JP2013218575A - Id情報管理システム、id情報管理サーバ及びプログラム - Google Patents

Id情報管理システム、id情報管理サーバ及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ID情報を管理するID情報管理DBの更新を自動的に行うと共に、その更新内容を事前登録する際の作業負荷を低減する。
【解決手段】ID情報管理サーバ10は、ID情報が登録されているID情報管理DB104と、ID情報管理DB104を更新するための予約情報が登録された予約情報管理DB102と、を備える。ID情報管理サーバ10のID情報更新部103は、所定のタイミングで予約情報管理DB102にアクセスして、検索した予約情報に含まれる更新予定日が当日であるか否かを判定し、当日である場合には、当該予約情報の内容に基づいてID情報管理DB104の内容を更新する。予約情報登録部101は、アップロードデータ受信部100によって受信された、端末装置からの第1の格納形式又は第2の格納形式のアップロードデータに基づいて予約情報管理DB102に予約情報を登録する。
【選択図】図2

Description

本発明は、ID情報を管理する技術に関する。
例えば、企業等において、社内業務システムやファイルサーバ等にて、ユーザの認証・認可に利用するID情報は、ID情報管理DB(データベース)にて一元管理され、人事異動や組織再編等のタイミングで、人的作業により適宜更新されるのが一般的である。
このような更新作業は、できるだけ短時間に完了させる必要があるが、例えば、異動対象者が多く、更新量が膨大であると、作業に手間がかかり、異動日当日になっても作業が完了しないケースも起こり得る。一方、このような事態を回避するため、更新作業を早めに開始すると、異動日の前にユーザのID情報が更新されることになり、認証等において不都合な面も出てくる。
このような問題に対し、例えば、特許文献1には、各職員の人事異動が書き込まれた最新役職情報テーブルを予め設定した周期で参照し、各職員の役職名が変わる当日に、各職員の役職名が登録されている職員情報テーブルの内容を自動的に書き換えるシステム(情報管理システム)が開示されている。
特開2000−10928号公報
ところで、ID情報管理DBには、グループ会社等、複数の会社における社員のID情報が含まれるケースもある。この場合、各社員に割り振られるIDは、会社が異なっても同一とならないようにしているものの、各会社における社員情報のデータ管理方式(社員情報DBの項目構成)は様々であることが多い。一例を挙げると、社員情報に、当該社員の現在の所属及び/又は役職が有効となった日を含める会社もあれば、そうでない会社もある。そうすると、上記の特許文献1の最新役職情報テーブルのような仮登録するDBに情報をアップロードする際、その入力項目群が、当該会社の社員情報DBの項目群と一致せず、入力作業が容易ではない。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、ユーザのID情報を管理するID情報管理DBの更新を自動的に行うと共に、その更新内容を事前登録する際の作業負荷を低減できるID情報管理システム等を提供することを目標とする。
上記目的を達成するため、本発明に係るID情報管理システムは、
ユーザ毎のID情報を管理するID情報管理サーバと、前記ID情報管理サーバと所定のネットワークを介してデータ通信する端末装置と、から構成されるID情報管理システムであって、
前記ID情報管理サーバは、
前記ID情報が登録されているID情報管理データベースと、
前記ID情報管理データベースを更新するための予約情報が登録された予約情報管理データベースと、
所定のタイミングで前記予約情報管理データベースにアクセスして、登録されている全ての前記予約情報を順次検索し、検索した前記予約情報に含まれる更新予定日が当日であるか否かを判定し、当日である場合には、当該予約情報の内容に基づいて前記ID情報管理データベースの内容を更新するID情報更新部と、
所定の通信方式により前記端末装置とデータ通信を行い、前記端末装置から送信されたアップロードデータを受信するアップロードデータ受信部と、
前記アップロードデータ受信部によって受信された前記アップロードデータに基づいて前記予約情報管理データベースに前記予約情報を登録する予約情報登録部と、を備え、
前記端末装置は、
ユーザ操作に応じて、更新予定日を含む更新予定情報が1若しくは複数格納された第1の格納形式のアップロードデータ、又は、更新予定日を含まない更新予定情報が1若しくは複数格納されていると共にヘッダ部に更新予定日が格納された第2の格納形式のアップロードデータを前記ID情報管理サーバに送信し、
