JP2013223620A - 医用画像のレジストレーション処理装置、方法およびプログラム - Google Patents

医用画像のレジストレーション処理装置、方法およびプログラム Download PDF

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剛 阪本
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Abstract

【課題】形態画像と機能画像のレジストレーション処理を良好に行うことができる医用画像のレジストレーション処理装置、方法およびプログラムを提供する。
【解決手段】形態画像データと機能画像データを各々取得する画像データ取得手段11A、Bと、形態画像データと機能画像データとを記憶する画像データ記憶手段12A、Bと、形態画像データから、所望の臓器領域の画像データを抽出する形態画像データ抽出手段13と、この抽出された形態画像データを所望の臓器領域では所定の高い信号値に、一方、該臓器領域外では0に、各々信号値変換を行う形態画像データ2値化手段14と、該2値化された形態画像データと画像データ記憶手段12Bからの機能画像データとのレジストレーション処理を行うレジストレーション処理手段15とを備えている。
【選択図】図3

Description

本発明は、主として形態情報を有する画像と主として機能情報を有する画像を対応させて、目的とする部位がどのような機能状態にあるかを判断し得る医用画像のレジストレーション処理装置、方法およびプログラムに関するものである。
CTやMRIなどにより得られる医用画像は、一般に、臓器の各部位の形態情報(形態画像)を表わすことができる。その一方で、造影剤を使用してCT画像を撮像したり、血液中に放射性物質を投与し、その動態や臓器集積を調べる手法であるSPECTやPETを利用して、所望の部位を撮像することにより、各部位の所望とする機能情報(機能画像)を得ることができる。
そこで、従来より、同じ部位の形態画像と機能画像を取得し、そのズレを補正するようにして重ね合わせるレジストレーション処理(位置合わせ処理:以下同じ)を実行し、表示することにより、どの部分がどのような機能状態にあるか、またはどの部分に癌による薬剤集積が存在するか等を認識するようにした検査手法が知られている(下記特許文献1および下記非特許文献1を参照)。
上記ズレの補正処理は、重ね合わせた形態画像と機能画像を各座標位置毎に差分し、両画像を互いに平行移動したり回転移動したりして、誤差量の合計が最も少なくなる相対重ね合せ位置に設定するようにしていた。
このような従来技術は、重ね合せる2つの画像のコントラストが互いに近似している場合に特に有効である。
特開平10-282268号公報
画像誘導放射線治療を支える医用画像処理技術、有村秀孝(九州大学大学院医学研究院保健学部門医用量子線科学分野)、日本医学物理学会 講習会資料原稿(医学物理、第30巻、Sup.4、pp25-44、2010)
しかし、CTやMRI等の形態画像とSPECTやPET等の機能画像を重ね合せてレジストレーションする場合、機能画像は、一般に、対象となる部位のみの信号値が高く表示されるという特徴を有しているのに対して、形態画像は、そのような特徴を有していない。
したがって、上述した従来技術においては、形態画像と機能画像を重ね合せてそのままレジストレーションを行った場合には、誤差の大小が、必ずしも画像の一致度を表す指標とはならず、レジストレーションを良好に行うことが難しかった。
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであり、形態画像と機能画像のレジストレーション処理を良好に行うことができる医用画像のレジストレーション処理装置、方法およびプログラムを提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するため、本発明に係る医用画像のレジストレーション処理装置は、
特定被検体の形態情報を担持した形態画像データと、該特定被検体の機能情報を担持した機能画像データとのレジストレーション処理を行う医用画像のレジストレーション処理装置であって、
前記形態画像データと前記機能画像データとを記憶する画像データ記憶手段と、
前記形態画像データから、所望の対象領域の形態画像データを抽出する形態画像データ抽出手段と、
前記抽出された形態画像データを前記所望の対象領域の内外で分け、前記領域内の各画素では相対的に高い所定の信号値となるように、一方前記領域外の各画素では相対的に低い所定の信号値となるように信号値の2値化処理を行う形態画像データ2値化手段と、
