JP2013214263A - 運転支援装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】センサの検出領域外の物体との自車両との衝突も考慮した、より簡素な構成でかつ低コストな運転支援装置等を提供する。
【解決手段】自車両前方の物体を検出する物体検出手段と、自車両の少なくとも車速を検出する車両状態検出手段と、自車両が物体と衝突する危険度を判定する衝突判定手段と、前記衝突判定手段の判定結果に基づいて警告を行う警告手段とを備え、前記物体検出手段の検出領域内に存在していたときの前記物体の位置と速度とに基づき前記物体検出手段の検出領域外に存在する検出領域外物体の位置を、所定の間、推定し続ける検出領域外物体推定手段を備え、前記衝突判定手段により、自車両が、前記検出領域外物体推定手段により推定した検出領域外物体と衝突する危険度を判定し、前記警告手段により自車両が前記検出領域外物体と衝突する可能性があることを警告する。
【選択図】図1

Description

この発明は、運転支援装置等に関するものである。
近年、車両運転時の事故防止の観点から、車両の周辺に位置する人や自転車等の障害物をレーダや撮像したカメラの画像等によって検出し、運転者に対して警告を行う運転支援装置を搭載する車両が増加している。その際、単に障害物の有無やその位置を特定するのみでなく、現在の状況からその後の自車両の動きや障害物の動きを予測して警告を発生するものがある。
例えば下記特許文献1には、地図データと車両の現在地、車速、及び進行方向等の現在の状況を特定する複数の情報に基づいて車両及び障害物が移動する軌跡を推定することにより、運転者に警告を行うことを特徴とした運転支援装置について記載されている。
特開2006−309445号公報
しかしながら、上述の特許文献1に記載された運転支援装置では、カメラの検出領域から外れた障害物が、交差点右左折時や店舗進入時等に、自車両近辺に再び接近するような状況を考えると、前記障害物の検出が右左折時等の直前となり、自車両の運転者への警告タイミングが遅れ、衝突の危険を伴う可能性がある。
これを抑制するためには、カメラ等のセンサを前方だけではなく、側方または後側方にも設置する等、複数のセンサによる周辺監視が必要となり、高コストな構成となる。上記特許文献1の実施の形態にも記載の通り、2台のカメラを障害物検出に利用するため、装置が高コストとなる懸念がある。特に、赤外線カメラを用いる場合、一般的に、ミリ波レーダ等の電波レーダやCCDカメラと比較すると高コストとなることは避けられない。
さらに、推定した自車両と障害物の移動軌跡が交差すると判断された場合、両者の衝突地点への到達時間算出のために、予め記憶した速度範囲決定テーブル及び速度係数テーブルの参照を行うことや、2台のカメラを障害物検出に利用することにより、装置の構成(データ処理方法)が複雑になり、処理時間が長くなり、CPUへの処理負荷も大きくなる。
この発明は、前記のような課題を解決するためになされたものであり、センサの検出領域外の物体との自車両との衝突も考慮した、より簡素な構成でかつ低コストな運転支援装置等を提供することを目的とする。
この発明は、自車両前方の物体を検出する物体検出手段と、自車両の少なくとも車速を検出する車両状態検出手段と、自車両が物体と衝突する危険度を判定する衝突判定手段と、前記衝突判定手段の判定結果に基づいて警告を行う警告手段と、を備える運転支援装置において、前記物体検出手段の検出領域内に存在していたときの前記物体の位置と速度とに基づき前記物体検出手段の検出領域外に存在する検出領域外物体の位置を、所定の間、推定し続ける検出領域外物体推定手段を備え、前記衝突判定手段により、自車両が、前記検出領域外物体推定手段により推定した検出領域外物体と衝突する危険度を判定し、前記警告手段により自車両が前記検出領域外物体と衝突する可能性があることを警告する、ことを特徴とする運転支援装置にある。
この発明では、センサの検出領域外の物体との自車両との衝突も考慮した、より簡素な構成でかつ低コストな運転支援装置等を提供できる。
この発明の実施の形態1に係る運転支援装置の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1に係る検出領域外物体候補抽出部が抽出する検出領域外物体候補の抽出条件を説明するための図である。 この発明の実施の形態1に係る検出領域外物体推定部が推定する検出領域外物体の推定方法を説明するための図である。 この発明の実施の形態1に係る衝突判定部が衝突危険度の判定に用いる衝突危険度判定テーブルの一例を示した図である。 この発明の実施の形態1に係る運転支援装置の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2に係る運転支援装置の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態2に係る検出領域外物体判定部が検出領域外物体を判定するための判定方法を説明するための図である。 この発明の実施の形態2に係る運転支援装置の動作を示すフローチャートである。
この発明では、センサの検出領域内で検出した物体の位置等の情報に基づいて、追い越した物体等、センサの検出領域外の物体の位置等の情報を、所定の間、推定し続け、自車両が推定した前記物体と衝突する危険度を判定し、自車両の運転者に対して警告を行う運転支援装置を、簡素な構成でかつ低コストで実現する。
