JP2013205633A - Fpdモジュール組立装置、および、fpdモジュール組立方法 - Google Patents

Fpdモジュール組立装置、および、fpdモジュール組立方法 Download PDF

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Abstract

【課題】FPDモジュールの組立ラインにおいて、タクトタイムを短縮し、生産効率を向上させる。
【解決手段】FPDモジュール組立装置は、表示パネル基板を吸着テーブル間で受け渡しを行ない、作業工程に沿って搬送する基板搬送ユニットと、表示パネル基板の処理辺に対して処理をおこなう処理ユニットと、複数の表示パネル基板を載せ、回転可能な吸着テーブルを有する。そして、吸着テーブルを順次回転させ、吸着テーブル上の第一の表示パネル基板の処理辺を処理ユニットに向け、吸着テーブル上の第一の表示パネル基板の処理辺を、処理ユニットで作業中のときに、表示パネル基板の受け渡し位置の第二の表示パネル基板を基板搬送ユニットにより、下流の作業工程の位置に搬送するか、表示パネル基板の受け渡し位置の空いている位置に、上流工程から表示パネル基板を搬入する。
【選択図】図1

Description

本発明は、FPDモジュール組立装置、および、FPDモジュール組立方法に係り、組立ラインにおける生産効率を向上させるのに好適なFPDモジュール組立装置、および、FPDモジュール組立方法に関する。
FPDモジュール組立装置は、液晶ディスプレイやプラズマディスプレイ、有機EL(Electro-Luminescence)などのFPD(Flat Panel Display)の表示パネル基板に対して、複数の処理工程を順次おこなうことにより、表示パネル基板における周辺部に、駆動ICの搭載や、COF(Chip on Film)、FPC(Flexible Printed Circuit)などのTAB(Tape Automated Bonding)接続、あるいは、表示基板の周辺に、PCB(Printed Circuit Board)などの周辺基板などを実装する装置である。
以下の説明で「搭載部材」と称する電子部品は、その詳細形状や部材の厚さの差異などで、TCP(Tape Carrier Package)と呼称されたり、TABと呼称されたり、COFと呼称されたりする。これらTCPやTABやCOFは、スプロケット穴を有する長尺のポリイミドフィルムに配線を施したFPCに、ICチップを搭載し、FPCを切り出して構成されたものであり、実装する上での差異はない。また、パネルの設計によってはICチップなしのFPCのみを実装する場合もある。FPDモジュールの実装組立工程においては、これらの部品に実質上の差異はない。
FPDモジュール組立装置の処理工程としては、通常、(1)表示パネル基板端部のTAB貼付け部を清掃する端子クリーニング工程、(2)清掃後の表示パネル基板端部に異方性導電フィルム(ACF:Anisotropic Conductive Film)を貼り付けるACF工程、(3)表示パネル基板のACFを貼り付けた位置に、TABやICを位置決めして搭載する仮圧着工程、(4)搭載したTABやICを加熱圧着してACFにより固定する本圧着工程、(5)TABのパネル基板側と反対側に、予めACFを貼り付けたPCBを貼付け搭載するPCB工程がある。
例えば、特許文献1には、このような処理工程により、FPDを生産するFPDモジュール組立装置が開示されている。
特開2011−165890号公報
FPDモジュール組立装置は、上記の各工程において、処理ヘッドによって安定して処理をおこなうために、表示パネル基板の処理をおこなう一辺側を、パネル保持部材によって下側から吸着・保持する。
