱材1は、骨格部2と、芯部3と、包装部4とで構成されたものである。図2に図1に示した真空断熱材1の骨格部2のみの構成を示す上面図(a)および側面図(b)である。骨格部2は、被断熱部の外周形状に沿って密着できるような外形に3次元面としての3次元曲面を有する形状となる複数の骨格材20にて成形されているものである。また、後述する包装部による減圧においても、このような3次元曲面を保持できるような強度を有するプラスチックにて形成されている。そして、それ自体を伝導する熱によって真空断熱材1の3次元曲面と直交する方向(上下の方向)の熱抵抗低下を抑制させるために、熱伝導率の低い材質を用いることが望ましく、例えば、硬質発泡プラスチックから形成することが考えられる。
骨格部2の骨格材20の本数および大きさは、用途や要求される強度によって任意に設定できる。ここでは、放射線状に形成された骨格材20と円周上に形成された骨格材20とが縦横に交差するように構成されている。そして例えば、外径(図2(a)における直径)が500mmの場合であれば、骨格材20の縦断面の横辺の長さは5〜10mmにて形成され、縦辺の長さは強度の観点から横辺の長さより長い10〜20mmにて形成されている。
そして、芯部3は、骨格部2の上面を覆うように形成された上層芯部3aと、骨格部2の下面を覆うように形成された下層芯部3cと、骨格部2の各骨格材20の縦横の交差された間に挿入するように形成された中層芯部3bとにて形成されている。図3ないし図5は図1に示した真空断熱材1の芯部3の上層芯部3a、中層芯部3b、下層芯部3cのそれぞれの構成を示す上面図(a)および上面図のA−A’線断面図(b)である。芯部3は、無機質繊維、有機質繊維、または、それらの複合繊維から構成されるものである。そして、無機質繊維としては、例えば、ガラス繊維、ロックウール繊維、アルミナ繊維、シリカ繊維、スラグウール繊維などが挙げられる。また、有機質繊維としては、例えば、アクリル繊維、ポリエステル繊維、ポリエチレン繊維、ポリプロピレン樹脂、ポリウレタン繊維、ポリノジック繊維、ポリビニルアルコール繊維、ナイロン繊維、レーヨン繊維などの合成繊維ほか、綿、絹、麻などの天然繊維が挙げられる。断熱性の観点から、好ましくは無機質繊維のガラス繊維を用いるのが良い。但し、ここに例示した材料例に限定されるものではない。
夫々の芯部3(上層芯部3a、中層芯部3b、下層芯部3cのことを指すものであり、以下、「夫々の芯部3」と称する場合もある。)は、前述の繊維を繊維方向が芯部3の面に対して平行方向に配向するように集積させたものを、図3ないし図5に示す形状に圧縮成形する際に同時に型取りすることにより形成される。尚、この形成方法に限られることはなく、他の方法でも同様に芯部3を形成できる方法であればよい。尚、夫々の芯部3を繊維方向が熱の伝わる方向、即ち真空断熱材の3次元曲面と平行方向に配置する理由は、3次元曲面と直行する方向(上下の方向)に伝わる熱を抑制することにより高い断熱効果を得るためである。
包装部4は、骨格部2と芯部3とを覆い、融着部5にて融着され、内部を減圧状態に保持するものである。包装部4はガスバリア性を有し、外部衝撃から内部の減圧状態(尚、「真空状態」とも言う)を長期に亘り保持でき、かつ高断熱素材(低熱伝導の材料)に優れたものにて形成されることが好ましい。例えば、包装部4の最内層および最外層をナイロン、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリスチレン樹脂などでラミネートし、中間層のガスバリア層をアルミなどの金属蒸着、金属箔の材料で構成するのが好適である。但し、ここに例示した材料例に限定されるものではない。また、真空断熱材1には開口部6が形成されている。よって、骨格部2および夫々の芯部3は開口部6を回避する形状にて構成されている。また、開口部6の内周側において、包装部4は融着部5を備えているものである。
