JP2013217816A - 液体クロマトグラフ - Google Patents

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Abstract

【課題】従来技術の液体ポンプは、駆動装置のバックラッシやガタ、モータの脱調等によって、モータの回転指令値と実際のプランジャの動作速度の間に少なからずともヒステリシスや非線形な関係が生じる。この構成では、モータに適切な回転指令値を与えても実際のプランジャが所望の変位をせず、ポンプの送液速度に断続変化が生じる。送液速度の断続変化は分離カラムを通過する溶媒流量や溶媒の混合比率に変動をひきおこし、クロマトグラム上での検出結果の精度低下を招く。
【解決手段】圧力検出手段の測定値を読み取り、モータドライバに指令値を与えるポンプコントローラを備え、第1および第2のプランジャは交互に圧縮動作を行い、連続的に液体を送液する送液用ポンプを備えた分析器であって、第1プランジャ、または第2プランジャが往復ストローク途中の所定の変位に到達すると電気信号の出力値が変化する変位検出手段を備えたことを特徴とする液体分析器。
【選択図】 図1

Description

本発明は液体分析装置、特に液体クロマトグラフに係わり、特に送液ポンプの低コスト化と圧力脈動に起因する検出器の検出誤差低減に関する。
本技術分野の背景技術として、特許文献1がある。この公報には、直列または並列に接続された2つのプランジャポンプを備えた液体クロマトグラフ用ポンプであって、第1のプランジャポンプと第2のプランジャポンプは略一定の周期で交互に吸入・圧縮動作を行い、一方のプランジャがストローク終端で加減速するときに、もう一方のプランジャがその加減速量を相殺するように加減速し、2つのポンプが常に一定流量の送液を保つように制御することが記載されている。また、特許文献2には、プランジャのストローク上端と下端に変位検出器を備え、これら変位検出器の信号を基にプランジャの往復動作を切り替えるポンプが記載されている。
特開2012−032187号公報 特開2001−059799号公報
しかしながら、上記従来技術の液体ポンプは、駆動装置のバックラッシやガタ、モータの脱調等によって、モータの回転指令値と実際のプランジャの動作速度の間に少なからずともヒステリシスや非線形な関係が生じる。このような構成では、モータに適切な回転指令値を与えても、実際のプランジャが所望の変位をせず、ポンプの送液速度に断続変化が生じる。送液速度の断続変化は分離カラムを通過する溶媒流量や溶媒の混合比率に変動をひきおこし、クロマトグラム上での検出結果の精度低下を招く。また、変位検出器でストロークの上端または下端を検出して動作方向を切り替えると、急峻な速度変化に伴い吐出脈動が発生してしまう。更に、機構のバックラッシやガタを限りなくゼロに近づけようとすると、一般的に機構部品が高価になりやすい。本発明の目的は、吐出脈動が小さい送液ポンプを備えた液体分析装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、例えば特許請求の範囲に記載の構成を採用する。
本願は上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば、第1の吸入通路と第1の吐出通路に連通する第1の加圧室と、第1の加圧室内を往復動する第1のプランジャを備えた第1のプランジャポンプと、第2の吸入通路と第2の吐出通路に連通する第2の加圧室と、第2の加圧室内を往復動する第2のプランジャを備えた第2のプランジャポンプと、第1のプランジャポンプと第2のプランジャポンプを直列または並列に接続する連結流路と、回転動力を発生する少なくとも1つ以上の電動モータと、電動モータの回転動力を直線往復動力に変換して第1のプランジャおよび第2のプランジャに伝達する動力伝達機構と、電動モータを制御するモータドライバと、第1の加圧室または第2の加圧室、またはその下流側の通路に設けた少なくとも1つ以上の圧力検出手段と、圧力検出手段の測定値を読み取り、モータドライバに指令値を与えるポンプコントローラを備えた、第1プランジャまたは第2プランジャは交互に圧縮動作を行い、連続的に液体を送液する送液用ポンプを備えた分析器であって、第1プランジャまたは第2プランジャが所定の変位に到達すると電気信号の出力値が変化する変位検出手段を備えた送液用ポンプを備えることを特徴とする。
更に好ましくは、分析器は分離管、分離された液体を検出するクロマトグラフ検出器を備えた液体クロマトグラフシステムであることを特徴とする。
