JP2013203358A - アイドリングストップ機構付き車両の空調装置 - Google Patents

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恵子 松井
Tomoji Ichikawa
智士 市川
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真衣子 峯城
Yoji Yamada
洋史 山田
Tatsuto Fukushima
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Abstract

【課題】 エンジンのアイドリングストップ機構付き車両において、アイドリングストップ解除時に、エンジンの再始動に関する運転者の意識付けを良好に行わせるための車室内環境を実現する。
【解決手段】 車両の停車時にエンジンを一時的に停止させるアイドリングストップ制御部61と、空調ユニット10と、空調制御ユニット70とを備えた構成において、車室内に香りを送出する香り送出ユニット30と、香り制御部74とを備え、前記アイドリングストップ制御部61によるエンジンの停止中、前記香り送出ユニット30により車室内に香りを送出すると共に、アイドリングストップが解除されたときに、前記香り制御部74により、車室内に送出する香りの種類、香りの強さ及び香りの送出速度のうちの少なくとも1つを変化させる。
【選択図】 図6

Description

本発明は、アイドリングストップ機構付き車両の空調装置、特にエンジンのアイドリングストップ時における車室内環境の制御に関し、車両の空調技術の分野に属する。
近年、燃費性能向上のため、エンジンの燃焼改善や車体の軽量化などと共に、停車時に所定の条件の下でエンジンを自動停止させるアイドリングストップ機構を搭載した車両が実用化されているが、アイドリングストップ中は、エンジンの停止に伴って発電機も停止するためにバッテリが充電されず、そのため、電力の使用を抑制する必要性が生じる。
そこで、アイドリングストップ中は、空調装置のコンプレッサを停止させるなどにより、空調モードを電力消費量の大きい冷房モードや暖房モードから、ファンのみが作動する電力消費量の小さい送風モードに切り換えるように制御する場合がある。
しかし、空調モードを冷房モードから送風モードに切り換えたときは、アイドリングストップ中、冷房が止まって車室内温度が次第に上昇し、暖房モードから送風モードに切り換えたときは、アイドリングストップ中、暖房が止まって車室内温度が次第に低下し、いずれの場合も車室内の快適性が損なわれ、乗員に不快感を与えるおそれがある。
このような問題に対し、アイドリングストップに伴う冷暖房の停止中、空調装置を用い、例えば乗員に涼感又は暖感を与えて不快感を抑制する作用を有する香りを車室内に送出し、これにより、冷房停止中における車室内温度の上昇又は暖房停止中における車室内温度の低下による不快感を緩和、抑制することが考えられる。
なお、車室内の環境に関するものとして、特許文献1には、車室内に帯電微粒子水を放出して、乗員の髪質改善や肌の保湿を図るようにしたものが開示されており、特許文献2には、車両運転中おける運転者の眠気を覚ますために車室内に覚醒効果を有する香りを放出するようにしたものが開示されている。
特開2010−76591号公報 特開平08−318732号公報
ところで、上記のように、アイドリングストップに伴う冷暖房の停止中、車室内に香りを送出して車室内温度の上昇又は低下による不快感を緩和、抑制するように図っても、アイドリングストップを解除してエンジンを再始動する際、その再始動についての運転者への意識付けに関し、車室内環境をどのように設定するのが望ましいかという課題が残る。
なお、前記特許文献1、2に開示されたものは、いずれも空調装置を用いて車室内環境を所定の状態に制御しようとするものであるが、これらの技術は、いずれもエンジンのアイドリングストップが解除されたときの車室内環境に関するものではなく、前記課題を解決することはできない。
