JP2013227155A - 糸欠陥分類装置及び糸巻取機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 糸欠陥が除去されたか否かを示す判定情報と糸欠陥の表示長さ及び表示太さを示す分類情報とに齟齬が生じるのを抑制し得る糸巻取機を提供する。
【解決手段】 糸欠陥分類装置は、糸Yを供給する給糸装置3と、糸YをパッケージPに巻き取る巻取装置7と、給糸装置3と巻取装置7との間において糸Yの糸欠陥を除去する糸欠陥除去装置6と、を備える糸巻取機1で使用される。糸欠陥分類装置は、給糸装置3と巻取装置7との間において糸欠陥を検出する糸欠陥検出装置5と、糸欠陥検出装置5によって検出された糸欠陥について、糸欠陥の検出太さに基づいて糸の設定長さに対する除去判定値を算出し、当該除去判定値が所定値を超えた場合に、糸欠陥除去装置に糸欠陥を除去させる除去判定部除去判定部53N,53S,53Lと、検出太さ、及び、糸欠陥の検出長さに基づいて、糸欠陥の表示太さ及び表示長さを計算する計算部54N,54S,54Lと、を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば紡績機及び/又は自動ワインダ等の糸巻取機で使用される糸欠陥分類装置、及び糸巻取機に関する。
従来の糸巻取機として、糸を巻き取りつつ糸欠陥を検出し、検出した糸欠陥が所定条件を満たしたときに当該糸欠陥を除去するものが知られている。このような糸巻取機に関し、例えば特許文献1には、糸欠陥を高精度に検出するために、糸欠陥検出装置に感度調整機能を持たせることが記載されている。
特開2000−327226号公報
ところで、糸欠陥検出装置によって検出された糸欠陥について、糸欠陥が除去されたか否かを示す判定情報と共に、糸欠陥の表示長さ及び表示太さを示す分類情報を表示装置に表示させると、次のような問題が生じる場合があった。すなわち、糸欠陥が除去されていないことが判定情報として示されているにも拘らず、当該糸欠陥の表示太さが上限値(糸欠陥を除去しないことを許容し得る表示太さの上限値)を超えていることが分類情報として示されたり、反対に、糸欠陥が除去されていることが判定情報として示されているにも拘らず、当該糸欠陥の表示太さが当該上限値を超えていないことが分類情報として示されたりすることがあった。即ち、判定情報と分類情報とに齟齬が生じる場合があった。
そこで、本発明は、糸欠陥が除去されたか否かを示す判定情報と糸欠陥の表示長さ及び表示太さを示す分類情報とに齟齬が生じるのを抑制することができる糸欠陥分類装置及び糸巻取機を提供することを目的とする。
本発明の糸欠陥分類装置は、糸を供給する給糸装置と、糸をパッケージに巻き取る巻取装置と、給糸装置と巻取装置との間において糸の糸欠陥を除去する糸欠陥除去装置と、を備える糸巻取機で使用される糸欠陥分類装置であって、給糸装置と巻取装置との間において糸欠陥を検出する糸欠陥検出装置と、糸欠陥検出装置によって検出された糸欠陥について、糸欠陥の検出太さに基づいて糸の設定長さに対する除去判定値を算出し、当該除去判定値が所定値を超えた場合に、糸欠陥除去装置に糸欠陥を除去させる除去判定部と、検出太さ、及び、糸欠陥の検出長さに基づいて、糸欠陥の表示太さ及び糸欠陥の表示長さを計算する計算部と、を備える。
この糸欠陥分類装置では、糸欠陥の検出太さに基づいて糸の設定長さに対する除去判定値が算出され、当該除去判定値が所定値を超えた場合に、糸欠陥を除去すると判定される。そして、糸欠陥の検出太さ、及び、糸欠陥の検出長さに基づいて、糸欠陥の表示太さ及び表示長さが計算される。よって、この糸欠陥分類装置によれば、糸欠陥が除去されたか否かを示す判定情報と、糸欠陥の表示長さ及び表示太さとに、齟齬が生じるのを抑制することが可能となる。
除去判定部は、複数設けられており、計算部は、複数設けられていてもよい。この構成によれば、例えば、糸欠陥の種類に応じて、表示太さ及び表示長さを適切に計算することができる。
除去判定部毎に、異なる設定長さが設定されていてもよい。この構成によれば、例えば、糸欠陥の種類に応じて複数の除去判定部に異なる設定長さを設定することにより、表示太さ及び表示長さを適切に計算することができる。
計算部として、第1計算部、第2計算部及び第3計算部の少なくとも一つが設けられており、第1計算部は、検出太さの最大値を前記表示太さとして計算し、且つ、検出太さの最大値の所定の割合の値の太さでの糸欠陥の長さを表示長さとして計算し、第2計算部は、検出太さの最大値を表示太さとして計算し、且つ、除去判定値を検出太さの最大値で除した値を表示長さとして計算し、第3計算部は、除去判定値を検出長さで除した値を表示太さとして計算し、且つ、検出長さを表示長さとして計算してもよい。第1計算部による計算によれば、例えばネップのような長さが比較的短く太さが比較的太い糸欠陥について、糸欠陥が除去されたか否かを示す判定情報と、糸欠陥の表示長さ及び表示太さとに、齟齬が生じるのを適切に抑制することが可能となる。第2計算部による計算によれば、例えばスラブのような中程度の長さ及び太さの糸欠陥について、糸欠陥が除去されたか否かを示す判定情報と、糸欠陥の表示長さ及び表示太さとに、齟齬が生じるのを適切に抑制することが可能となる。第3計算部による計算によれば、例えばロング欠陥と呼ばれる、比較的長い糸欠陥について、糸欠陥が除去されたか否かを示す判定情報と、糸欠陥の表示長さ及び表示太さとに、齟齬が生じるのを適切に抑制することが可能となる。