この発明による運転支援装置によれば、センサの検出領域内で検出した物体の位置等の情報に基づいて、追い越した物体等、センサの検出領域外の物体の位置等の情報を、所定の間、推定し続けることで、検出領域外の物体に対しても衝突判定を行い、自車両の運転者に対して衝突警告を行う。センサ(車載レーダ)1台により、検出領域外の物体に関しても衝突警告を行う。従来の運転支援装置と比べ、装置の構成が簡素で低コストである。
また、センサ検出領域のある領域に存在する物体の情報に基づいて、検出領域外の物体に対して位置の推定処理を行うことで、CPUの処理負荷を軽減する。さらにメモリの削減によりコストの低減にもなる。
また、停止物を検出領域外物体の位置の推定処理対象から除外し(停止物以外を抽出)、CPUの処理負荷を軽減する。さらに、メモリの削減によりコストの低減にもなる。
また、センサの検出領域内から検出領域外へと外れたと推定される物体に対して、位置の推定処理を行うことにより、検出領域外の物体の位置を正確に推定できる。そして、センサの検出領域外において、検出領域外物体の位置の推定処理を開始するため、推定処理を行う対象の数、推定処理時間を削減し、CPUの処理負荷を軽減する。さらに、メモリの削減によりコストの低減にもなる。
また、衝突判定部が、ウィンカー点灯を検出した場合に、自車両と検出領域外物体とが衝突する危険度を判定し、自車両の運転者に警告を行うことで、車線変更時や交差点での右左折時等に、現在の状況を考慮した必要なタイミングで警告を行う。
また、衝突判定部が、操舵角が操舵角閾値以上となった場合に、自車両と検出領域外物体とが衝突する危険度を判定し、自車両の運転者に警告を行うことで、車線変更時や交差点での右左折時等、現在の状況を考慮した必要なタイミングで警告を行う。
以下、この発明による運転支援装置等を各実施の形態に従って図面を用いて説明する。なお、各実施の形態において、同一もしくは相当部分は同一符号で示し、重複する説明は省略する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係る運転支援装置の構成を示すブロック図である。図示の通り、運転支援装置101は、大別して、ミリ波レーダ103と、車速センサ104と、操舵角センサ105と、スピーカ106で構成されている。
車速センサ104は、自車両の車輪の回転速度を検出する。検出した回転速度がミリ波レーダ103に出力され、CPU109により、自車両の車速が算出される。
操舵角センサ105は、自車両のステアリングコラムシャフトの回転量を検出する。検出した回転量がミリ波レーダ103に出力され、CPU109により、自車両の操舵角が算出される。
なお、以下では説明を簡単にするために、車速センサ104で車速が、操舵角センサ105で操舵角がそれぞれ検出されるものとする。
スピーカ106は、後述のように物体102との衝突の恐れを警告音により、運転者等に警告するものである。
ミリ波レーダ103は、(前方)物体102に向けて電波を送信し、物体102から反射した電波を受信する送受信部107と、その受信した電波を受信信号に変換する変換部108と、変換部108からの信号に基づいて前方物体102を検出したり、ミリ波レーダ103の各構成部の制御を行うCPU109と、CPU109で演算されたデータや、ミリ波レーダ103の各構成部やスピーカ106の制御必要な各種プログラム等を記憶しておく記憶部110とによって構成されている。
そして、CPU109には、物体検出部111、検出領域外物体候補抽出部112、時間計測部113、検出領域外物体推定部114、衝突判定部115を備え、車速センサ104や操舵角センサ105から取得した情報に基づいて、自車両と物体102との接触の警告を、スピーカ106を制御して行う。
また、物体検出部111は、変換部108から入力された受信信号を信号処理し、前方の所定範囲内に存在する物体の距離、相対速度、角度を検出する。そして、これら極座標系情報は直交座標系情報に変換され、CPU109の制御により、記憶部110へ出力され、記憶部110はCPU109の制御により所定の記憶領域にこれらを記憶する。
ここで、記憶部110は、少なくとも、物体検出部111において検出された物体の極座標系のデータである距離、相対速度、角度を記憶する領域と、該データと車速センサ104が検出した自車両の車速とに基づき算出された直交座標系のデータである位置、速度を記憶する領域とを、下記の通り備える。
・極座標系
・物体検出部111で検出された物体のデータの記憶領域S01
・直交座標系
・物体検出部111で検出された物体のデータの記憶領域S10
・検出領域外物体候補抽出部112で抽出された検出領域外物体候補のデータの記憶領域S11
・検出領域外物体推定部114で推定された検出領域外物体のデータの記憶領域S12
なお、本ミリ波レーダにおける距離と相対速度の検出方式については、公知であるFM−CW方式等を利用するので、詳細な説明は割愛する。角度検出方式については、公知である位相モノパルス方式等を利用するので詳細な説明は割愛する。