表示パネル基板の周辺部に搭載部材を実装するときには、長辺側(ソース側)にデータ用ICが搭載され、短辺側(ゲート側)に電源用ICが搭載されるのが一般的である。
上記従来技術においては、例えば、表示パネル基板にACFを貼り付けるACF工程では、ソース側の処理と、ゲート側の処理を別々におこない、個々の処理が終わって、処理が終わった表示パネル基板が次の工程に搬送されると、次に処理する表示パネル基板を搬送して運び入れていた。
そのため、処理に要する時間のほかに、表示パネル基板をユニット間で移動させる時間も必要となり、タクトタイムが長くなり、生産効率が向上しないという問題点があった。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたもので、その目的は、FPDモジュール組立装置の組立ラインにおいて、タクトタイムを短縮し、生産効率を向上させるFPDモジュール組立装置を提供することにある。
本発明は、制御機構と、表示パネル基板の処理辺(長辺:ソース辺、短辺:ゲート辺)に対して処理をおこなうFPDモジュール組立装置であり、表示パネル基板を作業工程に沿って搬送する基板搬送ユニットと、表示パネル基板の処理辺に対して処理をおこなう処理ユニットと、複数の表示パネル基板を載せ、回転可能な吸着テーブルとを有している。
そして、制御機構は、吸着テーブルを順次回転させ、吸着テーブル上の第一の表示パネル基板の対象となる処理辺を処理ユニットに向け、吸着テーブル上の第一の表示パネル基板の対象となる処理辺を、処理ユニットで作業中に、処理のしていない吸着テーブル上の基板搬送ユニットとの表示パネル基板の受け渡しを行う位置の第二の表示パネル基板を基板搬送ユニットにより、下流の作業工程に搬送するか、あるいは、前記吸着テーブル上の前記基板搬送ユニットとの表示パネル基板の受け渡しを行う位置に、上流工程から前記表示パネル基板を搬入する
ここで、各辺に対する処理は、端子クリーニング処理、ACF貼付処理、表示パネル基板と搭載部材を仮圧着する仮圧着処理、表示パネル基板と搭載部材を本圧着する本圧着処理、PCB貼付処理などである。
さらに、検査機構を設けて、吸着テーブルには、三つ以上の表示パネル基板を載せ、処理ユニットによる処理と、基板搬送ユニットによる搬送処理のほかに、時間的に並列に、検査機構により処理ユニットにより行われた処理の検査をおこなうようにしてもよい。
本発明によれば、FPDモジュール組立装置の組立ラインにおいて、タクトタイムを短縮し、生産効率を向上させるFPDモジュール組立装置を提供することができる。
ACF貼付装置内での表示パネル基板の動きを説明するための図である。 図1におけるACF貼付装置のA矢視図である。 ACF貼付装置内での表示パネル基板の動きを、一つの表示パネル基板に着目して流れ図として示した図である。 ACF貼付装置内での連続する表示パネル基板の動きを流れ図として示した図である。 吸着テーブルに4枚の表示パネル基板Pを載せたときの例を示す図である。 本発明に係る一実施形態のFPDモジュール組立装置による端子クリーニング工程からPCB工程までの工程での処理を示す模式図である。
以下、本発明に係る一実施形態を、図1ないし図6を用いて説明する。
先ず、図6を用いて本発明に係る一実施形態のFPDモジュール組立装置により、FPDモジュールを組立てる工程について説明する。
図6は、本発明に係る一実施形態のFPDモジュール組立装置による端子クリーニング工程からPCB工程までの工程での処理を示す模式図である。
以下、図6に示した装置と工程を対比して説明する。
FPDモジュールを組立てる工程では、以下の(a)〜(f)が実施される。
(a)端子クリーニング工程(パネル側):表示パネル基板Pの周辺端子領域を清掃する工程である。溶剤などを浸み込ませた清掃テープで、端子部の異物などを拭取り除去する。その他の異物除去方法としてはUVやプラズマを用いる方法もある。ここで、表示パネル基板Pの長辺であるソース側、短辺であるゲート側の両辺で、端子のクリーニングがおこなわれる。
