JP2013216041A - Thermal head angle adjusting mechanism for thermal printer - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、サーマルプリンタのサーマルヘッド角度調整機構に係り、詳しくは断面凸状のグレーズ層を有するサーマルプリンタのサーマルヘッド角度調整機構
に関する。
The present invention relates to a thermal head angle adjustment mechanism of a thermal printer, and more particularly to a thermal head angle adjustment mechanism of a thermal printer having a glaze layer having a convex cross section.
従来のサーマルプリンタには断面凸状のグレーズ層を有するサーマルヘッドを採用しているものがあり、カラー印字を行うプリンタを例として図12ないし図14にもとづき説明する。 Some conventional thermal printers employ a thermal head having a glaze layer having a convex cross section, and an example of a printer that performs color printing will be described with reference to FIGS.
図12は、ラベル連続体Lにカラー印字を行う従来のラベルプリンタ50の側面図である。このラベルプリンタ50は、ラベル供給部51と、ラベル移送部52と、ラベル検出部53と、ラベル印字部54と、ラベル切断部55と、制御部56とから構成されている。
FIG. 12 is a side view of a
ラベル供給部51は、ラベル供給リール57に、ロール状のラベル連続体Lを装填させ、ラベル移送部52に帯状にラベル連続体Lを供給するよう構成されている。
The
ラベル移送部52は、ラベル折返しローラ58と、ラベル幅規制部材59と、駆動ローラ60と、従動ローラ61とで構成されている。
ラベル折返しローラ58はラベル印字部54の上流側に回動自在に配置されており、ラベル連続体Lがラベル印字部54へ移送されるよう案内させる。
ラベル幅規制部材59は、ラベル折返しローラ58の下流側に配置されており、ラベル連続体の幅を規制し、ラベル連続体の蛇行を防止しながらラベル印字部54へ移送されるようになっている。
駆動ローラ60および従動ローラ61は、ラベル検出部53の上流側、ラベル幅規制部材59の下流側に、ラベル連続体Lを挟持し、ラベル連続体の移送方向の弛みや蛇行を防止しながらラベル印字部54へ移送するよう対向配置されている。駆動ローラ60の軸の一端は、図示しないモータと、ベルトを介して接続されており、駆動源からの力が伝達され、移送方向およびその逆方向に回動するようになっている。
The
The
The label
The
ラベル検出部53は、発光器62と、受光器63とで構成されている。発光器62と受光器63は、ラベル印字部54の上流側、ラベル移送部52の下流側にラベル連続体Lの裏側に配置されている。ラベル連続体Lの裏面には、この発光器62から発光される光を反射するマーク(図示せず)が等間隔に印字されており、前記ラベル検出部53は、発光器62からラベル連続体Lの裏側に発光させ、受光器63で前記マークからの反射光を受光させることによって、ラベル連続体Lの位置と移送量を検知する。
The label detector 53 includes a
ラベル印字部54は、インクリボンカセット64〜67と、サーマルヘッド71と、プラテンローラ72とを有する。
インクリボンカセット64〜67は、内部にインクリボン68と、インクリボン供給リール69と、インクリボン巻取リール70と、を有する。インクリボン68はインクリボン供給リール69から供給され、インクリボン巻取リール70に巻き取られるようになっている。インクリボンカセット64〜67は、ラベル連続体Lの移送方向上流側から下流側にかけてそれぞれ並列配置されており、インクリボンカセット64にはイエロー(Y、黄色)のインクリボン、インクリボンカセット65にはマゼンタ(M、赤色)のインクリボン、インクリボンカセット66にはシアン(C、青色)のインクリボン、インクリボンカセット67にはブラック(K、黒色)のインクリボンがそれぞれ装填されている。サーマルヘッド71とプラテンローラ72はインクリボン68を介して互いに対向配置され、インクリボン68およびラベル連続体Lを所定の押圧力で挟みこみ、ラベル連続体Lに印字を行うとともに、ラベル連続体Lを移送するようになっている。
The
Each of the ink ribbon cassettes 64 to 67 has an ink ribbon 68, an ink
ラベル切断部55は、固定刃73と、可動刃74とを備え、固定刃73の刃と可動刃74の刃が噛み合うようラベル印字部54の下流側に対向配置されている。固定刃73と可動刃74との間にラベル連続体Lを挟み、可動刃74を駆動することにより、ラベル連続体Lを切断するようになっている。
The label cutting unit 55 includes a
制御部56は図示省略のCPUやROM、RAMなどを備えており、前記各部ラベル供給部51、ラベル移送部52、ラベル検出部53、ラベル印字部54、ラベル切断部55とデータバス(図示せず)で接続されており、各部の動作の制御を行う。
