JP2013201364A - 電子部品装着装置及び電子部品装着方法 - Google Patents

電子部品装着装置及び電子部品装着方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2013201364A
JP2013201364A JP2012069946A JP2012069946A JP2013201364A JP 2013201364 A JP2013201364 A JP 2013201364A JP 2012069946 A JP2012069946 A JP 2012069946A JP 2012069946 A JP2012069946 A JP 2012069946A JP 2013201364 A JP2013201364 A JP 2013201364A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electronic component
head
mounting
component
light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012069946A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5798073B2 (ja
Inventor
Takashi Yoshii
貴志 吉井
Yoshinori Ikeda
善紀 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi High Tech Instruments Co Ltd
Original Assignee
Hitachi High Tech Instruments Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi High Tech Instruments Co Ltd filed Critical Hitachi High Tech Instruments Co Ltd
Priority to JP2012069946A priority Critical patent/JP5798073B2/ja
Publication of JP2013201364A publication Critical patent/JP2013201364A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5798073B2 publication Critical patent/JP5798073B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)

Abstract

【課題】
本発明は、大型の電子部品の状態を確実に認識できる信頼性の高い電子部品装着装置及び電子部品装着方法を提供することにある。
【解決手段】
電子部品を部品供給ユニットから装着ヘッドの有する取出手段で取出し、前記取出手段の前記電子部品の保持状態を部品認識カメラで撮像し、前記撮像結果に基づいて基板への装着姿勢・位置を補正して前記基板に前記電子部品を装着する際に、前記取出手段の先端側に前記電子部品に正対するように固定され、照射された照明光を反射させて拡散するノズル拡散板に第1の照明光を照射し、前記装着ヘッドの下面に固定され、照射された照明光を透過させて拡散するヘッド拡散板に第2の照明光を照射し、前記第1の照射と第1の照射とによって前記部品認識カメラで得られる前記電子部品の像の以外の2つの背景光像間の明暗差を所定の範囲内に保持する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、電子部品装着装置及び電子部品装着方法に係り、特に大型部品を確実に装着できる電子部品装着装置及び電子部品装着方法に関する。
電子部品装着装置は、フィーダカートに設けられた複数のテープフィーダ又は多段トレイフイーダなどの部品供給ユニットから装着ヘッドで電子部品を吸着し、搬送されてきたプリント基板に装着する。部品供給ユニットとプリント基板との間には部品認識カメラが設置されている。部品認識カメラは、装着ヘッドによりプリント基板へ移動途中で、吸着ノズルに吸着された電子部品を下から撮像し、電子部品の状態を認識する。そして、認識した電子部品の状態により、吸着ノズルの姿勢や位置を補正してプリント基板に電子部品を装着する。電子部品の上方から光を照射し、下から電子部品(シルエット)を撮像し認識をする方法を透過認識という。