該2値化された形態画像データと前記機能画像データとのレジストレーション処理を行うレジストレーション処理手段と、
を備えたことを特徴とするものである。
ここで、形態画像とは、CT画像やMRI画像のように、物体の形態を反映させた画像のことをいい、一方、機能画像とは、RI画像(核医学画像)や一部のMRI画像のように対象部位の機能強度を反映させた画像をいう。ただし、この場合、形態画像および機能画像は相対的に用いられる用語とし、広くは、レジストレーション処理に係る2つの画像のうち、対象部位の形態をより反映させた画像を形態画像、対象部位の機能強度をより反映させた画像を機能画像というものとする。
また、前記形態画像データ抽出手段は、前記所望の対象領域の内外の領域のいずれか一方に対してマスキング処理を施すものであることが好ましい。
また、前記形態画像データ2値化手段は、前記所望の対象領域内の画像データの各画素を、前記機能画像の画像データ中で最大となる信号値に、前記所望の対象領域外の画像データの各画素を0に、各々置き換えるものであることが好ましい。
また、前記レジストレーション処理手段は、前記形態画像データと前記機能画像データの位置を合わせる際には、これら両画像の相対的な回転移動および平行移動を行う剛体レジストレーション処理と、検出された前記両画像の特徴点から画像の形状を湾曲させて補正を行う非剛体レジストレーション処理とを行うように構成されていることが好ましい。
また、前記形態画像データが、CT装置またはMRI装置により得られた画像データであり、
前記機能画像データが、CT装置において造影剤投与により得られた画像データ、MRI装置において造影剤投与あるいは拡散強調により得られた画像データ、またはSPECT(単一放射線強調断層画像取得装置)やPET(陽電子放射線強調断層画像取得装置)により得られた画像データであることが好ましい。
さらに、本発明に係る医用画像のレジストレーション処理方法は、特定被検体の形態情報を担持した形態画像データと、該特定被検体の機能情報を担持した機能画像データとのレジストレーション処理を行う医用画像のレジストレーション処理方法であって、
前記形態画像データから、所望の対象領域の画像データを抽出する形態画像データ抽出ステップと、
前記抽出された形態画像データを、前記対象領域の内か外かに応じて2値化する形態画像データ2値化ステップと、
該2値化された形態画像データと前記機能画像データとのレジストレーション処理を行うレジストレーション処理ステップを、この順に行うことを特徴とするものである。
さらに、本発明に係る医用画像のレジストレーション処理プログラムは、特定被検体の形態情報を担持した形態画像データと、該特定被検体の機能情報を担持した機能画像データとのレジストレーション処理を、コンピュータにおいて実行せしめる医用画像のレジストレーション処理プログラムであって、
前記形態画像データから、所望の対象領域の画像データを抽出する形態画像データ抽出ステップと、
前記抽出された形態画像データを、前記対象領域の内か外かに応じて2値化する形態画像データ2値化ステップと、
該2値化された形態画像データと前記機能画像データとのレジストレーション処理を行うレジストレーション処理ステップと、
を前記コンピュータにおいて実行せしめることを特徴とするものである。
本発明に係る医用画像のレジストレーション処理装置、方法およびプログラムは、特定被検体の形態情報を担持した形態画像データと、該特定被検体の機能情報を担持した機能画像データとのレジストレーション処理を行う際に、まず、該形態画像データから、所望の対象領域を抽出し、抽出された形態画像データを2値化した上で、この2値化された形態画像データと前記機能画像データとのレジストレーション処理を行うようにしている。
すなわち、一般に、形態を反映した画像同士についてレジストレーション処理を行う場合、2つの画像を差分し、その誤差が最も少なくなる方向に平行移動したり、回転移動したりして両画像の相対位置を調整する。しかし、形態画像と機能画像のレジストレーション処理を行う場合には、機能画像は対象とする部位の信号値が高く表示される、という特徴を有しているため、この状態で前述の両画像の差分誤差を指標にしたレジストレーション処理の調整を行った場合、誤差を小さくすることが、必ずしも画像の位置合わせを良好なものとすることにはなっていない。
