JP2013198689A - 背フレームカバー及び背もたれの取付構造並びに椅子 - Google Patents

背フレームカバー及び背もたれの取付構造並びに椅子 Download PDF

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Abstract

【課題】容易に着脱が可能であると共に背フレームと背もたれとの取付部を隠して椅子の外観を良好なものにすることを可能とする。
【解決手段】背フレーム1,1の前面に背もたれを構成する背もたれ枠2が配置されて背フレーム1,1の後面から背もたれ枠2を取り付けるための部品としての取付ねじ4,5が装着されると共に背フレーム1,1の後面のうち装着された部品としての取付ねじ4,5を含む領域に背フレームカバー3,3が取り付けられ、当該背フレームカバー3,3を背フレーム1に取り付けられるための構造が当該背フレームカバー3,3の前面に設けられて外観に現れないようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、背フレームカバー及び背もたれの取付構造並びに椅子に関する。さらに詳述すると、本発明は、椅子の背もたれを背フレームを介して支持部材に取り付ける構造に適用して好適な技術に関する。
椅子の背もたれを背フレームを介して支持部材に取り付ける従来の構造として、図11に示すように、支持部材101から延びる背フレーム102に対して背もたれ103を取付ねじ104によって後ろからねじ止めし、背フレーム102と背もたれ103との取付部を背フレーム102と共に背カバー105で覆い隠すものがある(特許文献1)。
また、従来の他の構造として、図12に示すように、支持部材(図示していない)から延びる背フレーム101に対して背もたれ102を前側からねじ止めし、背フレーム101と背もたれ102との取付部の更に前側に表皮材103を張るなどして前記取付部を隠すものがある(特許文献2)。
特開2006−198063号 特開2007−130341号
しかしながら、特許文献1の背もたれの取付構造では、背もたれを取り付けるためのねじ等を隠して椅子の外観を良好なものにすることはできても、背フレーム全体を背カバーで覆って隠すために構造・構成部品が大掛かりなものになってしまう。このため、当該構造が適用され得る椅子のタイプが限定されてしまい、また、構造・構成部品が大掛かりで部品点数の増加などによってコスト高になってしまい、汎用性が高いとは言い難い。
また、特許文献2の背もたれの取付構造では、背もたれを取り付けるためのねじ等を隠して椅子の外観を良好なものにすることはできても、背フレームに対して背もたれを取り付けた後に更に表皮材を張るようにしているので、背もたれを交換したい等の場合であっても表皮材を取り外した後でなければ交換することができない。このため、背もたれの交換に余計な手間がかかる構造であるので、汎用性が高いとは言い難い。また、特許文献2の背もたれの取付構造では、表皮材が後付け可能な態様でなければならないので、従来からある背もたれ全体を表皮材でくるんだ態様の椅子には適用することができない。この点からも、汎用性が高いとは言い難い。
そこで、本発明は、背フレームと背もたれとの着脱を容易に行うことが可能であると共にこれら背フレームと背もたれとの取付部を隠して椅子の外観を良好なものにすることができる背もたれの取付構造を提供することを目的とする。さらに、本発明は、構造が簡便でありながら良好な取り付け状態を実現することができ且つこの良好な取り付け状態を維持することができると共に背フレームに意匠性を持たせて外観を良好なものにすることができる背フレームカバーを提供することを目的とする。
かかる目的を達成するため、請求項1記載の背もたれの取付構造は、背フレームの前面に背もたれが配置されて前記背フレームの後面から前記背もたれを取り付けるための部品が装着されると共に前記背フレームの後面のうち前記装着された部品を含む領域に背フレームカバーが取り付けられ、当該背フレームカバーを前記背フレームに取り付けるための構造が当該背フレームカバーの前面に設けられて外観に現れないようにしている。
また、請求項5記載の背フレームカバーは、背フレームの前面に背もたれが配置されて前記背フレームの後面から前記背もたれを取り付けるための部品が装着された前記背フレームの後面に取り付けられ、且つ、前記背フレームの後面のうち前記装着された部品を含む領域に取り付けられ、前記背フレームに取り付けられるための構造が前面に設けられて外観に現れないようにしている。