従来、コネクタ等の大型電子部品を透過認識する場合、図11に示すようなノズル拡散板23を設け、ノズル拡散板23に照明光24a(図4参照)を照射する。そして、図11に示すように、ノズル拡散板22からの反射光による電子部品像(シルエット)Dpを撮像することで、電子部品状態を認識していた。このような従来技術として特許文献1がある。
特開2005−159209号公報
しかしながら、半導体チップの微小化とは逆にコネクタ等の特殊部品又はCPU(中央処理装置)等の半導体部品は大型化する傾向にある。その場合は、図5に示すように、電子部品像Dpがノズル拡散板23からはみ出てしまい、全体の電子部品像Dpを認識できない。撮像されていないところにリード等の認識ポイントがあると、電子部品自体が正しい部品かどうかの判断できない場合も生じる。単純にノズル拡散板23を大きくすると、例えば装着の際に、既に装着された電子部品と干渉し易くなるという問題が発生する。
本発明は、上記の状況を鑑みてなされたもので、本発明の目的は、大型の電子部品の状態を確実に認識できる信頼性の高い電子部品装着装置及び電子部品装着方法を提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するために、少なくとも以下の特徴を有する。
本発明は、電子部品を部品供給ユニットから装着ヘッドの有する取出手段で取出し、前記取出手段の前記電子部品を部品認識カメラの位置に移動し、前記取出手段の前記電子部品の保持状態を部品認識カメラで撮像し、前記撮像結果に基づいて基板への装着姿勢・位置を補正して前記基板に前記電子部品を装着する電子部品装着装置又は電子部品装着方法おいて、前記取出手段の先端側に前記電子部品に正対するように固定され、照射された照明光を反射させて拡散するノズル拡散板に第1の照明光を照射する第1の照射と、前記装着ヘッドの下面に固定され、照射された照明光を透過させて拡散し、中央部に前記取出手段を昇降可能にする貫通孔を備えるヘッド拡散板に第2の照明光を照射する第2の照射と、前記第1の照射と第1の照射とによって前記部品認識カメラで得られる前記電子部品の像の以外の2つの背景光像間の明暗差を所定の範囲内に保持することを第1の特徴とする。
また、本発明は、前記保持は、前記電子部品の厚さに応じて前記固定透過照明系と前記ヘッド透明照明系とのうち少なくとも一方の輝度を調整する輝度調整することを第2の特徴とする。
さらに、本発明は、前記輝度調整は、予め設けられた前記電子部品の厚さに応じて得られたデータに基づいて前記輝度を調整することを第3の特徴とする。
また、本発明は、前記輝度調整は、前記撮像結果に基づいて前記2つの背景光像間の明暗差を前記所定の範囲内の保持するように前記輝度を調整することを第4の特徴とする。
さらに、本発明は、前記保持は、前記ノズル拡散板を前記ヘッド拡散板又は前記装着ヘッドの下面に固定し、前記取出手段の先端部が前記ノズル拡散板の中央部に設けられた貫通孔を昇降することによって行われることを第5の特徴とする。
本発明によれば、大型の電子部品の状態を確実に認識できる信頼性の高い電子部品装着装置及び電子部品装着方法を提供できる。
本発明の実施形態である電子部品装着装置の平面図である。 図1に示す電子部品装着装置をA方向から見た側面図である。 装着ヘッドの構成示し、図3(a)は図1の紙面下側に示す装着ヘッドの側面図を、図3(b)は当該装着ヘッドを図1の基板PR側から見た正面図を示す図である。 本実施形態の特徴である部品認識装置の第1の実施例の構成を示すと共に、装着ヘッドが電子部品を認識する部品認識カメラの位置にきて、電子部品を撮像している状態を示す図である。 図4に示すフォーカス面に移動してきた電子部品を撮像した撮像結果を示す図である。 電子部品の厚さによって背景光像間の明暗差が変化するので、電子部品の厚さに基づいて背景光像間の明暗差を調整することの必要性を説明する図である。 固定透過照明源輝度変換テーブルを示す図である。 実施例1における電子部品を吸着し、プリント基板に装着する実装処理フローを示す図である。 実装処理に必要な部品ライブラリデータを示す図である。 本実施形態の特徴である部品認識装置の第2の実施例を示す図で、実施例1の図6に対応する図である。 従来の部品認識装置の一部を示す図である。
以下、図面を用いて本発明の実施形態を説明する。図1は本発明の実施形態である電子部品装着装置50の平面図である。図2は図1に示す電子部品装着装置50をA方向から見た側面図である。電子部品装着装置50は、本体50Mと、本体50Mに装着または接続される装着ヘッド6やフィーダカート3などの外部ユニットからなる。