前記ID情報管理サーバの前記予約情報登録部は、
前記第1の格納形式のアップロードデータの場合、当該アップロードデータに格納されている各更新予定情報を予約情報として前記予約情報管理データベースに登録し、
前記第2の格納形式のアップロードデータの場合、当該アップロードデータの前記ヘッダ領域から前記更新予定日を抽出し、当該アップロードデータに格納されている前記各更新予定情報の内容を格納した予約情報を前記予約情報管理データベースに登録し、当該登録した各予約情報に前記抽出した更新予定日を格納する、ことを特徴とする。
本発明によれば、予約情報管理データベースに登録されている予約情報(更新予定のユーザID情報)を、その更新予定日に自動的にID情報管理データベースに更新登録する。したがって、人的作業に依らずにID情報管理データベースを適宜更新することができる。これにより、例えば、人事異動日の前後に拘わらず当該ユーザのID情報が正常に利用できるようになる。さらに、予約情報管理データベースへの予約情報の登録において、端末装置からは、更新予定日を含む更新予定情報が1又は複数格納された第1の格納形式のアップロードデータと、更新予定日を含まない更新予定情報が1又は複数格納されているアップロードデータと、を適宜選択して送信することができる。したがって、予約情報管理データベースへの予約情報の登録作業が簡易となる。
本発明の実施形態に係るID情報管理システムの全体構成を示す図である。 本実施形態のID情報管理サーバの構成を示すブロック図である。 ID情報の構成を示す図である。 予約情報の構成を示す図である。 第1の格納形式のアップロードデータの一例を示す図である。 第2の格納形式のアップロードデータの一例を示す図である。 格納形式問い合わせ画面の一例を示す図である。 第1の格納形式に対応した更新予定情報入力画面の一例を示す図である。 第2の格納形式に対応した更新予定情報入力画面の一例を示す図である。 予約情報登録処理の手順を示すフローチャートである。 ID情報更新処理の手順を示すフローチャートである。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係るID情報管理システム1の全体構成を示す図である。このID情報管理システム1は、ID情報管理サーバ10と、複数の端末装置20と、から構成される。ID情報管理サーバ10と各端末装置20は、例えば、インターネット等の所定のネットワーク30に接続し、相互にデータの送受信が可能となるように構成されている。
ID情報管理システム1は、複数のグループ会社からなる企業において、各会社の社員(ユーザ)の認証・認可(以下、認証等という。)に利用するID情報を管理するシステムである。ここで管理されるID情報は、例えば、当該企業における共通の社内業務システムやファイルサーバへのユーザのアクセスの際に使用される
ID情報管理サーバ10は、何れかの会社(グループ本社等)のID情報を管理する部門に設置される。ID情報管理サーバ10は、一般的なサーバ・コンピュータと同等のハードウェア構成を有する。即ち、ID情報管理サーバ10は、何れも図示しないが、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等から構成される制御装置、読み書き可能な不揮発性の半導体メモリやハードディスクドライブ等から構成される外部記憶装置、ネットワーク30を介して各端末装置20とデータ通信を行うための通信インタフェース、キーボード,マウス,キーパッド,タッチパッドやタッチパネル等から構成される入力装置、CRTや液晶モニタ等から構成される表示装置等を備える。
端末装置20は、各会社毎に1又は複数台設置され、それぞれが、一般のパーソナルコンピュータと同等のハードウェア構成を有する。また、各端末装置20には、ID情報管理サーバ10にアップロードデータを送信するためのアプリケーションソフトウェアが予めインストールされている。
図2に示すように、ID情報管理サーバ10は、機能的には、アップロードデータ受信部100と、予約情報登録部101と、予約情報管理DB102と、ID情報更新部103と、ID情報管理DB104と、を備える。
ID情報管理DB104は、上述したように、社内業務システムやファイルサーバへのユーザのアクセスの際に使用されるID情報を管理するデータベースである。ID情報管理DB104には、現時点で在職中のグループ各社全員のID情報が登録されている。ID情報は、図3に示すように、ID300、氏名301、所属302、役職303、有効開始日304及び有効終了日305の各項目から構成される。