この工程の処理をおこなうのが、端子クリーニング装置10である。
端子クリーニング装置10は、洗浄ヘッド(短辺側)11、洗浄ヘッド(長辺側)12により各々の辺のクリーニングをおこなう。
洗浄ヘッド(短辺側)11、洗浄ヘッド(長辺側)12は、各々、ガイド(短辺側)13、ガイド(長辺側)14上を、図のX方向に移動する。
(b)ACF貼付工程:ACFを表示パネル基板P、または、搭載部材に貼付ける工程である。図6では、ACFを表示パネル基板Pに貼付ける場合を示す。ACFを熱により軟化させて表示パネル基板Pにおける搭載部材の搭載位置に仮付けする。ここで、表示パネル基板Pのソース側、ゲート側の両辺にACFが貼り付けられる。
この工程の処理をおこなうのが、ACF貼付装置20である。
ACF貼付装置20は、ACF貼付ユニット(短辺側)21、ACF貼付ユニット(長辺側)22により、ACFの貼付けをおこなう。
ACF貼付ユニット(短辺側)21、ACF貼付ユニット(長辺側)22は、各々、ガイド(短辺側)23、ガイド(長辺側)24上を、図のX方向に移動する。
(c)仮圧着工程:表示パネル基板P周縁部に、搭載部材を搭載し、仮圧着する工程である。表示パネル基板Pに設けられた基準マークと、搭載部材に設けられた基準マークを検出位置決めし、搭載部材が既定の位置に搭載される。ここで、表示パネル基板Pのソース側、ゲート側の両辺に搭載部材が搭載されて、仮圧着される。
この工程の処理をおこなうのが、仮圧着装置30である。
仮圧着装置30は、仮圧着ヘッド(短辺側)31、仮圧着ヘッド(長辺側)32により、表示パネル基板Pに搭載部材が搭載される。
仮圧着ヘッド(短辺側)31、仮圧着ヘッド(長辺側)32は、各々、ガイド(短辺側)33、ガイド(長辺側)34上を、図のX方向に移動する。
搭載部材(例えば、COF)は、搭載部材のリール35から供給される。
(d)本圧着工程:仮圧着工程で、表示パネル基板P周辺に搭載された搭載部材を、圧着ヘッドにより、加熱下で圧着することで、表示パネル基板Pの電極と搭載部材の電極との導通を確保しACFの熱硬化により表示パネル基板Pと搭載部材とが機械的にも接続される工程である。これにより、表示パネル基板Pのソース側、ゲート側の両辺に搭載部材が、表示パネル基板Pと電気的に導通を確保された状態で搭載・固定される。
この工程の処理をおこなうのが、本圧着装置40である。
本圧着装置40は、本圧着ヘッド(短辺側)41、本圧着ヘッド(長辺側)42により、ACFを介して表示パネル基板Pと搭載部材を電気的にも機械的にも接続・固定する。
本圧着ヘッド(短辺側)41、本圧着ヘッド(長辺側)42は、固定配置されるのが基本であるが、各々、ガイド(短辺側)43、ガイド(長辺側)44上を、図のX方向に移動し、複数回に分けて動作することも可能である。
(e)PCB工程:周辺回路基板(PCB:Print Circuit Board)にACFを貼り付け、周辺回路基板と表示パネル基板Pに取り付けられた搭載部材とを熱圧着する工程である。表示パネル基板Pに取り付けられた搭載部材の反対側に周辺回路基板を位置決めし、加熱下で圧着することで、搭載部材の電極と周辺回路基板の電極との導通を確保しACFの熱硬化により表示パネル基板Pに取り付けられた搭載部材と回路基板とが機械的にも接続される工程である。ここで、表示パネル基板Pの少なくともソース側に、PCBが接続される。
PCB工程の処理は、ACF貼付装置60と、圧着装置50によりおこなわれる。
トレイ65からPCBが供給され、ACF貼付装置60は、ACF貼付ユニット61、ACF貼付ユニット62により、ACFの貼付けをおこなう。
ACF貼付ユニット61、ACF貼付ユニット62は、各々、ガイド63、ガイド64上を、図のY方向に移動する。
