JP2013201839A - システム及び電子機器 - Google Patents

システム及び電子機器 Download PDF

Info

Publication number
JP2013201839A
JP2013201839A JP2012068871A JP2012068871A JP2013201839A JP 2013201839 A JP2013201839 A JP 2013201839A JP 2012068871 A JP2012068871 A JP 2012068871A JP 2012068871 A JP2012068871 A JP 2012068871A JP 2013201839 A JP2013201839 A JP 2013201839A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
electromagnetic wave
power
power receiving
received
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012068871A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryoji Kawashima
亮二 川島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP2012068871A priority Critical patent/JP2013201839A/ja
Priority to US13/847,835 priority patent/US20130281155A1/en
Publication of JP2013201839A publication Critical patent/JP2013201839A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
  • Secondary Cells (AREA)
  • Telephone Set Structure (AREA)

Abstract

【課題】電子機器において電磁波を受電することにより充電が行われている場合であっても、その電子機器が行う通信に悪影響を及ぼすことを低減するシステムを提供する。
【解決手段】システムは、スマートフォン1(電子機器)及び充電器を備える。スマートフォン1は、通信に用いられる第1電磁波を送信又は受信するアンテナ部と、充電に用いられる第2電磁波を受電する複数の受電部60と、アンテナ部によって第1電磁波が送信又は受信される場合、複数の受電部60のうち、アンテナ部に最も近い第1受電部とは異なる第2受電部によって第2電磁波を受電するよう制御するコントローラ10と、を備える。充電器は、第2電磁波を送電する送電部と、アンテナ部によって第1電磁波を送信又は受信している場合に、第2受電部に対して第2電磁波を送電するよう送電部を制御する第2制御部と、を備える。
【選択図】図6

Description

本発明は、充電に用いられる電磁波を出力する充電器と、その電磁波を受電する電子機器とを備えるシステムに関する。
従来から、電動歯ブラシ及び電気シェーバ等の電子機器では、非接触充電が利用されている。近年では、スマートフォン等の携帯電話機にも非接触充電が利用されるようになっている。ところで、非接触充電が行われるときには、ノイズが発生する可能性がある。そのノイズは、携帯電話機の通信に悪影響を与える。このため、携帯電話機には、通信を行う場合に非接触充電を停止させるものがある(特許文献1参照)。
特開2008−206297号公報
しかしながら、特許文献1に記載された携帯電話機では、通信中には充電が行われないため、通信が長時間行われると二次電池の電池残量が少なくなり、通信を継続することができない可能性がある。
本発明は、電子機器において電磁波を受電することにより充電が行われている場合であっても、その電子機器が行う通信に悪影響を及ぼすことを低減するシステムを提供することを目的とする。
本発明のシステムは、通信に用いられる第1電磁波を送信又は受信するアンテナ部と、充電に用いられる第2電磁波を受電する複数の受電部と、前記アンテナ部によって前記第1電磁波が送信又は受信される場合、前記複数の受電部のうち、前記アンテナ部に最も近い第1の受電部とは異なる第2の受電部によって前記第2電磁波を受電するよう制御する第1制御部と、を備える電子機器、及び、前記複数の受電部の一部又は全部に対して前記第2電磁波を送電する送電部と、前記アンテナ部によって前記第1電磁波を送信又は受信している場合には、前記第2の受電部に対して前記第2電磁波を送電するよう、前記送電部を制御する第2制御部と、を備える充電器を含む。
また、前記第1制御部は、前記アンテナ部によって送信又は受信をしている場合である通信優先モードを備え、前記通信優先モードの場合においては、前記第1の受電部を用いずに前記第2の受電部を用いて前記第2電磁波を受電させることが好ましい。
また、前記第1制御部は、前記第2電磁波が受電される場合に、前記アンテナ部によって受信される前記第1電磁波の受信信号強度が予め設定された第2の閾値未満であると、前記通信優先モードに設定することが好ましい。
また、前記第1制御部は、受電を優先する受電優先モードを備え、前記受電優先モードの場合においては、少なくとも2以上の前記受電部を用いて受電を行うことが好ましい。
また、前記電子機器は、前記複数の受電部のうち少なくとも一つが受電した電力を充電する二次電池をさらに備え、前記第1制御部は、前記二次電池の電池残量が予め設定された第1の閾値未満の場合には、前記受電優先モードに設定することが好ましい。
また、前記複数の受電部のうちの一つは、非接触通信に利用される非接触用アンテナ部であることが好ましい。
また、前記電子機器は、前記通信優先モードの場合には、前記第2の受電部に向かって前記第2電磁波を送電させるよう制御する制御信号を送信する送信部を備え、前記充電器は、前記制御信号を受信する受信部をさらに備え、前記第2制御部は、前記制御信号に基づいて前記送電部を制御することが好ましい。
また、前記送電部は、前記制御信号を受信することが好ましい。
また、前記送電部は、前記第2電磁波とは周波数の異なる第3電磁波により前記制御信号を受信することが好ましい。
また、本発明の電子機器は、通信に用いられる第1電磁波を送信又は受信するアンテナ部と、充電に用いられる第2電磁波を受電する複数の受電部と、前記アンテナ部によって前記第1電磁波が送信又は受信される場合、前記複数の受電部のうち、前記アンテナ部に最も近い第1の受電部とは異なる第2の受電部によって前記第2電磁波を受電するよう制御する制御部と、を備える。
