JP2013205226A - 位置補正システム、位置補正方法、位置情報サーバ、及び、プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】新たに装置等を設置することなく、端末の機種に応じて、電波を用いた位置測位の精度を向上させることができる位置補正システム等を提供する。
【解決手段】位置情報サーバ3は、無線LANの電波により端末7の現在位置を推定し、端末7にフロアマップ画像と現在位置を送信する。ユーザは、端末7に表示された現在位置が間違っている場合、表示された現在位置と正しい現在位置をタッチすることにより現在位置を修正すると、端末7は修正前のX,Y座標、機種名、現在の時刻、補正値ΔX、ΔYを位置情報サーバ3に送信し、位置情報サーバ3は補正DB11に登録する。位置情報サーバ3は、同じ時間帯、同じ位置、同じ機種の端末7から現在位置の問い合わせがあった場合、位置演算サーバ5から取得する端末7の現在位置を、補正DB11に登録されている補正値ΔX、ΔYで補正した結果を推定位置結果として端末7に送信する。
【選択図】図6
【解決手段】位置情報サーバ3は、無線LANの電波により端末7の現在位置を推定し、端末7にフロアマップ画像と現在位置を送信する。ユーザは、端末7に表示された現在位置が間違っている場合、表示された現在位置と正しい現在位置をタッチすることにより現在位置を修正すると、端末7は修正前のX,Y座標、機種名、現在の時刻、補正値ΔX、ΔYを位置情報サーバ3に送信し、位置情報サーバ3は補正DB11に登録する。位置情報サーバ3は、同じ時間帯、同じ位置、同じ機種の端末7から現在位置の問い合わせがあった場合、位置演算サーバ5から取得する端末7の現在位置を、補正DB11に登録されている補正値ΔX、ΔYで補正した結果を推定位置結果として端末7に送信する。
【選択図】図6
Description
本発明は、無線LAN(Local Area Network)あるいは屋内GPS(Global Positioning System)等の電波を用いた位置測位において補正を行う位置補正システム等に関するものである。
近年、カーナビゲーションや携帯電話、スマートフォン等では、GPSを用いた現在地の特定を含む地図情報、店舗情報のような位置情報サービスの提供がされている。また、屋内は衛星からのGPS信号が受信できないため、携帯電話の基地局情報や、無線LAN等の無線の電波強度を用いたRSSI(Received Signal Strength Indicator)等による位置測位が普及している。RSSI等による位置測位方法では、測位領域を一定の大きさのマス目で区切り、各マス目における無線LANのAP(Access Point)の電波受信強度を予め測定してサーバに登録しておく。そして、ユーザが所持するスマートフォンのような無線LANが受信可能な携帯端末が受信している電波受信強度データをサーバに送り、サーバに登録されている電波受信強度と比較することにより、ユーザが位置するマス目を推定する。
しかしながら、RSSI等を用いた位置測位方法では、無線LANの電波が他の電波や反射波などの環境の影響を受けるため、安定しない。
しかしながら、RSSI等を用いた位置測位方法では、無線LANの電波が他の電波や反射波などの環境の影響を受けるため、安定しない。
特許文献1の位置検出システムでは、位置が既定の真の位置のリファレンス端末を固定して設置し、リファレンス端末の位置検出結果と真の位置との差分を用いて、その他の移動端末の位置検出結果を毎回補正するという方法が開示されている。
特許文献2の無線LAN位置検知サーバは、被位置検知端末の移動範囲内に設置した複数のICタグの固定位置情報を格納し、無線LANの通信情報により被位置検知端末の位置情報を検知する際、被位置検知端末はICタグリーダによりICタグの情報を読み取り、複数のICタグの固定位置情報に基づいて被位置検知端末の位置情報を補正するという方法が開示されている。
特許文献3の位置情報修正システムは、移動通信端末を所持するユーザが交通手段を提供する領域内に入ったことに応じて、どの移動通信端末が領域内に入ったかを特定する。移動通信端末に対応する経路特定情報を取得し、ユーザの経路に沿って移動する移動通信端末の移動経路を推定し、経路特定情報に基づいて移動通信端末の位置情報を修正するという方法が開示されている。
しかしながら、特許文献1に記載の位置検出システムにおいて、測位領域内の全てのエリアにリファレンス端末を設置するのは費用がかかる。また、スマートフォン等の携帯端末では、機種ごとに受信性能が異なり、補正値も異なる。全ての機種についてリファレンス端末を全てのエリアに設置することは現実的に無理である。
特許文献2の無線LAN位置検知サーバにおいても、全てのエリアにICタグを設置するのは費用がかかる。また、全てのエリアではなく、測位の誤差が大きいエリアにICタグを設置するという方法も考えられるが、測位の誤差が大きいエリアは携帯端末の機種ごとに異なるため、ICタグを設置するエリアを特定するのは難しい。
特許文献3の位置情報修正システムは、屋内施設や地下街で買い物をしているユーザは交通手段を利用することはないので適用できない。
本発明は、前述した問題点に鑑みてなされたもので、その目的とすることは、新たに装置等を設置することなく、端末の機種に応じて、電波を用いた位置測位の精度を向上させることができる位置補正システム等を提供することである。
