JP2013206463A - タッチパネルにおいてノイズを最小化するための方法、タッチ感知装置及びコンピュータ読取可能な記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】タッチ感知において、駆動信号の周波数帯域にノイズが存在する場合、駆動信号の周波数を変更してノイズを最小化させること。
【解決手段】 本発明の実施形態によると、互いに交差する複数本の駆動ラインと複数本の感知ラインを含むタッチパネルにおいてノイズを最小化するための方法であって、前記駆動ラインに駆動信号を印加しない状態で前記感知ラインからの信号を感知するダミースキャン段階と、前記ダミースキャンの結果得られた信号の大きさと臨界値とを比較して、前記駆動信号の周波数である第1周波数帯域におけるノイズを評価する段階とを含む、タッチパネルにおけるノイズ最小化方法が提供される。
【選択図】 図2
【解決手段】 本発明の実施形態によると、互いに交差する複数本の駆動ラインと複数本の感知ラインを含むタッチパネルにおいてノイズを最小化するための方法であって、前記駆動ラインに駆動信号を印加しない状態で前記感知ラインからの信号を感知するダミースキャン段階と、前記ダミースキャンの結果得られた信号の大きさと臨界値とを比較して、前記駆動信号の周波数である第1周波数帯域におけるノイズを評価する段階とを含む、タッチパネルにおけるノイズ最小化方法が提供される。
【選択図】 図2
Description
本発明は、タッチパネルにおいてノイズを最小化するための方法、タッチ感知装置及びコンピュータ読取可能な記録媒体に関する。
一般的に、電子通信技術の発展を通じて多様な電子機器が作られている。このような機器は、次第に使用者の操作の便宜性とデザインの優秀さを強調する趨勢にあるが、このような趨勢に伴って強調されるのは、キーボード或いはキーパッドで代表される入力装置の多辺化である。
入力装置は、キーボード或いはキーパッド等の入力装置を通じたデータ処理過程から発展し、入力装置と出力装置が一つにくくられて使用可能なタッチパネル(Touch Panel)の形態にまで発展した。このようなタッチパネルは、他の入力機器なしに入力が可能な入力装置を通称する概念であって、タッチパネルを通じた入力は、ディスプレイパネルを直接タッチする方式からなる。これは、簡単ながらも誤動作が少ないという長所がある。
一方、最近になってグラフィック・ユーザ・インターフェース(GUI:Graphic User Interface)システムの発達及び大衆化に伴い、入力が簡単なタッチスクリーン(Touch Screen)の使用が普遍化している。タッチスクリーンは、タッチセンサーパネル上におけるタッチ発生位置を認識し、これに該当する動作が行われる方式で具現化される。
タッチセンサーパネルは、行配線と列配線のマトリックス形態で形成することができ、行配線と列配線が互いに交差する所にセンサ又はピクセルが存在する。それぞれの行配線は感知信号によって駆動し、感知信号により列配線に注入される電荷がタッチの量に比例するため、タッチ位置を識別することができるのである。
一般的には、それぞれの行配線に特定周波数を有する駆動信号を入力した後、それぞれの列配線を介して該当周波数の信号を感知することにより、タッチの有無及びその位置を識別し出す。しかし、様々な理由で該当周波数帯域にノイズが存在することになれば、タッチ感知の精度が落ちることになる。したがって、前記駆動信号の周波数、すなわち、タッチ感知に使用される周波数を変更しなければならない必要がある。
本発明の目的は、タッチ感知において、駆動信号の周波数帯域にノイズが存在する場合、駆動信号の周波数を変更してノイズを最小化させることにある。
本発明の一実施形態によれば、互いに交差する複数本の駆動ラインと複数本の感知ラインを含むタッチパネルにおいてノイズを最小化するための方法であって、前記駆動ラインに駆動信号を印加しない状態で前記感知ラインからの信号を感知するダミースキャン段階と、前記ダミースキャンの結果得られた信号の大きさと臨界値とを比較して、前記駆動信号の周波数である第1周波数帯域におけるノイズを評価する段階とを含む、タッチパネルにおけるノイズ最小化方法が提供される。
本発明の他の実施形態によれば、互いに交差する複数本の駆動ラインと複数本の感知ラインを含むタッチパネルにおいてノイズを最小化するための方法であって、前記駆動ラインに駆動信号を印加しない状態で前記感知ラインからの信号を感知するダミースキャンを1回以上行なう第1ダミースキャン段階と、前記第1ダミースキャンの結果得られた信号の大きさが第1臨界値より大きい場合、前記ダミースキャンをもう一度1回以上繰り返して行なう第2ダミースキャン段階と、前記第2ダミースキャンの結果得られた信号の大きさと第2臨界値とを比較して、前記駆動信号の周波数である第1周波数帯域におけるノイズを評価する段階とを含む、タッチパネルにおけるノイズ最小化方法が提供される。