したがって、これらの背もたれの取付構造及び背フレームカバーによると、背フレームの後面から背もたれを取り付けるようにしているので、背もたれの前面に例えば張り地などが張り設けられていたとしても、この張り地を取り外すことなく背フレームに対する背もたれの着脱が行われる。
また、これらの背もたれの取付構造及び背フレームカバーによると、背フレームの後面のうち当該背フレームに背もたれを取り付けるために装着された部品を含む領域、言い換えると、背フレームに背もたれを取り付けるための構造を含む領域に背フレームカバーを取り付けるようにしているので、繁雑な取付構造が覆われて外観が良好なものになると共に椅子の使用時などにおいて前記取付構造の凹凸に着衣などが引っ掛かってしまうことが防止される。
また、これらの背もたれの取付構造及び背フレームカバーによると、背フレームカバーの色彩や材質をこれが取り付けられる背フレームの色彩や材質と敢えて変えることによって椅子のデザイン上のアクセントとすることができる。
また、請求項2記載の発明は、請求項1記載の背もたれの取付構造において、前記背フレームに前記背もたれを取り付けるための前記部品がねじであると共に前記背フレームカバーを前記背フレームに取り付けるための前記構造として係止爪を有する係止片を備え、当該係止片の係止爪が前記ねじの頭部の下面に係止するようにしている。また、請求項6記載の発明は、請求項5記載の背フレームカバーにおいて、前記背フレームに前記背もたれを取り付けるための前記部品がねじであり、前記背フレームに取り付けられるための前記構造として係止爪を有する係止片を備え、当該係止片の係止爪が前記ねじの頭部の下面に係止するようにしている。これらの場合には、背もたれを取り付けるための部品であるねじを利用して背フレームカバーが取り付けられる。なお、ねじの頭部の下面とはねじの軸部側の面のことをいう。
また、請求項3記載の発明は、請求項1記載の背もたれの取付構造において、前記背フレームカバーを前記背フレームに取り付けるための前記構造として、スプリングピンが差し込まれる穴が軸心方向に形成されたボス部が前記背フレームカバーの前面に設けられると共に、前記スプリングピンが差し込まれた前記ボス部が嵌まり込む凹部と前記スプリングピンが差し込まれる穴とが連接して前記背フレームの後面に設けられるようにしている。また、請求項7記載の発明は、請求項5記載の背フレームカバーにおいて、前記背フレームに取り付けられるための前記構造として、スプリングピンが差し込まれる穴が軸心方向に形成されたボス部が前面に設けられ、前記背フレームの後面に設けられた凹部に前記スプリングピンが差し込まれた前記ボス部が嵌まり込むと共に前記凹部と連接して設けられた穴に前記スプリングピンが差し込まれるようにしている。これらの場合には、スプリングピンが差し込まれたボス部が凹部に嵌まり込むようにしているので、スプリングピンが差し込まれたボス部が拡張してしまうことが防止される。
また、請求項4記載の発明は、請求項1記載の背もたれの取付構造において、前記背もたれの後面の前記背フレームが接合する部分と前記背フレームの前面の前記背もたれが接合する部分とのそれぞれに相互に嵌合する凹凸が形成されるようにしている。また、請求項8記載の発明は、請求項5記載の背フレームカバーにおいて、前記背もたれの後面の前記背フレームが接合する部分と前記背フレームの前面の前記背もたれが接合する部分とのそれぞれに相互に嵌合する凹凸が形成されるようにしている。これらの場合には、背フレームに背もたれを取り付ける際の位置決めが容易に行われると共に取り付け後の両者の位置ずれなどが防止される。
また、請求項9記載の発明は、請求項1から4のいずれか一つに記載の背もたれの取付構造、または、請求項5から8のいずれか一つに記載の背フレームカバーを備える椅子であるようにしている。この場合には、上述の作用のうち対応する作用が実現される。
本発明の背もたれの取付構造及び背フレームカバーによれば、背もたれの前面の例えば張り地などを取り外すことなく背フレームに対する背もたれの着脱を行うことができるので、背フレームに未だ取り付けられておらず取り扱いが容易な状態の背もたれ枠に張り地を張ってから背フレームへの取り付け作業を行うことが可能であり、また、背もたれを交換する際に張り地を外す手間をかけないで背フレームからの取り外し作業を行うことが可能であるので、各種作業上の取り扱い易さの向上を図ることが可能になる。
また、本発明の背もたれの取付構造及び背フレームカバーによれば、背フレームに背もたれを取り付けるための繁雑な構造を覆って外観を良好なものにすることができるので、椅子の高級感を創出することが可能になる。また、椅子の使用時などにおいて背フレームに背もたれを取り付けるための構造の凹凸に着衣などが引っ掛かってしまうことを防止することができるので、椅子の使用の快適性と安全性との向上を図ることが可能になる。