検出領域外物体候補抽出部112は、物体検出部111で検出した物体のうち、所定の条件を満足する物体を、検出領域外物体候補として抽出する。ここで、図2は検出領域外物体候補の抽出条件について示した図である。図示した通り、点線内の領域はミリ波レーダ103の検出領域201を、実線は検出した物体を検出領域外物体候補として抽出するための角度閾値(例えば自車両の前方の正面方向を基準の0°として右回転で360°、または基準の0°の右を+、左を−とした180°〜−180°とした水平角の水平角領域を規定する角度)による物体抽出境界202を、丸印(白色、黒色の両方を指す)はミリ波レーダ103により検出された物体203を、丸印(黒色)は検出領域外物体候補抽出部112により検出領域外物体候補として抽出された物体204を示している。
検出領域外物体候補抽出部112は、物体検出部111で検出した物体203のうち、物体抽出境界202よりも外側に存在する(角度が角度閾値よりも大きい)、かつ、相対速度が負となる、物体に対して、検出領域外物体候補として抽出する。そして、該物体の位置と速度を初期値として記憶部110に記憶しておく。なお、角度閾値に関しては、例えば、検出領域が30[deg]である場合、検出領域−10%=27[deg]と設定し、記憶部110に記憶させておく。
検出領域外物体候補抽出部112は、前記条件に加えて、(−自車速)<相対速度<0を条件に加えても良い。このように条件を変更することによって、検出領域外物体候補の中から停止物以外を抽出することができ、メモリ削減、信号処理負荷の軽減ができることは言うまでも無い。
次に、時間計測部113は前記検出領域外物体候補抽出部112により、検出領域外物体候補として抽出された時間を初期時間として、所定の間、時間計測を行う。時間計測部113は、後述の通り、衝突判定部115により、自車両と検出領域外物体候補との衝突の危険度が判定され、警告が行われた後、時間計測を終了する。また、警告が行われない場合は、所定の時間経過すると、時間計測を終了する。
検出領域外物体推定部114は、記憶部110に記憶された、検出領域外物体候補として抽出された物体の、位置と速度と、時間計測部113により計測された時間と、車速センサ104により計測された自車速とに基づいて、該物体が検出領域外となった後、すなわち、検出領域外物体の位置についても推定を行う。ここで、図3は検出領域外物体の推定方法について示した図である。
検出領域外物体推定部114は、検出領域外物体候補抽出部112によりサンプリング時刻T=0において検出領域外物体候補として抽出された物体301が、それ以降、等速直線運動をすると仮定し、サンプリング時刻T=N (N ≧ 1)における該物体の位置(XN[m], YN[m])を、
サンプリング時刻T=0での位置(X0[m], Y0[m])と速度VB0[m/s]と、
時間計測部113により計測された時間TMと、
車速センサ104により計測されたサンプリング時刻T=Nでの自車速VAN[m/s]と、
サンプリング周期TS[s]と、
に基づいて、下記の式(1)の通り推定する。
(XN, YN) = (X(N−1), Y(N−1)) − (0, (VAN − VB0) × TM × TS) (1)
したがって、本実施の形態に係る運転支援装置は、ミリ波レーダの検出領域内において検出領域外物体の位置の推定処理を開始する。
次に、衝突判定部115は、操舵角センサ105の出力信号に基づいて検出した自車両の操舵角が操舵角閾値以上となった場合、検出領域外物体推定部114により推定された検出領域外物体の距離(物体の位置より求まる)に応じて、衝突危険度を判定し、スピーカ106から運転者(同乗者も含む)に対して所定の間、警告を行う。ここで、図4に、衝突危険度判定テーブルの一例を示す。衝突判定部115は、検出領域外物体の距離と、記憶部110に記憶された衝突危険度判定テーブルとを比較し、該テーブルに基づいて、スピーカ106より警告を行う。
図4に示した通り、
該物体の距離≧5mの場合は、衝突危険度を0と判定し、スピーカ106からの警告を行わず、
3m≦該物体の距離<5mの場合は、衝突危険度を1と判定し、「ピッ」(短い音)という警告音をスピーカ106より出力することで運転手に警告を行う。
1m≦該物体の距離<3mの場合は、衝突危険度を2と判定し、「ピ、ピッ」(連続音)という警告音により警告を行い、
該物体の距離<1mの場合は、衝突危険度を3と判定し、「ピー」(長い音)という警告音により警告を行う。
なお、操舵角閾値については、例えば、15°と設定し、記憶部110に記憶しておく。
図1のブロック図の操舵角センサ105をウィンカーセンサに変更することも可能である。この場合、衝突判定部115は、外部からウィンカーセンサ(図示省略)の出力がミリ波レーダ103に入力され、ウィンカーの点灯または操作を検出すると、検出領域外物体推定部114により推定された検出領域外物体の距離に応じて、衝突危険度を判定し、スピーカ106から運転者に対して所定の間、警告を行う。また、図1のブロック図にウィンカーセンサを追加することも可能である。この場合、例えば、衝突判定部115は、ウィンカーの点灯と操舵角が所定値以上となったことをCPU109により検出した際(いずれか一方の条件、または双方の条件が成立した場合)、検出領域外物体推定部114により推定された検出領域外物体の距離に応じて、衝突危険度を判定し、スピーカ106から運転者に対して所定の間、警告を行う。