計算部は、糸欠陥の検出太さの積算値を計算積算値として計算し、検出長さを表示長さとして計算し、且つ、計算積算値を検出長さで除した値を表示太さとして計算してもよい。計算部は、検出長さと所定長さとの比較に応じて、検出長さを表示長さとして計算し、且つ、計算積算値を検出長さで除した値を表示太さとして計算してもよい。これらの構成によれば、検出長さが大きくなると出現し易くなる「糸欠陥の太さが局所的に大きくなる部分」の検出太さが表示太さとして計算されるのを効果的に防止することができる。
計算部は、検出太さと所定太さとの比較に応じて、計算積算値を検出太さで除した値を表示長さとして計算し、且つ、検出太さを表示太さとして計算してもよい。この構成によれば、糸欠陥が除去されたか否かを示す判定情報と、糸欠陥の表示長さとに、齟齬が生じるのを効果的に抑制することができる。
糸欠陥分類装置は、糸欠陥が除去されたか否かを示す判定情報と共に、表示長さ及び表示太さを表示する表示装置を更に備えてもよい。この構成によれば、判定情報と、表示長さ及び表示太さとの関係を、視覚的に認識することができる。
本発明の糸巻取機は、糸を供給する給糸装置と、糸をパッケージに巻き取る巻取装置と、給糸装置と巻取装置との間において糸の糸欠陥を除去する糸欠陥除去装置と、上述のいずれかの糸欠陥分類装置と、を備える。
この糸巻取機によれば、糸欠陥が除去されたか否かを示す判定情報と、糸欠陥の表示長さ及び表示太さとに、齟齬が生じるのを抑制することが可能となる。
本発明によれば、糸欠陥が除去されたか否かを示す判定情報と糸欠陥の表示長さ及び表示太さを示す分類情報とに齟齬が生じるのを抑制することができる糸欠陥分類装置及び糸巻取機を提供することが可能となる。
本発明の一実施形態の糸巻取機である紡績ユニットの斜視図である。 図1の紡績ユニットの糸欠陥検出装置及び制御装置のブロック図である。 糸の長さと太さとの関係を示す図である。 図1の紡績ユニットの表示装置における表示例である。 糸欠陥の欠陥計算長さと欠陥計算太さとの関係によって切り替えられるパターンを示す図である。 糸の長さと太さとの関係を示す図である。 糸の長さと太さとの関係を示す図である。 本発明の他の実施形態の糸巻取機である紡績ユニットの糸欠陥分類装置のブロック図である。
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図において同一又は相当部分には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
図1に示されるように、紡績ユニット(糸巻取機)1は、糸Yを生成してパッケージPに巻き取る装置である。紡績ユニット1には、スライバ(繊維束)S及び糸Yの走行経路に沿って上流側から順に、ドラフト装置(給糸装置)2、紡績装置(給糸装置)3、糸送り装置4、糸欠陥検出装置5、糸継装置(糸欠陥除去装置)6及び巻取装置7が設けられている。
このような紡績ユニット1は、複数並設されて、紡績機を構成する。その場合、糸継装置6は、複数の紡績ユニット1間を移動可能とされ、糸Yが切断された紡績ユニット1において糸継動作を行う。つまり、糸継装置6は、複数の紡績ユニット1によって共有されることになる。但し、糸継装置6を各紡績ユニット1に設けることも可能である。
ドラフト装置2は、バックローラ対8、サードローラ対9、エプロンベルト11が架けられたミドルローラ対12、及びフロントローラ対13を有している。ドラフト装置2は、ケンス14に収容されたスライバSを各ローラ対8,9,12及び13によって延伸して繊維束Fを生成する。
紡績装置3は、ドラフト装置2によって生成された繊維束Fにエアーの旋回流によって撚りを与えて糸Yを生成する空気紡績装置である。より詳細には(ただし、図示省略)、紡績装置3は、紡績室、繊維案内部、旋回流発生ノズル及び中空ガイド軸体を有している。繊維案内部は、ドラフト装置2によって生成された繊維束Fを紡績室内に案内する。旋回流発生ノズルは、紡績室内に旋回流を発生させることで、紡績室内に案内された繊維束Fの繊維端を反転させつつ旋回させる。中空ガイド軸体は、紡績された糸Yを紡績室内から紡績装置3の外部に案内する。
糸送り装置4は、デリベリローラ15及びニップローラ16を有している。糸送り装置4は、紡績装置3によって生成された糸Yを一対のローラ15及び16でニップして巻取装置7に送り出す。
糸欠陥検出装置5は、ヤーンクリアラと称される装置であり、紡績装置3と巻取装置7との間において、走行する糸Yの糸欠陥を検出する。糸欠陥検出装置5は、検出した糸欠陥が所定条件を満たしたときに糸Yを切断する機能を有している。
糸継装置6は、サクションパイプ17、サクションマウス(糸欠陥除去装置)18及びスプライサ19を有している。サクションパイプ17は、回動可能に支持されており、紡績装置3側の糸Yの糸端を捕捉してスプライサ19に案内する。サクションマウス18は、糸欠陥を除去する。サクションマウス18は、回動可能に支持されており、巻取装置7側の糸Yの糸端を捕捉してスプライサ19に案内する。スプライサ19は、サクションパイプ17及びサクションマウス18によって案内された糸端同士の糸継ぎを行う。なお、巻取装置7側の糸Yには、糸欠陥が含まれている。サクションマウス18が巻取装置7側の糸Yを吸引捕捉するときに、糸欠陥がサクションマウス18に吸い込まれて、除去される。スプライサ19が糸継ぎをするのは、糸欠陥が除去された巻取装置7側の糸Yと、紡績装置3側の糸Yとである。