また、本発明の背もたれの取付構造及び背フレームカバーによれば、背フレームカバーを椅子のデザイン上のアクセントにすることができるので、椅子のタイプに合わせて高級感,カジュアル感,クール感などを自由に創出することが可能になる。また、多様な雰囲気を自由に創出することが可能であるので、多様な椅子に適用することができ汎用性が非常に高い。
また、本発明の背もたれの取付構造及び背フレームカバーによれば、背もたれを取り付けるための部品であるねじを利用して背フレームカバーを取り付けることができるので、上述のような種々の効果を奏するための構造を実現するための部品点数の増加を最小限に抑えることが可能になる。すなわち、構造が簡便でありながら種々の効果を奏し得る構造を実現することが可能になる。
また、本発明の背もたれの取付構造及び背フレームカバーによれば、スプリングピンが差し込まれたボス部が拡張してしまうことを防止することができるので、背フレームに対する背フレームカバーの良好な取り付け状態を維持することが可能になる。
また、本発明の背もたれの取付構造及び背フレームカバーによれば、背フレームに背もたれを取り付ける際の位置決めを容易に行うことができると共に取り付け後の両者の位置ずれなどを防止することができるので、組み立て作業の容易性及び確実性の向上と使用時の快適性及び安全性の向上とを図ることが可能になる。
また、本発明の背もたれの取付構造または背フレームカバーを備える椅子によれば、上述の効果のうち対応する効果を発揮することが可能である。
本発明の背フレームカバー及び背もたれの取付構造が適用される実施形態の椅子の全体構造を示す側面図である。 実施形態の椅子の背もたれ枠及び背フレームの構造を説明する図である。(A)は前方斜視図である。(B)は後方斜視図である。 実施形態の椅子の背フレームの上側部分の構造を説明する図である。(A)は正面図(即ち前面)である。(B)は背面図(即ち後面)である。 実施形態の椅子の背もたれ枠の構造を説明する図であり、左縦枠下側部分の拡大背面図(即ち後面)である。 実施形態の椅子における背もたれ枠と背フレームと背フレームカバーとの組立構造を説明する分解斜視図である。 実施形態の椅子における背フレーム上端側での当該背フレームと取付ねじとの組み合わせ構造を説明する縦断面図である。 実施形態の椅子における背フレーム上端側での背もたれ枠と背フレームと背フレームカバーとの組み合わせ構造を説明する縦断面図である。 実施形態の椅子における背フレーム中間部での背フレームへの背フレームカバーの取付構造を説明する縦断面図である。 実施形態の椅子における背フレーム中間部下端であって背フレームカバー下端での背フレームへの背フレームカバーの取付構造を説明する縦断面図である。 実施形態の椅子における背フレーム上端側での背もたれ枠と背フレームとの接合部分を説明する縦断面図である。 背もたれを背フレームを介して支持部材に取り付ける従来の構造を説明する図である。 背もたれを背フレームを介して支持部材に取り付ける従来の他の構造を説明する図である。
以下、本発明の構成を図面に示す実施の形態の一例に基づいて詳細に説明する。
図1から図10に、本発明の背フレームカバー及び背もたれの取付構造並びに椅子の実施形態の一例を示す。なお、本実施形態では、本発明を図1に全体構造を示す椅子20に適用した場合を例に挙げて説明する。また、本明細書においては、椅子20の座17に座った着座者を基準にして上下、前後、左右を定義する。
本実施形態の椅子20は、複数個のキャスターを備える脚21と、当該脚21の脚支柱21aの頂部に取り付けられる支持部材19と、当該支持部材19の上方に揺動可能に取り付けられる座受部材18と、当該座受部材18の上面に取り付けられ支持されるクッション材からなる座17と、支持部材19及び座受部材18の左右に離間し対向して設けられると共に前端部1aが支持部材19に揺動可能に取り付けられる背フレーム1,1と、これら背フレーム1,1に取り付けられる背もたれ枠2とを有する。
そして、本発明の背もたれの取付構造は、背フレーム1,1の前面に背もたれを構成する背もたれ枠2が配置されて背フレーム1,1の後面から背もたれ枠2を取り付けるための部品としての取付ねじ4,5が装着されると共に背フレーム1,1の後面のうち装着された部品としての取付ねじ4,5を含む領域に背フレームカバー3,3が取り付けられ、当該背フレームカバー3,3を前記背フレームに取り付けるための構造が当該背フレームカバー3,3の前面に設けられて外観に現れないようにするものである。