これに対して、本願発明のレジストレーション処理装置、方法およびプログラムによれば、形態画像の中から対象とする部位を抽出し、この対象となる領域を所定の相対的に高い信号値で置き換えるとともに、対象となる部位以外の領域の信号値を所定の相対的に低い信号値で置き換えるようにしている。すなわち、機能画像は、対象となる部位に放射性薬剤を特異的に集積させるようにして取得されるため、対象となる部位の領域の信号値が最も高くなることから、形態画像を機能画像の信号値分布に近似させる処理を行うことができる。
このように、形態画像と機能画像とを、互いにコントラストが近似した画像とすることができるので、両画像の差分値が最低になるような処理を行うことで、両画像の位置の対応がとりやすくなり両画像のレジストレーション処理を、簡易かつ良好に行うことができる。
本発明の一実施形態に係るレジストレーション処理装置を具体的に示す図である。 図1に示すレジストレーション処理装置のハード的な構成を示すブロック図である。 図1に示すレジストレーション処理装置の機能的な構成を具体的に示すブロック図である。 図2に示す画像表示装置上に表示される各画像を説明するための概略図である。 本発明の一実施形態に係るレジストレーション処理方法を示すフローチャートである。 図5に示すレジストレーション処理方法において用いられるCT画像(形態画像)を示す図である。 図6に示す形態画像のデータから肝臓領域の形態画像データを抽出し、この抽出された肝臓領域の形態画像データを肝臓領域の内か外かで2値化して得られた2値化形態画像を示す図である。 図5に示すレジストレーション処理方法において用いられるSPECT画像(機能画像)を示す図である。 図7に示す機能画像と図8に示す2値化形態画像との間でレジストレーション処理を行って得られた重ね合わせ画像を示す図である。
以下、本発明の実施形態について上述の図面を参照しつつ詳細に説明する。まず、図1および図2を参照しながら本発明の一実施形態に係る医用画像のレジストレーション処理装置について説明する。
図1に示す医用画像のレジストレーション処理装置1は、第1種画像診断装置により得られた、特定被検体(特定の患者)の標的組織の形態情報を担持した第1医用画像データ(形態画像データ)と、第2種画像診断装置により得られた、特定被検体の標的組織の機能情報を担持した第2医用画像データ(機能画像データ)との位置合せを行うものであり、コンピュータ等からなる画像処理装置10と、マウスやキーボード等からなる入力装置20と、画像表示装置等からなる出力装置30とを備えてなる。
なお、本実施形態では、第1種画像診断装置がX線CT装置、第2種画像診断装置がSPECT装置であり、また、標的組織が、肝臓疾患が疑われる患者の肝臓である場合を例にとって説明する。また、以下の説明では、第1医用画像データを「患者CT」、第2医用画像データを「患者SPECT」とそれぞれ略称することがある。
図1に示す医用画像レジストレーション処理装置1は、X線CT装置等の画像診断装置により得られた3次元の医用画像データに基づき構築される医用画像空間において、診断対象となる臓器や骨、腫瘍等の注目部位に相当する関心領域を抽出したり、色分けしたりした識別画像を作成する機能を有するものであり、コンピュータ等からなる演算処理装置10と、キーボード21やマウス22等からなる入力装置20と、画像表示装置30とを備えてなる。
上記演算処理装置10は、図2に示すように、画像処理等の各種演算を実行するCPU(Central Processing Unit)101と、処理プログラムや処理すべき画像データ等が置かれる、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等からなるメインメモリ102と、CPU101やメインメモリ102等へのデータの入出力を制御するチップセット103とを備えている。また、CPU101から送られた画像データや処理命令に基づき表示用画像を構成するGPU(Graphic Processing Unit)105および該GPU105により構成された表示用画像を記憶するVRAM(Video Random Access Memory)106を有するグラフィックスボード104と、ハードディスク等からなる記憶装置107と、これら各構成要素間におけるデータ等のやり取りを仲介するデータバス108と、入力装置20および画像表示装置30と当該演算処理装置10との間におけるデータ等のやり取りを仲介するインターフェース109とを備えている。
また、この演算処理装置10は、機能的な観点から説明すれば、図3に示すように、形態画像データ取得部11Aおよび機能画像データ取得部11Bと、画像データ記憶部12A、12Bと、形態画像データ抽出部13と、形態画像データ2値化部14と、レジストレーション処理部15と、から構成されている。
