JP2013219503A - 半導体集積回路 - Google Patents

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沢 雅 文 宮
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Abstract

【課題】2つのノード間のトランジスタを確実にオフさせて、オフ時のリーク電流を抑制する。
【解決手段】半導体集積回路1は、第1ノードと第2ノードとを電気的に導通させるか、または遮断させるかを切り替える第1トランジスタM1と、前記第1トランジスタをオフして前記第1ノードと前記第2ノードとを電気的に遮断させる場合であって、かつ前記第1ノードおよび前記第2ノードのうち少なくとも一方の電位が電源電位より所定電位以上高い場合には、前記第1トランジスタのゲート電位を、前記第1ノードおよび前記第2ノードの電位のうち高い方の電位に設定するスイッチ制御回路3と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、トランジスタのオンおよびオフを制御することにより、2つのノード間の導通または遮断を切り替える半導体集積回路に関する。
2つのノード間にPMOSトランジスタとNMOSトランジスタを並列接続して、これらトランジスタを切替制御信号の論理に同期してオンまたはオフさせるアナログスイッチにおいて、アナログスイッチをオフさせる際に、両ノードの電位にかかわらず、両トランジスタを確実にオフさせるようにした回路が提案されている。
この種の回路では、アナログスイッチをオフさせる際には、アナログスイッチ内のPMOSトランジスタの基板電位をゲートに帰還させて、アナログスイッチ端の電位とほぼ同じ電位をゲートに印加させて、アナログスイッチを安定的にオフさせるようにしている。
しかしながら、PMOSトランジスタのソース−基板間には寄生ダイオードがあることから、この寄生ダイオードにより、アナログスイッチ端の電位から寄生ダイオードの順方向電位だけ低い電位がPMOSトランジスタのゲートに供給されて、結果として、PMOSトランジスタが完全にはオフになりきれない弱オン状態になることがあり、アナログスイッチのオフ時に流れるリーク電流が増大するという問題がある。
特開平10−41800号公報
本実施形態は、2つのノード間のトランジスタを確実にオフさせて、オフ時のリーク電流を抑制することが可能な半導体集積回路を提供するものである。
本実施形態によれば、第1ノードと第2ノードとを電気的に導通させるか、または遮断させるかを切り替える第1トランジスタと、
前記第1トランジスタがオフして、かつ前記第1ノードおよび前記第2ノードのうち少なくとも一方の電位が電源電位より所定電位以上高い場合には、前記第1トランジスタのゲート電位を、前記第1ノードおよび前記第2ノードの電位のうち高い方の電位に設定するスイッチ制御回路と、を備えることを特徴とする半導体集積回路が提供される。
第1の実施形態に係る半導体集積回路1の回路図。 比較例に係る半導体集積回路1の回路図。 電源電位が供給されていない場合の電流経路を示す図。 電源電位が供給されている場合の電流経路を示す図。 電源電位VCCが供給されているときの図1と図2のアナログスイッチ2のオフ時の特性を示すグラフ。 電源電位VCCが供給されていないときの図1と図2のアナログスイッチ2のオフ時の特性を示すグラフ。 インバータ4内のダイオードD0をPMOSトランジスタM9で形成した場合の回路図。 第2の実施形態に係る半導体集積回路1の回路図。 第3の実施形態に係る半導体集積回路1の回路図。 図1の半導体集積回路1に図8の基板バイアス回路と図9の電位迅速化回路を追加した半導体集積回路の回路図。 第4の実施形態に係る半導体集積回路1の回路図。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。
(第1の実施形態)
図1は第1の実施形態に係る半導体集積回路1の回路図である。図1の半導体集積回路1は、CMOSプロセスを利用して半導体基板上に形成されたPchMOSトランジスタ(以下、PMOSトランジスタ)とNchMOSトランジスタ(以下、NMOSトランジスタ)を用いて構成されるアナログスイッチ2を含んでいる。本実施形態に係る半導体集積回路1は、耐圧を高めたトレラント機能付きのアナログスイッチ2を半導体基板上に形成するものである。
図1の半導体集積回路1は、第1ノードIOと第2ノードOIとを電気的に導通させるか遮断させるかを切り替えるアナログスイッチ2と、このアナログスイッチ2のオンおよびオフの切替を制御するスイッチ制御回路3と、アナログスイッチ2の切替制御信号OEを反転してスイッチ制御回路3に供給するインバータ4とを備えている。