本発明のさらに他の実施形態によれば、互いに交差する複数本の駆動ラインと複数本の感知ラインを含むタッチパネルを含んでノイズが最小化されたタッチ感知装置であって、前記駆動ラインに駆動信号を印加しない状態で前記感知ラインからの信号を感知するダミースキャンを行なう感知部と、前記ダミースキャンの結果得られた信号の大きさと臨界値とを比較して、前記駆動信号の周波数である第1周波数帯域におけるノイズを評価する周波数ホッピング部とを含むタッチ感知装置が提供される。
本発明のさらに他の実施形態によれば、互いに交差する複数本の駆動ラインと複数本の感知ラインを含むタッチパネルを含んでノイズが最小化されたタッチ感知装置であって、前記駆動ラインに駆動信号を印加しない状態で前記感知ラインからの信号を感知するダミースキャンを1回以上行なう第1ダミースキャンを行ない、前記第1ダミースキャンの結果得られた信号の大きさが第1臨界値より大きい場合、前記のダミースキャンをもう一度1回以上繰り返して行なう第2ダミースキャンを行なう感知部と、前記第2ダミースキャンの結果得られた信号の大きさと第2臨界値とを比較して、前記駆動信号の周波数である第1周波数帯域におけるノイズを評価する周波数ホッピング部とを含む、タッチ感知装置が提供される。
一方、本発明のさらに他の実施形態によれば、特定周波数におけるノイズを評価して駆動信号の周波数を変更することにより、タッチ感知におけるノイズを最小化するための他の方法及びこのような方法を行なうためのコンピュータプログラムを記録するためのコンピュータ読取可能な記録媒体が提供される。
本発明によると、駆動ラインに駆動信号が印加されない状態で出力される感知ラインからの信号を介してノイズを評価し、ノイズ存在時には駆動信号の周波数を変更することによって、タッチ感知におけるノイズを最小化することができる。
後述する本発明に対する詳細な説明は、本発明を実施することができる特定の実施形態を例示として図示する添付の図面を参照する。これらの実施形態は、当業者が本発明を実施するのに十分なように詳しく説明する。本発明の多様な実施形態は互いに異なるが、相互に排他的である必要はないことが理解されなければならない。例えば、ここに記載されている特定形状、構造及び特性は、一実施形態に関連して、本発明の精神及び範囲を外れないながらも、他の実施形態で具現することができる。また、それぞれの開示された実施形態内の個別の構成要素の位置又は配置は、本発明の精神及び範囲を外れないながらも変更できることが理解されなければならない。したがって、後述する詳細な説明は、限定的な意味として取ろうとするのではなく、本発明の範囲は、適切に説明されるならば、その請求項が主張するのと均等なすべての範囲とともに添付された請求項によってのみ限定される。図面において類似の参照符号は様々な側面にわたって同一もしくは類似の機能を指し示す。
以下では、本発明が属する技術分野で通常の知識を持った者が本発明を容易に実施できるようにするために、本発明の好ましい実施形態に関して、添付された図面を参照して詳しく説明することにする。
[本発明の好ましい実施形態]
図1は、本発明の実施形態によるタッチ感知装置の概略的な構成を説明する図面である。
図1を参照すると、本発明のタッチ感知装置は、複数の行配線及び列配線からなるタッチ感知パネル110、タッチ感知パネル110に駆動信号を入力する駆動信号供給部120、列配線から出力される信号を感知する感知部130、周波数ホッピング部140を含む。駆動信号供給部120、感知部130、周波数ホッピング部140は、所定の信号によって制御されるモジュールでもよい。このような構成要素は、後述する特定動作をしたり、特定アルゴリズムを行なうルーチン、サブルーチン、プログラム、オブジェクト、コンポーネント、データ構造などを包括するが、これに制限されはしない。以下で、駆動信号供給部120、感知部130、周波数ホッピング部140を互いに別の構成要素であると説明するが、これは説明の便宜のためのものであるだけで、このうち少なくとも2つの構成要素は一つのモジュールで構成することもできる。例えば、感知部130と周波数ホッピング部140は、それぞれの機能を行なう一つの構成要素で具現することができる。