本発明によれば、電子機器において電磁波を受電することにより充電が行われている場合であっても、その電子機器が行う通信に悪影響を及ぼすことを低減することができる、
図1は、実施形態に係るスマートフォン及び充電器の外観を示す斜視図である。 図2は、実施形態に係るスマートフォンの外観を示す斜視図である。 図3は、実施形態に係るスマートフォンの外観を示す正面図である。 図4は、実施形態に係るスマートフォンの外観を示す背面図である。 図5は、ホーム画面の一例を示す図である。 図6は、実施形態に係るスマートフォンの機能を示すブロック図である。 図7は、第1アンテナ部及び受電部に含まれるコイルについて説明するための図である。 図8は、充電器の機能を示すブロック図である。 図9は、スマートフォンの二次電池が充電される場合の動作を説明するためのフローチャートである。
本発明を実施するための実施形態を、図面を参照しつつ詳細に説明する。以下では、電子機器の一例として、スマートフォンについて説明する。
(実施形態)
図1に示すように、スマートフォン1は、非接触型の充電器100と共に、システム200を構成する。充電器100については、後述する。
次に、図2から図4を参照しながら、実施形態に係るスマートフォン1の外観について説明する。図2から図4に示すように、スマートフォン1は、ハウジング20を有する。ハウジング20は、フロントフェイス1Aと、バックフェイス1Bと、サイドフェイス1C1〜1C4とを有する。フロントフェイス1Aは、ハウジング20の正面である。バックフェイス1Bは、ハウジング20の背面である。サイドフェイス1C1〜1C4は、フロントフェイス1Aとバックフェイス1Bとを接続する側面である。以下では、サイドフェイス1C1〜1C4を、どの面であるかを特定することなく、サイドフェイス1Cと総称することがある。
スマートフォン1は、タッチスクリーンディスプレイ2と、ボタン3A〜3Cと、照度センサ4と、近接センサ5と、レシーバ7と、マイク8と、カメラ12とをフロントフェイス1Aに有する。スマートフォン1は、カメラ13をバックフェイス1Bに有する。スマートフォン1は、ボタン3D〜3Fと、外部インターフェイス14とをサイドフェイス1Cに有する。以下では、ボタン3A〜3Fを、どのボタンであるかを特定することなく、ボタン3と総称することがある。
タッチスクリーンディスプレイ2は、ディスプレイ2Aと、タッチスクリーン2Bとを有する。ディスプレイ2Aは、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display)、有機ELパネル(Organic Electro−Luminescence panel)、又は無機ELパネル(Inorganic Electro−Luminescence panel)等の表示デバイスを備える。ディスプレイ2Aは、文字、画像、記号又は図形等を表示する。
タッチスクリーン2Bは、タッチスクリーンディスプレイ2に対する指、又はスタイラスペン等の接触を検出する。タッチスクリーン2Bは、複数の指、又はスタイラスペン等がタッチスクリーンディスプレイ2に接触した位置を検出することができる。
タッチスクリーン2Bの検出方式は、静電容量方式、抵抗膜方式、表面弾性波方式(又は超音波方式)、赤外線方式、電磁誘導方式、及び荷重検出方式等の任意の方式でよい。以下では、説明を簡単にするため、タッチスクリーン2Bがタッチスクリーンディスプレイ2に対する接触を検出する指、又はスタイラスペン等を単に「指」ということがある。
スマートフォン1は、タッチスクリーン2Bにより検出された接触、接触位置、接触時間又は接触回数に基づいてジェスチャの種別を判別する。ジェスチャは、タッチスクリーンディスプレイ2に対して行われる操作である。スマートフォン1によって判別されるジェスチャには、タッチ、ロングタッチ、リリース、スワイプ、タップ、ダブルタップ、ロングタップ、ドラッグ、フリック、ピンチイン、ピンチアウト等が含まれる。
タッチは、タッチスクリーンディスプレイ2(例えば、表面)に指が接触するジェスチャである。スマートフォン1は、タッチスクリーンディスプレイ2に指が接触するジェスチャをタッチとして判別する。ロングタッチとは、タッチスクリーンディスプレイ2に指が一定時間以上接触するジェスチャである。スマートフォン1は、タッチスクリーンディスプレイ2に指が一定時間以上接触するジェスチャをロングタッチとして判別する。
リリースは、指がタッチスクリーンディスプレイ2から離れるジェスチャである。スマートフォン1は、指がタッチスクリーンディスプレイ2から離れるジェスチャをリリースとして判別する。スワイプは、指がタッチスクリーンディスプレイ2上に接触したままで移動するジェスチャである。スマートフォン1は、指がタッチスクリーンディスプレイ2上に接触したままで移動するジェスチャをスワイプとして判別する。
タップは、タッチに続いてリリースをするジェスチャである。スマートフォン1は、タッチに続いてリリースをするジェスチャをタップとして判別する。ダブルタップは、タッチに続いてリリースをするジェスチャが2回連続するジェスチャである。スマートフォン1は、タッチに続いてリリースをするジェスチャが2回連続するジェスチャをダブルタップとして判別する。
ロングタップは、ロングタッチに続いてリリースをするジェスチャである。スマートフォン1は、ロングタッチに続いてリリースをするジェスチャをロングタップとして判別する。ドラッグは、移動可能なオブジェクトが表示されている領域を始点としてスワイプをするジェスチャである。スマートフォン1は、移動可能なオブジェクトが表示されている領域を始点としてスワイプをするジェスチャをドラッグとして判別する。
フリックは、タッチに続いて指が一方方向へ高速で移動しながらリリースするジェスチャである。スマートフォン1は、タッチに続いて指が一方方向へ高速で移動しながらリリースするジェスチャをフリックとして判別する。フリックは、指が画面の上方向へ移動する上フリック、指が画面の下方向へ移動する下フリック、指が画面の右方向へ移動する右フリック、指が画面の左方向へ移動する左フリック等を含む。
ピンチインは、複数の指が互いに近付く方向にスワイプするジェスチャである。スマートフォン1は、複数の指が互いに近付く方向にスワイプするジェスチャをピンチインとして判別する。ピンチアウトは、複数の指が互いに遠ざかる方向にスワイプするジェスチャである。スマートフォン1は、複数の指が互いに遠ざかる方向にスワイプするジェスチャをピンチアウトとして判別する。
スマートフォン1は、タッチスクリーン2Bを介して判別するこれらのジェスチャに従って動作を行う。したがって、利用者にとって直感的で使いやすい操作性が実現される。判別されるジェスチャに従ってスマートフォン1が行う動作は、タッチスクリーンディスプレイ2に表示されている画面に応じて異なる。