アナログスイッチ2は、第1ノードIOと第2ノードOIの間に並列接続されるNMOSトランジスタM0およびPMOSトランジスタ(第1トランジスタ)M1とを有する。
NMOSトランジスタM0とPMOSトランジスタM1は、外部から入力される切替制御信号OEの論理に応じてオンまたはオフする。NMOSトランジスタM0のゲートには切替制御信号OEがそのままの論理で入力され、PMOSトランジスタM1のゲートには切替制御信号OEをインバータ4で反転した信号が入力される。これにより、NMOSトランジスタM0とPMOSトランジスタM1は、互いに同期してオンまたはオフする。
NMOSトランジスタM0の基板電位は接地電位GNDに設定されており、PMOSトランジスタM1の基板電位はスイッチ制御回路3の出力ノードBGに接続されている。
インバータ4は、電源電位VCCと接地電位GNDとの間に縦積みされるダイオードD0、PMOSトランジスタM2およびNMOSトランジスタM3を有する。ダイオードD0のアノードは電源電位VCCに設定され、カソードはスイッチ制御回路3の出力ノードBGに接続されている。PMOSトランジスタM2のソースはスイッチ制御回路3の出力ノードBGに接続され、ドレインはインバータ4の出力ノードn3に接続されている。NMOSトランジスタM3のドレインはインバータ4の出力ノードn3に接続され、ソースは接地されている。
スイッチ制御回路3は、アナログスイッチ2内のPMOSトランジスタM1をオフして第1ノードIOと第2ノードOIとを電気的に遮断させる場合であって、かつ第1ノードIOと第2ノードOIのうち少なくとも一方の電位が電源電位VCCより所定電圧(閾値電圧)以上高い場合に、PMOSトランジスタM1のゲート電位を、第1ノードIOの電位と第2ノードOIの電位のうち高い方の電位に設定する。
スイッチ制御回路3は、電源電位検出回路5と電位比較回路6とを有する。
電源電位検出回路5は、第1ノードIOの電位と第2ノードOIの電位のうち少なくとも一方が電源電位VCCより高いか否かを判定する。より具体的には、電源電位検出回路5は、第1ノードIOの電位が電源電位VCCより高い場合に第3ノードn1から第1ノードIOの電位を出力し、第2ノードOIの電位が電源電位VCCより高い場合に第4ノードn2から第2ノードOIの電位を出力する。
電位比較回路6は、電源電位検出回路5により、第1ノードIOの電位と第2ノードOIの電位のうち少なくとも一方が電源電位VCCより高いと判定された場合に、第1ノードIOと第2ノードOIのうち高い方の電位を選択して、該電位を第1トランジスタの基板電位として設定する。
電源電位検出回路5は、第1ノードIOと電位比較回路6の第1入力ノードn1との間に接続されるPMOSトランジスタM4と、第2ノードOIと電位比較回路6の第2入力ノードn2との間に接続されるPMOSトランジスタM5とを有する。PMOSトランジスタM4のソースは第1ノードIOに接続され、ドレインは電位比較回路6の第1入力ノードn1に接続され、ゲートは電源電位VCCに設定されている。PMOSトランジスタM5のソースは第2ノードOIに接続され、ドレインは電位比較回路6の第2入力ノードn2に接続され、ゲートは電源電位VCCに設定されている。
PMOSトランジスタM4は、第1ノードIOの電位が電源電位VCCにPMOSトランジスタM4の閾値電位を加えた電位より高い場合にオンして、第1ノードIOの電位を電位比較回路6に供給する。PMOSトランジスタM5は、第2ノードOIの電位が電源電位VCCにPMOSトランジスタM5の閾値電位を加えた電位より高い場合にオンして、第2ノードOIの電位を電位比較回路6に供給する。
電位比較回路6は、PMOSトランジスタM6,M7を有する。PMOSトランジスタM6のソースはPMOSトランジスタM4のドレインに接続され、PMOSトランジスタM6のドレインは電位比較回路6の出力ノードBGに接続され、ゲートは第2ノードOIに接続されている。PMOSトランジスタM7のソースはPMOSトランジスタM5のドレインに接続され、PMOSトランジスタM7のドレインは電位比較回路6の出力ノードBGに接続され、ゲートは第1ノードIOに接続されている。
PMOSトランジスタM6は、PMOSトランジスタM4のドレイン電位が第2ノードOIの電位にPMOSトランジスタM6の閾値電位を加えた電位より高い場合にオンして、PMOSトランジスタM6のドレイン電位はPMOSトランジスタM4のドレイン電位と略等しくなる。PMOSトランジスタM6がオンするのは、PMOSトランジスタM4がオンした場合であり、PMOSトランジスタM6がオンする場合のPMOSトランジスタM6のドレイン電位は、第1ノードIOの電位になる。
PMOSトランジスタM7は、PMOSトランジスタM5のドレイン電位が第1ノードIOの電位にPMOSトランジスタM7の閾値電位を加えた電位より高い場合にオンして、PMOSトランジスタM7のドレイン電位はPMOSトランジスタM5のドレイン電位と略等しくなる。PMOSトランジスタM7がオンするのは、PMOSトランジスタM5がオンした場合であり、PMOSトランジスタM7がオンする場合のPMOSトランジスタM7のドレイン電位は、第2ノードOIの電位になる。