巻取装置7は、糸YをパッケージPに巻き取る装置であり、クレードルアーム21、巻取ドラム22及びトラバース装置23を有している。クレードルアーム21は、パッケージPを回転可能に支持しつつ、パッケージPの表面を巻取ドラム22の表面に適切な圧力で接触させる。巻取ドラム22は、クレードルアーム21によって接触させられたパッケージPを回転させる。トラバース装置23は、巻取ドラム22によって回転させられているパッケージPに対して糸Yを所定幅で綾振りする。なお、紡績ユニット1は、図1に示される円柱形状のパッケージPだけでなく、コーン形状のパッケージPを巻き取ることも可能である。紡績ユニット1が巻き取るパッケージPの形状は特に限定されない。
図2に示されるように、糸欠陥検出装置5は、糸欠陥検出部5a及び切断部5bを有している。糸欠陥検出部5aは、例えば光学式又は静電容量式のセンサであり、走行する糸Yの太さを示す信号を制御装置24に出力する。切断部5bは、制御装置24が糸欠陥検出部5aから入力された信号に基づいて糸欠陥を除去すべきと判断した場合に、糸Yを切断する。
制御装置24は、紡績ユニット1の全体を制御する装置であり、中央処理装置25、ROM26、RAM27及びハードディスク28を有している。制御装置24には、表示装置31及び入力装置32が接続されている。表示装置31は、各種情報を表示する。入力装置32は、オペレータが紡績ユニット1に各種指示を与えるための例えば操作ボタンである。なお、制御装置24は、各紡績ユニット1に設けられていてもよいし、複数の紡績ユニット1から構成されるグループ毎に一つ設けられていてもよいし、更には紡績機が備える全ての紡績ユニット1に対して一つ設けられていてもよい。
制御装置24は、図3の(a)に示されるように、糸欠陥検出部5aから入力された信号に基づいて、糸Yの設定長さLSに対する糸Yの検出太さの積算値A1を算出する。設定長さLSは、オペレータによって予め設定された値である。糸Yの設定長さLSに対する糸Yの検出太さの積算値A1は、図3の(a)においてハッチングが施された領域に相当する。制御装置24は、積算値A1が所定積算値A(th)を超えた場合には、糸継装置6に当該糸欠陥を除去させ(除去機能)、積算値A1が所定積算値A(th)を超えなかった場合には、糸継装置6に当該糸欠陥を除去させずに、当該糸欠陥を残存させる。制御装置24は、積算値A1に基づいて、糸欠陥を除去するか否かを判定した結果を判定情報とする。
更に、制御装置24は、図3の(b)に示されるように、糸欠陥検出部5aから入力された信号に基づいて、糸欠陥の検出太さの積算値を計算積算値A2として計算し、糸欠陥の検出長さを欠陥計算長さLAとして計算し、糸欠陥の検出太さを欠陥計算太さWAとして計算する(計算機能)。制御装置24は、計算した計算積算値A2、欠陥計算長さLA及び欠陥計算太さWAに基づいて、表示長さ及び表示太さを算出し、当該表示長さ及び当該表示太さを分類情報とする。この表示長さ及び表示太さの算出方法については後述する。なお、図3(a)と図3(b)の検出太さを示す線が同じように図示されており、積算値A1と計算積算値A2は異なるように図示されているが、実際は、検出太さを示す線は異なる太さを表しており、積算値A1と計算積算値A2は同じように、設定長さに基づいて積算された値である。
計算積算値A2は、糸Yの検出太さが所定太さWS(通常、糸Yの平均太さW0の100%以上125%以下の値)を超えた領域における糸Yの検出太さの積算値である。従って、計算積算値A2は、図3の(b)においてハッチングが施された領域に相当する。欠陥計算長さLAは、糸Yの検出太さが所定太さW1(例えば糸Yの平均太さW0の165%)を越えた領域における糸Yの検出長さである。欠陥計算太さWAは、欠陥計算長さLAの範囲における糸Yの検出太さの最大値である。このとき、糸Yの検出太さは、糸Yの検出長さが十分に長い範囲での糸Yの平均太さW0に対する糸Yの太さの比率である。
制御装置24は、糸欠陥が除去されたか否か(すなわち、積算値A1が所定積算値A(th)を超えたか否か)を示す判定情報と、糸欠陥の表示長さ及び表示太さを示す分類情報と、を糸欠陥ごとに関連付けてハードディスク28に記憶する。
糸Yの設定長さLSに対する糸Yの検出太さの積算値A1が所定積算値A(th)を超えた場合における紡績ユニット1の動作は、次のとおりである。すなわち、まず、制御装置24は、糸欠陥検出装置5の切断部5bに糸Yを切断させる。続いて、制御装置24は、切断部5bによって切断された糸Yの糸端から糸欠陥を糸継装置6(サクションマウス18)に除去させ、その後に、糸端同士の糸継ぎを糸継装置6(スプライサ19)に行わせる。このようにして、糸継装置6は、積算値A1が所定積算値A(th)を超えた場合に、紡績装置3と巻取装置7との間において、糸Yから糸欠陥を除去する。
また、制御装置24は、入力装置32を介してオペレータから要求指示を受けると、図4に示されるように、糸欠陥長さを横軸とし、糸欠陥太さを縦軸とする二次元フィールドを表示装置31に表示させる(表示機能)。このとき、制御装置24は、ハードディスク28からクリアリングリミットCLを読み出して、二次元フィールド上にライン表示させる。クリアリングリミットCLは、オペレータによって設定される設定長さLS及び除去太さに基づくものである。
図4のクリアリングリミットCLは、オペレータによって、設定長さLSが1.5cmに設定され且つ除去太さが200%に設定された場合の一例である。この場合、設定長さLBが1.0〜1.5cmの範囲では、「設定太さWB=所定積算値A(th)÷設定長さLB」を満たすようにクリアリングリミットCLが設定されている。また、設定長さLBが1.0cm以下の範囲では、設定太さWBが280%以上のネップを糸欠陥として除去するために、「設定太さWB=280%」を満たすようにクリアリングリミットCLが設定されている。一方、設定長さLBが1.5cm以上の範囲では、設定太さWBが200%以上のスラブを糸欠陥として除去するために、「設定太さWB=200%」を満たすようにクリアリングリミットCLが設定されている。