次に、上記のように構成された実施の形態1の真空断熱材の製造方法について図6を用いて説明する。まず、芯部3は無機質繊維、有機質繊維、または、それらの複合繊維を集積して、充填する(図6のステップS1)。次に、圧縮成型して図3ないし図5に示すように各々のそれぞれの型取りを行う(図6のステップS2)。次に、骨格部2の周囲に芯部3を配置させ組み立てる(図2のステップS4)。この芯部3は、図1のA−A’断面図に示すよう、骨格部2の外側面に配置する上層芯部3aと骨格部2の格子隙間に配置する中層芯部3bと骨格部2の内側面に配置する下層芯部3cの3つに分けられる。上層芯部3aと下層芯部3cとは覆われる領域全体の断熱効果を示すほか、骨格部2を伝わって外部に出入りする熱の流れを抑制する働きがある。中層芯部3b、前述のように、骨格部2の骨格材20間に挿入できるよう予め圧縮成型され型取りされている。尚、上層芯部3aと下層芯部3cとについても同様に骨格部2の外形に沿って型取りされている。
次に、骨格部2の周囲に芯部3が配置されたものを上下2枚の包装部4で包み込む(図6のステップS5)。尚、包装部4は2枚に限定されるものではない。次に、減圧時の気密性を保つために外周部の融着部5に沿って2枚の包装部4を融着させる(図6のステップS6)。さらに、開口部の融着部5に沿って2枚の包装部4を融着させる(図6のステップS7)。尚、この際、排気口は融着しない、また、排気口は任意の場所に設定できる。次に、真空ポンプなどの減圧装置で排気口より包装部4内部を減圧(真空)させる(図6のステップS6)。その後に、気密性を保つために排気口周辺を融着させる。次に、包装部4に開口部6を開口して形成する。
この減圧時には、骨格部2の外面に密接するように夫々の包装部4が収縮移動を始めるが、骨格部2の肉厚によって生じる周長差によって骨格部2の外曲面に密接する包装部4と骨格部2の内曲面に密接する包装部4の移動量の差が生じる。これを緩和吸収するために、包装部4の大きさは骨格部2の外形より十分大きいことが望ましい。包装部4の大きさが骨格部2の外形に対して小さい場合は、減圧時の包装部4の収縮移動中に融着部5が骨格部2の外周と接触し、包装部4および融着部5の破損が生じるうえ、骨格部2の変形が生じる可能性がある。
次に上記のように構成された実施の形態1の真空断熱材を被断熱部を有す被断熱装置に適応する場合について図7に基づいて説明する。図において、被断熱装置としての給湯機10は、被断熱部としての貯湯タンク11と、貯湯タンク11の上下にそれぞれ配設された温水の入出に必要な配管としての上側配管13、および下側配管14と、貯湯タンク11が内部に配設された外装容器12とを備えている。そして、貯湯タンク11の上側曲面に密着するように真空断熱材1の骨格部2の外形の3次元曲面が形成されている。また、開口部6は上側配管13が貫通可能なように形成されている。尚、あらかじめ開口部6が形成されていない場合には、設置時に加工することも可能であるが、その箇所に、骨格材20が存在しないことが条件である。
また、上記実施の形態1においては、骨格部2の骨格材20の形状を放射線状に配設し、縦横に交差するように形成する例を示したが、これに限られることはなく、例えば、図8、または、図9、または、図10に示すように骨格材20を配設して骨格部2を形成するようにしてもよい。その場合、骨格部2の強度を維持するために図9に示したような格子状が適していると考えられる。また、骨格部2としては、3次元面を有する板状のものや、3次元面を有する板状にリブを設けたものなども考えられる。また、骨格部2の中で減圧工程により包装部4との摩擦や応力集中を生じる箇所、例えば骨格部2の角部は、包装部の破損を防ぐためにR加工や面取り加工が必要となる。