このように、PMOSトランジスタM6のドレイン電位は、電源電位検出回路5内のPMOSトランジスタM4がオンする場合には、第1ノードIOの電位に設定される。同様に、PMOSトランジスタM7のドレイン電位は、電源電位検出回路5内のPMOSトランジスタM5がオンする場合には、第2ノードOIの電位に設定される。
PMOSトランジスタM6のドレインとPMOSトランジスタM7のドレインは、いずれも電位比較回路6の出力ノードBGに接続されているため、この出力ノードBGの電位は、PMOSトランジスタM6,M7の両ドレイン電位のうち高い方の電位に設定される。
このように、電源電位検出回路5は、第1ノードIOの電位が電源電位VCCより高いか否かを検出するとともに、第2ノードOIの電位が電源電位VCCより高いか否かを検出する。また、電位比較回路6は、第1ノードIOと第2ノードOIのうち少なくとも一方が電源電位VCCより高い場合に、第1ノードIOの電位と第2ノードOIの電位のうち高い方の電位を出力する。
なお、第1ノードIOの電位が電源電位VCCに閾値電位を加えた電位より低い場合はPMOSトランジスタM4はオフであり、同様に、第2ノードOIの電位が電源電位VCCに閾値電位を加えた電位より低い場合はPMOSトランジスタM5はオフである。PMOSトランジスタM4がオフの場合はPMOSトランジスタM6もオフであり、同様に、PMOSトランジスタM5がオフの場合はPMOSトランジスタM7もオフである。
PMOSトランジスタM6,M7の両方ともオフの場合は、電位比較回路6の出力ノードBGはハイインピーダンス状態になる。また、PMOSトランジスタM6,M7のうちいずれか一方がオンの場合は、電位比較回路6の出力ノードBGは、オンのトランジスタのソース電位になる。オンのトランジスタのソース電位とは、第1ノードIOまたは第2ノードOIの電位である。
次に、図1の半導体集積回路1の動作を説明する。切替制御信号OEがハイの場合は、NMOSトランジスタM0とPMOSトランジスタM1はともにオンし、第1ノードIOと第2ノードOIとが電気的に導通される。この場合は、アナログスイッチ2のオン状態である。
切替制御信号OEがロウの場合、NMOSトランジスタM0とPMOSトランジスタM1がともにオフし、第1ノードIOと第2ノードOIとが電気的に遮断される。この場合は、アナログスイッチ2のオフ状態である。
アナログスイッチ2がオフのときに、第1ノードIOと第2ノードOIのうち少なくとも一方の電位が電源電位VCCよりも高くなったとする。例えば、第1ノードIOの電位が電源電位VCCにPMOSトランジスタM4の閾値電位を加えた電位以上になると、PMOSトランジスタM4がオンし、PMOSトランジスタM6のソース電位は第1ノードIOの電位になる。PMOSトランジスタM6のゲートには、第2ノードOIの電位が入力されているため、第1ノードIOの電位が第2ノードOIの電位にPMOSトランジスタM6の閾値電位を加えた電位以上であれば、PMOSトランジスタM6はオンする。
また、アナログスイッチ2がオフのときに、第2ノードOIの電位が電源電位VCCにPMOSトランジスタM5の閾値電位を加えた電位以上になると、PMOSトランジスタM5がオンし、PMOSトランジスタM7のソース電位は第2ノードOIの電位になる。PMOSトランジスタM7のゲートには、第1ノードIOの電位が入力されているため、第2ノードOIの電位が第1ノードIOの電位にPMOSトランジスタM7の閾値電位を加えた電位以上であれば、PMOSトランジスタM7はオンする。
このように、アナログスイッチ2がオフのときに、電源電位検出回路5内のPMOSトランジスタM4,M5の少なくとも一方がオンになった場合は、電位比較回路6に第1ノードIOの電位と第2ノードOIの電位との少なくとも一方が入力されることになる。
電位比較回路6は、電源電位検出回路5から第1ノードIOの電位が入力された場合は、この電位が第2ノードOIの電位にPMOSトランジスタM6の閾値電位を加えた電位以上であれば、出力ノードBGの電位を第1ノードIOの電位に設定する。また、電位比較回路6は、電源電位検出回路5から第2ノードOIの電位が入力された場合は、この電位が第1ノードIOの電位にPMOSトランジスタM7の閾値電位を加えた電位以上であれば、出力ノードBGの電位を第2ノードOIの電位に設定する。
このように、電位比較回路6は、アナログスイッチ2がオフの場合で、かつ第1ノードIOの電位と第2ノードOIの電位との少なくとも一方が電源電圧よりも高い場合は、第1ノードIOの電位と第2ノードOIの電位を比較し、第1ノードIOの電位と第2ノードOIの電位のうち高い方の電位を出力ノードBGの電位として設定する。
