JP2013203554A - 多孔質ガラスの成形体とその作製方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】耐熱性、剛性、軽量性を有し、可視光領域において透明な多孔質ガラス成形体を提供する。
【解決手段】本発明の多孔質ガラス成形体は、SiO2主成分の化合物相を三次元骨格とし孔径30nm以下の多数の貫通した細孔を有するものであり、40〜75wt%のSiO2と10〜30wt%のB2O3とを主材料とし、この主材料に0〜10wt%のAl2O3と、0〜5wt%のCaOと、0〜10wt%のNa2Oと、0〜15wt%のK2Oを添加してなるガラスを原材料とし、熱処理温度510〜640℃で熱処理時間0.5〜20時間で熱処理を施すことにより、SiO2主成分の化合物相と可溶相とからなる分相ガラスを得、この分相ガラスを成形加工して成形ガラスを得、この成形ガラスを酸およびアルカリ処理して可溶相を溶出させたことにより作製される。
【選択図】図1
【解決手段】本発明の多孔質ガラス成形体は、SiO2主成分の化合物相を三次元骨格とし孔径30nm以下の多数の貫通した細孔を有するものであり、40〜75wt%のSiO2と10〜30wt%のB2O3とを主材料とし、この主材料に0〜10wt%のAl2O3と、0〜5wt%のCaOと、0〜10wt%のNa2Oと、0〜15wt%のK2Oを添加してなるガラスを原材料とし、熱処理温度510〜640℃で熱処理時間0.5〜20時間で熱処理を施すことにより、SiO2主成分の化合物相と可溶相とからなる分相ガラスを得、この分相ガラスを成形加工して成形ガラスを得、この成形ガラスを酸およびアルカリ処理して可溶相を溶出させたことにより作製される。
【選択図】図1
Description
本発明は、多孔質ガラスの成形体とその作製方法に関するものである。
透明な材料としてガラス材と樹脂材がある。ガラス材は、耐熱性があり、また変形し難い剛性を有する長所がある。しかし、ガラス材は、重いという欠点がある。例えば、光学ガラスでは、比重が2.52g/cm3であり、合成石英ガラスでは比重が2.2g/cm3である。一方、樹脂材は、軽いという長所がある。例えば光学樹脂材では、比重が1.07〜1.41g/cm3である。しかし、樹脂材は、耐熱性や剛性に劣り、傷付き易いという欠点がある。
多孔質ガラスは、こうした一般的なガラス材や樹脂材と比較して耐熱性、剛性を有すると共に、軽量であり、ガラス材と樹脂材双方の長所を併せ持つ。
しかし、従来の多孔質ガラス成形体では、一般的なガラス材や樹脂材の特徴を持ち合わせるものの、多孔質を構成する孔径が50nm以上であり、これにより細孔内部での光の散乱が発生するために白濁して透明性が得られないものであった。なお、多孔質ガラスに関する特許文献を下記に挙げることができる。
これらの特許文献のいずれも、多孔質ガラスを加熱により分相処理し、次いで、酸処理しガラス層の厚みが1〜100μmで多孔化した成形体を得る技術が開示されている。しかし、得られた成形体が焼結法による孔径0.1〜5.0μmの多孔質セラミックスと多孔質ガラスの複合材であるため、多孔質ガラスの孔径に関わらず、多孔質セラミックスの細孔内部の光の散乱により透明な材料とはならなかった。
本発明においては、耐熱性、剛性、軽量性を有し、可視光領域において透明な多孔質ガラス成形体を提供することを解決すべき課題としている。
本発明による多孔質ガラス成形体は、SiO2主成分の化合物相を三次元骨格とし、孔径30nm以下の多数の貫通した細孔を有する、ことを特徴とするものである。