上記のように構成された実施の形態1の真空断熱材によれば、あらかじめ骨格部の外形が3次元曲面にて形成されているため、被断熱部の形状に沿って配設するための加工を、減圧後に必要としないため、包装部、特にバリア層に損傷を与えない真空断熱材を得ることができる。このことにより、被断熱部に密接した高断熱効率を有することが可能となり、熱の漏洩を抑えた断熱効果の高い真空断熱材を提供できる。また、より高い断熱性能を要求される用途の場合にも断熱材の厚さを任意に設定できるメリットがある。
また、設置時において、後加工を必要とせず、包装部へのしわや亀裂および、破れによる真空断熱体としての断熱性能劣化を抑止できるうえ、被断熱部へ密接させることが可能となるため、長寿命で断熱効率の良い真空断熱材を提供できる。さらに、骨格部が骨格材を縦横が交差する構成しているため、強度が維持でき、骨格部の表面を高断熱性の芯部で覆うことができるため断熱効率の良い真空断熱材を提供できる。
尚、上記実施の形態1においては、被断熱装置として、給湯機の例を示したが、これに限られることはなく、温熱および冷熱機器への使用に適応することができる。具体的には、自動販売機、保温保冷容器、冷蔵庫、温水器、家庭用あるいは業務用の給湯装置(給湯機)、家庭用あるいは業務用の冷凍・空調装置、ジャーポットなどが考えられ、上記実施の形態1と同様に適応することができる。尚、この点は以下の実施の形態においても同様であるためその説明は適宜省略する。
実施の形態2.
図7はこの発明の実施の形態2における真空断熱材の構成を示した図である。図において、上記実施の形態1と同様の部分は同一符号を付して説明を省略する。本実施の形態2においては、包装部4の辺の一部まで切欠きされた配管用の切り欠き部60を有するものである。図11はこの発明の実施の形態2における真空断熱材の構成を示す上面図(a)および上面図のA−A’線断面図(b)、図12は図11に示した真空断熱材1の骨格部2のみの構成を示す上面図(a)および側面図(b)である。図13ないし図15は図11に示した真空断熱材1の芯部3の上層芯部3a、中層芯部3b、下層芯部3cのそれぞれの構成を示す上面図(a)および上面図のA−A’線断面図(b)である。尚、切り欠き部60以外は上記実施の形態1同様である。
また、上記実施の形態2においては、骨格部2の骨格材20の形状を、縦横に交差するように形成する例を示したが、これに限られることはなく、例えば、図16に示すように骨格材20を配設して骨格部2を形成するようにしてもよい。
上記のように構成された実施の形態2の真空断熱材によれば、上記実施の形態1と同様の効果を奏するのはもちろんのこと、上記実施の形態1と同様に給湯機の貯湯タンクに適用した場合、配管を取り外すことなく、切り欠き部から真空断熱材の脱着が可能となりメンテナンス性の高い真空断熱材を提供できる。
実施の形態3.
図17はこの発明の実施の形態3における真空断熱材の構成を示した断面図である。尚、本実施の形態3における真空断熱材1の上面は上記実施の形態1の図1(a)と同様であり、図17は図1(a)のA−A’線断面図を示したものである。また、上記実施の形態1で示した場合と同様に貯湯タンク11に適用したものである。上記実施の形態1と同様の部分は同一符号を付して説明を省略する。上記実施の形態1と異なる部分は、骨格部2の周囲に配置される芯部3が、中層芯部3bと下層芯部3cとのみを備え、上層芯部を備えないものである。
上記のように構成された実施の形態3によれば、上記各実施の形態と同様の効果を奏するのはもちろんのこと、断熱性能の裕度に応じて芯部を省略することが可能となり、低コストに抑えることができる。
実施の形態4.