これにより、二次元フィールドにおいてクリアリングリミットCLよりも下側の領域に位置する点の糸欠陥長さ及び糸欠陥太さを有する糸欠陥は、糸Yから除去されずに糸Yに残存させられる。一方、二次元フィールドにおいてクリアリングリミットCLよりも上側の領域に位置する点の糸欠陥長さ及び糸欠陥太さを有する糸欠陥は、糸Yから除去される。
更に、制御装置24は、ハードディスク28から判定情報及び分類情報を糸欠陥ごとに読み出して、二次元フィールド上にドット表示させる。制御装置24は、糸欠陥の分類情報として表示すべき表示長さ及び表示太さを次のように決定する。
すなわち、制御装置24は、図5に示されるように、欠陥計算長さLAが所定長さL(th)よりも小さく且つ欠陥計算太さWAが所定太さW(th)よりも大きい場合には、パターンaで、分類情報として表示すべき表示長さ及び表示太さを決定する。制御装置24は、欠陥計算長さLAが所定長さL(th)よりも小さく且つ欠陥計算太さWAが所定太さW(th)よりも小さい場合には、パターンbで、分類情報として表示すべき表示長さ及び表示太さを決定する。制御装置24は、欠陥計算長さLAが所定長さL(th)よりも大きい場合には、欠陥計算太さWAの大きさに依らず、パターンcで、分類情報として表示すべき表示長さ及び表示太さを決定する。所定長さL(th)は、5mm以上30mm以下の値である。所定太さW(th)は、糸Yの平均太さW0の150%以上200%以下の値である。
より具体的には、欠陥計算長さLAが所定長さL(th)よりも小さく且つ欠陥計算太さWAが所定太さW(th)よりも大きい場合には、図6の(a)に示されるように、糸欠陥における「糸欠陥の長さに対する糸欠陥の太さの変化プロファイル」は、三角形状に近くなる場合が比較的多い。そこで、この場合、制御装置24は、糸欠陥の分類情報として、「欠陥計算長さLA」を表示長さとして採用し、「欠陥計算太さWA」を表示太さとして採用する。
欠陥計算長さLAが所定長さL(th)よりも小さく且つ欠陥計算太さWAが所定太さW(th)よりも小さい場合には、図6の(b)に示されるように、糸欠陥における「糸欠陥の長さに対する糸欠陥の太さの変化プロファイル」は、矩形状に近くなる場合が比較的多い。そこで、この場合、制御装置24は、糸欠陥の分類情報として、「計算積算値A2を欠陥計算太さWAで除した値」を表示長さとして採用し、「欠陥計算太さWA」を表示太さとして採用する。
欠陥計算長さLAが所定長さL(th)よりも大きい場合には、図6の(c)に示されるように、糸欠陥における「糸欠陥の長さに対する糸欠陥の太さの変化プロファイル」は、糸欠陥の太さが局所的に大きくなる部分が出現し易くなるものの全体的には横長の楕円形状に近くなる場合が比較的多い。そこで、この場合、制御装置24は、糸欠陥の分類情報として、「欠陥計算長さLA」を表示長さとして採用し、「計算積算値A2を欠陥計算長さLAで除した値W(avg)」を表示太さとして採用する。
なお、糸欠陥の分類情報として表示すべき表示長さ及び表示太さを決定する際の欠陥計算長さLA及び欠陥計算太さWAは、糸欠陥の形状に鑑みて欠陥形状係数を乗じた値としてもよい。これは、糸欠陥の形状が楕円形であったり、三角形であったりするため、表示長さと表示太さとを乗算した値が積算値A1に相当しないことがあるためである。欠陥形状係数は、1よりも小さい値であり、例えば7/8である。
制御装置24は、以上のように決定した分類情報を、糸欠陥が除去されたか否かを示す判定情報と共に、二次元フィールド上にドット表示させる。図4に示されるように、各糸欠陥は、黒塗りのドット又は白抜きのドットとして表示される。ここでは、ドットの位置によって、表示長さ及び表示太さ(分類情報)が示されている。また、ドットが黒塗りであることによって、糸欠陥が除去されたこと(判定情報)が示され、ドットが白抜きであることによって、糸欠陥が除去されなかったこと(判定情報)が示されている。
これにより、オペレータは、糸欠陥の分布状況を確認し、当該分布状況に応じてクリアリングリミットCLの設定を変更することができる。例えば、図4においては、糸欠陥が除去された回数として、表示装置31の右上に50回と表示されている。オペレータは、糸Yの生産性の向上という観点から当該回数を少なくしたいと判断した場合には、二次元フィールドにおいてクリアリングリミットCLが上側に移動するようにクリアリングリミットを変更することができる。一方、オペレータは、糸Yの品質の向上という観点から当該回数を多くしてもよいと判断した場合には、二次元フィールドにおいてクリアリングリミットCLが下側に移動するようにクリアリングリミットを変更することができる。このとき、糸欠陥が除去された回数は、変更後のクリアリングリミットCLが適用された場合における回数に変更されるので、オペレータは、当該回数を参考にしながら、クリアリングリミットCLを調整することができる。