更に好ましくは、その変位検出手段は、それぞれのプランジャのストローク上端と下端の間の所定の位置で、電気信号の出力が変化することを特徴とする。
更に好ましくは、その変位検出手段は、プランジャが所定の変位を通過すると、出力される電気信号が第1の値から第2の値へ変化することを特徴とする。
更に好ましくは、動力伝達機構は減速機と、直動変換機構から構成されることを特徴とする。
更に好ましくは、動力伝達機構または減速機にはバックラッシを有することを特徴とする。
更に好ましくは、第1のプランジャまたは前記第2のプランジャは往復運動する際に、第1または第2の変位検出手段の出力信号が変化した後に減速し、反転動作することを特徴とする。
更に好ましくは、ポンプコントローラはモータの回転位置を記憶する手段を備え、ポンプコントローラは第1または第2の変位検出手段の出力信号が変化した後にモータが反転するまでの回転位置と、モータが反転してから第1または第2の変位検出手段の出力信号が再度変化するまでの回転位置を記憶し、その差分をもってバックラッシ量を推定することを特徴とする。
更に好ましくは、ポンプコントローラは第1のプランジャまたは第2のプランジャが反転動作する際、バックラッシ量を通過中は、他方のプランジャを等速運動させるよう前記モータの回転指令を与えることを特徴とする。
こうすることにより、本発明の液体分析装置の送液ポンプは、駆動装置のバックラッシやガタ、モータの脱調によってモータの回転指令値と実際のプランジャの変位の間に誤差が生じても、正確にプランジャ変位を把握することができ、2本のプランジャが押し出す合計流速が一定となるようにポンプコントローラはモータに指令値を与えることができる。
変位検出手段はバックラッシやガタ、モータの脱調が起こり得る方のプランジャに設けると効果的で、システム構成によっては両方のプランジャに設けることが望ましい。
更に、変位検出手段は、安価なON/OFF信号出力するタイプのものが安価な構成として望ましい。その場合、プランジャのストローク上端と下端の間の所定の位置で、電気信号の出力が変化する構成とする。こうすることにより、電気信号の切り替え点をまたいで往復するモータの回転変位を記憶し、その差分を算出することによってバックラッシ量を推定することができ、ポンプコントローラはそれを補正した指令信号をモータに与えることができる。
更に、動力伝達機構にはバックラッシを有する減速機や直動変換機構を採用することができるため、バックラッシの無い高価な機構を採用する必要が無く、有る程度のバックラッシを許容する安価なシステム構成を成立させることができる。
液体分析装置用の構成図の例。 液体分析装置用の送液ポンプの動作を説明するグラフ。 バックラッシの作用、および補正方法を示すグラフ。 別の構成の送液ポンプを含む構成図の例。 液体分析装置用の送液ポンプの動作を説明するグラフ。 バックラッシの作用、および補正方法を示すグラフ。 プランジャ2の詳細動作を説明するグラフ。 バックラッシ推定ロジックの例を示すフローチャート。
以下、実施例を図面を用いて説明する。
本実施例では、液体クロマトグラフをはじめとする液体分析装置の例を説明する。
図1は、本実施例の液体クロマトグラフの構成図の例である。第1プランジャポンプ101には、第1の吸入通路10、第1の吐出通路103、第1の加圧室12が形成されている。第1の吸入通路10と第1の吐出通路103通路上には逆止弁4と逆止弁5が配置されており、それぞればねにて一方向に保持され、溶媒液の流通方向を制限するチェック止弁となっている。第2プランジャポンプ102には、第2の吸入通路104、第2の吐出通路11、第2の加圧室13が形成され、第1の吐出通路103と第2の吸入通路104は連結されている。すなわち、第1プランジャポンプ101と第2プランジャポンプ102は直列に配置され、第1プランジャポンプ101が上流側に設置されている。第1プランジャポンプ101と第2プランジャポンプ102にはそれぞれ加圧部材である第1のプランジャ2、第2のプランジャ3が軸受7、7′により摺動可能に保持されている。モータ21(本実施例では電動モータ)の回転は減速機構22により減速され、直動機構23により直線運動に変換されて第1のプランジャ2を往復運動させる。同様に第2のプランジャ3もモータ21′、減速機構22′、直動機構23′からなるアクチュエータにより往復駆動される。ここで、減速機構22と直動機構23は、組み合わせることによってモータ21の回転動力を増幅し、直線運動力に変換することから、広義で動力伝達機構と呼ぶことができる。