JP2013202767A - 切削工具 - Google Patents

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徹 作山
Yuichi Kodera
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Abstract

【課題】切れ刃の取付個数を減らすことなく高速回転が可能かつ良好な仕上面が得られる切削工具を提供する。
【解決手段】軸線回りに回転される工具本体11の先端側外周に周方向に間隔をあけてカートリッジ取付溝が複数設けられ、カートリッジ取付溝に切れ刃が取り付けられたカートリッジ15、16が着脱可能に取り付けられる。工具本体11は鋼よりも比重が小さい金属材料であるアルミニウムからなる。複数のカートリッジのうちの一部のカートリッジの切れ刃は、他のカートリッジの切れ刃より先端方向への突出量が大きく、かつ、他のカートリッジの切れ刃より工具本体の径方向内方へ引っ込んで配置される。
【選択図】図4

Description

本発明は、軸線回りに回転される切削工具に関する。
従来、被切削材に平面加工を施す切削工具として、円盤状をなす工具本体に複数の切れ刃部材が装着されたフライスカッタが使用されている。このようなフライスカッタは、円盤状の工具本体の先端側外周に形成された複数の凹状取付座に、超硬合金等の硬質材料よりなるインサートが着脱可能に装着されており、前記工具本体をその軸線回りに回転するとともに軸線と交差する方向に送ることにより、前記インサートの工具本体径方向外側に向けられた切れ刃(外周刃)によって被切削材を切り込んでいくとともに、工具本体先端側に向けられた切れ刃(正面刃)によって被切削材に平面加工を施すものである。
前記フライスカッタにより平面加工を行う場合、インサートの切れ刃の摩耗に伴って切れ味が劣化して、加工面にバリが発生することが知られている。バリの発生を抑えるフライスカッタとして、例えば下記特許文献1に記載されているように、通常の切削を行う切削刃(荒刃)とは別にバリを除去するためのバリ取り刃を備え、切削刃(荒刃)によって通常の切削を行なうと同時にバリ取り刃によってバリを除去する加工を可能にしたものが提案されている。
特開2008−100316号公報
ところで、特許文献1に記載したようなフライスカッタでは、加工効率をいま以上上げるため回転速度を上げることが望まれている。しかしながら、従来のフライスカッタでは、通常、工具本体が比較的重い材料である鋼によって作られているため、回転速度を一定速度以上に上げることが難しいという問題があった。
そこで、工具本体を比較的重量が軽いアルミニウムによって作ることも考えられている。しかしながら、前記特許文献1で記載されているように、工具本体に雌螺子部を形成し、これら雌螺子部に螺子を利用して固定されるくさび部材によってインサートを取り付ける構造にすると、アルミニウムにより作られた工具本体では、雌螺子部の強度が不足するため、雌螺子径を大きくしたり雌螺子部同士の間隔を広げて配置したりする必要があり、工具本体に取り付けるインサートの個数が限られてしまう。この結果、高速回転が可能となるものの、インサート(切削刃またはバリ取り刃)の取付個数が制限されてしまうため、加工効率を所望どおり上げることが困難であった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、切れ刃の取付個数を減らすことなく高速回転が可能かつ良好な仕上面が得られる切削工具を提供することを目的とする。
この課題を解決するために、本発明の切削工具は、軸線回りに回転される工具本体の先端側外周に周方向に間隔をあけてカートリッジ取付溝が複数設けられ、該カートリッジ取付溝にそれぞれ切れ刃が取り付けられた複数のカートリッジが着脱可能に取り付けられる切削工具であって、前記工具本体は鋼よりも比重が小さい金属材料からなり、複数の前記カートリッジのうちの一部のカートリッジの切れ刃は、他のカートリッジの切れ刃より先端方向への突出量が大きく、かつ、前記他のカートリッジの切れ刃より前記工具本体の径方向内方へ引っ込んで配置されることを特徴とする。
この構成の切削工具においては、複数の前記カートリッジのうちの一部のカートリッジの切れ刃は、他のカートリッジの切れ刃より先端方向への突出量が大きく、かつ、前記他のカートリッジの切れ刃より前記工具本体の径方向内方へ引っ込んで配置されているので、通常の切削加工と同時に仕上げ切削加工が行なえることとなり、専用の仕上げ切削加工が不要となるため加工時間を短縮できる。