これらのブロックは、図2に示すCPU101、メインメモリ102、グラフィックスボード104、記憶装置107等のハードウェアや、CPU101やGPU105が実行する各種プログラム(本発明に係る医用画像のレジストレーション処理プログラムを含む)等により実現される各機能を具象化し、構成要素として示したものである。
上記形態画像データ取得部11Aは、例えば、X線CT装置やMRI装置等の画像診断装置により得られた3次元の医用画像データを取得するように構成されている。なお、以下では、形態画像データ取得部11Aが、マルチスライスX線CT装置である場合を例にとって説明する。また、上記機能画像データ取得部11Bは、例えば、CT装置において造影剤投与により得られた画像データ、MRI装置において造影剤投与あるいは拡散強調により得られた画像データ、またはSPECT(単一放射線強調断層画像取得装置)やPET(陽電子放射線強調断層画像取得装置)により得られた画像データを取得するように構成されている。なお、以下では、機能画像データ取得部11Aが、SPECTにより得られたSPECT画像データを取得する場合を例にとって説明する。
また、画像データ記憶部12A、12Bは、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等からなるメインメモリ102により構成されている。
上記形態画像データ抽出部13は、画像データ取得部11により取得されたCT画像データにより構築される画像空間(以下、適宜「ボクセル空間」と称する)において、診断対象となる肝臓領域を抽出するように構成されている特定被検体抽出部131と、肝臓領域以外の領域に対してマスキング処理を施すマスキング処理部132とを備え、以下では、SPECT画像データにより構築される画像空間において、診断対象となる肝臓領域を抽出する場合を例にとって説明する。
また、形態画像データ2値化部14は、肝臓領域の画像データを、前記機能画像の画像データ中で最大となる信号値に置き換える特定被検体内領域画像変換部141と、肝臓領域以外の領域の画像データを0に置き換える特定被検体外領域画像変換部142を備えている。
上記レジストレーション処理部15は、形態画像データ2値化部14からの2値化された肝臓領域のCT画像データに基づくCT画像と、画像データ記憶部12Bからの機能画像データに基づく機能画像である肝臓領域のSPECT画像とのレジストレーション処理を施すように構成されており、剛体レジストレーション処理部151と非剛体レジストレーション処理部152とを備えてなる。
上記レジストレーション処理部15によってレジストレーション処理された統合画像は、画像データ記憶部12Aからの形態画像、画像データ記憶部12Bからの機能画像、および形態画像データ2値化部14からの2値化形態画像と共に、画像表示装置30に送出される。
本実施形態では、図4に示すように、画像表示部31内に、複数の表示領域(図4では、表示領域W1〜W4の4つの表示領域が例示されている)が同時に表示されるように構成されている。すなわち、表示領域W1は、画像データ記憶部12Aからの形態画像であるCT画像が表示される領域とされており、表示領域W2は、形態画像データ2値化部14からの2値化形態画像が表示される領域とされており、表示領域W3は、画像データ記憶部12Bからの機能画像が表示される領域とされており、さらに、表示領域W4は、レジストレーション処理部15によってレジストレーション処理された統合画像が表示される領域とされている。
次に、本発明の一実施形態に係る医用画像のレジストレーション処理方法について、図5のフローチャートを参照しながら説明する。なお、本実施形態に係る医用画像のレジストレーション処理方法における基本手順は、本発明の一実施形態に係る医用画像のレジストレーション処理プログラムに従って作動する上述の医用画像のレジストレーション処理装置1により実行されるものである。
すなわち、この実施形態方法は、形態画像と機能画像を取得するステップ(S1)を実行し、形態画像において肝臓領域の領域抽出を行うステップ(S2)を実行し、形態画像において領域抽出された画像データを2値化するステップ(S3)を実行し、2値化された形態画像と、機能画像とのレジストレーション処理を行うステップ(S4)を実行する。
本実施形態においては、レジストレーション処理の精度を高めるために、形態画像について、肝臓領域を抽出した後、上記ステップ3(S3)において、肝臓領域とそれ以外の領域にそれぞれ単一の信号値を与え、形態画像の信号値分布を機能画像の信号値分布に似せた状態(疑似形状)としてレジストレーション処理を実行するようにしている。このことは、図7に示す2値化形態画像が図8に示す機能画像に近似したような形状とされていることからも明らかである。