減速機構22の具体例としては、平歯車、プーリー、遊星歯車、ウォームギヤ等などがある。減速機構を設ける理由は電動モータのトルクを増大するためであり、もし電動モータが十分なトルクを発生する能力があるならば、必ずしも設置する必要は無い。直動機構23の具体例としては、ボールねじ、カム、ラックピニオンなどがあり、本発明を実施するうえで特に制約はない。減速機構22、22′、直動機構23、23′は若干のバックラッシやヒステリシスを有するものでもよい。第1プランジャポンプ101と第2プランジャポンプ102にはそれぞれ、第1のプランジャ2および第2のプランジャ3の変位を検出する変位検出手段24、24′が備えられている。変位検出手段24、24′は、第1のプランジャ2と第2のプランジャ3と一体となって移動する被検出体25、25′が所定の位置を通過すると、電気信号の出力値を変化させるものである。具体的にはフォトインタラプタ等、光学式の検出素子や、ホール素子等、電磁式のものなどが挙げられる。変位検出手段24、24′の出力信号が切り替わるポイントは、第1のプランジャ2および第2のプランジャ3の上死点と下死点の間の任意の位置とする。本実施例では上死点寄りに配置する。シール6、6′はそれぞれ第1の加圧室12、第2の加圧室13からの液漏れを防止している。ポンプコントローラ50は圧力センサ60と105の信号に基づきモータドライバ106に指令値を与えて、モータ21、21′に駆動電力を与える。
溶媒液51は第1の吸入通路10よりポンプ内部に吸引され、第2の吐出通路11から吐出された後、インジェクタ53により分析対象となる試料が注入される。混合された溶液はカラム54に入り、成分毎に分離された後に検出器55で成分分析される。カラムには微小なシリカゲル粒が充填されており、ここを流れる際の流体抵抗によってポンプには数十MPa〜140MPa超の負荷圧力が発生する。圧力の大きさはカラムの径と通過流量に応じて異なる。
以下、本実施例では第1プランジャポンプ101、第2プランジャポンプ102、ポンプコントローラ50とモータドライバ106を含む部分を一式の送液ポンプと呼ぶことにする。
次に、図2を用いて送液ポンプの運転方法について説明する。図2は横軸時間に対し、上から第1のプランジャ2の変位、第2のプランジャ3の変位、圧力センサ105の検出圧力、圧力センサ60の検出圧力、第1のプランジャ2の押しのけ容積(流量)、第2のプランジャ3の押しのけ容積(流量)、吐出通路11を通過する合計流量を示してある。
定常運転時は、第1のプランジャ2と第2のプランジャ3は交互に吸入・圧縮動作を行い、送液ポンプ全体として、一定流量を切れ目のなく安定した送液をする。第1のプランジャ2と第2のプランジャ3の動作は、ポンプコントローラ50がモータドライバ106に指令値を与えることによって、モータ21、21′を駆動し、制御する。以下、その動作状態を説明する。
第1のプランジャ2が吸入動作中は、第2のプランジャ3が圧縮動作し、カラム54へ溶媒液を圧送する。このとき、第1のプランジャ2が圧送する押しのけ容積はゼロで、第2のプランジャ3のみが圧送する。このとき、第2のプランジャ3の押しのけ容積をQ[mL/s]とすると、送液ポンプ全体として、第2の吐出通路11を通過する流量はQ[mL/s]となる。押しのけ容積Q[mL/s]は、プランジャの動作速度V[cm/s]とプランジャ断面積S[cm2]の積で計算される。
その後、第1のプランジャ2は吸入動作を終了し、所定の期間(t1)停止し、その後、圧縮動作を開始する。そして、第1の加圧室12の圧力が第2の加圧室13と同等になった時点から、また所定の期間(t2)停止する。ここで、t2の停止するタイミングは、ポンプコントローラ50によって判定される。ポンプコントローラ50は圧力センサ105と60の検出圧力を参照して第1の加圧室12の圧力が第2の加圧室13と同等になったと判断してもよいし、運転条件に応じてあらかじめ定められた期間(圧力が同等になると予想される時間)としてもよい。この間、第2のプランジャ3は一定速度で圧縮動作を続け、送液ポンプ全体として、第2の吐出通路11を通過する流量はQ[mL/s]のまま維持される。
その後、第2のプランジャ3は圧縮動作を終了し、吸入動作を開始すると、第1のプランジャ2は圧縮動作を開始する。第1のプランジャ2の押しのけ容積(流量)は、第2のプランジャ3が吸入する容積(流量)よりQ[mL/s]だけ大きくなるように制御し、送液ポンプ全体としては差し引き一定の流量Q[mL/s]が第2の吐出通路11を通過する。ここで、第2のプランジャ3が圧縮動作を終了するタイミングは、同様にポンプコントローラ50によって決定判定される。