ID300には、各ユーザに割り振られたIDが格納される。IDは、例えば、所定桁数(例えば、7桁)の英数文字で構成される。各ユーザには、異なるIDが割り振られている。氏名301には、当該ユーザの氏名を示す情報が格納される。氏名は、漢字、ひらがな、カタカナ又はこれらの内の任意の組み合わせで構成される。所属302には、当該ユーザの現在の所属先を示す情報(例えば、“A社B部C課”等)が格納される。役職303には、当該ユーザの現在の役職を示す情報(例えば、“課長”等)が格納される。なお、所属302や役職303には、予め決められたコードが格納されてもよい。
有効開始日304には、当該ユーザの現在の所属及び/又は役職が有効となった年月日を示す情報(例えば、“20080401”等)が格納される。有効終了日305は、当該ユーザの在職期限(年月日)を示す情報(例えば、“20301031”等)が格納される。在職期限とは、例えば、当該ユーザが正規雇用ならば定年退職日を示し、非正規雇用(派遣等)ならば契約期間満了日を示す。なお、当該ユーザが正規雇用であっても、現在の所属及び/又は役職が所定期間限定の場合は、その期間の満了日を示す。なお在職期限を示す情報は、ID情報において、必須の情報ではなく、有効終了日305には、“NULL”が格納されている場合もある。
予約情報管理DB102は、ID情報管理DB104に登録予定のID情報が予約情報として登録されたデータベースである。予約情報は、図4に示すように、ID400、氏名401と、所属402と、役職403と、有効開始日404及び有効終了日405の各項目から構成される。これらの各項目の入力フォーマットは、上記のID300、氏名301、所属302、役職303、有効開始日304及び有効終了日305の各項目の入力フォーマットと同一である。
ID400には、ID300と同様、各ユーザに割り振られたIDが格納される。また、氏名401には、氏名301と同様、当該ユーザ(異動予定、あるいは、新規に登録予定のユーザ)の氏名を示す情報が格納される。
所属402には、当該ユーザの現在又は異動予定の所属先を示す情報が格納される。役職403には、当該ユーザの現在又は異動予定の役職を示す情報が格納される。なお、所属402や役職403には、所属302や役職303と同様、予め決められたコードが格納されてもよい。
有効開始日404には、当該ユーザの異動予定の年月日を示す情報(例えば、“20120401”等)が格納される。有効終了日405は、有効終了日305と同様、当該ユーザの在職期限(年月日)を示す情報が格納される。有効終了日405には、有効終了日305と同様、“NULL”が格納されている場合もある。
ID情報更新部103は、CPU等が、ROM又は外部記憶装置に記憶されている、所定のプログラムを実行することで実現する機能部であり、所定のタイミング(例えば、定期的)に予約情報管理DB102にアクセスして、登録されている全ての予約情報を参照する。そして、有効開始日404に格納されている情報が示す年月日と、当日の年月日と、が一致する場合には、当該予約情報の内容に基づいて、ID情報管理DB104の対応するID情報の内容を更新する。そして、ID情報更新部103は、当該予約情報を予約情報管理DB102から削除する。
アップロードデータ受信部100は、CPU等が上記の所定のプログラムを実行し、通信インタフェース等との協調により実現する機能部であり、ネットワーク30を介して、所定の通信方式により端末装置20とデータ通信を行い、端末装置20から送信されたデータ(アップロードデータ)を受信する。アップロードデータ受信部100は、受信したアップロードデータを予約情報登録部101に供給する。
ここで、各端末装置20から送信されるアップロードデータについて詳細に説明する。本実施形態では、アップロードデータには、大別すると2通りの格納形式が存在する。第1の格納形式のアップロードデータには、図5に示すように、予約情報管理DB102の予約情報に則ったフォーマットの更新予定情報が1又は複数格納されている。第1の格納形式のアップロードデータのファイル形式として、例えば、CSV(Comma Separated Values)が採用し得る。
図5では、例えば、現在の役職が主任であるIDが“M000110”の“山田太郎”さんが、“2011年12月1日”付で課長に役職が異動する場合の更新予定情報が示されている。
一方、第2の格納形式のアップロードデータには、図6に示すように、予約情報管理DB102の予約情報に則っていないフォーマットの更新予定情報が1又は複数(通常は複数)格納されている。第2の格納形式のアップロードデータのファイル形式として、第1の格納形式と同様、例えば、CSVが採用し得る。