また、本発明の背フレームカバー3は、背フレーム1,1の前面に背もたれを構成する背もたれ枠2が配置されて背フレーム1,1の後面から背もたれ枠2を取り付けるための部品としての取付ねじ4,5が装着された背フレーム1,1の後面に取り付けられ、且つ、背フレーム1,1の後面のうち装着された部品としての取付ねじ4,5を含む領域に取り付けられ、背フレーム1,1に取り付けられるための構造が前面に設けられて外観に現れないようにするものである。
左右の背フレーム1,1はそれぞれ、前端部1aから後ろ斜め上方に延伸し中間部(屈曲(湾曲)部分1iと呼ぶ)からは前傾しつつ上方に延伸するように、側面視概ね「く」字形に形成されて配設される。なお、以下においては、背フレーム1の、前端部1aから中間部(屈曲(湾曲)部分1i)手前までの後ろ斜め上方に延伸する部分を下側部分と適宜呼び、中間部(屈曲(湾曲)部分1i)より上から上端部までの前傾しつつ上方に延伸する部分を上側部分と適宜呼ぶ。なお、背フレーム1の材質は、特定の材質に限定されるものではなく、具体的には例えば樹脂により形成される。
また、左右の背フレーム1,1はそれぞれ、前端部1aが左右方向の揺動軸を介して支持部材19に揺動可能に取り付けられる。また、背フレーム1の前端部1aの後方に連結部1bが設けられ、当該連結部1bが左右方向の支軸を介して座受部材18に連結される。
背フレーム1の上側部分の前面には、上端部に上側連結凸部1cが形成され、その下方に下側連結凸部1dが形成される。
また、背フレーム1の上側連結凸部1c位置の後面から上側連結凸部1c内に達する程度の(したがって、前向きに凹む)ねじ頭部収容凹部11が形成されると共に、当該ねじ頭部収容凹部11から(言い換えると、凹部11にとっての底面から)上側連結凸部1cを貫通する貫通孔11aが形成される。
また、背フレーム1の下側連結凸部1d位置の後面から下側連結凸部1d内に達する程度の(したがって、前向きに凹む)ねじ頭部収容凹部12が形成されると共に、当該ねじ頭部収容凹部12から(言い換えると、凹部12にとっての底面から)下側連結凸部1dを貫通する貫通孔12aが形成される。
背もたれ枠2は、左右の縦枠2A,2Aと、上側横枠2C及び下側横枠2Dとから構成され、正面視において上下方向に長い概ね矩形の枠体状に形成されると共に、側面視において下端から中間部位にかけての範囲で前方にせり出して湾曲して形成される。また、背もたれ枠2の上側横枠2Cは側面視において上端で屈曲して後方に張り出すように形成され配設される。なお、背もたれ枠2の材質は、特定の材質に限定されるものではなく、具体的には例えば樹脂により形成される。
なお、図示していないが、背もたれ枠2の前面には張り地が取り付けられる。張り地としては適度な弾力性と張力とを発揮して変形可能な例えばメッシュ地を用いることができる。張り地の四辺縁部には例えば樹脂製の係止プレートが縫製によって取り付けられる。そして、背もたれ枠2の前面側から張り地が当てられた状態で、四辺縁部の係止プレートが、背もたれ枠2の前面側から回り込むようにして、背もたれ枠2の左右縦枠2A,2A各々の左右方向外側側面に形成された凹溝2a,2aと、後方に張り出す上側横枠2Cの後端面に形成された凹溝2bと、下側横枠2Dの下面に形成された凹溝2cとにそれぞれ嵌め込まれ係合される。これにより、背もたれ枠2の前面に張り地が張り設けられる。
背もたれ枠2の左右縦枠2A,2A各々の後面には、下端寄りの部位に下側連結凸部2eが形成され、その上方に上側連結凸部2dが形成される。さらに、この背もたれ枠2の縦枠2Aの各連結凸部2d,2eには、後面から前後方向の雌ねじ穴2f,2gがそれぞれ形成される。ここで、背もたれ枠2の上側連結凸部2dと背フレーム1の上側連結凸部1cとが当接し且つ背もたれ枠2の下側連結凸部2eと背フレーム1の下側連結凸部1dとが当接するように各連結凸部の位置関係や形状などが調整される。
また、本実施形態では、背もたれ枠2の後面の背フレーム1が接合する部分と背フレーム1の前面の背もたれ枠2が接合する部分とのそれぞれに相互に嵌合する凹凸が形成されるようにしている。
具体的には、背フレーム1の上側連結凸部1cの前面に環状の凸部1eが形成され、背もたれ枠2の上側連結凸部2dの後面に前記環状の凸部1eと嵌合する環状の凹部2hが形成される。また、背フレーム1の下側連結凸部1dの前面にも環状の凸部が形成され、背もたれ枠2の下側連結凸部2eの後面にも前記環状の凸部と嵌合する環状の凹部が形成される。