ACFの貼り付けられたPCBは、PCB供給テーブル66により、圧着装置50に送られる。
圧着装置50は、圧着ヘッド51により、加熱・加圧し、表示パネル基板Pに圧着した搭載部材の一端とPCBの圧着をおこなう。
圧着ヘッド51は、固定配置されるのが基本であるが、ガイド52上を、図のX方向に移動し、複数回に分けて動作することも可能である。
FPDモジュールを組立てる際には、上記のように、各工程を処理する処理装置を連結して、モジュール組立装置としてのラインを形成し、連続的に組立処理を実施している。
ここで、図6に示されるように、各工程での表示パネル基板Pが、吸着テーブル1に二つ載せられている。表示パネル基板Pは、基板搬送ユニット5により、吸着されて次の工程に搬送される。
次に、図1ないし図4を用いて本発明の一実施形態に係る表示パネル基板PのACF貼付装置20内での動きと、ACF貼付装置20の構造の概略を説明する。
図1は、ACF貼付装置20内での表示パネル基板の動きを説明するための図である。
図2は、図1におけるACF貼付装置のA矢視図である。
図3は、ACF貼付装置内での表示パネル基板の動きを、一つの表示パネル基板に着目して流れ図として示した図である。
図4は、ACF貼付装置内での連続する表示パネル基板の動きを流れ図として示した図である。
ACF貼付装置20は、図1に示されるように、短辺を処理する機構と、長辺を処理する機構に分かれており、短辺側に吸着テーブル1a、長辺側に吸着テーブル1bを有している。そして、短辺側、長辺側の各々に、ACF処理ユニット21,22があり、各々ガイド23,24上を移動する。
吸着テーブル1a,1bは、二つの表示パネル基板Pを載せることができ、Z方向を軸に回転機構により回転可能であり、短辺側の吸着テーブル1aでは、回転が停止したときに、表示パネル基板Pは、吸着テーブル(1)の位置か吸着テーブル(2)の位置に載っていることになる。一方、長辺側の吸着テーブル1bでは、回転が停止したときに、表示パネル基板Pは、吸着テーブル(3)の位置か吸着テーブル(4)の位置に載っていることになる。
短辺側のACF貼付処理は、吸着テーブル(2)の位置でおこなわれ、長辺側のACF貼付処理は、吸着テーブル(4)の位置でおこなわれる。
基板搬送ユニット5a,5b,5cは、表示パネル基板Pを吸着して、下流側(図1の右手側)に搬送するユニットであり、基板搬送ユニット5aは、表示パネル基板Pを上流工程から短辺側の吸着テーブル(1)の位置に、基板搬送ユニット5bは、短辺側の吸着テーブル(1)の位置から、長辺側の吸着テーブル(3)の位置に、基板搬送ユニット5cは、表示パネル基板Pを長辺側の吸着テーブル(3)の位置から、下流工程にそれぞれ搬送する。
図2は、図1におけるACF貼付装置20のA矢視図である。吸着テーブル1の下には、回転機構80が、設置されており、基板搬送ユニット5a,5b,5cを動作させる搬送機構(図示せず)と連動して、制御部(図示せず)がその動作を制御している。
表示パネル基板Pの一連の流れは、以下の通りである。
表示パネル基板Pは、基板搬送ユニット5aにより、上流側(図1の左手側)から吸着テーブル1aの吸着テーブル(1)の位置に搬送される。
次に、吸着テーブル1aを180度回転させ、表示パネル基板Pを吸着テーブル(2)の位置に移動させる。吸着テーブル(2)の位置でACF貼付ユニット21により、短辺側のACFを個数分(個数は、表示パネル基板Pの実装仕様による)貼り付ける。ここで、ACF貼付ユニット21は、ACFを1個貼り、貼り終わると下流側(図1の右手側)へ移動するという動作を、ACF貼付個数分繰り返しおこなう。
そして、短辺側のACFを個数分貼付終わったら、吸着テーブル1aを180度回転させて、再び、表示パネル基板Pを吸着テーブル(1)の位置に移動させる。