本発明に係るアイドリングストップ機構付き車両の空調装置は、前記課題を解決するため、次のように構成したことを特徴とする。
まず、本願の請求項1に記載の発明は、
車両が停車状態にあるときにエンジンを一時的に停止させると共に所定の条件が成立したときにエンジンを再始動させるアイドリングストップ制御手段を備えた車両の空調装置であって、
前記アイドリングストップ制御手段によりエンジンが停止されたときに、空調モードを送風モードとする空調制御手段と、
車室内に香りを送出する香り送出手段と、
前記アイドリングストップ制御手段によるエンジン停止中の所定の期間、前記香り送出手段によって車室内に香りを送出させる香り制御手段とを有し、
該香り制御手段は、前記アイドリングストップ制御手段によりエンジンが再始動されるときに、車室内に送出する香りの種類、香りの強さ、及び香りの送出速度のうちの少なくとも1つを変化させることを特徴とする。
ここで、香りの強さを変化させる態様には、香りの素となる液の濃度を変更する場合や、該液の噴霧量を多くする場合などが含まれる。また、香りの送出速度は、例えば空調装置の送風量によって変化させることができる。
請求項2に記載の発明は、前記請求項1に記載の発明において、
前記香り送出手段は、エンジン停止中に車室内に送出する香りの他に、覚醒作用を有する香りの送出が可能とされ、
前記香り制御手段は、前記アイドリングストップ制御手段によりエンジンが再始動されるときに、車室内に送出させる香りをエンジン停止中に送出していた香りから前記覚醒作用を有する香りに種類を変更することを特徴とする。
以上の構成により、本願各請求項の発明によれば、次の効果が得られる。
まず、請求項1に記載の発明によれば、アイドリングストップ手段によるエンジンの停止中の所定の期間、香り送出手段が作動して車室内に香りが送出され、これにより、アイドリングストップ中、良好な車室内環境が形成、維持されることになる。
そして、アイドリングストップが解除され、エンジンが再始動するときには、車室内に送出される香りの種類、香りの強さ、及び香りの送出速度のうちの少なくとも1つが、エンジン停止中の状態から変化するので、例えば、車両の発進操作が検出されてエンジンが再始動するときには、運転者にエンジンの再始動を意識付けて、運転再開のための集中力の向上を促すことができる。
また、例えば、エンジン停止中、冷房や暖房を停止して送風モードとしていた場合において、車室内温度の上昇や低下が所定の状態に達して再び冷房や暖房を開始するためにエンジンを再始動する場合には、乗員にエンジンが再始動することや、冷房又は暖房が再開されることを認識させることが可能となる。
その場合に、請求項2に記載の発明によれば、エンジンが再始動するときに、車室内に覚醒作用を有する香りが送出されるから、運転者にエンジンの再始動を明確に意識付けすることができ、前記効果がより効果的に達成されることになる。
本発明の実施形態が適用される車両のインストルメントパネルを示す斜視図である。 同実施形態における空調ユニットの構造を示す断面図である。 図2のX−X線で切断した香り送出ユニットの断面図である。 図3のY−Y線で切断した香り送出ユニットの断面図である。 香り送出ユニットにおける香り液タンクの断面図である。 アイドリングストップ制御及び香り送出制御を行うシステムのブロック図である。 香り送出制御の第1制御例の動作を示すフローチャートである。 同制御例の暖房停止時の動作を示すフローチャートである。 同制御例の動作を示すタイムチャートである。 香り送出制御の第2制御例の要部の動作を示すフローチャートである。 同制御例の動作を示すタイムチャートである。 本発明の他の実施形態に係る香り送出ユニットの断面図である。 香り送出制御で用いられる精油の例を示すリストである。
以下、本発明に係る空調装置の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態の空調装置が備えられた車両の前席前方のインストルメントパネルを示すもので、該インストルメントパネル1には、幅方向の一方側にステアリングホイール2が、中央部にオーディオ操作部3が備えられ、また、インストルメントパネル1の中央部下方のコンソール部4には変速機操作部5が配設されている。