前述した目的を達成するために第1の発明は、屋内施設に滞在するユーザに携帯され、位置を特定するための電波を受信する端末と、前記端末とネットワークを介して接続され、前記屋内施設における前記端末の位置情報を提供する位置情報サーバと、前記端末の受信電波情報から前記端末の推定位置情報を演算する位置演算サーバと、から構成され、前記位置情報サーバによって提供される前記位置情報を補正する位置補正システムであって、前記位置情報サーバは、前記端末の機種ごとに、前記推定位置情報、及び前記推定位置情報を補正するための補正位置情報を記憶する記憶手段と、前記端末から前記受信電波情報を受信し、前記位置演算サーバに前記推定位置情報を問い合わせる問合せ手段と、前記問合せ手段によって得られる前記推定位置情報、及び前記屋内施設のフロアマップ画像を前記端末に送信する推定位置情報送信手段と、前記端末から、前記推定位置情報の補正を指示する補正指示情報を受け付けて、前記記憶手段に記憶される前記補正位置情報を更新する更新手段と、前記問合せ手段によって得られる前記推定位置情報を、前記更新手段によって更新され、前記記憶手段によって記憶される前記補正位置情報によって補正し、補正後の前記位置情報として前記端末に送信する補正位置情報送信手段と、を具備し、前記端末は、前記位置情報サーバから受信する前記フロアマップ画像に、前記位置情報サーバから受信する前記推定位置情報を重ねて表示する表示手段と、前記表示手段によって表示される前記フロアマップ画像上において前記補正位置情報の入力を受け付けて、前記補正指示情報として前記端末の機種識別情報及び前記補正位置情報を、前記位置情報サーバに送信する補正情報送信手段と、を具備することを特徴とする位置補正システムである。
第1の発明によって、新たに装置等を設置することなく、端末の機種に応じて、電波を用いた位置測位の精度を向上させることができる。
第1の発明によって、新たに装置等を設置することなく、端末の機種に応じて、電波を用いた位置測位の精度を向上させることができる。
前記補正位置情報送信手段は、前記問合せ手段によって得られる前記推定位置情報と、前記端末から受信する前記機種識別情報とを検索条件とし、前記記憶手段に記憶される前記補正位置情報を検索し、検索される前記補正位置情報によって前記推定位置情報を補正する。
これによって、端末の機種ごとに補正情報を反映させ、位置測位の精度をより向上させることができる。
これによって、端末の機種ごとに補正情報を反映させ、位置測位の精度をより向上させることができる。
前記記憶手段は、更に、前記受信電波情報の受信時刻ごとに、前記補正位置情報を記憶し、前記補正情報送信手段は、更に、前記受信時刻を前記補正指示情報に含めて、前記位置情報サーバに送信し、前記補正位置情報送信手段は、更に、前記受信時刻を検索条件に加えて、前記記憶手段に記憶される前記補正位置情報を検索し、検索される前記補正位置情報によって前記推定位置情報を補正する。
これによって、時間帯、即ち、人の混雑具合を考慮して位置測位の補正を行うことができる。
これによって、時間帯、即ち、人の混雑具合を考慮して位置測位の補正を行うことができる。
第2の発明は、屋内施設に滞在するユーザに携帯され、位置を特定するための電波を受信する端末と、前記端末とネットワークを介して接続され、前記屋内施設における前記端末の位置情報を提供する位置情報サーバと、前記端末の受信電波情報から前記端末の推定位置情報を演算する位置演算サーバと、から構成され、前記位置情報サーバは、前記端末の機種ごとに、前記推定位置情報、及び前記推定位置情報を補正するための補正位置情報を記憶する記憶手段を具備し、前記位置情報サーバによって提供される前記位置情報を補正する位置補正システムにおける位置補正方法であって、前記位置情報サーバが、前記端末から前記受信電波情報を受信し、前記位置演算サーバに前記推定位置情報を問い合わせる問合せステップと、前記位置情報サーバが、前記問合せステップによって得られる前記推定位置情報、及び前記屋内施設のフロアマップ画像を前記端末に送信する推定位置情報送信ステップと、前記端末が、前記位置情報サーバから受信する前記フロアマップ画像に、前記位置情報サーバから受信する前記推定位置情報を重ねて表示する表示ステップと、前記端末が、前記表示ステップによって表示される前記フロアマップ画像上において前記補正位置情報の入力を受け付けて、前記推定位置情報の補正を指示する補正指示情報として前記端末の機種識別情報及び前記補正位置情報を、前記位置情報サーバに送信する補正情報送信ステップと、前記位置情報サーバが、前記端末から、前記補正指示情報を受け付けて、前記記憶手段に記憶される前記補正位置情報を更新する更新ステップと、前記位置情報サーバが、前記問合せステップによって得られる前記推定位置情報を、前記更新ステップによって更新され、前記記憶手段によって記憶される前記補正位置情報によって補正し、補正後の前記位置情報として前記端末に送信する補正位置情報送信ステップと、を実行することを特徴とする位置補正方法である。
第2の発明によって、新たに装置等を設置することなく、端末の機種に応じて、電波を用いた位置測位の精度を向上させることができる。
第2の発明によって、新たに装置等を設置することなく、端末の機種に応じて、電波を用いた位置測位の精度を向上させることができる。
第3に発明は、屋内施設に滞在するユーザに携帯され、位置を特定するための電波を受信する端末、及び前記端末の受信電波情報から前記端末の推定位置情報を演算する位置演算サーバとネットワークを介して接続され、前記屋内施設における前記端末の位置情報を提供する位置情報サーバであって、前記端末の機種ごとに、前記推定位置情報、及び前記推定位置情報を補正するための補正位置情報を記憶する記憶手段と、前記端末から前記受信電波情報を受信し、前記位置演算サーバに前記推定位置情報を問い合わせる問合せ手段と、前記問合せ手段によって得られる前記推定位置情報、及び前記屋内施設のフロアマップ画像を前記端末に送信する推定位置情報送信手段と、前記端末から、前記推定位置情報の補正を指示する補正指示情報を受け付けて、前記記憶手段に記憶される前記補正位置情報を更新する更新手段と、前記問合せ手段によって得られる前記推定位置情報を、前記更新手段によって更新され、前記記憶手段によって記憶される前記補正位置情報によって補正し、補正後の前記位置情報として前記端末に送信する補正位置情報送信手段と、を具備することを特徴とする位置情報サーバである。