図1は2個の装着ヘッド6が各々上側のテープフィーダ3Bおよび下側の多段トレイフイーダ12からの電子部品を吸着している図である。装着ヘッド6には電子部品を吸着するための吸着ノズル5がプリント基板側に複数本(本実施例3本)平行に取り付けられている。これらの吸着ノズルは、テープフィーダ3Bの上方に到達した後、テープフィーダ3Bの位置において、さらにxビーム4Aに沿って装着ヘッド6を移動させて、各吸着ノズルに目的とする電子部品を吸着する。装着ヘッド6内には、基板認識カメラ8が設置され、吸着後に装着ヘッド6が基板の上方に移動した時にプリント基板PRの基準点を認識し、このプリント基板PRの基準点を基に電子部品をプリント基板PRに装着する位置が決められる。
図2に示すように、本体50Mの両側の電子部品供給領域の一方にはフィーダカート3が、他方には多段トレイフイーダ12が配置されている。フィーダカート3は、フィーダベース3Aと複数のテープフィーダ3Bとから構成され、本体50Mの本体に接続される。各テープフィーダ3Bは、電子部品が収納された供給テープ60を有している。供給テープに収納された電子部品が装着ヘッド6の吸着ノズル5によって取り出されると供給テープがフィードされ、次の電子部品が取り出し可能となる。
一方、多段トレイフイーダ12には、電子部品を収納している複数のトレイ12Aが昇降可能に配置され、供給テープ同様にトレイ内の電子部品が装着ヘッド6の吸着ノズル5によって順次取り出される。
フィーダカート3及び多段トレイフイーダ12とプリント基板PRとの間には部品認識カメラ21が設置されている。部品認識カメラ21は、装着ヘッド6によりプリント基板PRへ移動途中で、吸着ノズル5に吸着された電子部品を下から撮像し、電子部品の部品認識画像を取込み、部品認識する。そして、部品認識した電子部品の状態により、吸着ノズルの姿勢や位置を補正してプリント基板PRに電子部品を装着する。
このようにして、装着ヘッド6はプリント基板コンベア7を有する搬送装置2によって搬送されてきたプリント基板PRに電子部品を装着する。
装着ヘッド6はフィーダカート3または多段トレイフイーダ12で電子部品を吸着し、搬送されてきたプリント基板PRに装着するためには、図1に示すXY平面上を高速に移動する移動機構が必要である。そのために、本体50Mの両側には、y方向に延びるyビーム1A、1Bが形成されている。xビーム4A、4Bにはy可動子9が設置されている。ここで、yビーム1A、1Bには、固定子が設置され、この固定子とy可動子9とでリニアモータが形成される。従って、このリニアモータによって、y可動子9はyビーム1A、1B上をy方向に自在に動くことができる。ここで、xビーム4A、4Bには、固定子が設置され、この固定子とx可動子11とでリニアモータが形成される。従って、このリニアモータによって、x可動子11はxビーム4A、4B上を自在に動くことができる。x可動子11には装着ヘッド6が取り付けられている。
これ等の構成に基づき、y可動子9およびx可動子11が制御装置40(図2参照)の指令に基づき、基板上の任意の位置に装着ヘッド6を移動させ、電子部品をプリント基板PRに装着することができる。
図3は装着ヘッド6の構成示し、図3(a)は図1の紙面下側に示す装着ヘッド6の側面図を、図3(b)は装着ヘッド6を図1の基板PR側から見た正面図を示す。装着ヘッド6はx可動子11によってxビーム4B上の2本走行レール41上を移動するヘッドベース67を有する。ヘッドベース67の上部には、図示しない制御回路を格納する制御筐体61が固定されている。
また、ヘッドベース67の前面、即ちプリント基板PR側には、吸着ノズルを昇降させるノズル昇降軸62が固定されている。ノズル昇降軸62の駆動モータ62mが回転することによってボールジョイント62aが回転し、それに伴いヘッドベース67に沿って移動するガイド66に固定されたナット62bが昇降する。ナット62bのガイド66の反対側には吸着ノズル5が固定されたノズルベース65が固定されている。この結果、吸着ノズル5は昇降可能となる。なお、図3は吸着のノズルを下降させた状態を示す。
さらに、ノズルベース65には、電子部品を吸着するための配管68のエアの流れを制御するバルブ63と吸着ノズル5を回転させるためのノズル回転軸64が固定されている。
吸着ノズル5のX方向の移動は、x可動子11によるxビーム4Bに沿って装着ヘッド6を移動させて行う。
次に、本実施形態の特徴である部品認識装置20の第1の実施例を図4を用いて説明する。
図4は、部品認識装置20の構成を示すと共に、装着ヘッド6が電子部品Dを認識する部品認識カメラ21の位置にきて、電子部品Dを撮像している状態を示す図である。