以上説明したように、紡績ユニット1では、糸Yの設定長さLSに対する糸Yの検出太さWの積算値A1が算出され、当該積算値A1が所定積算値A(th)を超えた場合に、糸欠陥が除去される。そして、欠陥計算長さLAが所定長さL(th)よりも小さい場合には、糸欠陥が除去されたか否かを示す判定情報と共に、欠陥計算太さWAが表示太さとして表示装置31に表示される。一方、欠陥計算長さLAが所定長さL(th)よりも大きい場合には、糸欠陥が除去されたか否かを示す判定情報と共に、計算積算値A2を欠陥計算長さLAで除した値W(avg)が表示太さとして表示装置31に表示される。これにより、欠陥計算長さLAが所定長さL(th)よりも大きくなると出現し易くなる「糸欠陥の太さが局所的に大きくなる部分」の欠陥計算太さWAが表示太さとして表示装置31に表示されるのを防止することができる。
このような「糸欠陥の太さが局所的に大きくなる部分」の欠陥計算太さWAが表示太さとして採用されると、図4において、積算値A1が所定積算値A(th)を超えずに除去されなかった糸欠陥に対応する白抜きのドットが、二次元フィールドにおいてクリアリングリミットCLよりも上側の領域に表示されるおそれがある。紡績ユニット1によれば、糸欠陥が除去されたか否かを示す判定情報と糸欠陥の表示長さ及び表示太さを示す分類情報とに、このような齟齬が生じるのを抑制することが可能となる。
所定長さL(th)を5mm以上30mm以下の値とすれば、欠陥長さLが大きくなると出現し易くなる「糸欠陥の太さが局所的に大きくなる部分」の欠陥計算太さWAが表示太さとして表示装置31に表示されるのをより効果的に防止することができる。
紡績ユニット1では、欠陥計算長さLAが所定長さL(th)よりも大きい場合には、糸欠陥が除去されたか否かを示す判定情報と共に、欠陥計算長さLAが表示長さとして表示装置31に表示される。これにより、欠陥計算長さLAが所定長さL(th)よりも大きい場合に、糸欠陥の表示長さと判定情報との間で齟齬が生じるのを抑制することができる。
紡績ユニット1では、欠陥計算長さLAが所定長さL(th)よりも小さい場合において、欠陥計算太さWAが所定太さW(th)よりも大きいときには、糸欠陥が除去されたか否かを示す判定情報と共に、欠陥計算長さLAが表示長さとして表示装置31に表示される。一方、欠陥計算長さLAが所定長さL(th)よりも小さい場合において、欠陥計算太さWAが所定太さW(th)よりも小さいときには、糸欠陥が除去されたか否かを示す判定情報と共に、計算積算値A2を欠陥計算太さWAで除した値が表示長さとして表示装置31に表示される。これにより、欠陥計算長さLAが所定長さL(th)よりも小さい場合に、糸欠陥の表示長さと判定情報との間で齟齬が生じるのを抑制することができる。
所定太さW(th)を糸Yの平均太さW0の150%以上200%以下の値とすれば、欠陥計算長さLAが所定長さL(th)よりも小さい場合に、糸欠陥の表示長さと判定情報との間で齟齬が生じるのをより効果的に抑制することができる。
以上により、紡績ユニット1によれば、除去された糸欠陥を実測した長さと分類情報の表示長さとの間に、若しくは、除去された糸欠陥を実測した太さと分類情報の表示太さとの間に齟齬が生じるのを抑制することができる。
なお、制御装置24は、糸欠陥の欠陥計算太さWAに応じて、欠陥計算長さLAを測定するための閾値である所定太さW1を変更してもよい。より具体的には、制御装置24は、図7の(a)に示されるように、糸欠陥の欠陥計算太さWAが所定太さW2(>所定太さW1)を超えた場合に、図7の(b)に示されるように、欠陥計算長さLAを測定するための閾値である所定太さW1を大きくしてもよい。これによれば、糸欠陥の表示長さと判定情報との間で齟齬が生じるのを抑制することができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば、本発明の糸巻取機は、紡績機を構成する紡績ユニットに限定されず、自動ワインダを構成するワインダユニット等、その他の糸巻取機であってもよい。
上述した紡績ユニット1では、糸を供給する給糸装置がドラフト装置2及び紡績装置3によって構成されていたが、本発明の給糸装置は、糸が巻き付けられたボビンから糸を供給するように構成された装置等、その他の給糸装置であってもよい。
本発明の糸巻取機は、上述した紡績ユニット1のように、表示装置を備えていてもよいし、別途、パソコン等の表示装置が接続されるものであってもよい。
本発明の糸巻取機が紡績ユニットである場合、デリベリローラ及びニップローラによって紡績装置から糸を引き出すものに限定されず、紡績装置の下流側において糸を貯留する糸貯留ローラによって紡績装置から糸を引き出すものであってもよい。更に、糸欠陥を検出した場合における糸の切断は、糸欠陥検出装置が有する切断部以外のカッターや、紡績装置における旋回流の停止によって実施されてもよい。
制御装置24と糸欠陥検出装置5とは、個別に構成されるものとして記載したが、一体となって構成されていてもよい。
ハードディスク28は、大容量のRAMであってもよい。ハードディスク28を表示装置31に搭載し、制御装置24との通信を介してハードディスク28に情報を記憶したり、読み出したりしてもよい。
欠陥計算太さWAは、欠陥計算長さLAに対応する糸Yの検出太さの最大値として記載したが、最大値に相当する値として、所定の範囲の平均値としてもよい。所定の範囲は、目視により糸Yの太さを判断することができる程度の長さである2mm以上10mm以下の範囲であることが望ましい。
上記実施形態におけるパターンa、パターンb及びパターンc間の切り替えは、あくまでも一例であり、パターンa、パターンb及びパターンc間の切り替えを適宜変更して、分類情報として表示すべき表示長さ及び表示太さを決定することができる。例えば、欠陥計算長さLAが所定長さL(th)よりも小さい場合に、欠陥計算太さWAの大きさに依らず、パターンaで、分類情報として表示すべき表示長さ及び表示太さを決定してもよい。或いは、全ての場合に、パターンcで、分類情報として表示すべき表示長さ及び表示太さを決定してもよい。