図6に示すように、この更新予定情報には、予約情報管理DB102の予約情報における有効開始日404及び有効終了日405が含まれていない。但し、更新予定日(異動予定日)に相当する情報は、当該アップロードデータのヘッダ領域の所定箇所に格納されている。つまり、第2の格納形式のアップロードデータにおいては、更新予定日は、全ての更新予定情報において共通となっている。
アップロードデータ受信部100からアップロードデータが供給されると、予約情報登録部101は、当該アップロードデータの格納形式の判別を行う。本実施形態では、アップロードデータのヘッダ領域の所定箇所に、第1又は第2の格納形式の何れかであるかを示す情報が格納されているものとする。
アップロードデータ受信部100から供給されたアップロードデータが第1の格納形式のものである場合、予約情報登録部101は、当該アップロードデータに格納されている各更新予定情報を予約情報として予約情報管理DB102に登録する。
一方、アップロードデータ受信部100から供給されたアップロードデータが第2の格納形式のものである場合、予約情報登録部101は、当該アップロードデータのヘッダ領域から、更新予定日を示す情報を抽出する。そして、当該アップロードデータに格納されている各更新予定情報の内容を格納した予約情報を予約情報管理DB102に追加登録し、当該登録した予約情報の有効開始日404に、抽出した更新予定日を示す情報を格納する。なお、有効終了日405には、“NULL”を格納する。
以上により、端末装置20から送信されたアップロードデータが、予約情報管理DB102に反映される。
次に、各端末装置20において実行される、ID情報管理サーバ10にアップロードデータを送信するためのユーザI/F処理について説明する。このユーザI/F処理は、上述したアプリケーションソフトウェアが、ユーザ操作により端末装置20の図示しない制御装置により起動されることで開始される。
先ず、端末装置20の制御装置は、図7に示すように、ユーザに対して、どの格納形式のアップロードデータにすべきかを問い合わせるための画面(格納形式問い合わせ画面701)を液晶モニタ等に表示する。
ユーザは、端末装置20が備える図示しない入力装置を介して、ラジオボタン702又は703の何れかを選択する操作を行うことで、アップロードデータの格納形式を選択(指定)することができる。例えば、“第1の格納形式”を指定したい場合、ユーザは、ラジオボタン702を選択する操作を行えばよい。一方、“第2の格納形式”を指定したい場合、ユーザは、ラジオボタン703を選択する操作を行えばよい。
例えば、当該端末装置20が設置されている部署(例えば、A社のB部C課)において、近日中に異動する者が少なかったり、あるいは、異動日がまちまちである場合等では、ユーザは、“第1の格納形式”を指定すればよい。
ユーザにより、“第1の格納形式”が指定され、OKボタン704が押下操作されると、端末装置20の制御装置は、図8に示すような更新予定情報入力画面801を液晶モニタ等に表示する。
更新予定情報入力画面801には、予約情報管理DB102の予約情報に則ったフォーマットで更新予定情報を入力するための入力エリア802が設けられている。ユーザは、端末装置20が備える入力装置を介して、入力エリア802の各項目に、当該移動予定のユーザにそれぞれ対応した情報を直接テキスト入力することができる。
複数の更新予定情報を入力したい場合には、ユーザは、次ボタン803を押下操作すればよい。次ボタン803が押下操作されると、端末装置20の制御装置は、入力エリア802の入力内容をバッファに取り込んだ後、入力エリア802の各項目の表示をクリアする。これにより、ユーザは、次の更新予定情報を入力することができる。
ユーザにより、1又は複数の更新予定情報が入力され、OKボタン804が押下操作されると、端末装置20の制御装置は、データ領域に、入力された1又は複数の更新予定情報を格納し、さらにヘッダ領域の所定箇所に第1の格納形式を示す情報を格納したアップロードデータを生成する。そして、端末装置20の制御装置は、図示しない通信インタフェースを制御して、生成したアップロードデータをネットワーク30を介して、ID情報管理サーバ10に送信する。
一方、例えば、当該端末装置20が設置されている部署(例えば、B社のC部)において、同日に異動する者が多かったり、あるいは、当該部署における社員情報のデータ管理方式において、有効開始日及び有効終了日を管理していない(社員情報DBの項目に含まれていない)場合等では、ユーザは、“第2の格納形式”を指定すればよい。
ユーザにより、“第2の格納形式”が指定され、OKボタン704が押下操作されると、端末装置20の制御装置は、図9に示すような更新予定情報入力画面901を液晶モニタ等に表示する。