タッチ感知パネル110は、行配線及び列配線の行列で形成される。行配線と列配線は誘電体物質として分離しており、互いに交差する地点にはセンサー又はピクセルが存在する。それぞれの行は、刺激信号によって駆動することができる。したがって、行配線が駆動ラインと言える。また、行配線に注入される駆動信号によってタッチが成された地点に該当する列配線から出力される感知信号は、他の列配線から出力される信号とは変わって、このような信号によってタッチの地点を識別することができる。したがって、列配線を感知ラインとも言える。
以下の説明及び添付される図面では、行と列が直交アレイを構成するタッチ感知パネルを例に挙げて説明するが、本発明はこれに制限されず、対角線、同心円及び3次元ランダム配列等をはじめとする任意の数の次元及びこの応用配列を有する他のタッチ感知パネルに適用することができる。
駆動ラインと感知ラインは、透明導電性物質(例えば、ITO(Indium Tin Oxide)又はATO(Antimony Tin Oxide)など)で形成することができる。しかし、他の透明物質又は銅などの不透明導電性物質で形成することもできる。
それぞれの駆動ラインを介しては、特定の周波数を有する信号を入力することができる。このような信号は、駆動信号供給部120によって生成することができる。駆動信号供給部120は、それぞれの駆動ラインに駆動信号を順次入力することができる。例えば、クロック信号等を基準として、第1区間の間は第1駆動ラインD0に駆動信号を入力し、第2区間の間は第2駆動ラインD1に駆動信号を入力するなどの方式で、2本以上の感知ラインに同時に同一の駆動信号が入力されないように制御することができる。複数本の感知ラインに同時に同一の駆動信号が入力されると、特定の感知ラインを介してタッチが感知されても、いかなる駆動ラインの位置にタッチが発生したのか分からないためである。したがって、それぞれの駆動ラインには、駆動信号が互いに異なるタイミングで供給されなければならない。
特定位置にタッチが発生した時、該当位置を経由する感知ラインには他の感知ラインとは異なる信号が出力される。感知部130は各感知ラインから出力される信号を受けて、どの感知ラインに該当する位置にタッチが発生したかを判断する。感知部130は、駆動信号供給部120により供給される駆動信号の周波数と同一の周波数に該当する信号を感知することができる。
例えば、タッチが成された地点を経由する感知ラインから出力される信号は、正常な状態である他の感知ラインから出力される信号に比べて低い振幅を有し得るのだが、このような差を判別することによりタッチが成された地点を識別することができる。それぞれの感知ラインから出力される信号に対する観察は、同時に成されてもよく、順次成されてもよい。
一方、タッチ感知パネル110にタッチが発生しなくても、ノイズ等によって、感知部130により受信される信号の大きさが変わり得る。現在の感知信号の周波数と同じ周波数のノイズが存在する場合には、感知部130によって感知された信号の特徴が変わり得る。
本発明の実施形態による周波数ホッピング部140は、現在の駆動信号周波数におけるノイズを評価し、ノイズが最小化された周波数を探し出し、駆動信号が該当周波数に変更されるようにする。
以下では、このようなノイズ最小化方法について説明することにする。
ノイズ最小化方法
第1の実施形態
図2は、本発明の第1の実施形態によるタッチパネルにおけるノイズを最小化するための方法を説明するための図面である。
図1及び図2を参照すると、まず、感知部130においてダミースキャンを実施する(S210)。本明細書で「ダミースキャン」とは、駆動ラインに駆動信号が入力されない状態で各感知ラインからの信号を感知する過程を意味する。「ダミースキャン」は、1回以上の信号感知によって実行することができる。すなわち、段階S210におけるダミースキャンは、駆動信号が印加されない状態で感知ラインからの信号感知を1回だけ行なうこともできるが、それ以上行なうこともできる。タッチに対する感知のためには、駆動ラインに特定周波数を有する駆動信号を入力し、感知ラインから出力される信号を感知する過程が行われるが、駆動ラインに駆動信号を入力させない状態で感知ラインから出力される信号を感知すれば、現在のノイズの存在の有無が分かる。このようなダミースキャンは周期的に行なってもよく、非周期的に行なってもよい。例えば、それぞれの駆動ラインD0〜Dnに駆動信号を順次入力してタッチに対する感知を行なう1サイクルが終了した時点毎に、すべての駆動ラインD0〜Dnに駆動信号を入力させない状態で1回以上のダミースキャンを行なってもよい。