通常、レジストレーション処理が形態を反映した画像で行われる場合、2つの画像を差分し誤差が最も少なくなるような方向へ平行移動させたり、回転移動させたりして位置調整を行う。ただし、このような手法は、対象が、コントラストがよく似ている2つの画像の位置合わせの場合に特に良好となる。例えば、同一の2つの画像についてレジストレーション処理を実行した場合は差分した誤差が0になるように、画像の平行移動量と回転移動量を調節することになる。しかし、機能画像は対象の臓器に特異的に集積する放射性薬剤を使用することから対象とする臓器の信号値が最も高くなっているのに対し、形態画像はそのような信号値分布を有していない。したがって、形態画像と機能画像についてレジストレーション処理を行う場合、前述の差分誤差を指標にした画像統合の調整を行う手法を実行しても、誤差が低いことが、必ずしも画像の一致の良好さを表すものとはいえず、位置合わせの精度は不良なものとなる。
そこで本実施形態においては、形態画像の中から対象の臓器(ここでは肝臓)を抽出し、臓器内領域を所定の信号値で置き換え、臓器外領域の信号値を0に置き換えることで、形態画像の信号値分布を機能画像の信号値分布に類似(疑似化)させる処理を行う。このような2値化処理を施すことにより、2つの画像間でのレジストレーション処理を、前述の差分誤差を指標にした画像統合の調整を行う手法によっても良好な結果を得ることができる。
以下、本実施形態方法を上記各ステップ毎に説明する。
〈1〉形態画像と機能画像を取得する(S1)
前述したように、マルチスライスX線CT装置により得られた肝臓領域データを含むCT画像データを取得する(形態画像データ、図6参照、図中下方の三日月状の白線領域は被検体載設台)とともに、SPECTにより得られた肝臓領域データを含むSPECT画像データ(肝臓領域の機能が強調された機能画像データ、図8参照)を取得する。取得された画像データは、各々対応する画像データ記憶部12A、Bに格納される。
〈2〉形態画像において肝臓領域の領域抽出を行う(S2)
ここで、領域抽出とは、対象となる領域を自動的または半自動的に認識する技術である。
本実施形態における、CT画像の領域抽出法としては、しきい値処理法、領域拡張法、Watershed法、動的輪郭モデル法(snakes法、レベルセット法等)、およびモデルベース法などの種々の周知の手法を採用し得る。
より具体的には、例えば、本出願人が既に開示している特願2001-152523(特開2002-345802号、特許第3486615号)に、CT画像の領域抽出法が記載されている。
この領域抽出法は、まず、生体部位の略同一の領域が相異なる測定状態の下で撮像された複数の前記画像のデータから、各画像間で対応した位置にあるそれぞれの画素について、画像別に定めた所定の特徴に関する測定値を求める。次に、この画像別の特徴を各座標軸とした多次元の特徴空間において、生体部位の領域に関連した各画素の標本分布を求めると共に、この標本分布に対して画像別の特徴間の相関度を考慮した分布関数を適用して母体分布の範囲を推定して、組織の領域を抽出する。これにより、生体部位の領域抽出を一意的に安定して行なうことが可能となる。
〈3〉形態画像において領域抽出画像の画像データを2値化する(S3)
前述したように、抽出された肝臓領域内のCT画像データを、その画像データ中で最大となる信号値に置き換えるとともに、抽出されなかった肝臓領域外のCT画像データを0に置き換えるようにしている(図7参照)。このように、ステップ2(S2)において、形態画像の中から対象の肝臓領域を抽出し、ステップ3(S3)において、肝臓領域が高い信号値となるように、かつ肝臓領域以外の信号値が0となるように画素ごとの信号値の置換えを図ることで、肝臓領域は信号値が高く、一方肝臓領域外では信号値が低くなるように設定し、コントラストを高い状態とすることで、形態画像を機能画像の信号値分布に似せるという処理(以下、擬制処理と称する)を行うようにしている。
〈4〉2値化された形態画像と、機能画像とのレジストレーション処理を行う(S4)
ここで、レジストレーションとは、互いに異なる画像間で同一の対象物の位置を合わせるようにしてこれらの画像を重ね合せる処理をいう。
この処理では,2つの画像間で互いに似ている部位(特徴点)が最も良く一致するように変換関数を求める.図9にレジストレーション処理を経て形態画像と機能画像の位置合わせが行われた結果の図を示す。