第3の発明によって、第1の発明の位置補正システムを構築し、第2の発明の位置補正方法を実行することができる。
第3の発明によって、第1の発明の位置補正システムを構築し、第2の発明の位置補正方法を実行することができる。
第4の発明は、コンピュータを、屋内施設に滞在するユーザに携帯され、位置を特定するための電波を受信する端末、及び前記端末の受信電波情報から前記端末の推定位置情報を演算する位置演算サーバとネットワークを介して接続され、前記屋内施設における前記端末の位置情報を提供する位置情報サーバとして機能させるためのプログラムであって、前記端末の機種ごとに、前記推定位置情報、及び前記推定位置情報を補正するための補正位置情報を記憶する記憶手段と、前記端末から前記受信電波情報を受信し、前記位置演算サーバに前記推定位置情報を問い合わせる問合せ手段と、前記問合せ手段によって得られる前記推定位置情報、及び前記屋内施設のフロアマップ画像を前記端末に送信する推定位置情報送信手段と、前記端末から、前記推定位置情報の補正を指示する補正指示情報を受け付けて、前記記憶手段に記憶される前記補正位置情報を更新する更新手段と、前記問合せ手段によって得られる前記推定位置情報を、前記更新手段によって更新され、前記記憶手段によって記憶される前記補正位置情報によって補正し、補正後の前記位置情報として前記端末に送信する補正位置情報送信手段と、を具備することを特徴とする位置情報サーバとして機能させるためのプログラムである。
第4の発明を汎用的なコンピュータにインストールすることによって、位置情報サーバを得ることができる。
第4の発明を汎用的なコンピュータにインストールすることによって、位置情報サーバを得ることができる。
本発明により、新たに装置等を設置することなく、端末の機種に応じて、電波を用いた位置測位の精度を向上させることができる位置補正システム等を提供することができる。
以下図面に基づいて、本発明の実施形態を詳細に説明する。
最初に、図1から図5を参照しながら、位置補正システム1の構成について説明する。
最初に、図1から図5を参照しながら、位置補正システム1の構成について説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る位置補正システム1の概要を示す図である。図1に示すように、位置補正システム1は、位置情報サーバ3、位置演算サーバ5、及び、ユーザが所有する端末7、1又は複数の無線AP9から構成される。
位置補正システム1では、屋内施設でユーザに携帯される端末7が、位置情報サーバ3に1又は複数の無線AP9からの電波受信情報を送信して位置を問い合わせ、フロアマップ画像と位置を取得し、画面上に表示する。ユーザは、端末7に表示されたフロアマップ画像上の自身の位置が間違っている場合、画面上のアイコンを指でタッチして移動させて位置を修正する。端末7は、修正された位置を位置情報サーバ3に送信する。位置情報サーバ3は、端末7から受信した修正結果を補正値として補正DB11に記録する。位置情報サーバ3は、端末7から位置の問い合わせがあった場合、端末7から受信した電波受信情報の機種名と、位置演算サーバ5に問い合わせた端末7の推定位置結果と類似した補正値が補正DB11に記録されている場合、推定位置結果を補正値で補正した位置を求める。
無線AP9は、無線LAN(Local Area Network)等のアクセスポイントであり、無線通信を開始するためのビーコンと呼ばれるパケットを送信している。これを受信することで、端末7は、位置測位に必要な電波強度、MACアドレス等の情報を得ることができる。また、端末7は、無線AP9を通じて他のコンピュータ機器と通信中でも同様の情報を得られる。
端末7は、屋内施設の各フロアにおいてユーザが携帯するスマートフォン等の携帯端末である。端末7は、無線AP9からの無線LANの電波の電波受信強度を測定し、自身の機種名と、無線AP9のMAC(Media Access Control)アドレスと、測定した電波受信強度を電波受信情報として位置情報サーバ3に送信する。端末7は、位置情報サーバ3に位置を問い合わせ、フロアマップ画像と自身の位置のX座標、Y座標を取得し、画面上に表示する。
また、端末7は、画面上に表示したフロアマップ画像と自身の位置を示すアイコンがユーザによりタッチされ、移動された場合、アイコンの位置を修正し、修正した結果を補正位置情報として位置情報サーバ3に送信する。
端末7は、屋内施設の各フロアにおいてユーザが携帯するスマートフォン等の携帯端末である。端末7は、無線AP9からの無線LANの電波の電波受信強度を測定し、自身の機種名と、無線AP9のMAC(Media Access Control)アドレスと、測定した電波受信強度を電波受信情報として位置情報サーバ3に送信する。端末7は、位置情報サーバ3に位置を問い合わせ、フロアマップ画像と自身の位置のX座標、Y座標を取得し、画面上に表示する。
また、端末7は、画面上に表示したフロアマップ画像と自身の位置を示すアイコンがユーザによりタッチされ、移動された場合、アイコンの位置を修正し、修正した結果を補正位置情報として位置情報サーバ3に送信する。
位置情報サーバ3は、端末7の推定位置結果を補正する補正値を保持する補正DB11と、ビルの各フロアのフロアマップ画像を保持する地図DB13を有する。
位置情報サーバ3は、端末7とネットワークを介して接続され、屋内施設における端末7の位置情報を提供し、端末7の機種に応じて位置情報の補正を行う。
位置情報サーバ3は、端末7とネットワークを介して接続され、屋内施設における端末7の位置情報を提供し、端末7の機種に応じて位置情報の補正を行う。