前記成形体は、40〜75wt%のSiO2と10〜30wt%のB2O3とを主材料とし、この主材料に0〜10wt%のAl2O3と、0〜5wt%のCaOと、0〜10wt%のNa2Oと、0〜15wt%のK2Oを添加してなるガラスを原材料とし、この原材料に対して、熱処理温度510〜640℃で熱処理時間0.5〜20時間で熱処理を施すことにより、SiO2主成分の化合物相とB2O3−Al2O3−CaO−Na2O−K2Oの可溶相とからなる分相ガラスを得、次いで、この分相ガラスを成形加工し、その成形加工により得られた成形体を酸処理後、アルカリ処理して、当該成形体から前記可溶相を溶出させたことにより作製されたものであることを特徴とする。
本発明による多孔質ガラス成形体の作製方法は、40〜75wt%のSiO2と10〜30wt%のB2O3とを主材料とし、この主材料に0〜10wt%のAl2O3と、0〜5wt%のCaOと、0〜10wt%のNa2Oと、0〜15wt%のK2Oを添加してなるガラスを原材料とし、この原材料に対して、熱処理温度510〜640℃で熱処理時間0.5〜20時間で熱処理を施すことにより、SiO2主成分の化合物相とB2O3−Al2O3−CaO−Na2O−K2Oの可溶相とからなる分相ガラスを得、前記分相ガラスを成形加工して成形ガラスを得、前記成形ガラスを酸処理後、アルカリ処理して、当該成形ガラスから前記可溶相を溶出させて、多孔質ガラスを作製することを特徴とする。
本発明の多孔質ガラス成形体は、ガラス材料の長所である耐熱性、剛性と樹脂材の長所である軽量性を供えると共に、従来の多孔質ガラスでは得られなかった高い透明性を有する。
以下、添付した図面を参照して、本発明の実施の形態に係る多孔質ガラス成形体とその作製方法を説明する。
本発明の多孔質ガラス成形体1は、実施形態では、図1(a)のSEM写真で示す成形体全面にスポンジ状の貫通穴を有する状態である。細孔の状態は図1(b)で示す孔径30nm以下の状態である。図2は、図1(b)のSEM写真の短形領域を概念的かつ模式的に示す図であり、SiO2主成分の化合物相2を三次元骨格とし、その骨格内に孔径30nm以下の多数の細孔3を有している。当該多孔質ガラス成形体1の作製方法は、ホウ珪酸ガラスを2つの相に分相させて作製する、いわゆる分相法によるものである。これらの2つの相が絡み合う構造(スピノーゲル構造)であるため、多数の細孔3同士も三次元に連結し、多孔質ガラス成形体1全体を貫通している。
前記多数の細孔3は、互いに連結することで多孔質ガラス成形体1を貫通しているが、ここでの前記「連結」は、成形体1の全体における細孔3のすべてが互いに連結していることに限定しない。なお、図1(b)のSEM写真からは、それら多数の細孔3がほぼ均等に分布して存在し、立体的に連結していることが明らかに示されている。また、図1のSEM写真の一部を図2で平面的に示した多孔質ガラス成形体1においては、ハッチングがSiO2主成分の化合物相2であり、白抜き部分が細孔3を示している。
ただし、本発明の多孔質ガラス成形体1は、成形体全体にわたり、すべての細孔3が均等に分布して存在することに限定する趣旨ではない。
この多孔質ガラス成形体1は、主材料をSiO2とB2O3とし、この主材料にAl2O3とCaOとNa2OとK2Oとを添加材としてなるホウ珪酸ガラスを用いて、分相法により作製したものである。さらに詳しくは、前記成形体1は、40〜75wt%のSiO2と10〜30wt%のB2O3とを主材料とし、この主材料に0〜10wt%のAl2O3と、0〜5wt%のCaOと、0〜10wt%のNa2Oと、0〜15wt%のK2Oを添加してなるガラスを原材料とし、この原材料に対して、熱処理温度510〜640℃で熱処理時間0.5〜20時間で熱処理を施すことにより、SiO2主成分の化合物相とB2O3−Al2O3−CaO−Na2O−K2Oの可溶相とからなる分相ガラスを得、次いで、この分相ガラスを成形加工し、その成形加工により得られた成形体を酸処理後、アルカリ処理して、当該成形体から前記可溶相を溶出させたことにより作製されたものである。