図5を参照しながら、ディスプレイ2Aに表示される画面の例について説明する。図5は、ホーム画面の一例を示している。ホーム画面は、デスクトップ、又は待受画面と呼ばれることもある。ホーム画面は、ディスプレイ2Aに表示される。ホーム画面は、スマートフォン1にインストールされているアプリケーションのうち、どのアプリケーションを実行するかを利用者に選択させる画面である。スマートフォン1は、ホーム画面で選択されたアプリケーションをフォアグランドで実行する。フォアグランドで実行されるアプリケーションの画面は、ディスプレイ2Aに表示される。
スマートフォン1は、ホーム画面にアイコンを配置することができる。図5に示すホーム画面40には、複数のアイコン50が配置されている。それぞれのアイコン50は、スマートフォン1にインストールされているアプリケーションと予め対応付けられている。スマートフォン1は、アイコン50に対するジェスチャを検出すると、そのアイコン50に対応付けられているアプリケーションを実行する。例えば、スマートフォン1は、メールアプリケーションに対応付けられたアイコン50に対するタップを検出すると、メールアプリケーションを実行する。ここで、スマートフォン1は、例えば、タッチスクリーンディスプレイ2に対するアイコン50の表示位置(領域)に対応する位置(領域)へのジェスチャを、アイコン50に対応付けられたアプリケーションの実行命令であると解釈する。
アイコン50は、画像と文字列を含む。アイコン50は、画像に代えて、記号又は図形を含んでもよい。アイコン50は、画像又は文字列のいずれか一方を含まなくてもよい。アイコン50は、所定の規則に従って配置される。アイコン50の背後には、壁紙41が表示される。壁紙は、フォトスクリーン又はバックスクリーンと呼ばれることもある。スマートフォン1は、任意の画像を壁紙41として用いることができる。画像は、例えば、利用者の設定に従って任意の画像が壁紙41として決定される。
スマートフォン1は、ホーム画面の数を増減することができる。スマートフォン1は、例えば、ホーム画面の数を利用者による設定に従って決定する。スマートフォン1は、ホーム画面を表示する場合、ホーム画面の数が複数であっても、それらのうちから選択された1つをディスプレイ2Aに表示する。
スマートフォン1は、ホーム画面上に、1つ又は複数のロケータを表示する。ロケータの数は、ホーム画面の数と一致する。ロケータは、現在表示されているホーム画面の位置を示す。現在表示されているホーム画面に対応するロケータは、他のロケータと異なる態様で表示される。
図5に示す例では、4つのロケータ51が表示されている。これは、ホーム画面40の数が4つであることを示す。図5に示す例では、左から2番目のシンボルが他のシンボルと異なる態様で表示されている。これは、左から2番目のホーム画面が現在表示されていることを示している。
スマートフォン1は、ホーム画面を表示中に特定のジェスチャを検出すると、ディスプレイ2Aに表示するホーム画面を切り替える。例えば、スマートフォン1は、右フリックを検出すると、ディスプレイ2Aに表示するホーム画面を1つ左のホーム画面に切り替える。スマートフォン1は、左フリックを検出すると、ディスプレイ2Aに表示するホーム画面を1つ右のホーム画面に切り替える。
ディスプレイ2Aの上端には、領域42が設けられている。領域42には、充電池の残量を示す残量マーク43、及び通信用の電波の電界強度を示す電波レベルマーク44が表示される。スマートフォン1は、領域42に、現在時刻、天気の情報、実行中のアプリケーション、通信システムの種別、電話のステータス、装置のモード、装置に生じたイベント等を表示してもよい。このように、領域42は、利用者に対して各種の通知を行うために用いられる。領域42は、ホーム画面40とは別の画面でも設けられることがある。領域42が設けられる位置は、ディスプレイ2Aの上端に限られない。
なお、図5に示したホーム画面40は、一例であり、各種の要素の形態、各種の要素の配置、ホーム画面40の数、及びホーム画面40での各種の操作の仕方等は上記の説明の通りでなくてもよい。
図6は、スマートフォン1の構成を示すブロック図である。スマートフォン1は、タッチスクリーンディスプレイ2と、ボタン3と、照度センサ4と、近接センサ5と、通信ユニット6と、レシーバ7と、マイク8と、ストレージ9と、コントローラ10と、カメラ12及び13と、外部インターフェイス14と、加速度センサ15と、方位センサ16と、回転検出センサ17とを有する。
タッチスクリーンディスプレイ2は、上述したように、ディスプレイ2Aと、タッチスクリーン2Bとを有する。ディスプレイ2Aは、文字、画像、記号、又は図形等を表示する。タッチスクリーン2Bは、ジェスチャを検出する。
ボタン3は、利用者によって操作される。ボタン3は、ボタン3A〜ボタン3Fを有する。コントローラ10はボタン3と協働することによってボタンに対する操作を検出する。ボタンに対する操作は、例えば、クリック、ダブルクリック、プッシュ、及びマルチプッシュである。
例えば、ボタン3A〜3Cは、ホームボタン、バックボタン又はメニューボタンである。例えば、ボタン3Dは、スマートフォン1のパワーオン/オフボタンである。ボタン3Dは、スリープ/スリープ解除ボタンを兼ねてもよい。例えば、ボタン3E及び3Fは、音量ボタンである。
照度センサ4は、照度を検出する。例えば、照度とは、光の強さ、明るさ、輝度等である。照度センサ4は、例えば、ディスプレイ2Aの輝度の調整に用いられる。
近接センサ5は、近隣の物体の存在を非接触で検出する。近接センサ5は、例えば、タッチスクリーンディスプレイ2が顔に近付けられたことを検出する。
通信ユニット6は、無線により通信する。通信ユニット6によって行われる通信方式は、無線通信規格である。例えば、無線通信規格として、2G、3G、4G等のセルラーフォンの通信規格がある。例えば、セルラーフォンの通信規格としては、LTE(Long Term Evolution)、W−CDMA、CDMA2000、PDC、GSM(登録商標)、PHS(Personal Handy−phone System)等がある。例えば、無線通信規格として、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)、IEEE802.11、Bluetooth(登録商標)、IrDA、NFC(Near Field Communication)等がある。通信ユニット6は、上述した通信規格の1つ又は複数をサポートしていてもよい。
レシーバ7は、コントローラ10から送信される音声信号を音声として出力する。マイク8は、利用者等の音声を音声信号へ変換してコントローラ10へ送信する。なお、スマートフォン1は、レシーバ7に加えて、スピーカをさらに有してもよい。スマートフォン1は、レシーバ7に代えて、スピーカをさらに有してもよい。