次に、基板搬送ユニット5bにより、表示パネル基板Pを吸着テーブル(1)の位置から吸着テーブル(3)の位置に搬送する。
ここで、吸着テーブル(1)の位置は、空になるので、次の表示パネル基板Pを、基板搬送ユニット5aで上流側(図1の左手側)から吸着テーブル(1)の位置に搬送することができ、連続的にACF貼付位置と表示パネル基板P搬送位置に表示パネル基板Pを移動することができ、吸着テーブル(2)の位置でACF貼付作業中に吸着テーブル(1)の位置で表示パネル基板Pの入れ替えができる。
次に、吸着テーブル1bを180度回転させ、表示パネル基板Pを、吸着テーブル(3)の位置から吸着テーブル(4)の位置に移動させる。表示パネル基板Pは、吸着テーブル(4)の位置でACF貼付ユニットにより長辺側のACFを個数分(個数は、表示パネル基板Pの実装仕様による)貼付られる。
ここで、ACF貼付ユニット22は、ACFを1個貼り、貼り終わると下流側(図1の右手側)へ移動するという動作を、ACF貼付個数分繰り返しおこなう。
長辺側のACFを個数分貼付終わったら、吸着テーブル1bを180度回転させ、表示パネル基板Pを再び吸着テーブル(3)の位置に移動させる。
次に、基板搬送ユニット5cにより、表示パネル基板Pを吸着テーブル(3)の位置から下流側に(図1の右手側)搬送する。
ここで、吸着テーブル(3)の位置は空になるので、次の表示パネル基板Pを、基板搬送ユニット5bにより、吸着テーブル(1)の位置から吸着テーブル(3)の位置に搬送することができ、連続的に、ACF貼付位置と、表示パネル基板Pの搬送位置に表示パネル基板Pを移動することができ、吸着テーブル(4)の位置でACF貼付作業中に吸着テーブル(3)の位置で表示パネル基板Pの入れ替えをおこなうことができる。
次に、一つの表示パネル基板Pに着目して、ACF貼付装置20における動作を図3により説明する。
フェーズ(a):上流側から表示パネル基板Pを基板搬送ユニット5aにより、搬入
フェーズ(b),(c):表示パネル基板Pを吸着テーブル(1)の位置にセット、基板搬送ユニット5aは原位置に移動
フェーズ(d):吸着テーブル1aを回転させ、表示パネル基板Pを吸着テーブル(2)の位置に移動
フェーズ(e):ACF貼付ユニット21により、表示パネル基板Pの短辺側にACF貼付け
フェーズ(f):短辺側のACF貼付動作が完了、 ACF貼付ユニット21は、原位置に移動
フェーズ(g):吸着テーブル1aを回転させ、表示パネル基板Pを吸着テーブル(1)の位置に移動
フェーズ(h):基板搬送ユニット5bにより、吸着テーブル(1)の位置にある表示パネル基板Pを吸着
フェーズ(i),(j):表示パネル基板Pを吸着テーブル(3)の位置にセット、基板搬送ユニット5bは原位置に移動
フェーズ(k):吸着テーブル1bを回転させ、表示パネル基板Pを吸着テーブル(4)の位置に移動
フェーズ(l):ACF貼付ユニット22により、表示パネル基板Pの長辺側にACF貼付け
フェーズ(m):長辺側のACF貼付動作が完了、ACF貼付ユニット22は、原位置に移動
フェーズ(n):吸着テーブル1bを回転させ、表示パネル基板Pを吸着テーブル(3)の位置に移動
フェーズ(o):基板搬送ユニット5cにより、吸着テーブル(3)の位置にある表示パネル基板Pを吸着
フェーズ(p):基板搬送ユニット5cにより、下流側に表示パネル基板Pを搬出
フェーズ(q):基板搬送ユニット5cは原位置に移動
なお、上記の説明では、一つの表示パネル基板Pの処理の流れに着目して、動作を記載しているため、表示パネル基板Pの短辺側を処理しているときは、長辺側の処理動作が停止しており、表示パネル基板Pの長辺側を処理しているときは、短辺側の処理動作が停止しているようになっているが、実際には、この表示パネル基板Pの前後にも表示パネル基板Pが有り、これらの表示パネル基板Pを並列に処理していることに留意する。