また、工具本体が鋼よりも比重が小さい金属材料からなっているので、鋼を用いた従来の工具本体を用いる場合に比べ、加工時における工具回転速度を上げることができる。また、カートリッジを介して切れ刃を取り付けているので、螺子止めされるくさび部材を利用してインサートを固定する場合に比べて、カートリッジを螺子によって工具本体に取り付ける際に、工具本体に形成される雌螺子部に要求される強度が小さくて足りる。このため、工具本体に形成される雌螺子部同士の間隔を狭めて配置することができる。このため、カートリッジ同士の間隔を狭めて配置することが可能となり、数多くのカートリッジを工具本体に取り付けることができる。
このように、加工時における工具回転速度を上げることができるとともに、工具本体へカートリッジの取付数を減らすことなく逆に増すことができ、その結果、加工効率を上げることができる。
前記一部のカートリッジの切れ刃は、コーナー角が−20°〜−30°の範囲に設定されていることが好ましい。
この場合、一部のカートリッジの切れ刃のコーナー角を−20°〜−30°に設定されているため、被切削材に生じるバリを好適に除去することができる。
前記カートリッジ取付溝の後端部には、前記カートリッジの後端を先方へ押出すカートリッジせり出し機構が配設されていることが好ましい。
この場合、カートリッジの先端の切れ刃位置を、カートリッジせり出し機構によって調整することができ、カートリッジ自体に過度な加工精度を要求することなく、被切削材の加工精度を上げることができる。
また、カートリッジの先端の切れ刃を再研削した場合でも、カートリッジせり出し機構を用いることによってカートリッジ先端の切れ刃位置を先方へせり出させることができ、これにより、カートリッジ先端の切れ刃位置を新品時と同じ位置に設定することができる。
前記カートリッジ取付溝は、工具本体の先方に向かうに従い前記工具本体の中心軸線からの離間距離が長くなるように前記工具本体の軸線に対して傾斜して形成されていることが好ましい。
この場合、例えば、カートリッジの先端の切れ刃を再研削した後、カートリッジせり出し機構によりカートリッジ先端の切れ刃位置を調整するときに、当該切れ刃の工具本体における径方向位置と工具本体から先方への突出量とを同時に調整することができる。
さらに、前記工具本体の先端には、工具挿入用の貫通孔を備えるオイルカバーが、前記工具本体との間にオイル室を形成するよう隙間をあけて取り付けられていることが好ましい。
この場合、クーラント用のオイル通路を容易に確保できるとともに、オイルカバーを取り付けた状態のまま、当該工具本体を機械のスピンドル等に取り付けたり取り外したりすることができる。
本発明によれば、切れ刃の取付個数を減らすことなく逆に増し、しかも工具を高速回転することができるため、加工効率をあげることができる。加えて、複数のカートリッジのうちの一部のカートリッジの切れ刃は、他のカートリッジの切れ刃より先方への突出量が大きく、かつ、他のカートリッジの切れ刃より工具本体の径方向内方へ引っ込んで配置されているので通常の切削加工と同時に仕上げ切削加工が行なえる。
本発明に係る切削工具をフライスカッタに適用した実施形態の側面図である。 図1に示すフライスカッタの底面図である。 図1に示すフライスカッタの断面図である。 図1に示すフライスカッタの斜視図である。 図1に示すフライスカッタの工具本体の斜視図である。 図1に示すフライスカッタの工具本体に設けられたカートリッジ取付溝の正面図である。 図5のVII矢視方向から見た一部分の図である。 図1に示すフライスカッタの荒削り用カートリッジの斜視図である。 図1に示すフライスカッタのバリ取り用カートリッジの斜視図である。 図1に示すフライスカッタの損傷保護部材の斜視図である。 図1に示すフライスカッタの荒刃とバリ取り刃との関係を示す模式図である。 図1に示すフライスカッタの荒削り用カートリッジの正面図である。 図12のXIII矢視図である。 図12のXIV―XIV線に沿う断面図である。 図1に示すフライスカッタのバリ取り用カートリッジの正面図である。 図15のXVI矢視図である。 図15のXVII―XVII線に沿う断面図である。 図1に示すフライスカッタのオイルカバーの斜視図である。 図1に示すフライスカッタのオイルカバーの断面図である。