位置情報サーバ3は、端末7から電波受信情報を受信し、受信した電波受信情報に含まれるMACアドレス、電波受信強度を位置演算サーバ5に送信し、端末7の推定位置結果を受信する。推定位置結果は、フロア値と、X座標、Y座標を有する。
位置情報サーバ3は、端末7から位置を修正した結果を受信した場合、補正値と、端末7の機種、現在の時刻等を補正DB11に記録する。
位置情報サーバ3は、端末7から受信した電波受信情報に含まれる機種名で、推定位置結果のX座標、Y座標と修正前のX座標、Y座標が近く、現在の時刻と類似する時間帯(例えば、午前、午後、夕方などの別、曜日別など)に修正された補正値が補正DB11にあるか検索する。該当する補正値がある場合、推定位置結果を補正値で補正したX座標、Y座標を求める。位置情報サーバ3は、端末7から位置の問い合わせを受信すると、推定位置結果のフロア値に対応するフロアマップ画像と、補正後のX座標、Y座標を端末7に送信する。
位置情報サーバ3は、端末7から位置を修正した結果を受信した場合、補正値と、端末7の機種、現在の時刻等を補正DB11に記録する。
位置情報サーバ3は、端末7から受信した電波受信情報に含まれる機種名で、推定位置結果のX座標、Y座標と修正前のX座標、Y座標が近く、現在の時刻と類似する時間帯(例えば、午前、午後、夕方などの別、曜日別など)に修正された補正値が補正DB11にあるか検索する。該当する補正値がある場合、推定位置結果を補正値で補正したX座標、Y座標を求める。位置情報サーバ3は、端末7から位置の問い合わせを受信すると、推定位置結果のフロア値に対応するフロアマップ画像と、補正後のX座標、Y座標を端末7に送信する。
位置演算サーバ5は、屋内施設に1又は複数設置されており、電波環境マップデータDB15を有する。電波環境マップデータDB15は、屋内施設の各フロアの位置における電波強度等を保持する。
位置演算サーバ5は、端末7が無線AP9から受信したMACアドレス、電波受信強度を位置情報サーバ3から受信し、電波環境マップデータDB15内の電波環境マップデータを比較し、一番近いフロア値、X座標、Y座標を検索し、推定位置結果として位置情報サーバ3に送信する。
位置演算サーバ5は、端末7が無線AP9から受信したMACアドレス、電波受信強度を位置情報サーバ3から受信し、電波環境マップデータDB15内の電波環境マップデータを比較し、一番近いフロア値、X座標、Y座標を検索し、推定位置結果として位置情報サーバ3に送信する。
図2は、フロアマップ画像の一例を示す図である。
フロアマップ画像は、屋内施設の店舗、エレベータ、トイレ等の施設に加え、1又は複数の無線AP9が設置されている。屋内施設の各フロアは、点線で示すように、1m単位のマス目状に分割されており、位置A、位置Bのように識別される。
位置演算サーバ5の電波環境マップデータDB15は、1m単位のマス目状の位置ごとに、各無線AP9の電波強度を保持する。
フロアマップ画像は、屋内施設の店舗、エレベータ、トイレ等の施設に加え、1又は複数の無線AP9が設置されている。屋内施設の各フロアは、点線で示すように、1m単位のマス目状に分割されており、位置A、位置Bのように識別される。
位置演算サーバ5の電波環境マップデータDB15は、1m単位のマス目状の位置ごとに、各無線AP9の電波強度を保持する。
図3は、位置情報サーバ3、位置演算サーバ5、端末7を実現するコンピュータのハードウエア構成図である。尚、図3のハードウエア構成は一例であり、用途、目的に応じて様々な構成を採ることが可能である。
コンピュータは、制御部21、記憶部22、入力部23、表示部24、通信部25等が、バス26を介して接続される。
コンピュータは、制御部21、記憶部22、入力部23、表示部24、通信部25等が、バス26を介して接続される。
制御部21は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等で構成される。
CPUは、記憶部22、ROM、記録媒体等に格納されるプログラムをRAM上のワークメモリ領域に呼び出して実行し、バス26を介して接続された各装置を駆動制御し、コンピュータが行う処理を実現する。
ROMは、不揮発性メモリであり、プログラムやデータ等を恒久的に保持している。
RAMは、揮発性メモリであり、記憶部22、ROM、記録媒体等からロードしたプログラム、データ等を一時的に保持するとともに、制御部21が各種処理を行う為に使用するワークエリアを備える。
CPUは、記憶部22、ROM、記録媒体等に格納されるプログラムをRAM上のワークメモリ領域に呼び出して実行し、バス26を介して接続された各装置を駆動制御し、コンピュータが行う処理を実現する。
ROMは、不揮発性メモリであり、プログラムやデータ等を恒久的に保持している。
RAMは、揮発性メモリであり、記憶部22、ROM、記録媒体等からロードしたプログラム、データ等を一時的に保持するとともに、制御部21が各種処理を行う為に使用するワークエリアを備える。
記憶部22は、ハードディスク、フラッシュメモリ等であり、制御部21が実行するプログラム、プログラム実行に必要なデータ等が格納される。これらの各プログラムコードは、制御部21のCPUにより必要に応じて読み出されてRAMに移され、各種の手段として実行される。
入力部23は、データの入力を行い、例えば、タッチパネル、キー等の入力装置を有する。入力部23を介して、コンピュータに対して、操作指示、動作指示、データ入力等を行うことができる。
表示部24は、液晶パネル等のディスプレイ装置と連携してコンピュータのビデオ機能を実現するための論理回路等(ビデオアダプタ等)を有する。
通信部25は、無線LAN等のネットワーク(図示しない)等との間の通信を媒介する通信インタフェースであり、他のコンピュータ等と通信を行う。