上記実施形態では、糸欠陥分類装置は、少なくとも糸欠陥検出装置5と制御装置24とにより構成されている。上記実施形態においては、制御装置24が除去判定部及び計算部を有している。上記実施形態においては、積算値A1が除去判定値に相当し、欠陥計算長さLAが検出長さに相当し、欠陥計算太さWAが検出太さに相当する。
次に、糸巻取機の他の実施形態について説明する。図8に示されるように、本実施形態の糸欠陥分類装置100では、制御装置24Bは、上述の中央処置装置25に代えて、中央処理装置25Bを有している。中央処理装置25Bは、糸欠陥を除去するか否かの判定、並びに、表示長さ及び表示太さの計算を糸欠陥の種類に応じて実行すべく、第1判定チャンネル50Nと、第2判定チャンネル50Sと、第3判定チャンネル50Lと、を含んでいる。
第1判定チャンネル50Nは、例えば、短くて太い糸欠陥(ネップ(Nep))について判定する。例えば、長さが10mm以下の糸欠陥をネップに分類することができる。第1判定チャンネル50Nは、第1太さ検出部51Nと、第1長さ検出部52Nと、第1除去判定部53Nと、第1計算部54Nと、を含んでいる。
第2判定チャンネル50Sは、例えば、ネップよりも長くネップよりも糸の太さの変化が緩やかな種類の糸欠陥(スラブ(Slub))について判定する。例えば、長さが10mmよりも大きく80mm以下の糸欠陥をスラブに分類することができる。第2判定チャンネル50Sは、第2太さ検出部51Sと、第2長さ検出部52Sと、第2除去判定部53Sと、第2計算部54Sと、を含んでいる。
第3判定チャンネル50Lは、例えば、スラブよりも長い種類の糸欠陥(ロング(Long))について判定する。例えば、長さが80mmよりも大きい糸欠陥をロングに分類することができる。第3判定チャンネル50Lは、第3太さ検出部51Lと、第3長さ検出部52Lと、第3除去判定部53Lと、第3計算部54Lと、を含んでいる。
第1〜第3太さ検出部51N,51S及び51Lのそれぞれは、糸欠陥検出装置5からの情報に基づいて、糸Yの太さ(検出太さ)を例えば1mmの糸長さの間隔で検出する。第1〜第3長さ検出部52N,52S及び52Lのそれぞれは、糸欠陥検出装置5からの情報に基づいて、糸欠陥の長さ(検出長さ)を検出する。検出長さは、例えば、上述の欠陥計算長さLAと同様にして検出することができる。
第1除去判定部53Nは、第1太さ検出部51Nからの検出太さに基づいて、所定の設定長さdnに対する除去判定値Alを算出する。除去判定値Alは、例えば、所定の設定長さdnにおいて、糸欠陥の検出太さを1mmの糸長さの間隔で積算した値である。設定長さdnは、例えば2mm程度に設定することができる。第1除去判定部53Nは、除去判定値Anが所定の閾値Nthを超えた場合に、糸継装置6に糸欠陥を除去させると判定する。これらの算出及び判定は、例えば1mmの糸長さの間隔で繰り返される。
第1計算部54Nは、第1除去判定部53Nが糸欠陥を除去するか否かを判定した場合に、糸欠陥の表示太さ及び表示長さを計算する。第1計算部54Nは、検出太さの最大値を表示太さとして計算し、且つ、検出太さの最大値の所定の割合の値の太さでの糸欠陥の長さを表示長さとして計算する。検出太さの最大値とは、検出された1つの糸欠陥における検出太さの最大値である(以下、同様)。所定の割合は、例えば、0.5である(すなわち、この場合、表示長さは糸欠陥における半価全幅である)。所定の割合は、0.5以外であってもよく、例えば、0.6であってもよい。第1判定チャンネル50Nは、糸欠点が除去されたか否かを示す判定情報と共に、計算された表示長さ及び表示太さを分類情報として表示装置31に送信する。
第2除去判定部53Sは、第2太さ検出部51Sからの検出太さに基づいて、所定の設定長さdsに対する除去判定値Asを算出する。除去判定値Asは、例えば、所定の設定長さdnにおいて、糸欠陥の検出太さを1mmの糸長さの間隔で積算した値である。設定長さdsは、例えば、20mm程度に設定することができる。第2除去判定部53Sは、除去判定値Asが所定の閾値Sthを超えた場合に、糸継装置6に糸欠陥を除去させると判定する。これらの算出及び判定は、例えば1mmの糸長さの間隔で繰り返される。
第2計算部54Sは、第2除去判定部53Sが糸欠陥を除去するか否かを判定した場合に、糸欠陥の表示太さ及び表示長さを計算する。第2計算部54Sは、検出太さの最大値を表示太さとして計算し、且つ、除去判定値Asを検出太さの最大値で除した値を表示長さとして計算する。このように、第2計算部54Sは、移動平均により計算を実行する。第2判定チャンネル50Sは、糸欠点が除去されたか否かを示す判定情報と共に、計算された表示長さ及び表示太さを分類情報として表示装置31に送信する。
第3除去判定部53Lは、第3太さ検出部51Lからの検出太さに基づいて、所定の設定長さdlに対する除去判定値Alを算出する。除去判定値Alは、例えば、所定の設定長さdlにおける糸欠陥の検出太さの加重平均により算出された値である。すなわち、Alは、例えば、以下の(1)式により計算される。
Al=[Alk−1・(dl−1)・W・1]/dl・・・(1)
但し、
Al:今回算出される除去判定値
Alk−1:前回算出された除去判定値
:今回検出された検出太さ