The
従来のラベルプリンタは以上の構成を有し、ラベル連続体Lは、ラベル供給部51にて供給され、供給されたラベル連続体Lはラベル移送部52により、ラベル印字部54にガイド移送される。ラベル印字部54ではラベル連続体Lをサーマルヘッド71とプラテンローラ72とで挟み込み、所定の位置にイエローの印字が施される。イエローの印字が施されたラベル連続体Lは、インクリボンカセット65に移送され、サーマルヘッド71とプラテンローラ72で挟み込み、所定の位置にマゼンタの印字が施される。マゼンタの印字が施されたラベル連続体Lは、インクリボンカセット66に移送され、サーマルヘッド71とプラテンローラ72とで挟み込み、所定の位置にシアンの印字が施される。シアンの印字が施されたラベル連続体Lは、インクリボンカセット67に移送され、サーマルヘッド71とプラテンローラ72とで挟み込み、所定の位置にブラックの印字が施される。全ての印字が施された後、ラベル連続体Lは、ラベル切断部55に移送され、固定刃73と可動刃74が駆動し、設定された位置で切断が行われる。
The conventional label printer has the above-described configuration, and the label continuum L is supplied by the
ところで、上述したラベルプリンタでは、ラベル連続体Lの平面移送および平面印字を行うため、断面が凸形状のグレーズ層をサーマルヘッド71の縁端部に設けたニアエッジヘッドが使用されている。
By the way, in the above-described label printer, a near-edge head in which a glaze layer having a convex cross section is provided at the edge of the
図13は、プラテンローラ68に押圧している状態のサーマルヘッド71の断面図である。サーマルヘッド71は、サーマルヘッド本体75と、グレーズ層79と、抵抗体80と、固定電極81と、共通電極82と、保護膜83とを有する。
サーマルヘッド本体75は、放熱板76と、基板77と、プリント基板78とを有する。
放熱板76は、板状のアルミであり、プリンタ本体に取り付け可能に支持される。
基板77は、板状のアルミナ等のセラミック材であり、放熱板76の裏面側に接着剤等で取り付けられている。
プリント基板78は、回路パターン等が形成されるプリント基板であり、放熱板76の裏面側に接着剤で取り付けられている。
グレーズ層79は、ガラス等からなる蓄熱材であり、基板77の上流側に断面を凸形状あるいは略円弧状に形成され、ラベル連続体Lの幅方向にまたがって配列している。
抵抗体80は、Ta2N等の発熱材料でできており、グレーズ層79上に複数の抵抗体80がラベル連続体Lの移送方向と直交する方向に配列するように、蒸着またはスパッタ等で被着されている。
固定電極81および共通電極82は、アルミニウムや鋼等の素材であり、スパッタ等で被着された後、エッチングによって頭頂部より上流側の傾斜面に、所定の長さの間隙を開け、その間隙の上流側に固定電極81、下流側に共通電極82が形成されている。
保護膜83は、SiO2およびTaO5等の耐摩耗性、耐酸化性の機能を有する素材であり、抵抗体80、固定電極81、共通電極82を覆うようにスパッタで被着されている。
発熱部83は、抵抗体80が固定電極81と共通電極82間の間隔で露出した部分であり、印字時にプラテンローラ72と圧接する。抵抗体80に電流が流れると、発熱部83に熱が発生し、発生した熱によってインクリボンのインクをラベル連続体Lに転写することによって印字が施される。
FIG. 13 is a cross-sectional view of the
The thermal head
The heat radiating plate 76 is plate-like aluminum and is supported so as to be attachable to the printer body.
The
The printed board 78 is a printed board on which a circuit pattern or the like is formed, and is attached to the back side of the heat sink 76 with an adhesive.
The glaze layer 79 is a heat storage material made of glass or the like. The glaze layer 79 is formed in a convex shape or a substantially arc shape on the upstream side of the
The resistor 80 is made of a heat-generating material such as Ta 2 N, and vapor deposition or sputtering is performed so that the plurality of resistors 80 are arranged on the glaze layer 79 in a direction perpendicular to the transfer direction of the label continuum L. It is attached.
