JP2013221828A - 情報処理装置、電気的動力を備えている移動体の給電支援システム及び電気的動力を備えている移動体の給電支援方法 - Google Patents

情報処理装置、電気的動力を備えている移動体の給電支援システム及び電気的動力を備えている移動体の給電支援方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 電気的動力を備えている移動体が移動する経路における局所的な気象変化を把握して、電欠のリスクを軽減できる電気的動力を備えている移動体の給電支援システム及び電気的動力を備えている移動体の給電支援方法を提供する。
【解決手段】 電気的動力を備えている移動体が移動する経路の環境情報を利用して前記経路の環境変化を予測する環境予測部22と、前記環境予測部の予測結果を利用して、前記移動体の電池残量を計算する電池残量計算部28と、前記電池残量と地図情報とを利用して、到達可能な給電ポイントの位置の情報を含む、前記移動体の走行を支援する情報である給電支援情報を生成する給電支援情報生成部23と、を含む。
【選択図】図6

Description

本発明は、情報処理装置、電気的動力を備えている移動体の給電支援システム及び電気的動力を備えている移動体の給電支援方法等に関する。
近年のカーナビゲーションシステムは、例えば地図情報にガソリンスタンドの位置を含む。そのため、ドライバーは近くのガソリンスタンドの位置を容易に把握でき、自動車がガス欠になることを防ぐことができる。ここで、電気自動車(電気的動力を備えている移動体の一例)については、充電スタンドの数がガソリンスタンドに比べて少なく、電欠防止のためにさらなる支援機能を備えていることが好ましい。なお、充電スタンドは電気自動車に給電可能な場所である「給電ポイント」の一例である。
例えば、特許文献1の発明は、モーター消費電流を監視して例えばバッテリー供給電力と比較する。そして、高負荷運転状態であると判断した場合には、電気自動車の走行可能距離を表示する支援機能を備えている。
特許文献2の発明は、電気自動車の消費電力を段階的に小さくする節電運転モードを備えている。そして、充電スタンドまで到達できるように運転モードを制御し、必要に応じて節電運転モードに切り替える支援機能を有する。
また、特許文献3の発明は走行可能距離を表示する支援機能を備える。このとき、走行可能距離は、地形の変化による高低差を考慮して算出される正確なものである。そのため、ドライバーは充電スタンドに到達できるかどうかの判断を容易に行うことが可能である。
特開2002−262404号公報 特開2011−193547号公報 特開平9−119839号公報
ここで電気自動車をはじめとする電気的動力を備えている移動体は、モーターだけでなく例えば空調機器、オーディオ機器にも主電池(バッテリー)から電気を供給する。そのため、環境の変化、特に天候の変化によって消費電力も大きく変化する。
特許文献1〜3の発明は、天候の変化をリアルタイムに取得するものではない。そのため、刻々と変化する気象に応じた走行可能距離をドライバーに示すものではない。特許文献1〜3の発明では、急激な気象の変化によって走行可能距離が短くなることをドライバーが把握できず、電欠になってしまう可能性がある。
本発明は、以上のような問題点に鑑みてなされたものであり、本発明のいくつかの態様によれば、電気的動力を備えている移動体(例えば電気自動車)が移動する経路における局所的な気象変化を把握して、電欠のリスクを軽減できる電気的動力を備えている移動体の給電支援システム及び電気的動力を備えている移動体の給電支援方法を提供することができる。
本発明は前述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の態様または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]
本適用例に係る情報処理装置は、電気的動力を備えている移動体が移動する経路の環境情報を利用して前記経路の環境変化を予測する環境予測部と、前記環境予測部の予測結果を利用して、前記移動体の電池残量を計算する電池残量計算部と、前記電池残量と地図情報とを利用して、到達可能な給電ポイントの位置の情報を含む、前記移動体の走行を支援する情報である給電支援情報を生成する給電支援情報生成部と、を含む。
[適用例2]
上記適用例に係る情報処理装置において、前記給電支援情報生成部は、到達可能な前記給電ポイントの数が設定値未満である場合、給電を促す警告を生成してもよい。
これらの適用例に係る情報処理装置によれば、環境予測部を備えることで、リアルタイムな環境情報に基づいて、電気自動車が移動する経路(以下、経路)における局所的な環境変化を予測できる。
そして、電池残量計算部を備えることで、環境予測部の予測結果を利用して電気自動車の電池残量を計算できる。電池残量計算部は、電気自動車の任意の時間や場所における電池残量を計算する。つまり、環境予測部の予測結果に基づいて電池の減り具合をシミュレートする。また、電池残量計算部が計算した電池残量と地図情報とを利用して、給電支援情報生成部は電気自動車の走行を支援する情報である給電支援情報を生成する。
このとき、給電支援情報には、到達可能な給電ポイントの位置の情報が含まれている。そのため、これらの適用例に係る情報処理装置は、経路における局所的な気象変化を把握して、電欠のリスクを軽減できる。なお、給電とは電気を供給することであり、特に電気自動車の主電池(バッテリー)に充電することを意味する。
ここで、給電支援情報生成部は、到達可能な前記給電ポイントが所定の数未満である場合、給電を促す警告を生成してもよい。このとき、ドライバーは適切な給電のタイミングを知ることができる。
例えば、上記の所定の数を2とした場合には到達可能な給電ポイントは1つであり、給電支援情報生成部は、給電を促す強い口調の警告を生成して、電欠のリスクを回避させてもよい。また、上記の所定の数を3とした場合には、到達可能な給電ポイントは1つ又は2つである。2つの給電ポイントがある場合には、給電支援情報生成部は、より近い給電ポイントでの給電を促す警告を生成してもよい。
なお、電池残量計算部は、一般に広く用いられる方法で主電池の電池残量を計算してもよい。例えば、解放端電圧検出を行ってもよいが、特定の方法に限るものではない。
[適用例3]
上記適用例に係る情報処理装置において、前記電池残量計算部は、前記経路の地形情報を利用して、前記移動体の電池残量を計算してもよい。
本適用例に係る情報処理装置によれば、電池残量計算部は、経路の地形情報を利用して、電気自動車の電池残量を計算する。そのため、環境予測部の予測結果だけでなく例えば上り坂や下り坂といった地形を考慮して電池残量を計算するので、電池残量計算部が行う電池残量のシミュレーション結果がより正確になる。
このとき、例えば下り坂でのエネルギー回生を考慮して前記電気自動車の電池残量を計算してもよい。ここでのエネルギー回生は、電気自動車のモーターを発電機として作動させ、電気自動車の下り坂での運動エネルギーを電気エネルギーに変換して充電に用いることを意味する。このとき、電池残量計算部が行う電池残量のシミュレーション結果がさらに正確になる。