加重平均により除去判定値Alを算出することで、RAM27に記憶する情報量を低減することができ、RAM27の負荷を低減することができる。除去判定値Alは、所定の設定長さdlにおいて、糸欠陥の検出太さを1mmの糸長さの間隔で積算した値であってもよい。上述の除去判定値An及びAsが加重平均により算出されてもよい。設定長さdlは、例えば、120mm程度に設定することができる。第3除去判定部53Lは、除去判定値Alが所定の閾値Lthを超えた場合に、糸継装置6に糸欠陥を除去させると判定する。これらの算出及び判定は、例えば1mmの糸長さの間隔で繰り返される。
第3計算部54Lは、第3除去判定部53Lが糸欠陥を除去するか否かを判定した場合に、糸欠陥の表示太さ及び表示長さを計算する。第3計算部54Lは、除去判定値Alを検出長さで除した値を表示太さとして計算し、且つ、検出長さを表示長さとして計算する。第3判定チャンネル50Lは、糸欠点が除去されたか否かを示す判定情報と共に、計算された表示長さ及び表示太さを分類情報として表示装置31に送信する。
除去判定部により糸欠陥を除去すると判定された場合、切断部5bが糸Yを切断する。制御装置24は、ドラフト装置2のドラフト動作と、紡績装置3の紡績動作と、巻取装置7の巻取動作と、を停止させる。制御装置24は、サクションマウス18にパッケージPの糸端を捕捉させ、スプライサ19に案内させる。サクションマウス18による糸端の捕捉及び案内と同時又は前後して、制御装置24は、ドラフト装置2のドラフト動作と、紡績装置3の紡績動作とを再開させ、サクションパイプ17に紡績装置3から紡出される糸Yを捕捉させ、スプライサ19に案内させる。スプライサ19は、糸継動作を行う。制御装置24は、巻取装置7にパッケージPを巻取方向に回転させる。これにより、パッケージPの巻取が再開される。
本実施形態の糸欠陥分類装置100及びそれを備える糸巻取機では、糸欠陥の検出太さに基づいて糸の設定長さdn,ds及びdlに対する除去判定値An,As及びAlがそれぞれ算出される。除去判定値Anが所定値Nthを超えた場合、除去判定値Asが所定値Sthを超えた場合、又は、除去判定値Alが所定値Lthを超えた場合に、糸欠陥を除去すると判定される。そして、糸欠陥の検出太さ、及び、糸欠陥の検出長さに基づいて、糸欠陥の表示太さ及び表示長さが計算される。よって、この糸欠陥分類装置によれば、糸欠陥が除去されたか否かを示す判定情報と、糸欠陥の表示長さ及び表示太さとに、齟齬が生じるのを抑制することが可能となる。
除去判定部として、第1〜第3除去判定部53N,53S及び53Lが設けられており、計算部として、第1〜第3計算部54N,54S及び54Lが設けられている。第1〜第3除去判定部53N,53S及び53Lには、糸欠陥の種類に応じて、異なる設定長さが設定されている。従って、糸欠陥の種類に応じて、表示太さ及び表示長さを適切に計算することができる。
第1計算部54Nは、検出太さの最大値を表示太さとして計算し、且つ、検出太さの最大値の所定の割合の値の太さでの糸欠陥の長さを表示長さとして計算する。第1計算部54Nによる計算は、例えばネップのような比較的短い糸欠陥に対して、判定情報と糸欠陥の表示長さ及び表示太さを示す分類情報とに齟齬が生じるのを好適に抑制することができる。
第2計算部54Sは、検出太さの最大値を表示太さとして計算し、且つ、除去判定値Asを検出太さの最大値で除した値を表示長さとして計算する。第2計算部54Sによる計算は、例えばスラブのような中程度の長さの糸欠陥に対して、判定情報と糸欠陥の表示長さ及び表示太さを示す分類情報とに齟齬が生じるのを好適に抑制することができる。
第3計算部54Lは、除去判定値Alを検出長さで除した値を表示太さとして計算し、且つ、検出長さを表示長さとして計算する。第3計算部54Lによる計算は、例えばロングのような比較的長い糸欠陥に対して、判定情報と糸欠陥の表示長さ及び表示太さを示す分類情報とに齟齬が生じるのを好適に抑制することができる。
糸欠陥分類装置100は、糸欠陥が除去されたか否かを示す判定情報と共に、表示長さ及び表示太さを表示する表示装置31を更に備えている。従って、判定情報と、表示長さ及び表示太さとの関係を、視覚的に認識することができる。
第1〜第3除去判定部53N,53S及び53Lの全てが設けられている必要はなく、第1〜第3除去判定部53N,53S及び53Lの少なくとも一つが設けられていてもよい。また、第1〜第3計算部54N,54S及び54Lの全てが設けられている必要はなく、除去判定部に対応して、第1〜第3計算部54N,54S及び54Lの少なくとも一つが設けられていてもよい。すなわち、糸欠陥分類装置100は、特定の種類の糸欠陥について、糸欠陥を除去するか否かの判定、並びに、表示長さ及び表示太さの計算を実行してもよい。第1〜第3除去判定部53N,53S及び53Lの少なくとも一つ及び第1〜第3計算部54N,54S及び54Lの少なくとも一つに加えて、他の種類の糸欠陥用の除去判定部及び計算部が設けられていてもよい。
第1〜第3太さ検出部51N,51S及び51L、第1〜第3長さ検出部52N,52S及び52L、第1〜第3除去判定部53N,53S及び53L、並びに、第1〜第3計算部54N,54S及び54Lは、ソフトウェアで構成されていてもよいし、ハードウェアで構成されてもいてもよい。糸欠陥検出装置5用の制御装置と、糸欠陥検出装置5以外の紡績ユニット1の他の要素用の制御装置とは、別々に設けられていてもよい。