本発明の実施形態である切削工具としてのフライスカッタについて、添付した図面を参照して説明する。図1はフライスカッタの側面図、図2はフライスカッタの底面図、図3はフライスカッタの断面図、図4はフライスカッタの斜視図である。
フライスカッタ10は、図1ないし図5に示すように、軸線Oを中心とした概略多段円柱状をなすアルミニウムからなる工具本体11を有しており、工具本体11の中央部には、工具本体11を工作機械の主軸端等(図示なし)に取り付けるための取付孔12が軸線Oに沿うように穿設されている。なお、工具本体11は、鋼よりも軽量(比重が小さい)であることも必要であるが、それに加えて引っ張り強さが500N/mm以上とある程度の強度も必要である。また、必要に応じて表面にメッキ処理を施すことで、表面強度を高めても良い。
工具本体11の先端側外周には、工具本体11の径方向外側及び工具本体11の先端側にそれぞれ開口するカートリッジ取付溝13が周方向へ等間隔をあけて複数形成されている。これらのカートリッジ取付溝13の工具回転方向T前方側には保護部材取付溝14がそれぞれ設けられている。本実施形態では、図2に示すようにカートリッジ取付溝13及び保護部材取付溝14がそれぞれ10個ずつ形成されている。
カートリッジ取付溝13には一部のカートリッジ16と他のカートリッジ15が螺子17によって着脱可能に取り付けられる。一部のカートリッジはバリ取り用カートリッジ16であり、または他のカートリッジは荒削り用カートリッジ15である。つまり、カートリッジ取付溝13は、荒削り用カートリッジ15を取り付けるものと、バリ取り用カートリッジ16を取り付けるものとが同じ形状とされていて、いずれのカートリッジも取付可能になっている。この実施形態では、10個のカートリッジ取付溝13に、荒削り用カートリッジ15が8個、バリ取り用カートリッジ16が2個取り付けられている。バリ取り用カートリッジ16は周方向180°置きに取り付けられている。つまり、バリ取り用カートリッジ16は軸線Oを中心として180°回転対称位置に取り付けられている。
また、保護部材取付溝14には損傷保護部材19が螺子20によって着脱可能に取り付けられている。
カートリッジ取付溝13は、図1に示すように工具本体11の径方向外方から見て、工具本体11の先方に向かうに従い工具回転方向T先方へ変位するように工具本体11の軸線Oに対して傾斜角θaを有するように傾斜して形成されている。また、カートリッジ取付溝13は、図3に示すように工具回転方向T前方から見て、工具本体11の先方に向かうに従い工具本体11の中心軸線からの離間距離が長くなるように、工具本体の軸線Oに対して傾斜角θbが−20°〜−30°をなすように傾斜して形成されている。
図5は図1に示すフライスカッタの工具本体の斜視図、図6は同フライスカッタの工具本体に設けられたカートリッジ取付溝の正面図、図7は図5のVII矢視方向から見た一部分の図である。
これらの図に示すように、カートリッジ取付溝13は、底面13aと、工具回転方向T前方を向く傾斜側面13bと、工具回転方向T後方を向く側面13cを有している。傾斜側面13bは工具本体11の外方に向かうに従い工具回転方向T前方へせり出すように傾斜して形成されている。つまり、傾斜側面13bは、工具本体11の径方向外方から見た場合、底面13aの工具回転方向T後端に対してオーバーハングするように形成されている。
このように傾斜側面13bをオーバーハングするように形成することにより、工具が高速回転(例えば、15000min-1)されてカートリッジ取付溝13内のカートリッジ15、16に強い遠心力が作用するときでも、それらカートリッジ15、16がカートリッジ取付溝13から外方へ飛び出すのを規制している。
カートリッジ取付溝13の底面13aには雌螺子部13aaが設けられ、この雌螺子部13aaに、荒削り用カートリッジ15またはバリ取り用カートリッジ16を固定するために前記螺子17の先端がねじ込まれる。また、雌螺子部13aaは、工具本体11の内方に向かうに従い工具回転方向T後方へ変位するように、螺子孔の軸線が工具本体11の径方向に対し傾斜して形成されている。この雌螺子部13aaに荒削り用カートリッジ15またはバリ取り用カートリッジ16を介して螺子17がねじ込まれることで、荒削り用カートリッジ15またはバリ取り用カートリッジ16を、工具本体11径方向内側及び工具回転方向T後方側に引き込んだ状態で固定する。