その後、第2のプランジャ3が吸入動作を終了すると、所定の期間t3、停止する。その間、第1のプランジャ2は減速して圧縮動作を続ける。このときの第1のプランジャ2の押しのけ容積(流量)はQ[mL/s]とすることにより、送液ポンプ全体としては差し引き一定の流量Q[mL/s]が第2の吐出通路11を通過する。ここで、第2のプランジャ3が吸入動作を終了するタイミングは、同様にポンプコントローラ50によって決定判定される。
その後、第1のプランジャ2が圧縮動作を終了し、吸入動作を開始すると、第2のプランジャ3は圧縮動作を開始し、以降、同様の動作を繰り返す。
このような運転方法は、液体を絶え間なく安定的に圧送し、かつ、送液流量が変化しても動作周期を一定に保つことを可能とする例であるが、本発明を実施する上ではこの通りの運転プロファイルに限定するものではない。
図3に、バックラッシを強調して描いたプランジャ動作と、その補正方法を示す。簡易のため、先述の待ち時間t1、t2はゼロとする。横軸時間に対し、上からモータ21(第1のプランジャ2を駆動)に与えられる回転指令角度、第1のプランジャ2の実際の変位量、第1の変位検出手段24の信号出力値、第2のプランジャ3の実際の変位、を示す。モータ21が回転してから、第1のプランジャ2が変位するまでには、少なからずとも機構的なバックラッシやたわみが存在するため、ストロークの上端近傍Aや下端近傍Bでは、電動モータの回転指令角度に応じて変位しない不感帯が存在する。本図では説明のために、やや強調気味に示す。なお、モータの回転角に対してプランジャ移動量が比例して追従しない要因としては、バックラッシ以外にガタや変形等いろいろあるが、本発明ではこれらを総じて把握し、補正することが目的であるため、特に区別せずにバックラッシと称することとする。変位センサは第1プランジャポンプ101に設けられており、第1のプランジャ2が上死点近傍のある地点以上にある場合に、高電圧を出力し、それ以外の時は低電圧を出力する。ポンプコントローラ50は、第1のプランジャ2が往復運動する際に、第1の変位検出手段24の出力が変化するまでのモータ回転角度を記憶して、ヒステリシスの幅を推定する。具体的には、第1のプランジャ2の圧縮動作時に、第1の被検出体25の出力が上がってから、回転方向が逆転するまでの間のモータ回転角度Mを記憶する。モータの回転角度は、例えばモータ21がステッピングモータの場合は指令パルス数などで把握可能であり、ACサーボやDCサーボモータの倍はパルスエンコーダなどの情報から把握可能である。次に、第1のプランジャ2の吸引動作時に第1の被検出体25の出力が下がるまでの間のモータ回転角度Nを記憶する。ポンプコントローラ50は回転角度NとMの差(N−M)を計算することで、上端近傍Aのバックラッシ量を求める。このようにして把握したバックラッシ量の情報を基に、次の動作サイクル以降で必要に応じて補正制御できる。補正方法の例としては、バックラッシ区間を移動中はモータ速度を上げたり、モータ21の回転指令値をバックラッシ分だけ増やしたりするよう、ポンプコントローラ50がモータ21に指令値を与える、などがある。
第1のプランジャ2の吸入動作時は、第1の被検出体25の出力が下がってから、回転方向が逆転するまでの間のモータ回転角度Jを記憶する。次に、第1のプランジャ2の圧縮動作時に第1の被検出体25の出力が上がるまでの間のモータ回転角度Kを記憶する。ポンプコントローラ50は回転角度NとMの差(K−J)を計算することで、下死点近傍のバックラッシ量ΔBDCを求める。このようにして把握したバックラッシ量の情報を基に、バックラッシを補正する制御方法を適用することができる。補正方法の例としては、第1のプランジャ2がバックラッシ移動中の期間(図中、ΔBDCとして記載)、第2のプランジャ3に圧縮動作を続けるようにモータ21′の回転指令値を与える、等が挙げられる。
図3では紙面のスペースの都合で割愛したが、第2のプランジャ3にバックラッシがある場合の詳細を図7に示す。横軸時間に対し、上から第1プランジャ2の実変位(先述のバックラッシ込み)、モータ21′(第2のプランジャ3を駆動)に与えられる回転指令角度、第2のプランジャ3の実際の変位量、第2の変位検出手段24′の信号出力値、を示す。前述と同様に、これはバックラッシ量をわかりやすくするために、実際より大きめに示したものである。第2の変位検出手段24′は第2プランジャポンプ102に設けられており、第2のプランジャ3が上死点近傍のある地点以上にある場合に、高電圧(High)を出力し、それ以外の時は低電圧(Low)を出力する。