ストレージ9は、プログラム及びデータを記憶する。ストレージ9は、コントローラ10の処理結果を一時的に記憶する作業領域としても利用される。ストレージ9は、半導体記憶デバイス、及び磁気記憶デバイス等の任意の記憶デバイスを含んでよい。ストレージ9は、複数の種類の記憶デバイスを含んでよい。ストレージ9は、メモリカード等の可搬の記憶媒体と、記憶媒体の読み取り装置との組み合わせを含んでよい。
ストレージ9に記憶されるプログラムには、フォアグランド又はバックグランドで実行されるアプリケーションと、アプリケーションの動作を支援する制御プログラムとが含まれる。アプリケーションは、例えば、ディスプレイ2Aに所定の画面を表示させ、タッチスクリーン2Bによって検出されるジェスチャに応じた処理をコントローラ10に実行させる。制御プログラムは、例えば、OSである。アプリケーション及び制御プログラムは、通信ユニット6による無線通信又は記憶媒体を介してストレージ9にインストールされてもよい。
ストレージ9は、例えば、制御プログラム9A、メールアプリケーション9B、ブラウザアプリケーション9C、設定データ9Zを記憶する。メールアプリケーション9Bは、電子メールの作成、送信、受信、及び表示等のための電子メール機能を提供する。ブラウザアプリケーション9Cは、WEBページを表示するためのWEBブラウジング機能を提供する。テーブル9Dは、キーアサインテーブル等の各種テーブルが格納されている。配置パターンデータベース9Eは、ディスプレイ2Aに表示されるアイコン等の配置パターンが格納されている。設定データ9Zは、スマートフォン1の動作に関する各種の設定機能を提供する。ストレージ9は、複数のアドレス情報を含むアドレス帳情報が格納されている。
制御プログラム9Aは、スマートフォン1を稼働させるための各種制御に関する機能を提供する。制御プログラム9Aは、例えば、通信ユニット6、レシーバ7、及びマイク8等を制御することによって、通話を実現させる。制御プログラム9Aが提供する機能には、タッチスクリーン2Bを介して検出されたジェスチャに応じて、ディスプレイ2Aに表示されている情報を変更する等の各種制御を行う機能が含まれる。なお、制御プログラム9Aが提供する機能は、メールアプリケーション9B等の他のプログラムが提供する機能と組み合わせて利用されることがある。
コントローラ10は、例えば、CPU(Central Processing Unit)である。コントローラ10は、通信ユニット6等の他の構成要素が統合されたSoC(System−on−a−chip)等の集積回路であってもよい。コントローラ10は、スマートフォン1の動作を統括的に制御して各種の機能を実現する。
具体的には、コントローラ10は、ストレージ9に記憶されているデータを必要に応じて参照しつつ、ストレージ9に記憶されているプログラムに含まれる命令を実行して、ディスプレイ2A及び通信ユニット6等を制御することによって各種機能を実現する。コントローラ10は、タッチスクリーン2B、ボタン3、加速度センサ15等の各種検出部の検出結果に応じて、制御を変更することもある。
コントローラ10は、例えば、制御プログラム9Aを実行することにより、タッチスクリーン2Bを介して検出されたジェスチャに応じて、ディスプレイ2Aに表示されている情報を変更する等の各種制御を実行する。
カメラ12は、フロントフェイス1Aに面している物体を撮影するインカメラである。カメラ13は、バックフェイス1Bに面している物体を撮影するアウトカメラである。
外部インターフェイス14は、他の装置が接続される端子である。外部インターフェイス14は、USB(Universal Serial Bus)、HDMI(High−Definition Multimedia Interface)、ライトピーク(サンダーボルト)、イヤホンマイクコネクタのような汎用的な端子であってもよい。外部インターフェイス14は、Dockコネクタのような専用に設計された端子でもよい。外部インターフェイス14に接続される装置には、例えば、外部ストレージ、スピーカ、通信装置が含まれる。
加速度センサ15は、スマートフォン1に働く加速度の方向及び大きさを検出する。方位センサ16は、地磁気の向きを検出する。回転検出センサ17は、スマートフォン1の回転を検出する。加速度センサ15、方位センサ16及び回転検出センサ17の検出結果は、スマートフォン1の位置及び姿勢の変化を検出するために、組み合わせて利用される。
このように構成されるスマートフォン1は、電磁波を受電することにより充電が行われている場合であっても、通信を行うことができる。以下に、具体的な構成について説明する。
図7は、アンテナ部6A及び受電部60に含まれるコイルについて説明するための図である。スマートフォン1は、アンテナ部6A(図7参照)と、複数の受電部60(61,62,63)(図6参照)と、二次電池64と、送信部65と、を備える。
アンテナ部6Aは、通信に用いられる第1電磁波を送信又は受信する。アンテナ部6Aは、上述した通信ユニット6に設けられている。したがって、アンテナ部6Aは、上述した無線通信規格で定められた周波数を有する第1電磁波を送信し又は受信する。
複数の受電部60は、例えば、第2受電部61と、第1受電部62と、第3受電部63とで構成される。なお、受電部60の数は、3つに限定されることはない。受電部60は、充電に用いられる第2電磁波を受電する。具体的には、各受電部61,62,63は、第2電磁波を受電するコイル61A,62A,63A(図7参照)を備える。
複数のコイル61A,62A,63Aは、本実施形態の場合、アンテナ部6Aから離れる方向に沿って配置されている。本実施形態では、アンテナ部6Aから離れた位置に配置される第2コイル61Aは、第2受電部61に備えられる。また、アンテナ部6Aに近い位置に配置される第1コイル62Aは、第1受電部62に備えられる。さらに、第2コイル61Aと第1コイル62Aとの間に配置される第3コイル63Aは、第3受電部63に備えられる。なお、第2コイル61A、第1コイル62A及び第3コイル63Aが配置される位置は、図7に示す位置に限定されることはない。
受電部60は、第2電磁波を受電すると電力に変換して、二次電池64(図6参照)に充電する。なお、二次電池64は、受電部60によって第2電磁波が受電されることに基づいて電力が充電される。なお、第2電磁波は、後述する充電器100から出力される。