続いて、本実施の形態に係る運転支援装置の動作について図5に基づいて説明する。図5は、本実施の形態に係る運転支援装置の動作を示すフローチャートである。
まずステップS101では、物体検出部111において物体が検出されたかどうか判定する。物体が検出された場合、ステップS102へ、物体が検出されない場合はスタートへ戻る。
ステップS102では、物体検出部111において、検出された物体の距離、相対速度、角度を算出する。また、算出した値は、記憶部110の記憶領域S01に記憶される。
次に、ステップS103では、物体検出部111において、ステップS102で算出された距離、相対速度、角度と、車速センサ104が検出した自車両の車速とに基づいて、検出した物体の位置と速度を算出する。そして、算出された値は、記憶部110の記憶領域S10に記憶される。
ステップS104では、検出領域外物体候補抽出部112において、記憶部110の記憶領域S01に記憶されている物体のデータのうち、相対速度が相対速度<0、かつ角度が角度≧角度閾値である物体が存在するかどうかを判定する。本条件式を満足する物体が存在する場合は、ステップS105へ、満足する物体が存在しない場合は、ステップS107へ進む。
ステップS105では、ステップS104の判定条件を満足する物体が、検出領域外物体候補抽出部112により検出領域外物体候補として抽出される。
ステップS106では、ステップS105で抽出した検出領域外物体候補の位置と速度が記憶部110の記憶領域S11に記憶される。
ステップS107では、検出領域外物体推定部114により、記憶部110の記憶領域S12の値が0でないかどうかが判定される。記憶領域S12の値が0でない場合はステップS108へ、記憶領域S12の値が0の場合はステップS109へ進む。
ステップS108では、時間計測部113により、計測時間がインクリメントされ、ステップS110へ進む。
ステップS110では、検出領域外物体推定部114により、検出領域外物体の位置の推定が上述の式(1)に基づいて行われる。
続いて、ステップS111では、推定した検出領域外物体の位置が、記憶部110の記憶領域S12に記憶される。
ステップS112では、操舵角センサ105により検出された自車両の操舵角が操舵角閾値以上であるかどうか判定される。条件式(操舵角≧操舵角閾値)を満足する場合はステップS113へ、満足しない場合はS114へ進む。
ステップS113では、衝突判定部115において、前記推定された検出領域外物体の位置に基づく自車両との距離と図4に示した衝突危険度判定テーブルとを比較する。
一方、ステップS114では、時間計測部113にて計測された時間が時間閾値以上かどうかを判定する。条件(時間≧時間閾値)を満足する場合は、ステップS117へ、条件を満たさない場合はステップS120へ進む。
ステップS115では、衝突判定部115において、ステップS113における比較結果に基づき、衝突危険度が0でないかどうかを判定する。衝突危険度が0でない場合はステップS116へ、衝突危険度が0である場合はステップS117へ進む。
ステップS116では、衝突判定部115が図4に示したテーブルに基づいて、警告音を決定し、スピーカ106より自車両の運転者に警告を行う。
次に、ステップS117では、時間計測部113にて計測された時間をリセットする(TM=0)。
ステップS118では、記憶領域S12の値をリセットする(S12=0)。
また、ステップS109では、検出領域外物体推定部114により、ステップS106で算出した前方物体のデータS11をS12にコピーする(記憶領域S12=記憶領域S11)。
ステップS119では、ステップS105にて、検出領域外物体候補として抽出された時刻を初期時刻(TM = 0)として、時間計測部113が時間計測を開始する。
最後に、ステップS120では、衝突判定部115において、記憶部110の記憶領域S01、S11に記憶された前方物体のデータをリセットし(S01=S11=0)、スタートへ戻る。
以上のようにして、この発明の実施の形態1に係る運転支援装置101では、検出領域外物体候補抽出部112が、物体検出部111で検出した物体のうち、所定の条件を満足する物体を検出領域外物体候補として抽出し、検出領域外物体推定部114が、該候補の位置と速度と、時間計測部113により計測された時間と、車速センサ104により計測された自車速とに基づいて、ミリ波レーダの検出領域内において検出領域外物体の位置の推定処理を開始し、所定の時間、推定処理を続けることで、自車両と検出領域外物体とが衝突する危険度を判定し、自車両の運転者に警告を行うことができる。
なお、ミリ波レーダ1台により、自車両と検出領域外物体との衝突の警告を運転者に行うため、従来の運転支援装置よりも、装置の構成を簡素に、かつ、低コストにすることができる。また、ミリ波レーダの検出領域のある領域に存在する物体の情報に基づいて、検出領域外の物体に対して位置の推定処理を行うことにより、CPUの処理負荷を軽減することができる。さらに、メモリ(記憶部110)の削減によりコストを低減することができる。加えて、操舵角が操舵角閾値以上となった場合に、衝突判定部115が、自車両と検出領域外物体とが衝突する危険度を判定し、自車両の運転者に警告を行うことで、車線変更時や交差点での右左折時等、現在の状況を考慮した必要なタイミングで警告を行うことができる。
実施の形態2.