これら凸部1e等と凹部2h等とが形成されて嵌合することにより、背フレーム1に背もたれ枠2を取り付ける際の位置決めが容易になると共に取り付け後の両者の位置ずれなどが防止される。なお、各連結凸部(1c,2d等)に相互に嵌合する凸部や凹部が形成されることは本発明において必須の構成ではない。さらに言えば、本発明における背フレーム1と背もたれ枠2との接合部分の構造は、本実施形態における連結凸部(1c,2d等)に限られるものではなく、背フレーム1の前面に背もたれ枠2が配置されて背フレーム1の後面から背もたれ枠2を取り付けるための部品が装着される構造であればどのようなものであっても良い。
そして、背もたれ枠2の縦枠2A後面の上側連結凸部2d(雌ねじ穴2f)と背フレーム1前面の上側連結凸部1c(貫通孔11a)とが接合されて背フレーム1の後面から装着される取付ねじ4によって結合されると共に、縦枠2A後面の下側連結凸部2e(雌ねじ穴2g)と背フレーム1前面の下側連結凸部1d(貫通孔12a)とが接合されて背フレーム1の後面から装着される取付ねじ5によって結合される。
これにより、背もたれ枠2の後方(上下の連結凸部2d,2e後面)に背フレーム1が取り付けられ、この背フレーム1を介して背もたれ枠2が支持部材19に取り付けられる。
このとき、取付ねじ4は、背フレーム1後面の上側のねじ頭部収容凹部11内に挿入され、頭部4aがねじ頭部収容凹部11内にある状態で、軸部4bが貫通孔11aを貫通して背もたれ枠2後面の上側連結凸部2dの雌ねじ穴2fに螺合する。
また、取付ねじ5は、背フレーム1後面の下側のねじ頭部収容凹部12内に挿入され、頭部5aがねじ頭部収容凹部12内にある状態で、軸部5bが貫通孔12aを貫通して背もたれ枠2後面の下側連結凸部2eの雌ねじ穴2gに螺合する。
そして、背もたれ枠2を後方から背フレーム1によって支持することに纏わる構造である背フレーム1後面の、取付ねじ4を収容した状態の上側のねじ頭部収容凹部11や取付ねじ5を収容した状態の下側のねじ頭部収容凹部12を覆って隠すことによって外観を良好なものにすると共に余計な凹凸を塞いで着衣などの引っ掛かりを防止するため、背フレーム1後面の上端部から屈曲(湾曲)部分1iまでを覆う領域に着脱自在の背フレームカバー3が取り付けられる。
本実施形態では、背フレームカバー3は板状のカバー部3aを有し、当該カバー部3aが背フレーム1の上側部分の略全体と屈曲(湾曲)部分1iとを覆うカバーとして側面視概ね「し」字形に形成される。
そして、本実施形態の背もたれの取付構造は、背フレーム1に背もたれ枠2を取り付けるための部品が取付ねじ4,5であると共に背フレームカバー3を背フレーム1に取り付けるための構造として係止爪6a,7aを有する係止片6A・6B,7A・7Bを備え、当該係止片6A・6B,7A・7Bの係止爪6a,7aが取付ねじ4,5の頭部4a,5aの下面(即ち、軸部4b,5b側の面)に係止するようにしている。
そしてまた、本実施形態の背フレームカバー3は、背フレーム1に背もたれ枠2を取り付けるための部品が取付ねじ4,5であり、背フレーム1に取り付けられるための構造として係止爪6a,7aを有する係止片6A・6B,7A・7Bを備え、当該係止片6A・6B,7A・7Bの係止爪6a,7aが取付ねじ4,5の頭部4a,5aの下面(即ち、軸部4b,5b側の面)に係止するようにしている。
具体的には、背フレームカバー3のカバー部3aの、背フレーム1への取付状態における前面即ち背フレーム1と対向する面には、上端寄り位置に上側係止部6が形成され、その下方に下側係止部7が形成される。ここで、上側係止部6が背フレーム1後面の上側のねじ頭部収容凹部11の位置に合致し且つ下側係止部7が背フレーム1後面の下側のねじ頭部収容凹部12の位置に合致するように位置が調整されて各係止部6,7は形成される。
各係止部6,7は、カバー部3aの前面から前方に向かって即ち背フレーム1に向かって延出して形成される。本実施形態では、係止部6は上下に対向して配置され且つ各々が対向する他方に対して突出する係止爪6aを前端部(言い換えると、先端部)に有する一対の係止片6A,6Bとして形成され、係止部7は上下に対向して配置され且つ各々が対向する他方に対して突出する係止爪7aを前端部(言い換えると、先端部)に有する一対の係止片7A,7Bとして形成される。
そして、背フレームカバー3は、背もたれ枠2の後方(上下の連結凸部2d,2e後面)に取付ねじ4,5によって背フレーム1が取り付けられた状態で、当該背フレーム1の後面に取り付けられる。
このとき、背フレームカバー3の各係止部6,7は、背フレーム1後面の上下のねじ頭部収容凹部11,12にそれぞれ挿入され、係止爪6a,7aが取付ねじ4,5の頭部4a,5aの下面に係止する。