The
The
The
上述したサーマルヘッド71は、その生産過程において発熱部83の位置が規定位置よりグレーズ層79の周面上で±50μm程度の誤差を生じることが知られている。
図14は、サーマルヘッド71の裏面図であり、発熱部83の位置誤差を説明する説明図である。
規定位置Nは、発熱部83がプラテンローラ72に対して正常に対向可能な位置である。
Uは、発熱部83が規定位置Nよりも上流に偏っている位置を表す。
Dは、発熱部83が規定位置Nよりも下流に偏っている位置を表す。
位置Dに発熱部83を有するサーマルヘッド71を使用する場合、発熱部83をプラテンローラ72に圧接させるには、位置Nに発熱部83を有するサーマルヘッド71を使用する場合よりもサーマルヘッド71本体とラベル連続体Lの角度をより大きく設定する必要がある。
位置Uに発熱部83を有するサーマルヘッド71を使用する場合、発熱部83をプラテンローラ72に圧接させるには、位置Nに発熱部83を有するサーマルヘッド71を使用する場合よりもサーマルヘッド本体75とラベル連続体Lの角度をより小さく設定する必要がある。発熱部83とプラテンローラ72を常に印字に最適な位置で圧接させるには、発熱部83の位置の差異によって、その都度ニアエッジヘッド本体やその周辺器具を組み立て直して角度を変えなければならないという問題がある。
It is known that the
FIG. 14 is a rear view of the
The specified position N is a position where the
U represents a position where the
D represents a position where the
When using the
When using the
本発明は斯かる問題点を鑑みてなされたものであり、簡易な構成および手法でサーマルヘッドの角度調整を行うことができ、印字を正常に行うことができるサーマルプリンタのサーマルヘッド角度調整機構を提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of such a problem, and a thermal head angle adjustment mechanism of a thermal printer that can adjust the angle of the thermal head with a simple configuration and technique and can perform printing normally. The purpose is to provide.
本発明は、グレーズ層の長さ方向を回動軸として回動可能なサーマルプリンタのサーマルヘッド角度調整機構に関するもので、第一の発明の要旨は、プリンタ本体と、このプリンタ本体に取り付けたサーマルヘッドと、このサーマルヘッドに対向配置したプラテンローラと、を有し上記サーマルヘッドは、印字媒体の移送方向に直交する方向に配列する断面略円弧状のグレーズ層と、このグレーズ層の外周面に沿って、上記印字媒体の幅方向に延びる発熱部とを有し、上記サーマルヘッドおよび上記プラテンローラで印字媒体を圧接挟持して印字を施すサーマルプリンタのサーマルヘッド角度調整機構であって、上記サーマルヘッドを上記プラテンローラに対して上記グレーズ層の長さ方向を回動軸として回動可能としている上記プラテンローラと、上記発熱部との相対位置を調整するようにサーマルプリンタのサーマルヘッド角度調整機構にある。
また、プリンタ本体に開閉可能に取り付けた第一ブラケットと、上記サーマルヘッドを取り付けるとともにこの第一ブラケットに対して回動調整可能な第二ブラケットと、を有するという構成にしてもよい。
また、上記プリンタ本体と上記サーマルヘッドとの間に取り付けた弾性体によって上記サーマルヘッドを上記プラテンローラに押圧するという構成にしてもよい。
また、上記第一ブラケットに形成した調整用長孔に、上記第二ブラケットに設けたネジ切り突起を貫入可能とし、このネジ切り突起と係合する固定ネジによって上記サーマルヘッドの角度を調整した状態で上記第二ブラケットを第一ブラケットに固定するという構成にしてもよい。
また、上記第二ブラケットに当接するカムを調整つまみにより第一ブラケットに対する第二ブラケットの角度を調整可能であるという構成にしてもよい。
The present invention relates to a thermal head angle adjustment mechanism of a thermal printer that can be rotated with the length direction of the glaze layer as a rotation axis. The gist of the first invention is a printer main body and a thermal head attached to the printer main body. The thermal head includes a head and a platen roller disposed opposite to the thermal head. The thermal head has a substantially arc-shaped cross-sectionally arranged glaze layer arranged in a direction orthogonal to the print medium transport direction, and an outer peripheral surface of the glaze layer. A thermal head angle adjusting mechanism for a thermal printer, wherein the thermal head includes a heat generating portion extending in the width direction of the print medium, and presses and clamps the print medium with the thermal head and the platen roller. The platen roller which is capable of rotating the head with respect to the platen roller about the length direction of the glaze layer as a rotation axis. And La, in the thermal head angle adjusting mechanism of a thermal printer to adjust the relative position between the heat generating portion.