カートリッジ取付溝13の工具本体11の後端側には拡径溝21が形成され、この拡径溝21には調整ボルト22が収納される。調整ボルト22の雄螺子部は、拡径溝21の工具本体先端側を向く側面に形成された雌螺子部21aにねじ込まれる。調整ボルト22は、頭部に形成された孔に図示せぬ治具が挿入された状態で回転操作されることにより、雌螺子部21aに対する相対位置が定まる。そして、このように位置調整された調整ボルト22の頭部によって、カートリッジ取付溝13内に収納された荒削り用カートリッジ15またはバリ取り用カートリッジ16の後端を押圧支持するとともに、それらカートリッジ15,16を工具本体先方へ移動させることができる。つまり、調整ボルト22は、カートリッジ15,16の後端を工具本体11の先方へ押し出し可能なカートリッジせり出し機構を構成している。
保護部材取付溝14は、底面14aと、工具回転方向T後方を向く傾斜側面14bと、工具本体11の先端側を向く側面14cとを有している。なお、底面14aには雌螺子部14aaが形成されている。損傷保護部材19は、略直方体状に形成されていて、一の側面を前記底面14aに当接されるとともに他の側面を前記傾斜側面14bに当接され、さらに後端面を前記側面14cに当接されることにより、保護部材取付溝14に対して位置決めされる。そして、この状態で、損傷保護部材19は、前記螺子20の先端が雌螺子部14aaにねじ込まれることにより工具本体11に固定される。
また、傾斜側面14bは工具本体11の外方に向かうに従い工具回転方向T後方へせり出すように傾斜して形成されている。つまり、傾斜側面14bは、工具本体11の径方向外方から見た場合、底面14aの工具回転方向T前端に対してオーバーハングするように形成されている。このように傾斜側面14bをオーバーハングするように形成することにより、工具が高速回転(例えば、15000min-1)されて保護部材取付溝14内の損傷保護部材19に強い遠心力が作用するときでも、これら損傷保護部材19が保護部材取付溝14から外方へ飛び出すのを規制している。
図8は図1に示すフライスカッタの荒削り用カートリッジの斜視図、図9は同フライスカッタのバリ取り用カートリッジの斜視図、図10は同フライスカッタの損傷保護部材の斜視図である。また、図11は同フライスカッタの荒刃とバリ取り刃との関係を示す模式図、図12は同フライスカッタの荒削り用カートリッジの正面図であり、図13は図12のXIII矢視図、図14は図12のXIV―XIV線に沿う断面図である。
図8に示すように、荒削り用カートリッジ15は、大略直方体状とされるとともに先端が先細り形状とされている。また、図12〜図14に示すように、荒削り用カートリッジ15は、長方形状とされた上面25と下面26、それら上面25と下面26との間に設けられ、工具本体11に取り付けられたとき該工具本体11の対向する径方向外方から見て右側となる右側の傾斜側面27、同工具本体11の径方向外方から見て左側となる左側の側面28及び端面(後端面)29を備える。そして、荒削り用カートリッジ15が前記カートリッジ取付溝13に取り付けられたとき、下面26がカートリッジ取付溝の底面13aに当接し、上面25が外方へ露出し、右側の傾斜側面27がカートリッジ取付溝の傾斜側面13bに当接し、左側の側面28がカートリッジ取付溝の側面13c及び損傷保護部材19の側面に対して若干の隙間をあけて配置される。なお、右側の傾斜側面27は、カートリッジ取付溝の傾斜側面13bに対応するように傾斜して形成されている。
荒削り用カートリッジ15には上下面25,26を貫通する貫通孔31が設けられ、貫通孔31の上面への開口には前記螺子17の頭部が当接される、頭部当接面31aが設けられている。そして、貫通孔31は、前記カートリッジ取付溝の底面13aに形成された雌螺子部13aaに対応するように、当該荒削り用カートリッジ15の左側の側面28に対し斜めに傾斜して形成されている。また、頭部当接面31aも、前記カートリッジ取付溝の底面13aに形成された雌螺子部13aaに対応するように、当該荒削り用カートリッジ15の上面25に対し斜めに傾斜して形成されている。また、貫通孔31は、荒削り用カートリッジ15の長さ方向に延びる長孔状に形成され、これにより、荒削り用カートリッジ15がカートリッジ取付溝13へ取り付けられるとき、長さ方向に沿って移動調整された後、その位置に固定できるようになっている。