図6は、この発明の実施の形態2に係る運転支援装置の構成を示すブロック図である。本実施の形態に係る運転支援装置101の構成は、実施の形態1に係る運転支援装置101に、検出領域外物体判定部601が加わったものである。
検出領域外物体判定部601は、検出領域外物体候補抽出部112が前サンプリング時刻において抽出した検出領域外物体候補(抽出方法については、実施の形態1にて説明済みであるため説明を省略する)の情報(位置と速度)に対応できる、現サンプリング時刻において検出した物体の情報(位置と速度)が無い場合、前サンプリング時刻の検出領域外物体候補を検出領域外物体と判定する。
ここで、図7に検出領域外物体判定方法について示す。まず、前サンプリング時刻T=0で抽出された検出領域外物体候補が等速直線運動をすると仮定して、現サンプリング時刻T=1における該物体の位置は、検出領域外物体判定部601により、下記の式(2)の通り推定される。
(B’X1, B’Y1) = (BX0, BY0) − (0, (VA1 − VB0) × TS) (2)
ここで、
前サンプリング時刻T=0で抽出された検出領域外物体候補Bの位置を(BX0[m], BY0[m])、速度をVB0[m/s]、
現サンプリング時刻T=1において推定される該物体B’の位置を(B’X1[m], B’Y1[m])、
現サンプリング時刻T=1において検出される自車速をVA1[m/s]、サンプリング周期をTS[s]とする。
そして、現サンプリング時刻T=1において検出された物体Cの位置を(CX1[m], CY1[m])、速度をVC1[m/s]とすると、物体B’と物体Cとの位置の差(X方向の差Xdif、Y方向の差Ydif)、そして速度の差Vdifはそれぞれ下記の式(3)(4)と(5)の通りとなる。
Xdif = |(B’X1 − CX1)| (3)
Ydif = |(B’Y1 − CY1)| (4)
Vdif = |(VB0 − VC1)| (5)
そして、これらの値が所定の検出領域外判定閾値を満足しない場合、検出領域外物体判定部601は、前サンプリング時刻T=0で抽出された検出領域外物体候補がT=1において、検出領域外に外れた、すなわち、検出領域外物体となったと判定する。なお、前記検出領域外判定閾値については、例えば、Xdif = Ydif = 1[m]未満、Vdif = 1[m/s]未満と設定し、記憶部110に記憶しておく。
また、時間計測部113は前記検出領域外物体判定部601により、検出領域外物体と判定された時間を初期時間として、所定の間、時間計測を行う。時間計測部113は、実施の形態1で説明した通り、衝突判定部115により、自車両と検出領域外物体との衝突の危険度が判定され、警告が行われた後、時間計測を終了する。また、警告が行われない場合は、所定の時間経過すると、時間計測を終了する。
検出領域外物体推定部114は、サンプリング時刻T=N(N≧1)における検出領域外物体の位置(XN[m], YN[m])を、
検出領域外物体判定部601において判定された検出領域外物体候補の位置(X0[m], Y0[m])と速度VB0[m/s]と、
時間計測部113により計測された時間TMと、
車速センサ104により計測されたサンプリング時刻T=Nでの自車速VAN[m/s]と、
サンプリング周期TS[s]と、
に基づいて、下記の式(6)の通り推定する。
(XN, YN) = (X(N−1), Y(N−1)) − (0, (VAN − VB0) × (TM + 1) × TS) (6)
したがって、本実施の形態に係る運転支援装置は、ミリ波レーダの検出領域外において検出領域外物体の位置の推定処理を開始する。
また、記憶部110は、少なくとも、物体検出部111において検出された物体の極座標系のデータである距離、相対速度、角度を記憶する領域と、該データと車速センサ104が検出した自車速の車速とに基づき算出された直交座標系のデータである位置、速度を記憶する領域とを、下記の通り備える。
・極座標系
・現サンプリング時刻における物体検出部111で検出された物体のデータの記憶領域S01
・直交座標系
・前サンプリング時刻における検出領域外物体候補抽出部112で抽出された物体のデータの記憶領域S10
・現サンプリング時刻における物体検出部111で検出された物体のデータの記憶領域S11
・検出領域外物体推定部114で推定されたデータの記憶領域S12
なお、その他の機能ブロックについては実施の形態1と同様であるため、説明を省略する。
続いて、本実施の形態に係る運転支援装置の動作について図8に基づいて説明する。図8は、本実施の形態に係る運転支援装置の動作を示すフローチャートである。