一般的なレジストレーションの手順は,(1)前処理(例:ノイズ減弱),(2)2つの画像間の対応特徴点決定,(3)対応する特徴点に基づく変換関数算出,(4)変換後の補間,(5)画像間の類似度の算出の順に行われる.本実施例においては、まず剛体レジストレーションによって大まかに位置合わせを行い、その後、非剛体レジストレーションを用いて細かい位置合わせを行う。
すなわち、ここで、剛体レジストレーション処理により、上記形態画像と上記機能画像との間に生じる信号値の分布誤差が補正されるように、いずれか一方の画像の回転移動量および平行移動量が計算され、この計算値に基づき両者間の画像間誤差を低減させる画像処理がなされる。
すなわち、位置合せの対象となる肝臓領域が剛体と考えて位置合わせを行う(物体の向きや位置は変化するが物体の形状や大きさは変化しないと仮定して、平行移動と回転運動の6つの運動パラメータを推定して位置合せを行う)ことになる。
このようにして、CT画像(形態画像)およびSPECT画像(機能画像)の座標上の位置合わせが剛体レジストレーション処理を用いて行われるが、特に肝臓等の軟部組織においては、2つの画像間で変形が生じているので、非剛体レジストレーション処理を用いて該変型を吸収するようにして2つの画像間の位置合わせを行う。
本実施形態における非剛体レジストレーション処理は、CT画像(形態画像)とSPECT画像(機能画像)との間に生じる信号値分布誤差が補正されるように、3次元スプライン補間法を用いて画像間の湾曲補正を行い、両画像間の画像誤差を低減させる画像処理とすることができる。すなわち、剛体レジストレーション処理が行われた後、再度対応点探索を行い、ローカルな変形(画像のボケや信号の誤差)を3次元のB-スプライン補間に基づく運動モデルで表わし、この運動パラメータをGauss-Newton法で求めることになる。
なお、2値化された形態画像(図7参照)は位置合わせについてのみ用いられ、位置合わせが行われた後に、機能画像(図8参照)と重ね合わせられる(例えば、画素毎の加算演算処理がなされる)形態画像は画像データ記憶部12Aに記憶されている形態画像(図6参照)である。
このように、本実施例においては、剛体レジストレーション処理を行った後に非剛体レジストレーション処理を行うようにしているので、2つの画像間の位置合わせが確実に行われる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、種々に態様を変更することが可能である。
例えば上記実施形態では、形態画像をX線CT画像、機能画像をSPECT画像、標的組織が肝臓である場合を説明しているが、形態画像をMRI画像等とした場合でもよく、また、機能画像を、CT装置において造影剤投与により得られた画像、MRI装置において造影剤投与あるいは拡散強調により得られた画像、またはPET(陽電子放射線強調断層画像取得装置)により得られた画像等とした場合でも本実施形態を有用に適用することが可能である。
また、標的組織に関しては、肝臓以外に心臓・膵臓・腎臓・脾臓等の臓器や脳・肺あるいは腫瘍といった生体組織を、その対象とすることが可能である。他の組織を標的組織とした場合に本発明を適用するのに際して特段の困難はなく、上述した本発明の手順を標的組織の種別に関係なく略同様に適用することが可能である。
また、上記マスキング処理は、対象領域外のみについて行う場合のほか、対象領域(肝臓領域)について行って、対象領域の内と外を良好に識別させることも可能である。
1 医用画像のレジストレーション処理装置
10 画像処理装置
20 入力装置
21 キーボード
22 マウス
30 出力装置
11A 形態画像データ取得部
11B 機能画像データ取得部
12A、12B 画像データ記憶部
13 形態画像データ抽出部
14 形態画像データ2値化部
15 レジストレーション処理部
101 CPU
102 メインメモリ
103 チップセット
104 グラフィックスボード
105 GPU
106 VRAM
107 記憶装置
108 データバス
109 インターフェース
131 特定被検体抽出部
132 マスキング処理部
141 特定被検体内領域画像変換部
142 特定被検体外領域画像変換部
151 剛体レジストレーション処理部
152 非剛体レジストレーション処理部
W1〜W4 表示領域
上記目的を達成するため、本発明に係る医用画像のレジストレーション処理装置は、
特定被検体の標的組織の形態情報を担持した形態画像データと、該特定被検体の標的組織の機能情報を担持した機能画像データとのレジストレーション処理を行う医用画像のレジストレーション処理装置であって、
前記形態画像データと前記機能画像データとを記憶する画像データ記憶手段と、