この更新予定情報入力画面901には、更新予定情報が格納されたファイルを指定するための入力エリア902が設けられている。これにより、ユーザは、予め準備しておいた、当該部署の社員情報DBの内容を出力したCSVファイル(更新予定.csv)を指定することができる。そして、ユーザにより、OKボタン903が押下操作されると、端末装置20の制御装置は、データ領域に、指定されたCSVファイルの内容を格納し、さらにヘッダ領域の所定箇所に第2の格納形式を示す情報を格納したアップロードデータを生成する。そして、端末装置20の制御装置は、図示しない通信インタフェースを制御して、生成したアップロードデータをネットワーク30を介して、ID情報管理サーバ10に送信する。
以上のようにして、各端末装置20において、ID情報管理サーバ10にアップロードデータを送信するためのユーザI/F処理が実行される。
続いて、ID情報管理サーバ10で実行される予約情報登録処理について、図10のフロチャートに沿って説明する。
アップロードデータ受信部100は、端末装置20から送信されたアップロードデータを受信すると(ステップS101;YES)、受信したアップロードデータを予約情報登録部101に供給する。
予約情報登録部101は、当該アップロードデータの格納形式の判別を行う(ステップS102)。当該アップロードデータが第1の格納形式のものである場合(ステップS102;YES)、予約情報登録部101は、当該アップロードデータに格納されている各更新予定情報を予約情報として予約情報管理DB102に登録する(ステップS103)。
一方、当該アップロードデータが第2の格納形式のものである場合(ステップS102;NO)、予約情報登録部101は、当該アップロードデータのヘッダ領域から、更新予定日を示す情報を抽出する(ステップS104)。予約情報登録部101は、当該アップロードデータに格納されている各更新予定情報の内容を格納した予約情報を予約情報管理DB102に追加登録する(ステップS105)。そして、予約情報登録部101は、当該登録した予約情報の有効開始日404に、抽出した更新予定日を示す情報を格納し、有効終了日405に“NULL”を格納する(ステップS106)。
続いて、ID情報管理サーバ10で実行されるID情報更新処理について、図11のフロチャートに沿って説明する。ID情報更新部103は、所定のタイミング(例えば、毎日午前0時)に予約情報管理DB102にアクセスする(ステップS201)。ID情報更新部103は、予約情報管理DB102に登録されている予約情報を順次検索し、有効開始日404に格納されている情報が示す年月日をチェックして、当日の年月日と一致するか否かを判定する(ステップS202)。
その結果、当日の年月日と一致する場合(ステップS202;YES)、ID情報更新部103は、当該予約情報の内容に基づいて、ID情報管理DB104の対応するID情報の内容を更新する(ステップS203)。また、ID情報更新部103は、当該予約情報を予約情報管理DB102から削除する。なお、ID情報管理DB104に対応するID情報が存在しない場合には、当該予約情報を新しいID情報としてID情報管理DB104に追加登録する。
一方、当日の年月日と一致しない場合(ステップS202;NO)又は、ステップS203の処理の後、ID情報更新部103は、全ての予約情報を検索したか否かを判定する(ステップS204)。全ての予約情報を検索していない場合(ステップS204;NO)、ID情報更新部103は、次の予約情報を検索して(ステップS205)、再度、ステップS202の処理を行う。
一方、全ての予約情報を検索した場合(ステップS204;YES)、ID情報更新部103は、次の参照時刻(翌日の午前0時)まで処理をウエイトする(ステップS206)。
以上、説明したように、本実施形態のID情報管理システム1によれば、予約情報管理DB102に登録されている予約情報を、その更新予定日に自動的にID情報管理DB104に更新登録する。したがって、人的作業に依らずにID情報管理DB104を適宜更新することができる。これにより、例えば、人事異動日の前後に拘わらず当該ユーザのID情報が正常に利用できる。
さらに、予約情報管理DB102への予約情報の登録において、端末装置20からは、個人単位の情報入力に基づくアップロードデータと、ファイルの指定に基づくアップロードデータと、を適宜選択して送信することができる。したがって、各部署における社員情報のデータ管理方式が異なっている場合や、同日に異動する者が多かったりする場合等においても、容易に予約情報管理DB102に予約情報を登録することが可能となる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲での種々の変更は勿論可能である。