電圧High/Lowの値は、例えば5V/0Vや、10V/0Vなど、使いやすい電圧値で構わない。後述するが、変位センサはプランジャがある地点を通過したタイミングを検出することが目的であり、出力電圧のHigh/Lowは逆であってもよい。第1のプランジャ2の場合と同様に、ポンプコントローラ50は、第2のプランジャ3が往復運動する際に、第2の変位検出手段24′の出力が変化するまでのモータ回転角度を記憶して、ヒステリシスの幅を推定する。具体的には、第2のプランジャ3が上昇行程時に、第2の被検出体25′の出力がHighになってから、回転方向が逆転するまでの間のモータ回転角度Pを記憶する。次に、第2のプランジャ3が下降行程時に第2の被検出体25′の出力がLowになるまでの間のモータ回転角度Qを記憶する。ポンプコントローラ50は回転角度QとPの差(Q−P)を計算することで、上端近傍Aにおけるバックラッシ量ΔTDCを求める。下端近傍Bにおけるバックラッシ量ΔBDCを求める場合は、同様に、第2のプランジャ3の下降動作中に、第2の被検出体25′の出力が下がってから、回転が停止するまでの間のモータ回転角度Rを記憶する。次に、第2のプランジャ3の上昇動作時に第2の被検出体25′の出力が上がるまでの間のモータ回転角度Sを記憶する。ポンプコントローラ50は回転角度SとRの差(S−R)を計算することで、下端近傍Bにおけるバックラッシ量ΔBDCを求める。このようにして把握したバックラッシ量の情報を基に、次の動作サイクル以降で必要に応じて補正制御できる。例えば、図中Dで示すタイミングでは、第1のプランジャ2が圧縮動作を停止して、代わりに第2のプランジャ3が圧縮動作を開始するが、この切り替わるタイミングにバックラッシ等の遅れがあると、一時的に送液が停止してしまう。そこで、先述のような方法で推定したバックラッシ量(図中ではΔBDCと記載)だけ前倒しでモータ21′を駆動することで、連続した送液を実現できる。このような演算をポンプコントローラ50がモータ21′に指令値を与えることにより補正する。バックラッシ量の推定と補正は、バックラッシを補正する必要がある場合のみ、適用すればよく、必ずしも全てのプランジャで、上端、下端とも推定したり、補正する必要があるとは限らない。
図8に、バックラッシ量推定ロジックのフローチャートを示す。ポンプコントローラ50から、バックラッシ推定の命令が来ると、本ルーチンは開始する。まず、モータ回転角を記録するカウンターJ、K、M、Nをリセットする。次いで、モータ21(図中ではモータ1と記載)がプランジャ2の上昇方向(図中では正方向と記載)に回転し、第1の変位検出手段24が出力Highになるときのモータ指令回転角を、Kとして記憶する。次いで、モータ1の回転方向が切り替わったときのモータ指令回転角から前記Kを差し引いた値をMとして記憶する。次いで、第1の変位検出手段24が出力Lowに切り替わるときのモータ1の回転角をJとして記憶し、前記M+K−JをNとして記憶する。こうして得られたパラメータの値から、N−Mを演算することにより上死点近傍のバックラッシ量ΔTDCを得ることができる。また、K−Jを演算することにより下死点近傍のバックラッシ量ΔBDCを得ることができる。第2のプランジャ3についても同様の手順で適用できる。当然であるが、プランジャポンプの構造や運転方法によっては、問題となる程度のバックラッシが発生するとは限らず、本発明は、バックラッシによる影響を排除する必要があるときのみ適用すれば良い。
本実施例では、第1プランジャポンプ101と第2プランジャポンプ102が並列に配置された送液ポンプを有する分析装置の例を説明する。
図4は、実施例2における送液ポンプを備えた分析装置を示す構成図の例である。図4に示す構成は、第1プランジャポンプ101と第2プランジャポンプ102は並列に接続される。具体的には、溶媒液51からポンプへ向かう吸入通路は第1の吸入通路10と第2の吸入通路104に分岐して、それぞれ第1プランジャポンプ101と第2プランジャポンプ102に接続する。また、第1の吐出通路103と第2の吐出通路11はポンプの下流側で接続されており、それぞれのポンプで圧縮された液体は、合流してカラム54へ向かう。第1プランジャポンプ101と第2プランジャポンプ102にはそれぞれの吸入通路と吐出通路に逆止弁4、5、107、108が設けられており、それぞれのポンプは独立して液体を圧縮することができる。実施例1と同様に、第1のプランジャ2および第2のプランジャ3の変位を検出する変位検出手段24、24′が備えられている。