本発明の実施形態による周波数ホッピング部140は、ダミースキャンの結果、感知部130により感知された信号の大きさNS0と臨界値NT0とを比較する(S220)。感知部130により感知された信号の大きさNS0は、各感知ラインから出力される信号の平均値でもよく、最大値でもよく、全信号の合計でもよい。しかし、ノイズ存在時、感知信号から出力される信号の特徴だけが分かれば、いかなる変数を用いても足りる。ダミースキャンの結果、感知部130により感知された信号の大きさNS0が臨界値NT0以下ならば、現在の駆動信号の周波数(又は、感知部130により感知される信号の周波数)帯域においてノイズが許容値以上で存在しないということなので、継続して同じ周波数の駆動信号を使用することができる。この時、単一のダミースキャン過程は継続して(例えば、すべての駆動ラインD0〜Dnに駆動信号を順次入力し、タッチ感知を行なう1サイクルが完了する度に)行なうことができる。
一方、ダミースキャンの結果、感知部130により感知された信号の大きさNS0が臨界値NT0より大きければ、現在の駆動信号の周波数と同じ周波数のノイズが許容値以上で存在するということなので、周波数ホッピング部140は感知部130により感知される信号の対象周波数を変更する(S230)。これを「周波数ホッピング(Frequency Hopping)」という。周波数ホッピングが行われた後には,当該周波数における単一のダミースキャンが繰り返し行われてもよい(S210)。
図3を参照すると、周波数ホッピングS230は、次のような過程で進めることができる。まず、現在の駆動信号の周波数と異なる周波数帯域でダミースキャンを行なう(S231)。すなわち、現在、感知部130が第1周波数帯域に該当する信号を感知している場合、これを第2周波数帯域に変えてダミースキャンを行なう。ダミースキャンの結果感知された信号の大きさNS0’と臨界値NT0とを比較して(S232)、ダミースキャンの結果感知された信号の大きさNS0’が臨界値NT0以下ならば、駆動信号の周波数を該当周波数に変更する(S233)。しかし、第2周波数帯域でダミースキャンを行なった結果感知された信号の大きさNS0’が臨界値NT0より大きければ、再び第3周波数に変更して再びダミースキャンを行なう(S231)。
しかし、図3に示された実施形態以外にも、周波数ホッピングS230は様々な方法で行なうことができる。例えば、段階S232で変更された周波数でのダミースキャン結果の信号の大きさNS0’と変更前の周波数でのダミースキャン結果の信号の大きさNS0とを比較することもできる。また、様々な周波数候補群に対するダミースキャンを全て行なってみて、その中で一番小さい信号の大きさを示す周波数を、変更される周波数で選択することもできる。
周波数ホッピングS230過程が完了すると、再び段階S210に戻って該当過程を繰り返すことができる。
第2実施形態
図4は、本発明の第2実施形態によるタッチパネルにおけるノイズを最小化するための方法を説明するための図面である。
図1及び図4を参照すると、まず、感知部130で第1ダミースキャンを実施する(S410)。前述したように、ダミースキャンは、駆動ラインに駆動信号を入力しない状態で感知ラインからの信号を感知する動作を意味するが、段階S410における第1ダミースキャンは、ダミースキャン動作を1回以上実施することを意味する。第1ダミースキャンを行なった後、感知された信号の大きさNS0と臨界値NT0とを比較する(S420)。前述したように、感知された信号の大きさNS0は、各感知ラインから出力される信号の平均値でもよく、最大値でもよく、全信号の合計でもよい。
第1ダミースキャンの結果、感知部130により感知された信号の大きさNS0が臨界値NT0以下ならば、現在の駆動信号の周波数(又は、感知部130により感知される信号の周波数)帯域においてノイズが許容値以上で存在はしないということなので、継続して同じ周波数の駆動信号を使用することができる。この時、第1ダミースキャン過程は継続して(例えば、全ての駆動ラインD0〜Dnに駆動信号を順次入力してタッチ感知を行なう1サイクルが完了する度に)、行なうことができる。
一方、ダミースキャンの結果、感知部130により感知された信号の大きさNS0が第1臨界値NT0より大きければ、現在の駆動信号の周波数と同じ周波数のノイズが許容値以上で存在するということであり得る。