電位比較回路6の出力ノードBGは、PMOSトランジスタM1の基板に接続されるとともに、インバータ4内のダイオードD0のカソードとPMOSトランジスタM2のソースとに接続されている。アナログスイッチ2がオフのときは、インバータ4内のPMOSトランジスタM2はオンしており、電位比較回路6の出力ノードBGの電位がそのままインバータ4の出力ノードn3の電位になり、この電位がPMOSトランジスタM1のゲートに供給される。よって、アナログスイッチ2がオフのときに、電位比較回路6の出力ノードBGが第1ノードIOの電位と第2ノードOIの電位のうち高い方の電位であったとすると、この電位がPMOSトランジスタM1のゲートに供給されて、PMOSトランジスタM1は確実にオフする。
図2は一比較例に係る半導体集積回路1の回路図である。図2の半導体集積回路1は、図1の回路から、電源電位検出回路5と電位比較回路6を省略したものである。図2の半導体集積回路1では、NMOSトランジスタM0とPMOSトランジスタM1からなるアナログスイッチ2がオフのときに、第1ノードIOの電位が電源電位VCC以上になったとすると、図示の破線矢印で示すように、第1ノードIOから、PMOSトランジスタM1のソース−基板間に形成される寄生ダイオードD1、PMOSトランジスタM1の基板BG、およびインバータ4内のPMOSトランジスタM2のソース−ドレイン間を順に通過して、PMOSトランジスタM1のゲートに電流が流れる。この電流が寄生ダイオードD1を通過する際に、寄生ダイオードD1の順方向電圧分の電圧降下が生じる。よって、PMOSトランジスタM1のソース電位に対してゲート電位は若干低くなり、PMOSトランジスタM1は弱オン状態となる。PMOSトランジスタM1が弱オン状態になるということは、本来はオフ状態であるアナログスイッチ2の2つのノードIO,OI間にリーク電流が流れることを意味する。
これに対して、図1の半導体集積回路1では、アナログスイッチ2がオフで、かつ第1ノードIOの電位と第2ノードOIの電位の少なくとも一方が電源電位VCCを超えた場合は、第1ノードIOの電位と第2ノードOIの電位のうち高い方の電位をPMOSトランジスタM1のゲートに供給するため、PMOSトランジスタM1が弱オンになることはない。
図1の半導体集積回路1では、電源電位検出回路5内のPMOSトランジスタM4,M5のゲートを電源電位VCCに設定しているが、電源電位VCCが供給されていない場合は、これらトランジスタM4,M5のゲート電位は0Vになる。この場合の回路図は図3のようになる。図3の回路では、PMOSトランジスタM4,M5のゲート電位とインバータ4内のダイオードD0のアノードを電源電位VCCではなく、0Vに設定している点で図1の回路と異なっており、それ以外の構成は同じである。
図3の電源電位検出回路5内のPMOSトランジスタM4は、第1ノードIOの電位がPMOSトランジスタM4の閾値電位以上であればオンする。PMOSトランジスタM5は、第2ノードOIの電位がPMOSトランジスタM5の閾値電位以上であればオンする。
図3の破線矢印は、アナログスイッチ2がオフで、かつ第2ノードOIの電位が第1ノードIOの電位よりもPMOSトランジスタM5の閾値電圧以上高い場合に、第2ノードOIから流れる電流経路を示している。
この場合、PMOSトランジスタM5のソースは第2ノードOIに接続され、ゲートは0Vであるため、第2ノードOIの電位がPMOSトランジスタM5の閾値電圧以上であれば、PMOSトランジスタM5はオンし、PMOSトランジスタM7のソース電位は第2ノードOIの電位と等しくなる。PMOSトランジスタM7のゲート電位は第1ノードIOの電位に等しいため、第2ノードOIの電位が第1ノードIOの電位にPMOSトランジスタM7の閾値電圧を加えた電位以上であれば、PMOSトランジスタM7もオンし、電位比較回路6の出力ノードBGの電位は、第2ノードOIの電位に等しくなる。また、このとき、インバータ4内のPMOSトランジスタM2はオンしているため、第2ノードOIからの電流は、PMOSトランジスタM5、M7、M2の各ソース−ドレイン間を通って、PMOSトランジスタM1のゲートに流れ、このゲートは第2ノードOIの電位になり、PMOSトランジスタM1を確実にオフさせることができる。
このように、図1の半導体集積回路1に電源電位VCCが供給されていない場合であっても、第1ノードIOと第2ノードOIのうちいずれか一方の電位が他方の電位よりも、PMOSトランジスタM6またはM7の閾値電圧以上高くなれば、PMOSトランジスタM1を確実にオフさせることができる。
一方、図4は、アナログスイッチ2に電源電位が供給されている場合に、アナログスイッチ2がオフで、かつ第2ノードOIの電位が電源電位VCCよりもPMOSトランジスタM5の閾値電圧以上高く、かつ第2ノードOIの電位が第1ノードIOの電位よりもPMOSトランジスタM7の閾値電圧以上高い場合に、第2ノードOIから流れる電流経路を示している。