また、インストルメントパネル1の内部(車両前方側)には、空調ユニット10(図2参照)が配置され、この空調ユニット10で生成された空調エアを車室内に送出する送出口として、インストルメントパネル1の前端部に設けられて空調エアをフロントガラスに向けて送出するデフロスタ6と、インストルメントパネル1の正面(後面)の左右両側部及び中央部に設けられて空調エアを乗員に向けて送出する複数のベンチレータ7と、インストルメントパネル1の下部に設けられて空調エアを乗員の足元に送出するフットエア送出口(図示せず)とが設けられている。
前記空調ユニット10は、図2に示すように、ブロアファン11の作動により車室外又は車室内から取り入れた空気を、エバポレータ12で冷却し或いはヒータコア13で暖めて所要の温度及び湿度の空調エアを生成するものであり、エアミックスドア14の作動位置により、エバポレータ12で冷却されたエアが直接又はヒータコア13で温められた上で導入されるエアミックス室15を有する。
また、このエアミックス室15から前記デフロスタ6に通じるデフロスタダクト16と、前記ベンチレータ7に通じるベンチレータダクト17と、前記フットエア送出口に通じるフットエアダクト18とが設けられ、これらのダクト16、17、18への空調エアの供給、非供給をそれぞれ切り換えるデフロスタドア21、ベンチレータドア22及びフットドア23が備えられている。
そして、前記エバポレータ12には、コンプレッサにより冷媒が供給され、ヒータコア13には、冷却水ポンプにより高温となったエンジン冷却水が供給され、このエバポレータ12への冷媒の供給、ヒータコア13への高温のエンジン冷却水の供給、及び、エアミックスドア14の作動位置の制御等により、空調ユニット10の空調モードとして、ブロアファン11からのエアを冷やしてエアミックス室15に導入する冷房モード、該エアを暖めてエアミックス室15に導入する暖房モード、及び、エアを冷やしたり暖めたりすることなくエアミックス室15に導入する送風モードの切り換えが可能とされている。また、前記デフロスタドア21、ベンチレータドア22及びフットドア23の作動位置の切り換え制御により、車室内への空調エアの吹き出しモードの選択が可能とされている。
なお、前記コンプレッサ及び冷却水ポンプはモータにより駆動され、したがって、冷房モードや暖房モードでは、ブロアファン11のみが作動する送風モードに比べて、バッテリの電力消費量が多くなる。
以上の構成に加えて、この実施形態に係る空調装置は、前記空調ユニット10におけるベンチレータダクト17を介して車室内へ香りを送出する香り送出ユニット30を備えている。
この香り送出ユニット30は、図3、図4に示すように、ベンチレータダクト17の側方に設けられたガイド部31にスライド可能に支持されたスライド台32と、該スライド台32をベルト33を介して前記ガイド部31上をスライドさせるモータ(図示せず)とを有し、スライド台32上に、複数の香り液タンク40…40が前記ベンチレータダクト17に沿って一列に載置されている。そして、前記モータによってスライド台32をスライドさせることにより、前記複数の香り液タンク40…40のいずれか1つをベンチレータダクト17の側壁に設けられた開口部17aに対応する噴霧位置Aに位置させるようになっている。
ここで、前記香り液タンク40…40として、この実施形態では、人に涼感を与える作用を有する香りを発生させる香り液を貯留した涼感香り液タンク40と、人に暖感を与える作用を有する香りを発生させる香り液を貯留した暖感香り液タンク40と、人に覚醒作用を与える覚醒香り液タンク40の3個のタンクが備えられている。
これらの香り液タンク40は、図5に示すように、香り液を貯留するタンク本体41と、該本体41の上部のオネジ部41aに内面のメネジ部42aが着脱可能に螺合されたキャップ42と、該キャップ42の上部に一体的に設けられたポンプ43と、該ポンプ43のケース43aに上下摺動可能に嵌合されたプッシュボタン44とを有する。