荒削り用カートリッジ15の左側の側面28、つまり、荒削り用カートリッジ15がカートリッジ取付溝13に取り付けられたとき、荒削り用カートリッジの工具回転方向T前方を向く側面28の先端側には荒刃35がろう付けにより取り付けられている。
ここで、荒削り用カートリッジ15またはバリ取り用カートリッジ16のカートリッジ本体は、工具本体よりも強度的に強い、鋼または超硬等の材料からなる。また、荒刃35は、超硬、ダイヤモンド、あるいはcBN等の硬度の高い材料によって作られる。後述するバリ取り刃55も同様である。
荒刃35は、一箇所が丸みを帯びた略四角形平板状とされ、2つの略四角形面と4つの側面を備える。一の略四角形面がバリ取り用カートリッジ16の本体側へ当接される当接面36とされ、この当接面36とは逆側の略四角形面がすくい面37とされ、一の側面が主逃げ面38とされ、他の側面が副逃げ面39とされている。すくい面37と主逃げ面38との交差稜線部には主切れ刃40が設けられ、すくい面37と副逃げ面39との交差稜線部には副切れ刃41が設けられている。
そして、荒削り用カートリッジ15がカートリッジ取付溝13に取り付けられたとき、主切れ刃40は工具本体11の軸線Oに略平行となり、副切れ刃41は工具本体11の底面にほぼ平行となる。
図15は図1に示すフライスカッタのバリ取り用カートリッジの正面図であり、図16は図15のXVI矢視図、図17は図15のXVII―XVII線に沿う断面図である。
図9、図15〜図17に示すように、前記バリ取り用カートリッジ16は、大略直方体状とされるとともに、先端が先細り形状とされている。荒削り用カートリッジ16は、長方形状とされた上面45と下面46、それら上面45と下面46との間に設けられ、工具本体11に取り付けられたとき該工具本体11の対向する径方向外方から見て右側となる右側の傾斜側面47、同工具本体11の径方向外方から見て左側となる左側の側面48及び端面(後端面)49を備える。そして、バリ取り用カートリッジ16が前記カートリッジ取付溝13に取り付けられたとき、下面46がカートリッジ取付溝の底面13aに当接し、上面45が外方へ露出し、右側の傾斜側面47がカートリッジ取付溝の傾斜側面13bに当接し、右側の側面48がカートリッジ取付溝の側面13c及び損傷保護部材19の側面との間に若干の隙間をあけて配置される。なお、右側の傾斜側面47は、カートリッジ取付溝の傾斜側面13bに対応するように傾斜して形成されている。
バリ取り用カートリッジ16には上下面45,46を貫通する貫通孔51が設けられ、貫通孔51の上面への開口には螺子17の頭部が当接される、頭部当接面51aが設けられている。そして、貫通孔51は、前記カートリッジ取付溝の底面13aに形成された雌螺子部13aaに対応するように、当該バリ取り用カートリッジ16の左側の側面48に対し斜めに傾斜して形成されている。また、頭部当接面51aも、前記カートリッジ取付溝の底面13aに形成された雌螺子部13aaに対応するように、当該バリ取り用カートリッジ16の上面45に対し斜めに傾斜して形成されている。また、貫通孔51は、バリ取り用カートリッジ16の長さ方向に延びる長孔状に形成され、これにより、バリ取り用カートリッジ16がカートリッジ取付溝13へ取り付けられるとき、長さ方向に沿って移動調整された後、その位置に固定できるようになっている。
また、前記バリ取り用カートリッジ16の左側の側面48、つまり、バリ取り用カートリッジ16がカートリッジ取付溝13に取り付けられたとき、バリ取り用カートリッジの工具回転方向T前方を向く側面48の先端であって下面46側にはバリ取り刃55がろう付けにより取り付けられている。
バリ取り刃55は、一箇所が丸みを帯びた略四角形平板状とされ、2つの略四角形面と4つの側面を備える。一の略四角形面がバリ取り用カートリッジ16の本体側への当接面56とされ、この当接面56とは逆側の略四角形面がすくい面57とされ、一の側面が外周逃げ面58とされ、他の側面が正面逃げ面59とされている。
すくい面57と外周逃げ面58との交差稜線部には主切れ刃60が設けられ、すくい面57と正面逃げ面59との交差稜線部には副切れ刃61が設けられている。
バリ取り用カートリッジ16がカートリッジ取付溝13に取り付けられたとき、主切れ刃60は、工具本体11の後方に向かうに従い工具本体11の内方へ引き込むように、工具本体の軸線Oに対し、コーナー角θcが−20°〜−30°となるように設定されている(図11参照)。なお、副切れ刃61は工具本体11の底面とほぼ平行となる。