この場合、PMOSトランジスタM5のソースは第2ノードOIの電位で、ゲートは電源電位VCCであるため、PMOSトランジスタM5はオンし、PMOSトランジスタM7のソース電位は第2ノードOIの電位と等しくなる。PMOSトランジスタM7のゲート電位は第1ノードIOの電位に等しいため、PMOSトランジスタM7もオンし、電位比較回路6の出力ノードBGの電位は、第2ノードOIの電位に等しくなる。したがって、図3と同様の経路で、図4の破線矢印に沿って、第2ノードOIからPMOSトランジスタM1のゲートまで電流が流れ、このゲートは第2ノードOIの電位になる。
図5は電源電位VCCが供給されているときの図1と図2のアナログスイッチ2のオフ時の特性を示すグラフ、図6は電源電位VCCが供給されていないときの図1と図2のアナログスイッチ2のオフ時の特性を示すグラフである。図5と図6のグラフの横軸は第1および第2ノードIO,OI間の電位差[V]であり、縦軸は第1および第2ノードIO,OI間を流れる電流[A]である。図5と図6における曲線w1は図1のアナログスイッチ2の特性を示し、曲線w2は図2のアナログスイッチ2の特性を示している。
曲線w1と曲線w2を比較すればわかるように、図1のアナログスイッチ2は、第1および第2ノードIO,OI間の電位差が大きくなっても、第1および第2ノードIO,OI間を流れるリーク電流が図2のアナログスイッチ2よりも減少する。これは、上述したように、図1のアナログスイッチ2では、アナログスイッチ2のオフ時に、アナログスイッチ2を構成するPMOSトランジスタM1を完全にオフさせることができるのに対して、図2のアナログスイッチ2では、PMOSトランジスタM1が弱オンになるためである。
また、図5および図6からわかるように、第1および第2ノードIO,OI間の電位差が大きくなるにつれて、第1および第2ノードIO,OI間を流れるリーク電流が増大するが、同じ大きさのリーク電流が流れる場合の第1および第2ノードIO,OI間の電位差が図1のアナログスイッチ2の方が大きくなる。このため、図1のアナログスイッチ2は図2のアナログスイッチ2よりも、第1および第2ノードIO,OIに印加できる電圧を大きくでき、アナログスイッチ2の耐圧がより高くなることがわかる。よって、本実施形態によれば、高耐圧のアナログスイッチ2を実現できる。
図1〜図4に示した電源電位検出回路5と電位比較回路6内のトランジスタは、すべてPMOSトランジスタで形成されている。インバータ4内のダイオードD0も、PMOSトランジスタで形成することが可能である。図7はインバータ4内のダイオードD0をPMOSトランジスタM8で形成した場合の回路図である。PMOSトランジスタM8のゲートとドレインを接続することで、ソースをアノード、ドレインおよびゲートをカソードとするダイオードD0を形成できる。
このように、第1の実施形態では、アナログスイッチ2がオフのときに、第1ノードIOの電位と第2ノードOIの電位との少なくとも一方が電源電位VCCより高くなると、これら電位のうち高い方の電位に合わせて、アナログスイッチ2内のPMOSトランジスタM1のゲート電位を設定するため、PMOSトランジスタM1を確実にオフさせることができ、第1ノードIOと第2ノードOIの電位にかかわらず、アナログスイッチ2のオフ時に第1および第2ノードIO,OI間を流れるリーク電流を抑制できる。
(第2の実施形態)
以下に説明する第2の実施形態は、第1の実施形態に係るアナログスイッチ2に基板バイアス効果を防止する機能を付加するものである。
図8は第2の実施形態に係る半導体集積回路1の回路図である。図8の半導体集積回路1は、図1の半導体集積回路1に基板バイアス回路7を追加したものである。基板バイアス回路7は、PMOSトランジスタM9とM10を有する。PMOSトランジスタM9,M10のゲートは、PMOSトランジスタM1のゲートと同様に、インバータ4の出力ノードn3に接続されている。PMOSトランジスタM9のソースは第1ノードIOに接続され、ドレインはPMOSトランジスタM1の基板BGに接続されている。PMOSトランジスタM10のソースは第2ノードOIに接続され、ドレインはPMOSトランジスタM1の基板BGに接続されている。
ここで、基板バイアス効果とは、MOSトランジスタの基板とソース間の電位の変化により閾値電圧が変動することを指す。MOSトランジスタの閾値電圧が変動することはMOSトランジスタの電気特性が変化することになることから、基板バイアス効果はできるだけ抑制するのが望ましい。そこで、本実施形態では、基板バイアス効果を抑制するために基板バイアス回路7を設けている。