次に、連続して表示パネル基板Pを、ACF貼付装置20に供給した場合のACF貼付装置20による並列処理動作を、図4により説明する。
図4では、表示パネル基板Pの位置関係は、図1と同一であり、表示パネル基板Pのみで模式的に示している。ここで、表示パネル基板Pに番号をつけ、番号の小さいものほど先に処理されている(先に、ACF貼付装置20に搬送されてきた)ものとする。
すなわち、表示パネル基板Pは、P07,P08,P09,P10,P11の順にACF貼付装置20に搬入されてくる。
フェーズ(I):短辺側では、吸着テーブル(2)の位置で表示パネル基板P09にACF貼付処理が行われており、吸着テーブル(1)の位置には次に短辺側にACFを貼付ける表示パネル基板P10が載置されている。長辺側では、吸着テーブル(4)の位置で表示パネル基板P08にACF貼付処理が行われており、ACFの貼付が終了した吸着テーブル(3)の位置の表示パネル基板P07は下流工程に搬出される。
フェーズ(II):短辺側では、吸着テーブル(2)の位置の表示パネル基板P09へのACFの貼付処理が終了し、吸着テーブル1aを180度回転させ、表示パネル基板P09が吸着テーブル(1)の位置に、表示パネル基板P10が吸着テーブル(2)の位置に移動する。長辺側では、吸着テーブル(4)の位置で表示パネル基板P08へのACF貼付処理が続けられており、吸着テーブル(3)の位置は表示パネル基板P07が搬出されたため、表示パネル基板Pが何も置かれていない状態になっている。
フェーズ(III):短辺側では、吸着テーブル(2)の位置で表示パネル基板P10へのACF貼付処理が開始され、ACFの貼付が終了した吸着テーブル(1)の位置の表示パネル基板P09は、長辺側の吸着テーブル(3)の位置に移動される。長辺側では、吸着テーブル(4)の位置で表示パネル基板P08へのACF貼付処理が続けられている。
フェーズ(IV):短辺側では、吸着テーブル(2)の位置で表示パネル基板P10へのACF貼付処理が続けられており、吸着テーブル(1)の位置は表示パネル基板P09が搬出されたため、表示パネル基板Pが何も置かれていない状態になっている。長辺側では、吸着テーブル(4)の位置の表示パネル基板P08へのACFの貼付処理が終了し、吸着テーブル1bを180度回転させ、表示パネル基板P08が吸着テーブル(3)の位置に、表示パネル基板P09が吸着テーブル(4)の位置に移動する。
フェーズ(V):短辺側では、吸着テーブル(2)の位置で表示パネル基板P10へのACF貼付処理が続けられており、吸着テーブル(1)の位置に上流工程から表示パネル基板P11が搬入される。長辺側では、吸着テーブル(4)の位置で表示パネル基板P09へのACF貼付処理が開始され、ACFの貼付が終了した吸着テーブル(3)の位置の表示パネル基板P08は下流工程に搬出される。
フェーズ(VI):短辺側では、吸着テーブル(2)の位置の表示パネル基板P10へのACFの貼付処理が終了し、吸着テーブル1aを180度回転させ、表示パネル基板P10が吸着テーブル(1)の位置に、表示パネル基板P11が吸着テーブル(2)の位置に移動する。長辺側では、吸着テーブル(4)の位置で表示パネル基板P09へのACF貼付処理が続けられており、吸着テーブル(3)の位置は表示パネル基板P08が搬出されたため、表示パネル基板Pが何も置かれていない状態になっている。
フェーズ(VI)の処理状態はフェーズ(II)の処理状態と同じであって、異なるのは、各吸着テーブル(1),(2),(3),(4)の位置に置かれている表示パネル基板Pが1つずつ処理工程が進んだ吸着テーブルの位置に置かれていることである。
以下フェーズ(II)からフェーズ(V)の処理が繰り返される。
本実施形態の効果を評価すると以下のようになる。