この時、周波数ホッピング部140は、第2ダミースキャンを行なう(S430)。第2ダミースキャンは、ダミースキャンをもう一度1回以上実施してみる動作でもよい。すなわち、駆動ラインに駆動信号を印加しない状態で感知ラインからの信号感知を1回以上行なう。反復回数は、段階S410におけるダミースキャン反復回数と同じでもよいが、異なってもよい。例えば、第2ダミースキャン段階S430におけるダミースキャン反復回数は、第1ダミースキャン段階S410におけるダミースキャン反復回数より大きくてもよい。
第2ダミースキャン後には、その結果得られた信号の大きさNS1と第2臨界値NT1とを比較する(S440)。ここにおける臨界値NT1は、段階S420で使用した臨界値NT0と異なる値であり得る。例えば、第1ダミースキャン段階S410におけるダミースキャン反復回数と第2ダミースキャン段階S420におけるダミースキャン反復回数が同一の時、段階S440で使用される臨界値NT1は段階S420で使用される臨界値NT0より大きい値であり得る。
第2ダミースキャンで得られた信号の大きさNS1は、各ダミースキャンで得られた信号の大きさの平均、最大値又は総計の少なくとも一つでもよいが、これに制限はされない。段階S440における比較結果、第2ダミースキャンで得られた信号の大きさNS1が第2臨界値NT1以下ならば、再び同じ周波数で単一のダミースキャンS410を行なう。この時、段階S410ないしS440が無限に繰り返され得るため、その反復回数を制限する必要がある。このために、段階S450及び段階S460が行なわれ得る。段階S440から段階S410に戻る度に「再始動回数」を1ずつ増加させる(S450)。「再始動回数」が既に設定された反復限界値(MAX_TRY)と同一になれば、段階S410に戻る過程を中断し、周波数ホッピング過程S470に進めることができる。しかし、段階S450及び段階S460は省略可能である。
段階S440における比較の結果、第2ダミースキャンで得られた信号の大きさNS1が第2臨界値NT1より大きかったり、段階S410ないし段階S440の反復が所定回数以上になる場合には、周波数ホッピングが行われる(S470)。前述したように、周波数ホッピングは、感知部130の感知対象になる信号の周波数を変更することである。
図5を参照すると、周波数ホッピングS470は、次のような過程で進めることができる。まず、現在の駆動信号の周波数と異なる周波数帯域でダミースキャンを行なう(S471)。すなわち、現在、感知部130が第1周波数帯域に該当する信号を感知している場合、これを第2周波数帯域に変えてダミースキャンを1回以上行なう。第2周波数帯域でダミースキャンを行って得られた信号の大きさNS2と第1周波数帯域でダミースキャンを行って得られた信号の大きさNS1とを比較する(S472)。図5においては、第1周波数帯域でダミースキャンを行って得られた信号の大きさNS1を段階S430(図4参照)における第2ダミースキャンの結果得られた信号の大きさNS1と例示したが、段階S410における第1ダミースキャンの結果得られた信号の大きさNS0で代替することもできる。
段階S472における比較結果、第2周波数帯域でダミースキャンを行った結果感知された信号の大きさNS2が、第1周波数帯域でダミースキャンを行って得られた信号の大きさNS1より小さければ、駆動信号の周波数を該当周波数に変更する(S473)。しかし、そうでなければ、再び第3周波数に変更して再度ダミースキャンを行なう(S471)。
一方、図6を参照すると、周波数ホッピングS470は、次のような過程で進めることもできる。まず、現在の駆動信号の周波数と異なる周波数帯域でダミースキャンを行なう(S474)。すなわち、現在、感知部130が第1周波数帯域に該当する信号を感知している場合、これを第2周波数帯域に変えてダミースキャンを1回以上行なう。第2周波数帯域で単一のダミースキャンを行って得られた信号の大きさNS2と臨界値NT0とを比較する(S475)。ここでの臨界値NT0は、段階S420(図4参照)で第1ダミースキャンの結果得られた信号の大きさNS0と比較対象になる臨界値NT0と同じ値であり得るが、段階S440で第2ダミースキャンの結果得られた信号の大きさNS1と比較対象になる臨界値NT1と同じ値でもあり得るし、これとは異なる第3の臨界値でもあり得る。段階S472における比較結果、第2周波数帯域でダミースキャンを行った結果感知された信号の大きさNS2が臨界値NT0より小さければ、駆動信号の周波数を該当周波数に変更する(S476)。しかし、そうでなければ、再び第3周波数に変更して再度単一のダミースキャンを行なう(S474)。