基板バイアス回路7は、アナログスイッチ2がオンのときに動作する。このとき、切替制御信号OEはハイになり、インバータ4内のNMOSトランジスタM3がオンし、インバータ4の出力ノードn3は接地電位GNDになる。これにより、PMOSトランジスタM1、M9、M10のゲート電位も接地電位GNDになり、これらトランジスタはオンする。PMOSトランジスタM9のソースには第1ノードIOが接続され、PMOSトランジスタM10のソースには第2ノードOIが接続されていることから、PMOSトランジスタM1の基板電位は、第1ノードIOの電位と第2ノードOIの電位のうち高い方の電位に設定されることになる。
図8のインバータ4は、第1の実施形態におけるインバータ4とは回路構成が異なっている。具体的には、ダイオードD0のアノードを電源電位VCCに設定するのではなく、ダイオードD0のアノードと電源電位VCCとの間に、PMOSトランジスタM13を接続している。このPMOSトランジスタM13のソースは電源電位VCCに設定され、ドレインはダイオードD0のアノードに接続され、ゲートには切替制御信号OEが入力される。
図8のインバータ4内にPMOSトランジスタM13を追加する理由は、アナログスイッチ2がオンのときに、電源電位VCCから第1および第2ノードIO,OIに短絡電流が流れるのを防止するためである。
仮にPMOSトランジスタM13がないとすると、アナログスイッチ2がオンのときに、電源電位VCCからの電流が、ダイオードD0のアノード−カソード間を通過して、さらには、オン状態のPMOSトランジスタM9、M10のソース−ドレイン間を通過して、第1および第2ノードIO,OIに流れてしまう。
これに対して、図8のようにインバータ4内にPMOSトランジスタM13を設けると、アナログスイッチ2がオンのときは、切替制御信号OEがハイであるために、PMOSトランジスタM13はオフし、電源電位VCCからの電流がダイオードを通ってトランジスタM9、M10のソース−ドレイン間を流れるおそれはなくなり、電源電位VCCから第1および第2ノードIO,OIに短絡電流が流れなくなる。
このように、基板バイアス回路7を設けることで、アナログスイッチ2がオンのときに、PMOSトランジスタM1の基板電位を、第1ノードIOの電位と第2ノードOIの電位のうち高い方の電位に固定することができる。よって、PMOSトランジスタM1の基板電位は変動しなくなり、PMOSトランジスタM1の閾値電圧が基板バイアス効果の影響で変動するようなことも起きなくなり、基板バイアス効果を防止できる。
(第3の実施形態)
以下に説明する第3の実施形態は、第1の実施形態に係るアナログスイッチ2内の電源電位検出回路5を構成するPMOSトランジスタM4,M5がオンになるタイミングを早めるものである。
図9は第3の実施形態に係る半導体集積回路1の回路図である。図9の半導体集積回路1は、図1の半導体集積回路1に電位迅速化回路8を追加したものである。電位迅速回路8は、PMOSトランジスタM1がオフのときに、電源電位検出回路5から有効な信号が出力される前に、第1ノードIOの電位と第2ノードOIの電位を電位比較回路6に入力させる。
電位迅速化回路8は、PMOSトランジスタM11とM12を有する。PMOSトランジスタM11,M12のゲートは、PMOSトランジスタM1のゲートと同様に、インバータ4の出力ノードn3に接続されている。PMOSトランジスタM11のソースは第1ノードIOに接続され、ドレインはPMOSトランジスタM4のドレインに接続されている。PMOSトランジスタM12のソースは第2ノードOIに接続され、ドレインはPMOSトランジスタM5のドレインに接続されている。
電位迅速化回路8は、電源電位検出回路5内のPMOSトランジスタM4がオンする前に、PMOSトランジスタM4のドレイン電位を第1ノードIOの電位に設定し、また、PMOSトランジスタM5がオンする前に、PMOSトランジスタM5のドレイン電位を第2ノードOIの電位に設定する。
電位迅速化回路8は、アナログスイッチ2がオフのときに動作する。このとき、切替制御信号OEはロウになり、インバータ4内のPMOSトランジスタM2がオンし、インバータ4の出力ノードn3は(VCC−Vf)電位になる。ここで、VfはダイオードD0の順方向電位である。これにより、PMOSトランジスタM1、M11、M12のゲート電位も(VCC−Vf)電位になる。
このように、アナログスイッチ2がオフのときは、PMOSトランジスタM11、M12のゲート電位(VCC−Vf)は、PMOSトランジスタM4、M5のゲート電位VCCよりも低くなるため、第1および第2ノードIO,OIがより低い電位のときにPMOSトランジスタM11、M12はオンする。すなわち、PMOSトランジスタM11、M12は、PMOSトランジスタM4、M5よりも先にオンする。