また、荒削り用カートリッジ15とバリ取り用カートリッジ16がそれぞれカートリッジ取付溝13に取り付けられたとき、荒刃35とバリ取り刃55との関係は、それらの切れ刃の軸線O回りの回転軌跡を工具回転方向T前方側から見た場合、図11に示すように、バリ取り刃55の外周側が荒刃35の外周より工具本体11の径方向内方へ引っ込むとともに、バリ取り刃55の先端側が荒刃35の先端より工具本体11の先方へ出っ張るように配置される。すなわち、バリ取り刃55の主切れ刃60が荒刃35の主切れ刃40より工具本体11の径方向内方へ引っ込むとともに、バリ取り刃55の副切れ刃61が荒刃35の副切れ刃41より工具本体11の軸線方向先方への突出量が大となるように配置される。
また、前記荒刃35およびバリ取り刃55のアキシャルレーキ角は例えば8°に設定されているが、これは、それら切れ刃に角度をつけるのではなく、前述したようにカートリッジ取付溝13が、工具本体11の径方向外方から見て、工具本体11の軸線Oに対して傾斜角θaを有するように傾斜して形成されているからである。また、前記荒刃35およびバリ取り刃55のラジアルレーキは例えば0°に設定されている。
なお、荒刃35及びバリ取り刃55は、ともに切削条件(切り込み量、送り量)にもよるが、複数回の再研磨が可能な形状とされている。
図10に示すように、前記損傷保護部材19は、直方体状とされるとともに、上面71と下面72、及びそれら上面71と下面72との間に設けられる4つの側面73を備え、かつ中央には上面71から下面72まで貫通する貫通孔74が設けられている。
また、損傷保護部材19は、荒削り用カートリッジ15やバリ取り用カートリッジ16の工具回転方向T前方に配置されており、荒刃35やバリ取り刃55によって被切削材を切削する際に生じる切屑による損傷を受け易い箇所に配置される。このため、これら切屑による損傷をさけるために、例えば、鋼や超硬等の硬い材料からなっている。なお、必要に応じて表面にメッキ処理を施すことで、表面強度を高めても良い。つまり、損傷保護部材19は、工具本体11を切屑等から損傷されるのを防ぐ保護機能を果たしている。
図18は図1に示すフライスカッタのオイルカバーの斜視図、図19は同フライスカッタのオイルカバーの断面図である。
図3に示すように、工具本体11の取付孔12の大径部12Aからは複数のオイル通路80が工具本体先方に向かうに従い工具本体外方へ広がるように形成されている。
オイル通路80はカートリッジ取付溝13に対応して10個設けられている。工具本体11の下面には中央が肉厚とされた略円板状で例えばアルミニウム製のオイルカバー81が工具本体11の下面との間にリング状のオイル室82を形成するように取り付けられている。前記取付孔12は、図示せぬ冷却用のオイル供給部に接続されており、このオイル供給部から取付孔12及びオイル通路80を介してオイル室82内にオイルが供給される。このオイル室82に供給されたオイルは、該オイル室82の先端に形成された、断面先細り状で外方かつ下方に向けて傾斜する絞り部分から、当該フライスカッタによる被切削材の加工位置に向けて供給される。
また、オイルカバー81には中央部に貫通孔83が形成され、この貫通孔83から図示せぬ工具を挿入することにより、工具本体11の下面に設けられた、例えば機械のスピンドルやスピンドルとの締結用アダプタに当該工具本体を固定するためのボルトの操作ができるようになっている。つまり、オイルカバー81を取り外すことなく、工具本体11の下面に設けられたボルトを操作することによって、当該フライスカッタ10を機械に対して着脱可能な構造になっている。なお、符号84は、オイルカバーを工具本体に取り付ける際にボルトの頭部が収納される収納部である。
図3に示すように、工具本体11の外周面には雌螺子部85が周方向に間隔をあけて複数設けられており、この雌螺子部85にはバランス用ボルトが螺合される。そして、それらバランス用ボルトの雌螺子部85からの突出量を個々に調整することにより、当該フライスカッタ10の回転時のバランス調整が行なえるようになっている。
なお、バランス用ボルトが螺合される箇所は、切れ刃の数と同数個設けられるのが好ましいが、必ずしも同数である必要はない。
上記構成のフライスカッタ10は、工具本体11に形成された取付孔12を用いて工作機械の主軸端(図示なし)に取り付けられ、軸線O回りに回転されるとともに軸線Oに交差する方向に送りを与えられ、被切削材の表面を荒刃35の主切れ刃40及び副切れ刃41で切削して平面加工を施すとともに、バリ取り刃55の主切れ刃60で、被切削材から生じるバリを切削除去するとともに、副切れ刃61で加工面を仕上げるように切削する。