しかし、図5及び図6に示された実施形態以外にも、周波数ホッピングS470は様々な方法で行なうことができる。例えば、前述したように、図5に示された方法の変形例として、段階S472において、第2周波数帯域でダミースキャンで得られた信号の大きさNS2と段階S440(図4参照)で使用した臨界値NT1とを比較することもできる。また、様々な周波数候補群に対するダミースキャンを全て行ってみて、そのうち一番小さい信号の大きさを示す周波数を変更される周波数で選択することもできる。
再び図4を参照すると、周波数ホッピング過程S470が完了した後には、再び段階S410又は段階S340に戻って該当過程を繰り返すことができる。すなわち、周波数ホッピングが完了した後には、変更された周波数帯域で第1ダミースキャンを行って(S410)、ノイズを評価することもでき、第1ダミースキャン過程は省略したままで第2ダミースキャンを行い(S430)、ノイズを評価することもできる。
以上において、本発明の実施形態に説明された特徴、構造、効果などは、本発明の少なくとも一つの実施形態に含まれ、必ずしも一つの実施形態にのみ限定される訳ではない。さらに、各実施形態において例示された特徴、構造、効果などは、実施形態が属する分野における通常の知識を持つ者によって、他の実施形態についても組み合わせ又は変形されて実施可能である。したがって、このような組み合わせと変形に関係した内容は、本発明の範囲に含まれるものと解釈されるべきである。
また、以上において実施形態を中心に説明したが、これは単に例示であるだけであって、本発明を限定する訳ではなく、本発明が属する分野における通常の知識を有する者であれば、本実施形態の本質的な特性を外れない範囲で、以上において例示されない様々な変形と応用が可能であることが分かるはずである。例えば、実施形態に具体的に示された各構成要素は、変形して実施することができる。そして、このような変形と応用に係る相違点は、添付の特許請求の範囲において規定する本発明の技術的範囲に含まれるものと解釈されるべきである。
110 タッチパネル
120 駆動信号供給部
130 感知部
140 周波数ホッピング部
120 駆動信号供給部
130 感知部
140 周波数ホッピング部
Claims (35)
- 互いに交差する複数本の駆動ラインと複数本の感知ラインを含むタッチパネルにおいてノイズを最小化するための方法であって、
前記駆動ラインに駆動信号を印加しない状態で前記感知ラインからの信号を感知するダミースキャン段階と、
前記ダミースキャンの結果得られた信号の大きさと臨界値とを比較して、前記駆動信号の周波数である第1周波数帯域におけるノイズを評価する段階とを含む、タッチパネルにおけるノイズ最小化方法。 - 前記比較の結果、前記のダミースキャンの結果得られた信号の大きさが前記臨界値より大きい場合には、前記駆動信号の周波数を変更する周波数ホッピング段階をさらに含む、請求項1に記載のタッチパネルにおけるノイズ最小化方法。
- 前記周波数ホッピング段階は、
前記第1周波数と異なる第2周波数帯域で前記ダミースキャンを行なう段階と、
前記第2周波数帯域におけるダミースキャンの結果得られた信号の大きさが前記臨界値より小さい時、前記駆動信号の周波数を前記第2周波数に変更する段階と
を含む、請求項2に記載のタッチパネルにおけるノイズ最小化方法。 - 前記周波数ホッピング段階は、
前記第2周波数帯域におけるダミースキャンの結果得られた信号の大きさが前記臨界値より大きい時、前記第1周波数及び前記第2周波数と異なる第3周波数帯域で前記ダミースキャンを行なう段階をさらに含む、請求項3に記載のタッチパネルにおけるノイズ最小化方法。 - 前記周波数ホッピング段階は、
前記第1周波数と異なる第2周波数帯域で前記ダミースキャンを行なう段階と、
前記第2周波数帯域におけるダミースキャンの結果得られた信号の大きさが、前記第1周波数帯域におけるダミースキャンの結果得られた信号の大きさより小さい時、前記駆動信号の周波数を前記第2周波数に変更する段階と
を含む、請求項2に記載のタッチパネルにおけるノイズ最小化方法。 - 前記周波数ホッピング段階は、
前記第2周波数帯域におけるダミースキャンの結果得られた信号の大きさが、前記第1周波数帯域におけるダミースキャンの結果得られた信号の大きさ以上の時、前記第1周波数及び前記第2周波数と異なる第3周波数帯域で前記ダミースキャンを行なう段階をさらに含む、請求項5に記載のタッチパネルにおけるノイズ最小化方法。 - 前記周波数ホッピング段階は、
1以上の周波数候補群に対してダミースキャンを行い、最小の信号の大きさを示す周波数で前記駆動信号の周波数を変更する段階を含む、請求項2に記載のタッチパネルにおけるノイズ最小化方法。 - 前記ダミースキャン段階は、