[適用例4]
上記適用例に係る情報処理装置は、地図情報を利用して前記経路を検索する経路検索部を含み、前記給電支援情報生成部は、到達可能な前記給電ポイントの数が設定値未満である場合、前記経路検索部に別の経路を検索させてもよい。
本適用例に係る情報処理装置によれば、地図情報を利用して経路を検索する経路検索部を含み、給電ポイントが所定の数未満である場合に別の経路を検索する(以下、再検索ともいう)。このとき、給電ポイントが所定の数以上ある経路をドライバーに示すことができるので、電欠のリスクをさらに軽減させることが可能になる。
ここで、所定の数を1とした場合には、到達可能な給電ポイントが無い場合に再検索を行うことを意味する。このとき、確実に到達可能な給電ポイントをドライバーに示すことができる。なお、所定の数は1に限らず、2以上の整数であってもよい。
[適用例5]
本適用例に係る電気的動力を備えている移動体の給電支援システムは、上記のいずれかの情報処理装置と、前記経路を含む領域に分散して配置されている環境計測装置と、を含む。
本適用例に係る電気的動力を備えている移動体の給電支援システムによれば、電気自動車が移動する経路を含む領域に分散配置された複数の環境計測装置の各々が計測した環境情報を用いて環境条件の解析をリアルタイムに行う。そのため、経路の環境変化をより正確に予測し、到達可能な給電ポイントの位置の情報を含む給電支援情報を生成することができる。
[適用例6]
本適用例に係る電気的動力を備えている移動体の給電支援方法は、電気的動力を備えている移動体が移動する経路の環境情報を利用して前記経路の環境変化を予測するステップと、予測された前記経路の環境変化を利用して、前記移動体の電池残量を計算するステップと、前記電池残量と地図情報とを利用して、到達可能な給電ポイントの位置の情報を含む、前記移動体の走行を支援する情報である給電支援情報を生成するステップと、を含む。
[適用例7]
本適用例に係る電子機器は、上記のいずれかの情報処理装置を備えている。
[適用例8]
本適用例に係る移動体は、上記のいずれかの情報処理装置を備えている。
[適用例9]
本適用例に係るプログラムは、コンピューターを、電気自動車が移動する経路の環境情報を利用して前記経路の環境変化を予測する環境予測部と、前記環境予測部の予測結果を利用して、前記電気自動車の電池残量を計算する電池残量計算部と、前記電池残量と地図情報とを利用して、到達可能な給電ポイントの位置の情報を含む、前記電気自動車の走行を支援する情報である給電支援情報を生成する給電支援情報生成部として機能させる。
[適用例10]
本適用例に係る記録媒体は、上記適用例に係るプログラムが記録されている、記録媒体である。
図1(A)〜図1(B)は、電気自動車給電支援システムの概要の説明図。 図2(A)〜図2(B)は、情報端末の外観の一例を示す図。 第1実施形態の電気自動車給電支援システムの構成例を示す図。 環境計測装置の構成例を示す図。 第1実施形態における情報端末の構成例を示す図。 第1実施形態におけるサーバーの構成例を示す図。 図7(A)〜図7(D)は、環境変化の予測結果の一例を示す図。 第1実施形態におけるサーバーの処理のフローチャートの一例を示す図。 第1実施形態における情報端末の処理のフローチャートの一例を示す図。 情報端末の表示画面の一例を示す図。 情報端末の表示画面の別の例を示す図。 第2実施形態における情報端末の構成例を示す図。 第2実施形態におけるサーバーの構成例を示す図。 第2実施形態における情報端末の処理のフローチャートの一例を示す図。 第2実施形態におけるサーバーの処理のフローチャートの一例を示す図。
以下、本発明の好適な実施形態について図面を用いて詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではない。また以下で説明される構成の全てが本発明の必須構成要件であるとは限らない。
1.第1実施形態
1−1.電気自動車給電支援システムの概要
図1(A)〜図1(B)は、電気自動車給電支援システムの概要についての説明図である。電気自動車は電気的動力を備えている移動体の一例である。よって、電気自動車給電支援システムは、電気的動力を備えている移動体の給電支援システムの一例である。移動体としては、例えば四輪車、二輪車等の様々な乗り物が考えられるが、本実施形態では自動車であるとする。電気的動力を備えている移動体は、少なくとも給電する電気的動力を備えていればよく、ハイブリッドカーであってもよい。
第1実施形態の電気自動車給電支援システムでは、図1(A)に示すように、経路を含むエリアに、複数の環境計測装置2(白抜きの丸で表示)が数十m〜数百mの間隔で分散配置されている。経路は、電気自動車99が目的地(図外)まで移動する道路である。各環境計測装置2は、道路に沿って配置されていてもよいし、そうでなくてもよい。
また、環境計測装置2は均一な密度で配置されていなくてもよく、場所によって粗密があってもよい。例えば、道路の周辺は環境計測装置2の密度を高く、それ以外の場所は環境計測装置2の密度を低くしてもよい。密度が低い場所では、環境計測装置2の間隔が数kmであってもよい。
これらの環境計測装置2により、経路を含むエリアに環境計測ネットワークが形成されており、各環境計測装置2は、現在の気象等の環境データを計測してサーバー(不図示)に送信する。
この例では、図1(B)のように情報端末5が電気自動車99に装着されているとする。情報端末5は電気自動車99から着脱可能であってもよい。情報端末5は電気自動車99と共に移動するので、情報端末5のGPS機能(図5参照)によって電気自動車99の位置情報を生成し、サーバー(不図示)に送信することができる。また、情報端末5は電気自動車の主電池である充電池6(図3参照)の情報である電池情報を取得して、サーバー(不図示)に送信する。電池情報は例えば現在の電池残量の情報を含んでもよい。
電気自動車給電支援システムは、経路付近の給電ポイント9の位置を他の支援情報と共に情報端末5に表示可能である。給電ポイント9は、例えば充電スタンドのように電気自動車に給電できる場所のことである。
ここで図1(A)では、道路に重ねて等高線7を示している。実際の経路には、地図に表れない上り坂や下り坂がある。図1(A)の例では、電気自動車99は上り坂を進んでいる。第1実施形態の電気自動車給電支援システムでは、地形データ(地形情報)から経路における高低差の情報を得て、正確な電池残量を計算することができる。
サーバーは、各環境計測装置2がリアルタイムに計測した環境データの時系列から、エリア内の環境の時間的な推移を予測する。また、サーバーは、情報端末5から電気自動車99の位置情報、電池情報を受信する。そして、サーバーは、環境の予測結果、電気自動車99の位置情報、電池情報を利用して、到達可能な給電ポイント9の位置の情報を含む電気自動車99の給電を支援する情報(以下、「給電支援情報」という)を生成して情報端末5に送信する。給電支援情報によってドライバーは給電するタイミングを知ることができる。