このように表示パネル基板Pは、上流側から短辺側用へ搬送され、短辺側のACFを貼り、次に、長辺側用へ搬送され長辺側のACFを貼り、下流側へ搬送される。ここで、短辺側ACF貼付部でのACF貼付動作自体の処理時間は、同一のACF貼付ユニットを使用しているため同一である。
ここで、上記にて説明した本実施形態では、吸着テーブルに、2枚の表示パネル基板Pを載置可能な構成とし、一方の表示パネル基板にACF貼付処理を行っている最中に、他方の表示パネル基板Pの搬出、搬入を行うことができるため、表示パネル基板Pの入れ替え時間は、吸着テーブルを180度回転させる動作時間だけとなる。(表示パネル基板Pサイズにより多少異なるが概ね1.5秒である。)
従来の表示パネル基板Pの搬送方式は、特許文献1に記載されている通りであり、表示パネル基板Pの入れ替え時間は、上流側から受け取る時間(約5秒)と下流側へ受け渡す時間(約5秒)の合計が必要な時間である。ただし、片一方の動作は各ユニットで折半となり、合計のパネル入れ替え時間は約7.5秒となる。
したがって、本実施形態によれば、従来技術に比べて約6秒の時間短縮となる。すなわち、従来装置の標準的なスループット約18秒が、約6秒短縮され約12秒となり、33%の処理速度向上となる。本発明は、以上例として説明したACF貼付装置20以外に、端子クリーニング装置10、仮圧着装置30、本圧着装置40、PCB接続装置、樹脂塗布装置、ずれ検査装置、粒子検査装置、および、圧痕検査装置にも可能である。
次に、図5を用いて本実施形態の他の形態を説明する。
図5は、吸着テーブルに4枚の表示パネル基板Pを載せたときの例を示す図である。
上記で説明した吸着テーブルは表示パネル基板Pを2枚保持しているが、2枚以上の複数枚の保持も可能である。その場合は、3枚目、4枚目の位置で検査工程を実施することができる。
表示パネル基板P4枚を1テーブルで保持した場合の短辺側と長辺側の位置は、図5に示されるようになる。
短辺側の吸着テーブル(10)の位置は、上流工程から表示パネル基板Pを搬入する位置であるとともに、短辺側の処理が終了した表示パネル基板Pを長辺側の吸着テーブル(20)の位置に移動させるための位置である。
長辺側の吸着テーブル(20)の位置は、短辺側の吸着テーブル(10)の位置から表示パネル基板Pを移動させる位置であるとともに、長辺側の処理が終了した表示パネル基板Pを下流工程に搬出する位置である。
短辺側の処理は、吸着テーブル(11)の位置で、長辺側の処理は、吸着テーブル(21)の位置で、おこなわれる。
そして、短辺側の吸着テーブル(12)の位置または吸着テーブル(13)の位置、長辺側の吸着テーブル(22)の位置または吸着テーブル(23)の位置では、処理に対する検査をおこなうことができる。具体的には、検査カメラと画像認識処理装置などを設けて、撮像した画像に対して認識処理をおこない、その結果をモニタに表示する。
例えば、ACF貼付装置20では、ACF貼付有無確認検査、仮圧着工程では、搭載部材の搭載有無、および、位置ずれ検査をおこなうことができる。また、本圧着部では、搭載部材、または、PCBの有無確認、圧着位置の位置ずれ検査をおこなうことができる。
P…表示パネル基板、1…吸着テーブル、5…基板搬送ユニット、80…回転機構、
10…端子クリーニング装置、11…洗浄ヘッド(短辺側)、12…洗浄ヘッド(長辺側)、13ガイド(短辺側)、14ガイド(長辺側)、
20…ACF貼付装置、21…ACF貼付ユニット(短辺側)、22…ACF貼付ユニット(長辺側)、23…ガイド(短辺側)、24…ガイド(長辺側)、30…仮圧着装置、31…仮圧着ヘッド(短辺側)、32…仮圧着ヘッド(長辺側)、33…ガイド(短辺側)、34…ガイド(長辺側)、35…リール、
40…本圧着装置、41…本圧着ヘッド(短辺側)、42…本圧着ヘッド(長辺側)43…ガイド(短辺側)、44…ガイド(長辺側)、
50…圧着装置、51…圧着ヘッド、52…ガイド、