前記形態画像データにより構築される画像空間において、前記標的組織の領域を抽出する形態画像データ抽出手段と、
前記標的組織の領域が抽出された前記画像空間前記標的組織の領域の内外で分け、前記領域内の各画素では相対的に高い所定の信号値となるように、一方前記領域外の各画素では相対的に低い所定の信号値となるように信号値の2値化処理を行う形態画像データ2値化手段と、
該2値化された形態画像データにおける前記標的組織の領域と、前記機能画像データにおける前記標的組織の領域との位置を合わせるレジストレーション処理を行うレジストレーション処理手段と、
を備えたことを特徴とするものである。
また、前記形態画像データ2値化手段は、前記標的組織の領域内の画像データの各画素を、前記機能画像の画像データ中で最大となる信号値に、前記標的組織の領域外の画像データの各画素を0に、各々置き換えるものであることが好ましい。
また、前記標的組織を肝臓組織とすることが好ましい。
また、前記レジストレーション処理手段は、前記形態画像データにおける前記標的組織の領域と、前記機能画像データにおける前記標的組織の領域の位置を合わせる際には、これら両画像の相対的な回転移動および平行移動を行う剛体レジストレーション処理と、検出された前記両画像の特徴点から画像の形状を湾曲させて補正を行う非剛体レジストレーション処理とを行うように構成されていることが好ましい。
さらに、本発明に係る医用画像のレジストレーション処理方法は、
特定被検体の標的組織の形態情報を担持した形態画像データと、該特定被検体の標的組織の機能情報を担持した機能画像データとのレジストレーション処理を行う医用画像のレジストレーション処理方法であって、
前記形態画像データにより構築される画像空間から、前記標的組織の域を抽出する形態画像データ抽出ステップと、
前記標的組織の領域が抽出された前記画像空間において、前記標的組織の領域の内か外かに応じて2値化する形態画像データ2値化ステップと、
該2値化された形態画像データにおける前記標的組織の領域と、前記機能画像データにおける前記標的組織の領域位置を合わせるレジストレーション処理を行うレジストレーション処理ステップを、この順に行うことを特徴とするものである。
さらに、本発明に係る医用画像のレジストレーション処理プログラムは、
特定被検体の標的組織の形態情報を担持した形態画像データと、該特定被検体の標的組織の機能情報を担持した機能画像データとのレジストレーション処理を、コンピュータにおいて実行せしめる医用画像のレジストレーション処理プログラムであって、
前記形態画像データにより構築される画像空間において、前記標的組織の域を抽出する形態画像データ抽出ステップと、
前記標的組織の領域が抽出された前記画像空間前記標的組織の領域の内か外かに応じて2値化する形態画像データ2値化ステップと、
該2値化された形態画像データにおける前記標的組織の領域と前記機能画像データにおける前記標的組織の領域との位置を合わせるレジストレーション処理を行うレジストレーション処理ステップと、
を前記コンピュータにおいて実行せしめることを特徴とするものである。
さらに、本発明に係る医用画像のレジストレーション処理方法は、
特定被検体の標的組織の形態情報を担持した形態画像データと、該特定被検体の標的組織の機能情報を担持した機能画像データとのレジストレーション処理を行う医用画像のレジストレーション処理方法であって、
前記形態画像データにより構築される画像空間において、前記標的組織の領域を抽出する形態画像データ抽出ステップと、
前記標的組織の領域が抽出された前記画像空間を前記標的組織の領域の内外で分け、前記領域内の各画素では相対的に高い所定の信号値となるように、一方前記領域外の各画素では相対的に低い所定の信号値となるように信号値を2値化する形態画像データ2値化ステップと、
該2値化された形態画像データにおける前記標的組織の領域と、前記機能画像データにおける前記標的組織の領域の位置を合わせるレジストレーション処理を行うレジストレーション処理ステップを、この順に行うことを特徴とするものである。
さらに、本発明に係る医用画像のレジストレーション処理プログラムは、
特定被検体の標的組織の形態情報を担持した形態画像データと、該特定被検体の標的組織の機能情報を担持した機能画像データとのレジストレーション処理を、コンピュータにおいて実行せしめる医用画像のレジストレーション処理プログラムであって、
前記形態画像データにより構築される画像空間において、前記標的組織の領域を抽出する形態画像データ抽出ステップと、