PMOSトランジスタM11、M12がオンすると、電位比較回路6の入力ノードであるPMOSトランジスタM6のソースは第1ノードIOの電位になり、PMOSトランジスタM7のソースは第2ノードOIの電位になる。これにより、第1ノードIOの電位が第2ノードOIの電位にPMOSトランジスタM6の閾値電圧を加えた電位以上であれば、PMOSトランジスタM6がオンして、電位比較回路6の出力ノードBGは第1ノードIOの電位になる。また、第2ノードOIの電位が第1ノードIOの電位にPMOSトランジスタM7の閾値電圧を加えた電位以上であれば、PMOSトランジスタM7がオンして、電位比較回路6の出力ノードBGは第2ノードOIの電位になり、その後、PMOSトランジスタM5がオンして電位が安定する。
このように、電位迅速化回路8を設けることで、第1ノードIOの電位が電源電位VCCを超えたり、第2ノードOI電位が電源電位VCCを超えたりする前に、電位比較回路6で、第1ノードIOの電位と第2ノードOIの電位を比較して、いずれか高い方の電位を出力ノードBGに供給できる。すなわち、電位比較回路6での比較処理を迅速に行うことができる。
図9の半導体集積回路1に図8の基板バイアス回路7を追加してもよい。この場合、図10のような回路になる。図10の半導体集積回路1は、図1の半導体集積回路1に、図8の基板バイアス回路7と図9の電位迅速化回路8を追加したものである。図10の半導体集積回路1内のインバータ4は、図8のインバータ4と同様の構成であり、アナログスイッチ2がオンのときに、PMOSトランジスタM13がオフして、電源電位VCCから第1および第2ノードIO,OIに短絡電流が流れないようにしている。
図10の半導体集積回路1によれば、アナログスイッチ2を構成するPMOSトランジスタM1の基板バイアス効果を防止できるとともに、電位比較回路6の入力ノードの電位を早期に設定して、電位比較回路6での電位比較を迅速に行うことができる。
(第4の実施形態)
上述した第1〜第3の実施形態は、スイッチ制御回路3内のトランジスタはすべてPMOSトランジスタで構成されているが、アナログスイッチ2とインバータ4は、PMOSトランジスタとNMOSトランジスタで構成されている。以下に説明する第4の実施形態に係る半導体集積回路1は、すべてのトランジスタをPMOSトランジスタで構成するものである。
図11は第4の実施形態に係る半導体集積回路1の回路図である。図11の半導体集積回路1は、図10の半導体集積回路1と同様に、アナログスイッチ2と、インバータ4と、スイッチ制御回路3とを備えている。
このうち、アナログスイッチ2とインバータ4の内部構成が図10とは異なっている。図11のスイッチ制御回路3の内部構成は図10のスイッチ制御回路3と同様である。
図11のアナログスイッチ2は、第1ノードIOと第2ノードOIとの間に接続されるPMOSトランジスタM1のみからなり、図10のNMOSトランジスタM0は省略されている。
また、図11のインバータ4は、電源電位VCCと接地電位GNDとの間に縦積みされるPMOSトランジスタM13、ダイオードD0、PMOSトランジスタM2および抵抗素子(インピーダンス素子)R1を有する。すなわち、図10のNMOSトランジスタM3の代わりに抵抗素子R1が設けられている。
インバータ4の出力ノードn3は、PMOSトランジスタM2のドレインと抵抗素子R1との間の経路である。この出力ノードには、図10と同様に、PMOSトランジスタM1,M9,M10の各ゲートが接続されている。
切替制御信号OEがロウになると、インバータ4内のPMOSトランジスタM2がオンし、インバータ4の出力ノードn3は、電源電位VCCからダイオードD0の順方向電位を差し引いた電位になる。また、切替制御信号OEがハイになると、PMOSトランジスタM2がオフし、インバータ4の出力ノードn3は接地電位GNDになる。
このように、インバータ4内にNMOSトランジスタM3がなくても、抵抗素子R1をPMOSトランジスタM2のドレインと接地電位GND間に接続することで、PMOSトランジスタM2がオフ時の出力ノードの電位を接地電位GNDに設定できる。
また、アナログスイッチ2がPMOSトランジスタM1だけで構成されていても、このPMOSトランジスタM1をオンまたはオフすることで、第1ノードIOと第2ノードOI間を電気的に導通させたり、遮断させたりすることができる。
図11の半導体集積回路1は、図10の半導体集積回路1内の全トランジスタをPMOSトランジスタにする例を示したが、図1、図7、図8または図9の半導体集積回路1内の全トランジスタを図11と同様にPMOSトランジスタにしてもよい。
本発明の態様は、上述した個々の実施形態に限定されるものではなく、当業者が想到しうる種々の変形も含むものであり、本発明の効果も上述した内容に限定されない。すなわち、特許請求の範囲に規定された内容およびその均等物から導き出される本発明の概念的な思想と趣旨を逸脱しない範囲で種々の追加、変更および部分的削除が可能である。