バス26は、各装置間の制御信号、データ信号等の授受を媒介する経路である。
表示部24は、液晶パネル等のディスプレイ装置と連携してコンピュータのビデオ機能を実現するための論理回路等(ビデオアダプタ等)を有する。
通信部25は、無線LAN等のネットワーク(図示しない)等との間の通信を媒介する通信インタフェースであり、他のコンピュータ等と通信を行う。
バス26は、各装置間の制御信号、データ信号等の授受を媒介する経路である。
図4は、位置情報サーバ3の補正DB11内の補正データ30の一例を示す図である。補正データ30は、位置演算サーバ5による端末7の推定位置結果を補正するための補正値を保持するもので、端末機種名31、X座標32、Y座標33、Z座標34、X座標補正値35、Y座標補正値36、時刻37等を有する。
端末機種名31は、推定位置結果を補正する端末7の機種名である。推定位置結果の補正値は、端末7の機種ごとに異なる。
X座標32は、位置演算サーバ5から取得した端末7の推定位置結果のX座標である。
Y座標33は、位置演算サーバ5から取得した端末7の推定位置結果のY座標である。
Z座標34は、位置演算サーバ5から取得した端末7の推定位置結果のフロア値である。
X座標補正値35は、端末7の画面上に表示された推定位置がユーザにより修正されたX座標の差分を示す値である。
Y座標補正値36は、ユーザにより端末7の画面上で修正されたY座標の差分を示す値である。
時刻37は、ユーザにより端末7の画面上で修正された時刻である。
端末機種名31は、推定位置結果を補正する端末7の機種名である。推定位置結果の補正値は、端末7の機種ごとに異なる。
X座標32は、位置演算サーバ5から取得した端末7の推定位置結果のX座標である。
Y座標33は、位置演算サーバ5から取得した端末7の推定位置結果のY座標である。
Z座標34は、位置演算サーバ5から取得した端末7の推定位置結果のフロア値である。
X座標補正値35は、端末7の画面上に表示された推定位置がユーザにより修正されたX座標の差分を示す値である。
Y座標補正値36は、ユーザにより端末7の画面上で修正されたY座標の差分を示す値である。
時刻37は、ユーザにより端末7の画面上で修正された時刻である。
図5は、位置演算サーバ5の電波環境マップデータDB15内の電波環境マップデータ40の一例を示す図である。電波環境マップデータ40は、位置演算サーバ5が端末7を位置測位するための情報を保持するもので、位置41、MACアドレス43、電波強度45等を有する。
位置41は、ビルの各フロアを1m単位でマス目状に分割した位置を表すIDである。
MACアドレス43は、位置41で端末7が受信する無線AP9の無線LANのMACアドレスである。
電波強度45は、位置41で端末7がMACアドレス43である無線AP9から受信する電波強度である。
位置41は、ビルの各フロアを1m単位でマス目状に分割した位置を表すIDである。
MACアドレス43は、位置41で端末7が受信する無線AP9の無線LANのMACアドレスである。
電波強度45は、位置41で端末7がMACアドレス43である無線AP9から受信する電波強度である。
次に、図6〜9を参照しながら、位置補正システム1における処理について説明する。
図6は、位置補正システム1における位置情報サーバ3の処理の流れを示すフローチャートである。
図6は、位置補正システム1における位置情報サーバ3の処理の流れを示すフローチャートである。
位置情報サーバ3の制御部21は、端末7から機種名、無線AP9のMACアドレス、電波受信強度を有する電波受信情報を受信したか判定し(ステップS101)、受信した場合(ステップS101のYes)、位置演算サーバ5に受信した電波受信情報を送信する(ステップS102)。
位置演算サーバ5の制御部21は、位置情報サーバ3から受信した電波受信情報に含まれる無線AP9のMACアドレス、電波受信強度と、電波環境マップデータDB15内の電波環境マップデータ40を比較し、端末7の推定位置結果(X1,Y1,Z1)を求め、位置情報サーバ3に送信し、位置情報サーバ3の制御部21は受信する(ステップS103)。
位置演算サーバ5の制御部21は、位置情報サーバ3から受信した電波受信情報に含まれる無線AP9のMACアドレス、電波受信強度と、電波環境マップデータDB15内の電波環境マップデータ40を比較し、端末7の推定位置結果(X1,Y1,Z1)を求め、位置情報サーバ3に送信し、位置情報サーバ3の制御部21は受信する(ステップS103)。
位置情報サーバ3の制御部21は、端末7から受信した電波受信情報、位置演算サーバ5から受信した推定位置結果を用いて補正DB11を検索し、推定位置結果の補正を行う(ステップS104)。
図7は、位置情報サーバ3による推定位置結果の補正処理の詳細を示すフローチャートである。
位置情報サーバ3の制御部21は、補正DB11内に端末7から受信した電波受信情報に含まれる端末名に該当する端末機種名31があるか検索し(ステップS201)、該当する端末機種名31がある場合(ステップS201のYes)、位置演算サーバ5による推定位置結果のフロア値Z1と同じフロア値であるZ座標34を有し、推定位置結果(X1,Y1)に近いX座標32、Y座標33があるか判定する(ステップS202)。例えば、推定位置結果のフロア値Z1と同じZ座標34を有し、推定位置結果(X1,Y1)の±αmの範囲のX座標32、Y座標33の補正データ30があるか検索する。範囲は、例えば通路1本分の距離等、適正な範囲を設定する。検索の結果、複数の補正データ30があった場合、最も推定位置結果の位置に近い補正データ30を使用する。無線AP9により出力される電波は、フロアの床のコンクリートを通過すると弱くなるため、フロアごとに無線AP9による電波受信強度は明らかに異なり、フロア値は誤差が出る可能性は非常に低いため、フロア値の修正は行わない。