このように上記フライスカッタ10においては、荒刃35とバリ取り刃55の双方を備えているので、通常の切削加工と同時にバリ取り加工が行なえることとなり、専用のバリ取り加工が不要となるため加工時間を短縮できる。
また、工具本体11が鋼よりも軽いアルミニウムからなっているので、鋼を用いた従来の工具本体を用いる場合に比べ、加工時における工具の回転速度を上げることができる。例えば15000min-1程度まで上げることができる。また、カートリッジ15、16を介して荒刃35やバリ取り刃55を取り付けているので、螺子止めされるくさび部材を利用してインサートを固定する場合に比べて、カートリッジ15、16を螺子によって工具本体11に取り付ける際に工具本体11に形成される雌螺子部13aaに要求される強度が小さくて足りる。このため、工具本体11に形成される雌螺子部13aa同士の間隔を狭めて配置することができる。加えて、荒刃35やバリ取り刃55をカートリッジ15、16本体にろう付けによって取り付けているため、それら荒刃35等を螺子止めによってカートリッジ本体に取り付ける場合に比べて、カートリッジ自体を小型化することができる。このため、カートリッジ15、16同士の間隔を狭めて配置することが可能となり、数多くのカートリッジ15、16を工具本体11に取り付けることができる。
このように、加工時における工具回転速度を上げることができるとともに、工具本体11への荒削り用カートリッジ15またはバリ取り用カートリッジ16の取付数を減らすことなく逆に増すことができ、その結果、加工効率を上げることができる。
また、荒刃35やバリ取り刃55をカートリッジ15、16本体にろう付けによって取り付けているため、固定用の螺子孔を設ける必要がなくなり、それら切れ刃の形状設定に自由度が増すとともに、カートリッジの先端の切れ刃の再研磨回数を所定数以上確保することができる。
また、バリ取り刃55はコーナー角が−20°〜−30°の範囲に設定されているため、被切削材に生じるバリを好適に除去することができる。なお、バリ取り刃のコーナー角が−20°より小さい場合には、バリ取り時の切れ味が薄れてしまい、バリ取り効果が低減する。また、バリ取り刃のコーナー角が−30°を超える場合には、切れ味が増すもののバリ取り刃が欠損し易くなり、耐久性の面で好ましくない。
また、前述したように、バリ取り刃55はコーナー角が−20°〜−30°に設定されており、強度よりも切れ味を重視している。このため、バリ取り刃55の外周側を荒刃35の外周より工具本体11の径方向内方へ引っ込ませることで、バリ取り刃55の損傷を防止している。また、バリ取り刃55の先端を荒刃35の先端よりも工具本体11の先方へ出っ張らせることで、バリ取り刃をさらい刃として機能させることができ、もって被切削材の加工面をより平滑に仕上ることができる。
また、カートリッジ取付溝13の後端部に調整ボルト22を備えており、この調整ボルト22を調整することによって、荒削り用カートリッジ15またはバリ取り用カートリッジ16の先端の切れ刃の位置を調整することができる。このため、カートリッジ15,16自体に過度な加工精度を要求することなく、被切削材の加工精度を上げることができる。
また、カートリッジ先端の切れ刃を再研削した場合でも、前記調整ボルト22を用いることによってカートリッジ先端の切れ刃位置を先方へせり出させることができ、これにより、カートリッジ先端の切れ刃位置を新品時と同じ位置に設定することができる。
さらに、カートリッジ取付溝13を、工具本体11の先方に向かうに従い工具本体11の外方へ変位するように、工具本体の軸線Oに対して傾斜して形成している。このため、例えば、荒削り用カートリッジ15またはバリ取り用カートリッジ16の先端の荒刃35またはバリ取り刃55を再研削した後、調整ボルト22によりカートリッジ先端の切れ刃位置を調整するときに、当該荒刃35またはバリ取り刃55の切れ刃の工具本体11における径方向位置と工具本体11から先方への突出量を同時に調整することができる。
なお、本発明は前述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることができる。