部品認識装置20は、固定透過照明系22と、ヘッド透明照明系25と、両照明系により照明された電子部品Dを撮像する部品認識カメラ21と、これらを制御し、撮像データを処理する部品認識制御部42とを有する。固定透過照明系22とヘッド透明照明系25とを合わせて部品認識照明系という。
固定透過照明系22は、吸着ノズル5の先端側に電子部品Dに正対するように固定され、照射された照明光を反射させて拡散するノズル拡散板23と、本体50Mに固定され、ノズル拡散板23に照明光24aを照射する固定透過照明源24とを有する。
ヘッド透明照明系25は、装着ヘッド6の下面に設けられた固定板26f(図3参照)、に固定され、照射された照明光を透過させて拡散するヘッド拡散板26と、装着ヘッド6に固定され、ヘッド拡散板26に照明光27aを照射するヘッド透過照明源27とを有する。ヘッド拡散板26は、その中央部に吸着ノズル5を昇降可能にする貫通孔26aを有する。
部品認識制御部42は、制御装置40の一部を構成し、制御装置の制御の下、部品認識カメラ21の撮像を制御する。
制御装置40は、部品認識制御部42の監視・制御の他、装着ヘッド6を電子部品Dの下面が部品認識カメラ21のフォーカス面Fとなうように、部品認識カメラ21の上部に電子部品Dを移動させる移動制御部を有する。
図5は、図4に示すフォーカス面Fに移動してきた電子部品Dを撮像した撮像結果を示す図である。
図5において、黒部分は電子部品Dによって遮光された電子部品像Dpを、斜線部分はノズル拡散板23からの反射光像23pを、格子部分は、ヘッド拡散板26からの透過光像を、それぞれ示す。この結果、電子部品Dがノズル拡散板23より大きくても、透過照明において、電子部品Dの像Dpを撮らえることができ、部品認識制御部42によって電子部品の状態を把握できる。
電子部品の状態を把握は、電子部品像Dpと背景光像である反射光像23p及び透過光像26pとの明暗差によって行うので、当該明暗差が大きく取れることは勿論、背景光像間の明暗差が小さい方が認識エラーは小さくなる。また、電子部品は方形形状が多いので、データ処理の観点からすれば、背景光像間や電子部品像との境界部に生じる形状も単純形状がよい。従って、ノズル拡散板23の形状も方形形状がよい。
特に、明暗差に関しては、例えば、図5に示す背景光像間の明暗差が大きいと、背景光像間の境界部にピンPやコネクタの取付部T等の突起部が重なった場合に、突起部を見落とし、逆に突起部がなくても境界部を突起部と見誤る、可能性が大きくなる。それ故、背景光間の明暗差を小さくする必要がある。
図6は、電子部品Dの厚さによって、背景光像間の明暗差が変化するので、電子部品の厚さに基づいて背景光像間の明暗差を調整することの必要性を説明する図である。図6(a)は、ある厚さの電子部品Dにおいて背景光像間の明暗差が小さくなるように調整された状態を示す図である。図6(b)は、図6(a)に示す電子部品Dよりも厚さの厚い電子部品Dの状態を示し、背景光像間の明暗差が大きくなった状態を示す図である。
図6(b)に示すように、厚さが厚い電子部品の場合は、電子部品Dの下面を部品認識カメラ21のフォーカス面Fに一致させるために、吸着ノズル5が当該電子部品の厚さが厚いΔh分だけ上昇する。この場合、部品認識カメラ21に対してヘッド拡散板26の位置は変わらないが、ノズル拡散板23の位置は、吸着ノズルの先端部のノズル長Nhは不変なので、Δh分だけ上昇して遠ざかる。
その結果、ヘッド拡散板26による透過光像の輝度は変わらないが、ノズル拡散板23による反射光像23pの輝度は低下する。従って、背景光像間の明暗差が拡大する。逆に、電子部品Dの厚さが薄くなる場合も、ノズル拡散板23による反射光像23pの輝度が上昇し、背景光像間の明暗差が拡大する。
背景光像間の明暗差を調整(保持)する方法としては、ノズル拡散板23又はヘッド拡散板26或いは両拡散板の輝度調整を行なう。両拡散板の輝度調整を行えば、2つの制御自由度を持っているので、電子部品像Dpと背景光像との明暗差を大きく、背景光像間の明暗差を小さくするという2つの制御対象を制御できる。
一方、どちらか一方の拡散板の輝度を固定し、他方の拡散板の輝度を調整してもよい。本実施形態では、部品認識カメラ21とヘッド拡散板26との間隔が一定、即ち透過光像26pの輝度を一定にできる。従って、本実施形態では、電子部品像Dpと背景光像との明暗差を所定の範囲内に維持し易く、安定して電子部品像Dpを得ることができるように、ノズル拡散板23の輝度を調整する。
以下、ヘッド拡散板26の輝度を一定に保持し、ノズル拡散板23の輝度を調整する方法について説明する。