位置情報サーバ3の制御部21は、補正DB11内に端末7から受信した電波受信情報に含まれる端末名に該当する端末機種名31があるか検索し(ステップS201)、該当する端末機種名31がある場合(ステップS201のYes)、位置演算サーバ5による推定位置結果のフロア値Z1と同じフロア値であるZ座標34を有し、推定位置結果(X1,Y1)に近いX座標32、Y座標33があるか判定する(ステップS202)。例えば、推定位置結果のフロア値Z1と同じZ座標34を有し、推定位置結果(X1,Y1)の±αmの範囲のX座標32、Y座標33の補正データ30があるか検索する。範囲は、例えば通路1本分の距離等、適正な範囲を設定する。検索の結果、複数の補正データ30があった場合、最も推定位置結果の位置に近い補正データ30を使用する。無線AP9により出力される電波は、フロアの床のコンクリートを通過すると弱くなるため、フロアごとに無線AP9による電波受信強度は明らかに異なり、フロア値は誤差が出る可能性は非常に低いため、フロア値の修正は行わない。
位置情報サーバ3の制御部21は、検索した補正データ30の時刻37が現在時刻に近いかを判定する(ステップS203)。例えば、補正データ30の時刻37が現在時刻と近い時間帯かを判定し、近い時間帯の場合(ステップS203のYes)、該当する補正データ30のX座標補正値35とY座標補正値36をX座標補正値ΔX、Y座標補正値ΔYとして取得する(ステップS204)。無線AP9により出力される電波の強度は、フロアにいる人に影響を受けるため、例えば、ビルが駅やデパートの場合、混雑している時間帯と、混雑していない時間帯では同じ機種の端末7でも電波受信強度が異なる可能性が高い。
補正DB11に該当する機種名の補正データ30がない場合(ステップS201のNo)、推定位置結果と近い補正データ30がない場合(ステップS202のNo)、及び現在時刻に近い補正データ30がない場合(ステップS203のNo)のいずれかの場合には、位置情報サーバ3の制御部21は、X座標補正値及びY座標補正値を0とする(ステップS205)。
位置情報サーバ3の制御部21は、取得したX座標補正値ΔX及びY座標補正値ΔYを用いて推定位置結果を補正した補正結果(X,Y)を求める(ステップS206)。補正結果X=X1+ΔX、Y=Y1+ΔYとする。
位置情報サーバ3の制御部21は、取得したX座標補正値ΔX及びY座標補正値ΔYを用いて推定位置結果を補正した補正結果(X,Y)を求める(ステップS206)。補正結果X=X1+ΔX、Y=Y1+ΔYとする。
図6の説明に戻る。
位置情報サーバ3の制御部21は、端末7から現在位置の問い合わせを受信したか判定し(ステップS105)、受信した場合(ステップS105のYes)、推定位置結果のフロア値Z1のフロアマップ画像を地図DB13から取得し、補正結果(X,Y)と共に端末7に送信する(ステップS106)。
位置情報サーバ3の制御部21は、端末7から現在位置の問い合わせを受信したか判定し(ステップS105)、受信した場合(ステップS105のYes)、推定位置結果のフロア値Z1のフロアマップ画像を地図DB13から取得し、補正結果(X,Y)と共に端末7に送信する(ステップS106)。
図8は、端末7の処理の流れを示すフローチャートである。
端末7の制御部21は、1又は複数の無線AP9からの無線LANの電波を受信し、各無線AP9のMACアドレスと電波受信強度を取得する(ステップS301)。端末7の制御部21は、自身の機種名を取得し(ステップS302)、各無線AP9のMACアドレス、電波受信強度と端末7の機種名を電波受信情報として位置情報サーバ3に送信し(ステップS303)、端末7の現在位置を位置情報サーバ3に問い合わせる(ステップS304)。
端末7の制御部21は、1又は複数の無線AP9からの無線LANの電波を受信し、各無線AP9のMACアドレスと電波受信強度を取得する(ステップS301)。端末7の制御部21は、自身の機種名を取得し(ステップS302)、各無線AP9のMACアドレス、電波受信強度と端末7の機種名を電波受信情報として位置情報サーバ3に送信し(ステップS303)、端末7の現在位置を位置情報サーバ3に問い合わせる(ステップS304)。
端末7の制御部21は、位置情報サーバ3から端末7の現在位置と、端末7がいるフロアのフロアマップ画像を受信し(ステップS305)、端末7の現在位置を示すアイコンと、フロアマップ画像を表示部24上に表示する(ステップS306)。
端末7の制御部21は、ユーザにより表示部24に表示されるフロアマップ画像の中の現在位置をタッチされたか判定し(ステップS307)、現在位置がタッチされた場合(ステップS307のYes)、端末7の現在位置の修正を行う(ステップS308)。現在位置がタッチされない場合(ステップS307のNo)、ステップS301に戻り、処理を繰り返す。無線AP9の電波受信強度の取得に始まる処理は、例えば2,3秒おきにループ処理を行う。
端末7の制御部21は、ユーザにより表示部24に表示されるフロアマップ画像の中の現在位置をタッチされたか判定し(ステップS307)、現在位置がタッチされた場合(ステップS307のYes)、端末7の現在位置の修正を行う(ステップS308)。現在位置がタッチされない場合(ステップS307のNo)、ステップS301に戻り、処理を繰り返す。無線AP9の電波受信強度の取得に始まる処理は、例えば2,3秒おきにループ処理を行う。
図9は、ステップS308の端末7の現在位置修正処理の詳細を示すフローチャートである。
ユーザは、端末7の表示部24に表示されるフロアマップ画像の中の現在位置が間違っている場合、現在位置を示すアイコンを指でタッチした後、正しい現在位置をタッチすることにより現在位置を修正する。