まずステップS201では、物体検出部111において物体が検出されたかどうか判定する。物体が検出された場合、ステップS202へ、物体が検出されない場合はスタートへ戻る。
ステップS202では、物体検出部111において、検出された物体の距離、相対速度、角度を算出する。また、算出した値は、記憶部110の記憶領域S01に記憶される。
次に、ステップS203では、物体検出部111において、ステップS202で算出された距離、相対速度、角度と、車速センサ104が検出した自車両の車速とに基づいて、検出した物体の位置と速度を算出する。そして、算出された値は、記憶部110の記憶領域S11に記憶される。
ステップS204では、検出領域外物体判定部601において、前サンプリング時刻において、検出領域外物体候補抽出部112により抽出された物体が存在するかどうかの判定を行う。すなわち、記憶部110の記憶領域S10の値が0でないかどうかの判定を行う。記憶領域S10の値が0でなければステップS205へ、記憶領域S10の値が0であればステップS206へ進む。
次に、ステップS205では、検出領域外物体判定部601において、上述の式(2)〜(5)に基づいて、記憶領域S11に記憶された値が、記憶領域S10に記憶された値から推定されるかどうかの判断を行う。そして、記憶領域S11の値が記憶領域S10より推定される場合はステップS206へ、推定されない場合はステップS207へ進む。
ステップS207では、検出領域外物体判定部601が、ステップS205における条件を満足する検出領域外物体候補を検出領域外物体であると判定する。
続いて、ステップS208において、検出領域外物体と判定された時間を初期時間として、時間計測部113により時間計測が開始される(TM = 0)。
ステップS209では、検出領域外物体推定部114により、検出領域外物体の位置の推定が上述の式(6)に基づいて行われる。
続いて、ステップS210では、推定した検出領域外物体の位置が、記憶部110の記憶領域S12に記憶される。
ステップS211では、操舵角センサ105により検出された自車両の操舵角が操舵角閾値以上であるかどうか判定される。条件式(操舵角≧操舵角閾値)を満足する場合はステップS212へ、満足しない場合はS213へ進む。操舵角閾値に関しては、実施の形態1と同様であるので説明を省略する。
ステップS212では、衝突判定部115において、前記推定された検出領域外物体の位置に基づく自車両との距離と図4に示した衝突危険度判定テーブルとを比較する。
一方、ステップS213では、時間計測部113にて計測された時間が時間閾値以上かどうかを判定する。条件(時間≧時間閾値)を満足する場合は、ステップS216へ、条件を満たさない場合はステップS222へ進む。なお、時間閾値に関しては、実施の形態1と同様であるため説明を省略する。
ステップS214では、衝突判定部115において、ステップS212における比較結果に基づき、衝突危険度が0でないかどうかを判定する。衝突危険度が0でない場合はステップS215へ、衝突危険度が0である場合はステップS216へ進む。
ステップS215では、衝突判定部115が図4に示したテーブルに基づいて、警告音を決定し、スピーカ106より自車両の運転者に警告を行う。
次に、ステップS216では、時間計測部113にて計測された時間をリセットする(TM=0)。
ステップS217では、記憶領域S12の値をリセットする(S12=0)。
一方、ステップS206では、検出領域外物体候補抽出部112において、記憶部110の記憶領域S01に記憶されている物体のデータのうち、相対速度が相対速度<0、かつ角度が角度≧角度閾値である物体が存在するかどうかを判定する。本条件式を満足する物体が存在する場合は、ステップS218へ、満足する物体が存在しない場合は、ステップS220へ進む。
そして、ステップS218では、ステップS206の判定条件を満足する物体が、検出領域外物体候補抽出部112により検出領域外物体候補として抽出される。
ステップS219では、ステップS218で抽出した検出領域外物体候補の位置と速度が記憶部110の記憶領域S10に記憶される。
ステップS220では、検出領域外物体推定部114により、記憶領域S12の値が0でないかどうかが判定される。記憶領域S12の値が0でない場合はステップS221へ、記憶領域S12の値が0の場合はステップS222へ進む。
ステップS221では、時間計測部113により、計測時間がインクリメントされ、ステップS209へ進む。