例えば、前記実施形態では、正面型のフライスカッタを例に挙げて本発明を説明したがこれに限られることなく、他形式のフライスカッタであっても本発明は適用可能である。 また、前記実施形態では、工具本体11及びオイルカバー81がアルミニウムからなるものを例に挙げて説明したが、これに限られることなく、それら工具本体11及びオイルカバー81がアルミニウム合金あるいはチタンやチタン合金からなるものであっても、本発明は適用可能である。
また、前記実施形態では、第1の切れ刃が荒刃、第2の切れ刃がバリ取り刃の例を挙げて説明したが、これに限られることなく、第1の切れ刃が荒刃で第2の切れ刃が仕上げ刃の場合であっても、また、第1の切れ刃が仕上げ刃で第2の切れ刃がバリ取り刃の場合であっても、本発明は適用可能である。
要は、複数のカートリッジのうちの一部のカートリッジの切れ刃は、他のカートリッジの切れ刃より先端方向への突出量が大きく、かつ、他のカートリッジの切れ刃より工具本体の径方向内方へ引っ込んで配置されていれば足りる。
また、前記実施形態では、カートリッジ15,16にろう付けにより、荒刃とバリ取り刃をそれぞれ取り付けているが、他の固着材例えば接着剤を用いて、これらの切れ刃を取り付けても良い。
また、前記実施形態では、工具本体11に設けたカートリッジ取付溝13を、荒削り用カートリッジ15用とバリ取り用カートリッジ16用と共通にしているが、これに限られることなく、それらカートリッジ取付溝を、荒削り用カートリッジ15用とバリ取り用カートリッジ16用に別々に異なる形状として設けても良い。
また、前記実施形態では、工具本体11に設けたカートリッジ取付溝13に、荒削り用カートリッジ15を8個、バリ取り用カートリッジ16を2個取り付けた例について説明したが、これら荒削り用カートリッジ15またはバリ取り用カートリッジ16の数は何ら実施形態に限られるものではない。
また、前記実施形態では、カートリッジ取付溝13の後端部に調整ボルト22を設け、これによって、荒削り用カートリッジ15またはバリ取り用カートリッジ16の工具本体11の先方へのせり出し量を調整しているが、このカートリッジせり出し機構は、螺子機構に限られることなく、他の機構、例えばくさび機構を用いたものであっても良い。
10 フライスカッタ
11 工具本体
12 取付孔
13 カートリッジ取付溝
14 保護部材取付溝
15 荒削り用カートリッジ(他のカートリッジ)
16 バリ取り用カートリッジ(一部のカートリッジ)
19 損傷保護部材
22 調整ボルト(カートリッジせり出し機構)
35 荒刃(他のカートリッジの切れ刃)
40 主切れ刃
41 副切れ刃
55 バリ取り刃(一部のカートリッジの切れ刃)
60 主切れ刃
61 副切れ刃
O 工具本体の軸線
θc コーナー角

Claims (5)

  1. 軸線回りに回転される工具本体の先端側外周に周方向に間隔をあけてカートリッジ取付溝が複数設けられ、該カートリッジ取付溝にそれぞれ切れ刃が取り付けられた複数のカートリッジが着脱可能に取り付けられる切削工具であって、
    前記工具本体は鋼よりも比重が小さい金属材料からなり、
    複数の前記カートリッジのうちの一部のカートリッジの切れ刃は、他のカートリッジの切れ刃より先端方向への突出量が大きく、かつ、前記他のカートリッジの切れ刃より前記工具本体の径方向内方へ引っ込んで配置されていることを特徴とする切削工具。
  2. 前記一部のカートリッジの切れ刃は、コーナー角が−20°〜−30°の範囲に設定されていることを特徴とする請求項1に記載の切削工具。
  3. 前記カートリッジ取付溝の後端部には、前記カートリッジの後端を先方へ押し出し可能なカートリッジせり出し機構が配設されていることを特徴とする請求項1または2に記載の切削工具。
  4. 前記カートリッジ取付溝は、前記工具本体の先方に向かうに従い前記工具本体の中心軸線からの離間距離が長くなるように前記工具本体の軸線に対して傾斜して形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の切削工具。
  5. 前記工具本体の先端には、工具挿入用の貫通孔を備えるオイルカバーが、前記工具本体との間にオイル室を形成するよう隙間をあけて取り付けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の切削工具。
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