主に図7を参照して上側係止部6について具体的に説明すると、取付ねじ4が嵌められた背フレーム1の上側のねじ頭部収容凹部11内に上側係止部6(係止片6A,6B)が挿入されると、対向する係止片6A,6Bの係止爪6a,6aが取付ねじ4の頭部4aの縁部に当接した後に係止片6A,6Bがやや反って拡がりながら前記縁部を摺動し、取付ねじ4の頭部4aの下面(即ち、軸部4b側の面)に達して頭部縁部に係止する。
なお、係止爪6a,6aを取付ねじ4の頭部4aの下面縁部に進入させるための空間である溝11bが、取付ねじ4の頭部4a下面が当接する面に、一対の係止片6A,6Bが対向する方である上下方向に形成される。これにより、取付ねじ4は頭部4aの下面をねじ頭部収容凹部11の前面(凹部11にとっての底面)に当接させて固定され、係止爪6a,6aは溝11bに入り込んで取付ねじ4の頭部4aの下面縁部に係止して固定される。
以上のように構成された背フレームカバー3の取付構造によれば、背フレームカバー3の係止爪6a,7aのような形状の係止爪を引っ掛けて係止するためには通常はアンダーカット部や部品を別に設けるようにしなければならないところ、部材(即ち背もたれ枠2)を取り付けるためにもともと用いられる部品(即ち取付ねじ4,5)に係止爪6a,7aを係止させることができる。したがって、係止用のアンダーカット部を別途に形成する必要がないので部材の成形用の金型を複雑な形状にしないで済むと共に成形の工程の余計な手間を省くことができる。また、係止用の部品を別途に取り付ける必要がないのでその分の部品点数を抑えることができる。
また、本実施形態の背フレームカバー3は、下側係止部7の下方であって、背フレーム1に取り付けた際の背フレーム1の屈曲(湾曲)部分1iの中間位置に結合部8を有する。この結合部8は、背フレーム1の屈曲(湾曲)部分1iにおける背フレームカバー3の背フレーム1への取り付け状態(言い換えると、背フレーム1と背フレームカバー3との接合状態)を良好に保つためのものである。
そして、本実施形態の背もたれの取付構造としては、背フレームカバー3を背フレーム1に取り付けるための構造として、スプリングピン13が差し込まれる穴が軸心方向に形成されたボス部8が背フレームカバー3の前面に設けられると共に、スプリングピン13が差し込まれたボス部8が嵌まり込む凹部14Aとスプリングピン13が差し込まれる穴14Bとが連接して背フレーム1の後面に設けられるようにしている。
また、本実施形態の背フレームカバー3としては、背フレーム1に取り付けられるための構造として、スプリングピン13が差し込まれる穴が軸心方向に形成されたボス部8が前面に設けられ、背フレーム1の後面に設けられた凹部14Aにスプリングピン13が差し込まれたボス部8が嵌まり込むと共に凹部14Aと連接して設けられた穴14Bにスプリングピン13が差し込まれるようにしている。
より具体的には、背フレームカバー3のカバー部3a前面には、結合部8として、スプリングピン13が差し込まれる穴が軸心方向に形成されたボス部8が前方に突出して設けられる。
また、背フレーム1後面の屈曲(湾曲)部分1iの中間位置には、背フレームカバー3のカバー部3a前面のボス部8が嵌まり込むボス嵌合凹部14Aが前後方向に設けられると共に当該ボス嵌合凹部14Aから(言い換えると、凹部14Aにとっての底面から)同軸方向にスプリングピン13が差し込まれるピン差込穴14Bが連接し連通して設けられる。
そして、スプリングピン13がセットされて背フレームカバー3前面のボス部8がボス嵌合凹部14Aに挿入され、スプリングピン13が背フレーム1のピン差込穴14Bと背フレームカバー3のボス部8とに亘って嵌まり込むと同時にボス部8が背フレーム1のボス嵌合凹部14Aに嵌まり込む構造が実現される。この構造によれば、スプリングピン13が嵌まり込んだボス部8の外周がボス嵌合凹部14Aによって拘束される。
そして、スプリングピン13が嵌まり込んだボス部8の外周が拘束されていない場合には時間の経過と共にボス部8が拡張するなどしてスプリングピン13の嵌合が緩んでしまい結合力が弱まって背フレームカバー3が背フレーム1に対して浮いてしまうことがある一方で、スプリングピン13が嵌合するボス部8の外周を拘束する上述の構造の場合にはボス部8が拡張することが防止されるためにスプリングピン13の嵌合が緩んでしまうことがないので背フレーム1に対する背フレームカバー3の良好な取り付け状態が維持される。
本実施形態の背フレームカバー3は、さらに、この背フレームカバー3にとっての下端であって、背フレーム1の屈曲(湾曲)部分1iの下端(前端)位置に係止部9を有する。
本実施形態では、背フレームカバー3のカバー部3a前面下端には、係止部9として、先端に係止爪9aが形成された係止片が前方に突出して設けられる。