変位検出手段24、24′は、第1のプランジャ2と第2のプランジャ3と一体となって移動する被検出体25、25′が所定の位置を通過するときに、電気信号の出力値が上がるものを例として挙げる。これは例えば、光学式のフォトインタラプタなど、被検出体25、25′が変位検出手段24、24′を通過している最中は電気出力が変化するようなものが挙げられる。本実施例では、被検出体25、25′が変位検出手段24、24′を遮光している間は電気出力がONで、その他の場合はOFFの例を示す。重要なことは、被検出体25、25′がトリガー信号を出すことであり、ONとOFFが逆でも本発明は全く支障なく実施できる。本実施例では、変位検出手段24、24′の出力信号が切り替わるポイントは、第1のプランジャ2および第2のプランジャ3の上死点と下死点の中間の位置とする。図1の実施例においては圧力センサ60を吐出通路11上に設けた例を示したが、図8のように加圧室に設けてもよい。図1のように圧力センサを吐出通路に設ける利点は、加圧室内に圧力センサ設置に要する容積をなくし、極力デッドボリュームを抑えることである。理屈上は加圧室と吐出通路の圧力は、逆止弁の圧力損失程度しかないため、その影響が無視できる、または補正できるならば圧力センサの位置はどちらでも構わない。図4のように圧力センサを加圧室内に設ける利点は、圧力センサを加圧室を含むポンプボディに直接差し込むことによって、圧力センサ設置用の専用マウントを省略できることにある。
図5は並列接続の場合の駆動プロファイルの例を示す。グラフは上から順に、第1のプランジャ2の変位、第2のプランジャ3の変位、第1の加圧室12の圧力(圧力センサ105で検出)、第2の加圧室13の圧力(圧力センサ60で検出)を示す。細線、太線、点線でそれぞれ流量が大きい、中程度、小さい場合の駆動プロファイルについて例を示す。基本動作としては、第1のプランジャ2が吸入動作中は第2のプランジャ3が圧縮動作を行い、第2のプランジャ3が吸入動作中は第1のプランジャ2が圧縮動作を行う。第1のプランジャ2は吸入動作から圧縮動作に切り替わった直後は、第1の加圧室12の圧力が吐出圧力(第2の加圧室13の圧力)に到達するまで吐出できないため、第2のプランジャ3が圧送動作を続ける。望ましくは、第1の加圧室12の圧力が第2の加圧室13の圧力に到達した時点で、一旦、第1のプランジャ2の動作速度をゼロにする。第2プランジャポンプ102が圧送を終了し、第1プランジャポンプ101が圧送をはじめるときは、第1のプランジャ2の速度を徐々に加速し、それに比例して第2のプランジャ3の速度を減速する。そうすることによって、吐出するポンプ間の切り替えがスムーズに行える。ポンプの流量制御は、先の実施例と同様に、第1のプランジャ2のリフト量(L1+L2)と第2のプランジャ3のリフト量(L3a+L3b)を変化させることによって行える。ここで、第1のプランジャ2と第2のプランジャ3の加圧部の径が同じであり、加圧室の容積等も同等の場合は、両プランジャのリフト量は同等になる。(L1≒L3a、L2≒L2)。もし、一方のプランジャ直径が小さい場合は、その直径にほぼ反比例してリフト量は大きくなる。またポンプの吐出圧力を変化させる場合は、プレ圧縮のリフト量(L1、L3a)を変化させて対応することができる。実施例1と同様に、このような運転方法は、液体を絶え間なく安定的に圧送する例であり、本発明を実施する上ではこの通りの運転プロファイルに限定するものではない。肝心な事は、第1のプランジャ2と第2のプランジャ3が強調動作を行い、合計送液速度が略一定に保たれることである。この構成では、結果的に、2本のプランジャは交互に吸引・圧縮動作を行うこととなる。
図6はバックラッシを強調して描いたプランジャ動作と、その補正方法を示す。図3と同じく、バックラッシを誇張して描く。図6は横軸時間に対し、上からモータ21(第1のプランジャ2を駆動)に与えられる回転指令角度、第1のプランジャ2の実際の変位量、第1の変位検出手段24の信号出力値、モータ21′(第2のプランジャ3を駆動)、第2のプランジャ3の実際の変位、第2の変位検出手段24′の信号出力値を示す。実施例1と同じく、モータ21が回転してから、第1のプランジャ2が変位するまでには、少なからずとも機構的なバックラッシやたわみが存在するため、ストロークの上端Aや下端Bでは、電動モータの回転指令角度に応じて変位しない不感帯が存在する。