端末7の制御部21は、ユーザが端末7の表示部24に表示されるフロアマップ画像の中の現在位置をタッチした後、別の位置をタッチしたか判定し(ステップS401)、別の位置をタッチしていない場合(ステップS401のNo)、現在位置修正処理を終了する。
ユーザは、端末7の表示部24に表示されるフロアマップ画像の中の現在位置が間違っている場合、現在位置を示すアイコンを指でタッチした後、正しい現在位置をタッチすることにより現在位置を修正する。
端末7の制御部21は、ユーザが端末7の表示部24に表示されるフロアマップ画像の中の現在位置をタッチした後、別の位置をタッチしたか判定し(ステップS401)、別の位置をタッチしていない場合(ステップS401のNo)、現在位置修正処理を終了する。
ユーザが別の位置をタッチした場合(ステップS401のYes)、端末7の制御部21は、ユーザによりタッチされた座標を修正後の座標(Xs,Ys)に設定する(ステップS402)。
端末7の制御部21は、端末7の現在位置の座標(X,Y)と修正後の座標(Xs,Ys)との差分である補正値ΔX、ΔYを計算し(ステップS403)、端末7の機種名、現在位置の座標(X,Y,Z)、補正値ΔX、ΔYと現在の時刻を補正情報として位置情報サーバ3に送信する。
端末7の制御部21は、端末7の現在位置の座標(X,Y)と修正後の座標(Xs,Ys)との差分である補正値ΔX、ΔYを計算し(ステップS403)、端末7の機種名、現在位置の座標(X,Y,Z)、補正値ΔX、ΔYと現在の時刻を補正情報として位置情報サーバ3に送信する。
以上の通り、位置補正システム1では、屋内施設等で無線LANの電波により端末7の現在位置を推定し、ユーザが所持する端末7にフロアマップ画像と現在位置を表示する。ユーザは、端末7に表示された現在位置が間違っている場合、表示された現在位置と正しい現在位置をタッチすることにより現在位置を修正する。ユーザにより行われた現在位置の修正が行われると、端末7は修正前のX,Y座標、機種名、現在の時刻、補正値ΔX、ΔYを位置情報サーバ3に送信し、位置情報サーバ3は補正DB11に登録する。位置情報サーバ3は、同じ時間帯、同じ位置、同じ機種の端末7から現在位置の問い合わせがあった場合、位置演算サーバ5から取得する端末7の現在位置を、補正DB11に登録されている補正値ΔX、ΔYで補正した結果を推定位置結果として端末7に送信する。このように、同じ機種の端末には同じ補正情報が反映されるため、位置測位の精度が向上する。また、位置補正のために新たに装置等を設置する必要はない。
以上、添付図面を参照しながら、本発明に係る位置補正システム等の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば、本願で開示した技術的思想の範疇内において、各種の変更例又は修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1………位置補正システム
3………位置情報サーバ
5………位置演算サーバ
7………端末
9………無線AP
11………補正DB
13………地図DB
15………電波環境マップデータDB
3………位置情報サーバ
5………位置演算サーバ
7………端末
9………無線AP
11………補正DB
13………地図DB
15………電波環境マップデータDB
Claims (6)
- 屋内施設に滞在するユーザに携帯され、位置を特定するための電波を受信する端末と、前記端末とネットワークを介して接続され、前記屋内施設における前記端末の位置情報を提供する位置情報サーバと、前記端末の受信電波情報から前記端末の推定位置情報を演算する位置演算サーバと、から構成され、前記位置情報サーバによって提供される前記位置情報を補正する位置補正システムであって、
前記位置情報サーバは、
前記端末の機種ごとに、前記推定位置情報、及び前記推定位置情報を補正するための補正位置情報を記憶する記憶手段と、
前記端末から前記受信電波情報を受信し、前記位置演算サーバに前記推定位置情報を問い合わせる問合せ手段と、
前記問合せ手段によって得られる前記推定位置情報、及び前記屋内施設のフロアマップ画像を前記端末に送信する推定位置情報送信手段と、
前記端末から、前記推定位置情報の補正を指示する補正指示情報を受け付けて、前記記憶手段に記憶される前記補正位置情報を更新する更新手段と、
前記問合せ手段によって得られる前記推定位置情報を、前記更新手段によって更新され、前記記憶手段によって記憶される前記補正位置情報によって補正し、補正後の前記位置情報として前記端末に送信する補正位置情報送信手段と、
を具備し、
前記端末は、
前記位置情報サーバから受信する前記フロアマップ画像に、前記位置情報サーバから受信する前記推定位置情報を重ねて表示する表示手段と、
前記表示手段によって表示される前記フロアマップ画像上において前記補正位置情報の入力を受け付けて、前記補正指示情報として前記端末の機種識別情報及び前記補正位置情報を、前記位置情報サーバに送信する補正情報送信手段と、
を具備することを特徴とする位置補正システム。 - 前記補正位置情報送信手段は、前記問合せ手段によって得られる前記推定位置情報と、前記端末から受信する前記機種識別情報とを検索条件とし、前記記憶手段に記憶される前記補正位置情報を検索し、検索される前記補正位置情報によって前記推定位置情報を補正する
ことを特徴とする請求項1に記載の位置補正システム。 - 前記記憶手段は、更に、前記受信電波情報の受信時刻ごとに、前記補正位置情報を記憶し、
前記補正情報送信手段は、更に、前記受信時刻を前記補正指示情報に含めて、前記位置情報サーバに送信し、
前記補正位置情報送信手段は、更に、前記受信時刻を検索条件に加えて、前記記憶手段に記憶される前記補正位置情報を検索し、検索される前記補正位置情報によって前記推定位置情報を補正する