図18はこの発明の実施の形態4における真空断熱材の構成を示した断面図である。尚、本実施の形態4における真空断熱材1の上面は上記実施の形態1の図1(a)と同様であり、図18は図1(a)のA−A’線断面図を示したものである。また、上記実施の形態1で示した場合と同様に貯湯タンク11に適用したものである。上記実施の形態1と同様の部分は同一符号を付して説明を省略する。上記実施の形態1と異なる部分は、骨格部2の周囲に配置される芯部3が、上層芯部3aと中層芯部3bとのみを備え、下層芯部を備えないものである。
上記のように構成された実施の形態4によれば、上記各実施の形態と同様の効果を奏するのはもちろんのこと、断熱性能の裕度に応じて芯部を省略することが可能となり、低コストに抑えることができる。
実施の形態5.
図19はこの発明の実施の形態5における真空断熱材の構成を示した断面図である。尚、本実施の形態5における真空断熱材1の上面は上記実施の形態1の図1(a)と同様であり、図19は図1(a)のA−A’線断面図を示したものである。また、上記実施の形態1で示した場合と同様に貯湯タンク11に適用したものである。上記実施の形態1と同様の部分は同一符号を付して説明を省略する。上記実施の形態1と異なる部分は、骨格部2の周囲に配置される芯部3が、上層芯部3aと下層芯部3cとのみを備え、中層芯部を備えないものである。
上記のように構成された実施の形態5によれば、上記各実施の形態と同様の効果を奏するのはもちろんのこと、断熱性能の裕度に応じて芯部を省略することが可能となり、低コストに抑えることができる。
実施の形態6.
図20はこの発明の実施の形態6における真空断熱材の構成を示した断面図である。尚、本実施の形態6における真空断熱材1の上面は上記実施の形態1の図1(a)と同様であり、図20は図1(a)のA−A’線断面図を示したものである。また、上記実施の形態1で示した場合と同様に貯湯タンク11に適用したものである。上記実施の形態1と同様の部分は同一符号を付して説明を省略する。上記実施の形態1と異なる部分は、骨格部2の周囲に配置される芯部3が、中層芯部3bのみを備え、上層芯部および下層芯部を備えないものである。
上記のように構成された実施の形態6によれば、上記各実施の形態と同様の効果を奏するのはもちろんのこと、断熱性能の裕度に応じて芯部を省略することが可能となり、低コストに抑えることができる。
実施の形態7.
図21はこの発明の実施の形態7における真空断熱材の構成を示した断面図である。尚、本実施の形態7における真空断熱材1の上面は上記実施の形態1の図1(a)と同様であり、図21は図1(a)のA−A’線断面図を示したものである。また、上記実施の形態1で示した場合と同様に貯湯タンク11に適用したものである。上記実施の形態1と同様の部分は同一符号を付して説明を省略する。上記実施の形態1と異なる部分は、骨格部2の周囲に配置される芯部3が、下層芯部3cのみを備え、上層芯部および中層芯部を備えないものである。
上記のように構成された実施の形態7によれば、上記各実施の形態と同様の効果を奏するのはもちろんのこと、断熱性能の裕度に応じて芯部を省略することが可能となり、低コストに抑えることができる。
実施の形態8.
図22はこの発明の実施の形態8における真空断熱材の構成を示した断面図である。尚、本実施の形態8における真空断熱材1の上面は上記実施の形態1の図1(a)と同様であり、図22は図1(a)のA−A’線断面図を示したものである。また、上記実施の形態1で示した場合と同様に貯湯タンク11に適用したものである。上記実施の形態1と同様の部分は同一符号を付して説明を省略する。上記実施の形態1と異なる部分は、骨格部2の周囲に配置される芯部3が、上層芯部3aのみを備え、中層芯部および下層芯部を備えないものである。
上記のように構成された実施の形態8によれば、上記各実施の形態と同様の効果を奏するのはもちろんのこと、断熱性能の裕度に応じて芯部を省略することが可能となり、低コストに抑えることができる。
実施の形態9.