前記複数本の駆動ラインに駆動信号を順次入力し、タッチに対する感知を行なう1サイクルが終了した時点ごとに周期的に行われる、請求項1に記載のタッチパネルにおけるノイズ最小化方法。 - 互いに交差する複数本の駆動ラインと複数本の感知ラインを含むタッチパネルにおいてノイズを最小化するための方法であって、
前記駆動ラインに駆動信号を印加しない状態で前記感知ラインからの信号を感知するダミースキャンを1回以上行なう第1ダミースキャン段階と、
前記第1ダミースキャンの結果得られた信号の大きさが第1臨界値より大きい場合、前記ダミースキャンを1回以上繰り返して行なう第2ダミースキャン段階と、
前記第2ダミースキャンの結果得られた信号の大きさと第2臨界値とを比較して、前記駆動信号の周波数である第1周波数帯域におけるノイズを評価する段階と
を含む、タッチパネルにおけるノイズ最小化方法。 - 前記第2ダミースキャンの結果得られた信号の大きさが前記第2臨界値より大きい場合には、前記駆動信号の周波数を変更する周波数ホッピング段階をさらに含む、請求項9に記載のタッチパネルにおけるノイズ最小化方法。
- 前記周波数ホッピング段階は、
前記第1周波数と異なる第2周波数帯域でダミースキャンを1回以上行なう段階と、
前記第2周波数帯域におけるダミースキャンの結果得られた信号の大きさが、前記第1周波数帯域で前記第1又は第2ダミースキャンの結果得られた信号の大きさより小さい時、前記駆動信号の周波数を前記第2周波数に変更する段階と
を含む、請求項10に記載のタッチパネルにおけるノイズ最小化方法。 - 前記周波数ホッピング段階は、
前記第2周波数帯域におけるダミースキャンの結果得られた信号の大きさが、前記第1周波数帯域における前記第1又は第2ダミースキャンの結果得られた信号の大きさ以上の時、前記第1周波数及び前記第2周波数と異なる第3周波数帯域で前記ダミースキャンを1回以上行なう段階をさらに含む、請求項11に記載のタッチパネルにおけるノイズ最小化方法。 - 前記周波数ホッピング段階は、
前記第1周波数と異なる第2周波数帯域でダミースキャンを行なう段階と、
前記第2周波数帯域におけるダミースキャンの結果得られた信号の大きさが、前記第1又は第2臨界値以下である時、前記駆動信号の周波数を前記第2周波数に変更する段階とを含む、請求項10に記載のタッチパネルにおけるノイズ最小化方法。 - 前記周波数ホッピング段階は、
前記第2周波数帯域におけるダミースキャンの結果得られた信号の大きさが、前記第1又は第2臨界値より大きい時、前記第1周波数及び前記第2周波数と異なる第3周波数帯域で前記ダミースキャンを1回以上行なう段階をさらに含む、請求項13に記載のタッチパネルにおけるノイズ最小化方法。 - 前記周波数ホッピング段階は、
1以上の周波数候補群に対してダミースキャンを行い、最小の信号の大きさを示す周波数で前記駆動信号の周波数を変更する段階を含む、請求項10に記載のタッチパネルにおけるノイズ最小化方法。 - 前記第2ダミースキャンの結果得られた信号の大きさが前記第2臨界値以下である場合、前記第1ダミースキャン段階に戻る、請求項9に記載のタッチパネルにおけるノイズ最小化方法。
- 前記第2ダミースキャンの結果得られた信号の大きさが前記第2臨界値以下である場合、前記第1ダミースキャン段階に戻る反復回数が臨界回数以上になれば、前記駆動信号の周波数を変更する周波数ホッピング段階を行なう、請求項16に記載のタッチパネルにおけるノイズ最小化方法。
- 互いに交差する複数本の駆動ラインと複数本の感知ラインを含むタッチパネルを含んでノイズが最小化されたタッチ感知装置であって、
前記駆動ラインに駆動信号を印加しない状態で前記感知ラインからの信号を感知するダミースキャンを行なう感知部と、
前記ダミースキャンの結果得られた信号の大きさと臨界値とを比較して、前記駆動信号の周波数である第1周波数帯域におけるノイズを評価する周波数ホッピング部と
を含むタッチ感知装置。 - 前記周波数ホッピング部は、前記比較の結果、前記ダミースキャンの結果得られた信号の大きさが前記臨界値より大きい場合には、前記駆動信号の周波数を変更する周波数ホッピングを行なう、請求項18に記載のタッチ感知装置。
- 前記周波数ホッピングは、前記第1周波数と異なる第2周波数帯域で前記ダミースキャンを行った結果得られた信号の大きさが前記臨界値より小さい時、前記駆動信号の周波数を前記第2周波数に変更する動作を含む、請求項19に記載のタッチ感知装置。
- 前記周波数ホッピングは、前記第2周波数帯域におけるダミースキャンの結果得られた信号の大きさが前記臨界値より大きい時、前記第1周波数及び前記第2周波数と異なる第3周波数帯域で前記ダミースキャンを行なう動作をさらに含む、請求項20に記載のタッチ感知装置。