ことを特徴とする請求項2に記載の位置補正システム。 - 屋内施設に滞在するユーザに携帯され、位置を特定するための電波を受信する端末と、前記端末とネットワークを介して接続され、前記屋内施設における前記端末の位置情報を提供する位置情報サーバと、前記端末の受信電波情報から前記端末の推定位置情報を演算する位置演算サーバと、から構成され、前記位置情報サーバは、前記端末の機種ごとに、前記推定位置情報、及び前記推定位置情報を補正するための補正位置情報を記憶する記憶手段を具備し、前記位置情報サーバによって提供される前記位置情報を補正する位置補正システムにおける位置補正方法であって、
前記位置情報サーバが、前記端末から前記受信電波情報を受信し、前記位置演算サーバに前記推定位置情報を問い合わせる問合せステップと、
前記位置情報サーバが、前記問合せステップによって得られる前記推定位置情報、及び前記屋内施設のフロアマップ画像を前記端末に送信する推定位置情報送信ステップと、
前記端末が、前記位置情報サーバから受信する前記フロアマップ画像に、前記位置情報サーバから受信する前記推定位置情報を重ねて表示する表示ステップと、
前記端末が、前記表示ステップによって表示される前記フロアマップ画像上において前記補正位置情報の入力を受け付けて、前記推定位置情報の補正を指示する補正指示情報として前記端末の機種識別情報及び前記補正位置情報を、前記位置情報サーバに送信する補正情報送信ステップと、
前記位置情報サーバが、前記端末から、前記補正指示情報を受け付けて、前記記憶手段に記憶される前記補正位置情報を更新する更新ステップと、
前記位置情報サーバが、前記問合せステップによって得られる前記推定位置情報を、前記更新ステップによって更新され、前記記憶手段によって記憶される前記補正位置情報によって補正し、補正後の前記位置情報として前記端末に送信する補正位置情報送信ステップと、
を実行することを特徴とする位置補正方法。 - 屋内施設に滞在するユーザに携帯され、位置を特定するための電波を受信する端末、及び前記端末の受信電波情報から前記端末の推定位置情報を演算する位置演算サーバとネットワークを介して接続され、前記屋内施設における前記端末の位置情報を提供する位置情報サーバであって、
前記端末の機種ごとに、前記推定位置情報、及び前記推定位置情報を補正するための補正位置情報を記憶する記憶手段と、
前記端末から前記受信電波情報を受信し、前記位置演算サーバに前記推定位置情報を問い合わせる問合せ手段と、
前記問合せ手段によって得られる前記推定位置情報、及び前記屋内施設のフロアマップ画像を前記端末に送信する推定位置情報送信手段と、
前記端末から、前記推定位置情報の補正を指示する補正指示情報を受け付けて、前記記憶手段に記憶される前記補正位置情報を更新する更新手段と、
前記問合せ手段によって得られる前記推定位置情報を、前記更新手段によって更新され、前記記憶手段によって記憶される前記補正位置情報によって補正し、補正後の前記位置情報として前記端末に送信する補正位置情報送信手段と、
を具備することを特徴とする位置情報サーバ。 - コンピュータを、屋内施設に滞在するユーザに携帯され、位置を特定するための電波を受信する端末、及び前記端末の受信電波情報から前記端末の推定位置情報を演算する位置演算サーバとネットワークを介して接続され、前記屋内施設における前記端末の位置情報を提供する位置情報サーバとして機能させるためのプログラムであって、
前記端末の機種ごとに、前記推定位置情報、及び前記推定位置情報を補正するための補正位置情報を記憶する記憶手段と、
前記端末から前記受信電波情報を受信し、前記位置演算サーバに前記推定位置情報を問い合わせる問合せ手段と、
前記問合せ手段によって得られる前記推定位置情報、及び前記屋内施設のフロアマップ画像を前記端末に送信する推定位置情報送信手段と、
前記端末から、前記推定位置情報の補正を指示する補正指示情報を受け付けて、前記記憶手段に記憶される前記補正位置情報を更新する更新手段と、
前記問合せ手段によって得られる前記推定位置情報を、前記更新手段によって更新され、前記記憶手段によって記憶される前記補正位置情報によって補正し、補正後の前記位置情報として前記端末に送信する補正位置情報送信手段と、
を具備することを特徴とする位置情報サーバとして機能させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012074684A JP2013205226A (ja) | 2012-03-28 | 2012-03-28 | 位置補正システム、位置補正方法、位置情報サーバ、及び、プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2012074684A JP2013205226A (ja) | 2012-03-28 | 2012-03-28 | 位置補正システム、位置補正方法、位置情報サーバ、及び、プログラム |
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Publication Number | Publication Date |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012074684A Pending JP2013205226A (ja) | 2012-03-28 | 2012-03-28 | 位置補正システム、位置補正方法、位置情報サーバ、及び、プログラム |
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- 2012-03-28 JP JP2012074684A patent/JP2013205226A/ja active Pending
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