また、前記ポンプ43のケース43aの底面中央からタンク本体41の底部に向けてストロー部45が垂下され、該ストロー部45の内部が、タンク本体41の底部から前記ポンプ43のケース43a内に連通する香り液の吸入路45aとされている。
前記ポンプ43は、前記吸入路45aのケース43a内への開口部を開閉するボール43bと、前記ブッシュボタン44に結合されて該ボタン44の押し下げ操作によりケース43a内の容積を減少させるピストン43cと、該ピストン43cを上方位置、即ちケース43a内の容積が最大となる位置に付勢するスプリング43dとを有し、前記ピストン43cに、ケース43a内をプッシュボタン44の側面に設けられた噴霧孔44aに連通させる香り液の噴出路43eが設けられている。
そして、プッシュボタン44を押し下げた後、スプリング43dにより前記ピストン43c及びプッシュボタン44が上方へ押し上げられるときに、前記吸入路45aを通ってタンク本体41内の香り液がポンプ43のケース43a内に吸い上げられると共に、ボール43bが吸入路45aの開口部を閉鎖することにより香り液がケース43a内に貯留され、次に、プッシュボタン44をピストン43cと共に押し下げたときに、該ケース43a内に貯留されている香り液が、前記噴出路43eを介してプッシュボタン44の側面の噴霧孔44aから噴霧されるようになっている。
また、図3、図4に示すように、香り送出ユニット30は、スライド台32上に一列に載置された香り液タンク40…40の上方に設けられた香り液噴霧機構50を有し、前記インストルメントパネル1に設けられた開口部を閉鎖するカバー1aの下面に設けられている。
この香り液噴霧機構50は、前記カバー1aの下面に取り付けられたモータ51と、該モータ51によって駆動されるカム軸52とを有し、このカム軸52は、前記香り液タンク40…40が並ぶ列方向に延び、先端が前記カバー1aの下面に設けられた軸受部53に支持されていると共に、該カム軸52に、前記香り液タンク40…40のうちの噴霧位置Aにある香り液タンク40の上方に位置するようにカム52aが設けられている。
そして、前記モータ51によりカム軸52を回転させれば、前記カム52aが噴霧位置Aにある香り液タンク40のプッシュボタン44を押し下げることにより、前述のようにして、該タンク40に貯留されている香り液が噴霧孔44aから、開口部17aを通ってベンチレータダクト17内に噴霧されるようになっている。
一方、この実施形態に係る空調装置は、エンジンのアイドリングストップ実行時及び解除時に、前記空調ユニット10における空調モードや送風量の制御と共に、前記香り送出ユニット30を動作させて、車室内への香りの送出制御を行うようになっている。
この香り送出制御は、図6に示すように、エンジンコントロールユニット60に設けられたアイドリングストップ制御部61と、空調制御ユニット70とが協働して行うようになっており、アイドリングストップ制御部61は、当該車両の車速を検出する車速センサ62からの信号、エンジン回転数やクランク角度を検出するエンジン回転センサ63からの信号、ブレーキペダルの踏込み状態を検出するブレーキセンサ64からの信号等を入力し、例えばブレーキペダルが踏込まれて車速が0となるなどの所定のアイドリングストップ実行条件成立時に、クランク角度を検出しながらエンジン65を停止させ、また、ブレーキペダルの踏み込みが解除されるなどの所定のアイドリングストップ解除条件成立時に、エンジン65を再始動させるようになっている。
また、空調制御ユニット70は、乗員によって操作されるモード設定ボタン71からの信号、冷暖房モードにおける温度設定ボタン72からの信号、車室内の温度を検出する温度センサ73からの信号等を入力し、空調ユニット10の空調モードや吹き出しモード及び空調エアの温度の制御を行う。
そして、該空調制御ユニット70には、香り送出制御の中心となる香り制御部74と、該香り送出制御で必要とされる情報を記憶する記憶部75とが設けられ、香り制御部74は、前記エンジンコントロールユニット70のアイドリングストップ制御部61からの信号と前記温度センサ73からの信号とを入力し、アイドリングストップ実行時に、空調ユニット10の空調モードの制御を行うと共に、香り送出ユニット30によるベンチレータダクト17への香り液の噴霧制御、即ち車室内への香り送出制御を行う。