- 前記周波数ホッピングは、前記第1周波数と異なる第2周波数帯域で前記ダミースキャンを行った結果得られた信号の大きさが、前記第1周波数帯域におけるダミースキャンの結果得られた信号の大きさより小さい時、前記駆動信号の周波数を前記第2周波数に変更する動作を含む、請求項19に記載のタッチ感知装置。
- 前記周波数ホッピングは、前記第2周波数帯域におけるダミースキャンの結果得られた信号の大きさが、前記第1周波数帯域におけるダミースキャンの結果得られた信号の大きさ以上の時、前記第1周波数及び前記第2周波数と異なる第3周波数帯域で前記ダミースキャンを行なう動作をさらに含む、請求項22に記載のタッチ感知装置。
- 前記周波数ホッピング部は、1以上の周波数候補群に対してダミースキャンを行い、最小の信号の大きさを示す周波数で前記駆動信号の周波数を変更する周波数ホッピングを行なう、請求項19に記載のタッチ感知装置。
- 前記感知部は、前記複数本の駆動ラインに駆動信号を順次入力し、タッチに対する感知を行なう1サイクルが終了した時点ごとに前記ダミースキャンを周期的に行なう、請求項18に記載のタッチ感知装置。
- 互いに交差する複数本の駆動ラインと複数本の感知ラインを含むタッチパネルを含んでノイズが最小化されたタッチ感知装置であって、
前記駆動ラインに駆動信号を印加しない状態で前記感知ラインからの信号を感知するダミースキャンを1回以上行なう第1ダミースキャンを行ない、前記第1ダミースキャンの結果得られた信号の大きさが第1臨界値より大きい場合、前記ダミースキャンを再び1回以上行なう第2ダミースキャンを行なう感知部と、
前記第2ダミースキャンの結果得られた信号の大きさと第2臨界値とを比較して、前記駆動信号の周波数である第1周波数帯域におけるノイズを評価する周波数ホッピング部と
を含む、タッチ感知装置。 - 前記周波数ホッピング部は、前記第2ダミースキャンの結果得られた信号の大きさが前記第2臨界値より大きい場合には、前記駆動信号の周波数を変更する周波数ホッピング動作を行なう、請求項26に記載のタッチ感知装置。
- 前記周波数ホッピングは、前記第1周波数と異なる第2周波数帯域でダミースキャンを行なった結果得られた信号の大きさが、前記第1周波数帯域における第1又は第2ダミースキャンの結果得られた信号の大きさより小さい時、前記駆動信号の周波数を前記第2周波数に変更する動作を含む、請求項27に記載のタッチ感知装置。
- 前記周波数ホッピングは、前記第2周波数帯域におけるダミースキャンの結果得られた信号の大きさが、前記第1周波数帯域における第1又は第2ダミースキャンの結果得られた信号の大きさ以上の時、前記第1周波数及び前記第2周波数と異なる第3周波数帯域で前記ダミースキャンを行なう動作をさらに含む、請求項28に記載のタッチ感知装置。
- 前記周波数ホッピングは、前記第1周波数と異なる第2周波数帯域で前記ダミースキャンを行なった結果得られた信号の大きさが、前記第1又は第2臨界値以下の時、前記駆動信号の周波数を前記第2周波数に変更する動作を含む、請求項27に記載のタッチ感知装置。
- 前記周波数ホッピングは、前記第2周波数帯域におけるダミースキャンの結果得られた信号の大きさが、前記第1又は第2臨界値より大きい時、前記第1周波数及び前記第2周波数と異なる第3周波数帯域で前記ダミースキャンを行なう動作をさらに含む、請求項30に記載のタッチ感知装置。
- 前記周波数ホッピング部は、1以上の周波数候補群に対してダミースキャンを行ない、最小の信号の大きさを示す周波数で前記駆動信号の周波数を変更する周波数ホッピングを行なう、請求項27に記載のタッチ感知装置。
- 前記第2ダミースキャンの結果得られた信号の大きさが前記第2臨界値以下である場合、前記感知部は、再び前記第1ダミースキャンを行なう、請求項26に記載のタッチ感知装置。
- 前記第2ダミースキャンの結果得られた信号の大きさが前記第2臨界値以下である場合、前記第1ダミースキャン段階に戻る反復回数が臨界回数以上になると、前記周波数ホッピング部は、前記駆動信号の周波数を変更する周波数ホッピング動作を行なう、請求項33に記載のタッチ感知装置。
- 請求項1ないし17のいずれか一項による方法を実行するためのコンピュータプログラムを記録するためのコンピュータ読取可能な記録媒体。
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140204 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20140701 |