最後に、ステップS222では、衝突判定部115において、記憶部110の記憶領域S01、S11に記憶された前方物体のデータをリセットし(S01=S11=0)、スタートへ戻る。
以上のようにして、この発明の実施の形態2に係る運転支援装置101では、検出領域外物体判定部601が、検出領域外物体候補抽出部112が前サンプリング時刻において抽出した検出領域外物体候補の情報(位置と速度)に対応できる、現サンプリング時刻において検出した物体の情報(位置と速度)が無い場合、前サンプリング時刻の検出領域外物体候補を検出領域外物体と判定し、検出領域外物体推定部114が、該物体の位置と速度と、時間計測部113により計測された時間と、車速センサ104により計測された自車速とに基づいて、ミリ波レーダの検出領域外において検出領域外物体の位置の推定処理を開始し、所定の時間、推定処理を続けることで、自車両と検出領域外物体とが衝突する危険度を判定し、自車両の運転者に警告を行うことができる。
なお、ミリ波レーダ1台により、自車両と検出領域外物体との衝突の警告を運転者に行うため、従来の運転支援装置よりも、装置の構成を簡素に、かつ、低コストにすることができる。また、ミリ波レーダの検出領域内から検出領域外へと外れたと推定される物体に対して、位置の推定処理を行うため、検出領域外の物体の位置を正確に推定できる。そして、ミリ波レーダの検出領域外において、検出領域外物体の位置の推定処理を開始するため、推定処理を行う対象、時間を削減し、CPUの処理負荷を軽減することができる。さらに、メモリ(記憶部110)の削減によりコストを低減することができる。加えて、操舵角が操舵角閾値以上となった場合に、衝突判定部が、自車両と検出領域外物体とが衝突する危険度を判定し、自車両の運転者に警告を行うことで、車線変更時や交差点での右左折時等、現在の状況を考慮した必要なタイミングで警告を行うことができる。
なお、上記各実施の形態において、送受信部107、変換部108、物体検出部111で物体検出手段を構成し、
車速センサ104、操舵角センサ105、外部からのウィンカーの点灯または操作を示す信号で車両状態検出手段を構成し、
衝突判定部115で衝突判定手段を構成し、
スピーカ106で警告手段を構成し、
検出領域外物体推定部114で検出領域外物体推定手段を構成し、
検出領域外物体候補抽出部112が検出領域外物体候補抽出手段を構成し、
記憶部110が検出領域外物体候補記憶手段、検出領域外物体記憶手段を構成し、
時間計測部113が時間計測手段を構成し、
検出領域外物体判定部601が検出領域外物体判定手段を構成する。
またこの発明は、上記各実施の形態に限定されるものではなく、これらの実施の形態の可能な組み合わせを全て含むことは云うまでもない。
101 運転支援装置、102 前方物体、103 ミリ波レーダ、104 車速センサ、105 操舵角センサ、106 スピーカ、107 送受信部、108 変換部、109 CPU、110 記憶部、111 物体検出部、112 検出領域外物体候補抽出部、113 時間計測部、114 検出領域外物体推定部、115 衝突判定部、601 検出領域外物体判定部。
この発明は、運転支援装置に関するものである。
この発明は、自車両前方の物体を検出する物体検出手段と、自車両の少なくとも車速を検出する車両状態検出手段と、自車両が物体と衝突する危険度を判定する衝突判定手段と、前記衝突判定手段の判定結果に基づいて警告を行う警告手段と、を備える運転支援装置において、前記物体検出手段の検出領域内に存在していたときの前記物体の位置と速度とに基づき前記物体検出手段の検出領域外に存在する検出領域外物体の位置を、所定の間、推定し続ける検出領域外物体推定手段を備え、前記衝突判定手段により、自車両が、前記検出領域外物体推定手段により推定した検出領域外物体と衝突する危険度を判定し、前記警告手段により自車両が前記検出領域外物体と衝突する可能性があることを警告し、さらに、前記物体検出手段で検出した物体のうち、相対速度が負、かつ水平角度が所定値以上である物体を検出領域外物体候補として抽出する検出領域外物体候補抽出手段を備え、前記検出領域外物体推定手段は、前記検出領域外物体候補の位置と速度に基づいて、検出領域外物体の位置を推定し続け、さらに、前観測周期において抽出した前記検出領域外物体候補の位置と速度とに対応できる現観測周期の検出物体が無い場合、該候補を検出領域外物体と判定する検出領域外物体判定手段を備え、前記検出領域外物体推定手段は、前記検出領域外物体判定手段が判定した検出領域外物体の位置も推定し続ける、ことを特徴とする運転支援装置にある。

Claims (10)