なお、本発明の糸巻取機は、糸を供給する給糸装置と、糸をパッケージに巻き取る巻取装置と、給糸装置と巻取装置との間において糸の糸欠陥を検出する糸欠陥検出装置と、記給糸装置と巻取装置との間において糸欠陥を除去する糸欠陥除去装置と、糸欠陥検出装置によって検出された糸欠陥について、糸の設定長さに対する糸の太さの積算値を算出し、当該積算値が所定積算値を超えた場合に、糸欠陥除去装置に糸欠陥を除去させる除去機能、糸欠陥の糸の太さの積算値を計算積算値として計算し、糸欠陥の長さを欠陥計算長さとして計算し、糸欠陥の太さを欠陥計算太さとして計算する計算機能、並びに、糸欠陥が除去されたか否かを示す判定情報と共に、計算積算値、欠陥計算長さ及び欠陥計算太さに基づいて求めた表示長さ及び表示太さを分類情報として表示装置に表示させる表示機能を有する制御装置と、を備えていてもよい。
この糸巻取機では、糸の設定長さに対する糸の太さの積算値が算出され、当該積算値が所定積算値を超えた場合に、糸欠陥が除去される。そして、糸欠陥の糸の太さの積算値、糸欠陥の長さ、及び糸欠陥の太さのそれぞれが計算値として計算され、これらの計算値に基づいて求められた表示長さ及び表示太さが分類情報として表示装置に表示される。よって、この糸巻取機によれば、糸欠陥が除去されたか否かを示す判定情報と糸欠陥の表示長さ及び表示太さを示す分類情報とに齟齬が生じるのを抑制することが可能となる。
表示機能は、欠陥計算長さを表示長さとし、且つ、計算積算値を欠陥計算長さで除した値を表示太さとして表示する機能であってもよい。表示機能は、欠陥計算長さと所定長さとの比較に応じて、欠陥計算長さを表示長さとし、且つ、計算積算値を欠陥計算長さで除した値を表示太さとして表示する機能であってもよい。所定長さは、5mm以上30mm以下の値であってもよい。これらの場合、欠陥計算長さが大きくなると出現し易くなる「糸欠陥の太さが局所的に大きくなる部分」の欠陥計算太さが表示太さとして表示装置に表示されるのを効果的に防止することができる。
表示機能は、欠陥計算太さと所定太さとの比較に応じて、計算積算値を欠陥計算太さで除した値を表示長さとし、且つ、欠陥計算太さを表示太さとして表示する機能であってもよい。所定太さは、糸の平均太さの150%以上200%以下の値であってもよい。これらの場合、糸欠陥の表示長さについて判定情報との間で齟齬が生じるのを効果的に抑制することができる。
1…紡績ユニット(糸巻取機)、2…ドラフト装置(給糸装置)、3…紡績装置(給糸装置)、5…糸欠陥検出装置、6…糸継装置(糸欠陥除去装置)、7…巻取装置、24…制御装置、31…表示装置、Y…糸、P…パッケージ。

Claims (9)

  1. 糸を供給する給糸装置と、前記糸をパッケージに巻き取る巻取装置と、前記給糸装置と前記巻取装置との間において前記糸の糸欠陥を除去する糸欠陥除去装置と、を備える糸巻取機で使用される糸欠陥分類装置であって、
    前記給糸装置と前記巻取装置との間において前記糸欠陥を検出する糸欠陥検出装置と、
    前記糸欠陥検出装置によって検出された前記糸欠陥について、前記糸欠陥の検出太さに基づいて前記糸の設定長さに対する除去判定値を算出し、当該除去判定値が所定値を超えた場合に、前記糸欠陥除去装置に前記糸欠陥を除去させる除去判定部と、
    前記検出太さ、及び、前記糸欠陥の検出長さに基づいて、前記糸欠陥の表示太さ及び前記糸欠陥の表示長さを計算する計算部と、を備える糸欠陥分類装置。
  2. 前記除去判定部は、複数設けられており、
    前記計算部は、複数設けられている、請求項1記載の糸欠陥分類装置。
  3. 前記除去判定部毎に、異なる前記設定長さが設定されている、請求項2記載の糸欠陥分類装置。
  4. 前記計算部として、第1計算部、第2計算部及び第3計算部の少なくとも一つが設けられており、
    前記第1計算部は、前記検出太さの最大値を前記表示太さとして計算し、且つ、前記検出太さの前記最大値の所定の割合の値の太さでの前記糸欠陥の長さを前記表示長さとして計算し、
    前記第2計算部は、前記検出太さの前記最大値を前記表示太さとして計算し、且つ、前記除去判定値を前記検出太さの前記最大値で除した値を前記表示長さとして計算し、
    前記第3計算部は、前記除去判定値を前記検出長さで除した値を前記表示太さとして計算し、且つ、前記検出長さを前記表示長さとして計算する、請求項1〜3のいずれか一項記載の糸欠陥分類装置。
  5. 前記計算部は、前記糸欠陥の前記検出太さの積算値を計算積算値として計算し、前記検出長さを前記表示長さとして計算し、且つ、前記計算積算値を前記検出長さで除した値を前記表示太さとして計算する、請求項1記載の糸欠陥分類装置。
  6. 前記計算部は、前記検出長さと所定長さとの比較に応じて、前記検出長さを前記表示長さとして計算し、且つ、前記計算積算値を前記検出長さで除した値を前記表示太さとして計算する、請求項5記載の糸欠陥分類装置。
  7. 前記計算部は、前記検出太さと所定太さとの比較に応じて、前記計算積算値を前記検出太さで除した値を前記表示長さとして計算し、且つ、前記検出太さを前記表示太さとして計算する、請求項5又は6記載の糸欠陥分類装置。
  8. 前記糸欠陥が除去されたか否かを示す判定情報と共に、前記表示長さ及び前記表示太さを表示する表示装置を更に備える、請求項1〜7のいずれか一項記載の糸欠陥分類装置。
  9. 糸を供給する給糸装置と、
    前記糸をパッケージに巻き取る巻取装置と、
    前記給糸装置と前記巻取装置との間において前記糸の糸欠陥を除去する糸欠陥除去装置と、
    請求項1〜8のいずれか一項記載の糸欠陥分類装置と、を備える糸巻取機。
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