Further, it may be configured to have a first bracket attached to the printer main body so as to be openable and closable and a second bracket attached to the thermal head and adjustable in rotation with respect to the first bracket.
The thermal head may be pressed against the platen roller by an elastic body attached between the printer main body and the thermal head.
In addition, a threaded protrusion provided on the second bracket can be inserted into the adjustment long hole formed in the first bracket, and the angle of the thermal head is adjusted by a fixing screw engaged with the threaded protrusion. The second bracket may be fixed to the first bracket.
Further, the cam contacting the second bracket may be configured such that the angle of the second bracket relative to the first bracket can be adjusted by an adjustment knob.
本発明のサーマルプリンタのサーマルヘッド角度調整機構
は、簡易な構成および手法で、サーマルヘッドの発熱部を適切な印字位置に設定することを可能とする。
The thermal head angle adjustment mechanism of the thermal printer according to the present invention makes it possible to set the heat generating portion of the thermal head to an appropriate printing position with a simple configuration and method.
実施例1を図1ないし図7に基づいて説明する。なお、以下において、従来と同様の部分は、同一符号を付すに止め、重複する説明は省略する。 A first embodiment will be described with reference to FIGS. In addition, below, the part similar to the past is attached | subjected to attaching | subjecting the same code | symbol, and the overlapping description is abbreviate | omitted.
図1は、本発明の実施例1に係るサーマルプリンタのサーマルヘッド角度調整機構
1においてサーマルヘッド71がラベル連続体Lを介してプラテンローラ72に押圧された際の側面図であって、サーマルヘッド角度調整機構1は、第一ブラケット2と、第二ブラケット3と、開閉軸4と、押圧スプリング5と、ヘッド固定ネジ6と、固定ネジ7とを備えている。
FIG. 1 is a side view when a
図2は、図1の第一ブラケット2の斜視図である。第一ブラケット2は、一対の側面および上面を有する移送方向断面がコ状のステンレス等の板金である。第一ブラケット2の上面には、複数の円形状のスプリング用窓8が等間隔で設けられ、押圧スプリング5が貫通するようになっている。第一ブラケット2の両側面の上流側には一対の円形状の軸孔9が設けられ、開閉軸4が貫通するようになっている。また、両側面の下流下部には円柱状のヘッド回動軸孔10が設けられ、後述する回動軸13が嵌入するようになっている。第一ブラケット2の一側面には、ヘッド回動軸孔10と距離Rだけ離れた位置に、調整用長窓11が設けられている。
FIG. 2 is a perspective view of the
図3は、第二ブラケット3の斜視図である。第二ブラケット3は、一対の側面および上面を有する移送方向断面がコ状の形状を有したステンレス等の板金であり、上面は移送方向下流に延出され、さらに延出した部分は上方向に折り曲げられている。第二ブラケット3の上面には、一対のネジ入れ孔12が設けられ、ヘッド固定ネジ6が貫通するようになっている。また第二ブラケット3は、一対の回動軸13と、ネジ切り突起14とを有し、一対の回動軸13は、第二ブラケット3の両側面の下流下部に設けられ、第二ブラケット3本体と一体形成された円柱状の突起であり、第一ブラケット2のヘッド回動軸孔10に嵌入するようになっている。回動軸13の円中心は、第二ブラケット3にサーマルヘッド71が取り付けられた際の発熱部83の円中心の位置と略同位置に位置するようになっている。ネジ切り突起14は、後述する固定ネジ7が螺合する溝を側面に有し、第二ブラケット3の一側面に第二ブラケット3本体と一体形成された円柱状の突起であり、回動軸13から距離R離れた位置に配置され、第一ブラケット2の調整用長窓11内を移動可能に挿入されるようになっている。