図2(A)及び図2(B)は、情報端末5の外観の一例を示す図である。情報端末5は、例えば、図2(A)に示すような、電気自動車の一部に固定されるナビゲーション端末といった電子機器であってもよい。あるいは、情報端末5は、図2(B)に示すように、スマートフォンや携帯電話等の端末といった電子機器であってもよい。図2(B)の情報端末5は、例えば電気自動車に備えられた固定用の器具に装着可能であって、ドライバーが電気自動車を利用しない場合には通常のスマートフォンや携帯電話等として使用されてもよい。なお、図2(A)の情報端末5も、電気自動車から取り外し可能であってもよい。
ドライバーは、情報端末5の操作部40を操作することで画面の切り替えやサーバーへの情報の送信などを行い、サーバーから受信した給電支援情報は情報端末5の表示部(表示画面)70に表示される。なお、情報端末5は、表示部70に対する接触検出機構を設けて表示部70を操作部として兼用してもよい。
1−2.電気自動車給電支援システムの構成
[全体構成]
図3は、第1実施形態の電気自動車給電支援システムの構成例を示す図である。本実施形態の電気自動車給電支援システムは、図3の構成要素(各部)の一部を省略又は変更してもよいし、他の構成要素を付加した構成としてもよい。
図3に示すように、第1実施形態の電気自動車給電支援システム1は、複数の環境計測装置2、サーバー4、電気自動車に取り付けられる情報端末5、電気自動車の主電池である充電池6を含む。情報端末5は有線又は無線で充電池6と接続され、充電池6の状態(例えば電池残量など)を表す電池情報を取得する。
なお、図3では複数の電気自動車が走行する場合について図示しており、複数の情報端末5が示されているが、走行する電気自動車は1台であってもよい。
環境計測装置2は、経路を含むエリアに分散して配置され、当該エリアの各地点における気象等の環境をリアルタイムに計測し、計測した環境データ(環境情報)を、通信ネットワーク3(インターネットやLAN等)を介してサーバー4に送信する。
充電池6は電気自動車で使用される二次電池である。電気自動車の充電池6は走行のためのモーターだけでなく、空調機器やオーディオ機器にも電気を供給する。充電池6の電池残量がなくなると、電気自動車は走行不能な状態、すなわち電欠状態となる。
情報端末5は、電気自動車の位置情報を生成し、通信ネットワーク3を介して、サーバー4に送信する。また、情報端末5は、充電池6の電池残量を取得し、通信ネットワーク3を介して、サーバー4に送信する。
情報端末5は、例えば充電池6の解放端電圧を検出して、現在の電池残量の情報(電池情報の一例)を取得してもよい。なお、情報端末5は充電池6の電流の収支を計算して電池残量の情報を得てもよい。
サーバー4(情報処理装置の一例)は、通信ネットワーク3を介して、環境計測装置2から環境データを受信するとともに、情報端末5から、電気自動車の位置情報、電池残量等を受信する。そして、サーバー4は、受信したこれらの情報を解析して給電支援情報を生成し、情報端末5に送信する。
情報端末5は、給電支援情報を受信し、表示あるいは音によりドライバーに通知する。
[環境計測装置の構成]
図4は、本実施形態における環境計測装置2の構成例を示す図である。図4に示すように、本実施形態では、環境計測装置2は、気圧センサー10、温度センサー11、湿度センサー12、風向・風速センサー13、降雨量センサー14、明るさセンサー15、送信部16を備える。ただし、環境計測装置2は、上記各種センサーの一部を備えていなくてもよいし、逆に、他のセンサー(放射線センサー等)を備えていてもよい。
気圧センサー10は、周辺の気圧を計測するセンサーである。気圧は天候の変化を予測する上で重要な要素となる。例えば低気圧の接近により雨が降ると、ライトを点灯するために充電池の6の電池残量が減りやすくなる。
温度センサー11は、周辺の温度(気温)を計測するセンサーである。例えば、温度(気温)が高いと電気自動車でエアコンを使用する。そのため、充電池6の電池残量が減りやすくなる。
湿度センサー12は、周辺の湿度を計測するセンサーである。例えば、湿度が高いと雨が降ったり、霧が発生したりする場合がある。このとき、ライトを点灯するために充電池の6の電池残量が減りやすくなる。
風向・風速センサー13は、周辺の風向及び風速を計測するセンサーである。例えば、向かい風が強いほど、推進力が弱まるので加速することになる。そのため、充電池6の電池残量が減りやすくなる。
降雨量センサー14は、周辺の単位時間当たりの降雨量を計測するセンサーである。降雨量が多くなると、路面でタイヤが滑るために推進力が弱まるので加速することになる。そのため、充電池6の電池残量が減りやすくなる。
明るさセンサー15は、周囲の明るさを計測するセンサーである。夜間(日の入後、日の出前)や濃霧によって周囲が暗いときには、ライトを点灯するために充電池の6の電池残量が減りやすくなる。
各環境計測装置2は、例えば秒オーダーの周期でリアルタイムに気象等の環境を計測し、気圧センサー10、温度センサー11、湿度センサー12、風向・風速センサー13、降雨量センサー14、明るさセンサー15により計測された環境データ(気圧データ、温度データ、湿度データ、風向・風速データ、降雨量データ、明るさデータ)は、送信部16によりサーバー4に送信される。
なお、環境計測装置2が風向・風速センサーを備えていなくても、任意の2点間(2つの環境計測装置2の間)の気圧差から気圧傾度(=2点間の気圧差/2点間の距離)を計算し、気圧傾度の分布から現在の風向や風速を概算することができる。
ここで、前記のように、環境計測装置の配置については様々な形態を採用することが可能である。例えば、数十m〜数百mの等間隔で分散配置する形態があり得る。このとき、計測装置間の距離が決まっているので、計測データに基づく演算における処理負担が軽減される。また、例えば図1(A)のように電気自動車が移動し得る道路に沿って環境計測装置配置することも可能である。このとき、経路付近での測定精度を向上させることが可能である。
[情報端末の構成]
図5は、本実施形態における情報端末5の構成例を示す図である。図5に示すように、本実施形態では、情報端末5は、操作部40、処理部(CPU)50、電池情報取得部60、GPSデータ受信部62、記憶部66、記録媒体68、表示部70、音出力部72、通信部74を含んで構成されている。本実施形態の情報端末5は、図5の構成要素(各部)の一部を省略又は変更してもよいし、他の構成要素を付加した構成としてもよい。
操作部40は、操作キーやボタンスイッチ等により構成される入力装置であり、ドライバーによる操作に応じた操作信号を処理部(CPU)50に出力する。例えば、ドライバーは操作部40を操作して目的地や到達までの制限時間等を設定してもよい。
表示部70は、LCD(Liquid Crystal Display)等により構成される表示装置であり、処理部(CPU)50から入力される表示信号に基づいて各種の情報を表示する。
