JP2013221437A - 水力発電装置 - Google Patents

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Shyangmaw Lim
シャンマオ リム
Norio Otake
典男 大竹
Takanori Nakamura
高紀 中村
Hideyuki Kawajiri
秀之 川尻
Hideki Takeda
英樹 武田
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Abstract

【課題】効率的に発電を行うことができる水力発電装置を提供する。
【解決手段】本実施形態の水力発電装置は、水路の流れに沿うように設置され、ランナーにより回転する回転軸と、この回転軸に接続された発電機と、前記ランナーの上流に、ランナーに流入する水が通過するように設置され、水路の流れに沿う軸周りに回転するネットとを備える。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、水力発電装置に関する。
比較的小型の水力発電装置は、設置が容易であることから、川、農業用水路、汚染水処理施設などで利用されている。農業用水路などの開放水路では、落葉、プラスチックごみ、水草などの異物が流水中に混在している。羽根車(ランナー)などの水中に設置される部分に流水中の異物が絡まって、ランナーの回転が妨げられ、効率的な発電が妨げられる場合があるので、種々の対策がとられている(たとえば、特許文献1参照)。
特開2007−187083公報
水力発電装置の前方にネットを設置し、異物を捕獲することもあるが、ネットに捕獲された異物でランナーに流入する水量が減り、効率的な発電が妨げられる。
本発明が解決しようとする課題は、効率的に発電を行うことができる水力発電装置を提供することである。
本実施形態の水力発電装置は、水路の流れに沿うように設置され、ランナーにより回転する回転軸と、この回転軸に接続された発電機と、前記ランナーの上流に、ランナーに流入する水が通過するように設置され、水路の流れに沿う軸周りに回転するネットとを備える。
実施形態1に係る水力発電装置の上から見た断面図。 実施形態2に係る水力発電装置の上から見た断面図。 実施形態3に係る水力発電装置の上から見た断面図。 実施形態4に係る水力発電装置の上から見た断面図。 実施形態5に係る水力発電装置の上から見た断面図。
実施形態について、図面を参照して説明する。
<実施形態1>
図1は、実施形態1に係る水力発電装置の上から見た断面図である。
水力発電装置1は、土手2に挟まれた水路3の水中に、図示しない支柱により、設置されている。支柱は、例えば、土手2の両岸に渡した支持板から吊り下げられ、ケーシング4を貫通し、バルブケース5を支えている。バルブケース5は、発電機6、回転軸7、モーター8を収納し、水路の流れに垂直な断面が円形であり、上流側は半球状に形成され、下流側に向かって半径が絞り込まれており、全体的に電球(bulb)形状に形成されている。
バルブケース5の下流側にはランナー9が設けられている。ランナー9は、ランナーベーン(翼)9aとランナーハブ9bとから構成され、ランナーベーン9aは、複数枚の翼で構成され、ランナーハブ9bに固定されている。ランナーハブ9bは回転軸7に固定され、回転軸7はバルブケース5の中央部に収納されている発電機6に接続されている。回転軸7は、水の流れと同じ方向になっている。
ケーシング4は、バルブケース5を覆うように設けられており、上流側と下流側が開口した略円筒形状である。ケーシング4は、バルブケース5と同様に下流で半径が絞り込まれており、ケーシング4とバルブケース5との間で、破線の矢印で図示する環状の流路12が形成されている。ケーシング4の下流には、前述のランナー9が設けられており、ケーシング4はランナーベーン9aの外径に沿うように形成されている。
ケーシング4の上流側の開口にはネット10が設けられている。ネット10は、上流側に向かって凸形状の半球形状の網であり、その半径はケーシング4の上流側の開口と同じである。ネット10は、ステンレスやプラスチックなどの固い素材で作られている。ネット10は、ネット10用の回転軸11に固定されており、ケーシング4とは固定されていない。ネット10用の回転軸11は、バルブケース5の上流側に収納されているモーター5に接続されている。モーター5は、図示しない電線により、外部から電力を供給されている。
水路3には、実線の矢印13で図示するように、上流から下流へ水が流れている。水の流れ13は、その一部がケーシング4の上流側の開口に入り、流路12に流入する。流路12に流入した水はランナー9を回転させ、ケーシング4の下流側の開口から流出する。ランナー9の回転は、回転軸7を介して、発電機6に伝えられ、発電機6により発電した電力は図示しない電線により外部へ取り出される。
水の流れ13には、落葉、プラスチックごみ、水草などの異物が混在している。ケーシング4に入り込む水は、ネット10を通過するように構成されているので、ネット10の網目より大きい異物はネット10で補足される。ネット10は、ネット10用の回転軸11を介して、モーター8により水路の流れに沿う軸周りに回転しているので、補足された異物は、遠心力により外側へ運ばれ、ケーシング4の外側を通り下流へ流れていく。
モーター8の電力は、外部から供給されているので、回転数を自由に設定できる。したがって、異物を遠心力で外側へ飛ばすために必要な回転数をネット10に与えることができる。
この実施形態によれば、ネット10に捕獲された異物でランナーに流入する水量が減ることを低減でき、効率的な発電を行なうことができる。
また、ネット10の回転数を、モーター8により、適切に設定できる。
<実施形態2>
図2は、実施形態2に係る水力発電装置の上から見た断面図である。図1と同じ構成には同じ符号を付し、その説明を省略する。