例えば、ID情報更新部103は、予約情報の有効開始日404に格納されている情報が示す年月日と、当日の年月日と、が一致する場合、直ちに、ID情報管理DB104の対応するID情報の内容を更新するのではなく、対応するID情報と比較して、氏名、所属及び役職の少なくとも何れか1つの項目の内容が変化している場合に、更新するようにしてもよい。例えば、第2の格納形式のアップロードデータを選択する場合、部署によっては、当該部署の社員情報DBの内容を、特に条件を絞らずにCSVファイル等に出力するケースも想定できることから、当該アップロードデータには、異動予定のユーザに係る情報でないものが含まれる可能性がある。したがって、上記のようにすることで、異動予定のユーザのID情報のみを効率的に更新することができる。
また、上記実施形態のID情報管理サーバ10が実行したプログラムを、既存のサーバ・コンピュータ等に適用することで、当該サーバ・コンピュータを本発明に係るID情報管理サーバとして機能させることも可能である。
このようなプログラムの配布方法は任意であり、例えば、CD−ROM(Compact Disk Read-Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disk)、MO(Magneto Optical Disk)、メモリカードなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配布してもよいし、インターネットなどの通信ネットワークを介して配布してもよい。
本発明は、本発明の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施形態及び変形が可能とされるものである。また、上述した実施形態は、本発明を説明するためのものであり、本発明の範囲を限定するものではない。つまり、本発明の範囲は、実施形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。そして、特許請求の範囲内及びそれと同等の発明の意義の範囲内で施される様々な変形が、本発明の範囲内とみなされる。
1 ID情報管理システム
10 ID情報管理サーバ
100 アップロードデータ受信部
101 予約情報登録部
102 予約情報管理DB
103 ID情報更新部
104 ID情報管理DB

Claims (4)

  1. ユーザ毎のID情報を管理するID情報管理サーバと、前記ID情報管理サーバと所定のネットワークを介してデータ通信する端末装置と、から構成されるID情報管理システムであって、
    前記ID情報管理サーバは、
    前記ID情報が登録されているID情報管理データベースと、
    前記ID情報管理データベースを更新するための予約情報が登録された予約情報管理データベースと、
    所定のタイミングで前記予約情報管理データベースにアクセスして、登録されている全ての前記予約情報を順次検索し、検索した前記予約情報に含まれる更新予定日が当日であるか否かを判定し、当日である場合には、当該予約情報の内容に基づいて前記ID情報管理データベースの内容を更新するID情報更新部と、
    所定の通信方式により前記端末装置とデータ通信を行い、前記端末装置から送信されたアップロードデータを受信するアップロードデータ受信部と、
    前記アップロードデータ受信部によって受信された前記アップロードデータに基づいて前記予約情報管理データベースに前記予約情報を登録する予約情報登録部と、を備え、
    前記端末装置は、
    ユーザ操作に応じて、更新予定日を含む更新予定情報が1若しくは複数格納された第1の格納形式のアップロードデータ、又は、更新予定日を含まない更新予定情報が1若しくは複数格納されていると共にヘッダ部に更新予定日が格納された第2の格納形式のアップロードデータを前記ID情報管理サーバに送信し、
    前記ID情報管理サーバの前記予約情報登録部は、
    前記第1の格納形式のアップロードデータの場合、当該アップロードデータに格納されている各更新予定情報を予約情報として前記予約情報管理データベースに登録し、
    前記第2の格納形式のアップロードデータの場合、当該アップロードデータの前記ヘッダ領域から前記更新予定日を抽出し、当該アップロードデータに格納されている前記各更新予定情報の内容を格納した予約情報を前記予約情報管理データベースに登録し、当該登録した各予約情報に前記抽出した更新予定日を格納する、
    ことを特徴とするID情報管理システム。