本発明の多孔質ガラス成形体1の細孔を構成する孔径は30nm以下である。孔径が30nm以下の場合、可視光領域における細孔内部の光の散乱がほとんど生じず透明性が極めて高くなる。SiO2主成分の化合物相2を三次元骨格とするため、耐熱性、剛性、軽量性を備えることを可能としている。
図3は、従来と本発明の多孔質ガラス成形体を、板厚0.3mmの平板状とした場合の光透過率を比較して示すものである。図3の横軸は光波長、縦軸は光透過率を示す。(a)は従来の孔径50nmの板状多孔質ガラス成形体の光透過率特性、(b)は本発明の孔径30nmの板状多孔質ガラス成形体の光透過率特性を示す。
図3で示すように、従来の多孔質ガラス成形体(a)では、可視光領域における光透過率が90%以下の部分が存在するのに対して、本発明の多孔質ガラス成形体(b)では、可視光領域全域にわたり、その光透過率が90%以上である。以上から本発明の多孔質ガラス成形体1は、孔径が30nm以下であるため、図3に示す孔径30nmの多孔質ガラス成形体以上に、より透明性が極めて高いことが伺える。尚、図3の光透過率の測定には、以下の機種の測定器械等を用いた。
測定機種:日本分光(秩)製の分光光度計V−570型、
同 :日本分光(秩)製の積分球装置INS−470型、
標準反射板:米国ラブスフェア製のスペクトラロンTM、
測定波長範囲:250−2000nm、
リファレンス:空気(拡散透過率測定)スペクトラロンTM(拡散反射率測定)
次に、図4を参照して、本発明の多孔質ガラス成形体の作製例を説明する。
同 :日本分光(秩)製の積分球装置INS−470型、
標準反射板:米国ラブスフェア製のスペクトラロンTM、
測定波長範囲:250−2000nm、
リファレンス:空気(拡散透過率測定)スペクトラロンTM(拡散反射率測定)
次に、図4を参照して、本発明の多孔質ガラス成形体の作製例を説明する。
本発明では、分相法により多孔質ガラス成形体を作製した。
図4(a)は、多孔質ガラス成形体の原材料を示す。図4(b)は、熱処理による分相工程、図4(c)は、成形工程、図4(d)は、酸処理工程、図4(e)は、アルカリ処理工程を示す。
原材料:
図4(a)に示す本発明の多孔質ガラスの原材料はホウ珪酸ガラス4である。このホウ珪酸ガラス4は、40〜75wt%のSiO2と10〜30wt%のB2O3とを主材料とし、この主材料に0〜10wt%のAl2O3と、0〜5wt%のCaOと、0〜10wt%のNa2Oと、0〜15wt%のK2Oを添加して構成されている。なお、Al2O3、CaO、Na2O、K2Oのうち少なくとも1つの材料は添加するものとする。したがって、主材料であるSiO2、B2O3の合計wt%で100%にはならない。
図4(a)に示す本発明の多孔質ガラスの原材料はホウ珪酸ガラス4である。このホウ珪酸ガラス4は、40〜75wt%のSiO2と10〜30wt%のB2O3とを主材料とし、この主材料に0〜10wt%のAl2O3と、0〜5wt%のCaOと、0〜10wt%のNa2Oと、0〜15wt%のK2Oを添加して構成されている。なお、Al2O3、CaO、Na2O、K2Oのうち少なくとも1つの材料は添加するものとする。したがって、主材料であるSiO2、B2O3の合計wt%で100%にはならない。
I、熱処理:
熱処理工程では、前記原材料であるホウ珪酸ガラス4に対し、510〜640℃の温度の下で、0.5〜20時間の間、熱処理をする。この熱処理の条件により、多孔質ガラスの細孔の孔径を30nm以下に制御することができる。
熱処理工程では、前記原材料であるホウ珪酸ガラス4に対し、510〜640℃の温度の下で、0.5〜20時間の間、熱処理をする。この熱処理の条件により、多孔質ガラスの細孔の孔径を30nm以下に制御することができる。