また、背フレーム1後面の屈曲(湾曲)部分1i下端(前端)には、背フレームカバー3のカバー部3a前面の係止片9が差し込まれる係止穴15が設けられ、当該係止穴15の先端(前端)部分に係止爪9aが係止される凹部15aが形成される。なお、当該凹部15aはアンダーカットになってしまうが、椅子20の普段の使用状態においては見えない箇所である左右の背フレーム1各々の左右方向内側側面にスライドコア用の穴を設けることにより、外観を損なうことなく係止爪9aを係止させるためのアンダーカット部を成形することができる。
以上のように構成された本発明の背もたれの取付構造及び背フレームカバーによれば、背フレーム1の後面から背もたれ枠2を取り付けるようにしているので、背もたれ枠2の前面に張り地が張り設けられていたとしても、この張り地を取り外すことなく背フレーム1に対する背もたれ枠2の着脱を行うことができる。
また、本発明の背もたれの取付構造及び背フレームカバーによれば、背フレーム1の後面のうち当該背フレーム1に背もたれ枠2を取り付けるために装着されたねじ4,5を含む領域、言い換えると、背フレーム1に背もたれ枠2を取り付けるための構造を含む領域に背フレームカバー3を取り付けるようにしているので、繁雑な取付構造を覆って外観を良好なものにすることができると共に椅子20の使用時などにおいて前記取付構造の凹凸に着衣などが引っ掛かってしまうことを防止することができる。また、例えば背フレーム1全体を覆うのではなくて少なくともねじ4,5の装着部分のみを覆う構成とすることができるので、簡便な構造で上記効果を発揮させることができる。
さらに、本発明の背もたれの取付構造及び背フレームカバーによれば、背フレームカバー3の色彩や材質をこれが取り付けられる背フレーム1の色彩や材質と敢えて変えることによって椅子20のデザイン上のアクセントとすることができる。
なお、上述の形態は本発明の好適な形態の一例ではあるがこれに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能である。例えば、上述の実施形態では本発明を図1に全体構造を示す椅子20に適用した場合を例に挙げて説明したが、本発明が適用され得る椅子は上述の実施形態における椅子20に限られるものではなく、背もたれが後ろ側から背フレームによって支持される構造を有する椅子全般に対して本発明は適用することができる。特に付け加えると、背もたれを背フレームによって後ろ側から支持する構造であってこれら背もたれと背フレームとを接合するための部品(本実施形態では取付ねじ4,5)を背フレームの後面から装着する構造であり、背フレームの後面にこの接合部品を含む構造が配設される構造を有する椅子全般に対して本発明は適用することができ、背もたれや背フレームのその他の形状や構成・構造は本実施形態の背もたれ枠2や背フレーム1に限られるものではない。
また、上述の実施形態では上側係止部6,下側係止部7は上下に対向して配置される一対の係止片6A及び6B,7A及び7Bを有するものとして構成されているが、係止部の構造はこれに限られるものではなく、左右に対向して配置される一対の係止片であっても良いし、三つ以上の係止片であっても良いし、或いは、一つの係止片のみであっても良い。なお、一つの係止片のみによって各係止部6,7を構成する場合には、例えば、上側係止部6の係止片を取付ねじ4の上側に設けると共に下側係止部7の係止片を取付ねじ5の下側に設けるようにすることにより、上側係止部6の係止片と下側係止部7の係止片とによって上下に挟み込む効果が発揮され得るので背フレームカバー3を確実に取り付けることができる。
また、上述の実施形態では背フレームカバー3は背フレーム1後面の上端部から屈曲(湾曲)部分1iまでを覆う領域に取り付けられると共に、したがって背フレームカバー3の全長が比較的長いので上側係止部6と下側係止部7とに加えてこれらの下方に結合部8と係止部9とを有するものとして構成されているが、背フレームカバー3が覆う領域や構造は上述の実施形態におけるものには限られない。すなわち、背フレームカバー3は、背もたれ枠2を後ろ側から背フレーム1によって支持するための構造であって背フレーム1後面に現れる上側のねじ頭部収容凹部11と下側のねじ頭部収容凹部12とを少なくとも覆う領域に取り付けられるようにしても良い。そして、上側のねじ頭部収容凹部11及び下側のねじ頭部収容凹部12のみを覆う領域に背フレームカバー3が取り付けられる場合には、これらに係止する上側係止部6及び下側係止部7のみによって背フレームカバー3は確実に且ついずれかの部分が浮くようなこともなく背フレーム1に取り付けられ得るので、結合部8や係止部9を設けないようにしても良い。また、背フレームカバー3の全長によっては、上側係止部6と下側係止部7とに加えて下端の係止部9のみを設けるようにしても良い。