上述したコントローラ10(第1制御部)は、アンテナ部6Aによって第1電磁波が送信され又は受信される場合、複数の受電部60のうち、アンテナ部6Aから離れた第2受電部61(第2コイル61A)によって第2電磁波を受電するよう制御することが可能である。すなわち、アンテナ部6Aによって第1電磁波が送信され又は受信される場合、第1受電部62(第1コイル62A)及び第3受電部63(第3コイル63A)は、第2電磁波を受電しない。
このようなスマートフォン1によれば、第2電磁波を受電する受電部(コイル)がアンテナ部6Aから離れた第2受電部61(第2コイル61A)であるため、第2受電部61(第2コイル61A)が第2電磁波を受電することに起因してノイズが発生する場合でも、そのノイズがアンテナ部6Aの特性に悪影響を及ぼすことを低減できる。
送信部65は、第2受電部61(第2コイル61A)によって第2電磁波を受電する場合に、第2受電部61(第2コイル61A)に対向する位置から送電部101(後述)によって第2電磁波を送電させるための制御信号を充電器100(後述)に送信する。すなわち、送信部65は、コントローラ10の制御に基づいて、第2受電部61(第2コイル61A)によって受電される第2電磁波の強度がより大きくなるように送電部101を制御するための制御信号を送信する。このように制御されることにより、アンテナ部6Aに届く電磁波の届く量が低減される。
ここで、充電器100について説明する。図8は、充電器100の機能を示すブロック図である。充電器100は、充電ケーブルを介さずにスマートフォン1を充電させることができる非接触型の充電器100である。このような充電器100は、送電部101と、受信部102と、第2制御部103とを備える。
送電部101は、受電部60に対して第2電磁波を送電する。具体的には、送電部101は、コイル(図示せず)を備え、そのコイルから第2電磁波を送電する。ここで、送電部101は、1又は複数のコイルを備える。送電部101が1つのコイルを備える場合には、そのコイルは、充電器100の平面方向に沿って移動することが可能である。このような充電器100は、可動コイル方式の充電器100である。一方、送電部101が複数のコイルを備える場合には、それぞれのコイルは、充電器100に固定されている。そして、送電部101が第2電磁波を送電する場合には、送電部101は、複数のコイルのうち少なくとも1つのコイルから第2電磁波を送電させる。このような充電器100は、マルチコイル方式の充電器100である。
受信部102は、スマートフォン1から送信された、送電部101を制御するための制御信号を受信する。受信部102は、制御信号を受信すると、第2制御部103に供給する。
第2制御部103は、アンテナ部6Aによって第1電磁波が送信され又は受信されている場合には、第2受電部61に対して第2電磁波を送電するよう、送電部101を制御することが可能である。具体的には、充電器100が可動コイル方式の場合において、アンテナ部6Aによって第1電磁波が送信され又は受信されることにより、第2受電部61(第2コイル61A)によって第2電磁波が受電されるときには、第2制御部103は、制御信号に基づいて、送電部101のコイルを第2受電部61(第2コイル61A)に対向する位置に移動させる。一方、充電器100がマルチコイル方式の場合において、アンテナ部6Aによって第1電磁波が送信され又は受信されることにより、第2受電部61(第2コイル61A)によって第2電磁波が受電されるときには、第2制御部103は、制御信号に基づいて、第2受電部61(第2コイル61A)に対向する位置に配置される送電部101のコイルから第2電磁波を送電させる。
このような充電器100によれば、第2電磁波を送電する送電部101とスマートフォン1のアンテナ部6Aとの距離が相対的に遠くなるため、送電部101によって第2電磁波を送電することに起因してノイズが発生する場合でも、そのノイズがアンテナ部6Aの特性に悪影響を及ぼすことを低減できる。
以上より、スマートフォン1と充電器100とを備えるシステム200では、スマートフォン1において第2電磁波を受電することにより二次電池64に充電が行われている場合であっても、そのスマートフォン1が行う通信に悪影響を及ぼすことを低減することができる。
なお、上述した実施形態では、制御信号がスマートフォン1の送信部65から送信されて、充電器100の受信部102によって受信される場合について説明した。この変形例として、制御信号は、複数の受電部60のいずれかから送信されて、送電部101によって受信されることも可能である。すなわち、複数の受電部60は、第2受電部61に対向する位置から送電部101によって第2電磁波を送電させるための信号(制御信号)としての第3電磁波を送信することが可能である。また、送電部101は、第3電磁波を受信することが可能である。第3の電磁波は、第2電磁波とは周波数が異なる。
また、コントローラ10は、受電部60によって第2電磁波を受電する場合のモードを、受電優先モードに設定したり、通信優先モードに設定できたりしてもよい。
受電優先モードは、他のモードよりも使用する受電部の数が多く、例えば、2以上の受電部60によって第2電磁波を受電するため、受電効率の良いモードである。例えば、受電優先モードは、第1受電部62と第3受電部63とで第2電磁波を受電する、第2受電部61と第3受電部63とで第2電磁波を受電する、又は、第2受電部61と第1受電部62と第3受電部63とで第2電磁波を受電するモードである。そして、第1受電部62と第3受電部63とで第2電磁波を受電する場合には、1又は複数の送電部101は、第1受電部62及び第3受電部63に対向する位置から第2電磁波を送電する。また、第2受電部61と第3受電部63とで第2電磁波を受電する場合には、1又は複数の送電部101は、第2受電部61及び第3受電部63に対向する位置から第2電磁波を送電する。また、第2受電部61と第1受電部62と第3受電部63とで第2電磁波を受電する場合には、1又は複数の送電部101は、第2受電部61、第1受電部62及び第3受電部63に対向する位置から第2電磁波を送電する。
通信優先モードは、第1受電部62によって第2電磁波を受信させずに、第2受電部61によって第2電磁波を受電させるときのモードである。そして、通信優先モードに設定された場合には、送電部101は、第2受電部61に対向する位置から第2電磁波を送電する。
コントローラ10は、受電優先モードに設定した場合には、アンテナ部6Aによって第1電磁波が送信され又は受信されるときでも、第1受電部62によって第2電磁波を受電可能とさせる。
これにより、スマートフォン1と充電器100とを備えるシステム200は、受電優先モードに設定された場合には、第2電磁波を受電する効率がより高い受電部60を選択することができる。また、システム200は、ユーザによって受電優先モード又は通信優先モードが選択された場合には、選択されたモードに応じた受電部60を選択することができる。