音出力部72は、スピーカー等の音を出力する装置であり、処理部(CPU)50から入力される信号に基づいて各種の音(音声も含む)を出力する。
電池情報取得部60は、例えば現在の充電池6の電池残量といった電池情報を取得する処理を行う。
GPSデータ受信部62は、GPS衛星から送信される電波信号を受信し、当該電波信号に重畳されているGPS衛星の軌道情報や時刻情報などを含む航法メッセージを復調する処理を行う。
記憶部66は、処理部(CPU)50が各種の計算処理や制御処理を行うためのプログラムやデータ等を記憶している。また、記憶部66は、処理部(CPU)50の作業領域として用いられ、操作部40から入力されたデータ、記録媒体68から読み出されたプログラムやデータ、通信部74を介してサーバーから受信したデータ、処理部(CPU)50が各種プログラムに従って実行した演算結果等を一時的に記憶するためにも使用される。また、ドライバーが目的地を設定するための地図データを記憶していてもよい。
処理部(CPU)50は、記憶部66や記録媒体68に記憶されているプログラムに従って、各種の計算処理や制御処理を行う。処理部(CPU)50は、例えばGPSデータ受信部62からデータを受け取って各種の計算処理を行う。また、処理部(CPU)50は、操作部40からの操作信号に応じた各種の処理、表示部70に各種の情報を表示させる処理、音出力部72に各種の音を出力させる処理、通信部74を介したサーバーとのデータ通信を制御する処理等を行う。
特に、本実施形態では、処理部(CPU)50は、位置情報生成部51、通信制御部52、表示制御部53、音出力制御部54を含む。ただし、本実施形態の処理部(CPU)50は、これらの一部の構成(要素)を省略又は変更してもよいし、他の構成(要素)を追加した構成としてもよい。
位置情報生成部51は、GPSデータ受信部62が復調した航法メッセージに含まれる軌道情報や時刻情報を用いて測位計算を行い、情報端末5の位置情報を生成する処理を行う。なお、本実施形態では、位置情報生成部51は、GPSデータ受信部62が復調した航法メッセージを利用して情報端末5の位置情報を生成しているが、その他の手段を利用して情報端末5の位置情報を生成してもよい。その場合、GPSデータ受信部62はなくてもよい。
例えば、位置情報生成部51は、複数の基地局(携帯電話などの基地局)から電波を受信し、受信した各電波の強度と各基地局の位置情報を利用して三角測量等の手法で情報端末5の位置情報を生成するようにしてもよい。
通信制御部52は、通信部74を介してサーバーとの間で行うデータ通信を制御する処理を行う。特に、本実施形態では、通信制御部52は、電池情報取得部60からの電池情報、位置情報生成部51が生成した位置情報を、通信部74を介してサーバー4に送信する処理を行う。また、通信制御部52は、通信部74を介してサーバーから給電支援情報を受信する処理を行う。ドライバーが目的地等を設定した場合には、設定された目的地等をサーバーに送信する処理を行ってもよい。
表示制御部53は、表示部70の表示を制御する処理を行う。特に、本実施形態では、表示制御部53は、サーバーから受信した給電支援情報を表示部70に表示させる処理を行う。
音出力制御部54は、音出力部72に各種の音を出力させる処理を行う。例えば、音出力制御部54は、給電支援情報を読み上げる音声を音出力部72に出力してもよい。
記録媒体68は、コンピューター読み取り可能な記録媒体であり、特に本実施形態では、コンピューターを上記の各部として機能させるためのプログラムが記憶されている。そして、本実施形態の処理部(CPU)50は、記録媒体68に記憶されているプログラムを実行することで、位置情報生成部51、通信制御部52、表示制御部53、音出力制御部54として機能する。あるいは、通信部74等を介して有線又は無線の通信ネットワークに接続されたサーバーから当該プログラムを受信し、受信したプログラムを記憶部66や記録媒体68に記憶して当該プログラムを実行するようにしてもよい。
なお、位置情報生成部51、通信制御部52、表示制御部53、音出力制御部54の少なくとも一部をハードウェア(専用回路)で実現してもよい。
記録媒体68は、例えば、光ディスク(CD、DVD)、光磁気ディスク(MO)、磁気ディスク、ハードディスク、磁気テープ、メモリー(ROM、フラッシュメモリーなど)により実現することができる。
[サーバーの構成]
図6は、本実施形態におけるサーバー4の構成例を示す図である。図6に示すように、本実施形態では、サーバー4は、処理部(CPU)20、記憶部30、記録媒体32、通信部34、操作部36、表示部38、音出力部39を含んで構成されている。本実施形態のサーバー4は、図6の構成要素(各部)の一部を省略又は変更してもよいし、他の構成要素を付加した構成としてもよい。
操作部36は、操作キーやボタンスイッチ等により構成される入力装置であり、ユーザー(例えば、システム管理者)による操作に応じた操作信号を処理部(CPU)20に出力する。
表示部38は、LCD等により構成される表示装置であり、処理部(CPU)20から入力される表示信号に基づいて各種の情報を表示する。
音出力部39は、スピーカー等の音を出力する装置であり、処理部(CPU)20から入力される信号に基づいて各種の音(音声も含む)を出力する。
記憶部30は、処理部(CPU)20が各種の計算処理や制御処理を行うためのプログラムやデータ等を記憶している。また、記憶部30は、処理部(CPU)20の作業領域として用いられ、記録媒体32から読み出されたプログラムやデータ、通信部34を介して受信した情報、処理部(CPU)20が各種プログラムに従って実行した演算結果等を一時的に記憶するためにも使用される。
記憶部30が記憶するデータには、地図データ(地図情報)とその地図における地形データ(地形情報)が含まれる。地図データは少なくとも電気自動車が移動し得る道路の情報を含んでおり、地形データはその道路の傾斜や路面状態などを含む。
処理部(CPU)20は、記憶部30や記録媒体32に記憶されているプログラムに従って、各種の計算処理や制御処理を行う。具体的には、処理部(CPU)20は、通信部34を介して、環境計測装置2や情報端末5からデータを受け取って各種の計算処理を行う。また、処理部(CPU)20は、操作部36からの操作信号に応じた各種の処理、表示部38に各種の情報を表示させる処理、音出力部39に各種の音を出力させる処理、通信部34を介した環境計測装置2や情報端末5等とのデータ通信を制御する処理等を行う。
特に、本実施形態では、処理部(CPU)20は、環境データ取得部21、環境予測部22、給電支援情報生成部23、通信制御部24、表示制御部25、音出力制御部26、端末データ取得部27、電池残量計算部28、経路検索部29を含む。ただし、本実施形態の処理部(CPU)20は、これらの一部の構成(要素)を省略又は変更してもよいし、他の構成(要素)を追加した構成としてもよい。