また、上述の実施形態では背フレームカバー3の結合部8としてスプリングピン13を用いる構造としているが、結合部8の構造はこれに限られるものではない。例えば、背フレームカバー3にボス部8を設けると共に、背フレーム1にボス部8が嵌まり込むボス嵌合凹部14Aのみを設け、ボス部8をボス嵌合凹部14Aに差し込むだけでも良い。
また、上述の実施形態では背フレームカバー3の係止部9として先端に係止爪9aが形成された係止片を用いる構造としているが、係止部9の構造はこれに限られるものではない。例えば、上述の実施形態における結合部8と同様にスプリングピン13を用いる構造にしても良いし、上記のようにスプリングピンを用いずにボス部及び嵌合凹部のみの構造にしても良い。
また、上述の実施形態では背フレーム1と背フレームカバー3との表面が面一(つらいち)になるように構成されているが、これに限られず、背フレームカバー3部分を背フレーム1に対して凸部にしたり凹部にしたりしても良い。また、背フレームカバー3の材質や色彩を背フレーム1と敢えて異なるようにしても良い。このように背フレームカバー3の形態や色彩や材質などを背フレーム1に対して敢えて変化させることにより、外観を損なうことになってしまう背もたれ枠2の取付に纏わる構造を隠すことに加え、背フレームカバー3自体をデザイン上のアクセントとすることにより、外観をより一層良好なものにすることが可能である。
1 背フレーム
2 背もたれ枠
3 背フレームカバー
4 取付ねじ
5 取付ねじ
20 椅子

Claims (9)

  1. 背フレームの前面に背もたれが配置されて前記背フレームの後面から前記背もたれを取り付けるための部品が装着されると共に前記背フレームの後面のうち前記装着された部品を含む領域に背フレームカバーが取り付けられ、当該背フレームカバーを前記背フレームに取り付けるための構造が当該背フレームカバーの前面に設けられて外観に現れないことを特徴とする背もたれの取付構造。
  2. 前記背フレームに前記背もたれを取り付けるための前記部品がねじであると共に前記背フレームカバーを前記背フレームに取り付けるための前記構造として係止爪を有する係止片を備え、当該係止片の係止爪が前記ねじの頭部の下面に係止することを特徴とする請求項1記載の背もたれの取付構造。
  3. 前記背フレームカバーを前記背フレームに取り付けるための前記構造として、スプリングピンが差し込まれる穴が軸心方向に形成されたボス部が前記背フレームカバーの前面に設けられると共に、前記スプリングピンが差し込まれた前記ボス部が嵌まり込む凹部と前記スプリングピンが差し込まれる穴とが連接して前記背フレームの後面に設けられることを特徴とする請求項1記載の背もたれの取付構造。
  4. 前記背もたれの後面の前記背フレームが接合する部分と前記背フレームの前面の前記背もたれが接合する部分とのそれぞれに相互に嵌合する凹凸が形成されることを特徴とする請求項1記載の背もたれの取付構造。
  5. 背フレームの前面に背もたれが配置されて前記背フレームの後面から前記背もたれを取り付けるための部品が装着された前記背フレームの後面に取り付けられ、且つ、前記背フレームの後面のうち前記装着された部品を含む領域に取り付けられ、前記背フレームに取り付けられるための構造が前面に設けられて外観に現れないことを特徴とする背フレームカバー。
  6. 前記背フレームに前記背もたれを取り付けるための前記部品がねじであり、前記背フレームに取り付けられるための前記構造として係止爪を有する係止片を備え、当該係止片の係止爪が前記ねじの頭部の下面に係止することを特徴とする請求項5記載の背フレームカバー。
  7. 前記背フレームに取り付けられるための前記構造として、スプリングピンが差し込まれる穴が軸心方向に形成されたボス部が前面に設けられ、前記背フレームの後面に設けられた凹部に前記スプリングピンが差し込まれた前記ボス部が嵌まり込むと共に前記凹部と連接して設けられた穴に前記スプリングピンが差し込まれることを特徴とする請求項5記載の背フレームカバー。
  8. 前記背もたれの後面の前記背フレームが接合する部分と前記背フレームの前面の前記背もたれが接合する部分とのそれぞれに相互に嵌合する凹凸が形成されることを特徴とする請求項5記載の背フレームカバー。
  9. 請求項1から4のいずれか一つに記載の背もたれの取付構造、または、請求項5から8のいずれか一つに記載の背フレームカバーを備えることを特徴とする椅子。
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