また、コントローラ10は、二次電池64の電池残量が予め設定された第1の閾値未満の場合には、受電優先モードに設定することが好ましい。すなわち、二次電池64の電池残量がなくなった場合、スマートフォン1では、通信ユニット6を利用して行われている通信は切断されてしまう等の悪影響が発生する。このため、二次電池64の電池残量が相対的に少ない場合、コントローラ10は、電池残量がなくなることを回避するために、上述した受電優先モードに設定する。受電優先モードに設定された場合、スマートフォン1では、第2電磁波を受電する効率がよくなるように高い受電部60が選択され、具体的には、第1受電部62が選択される。また、充電器100では、選択された受電部60に対向する位置に配置された送電部101から第2電磁波を送電する。
なお、電池残量は、二次電池64の端子における電圧値で計測されたり、二次電池64から入出力された電流量の収支を計測したりすることによって計測される。
これにより、スマートフォン1と充電器100とを備えるシステム200は、二次電池64の電池残量を回復させることができる。
コントローラ10は、受電部60によって第2電磁波が受電される場合に、アンテナ部6Aによって受信される第1電磁波の受信信号強度(RSSI:Received Signal Strength Indication)が予め設定された第2の閾値未満であると、第2受電部61のみによって第2電磁波を受電させることが好ましい。
すなわち、RSSI値が第2の閾値よりも大きい場合には、アンテナ部6Aによって送受信される電波の環境が良いため、受電部60及び送電部101によってノイズが発生したとしても、通信を継続することが可能になる。これに対し、RSSI値が第2の閾値未満の場合には、アンテナ部6Aによって送受信される電波の環境が悪いため、受電部60及び送電部101によってノイズが発生すると、通信を継続することが困難になる。
よって、RSSI値が第2の閾値未満の場合には、コントローラ10は、通信優先モードに設定して、第2受電部61によって第2電磁波を受電させる。さらに、第2制御部103は、スマートフォン1から送信された制御信号に基づいて、第2受電部61に対向する位置に配置された送電部101から第2電磁波を送電させる。
これにより、スマートフォン1と充電器100とを備えるシステム200は、受電部60及び送電部101において発生したノイズがアンテナ部6Aの特性に悪影響を及ぼすことを低減できるため、二次電池64が充電されるときでもスマートフォン1の通信を継続させることができる。
スマートフォン1は、非接触通信に利用される第2アンテナ部をさらに備えることが好ましい。すなわち、スマートフォン1が、例えば、FeliCa(登録商標)等のIC(Integrated Circuit)カード機能を有している場合には、第2アンテナ部は、ICカード機能に利用されるデータの送受信を行う。
そして、複数の受電部60のうちの1つは、上述した第2アンテナ部を構成する。なお、第2アンテナ部に接続される、ICカード機能に利用される回路(図示せず)と、充電に利用される回路(図示せず)とは、例えば、スイッチ部(図示せず)によって切り替えられる。すなわち、充電が行われない場合には、スイッチ部は、第2アンテナ部とICカード機能に利用される回路とを接続する。一方、充電が行われる場合には、スイッチ部は、第2アンテナ部と充電に利用される回路とを接続する。
これにより、スマートフォン1は、第2アンテナ部を共用できるため、ICカード機能のアンテナを受電部60とは別に設ける場合に比べて小型化することができる。
また、スマートフォン1は、複数の受電部60それぞれの温度を測定する温度測定部(図示せず)をさらに備えることが好ましい。温度測定部は、例えば、サーミスタである。この場合、コントローラ10は、複数の受電部60のうち、温度測定部によって測定される温度がより低い受電部60によって第2電磁波を受電させる。
例えば、コントローラ10が受電優先モードに設定した場合には、温度測定部によって測定される温度がより低い1又は複数の受電部60によって第2電磁波を受電させる。この場合、送電部101は、第2制御部103の制御に基づいて、第2電磁波を受電する受電部60に対向する位置から第2電磁波を送電する。
そして、受電部60が第2電磁波を受電することに基づいて温度が上昇した場合には、コントローラ10は、温度が上昇した受電部60を除く他の受電部60のうち、温度測定部によって測定される温度がより低い受電部60によって第2電磁波を受電させる。すなわち、コントローラ10は、第2電磁波を受電する受電部60を切り替える。この場合、送電部101は、第2制御部103の制御に基づいて、切り替え後の受電部60に対向する位置から第2電磁波を送電する。
このようなスマートフォン1及び充電器100を備えるシステム200は、上記の例示を繰り返すことにより、より温度の低い受電部60によって受電された第2電磁波に基づいて二次電池64を充電させることができる。
次に、スマートフォン1の二次電池64が充電される場合の動作について説明する。図9は、スマートフォン1の二次電池64が充電される場合の動作を説明するためのフローチャートである。
ステップST1において、コントローラ10は、通信ユニット6によって通信が行われているか否かを判断する。通信が行われている場合(Yes)には、処理は、ステップST2に進む。通信が行われていない場合(No)には、処理は、ステップST8に進む。
ステップST2において、コントローラ10は、ユーザが受電優先モードを選択したか否かを判断する。受電優先モードが選択された場合(Yes)には、処理は、ステップST3に進む。受電優先モードが選択されていない場合(No)には、処理は、ステップST5に進む。
ステップST3において、コントローラ10は、二次電池64の電池残量を管理するようユーザによって設定されているか否かを判断する。電池残量を管理する場合(Yes)には、処理は、ステップST4に進む。電池残量を管理しない場合(No)には、処理は、ステップST8に進む。
ステップST4において、コントローラ10は、二次電池64の電池残量が第1の閾値未満であるか否かを判断する。電池残量が第1の閾値未満ではない場合(No)には、処理は、ステップST7に進む。電池残量が第1の閾値未満の場合(Yes)には、処理は、ステップST8に進む。
また、ステップST2で「No」と判断された場合、ステップST5において、コントローラ10は、受信信号強度(RSSI)を管理するようユーザによって設定されているか否かを判断する。RSSIを管理する場合(Yes)には、処理は、ステップST6に進む。RSSIを管理しない場合(No)には、処理は、ステップST7に進む。