前記標的組織の領域が抽出された前記画像空間を前記標的組織の領域の内外で分けて、前記領域内の各画素では相対的に高い所定の信号値となるように、一方前記領域外の各画素では相対的に低い所定の信号値となるように信号値を2値化する形態画像データ2値化ステップと、
該2値化された形態画像データにおける前記標的組織の領域と前記機能画像データにおける前記標的組織の領域との位置を合わせるレジストレーション処理を行うレジストレーション処理ステップと、
を前記コンピュータにおいて実行せしめることを特徴とするものである。

Claims (7)

  1. 特定被検体の形態情報を担持した形態画像データと、該特定被検体の機能情報を担持した機能画像データとのレジストレーション処理を行う医用画像のレジストレーション処理装置であって、
    前記形態画像データと前記機能画像データとを記憶する画像データ記憶手段と、
    前記形態画像データから、所望の対象領域の形態画像データを抽出する形態画像データ抽出手段と、
    前記抽出された形態画像データを前記所望の対象領域の内外で分け、前記領域内の各画素では相対的に高い所定の信号値となるように、一方前記領域外の各画素では相対的に低い所定の信号値となるように信号値の2値化処理を行う形態画像データ2値化手段と、
    該2値化された形態画像データと前記機能画像データとのレジストレーション処理を行うレジストレーション処理手段と、
    を備えたことを特徴とする医用画像のレジストレーション処理装置。
  2. 前記形態画像データ抽出手段は、前記所望の対象領域の内外の領域のいずれか一方に対してマスキング処理を施すものであることを特徴とする請求項1記載の医用画像のレジストレーション処理装置。
  3. 前記形態画像データ2値化手段は、前記所望の対象領域内の画像データの各画素を、前記機能画像の画像データ中で最大となる信号値に、前記所望の対象領域外の画像データの各画素を0に、各々置き換えるものであることを特徴とする請求項1または2記載の医用画像のレジストレーション処理装置。
  4. 前記レジストレーション処理手段は、前記形態画像データと前記機能画像データの位置を合わせる際には、これら両画像の相対的な回転移動および平行移動を行う剛体レジストレーション処理と、検出された前記両画像の特徴点から画像の形状を湾曲させて補正を行う非剛体レジストレーション処理とを行うように構成されていることを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか1項記載の医用画像のレジストレーション処理装置。
  5. 前記形態画像データが、CT装置またはMRI装置により得られた画像データであり、
    前記機能画像データが、CT装置において造影剤投与により得られた画像データ、MRI装置において造影剤投与あるいは拡散強調により得られた画像データ、またはSPECT(単一放射線強調断層画像取得装置)やPET(陽電子放射線強調断層画像取得装置)により得られた画像データであることを特徴とする請求項1〜4のうちいずれか1項記載の医用画像のレジストレーション処理装置。
  6. 特定被検体の形態情報を担持した形態画像データと、該特定被検体の機能情報を担持した機能画像データとのレジストレーション処理を行う医用画像のレジストレーション処理方法であって、
    前記形態画像データから、所望の対象領域の画像データを抽出する形態画像データ抽出ステップと、
    前記抽出された形態画像データを、前記対象領域の内か外かに応じて2値化する形態画像データ2値化ステップと、
    該2値化された形態画像データと前記機能画像データとのレジストレーション処理を行うレジストレーション処理ステップを、この順に行うことを特徴とする医用画像のレジストレーション処理方法。
  7. 特定被検体の形態情報を担持した形態画像データと、該特定被検体の機能情報を担持した機能画像データとのレジストレーション処理を、コンピュータにおいて実行せしめる医用画像のレジストレーション処理プログラムであって、
    前記形態画像データから、所望の対象領域の画像データを抽出する形態画像データ抽出ステップと、
    前記抽出された形態画像データを、前記対象領域の内か外かに応じて2値化する形態画像データ2値化ステップと、
    該2値化された形態画像データと前記機能画像データとのレジストレーション処理を行うレジストレーション処理ステップと、
    を前記コンピュータにおいて実行せしめることを特徴とする医用画像のレジストレーション処理プログラム。
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