また、香り制御部24は、所定の条件成立時に、前記アイドリングストップ制御部61にエンジン65を再始動させるためのアイドリングストップ解除信号を出力すると共に、エンジン再始動時における香り制御を行うようになっている。
次に、前記香り制御部74によるアイドリングストップ実行時における香り送出制御の具体的動作を説明する。
まず、図7、図8にフローチャートを示す第1制御例について説明する。
この第1制御例では、まず、ステップS1で、空調ユニット10がONであるか否かを判定し、ONのときは、ステップS2で、空調モードが送風モード以外の冷房モード又は暖房モードのいずれかであるか否かを判定する。そして、冷房モード又は暖房モードのいずれかであるときは、ステップS3で、その空調モードを記憶部75に記憶する。
次に、ステップS4で、エンジンコントロールユニット60のアイドリングストップ制御部61からの信号に基づき、当該車両の停車時において、エンジン65のアイドリングストップが実行されたか否かを判定する。
そして、アイドリングストップが実行されれば、次に、ステップS5、S6で、前記記憶部75に記憶した空調モードを読み出すと共に、冷房モードと暖房モードのいずれであるかを判定し、冷房モードのときは、ステップS7〜S19による冷房停止時の香り送出制御を実行する。
この冷房停止時の香り送出制御では、まず、ステップS7で、空調制御ユニット10の空調モードを冷房モードから送風モードに切り換えて冷房を停止すると共に、ステップS8で、アイドリングストップ制御部61からの信号に基づき、アイドリングストップが解除されたか否かを判定し、解除されていなければ、ステップS9で車室内温度Tを検出する。
そして、ステップS10で、車室内温度Tが冷房停止中の香り送出開始温度TCSまで上昇したか否かを判定し、該温度TCSまで上昇したときに、ステップS11で、涼感作用を有する香りを車室内に送出する制御を実行する。
具体的には、図3、図4に示す香り送出ユニット30のスライド台32をスライドさせ、涼感香り液タンク40を噴霧位置Aに移動させると共に、香り液噴霧機構50のモータ51を作動させて、カム52aにより前記タンク40のプッシュボタン44を押し下げ、涼感作用を有する香り液をベンチレータダクト17内に噴霧させる。
これにより、図9(a)に符号aで示すように、アイドリングストップが実行されたときに、バッテリの電力消費抑制のために、空調モードが冷房モードから送風モードに切り換えられた後、冷房の停止によって車室内の温度が前記温度TCSまで上昇したときに、涼感作用を有する香りが車室内に送出されることになる。その結果、乗員に涼感が与えられ、車室内の温度が上昇することによる不快感が抑制されて、冷房が止まった後においても車室内の快適性が維持される。
次に、香り制御部74は、ステップS12で、前記車室内温度Tがさらに上昇し、前記温度TCSより高温の冷房停止中の香り送出終了温度TCEまで上昇したか否かを判定する。
この香り送出終了温度TCEは、それ以上温度が上昇すると、涼感作用を有する香りを送出しても車室内の快適性が維持されなくなる可能性がある温度に設定されており、車室内温度Tがこの香り送出終了温度TCEに上昇するまでは、送風モードのもとで涼感作用を有する香りを送出する制御を継続する。
そして、図9(a)に符号bで示すように、車室内温度Tが前記香り送出終了温度TCEまで上昇したときは、ステップS13で、アイドリングストップ制御部61にアイドリングストップを解除してエンジンを再始動させるように信号を出力すると共に、ステップS14で、空調ユニット10を当初の冷房モードに復帰させる。
これにより、涼感作用を有する香りを送出しても快適性が維持されなくなるおそれがある温度TCEまで車室内温度が上昇したときには再び冷房が開始され、車室内の快適性が引き続き維持されると共に、エンジンが再始動することにより、バッテリ電力で冷房を行うことによる該バッテリ電力の過度な消費が回避される。