この実施形態2では、実施形態1のモーター8の代わりに、ギヤ21が設置されている。また、回転軸7の代わりに、回転軸22が設けられ、回転軸22は発電機6を回転させるとともに発電機6を貫通し、ギヤ21に回転を伝えている。ギヤ21は、その回転を増速させるものであり、ネット10用の回転軸11へ回転を伝えている。
ランナー9の回転は、回転軸22を介して、発電機6に伝えられ、発電機6により発電した電力は図示しない電線により外部へ取り出される。また、ランナー9の回転は、回転軸22を介して、ギヤ21に伝えられている。ギヤ21は、その回転を増速させ、ネット10用の回転軸11へ回転を伝え、ネット10が回転する。
この実施形態によれば、ギヤ比を適切に設定することで、異物を遠心力で外側へ飛ばすために必要な回転数をネット10に与えることができる。
なお、回転軸22の回転数で異物を外側へ飛ばすことができる場合、ギヤ21を設けずに、回転軸22を回転軸11に直結させることもできる。
<実施形態3>
図3は、実施形態3に係る水力発電装置の上から見た断面図である。図1と同じ構成には同じ符号を付し、その説明を省略する。
ネット10は、ネット10用の回転軸31に固定されている。ネット10用の回転軸31は、バルブケース5に回転自在に支持されている。ネット10には、複数のベーン(翼)32が設けられている。
ネット10は、ベーン32により回転する。
この実施形態によれば、ネット10をベーン32により回転させるので、ランナー9から回転を伝えたり、モーターを設けたりする必要がないので、構造を簡略化できる。
なお、この実施形態ではベーン32をネット10に設けたが、回転軸31に設けてもよい。その場合、ベーン32は、ネット10の下流側に設けることもでき、回転軸31をネット10の上流側に貫通させてネット10の上流側に設けることもできる。
なお、この実施形態のベーン32は、他の実施形態と組み合わせて、モーターやギヤの補助動力として用いることもできる。
<実施形態4>
図4は、実施形態4に係る水力発電装置の上から見た断面図である。図1と同じ構成には同じ符号を付し、その説明を省略する。
この実施形態は、ネット10に代えて円錐形のネット41が設けられている。ネット41は、半球形のネット10に比べてネットの面積が小さい。したがって、異物の付着面積も小さい。
この実施形態によれば、異物の付着面積が小さいため、異物を飛ばしやすくできる。
なお、この実施形態は、他の実施形態と組み合わせて用いることができる。
<実施形態5>
図5は、実施形態5に係る水力発電装置の上から見た断面図である。図1と同じ構成には同じ符号を付し、その説明を省略する。
この実施形態は、圧力計51、トルク計あるいは電流計52(以下、トルク/電流計52)を備え、これらの計測値により、モーター8を制御している。圧力計51は、ケーシング4の内側と外側の差圧を計測している。トルク/電流計52は、発電機6で発生するトルクあるいは電流を計測している。これらの計測値は、図示しない制御装置に送られている。
ネット10に異物が付着すると、流路12を流れる水の量が減り、前述の差圧が上昇し、またはトルクもしくは電流値が下がる。あらかじめ設定した値、あるいは、あらかじめ設定した上昇幅、下降幅になった場合、停止させておいたモーター8を起動する。
この実施形態によれば、通常はモーター8を停止させておくので、電力消費量が小さくなり、全体の発電効率を上げるとこができる。
なお、この実施形態は、実施形態2のギヤ21にも適用することができる。この場合は、ギヤ21にクラッチを付加し、クラッチのON/OFFで制御する。
また、圧力計51とトルク/電流計52の両方備えた例を説明したが、どちらか一方でもよい。
また、圧力計51とトルク/電流計52以外であっても、異物の付着を検知できるものであれば、他のセンサーでもよい。
また、モーター8を停止せずに通常は低い回転数で回転させておき、異物が付着した場合、回転数を高くするように制御するようにしてもよい。
以上述べた少なくともひとつの実施形態の水力発電装置によれば、ネットに捕獲された異物でランナーに流入する水量が減ることを低減でき、効率的な発電を行なうことができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
3…水路、6…発電機、7…回転軸、8…モーター、9…ランナー、10、41…ネット、21…ギヤ、32…ベーン、51…圧力計、52…トルク/電流計。

Claims (6)

  1. 水路の流れに沿うように設置され、ランナーにより回転する回転軸と、
    この回転軸に接続された発電機と、
    前記ランナーの上流に、ランナーに流入する水が通過するように設置され、水路の流れに沿う軸周りに回転するネットと
    を備えることを特徴とする水力発電装置。
  2. 前記ネットは、モーターにより回転することを特徴とする請求項1に記載の水力発電装置。
  3. 前記ネットは、前記回転軸と直結することにより、またはギヤを介して接続されることにより回転することを特徴とする請求項1に記載の水力発電装置。
  4. 前記ネットは、前記ランナーとは別の翼により回転することを特徴とする請求項1に記載の水力発電装置。
  5. 前記ネットは、上流に向かって凸形状の円錐形であることを特徴とする請求項1から4いずれか1つに記載の水力発電装置。
  6. 前記ネットは、センサーにより異物の付着を検知したときに、回転し、あるいは回転数を上昇させることを特徴とする請求項1に記載の水力発電装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015218649A (ja) * 2014-05-16 2015-12-07 株式会社 林物産発明研究所 水車のゴミ流入除去装置
CN110080930A (zh) * 2018-01-25 2019-08-02 广州光环能源科技有限公司 河底发电站

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