ステップST6において、RSSIの値が第2の閾値未満か否かを判断する。RSSI値が第2の閾値未満ではない場合(No)には、処理は、ステップST7に進む。RSSI値が第2の閾値未満の場合(Yes)には、処理は、ステップST8に進む。
ステップST7において、コントローラ10は、第2受電部61で第2電磁波を受電させる。この場合、第2制御部103は、第2受電部61に対向する位置の送電部101から第2電磁波を送電させる。
ステップST8において、コントローラ10は、充電効率が良い受電部60で第2電磁波を受電させる。この場合、第2制御部103は、その受電部60に対向するような位置の送電部101から第2電磁波を送電させる。例えば、コントローラ10は、第2受電部61、第1受電部62及び第3受電部63のなかから第2電磁波の受電効率が良い組み合わせを選択し、選択した受電部60によって第2電磁波を受電させる。この場合、第2制御部103は、選択された受電部60に対向するような位置の送電部101から第2電磁波を送電させる。
本発明を完全かつ明瞭に開示するために特徴的な実施例に関し記載してきた。しかし、添付の請求項に係る発明は、上記実施例に限定されるべきものでなく、本明細書に示した基礎的事項の範囲内で当該技術分野の当業者が創作しうるすべての変形例及び代替可能な構成を具現化するように構成されるべきである。
例えば、図5に示した各プログラムは、複数のモジュールに分割されていてもよいし、他のプログラムと結合されていてもよい。
上記の実施形態では、タッチスクリーンディスプレイを備える装置の一例として、スマートフォンについて説明したが、添付の請求項に係る装置は、スマートフォンに限定されない。例えば、添付の請求項に係る装置は、モバイルフォン、携帯型パソコン、デジタルカメラ、メディアプレイヤ、電子書籍リーダ、ナビゲータ、又はゲーム機等の携帯電子機器であってもよい。添付の請求項に係る装置は、デスクトップパソコン、テレビ受像器等の据え置き型の電子機器であってもよい。
上記の実施形態では、コントローラ10が、図7に示すように一のアドレス情報が選択された状態で所定の動作を検出すると、選択されたレコードと一のグループ情報の値が共通するアドレス情報を、アドレス帳情報に記憶されている複数のアドレス情報から抽出することとしたが、これに限られない。
例えば、コントローラ10は、一のアドレス情報がタッチされた場合に、例えば、図12に示されるように、当該アドレス情報に係るメニュー情報を表示させるようにしてもよい。そして、コントローラ10は、このメニュー情報が表示されている場合において、所定動作を検出したことに応じて、選択されたレコードと一のグループ情報の値が共通するアドレス情報を、アドレス帳情報から抽出するようにしてもよい。
例えば、コントローラ10は、一のアドレス情報がタッチジェスチャで選択された後に、一のアドレス情報に対する他のタッチジェスチャが検出された場合、選択されたレコードと一のグループ情報の値が共通するアドレス情報を抽出するようにしてもよい。この他のタッチジェスチャとしては、例えばフリック、スイープ等が挙げられる。この場合、アドレス情報を選択するタッチジェスチャと、共通するアドレス情報を抽出する他のジェスチャを連続なジェスチャとして入力することができる。
このように、本発明の実施形態は下記の態様が含まれる。すなわち、本発明は、通信に用いられる第1電磁波を送信又は受信するアンテナ部6Aと、充電に用いられる第2電磁波を受電する複数の受電部(第1受電部62・第2受電部61・第3受電部63)と、前記アンテナ部6Aによって前記第1電磁波が送信又は受信される場合、前記複数の受電部のうち、アンテナ部6Aに最も近い第1受電部62とは異なる第2受電部61・第3受電部63によって第2電磁波を受電するよう制御するコントローラ10と、を備えるスマートフォン1、及び前記複数の受電部の一部又は全部に対して前記第2電磁波を送電する送電部101と、アンテナ部6Aによって前記第1電磁波を送信又は受信している場合には、第2受電部61又は第3受電部63に対して前記第2電磁波を送電するよう、前記送電部を制御する第2制御部103と、を備える充電器100を含んでもよい。
また、コントローラ10は、アンテナ部6Aによって送信又は受信をしている場合である通信優先モードを備え、通信優先モードの場合においては、第1受電部62を用いずに第2受電部61・第3受電部63を用いることによって前記第2電磁波を受電してもよい。
このように、アンテナ部6Aによって通信が行われるときは、アンテナ部6Aによって送受信される電磁波に受電部からの電磁波が干渉しにくくするように、第1受電部62以外の受電部によってワイヤレス充電が行われるようにしてもよい。
さらに、コントローラ10は、第2電磁波が受電される場合に、アンテナ部6Aによって受信される第1電磁波の受信信号強度が予め設定された第2の閾値未満であると、通信優先モードに設定されるようにして、第1電磁波の受信信号強度が、第1受電部62による受電によってさらに弱まることを低減させるようにしてもよい。
さらに、コントローラ10は、通信優先モードとは別に、受電を優先する受電優先モードを備えてもよい。具体的には、コントローラ10は、受電優先モードの場合においては、受電部の配されている場所に関係なく、少なくとも2以上の受電部を用いて受電を行うようにして、充電器100から送電される電力を、より多くの受電部で受電できるようにしてもよい。
また、スマートフォン1は、二次電池64の電池残量が、設定された第1の閾値未満の場合には、モードが上述した受電優先モードなるようにして、電池残量が残り少なくなってきた場合には、複数の受電部を用いることによってより早く充電が行われるようにしてもよい。
さらにスマートフォン1は、通信優先モードの場合には、第2受電部61又は第3受電部63に向かって第2電磁波を送電させるよう制御する制御信号を通信ユニット6から送信し、充電器100は、当該制御信号を受信部102から受信し、第2制御部103は前記制御信号に基づいて、第2受電部61又は第3受電部63に向かって第2電磁波を送電するよう送電部を制御してもよい。
1 スマートフォン(電子機器)
6 通信ユニット
6A アンテナ部
10 コントローラ(第1制御部)
60 受電部
61 第2受電部(第2の受電部)
62 第1受電部(第1の受電部)
63 第3受電部(第2の受電部)
64 二次電池
65 送信部
100 充電器
101 送電部
102 受信部
103 第2制御部

Claims (10)

  1. 通信に用いられる第1電磁波を送信又は受信するアンテナ部と、
    充電に用いられる第2電磁波を受電する複数の受電部と、
    前記アンテナ部によって前記第1電磁波が送信又は受信される場合、前記複数の受電部のうち、前記アンテナ部に最も近い第1の受電部とは異なる第2の受電部によって前記第2電磁波を受電するよう制御する第1制御部と、を備える電子機器、及び