  2. 前記ID情報更新部は、前記検索した前記予約情報に含まれる更新予定日が当日である場合、前記検索した前記予約情報に対応するID情報が前記ID情報管理データベースに存在しない場合、又は前記検索した前記予約情報の内容と、対応するID情報の内容とが所定条件の下で一致しない場合に、当該予約情報の内容に基づいて前記ID情報管理データベースの内容を更新する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のID情報管理システム。
  3. ユーザ毎のID情報が登録されているID情報管理データベースと、
    前記ID情報管理データベースを更新するための予約情報が登録された予約情報管理データベースと、
    所定のタイミングで前記予約情報管理データベースにアクセスして、登録されている全ての前記予約情報を順次検索し、検索した前記予約情報に含まれる更新予定日が当日であるか否かを判定し、当日である場合には、当該予約情報の内容に基づいて前記ID情報管理データベースの内容を更新するID情報更新部と、
    所定のネットワークを介した所定の通信方式により端末装置とデータ通信を行い、前記端末装置から送信されたアップロードデータを受信するアップロードデータ受信部と、
    前記アップロードデータ受信部によって受信された前記アップロードデータに基づいて前記予約情報管理データベースに前記予約情報を登録する予約情報登録部と、を備え、
    前記予約情報登録部は、前記端末装置から送信されたアップロードデータが、更新予定日を含む更新予定情報が1又は複数格納された第1の格納形式のアップロードデータである場合、当該アップロードデータに格納されている各更新予定情報を予約情報として前記予約情報管理データベースに登録し、更新予定日を含まない更新予定情報が1又は複数格納されていると共にヘッダ部に更新予定日が格納された第2の格納形式のアップロードデータである場合、当該アップロードデータの前記ヘッダ領域から前記更新予定日を抽出し、当該アップロードデータに格納されている前記各更新予定情報の内容を格納した予約情報を前記予約情報管理データベースに登録し、当該登録した各予約情報に前記抽出した更新予定日を格納する、
    ことを特徴とするID情報管理サーバ。
  4. ユーザ毎のID情報が登録されているID情報管理データベースと、
    前記ID情報管理データベースを更新するための予約情報が登録された予約情報管理データベースと、を備えるコンピュータを、
    所定のタイミングで前記予約情報管理データベースにアクセスして、登録されている全ての前記予約情報を順次検索し、検索した前記予約情報に含まれる更新予定日が当日であるか否かを判定し、当日である場合には、当該予約情報の内容に基づいて前記ID情報管理データベースの内容を更新するID情報更新部、
    所定のネットワークを介した所定の通信方式により端末装置とデータ通信を行い、前記端末装置から送信されたアップロードデータを受信するアップロードデータ受信部、
    前記アップロードデータ受信部によって受信された前記アップロードデータに基づいて前記予約情報管理データベースに前記予約情報を登録する予約情報登録部、として機能させるプログラムであって、
    前記予約情報登録部は、前記端末装置から送信されたアップロードデータが、更新予定日を含む更新予定情報が1又は複数格納された第1の格納形式のアップロードデータである場合、当該アップロードデータに格納されている各更新予定情報を予約情報として前記予約情報管理データベースに登録し、更新予定日を含まない更新予定情報が1又は複数格納されていると共にヘッダ部に更新予定日が格納された第2の格納形式のアップロードデータである場合、当該アップロードデータの前記ヘッダ領域から前記更新予定日を抽出し、当該アップロードデータに格納されている前記各更新予定情報の内容を格納した予約情報を前記予約情報管理データベースに登録し、当該登録した各予約情報に前記抽出した更新予定日を格納する、
    ことを特徴とするプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017134678A (ja) * 2016-01-28 2017-08-03 株式会社ぐるなび 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
JP7492036B2 (ja) 2021-01-12 2024-05-28 グーグル エルエルシー 情報アクセスを制限するセキュアなネットワーク通信

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