第1の方法は、図7に示す固定透過照明源輝度変換テーブルを用いる方法である。本法では、固定透過照明源輝度変換テーブルから電子部品Dに応じた輝度変換係数を用いて、式(1)により、固定透過照明源24の輝度を決定する。
(固定透過照明源輝度) = (基準値)×(輝度変換係数) (1)
第2の方法は、固定透過照明源輝度変換関数f(T)を用いる方法である。Tは電子部品Dの厚みである。例えば、固定透過照明源輝度変換関数f(T)として式(2)に示す一次関数を用いる。
f(T) = (係数) x T+ (基準値) (2)
第3の方法としては、部品認識カメラ21の撮像結果に基づいて背景光像間の明暗差を所定の範囲内の保持するように、固定透過照明源24の輝度を調整する。
次に、実施例1における電子部品Dを吸着し、プリント基板PRに装着する実装処理フローを図8を用いて説明する。図9は、実装処理に必要な部品ライブラリデータを示す図である。図9(a)は、装着順に、装着すべき電子部品Dが存在する部品供給ユニット、当該電子部品Dの装着座標を示す装着データを示す。図9(b)は、各部品供給ユニットに収納されている電子部品Dを示す装着配置データを示す。図9(c)は、装着する電子部品Dの形状データ有する部品ライブラリを示す。
まず、図9(a)に示すステップNo.に従い、対応する部品供給ユニットから吸着ノズル5で電子部品Dを吸着し(S1)、部品認識カメラ21の位置に移動する(S2)。部品認識カメラの位置では、電子部品Dの下面が部品認識カメラのフォーカス面Fになるように吸着ノズル5の高さを変更する(S3)。
次に、図9(c)の部品ライブラリデータより電子部品の厚みTを得て、第1乃至第3のいずれかの方法により固定透過照明源輝度を求め、固定透過照明源24の輝度を設定する(S4)。そして、部品認識照明系(固定透過照明系22、ヘッド透明照明系25)を点灯し(S5)、部品認識カメラ21で部品認識画像を取込み(S6)、部品認識照明系を消灯する(S7)。
次に、取込んだ部品認識画像に基づき電子部品Dの部品認識を実行し(S8)、部品認識結果に基づいて電子部品Dの装着姿勢・位置を補正し(S9)、図9(a)に示す装着座標に従いプリント基板PRに装着する(S10)。所定部品数装着するまでS1からS10を繰り返す(S11)。
以上説明した部品認識装置20の実施例1によれば、大型の電子部品の吸着ノズルにおける吸着状態を確実に認識できる電子部品装着装置及び電子部品装着方法を提供できる。
図10は、本実施形態の特徴である部品認識装置20の第2の実施例を示す図で、実施例1の図6に対応する図である。
実施例2の実施例1と異なる点は、ノズル拡散板23’が、ヘッド拡散板26又は装着ヘッド6の下面に複数本(図面では2本)の固定棒28で固定され、ヘッド拡散板26同様にノズル拡散板23’の中央部に吸着ノズル5のノズル部5aが昇降可能な貫通孔23aを設けている点である。
実施例2では、図10(a)、図10(b)を見て分かるように、吸着ノズル5が昇降しても、ヘッド拡散板26と共にノズル拡散板23’の位置は変わらない。従って、電子部品Dの厚さが変わっても部品認識照明系の輝度、即ち背景光像間の明暗差を調整する必要がない。
以上説明したように実施例2は、背景光像間の明暗差保持手段として、吸着ノズル5のノズル部5aが昇降可能な貫通孔23aや固定棒28を有する。この結果、適用される電子部品に多少の制約があるが、実施例2においても実施例1と同様に、大型の電子部品の吸着ノズルにおける吸着状態を確実に認識できる電子部品装着装置及び電子部品装着方法を提供できる。
以上説明した実施形態においては、電子部品を部品供給ユニットから取り出す取出手段として、電子部品を吸着する吸着ノズルの場合を説明したが、電子部品を物理的に保持する取出ノズルにも本発明を適用可能である。
1A、1B:yビーム 2:搬送装置
3:フィーダカート 3B:テープフィーダ
4A、4B:xビーム 5:吸着ノズル
6:装着ヘッド 8:基板認識カメラ
12:多段トレイフイーダ 20:部品認識装置
21:部品認識カメラ 22:固定透過照明系
23、23’:ノズル拡散板 23a:ノズル拡散板の貫通孔
24:ノズル拡散板 25:ヘッド透明照明系
26:ヘッド拡散板 26a:ヘッド拡散板の貫通孔
27:ヘッド透過照明源 28:ノズル拡散板の固定棒
40:電子部品装着装置の制御装置 42:部品認識制御部
50:電子部品装着装置 50M:電子部品装着装置の本体
62:ノズル昇降軸 64:ノズル回転軸
D:電子部品 F:フォーカス面
P:ピン PR:プリント基板
T:コネクタの取付部