FIG. 3 is a perspective view of the
開閉軸4は、円柱形状のステンレス等の金属であり、第一ブラケット2の両側面に設けられた一対の軸孔9に嵌合ようになっている。また、開閉軸4の一端は、プリンタ本体に取り付け部材(図示せず)によって取り付けられるようになっており、第一ブラケット2をプリンタ本体に固定する。開閉軸4を軸として第一ブラケット2を開閉させることにより、第二ブラケット3等の取付け、取外しを容易にする。
The opening / closing shaft 4 is a cylindrical metal such as stainless steel, and is fitted into a pair of
押圧スプリング5は、バネ等の弾性体であり、一端はプリンタ本体に固定されている。サーマルヘッド角度調整機構1をプリンタに取り付けた状態では、他端はスプリング用窓8を貫通して、第二ブラケット3をサーマルヘッド71に押圧するようになっている。これにより、第二ブラケット3に取り付けられたサーマルヘッド71の発熱部をプラテンローラ72に圧接するようになっている。
The
ヘッド固定ネジ6は、金属等のネジであり、ネジ入れ孔12を貫通してサーマルヘッド71上面の図示しないネジ穴に螺合することにより、第二ブラケット3とサーマルヘッド71を固定するようになっている。ネジに限定されないが、第二ブラケット3とサーマルヘッド71を固定するものであって、手動で取り外しできるものが望ましい。
The head fixing screw 6 is a metal screw or the like, and passes through the
固定ネジ7は、ネジ切り突起14の側面の溝に螺合する円筒状のネジであり、調整用長窓11を貫通したネジ切り突起14に歯付き座金(図示せず)を介して、固定ネジ7を螺合することにより、サーマルヘッド71の位置を本体に固定するようになっている。
The fixing
実施例1に係るサーマルプリンタのサーマルヘッド角度調整機構1は以上の構成を有し、ヘッド固定ネジ6によりサーマルヘッド71を第二ブラケット3に連結し、一対の回動軸13を一対のヘッド回動軸孔10に嵌入し、さらにネジ切り突起14を調整用長窓11に挿入して第二ブラケット3を第一ブラケット2に取り付け、固定ネジ7で固定する。サーマルヘッド71および第二ブラケット3が取り付けられた状態で、一対の軸孔9に開閉軸4を嵌入して、プリンタ本体に取り付け、押圧スプリング5をスプリング用窓8に貫通させ、第二ブラケット3を介してサーマルヘッド71を押圧させることにより、発熱部83をプラテンローラ72に圧接させる。
The thermal head
発熱部83が規定位置N(図14)以外に位置するサーマルヘッド71が取り付けられた場合、固定ネジ7をネジ切り突起14に対してゆるめて調整用長窓11内を移動させてネジ切り突起14に対してネジ止め固定することにより、発熱部83がプラテンローラ72と定点位置(規定位置N)において当接する位置に移動する。
When the
具体的には、図4のような発熱部83が位置Dに位置するサーマルヘッド71が取り付けられた場合、第二ブラケット3および調整用長窓11の円中心をO、円中心Oから第二ブラケット3までの距離をr、円中心Oにおける位置Dおよび位置Nの角度をθとすると、DからNまでの距離はrθであるので、図5に示すように固定ネジ7を調整用長窓11内で上方向に距離rθだけ移動させると、発熱部83を位置Nに移動することができる。
Specifically, when the
図6のような発熱部83が位置Uに位置するサーマルヘッド71が取り付けられた場合には、図7のように固定ネジ7を調整用長窓11内で下方向にrθだけ移動させると、発熱部83を位置Nに移動することができる。
When the
このように実施例1に係れば、発熱部83が規定の位置Nとは別の場所(例えば位置U、N)に位置する場合でも、固定ネジ7のみを操作するだけでプラテンローラ72に適正に当接する位置Nに簡単に移動させることができる。また、発熱部83の位置に合わせて、サーマルヘッドおよびその周辺器具の組立直しを必要とせず、組立等の技術的な知識を有さないユーザーでも手間を掛けずに印字品質を良好に保つことができる。
As described above, according to the first embodiment, even when the
次に、実施例2を図8ないし図11に基づいて説明する。図8は、本発明の実施例2に係るサーマルプリンタのサーマルヘッド角度調整機構20においてサーマルヘッド71がラベル連続体Lを介してプラテンローラ72に押圧された際の側面図であり、サーマルヘッド角度調整機構20は、第三ブラケット21と、第四ブラケット22と、押圧スプリング5と、ヘッド固定ネジ6と、位置調整カム23とを備えている。押圧スプリング5およびヘッド固定ネジ6は実施例1に係る発明と同じ構成であるので説明を省略する。