また、香り制御部74は、エンジンを再始動させ、空調モードを冷房モードに復帰させたときに、ステップS15で、香り送出ユニット30を作動させ、覚醒香り液タンク40を噴霧位置Aに移動させて、覚醒作用を有する香りを車室内に送出させると共に、ステップS16で、空調ユニット10のブロアファン11の回転速度を上昇させて送風量を増大させる。
また、前記ステップS8で、アイドリングストップ制御部61からの信号に基づき、
車室内温度Tが香り送出開始温度TCSや香り送出終了温度TCEに達する前にアイドリングストップが解除されたことを判定したときも、前記ステップS14〜S16を実行し、空調モードを冷房モードに復帰させると共に、覚醒作用を有する香りを車室内に送出させ、かつ、空調ユニット10の送風量を増大させる。
これにより、車室内に覚醒作用を有する香りが勢いよく送出されることになり、運転者は、車両の発進時には、意識が覚醒されて運転への集中力が高められ、また、車室内温度の上昇によりエンジンが再始動したときは、エンジンが再始動したことと、空調モードが送風モードから冷房モードに復帰されたこととを認識させることが可能となる。
そして、香り制御部74は、ステップS17でタイマを作動させ、ステップS18で、該タイマ作動開始時から所定時間tが経過したことを判定するまでは、前記の覚醒作用を有する香りの送出制御と送風量増大制御とを継続し、所定時間tが経過したときに、ステップS19で、これらの制御を終了する。
一方、前記ステップS6で、記憶部75に記憶した空調モードが暖房モードと判定されたときは、図8のステップS20〜S32による暖房停止時の香り送出制御を実行する。
この暖房停止時の香り送出制御は、前述の冷房停止時の制御とほぼ同様に行われ、香り制御部74は、まず、ステップS20で、空調制御ユニット10を送風モードに切り換えて暖房を停止すると共に、ステップS21で、アイドリングストップ制御部61からの信号に基づき、アイドリングストップが解除されたか否かを判定し、解除されていなければ、ステップS22で車室内温度Tを検出する。
そして、ステップS23で、車室内温度Tが暖房停止中の香り送出開始温度TWSまで低下したか否かを判定し、該温度TWSまで低下したときに、ステップS24で、暖感作用を有する香りを車室内に送出する制御を実行する。
この制御は、図3、図4に示す香り送出ユニット30のスライド台32をスライドさせ、暖感香り液タンク40を噴霧位置Aに移動させることにより行われる。
これにより、図9(b)に符号cで示すように、アイドリングストップが実行されたときに、バッテリの電力消費抑制のために、空調モードが暖房モードから送風モードに切り換えられた後、暖房の停止によって車室内の温度が前記温度TWSまで低下したときに、暖感作用を有する香りが車室内に送出されることになる。その結果、乗員に暖感が与えられ、車室内の温度が低下することによる不快感が抑制されて、暖房が止まった後においても車室内の快適性が維持される。
次に、香り制御部74は、ステップS25で、前記車室内温度Tがさらに低下し、前記温度TWSより低温の暖房停止中の香り送出終了温度TWEまで低下したか否かを判定する。
この香り送出終了温度TWEは、それ以下に温度が低下すると、暖感作用を有する香りを送出しても車室内の快適性が維持されなくなる可能性がある温度に設定されており、車室内温度Tがこの香り送出終了温度TWEに上昇するまでは、送風モードのもとで暖感作用を有する香りを送出する制御を継続する。
そして、図9(b)に符号dで示すように、車室内温度Tが前記香り送出終了温度TWEまで低下したときは、ステップS26で、アイドリングストップ制御部61にアイドリングストップを解除してエンジンを再始動させるように信号を出力すると共に、ステップS27で、空調ユニット10を当初の暖房モードに復帰させる。
これにより、暖感作用を有する香りを送出しても快適性が維持されなくなるおそれがある温度TWEまで車室内温度が低下したときには再び暖房が開始され、車室内の快適性が引き続き維持されると共に、エンジンが再始動することにより、バッテリ電力で暖房を行うことによる該バッテリ電力の過度な消費が回避される。