図23は本発明の実施の形態9における真空断熱材1を給湯機10への適用した例を示した図である。図において、上記各実施の形態と同様の部分は同一符号を付して説明を省略する。真空断熱材1は発泡樹脂から構成される発泡断熱部15を下面に配設されているものである。この発泡断熱部15は、貯湯タンク11の上側の外周面において内側表面に密接する形状に任意の厚さで成形されたものである。包装部4と発泡断熱部15とは接着剤等にて接合されることが望ましい。また、図示はしないものの、開口部6を回避するかたちで発泡断熱部15は成形されている。
上記のように構成された実施の形態9の真空断熱材によれば、上記各実施の形態と同様の効果を奏するのはもちろんのこと、高温となる貯湯タンクの上側の熱が真空断熱材の包装部に直接伝わらないため、包装部の断熱グレードが低くとも対応することができ、低コストに抑えることができる。
実施の形態10.
図24は本発明の実施の形態10における真空断熱材1を給湯機10への適用した例を示したものである。図において、上記各実施の形態と同様の部分は同一符号を付して説明を省略する。真空断熱材1は包装部4の全面を覆うように形成された発泡樹脂にて構成される発泡断熱部16を備えたもので、インサート成形にて形成されたものである。この際、包装部4の骨格部2からはみ出した部分は、骨格部2の内側に沿うように折り曲げておくことが望ましい。また、図示はしないものの、開口部6を回避するかたちで発泡断熱部16は成形されている。
上記のように構成された実施の形態10の真空断熱材によれば、上記各実施の形態と同様の効果を奏するのはもちろんのこと、高温となる貯湯タンクの上側の熱が真空断熱材の包装部に直接伝わらないため、包装部の断熱グレードが低くとも対応することができ、低コストに抑えることができる。さらに、包装部の全面に発泡断熱部が配設されているため、高効率にて断熱を行うことができる。
尚、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
1 真空断熱材、2 骨格部、3 芯部、3a 上層芯部、3b 中層芯部、
3c 下層芯部、4 包装部、5 融着部、6 開口部、10 給湯機、
11 貯湯タンク、12 外装容器、13 上側配管、14 下側配管、
15 発泡断熱部、16 発泡断熱部、20 骨格材、60 切り欠き部。

Claims (9)

  1. 外形が3次元面を有するとともに当該3次元面を保持するプラスチックから構成される骨格部と、
    上記骨格部の周囲に配設され、無機質繊維、有機質繊維または、それらの複合繊維から構成される芯部と、
    上記骨格部および上記芯部を覆い、内部を減圧状態に保持する包装部とにて構成される真空断熱材。
  2. 上記芯部は、上記骨格部の上面を覆うように形成されている請求項1に記載の真空断熱材。
  3. 上記芯部は、上記骨格部の下面を覆うように形成されている請求項1または請求項2に記載の真空断熱材。
  4. 上記骨格部は、複数の骨格材が縦横に交差されて形成されている請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の真空断熱材。
  5. 上記芯部は、上記各骨格材の縦横の交差された間に挿入するように形成されている請求項4に記載の真空断熱材。
  6. 開口部または切り欠き部のいずれか少なくとも一方を備えている請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の真空断熱材。
  7. 上記包装材の一部または全てを覆うように発泡樹脂から構成される発泡断熱部を備えている請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の真空断熱材。
  8. 被断熱部を備えた被断熱装置において、
    上記被断熱部の外周形状に沿うように請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載の真空断熱材の上記3次元面が形成され配設されている被断熱装置。
  9. 被断熱部と、上記被断熱部に配設された配管とを備えた被断熱装置において、
    上記被断熱部の外周形状に沿うように請求項6に記載の真空断熱材の上記3次元面が形成され配設されるとともに、上記配管が上記開口部または切り欠き部に配設する被断熱装置。
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