環境データ取得部21は、通信部34を介して環境計測装置2から識別IDとともに環境データを継続して取得し、環境計測装置2毎に割り当てられた識別IDと対応づけて順番に記憶部30に保存する処理を行う。
環境予測部22は、環境データ取得部21が取得した環境データの時系列から、経路を含むエリアの環境を予測する処理を行う。なお、目的地が設定されて経路検索部29によって経路が示された場合には、その経路を含むエリアの環境を予測する処理を行う。環境予測部22は、所定の時刻(ドライバーが移動を開始するよりも前の時刻が望ましい)からの現在までの環境計測装置の計測地点での環境の変化を総合的に解析し、計測地点での環境を所定時間間隔で所定時間後(例えば、10分間隔で1時間後)まで予測する。
例えば、経路周辺の気温の分布が30分前は図7(A)に示すような分布であり、現在は図7(B)に示すような分布であったとすると、この30分の間にエリアA,B,Dの気温は変化していないが、エリアC,E,F,Gの気温は低下している。このような場合、環境予測部22は、例えば、30分後は、図7(C)に示すように、エリアA,B,Dの気温は変化せず、エリアC,E,F,Gの気温は少し低下すると予測し、1時間後は、図7(D)に示すように、エリアA,B,Dの気温は変化せず、エリアC,E,F,Gの気温はさらに低下すると予測してもよい。
端末データ取得部27は、通信部34を介して情報端末5から識別ID(端末ID)とともに、電気自動車の位置情報や電池情報などを継続して取得し、情報端末5毎に割り当てられた識別IDと対応づけて記憶部30に保存する処理を行う。ドライバーが目的地等を設定した場合には、設定された目的地等を取得し、識別IDと対応づけて記憶部30に保存する処理を行ってもよい。
電池残量計算部28は、電気自動車99の任意の時間や場所における電池残量を計算する。電池残量計算部28は、環境予測部22からの予測結果に基づいて充電池6の電池残量の変化を計算する。例えば、濃霧発生の予測がされている場合には、ライトを点灯するために充電池6の電池残量の減りが早いことを考慮して計算を行う。
また、電池残量計算部28は、記憶部30から地形データを読み出し、例えば傾斜や路面状態を考慮して充電池6の電池残量の変化を計算する。ここで、下り坂についてエネルギー回生を考慮して電気自動車99の電池残量を計算する。つまり、下り坂では運動エネルギーを電気エネルギーに変換して充電が行われるので、そのことを考慮して電池残量を計算する。
電池残量計算部28は、特に給電ポイント9における充電池6の電池残量を予測して、電気自動車99が電欠にならないか、について計算する。なお、電池残量計算部28は、環境予測部22からの予測結果又は記憶部30からの地形データの一方だけに基づいて電池残量を計算してもよい。
経路検索部29は、記憶部30から地図データを読み出して、目的地までの経路を検索する。経路の検索の初期条件として、例えば目的地までの距離が最短になるように経路を選択するように設定されていてもよい。そして、到達可能な給電ポイントが所定の数未満である場合に経路を検索し直してもよい。
例えば、この所定の数を1としたとする。このとき、電池残量計算部28が給電ポイント9に到達する前に電池残量が無くなるという結果を示したとき、すなわち、どの給電ポイント9にも到達できないと示したときに経路を検索し直してもよい。経路の検索では初期条件と異なる条件を用いる。例えば、経路検索部29は記憶部30から地形データも読み出して、高低差が少なくなるように経路を検索してもよい。
給電支援情報生成部23は、電池残量計算部28が計算した電池残量から、到達可能な給電ポイント9の位置の情報を含む給電支援情報を生成する。ドライバーは給電支援情報によって給電ポイントの具体的な位置を知ることができる。
ここで、給電支援情報は、給電ポイント9の位置の情報以外に、例えば給電を促す警告等を含んでいてもよい。到達可能な給電ポイントが所定の数未満である場合に、このような警告を行うことで電欠のリスクを低減させることができる。例えば、この所定の数が2つ、すなわち、到達可能な給電ポイントが1つである場合には、その給電ポイントで充電池に充電する必要がある。このとき、給電を促す警告をすることで電欠のリスクを低減させる。
通信制御部24は、通信部34を介して行う、環境計測装置2や情報端末5とのデータ通信等を制御する処理を行う。
表示制御部25は、表示部38の表示を制御する処理を行う。特に、本実施形態では、表示制御部25は、給電支援情報生成部23が生成した給電支援情報を表示部38に表示させる処理を行う。
音出力制御部26は、音出力部39に各種の音を出力させる処理を行う。例えば、音出力制御部26は、給電支援情報に変化があった場合などに、音出力部72に警報音又は音声を出力させる処理などを行ってもよい。
記録媒体32は、コンピューター読み取り可能な記録媒体であり、特に本実施形態では、コンピューターを上記の各部として機能させるためのプログラムが記憶されている。そして、本実施形態の処理部(CPU)20は、記録媒体32に記憶されているプログラムを実行することで、環境データ取得部21、環境予測部22、給電支援情報生成部23、通信制御部24、表示制御部25、音出力制御部26、端末データ取得部27、電池残量計算部28、経路検索部29として機能する。あるいは、通信部34等を介して有線又は無線の通信ネットワークに接続された他のサーバーから当該プログラムを受信し、受信したプログラムを記憶部30や記録媒体32に記憶して当該プログラムを実行するようにしてもよい。ただし、環境データ取得部21、環境予測部22、給電支援情報生成部23、通信制御部24、表示制御部25、音出力制御部26、端末データ取得部27、電池残量計算部28、経路検索部29の少なくとも一部をハードウェア(専用回路)で実現してもよい。
なお、記録媒体32は、例えば、光ディスク(CD、DVD)、光磁気ディスク(MO)、磁気ディスク、ハードディスク、磁気テープ、メモリー(ROM、フラッシュメモリーなど)により実現することができる。
1−3.電気自動車給電支援システムの処理
図8及び図9は、本実施形態の電気自動車給電支援システム1の処理のフローチャートの一例を示す図である。図8は、サーバー4の処理部(CPU)20による処理のフローチャートの一例を示す図であり、図9は、情報端末5の処理部(CPU)50による処理のフローチャートの一例を示す図である。
サーバー4の処理部(CPU)20は、ユーザー(例えば、システム管理者)による処理の開始操作が行われるまで待機し(S10のN)、開始操作が行われると(S10のY)、まず、通信ネットワーク3を介して情報端末5に計測開始の指示を行う(S12)。なお、電気自動車給電支援システムが常に稼動している場合には、S10、S12のステップは省略されてもよい。
次に、サーバー4の処理部(CPU)20は、環境計測装置2から環境データを受信し、記憶部30に保存する(S14)。