1 半導体集積回路、2 アナログスイッチ、3 スイッチ制御回路、4 インバータ、5 電源電位検出回路、6 電位比較回路、7 基板バイアス回路、8 電位迅速化回路、IO 第1ノード、OI 第2ノード、n1 第3ノード(第1入力ノード)、n2 第4ノード(第2入力ノード)

Claims (8)

  1. 第1ノードと第2ノードとを電気的に導通させるか、または遮断させるかを切り替える第1トランジスタと、
    前記第1トランジスタがオフして、かつ前記第1ノードおよび前記第2ノードのうち少なくとも一方の電位が電源電位より所定電位以上高い場合には、前記第1トランジスタのゲート電位を、前記第1ノードおよび前記第2ノードの電位のうち高い方の電位に設定するスイッチ制御回路と、を備えることを特徴とする半導体集積回路。
  2. 外部から入力される切替制御信号の論理を反転した反転信号を生成して、この反転信号により前記第1トランジスタのオンまたはオフを切り替えるインバータを備え、
    前記スイッチ制御回路は、前記第1トランジスタをオフして、かつ前記第1ノードおよび前記第2ノードのうち少なくとも一方の電位が電源電位より所定電位以上高い場合には、前記第1ノードおよび前記第2ノードの電位のうち高い方の電位を前記インバータに供給し、
    前記インバータは、前記スイッチ制御回路から供給された電位を前記第1トランジスタのゲートに供給して前記第1トランジスタをオフさせることを特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路。
  3. 前記スイッチ制御回路は、
    前記第1ノードの電位および前記第2ノードの電位のうち少なくとも一方が電源電位より高いか否かを判定する電源電位検出回路と、
    前記電源電位検出回路により、前記第1ノードの電位および前記第2ノードの電位のうち少なくとも一方が電源電位より高いと判定された場合に、前記第1ノードおよび前記第2ノードのうち高い方の電位を選択して出力する電位比較回路と、を有し、
    前記インバータは、前記電位比較回路から出力された電圧を前記第1トランジスタのゲートに供給して前記第1トランジスタをオフさせることを特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路。
  4. 前記スイッチ制御回路は、前記第1トランジスタをオンして前記第1ノードと前記第2ノードとを電気的に導通させる際、前記第1トランジスタの基板電位と、前記第1ノードの電位と、前記第2ノードの電位とを共通の電位に設定する基板バイアス回路を有し、
    前記共通の電位が前記インバータに供給されることを特徴とする請求項2または3に記載の半導体集積回路。
  5. 前記スイッチ制御回路は、前記第1トランジスタをオフさせるときに、前記電源電位検出回路から判定結果が出力される前に、前記第1ノードの電位および前記第2ノードの電位を前記電位比較回路に入力させる電位迅速化回路を有することを特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載の半導体集積回路。
  6. 前記第1トランジスタはP型であり、
    前記スイッチ制御回路内のすべてのトランジスタはP型であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の半導体集積回路。
  7. 前記切替制御信号に基づいて、前記第1ノードと前記第2ノードとを電気的に導通させるか、または遮断させるかを切り替えるN型の第2トランジスタを備え、
    前記インバータは、
    電源電位に設定されるアノードと、前記スイッチ制御回路の出力ノードに接続されるカソードとを有するダイオードと、
    前記ダイオードのカソードに接続されるソースと、前記インバータの出力ノードに接続されるドレインと、前記切替制御信号が入力されるゲートとを有するP型の第3トランジスタと、
    接地電位に設定されるソースと、前記インバータの出力ノードに接続されるドレインと、前記切替制御信号が入力されるゲートとを有するN型の第4トランジスタと、を有することを特徴とする請求項6に記載の半導体集積回路。
  8. 前記インバータは、
    電源電位に設定されるアノードと、前記スイッチ制御回路の出力ノードに接続されるカソードとを有するダイオードと、
    前記ダイオードのカソードに接続されるソースと、前記インバータの出力ノードに接続されるドレインと、前記切替制御信号が入力されるゲートとを有するP型の第2トランジスタと、
    前記インバータの出力ノードと接地電位との間に接続されるインピーダンス素子と、を有することを特徴とする請求項6に記載の半導体集積回路。
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