この熱処理により、図4(b)で示す分相ガラス5を得る。図4(b)において、分相ガラス5は、黒塗りで示すSiO2主成分の化合物相6と、ハッチングで示すB2O3−Al2O3−CaO−Na2O−K2Oの可溶相7とからなる。この分相の原理は周知であるので、説明を略する。
II、成形:
前記分相ガラス5を、所望の形状、例えば板状に成形し、図4(c)で示す成形体8を得る。この加工には、切断、研磨等の各種加工を含む。
前記分相ガラス5を、所望の形状、例えば板状に成形し、図4(c)で示す成形体8を得る。この加工には、切断、研磨等の各種加工を含む。
III、酸処理:
前記ガラス成形体8に対して、70℃以上に加温したHCL,H2SO4,HNO3等により酸処理を施すことにより可溶相7が溶出される。その結果、図4(d)で示すように、三次元骨格をなす前記SiO2主成分の化合物相6と、可溶相7が溶出した跡のSiO2ゲル9とからなるSiO2ゲル含有多孔質ガラス成形体10を得る。前記SiO2ゲル9は、可溶相7の溶出残りで、SiO2を主成分として存在するものである。
前記ガラス成形体8に対して、70℃以上に加温したHCL,H2SO4,HNO3等により酸処理を施すことにより可溶相7が溶出される。その結果、図4(d)で示すように、三次元骨格をなす前記SiO2主成分の化合物相6と、可溶相7が溶出した跡のSiO2ゲル9とからなるSiO2ゲル含有多孔質ガラス成形体10を得る。前記SiO2ゲル9は、可溶相7の溶出残りで、SiO2を主成分として存在するものである。
IV、アルカリ処理:
SiO2ゲル含有多孔質ガラス成形体10に対してNa2CO3、NaHCO3、NaOH等によりアルカリ処理することにより、前記SiO2ゲル9を溶出させ、この溶出した跡が孔径30nm以下の細孔11となって、本発明の多孔質ガラス成形体12を得る。なお、酸処理からアルカリ処理への移行に際しては、洗浄の後、ウェットまたはドライの状態で移行する。
SiO2ゲル含有多孔質ガラス成形体10に対してNa2CO3、NaHCO3、NaOH等によりアルカリ処理することにより、前記SiO2ゲル9を溶出させ、この溶出した跡が孔径30nm以下の細孔11となって、本発明の多孔質ガラス成形体12を得る。なお、酸処理からアルカリ処理への移行に際しては、洗浄の後、ウェットまたはドライの状態で移行する。
図5(a)〜(c)に、板状に成形されかつ孔径が30nm、50nm、200nmの多孔質ガラス成形体13、14、15それぞれをカラー写真16上に載置した場合のカラー写真の見え方の違いによって、各多孔質ガラス成形体13、14、15の光透過性を模式的に示す。多孔質ガラス成形体13は本発明のものであり、多孔質ガラス成形体14、15は従来のものである。カラー写真16は概念的に白抜きで示す。
図5(a)に示すように、本発明の孔径30nmの多孔質ガラス成形体13は、その透明性が高いので、それで覆われたカラー写真部分を明瞭に視認することができる。多孔質ガラス成形体13は、その透明性を示すため、白抜きで示す。
図5(b)に示すように、従来の孔径50nmの多孔質ガラス成形体14は細孔内部での光の散乱が発生するため、白濁した状態となるため、それで覆われたカラー写真部分は視認しにくい。その視認状態をハッチングで示す。
図5(c)に示すように、従来の孔径200nmの多孔質ガラス成形体15は不透明であるため、多孔質ガラス成形体15で覆われたカラー写真部分は視認することができない。多孔質ガラス成形体15は不透明であることを示すため、クロスハッチングで示す。
以上説明したように本発明の多孔質ガラス成形体は、SiO2主成分の化合物相を三次元骨格とするので、耐熱性、剛性、軽量性を備え、また、その細孔の孔径は、30nm以下であるので、細孔内部での光の散乱がほとんど生じず、結果、高い透明性を有した成形体となっている。