第1の被検出体25は第1プランジャポンプ101と第2プランジャポンプ102に設けられており、両方ともプランジャがあるストローク位置を超えた場合に、高電圧を出力し、それ以外の時は低電圧を出力する。ポンプコントローラ50は、第1のプランジャ2が往復運動する際に、第1の変位検出手段24の出力が変化するまでのモータ回転角度を記憶して、不感帯の幅を推定する。実施例1と同様に、第1のプランジャ2の圧縮動作時に、第1の被検出体25の出力が変化してから、回転方向が逆転するまでの間のモータ回転角度Mを記憶する。モータの回転角度は、例えばモータ21がステッピングモータの場合は指令パルス数などで把握する。次に、第1のプランジャ2の吸引動作時に第1の被検出体25の出力が下がるまでの間のモータ回転角度Nを記憶する。ポンプコントローラ50は回転角度NとMの差(N−M)を計算することで、上端近傍Aのバックラッシ量を求める。このようにして把握したバックラッシ量の情報を基に、例えばバックラッシ区間を移動中はモータ速度を上げたり、モータ21の回転指令値を増やしたりするよう、ポンプコントローラ50がモータ21に指令値を与える。
第1のプランジャ2の吸入動作時は、第1の被検出体25の出力が下がってから、回転方向が逆転するまでの間のモータ回転角度Jを記憶する。次に、第1のプランジャ2の圧縮動作時に第1の被検出体25の出力が上がるまでの間のモータ回転角度Kを記憶する。ポンプコントローラ50は回転角度NとMの差(K−J)を計算することで、下端近傍Bのバックラッシ量を求める。このようにして把握したバックラッシ量の情報を基に補正制御が可能となる。例えば第1のプランジャ2がバックラッシ移動中の期間、第2のプランジャ3に圧縮動作を続けるようにモータ21′の回転指令値を与えることにより、バックラッシ移動中における流量の断続変化を防ぐことができる。
第1プランジャポンプ101または第2プランジャポンプ102は、運転状態や機構によっては必ずしもストローク上端Aと下端Bでバックラッシを発生するとは限らない。その場合は、本発明をバックラッシのある方にだけ適用すればよい。
変位検出手段24、24′はプランジャの移動量に比例して電圧出力するものであってもバックラッシ量の検出ができるが、その場合は高精度が必要で、一般的にそのようなセンサは高価である。そのため、本発明では安価なON/OFF信号を出力するタイプのセンサを推奨する。二値を切り替える変位検出器の種類としては、光学式のセンサや、ホール素子、渦電流を利用した電磁式のセンサなどがありえるが、同様の機能を有するセンサであれば特に利用可能である。本実施例では、プランジャ上昇後に出力値がHighとなる構成で説明したが、逆にLowとなる構成でもよい。
本実施例では、プランジャが上死点に近い所定の位置を超えると高電圧を出力する例を示したが、本発明では信号出力の変化点を捉える事を目的とするため、プランジャが上死点に近い所定の位置を超えると低電圧を出力する構成でも同様に目的を達成できる。また、変位検出手段が出力信号を変化させる地点は、上死点側、下死点側、または中央など、ストローク終端でなければどこでも良い。
また、バックラッシ量を検出する頻度は毎サイクルでもよいが、そう頻繁に変わるものでもなければ時折行うことが望ましい。具体的には、運転状態(送液圧力等)が大きく変わった時期や、長期間の時間が経過して経時変化が予想される等のタイミングで、ポンプコントローラ50が判断して、バックラッシ検出ロジックを起動すればよい。あるいは、部品交換後に手動または自動で起動することも望ましい。
2 第1のプランジャ
3 第2のプランジャ
4、5、107、108 逆止弁
6 シール
7 軸受
10 第1の吸入通路
11 第2の吐出通路
12 第1の加圧室
13 第2の加圧室
21 モータ
22 減速機構
23 直動機構
24 第1の変位検出手段
24′ 第2の変位検出手段
25 第1の被検出体
25′ 第2の被検出体
50 ポンプコントローラ
51 溶媒液
52 排出弁
53 インジェクタ
54 カラム
55 検出器
56 回収容器
57 ミキサー
60、105 圧力センサ
70 上位コントローラ
101 第1プランジャポンプ
102 第2プランジャポンプ
103 第1の吐出通路
104 第2の吸入通路
109、110 脈動吸収ダンパー

Claims (12)