情報端末5の処理部(CPU)50は、サーバー4から計測開始の指示を受けるまで待機し(S50のN)、計測開始の指示を受けると(S50のY)、まず、電気自動車の位置情報を生成し、端末IDと位置情報等をサーバー4に送信する(S52)。このとき、必要に応じて電気自動車の位置情報の他に、目的地等も送信する。なお、常に稼動している電気自動車給電支援システムである場合には、S50のステップは省略されてもよい。また、ドライバーがボタンなどにより情報端末5の処理開始を指示してもよいし、電気自動車のモーターが動作するのと連動して情報端末5の処理が開始してもよい。
サーバー4の処理部(CPU)20は、情報端末5から端末IDと電気自動車の位置情報等を受信し、記憶部30に保存する(S16)。
次に、情報端末5の処理部(CPU)50は、充電池6の電池情報を取得し、端末IDと電池情報をサーバー4に送信する(S54)。
サーバー4の処理部(CPU)20は、情報端末5から端末IDと充電池の電池情報を受信し、電池残量を計算する(S18)。このとき、サーバー4の処理部(CPU)20は、現在の充電池6の電池残量を計算する。なお、電池情報に充電池6の電池残量が含まれている場合には、電池残量計算部28による計算を省略してもよい。
サーバー4の処理部(CPU)20は、地図データを読み出して目的地までの経路を検索する(S20)。このとき、経路の検索の初期条件として、例えば目的地までの距離が最短になるように経路を選択するように設定されていてもよい。
サーバー4の処理部(CPU)20は、地図データを読み出して経路の周辺の給電ポイントを検索する(S22)。
サーバー4の処理部(CPU)20は、現在までの環境データの時系列(ステップS14で順番に保存された環境データ)から経路周辺の環境変化を予測する(S24)。
次に、サーバー4の処理部(CPU)20は、検索された経路の地形データを読み出す(S26)。そして、地形データと予測された環境変化を利用して、経路の周辺の給電ポイントにおける電池残量を計算する(S28)。
例えば、地形データで上り坂が多くなると電池残量が減りやすくなる。また、予測された環境変化が雨になることであれば、ライトの点灯やタイヤのスリップなどによって、さらに電池残量が減りやすくなる。このような影響を考慮して給電ポイントにおける電池残量を計算する。
そして、サーバー4の処理部(CPU)20は、どの給電ポイントにも到達できないと判断した場合には(S30のY)、目的地までの経路を、条件を変えて再検索する(S32)。このとき、ステップS22に戻って、ステップS22〜S28の処理を繰り返す。
そうでない場合には(S30のN)、給電ポイントの位置、経路、走行可能距離、必要な警告等を含む給電支援情報を生成して、情報端末5に送信する(S36)。なお、この例では、選択された経路等についても給電支援情報に含まれるとするが、一部が省略されてもよいし、更に所要時間といった項目が給電支援情報に含まれていてもよい。
情報端末5の処理部(CPU)50は、サーバー4から給電支援情報を受信する(S60)。情報端末5の処理部(CPU)50は、表示部70に、例えば図10に示すような画面100を表示してもよい。図10の画面100には、給電ポイントまでの距離、時間、走行可能距離が、地図と共に示されている。地図には、電気自動車99Aおよび給電ポイント9Aの地図上の位置と、選択された経路8が示されている。これらは、メッセージとして表示されているが、アイコンなどで表してもよい。
ここで、図10の給電支援情報を送信した後に、サーバー4の処理部(CPU)20は、湿度データや風向・風速データから、濃霧が発生することを予測したとする。このとき、サーバー4の処理部(CPU)20は、新たな給電支援情報を生成して情報端末5に送信する。情報端末5の処理部(CPU)50は、表示部70に、例えば図11に示すような画面100を表示してもよい。なお、図11で図10と同じ要素には同じ符号を付しており説明を省略する。
図11では、濃霧が発生すること、ライトを点灯すべきこと、次の給電ポイントで給電することが必要なこと、右折すべきことが警告として表示されている。このとき、ドライバーは、地図上の給電ポイント9Aにおいて給電しなければならないことがわかり、給電するタイミングをつかむことが可能になる。なお、図11では、濃霧の発生によりライトを点灯するので、図10に比べて走行可能距離が短くなっている。
再び図8、図9を用いて電気自動車給電支援システム1の処理を説明する。サーバー4の処理部(CPU)20は、ユーザーによる処理の終了操作が行われるまで(S38のN)、所定時間Δt(例えば1分)が経過する毎に(S40のY)、ステップS14〜S36の処理を繰り返し行い、終了操作が行われると(S38のY)、情報端末5に計測終了の指示を行い(S42)、処理を終了する。
一方、情報端末5の処理部(CPU)50は、サーバー4から計測終了の指示を受けるまで(S62のN)、所定時間Δt(例えば1分)が経過する毎に(S64のY)、ステップS52〜S60の処理を繰り返し行い、計測終了の指示を受けると(S62のY)、処理を終了する。なお、電気自動車給電支援システムが常に稼動している場合には、S38、S42、S62のステップは省略されてもよい。また、ドライバーがボタンなどにより情報端末5の終了を指示してもよい。
以上に説明した第1実施形態の電気自動車給電支援システムによれば、サーバー4は、経路を含むエリアに分散配置された複数の環境計測装置2の各々が計測した環境データを用いて環境条件の解析をリアルタイムに行うことで、経路周辺の環境変化を正確に捉えることができる。
そして、サーバー4は、環境予測部22の予測結果を考慮した電池残量計算部28の電池残量を利用して、到達可能な給電ポイントの位置を含む給電支援情報を生成する。そのため、電気自動車が移動する経路における局所的な気象変化をリアルタイムに把握して、電欠のリスクを軽減できる。
また、本実施形態の電気自動車給電支援システムによれば、処理能力の高いサーバー4が、情報端末5を介さずに、多数の環境計測装置2が計測した環境データを直接受信し、環境データを集中管理し、給電支援情報の生成等を集中処理することで、情報端末5の処理負荷を大幅に軽減することができる。
2.第2実施形態
2−1.電気自動車給電支援システムの概要
第2実施形態の電気自動車給電支援システムでは、第1実施形態においてサーバー4が行う処理を情報端末5が行う。すなわち、情報端末5は、その情報端末5を備える電気自動車の位置情報や充電池の電池残量を利用して第1実施形態と同様の給電支援情報を生成し、ドライバーに提供する。
ここで、情報端末5は、その情報端末5を備える電気自動車のドライバーへの給電支援情報をサーバー4に送信し、サーバー4は、全ての電気自動車の給電支援情報を集約して表示することができる。
2−2.電気自動車給電支援システムの構成
[全体構成]
第2実施形態の電気自動車給電支援システムの全体構成図は、図3と同様であるため、その図示を省略する。
第2実施形態の電気自動車給電支援システム1では、情報端末5(情報処理装置の一例)は、通信ネットワーク3を介して、各環境計測装置2から環境データを受信する。あるいは、情報端末5は、直接、各環境計測装置2とデータ通信を行って環境データを受信してもよい。そして、情報端末5は、環境データ、充電池の電池残量などを解析し、給電支援情報を生成する。