    前記複数の受電部の一部又は全部に対して前記第2電磁波を送電する送電部と、
    前記アンテナ部によって前記第1電磁波を送信又は受信している場合には、前記第2の受電部に対して前記第2電磁波を送電するよう、前記送電部を制御する第2制御部と、を備える充電器を含む、
    システム。
  2. 前記第1制御部は、前記アンテナ部によって送信又は受信をしている場合である通信優先モードを備え、
    前記通信優先モードの場合においては、前記第1の受電部を用いずに前記第2の受電部を用いて前記第2電磁波を受電させる
    請求項1に記載のシステム。
  3. 前記第1制御部は、前記第2電磁波が受電される場合に、前記アンテナ部によって受信される前記第1電磁波の受信信号強度が予め設定された第2の閾値未満であると、前記通信優先モードに設定する
    請求項2に記載のシステム。
  4. 前記第1制御部は、受電を優先する受電優先モードを備え、
    前記受電優先モードの場合においては、少なくとも2以上の前記受電部を用いて受電を行う
    請求項1に記載のシステム。
  5. 前記電子機器は、前記複数の受電部のうち少なくとも一つが受電した電力を充電する二次電池をさらに備え、
    前記第1制御部は、前記二次電池の電池残量が予め設定された第1の閾値未満の場合には、前記受電優先モードに設定する
    請求項4に記載のシステム。
  6. 前記複数の受電部のうちの一つは、非接触通信に利用される非接触用アンテナ部である
    請求項1から5のいずれか1項に記載のシステム。
  7. 前記電子機器は、通信優先モードの場合には、前記第2の受電部に向かって前記第2電磁波を送電させるよう制御する制御信号を送信する送信部を備え、
    前記充電器は、前記制御信号を受信する受信部をさらに備え、
    前記第2制御部は、前記制御信号に基づいて前記送電部を制御する
    請求項1から6のいずれかに記載のシステム。
  8. 前記送電部は、前記制御信号を受信する請求項7記載のシステム。
  9. 前記送電部は、前記第2電磁波とは周波数の異なる第3電磁波により前記制御信号を受信する
    請求項8記載のシステム。
  10. 通信に用いられる第1電磁波を送信又は受信するアンテナ部と、
    充電に用いられる第2電磁波を受電する複数の受電部と、
    前記アンテナ部によって前記第1電磁波が送信又は受信される場合、前記複数の受電部のうち、前記アンテナ部に最も近い第1の受電部とは異なる第2の受電部によって前記第2電磁波を受電するよう制御する制御部と、を備える電子機器。
JP2012068871A 2012-03-22 2012-03-26 システム及び電子機器 Pending JP2013201839A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012068871A JP2013201839A (ja) 2012-03-26 2012-03-26 システム及び電子機器
US13/847,835 US20130281155A1 (en) 2012-03-22 2013-03-20 System, electronic device, and charger

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012068871A JP2013201839A (ja) 2012-03-26 2012-03-26 システム及び電子機器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013201839A true JP2013201839A (ja) 2013-10-03

Family

ID=49521647

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012068871A Pending JP2013201839A (ja) 2012-03-22 2012-03-26 システム及び電子機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2013201839A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019170025A (ja) * 2018-03-22 2019-10-03 株式会社椿本チエイン 充放電装置及びサーバ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019170025A (ja) * 2018-03-22 2019-10-03 株式会社椿本チエイン 充放電装置及びサーバ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5850736B2 (ja) 装置、方法及びプログラム
JP5840045B2 (ja) 装置、方法、及びプログラム
JP6091829B2 (ja) 装置、方法、及びプログラム
US20130281155A1 (en) System, electronic device, and charger
JP5827109B2 (ja) 装置、方法、及びプログラム
JP5731362B2 (ja) 電子機器
JP2013080345A (ja) 装置、方法、及びプログラム
JP5779063B2 (ja) 装置、方法、及びプログラム
JP2013201863A (ja) システム、電子機器及び充電器
JP5950546B2 (ja) 携帯電子機器、方法及びプログラム
JP2013092988A (ja) 装置、方法、及びプログラム
US9432936B2 (en) Portable electronic device
WO2014104173A1 (ja) 無線端末装置
JP2013198050A (ja) 携帯電子機器及び充電システム
JP2013065290A (ja) 装置、方法、及びプログラム
JP2013047923A (ja) 装置、方法、及びプログラム
JP6080355B2 (ja) 装置、方法及びプログラム
JP6139068B2 (ja) 装置及び方法
JP6169815B2 (ja) 装置、方法、及びプログラム
JP2013101547A (ja) 装置、方法及びプログラム
JP2013201839A (ja) システム及び電子機器
JP2013135239A (ja) 無線端末装置及び無線通信方法
JP2013092974A (ja) 装置、方法及びプログラム
JP5106696B1 (ja) 無線端末装置
JP5854796B2 (ja) 装置、方法及びプログラム