Claims (10)

  1. 電子部品を部品供給ユニットから取出す取出手段を備える装着ヘッドと、前記取出手段の前記電子部品の保持状態を撮像する部品認識カメラを具備する部品認識装置と、前記電子部品を前記部品認識カメラの位置に移動させ、前記部品認識装置の結果に基づいて基板への装着姿勢・位置を補正して前記基板に前記電子部品を装着する装着制御する制御装置とを有する電子部品装着装置おいて、
    前記部品認識装置は、
    前記取出手段の先端側に前記電子部品に正対するように固定され、照射された照明光を反射させて拡散するノズル拡散板、及び前記ノズル拡散板に第1の照明光を照射する固定透過照明源を備える固定透過照明系と、
    前記装着ヘッドの下面に固定され、照射された照明光を透過させて拡散し、中央部に前記取出手段を昇降可能にする貫通孔を備えるヘッド拡散板、及び前記装着ヘッドに固定され、前記ヘッド拡散板に第2の照明光を照射するヘッド透過照明源を備えるヘッド透明照明系と、
    前記固定透過照明系と前記ヘッド透明照明系との前記照射によって前記部品認識カメラで得られる前記電子部品の像の以外の2つの背景光像間の明暗差を所定の範囲内に保持する明暗差保持手段と、
    を有することを特徴とする電子部品装着装置。
  2. 前記明暗差保持手段は、前記電子部品の厚さに応じて前記固定透過照明系と前記ヘッド透明照明系とのうち少なくとも一方の輝度を調整する輝度調整手段を有することを特徴とする請求項1に記載の電子部品装着装置。
  3. 前記輝度調整手段は、予め設けられた前記電子部品の厚さに応じて得られたデータに基づいて前記輝度を調整することを特徴とする請求項2に記載の電子部品装着装置。
  4. 前記輝度調整手段は、前記撮像結果に基づいて前記2つの背景光像間の明暗差を前記所定の範囲内の保持するように前記輝度を調整することを特徴とする請求項2に記載の電子部品装着装置。
  5. 前記明暗差保持手段は、前記ノズル拡散板を前記ヘッド拡散板又は前記装着ヘッドの下面に固定する手段と、前記ノズル拡散板の中央部に設けられた前記取出手段の先端部が昇降可能な貫通孔とを有することを特徴とする請求項1に記載の電子部品装着装置。
  6. 電子部品を部品供給ユニットから装着ヘッドの有する取出手段で取出し、前記取出手段の前記電子部品を部品認識カメラの位置に移動し、前記取出手段の前記電子部品の保持状態を部品認識カメラで撮像し、前記撮像結果に基づいて基板への装着姿勢・位置を補正して前記基板に前記電子部品を装着する電子部品装着方法おいて、
    前記取出手段の先端側に前記電子部品に正対するように固定され、照射された照明光を反射させて拡散するノズル拡散板に第1の照明光を照射する第1の照射ステップと、
    前記装着ヘッドの下面に固定され、照射された照明光を透過させて拡散し、中央部に前記取出手段を昇降可能にする貫通孔を備えるヘッド拡散板に第2の照明光を照射する第2の照射ステップと、
    前記第1の照射ステップと第1の照射ステップとによって前記部品認識カメラで得られる前記電子部品の像の以外の2つの背景光像間の明暗差を所定の範囲内に保持する明暗差保持ステップと、
    を有することを特徴とする電子部品装着方法。
  7. 前記明暗差保持ステップは、前記電子部品の厚さに応じて前記固定透過照明系と前記ヘッド透明照明系とのうち少なくとも一方の輝度を調整する輝度調整ステップを有することを特徴とする請求項6に記載の電子部品装着方法。
  8. 前記輝度調整ステップは、予め設けられた前記電子部品の厚さに応じて得られたデータに基づいて前記輝度を調整することを特徴とする請求項7に記載の電子部品装着方法。
  9. 前記輝度調整ステップは、前記撮像結果に基づいて前記2つの背景光像間の明暗差を前記所定の範囲内の保持するように前記輝度を調整することを特徴とする請求項7に記載の電子部品装着方法。
  10. 前記明暗差保持ステップは、前記ノズル拡散板を前記ヘッド拡散板又は前記装着ヘッドの下面に固定し、前記取出手段の先端部が前記ノズル拡散板の中央部に設けられた貫通孔を昇降することによって行われることを請求項6に記載の電子部品装着方法。
JP2012069946A 2012-03-26 2012-03-26 電子部品装着装置及び電子部品装着方法 Active JP5798073B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012069946A JP5798073B2 (ja) 2012-03-26 2012-03-26 電子部品装着装置及び電子部品装着方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012069946A JP5798073B2 (ja) 2012-03-26 2012-03-26 電子部品装着装置及び電子部品装着方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013201364A true JP2013201364A (ja) 2013-10-03
JP5798073B2 JP5798073B2 (ja) 2015-10-21