60…ACF貼付装置、61,62…ACF貼付ユニット、63,64…ガイド、65…トレイ、66…PCB供給テーブル。

Claims (4)

  1. 表示パネル基板の処理辺に対して処理をおこなうFPDモジュール組立装置において、
    制御機構と、
    前記表示パネル基板の処理辺に対して処理をおこなう処理ユニットと、
    複数の表示パネル基板を載せ、回転可能な吸着テーブルと、
    前記表示パネル基板を前記吸着テーブル間で受け渡しを行ない、作業工程に沿って搬送する基板搬送ユニットとを有し、
    前記制御機構は、前記吸着テーブルを順次回転させ、前記吸着テーブル上の第一の表示パネル基板の対象となる処理辺を前記処理ユニットに向け、前記吸着テーブル上の第一の表示パネル基板の対象となる処理辺を、前記処理ユニットで作業中に、前記吸着テーブル上の前記基板搬送ユニットとの表示パネル基板の受け渡しを行う位置の第二の表示パネル基板を前記基板搬送ユニットにより、下流の作業工程に搬送するか、あるいは、前記吸着テーブル上の前記基板搬送ユニットとの表示パネル基板の受け渡しを行う位置に、上流工程から前記表示パネル基板を搬入することを特徴とするFPDモジュール組立装置。
  2. FPDモジュール組立装置でおこなう処理は、端子クリーニング処理、ACF貼付処理、前記表示パネル基板と搭載部材を仮圧着する仮圧着処理、前記表示パネル基板と搭載部材を本圧着する本圧着処理、PCB貼付処理の少なくともいずれか一つであることを特徴とする請求項1記載のFPDモジュール組立装置。
  3. さらに、検査機構を有し、
    前記吸着テーブルには、三つ以上の表示パネル基板を載せ、前記処理ユニットによる処理と、前記基板搬送ユニットによる搬送処理のほかに、時間的に並列に、前記検査機構により前記処理ユニットにより行われた処理の検査をおこなうことを特徴とする請求項1記載のFPDモジュール組立装置。
  4. 処理辺に対して処理をおこなう処理装置が複数連結され、上流工程の処理装置から下流工程の処理装置に表示パネル基板を搬送することにより、表示パネルモジュールを組み立てるFPDモジュール組立ラインのFPDモジュール組立方法において、
    前記処理装置は、
    制御機構と、
    前記表示パネル基板の処理辺に対して処理をおこなう処理ユニットと、
    複数の表示パネル基板を載せ、回転可能な吸着テーブルと、
    前記表示パネル基板を前記吸着テーブルに搬入・搬出し、作業工程に沿って搬送する基板搬送ユニットとを有し、
    (1)上流工程から前記表示パネル基板を、前記基板搬送ユニットにより前記吸着テーブル上の搬入・搬出位置に搬入するステップと、
    (2)前記吸着テーブルを回転させ、前記搬入・搬出位置に搬入された表示パネル基板を、前記吸着テーブル上の処理辺を前記処理ユニットにより処理をする処理位置に移動させるステップと、
    (3)処理位置に移動された前記表示パネル基板の処理辺に対して、前記処理ユニットにより処理するステップと、
    (4)吸着テーブルを回転させ、前記表示パネル基板の処理辺に対して、処理が終わった表示パネル基板を、前記基板搬送ユニットによる搬入・搬出位置に移動させるステップと、
    (5)前記吸着テーブル上の前記基板搬送ユニットによる表示パネル基板の搬入・搬出を行う位置の表示パネル基板を、前記基板搬出ユニットにより下流工程に搬出するステップとを有し、
    前記(3)のステップと、前記(1)または(5)のステップとを時間的に並行しておこなうことを特徴とするFPDモジュール組立方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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