1 多孔質ガラス成形体
2 SiO2主成分の化合物相
3 細孔
4 ホウ珪酸ガラス
5 分相ガラス
6 SiO2主成分の化合物相
7 可溶相
8 ガラス成形体
9 SiO2ゲル
10 SiO2ゲル含有多孔質ガラス成形体
11 細孔
12 多孔質ガラス成形体
2 SiO2主成分の化合物相
3 細孔
4 ホウ珪酸ガラス
5 分相ガラス
6 SiO2主成分の化合物相
7 可溶相
8 ガラス成形体
9 SiO2ゲル
10 SiO2ゲル含有多孔質ガラス成形体
11 細孔
12 多孔質ガラス成形体
Claims (3)
- SiO2主成分の化合物相を三次元骨格とし、孔径30nm以下の多数の貫通した細孔を有する、ことを特徴とする多孔質ガラス成形体。
- 当該多孔質ガラスは、
40〜75wt%のSiO2と10〜30wt%のB2O3とを主材料とし、この主材料に0〜10wt%のAl2O3と、0〜5wt%のCaOと、0〜10wt%のNa2Oと、0〜15wt%のK2Oを添加してなるガラスを原材料とし、
この原材料に対して、熱処理温度510〜640℃で熱処理時間0.5〜20時間で熱処理を施すことにより、SiO2主成分の化合物相とB2O3−Al2O3−CaO−Na2O−K2Oの可溶相とからなる分相ガラスを得、
前記分相ガラスを成形加工して成形ガラスを得、
前記成形ガラスを酸およびアルカリ処理して、当該成形ガラスから前記可溶相を溶出させたことにより、作製されたものである、請求項1に記載の多孔質ガラス成形体。 - 40〜75wt%のSiO2と10〜30wt%のB2O3とを主材料とし、この主材料に0〜10wt%のAl2O3と、0〜5wt%のCaOと、0〜10wt%のNa2Oと、0〜15wt%のK2Oを添加してなるガラスを原材料とし、
この原材料に対して、熱処理温度510〜640℃で熱処理時間0.5〜20時間で熱処理を施すことにより、SiO2主成分の化合物相とB2O3−Al2O3−CaO−Na2O−K2Oの可溶相とからなる分相ガラスを得、
前記分相ガラスを成形加工して成形ガラスを得、
前記成形ガラスを酸処理後、アルカリ処理して、当該成形ガラスから前記可溶相を溶出させて、多孔質ガラスを作製することを特徴とする多孔質ガラス成形体の作製方法。
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JP2012070661A JP2013203554A (ja) | 2012-03-27 | 2012-03-27 | 多孔質ガラスの成形体とその作製方法 |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015029803A1 (ja) * | 2013-08-29 | 2015-03-05 | 国立大学法人神戸大学 | 加圧成形用ガラス体及びその製造方法並びに微細加工ガラス体及びその製造方法 |
JP2018052079A (ja) * | 2016-09-30 | 2018-04-05 | 株式会社環境レジリエンス | 個別認証媒体とその作成法、及びそれを用いた認証システム |
JP2018111629A (ja) * | 2017-01-11 | 2018-07-19 | 日本電気硝子株式会社 | ガラス部材及びその製造方法 |
WO2022014268A1 (ja) * | 2020-07-13 | 2022-01-20 | 日本電気硝子株式会社 | 多孔質ガラス部材 |
-
2012
- 2012-03-27 JP JP2012070661A patent/JP2013203554A/ja active Pending
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