サーバー4は、通信ネットワーク3を介して、情報端末5が生成した給電支援情報を収集し、例えば表示部38に全ての電気自動車の給電支援情報を集約して表示することができる。サーバー4のユーザー(例えば、システム管理者)は、例えば警告だけを集約して表示させることで、全ての電気自動車の電欠リスクを把握することができる。
第2実施形態における環境計測装置2の構成図は、図4と同様であるため、その図示及び説明を省略する。
[情報端末の構成]
図12は、第2実施形態における情報端末5の構成例を示す図である。図12に示すように、本実施形態では、情報端末5は、操作部40、処理部(CPU)50、電池情報取得部60、GPSデータ受信部62、記憶部66、記録媒体68、表示部70、音出力部72、通信部74を含んで構成されている。本実施形態の情報端末5は、図12の構成要素(各部)の一部を省略又は変更してもよいし、他の構成要素を付加した構成としてもよい。操作部40、電池情報取得部60、GPSデータ受信部62、記憶部66、記録媒体68、表示部70、音出力部72、通信部74の各機能は、第1実施形態と同様であるので、その説明を省略する。
処理部(CPU)50は、記憶部66や記録媒体68に記憶されているプログラムに従って、各種の計算処理や制御処理を行う。特に、本実施形態では、処理部(CPU)50は、位置情報生成部51、通信制御部52、表示制御部53、音出力制御部54、環境データ取得部80、環境予測部81、給電支援情報生成部82、電池残量計算部83、経路検索部84を含む。ただし、本実施形態の処理部(CPU)50は、これらの一部の構成(要素)を省略又は変更してもよいし、他の構成(要素)を追加した構成としてもよい。
位置情報生成部51、通信制御部52、表示制御部53、音出力制御部54の各機能は、第1実施形態と同様であるため、その説明を省略する。
環境データ取得部80は、通信部74を介して、各環境計測装置2が計測した環境データを継続して取得し、環境計測装置2毎に割り当てられた識別IDと対応づけて順番に記憶部66に保存する処理を行う。
環境予測部81、給電支援情報生成部82、電池残量計算部83、経路検索部84の各処理は、第1実施形態における、環境予測部22、給電支援情報生成部23、電池残量計算部28、経路検索部29とそれぞれ同様であるため、その説明を省略する。
[サーバーの構成]
図13は、第2実施形態におけるサーバー4の構成例を示す図である。図13に示すように、本実施形態では、サーバー4は、処理部(CPU)20、記憶部30、記録媒体32、通信部34、操作部36、表示部38、音出力部39を含んで構成されている。本実施形態のサーバー4は、図13の構成要素(各部)の一部を省略又は変更してもよいし、他の構成要素を付加した構成としてもよい。記憶部30、記録媒体32、通信部34、操作部36、表示部38、音出力部39の各機能は、第1実施形態と同様であるので、その説明を省略する。
処理部(CPU)20は、記憶部30や記録媒体32に記憶されているプログラムに従って、各種の計算処理や制御処理を行う。特に、本実施形態では、処理部(CPU)20は、通信制御部24、表示制御部25、音出力制御部26、端末データ取得部27を含む。ただし、本実施形態の処理部(CPU)20は、これらの一部の構成(要素)を省略又は変更してもよいし、他の構成(要素)を追加した構成としてもよい。
端末データ取得部27は、通信部34を介して、情報端末5から給電支援情報を取得する処理を行う。
通信制御部24は、通信部34を介して行う、情報端末5とのデータ通信等を制御する処理を行う。
表示制御部25は、端末データ取得部27が取得した給電支援情報を集約して表示部38に表示させる処理を行う。
音出力制御部26の処理は、第1実施形態と同様であるため、その説明を省略する。
2−3.電気自動車給電支援システムの処理
図14及び図15は、本実施形態の電気自動車給電支援システム1の処理のフローチャートの一例を示す図である。
図14は、情報端末5の処理部(CPU)50による処理のフローチャートの一例を示す図である。
図14に示すように、情報端末5の処理部(CPU)50は、ドライバーによる開始操作が行われるまで待機し(S150のN)、開始操作が行われると(S150のY)、まず、環境計測装置2から環境データを受信し、記憶部66に保存する(S152)。
次に、情報端末5の処理部(CPU)50は、電気自動車の位置情報を生成する(S154)。
そして、情報端末5の処理部(CPU)50は、充電池6から電池情報を取得する(S156)。そして、電池情報に基づいて電池残量を計算する処理を行う。このとき、電池情報に電池残量が含まれていれば、電池残量を計算する処理を省略してもよい。
情報端末5の処理部(CPU)50は、地図データを読み出して目的地までの経路を検索する(S158)。このとき、経路の検索の初期条件として、例えば目的地までの距離が最短になるように経路を選択するように設定されていてもよい。なお、目的地については開始操作の前に予め入力されていてもよいし、開始操作の後にドライバーが操作部40(図12参照)によって入力してもよい。
情報端末5の処理部(CPU)50は、地図データを読み出して経路の周辺の給電ポイントを検索する(S160)。
そして、情報端末5の処理部(CPU)50は、現在までの環境データの時系列(ステップS152で順番に保存された環境データ)から経路周辺の環境変化を予測する(S162)。
次に、情報端末5の処理部(CPU)50は、検索された経路の地形データを読み出す(S164)。そして、地形データと予測された環境変化を利用して、経路の周辺の給電ポイントにおける電池残量を計算する(S166)。
そして、情報端末5の処理部(CPU)50は、どの給電ポイントにも到達できないと判断した場合には(S168のY)、目的地までの経路を、条件を変えて再検索する(S170)。このとき、ステップS162に戻って、ステップS162〜S166の処理を繰り返す。
そうでない場合には(S168のN)、給電ポイントの位置、経路、走行可能距離、必要な警告等を含む給電支援情報を生成して表示する(S174)。
この例では、選択された経路等についても給電支援情報に含まれるとし、図10又は図11のような表示がされる。
そして、情報端末5の処理部(CPU)50は、生成した給電支援情報をサーバー4に送信する(S176)。
情報端末5の処理部(CPU)50は、ドライバーによる終了操作が行われるまで(S178のN)、所定時間Δt(例えば1分)が経過する毎に(S180のY)、ステップS152〜S176の処理を繰り返し行い、終了操作が行われると(S178のY)、処理を終了する。
図15は、サーバー4の処理部(CPU)20による処理のフローチャートの一例を示す図である。
図15に示すように、サーバー4の処理部(CPU)20は、ユーザー(例えば、システム管理者)による開始操作が行われるまで待機し(S110のN)、開始操作が行われると(S110のY)、情報端末5から、端末IDと給電支援情報を受信し、記憶部30に保存する(S112)。