  1. 自車両前方の物体を検出する物体検出手段と、
    自車両の少なくとも車速を検出する車両状態検出手段と、
    自車両が物体と衝突する危険度を判定する衝突判定手段と、
    前記衝突判定手段の判定結果に基づいて警告を行う警告手段と、
    を備える運転支援装置において、
    前記物体検出手段の検出領域内に存在していたときの前記物体の位置と速度とに基づき前記物体検出手段の検出領域外に存在する検出領域外物体の位置を、所定の間、推定し続ける検出領域外物体推定手段を備え、
    前記衝突判定手段により、自車両が、前記検出領域外物体推定手段により推定した検出領域外物体と衝突する危険度を判定し、前記警告手段により自車両が前記検出領域外物体と衝突する可能性があることを警告する、ことを特徴とする運転支援装置。
  2. 前記物体検出手段で検出した物体のうち、所定の条件を満足する物体を検出領域外物体候補として抽出する検出領域外物体候補抽出手段を備え、
    前記検出領域外物体推定手段は、前記検出領域外物体候補の位置と速度に基づいて、検出領域外物体の位置を推定し続けることを特徴とする請求項1に記載の運転支援装置。
  3. 前記検出領域外物体候補抽出手段は、前記物体検出手段で検出した物体のうち、相対速度が負、かつ水平角度が所定値以上である物体を検出領域外物体候補として抽出することを特徴とする請求項2に記載の運転支援装置。
  4. 前記検出領域外物体候補抽出手段は、前記物体検出手段で検出した物体のうち、相対速度が(−自車速)<相対速度<0であり、かつ水平角度が所定値以上である物体を、検出領域外物体候補として抽出することを特徴とする請求項2に記載の運転支援装置。
  5. 前記検出領域外物体候補抽出手段により検出領域外物体候補と判定された物体の位置と速度とを所定の間、記憶する検出領域外物体候補記憶手段と、
    前記検出領域外物体候補抽出手段により検出領域外物体候補として抽出された時間を初期時間とし、所定の間、時間計測を行う時間計測手段と、
    を備え、
    前記検出領域外物体推定手段は、前記検出領域外物体候補記憶手段に記憶された検出領域外物体候補の位置と速度と、前記時間計測手段が計測した時間とに基づいて検出領域外物体の位置を推定し続けることを特徴とする請求項2から4までのいずれか1項に記載の運転支援装置。
  6. 前記物体検出手段により検出した物体のうち、所定の条件を満足する物体を検出領域外物体候補として抽出する検出領域外物体候補抽出手段と、
    前観測周期において抽出した前記検出領域外物体候補の位置と速度とに対応できる現観測周期の検出物体が無い場合、該候補を検出領域外物体と判定する検出領域外物体判定手段と、
    を備え、
    前記検出領域外物体推定手段は、前記検出領域外物体判定手段が判定した検出領域外物体の位置を推定し続けることを特徴とする請求項1に記載の運転支援装置。
  7. 前記検出領域外物体判定手段により検出領域外物体と判定された物体の位置と速度とを所定の間、記憶する検出領域外物体記憶手段と、
    前記検出領域外物体判定手段により、検出領域外物体と判定された時間を初期時間とし所定の間、時間計測を行う時間計測手段と、
    を備え、
    前記検出領域外物体推定手段は、前記検出領域外物体記憶手段に記憶された検出領域外物体の位置と速度と、前記時間計測手段が計測した時間とに基づいて検出領域外物体の位置を推定し続けることを特徴とする請求項6に記載の運転支援装置。
  8. 前記衝突判定手段は、前記車両状態検出手段により外部からのウィンカーの点灯または操作を示す信号を検出した場合、前期検出領域外物体推定手段により推定した検出領域外物体が、自車両と衝突する危険度を判定することを特徴とする請求項1から7までのいずれか1項に記載の運転支援装置。
  9. 前記衝突判定手段は、前記車両状態検出手段により操舵角が所定値以上であることを検出した場合、前期検出領域外物体推定手段により推定した検出領域外物体が自車両と衝突する危険度を判定することを特徴とする請求項1から8までのいずれか1項に記載の運転支援装置。
  10. 自車両前方の物体を検出する物体検出手段の検出領域内に存在していたときの物体の位置と速度とに基づき検出領域外に存在する該物体と対応する検出領域外物体の位置を所定の間、推定し続け、推定した前記検出領域外物体と衝突する危険度を判定し、自車両が前記検出領域外物体と衝突する可能性があることを警告することを特徴とする運転支援方法。
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