Next, Example 2 will be described with reference to FIGS. FIG. 8 is a side view when the
図9は、第三ブラケット21の斜視図である。第三ブラケット21は、一対の側面および上面を有する移送方向断面がコ状のステンレス等の板金である。第三ブラケット21の上面には、複数の円形状のスプリング用窓8が等間隔で設けられ、押圧スプリング5が貫通するようになっている。第三ブラケット21の両側面の上流側には一対の円形状の位置調整カム用孔24がヘッド回動軸孔10と距離R離れた位置に設けられ、カム回動軸26が貫通するようになっている。
FIG. 9 is a perspective view of the
図10は、第四ブラケット22の斜視図である。第四ブラケット22は、一対の側面および上面を有する移送方向断面がコ状のステンレス等の板金であって、上面は移送方向下流に延出され、さらに延出した部分は上方向に折り曲げられている。第四ブラケット22の上面には、一対のネジ入れ孔12が設けられ、ヘッド固定ネジ6が貫通するようになっている。また、第四ブラケット22は、一対の回動軸13と、カム当接板25とを有し、一対の回動軸13は、第四ブラケット22の両側面の下流下部に設けられ、第四ブラケット22本体と一体形成された円柱状の突起であり、第三ブラケット21のヘッド回動軸孔10に嵌入するようになっている。回動軸13の円中心は、第四ブラケット22にサーマルヘッド71が取り付けられた際のグレーズ層79の円中心の位置と略同位置に位置するようになっている。カム当接板25は、ステンレス等の板金であって、第四ブラケット22の両側面の上流側に、第四ブラケット22の上面と平行して固定されている。
FIG. 10 is a perspective view of the
図11は、位置調整カム23の斜視図である。位置調整カム23は、カム回動軸26と、カム27と、調整つまみ28と、固定つまみ29とを有している。カム回動軸26は、一対の位置調整カム用孔24に貫通し、その一端は図示しない取り付け部材によってプリンタ本体に取り付けられるようになっており、他端は、後述する固定つまみ29が螺合する溝が形成されている。複数のカム27は、卵形状の樹脂であり、同じ方向を向いた状態で、カム回動軸26に所定の間隔を開けて挿通固定されている。なお、形状は卵形状としたが、中心から円周までの距離が一定で無いものであれば何でもよい。調整つまみ28は、カム回動軸26に挿通固定されており、第三ブラケット21の外側に配置される。調整つまみ28には、より簡便に調整を行うために、目盛や基準位置のマークを付してもよい。固定つまみ29は、円筒状のネジであり、固定つまみ29と螺合することによって、カム回動軸26を固定する。
FIG. 11 is a perspective view of the
実施例2に係るサーマルプリンタのサーマルヘッド角度調整機構20は、以上の構成を有し、ヘッド固定ネジ6によりサーマルヘッド71を第四ブラケット22に連結し、一対の回動軸13を一対のヘッド回動軸孔10に嵌入し、サーマルヘッド71が取り付けられた第四ブラケット22を第三ブラケット21に取り付ける。サーマルヘッド71および第四ブラケット22が取り付けられた状態で、第三ブラケット21を図示しない取り付け部材によってプリンタ本体に取り付け、位置調整カム23は一対の位置調整カム用孔24に嵌入してプリンタ本体に取り付けられ、押圧スプリング5をスプリング用窓8に貫通させ、第四ブラケット22を介してサーマルヘッド71を押圧させることにより、発熱部83をプラテンローラ72に圧接させる。
The thermal head
発熱部83が位置N以外の位置するサーマルヘッド71が取り付けられた場合、調整つまみ28を適宜回転させることにより、発熱部83がプラテンローラと適正に当接する位置に移動する。
When the
具体的には、発熱部83が位置Dに位置するサーマルヘッド71が取り付けられた場合、図8においてカム27を時計方向に回動させることによりカム回動軸26の軸中心からカム当接板25と当接するカム27の周縁部との距離を適宜大きくさせて、グレーズ層79の円中心を軸中心として、第四ブラケット22を回動軸13を中心に反時計方向に上方向に回動させることにより、発熱部83を位置Nに移動することができる。
Specifically, when the
発熱部83がUに位置するサーマルヘッド71が取り付けられた場合、図8においてカム27を反時計方向に回動させることによりカム回動軸26の軸中心からカム当接板25と当接するカム27の周縁部との距離を適宜小さくさせて、グレーズ層79の円中心を軸中心として、第四ブラケット22を回動軸13を中心に時計方向に下方向に回転させることにより、発熱部83を位置Nに移動することができる。
When the
このように実施例2に係れば、発熱部83が規定の位置Nとは別の場所に位置する場合でも、プラテンローラ72と適正に当接する位置に調整つまみ28を回転させるだけで簡単に移動させることができ、印字の品質を保つことができる。また、グレーズ層79や発熱部83の大きさ等が異なるサーマルヘッド71を使用する場合であっても、カム27の形状や大きさを適宜変更するだけで、種々のサーマルヘッド71に対応することができる。
As described above, according to the second embodiment, even when the