次に、サーバー4の処理部(CPU)20は、ステップS112で記憶部30に保存した給電支援情報を集約し、表示部38に例えば一覧表示する(S114)。
そして、サーバー4の処理部(CPU)20は、ユーザーによる終了操作が行われるまで(S116のN)、ステップS112及びS114の処理を繰り返し行い、終了操作が行われると(S116のY)、処理を終了する。
以上に説明した第2実施形態の電気自動車給電支援システムによれば、情報端末5は、
経路を含むエリアに分散配置された複数の環境計測装置2の各々が計測した環境データを用いて環境条件の解析をリアルタイムに行うことで、経路周辺の環境変化を正確に捉えることができる。
そして、情報端末5は、環境予測部81の予測結果を考慮した電池残量計算部83の電池残量を利用して、到達可能な給電ポイントの位置を含む給電支援情報を生成する。そのため、電気自動車が移動する経路における局所的な気象変化をリアルタイムに把握して、電欠のリスクを軽減できる。
3.変形例
[変形例1]
第1実施形態ではサーバー4が、第2実施形態では情報端末5が、各環境計測装置2と直接的に通信を行って環境データを取得しているが、環境計測装置2同士がアドホックに通信を行って1つの環境計測装置2に環境データを集約し、当該環境計測装置2がサーバー4又は情報端末5に環境データを一括して送信してもよい。
このようにすれば、通信対象の切り替えによるサーバー4又は情報端末5のオーバーヘッドを軽減し、環境データの通信速度を向上させることができる。
[変形例2]
第2実施形態では、情報端末5が各環境計測装置2と通信を行って環境データを取得しているが、第1実施形態と同様に、サーバー4が各環境計測装置2から環境データを取得し、情報端末5は、サーバー4から環境データを取得するようにしてもよい。
[変形例3]
第1および第2実施形態では、地図データが給電ポイント9の位置を含んでいるものとしたが、例えば給電ポイント9がGPSデータ受信部、通信制御部、通信部を有しており、給電ポイント9の位置情報を送信してもよい。サーバー4、情報端末5は、その給電ポイント9の位置情報を受信して、給電ポイント9の位置を地図データに反映させてもよい。このとき、地図データに含まれていない新たな給電ポイント9が設けられた場合にも、その給電ポイント9も考慮して給電支援情報を生成することができる。
上述した実施形態および変形例は一例であって、これらに限定されるわけではない。例えば、各実施形態および各変形例を適宜組み合わせることも可能である。特に、電気的動力を備えている移動体は、電気自動車だけでなく、電動スクーターや給電を行うハイブリッドカー(プラグインハイブリッドカー)等も含む。
本発明は、実施の形態で説明した構成と実質的に同一の構成(例えば、機能、方法及び結果が同一の構成、あるいは目的及び効果が同一の構成)を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成の本質的でない部分を置き換えた構成を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成と同一の作用効果を奏する構成又は同一の目的を達成することができる構成を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成に公知技術を付加した構成を含む。
1 電気自動車給電支援システム、2 環境計測装置、3 通信ネットワーク、4 サーバー、5 情報端末、6 充電池、7 等高線、8 経路、9,9A 給電ポイント、10 気圧センサー、11 温度センサー、12 湿度センサー、13 風向・風速センサー、14 降雨量センサー、15 明るさセンサー、16 送信部、20 処理部(CPU)、21 環境データ取得部、22 環境予測部、23 給電支援情報生成部、24 通信制御部、25 表示制御部、26 音出力制御部、27 端末データ取得部、28 電池残量計算部、29 経路検索部、30 記憶部、32 記録媒体、34 通信部、36 操作部、38 表示部、39 音出力部、40 操作部、50 処理部(CPU)、51 位置情報生成部、52 通信制御部、53 表示制御部、54 音出力制御部、60 電池情報取得部、62 GPSデータ受信部、66 記憶部、68 記録媒体、70 表示部、72 音出力部、74 通信部、80 環境データ取得部、81 環境予測部、82 給電支援情報生成部、83 電池残量計算部、84 経路検索部、99,99A 電気自動車、100 画面

Claims (8)

  1. 電気的動力を備えている移動体が移動する経路の環境情報を利用して前記経路の環境変化を予測する環境予測部と、
    前記環境予測部の予測結果を利用して、前記移動体の電池残量を計算する電池残量計算部と、
    前記電池残量と地図情報とを利用して、到達可能な給電ポイントの位置の情報を含む、前記移動体の走行を支援する情報である給電支援情報を生成する給電支援情報生成部と、
    を含む、情報処理装置。
  2. 請求項1において、
    前記給電支援情報生成部は、
    到達可能な前記給電ポイントの数が設定値未満である場合、給電を促す警告を生成する、情報処理装置。
  3. 請求項1乃至2のいずれか1項において、
    前記電池残量計算部は、
    前記経路の地形情報を利用して、前記移動体の電池残量を計算する、情報処理装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項において、
    地図情報を利用して前記経路を検索する経路検索部を含み、
    前記給電支援情報生成部は、
    到達可能な前記給電ポイントの数が設定値未満である場合、前記経路検索部に別の経路を検索させる、情報処理装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置と、
    前記経路を含む領域に分散して配置されている環境計測装置と、
    を含む、電気的動力を備えている移動体の給電支援システム。
  6. 電気的動力を備えている移動体が移動する経路の環境情報を利用して前記経路の環境変化を予測するステップと、
    予測された前記経路の環境変化を利用して、前記移動体の電池残量を計算するステップと、
    前記電池残量と地図情報とを利用して、到達可能な給電ポイントの位置の情報を含む、前記移動体の走行を支援する情報である給電支援情報を生成するステップと、
    を含む、電気的動力を備えている移動体の給電支援方法。
  7. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置を備えている、電子機器。
  8. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置を備えている、移動体。
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