また、香り制御部74は、エンジンを再始動させ、空調モードを暖房モードに復帰させたときに、ステップS28で、覚醒作用を有する香りを車室内に送出させると共に、ステップS29で、空調ユニット10のブロアファン11の回転速度を上昇させて送風量を増大させる。
また、前記ステップS21で、アイドリングストップ制御部61からの信号に基づき、
車室内温度Tが香り送出開始温度TWSや香り送出終了温度TWEに達する前にアイドリングストップが解除されたことを判定したときも、前記ステップS27〜S29を実行し、空調モードを暖房モードに復帰させると共に、覚醒作用を有する香りを車室内に送出させる制御と、空調ユニット10の送風量を増大させる制御とを行う。
これにより、冷房停止時のエンジン再始動時と同様、車室内に覚醒作用を有する香りが勢いよく送出されることになり、運転者は、車両の発進時には、意識が覚醒されて運転への集中力が高められ、また、車室内温度の低下によりエンジンが再始動したときは、エンジンが再始動したことと、空調モードが送風モードから暖房モードに復帰されたこととを認識させることが可能となる。
そして、香り制御部74は、ステップS30でタイマを作動させ、ステップS31で、該タイマ作動開始時から所定時間が経過したことを判定するまでは、前記の覚醒作用を有する香りの送出制御と送風量増大制御とを継続し、所定時間が経過したときに、ステップS32で、これらの制御を終了する。
次に、図10にフローチャートを示す第2制御例について説明する。
この第2制御例においては、アイドリングストップ解除時における空調モードの送風モードから冷房モード又は暖房モードへの復帰制御、覚醒作用を有する香りの送出制御及び送風量増大制御は、前記第1制御例と同様に行われる。つまり、第1制御例におけるステップS1〜S16、S20〜S29は、第2実施例においても同様に実行される。
一方、この第2制御例では、ステップS15、S16で、エンジン再始動時に、冷房モードへの復帰と共に、前記覚醒作用を有する香りの送出制御と送風量増大制御とを実行したときは、次にステップS17’で、車室内温度Tを検出し、ステップS18’で、この温度Tが冷房の再開により涼感香り送出開始温度TCSまで低下したか否かを判定する。
そして、車室内温度Tが前記涼感香り送出開始温度TCSに低下するまでは、前記の覚醒作用を有する香りの送出制御と送風量増大制御とを継続すると共に、図11(a)に符号eで示すように、車室内温度Tが涼感香り送出開始温度TCSまで低下したことを判定したときに、ステップS19で、前記覚醒作用を有する香りの送出制御と送風量増大制御とを終了する。
また、ステップS28、S29で、エンジン再始動時に、暖房モードへの復帰と共に、前記覚醒作用を有する香りの送出制御と送風量増大制御とを実行したときは、次にステップS30’で、車室内温度Tを検出する共に、ステップS31’この温度Tが暖房の再開により暖感香り送出開始温度TWSまで上昇したか否かを判定する。
そして、車室内温度Tが前記暖感香り送出開始温度TWSに上昇するまでは、前記の覚醒作用を有する香りの送出制御と送風量増大制御とを継続すると共に、図11(b)に符号fで示すように、車室内温度Tが暖感香り送出開始温度TWSまで上昇したことを判定したときに、ステップS32で、前記覚醒作用を有する香りの送出制御と送風量増大制御とを終了する。
したがって、この第2制御例によっても、エンジンが再始動したときに、車両の発進時には、運転者の意識が覚醒されて運転への集中力が高められ、また、車室内温度の上昇又は低下によりエンジンが再始動したときは、エンジンが再始動したことと、空調モードが送風モードから冷房モード又は暖房モードに復帰されたこととを認識させることが可能となる。
ここで、前記覚醒作用を有する香りの送出制御と送風量増大制御とを終了する際の車室内温度としては、前記の冷房停止中における涼感香り送出開始温度TCS又は暖房停止中における暖感香り送出開始温度TWSに限らず、覚醒作用を有する香りの送出等により前述の効果が達成されたと考えられる温度であればよい。