1 サーマルプリンタのサーマルヘッド角度調整機構(実施例1、図1)
2 第一ブラケット
3 第二ブラケット
4 開閉軸
5 押圧スプリング
6 ヘッド固定ネジ
7 固定ネジ
8 スプリング用窓
9 軸孔
10 ヘッド回動軸孔
11 調整用長窓
12 ネジ入れ孔
13 回動軸
14 ネジ切り突起
20 サーマルプリンタのサーマルヘッド角度調整機構(実施例2、図8)
21 第三ブラケット
22 第四ブラケット
23 位置調整カム
24 位置調整カム用孔
25 カム当接板
26 カム回動軸
27 カム
28 調整つまみ
29 固定つまみ
50 ラベルプリンタ(図12)
51 ラベル供給部
52 ラベル移送部
53 ラベル検出部
54 ラベル印字部
55 ラベル切断部
56 制御部
57 ラベル供給リール
58 ラベル折返しローラ
59 ラベル幅規制部材
60 駆動ローラ
61 従動ローラ
62 発光器
63 受光器
64〜67 インクリボンカセット
68 インクリボン
69 インクリボン供給リール
70 インクリボン巻取リール
71 サーマルヘッド
72 プラテンローラ
73 固定刃
74 可動刃
75 サーマルヘッド本体
76 放熱板
77 基板
78 プリント基板
79 グレーズ層
80 抵抗体
81 固定電極
82 共通電極
83 保護膜
84 発熱部
L ラベル連続体
1 Thermal head angle adjustment mechanism of thermal printer (Example 1, Fig. 1)
2
21
51
L label continuum
Claims (5)
このプリンタ本体に取り付けたサーマルヘッドと、
このサーマルヘッドに対向配置したプラテンローラと、を有し
前記サーマルヘッドは、
印字媒体の移送方向に直交する方向に配列する断面略円弧状のグレーズ層と、
このグレーズ層の外周面に沿って、前記印字媒体の幅方向に延びる発熱部とを有し、
前記サーマルヘッドおよび前記プラテンローラで印字媒体を圧接挟持して印字を施すサーマルプリンタのサーマルヘッド角度調整機構であって、
前記サーマルヘッドを前記プラテンローラに対して前記グレーズ層の長さ方向を回動軸として回動可能とすることにより前記プラテンローラと、前記発熱部との相対位置を調整することを特徴とするサーマルプリンタのサーマルヘッド角度調整機構。 The printer itself,
A thermal head attached to the printer body,
A platen roller disposed opposite to the thermal head, and the thermal head includes:
A glaze layer having a substantially arc-shaped cross section arranged in a direction perpendicular to the transfer direction of the print medium;
A heating part extending in the width direction of the print medium along the outer peripheral surface of the glaze layer,
A thermal head angle adjustment mechanism of a thermal printer that performs printing by pressing and sandwiching a print medium with the thermal head and the platen roller,
The thermal head is rotatable with respect to the platen roller about the length direction of the glaze layer as a rotation axis, thereby adjusting a relative position between the platen roller and the heat generating portion. Printer thermal head angle adjustment mechanism.
前記サーマルヘッドを取り付けるとともにこの第一ブラケットに対して回動調整可能な第二ブラケットと、
を有することを特徴とする請求項1記載のサーマルプリンタのサーマルヘッド角度調整機構。 A first bracket attached to the printer body so that it can be opened and closed;
A second bracket which is attached to the thermal head and is rotatable with respect to the first bracket;
The thermal head angle adjustment mechanism of a thermal printer according to claim 1, wherein
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