  1. 第1の吸入通路と第1の吐出通路に連通する第1の加圧室と、前記第1の加圧室内を往復動する第1のプランジャを備えた第1のプランジャポンプと、第2の吸入通路と第2の吐出通路に連通する第2の加圧室と、前記第2の加圧室内を往復動する第2のプランジャを備えた第2のプランジャポンプと、前記第1のプランジャポンプと前記第2のプランジャポンプを直列または並列に接続する連結流路と、回転動力を発生する少なくとも1つ以上の電動モータと、前記電動モータの回転動力を直線往復動力に変換して前記第1のプランジャおよび前記第2のプランジャに伝達する動力伝達機構と、前記電動モータを制御するモータドライバと、前記第1の加圧室または第2の加圧室、またはその下流側の通路に設けた少なくとも1つ以上の圧力検出手段と、前記圧力検出手段の測定値を読み取り、前記モータドライバに指令値を与えるポンプコントローラを備え、前記第1および第2のプランジャは交互に圧縮動作を行い、連続的に液体を送液する送液用ポンプを備えた分析器であって、
    前記第1プランジャ、または前記第2プランジャが往復ストローク途中の所定の変位に到達すると電気信号の出力値が変化する変位検出手段を備えたことを特徴とする液体分析器。
  2. 請求項1に記載の液体分析器であって、
    分析器は分離管、分離された液体を検出するクロマトグラフ検出器を備えた液体クロマトグラフシステムであることを特徴とする液体分析器。
  3. 請求項1乃至2に記載の液体分析器または液体クロマトグラフシステムであって、
    第1の変位検出手段は、前記第1プランジャまたは前記第2プランジャが往復ストローク途中の所定の位置を通過するときに電気信号の出力が変化することを特徴とする液体分析器または液体クロマトグラフシステム。
  4. 請求項1乃至3に記載の液体分析器または液体クロマトグラフシステムであって、
    前記第1プランジャと前記第2プランジャに、それぞれのプランジャが所定の変位に到達すると電気信号の出力値が変化する第1および第2変位検出手段を備えたことを特徴とする液体分析器または液体クロマトグラフシステム。
  5. 請求項1乃至4に記載の液体分析器または液体クロマトグラフシステムであって、
    前記第1の変位検出手段または前記第2の変位検出手段は、それぞれ前記第1のプランジャおよび前記第2のプランジャのストローク上端と下端の間の所定の位置を通過したときに、電気信号の出力が断続的に変化することを特徴とする液体クロマトグラフシステム。
  6. 請求項1乃至5に記載の液体分析器または液体クロマトグラフシステムであって、
    前記第1または第2の変位検出手段は、前記第1のプランジャが所定の変位を通過すると、出力される電気信号が第1の値から第2の値へ変化することを特徴とする液体分析器または液体クロマトグラフシステム。
  7. 請求項1乃至6に記載の液体分析器または液体クロマトグラフシステムであって、
    前記動力伝達機構は減速機と、直動変換機構から構成されることを特徴とする液体分析器または液体クロマトグラフシステム。
  8. 請求項1乃至7に記載の液体分析器または液体クロマトグラフシステムであって、
    前記動力伝達機構または前記減速機にはバックラッシを有することを特徴とする液体分析器または液体クロマトグラフシステム。
  9. 請求項1乃至8に記載の液体分析器または液体クロマトグラフシステムであって、
    前記第1のプランジャまたは前記第2のプランジャは往復運動する際に、前記第1または第2の変位検出手段の出力信号が変化した後に減速し、反転動作することを特徴とする液体分析器または液体クロマトグラフシステム。
  10. 請求項1乃至9に記載の液体分析器または液体クロマトグラフシステムであって、
    前記第1または第2の変位検出手段は、前記第1または第2プランジャの上死点近傍で出力信号を変化させることを特徴とする液体分析器または液体クロマトグラフシステム。
  11. 請求項1乃至10に記載の液体分析器または液体クロマトグラフシステムであって、
    前記ポンプコントローラはモータの回転位置を記憶する手段を備え、前記ポンプコントローラは前記第1または第2の変位検出手段の出力信号が変化した後にモータが反転するまでの回転位置と、モータが反転してから前記第1または第2の変位検出手段の出力信号が再度変化するまでの回転位置を記憶し、その差分をもってバックラッシ量を推定することを特徴とする液体分析器または液体クロマトグラフシステム。
  12. 請求項1乃至11に記載の液体分析器または液体クロマトグラフシステムであって、
    請求項1乃至8に記載の液体クロマトグラフ用ポンプであって、前記ポンプコントローラは前記第1のプランジャまたは前記第2のプランジャが反転動作する際、バックラッシ量を通過中は、他方のプランジャを等速運動させるよう前記モータの回転指令を与えることを特徴とする液体分析器または液体クロマトグラフシステム。
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