Family

ID=49521335

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012069946A Active JP5798073B2 (ja) 2012-03-26 2012-03-26 電子部品装着装置及び電子部品装着方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5798073B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20160004816A (ko) * 2014-07-04 2016-01-13 한화테크윈 주식회사 테이프 실장 장치
KR20160004814A (ko) * 2014-07-04 2016-01-13 한화테크윈 주식회사 테이프 실장 장치

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20160004816A (ko) * 2014-07-04 2016-01-13 한화테크윈 주식회사 테이프 실장 장치
KR20160004814A (ko) * 2014-07-04 2016-01-13 한화테크윈 주식회사 테이프 실장 장치
KR101974343B1 (ko) * 2014-07-04 2019-05-02 한화정밀기계 주식회사 테이프 실장 장치
KR102022473B1 (ko) * 2014-07-04 2019-09-18 한화정밀기계 주식회사 테이프 실장 장치

Also Published As

Publication number Publication date
JP5798073B2 (ja) 2015-10-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5715881B2 (ja) 電子部品実装装置
JP4119098B2 (ja) 部品保持ヘッド、及びそれを用いた部品実装装置並びに部品実装方法
JP2004069612A (ja) 照明装置、及びこれを備えた認識装置並びに部品実装装置
US8359735B2 (en) Head assembly for chip mounter
JP2015216175A (ja) 電子部品実装装置
JP4999942B2 (ja) 電子部品装着装置
CN101584263B (zh) 电子元件安装设备中用于图像捕获的照明装置
JP5798073B2 (ja) 電子部品装着装置及び電子部品装着方法
CN105848462B (zh) 部件安装装置及部件安装方法
JP4999502B2 (ja) 部品移載装置及び表面実装機
CN108141998B (zh) 元件安装机、吸嘴拍摄方法
JP5296749B2 (ja) 部品認識装置および表面実装機
JP5027058B2 (ja) 電子部品装着装置
JP2000022393A (ja) 認識用照明装置
JP6721716B2 (ja) 撮像装置及びこれを用いた表面実装機
JPH09321494A (ja) 表面実装機の照明装置
JP2009135266A (ja) 電子部品装着装置
JP4704218B2 (ja) 部品認識方法、同装置および表面実装機
JP2006228905A (ja) 表面部品搭載装置
JP5946343B2 (ja) 電子部品実装装置
KR100627065B1 (ko) 부품 실장기
JP2001094299A (ja) 電子部品実装装置における電子部品認識装置
JP5412076B2 (ja) 電子部品装着装置
JP2020053543A (ja) 部品実装装置
WO2018220704A1 (ja) 部品実装装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141229

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20150127

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20150313

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150804

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150820

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5798073

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250