また、以上の制御例では、エンジン再始動時に、覚醒作用を有する香りの送出制御と送風量増大制御とを行うようにしたが、運転者の集中力を高めるなどのためにいずれか一方の制御だけで足りる場合は、いずれか一方の制御だけを行うようにしてもよい。
また、香りの送出を、冷房停止中又は暖房停止中に車室内温度が所定の香り送出開始温度TCS、TCS、TWS、TWSに達したときに開始するようにしたが、アイドリングストップが実行されて、空調モードが冷房モード又は暖房モードから送風モードに切り換えられた時点から、香り送出制御を開始してもよい。
また、アイドリングストップ中における香りの送出開始、送出終了を車室内温度Tによって制御したが、空調モードが送風モードに切り換えられた時点からの温度の上昇量又は低下量に基づいて制御してもよい。
さらに、以上の制御例は、空調モードが冷房モード又は暖房モードの状態でアイドリングストップが実行された場合のものであるが、空調モードが送風モードの状態でアイドリングストップが実行された場合は、その状態を維持することになり、空調装置10がOFFの状態でアイドリングストップが実行された場合は、該空調装置10をONにした上で、空調モードを送風モードに設定することになる。
また、図12に示すように、香り送出ユニット30’に、涼感香り液タンク40と暖感香り液タンク40のほかに、高濃度涼感香り液タンク40と高濃度暖感香り液タンク40とを備えておき、エンジンの再始動時に、覚醒作用を有する香りの送出に代え、冷房再開時には、高濃度涼感香り液を噴霧することにより冷房停止中よりも涼感作用を強め、暖房再開時には、高濃度暖感香り液を噴霧することにより暖房停止中よりも暖感作用を強め、これにより、運転者の集中力の向上等を図るようにしてもよい。
また、噴霧する涼感香り液及び暖感香り液の濃度を高くすることに代え、或は濃度を高くすると共に、これらの液の噴霧量を増大させてもよく、その場合に、送風量の増大制御を併用して、涼感作用や暖感作用をさらに強めるようしてもよい。
なお、本発明において用いられる涼感作用する香り、暖感作用を有する香り、及び覚醒作用を有する香りとしては、例えば図13に示すような精油を有効成分として配合した香料組成物を用いることができる。
以上のように、本発明によれば、エンジンのアイドリングストップ実行中及び解除時に、車室内環境を適切に制御することが可能となり、したがって、エンジンのアイドリングストップ機能を備えた車両の製造産業分野において、好適に利用される可能性がある。
10 空調ユニット
30 香り送出ユニット(香り送出手段)
61 アイドリングストップ制御部(アイドリングストップ制御手段)
70 空調制御ユニット(空調制御手段)
74 香り制御部(香り制御手段)

Claims (2)

  1. 車両が停車状態にあるときにエンジンを一時的に停止させると共に所定の条件が成立したときにエンジンを再始動させるアイドリングストップ制御手段を備えた車両の空調装置であって、
    前記アイドリングストップ制御手段によりエンジンが停止されたときに、空調モードを送風モードとする空調制御手段と、
    車室内に香りを送出する香り送出手段と、
    前記アイドリングストップ制御手段によるエンジン停止中の所定の期間、前記香り送出手段によって車室内に香りを送出させる香り制御手段とを有し、
    該香り制御手段は、前記アイドリングストップ制御手段によりエンジンが再始動されるときに、車室内に送出する香りの種類、香りの強さ、及び香りの送出速度のうちの少なくとも1つを変化させることを特徴とするアイドリングストップ制御手段を備えた車両の空調装置。
  2. 前記香り送出手段は、エンジン停止中に車室内に送出する香りの他に、覚醒作用を有する香りの送出が可能とされ、
    前記香り制御手段は、前記アイドリングストップ制御手段によりエンジンが再始動されるときに、車室内に送出させる香りをエンジン停止中に送出していた香りから前記覚醒作用を有する香りに種類を変更することを特徴とするアイドリングストップ制御手段を備えた車両の空調装置。
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